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JP2006253875A - 撮像装置 - Google Patents

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Tomonori Sato
友則 佐藤
Yasuhiro Kingetsu
靖弘 金月
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Konica Minolta Photo Imaging Inc
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Abstract

【課題】撮影して得られた画像ファイルの識別に有効な情報をファイル名やフォルダ名に付与できる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置1Aは、その周辺に存在する受信可能なICタグを検出し、ICタグに記憶される情報を無線電波により読み出せるICタグリーダ48を備えている。撮像装置1Aでは、ICタグがその緯度・経度の情報を記憶している場合には、この情報をICタグリーダ48で読み取り、例えば「(緯度)_(経度)_***(連番).jpg」というファイル名をカメラ制御部40Aで生成する。そして、このファイル名を、撮影して得られた画像ファイルに付与してメモリカード9に保存する。その結果、画像ファイルの識別に有効な情報をファイル名等に付与できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体を撮影して画像ファイルを生成する撮像装置に関する。
デジタルカメラなどの撮像装置を用いて撮影を行うと、メモリカードに作成されるフォルダは通常1つであり、画像ファイルも「***(連番).jpg」(つまり、「***0001.jpg」、「***0002.jpg」、・・・)といった連番方式によってファイル名が設定される。よって、撮影後に画像ファイルを整理しようとする場合、どの画像ファイルに何が写っているかが分からず、膨大な数の画像ファイル1つ1つを開いて識別作業を行う必要がある。
一方、膨大な画像群から所望の画像を識別する方法として、例えば特許文献1に開示される技術が提案されている。この技術によれば、カメラマンが遊園地等で撮影した多数の画像ファイルから、撮影日時・場所および顧客の移動履歴を参照することにより、顧客が写っていると推定される画像を検索できる。
特開2003−199032号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、撮影日時・場所および顧客の移動履歴の管理が必要であるため、システム構成が複雑である。
一方、画像ファイルの識別に有効な情報を画像記録時に付与できれば、撮影後の画像整理に効果的である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、撮影して得られた画像ファイルの識別に有効な情報をファイル名やフォルダ名に付与できる撮像装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、被写体を撮影して画像ファイルを生成する撮像装置であって、(a)無線による情報発信が可能な情報発信装置に記憶された情報を読み取る読取り手段と、(b)前記読取り手段で読み取られた情報に基づき、前記画像ファイルに付与するファイル名および/または前記画像ファイルを保存するフォルダ名を設定する設定手段とを備える。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る撮像装置において、前記情報発信装置は、ICタグとして構成されており、前記読取り手段は、(a-1)前記ICタグの周辺において前記ICタグに記憶された情報の読取りが可能なICタグリーダを有する。
また、請求項3の発明は、被写体を撮影して画像ファイルを生成する撮像装置であって、(a)撮影場所に関する情報を取得する情報取得手段と、(b)前記情報取得手段で取得された情報に基づき、前記画像ファイルに付与するファイル名および/または前記画像ファイルを保存するフォルダ名を設定する設定手段とを備える。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明に係る撮像装置において、前記情報取得手段は、(a-1)ICタグの周辺において前記ICタグに記憶された位置情報の無線読取りが可能なICタグリーダと、(a-2)前記ICタグリーダで読み取られた位置情報に基づき、前記撮影場所に関する情報を取得する手段とを有し、前記ICタグは、所定の間隔で配設されている。
また、請求項5の発明は、請求項3または請求項4の発明に係る撮像装置において、前記情報取得手段は、(a-3)GPSを用いて前記撮像装置の位置を検出する位置検出手段と、(a-4)前記位置検出手段で検出された位置の情報に基づき、前記撮影場所に関する情報を取得する手段とを有する。
上記の課題を解決するため、請求項1および請求項2の発明によれば、無線による情報発信が可能な情報発信装置に記憶された情報を読み取り、この情報に基づき画像ファイルに付与するファイル名および/または画像ファイルを保存するフォルダ名を設定するため、撮影して得られた画像ファイルの識別に有効な情報をファイル名やフォルダ名に付与できる。
特に、請求項2の発明においては、ICタグの周辺においてICタグに記憶された情報の読取りが可能なICタグリーダを有しているため、情報の読取りを容易に行える。
また、請求項3の発明によれば、撮影場所に関する情報を取得し、この情報に基づき画像ファイルに付与するファイル名および/または画像ファイルを保存するフォルダ名を設定するため、撮影して得られた画像ファイルの識別に有効な情報をファイル名やフォルダ名に付与できる。
また、請求項4の発明においては、所定の間隔で配設されているICタグからICタグリーダによって位置情報に基づき撮影場所に関する情報を取得するため、撮影場所情報の取得を容易に行える。
また、請求項5の発明においては、GPSを用いて撮像装置の位置を検出する位置検出手段によって検出された位置の情報に基づき撮影場所に関する情報を取得するため、撮影場所情報の取得を容易に行える。
<第1実施形態>
<撮像装置の要部構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置1Aの機能ブロックを示す図である。
撮像装置1Aは、デジタルカメラとして構成されており、撮像センサ11と、撮像センサ11に接続する信号処理部2と、信号処理部2に接続する画像処理部3と、カメラ制御部40Aとを備えている。
撮像センサ11は、R(赤)、G(緑)、B(青)の原色透過フィルターが市松状に配列されたエリア撮像センサとして構成されており、全画素読み出しタイプの撮像素子となっている。この撮像センサ11では、電荷の蓄積が完了すると光電変換された信号が遮光された転送路にシフトされ、ここからバッファを介して読み出されて、レンズ群13を含む撮像光学系により結像された被写体像に係る画像信号が出力される。また、撮像センサ11の前には、光学LPF12が設けられている。
信号処理部2は、CDS21とAGC22とA/D変換部23とを有している。
撮像センサ11から出力された画像信号は、CDS21でサンプリングされ撮像センサ11のノイズを除去した後、AGC22により感度補正が行われる。
A/D変換部23は、例えば10ビットAD変換器として構成されており、AGC22で正規化されたアナログ信号をデジタル化する。デジタル化された画像信号は、画像処理部3で所定の画像処理が施された画像ファイルが生成される。
画像処理部3は、CPUおよびメモリを有しており、デジタル処理部3aと画像圧縮部35とビデオエンコーダー38とメモリカードドライバ39とを備えている。
デジタル処理部3aは、カラーバランス評価用積算器30と画素補間部31と解像度変換部32とホワイトバランス制御部33とガンマ補正部34とを有している。
画像処理部3に入力された画像データは、撮像センサ11の読出しに同期し、例えばSDRAMで構成される画像メモリ41に書込みまれる。以後、この画像メモリ41に格納される画像データにアクセスし、デジタル処理部3aで各種の処理が行われる。
画像メモリ41上の画像データは、カラーバランス評価用積算器30によって、色毎(RGB)に小エリア毎の画素積算データが算出される。この小エリアとは、1画面を多分割した分割エリアのことである。このような小エリア内での画素値の積算を行うことにより平均処理を施すのと同等の効果が得られる。このカラーバランス評価用積算器30の演算結果を用いてRGB各画素のゲインデータが求められる。
そして、ホワイトバランス制御部33によりRGB各画素が独立にゲイン補正されて、RGBのホワイトバランス補正が行われる。このホワイトバランス補正では、撮影被写体から本来白色と思われる部分を輝度、彩度データ等から推測しその部分のR、G、Bそれぞれの平均、G/R比、G/B比を求めて、このG/R比およびG/B比をR、Bの補正ゲインとして補正制御が行われる。
ホワイトバランス補正が行われた画像データは、画素補間部31でRGB各画素をそれぞれのフィルターパターンでマスキングした後、高帯域まで画素を持つGについてはメディアン(中間値)フィルターで周辺4画素の中間2値の平均値に置換する。R、Bに関しては平均補間が行われる。
補間された画像データにおけるRGBデータは、ガンマ補正部34で各出力機器に適合した非線形変換が行われた後、マトリクス演算によりRGBからY、R−Y、B−Yデータが算出されて画像メモリ41に格納される。
そして、このY、R−Y、B−Yデータについては、水平垂直の縮小または間引きが行われ、解像度変換部32で記録画像の画素数に解像度変換が行われる。また、モニタ表示においても、解像度変換部32で間引きが行われ、LCDモニタ43、電子ビューファインダー44で表示するための低解像度画像を作成する。
プレビュー(ライブビュー)時は、画像メモリ41から読み出された640*240画素の低解像度画像がビデオエンコーダー38でNTSC/PALにエンコードされ、これをフィールド画像として電子ファインダー44またはLCDモニタ43で画像再生を行う。また、画像記録時は、設定された記録用解像度の画像を画像圧縮部35により例えばJPEG方式の圧縮処理を行った後に、メモリーカードドライバー39によりメモリーカード9に圧縮画像が記録される。
カメラ制御部40Aは、CPUおよびメモリを備え、シャッターボタン、ズームボタン、メインスイッチなどを有する操作部49に対して撮影者が行う操作入力を処理する。
撮像装置1Aは、本撮影前に被写体を動画的態様でLCDモニタ43などに表示するライブビュー表示時には、シャッター45の光学絞り値が絞りドライバー46によって開放固定となる。また、撮像センサ11の電荷蓄積時間に関しては、撮像センサ11で取得した画像のうち選択された測光エリアで測光される光量データに基づき、カメラ制御部40Aで露出制御データが演算される。そして、カメラ制御部40Aで算出された露出制御データに基づいて予め設定されたプログラム線図により、タイミングジェネレーターセンサドライバー47で撮像センサ11の露光時間が適正となるようにフイードバック制御が行われる。
また、撮像装置1Aでは、本撮影時に、上記の測光された光量データに基づき予め設定されたプログラム線図により絞りドライバ46とタイミングジェネレーターセンサドライバー47で撮像センサ11ヘの露光量が制御される。
撮像装置1Aは、無線による情報発信が可能な情報発信装置として機能するICタグの周辺、つまりICタグを中心とした一定範囲の特定領域においてICタグに記憶された情報の読取りが可能なICタグリーダ48を備えている。そして、このICタグリーダ48を用いて取得されたICタグの情報に基づき、撮像装置1Aでは撮影画像データのファイル名を設定できるようになっている。このファイル名の設定について詳しく説明する。
<ファイル名の設定について>
撮像装置1Aは、上述のように撮像装置1Aの周辺に存在する受信可能なICタグを検出し、ICタグの情報を無線電波により読み出せるICタグリーダ48を有している。
ここで、上記のICタグが緯度および経度についての場所情報を記憶している場合には、この情報を撮影画像ファイルのファイル名に反映できれば、撮影場所が明確となって画像整理の際に便利である。なお、ICタグは通常、受信可能範囲が数メートル程度と比較的狭い範囲に限定されるため、緯度・経度情報を格納するICタグは所定の間隔(例えば上記の数メートルおき)で配設するのが好ましい。
そこで、撮像装置1Aでは、ICタグ内にICタグの位置を表す緯度・経度情報が格納されている場合、この位置情報をICタグリーダ48で読み取り、例えば「(緯度)_(経度)_***(連番).jpg」という構成のファイル名をカメラ制御部40Aで生成する。そして、このように設定されたファイル名を、画像ファイルに付与してメモリカード9に保存する。
以上のようにICタグリーダ48で読み取られた位置情報に基づき撮影場所に関する情報を取得し、この撮影場所情報を反映したファイル名を設定するため、画像ファイルの識別に有効な情報をファイル名に付与できることとなる。
一方、ICタグリーダ48によってICタグが検出されない場合、またはICタグが検出されても緯度・経度情報などの位置情報が格納されていない場合には、上記の背景技術で説明した通常の連番方式、例えば「***(連番).jpg」というファイル名が設定される。
<撮像装置1Aの動作>
図2は、撮像装置1Aの基本的な動作を示すフローチャートである。本動作は、カメラ制御部40Aによって実行される。
ステップST1では、操作部49のシャッターボタンに対する撮影者の操作により撮影指示が行われたかを判定する。具体的には、シャッターボタンが全押し(S2オン)されたかを判断する。ここで、撮影指示が行われた場合には、ステップST2に進み、撮影指示が行われていない場合には、ステップST1を繰り返す。
ステップST2では、撮像センサ11にて露光を行う。
ステップST3では、絞りドライバー46によってシャッター45を閉じる。
ステップST4では、撮像センサ11から画像信号を読み出して撮影画像を取得する。
ステップST5では、ステップST4で取得した撮影画像に対して信号処理部2および画像処理部3で画像処理を行う。
ステップST6では、ステップST5で画像処理された画像データに対して画像圧縮部35によりJPEG形式の圧縮処理を施し、画像ファイルを生成する。
ステップST7では、ICタグリーダ48により撮像装置1Aの周辺に存在するICタグが検出されたかを判定する。ここで、ICタグが検出された場合には、ステップST8に進み、検出されない場合には、ステップST11に進む。
ステップST8では、ICタグリーダ48により検出されたICタグに記憶される情報を読み出す。
ステップST9では、ステップST8で読み出されたICタグの記憶情報が利用可能であるかを判定する。すなわち、上述した緯度・経度情報がICタグから得られるか否かを判断する。ここで、ICタグの情報が利用可能である場合には、ステップST10に進み、利用可能でない場合には、ステップST11に進む。
ステップST10では、ICタグの情報を、ステップST6で生成した画像ファイルのファイル名に反映する。例えば、上述した「(緯度)_(経度)_***(連番).jpg」というファイル名が設定される。
ステップST11では、ステップST6で生成した画像ファイルのファイル名を、上述した通常の連番方式で作成する。
ステップST12では、ステップST10またはステップST11で設定されたファイル名が付与された画像ファイルを、メモリカード9に保存する。
以上の撮像装置1Aの動作により、ICタグリーダで読み取った緯度・経度情報をファイル名に反映させるため、撮影して得られた画像ファイルの識別に有効な情報をファイル名に付与できる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る撮像装置1Bについては、第1実施形態の撮像装置1Aと類似する構成を有しているが、カメラ制御部の構成が異なっている。
すなわち、撮像装置1Bのカメラ制御部40Bは、ICタグリーダ48で読み出されたICタグの情報を反映したフォルダ名を設定することが可能となっている。
具体的には、ICタグ内に緯度・経度情報が格納されている場合には、この位置情報をICタグリーダ48で読み取り、例えば「(緯度)_(経度)」という名称のフォルダをメモリカード9に生成する。そして、このフォルダに、被写体を撮影して得られた画像ファイルを保存する。
以上のようにICタグリーダ48で読み取られた位置情報に基づき撮影場所に関する情報を取得し、この撮影場所情報を反映したフォルダ名を設定するため、画像ファイルの識別に有効な情報をフォルダ名に付与できることとなる。
一方、ICタグリーダ48によってICタグが検出されない場合、またはICタグが検出されても緯度・経度情報などの位置情報が格納されていない場合には、上記の背景技術で説明した通常の方式でフォルダ名が設定される。
<撮像装置1Bの動作>
図3は、撮像装置1Bの基本的な動作を示すフローチャートである。本動作は、カメラ制御部40Bによって実行される。
ステップST21〜ST29では、図2のフローチャートに示すステップST1〜ST9と同様の動作を行う。
ステップST30では、ICタグの情報をフォルダ名に反映したフォルダをメモリカード9に生成する。例えば、上述した「(緯度)_(経度)」という構成のフォルダ名が設定される。
ステップST31では、上述した通常の方式で作成したフォルダ名のフォルダをメモリカード9に生成する。
ステップST32では、ステップST30またはステップST31で設定されたフォルダ名が付与されたフォルダに、ステップST26で生成した画像ファイルを保存する。
以上の撮像装置1Bの動作により、ICタグリーダで読み取った緯度・経度情報をフォルダ名に反映させるため、撮影して得られた画像ファイルの識別に有効な情報をフォルダ名に付与できる。
なお、撮像装置1A、1Bにおいては、ICタグを利用して撮影場所に関する情報を取得するのは必須でなく、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)を用いて撮像装置の位置を検出する位置検出器を撮像装置に設け、この位置検出器で検出された位置の情報に基づき、撮影場所に関する情報を取得するようにしても良い。このような方法で得られた撮影場所情報をファイル名やフォルダ名に反映することよっても、画像ファイルの識別に有効である。
<変形例>
◎上記の各実施形態におけるICタグの情報については、ファイル名のみ、フォルダ名のみに反映させるのは必須でなく、ファイル名およびフォルダ名に反映させるようにしても良い。この具体例1〜3を以下で説明する。
(1)具体例1
動物園のゾウの囲いの適所に設置されるICタグからゾウという情報をICタグリーダ48で読み取り、「ZOU」という名称のフォルダをメモリカード9に作成する。そして、「ZOU_***(連番).jpg」という名称の画像ファイルを上記の「ZOU」フォルダ内に保存する。
なお、ICタグ内の「**動物園」という情報もICタグリーダ48を介して取得できるようにすると、「ZOU」フォルダの上位に「**DOUBUTSUEN」というフォルダを作成することが可能となる。
(2)具体例2
製品に取付けられたICタグにメーカー名や製品名の情報が格納されている場合には、これをICタグリーダ48で読み取ってファイル名やフォルダ名に反映させる。
例えばカバン販売店に行って、その場所情報からKABANYAという情報を受け取り、まず「KABANYA」という名称のフォルダをメモリカード9に作成する。
そして、お目当てのカバンの前でメーカー名および製品名の情報をICタグリーダ48によって読み取り、「(メーカー名)_(製品名)_***(連番).jpg」という名称の画像ファイルを、上記の「KABANYA」フォルダに保存する。
なお、ICタグリーダ48で読み取ったメーカー名の情報を反映した名称のフォルダを作成するようにしても良い。
(3)具体例3
著名人が所持しているICタグから、その人物名の情報をICタグリーダ48で読み取ってファイル名やフォルダ名に反映させる。
例えば野球観戦に行ってスター選手の前で撮影する場合、スター選手が着用している帽子に内蔵されたICタグから人物名の情報を読み取り、この情報を反映した名称のフォルダをメモリカード9に作成する。そして、このフォルダ内に「(人物名)_***(連番).jpg」という名称の画像ファイルを保存する。
以上のようにICタグ内の人物名情報を利用する場合、混み合った場所等では複数のICタグから複数の人物名情報を読み取ってしまう可能性がある。このような場合には読み取れた複数の人物名情報を全てリストアップした表示を撮影後にLCDモニタ43等で行い、撮影者に選択させるようにするのが好ましい。
本発明の第1実施形態に係る撮像装置1Aの機能ブロックを示す図である。 撮像装置1Aの基本的な動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る撮像装置1Bの基本的な動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1A、1B 撮像装置
2 信号処理部
3 画像処理部
9 メモリカード
11 撮像センサ
40A、40B カメラ制御部
43 LCDモニタ
44 電子ビューファインダー
45 シャッター
48 ICタグリーダ
49 操作部

Claims (5)

  1. 被写体を撮影して画像ファイルを生成する撮像装置であって、
    (a)無線による情報発信が可能な情報発信装置に記憶された情報を読み取る読取り手段と、
    (b)前記読取り手段で読み取られた情報に基づき、前記画像ファイルに付与するファイル名および/または前記画像ファイルを保存するフォルダ名を設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記情報発信装置は、ICタグとして構成されており、
    前記読取り手段は、
    (a-1)前記ICタグの周辺において前記ICタグに記憶された情報の読取りが可能なICタグリーダ、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  3. 被写体を撮影して画像ファイルを生成する撮像装置であって、
    (a)撮影場所に関する情報を取得する情報取得手段と、
    (b)前記情報取得手段で取得された情報に基づき、前記画像ファイルに付与するファイル名および/または前記画像ファイルを保存するフォルダ名を設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項3に記載の撮像装置において、
    前記情報取得手段は、
    (a-1)ICタグの周辺において前記ICタグに記憶された位置情報の無線読取りが可能なICタグリーダと、
    (a-2)前記ICタグリーダで読み取られた位置情報に基づき、前記撮影場所に関する情報を取得する手段と、
    を有し、
    前記ICタグは、所定の間隔で配設されていることを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の撮像装置において、
    前記情報取得手段は、
    (a-3)GPSを用いて前記撮像装置の位置を検出する位置検出手段と、
    (a-4)前記位置検出手段で検出された位置の情報に基づき、前記撮影場所に関する情報を取得する手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
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