JP4888829B2 - 動画処理装置、動画撮影装置および動画撮影プログラム - Google Patents
動画処理装置、動画撮影装置および動画撮影プログラム Download PDFInfo
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Description
本発明による動画撮影装置は、手ブレ補正を行って撮像した映像を録画・表示する動画撮影装置であって、映像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により逐次撮像される映像を逐次表示する映像表示手段と、映像内の撮影対象物を検知し、該検知した撮影対象物の位置に対応して配置されている合焦領域を決定し、該合焦領域内で撮影対象物に合焦させる合焦手段と、前記映像全体の中に配置された複数の小ブロックのうち、前記合焦手段によって合焦された撮影対象物の位置に配置された小ブロックを参照ブロックとして決定する決定手段と、前記決定手段により決定された参照ブロック毎に動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、前記動きベクトル算出手段によって算出された動きベクトルに基づいて、映像全体の時間軸方向に対する動き量を検出する動き量検出手段と、前記動き量検出手段により検出される動き量に基づいて、前記映像の切り取り位置を変化させることでブレ補正を行うブレ補正手段とを備え、前記決定手段は、前記撮影対象物の位置に配置された小ブロックに加え、前記撮影対象物の位置での参照ブロック密度が高くなるように、前記撮影対象物以外の領域に配置された小ブロックを前記参照ブロックとして決定することを特徴とする。
本発明による動画撮影プログラムは、手ブレ補正を行って撮像した映像を表示する動画撮影プログラムであって、コンピュータに、映像を撮像する撮像機能、逐次撮像される映像を逐次表示する映像表示機能、映像内の撮影対象物を検知し、該検知した撮影対象物の位置に対応して配置されている合焦領域を決定し、該合焦領域内で撮影対象物に合焦させる合焦機能、前記映像全体の中に配置された複数の小ブロックのうち、前記合焦手段によって合焦された撮影対象物の位置に配置された小ブロックを参照ブロックとして決定する決定機能、前記決定された参照ブロック毎に動きベクトルを算出する動きベクトル算出機能、前記算出された動きベクトルに基づいて、映像全体の時間軸方向に対する動き量を検出する動き量検出機能、前記検出された動き量に基づいて、前記映像の切り取り位置を変化させることでブレ補正を行うブレ補正機能を実現させるプログラムであって、前記決定機能は、前記撮影対象物の位置に配置された小ブロックに加え、前記撮影対象物の位置での参照ブロック密度が高くなるように、前記撮影対象物以外の領域に配置された小ブロックを前記参照ブロックとして決定することを特徴とする。
図1は、本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。図において、画像取得部10は、レンズ11、シャッタ12、LPF13からなる。レンズ11は、通常の光学レンズであり、非球面レンズを重ねたレンズ群からなる。シャッタ12は、シャッタボタンが操作されると、制御部20によって駆動されるドライバ14により動作する、所謂メカニカルシャッタである。なお、デジタルカメラによっては、メカニカルシャッタを備えない場合もあり、沈胴式のレンズ構造、メカニカルズームを搭載する機種の場合、これらの駆動制御もドライバ14で行う。LPF13は、水晶ローパスフィルタであり、モアレの発生を防ぐために搭載されている。
また、小ブロックをより細分化した極小ブロックを、参照ブロックとしたので、より正確に動きベクトル、動き量を算出することができる。
また、指定された場所における小ブロックの比重が他より大きくなるように、上記極小ブロックに加え、指定された場所以外に対応して設けられている小ブロックを参照ブロックとしたので、より正確に動きベクトル、動き量を算出することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本第2実施形態では、撮影状況(屋外、屋内、スポーツ、スナップ、夜景、ツーショットなど)に応じて、被写体である撮影対象物の位置(画角内での位置)や、撮影パラメータ(シャッター速度、絞りなど)などが予め設定された定型フォームを、ユーザに選択させ、選択された定型フォームにおける被写体である撮影対象物の位置に対応する領域を、動きベクトル参照領域とすることを特徴としている。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本第3実施形態では、マルチエリアAF(オートフォーカス)によって取得した合焦領域を中心に小ブロックを細分化して配置するか、または合焦領域の小ブロックの比重を調整して配置し、これら小ブロックを用いて動きベクトルを算出し、フレーム全体の動き量を算出することを特徴としている。
また、合焦領域における小ブロックに加え、合焦領域における小ブロックの比重が他より大きくなるように、合焦領域以外に対応して設けられている小ブロックを参照ブロックとしたので、より正確に動きベクトル、動き量を算出することができる。
10 画像取得部
11 レンズ
12 シャッタ
13 LPF
14 ドライバ
15 アナログ信号処理部
16 撮像センサ
17 サンプリング/信号増幅処理部
18 A/Dコンバータ
19 フラッシュ
20 制御部
22 プレビューエンジン
23 D/Aコンバータ
24 ドライバ
25 表示部
26 イメージバッファ
27 キー操作部
28 デジタル信号処理部
29 画像圧縮/伸張処理部
30 プログラムメモリ
31 画像メモリ
32 カードI/F
33 外部記録媒体
34 外部接続用I/F
35 RAM
Claims (5)
- 映像を取得する映像取得手段と、
映像全体の中に部分的に設けられた小ブロックを対象として動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、
前記動きベクトル算出手段により算出された動きベクトルに基づいて、前記映像の切り取り位置を変化させることでブレ補正を行うブレ補正手段と、
映像内の撮影対象物を検知し、該検知した撮影対象物の位置に対応して配置されている合焦領域を決定し、該合焦領域内で撮影対象物に合焦させる合焦手段と、
映像全体の中に部分的に設けられた小ブロックのうち、前記合焦手段によって合焦された撮影対象物の位置に配置された小ブロックを前記動きベクトル算出手段による動きベクトルの算出対象となる参照ブロックとして決定する決定手段と
を備え、
前記決定手段は、前記撮影対象物の位置に配置された小ブロックに加え、前記撮影対象物の位置での参照ブロック密度が高くなるように、前記撮影対象物以外の領域に配置された小ブロックを前記参照ブロックとして決定することを特徴とする動画処理装置。 - 前記決定手段は、前記撮影対象物の位置に配置された小ブロックを細分化した極小ブロックを参照ブロックとして決定することを特徴とする請求項1に記載の動画処理装置。
- 手ブレ補正を行って撮像した映像を録画・表示する動画撮影装置であって、
映像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により逐次撮像される映像を逐次表示する映像表示手段と、
映像内の撮影対象物を検知し、該検知した撮影対象物の位置に対応して配置されている合焦領域を決定し、該合焦領域内で撮影対象物に合焦させる合焦手段と、
前記映像全体の中に配置された複数の小ブロックのうち、前記合焦手段によって合焦された撮影対象物の位置に配置された小ブロックを参照ブロックとして決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された参照ブロック毎に動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、
前記動きベクトル算出手段によって算出された動きベクトルに基づいて、映像全体の時間軸方向に対する動き量を検出する動き量検出手段と、
前記動き量検出手段により検出される動き量に基づいて、前記映像の切り取り位置を変化させることでブレ補正を行うブレ補正手段と
を備え、
前記決定手段は、前記撮影対象物の位置に配置された小ブロックに加え、前記撮影対象物の位置での参照ブロック密度が高くなるように、前記撮影対象物以外の領域に配置された小ブロックを前記参照ブロックとして決定することを特徴とする動画撮影装置。 - 前記決定手段は、前記撮影対象物の位置に配置された小ブロックを細分化した極小ブロックを参照ブロックとして決定することを特徴とする請求項3に記載の動画撮影装置。
- 手ブレ補正を行って撮像した映像を表示する動画撮影プログラムであって、
コンピュータに、
映像を撮像する撮像機能、
逐次撮像される映像を逐次表示する映像表示機能、
映像内の撮影対象物を検知し、該検知した撮影対象物の位置に対応して配置されている合焦領域を決定し、該合焦領域内で撮影対象物に合焦させる合焦機能、
前記映像全体の中に配置された複数の小ブロックのうち、前記合焦手段によって合焦された撮影対象物の位置に配置された小ブロックを参照ブロックとして決定する決定機能、
前記決定された参照ブロック毎に動きベクトルを算出する動きベクトル算出機能、
前記算出された動きベクトルに基づいて、映像全体の時間軸方向に対する動き量を検出する動き量検出機能、
前記検出された動き量に基づいて、前記映像の切り取り位置を変化させることでブレ補正を行うブレ補正機能
を実現させるプログラムであって、
前記決定機能は、前記撮影対象物の位置に配置された小ブロックに加え、前記撮影対象物の位置での参照ブロック密度が高くなるように、前記撮影対象物以外の領域に配置された小ブロックを前記参照ブロックとして決定することを特徴とする動画撮影プログラム。
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