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JP2006079136A - 触覚提示装置 - Google Patents

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JP2006079136A JP2004259092A JP2004259092A JP2006079136A JP 2006079136 A JP2006079136 A JP 2006079136A JP 2004259092 A JP2004259092 A JP 2004259092A JP 2004259092 A JP2004259092 A JP 2004259092A JP 2006079136 A JP2006079136 A JP 2006079136A
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信夫 谷津
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聡 桜井
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Shinichiro Akieda
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Abstract

【課題】 実用的な押下感を提供することができる触覚提示装置を実現する。
【解決手段】 触覚を提示するためのパネル(10)と、磁力を用いて該パネルを平面に対して垂直方向へ振動させることによって触覚を提示する制御手段(11、12)とを有し、該制御手段は前記パネルを50Hz以下の周波数で振動させる。パネルの平面のいずれか一方の側に1回だけ前記パネルを振動させるか、前記パネルの平面のいずれか一方の側に前記パネルを複数回振動させるか、または前記パネルの平面の両側に複数回前記パネルを複数回振動させることができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は触覚提示装置に関し、特に、触覚を提示するためのパネルを平面に対して垂直方向への振動させることによって触覚を提示する機能を有する触覚提示装置に関する。
近年、パソコン、PDA、ATM端末、POS端末、カーナビゲーション、コピー機等においてペンや指で平面状のパネル面を押下し、座標を検出・入力するタッチパネルが使われることが多くなってきている。これまでのタッチパネル入力機構は機械スイッチのような押下時のタクタイル感(クリック感)が無く、押下が認識し難いことが課題となっている。
特許文献1には、タッチパネル入力装置において、パネルを振動させてタクタイル(クリック感)を提示する方法が記載されている。図1に、特許文献1の図1に記載されたタッチパネル入力装置を示す。この装置は、圧電素子2を振動発生源として、タッチパネル1の可動板3を振動させている。
特開2003−122507号公報
しかしながら、図1に示す構成は圧電素子2を使用しているため、低電圧での駆動は困難であり、通常の電子回路の動作電圧である3V〜5Vから数百V程度に昇圧する必要がある。また、圧電素子の特徴として高い周波数の振動が得意であり、振動の振幅も小さい傾向にある。図2に、圧電素子を駆動する波形の一例を示す。圧電素子は約400Hzの振動であり、音としても人間の耳に聞こえる振動である。この振動は、ボタンを押したという感覚とは明らかに異なるものである。
従って、本発明は上記従来技術の課題を解決し、実用的な押下感を提供することができる触覚提示装置を実現することを目的とする。
本発明は触覚を提示するためのパネルと、磁力を用いて該パネルを平面に対して垂直方向へ振動させることによって触覚を提示する制御手段とを有し、該制御手段は前記パネルを50Hz以下の周波数で振動させることを特徴とする触覚提示装置である。
前記制御手段は、前記パネルの平面のいずれか一方の側に1回だけ前記パネルを振動させることが好ましい。また、前記制御手段は、前記パネルの平面のいずれか一方の側に前記パネルを複数回振動させることもできる。さらには、前記制御手段は、前記パネルの平面の両側に複数回前記パネルを複数回振動させることもできる。そして、いずれの場合であっても、前記制御手段は、前記パネルの振動が変曲点を持たない波形を持つように前記パネルを振動させることが好ましい。具体的には、前記制御手段は、前記パネルの振動が正弦波を2乗した波形を持つように前記パネルを振動させることが好ましい。さらに、前記制御手段は、前記パネルの振動の最大振幅が0.2mm以上となるように前記パネルを振動させることが好ましい。
前記触覚提示装置はさらに、前記パネルに物体が接触したことを検知する検知手段を有し、前記制御手段は該検知手段が検知してから所定時間経過後に前記パネルを振動させる構成とすることができる。前記パネルはサスペンションで支持されていることが好ましい。
前記触覚提示装置はさらに、前記パネルに物体が接触した前記パネル上の位置を特定する位置検出手段を有し、前記制御装置は検出した位置に応じて前記パネルを振動させる構成とすることができる。この場合、前記制御手段は、予め用意した複数の振動波形の中から、前記検出した位置に応じた振動波形を選択し、前記パネルを振動させる構成とすることができる。そして、前記制御手段は、前記検出した位置が所定領域内にあると判断した場合に前記パネルを振動させることもできる。また、前記制御手段は、予め用意した複数の振動波形の中から、外部からの指示に応じた振動波形を選択し、前記パネルを振動させることもできる。
好ましくは、前記パネルはフレームに支持されたシート状のカバー部材で上下方向に移動可能に保持されている。
本発明はまた、触覚を提示するためのパネルを磁力を用いてパネルの平面に対して垂直方向へ振動させる方法であって、振動の周波数を50Hz以下とすることを特徴とするパネルの駆動方法を提供する。
本発明によれば、実用的な押下感を提供することができる触覚提示装置を提供することができる。
本発明は、触覚を提示するためのパネルと、磁力を用いて該パネルを平面に対して垂直方向へ振動させることによって触覚を提示する制御手段とを有し、該制御手段は前記パネルを50Hz以下の周波数で振動させる触覚提示装置である。通常、人間が音を感じる可聴周波数は20Hzから20,000Hzといわれており、したがって、20Hz以下の振動が好ましいと考えられる。しかし、このことは連続した波で振動が構成される場合であって、単一の波で20Hz以下の周波数にしてしまうと、パネルの振動を感じるのは難しくなる。したがって、単一の波では20Hz以上が好ましいが、50Hzを超えてしまうと音して感じてしまうようになる。よって、好ましくは、図3(A)に示すように、周波数が50Hz以下の単一の波を生成するようにパネルを駆動する。この場合、パネルの平面のいずれか一方の側(好ましくは上側)に1回だけパネルは振動する。なお、図3(A)において、横軸は時間、縦軸は振動の振幅(又は、後述する駆動電流の大きさ)を示す。
また、単一波ではなく、図3(B)に示すように、周波数が50Hz以下の単一波を連続的に生成するようにパネルを駆動してもよい。つまり、同じ単一波が生成するようにパネルを駆動する。この場合、パネルの平面のいずれか一方の側に複数回パネルは振動する。または、図4に示すように、同一の波形を正負を入れ替えて1回、もしくは複数回繰り返した波形を生成するようにパネルを駆動することもできる。この場合、パネルはその平面の両側に複数回振動する。
50Hz以下の低い周波数の単一の波であっても、急激に立ち上がるような波であると高い周波数成分を含むことになり、操作者はカツという衝撃振動を感じることになる。したがって、正弦波形を2乗した波形のように、緩やかに立ち上がる波形であることが望ましい。また、記パネルの振動が変曲点を持たない波形であることが好ましい。変曲点は次のように定義できる。x=aがf(x)の変曲点とは、x<aでは上に凸でx>aでは下に凸、又はx<aでは下に凸でx>aでは上に凸となっていることである。さらに、ゆるやかな立ち上がりの波形の場合、衝撃としてではなく、純粋に振動として感じることになるので、振動の大きさとしても振幅が0.2mm以上であることが望ましい。また、パネルに物体が接触したことを検知してから所定時間経過後に前記パネルを振動させることで、実際の押下感に近い感触を得ることができる。
図5(A)は本発明の一実施の形態に係る触覚提示装置の基本構成を示す分解斜視図、図5(B)は触覚提示装置で用いられているパネル駆動機構の詳細を示す図であって、図5(A)のB部分の拡大図である。触覚提示装置は、パネル10、コイル11及び磁石とヨークとを含む複数の磁気ユニット12とを有する。磁気ユニット12は、磁力を用いてパネル10を平面に対して垂直方向へ振動させることによって触覚を提示する制御手段として機能する。パネル10の詳細についていは、図8を参照して後述する。コイル11はパネル10の下面に支持され、パネル10の4辺に沿って巻回されている。図5(B)に示すように、コイル11は各辺にそって互いに反対方向に電流が流れるように巻回されている。磁気ユニット12はヨーク18と磁石19とを有する。ヨーク18は断面が略C字状であり、中央部分に磁石19が配置されている。ヨーク18と磁石19との作用により、時計廻り方向に磁束が流れる磁気回路と反時計廻り方向に磁束が流れる磁気回路とが形成されている。コイル11は2方向に電流を流し、それぞれの電流は対応する磁気回路の磁束と交差するように配置されている。2つの磁気回路と電流の流れる方向とによりフレミングの左手の法則にしたがって、コイル11に力が働く。図5(B)に示す磁極の向きと電流の方向の場合、コイル11には上向きの力が発生する。この力がパネル10を振動させる。
この場合、図4(A)の振動波形を形成するようにコイル11に電流を流すと、パネル10は上方向に一回振動する。図4(B)の振動波形を形成するようにコイル11に電流を流すと、パネル10は上方向に複数回振動する。図5の振動波形を形成するようにコイル10に電流を流すと、パネル10は上下方向に1回もしくは複数回振動する。
図6は図5に示す触覚提示装置のより詳細な構成を示す分解斜視図、図7は図4(B)のB部分の詳細な断面図である。触覚提示装置は、下から順に、フレーム21、磁気ユニット12、サスペンション22、パネルプリント板23、コイル11、パネル10、ダンパ24及びパッキング25が積層された構成である。フレーム21には、磁気ユニット12やサスペンションが搭載されている。サスペンション24はパネル10の4つのコーナー近傍に配置され、パネル10の下面に当接しており、パネル10の余計な振動(50Hzを超える周波数成分)を抑止する。サスペンション22は例えば、ゴムのような弾性体で形成できる。制動力を効率的に発生させるために、弾性体の内部を中空としてもよい。コイル11はパネル10の下面に取り付けられ、ヨーク18と磁石19とからなる磁気ユニット12に対向している。パネル10はフレーム21に取り付けられたカバー24で支持されている。カバー24の端部はパネル10の上面に取り付けられている。カバー24はシート状であって、パネル10の振動が妨げられないようにパネル10を支持する。カバー24の上には、パッキング25が設けられている。パッキング25は弾性体で形成され、パッキング25をパネル10の周囲位置に固定する。パネルプリント板23には、後述するパネル駆動回路が搭載される。
図8はパネル10の断面図を示すパネル10は、PETなどのフィルム31、ITOなどの上側透明電極32、ガラス基板33、下側透明電極34、及びドットスペーサ35を有する。上側透明電極32は、フィルム31の内側全面に貼付されている。下側電極34は、ガラス基板33の内側全面に貼付されている。上側電極32及び下側電極33は、後述するアナログ/デジタル変換装置の入力に接続されている。下側電極34上には、絶縁体で形成されるドットスペーサ35がマトリクス状に配置されている。図8の下側に示すように、パネル10を上からペンや指36などで押し下げると、フィルム31が変形して上側透明電極32が下側透明電極34に当接する。押下位置の座標検出方法には何通りかあり、いずれの検出方法であってもよい。検出方法の概要を説明すると、例えば、下側透明電極34のX方向(例えば、紙面横方向)に両端から電圧を印加し、押下位置の電位(X座標位置に相当)を上側透明電極32を介して検出する。同様に、下側透明電極34のY方向(例えば、紙面垂直方向)に両端から電圧を印加し、押下位置の電位(Y座標位置に装置)を上側透明電極32を介して検出する。このようにして得られたアナログ電圧をデジタル信号に変換して、位置情報である座標を検出する。別の検出方法として、上側透明電極32のX方向に電圧を印加し、下側透明電極34を介して押下点の電位(つまり下側透明電極34の電位)を測定する。次に、下側透明電極34のY方向に電圧を印加し、上側透明電極32を介して押下点の電位を測定する。これにより、押下点のXY座標データを得ることができる。なお、座標を検出する必要がない場合には、いずれか一方の検出動作を行えばよい。
図9は、パネル駆動装置の構成例を示すブロック図である。パネル駆動装置は、例えば図6に示すパネルプリント遺体23上に形成される。パネル10から上記のように出力されるアナログ信号は、アナログ/デジタル変換装置41でデジタル信号に変換され、制御装置42に出力される。制御装置42は、上述のようにして位置情報を検出し、出力する。制御装置42は例えばマイクロコンピュータで構成され、後述するプログラムを実行する。位置情報は、触覚提示装置が接続される外部装置に出力される。外部装置は波形形状情報を増幅装置43に供給する。波形形状情報とは、図3(A)、(B)又は図4に示す波形を記述する情報である。増幅装置43は波形形状情報に従い、コイル11に流す電流を生成し、コイル11に出力する。
図10は、パネル駆動装置の別の構成例を示すブロック図である。図10において、図9に示す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付してある。制御装置42は、外部装置から波形選択情報を入力する。制御装置42は、記憶装置44に格納してある波形形状情報から、波形選択情報で指示された波形形状情報を読み出し、デジタル/アナログ変換装置45に出力する。記憶装置44は、図3(A)、(B)又は図4に示す波形を記述する情報である波形形状情報を記憶している。デジタル/アナログ変換装置45は、デジタル信号で記述された波形形状情報をアナログ信号に変換し、増幅装置43に出力する。
図11は、パネル駆動装置のさらに別の構成例を示すブロック図である。図11の構成は、位置情報とともに触覚提示情報を外部に出力できる点、及び制御装置42が自らが波形形状情報を選択できる点で、図10に示す構成と相違する。図12は、図11の触覚提示装置の動作を示す図である。制御装置42は、押下されたパネル10上の位置情報を取得する(ステップS1)。制御装置42は、位置情報が示す位置は所定のボタン範囲内であるかどうかを判断する(ステップS2)。パネル10上にはボタンに相当する位置が予め決められており、制御装置42はこのボタン範囲を特定する位置情報を予め保持している。ステップS2の判断結果がYESの場合は、対応する波形を選択するとともに、選択した触覚を示す情報を外部装置に出力する(ステップS3)。同時に、制御装置42は、選択した波形の波形形成情報を記憶装置44から読み出して、デジタル/アナログ変換装置45に出力する。ステップS2の判断結果がNOの場合には、ステップS1に戻る。
図13は、図9から図11に示す制御装置42の詳細な動作を記述するフローチャートである。なお、図9の構成では、図13のステップの一部は外部装置が行う。今、図10の触覚提示装置の制御装置42が行う動作として図13のフローチャートを説明する。制御装置42は接触検出準備を行う(ステップS11)。図14は、上側透明電極32と下側透明電極34とにそれぞれ設けられる取り出し電極51〜54を示す図である。ステップS11において、制御装置42は、下側透明電極34の例えば取り出し電極52に所定電圧(図13では、Hで表示している)を印加し、上方透明電極32の取り出し電極53をグランド電位(Lで表示している)に設定し、下側透明電極34の取り出し電極54を入力電極(検出電極といってもよい)に設定する。制御装置42は、ステップS12で入力電極の電位を検出し、ステップS13で入力電極の電位がHであるかどうかをチェックする。YESの場合にはステップS11に戻り、NOの場合にはステップS14に進む。ステップS14で、制御装置42はX座標検出の準備を行う。具体的には、制御装置42は、上側透明電極32の取り出し電極52をHに設定し、対向する取り出し電極54をLに設定し、下側透明電極34の取り出し電極51を入力電極に設定する。そして、制御装置42はステップS15でX座標電位を検出する。パネル10が押下入力電極は、押下点に応じた電位となる。制御装置42は、アナログ/デジタル変換装置41を介して、検出した電位のデジタル値を取り込む。このデジタル値が押下点のX座標を示している。次にステップS16で、制御装置42はY座標検出準備を行う。具体的には、制御装置42は、下側透明電極34の取り出し電極52をHに設定し、対向する取り出し電極54をLに設定し、上側透明電極32の取り出し電極51を入力電極に設定する。そして、ステップS17で、制御装置42はX座標電位を検出する。
次に、制御装置42はステップS18で、X座標とY座標で特定される接触位置がボタン1の範囲内かどうかを判断する。判断結果がYESの場合には、制御装置42はステップS19で、記憶装置44からボタン1に対応する波形形状情報を読み出し、デジタル/アナログ変換装置45に出力する。同様にして、ステップS20では、制御装置42は接触位置がボタン2の範囲内かどうかを判断し、判断結果がYESの場合にはボタン2に対応する波形形状情報を記憶装置44から読み出す。同様にして、ステップS22までn個のボタンの範囲内かどうかを判断し、該当する場合にはステップS23において、対応する波形形状情報を記憶装置44から読み出す。
なお、図9の構成においては、制御装置42がステップS11からS17を実行し、ステップS18からS23は外部装置が実行する。
このように、上記触覚提示装置は、押下位置に応じて予め決められた波形の振動をパネル10に生成させることができるので、様々な用途に適用できる。例えば、触覚提示装置を電卓に適用した場合、数字キーは弱い振動とし、エンターキーは強い振動に設定することが容易に行える。また、触覚提示装置を産業用ロボットのデータ入力に適用した場合、正しい走査をしている時は1つの山の波形(図3(A))を出力し、誤った操作(例えば数字を入力すべきところでアルファベットを入力した場合など)の時には複数の山の波形を連続して出力する。さらに、画面が画面A、画面B、画面C、画面A、画面B・・・・と切り替わるアプリケーションにおいて、画面Cから画面Aに戻って切り替わる時に強い振動とし、その他の切替時には弱い振動とすることもできる。さらには、外字エディタに適用した場合、ドットを白から黒へ変化させる時には1つの山の波形を出力し、黒から白へ変化させえる時には2の山を出力する。
以上、本発明の実施の形態を説明した。本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、他の様々な形態で発明を実施することができる。
従来装置の一例を示す図である。 図1に示す従来装置の駆動波形の一例である。 (A)及び(B)はそれぞれ、本発明で用いられるパネルの振動波形(又は電流駆動波形)を示す図である。 本発明で用いられるパネルの別の振動波形を示す図である。 図5(A)は本発明の一実施の形態に係る触覚提示装置の基本構成を示す分解斜視図、図5(B)は触覚提示装置で用いられているパネル駆動機構の詳細を示す図である。 は図5に示す触覚提示装置のより詳細な構成を示す分解斜視図である。 図4(B)のB部分の詳細な断面図である。 パネルの一構成例を示す断面図である。 触覚提示装置内のパネル駆動装置の一構成例を示すブロック図である。 触覚提示装置内のパネル駆動装置の別の構成例を示すブロック図である。 触覚提示装置内のパネル駆動装置のさらに別の構成例を示すブロック図である。 図11の触覚提示装置の動作を示すフローチャートである。 図9、図10及び図11に示す触覚提示装置の動作を示すフローチャートである。 上側透明電極32と下側透明電極34にそれぞれ設けられた取り出し電極の一例を示す図である。
符号の説明
10 パネル 11 コイル
12 磁気ユニット 18 ヨーク
19 磁石

Claims (15)

  1. 触覚を提示するためのパネルと、磁力を用いて該パネルを平面に対して垂直方向へ振動させることによって触覚を提示する制御手段とを有し、該制御手段は前記パネルを50Hz以下の周波数で振動させることを特徴とする触覚提示装置。
  2. 前記制御手段は、前記パネルの平面のいずれか一方の側に1回だけ前記パネルを振動させることを特徴とする請求項1記載の触覚提示装置。
  3. 前記制御手段は、前記パネルの平面のいずれか一方の側に前記パネルを複数回振動させることを特徴とする請求項1記載の触覚提示装置。
  4. 前記制御手段は、前記パネルの平面の両側に複数回前記パネルを複数回振動させることを特徴とする請求項1記載の触覚提示装置。
  5. 前記制御手段は、前記パネルの振動が変曲点を持たない波形を持つように前記パネルを振動させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の触覚提示装置。
  6. 前記制御手段は、前記パネルの振動が正弦波を2乗した波形を持つように前記パネルを振動させることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の触覚提示装置。
  7. 前記制御手段は、前記パネルの振動の最大振幅が0.2mm以上となるように前記パネルを振動させることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の触覚提示装置。
  8. 前記触覚提示装置はさらに、前記パネルに物体が接触したことを検知する検知手段を有し、前記制御手段は該検知手段が検知してから所定時間経過後に前記パネルを振動させることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の触覚提示装置。
  9. 前記パネルはサスペンションで支持されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の触覚提示装置。
  10. 前記触覚提示装置はさらに、前記パネルに物体が接触した前記パネル上の位置を特定する位置検出手段を有し、前記制御装置は検出した位置に応じて前記パネルを振動させることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項記載の触覚提示装置。
  11. 前記制御手段は、予め用意した複数の振動波形の中から、前記検出した位置に応じた振動波形を選択し、前記パネルを振動させることを特徴とする請求項10記載の触覚提示装置。
  12. 前記制御手段は、前記検出した位置が所定領域内にあると判断した場合に前記パネルを振動させることを特徴とする請求項10記載の触覚提示装置。
  13. 前記制御手段は、予め用意した複数の振動波形の中から、外部からの指示に応じた振動波形を選択し、前記パネルを振動させることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項記載の触覚提示装置。
  14. 前記パネルはフレームに支持されたシート状のカバー部材でパネルの平面に対して垂直方向へ振動させることを特徴とする請求項1から13の何れか一項記載の触覚提示装置。
  15. 触覚を提示するためのパネルを磁力を用いてパネルの平面に対して垂直方向へ振動させる方法であって、振動の周波数を50Hz以下とすることを特徴とするパネルの駆動方法。
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