JP2006046835A - 電気温水器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 製造工程を簡略化でき、また、組立前の部品の運搬、保管に大きなスペースを必要としない製造性、サービス性に優れた電気温水器を提供することを目的とする。
【解決手段】 貯湯タンク2と、この貯湯タンク2内の水を加熱する発熱体5と、この発熱体5を前記貯湯タンク2に取り付けるための取付板6とを備え、前記取付板6は、前記発熱体5を挿通する挿通穴8を有する幅広の発熱体取付部7を有し、この発熱体取付部7の貫通穴8に前記発熱体5を挿通し、前記発熱体取付部7の外側から前記挿通穴8内に螺入する発熱体固定用ネジ10により前記発熱体5の外周面を押圧することによって、前記発熱体5を前記取付板6に対して分離自在に固定した。
【選択図】 図1
【解決手段】 貯湯タンク2と、この貯湯タンク2内の水を加熱する発熱体5と、この発熱体5を前記貯湯タンク2に取り付けるための取付板6とを備え、前記取付板6は、前記発熱体5を挿通する挿通穴8を有する幅広の発熱体取付部7を有し、この発熱体取付部7の貫通穴8に前記発熱体5を挿通し、前記発熱体取付部7の外側から前記挿通穴8内に螺入する発熱体固定用ネジ10により前記発熱体5の外周面を押圧することによって、前記発熱体5を前記取付板6に対して分離自在に固定した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電気温水器に関するもので、特に、発熱体を貯湯タンクに取り付ける構造に関するものである。
従来の電気温水器においては、発熱体を貯湯タンクに取り付けるための取付板に対して発熱体の金属パイプをロウ付けや溶接によって取付板に固定していた。(例えば、特許文献1参照)
従来の電気温水器は、発熱体を貯湯タンクに取り付けるための取付板に、ロウ付けや溶接によって発熱体を固定していた。しかし、発熱体と取付板をロウ付けや溶接する際、高温に熱せられるため、酸化皮膜が付着し、それを除去したり、溶接性を向上させるために、溶接補助材(フラックス)を使用するため、残部を除去する必要があった。また、高温により取付板が変形したり、残留熱応力が発生したりして、それらを修正する必要があった。また、発熱体が故障した場合には、発熱体と取付板の両方をセットで交換しなければならず、部品交換の費用が高額になり、サービス性が悪いという問題があった。さらに、組立前に、発熱体が取付板に取り付けられて1つの部品として取り扱われていたため、外形が大きくなり、この部品の運搬、保管に比較的大きなスペースを必要とするなどの問題も生じていた。
本発明は、上記従来の課題を除去するためになされたもので、製造工程を簡略化でき、また、組立前の部品の運搬、保管に大きなスペースを必要としない製造性、サービス性に優れた電気温水器を提供することを目的とする。
本発明は、上記従来の課題を除去するためになされたもので、製造工程を簡略化でき、また、組立前の部品の運搬、保管に大きなスペースを必要としない製造性、サービス性に優れた電気温水器を提供することを目的とする。
本発明に係る電気温水器は、貯湯タンクと、この貯湯タンク内の水を加熱する発熱体と、この発熱体を前記貯湯タンクに取り付けるための取付板とを備え、前記発熱体を前記取付板に対して分離自在に固定したものである。
本発明による電気温水器は、発熱体が取付板に対して分離自在に固定されているので、ロウ付けや溶接による固定方法と比較して製造工程を簡略化でき、また、組立前の部品の運搬、保管のスペースがあまり必要としなく、製造性、サービス性に優れた電気温水器を提供を提供できる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1を示す電気温水器の要部断面図、図2は本発明の実施の形態1を示す電気温水器の全体構成図、図3は発熱体の構成を示す断面図である。
図1〜図3において、電気温水器本体1内には貯湯タンク2が配設されており、この貯湯タンク2の下部には給水管3、上部には給湯管4が接続されている。前記貯湯タンク2の側面下部には発熱体5が取付板6によって取り付けらている。
前記取付板6には発熱体5を挿通する挿通穴8を有する幅広の発熱体取付部7が設けられており、この発熱体取付部7の挿通穴8に前記発熱体5が挿通され、複数個のパッキン9により前記発熱体5と取付板6との間の水密性が保持され、かつ、前記発熱体取付部7の外側からねじ込まれた発熱体固定用ネジ10で前記発熱体5の外周面を押圧することで前記発熱体5を前記取付板6に固定している。
前記発熱体5を固定した前記取付板6はパッキン11を介してタンク取付用ネジ12により貯湯タンク2の側面下部に取り付けられる。なお、前記発熱体5は図3に示すように、発熱線5aを絶縁粉末5bを介して金属パイプ5c内に埋設したシーズヒータ等で構成される。
図1は本発明の実施の形態1を示す電気温水器の要部断面図、図2は本発明の実施の形態1を示す電気温水器の全体構成図、図3は発熱体の構成を示す断面図である。
図1〜図3において、電気温水器本体1内には貯湯タンク2が配設されており、この貯湯タンク2の下部には給水管3、上部には給湯管4が接続されている。前記貯湯タンク2の側面下部には発熱体5が取付板6によって取り付けらている。
前記取付板6には発熱体5を挿通する挿通穴8を有する幅広の発熱体取付部7が設けられており、この発熱体取付部7の挿通穴8に前記発熱体5が挿通され、複数個のパッキン9により前記発熱体5と取付板6との間の水密性が保持され、かつ、前記発熱体取付部7の外側からねじ込まれた発熱体固定用ネジ10で前記発熱体5の外周面を押圧することで前記発熱体5を前記取付板6に固定している。
前記発熱体5を固定した前記取付板6はパッキン11を介してタンク取付用ネジ12により貯湯タンク2の側面下部に取り付けられる。なお、前記発熱体5は図3に示すように、発熱線5aを絶縁粉末5bを介して金属パイプ5c内に埋設したシーズヒータ等で構成される。
前記取付板6は、前記発熱体5との間をシールし易くするため、前記発熱体取付部7を幅広に形成し、前記発熱体5を保持し易くすると同時にシール面を大きく確保している。また、前記取付板6は、その材質を鋳物やプラスチックで構成することにより、安価で精度の高いものが製作できるようにしている。
次に上記実施の形態1において、前記取付板6に発熱体5を固定するときは、発熱体取付部7に設けた挿通穴8に発熱体5を挿入し、その間に複数個のパッキン9を介在させてシールを行ない、発熱体固定用ネジ10でしっかりと取付板6に固定する。その際、パッキン9の使用数を2個以上にすることにより、1個のパッキン9のシール性能が劣化しても、早々に水漏れを起すことが無い。
次に、前記発熱体5が固定された取付板6を貯湯タンク2に取り付けるときは、図2に示すように、パッキン11を介してタンク取付用ネジ12により貯湯タンク2に取り付ける。
次に、前記発熱体5が固定された取付板6を貯湯タンク2に取り付けるときは、図2に示すように、パッキン11を介してタンク取付用ネジ12により貯湯タンク2に取り付ける。
上記のような構成によれば、貯湯タンク2に取り付けるための取付板6に発熱体5をロウ付けや溶接することなく固定できる。このため、発熱体5と取付板6をロウ付けや溶接する際に発生する酸化皮膜を除去したり、溶接性を向上させるために使用する溶接補助材(フラックス)の残部を除去するといった作業が不要となるため、製造工程を大幅に簡略化できる。また、高温により取付板6が変形したり、残留熱応力が発生したりして、それらを修正する必要もなくなる。また、発熱体5が故障した場合は、発熱体5のみを交換して取付板6をそのまま使用できるので、部品交換が安価で容易に行える。さらに、組立前に、事前に取付板6にと発熱体5を固定しておく必要がないので、外形が大きくなり、部品の運搬、保管に大きなスペースを必要とするなどの問題もなくなる。
従って、上記実施の形態1によれば、発熱体5が取付板6に分離自在に固定したことにより、製造工程を簡略化でき、発熱体5が故障した場合は、発熱体5のみを交換して取付板6をそのまま使用でき、また、組立前に事前に取付板6にと発熱体5を固定しておく必要がないため、外形が大きくなることがなく、部品の運搬、保管のためのスペースもあまり必要としないなど、製造性、サービス性に優れた電気温水器を提供できる。
実施の形態2.
図4は本発明の実施の形態2を示す要部断面図である。
この実施の形態2では、取付板6に発熱体5と缶体保護弁13を取り付けている。
図4において、前記缶体保護弁13は、弁14とこの弁14を押さえるためのばね15を有しており、貯湯タンク2内部の圧力が異常に上昇した時、貯湯タンク2の破損を防止するため、ばね15より強い圧力が働いた時、弁14が動作し、貯湯タンク2内部の圧力をばね15の動作力以下の圧力に押え、貯湯タンク2を保護するものである。
図4は本発明の実施の形態2を示す要部断面図である。
この実施の形態2では、取付板6に発熱体5と缶体保護弁13を取り付けている。
図4において、前記缶体保護弁13は、弁14とこの弁14を押さえるためのばね15を有しており、貯湯タンク2内部の圧力が異常に上昇した時、貯湯タンク2の破損を防止するため、ばね15より強い圧力が働いた時、弁14が動作し、貯湯タンク2内部の圧力をばね15の動作力以下の圧力に押え、貯湯タンク2を保護するものである。
この実施の形態2によれば、前記取付板6に缶体保護弁11と発熱体5を取り付け、そのうち、発熱体5が容易に取付板6から分離できる構造のため、発熱体5が故障した場合は、発熱体5のみを交換して、缶体保護弁13と取付板6はそのまま使用することができる。一方、缶体保護弁13が故障した場合は、缶体保護弁13と取付板6のみを交換して、発熱体5はそのまま使用することができる。さらに、缶体保護弁13と発熱体5が別々に組み立てて、検査が行なえる。
実施の形態3.
図5は本発明の実施の形態3を示す要部断面図である。
この実施の形態3では、取付板6に発熱体5と水検知器16を取り付けている。
図5において、前記水検知器16は、電極棒17を有しており、貯湯タンク2内の水の有無を検知するため、電極棒17に微弱な電気を流し、水を介して貯湯タンク2との導通を確認し、この検知により、貯湯タンク2内に水の無い状態で発熱体5に通電して発熱体5が破損したりするのを未然に防止する。
図5は本発明の実施の形態3を示す要部断面図である。
この実施の形態3では、取付板6に発熱体5と水検知器16を取り付けている。
図5において、前記水検知器16は、電極棒17を有しており、貯湯タンク2内の水の有無を検知するため、電極棒17に微弱な電気を流し、水を介して貯湯タンク2との導通を確認し、この検知により、貯湯タンク2内に水の無い状態で発熱体5に通電して発熱体5が破損したりするのを未然に防止する。
この実施の形態3によれば、取付板6に水検知器16と発熱体5を取り付け、そのうち、発熱体5が容易に取付板6から分離できる構造のため、前記発熱体5が故障した場合は、発熱体5のみを交換して水検知器16と取付板6はそのまま使用することができる。一方、水検知器16が故障した場合は、水検知器16と取付板6のみを交換して発熱体5はそのまま使用することができる。さらに、水検知器16と発熱体5が別々に組み立てて、検査が行なえる。
1 本体、2 貯湯タンク、5 発熱体、6 取付板、7 発熱体取付部、8 挿通穴、9 パッキン、10 発熱体固定用ネジ、11 パッキン、12 タンク取付用ネジ、13 缶体保護弁、14 水検知器。
Claims (5)
- 貯湯タンクと、この貯湯タンク内の水を加熱する発熱体と、この発熱体を前記貯湯タンクに取り付けるための取付板とを備え、前記発熱体を前記取付板に対して分離自在に固定したことを特徴とする電気温水器。
- 前記取付板は、前記発熱体を挿通する挿通穴を有する幅広の発熱体取付部を有し、この発熱体取付部の貫通穴に前記発熱体を挿通し、前記発熱体取付部の外側から前記挿通穴内に螺入する発熱体固定用ネジによって前記発熱体の外周面を押圧するとともに、複数個のパッキンによって前記発熱体取付部に前記発熱体を水密に固定したことを特徴とする請求項1の電気温水器。
- 前記取付板の材質に、鋳物やプラスチックを使用したことを特徴とする請求項1の電気温水器。
- 前記取付板に、貯湯タンクを異常圧力から保護するための缶体保護弁を取り付けたことを特徴とする請求項1の電気温水器。
- 前記取付板に、貯湯タンク内に水の有無を検知するための水検知器を取り付けたことを特徴とする請求項1の電気温水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004230215A JP2006046835A (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 電気温水器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004230215A JP2006046835A (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 電気温水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006046835A true JP2006046835A (ja) | 2006-02-16 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2004230215A Pending JP2006046835A (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 電気温水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006046835A (ja) |
-
2004
- 2004-08-06 JP JP2004230215A patent/JP2006046835A/ja active Pending
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