JP2005337451A - 直動案内軸受装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 潤滑剤供給部材を形成するフェルト材に潤滑剤を含浸しやすくすると共に、潤滑剤供給部材から案内レールに十分な潤滑剤を供給する。
【解決手段】 スライダ2の軸方向の端部に取り付けられ、潤滑剤を含有する多孔質のフェルト材15aから形成されると共に案内レール1に摺接して潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材15を備え、該潤滑剤供給部材15がシート状のフェルト材15aを所定の形状に打ち抜いて形成される直動案内軸受装置であって、潤滑剤供給部材15の案内レール1への摺接部17を前記内ち抜き時の切断面31とする。
【選択図】 図2
【解決手段】 スライダ2の軸方向の端部に取り付けられ、潤滑剤を含有する多孔質のフェルト材15aから形成されると共に案内レール1に摺接して潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材15を備え、該潤滑剤供給部材15がシート状のフェルト材15aを所定の形状に打ち抜いて形成される直動案内軸受装置であって、潤滑剤供給部材15の案内レール1への摺接部17を前記内ち抜き時の切断面31とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えば工作機械や搬送装置等に用いられる直動案内軸受装置に関する。
従来の直動案内軸受装置としては、例えば図4に示すものが知られている。
この直動案内軸受装置は、軸方向に延びる案内レール1と、該案内レール1上に軸方向に相対移動可能に跨架されたスライダ2とを備える。
案内レール1の両側面にはそれぞれ軸方向に延びる転動体転動溝3が形成されており、スライダ2のスライダ本体2Aには、その両袖部4の内側面に、それぞれ転動体転動溝3に対向する転動体転動溝7が形成されている。そして、これらの向き合った両転動体転動溝3,7の間には転動体の一例としての多数のボールBが転動自在に装填され、これらのボールBの転動を介してスライダ2が案内レール1上を軸方向に沿って相対移動できるようになっている。
この直動案内軸受装置は、軸方向に延びる案内レール1と、該案内レール1上に軸方向に相対移動可能に跨架されたスライダ2とを備える。
案内レール1の両側面にはそれぞれ軸方向に延びる転動体転動溝3が形成されており、スライダ2のスライダ本体2Aには、その両袖部4の内側面に、それぞれ転動体転動溝3に対向する転動体転動溝7が形成されている。そして、これらの向き合った両転動体転動溝3,7の間には転動体の一例としての多数のボールBが転動自在に装填され、これらのボールBの転動を介してスライダ2が案内レール1上を軸方向に沿って相対移動できるようになっている。
この移動につれて、案内レール1とスライダ2との間に介在するボールBは転動してスライダ2の端部に移動するが、スライダ2を軸方向に継続して移動させていくためには、これらのボールBを無限に循環させる必要がある。
このため、スライダ本体2Aの袖部4内に軸方向に貫通する転動体通路8を形成すると共に、スライダ本体2Aの両端にそれぞれ略コ字状のエンドキャップ5を例えばねじ12等の固定手段を介して固定し、このエンドキャップ5に上記両転動体転動溝3,7間と上記転動体通路8とを連通する半円弧状に湾曲した方向転換路6を形成することにより、転動体無限循環軌道を形成している。なお、図4において、符号11はエンドキャップ5と共にスライダ本体2Aの端面にねじ12等を介して固定されたサイドシール、10はスライダ本体2Aの端面に形成されたねじ12のタップ穴、13は給脂用ニップル、14は案内レール1の固定用のボルト挿通穴である。
このため、スライダ本体2Aの袖部4内に軸方向に貫通する転動体通路8を形成すると共に、スライダ本体2Aの両端にそれぞれ略コ字状のエンドキャップ5を例えばねじ12等の固定手段を介して固定し、このエンドキャップ5に上記両転動体転動溝3,7間と上記転動体通路8とを連通する半円弧状に湾曲した方向転換路6を形成することにより、転動体無限循環軌道を形成している。なお、図4において、符号11はエンドキャップ5と共にスライダ本体2Aの端面にねじ12等を介して固定されたサイドシール、10はスライダ本体2Aの端面に形成されたねじ12のタップ穴、13は給脂用ニップル、14は案内レール1の固定用のボルト挿通穴である。
ところで、低コストで良好な潤滑状態を長期間維持できるようにして給脂間隔を長くすると共に、磨耗や破損等を防して長寿命な直動案内軸受装置とするために、エンドキャップ5とサイドシール11との間にフェルト状の潤滑剤供給部材を介装したものが提案されている。
潤滑剤供給部材は多孔質のフェルト材に潤滑油やグリース等の潤滑剤を含有させたもので、エンドキャップ5と同様に略コ字状に形成されており、コ字状両端部内側には案内レール1の転動体転動溝3に摺接して潤滑剤を供給する摺接部が突設されている。
潤滑剤供給部材は多孔質のフェルト材に潤滑油やグリース等の潤滑剤を含有させたもので、エンドキャップ5と同様に略コ字状に形成されており、コ字状両端部内側には案内レール1の転動体転動溝3に摺接して潤滑剤を供給する摺接部が突設されている。
上記従来の直動案内軸受装置においては、潤滑剤供給部材を形成するフェルト材に潤滑剤を含ませる際には、フェルト材に潤滑剤を含浸しやすく、また、低コストで良好な潤滑状態を長期間維持できるようにして給脂間隔を長くすると共に、磨耗や破損等を防して長寿命な直動案内軸受装置とするためには潤滑剤供給部材から案内レールに十分な潤滑剤が供給されることが望まれる。
本発明はこのような要請に応えてなされたものであり、潤滑剤供給部材を形成するフェルト材に潤滑剤を含浸しやすくすると共に、潤滑剤供給部材から案内レールに十分な潤滑剤を供給することができる直動案内軸受装置を提供することを目的とする。
本発明はこのような要請に応えてなされたものであり、潤滑剤供給部材を形成するフェルト材に潤滑剤を含浸しやすくすると共に、潤滑剤供給部材から案内レールに十分な潤滑剤を供給することができる直動案内軸受装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダと、該スライダの軸方向の端部に取り付けられ、潤滑剤を含有する多孔質のフェルト材から形成されると共に前記案内レールに摺接して潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材とを備え、該潤滑剤供給部材がシート状のフェルト材を所定の形状に打ち抜いて形成される直動案内軸受装置であって、
前記潤滑剤供給部材の前記案内レールへの摺接部を前記内ち抜き時の切断面としたことを特徴とする。
前記潤滑剤供給部材の前記案内レールへの摺接部を前記内ち抜き時の切断面としたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記切断面から前記フェルト材に潤滑剤を含ませるようにしたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダと、該スライダの軸方向の端部に取り付けられ、潤滑剤を含有する多孔質のフェルト材から形成されると共に前記案内レールに摺接して潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材とを備え、該潤滑剤供給部材がシート状のフェルト材を所定の形状に打ち抜いて形成されると共に、前記フェルト材がニードルパンチング加工を施してフェルト化された直動案内軸受装置であって、
前記潤滑剤供給部材の前記案内レールへの摺接部をニードルパンチング加工を施していない面としたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダと、該スライダの軸方向の端部に取り付けられ、潤滑剤を含有する多孔質のフェルト材から形成されると共に前記案内レールに摺接して潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材とを備え、該潤滑剤供給部材がシート状のフェルト材を所定の形状に打ち抜いて形成されると共に、前記フェルト材がニードルパンチング加工を施してフェルト化された直動案内軸受装置であって、
前記潤滑剤供給部材の前記案内レールへの摺接部をニードルパンチング加工を施していない面としたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3において、前記ニードルパンチング加工を施していない面から前記フェルト材に潤滑剤を含ませるようにしたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項3又は4において、前記打ち抜き時の切断面を前記ニードルパンチング加工を施していない面としたことを特徴とする請求項3又は4に記載した直動案内軸受装置。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか一項において、前記潤滑剤供給部材に潤滑剤保持部として機能する肉盗み部を設けたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項3又は4において、前記打ち抜き時の切断面を前記ニードルパンチング加工を施していない面としたことを特徴とする請求項3又は4に記載した直動案内軸受装置。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか一項において、前記潤滑剤供給部材に潤滑剤保持部として機能する肉盗み部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、潤滑剤供給部材がシート状のフェルト材を所定の形状に打ち抜いて形成される場合に、潤滑剤供給部材の案内レールへの摺接部を前記内ち抜き時の切断面とすることで、前記摺接部から潤滑剤を放出しやすくなり、該摺動部から案内レールに豊富な潤滑剤を供給することができる。また、前記切断面からフェルト材に潤滑剤を含ませることで、該潤滑剤を含浸しやすくすることができる。
また、フェルト材がニードルパンチング加工を施してフェルト化される場合には、潤滑剤供給部材の案内レールへの摺接部をニードルパンチング加工を施していない面とすることで、前記摺接部から潤滑剤を放出しやすくなり、該摺動部から案内レールに豊富な潤滑剤を供給することができる。また、ニードルパンチング加工を施していない面からフェルト材に潤滑剤を含ませることで、該潤滑剤を含浸しやすくすることができる。
更に、ニードルパンチング加工している面を前記打ち抜き時の切断面とした場合、絡みあったフェルトが散けやすくなるため、ニードルパンチング加工を施していない面を前記切断面とすることで、フェルトの損傷を防止することができる。
更に、潤滑剤供給部材に潤滑剤保持部として機能する肉盗み部を設けることで、フェルト材に潤滑剤をより含浸しやすくすることができると共に、潤滑剤保持量が多くなって良好な潤滑状態をより長期間に渡って保つことができる。
更に、潤滑剤供給部材に潤滑剤保持部として機能する肉盗み部を設けることで、フェルト材に潤滑剤をより含浸しやすくすることができると共に、潤滑剤保持量が多くなって良好な潤滑状態をより長期間に渡って保つことができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の一例である直動案内軸受装置を説明するための要部斜視図、図2は潤滑剤供給部材を示す図、図3はニードルパンチング加工の方向を示す図である。なお、この実施の形態では、既に図4で説明した従来の直動案内軸受装置と重複する部分については、各図に同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の実施の形態の一例である直動案内軸受装置は、図1に示すように、スライダ2のエンドキャップ5とサイドシール11との間に、潤滑油又はグリース等の潤滑剤を含有する多孔質のフェルト材15aから形成されると共に案内レール1の転動体転動溝3に摺接して潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材15が潤滑ユニットケース20内に収容された状態でスライダ2の軸方向に複数枚介装されている。
潤滑剤供給部材15は、図2に示すように、ニードルパンチング加工(図3参照)を施してフェルト化されたシート状のフェルト材15aをエンドキャップ5と同様の略コ字状に打ち抜いて形成されており、コ字状両端部外側にはねじ12の挿通用の固定リング(図示せず)が嵌め込まれる切欠き18が形成され、コ字状両端部内側には案内レール1の転動体転動溝3に摺接して潤滑剤を供給する摺接部17が突設されている。
また、潤滑剤供給部材15の案内レール1の上方に位置する上端部略中央には例えばリング状等の押圧部材(図示せず)が嵌め込まれる切欠き19が形成されており、この切欠き19に押圧部材を嵌め込んで潤滑剤供給部材15の上端部をスライダ2の幅方向外方に押圧変形させることで、該潤滑剤供給部材15の下端側に位置するコ字状両端部をスライダ2の幅方向内方に変形させて前記摺接部17を案内レール1の転動体転動溝3に押圧するようにしている。
ここで、この実施の形態では、フェルト素材の性質及びニードルパンチング加工によるフェルト素材の異方性を利用して潤滑剤の供給量を調整すべく、潤滑剤供給部材15の案内レール1への摺接部17をフェルト材15aにニードルパンチング加工を施していない面30とすると共に、ニードルパンチング加工を施していない面30を前記打ち抜き時の切断面31とし、更に、ニードルパンチング加工を施していない面30からフェルト材15aに潤滑剤を含ませるようにしている。また、潤滑剤供給部材15には、潤滑剤保持部として機能する肉盗み部40を設けている。
このようにこの実施の形態では、潤滑剤供給部材15の案内レール1への摺接部17をニードルパンチング加工を施していない面30としているので、前記摺接部17から潤滑剤を放出しやすくなり、該摺動部17から案内レール1に豊富な潤滑剤を供給することができ、また、ニードルパンチング加工を施していない面30からフェルト材15aに潤滑剤を含ませるようにしているので、該潤滑剤をフェルト材15aに含浸しやすくすることができる。
更に、ニードルパンチング加工を施した面を前記打ち抜き時の切断面31とした場合、絡みあったフェルトが散けやすくなるが、この実施の形態では、ニードルパンチング加工を施していない面30を前記打ち抜き時の切断面31としているので、フェルトの損傷を防止することができる。
更に、潤滑剤供給部材15に潤滑剤保持部として機能する肉盗み部40を設けているので、フェルト材15aに潤滑剤をより含浸しやすくすることができると共に、潤滑剤保持量が多くなって良好な潤滑状態をより長期間に渡って保つことができる。
更に、潤滑剤供給部材15に潤滑剤保持部として機能する肉盗み部40を設けているので、フェルト材15aに潤滑剤をより含浸しやすくすることができると共に、潤滑剤保持量が多くなって良好な潤滑状態をより長期間に渡って保つことができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば上記実施の形態では、潤滑剤供給部材15の形成にニードルパンチング加工工程を有する場合を例に採ったが、ニードルパンチング加工工程を行わない場合には、潤滑剤供給部材15の案内レール1への摺接部17を前記内ち抜き時の切断面31とすることで、摺接部17から潤滑剤を放出しやすくなり、該摺動部17から案内レール1に豊富な潤滑剤を供給することができ、また、前記切断面31からフェルト材15aに潤滑剤を含ませることで、該潤滑剤を含浸しやすくすることができる。
例えば上記実施の形態では、潤滑剤供給部材15の形成にニードルパンチング加工工程を有する場合を例に採ったが、ニードルパンチング加工工程を行わない場合には、潤滑剤供給部材15の案内レール1への摺接部17を前記内ち抜き時の切断面31とすることで、摺接部17から潤滑剤を放出しやすくなり、該摺動部17から案内レール1に豊富な潤滑剤を供給することができ、また、前記切断面31からフェルト材15aに潤滑剤を含ませることで、該潤滑剤を含浸しやすくすることができる。
1 案内レール
2 スライダ
3 転動体転動溝(案内レール側)
7 転動体転動溝(スライダ側)
B ボール(転動体)
15 潤滑剤供給部材
15a フェルト材
17 摺接部
30 ニードルパンチング加工を施していない面
31 切断面
40 肉盗み部
2 スライダ
3 転動体転動溝(案内レール側)
7 転動体転動溝(スライダ側)
B ボール(転動体)
15 潤滑剤供給部材
15a フェルト材
17 摺接部
30 ニードルパンチング加工を施していない面
31 切断面
40 肉盗み部
Claims (6)
- 軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダと、該スライダの軸方向の端部に取り付けられ、潤滑剤を含有する多孔質のフェルト材から形成されると共に前記案内レールに摺接して潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材とを備え、該潤滑剤供給部材がシート状のフェルト材を所定の形状に打ち抜いて形成される直動案内軸受装置であって、
前記潤滑剤供給部材の前記案内レールへの摺接部を前記内ち抜き時の切断面としたことを特徴とする直動案内軸受装置。 - 前記切断面から前記フェルト材に潤滑剤を含ませるようにしたことを特徴とする請求項1に記載した直動案内軸受装置。
- 軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダと、該スライダの軸方向の端部に取り付けられ、潤滑剤を含有する多孔質のフェルト材から形成されると共に前記案内レールに摺接して潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材とを備え、該潤滑剤供給部材がシート状のフェルト材を所定の形状に打ち抜いて形成されると共に、前記フェルト材がニードルパンチング加工を施してフェルト化された直動案内軸受装置であって、
前記潤滑剤供給部材の前記案内レールへの摺接部をニードルパンチング加工を施していない面としたことを特徴とする直動案内軸受装置。 - 前記ニードルパンチング加工を施していない面から前記フェルト材に潤滑剤を含ませるようにしたことを特徴とする請求項3に記載した直動案内軸受装置。
- 前記打ち抜き時の切断面を前記ニードルパンチング加工を施していない面としたことを特徴とする請求項3又は4に記載した直動案内軸受装置。
- 前記潤滑剤供給部材に潤滑剤保持部として機能する肉盗み部を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の直動案内軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004159741A JP2005337451A (ja) | 2004-05-28 | 2004-05-28 | 直動案内軸受装置 |
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JP (1) | JP2005337451A (ja) |
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- 2004-05-28 JP JP2004159741A patent/JP2005337451A/ja active Pending
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