JP2005308694A - 超音波距離センサ - Google Patents
超音波距離センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005308694A JP2005308694A JP2004129844A JP2004129844A JP2005308694A JP 2005308694 A JP2005308694 A JP 2005308694A JP 2004129844 A JP2004129844 A JP 2004129844A JP 2004129844 A JP2004129844 A JP 2004129844A JP 2005308694 A JP2005308694 A JP 2005308694A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- signal
- distance
- ultrasonic
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
【解決手段】 本発明の超音波距離センサは、超音波信号を用いて、対象物までの距離を検出し、距離に応じた距離検出信号を出力する超音波距離センサであって、対象物に対して、正弦波状にレベルが変位する超音波信号を、射出波として、射出する送信素子と、射出波が対象物に当たって、反射して戻ってくる超音波信号を、反射波として、受信する受信素子と、射出波の波長を調整して射出波と反射波との位相を同期させると共に、射出波の波長を特定する駆動信号を出力する、PLL回路と、駆動信号に基づいて対象物までの距離を表す距離検出信号を求め、求めた距離検出信号を出力する出力回路とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
以下、添付の図面を参照しつつ、実施の形態にかかる超音波距離センサ100の構成及び動作について説明する。
(1-1)全体構成
図1は、超音波距離センサ100の構成を示す図である。超音波距離センサ100は、正弦波状に出力レベルが変化する超音波信号を使用して、当該超音波距離センサ100から対象物である光学系ユニット20までの距離(請求項1に記載の対象物までの距離に相当する)を、非接触な状態で検出し、当該測定距離に比例した電位の距離検出信号Dを出力する。以下、当該距離のことを測定距離という。当該距離検出信号Dは、例えば、光学系ユニット20のぶれによる位置移動を修正するアクチュエータ16の駆動信号に使用される。
送受信器1は、光学系ユニット20に対して超音波信号(以下、射出波という)を射出し、当該射出波が光学系ユニット20に当たり、反射して戻ってくる超音波信号(以下、反射波という)の受信を行う。
PLL回路10は、射出波と反射波との、それぞれの振幅が0の位置で、位相が一致するように、射出波の波長を調節すると共に、射出波の波長を特定する駆動信号V2(請求項1に記載の駆動信号に相当する)と、射出波と反射波との位相状態を表すPDO信号(請求項2に記載の状態信号に相当する)とを出力する。駆動信号V2及びPDO信号の生成については、後に説明する。以下、PLL回路10の構成及び動作について説明する。
(1-4-1)位相比較回路と積分回路
以下、図2及び図3を参照しつつ位相比較回路4及び積分回路5の詳細な説明を行った後、図4を参照しつつ電圧制御発振器7の詳細な説明を行う。
図4は、電圧制御発振器7の構成を示す図である。電圧制御発振器7は、いわゆるコルピッツ型発振回路であり、入力される駆動信号V2の電位レベルに応じた波長の正弦波信号Sを出力する。即ち、射出波の波長は、積分回路5の出力する駆動信号V2の電位レベルにより特定される。
再び、図1を参照しつつ出力回路11について説明する。上述するように、PLL回路10の積分回路5は、射出波の波長に応じた電位レベルの駆動信号V2を出力する。出力回路11では、光学系ユニット20が振動していない(振動によりぶれていない)場合であって、射出波と反射波との位相が、射出波の1/2波長の長さで同期した場合の駆動信号V2の値を基準駆動電位V2refとし、射出波と反射波との位相が同期した場合の駆動信号V2の値を、上記基準駆動電位V2refの値により割り算した値を、距離検出信号Dとして出力する。距離検出信号Dの値は、光学系ユニット20が振動していない(振動によりぶれていない)場合であって、射出波と反射波との位相が、射出波の1/2波長の長さで同期した場合に、特定の電位、例えば、1.0Vに設定される。
図7(a)〜図7(c)は、上述したPLL回路10により実行される位相同期処理の内容を解りやすく説明するための図である。測定距離が、射出波の1/2波長の長さよりも短い(光学系ユニット20までの位置が近い)場合、一致する場合、長い(光学系ユニット20までの位置が遠い)場合の3つの場合における反射波の様子を示す図である。
以上に説明したように、超音波距離センサ100では、射出波として、正弦波状に変化する超音波信号を用いることにより、測定距離を、リアルタイムで検出することができる。このため、超音波距離センサ100は、従来技術の欄で説明したパルス式の超音波距離センサに比べて、時間的に高速な距離測定の要求される回路への用途にも向いている。
Claims (5)
- 超音波信号を用いて、対象物までの距離を検出し、距離に応じた距離検出信号を出力する超音波距離センサであって、
対象物に対して、正弦波状にレベルが変位する超音波信号を、射出波として、射出する送信素子と、
射出波が対象物に当たって、反射して戻ってくる超音波信号を、反射波として、受信する受信素子と、
射出波の波長を調整して射出波と反射波との位相を同期させると共に、射出波の波長を特定する駆動信号を出力する、PLL回路と、
駆動信号に基づいて対象物までの距離を表す距離検出信号を求め、求めた距離検出信号を出力する出力回路とを備えることを特徴とする超音波距離センサ。 - 上記PLL回路は、更に、射出波と反射波との位相状態を表す状態信号を出力するようになっており、
上記出力回路は、状態信号に基づいて射出波と反射波との位相が同期したことを検出する合焦検出回路と、駆動信号に基づいて対象物までの距離に応じた距離検出信号を求める演算器と、合焦検出回路による位相の同期検出時に、演算器により求められた距離検出信号を出力する出力スイッチとで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波距離センサ。 - 上記PLL回路は、射出波と反射波との、振幅0の位置の位相を同期させるようになっており、状態信号として、射出波と反射波との、振幅0の位置の位相状態を表す信号を出力するようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超音波距離センサ。
- 上記PLL回路は、対象物までの距離が射出波の予め決めたn/2波長に等しい場合に、射出波と反射波との位相を同期させるようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の超音波距離センサ。
- 上記n/2波長が、1/2波長であることを特徴とする請求項4に記載の超音波距離センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004129844A JP3955039B2 (ja) | 2004-04-26 | 2004-04-26 | 超音波距離センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004129844A JP3955039B2 (ja) | 2004-04-26 | 2004-04-26 | 超音波距離センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005308694A true JP2005308694A (ja) | 2005-11-04 |
JP3955039B2 JP3955039B2 (ja) | 2007-08-08 |
Family
ID=35437625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004129844A Expired - Fee Related JP3955039B2 (ja) | 2004-04-26 | 2004-04-26 | 超音波距離センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3955039B2 (ja) |
-
2004
- 2004-04-26 JP JP2004129844A patent/JP3955039B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3955039B2 (ja) | 2007-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6771103B2 (en) | Time measurement apparatus, distance measurement apparatus, and clock signal generating apparatus usable therein | |
JP4745969B2 (ja) | 差分光信号を検出および/または評価するための方法 | |
CN109309479B (zh) | 电路装置、物理量测量装置、电子设备和移动体 | |
CN112005128A (zh) | 飞行时间装置和用于飞行时间测量的方法 | |
US20090235127A1 (en) | Time lag measuring device, distance measuring apparatus and distance measuring method | |
JP2002214369A (ja) | 時間測定装置及び距離測定装置 | |
JP2011089986A (ja) | 距離又は距離変化を測定するためのセンサ及び方法 | |
JP2011511261A5 (ja) | ||
JP2008102000A (ja) | 強度変調光を用いた空間情報検出装置 | |
JPH07191144A (ja) | パルス方式の光波距離計 | |
KR101915858B1 (ko) | 신호크기에 의한 측정오차를 저감하는 장치 및 방법 그리고 이를 이용한 라이다 센서 시스템 | |
JPH1123709A (ja) | 距離測定装置 | |
JP2006118930A (ja) | 光波距離計 | |
JP6059441B2 (ja) | 測距システム | |
US20020095987A1 (en) | Level-measuring device | |
JP2002196087A (ja) | 時間測定回路 | |
JP2020085867A (ja) | 距離速度測定装置および距離速度測定方法 | |
US11573321B2 (en) | Semiconductor circuitry and distance measuring device | |
JP3955039B2 (ja) | 超音波距離センサ | |
JPH05223928A (ja) | パルスレーダ | |
KR102420037B1 (ko) | 실시간 캘리브레이션을 지원하는 tdc | |
US11437956B2 (en) | Electromagnetic wave generation device and electromagnetic wave generation system | |
KR101359344B1 (ko) | Fmcw 기반 거리 측정 장치 | |
JP5416978B2 (ja) | 飛翔体 | |
US20220326359A1 (en) | Measurement and compensation for phase errors in time-of-flight-cameras |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060623 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060627 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060801 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060912 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20061113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20061113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20070424 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20070427 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |