JPH1123709A - 距離測定装置 - Google Patents
距離測定装置Info
- Publication number
- JPH1123709A JPH1123709A JP9181473A JP18147397A JPH1123709A JP H1123709 A JPH1123709 A JP H1123709A JP 9181473 A JP9181473 A JP 9181473A JP 18147397 A JP18147397 A JP 18147397A JP H1123709 A JPH1123709 A JP H1123709A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- pulse
- path
- light amount
- external
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/48—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
- G01S7/483—Details of pulse systems
- G01S7/486—Receivers
- G01S7/489—Gain of receiver varied automatically during pulse-recurrence period
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S17/00—Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
- G01S17/02—Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
- G01S17/06—Systems determining position data of a target
- G01S17/08—Systems determining position data of a target for measuring distance only
- G01S17/10—Systems determining position data of a target for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/48—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
- G01S7/483—Details of pulse systems
- G01S7/486—Receivers
- G01S7/487—Extracting wanted echo signals, e.g. pulse detection
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】送光光学系から出射されたパルス光が、ビーム
エリア内の複数のターゲットで反射する場合やターゲッ
トで多重反射する場合に、複数の反射パルスが受信され
ることによる誤動作を防止する。 【解決手段】光パルスをターゲットに向けて出射し、光
パルスの出射から反射パルスの検出までの時間差を計測
することによりターゲットまでの距離を算出する距離測
定装置において、信号レベル検出部の入力に信号レベル
可変部を設け、光パルスを目標物に向かって照射してか
ら最初の受信パルスの後ろ側エッジのタイミングにより
前記信号レベル可変部を動作させ、前記信号レベル検出
部の入力信号を遮断または減衰するように構成する。
エリア内の複数のターゲットで反射する場合やターゲッ
トで多重反射する場合に、複数の反射パルスが受信され
ることによる誤動作を防止する。 【解決手段】光パルスをターゲットに向けて出射し、光
パルスの出射から反射パルスの検出までの時間差を計測
することによりターゲットまでの距離を算出する距離測
定装置において、信号レベル検出部の入力に信号レベル
可変部を設け、光パルスを目標物に向かって照射してか
ら最初の受信パルスの後ろ側エッジのタイミングにより
前記信号レベル可変部を動作させ、前記信号レベル検出
部の入力信号を遮断または減衰するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光パルスをターゲ
ットに向けて出射し、光パルスの出射から反射パルスの
検出までの時間差を計測することによりターゲットまで
の距離を算出する距離測定装置に関する。
ットに向けて出射し、光パルスの出射から反射パルスの
検出までの時間差を計測することによりターゲットまで
の距離を算出する距離測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の距離測定装置の全体のブ
ロック図を示す。光パルスを利用して距離を測定する工
程には、反射パルスの光量を基準レベルに合わせる工程
と、出射パルスと反射パルスの時間差を測定する工程が
ある。
ロック図を示す。光パルスを利用して距離を測定する工
程には、反射パルスの光量を基準レベルに合わせる工程
と、出射パルスと反射パルスの時間差を測定する工程が
ある。
【0003】まず、両工程に共通する部分について説明
する。パルス発生部61は、内部に設けられている発振
器の出力信号のエッジに同期して、レーザダイオード6
2をドライブするドライブ信号78を出力する。レーザ
ダイオード62は、上記ドライブ信号78に応答して光
パルス80を送光光学系63に出射する。送光光学系6
3は、図示しないマイクロコンピュータからの信号によ
り、光路を外部に向けて出射するa側か、あるいは装置
内部の光路に導くb側かに選択し、どちらか一方に光パ
ルス80を送出する。
する。パルス発生部61は、内部に設けられている発振
器の出力信号のエッジに同期して、レーザダイオード6
2をドライブするドライブ信号78を出力する。レーザ
ダイオード62は、上記ドライブ信号78に応答して光
パルス80を送光光学系63に出射する。送光光学系6
3は、図示しないマイクロコンピュータからの信号によ
り、光路を外部に向けて出射するa側か、あるいは装置
内部の光路に導くb側かに選択し、どちらか一方に光パ
ルス80を送出する。
【0004】外部光路a側へ送出された光パルス81
は、距離測定地点に設置されたターゲット77に照射さ
れる。ターゲット77で反射した光の一部83は、受光
光学系A64で集光され、光学式アッテネータ等で構成
される光量可変機構65、受光光学系B66及び光学フ
ィルタ67を通ってアバランシェフォトダイオード68
の受光面に入る。そして、アバランシェフォトダイオー
ド68で光電変換され受信部69で電圧に変換された信
号は、アンプ部70で増幅され受信タイミング検出部7
1と信号レベル検出部72に送られる。一方、内部光路
b側へ送出された光パルス82は、装置内部の光路を通
って、直接受光光学系B66に受光される。
は、距離測定地点に設置されたターゲット77に照射さ
れる。ターゲット77で反射した光の一部83は、受光
光学系A64で集光され、光学式アッテネータ等で構成
される光量可変機構65、受光光学系B66及び光学フ
ィルタ67を通ってアバランシェフォトダイオード68
の受光面に入る。そして、アバランシェフォトダイオー
ド68で光電変換され受信部69で電圧に変換された信
号は、アンプ部70で増幅され受信タイミング検出部7
1と信号レベル検出部72に送られる。一方、内部光路
b側へ送出された光パルス82は、装置内部の光路を通
って、直接受光光学系B66に受光される。
【0005】次に、光量平衡を行う部分について説明す
る。外部光路aを通った光パルス83の受信光量は、タ
ーゲット77の反射率や距離によって大きく変わるの
で、予めある一定の基準値に調整されている内部光路b
を通った光パルス82の受信光量と同じになるように光
量平衡が行われる。
る。外部光路aを通った光パルス83の受信光量は、タ
ーゲット77の反射率や距離によって大きく変わるの
で、予めある一定の基準値に調整されている内部光路b
を通った光パルス82の受信光量と同じになるように光
量平衡が行われる。
【0006】信号レベル検出部72は、アンプ部70の
出力パルス75のピークレベルを保持するピーク検出回
路で構成され、ピークレベルに比例した電圧を示す信号
84を光量コントロール部73へ送る。光量コントロー
ル部73は、図示しないマイクロコンピュータ及びモー
タ等で構成されており、内部光路bを通った光パルス8
2と外部光路aを通った光パルス83に対する信号レベ
ル検出部72のそれぞれの出力84を比較する。そし
て、この2つの出力が同じになるように、光量可変機構
65に含まれる光学式アッテネータを回転させ、外部光
路aの光パルス83の受信光量をコントロールする。こ
の光量平衡により外部光路a経由の光量と内部光路b経
由の光量を同等にして、両光パルスによる受信回路内で
の遅延特性をそろえることができる。
出力パルス75のピークレベルを保持するピーク検出回
路で構成され、ピークレベルに比例した電圧を示す信号
84を光量コントロール部73へ送る。光量コントロー
ル部73は、図示しないマイクロコンピュータ及びモー
タ等で構成されており、内部光路bを通った光パルス8
2と外部光路aを通った光パルス83に対する信号レベ
ル検出部72のそれぞれの出力84を比較する。そし
て、この2つの出力が同じになるように、光量可変機構
65に含まれる光学式アッテネータを回転させ、外部光
路aの光パルス83の受信光量をコントロールする。こ
の光量平衡により外部光路a経由の光量と内部光路b経
由の光量を同等にして、両光パルスによる受信回路内で
の遅延特性をそろえることができる。
【0007】次に、時間測定を行う部分について説明す
る。上記の光量平衡により、内部光路bと外部光路aの
信号レベルの差が予め決められた範囲内に入った後、図
示しないマイクロコンピュータは時間測定を行う。時間
測定の場合は、パルス発生部61によるドライブ信号7
8に応答してレーザダイオード62が発生する光パルス
80が、送光光学系63を介して外部光路a側に投光さ
れる。その時同時に測定スタート信号79が時間計測部
74に与えられる。
る。上記の光量平衡により、内部光路bと外部光路aの
信号レベルの差が予め決められた範囲内に入った後、図
示しないマイクロコンピュータは時間測定を行う。時間
測定の場合は、パルス発生部61によるドライブ信号7
8に応答してレーザダイオード62が発生する光パルス
80が、送光光学系63を介して外部光路a側に投光さ
れる。その時同時に測定スタート信号79が時間計測部
74に与えられる。
【0008】一方、ターゲット77で反射した光パルス
83が、上記と同様にアバランシェフォトダイオード6
8で光電変換される。光量平衡により適正振幅レベルに
なったアンプ部70の出力75は、受信タイミング検出
部71に送られる。受信タイミング検出部71は、コン
パレータ及び微分回路等で構成されており、入力信号7
5のピークのタイミングを検出し、受信タイミング信号
76を時間計測部74へ送る。
83が、上記と同様にアバランシェフォトダイオード6
8で光電変換される。光量平衡により適正振幅レベルに
なったアンプ部70の出力75は、受信タイミング検出
部71に送られる。受信タイミング検出部71は、コン
パレータ及び微分回路等で構成されており、入力信号7
5のピークのタイミングを検出し、受信タイミング信号
76を時間計測部74へ送る。
【0009】そして、時間計測部74は、前記測定スタ
ート信号79と受信タイミング信号76との時間差を計
測し、更に光速との演算により距離測定装置からターゲ
ット77までの距離を算出する。尚、距離測定装置内部
の電気的な遅延時間は、内部光路bについても同様の時
間差測定を行った後、外部光路aの場合の時間差測定値
との差をとることによりキャンセルされる。
ート信号79と受信タイミング信号76との時間差を計
測し、更に光速との演算により距離測定装置からターゲ
ット77までの距離を算出する。尚、距離測定装置内部
の電気的な遅延時間は、内部光路bについても同様の時
間差測定を行った後、外部光路aの場合の時間差測定値
との差をとることによりキャンセルされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】送光光学系63から出
射された光パルス81は、光学系により定められたビー
ムエリア内のターゲット77に当たることになるが、タ
ーゲットがプリズムのように非常に反射率が高く、プリ
ズムからの反射光が送光光学系63や受光光学系A64
で反射され、再びプリズムに向う多重反射が発生するよ
うな場合、あるいはターゲットの後方に反射率の高い物
が存在する場合等は、複数の反射パルス83が受信され
る状況が発生する。
射された光パルス81は、光学系により定められたビー
ムエリア内のターゲット77に当たることになるが、タ
ーゲットがプリズムのように非常に反射率が高く、プリ
ズムからの反射光が送光光学系63や受光光学系A64
で反射され、再びプリズムに向う多重反射が発生するよ
うな場合、あるいはターゲットの後方に反射率の高い物
が存在する場合等は、複数の反射パルス83が受信され
る状況が発生する。
【0011】この場合、前記光量平衡は前記ピーク検出
回路の作用により受信した複数の反射パルス83のう
ち、最も受信光量の大きい反射パルスに対して行われ
る。その結果、光パルスのビームエリア内において最も
近い位置にあるターゲットまでの距離が正しく求められ
ない場合が生ずる。そのような場合の例を以下に詳述す
る。
回路の作用により受信した複数の反射パルス83のう
ち、最も受信光量の大きい反射パルスに対して行われ
る。その結果、光パルスのビームエリア内において最も
近い位置にあるターゲットまでの距離が正しく求められ
ない場合が生ずる。そのような場合の例を以下に詳述す
る。
【0012】図6は、従来例の第1の問題点として、測
定地点にあるターゲットの後ろに反射率の高い物体が存
在する場合の各部の波形を示す。
定地点にあるターゲットの後ろに反射率の高い物体が存
在する場合の各部の波形を示す。
【0013】図6(a)は、外部光路a側を経由して受
光した光パルスに対する光量平衡前のアンプ部70の出
力75を示す。1番目のパルスP1はターゲットで反射
したパルスを示し、2番目のパルスP2はターゲットの
後ろの反射率の高い物体で反射したパルスを示す。この
例では、ターゲットの後方に反射率の高い物体が存在す
るので、2番目のパルスP2のピーク値は1番目のパル
スP1よりかなり大きくなる。
光した光パルスに対する光量平衡前のアンプ部70の出
力75を示す。1番目のパルスP1はターゲットで反射
したパルスを示し、2番目のパルスP2はターゲットの
後ろの反射率の高い物体で反射したパルスを示す。この
例では、ターゲットの後方に反射率の高い物体が存在す
るので、2番目のパルスP2のピーク値は1番目のパル
スP1よりかなり大きくなる。
【0014】図6(b)は、図6(a)の出力75に対
する信号レベル検出部72の出力84を示す。信号レベ
ル検出部72はピークレベル検出回路で構成されている
ので、一旦レベルの低い最初の反射パルスP1のピーク
レベルVaを保持した後、さらにピークレベルの高い2
番目の反射パルスP2のピークレベルVbを保持する。
する信号レベル検出部72の出力84を示す。信号レベ
ル検出部72はピークレベル検出回路で構成されている
ので、一旦レベルの低い最初の反射パルスP1のピーク
レベルVaを保持した後、さらにピークレベルの高い2
番目の反射パルスP2のピークレベルVbを保持する。
【0015】図6(c)は、外部光路a側を経由して受
光した光パルスに対する光量平衡後のアンプ部70の出
力75を示す。光量平衡は、ピークレベルの高い2番目
の反射パルスP2を基準として行われるので、光量平衡
後のアンプ部70の出力75の振幅レベルは、2番目の
反射パルスP2が基準レベルVstに減衰され、1番目
の反射パルスP1はそれに伴い更に小さく減衰されてし
まう。
光した光パルスに対する光量平衡後のアンプ部70の出
力75を示す。光量平衡は、ピークレベルの高い2番目
の反射パルスP2を基準として行われるので、光量平衡
後のアンプ部70の出力75の振幅レベルは、2番目の
反射パルスP2が基準レベルVstに減衰され、1番目
の反射パルスP1はそれに伴い更に小さく減衰されてし
まう。
【0016】図6(d)は、図6(c)の出力75に対
する受信タイミング検出部71の出力76を示す。受信
タイミング検出部71は、アンプ部70の出力パルス7
5が、スレッショルドレベルVth1を越えた場合のピ
ーク時点を受信タイミングとして検出する。従って、受
信タイミング検出部71は、大きく減衰されたターゲッ
トからのパルスP1を検出することができず、ターゲッ
トの後ろにある反射率の高い物体から反射した2番目の
反射パルスP2のピーク時点t2を受信タイミングとし
て検出してしまう。その結果、距離測定装置は、本来の
ターゲットまでの距離ではなく、ターゲットの後ろにあ
る反射率の高い物体までの距離を測定データとして算出
してしまう。
する受信タイミング検出部71の出力76を示す。受信
タイミング検出部71は、アンプ部70の出力パルス7
5が、スレッショルドレベルVth1を越えた場合のピ
ーク時点を受信タイミングとして検出する。従って、受
信タイミング検出部71は、大きく減衰されたターゲッ
トからのパルスP1を検出することができず、ターゲッ
トの後ろにある反射率の高い物体から反射した2番目の
反射パルスP2のピーク時点t2を受信タイミングとし
て検出してしまう。その結果、距離測定装置は、本来の
ターゲットまでの距離ではなく、ターゲットの後ろにあ
る反射率の高い物体までの距離を測定データとして算出
してしまう。
【0017】図7は、従来例の第2の問題点として、測
定地点にあるターゲットの後ろに反射率の高い物体が存
在する場合に、受信タイミングが変動する場合を示す。
定地点にあるターゲットの後ろに反射率の高い物体が存
在する場合に、受信タイミングが変動する場合を示す。
【0018】図7(a)は、外部光路a側を経由して受
光した光パルスに対する光量平衡前のアンプ部70の出
力75を示す。図6の場合と同様に、1番目の反射パル
スP1より2番目の反射パルスP2等の方がピークレベ
ルが高い場合である。但し、2番目の反射パルスのうち
実線で描いたパルスP2は、ターゲットの後ろの物体の
反射率が高く1番目のパルスP1よりかなり大きいが、
点線で描いたパルスP20は、1番目のパルスP1より
わずかに大きい場合を示す。検出すべきターゲットの後
の物体の姿勢が変化するなど、測定環境の変化によっ
て、複数回の測定に際し2番目の反射パルスがパルスP
2になったりパルスP20になったりする場合がある。
光した光パルスに対する光量平衡前のアンプ部70の出
力75を示す。図6の場合と同様に、1番目の反射パル
スP1より2番目の反射パルスP2等の方がピークレベ
ルが高い場合である。但し、2番目の反射パルスのうち
実線で描いたパルスP2は、ターゲットの後ろの物体の
反射率が高く1番目のパルスP1よりかなり大きいが、
点線で描いたパルスP20は、1番目のパルスP1より
わずかに大きい場合を示す。検出すべきターゲットの後
の物体の姿勢が変化するなど、測定環境の変化によっ
て、複数回の測定に際し2番目の反射パルスがパルスP
2になったりパルスP20になったりする場合がある。
【0019】図7(b)は、図7(a)の出力75に対
する信号レベル検出部72の出力84を示す。図7
(a)の2番目のパルスP20が1番目のパルスP1よ
りわずかに大きい点線の場合は、1番目のパルスP1の
ピークレベルVaと2番目の点線で示したパルスP20
のピークレベルVb’の差は小さい。
する信号レベル検出部72の出力84を示す。図7
(a)の2番目のパルスP20が1番目のパルスP1よ
りわずかに大きい点線の場合は、1番目のパルスP1の
ピークレベルVaと2番目の点線で示したパルスP20
のピークレベルVb’の差は小さい。
【0020】図7(c)は、外部光路a側を経由して受
光した光パルスに対する光量平衡後のアンプ部70の出
力75を示す。光量平衡は、図7(a)の2番目のパル
スが実線P2又は点線P20のどちらの場合でも、1番
目のパルスP1より大きいので、2番目のパルスP2又
はP20を基準に行われる。従って、アンプ部70の出
力75は、2番目の反射パルスが基準レベルVstとな
る。
光した光パルスに対する光量平衡後のアンプ部70の出
力75を示す。光量平衡は、図7(a)の2番目のパル
スが実線P2又は点線P20のどちらの場合でも、1番
目のパルスP1より大きいので、2番目のパルスP2又
はP20を基準に行われる。従って、アンプ部70の出
力75は、2番目の反射パルスが基準レベルVstとな
る。
【0021】この時、図7(a)の2番目の点線のパル
スP20と1番目のパルスP1のレベル差は小さいの
で、2番目のパルスP20が基準レベルVstとなるよ
うに光量平衡が行われても、1番目のパルスP1は基準
レベルVstからそれ程減衰せず、図7(c)の1番目
のパルスは,点線P10に示すように受信タイミング検
出部71のスレッショルドレベルVth1を越える場合
がある。一方、2番目のパルスP2が基準レベルVst
になる様に光量平衡されると、光量平衡後は1番目のパ
ルスP1はスレッショルドレベルVth1を越えない。
スP20と1番目のパルスP1のレベル差は小さいの
で、2番目のパルスP20が基準レベルVstとなるよ
うに光量平衡が行われても、1番目のパルスP1は基準
レベルVstからそれ程減衰せず、図7(c)の1番目
のパルスは,点線P10に示すように受信タイミング検
出部71のスレッショルドレベルVth1を越える場合
がある。一方、2番目のパルスP2が基準レベルVst
になる様に光量平衡されると、光量平衡後は1番目のパ
ルスP1はスレッショルドレベルVth1を越えない。
【0022】図7(d)は、図7(c)の出力75に対
する受信タイミング検出部71の出力76を示す。この
場合、受信タイミング検出部71は、受信タイミングと
して1番目のパルスP10のピークタイミングを示す点
線t1を出力する場合がある。即ち、図7(c)の1番
目のパルスP10のピークレベルが、スレッショルドレ
ベルVth1より高ければ、1番目のパルスP10の受
信タイミングt1を出力し、1番目のパルスP1のピー
クレベルが、スレッショルドレベルVth1より低けれ
ば、2番目のパルスP2の受信タイミングt2を出力す
る。そして、光量変動等により1番目の信号レベルがス
レッショルドレベルVth1をはさんで上下すれば、受
信タイミングが大きく変動し、測距値も大きく変動する
ことになる。
する受信タイミング検出部71の出力76を示す。この
場合、受信タイミング検出部71は、受信タイミングと
して1番目のパルスP10のピークタイミングを示す点
線t1を出力する場合がある。即ち、図7(c)の1番
目のパルスP10のピークレベルが、スレッショルドレ
ベルVth1より高ければ、1番目のパルスP10の受
信タイミングt1を出力し、1番目のパルスP1のピー
クレベルが、スレッショルドレベルVth1より低けれ
ば、2番目のパルスP2の受信タイミングt2を出力す
る。そして、光量変動等により1番目の信号レベルがス
レッショルドレベルVth1をはさんで上下すれば、受
信タイミングが大きく変動し、測距値も大きく変動する
ことになる。
【0023】一般に距離測定は、ターゲットまでの距離
を多数回測定しその平均を測距値とする。その場合に、
1番目のパルスP10の信号レベルが何回かスレッショ
ルドレベルVth1を越えれば、その回数だけ1番目の
パルスP10に対応する距離を出力し、1番目のパルス
P1の信号レベルがスレッショルドレベルVth1を越
えない残りの回数は、2番目のパルスP2に対応する距
離を出力する。従って、その検出回数の割合により、1
番目と2番目のパルス信号に対応する距離の平均値、即
ち、ターゲットまでの距離とターゲットの後方の反射率
の高い物体までの距離の中間距離が出力されることにな
る。このように両方の中間の距離を出力することは、存
在しない物体までの距離を出力することになり、大きな
問題となる。
を多数回測定しその平均を測距値とする。その場合に、
1番目のパルスP10の信号レベルが何回かスレッショ
ルドレベルVth1を越えれば、その回数だけ1番目の
パルスP10に対応する距離を出力し、1番目のパルス
P1の信号レベルがスレッショルドレベルVth1を越
えない残りの回数は、2番目のパルスP2に対応する距
離を出力する。従って、その検出回数の割合により、1
番目と2番目のパルス信号に対応する距離の平均値、即
ち、ターゲットまでの距離とターゲットの後方の反射率
の高い物体までの距離の中間距離が出力されることにな
る。このように両方の中間の距離を出力することは、存
在しない物体までの距離を出力することになり、大きな
問題となる。
【0024】そこで本発明の目的は、ターゲットの反射
率が高く、多重反射を生ずる場合に、目標とするターゲ
ットまでの距離を正確に測定することができる距離測定
装置を提供することにある。
率が高く、多重反射を生ずる場合に、目標とするターゲ
ットまでの距離を正確に測定することができる距離測定
装置を提供することにある。
【0025】また、本発明の他の目的は、検出すべきタ
ーゲットの後ろに反射率の高い物体が存在する場合に、
反射率の高い物体までの距離を測定してしまう第1の問
題点を解決する距離測定装置を提供することにある。
ーゲットの後ろに反射率の高い物体が存在する場合に、
反射率の高い物体までの距離を測定してしまう第1の問
題点を解決する距離測定装置を提供することにある。
【0026】更に、本発明の他の目的は、検出すべきタ
ーゲットの後ろに反射率の高い物体が存在し、かつ測定
環境の変化によって該物体からの反射パルスのピークレ
ベルが変化する場合に、両者の中間の距離を測定してし
まう第2の問題点を解決する距離測定装置を提供するこ
とにある。
ーゲットの後ろに反射率の高い物体が存在し、かつ測定
環境の変化によって該物体からの反射パルスのピークレ
ベルが変化する場合に、両者の中間の距離を測定してし
まう第2の問題点を解決する距離測定装置を提供するこ
とにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
おいて、外部光路または内部光路に光パルスを出射する
光パルス送光手段と、該外部光路または内部光路を経由
した光パルスを受光する光パルス受光手段と、該外部光
路を経由した前記光パルスの光量を調整する光量可変部
と、該光量可変部を制御する光量制御手段と、前記光パ
ルスの出射から受光までの時間を計測する時間計測手段
とを有する距離測定装置において、前記光量制御手段
は、前記外部光路を経由した最初の光パルスと内部光路
を経由した光パルスの光量とに応じて前記光量可変部を
制御することを特徴とする距離測定装置を提供すること
により達成することができる。
おいて、外部光路または内部光路に光パルスを出射する
光パルス送光手段と、該外部光路または内部光路を経由
した光パルスを受光する光パルス受光手段と、該外部光
路を経由した前記光パルスの光量を調整する光量可変部
と、該光量可変部を制御する光量制御手段と、前記光パ
ルスの出射から受光までの時間を計測する時間計測手段
とを有する距離測定装置において、前記光量制御手段
は、前記外部光路を経由した最初の光パルスと内部光路
を経由した光パルスの光量とに応じて前記光量可変部を
制御することを特徴とする距離測定装置を提供すること
により達成することができる。
【0028】即ち、本発明の距離測定装置によれば、光
量制御手段は、目標とするターゲットから反射するパル
スが基準レベルになるように光量平衡を行うので、目標
とするターゲットの後方の物体から大きな反射パルスが
ある場合でも、常に最初のターゲットまでの距離を正確
に測定することができる。
量制御手段は、目標とするターゲットから反射するパル
スが基準レベルになるように光量平衡を行うので、目標
とするターゲットの後方の物体から大きな反射パルスが
ある場合でも、常に最初のターゲットまでの距離を正確
に測定することができる。
【0029】また、本発明の距離測定装置における光量
制御手段は、前記外部光路を経由した最初の光パルスを
検出した後、前記光パルス受光手段から入力される信号
を遮断または減衰させる信号レベル可変手段と、該信号
レベル可変手段から与えられる前記信号を利用して、前
記光量可変部を制御する光量コントロール部とを有する
ことを特徴とする。
制御手段は、前記外部光路を経由した最初の光パルスを
検出した後、前記光パルス受光手段から入力される信号
を遮断または減衰させる信号レベル可変手段と、該信号
レベル可変手段から与えられる前記信号を利用して、前
記光量可変部を制御する光量コントロール部とを有する
ことを特徴とする。
【0030】即ち、光量可変部を制御する制御信号のう
ち、2番目以降の反射パルスに対応する信号は遮断また
は減衰されるので、複数の反射パルスがある場合でも2
番目以降の反射パルスで光量平衡が行われることがな
く、常に1番目の反射パルスで光量平衡が行われる。
ち、2番目以降の反射パルスに対応する信号は遮断また
は減衰されるので、複数の反射パルスがある場合でも2
番目以降の反射パルスで光量平衡が行われることがな
く、常に1番目の反射パルスで光量平衡が行われる。
【0031】そして、1番目の反射パルスが基準レベル
となって受信タイミング検出部に入力されるので、本発
明の距離測定装置は、常に最も近いターゲットまでの距
離を出力し、反射パルスのレベル変化によって測距値が
大きく変化したり、2つのターゲットの中間の距離を出
力するといった不安定な動作をすることがなくなる。
となって受信タイミング検出部に入力されるので、本発
明の距離測定装置は、常に最も近いターゲットまでの距
離を出力し、反射パルスのレベル変化によって測距値が
大きく変化したり、2つのターゲットの中間の距離を出
力するといった不安定な動作をすることがなくなる。
【0032】また、本発明における光量平衡は、時間を
計測する信号の経路とは別の光量制御手段で行われるの
で、ゲイン変化等によるスイッチングノイズが時間計測
手段に混入することもなく、安定に動作をする。
計測する信号の経路とは別の光量制御手段で行われるの
で、ゲイン変化等によるスイッチングノイズが時間計測
手段に混入することもなく、安定に動作をする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例に
ついて図面に従って説明する。しかしながら、かかる実
施の形態例が本発明の技術的範囲を限定するものではな
い。
ついて図面に従って説明する。しかしながら、かかる実
施の形態例が本発明の技術的範囲を限定するものではな
い。
【0034】図1は、本発明の実施の形態による距離測
定装置の機能ブロック図を示す。本発明の実施の形態の
距離測定装置は、外部光路106または内部光路107
に光パルスを出射する光パルス送光手段100と、外部
光路106または内部光路107を経由した光パルスを
受光する光パルス受光手段101と、外部光路106の
光量を調整する光量可変部104を制御する光量制御手
段103と、光パルスの出射から受光までの時間を計測
する時間計測手段102を有する。
定装置の機能ブロック図を示す。本発明の実施の形態の
距離測定装置は、外部光路106または内部光路107
に光パルスを出射する光パルス送光手段100と、外部
光路106または内部光路107を経由した光パルスを
受光する光パルス受光手段101と、外部光路106の
光量を調整する光量可変部104を制御する光量制御手
段103と、光パルスの出射から受光までの時間を計測
する時間計測手段102を有する。
【0035】光パルス送光手段100は、ターゲット1
05に向けて光パルスを送出する外部光路106か、光
量平衡における光パルスの基準レベルを得るために光パ
ルスを装置内部に送出する内部光路107かを選択し
て、光パルスを出射する。光パルス受光手段101は、
外部光路106又は内部光路107を経由した光パルス
を受光して、電気信号に変換し時間計測手段102に出
力する。光量制御手段103は、外部光路106の経路
に置かれた光量可変部104を制御して、外部光路10
6を経由した光パルスの受光光量と、内部光路107を
経由した光パルスの受光光量を同等にする光量平衡を行
う。時間計測手段102は、光パルス送光手段100か
らの光パルスの出射タイミングと、光パルス受光手段1
01からの光パルスの受光タイミングの時間差を計測す
る。この時間差と光速からターゲット105までの距離
を算出する。
05に向けて光パルスを送出する外部光路106か、光
量平衡における光パルスの基準レベルを得るために光パ
ルスを装置内部に送出する内部光路107かを選択し
て、光パルスを出射する。光パルス受光手段101は、
外部光路106又は内部光路107を経由した光パルス
を受光して、電気信号に変換し時間計測手段102に出
力する。光量制御手段103は、外部光路106の経路
に置かれた光量可変部104を制御して、外部光路10
6を経由した光パルスの受光光量と、内部光路107を
経由した光パルスの受光光量を同等にする光量平衡を行
う。時間計測手段102は、光パルス送光手段100か
らの光パルスの出射タイミングと、光パルス受光手段1
01からの光パルスの受光タイミングの時間差を計測す
る。この時間差と光速からターゲット105までの距離
を算出する。
【0036】図2は、図1の距離測定装置の詳細なブロ
ック図を示す。図1における各機能ブロックは、図2中
の点線で囲った部分に相当する。光パルスをターゲット
に向けて出射する送光光学系3及び反射パルスを受光す
る受光光学系4等は、従来例と同様であるので、本発明
の実施の形態例が従来例と異なる部分を中心に説明す
る。
ック図を示す。図1における各機能ブロックは、図2中
の点線で囲った部分に相当する。光パルスをターゲット
に向けて出射する送光光学系3及び反射パルスを受光す
る受光光学系4等は、従来例と同様であるので、本発明
の実施の形態例が従来例と異なる部分を中心に説明す
る。
【0037】本発明の実施の形態例においては、アンプ
部10の出力24は、従来例のように直接信号レベル検
出部14に入力されず、信号エッジ検出部12及び信号
レベル可変部13を経由して入力される。本実施の形態
例は、時間計測において、時間計測部16で測定スター
ト信号22と受信タイミング信号26との時間差を測定
し、ターゲット20までの距離を測定することは従来と
同様であるが、時間測定の前に行う光量平衡用の回路が
改良されている。
部10の出力24は、従来例のように直接信号レベル検
出部14に入力されず、信号エッジ検出部12及び信号
レベル可変部13を経由して入力される。本実施の形態
例は、時間計測において、時間計測部16で測定スター
ト信号22と受信タイミング信号26との時間差を測定
し、ターゲット20までの距離を測定することは従来と
同様であるが、時間測定の前に行う光量平衡用の回路が
改良されている。
【0038】即ち、光量平衡は、外部光路aを経由した
光パルスの光量を内部光路bを経由した光パルスの光量
と同等にする動作であるが、本実施の形態例は、外部光
路aから複数の反射パルスを検出する場合に、常に最初
に検出する反射パルスを基準レベルにするように、光量
可変機構5を制御する点で従来例と異なる。以下各部の
波形を参照して説明する。
光パルスの光量を内部光路bを経由した光パルスの光量
と同等にする動作であるが、本実施の形態例は、外部光
路aから複数の反射パルスを検出する場合に、常に最初
に検出する反射パルスを基準レベルにするように、光量
可変機構5を制御する点で従来例と異なる。以下各部の
波形を参照して説明する。
【0039】図3は、本発明の実施の形態による各部の
動作を示すための波形図である。
動作を示すための波形図である。
【0040】図3(a)は、外部光路a側を経由して受
光した光パルスに対する光量平衡前のアンプ部10の出
力パルス24を示す。従来例と同様に、ターゲットの後
ろに反射率の高い物体がある場合である。ターゲットで
反射される1番目のパルスP1より、反射率の高い物体
で反射される2番目のパルスP2の方がパルスレベルが
大きくなっている。
光した光パルスに対する光量平衡前のアンプ部10の出
力パルス24を示す。従来例と同様に、ターゲットの後
ろに反射率の高い物体がある場合である。ターゲットで
反射される1番目のパルスP1より、反射率の高い物体
で反射される2番目のパルスP2の方がパルスレベルが
大きくなっている。
【0041】図3(b)は、図3(a)の出力24に対
する信号エッジ検出部12のコントロール信号25を示
す。信号エッジ検出部12は、アンプ部10の出力パル
ス24が正のパルスだった場合は、正のパルスの立ち下
がりエッジが、信号エッジ検出部12のスレッショルド
レベルVth2を横切る時点tcで、コントロール信号
25を論理Hレベルにする。信号レベル可変部13は、
コントロール信号25の論理Hレベルに同期して、入出
力信号に対するゲインを下げる。
する信号エッジ検出部12のコントロール信号25を示
す。信号エッジ検出部12は、アンプ部10の出力パル
ス24が正のパルスだった場合は、正のパルスの立ち下
がりエッジが、信号エッジ検出部12のスレッショルド
レベルVth2を横切る時点tcで、コントロール信号
25を論理Hレベルにする。信号レベル可変部13は、
コントロール信号25の論理Hレベルに同期して、入出
力信号に対するゲインを下げる。
【0042】尚、アンプ部10の出力パルス24が負の
パルスだった場合は、負のパルスの立ち上がりエッジ
が、スレッショルドレベルを横切る時点で、コントロー
ル信号25を活性化すればよい。
パルスだった場合は、負のパルスの立ち上がりエッジ
が、スレッショルドレベルを横切る時点で、コントロー
ル信号25を活性化すればよい。
【0043】図3(c)は、図3(a)の出力24に対
する信号レベル可変部13の出力30を示す。信号レベ
ル可変部13のゲインは、コントロール信号25が論理
Hレベルになる時刻tc以前は当初の値を維持してい
る。従って、アンプ部10の出力パルス24は、一つ目
のパルスP1に対しては信号レベル可変部13のゲイン
に従った大きさのパルスとして信号レベル検出部14へ
出力され、2つ目のパルスP2以降の信号は大きく減衰
される。
する信号レベル可変部13の出力30を示す。信号レベ
ル可変部13のゲインは、コントロール信号25が論理
Hレベルになる時刻tc以前は当初の値を維持してい
る。従って、アンプ部10の出力パルス24は、一つ目
のパルスP1に対しては信号レベル可変部13のゲイン
に従った大きさのパルスとして信号レベル検出部14へ
出力され、2つ目のパルスP2以降の信号は大きく減衰
される。
【0044】図3(d)は、図3(c)の出力30に対
する信号レベル検出部14の出力31を示す。信号レベ
ル検出部14は、入力パルス30のピークレベルを保持
するピーク検出回路で構成されているので、最もピーク
レベルの高い一つ目のパルスP1のピークレベルを保持
し、ピークレベルに対応した電圧Vaを光量コントロー
ル部15へ送る。
する信号レベル検出部14の出力31を示す。信号レベ
ル検出部14は、入力パルス30のピークレベルを保持
するピーク検出回路で構成されているので、最もピーク
レベルの高い一つ目のパルスP1のピークレベルを保持
し、ピークレベルに対応した電圧Vaを光量コントロー
ル部15へ送る。
【0045】信号エッジ検出部12及び信号レベル可変
部13について図4を使ってさらに詳しく説明する。
部13について図4を使ってさらに詳しく説明する。
【0046】アンプ部10から正のパルスが信号エッジ
検出部12を構成するコンパレータ41に入力される
と、コンパレータ41はデジタルレベルに変換された負
のパルスをフリップフロップ42に出力する。
検出部12を構成するコンパレータ41に入力される
と、コンパレータ41はデジタルレベルに変換された負
のパルスをフリップフロップ42に出力する。
【0047】フリップフロップ42のQ出力はコンパレ
ータ41の後側エッジに同期してLレベルからHレベル
となり、この信号が信号レベル可変部13を構成するト
ランジスタ43に入力されることにより、トランジスタ
43がオフからオンとなる。
ータ41の後側エッジに同期してLレベルからHレベル
となり、この信号が信号レベル可変部13を構成するト
ランジスタ43に入力されることにより、トランジスタ
43がオフからオンとなる。
【0048】トランジスタ43がオフのときはアンプ部
10の出力24は減衰せずにそのまま信号レベル可変部
13を通過するが、オンのときは抵抗の分圧比による割
合で減衰して出力される。
10の出力24は減衰せずにそのまま信号レベル可変部
13を通過するが、オンのときは抵抗の分圧比による割
合で減衰して出力される。
【0049】このように本発明の実施の形態例では、常
に1番目のパルスP1のピークレベルに対応した電圧V
aにより光量平衡がおこなわれる。光量平衡は、前述の
ように、外部光路aを通った光パルスの受信光量が、タ
ーゲットの反射率や距離によって大きく変わるので、予
めある一定の基準値に調整されている内部光路bを通っ
た光パルスの受信光量と同じになるように調整するもの
である。
に1番目のパルスP1のピークレベルに対応した電圧V
aにより光量平衡がおこなわれる。光量平衡は、前述の
ように、外部光路aを通った光パルスの受信光量が、タ
ーゲットの反射率や距離によって大きく変わるので、予
めある一定の基準値に調整されている内部光路bを通っ
た光パルスの受信光量と同じになるように調整するもの
である。
【0050】即ち、光量コントロール部15は、図示し
ないマイクロコンピュータ及びモータ等で構成されてお
り、装置内部で構成される内部光路bを通った光パルス
28に対する信号レベル検出部14の出力31と、外部
光路aを通った光パルス29のうち最初のパルスP1に
対する信号レベル検出部14からの出力Vaを比較す
る。そして、この2つの出力が同じになるように、光量
可変機構5に含まれる光学式アッテネータを回転させ、
外部光路aの光パルス29の受信光量をコントロールす
る。この結果、最初に受信すると予想されるターゲット
に対する反射光パルスの光量を、内部光路bの光パルス
の光量に整合させることができる。
ないマイクロコンピュータ及びモータ等で構成されてお
り、装置内部で構成される内部光路bを通った光パルス
28に対する信号レベル検出部14の出力31と、外部
光路aを通った光パルス29のうち最初のパルスP1に
対する信号レベル検出部14からの出力Vaを比較す
る。そして、この2つの出力が同じになるように、光量
可変機構5に含まれる光学式アッテネータを回転させ、
外部光路aの光パルス29の受信光量をコントロールす
る。この結果、最初に受信すると予想されるターゲット
に対する反射光パルスの光量を、内部光路bの光パルス
の光量に整合させることができる。
【0051】図3(e)は、外部光路a側を経由して受
光した光パルスに対する光量平衡後のアンプ部10の出
力パルス24を示す。上記のように、本発明の実施の形
態では、1番目の反射パルスP1のピークレベルが基準
レベルVstになるように光量平衡が行われる。即ち、
ピークレベルが更に高い2番目のパルスP2があって
も、1番目のパルスP1が減衰されてしまうことがな
い。
光した光パルスに対する光量平衡後のアンプ部10の出
力パルス24を示す。上記のように、本発明の実施の形
態では、1番目の反射パルスP1のピークレベルが基準
レベルVstになるように光量平衡が行われる。即ち、
ピークレベルが更に高い2番目のパルスP2があって
も、1番目のパルスP1が減衰されてしまうことがな
い。
【0052】そして、光量平衡により内部光路bと外部
光路aの信号レベルの差が予め決められた範囲内に入っ
た後、図示しないマイクロコンピュータは実際の距離測
定を行う。
光路aの信号レベルの差が予め決められた範囲内に入っ
た後、図示しないマイクロコンピュータは実際の距離測
定を行う。
【0053】距離測定の動作は、まず、パルス発生部1
によるドライブ信号21に応答してレーザダイオード2
が発生する光パルス23が、送光光学系3を介して外部
光路a側に投光される。その時同時に測定スタート信号
22が時間計測部16に与えられる。一方、ターゲット
20で反射した光パルス29は、アバランシェフォトダ
イオード8で光電変換される。上記した光量平衡により
アンプ部10は、1番目の光パルスに対する信号レベル
を適正値にし、その出力24を受信タイミング検出部1
1に送る。
によるドライブ信号21に応答してレーザダイオード2
が発生する光パルス23が、送光光学系3を介して外部
光路a側に投光される。その時同時に測定スタート信号
22が時間計測部16に与えられる。一方、ターゲット
20で反射した光パルス29は、アバランシェフォトダ
イオード8で光電変換される。上記した光量平衡により
アンプ部10は、1番目の光パルスに対する信号レベル
を適正値にし、その出力24を受信タイミング検出部1
1に送る。
【0054】受信タイミング検出部11は、コンパレー
タ及び微分回路等で構成されており、入力信号24のピ
ークのタイミングを検出し、受信タイミング信号26を
時間計測部16へ送る。
タ及び微分回路等で構成されており、入力信号24のピ
ークのタイミングを検出し、受信タイミング信号26を
時間計測部16へ送る。
【0055】図3(f)は、図3(e)の出力24に対
する受信タイミング検出部11の出力26を示す。本発
明の実施の形態例においては、図3(e)に示すように
常にターゲットから反射される1番目のパルスP1が基
準レベルVstになる。そして、この基準レベルVst
は、受信タイミング検出部11のスレッショルドレベル
Vth1に対して十分余裕を持った大きさに設定されて
いるので、受信タイミングは、常に1番目のパルスP1
のピークタイミングt1となる。
する受信タイミング検出部11の出力26を示す。本発
明の実施の形態例においては、図3(e)に示すように
常にターゲットから反射される1番目のパルスP1が基
準レベルVstになる。そして、この基準レベルVst
は、受信タイミング検出部11のスレッショルドレベル
Vth1に対して十分余裕を持った大きさに設定されて
いるので、受信タイミングは、常に1番目のパルスP1
のピークタイミングt1となる。
【0056】時間計測部16は、前記測定スタート信号
22と受信タイミング信号26との時間差を、周波数の
正確にわかっている基準クロック(不図示)のクロック
数の計数、及び前記測定スタート信号22及び受信タイ
ミング信号26と基準クロックとの位相のずれを測定す
ることにより求める。同様の測定を内部光路bについて
も行い、外部光路aと内部光路bに対する上記の時間差
のデータを減算する。これにより、電気系の遅延時間が
キャンセルされた光パルスの走行時間が得られ、さらに
光速との演算によりターゲット20までの距離が算出さ
れる。
22と受信タイミング信号26との時間差を、周波数の
正確にわかっている基準クロック(不図示)のクロック
数の計数、及び前記測定スタート信号22及び受信タイ
ミング信号26と基準クロックとの位相のずれを測定す
ることにより求める。同様の測定を内部光路bについて
も行い、外部光路aと内部光路bに対する上記の時間差
のデータを減算する。これにより、電気系の遅延時間が
キャンセルされた光パルスの走行時間が得られ、さらに
光速との演算によりターゲット20までの距離が算出さ
れる。
【0057】このため従来例の第1の問題点のように、
ターゲットの後ろにある反射率の高い物体からいかに大
きな2番目の反射パルスが来ても、2番目のパルスを基
準として光量平衡が行われることがなく、ターゲットか
らの反射パルスである1番目のパルスが減衰されてしま
うことがない。
ターゲットの後ろにある反射率の高い物体からいかに大
きな2番目の反射パルスが来ても、2番目のパルスを基
準として光量平衡が行われることがなく、ターゲットか
らの反射パルスである1番目のパルスが減衰されてしま
うことがない。
【0058】また、従来例の第2の問題点のように、検
出すべきターゲットの後に反射率の高い物体が存在し、
かつ該物体からの反射パルスのピークレベルが変化する
場合でも、両者の中間の距離を測距値としてしまうよう
な誤動作を防止することができる。
出すべきターゲットの後に反射率の高い物体が存在し、
かつ該物体からの反射パルスのピークレベルが変化する
場合でも、両者の中間の距離を測距値としてしまうよう
な誤動作を防止することができる。
【0059】なお、本発明の実施の形態例では、信号レ
ベル検出部14の入力側で信号レベルを可変する方式と
したが、この方式に限らずに信号レベル検出部14の出
力側にサンプルホールド回路を設け、1番目のパルス信
号の立ち下がりエッジでサンプルホールド回路をホール
ドするような構成にしても同様の効果が得られる。ま
た、信号レベル検出部14自体に信号エッジ検出機能及
び信号レベル可変機能を持たせても、同様の効果が得ら
れる。
ベル検出部14の入力側で信号レベルを可変する方式と
したが、この方式に限らずに信号レベル検出部14の出
力側にサンプルホールド回路を設け、1番目のパルス信
号の立ち下がりエッジでサンプルホールド回路をホール
ドするような構成にしても同様の効果が得られる。ま
た、信号レベル検出部14自体に信号エッジ検出機能及
び信号レベル可変機能を持たせても、同様の効果が得ら
れる。
【0060】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、光
量制御手段は、最初のターゲットから反射するパルスが
基準レベルになるように光量平衡を行うので、常に最初
のターゲットまでの距離を正確に測定することができ
る。
量制御手段は、最初のターゲットから反射するパルスが
基準レベルになるように光量平衡を行うので、常に最初
のターゲットまでの距離を正確に測定することができ
る。
【0061】更に、測距値の演算に関係する信号経路の
レベルコントロールはしないので、レベルコントロール
によるスイッチングノイズの影響を受けない構成とする
ことができ、精度の高い測距値を得ることができる。
レベルコントロールはしないので、レベルコントロール
によるスイッチングノイズの影響を受けない構成とする
ことができ、精度の高い測距値を得ることができる。
【図1】本発明の実施の形態による距離測定装置の機能
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態による距離測定装置の詳細
なブロック図である。
なブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態による各部の動作説明図で
ある。
ある。
【図4】本発明の実施の形態による信号エッジ検出部1
2と信号レベル可変部13の回路図である。
2と信号レベル可変部13の回路図である。
【図5】従来例の距離測定装置の全体のブロック図であ
る。
る。
【図6】従来例の第1の問題点の説明図である。
【図7】従来例の第2の問題点の説明図である。
100 光パルス送光手段 101 光パルス受光手段 102 時間計測手段 103 光量制御手段 104 光量可変部 105 ターゲット 106 外部光路 107 内部光路
Claims (4)
- 【請求項1】外部光路または内部光路に光パルスを出射
する光パルス送光手段と、該外部光路または内部光路を
経由した光パルスを受光する光パルス受光手段と、該外
部光路を経由した前記光パルスの光量を調整する光量可
変部と、該光量可変部を制御する光量制御手段と、前記
光パルスの出射から受光までの時間を計測する時間計測
手段とを有する距離測定装置において、 前記光量制御手段は、前記外部光路を経由した最初の光
パルスと内部光路を経由した光パルスの光量とに応じて
前記光量可変部を制御することを特徴とする距離測定装
置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記光量制御手段は、前記外部光路を経由した最初の光
パルスと前記内部光路を経由した光パルスのピークが同
等になる様に前記外部光路を経由した光パルスの光量を
調整することを特徴とする距離測定装置。 - 【請求項3】請求項1において、 前記光量制御手段は、前記外部光路を経由した最初の光
パルスを検出した後、前記光パルス受光手段から入力さ
れる信号を遮断または減衰させる信号レベル可変手段
と、該信号レベル可変手段から与えられる前記信号を利
用して、前記光量可変部を制御する光量コントロール部
とを有することを特徴とする距離測定装置。 - 【請求項4】請求項1において、 前記光量制御手段は、前記外部光路を経由した最初の光
パルスのピークに対応する前記光パルス受光手段から入
力される信号をホールドし、該ホールドした値に従って
前記光量可変部を制御することを特徴とする距離測定装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9181473A JPH1123709A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 距離測定装置 |
US09/110,946 US6252655B1 (en) | 1997-07-07 | 1998-07-07 | Distance measuring apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9181473A JPH1123709A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 距離測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1123709A true JPH1123709A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16101378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9181473A Pending JPH1123709A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 距離測定装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6252655B1 (ja) |
JP (1) | JPH1123709A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009506306A (ja) * | 2005-08-24 | 2009-02-12 | ライカ ジオシステムズ アクチェンゲゼルシャフト | 位相測定原理による距離測定のための複数を目標とする方法 |
JP2011530712A (ja) * | 2008-08-12 | 2011-12-22 | ジェイケイ ヴィジョン アーエス | 船舶の航路上の物体の検知と画像化のシステム |
KR101538731B1 (ko) * | 2014-01-28 | 2015-07-23 | 한화탈레스 주식회사 | 타겟용 광학계의 레이저광 광학 차단 장치 |
KR101538733B1 (ko) * | 2014-04-14 | 2015-07-24 | 한화탈레스 주식회사 | 타겟용 광학계의 레이저광 전기적 제어 차단 장치 |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001324327A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-22 | Asahi Optical Co Ltd | 分岐光学系を用いたaf測量機 |
JP2001337166A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Minolta Co Ltd | 3次元入力方法および3次元入力装置 |
AU2003228549A1 (en) * | 2002-04-15 | 2003-11-03 | Toolz, Ltd. | Constructing a waveform from multiple threshold samples |
US6842232B2 (en) * | 2002-11-04 | 2005-01-11 | Reza Miremadi | Electro-optical determination of target parameters |
US20040231220A1 (en) * | 2003-05-23 | 2004-11-25 | Mccormick Patrick | Trajectory compensating riflescope |
DE102004060619A1 (de) * | 2004-12-16 | 2006-07-06 | Hilti Ag | Laserdistanzhandmessgerät mit einem Impulsrückmischverfahren |
US7714990B2 (en) * | 2004-12-16 | 2010-05-11 | Hilti Aktiengesellschaft | Hand-held laser distance measuring device with a pulse reflection mixing method |
US7460242B2 (en) * | 2006-08-30 | 2008-12-02 | University Of Central Florida Research Foundation, Inc. | Systems and methods for high-precision length measurement |
DE102007005187B4 (de) * | 2007-01-29 | 2008-11-20 | Gerd Reime | Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung einer Entfernung zu einem rückstrahlenden Objekt |
JP5671345B2 (ja) * | 2007-12-21 | 2015-02-18 | レッダーテック インコーポレイテッド | 検出及び測距方法 |
USRE46930E1 (en) * | 2007-12-21 | 2018-07-03 | Leddartech Inc. | Distance detection method and system |
DE102017101501B3 (de) * | 2017-01-26 | 2018-01-04 | Sick Ag | Optoelektronischer Sensor und Verfahren zur Bestimmung der Entfernung eines Objekts in einem Überwachungsbereich |
JP6953233B2 (ja) * | 2017-08-24 | 2021-10-27 | 株式会社トプコン | 3次元測量装置 |
USD875200S1 (en) | 2018-01-03 | 2020-02-11 | Bushnell Inc. | Rangefinder display device |
USD842723S1 (en) | 2017-09-27 | 2019-03-12 | Bushnell Inc. | Rangefinder |
USD926606S1 (en) | 2017-11-01 | 2021-08-03 | Bushnell Inc. | Rangefinder |
US11474240B2 (en) | 2019-01-07 | 2022-10-18 | Bushnell Inc. | Golf rangefinder device with integral magnet mount |
DE102019101236A1 (de) * | 2019-01-17 | 2020-07-23 | Liebherr-Components Biberach Gmbh | Ansteuervorrichtung zum Auslösen zumindest einer Pyrosicherung sowie Energiespeicher mit einer solchen Pyrosicherung |
US11567179B2 (en) | 2020-07-21 | 2023-01-31 | Leddartech Inc. | Beam-steering device particularly for LIDAR systems |
EP4185894A4 (en) | 2020-07-21 | 2024-07-24 | Leddartech Inc | SYSTEMS AND METHODS FOR WIDE-ANGLE LIDAR WITH NON-UNIFORM MAGNIFICATION OPTICS |
EP4185892A4 (en) | 2020-07-21 | 2024-08-28 | Leddartech Inc | DEVICES AND METHODS FOR BEAM STEERING OF LIDAR APPLICATIONS |
CN112731417B (zh) * | 2020-12-18 | 2024-04-05 | 维沃移动通信有限公司 | 测距装置、电子设备及测量方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3574461A (en) * | 1968-09-30 | 1971-04-13 | Bendix Corp | Range display system |
US3619058A (en) * | 1969-11-24 | 1971-11-09 | Hewlett Packard Co | Distance measuring apparatus |
US3650628A (en) * | 1970-03-09 | 1972-03-21 | Bendix Corp | Range system |
SE348295B (ja) * | 1970-12-10 | 1972-08-28 | Asea Ab | |
DE2235318C3 (de) * | 1972-07-19 | 1980-02-14 | Ito-Patent Ag, Zuerich (Schweiz) | Verfahren zur opto-elektronischen Messung der Entfernung und der Höhendifferenz und Anordnung zur Durchführung des Verfahrens |
JPS5844997B2 (ja) | 1976-06-28 | 1983-10-06 | 防衛庁技術研究本部長 | 自動目標距離検出方式 |
DE3103567A1 (de) * | 1981-02-03 | 1982-08-12 | MITEC Moderne Industrietechnik GmbH, 8012 Ottobrunn | Entfernungsmessverfahren nach dem prinzip der laufzeitmessung eines messlichtimpulses und vorrichtung zu seiner durchfuehrung |
US4498764A (en) * | 1981-06-09 | 1985-02-12 | Ludwig Bolkow | Dynamic control arrangement for a distance measuring apparatus |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP9181473A patent/JPH1123709A/ja active Pending
-
1998
- 1998-07-07 US US09/110,946 patent/US6252655B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009506306A (ja) * | 2005-08-24 | 2009-02-12 | ライカ ジオシステムズ アクチェンゲゼルシャフト | 位相測定原理による距離測定のための複数を目標とする方法 |
JP2011530712A (ja) * | 2008-08-12 | 2011-12-22 | ジェイケイ ヴィジョン アーエス | 船舶の航路上の物体の検知と画像化のシステム |
KR101538731B1 (ko) * | 2014-01-28 | 2015-07-23 | 한화탈레스 주식회사 | 타겟용 광학계의 레이저광 광학 차단 장치 |
KR101538732B1 (ko) * | 2014-01-28 | 2015-07-24 | 한화탈레스 주식회사 | 타겟용 광학계의 레이저광 기구 차단 장치 |
KR101538733B1 (ko) * | 2014-04-14 | 2015-07-24 | 한화탈레스 주식회사 | 타겟용 광학계의 레이저광 전기적 제어 차단 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6252655B1 (en) | 2001-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1123709A (ja) | 距離測定装置 | |
US5262837A (en) | Laser range finder | |
US8405821B2 (en) | Method and device for determining the distance to a retroreflective object | |
US7212278B2 (en) | Method and device for recording a three-dimensional distance-measuring image | |
US4521107A (en) | Apparatus for measuring distances by measuring time of travel of a measuring light pulse | |
US7920248B2 (en) | Method and apparatus for optoelectronic contactless range finding using the transit time principle | |
US8625081B2 (en) | Method and device for measuring distance | |
US6288775B1 (en) | Lightwave distance measuring apparatus and method | |
JP3654090B2 (ja) | 距離計測方法およびその装置 | |
US20050083512A1 (en) | Method and device for distance measurement | |
CN110174664A (zh) | 激光雷达系统和激光雷达回波信号的确定方法 | |
US6429941B1 (en) | Distance measuring equipment and method | |
JPS601590B2 (ja) | 光パルスの走行時間測定の原理によるレ−ザ距離測定装置 | |
EP2796894A1 (en) | Optical wave distance measurement device | |
JP4334678B2 (ja) | 距離測定装置 | |
JPH06109841A (ja) | 距離検出方法 | |
JPH11352226A (ja) | 高精度測距装置 | |
CN117805782A (zh) | 激光雷达的飞行时间测量方法及装置 | |
JPH0769422B2 (ja) | パルスレーザ測距装置 | |
JP2003254858A (ja) | 光パルス試験器 | |
JP2000137077A (ja) | パルスレーザ測距装置 | |
JP2757638B2 (ja) | 車間距離検知装置 | |
JPH0672925B2 (ja) | レーザ測距装置 | |
JPH05134042A (ja) | 車載用測距装置および方法 | |
JPH06214025A (ja) | レーザレーダ |