[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2005221572A - 画像消去装置 - Google Patents

画像消去装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005221572A
JP2005221572A JP2004026980A JP2004026980A JP2005221572A JP 2005221572 A JP2005221572 A JP 2005221572A JP 2004026980 A JP2004026980 A JP 2004026980A JP 2004026980 A JP2004026980 A JP 2004026980A JP 2005221572 A JP2005221572 A JP 2005221572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
rubbing
roll
image forming
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004026980A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takayama
暁 高山
Kenji Sano
健二 佐野
Takeshi Gotanda
武志 五反田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004026980A priority Critical patent/JP2005221572A/ja
Priority to KR1020050009435A priority patent/KR100632231B1/ko
Priority to US11/048,799 priority patent/US20050191082A1/en
Priority to EP05250594A priority patent/EP1564017A1/en
Priority to CNB2005100091321A priority patent/CN100349752C/zh
Publication of JP2005221572A publication Critical patent/JP2005221572A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/18Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
    • G03G21/1875Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit provided with identifying means or means for storing process- or use parameters, e.g. lifetime of the cartridge
    • G03G21/1878Electronically readable memory
    • G03G21/1892Electronically readable memory for presence detection, authentication
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/26Devices, non-fluid media or methods for cancelling, correcting errors, underscoring or ruling
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/18Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0928Compounds capable to generate colouring agents by chemical reaction

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

【課題】普通紙上の形成された消去可能な画像形成材料からなる画像を良好に消去でき、優れたリサイクル性とセキュリティ性を発揮する装置を提供する。
【解決手段】呈色性化合物と顕色剤とバインダー樹脂を含有する消去可能な画像形成材料を用いて被記録媒体上に形成した画像を消去する装置であって、前記被記録媒体上を前記バインダー樹脂の軟化点より低い温度で擦過する機構と、前記被記録媒体の擦過面を前記バインダー樹脂の軟化点より高い温度に加熱する機構とを具備した画像消去装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、呈色性化合物と顕色剤とバインダー樹脂を含有する消去可能な画像形成材料で形成した画像を消去する装置に関する。
近年のOA化の普及により各種情報のデータ量は拡大の一途をたどり、プリンタによる情報の紙へのハードコピー出力もそれに合わせて年々増加している。しかし、現在、環境(森林)保護、(木材)資源保護は全世界的にも急務になっており、その観点からハードコピー出力を最小限に抑え、紙を浪費しないことが極めて重要になっている。
オフィスで紙をリサイクルする方法として、従来からいろいろな提案がなされている。大別して、次の2種の方法がある。
[1]被記録媒体表面を擦過し、画像形成材料を削り取る。
[2]被記録媒体を加熱し、画像形成材料を他の媒体に転写して剥ぎ取る。
第1の方法では、画像を実用レベルまで消去することができない問題があった。更に、消去の品質が実用レベルまで上がるまで研磨すると、紙を痛めるという欠点がある。その対策として、研磨面に不透明塗料を塗付する方法が提案されている(特許文献1参照)。しかし、この方法は、消耗品(不透明塗料)を消費すること、また塗料の乾燥に無視できない時間とエネルギーを必要とすることから、実用化されていない。
第2の方法で画像を実用レベルまで消去するには、熱剥離の前に紙表面に界面活性剤を塗付し、画像形成材料剥離後に被記録媒体を乾燥する機構を設ける必要があるため、装置が大型化し、オフィス規模の紙リサイクルには適さないという問題があった。
その他の方法として、被記録媒体に表面処理を行った紙を使用する提案もあるが、普通紙が使えなくなるという問題が残る。
ハードコピーのリサイクルを行う別技術として、リライタブル記録媒体を使用する方法がある。この媒体は、加熱条件により発消色を繰り返す画像形成材料を表面に塗付した特殊紙を用いる熱記録技術である。リライタブル記録媒体は、特性的には優れている面が多いが、熱記録しか適用できないこと、消耗品コストが高いことから、普及にいたっていない。
更に、ハードコピーのリサイクルを行う従来技術として、消去可能インクを用いる方法がある(たとえば特許文献2参照)。これは以下のような方法でハードコピーのリサイクルを行うものである。
[1]塩基性染料または染料前駆体と酸性有機化合物とを含み、光照射により色を失う消色性トナーまたは消色性感熱転写媒体を用いる。
[2]染料前駆体と酸性有機化合物と塩基性化合物とを含み、温度をかけることにより発色し、さらに高い温度を加えることにより消色する発・消色性トナーを用いる。
[3]熱により透明と不透明を繰り返す熱可逆性材料で着色粒子の表面を被覆した構成のトナーを用いる。
[4]昇華性の染料または顕色剤を含む画像形成材料を用いて、加熱することにより染料または顕色剤を昇華させて消色する。
[5]染料前駆体と酸性有機化合物と塩基性化合物とを含み、加熱して塩基性化合物を融解することにより、染料前駆体に作用して消色する消色性トナーまたは発・消色性感熱転写媒体を用いる。
第1の方法の課題は、光による消去感度である。画像の耐光性を確保するために、強力な光源を用いても一般に数分程度必要である問題点がある。特に、画像を部分消去するには極めて不便であった。第2の方法の課題は、この組成系は本質的に無色状態が安定であるため、画像が時間とともに消失することである。また、発色させるにはプロセス的に加熱・急冷を行う必要があるため、使い勝手が悪い欠点もあった。第3の方法の課題は、散乱を利用した可逆性材料では内部色素に対する隠ぺい力が不足していることである。この方法では、画像を白地に戻すことはできない。第4の方法の課題は、熱安定性が低く、室温でも徐々に消色するということである。これら方法のうち第5の方法では、比較的画像形成材料としての特性が優れており、画像の安定性やコントラストが高く、消去時間も短くできるという利点が得られる。しかし、この方法では、熱消去後にバインダー樹脂が見えるため反射率の違いから内容を読むことが可能であり、セキュリティ性に問題があることが明らかになった。
このように、従来技術では、紙のリサイクルの要求にもセキュリティの要求にも、十分に応えることができないのが現状であった。
我々は、従来のリサイクル技術の問題点を改善するために、長年にわたって消去可能な画像形成材料の研究を行ってきた。そして、画像形成材料内外に存在する消色剤が活性化する温度まで加熱することにより、顕色剤が消色剤と作用して、呈色性化合物の色を失うように機能する消去可能な画像形成材料を開発した。しかし、この画像形成材料を用いて形成した画像の消去状態を肉眼で検査すると、上述した第5の方法と同様に、画像形成材料のバインダーが残り、消去したはずの画像が紙表面のテカリとして肉眼で確認できるという不具合が残ることがある。
我々は、表面のテカリを軽減する方法として、熱消去後の画像表面に、例えば研磨ローラーを用いて凹凸を加え、表面散乱を起こすことにより視認しにくくする方法を提案している(特許文献3参照)。この方法によりある程度消色画像は視認しにくくなったが、不可視レベルには至らなかった。その主要因にはもちろん紙とバインダー樹脂の反射率の違いが有るが、その他の要因として熱消去時の加熱により、画像形成材料が紙繊維に強固に付着すると同時にその堅牢度が増すことによって、研磨に対して画像表面が荒れにくくなったことが原因であることが判明した。
我々は、この不具合が、表面に反射率の違うある面積以上の領域が存在するために生じること、そしてそれを肉眼で視認できる値には限界があるという事実を発見した。そこで、完全に画像を消去できる方法を過去に提案することができた。それは、画像形成材料に溶剤を接触させて消去する方法である。ここで用いる溶剤は、染料と顕色剤を解離する性質を有すると同時に、バインダー樹脂を膨潤または一部溶解する性質を有するものである。消去画像の品質に優れる理由は、有機溶剤によりバインダー樹脂が溶解した状態になることにより、画像形成材料が紙繊維内を含めて全体に分散し、紙表面に視認できるほどの面積を有する無色化した画像形成材料が残留しないためである。この方法は、画像を不可視化できる有効な消去方法である。しかし、この方法では、溶媒を用いるため安全装置や溶媒を回収する機構などが必要になり装置が大型かつ高価になるため、オフィスでシュレッダーの変わりに使用したいというユーザーニーズに対応できないという問題があった。
特開平6−255229号公報 特開平5−297627号公報 特許3278626号公報
本発明の目的は、普通紙上の形成された消去可能な画像形成材料からなる画像を良好に消去でき、優れたリサイクル性とセキュリティ性を発揮する装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る画像消去装置は、呈色性化合物と顕色剤とバインダー樹脂を含有する消去可能な画像形成材料を用いて被記録媒体上に形成した画像を消去する装置であって、前記被記録媒体上を前記バインダー樹脂の軟化点より低い温度で擦過する機構と、前記被記録媒体の擦過面を前記バインダー樹脂の軟化点より高い温度に加熱する機構とを具備したことを特徴とする。
本発明の画像消去装置によれば、画像の消去特性が極めて優れているため、紙資源のリサイクルに有効であり、その工業的価値は大なるものがある。
本発明に係る画像消去装置は、呈色性化合物と顕色剤とバインダー樹脂を含有する消去可能な画像形成材料で形成した画像を不可視化レベルまで消去するものであり、被記録媒体上を前記バインダー樹脂の軟化点より低い温度で擦過する機構と、被記録媒体の擦過面を前記バインダー樹脂の軟化点より高い温度に加熱する機構とを有する。
擦過機構は、被記録媒体上を擦過して画像形成材料の少なくとも一部を除去する。擦過機構を構成する擦過媒体としては、具体的には、グラビアロール、ブレード、メッシュ、やすり、ブラシ、クロスなどが挙げられる。擦過による紙のいたみの発生と画像形成材料を除去する能力とのバランスから、擦過媒体の擦過面の表面粗さ(粒度の番手)は#240より細かい範囲、より好ましくは#400以上#1200以下が適当である。研磨の到達目安は、擦過後の画像形成部の反射濃度と被記録媒体自体の反射濃度との差が0.2以下、更に好ましくは0.1以下の範囲に収める。
加熱機構は、画像形成材料をバインダー樹脂の軟化点を超える温度に加熱して、呈色性化合物と顕色剤との相互作用を減少させて画像を消去する作用を有し、バインダー樹脂の軟化点を超える温度に加熱できる手段であれば特に限定されない。加熱機構としては、具体的には、温風配風機、赤外線照射装置、ヒートローラー、ホットプレス、サーマルプリンターヘッド(TPH)、レーザー、サーマルバーなどが挙げられる。加熱温度と加熱時間には適正な範囲がある。加熱機構の加熱部を被記録媒体が通過する時間に応じて、加熱温度の範囲が決定される。具体例として、バインダー樹脂に軟化点が約120℃のスチレンブタジエンゴムを用いたトナーで形成した画像について、適正な消去温度と加熱時間の範囲を図1にまとめて示す。枚葉処理の熱消去装置では、実効的な加熱時間を数秒以下にする必要があるので、加熱温度の適正範囲は190℃以上になる。一方、画像形成材料の耐熱性から上限温度を225℃以下にすることが望まれる。したがって、推奨される熱消去温度と処理時間の範囲は、図1の太線内部となる。
本発明の他の実施形態に係る装置では、擦過機構と加熱機構の間に、擦過面の表面粗さを一定に保つように被記録媒体表面に付着する擦過廃材を清掃する機構、およびその廃材を溜める機構を設けてもよい。具体的な清掃装置として、ブレード、ブラシ、エアーブロー装置、真空吸引装置、静電吸引装置、粘着ローラー、フェルト、クロス類などが挙げられる。
本発明の他の実施形態に係る装置では、加熱後の被記録媒体の記録面表面を荒らす機構を設けてもよい。被記録媒体の記録面表面を荒らす機構としては、具体的には、擦過機構と同様に、グラビアロール、ブレード、メッシュ、やすり、ブラシなどが挙げられる。研磨による紙のいたみの発生から、荒らし面の表面粗さ(粒度の番手)は#120より細かい範囲、より好ましくは#240以上が適当である。表面荒らし工程は、擦過工程により発生した被記録媒体表面の光沢を緩和する。また、荒らし機構を画像形成材料の軟化点以上の温度範囲に設定することで、被記録媒体表面に残留した画像形成材料の影響を緩和することもできる。
本発明のさらに他の実施形態に係る装置では、擦過後の画像形成部の反射濃度と被記録媒体自体の反射濃度との差または前記擦過後の画像形成部の反射濃度を検出する機構と、擦過機構による擦過条件を制御する機構とを設けてもよい。
さらに、上述したそれぞれの機構は、必要に応じて複数個設置してもよい。
実施例1
本実施例の装置は、擦過機構として表面粗さを#400に加工した擦過ロール、加熱機構としてヒートロールを用いたものである。
図2を参照して本実施例に係る装置を説明する。被記録媒体は投入口1間近に設置された一対のゴム製の搬送ロール2により、一定速度で搬送される。この第1の搬送ロール2の直後に、弾性ロール3と対向して擦過ロール4が設けられている。被記録媒体は、その記録面を擦過ロール4により研磨され、主な画像形成材料はここで剥離される。擦過ロール4と被記録媒体は25mm/secの相対速度で駆動されている。弾性ロール3は回転フリーであり、被記録媒体が挟まれていない時には、擦過ロール4と同速度で回転しているため、擦過ロールとの摩擦で表面が傷つくことはない。
擦過ロール4から適当な距離をおいて、一対の第2の搬送ロール5が設置されている。第2の搬送ロール5の搬送速度は、第1の搬送ロールより僅かに速い速度に設定されている。これは、二つの搬送ロールの速度差によって、被記録媒体にテンションを与えるためである。
第2の搬送ロール5の直後に、弾力のある耐熱性の対向ロール6と対をなす加熱ロール7が配置されている。被記録媒体の記録面は加熱ロール7により十分な温度まで加熱され、擦過工程で残存した僅かな画像形成材料と被記録媒体に飛散して付着した少量の剥離画像形成材料が無色化し、画像は認識不可能となる。加熱ロール7の表面温度は、非接触の温度センサー8により適宜測定され、温度コントローラー9によりヒーターへの出力を調整し、加熱ロール7の表面温度を一定に保っている。ヒートローラー9に付着した被記録媒体は、ハクリ爪10で剥離され、搬出口11から排出される。なお、被記録媒体の通過経路には、随所に搬送ガイド12が設置されている。
紙の搬送機構は、主として紙の搬送経路で装置の内外や各ブロックを分割する搬送ローラーで構成されているが、これらの搬送ロールに装置の起動・停止スイッチ機能をもたせてもよい。
実施例2
本実施例の装置は、擦過機構として#300のステンレスメッシュシート、加熱機構として実施例1と同様のヒートロールを用いたものである。
図3を参照して本実施例に係る装置を説明する。第1の搬送ロール2は、実施例1と同様である。第1の搬送ロール2の直後には一対のロール13があり、その一方にはシート搬送機構14により紙の搬送速度より速く移動するステンレスメッシュシート15が架けわたされている。ステンレスメッシュシート15と被記録媒体は30mm/secの相対速度で駆動されている。被記録媒体は、その記録面をステンレスメッシュシート15により研磨され、主な画像形成材料はここで剥離される。ステンレスメッシュシート15は、その搬送過程に設置された吸引式清掃装置16により、目に詰まった剥離画像形成材料や紙の繊維などの廃材が除去される。廃材は、吸引式清掃装置内部に設けた使い捨てのゴミ収集袋17の中に溜まり、それが一杯になってときにゴミ収集袋17と共に廃棄する。
ステンレスメッシュシート15の直後に、被記録媒体をソフトに擦り、表面の異物を払い取るブラシロール18が設置されている。このブラシロール18には、その汚れを払うブレード19と、廃材を一時保管するゴミ箱20が付いている。
ブラシロール18から適当な距離をおいて、一対の第2の搬送ロール5が設置されている。第1の実施例と同様に、第2の搬送ロール5の搬送速度は、第1の搬送ロール2より僅かに速い速度に設定されている。
第2の搬送ロールの直後には、第1の実施例と同様に、弾力のある耐熱性の対向ロール6と対をなす加熱ロール7が配置されている。温度調整などに関しては、実施例1と同様であるため説明を省略する。
実施例3
本実施例の装置は、擦過機構として2個の擦過ロール、加熱機構として赤外線ヒーターを用いたものである。また、2個の擦過ロールの間に被記録媒体表面の反射光学濃度をセンシングする光学センサーと、その出力により第2の擦過ロールの速度をコントロールする制御装置が設けられている。
図4を参照して本実施例に係る装置を説明する。第1の擦過ロール2までは第1の実施例と同様である。第1の擦過ロール2の直後に光学センサー21を設け、被記録媒体の記録面の研磨状況をセンシングしている。擦過後の画像形成部の反射濃度と被記録媒体自体の反射濃度との差、または擦過後の画像形成部の反射濃度を検出し、例えば前者ならば閾値を0.15、後者ならば閾値を0.25と設定し、その値より大きければ光学センサー直後に設置した第2の擦過ロール22の擦過速度を速く、小さければ遅くするように、第2の擦過ロール22の駆動条件を制御する装置23を有している。
第2の搬送ロールに関しては、実施例1と同様なので説明を省略する。第2の搬送ロール5の直後に、赤外線ヒーター24により、被記録媒体表面が非接触で加熱される。温度は、実施例1と同様に、非接触式の温度センサー8で検出し、温度コントローラー9で被記録媒体の実温を制御する。被記録媒体は、一対の排出ローラー25によって装置外に排出される。
実施例4
本実施例の装置は、擦過機構として擦過ロール、加熱機構として加熱ロールを用い、加熱機構の後段に被記録媒体表面を荒らす機構を設けたものである。
図5を参照して本実施例に係る装置を説明する。加熱ロール7までは第1の実施例と同様であるため説明を省略する。加熱ロール7の直後に、荒らしロール26と対向ロール27の対が設けられ、被記録媒体の画像消去面を一定の粗さに加工している。本実施例では、荒らしロール26として表面粗さ#240のものを使い、荒らしロール26と被記録媒体は10mm/secの相対速度で駆動されている。これにより、#400の擦過ロール4で研磨された被記録媒体表面に生じるテカリが緩和され、消去後の心理的な印象が改善される。本実施例では特に荒らしロール26を加熱していないが、画像形成材料の軟化点より高い温度に設定し、僅かに残った残渣の影響を最小化するようにしてもよい。
実施例5
本実施例の装置は、擦過機構として擦過バー、加熱機構として加熱ロールを用いたものである。この装置では、擦過工程で被記録媒体が固定され、擦過ロールが移動して表面を擦過する。
被記録媒体は、投入口1間近に設置された第1の搬送ロール2により、一定速度で第2の搬送ロール5に被記録媒体の先端が挟まれるまで搬送される。その時点で、固定具28により被記録媒体を挟んで固定する。第1の搬送ロール2は停止し、第2の搬送ロール5は回転を続け、被記録媒体にテンションをかけ続ける。次いで擦過バー29が搬送ガイド12に被記録媒体を押し付けながら第1の固定具28と第2の搬送ローラー5の間を移動し、被記録媒体の記録面を擦過する。被記録媒体は、その記録面を擦過バー29の往復運動により研磨され、主な画像形成材料はここで剥離される。
擦過バー29の往復運動による擦過工程終了後、被記録媒体は擦過バーのストローク分だけ搬送され、再び固定されて擦過工程を受ける。この工程は、第1の搬送ロール2を被記録媒体が通過するまで繰り返される。
第2の搬送ロールと加熱ロール7の間には、第3の搬送ロール30が設置されている。この第3の搬送ロール30は、被記録媒体が擦過されている間に加熱ロール7によって加熱されて過熱状態になることがないように、搬送距離を伸ばして両者を分離するために設置されている。加熱ロール7以降は、第1の実施例と同様であるので説明を省略する。
実施例6
図7を参照して、本実施例に係る装置を説明する。実施例5では擦過機構が往復運動体であったのに対して、本実施例の装置では擦過機構31は紙の垂線方向に軸を有する回転体であり、擦過機構31は紙の面方向に移動する。また、同様の軸を有する複数の回転体を、紙の表面で掃引させて消去品質を改善するようにしてもよい。同様に、擦過後の加熱機構を、紙の垂線方向に軸を有する回転体で構成してもよい。
消去温度と処理時間の適正範囲を示す図。 実施例1における画像消去装置の構成図。 実施例2における画像消去装置の構成図。 実施例3における画像消去装置の構成図。 実施例4における画像消去装置の構成図。 実施例5における画像消去装置の構成図。 実施例6における画像消去装置の構成図。
符号の説明
1…搬入口、2…第1の搬送ロール、3…弾性ロール、4…擦過ロール、5…第2の搬送ロール、6…対向ロール、7…加熱ロール、8…非接触式温度センサー、9…温度コントローラー、10…ハクリ爪、11…排出口、12…搬送ガイド、13…弾性ロール、14…メッシュ搬送機構、15…ステンレスメッシュシート、16…吸引式清掃装置、17…ゴミ袋、18…ブラシロール、19…ブレード、20…ゴミ箱、21…光学センサー、22…第2の擦過ロール、23…擦過ロールコントローラー、24…赤外線ヒーター、25…排出ロール、26…荒らしロール、27…対向ロール、28…固定具、29…擦過バー、30…第3の搬送ロール、31…擦過回転体、32…紙

Claims (4)

  1. 呈色性化合物と顕色剤とバインダー樹脂を含有する消去可能な画像形成材料を用いて被記録媒体上に形成した画像を消去する装置であって、前記被記録媒体上を前記バインダー樹脂の軟化点より低い温度で擦過する機構と、前記被記録媒体の擦過面を前記バインダー樹脂の軟化点より高い温度に加熱する機構とを具備したことを特徴とする画像消去装置。
  2. 前記擦過機構と前記加熱機構の間に、前記被記録媒体表面を清掃する機構を具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像消去装置。
  3. 前記擦過後の画像形成部の反射濃度と被記録媒体自体の反射濃度との差または前記擦過後の画像形成部の反射濃度を検出する機構と、前記擦過機構による擦過条件を制御する機構とを具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像消去装置。
  4. 前記加熱機構の後段に被記録媒体の記録面表面を荒らす機構を具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像消去装置。
JP2004026980A 2004-02-03 2004-02-03 画像消去装置 Pending JP2005221572A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004026980A JP2005221572A (ja) 2004-02-03 2004-02-03 画像消去装置
KR1020050009435A KR100632231B1 (ko) 2004-02-03 2005-02-02 화상 소거 장치
US11/048,799 US20050191082A1 (en) 2004-02-03 2005-02-03 Image decolorizing apparatus
EP05250594A EP1564017A1 (en) 2004-02-03 2005-02-03 Image decolorizing apparatus
CNB2005100091321A CN100349752C (zh) 2004-02-03 2005-02-03 图象消去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004026980A JP2005221572A (ja) 2004-02-03 2004-02-03 画像消去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005221572A true JP2005221572A (ja) 2005-08-18

Family

ID=34697855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004026980A Pending JP2005221572A (ja) 2004-02-03 2004-02-03 画像消去装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20050191082A1 (ja)
EP (1) EP1564017A1 (ja)
JP (1) JP2005221572A (ja)
KR (1) KR100632231B1 (ja)
CN (1) CN100349752C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101810A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Toshiba Corp 画像消去装置及び画像消去方法
WO2007086614A1 (en) * 2006-01-30 2007-08-02 Ricoh Company, Ltd. Method for reusing recording medium, reusable recording medium, method for producing reusable recording medium and image forming apparatus

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005282687A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Fuji Heavy Ind Ltd 左右駆動力配分装置
JP4084346B2 (ja) * 2004-11-08 2008-04-30 株式会社東芝 消去可能な画像形成材料
JP4105718B2 (ja) * 2005-09-29 2008-06-25 株式会社東芝 消色可能な画像形成材料
US8915583B2 (en) * 2008-05-27 2014-12-23 Avery Dennison Corporation Systems, methods, and materials for temporary printing and indicia
AU2010204493B2 (en) * 2009-01-19 2014-09-18 Avery Dennison Corporation Reusable printing medium and apparatus employing the same
US8292287B2 (en) * 2009-07-17 2012-10-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Decolorizing device and method for controlling decolorizing device
US8717618B2 (en) * 2010-03-09 2014-05-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Decoloring device, method of determining decoloring success or failure and computer-readable recording medium recording decoloring success or failure determining program
EP2381314A1 (en) 2010-04-26 2011-10-26 Toshiba TEC Kabushiki Kaisha Electrophotographic toner
EP2383619B1 (en) * 2010-04-27 2018-11-21 Toshiba TEC Kabushiki Kaisha Decoloring apparatus and decoloring method
JP5647835B2 (ja) 2010-09-02 2015-01-07 株式会社東芝 画像消去装置および画像形成装置
JP5834706B2 (ja) * 2011-09-28 2015-12-24 富士ゼロックス株式会社 画像検査装置及び画像形成装置
US9876941B2 (en) 2014-09-22 2018-01-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus, decoloring apparatus and image forming method
JP6846141B2 (ja) * 2016-09-02 2021-03-24 株式会社東芝 画像処理装置および画像処理方法
JP2022089592A (ja) * 2020-12-04 2022-06-16 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 定着装置および画像形成装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2965368B2 (ja) * 1991-01-31 1999-10-18 株式会社リコー 記録媒体再生装置およびこれを用いた画像形成方法
EP0542192B1 (en) * 1991-11-11 1999-02-03 Bando Chemical Industries, Limited Method and apparatus for decolorization, and image forming apparatus
JPH0627737A (ja) * 1992-07-08 1994-02-04 Fuji Xerox Co Ltd 転写材再利用のための消色方法
JP2996581B2 (ja) * 1993-04-15 2000-01-11 富士通アイソテック株式会社 消色方法およびその消色方法を実施する消色装置
JPH09152818A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Ricoh Co Ltd 画像保持支持体の再生方法
US5922115A (en) * 1996-07-25 1999-07-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Decolorizable ink and printer
US6375742B2 (en) * 1996-07-25 2002-04-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for processing paper sheets to decolor an image formed thereon
DE69937656T2 (de) * 1998-01-23 2008-05-21 Kabushiki Kaisha Toshiba, Kawasaki Entfärbemethode von entfärbendem Aufzeichnungsmaterial
JP3278626B2 (ja) * 1998-01-23 2002-04-30 株式会社東芝 画像消去装置および画像消去方法
JP4105718B2 (ja) * 2005-09-29 2008-06-25 株式会社東芝 消色可能な画像形成材料

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101810A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Toshiba Corp 画像消去装置及び画像消去方法
WO2007086614A1 (en) * 2006-01-30 2007-08-02 Ricoh Company, Ltd. Method for reusing recording medium, reusable recording medium, method for producing reusable recording medium and image forming apparatus
US8152955B2 (en) 2006-01-30 2012-04-10 Ricoh Company, Ltd. Method for reusing recording medium, reusable recording medium, method for producing reusable recording medium and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US20050191082A1 (en) 2005-09-01
EP1564017A1 (en) 2005-08-17
CN100349752C (zh) 2007-11-21
KR20060042931A (ko) 2006-05-15
CN1651260A (zh) 2005-08-10
KR100632231B1 (ko) 2006-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005221572A (ja) 画像消去装置
US5968272A (en) Liquid applying apparatus and an image forming substance removing apparatus
JP5801998B2 (ja) 消去可能媒体画像形成装置
JP2006133550A (ja) 画像消去装置及び画像消去方法
JP4843234B2 (ja) 被記録材の画像形成物質除去装置
JPH07239630A (ja) 画像保持シート再使用方法及びその装置
Counsell et al. Desktop paper recycling: A survey of novel technologies that might recycle office paper within the office
EP0729848B1 (en) Recording and erasing system for thermoreversible recording medium
JP4398895B2 (ja) 画像消去装置および研磨時に媒体を保持する固定装置
JPH06255138A (ja) 記録体の記録消去装置における記録体及び書込部材の清掃方法
JPH05204274A (ja) 定着装置のクリーニング装置
JP2003208256A (ja) 可逆性記録媒体用処理装置及び加筆画像処理システム
JP2005242098A (ja) 被記録材の繰り返し使用方法、被記録材再生装置
Gunjal et al. DPS-Printer: Dual Printer System
JP2007212613A (ja) 画像消去装置
JP7322516B2 (ja) インクジェット画像形成装置
JP4343133B2 (ja) 画像消去装置
JPH10226097A (ja) 熱記録装置のクリーニング媒体
JP2003205638A (ja) 可逆性記録媒体用処理装置
JP4414146B2 (ja) 可逆性記録媒体加筆用インク組成物、可逆性記録媒体の書き替え方法
Trela Frost et al. Office paper decopier
JP2002052748A (ja) 物質除去部材供給機構を有する印字・消去装置
JP2001301331A (ja) リライタブル記録媒体の記録消去方法およびその装置
JP2006272887A (ja) 画像消去装置
Takayama et al. Highly effective image eraser for decolorable toner

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070423

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070502

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070629