JPH10226097A - 熱記録装置のクリーニング媒体 - Google Patents
熱記録装置のクリーニング媒体Info
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- JPH10226097A JPH10226097A JP4140197A JP4140197A JPH10226097A JP H10226097 A JPH10226097 A JP H10226097A JP 4140197 A JP4140197 A JP 4140197A JP 4140197 A JP4140197 A JP 4140197A JP H10226097 A JPH10226097 A JP H10226097A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サーマルヘッド、ホットスタンプ、ヒートブ
ロック、セラミックスバー等からカス、ゴミ等を簡単に
除去し、除去されたカス、ゴミ等を確実に捕獲して熱記
録及び/又は消去ユニットに再付着させず、即ちサーマ
ルヘッド等に逆転写させず、かつ、感熱記録装置内で搬
送不良を生じないクリーニングシート又はカード等を提
供し、また、このクリーニング媒体を用いて熱記録及び
/又は消去ユニットをクリーニングする方法を提供し、
さらに、該クリーニング媒体の使用に適した感熱記録装
置、該クリーニング方法を実施するのに適した感熱記録
装置を提供すること。 【解決手段】 感熱記録装置の熱記録及び/又は消去ユ
ニットを清掃するクリーニング媒体であって、媒体基材
の両面又は少なくとも一方の面が繊維状、針状又は粒状
の無機質又は有機質固体物質が占有する領域と粘着性物
質又は少なくとも加熱時には粘着性となる物質が占有す
る領域とで交互に被覆されてなるクリーニング層である
ことを特徴とするクリーニング媒体。
ロック、セラミックスバー等からカス、ゴミ等を簡単に
除去し、除去されたカス、ゴミ等を確実に捕獲して熱記
録及び/又は消去ユニットに再付着させず、即ちサーマ
ルヘッド等に逆転写させず、かつ、感熱記録装置内で搬
送不良を生じないクリーニングシート又はカード等を提
供し、また、このクリーニング媒体を用いて熱記録及び
/又は消去ユニットをクリーニングする方法を提供し、
さらに、該クリーニング媒体の使用に適した感熱記録装
置、該クリーニング方法を実施するのに適した感熱記録
装置を提供すること。 【解決手段】 感熱記録装置の熱記録及び/又は消去ユ
ニットを清掃するクリーニング媒体であって、媒体基材
の両面又は少なくとも一方の面が繊維状、針状又は粒状
の無機質又は有機質固体物質が占有する領域と粘着性物
質又は少なくとも加熱時には粘着性となる物質が占有す
る領域とで交互に被覆されてなるクリーニング層である
ことを特徴とするクリーニング媒体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱記録方式にお
いて使用されるサーマルヘッド、ホットスタンプ、ヒー
トブロック、セラミックスバー等の熱記録及び/又は消
去ユニットの汚れをクリーニングする方法、そのための
クリーニング媒体及び該クリーニング方法の実施並びに
該クリーニング媒体の使用に適した感熱記録装置に関す
る。
いて使用されるサーマルヘッド、ホットスタンプ、ヒー
トブロック、セラミックスバー等の熱記録及び/又は消
去ユニットの汚れをクリーニングする方法、そのための
クリーニング媒体及び該クリーニング方法の実施並びに
該クリーニング媒体の使用に適した感熱記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】感熱記録方式においては、各種の感熱記
録材料が使用されており、例えばロイコ染料とこれを熱
時に発色させる顕色剤の組合せを用いる感熱発色性記録
材料、熱時に溶融又は粘着化して被転写物に転写される
熱粘着性転写記録材料、温度により透明度が可逆的に変
化して情報の記録と消去を繰り返すことが可能な可逆性
感熱記録材料、温度により発色−消色が可逆的に変化し
情報の記録と消去を繰り返すことが可能な可逆的発色性
感熱記録材料等の感熱記録層が、紙、加工紙、樹脂フイ
ルム等のシートやカード状基体(支持体)の上に設けら
れた形で、或いは樹脂結合剤等による自己支持性の記録
媒体シートやカードの形で使用され、これらシートやカ
ードは、サーマルヘッド、ホットスタンプ、ヒートブロ
ック、セラミックスバー等の熱記録及び/又は消去ユニ
ットを有する感熱記録装置により情報記録及び/又は消
去される。
録材料が使用されており、例えばロイコ染料とこれを熱
時に発色させる顕色剤の組合せを用いる感熱発色性記録
材料、熱時に溶融又は粘着化して被転写物に転写される
熱粘着性転写記録材料、温度により透明度が可逆的に変
化して情報の記録と消去を繰り返すことが可能な可逆性
感熱記録材料、温度により発色−消色が可逆的に変化し
情報の記録と消去を繰り返すことが可能な可逆的発色性
感熱記録材料等の感熱記録層が、紙、加工紙、樹脂フイ
ルム等のシートやカード状基体(支持体)の上に設けら
れた形で、或いは樹脂結合剤等による自己支持性の記録
媒体シートやカードの形で使用され、これらシートやカ
ードは、サーマルヘッド、ホットスタンプ、ヒートブロ
ック、セラミックスバー等の熱記録及び/又は消去ユニ
ットを有する感熱記録装置により情報記録及び/又は消
去される。
【0003】感熱記録装置の熱記録及び/又は消去ユニ
ットは加熱された状態で感熱記録媒体と接触させられる
ので、接触により熱せられた感熱記録媒体からの記録材
料カス、ゴミが、ときには指紋垢等も含めて徐々に付着
沈積し、斯してサーマルヘッド、ホットスタンプなどの
熱記録及び/又は消去ユニット付着してこれを汚染し、
印字不良、消去不良の原因となる。汚染は熱記録媒体が
加熱されるだけでなく、熱記録及び/又は消去ユニット
と加圧下で摺擦させられることにより増大し、したがっ
て汚染物質は一般的に熱粘着性である。汚染された熱記
録及び/又は消去ユニットは種々の手段、例えばクリー
ニングシート又はカードを熱記録及び/又は消去ユニッ
トに供給通過させることにより清掃される。このクリー
ニングシート又はカードの材料としては従来、主に紙、
不織布や粘着剤が使われてきたが、従来のクリーニング
カードとしての紙カード、不織布カードは、サーマルヘ
ッド等からゴミを取ってもすぐに再付着すると共に、場
合によってはカード自体がゴミを放出するという欠点が
あった。また、粘着カードは粘着剤がサーマルヘッド等
に逆転写するか、又は、熱記録及び/又は消去ユニット
を含む感熱記録装置内で搬送不良をおこすという欠点が
あった。
ットは加熱された状態で感熱記録媒体と接触させられる
ので、接触により熱せられた感熱記録媒体からの記録材
料カス、ゴミが、ときには指紋垢等も含めて徐々に付着
沈積し、斯してサーマルヘッド、ホットスタンプなどの
熱記録及び/又は消去ユニット付着してこれを汚染し、
印字不良、消去不良の原因となる。汚染は熱記録媒体が
加熱されるだけでなく、熱記録及び/又は消去ユニット
と加圧下で摺擦させられることにより増大し、したがっ
て汚染物質は一般的に熱粘着性である。汚染された熱記
録及び/又は消去ユニットは種々の手段、例えばクリー
ニングシート又はカードを熱記録及び/又は消去ユニッ
トに供給通過させることにより清掃される。このクリー
ニングシート又はカードの材料としては従来、主に紙、
不織布や粘着剤が使われてきたが、従来のクリーニング
カードとしての紙カード、不織布カードは、サーマルヘ
ッド等からゴミを取ってもすぐに再付着すると共に、場
合によってはカード自体がゴミを放出するという欠点が
あった。また、粘着カードは粘着剤がサーマルヘッド等
に逆転写するか、又は、熱記録及び/又は消去ユニット
を含む感熱記録装置内で搬送不良をおこすという欠点が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、上記従来技術における欠点を解決し、サーマル
ヘッド、ホットスタンプ、ヒートブロック、セラミック
スバー等(本明細書においては単に「熱記録及び/又は
消去ユニット」と云う)からカス、ゴミ等を簡単に除去
し、除去されたカス、ゴミ等を確実に捕獲して熱記録及
び/又は消去ユニットに再付着させず、即ちサーマルヘ
ッド等に逆転写させず、かつ、感熱記録装置内で搬送不
良を生じないクリーニングシート又はカード等(本明細
書においては「クリーニング媒体」という)を提供する
ことにあり、また、このクリーニング媒体を用いて熱記
録及び/又は消去ユニットをクリーニングする方法を提
供することにあり、さらに、該クリーニング媒体の使用
に適した感熱記録装置、該クリーニング方法を実施する
のに適した感熱記録装置を提供することにある。
目的は、上記従来技術における欠点を解決し、サーマル
ヘッド、ホットスタンプ、ヒートブロック、セラミック
スバー等(本明細書においては単に「熱記録及び/又は
消去ユニット」と云う)からカス、ゴミ等を簡単に除去
し、除去されたカス、ゴミ等を確実に捕獲して熱記録及
び/又は消去ユニットに再付着させず、即ちサーマルヘ
ッド等に逆転写させず、かつ、感熱記録装置内で搬送不
良を生じないクリーニングシート又はカード等(本明細
書においては「クリーニング媒体」という)を提供する
ことにあり、また、このクリーニング媒体を用いて熱記
録及び/又は消去ユニットをクリーニングする方法を提
供することにあり、さらに、該クリーニング媒体の使用
に適した感熱記録装置、該クリーニング方法を実施する
のに適した感熱記録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題は、本発
明の(1)「感熱記録装置の熱記録及び/又は消去ユニ
ットを清掃するクリーニング媒体であって、媒体基材の
両面又は少なくとも一方の面が繊維状、針状又は粒状の
無機質又は有機質固体物質が占有する領域と粘着性物質
又は少なくとも加熱時には粘着性となる物質(本明細書
においてはこれら両者を「粘着性物質」という)が占有
する領域とで交互に被覆されてなるクリーニング層であ
ることを特徴とするクリーニング媒体」、(2)「前記
無機質又は有機質固体物質が占有している面積と前記ク
リーニング層の粘着性物質が占有している面積の比が、
1/5〜5/1であることを特徴とする前記(1)項記
載のクリーニング媒体」、(3)「前記無機質又は有機
質固体物質が占有する領域が比較的多く前記粘着性物質
が占有する領域が比較的少ない部分と、前記無機質又は
有機質固体物質が占有する領域が比較的少なく前記粘着
性物質が占有する領域が比較的多い部分とを有すること
を特徴とする前記(2)項記載のクリーニング媒体」、
(4)「前記クリーニング層における粘着性物質層の厚
みtに対し、前記固体物質上の前記無機質又は有機質固
体物質の厚みTが、T>tであることを特徴とする前記
(1)項乃至(3)項の何れか1に記載のクリーニング
媒体」、(5)「前記クリーニング層における粘着性物
質の中に、前記無機質又は有機質固体物質の一部が埋没
されていることを特徴とする前記(1)項乃至(4)項
の何れか1に記載のクリーニング媒体」、(6)「前記
クリーニング層の粘着性物質として、40〜120℃で
粘着効果をもつTg(ガラス転移点)の樹脂を一部又は
全部含んでいることを特徴とする前記(1)乃至(5)
項の何れか1に記載のクリーニング媒体」、(7)「前
記クリーニング層の粘着性物質が耐熱であることを特徴
とする前記(1)1乃至(6)項の何れか1に記載のク
リーニング媒体」、(8)「前記クリーニング層の有機
質固体物質が、Tg100℃以上であるか、熱硬化性、
UV(紫外線)硬化性、EB(電子線)硬化性であるこ
とを特徴とする前記(1)乃至(7)項の何れか1に記
載のクリーニング媒体」、(9)「前記クリーニング層
の無機質、有機質固体物質が、一部又は全部連続体であ
ることを特徴とする前記(1)乃至(8)項の何れか1
に記載のクリーニング媒体」、(10)「前記クリーニ
ング媒体の媒体の基材の厚さが、前記T+前記t以上で
あることを特徴とする前記(1)乃至(9)項の何れか
1に記載のクリーニング媒体」、(11)「クリーニン
グ媒体と感熱記録媒体記録とを区別するための識別手段
が設けられていることを特徴とする前記(1)乃至(1
0)項の何れか1に記載のクリーニング媒体」、(1
2)「前記識別手段が、クリーニング層と異なる光透過
率又は光反射率の領域であることを特徴とする前記(1
1)に記載のクリーニング媒体」、(13)「前記識別
手段が、クリーニング媒体に穿孔された穴であることを
特徴とする前記(12)項に記載のクリーニング媒
体」、(14)「前記識別手段が、クリーニング媒体に
設けられた切欠き部であることを特徴とする前記(1
1)又は(12)項に記載のクリーニング媒体」、(1
5)「前記識別手段が、クリーニング媒体に設けられた
磁気記録層であることを特徴とする前記(11)項に記
載のクリーニング媒体」により達成される。
明の(1)「感熱記録装置の熱記録及び/又は消去ユニ
ットを清掃するクリーニング媒体であって、媒体基材の
両面又は少なくとも一方の面が繊維状、針状又は粒状の
無機質又は有機質固体物質が占有する領域と粘着性物質
又は少なくとも加熱時には粘着性となる物質(本明細書
においてはこれら両者を「粘着性物質」という)が占有
する領域とで交互に被覆されてなるクリーニング層であ
ることを特徴とするクリーニング媒体」、(2)「前記
無機質又は有機質固体物質が占有している面積と前記ク
リーニング層の粘着性物質が占有している面積の比が、
1/5〜5/1であることを特徴とする前記(1)項記
載のクリーニング媒体」、(3)「前記無機質又は有機
質固体物質が占有する領域が比較的多く前記粘着性物質
が占有する領域が比較的少ない部分と、前記無機質又は
有機質固体物質が占有する領域が比較的少なく前記粘着
性物質が占有する領域が比較的多い部分とを有すること
を特徴とする前記(2)項記載のクリーニング媒体」、
(4)「前記クリーニング層における粘着性物質層の厚
みtに対し、前記固体物質上の前記無機質又は有機質固
体物質の厚みTが、T>tであることを特徴とする前記
(1)項乃至(3)項の何れか1に記載のクリーニング
媒体」、(5)「前記クリーニング層における粘着性物
質の中に、前記無機質又は有機質固体物質の一部が埋没
されていることを特徴とする前記(1)項乃至(4)項
の何れか1に記載のクリーニング媒体」、(6)「前記
クリーニング層の粘着性物質として、40〜120℃で
粘着効果をもつTg(ガラス転移点)の樹脂を一部又は
全部含んでいることを特徴とする前記(1)乃至(5)
項の何れか1に記載のクリーニング媒体」、(7)「前
記クリーニング層の粘着性物質が耐熱であることを特徴
とする前記(1)1乃至(6)項の何れか1に記載のク
リーニング媒体」、(8)「前記クリーニング層の有機
質固体物質が、Tg100℃以上であるか、熱硬化性、
UV(紫外線)硬化性、EB(電子線)硬化性であるこ
とを特徴とする前記(1)乃至(7)項の何れか1に記
載のクリーニング媒体」、(9)「前記クリーニング層
の無機質、有機質固体物質が、一部又は全部連続体であ
ることを特徴とする前記(1)乃至(8)項の何れか1
に記載のクリーニング媒体」、(10)「前記クリーニ
ング媒体の媒体の基材の厚さが、前記T+前記t以上で
あることを特徴とする前記(1)乃至(9)項の何れか
1に記載のクリーニング媒体」、(11)「クリーニン
グ媒体と感熱記録媒体記録とを区別するための識別手段
が設けられていることを特徴とする前記(1)乃至(1
0)項の何れか1に記載のクリーニング媒体」、(1
2)「前記識別手段が、クリーニング層と異なる光透過
率又は光反射率の領域であることを特徴とする前記(1
1)に記載のクリーニング媒体」、(13)「前記識別
手段が、クリーニング媒体に穿孔された穴であることを
特徴とする前記(12)項に記載のクリーニング媒
体」、(14)「前記識別手段が、クリーニング媒体に
設けられた切欠き部であることを特徴とする前記(1
1)又は(12)項に記載のクリーニング媒体」、(1
5)「前記識別手段が、クリーニング媒体に設けられた
磁気記録層であることを特徴とする前記(11)項に記
載のクリーニング媒体」により達成される。
【0006】また、上記課題は、(16)「クリーニン
グ媒体の前記識別手段の存在及び/又は状態をモニター
する識別手段感知機構、該クリーニング媒体を感熱記録
装置の熱記録及び/又は消去ユニットに1回乃至複数回
搬送するための搬送手段、該搬送手段の動作状態−不動
作状態を切り換え、該熱記録及び/又は消去ユニットへ
のクリーニング媒体の搬送回数を調節する搬送回数調節
手段、該搬送回数調節手段による搬送回数を予め設定す
るための搬送回数設定手段を有することを特徴とする感
熱記録装置」、(17)「前記搬送手段が、クリーニン
グ媒体を感熱記録装置内で熱記録及び/又は消去ユニッ
トに複数回往復させる手段を付属させたものであること
を特徴とする前記(16)項記載の感熱記録装置」、
(18)「「前記搬送手段が、クリーニング媒体を感熱
記録装置内で熱記録及び/又は消去ユニットに複数回循
環させる手段を付属させたものであることを特徴とする
前記(16)項記載の感熱記録装置」、(19)「前記
(1)乃至(15)項の何れか1に記載のクリーニング
媒体を挿入したときに、前記熱記録及び/又は消去ユニ
ットがヒートオン状態(通電発熱状態)となることを特
徴とする感熱記録装置」により達成される。
グ媒体の前記識別手段の存在及び/又は状態をモニター
する識別手段感知機構、該クリーニング媒体を感熱記録
装置の熱記録及び/又は消去ユニットに1回乃至複数回
搬送するための搬送手段、該搬送手段の動作状態−不動
作状態を切り換え、該熱記録及び/又は消去ユニットへ
のクリーニング媒体の搬送回数を調節する搬送回数調節
手段、該搬送回数調節手段による搬送回数を予め設定す
るための搬送回数設定手段を有することを特徴とする感
熱記録装置」、(17)「前記搬送手段が、クリーニン
グ媒体を感熱記録装置内で熱記録及び/又は消去ユニッ
トに複数回往復させる手段を付属させたものであること
を特徴とする前記(16)項記載の感熱記録装置」、
(18)「「前記搬送手段が、クリーニング媒体を感熱
記録装置内で熱記録及び/又は消去ユニットに複数回循
環させる手段を付属させたものであることを特徴とする
前記(16)項記載の感熱記録装置」、(19)「前記
(1)乃至(15)項の何れか1に記載のクリーニング
媒体を挿入したときに、前記熱記録及び/又は消去ユニ
ットがヒートオン状態(通電発熱状態)となることを特
徴とする感熱記録装置」により達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明を詳細
に説明する。図1は、本発明のクリーニング媒体の1例
を示す構成図である。この例のクリーニング媒体は、媒
体基材(2)の上面にクリーニング層(3)が設けられ
ており、このクリーニング層(3)は粘着性物質(4)
の層と、この層上に一部露出した状態となるように強固
に接着固定された繊維状、針状又は粒状の無機質又は有
機質固体物質(5)とからなり、基材(2)は結果とし
て前記粘着性物質(4)の領域と前記無機質又は有機質
固体物質(5)の領域とにより交互に被覆されたになっ
ており、この図1の例においては該粘着性物質(4)の
各領域と無機質又は有機質固体物質(4)の各領域とは
互いにモザイク状に配置されている。
に説明する。図1は、本発明のクリーニング媒体の1例
を示す構成図である。この例のクリーニング媒体は、媒
体基材(2)の上面にクリーニング層(3)が設けられ
ており、このクリーニング層(3)は粘着性物質(4)
の層と、この層上に一部露出した状態となるように強固
に接着固定された繊維状、針状又は粒状の無機質又は有
機質固体物質(5)とからなり、基材(2)は結果とし
て前記粘着性物質(4)の領域と前記無機質又は有機質
固体物質(5)の領域とにより交互に被覆されたになっ
ており、この図1の例においては該粘着性物質(4)の
各領域と無機質又は有機質固体物質(4)の各領域とは
互いにモザイク状に配置されている。
【0008】そして、前記無機質又は有機質固体物質
(5)が占有している領域の合計面積と前記粘着性物質
(4)が占有している領域の合計面積との比率は、1/
5〜5/1であることが好ましい。前記粘着性物質
(4)の合計面積がこの範囲より大きいと熱記録及び/
又は消去ユニットから一旦削り落されたカス、ゴミが該
ユニットに再付着(逆転写)する。面積がこの範囲より
小さいとカス、ゴミを受容する効果がない。
(5)が占有している領域の合計面積と前記粘着性物質
(4)が占有している領域の合計面積との比率は、1/
5〜5/1であることが好ましい。前記粘着性物質
(4)の合計面積がこの範囲より大きいと熱記録及び/
又は消去ユニットから一旦削り落されたカス、ゴミが該
ユニットに再付着(逆転写)する。面積がこの範囲より
小さいとカス、ゴミを受容する効果がない。
【0009】基材(2)としては、紙、加工紙、樹脂フ
イルムが使用できるが、感熱記録装置のロールなどに絡
み合いを避け、また、使用時のクリーニング層(3)の
部分剥落防止、ゴミの発生防止のため、耐熱性に優れ、
所謂腰が強く、高伸縮性でないものが好ましい。具体的
にはポリエステルフィルム、ポリイミドフィルム、PV
Cカード、紙カードなどを好ましく使用することがで
き、このクリーニング媒体の基材(2)の厚さは、前記
クリーニング層(3)における前記無機質又は有機質固
体物質(5)の厚みT+前記粘着性物質層(4)の厚み
t以上であることが好ましい。さらに、場合によって
は、この基材にカードを認識するために必要な層を設け
てもよく、例えば、光センサーの光が透過しないように
してもよい。
イルムが使用できるが、感熱記録装置のロールなどに絡
み合いを避け、また、使用時のクリーニング層(3)の
部分剥落防止、ゴミの発生防止のため、耐熱性に優れ、
所謂腰が強く、高伸縮性でないものが好ましい。具体的
にはポリエステルフィルム、ポリイミドフィルム、PV
Cカード、紙カードなどを好ましく使用することがで
き、このクリーニング媒体の基材(2)の厚さは、前記
クリーニング層(3)における前記無機質又は有機質固
体物質(5)の厚みT+前記粘着性物質層(4)の厚み
t以上であることが好ましい。さらに、場合によって
は、この基材にカードを認識するために必要な層を設け
てもよく、例えば、光センサーの光が透過しないように
してもよい。
【0010】図2に示されるように、本発明のクリーニ
ング媒体においてはその使用時に、クリーニング層
(3)は、熱記録及び/又は消去ユニットと摺擦した場
合に該ユニットに付着しているカス、ゴミを削り落すよ
うに除去するだけでなく、除去されたカス、ゴミを熱記
録及び/又は消去ユニットに再付着させないものであ
る。クリーニング層(3)における無機質又は有機質固
体物質(5)は主に熱記録及び/又は消去ユニットに付
着しているカス、ゴミを削り落すように除去する役割を
果し、粘着性物質(4)は、主に除去されたカス、ゴミ
を熱記録及び/又は消去ユニットに再付着させない役割
を果たす他、クリーニング媒体の過酷な使用条件下で前
記無機質又は有機質固体物質(5)を強固に固定し続け
る役割をも果たす。
ング媒体においてはその使用時に、クリーニング層
(3)は、熱記録及び/又は消去ユニットと摺擦した場
合に該ユニットに付着しているカス、ゴミを削り落すよ
うに除去するだけでなく、除去されたカス、ゴミを熱記
録及び/又は消去ユニットに再付着させないものであ
る。クリーニング層(3)における無機質又は有機質固
体物質(5)は主に熱記録及び/又は消去ユニットに付
着しているカス、ゴミを削り落すように除去する役割を
果し、粘着性物質(4)は、主に除去されたカス、ゴミ
を熱記録及び/又は消去ユニットに再付着させない役割
を果たす他、クリーニング媒体の過酷な使用条件下で前
記無機質又は有機質固体物質(5)を強固に固定し続け
る役割をも果たす。
【0011】そのため、本発明における前記粘着性物質
(4)は、粘着性を有するかは、又は、加熱下でクリー
ニングする場合に少なくとも粘着性となり、他方では、
相当程度の耐熱性を有するものである。さらに、加圧下
でクリーニングするためには過度の熱変形、圧力変形を
生じず、かつ熱記録及び/又は消去ユニットと摺擦によ
り自らカス、ゴミを生じないものであることが好まし
い。この粘着性物質(4)は、あまり層が厚いとカス、
ゴミを熱記録及び/又は消去ユニット逆転写(再付着)
等を生じるので、このような過度の層厚になるのを避け
ることが必要である。
(4)は、粘着性を有するかは、又は、加熱下でクリー
ニングする場合に少なくとも粘着性となり、他方では、
相当程度の耐熱性を有するものである。さらに、加圧下
でクリーニングするためには過度の熱変形、圧力変形を
生じず、かつ熱記録及び/又は消去ユニットと摺擦によ
り自らカス、ゴミを生じないものであることが好まし
い。この粘着性物質(4)は、あまり層が厚いとカス、
ゴミを熱記録及び/又は消去ユニット逆転写(再付着)
等を生じるので、このような過度の層厚になるのを避け
ることが必要である。
【0012】しかしながら、本発明においては、前記粘
着性物質(4)の各領域と前記無機質又は有機質固体物
質(5)の各領域との分布密度は基質(2)上で必ずし
も均一である必要はなく、図3に示されるように、或る
場合即ち、例えばカード状クリーニング媒体においてそ
の感熱記録装置への挿入方向及び通過方向が常に一定で
ある場合には、前方部においては前記無機質又は有機質
固体物質(5)の各領域の分布密度を高くし、後方部に
おいては前記粘着性物質(4)の各領域の分布密度を低
くするように基材上に調整して設けることができる。
着性物質(4)の各領域と前記無機質又は有機質固体物
質(5)の各領域との分布密度は基質(2)上で必ずし
も均一である必要はなく、図3に示されるように、或る
場合即ち、例えばカード状クリーニング媒体においてそ
の感熱記録装置への挿入方向及び通過方向が常に一定で
ある場合には、前方部においては前記無機質又は有機質
固体物質(5)の各領域の分布密度を高くし、後方部に
おいては前記粘着性物質(4)の各領域の分布密度を低
くするように基材上に調整して設けることができる。
【0013】図4に示されるように、具体的には、前記
クリーニング層における粘着性物質層(4)の厚みtに
対し、前記固体物質(5)上の前記無機質又は有機質固
体物質(5)の厚みTが、T>tであることが好まし
い。
クリーニング層における粘着性物質層(4)の厚みtに
対し、前記固体物質(5)上の前記無機質又は有機質固
体物質(5)の厚みTが、T>tであることが好まし
い。
【0014】而して、この粘着性物質(4)の材料とし
ては、その役割に関する上記説明から窺知されるよう
に、若干硬めの粘着性物質がより好ましく、例えばアク
リル系エステル、ポリイソブチレン、SBR、天然ゴ
ム、ブチルゴム、特に耐熱性に優れたブチルゴム、アク
リル系がよい。しかし硬めであることは必ずしも必要不
可欠な条件ではない。また、所望の粘着性物質を得るた
め熱硬化性樹脂及び/又は熱軟化性樹脂をブレンドして
使用することが可能であり、かつ好ましい。
ては、その役割に関する上記説明から窺知されるよう
に、若干硬めの粘着性物質がより好ましく、例えばアク
リル系エステル、ポリイソブチレン、SBR、天然ゴ
ム、ブチルゴム、特に耐熱性に優れたブチルゴム、アク
リル系がよい。しかし硬めであることは必ずしも必要不
可欠な条件ではない。また、所望の粘着性物質を得るた
め熱硬化性樹脂及び/又は熱軟化性樹脂をブレンドして
使用することが可能であり、かつ好ましい。
【0015】先に説明したように、本発明における無機
質又は有機質固体物質(5)は主に熱記録及び/又は消
去ユニットに付着しているカス、ゴミを削り落すように
除去する役割を果たすものであり、したがって、耐摩耗
性に優れる一方、熱記録及び/又は消去ユニットを摺擦
により傷付けないものが好ましい。繊維状、針状、粒子
状等の前記無機質固体物質としては、例えばガラス繊
維、炭酸カルシウム粉末、シリカ粉末、金属粉を挙げる
ことができ、また、トリポリ、珪藻土、浮石粉、焼成ド
ロマイト、エメリー、ガーネット、珪石などの天然研磨
材、アルミナ、酸化鉄、酸化クロム、酸化セシウム、ジ
ルコニアなどの人造研磨材も有効である。
質又は有機質固体物質(5)は主に熱記録及び/又は消
去ユニットに付着しているカス、ゴミを削り落すように
除去する役割を果たすものであり、したがって、耐摩耗
性に優れる一方、熱記録及び/又は消去ユニットを摺擦
により傷付けないものが好ましい。繊維状、針状、粒子
状等の前記無機質固体物質としては、例えばガラス繊
維、炭酸カルシウム粉末、シリカ粉末、金属粉を挙げる
ことができ、また、トリポリ、珪藻土、浮石粉、焼成ド
ロマイト、エメリー、ガーネット、珪石などの天然研磨
材、アルミナ、酸化鉄、酸化クロム、酸化セシウム、ジ
ルコニアなどの人造研磨材も有効である。
【0016】前記有機質固体物質としては、針状、粒子
状、繊維状のポリエステル、アクリル、ポリイミド、ポ
リプロピレン、ナイロンのような熱軟化性樹脂、UV、
EB、熱硬化性樹脂を挙げることができ、かつ、これら
はある程度軟化しても付着したゴミを削り落せるような
硬さを持っていることが必要で、例えば有機質固体物質
が繊維状のものである場合には、20番手以下の太糸、
好ましくは10番手以下の強撚りのTg(ガラス転移
点)100℃以上の化繊を挙げることができ、また、甘
撚りの合糸された極太糸の場合には塗工の際フアイバー
間隙に樹脂を含浸させた形で塗工することによって硬さ
を持つものを設けることができる。さらに、有機質固体
物質が粒子状のものである場合には、Tg(ガラス転移
点)100℃以上であるか、熱硬化性、UV硬化性、E
B硬化性の樹脂粒子を好適に使用することができる。
状、繊維状のポリエステル、アクリル、ポリイミド、ポ
リプロピレン、ナイロンのような熱軟化性樹脂、UV、
EB、熱硬化性樹脂を挙げることができ、かつ、これら
はある程度軟化しても付着したゴミを削り落せるような
硬さを持っていることが必要で、例えば有機質固体物質
が繊維状のものである場合には、20番手以下の太糸、
好ましくは10番手以下の強撚りのTg(ガラス転移
点)100℃以上の化繊を挙げることができ、また、甘
撚りの合糸された極太糸の場合には塗工の際フアイバー
間隙に樹脂を含浸させた形で塗工することによって硬さ
を持つものを設けることができる。さらに、有機質固体
物質が粒子状のものである場合には、Tg(ガラス転移
点)100℃以上であるか、熱硬化性、UV硬化性、E
B硬化性の樹脂粒子を好適に使用することができる。
【0017】これら無機質又は有機質固体物質(5)
は、過酷な摺擦条件下でも、前記粘着性物質又は少なく
とも加熱時には粘着性となる物質(4)に強固に固定さ
れ続け、カス、ゴミを生じないため等の理由で、固体物
質相互が、一部又は全部連続体であることがより好まし
く、例えば、上記繊維状有機質固体物質の場合は通常は
短繊維に切断させたものが採用されるが、より長繊維に
切断させたものを使うことによりこの条件を満たすこと
ができ、無機有機質固体物質の場合は強固に二次凝集さ
せた市販のものを使うことによりこの条件を満たすこと
ができる。
は、過酷な摺擦条件下でも、前記粘着性物質又は少なく
とも加熱時には粘着性となる物質(4)に強固に固定さ
れ続け、カス、ゴミを生じないため等の理由で、固体物
質相互が、一部又は全部連続体であることがより好まし
く、例えば、上記繊維状有機質固体物質の場合は通常は
短繊維に切断させたものが採用されるが、より長繊維に
切断させたものを使うことによりこの条件を満たすこと
ができ、無機有機質固体物質の場合は強固に二次凝集さ
せた市販のものを使うことによりこの条件を満たすこと
ができる。
【0018】図5に示されるように、本発明において
は、前記粘着性物質又は少なくとも加熱時には粘着性と
なる物質(4)の中に上記有機質固体物質、無機質固体
物質(5)を混合し、混合物を基質(2)上に層状に施
し、更にその層上に有機質固体物質、無機質固体物質を
被覆することにより、クリーニング層(3)の熱による
変形をより防止することができる。
は、前記粘着性物質又は少なくとも加熱時には粘着性と
なる物質(4)の中に上記有機質固体物質、無機質固体
物質(5)を混合し、混合物を基質(2)上に層状に施
し、更にその層上に有機質固体物質、無機質固体物質を
被覆することにより、クリーニング層(3)の熱による
変形をより防止することができる。
【0019】また、図6に示されるように、本発明にお
いては、熱記録及び/又は消去ユニットと摺擦により付
着しているカス、ゴミを削り落す役割を主にする前記無
機質固体物質、有機質固体物質(5)は、カス、ゴミが
雑多な物質の混合物であることに対処し、相互の特徴を
発揮させ、一方が粘着層中に食い込むことを他方が防止
し、カード状クリーニングがヨコズレする或いは脱離す
る場合に対処し、かつ熱記録及び/又は消去ユニットの
急激摩耗を緩和する等の理由で、無機質固体物質、有機
質固体物質の混合体の形あるいは繊維状のものと粒子状
のものとの混合体の形で前記粘着性物質(4)中及び/
又は上に固定し、本発明のクリーニング媒体とすること
が可能であり、かつ好ましいことが多い。
いては、熱記録及び/又は消去ユニットと摺擦により付
着しているカス、ゴミを削り落す役割を主にする前記無
機質固体物質、有機質固体物質(5)は、カス、ゴミが
雑多な物質の混合物であることに対処し、相互の特徴を
発揮させ、一方が粘着層中に食い込むことを他方が防止
し、カード状クリーニングがヨコズレする或いは脱離す
る場合に対処し、かつ熱記録及び/又は消去ユニットの
急激摩耗を緩和する等の理由で、無機質固体物質、有機
質固体物質の混合体の形あるいは繊維状のものと粒子状
のものとの混合体の形で前記粘着性物質(4)中及び/
又は上に固定し、本発明のクリーニング媒体とすること
が可能であり、かつ好ましいことが多い。
【0020】このような本発明のクリーニング媒体に
は、感熱記録装置で使用された場合に同じような態様で
使用される感熱記録記録媒体と異なるものであること
を、該感熱記録装置が認識してクリーニング媒体と感熱
媒体記録とを区別するための識別手段を設けることが好
ましい。感熱記録装置内のセンサにより、挿入された媒
体が例えばサーマルヘッド及び消去用感熱ヘッド等のク
リーニング方向に搬送されていること、および、挿入さ
れた媒体は感熱記録媒体ではなくクリーニング媒体であ
ることがモニタされると、通電発熱手段を作動させてサ
ーマルヘッド及び消去用感熱ヘッド等をヒートオン状態
(通電発熱状態)とすることができる。サーマルヘッド
及び消去用感熱ヘッド等はヒートオン状態にしないと、
ゴミが取れ易くならない。低温であると普通はこびり付
いた状態になっている。また指紋は、特に熱で急激に軟
化するためサーマルヘッド及び消去用感熱ヘッド等に再
転写し易い。ただし、ヒートオンの温度は、実使用温度
より低くてもよい。60〜90℃であることが好まし
い。90℃より高いと、粘着物が逆転写する。したがっ
て、本発明における感熱記録装置はこのような温度範囲
にもコントロールされ得る機構を有し得る。
は、感熱記録装置で使用された場合に同じような態様で
使用される感熱記録記録媒体と異なるものであること
を、該感熱記録装置が認識してクリーニング媒体と感熱
媒体記録とを区別するための識別手段を設けることが好
ましい。感熱記録装置内のセンサにより、挿入された媒
体が例えばサーマルヘッド及び消去用感熱ヘッド等のク
リーニング方向に搬送されていること、および、挿入さ
れた媒体は感熱記録媒体ではなくクリーニング媒体であ
ることがモニタされると、通電発熱手段を作動させてサ
ーマルヘッド及び消去用感熱ヘッド等をヒートオン状態
(通電発熱状態)とすることができる。サーマルヘッド
及び消去用感熱ヘッド等はヒートオン状態にしないと、
ゴミが取れ易くならない。低温であると普通はこびり付
いた状態になっている。また指紋は、特に熱で急激に軟
化するためサーマルヘッド及び消去用感熱ヘッド等に再
転写し易い。ただし、ヒートオンの温度は、実使用温度
より低くてもよい。60〜90℃であることが好まし
い。90℃より高いと、粘着物が逆転写する。したがっ
て、本発明における感熱記録装置はこのような温度範囲
にもコントロールされ得る機構を有し得る。
【0021】上記のような識別手段は、例えば、図7に
示されるように、透明樹脂フィルム基質(2a)上に設
けられたクリーニング層脱落帯域(7)のような光透過
性の帯域であってもよく、図8に示されるように、クリ
ーニング媒体(2)に穿孔された穴(8)であってもよ
く、又は逆に図9に示されるように金属蒸着域のような
光反射性帯域(9)であってもよく、図10に示される
ようにクリーニング媒体に設けられた切欠き部(10)
であってもよく、図11に示されるようにクリーニング
媒体に設けられた磁気記録層(11)であってもよい。
これによりクリーニング媒体の寿命管理をすることがで
き、これは特に、最近感熱記録装置に感熱記録だけでな
く磁気記録をも行うための磁気ヘッドを具備したものが
実用化されつつある点から利便性に優れたものとなる。
示されるように、透明樹脂フィルム基質(2a)上に設
けられたクリーニング層脱落帯域(7)のような光透過
性の帯域であってもよく、図8に示されるように、クリ
ーニング媒体(2)に穿孔された穴(8)であってもよ
く、又は逆に図9に示されるように金属蒸着域のような
光反射性帯域(9)であってもよく、図10に示される
ようにクリーニング媒体に設けられた切欠き部(10)
であってもよく、図11に示されるようにクリーニング
媒体に設けられた磁気記録層(11)であってもよい。
これによりクリーニング媒体の寿命管理をすることがで
き、これは特に、最近感熱記録装置に感熱記録だけでな
く磁気記録をも行うための磁気ヘッドを具備したものが
実用化されつつある点から利便性に優れたものとなる。
【0022】磁気記録層(11)を媒体基質(2)のク
リーニング層(3)と同面に設ける場合、例えば図12
に示されるように、表裏両面にクリーニング層(3)を
設けそれぞれのクリーニング層(3)(3)を個別に寿
命管理せんとする場合には、磁気記録層(11)(1
1)を媒体基質(2)の両面に別個に設けさらにその外
側両面にクリーニング層(3)(3)を設けることがで
きる。
リーニング層(3)と同面に設ける場合、例えば図12
に示されるように、表裏両面にクリーニング層(3)を
設けそれぞれのクリーニング層(3)(3)を個別に寿
命管理せんとする場合には、磁気記録層(11)(1
1)を媒体基質(2)の両面に別個に設けさらにその外
側両面にクリーニング層(3)(3)を設けることがで
きる。
【0023】本発明のクリーニング媒体は、無論、従来
から知られている各種の感熱記録装置のクリーニングに
好適に使用することができるが、その際、ある種の感熱
記録装置例えば特に熱記録及び/又は消去ユニットの汚
れが著しい感熱記録装置の場合、該クリーニング媒体の
ワンパスのみではクリーニングが不充分なときもある。
また、該クリーニング媒体により簡単確実にクリーニン
グされるモードとなりうる感熱記録装置はより望まし
い。さらに、該クリーニング媒体の寿命が管理できる感
熱記録装置は、当然、好ましい。そこで本発明は、この
ような改良された感熱記録装置をも提供する。
から知られている各種の感熱記録装置のクリーニングに
好適に使用することができるが、その際、ある種の感熱
記録装置例えば特に熱記録及び/又は消去ユニットの汚
れが著しい感熱記録装置の場合、該クリーニング媒体の
ワンパスのみではクリーニングが不充分なときもある。
また、該クリーニング媒体により簡単確実にクリーニン
グされるモードとなりうる感熱記録装置はより望まし
い。さらに、該クリーニング媒体の寿命が管理できる感
熱記録装置は、当然、好ましい。そこで本発明は、この
ような改良された感熱記録装置をも提供する。
【0024】一般的に、このような本発明の感熱記録装
置は、前記クリーニング媒体の前記識別手段の存在及び
/又は状態をモニターする識別手段感知機構、該クリー
ニング媒体を感熱記録装置の熱記録及び/又は消去ユニ
ットに1回乃至複数回搬送するための搬送手段、該搬送
手段の動作状態−不動作状態を切り換え、該熱記録及び
/又は消去ユニットへのクリーニング媒体の搬送回数を
調節する搬送回数調節手段、該搬送回数調節手段による
搬送回数を予め設定するための搬送回数設定手段を有す
る。
置は、前記クリーニング媒体の前記識別手段の存在及び
/又は状態をモニターする識別手段感知機構、該クリー
ニング媒体を感熱記録装置の熱記録及び/又は消去ユニ
ットに1回乃至複数回搬送するための搬送手段、該搬送
手段の動作状態−不動作状態を切り換え、該熱記録及び
/又は消去ユニットへのクリーニング媒体の搬送回数を
調節する搬送回数調節手段、該搬送回数調節手段による
搬送回数を予め設定するための搬送回数設定手段を有す
る。
【0025】図13は、このような本発明の感熱記録装
置の1例を説明する概要図である。この装置例において
は、クリーニング媒体(1)は感熱記録装置(20)の
熱記録媒体挿入口(21)から装置内に挿入され、搬送
ローラ(22)(22)によりガイド(23)を経てサ
ーマルヘッド(24)に送られる。搬送ローラ(22)
は駆動ローラ(30)及び無端の連動ベルト(38)に
より駆動される。連動ベルト(38)は耐熱性、耐久性
がある。クリーニング媒体(1)はサーマルヘッド(2
4)をクリーニングした後、駆動ローラ(25)及び連
動ベルト(26)により駆動されるプラテンローラ(2
7)によりガイド(28)を経て、消去用感熱ヘッド
(29)に搬送されこれをクリーニングした後、駆動ロ
ーラ(30)及び連動ベルト(31)により駆動される
プラテンローラ(32)により、ガイド(33)を経
て、プラテンローラ(34)(34)及びプラテンロー
ラ(35)(35)間に位置する磁気ヘッド(36)に
よりクリーニング回数記録が磁気記録処理される。プラ
テンローラ(34)は駆動ローラ(25)及び連動ベル
ト(37)により駆動される。
置の1例を説明する概要図である。この装置例において
は、クリーニング媒体(1)は感熱記録装置(20)の
熱記録媒体挿入口(21)から装置内に挿入され、搬送
ローラ(22)(22)によりガイド(23)を経てサ
ーマルヘッド(24)に送られる。搬送ローラ(22)
は駆動ローラ(30)及び無端の連動ベルト(38)に
より駆動される。連動ベルト(38)は耐熱性、耐久性
がある。クリーニング媒体(1)はサーマルヘッド(2
4)をクリーニングした後、駆動ローラ(25)及び連
動ベルト(26)により駆動されるプラテンローラ(2
7)によりガイド(28)を経て、消去用感熱ヘッド
(29)に搬送されこれをクリーニングした後、駆動ロ
ーラ(30)及び連動ベルト(31)により駆動される
プラテンローラ(32)により、ガイド(33)を経
て、プラテンローラ(34)(34)及びプラテンロー
ラ(35)(35)間に位置する磁気ヘッド(36)に
よりクリーニング回数記録が磁気記録処理される。プラ
テンローラ(34)は駆動ローラ(25)及び連動ベル
ト(37)により駆動される。
【0026】その後、クリーニング媒体(1)は自動的
に装置内を逆方向に搬送されて装置外に排出される。す
なわち、プラテンローラ(34)(34)及びプラテン
ローラ(35)(35)の逆回転により、ガイド(3
3)を経、サーマルヘッド(24)とプラテンローラ
(24)の間の消去用感熱ヘッド(29)の下に搬送さ
れる。消去用感熱ヘッド(29)はこのとき、図示して
ない間隙調節機構の作動によって非接触状態の関係に置
かれている。このような間隙調節はプラテンローラの位
置微調整機構によって行うことができ、或いは感熱ヘッ
ドの前進後退、変角によってもよい。クリーニング媒体
(1)は、消去用感熱ヘッド(29)の下をその影響を
受けない状態(フリーな状態)で通過し、そして、ガイ
ド(28)を経て、同様に非接触状態に置かれたサーマ
ルヘッド(24)の下に至り、プラテンローラ(27)
の逆回転によりサーマルヘッド(24)の下をフリーな
状態で通過し、ガイド(23)を通過し、逆回転する搬
送ローラ(22)により熱記録媒体挿入口(21)から
装置外に排出される。したがってこの装置においては図
15に示される装置におけるような排出口(54)は必
ずしも必要ではない。
に装置内を逆方向に搬送されて装置外に排出される。す
なわち、プラテンローラ(34)(34)及びプラテン
ローラ(35)(35)の逆回転により、ガイド(3
3)を経、サーマルヘッド(24)とプラテンローラ
(24)の間の消去用感熱ヘッド(29)の下に搬送さ
れる。消去用感熱ヘッド(29)はこのとき、図示して
ない間隙調節機構の作動によって非接触状態の関係に置
かれている。このような間隙調節はプラテンローラの位
置微調整機構によって行うことができ、或いは感熱ヘッ
ドの前進後退、変角によってもよい。クリーニング媒体
(1)は、消去用感熱ヘッド(29)の下をその影響を
受けない状態(フリーな状態)で通過し、そして、ガイ
ド(28)を経て、同様に非接触状態に置かれたサーマ
ルヘッド(24)の下に至り、プラテンローラ(27)
の逆回転によりサーマルヘッド(24)の下をフリーな
状態で通過し、ガイド(23)を通過し、逆回転する搬
送ローラ(22)により熱記録媒体挿入口(21)から
装置外に排出される。したがってこの装置においては図
15に示される装置におけるような排出口(54)は必
ずしも必要ではない。
【0027】この感熱記録装置例においては、サーマル
ヘッド(24)とプラテンローラ(24)の間に間隙調
節機構が設けられ、また、消去用感熱ヘッド(29)と
プラテンローラ(32)の間にも間隙調節機構が設けら
れているが、クリーニング媒体(1)を装置内を逆方向
に搬出させる際に、所望によりこれら間隙調節機構の何
れか一方又は双方を作動させず、クリーニング媒体
(1)によりサーマルヘッド(24)及び/又は消去用
感熱ヘッド(29)を再度クリーニングすることが可能
であり、また、何れか一方又は双方の間隙調節機構を省
略することも可能である。
ヘッド(24)とプラテンローラ(24)の間に間隙調
節機構が設けられ、また、消去用感熱ヘッド(29)と
プラテンローラ(32)の間にも間隙調節機構が設けら
れているが、クリーニング媒体(1)を装置内を逆方向
に搬出させる際に、所望によりこれら間隙調節機構の何
れか一方又は双方を作動させず、クリーニング媒体
(1)によりサーマルヘッド(24)及び/又は消去用
感熱ヘッド(29)を再度クリーニングすることが可能
であり、また、何れか一方又は双方の間隙調節機構を省
略することも可能である。
【0028】また、この感熱記録装置例は、センサ(5
1)により、挿入された媒体がサーマルヘッド(24)
及び消去用感熱ヘッド(29)の方向に搬送されている
こと、および、挿入された媒体は感熱記録媒体ではなく
クリーニング媒体(1)であることがモニタされると、
図示してない通電発熱手段が作動してサーマルヘッド
(24)及び消去用感熱ヘッド(29)がヒートオン状
態(通電発熱状態)となり、而して、ゴミ、カス等のよ
り効果的なクリーニングが果される。
1)により、挿入された媒体がサーマルヘッド(24)
及び消去用感熱ヘッド(29)の方向に搬送されている
こと、および、挿入された媒体は感熱記録媒体ではなく
クリーニング媒体(1)であることがモニタされると、
図示してない通電発熱手段が作動してサーマルヘッド
(24)及び消去用感熱ヘッド(29)がヒートオン状
態(通電発熱状態)となり、而して、ゴミ、カス等のよ
り効果的なクリーニングが果される。
【0029】上記説明から理解されるように、この例の
装置は、感熱記録装置であると共にクリーニング媒体を
使用した場合にはクリーニング装置となる。したがっ
て、本明細書において感熱記録装置と称する場合にはク
リーニング装置をも意味する。
装置は、感熱記録装置であると共にクリーニング媒体を
使用した場合にはクリーニング装置となる。したがっ
て、本明細書において感熱記録装置と称する場合にはク
リーニング装置をも意味する。
【0030】また、図13に示される感熱記録装置にお
いては、クリーニング媒体(1)によりサーマルヘッド
(24)及び/又は消去用感熱ヘッド(29)を、より
多数回、所望に応じて自動的にクリーニングすることが
できる。即ち、自動的により多数回クリーニングする場
合には、クリーニング媒体(1)が、サーマルヘッド
(24)及び消去用感熱ヘッド(29)のクリーニング
後、自動的に装置内を逆方向に搬送されるが、クリーニ
ング媒体(1)を装置外に排出されることなく、クリー
ニング媒体を装置内の一時退避位置に退避させた後再度
順方向に搬送することが可能であり、これは、装置外に
排出される前にガイド(23)において、別の搬送経路
を選択するための搬送経路選択手段(39)をガイド
(23)上に下げることにより、搬送経路選択手段(3
9)をガイド(23)上に下げた場合には搬送経路選択
手段(39)は裏側面はクリーニング媒体(1)を搬送
するためのガイドとして機能する。クリーニング媒体
(1)をガイド(40)及びガイド(41)により構成
された一時退避位置に導く。このような搬送経路選択手
段は、複写機特に多重複写可能な複写機において従来か
ら知られている。一時退避位置に搬送されたクリーニン
グ媒体(1)は、クリーニング媒体(1)端がリミット
スイッチ(42)に接触したときに作動する搬送ローラ
(43)(43)により、再度順方向に搬送すなわち、
サーマルヘッド(24)次に消去用感熱ヘッド(29)
をクリーニングする方向に搬送され、以下、所望回数こ
の逆方向−順方向の搬送を繰り返すことができる。クリ
ーニングのための逆方向−順方向の搬送繰返しの間は、
磁気ヘッド(36)をクリーニング媒体(1)で摺擦さ
せない位置関係に両者を保持し、最後にサーマルヘッド
(24)と消去用感熱ヘッド(29)の摺擦回数を磁気
記録することができる。前記磁気ヘッド(36)は装置
の反対側すなわち媒体挿入口(21)及び搬送ローラ
(22)(22)近所に配置することができ、そのよう
に配置した場合には、クリーニング媒体(1)の識別手
段をモニタするセンサを兼ねさせることができる。
いては、クリーニング媒体(1)によりサーマルヘッド
(24)及び/又は消去用感熱ヘッド(29)を、より
多数回、所望に応じて自動的にクリーニングすることが
できる。即ち、自動的により多数回クリーニングする場
合には、クリーニング媒体(1)が、サーマルヘッド
(24)及び消去用感熱ヘッド(29)のクリーニング
後、自動的に装置内を逆方向に搬送されるが、クリーニ
ング媒体(1)を装置外に排出されることなく、クリー
ニング媒体を装置内の一時退避位置に退避させた後再度
順方向に搬送することが可能であり、これは、装置外に
排出される前にガイド(23)において、別の搬送経路
を選択するための搬送経路選択手段(39)をガイド
(23)上に下げることにより、搬送経路選択手段(3
9)をガイド(23)上に下げた場合には搬送経路選択
手段(39)は裏側面はクリーニング媒体(1)を搬送
するためのガイドとして機能する。クリーニング媒体
(1)をガイド(40)及びガイド(41)により構成
された一時退避位置に導く。このような搬送経路選択手
段は、複写機特に多重複写可能な複写機において従来か
ら知られている。一時退避位置に搬送されたクリーニン
グ媒体(1)は、クリーニング媒体(1)端がリミット
スイッチ(42)に接触したときに作動する搬送ローラ
(43)(43)により、再度順方向に搬送すなわち、
サーマルヘッド(24)次に消去用感熱ヘッド(29)
をクリーニングする方向に搬送され、以下、所望回数こ
の逆方向−順方向の搬送を繰り返すことができる。クリ
ーニングのための逆方向−順方向の搬送繰返しの間は、
磁気ヘッド(36)をクリーニング媒体(1)で摺擦さ
せない位置関係に両者を保持し、最後にサーマルヘッド
(24)と消去用感熱ヘッド(29)の摺擦回数を磁気
記録することができる。前記磁気ヘッド(36)は装置
の反対側すなわち媒体挿入口(21)及び搬送ローラ
(22)(22)近所に配置することができ、そのよう
に配置した場合には、クリーニング媒体(1)の識別手
段をモニタするセンサを兼ねさせることができる。
【0031】図14は、本発明の感熱記録装置の他の1
例を説明する概要図である。この装置例においては、ク
リーニングのための逆方向−順方向の搬送繰返しの間、
磁気ヘッド(36)をクリーニング媒体(1)で摺擦さ
せない位置関係に両者を保持するため、磁気ヘッド(3
6)とクリーニング媒体(1)の位置関係を変えるので
はなく、ガイド(33)上の搬送経路選択手段(44)
の動作によりクリーニング媒体(1)をガイド(45)
及びガイド(46)により形成される搬送経路に導き、
リミットスイッチ(49)により少なくとも一方が作動
するローラ(47)(48)間に懸架された搬送ベルト
(50)により、逆方向に再搬送される。
例を説明する概要図である。この装置例においては、ク
リーニングのための逆方向−順方向の搬送繰返しの間、
磁気ヘッド(36)をクリーニング媒体(1)で摺擦さ
せない位置関係に両者を保持するため、磁気ヘッド(3
6)とクリーニング媒体(1)の位置関係を変えるので
はなく、ガイド(33)上の搬送経路選択手段(44)
の動作によりクリーニング媒体(1)をガイド(45)
及びガイド(46)により形成される搬送経路に導き、
リミットスイッチ(49)により少なくとも一方が作動
するローラ(47)(48)間に懸架された搬送ベルト
(50)により、逆方向に再搬送される。
【0032】図15は、本発明の感熱記録装置のさらに
他の1例を説明する概要図である。この装置例において
は、自動的な複数回のクリーニングのためクリーニング
媒体(1)を搬送経路中で、往復させるのではなく、循
環させる。すなわち、この装置は、搬送路(52)(5
2)および搬送ローラ(53)(53)で構成された循
環搬送経路を有し、搬送経路選択手段(44)の動作に
よりクリーニング媒体(1)を循環搬送経路に所望回数
再循環させることができる。このような循環搬送経路は
複写機特に多重複写可能な複写機において従来から知ら
れており、例えば特開昭63−106675号公報に示
されている。この例の感熱記録装置は、本発明のクリー
ニング媒体が、上記図3に示されるような、クリーニン
グ媒体の前方部においては前記無機質又は有機質固体物
質(5)の各領域の分布密度が高くなっており、後方部
においては前記粘着性物質(4)の各領域の分布密度が
低くなっているものである場合特に適している。
他の1例を説明する概要図である。この装置例において
は、自動的な複数回のクリーニングのためクリーニング
媒体(1)を搬送経路中で、往復させるのではなく、循
環させる。すなわち、この装置は、搬送路(52)(5
2)および搬送ローラ(53)(53)で構成された循
環搬送経路を有し、搬送経路選択手段(44)の動作に
よりクリーニング媒体(1)を循環搬送経路に所望回数
再循環させることができる。このような循環搬送経路は
複写機特に多重複写可能な複写機において従来から知ら
れており、例えば特開昭63−106675号公報に示
されている。この例の感熱記録装置は、本発明のクリー
ニング媒体が、上記図3に示されるような、クリーニン
グ媒体の前方部においては前記無機質又は有機質固体物
質(5)の各領域の分布密度が高くなっており、後方部
においては前記粘着性物質(4)の各領域の分布密度が
低くなっているものである場合特に適している。
【0033】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例により限定されるもので
はない。 実施例1 白色ポリエステルフィルム188μm(ルミナーE2
0:東レ製)に、硬めに調製したアクリル系粘着剤を2
0〜30μmの厚さに塗布して、その上に極太ナイロン
(短)繊維(長さ40〜50μm)を、粘着剤との表面
積比1/5において貼り付け、本発明のクリーニングカ
ード(JISサイズ)を得た。これを、R3000(九
松製)プリンターにて、クリーニングテストを行なっ
た。テスト内容は、リコーTCカードFB651に、毎
回指紋をカードに付け(6か所)。20回印字、消去後
の印字カスレ、消去カスレを確認後、クリーニングカー
ドを2回通して、カスレがなくなったことを確認した。
クリーニングカードを通す条件はTCカードと同じ条件
である。
するが、本発明はこれら実施例により限定されるもので
はない。 実施例1 白色ポリエステルフィルム188μm(ルミナーE2
0:東レ製)に、硬めに調製したアクリル系粘着剤を2
0〜30μmの厚さに塗布して、その上に極太ナイロン
(短)繊維(長さ40〜50μm)を、粘着剤との表面
積比1/5において貼り付け、本発明のクリーニングカ
ード(JISサイズ)を得た。これを、R3000(九
松製)プリンターにて、クリーニングテストを行なっ
た。テスト内容は、リコーTCカードFB651に、毎
回指紋をカードに付け(6か所)。20回印字、消去後
の印字カスレ、消去カスレを確認後、クリーニングカー
ドを2回通して、カスレがなくなったことを確認した。
クリーニングカードを通す条件はTCカードと同じ条件
である。
【0034】実施例2 実施例1と同様のナイロン繊維を表面積1/2にして上
記テストを行なったが、同様の結果であった。 実施例3 実施例1の粘着剤中に粒径10μmの炭酸カルシウムを
20%含有させて上記テストを行なったが、同様の結果
であり、且つ、搬送上の異音が小さくなった。 実施例4 実施例1の粘着剤中にホットメルト(Tg90℃)型の
市販粘着剤を10%含有させて上記テストを行なった
が、同様の結果であった。実施例1のカードに比べて粘
着層中にカスが入り、脱落しにくい。 実施例5 実施例1の粘着剤中にアクリルエステルUV樹脂(DP
CA60:日本化薬)を10%含有させてUV硬化し
て、上記テストを行なったが、同様の結果であり、粘着
層の変化がみられない。 実施例6 実施例1のナイロン繊維を編物状にしたもので上記テス
トを行なったが、同様の結果であった。更に、ロールの
接触部の繊維の偏りがなくなり、均一なクリーニング結
果が得られた。 実施例7 実施例1の白色ポリエステルフィルムをポリイミドフィ
ルムにしたもので上記テストを行なったが、同様の結果
であった。更にカールが小さく、プリンターへの投入が
し易い。なお、これらのクリーニングカードは図7〜1
1に示したマーカー(識別記号)を用いてTCカードを
選別してプリンターが判断してクリーニングモードにす
ることができる。モードはヒートの温度、時間、スピー
ド、回数が自由に設定できる。
記テストを行なったが、同様の結果であった。 実施例3 実施例1の粘着剤中に粒径10μmの炭酸カルシウムを
20%含有させて上記テストを行なったが、同様の結果
であり、且つ、搬送上の異音が小さくなった。 実施例4 実施例1の粘着剤中にホットメルト(Tg90℃)型の
市販粘着剤を10%含有させて上記テストを行なった
が、同様の結果であった。実施例1のカードに比べて粘
着層中にカスが入り、脱落しにくい。 実施例5 実施例1の粘着剤中にアクリルエステルUV樹脂(DP
CA60:日本化薬)を10%含有させてUV硬化し
て、上記テストを行なったが、同様の結果であり、粘着
層の変化がみられない。 実施例6 実施例1のナイロン繊維を編物状にしたもので上記テス
トを行なったが、同様の結果であった。更に、ロールの
接触部の繊維の偏りがなくなり、均一なクリーニング結
果が得られた。 実施例7 実施例1の白色ポリエステルフィルムをポリイミドフィ
ルムにしたもので上記テストを行なったが、同様の結果
であった。更にカールが小さく、プリンターへの投入が
し易い。なお、これらのクリーニングカードは図7〜1
1に示したマーカー(識別記号)を用いてTCカードを
選別してプリンターが判断してクリーニングモードにす
ることができる。モードはヒートの温度、時間、スピー
ド、回数が自由に設定できる。
【0035】比較例1 実施例1と同様のナイロン繊維を粘着剤との表面積比1
/10にして上記テストを行なったが、ヘッドにへばり
つき、効果がなかった。 比較例2 実施例1と同様のナイロン繊維を粘着剤との表面積比6
/1にして上記テストを行なった。クリーニングの効果
はあるが、とれたゴミが熱ヘッドに再付着し、この熱ヘ
ッドにより記録媒体上にカスレが再発生した。 比較例3 実施例1と同様のナイロン繊維(10〜20μm)を表
面積比1/5を若干超えるようにして上記テストを行な
ったが、ヘッドにへばり付いてしまい、効果がなかっ
た。 比較例4 実施例1の粘着剤を低粘度タイプのSBRにして上記テ
ストを行なったが、ヘッドにへばりつき、効果がなかっ
た。またカスの熱ヘッドへの逆転写も生じた。ヘッドの
表面が高温になることにより、粘性が更に低下して液状
になるためであった。
/10にして上記テストを行なったが、ヘッドにへばり
つき、効果がなかった。 比較例2 実施例1と同様のナイロン繊維を粘着剤との表面積比6
/1にして上記テストを行なった。クリーニングの効果
はあるが、とれたゴミが熱ヘッドに再付着し、この熱ヘ
ッドにより記録媒体上にカスレが再発生した。 比較例3 実施例1と同様のナイロン繊維(10〜20μm)を表
面積比1/5を若干超えるようにして上記テストを行な
ったが、ヘッドにへばり付いてしまい、効果がなかっ
た。 比較例4 実施例1の粘着剤を低粘度タイプのSBRにして上記テ
ストを行なったが、ヘッドにへばりつき、効果がなかっ
た。またカスの熱ヘッドへの逆転写も生じた。ヘッドの
表面が高温になることにより、粘性が更に低下して液状
になるためであった。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細かつ具体的に説明したよう
に、本発明によれば感熱記録装置についたゴミがきれい
に除去され、クリーニング媒体の再転写も生ぜず、クリ
ーニング媒体の感熱記録装置内搬送不良、粘着材料の熱
ヘッド等への逆転写もなく、また、ゴミの再転写もな
く、粘着剤の削がなく、感熱記録装置保存時のゴミ付着
を防止し、長期使用を可能にし、感熱記録装置への粘着
剤の逆転写が防止され、ゴミの削りを有効に行い、クリ
ーニングカードの感熱記録装置長期使用を可能にし、ク
リーニングカードの搬送不良を防止し、しかも取り扱い
上の変形がされるいう、極めて優れた効果が発揮され
る。
に、本発明によれば感熱記録装置についたゴミがきれい
に除去され、クリーニング媒体の再転写も生ぜず、クリ
ーニング媒体の感熱記録装置内搬送不良、粘着材料の熱
ヘッド等への逆転写もなく、また、ゴミの再転写もな
く、粘着剤の削がなく、感熱記録装置保存時のゴミ付着
を防止し、長期使用を可能にし、感熱記録装置への粘着
剤の逆転写が防止され、ゴミの削りを有効に行い、クリ
ーニングカードの感熱記録装置長期使用を可能にし、ク
リーニングカードの搬送不良を防止し、しかも取り扱い
上の変形がされるいう、極めて優れた効果が発揮され
る。
【図1】本発明のクリーニング媒体の1例を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明のクリーニング媒体によるクリーニング
態様を説明する図である。
態様を説明する図である。
【図3】本発明のクリーニング媒体の他の1例を示す図
である。
である。
【図4】本発明のクリーニング媒体の1構造例を示す図
である。
である。
【図5】本発明のクリーニング媒体のさらに他の1例を
示す図である。
示す図である。
【図6】本発明のクリーニング媒体のさらに他の1例を
示す図である。
示す図である。
【図7】本発明のクリーニング媒体のさらに他の1例を
示す図である。
示す図である。
【図8】本発明のクリーニング媒体のさらに他の1例を
示す図である。
示す図である。
【図9】本発明のクリーニング媒体のさらに他の1例を
示す図である。
示す図である。
【図10】本発明のクリーニング媒体のさらに他の1例
を示す図である。
を示す図である。
【図11】本発明のクリーニング媒体のさらに他の1例
を示す図である。
を示す図である。
【図12】本発明のクリーニング媒体のさらに他の1例
を示す図である。
を示す図である。
【図13】本発明のクリーニング媒体を使用するのに適
した感熱記録装置の1構成例を示す配置図である。
した感熱記録装置の1構成例を示す配置図である。
【図14】本発明のクリーニング媒体を使用するのに適
した感熱記録装置の別の1構成例を示す配置図である。
した感熱記録装置の別の1構成例を示す配置図である。
【図15】本発明のクリーニング媒体を使用するのに適
した感熱記録装置のさらに別の1構成例を示す配置図で
ある。
した感熱記録装置のさらに別の1構成例を示す配置図で
ある。
1 クリーニング媒体 2 基材 2a 透明樹脂基材 3 クリーニング層 4 粘着性物質 5 固体物質 5a 有機質固体物質 5b 無機質固体物質 7 クリーニング層脱落帯域 8 穴 9 光反射性帯域 10 切欠き部 11 磁気記録層 20 感熱記録装置 21 媒体挿入口 22 搬送ローラ 23 ガイド 24 サーマルヘッド 25 駆動ローラ 26 連動ベルト 27 プラテンローラ 28 ガイド 29 消去用感熱ヘッド 30 駆動ローラ 31 連動ベルト 32 プラテンローラ 33 ガイド 34 プラテンローラ 35 プラテンローラ 36 磁気ヘッド 37 連動ベルト 38 連動ベルト 39 搬送経路選択手段 40 ガイド 41 ガイド 42 リミットスイッチ 43 搬送ローラ 44 搬送経路選択手段 45 ガイド 46 ガイド 47 ローラ 48 ローラ 49 リミットスイッチ 50 搬送ベルト 51 センサ 52 搬送路 53 搬送ローラ 54 排出口
Claims (12)
- 【請求項1】 感熱記録装置の熱記録及び/又は消去ユ
ニットを清掃するクリーニング媒体であって、媒体基材
の両面又は少なくとも一方の面が繊維状、針状又は粒状
の無機質又は有機質固体物質が占有する領域と粘着性物
質が占有する領域とで交互に被覆されてなるクリーニン
グ層であることを特徴とするクリーニング媒体。 - 【請求項2】 前記無機質又は有機質固体物質が占有し
ている面積と前記クリーニング層の粘着性物質が占有し
ている面積の比が、1/5〜5/1であることを特徴と
する請求項1に記載のクリーニング媒体。 - 【請求項3】 前記クリーニング層における粘着性物質
の層の厚みtに対し、前記固体物質上の前記無機質又は
有機質固体物質の厚みTが、T>tであることを特徴と
する請求項1又は2の何れかに記載のクリーニング媒
体。 - 【請求項4】 前記クリーニング層における粘着性物質
の中に、前記無機質又は有機質固体物質の一部が埋没さ
れていることを特徴とする請求項1乃至2の何れかに記
載のクリーニング媒体。 - 【請求項5】 前記クリーニング層の粘着性物質とし
て、40〜120℃で粘着効果をもつガラス転移点Tg
の樹脂を一部又は全部含んでいることを特徴とする請求
項1乃至4の何れか1に記載のクリーニング媒体。 - 【請求項6】 前記クリーニング層の粘着性物質が耐熱
であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1に記
載のクリーニング媒体。 - 【請求項7】 前記クリーニング層の有機質固体物質
が、Tg100℃以上であるか、熱硬化性、UV硬化
性、EB硬化性であることを特徴とする請求項1乃至6
の何れか1に記載のクリーニング媒体。 - 【請求項8】 前記クリーニング層の無機質、有機質固
体物質が、一部又は全部連続体であることを特徴とする
請求項1乃至7の何れか1に記載のクリーニング媒体。 - 【請求項9】 前記クリーニング媒体の基材の厚さが、
前記クリーニング層の前記T+前記t以上であることを
特徴とする請求項1乃至8の何れか1に記載のクリーニ
ング媒体。 - 【請求項10】 クリーニング媒体と感熱記録媒体記録
とを区別するための識別手段が設けられていることを特
徴とする請求項1乃至9の何れか1に記載のクリーニン
グ媒体。 - 【請求項11】 前記クリーニング媒体の前記識別手段
の存在及び/又は状態をモニターする識別手段感知機
構、該クリーニング媒体を感熱記録装置の熱記録及び/
又は消去ユニットに1回乃至複数回搬送するための搬送
手段、該搬送手段の動作状態−不動作状態を切り換え、
該熱記録及び/又は消去ユニットへのクリーニング媒体
の搬送回数を調節する搬送回数調節手段、該搬送回数調
節手段による搬送回数を予め設定するための搬送回数設
定手段を有することを特徴とする感熱記録装置。 - 【請求項12】 前記請求項1乃至11の何れか1に記
載のクリーニング媒体を挿入したときに、前記熱記録及
び/又は消去ユニットがヒートオン状態(通電発熱状
態)となることを特徴とする感熱記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4140197A JPH10226097A (ja) | 1996-12-11 | 1997-02-12 | 熱記録装置のクリーニング媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-346474 | 1996-12-11 | ||
JP34647496 | 1996-12-11 | ||
JP4140197A JPH10226097A (ja) | 1996-12-11 | 1997-02-12 | 熱記録装置のクリーニング媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10226097A true JPH10226097A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=26381009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4140197A Pending JPH10226097A (ja) | 1996-12-11 | 1997-02-12 | 熱記録装置のクリーニング媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10226097A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2350322A (en) * | 1999-01-29 | 2000-11-29 | Hewlett Packard Co | Cleaner sheet for an inkjet printer with at least one napped surface strip thereon |
US6908240B1 (en) * | 2003-12-16 | 2005-06-21 | International Imaging Materials, Inc | Thermal printing and cleaning assembly |
JP2013103441A (ja) * | 2011-11-15 | 2013-05-30 | Oki Electric Industry Co Ltd | 媒体処理装置 |
-
1997
- 1997-02-12 JP JP4140197A patent/JPH10226097A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2350322A (en) * | 1999-01-29 | 2000-11-29 | Hewlett Packard Co | Cleaner sheet for an inkjet printer with at least one napped surface strip thereon |
GB2350322B (en) * | 1999-01-29 | 2002-10-30 | Hewlett Packard Co | Cleaner kit for an inkjet printer |
US6673160B2 (en) | 1999-01-29 | 2004-01-06 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Method of cleaning for an inkjet printer |
US6908240B1 (en) * | 2003-12-16 | 2005-06-21 | International Imaging Materials, Inc | Thermal printing and cleaning assembly |
WO2005061236A1 (en) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | International Imaging Materials, Inc. | Thermal printing and cleaning assembly |
JP2013103441A (ja) * | 2011-11-15 | 2013-05-30 | Oki Electric Industry Co Ltd | 媒体処理装置 |
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