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JP2005206527A - 光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の製造方法 - Google Patents

光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の製造方法 Download PDF

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JP2005206527A JP2004015125A JP2004015125A JP2005206527A JP 2005206527 A JP2005206527 A JP 2005206527A JP 2004015125 A JP2004015125 A JP 2004015125A JP 2004015125 A JP2004015125 A JP 2004015125A JP 2005206527 A JP2005206527 A JP 2005206527A
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年弘 藤野
Ryuji Ogawa
龍治 小川
Haruyo Sato
治代 佐藤
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Abstract

【課題】 光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体を、効率よく製造できる工業的な製造法を開発する。
【解決手段】式(1)
【化1】
Figure 2005206527

(式中、R1は水素原子、メチル基、ハロゲン原子、ニトロ基を示す。)で表されるラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジルー3−ピロリジノール誘導体を、光学活性アミノ酸誘導体または光学活性酒石酸誘導体を用いて光学分割することを特徴とする光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジルー3−ピロリジノール誘導体の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、医薬の原料として有用な、光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体を製造する方法に関し、好ましくは光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジンノールを製造する方法に関する。
trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の製法は特許文献1に記載されているが、光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体を製造する方法は全く知られていない。
特開10−182600号公報
本発明の目的は、光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体を製造する方法を提供することにある。
本発明者らは前記課題を解決する方法について鋭意検討した結果、ラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体を、光学活性アミノ酸誘導体または光学活性酒石酸誘導体を用いて光学分割することによって光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体を製造できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明はラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体を、光学活性アミノ酸誘導体または光学活性酒石酸誘導体を用いて光学分割することを特徴とする光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の製造方法であり、一般式(2)
Figure 2005206527
(式中、R2は水素原子、メチル基を示し、nは1または2、mは0または1を示す。また、*はこの記号が付いている炭素原子が不斉中心であることを意味する。)で表される光学活性酸性アミノ酸誘導体、または一般式(3)
Figure 2005206527
(式中、Rは水素原子、メチル基、メトキシ基を示す。*はこの記号が付いている炭素原子が不斉中心であることを意味する。)で表される光学活性酒石酸誘導体を光学分割剤として用いてラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体を光学分割することを特徴とする光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の製造方法である。
本発明によれば、高純度の光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体が工業的に生産可能な簡便な操作で製造できる。
本発明において出発原料として用いられるラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体は(+)体と(−)体の混合物を意味し、それらのいずれか一方の存在量が他方より多くても使用することができる。
ここで、式(1)
Figure 2005206527
(式中、R1は水素原子、メチル基、ハロゲン原子、ニトロ基を示す。)で表される原料のラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体はいかなる方法で製造したものでも使用できるが、例えば下記の反応式に従って製造することができる。
Figure 2005206527
すなわち、cis−2−ブテン−1,4−ジオールと塩化チオニルを反応させてcis−1,4−ジクロロ−2−ブテンを得たのち、ベンジルアミンと反応させて1−ベンジル−3−ピロリンを得る(特開2001−270862号公報)。次いでm−クロロ過安息香酸と反応させて1−ベンジル−3,4−エポキシピロリジン(特開2001−72659号公報)としたのち、アンモニア水と反応させることによって製造することができる(特開平10−182600号公報)。
本発明で使用する光学分割剤は、光学活性アミノ酸誘導体と光学活性酒石酸誘導体であり、いずれか一方が95%以上過剰の光学活性体、すなわち光学純度が95%e.e.以上であることが好ましい。
ここで、光学分割剤の光学活性アミノ酸誘導体は、例えば下記の反応式に従って製造することができる。
Figure 2005206527
すなわち、光学活性アスパラギン酸を水溶媒中でp−トルエンスルホニルクロリドと反応させる。その際、反応液に水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを10程度に維持すると反応は好適に進むので好ましい。反応終了後、反応液を塩酸水中に滴下し、析出した結晶を濾別したのち乾燥することによって光学活性N−p−トルエンスルホニルアスパラギン酸を製造することができる。
このような光学活性アミノ酸誘導体としては、一般式(2)
Figure 2005206527
(式中、R2は水素原子、メチル基を示し、nは1または2、mは0または1を示す。また、*はこの記号が付いている炭素原子が不斉中心であることを意味する。)で表される酸性アミノ酸誘導体が好ましく、例えば光学活性N−ベンゼンスルホニルグルタミン酸、光学活性N−ベンゼンスルホニルアスパラギン酸、光学活性N−p−トルエンスルホニルグルタミン酸、光学活性N−p−トルエンスルホニルアスパラギン酸、光学活性N−ベンジルスルホニルグルタミン酸、光学活性N−ベンジルスルホニルアスパラギン酸等が挙げられる。
光学分割剤の光学活性酒石酸誘導体としては、一般式(3)
Figure 2005206527
(式中、Rは水素原子、メチル基、メトキシ基を示す。*はこの記号が付いている炭素原子が不斉中心であることを意味する。)が好ましく、例えば光学活性ジベンゾイル酒石酸、光学活性ジo−トルオイル酒石酸、光学活性ジ−p−トルオイル酒石酸、光学活性ジアニソイル酒石酸等が挙げられる(東レ・ファインケミカル(株)製品)。
光学分割に際して使用する光学活性アミノ酸誘導体または光学活性酒石酸誘導体の使用量は、ラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体に対して0.4〜1.2倍モルが好ましく、さらに好ましくは0.5〜1.0倍モルである。また、光学活性アミノ酸誘導体または光学活性酒石酸誘導体に加えて、光学不活性の酸性化合物を併用することもできる。そのような酸性化合物としては、塩酸、硫酸等の鉱酸類、ギ酸、酢酸、プロピオン酸等のカルボン酸類などが挙げられる。その場合には、光学活性アミノ酸誘導体または光学活性酒石酸誘導体の使用量を低減することができる。
光学分割する際に使用する溶媒は、基質と反応しない事が必要があり、例えば水、炭素数1〜4のアルコール類、アセトニトリル等のニトリル類、テトラヒドロフラン等のエーテル類が好ましく使用できる。これらは、単独でも、あるいは混合溶媒としても使用できるが、特に好ましくは水、メタノール、エタノール、プロパノール、あるいはこれらの混合物である。
光学分割の温度は、原料のラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体、光学分割剤、溶媒の種類によって異なるが、通常は0℃から沸点以下の温度である。
光学分割の方法は、原料のラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体、光学分割剤、溶媒を仕込み、析出した塩を濾過する方法が採用できる。この場合、一括仕込みする方法、原料のラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体と溶媒を仕込んだのちに、攪拌しながら光学分割剤を入れる方法、逆に溶媒と光学分割剤を仕込んだ後に、攪拌しながら原料のラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体を仕込む方法等があるが、特に限定されない。これらを仕込んだ後、昇温して溶解させるか、あるいはスラリー状態で充分に平衡に到達させてから、徐々に降温して、析出結晶を濾過して単離する。母液の付着による影響が大きい場合や、特に高い光学純度の製品を製造する場合には、再度、溶媒を加えて溶解、あるいはスラリー洗浄し、冷却したのちに析出した結晶を濾過することで、容易に光学純度を高くすることができる。
光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の単離は常法に従って実施できる。例えば、光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体と光学分割剤の塩を水と塩酸の混合溶液中に添加し、析出した結晶を濾過することによって光学分割剤を取り除き、濾液をアルカリ性にしたのちに有機溶媒で抽出することによって光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体を得ることができる。
本法によれば、高い光学純度の光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体を効率よく生産できるだけでなく、分割剤を回収・リサイクルすることができるので、省資源的な製造法と云える。
かくして得られた光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体は医薬品の原料として有用な化合物である。
以下、実施例で詳しく説明するが、本発明はこの範囲に限定されるものではない。なお、実施例において取得した塩の組成や塩中に含まれるtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の光学純度はHPLCで分析した。
<組成分析>
カラム :CAPCELL PAK C18 SG−120
150mm−4.6mmφ (5μm)
移動相 :A液;5mMラウリル硫酸ナトリウム水溶液(pH 2.2)
B液;アセトニトリル
A/B=65/35(20分)−(10分)→50/50(10分)
流量 :1.0ml/min
検出器 :UV 210nm
温度 :30℃
<光学純度分析>
カラム :Mightysil RP−18 GP
150mm−4.6mmφ (5μm)
移動相 :5mMラウリル硫酸ナトリウム水溶液/アセトニトリル/トリフルオロ酢酸
(650ml:350ml:0.65ml)
流量 :1.0ml/min
検出器 :UV 248nm
温度 :30℃
(サンプルの前処理)trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールを2,3,4,6−Tetra−O−acetyl−β−D−glucopyranosyl isothiocyanateでラベル化した。
実施例1
撹拌機と温度計を装着した容量500mlのオートクレーブに、1−ベンジル−3,4−エポキシピロリジン36.6g(純度96.5%)と28%アンモニア水228gを仕込んだのち100〜110℃に加熱して3時間撹拌した。室温まで冷却してから反応液を抜き出し、クロロホルム250mlを用いて抽出した。分液後、クロロホルム層を濃縮した。濃縮残分にアセトニトリル100mlを加えて溶解した溶液を、15〜20℃で撹拌した。スラリーを濾過し、結晶をアセトニトリル20mlで洗浄したのち乾燥してラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール28.3g(純度94.2%)を得た。
実施例2
攪拌機、温度計、コンデンサーを装着した容量1000mlのフラスコに、実施例1で得たラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール18.0g(88ミリモル)、ジp−トルオイル−L−酒石酸1水和物35.7g(88ミリモル)、およびメタノール500mlを仕込んだのち40℃に加温して溶解した。溶液を30〜33℃まで冷却したのち、(+)−trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールとジp−トルオイル−L−酒石酸との塩0.1gを加え、同温度下で0.5時間撹拌した。次いで、1時間かけて20〜23℃まで冷却したのち、同温度下で1時間撹拌した。析出した結晶を濾過したのち、乾燥して14.8gの塩を得た。塩中のtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールの含有率は33.8%であった。
得られた塩の全量を、35%塩酸水溶液7.8gと水80gの混合溶液の中に添加し、20〜30℃で3時間撹拌した。結晶を濾別したのち、濾液を全量が約20gになるまで減圧下に濃縮した。濃縮液に28%アンモニア水10mlとクロロホルム100mlを加えて抽出した。分液後、クロロホルム層を濃縮し、更に減圧下に乾燥してtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール4.5gを得た。(+)−trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールの光学純度95.5%e.e.、[α]D=+24°(c=1、水、20℃)。
1H−NMR(400MHz、CDCl3)δ:2.2(1H、m)、2.5(1H、m)、2.9(1H、m)、3.0(1H、m)、3.2(1H、m)、3.6(2H、dd)、3.9(1H、m)、7.3(5H、m)
13C−NMR(400MHz、CDCl3)δ:60.0、60.2、60.9、61.7、79.2、127.0、128.2、128.7、138.3
実施例3
攪拌機、温度計、コンデンサーを装着した容量1000mlのフラスコに、実施例1と同様の方法で得たラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール17.8g(純度95.0%、88ミリモル)、ジp−トルオイル−D−酒石酸1水和物35.7g(88ミリモル)、およびメタノール500mlを仕込んだのち40℃に加温して溶解した。溶液を30〜33℃まで冷却したのち、(−)−trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールとジp−トルオイル−D−酒石酸との塩0.1gを加え、同温度下で0.5時間撹拌した。次いで、1時間かけて20〜23℃まで冷却したのち、同温度下で1時間撹拌した。析出した結晶を濾過したのち、乾燥して15.0gの塩を得た。塩中のtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールの含有率は33.3%であった。
得られた塩の全量を、35%塩酸水溶液7.8gと水80gの混合溶液の中に添加し、20〜30℃で3時間撹拌した。結晶を濾別したのち、濾液を全量が約20gになるまで減圧下に濃縮した。濃縮液に28%アンモニア水10mlとクロロホルム100mlを加えて抽出した。分液後、クロロホルム層を濃縮し、更に減圧下に乾燥してtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール4.7gを得た。(−)−trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールの光学純度97.9%e.e.、[α]D=−23°(c=1、水、20℃)。
1H−NMR(400MHz、CDCl3)δ:2.2(1H、m)、2.5(1H、m)、2.9(1H、m)、3.0(1H、m)、3.2(1H、m)、3.6(2H、dd)、3.9(1H、m)、7.3(5H、m)
13C−NMR(400MHz、CDCl3)δ:60.0、60.2、60.9、61.7、79.2、127.0、128.2、128.7、138.3
実施例4
容量10mlの栓付きサンプル瓶に、実施例1で得たラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール0.31g(1.5ミリモル)、ジベンゾイル−D−酒石酸1水和物0.56g(1.5ミリモル)、およびメタノール3.0mlを仕込んだのち40℃に加温して溶解した。溶液を20〜23℃まで冷却したのち、(−)−trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールとジベンゾイル−D−酒石酸との塩0.01gを加え、同温度下で15時間撹拌した。析出した結晶を濾過したのち、乾燥して0.35gの塩を得た。塩中のtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールの含有率は33.6%であった。(−)−trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールの光学純度91%e.e.。
実施例5
容量10mlの栓付きサンプル瓶に、実施例1で得たラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール0.49g(2.4ミリモル)、N−p−トルエンスルホニル−L−アスパラギン酸0.70g(2.4ミリモル)、エタノール5.0ml、および水2.5mlを仕込んだのち60℃に加温して溶解した。溶液を20〜23℃まで冷却したのち、(−)−trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールとN−p−トルエンスルホニル−L−アスパラギン酸との塩0.01gを加え、同温度下で15時間撹拌した。析出した結晶を濾過したのち、乾燥して0.58gの塩を得た。塩中のtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールの含有率は39.0%であった。(−)−trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールの光学純度95%e.e.。
実施例6
容量10mlの栓付きサンプル瓶に、実施例1で得たラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール0.31g(1.5ミリモル)、N−ベンジルスルホニル−L−グルタミン酸0.45g(1.5ミリモル)、エタノール5.0ml、および水2.5mlを仕込んだのち60℃に加温して溶解した。溶液を20〜23℃まで冷却したのち、(−)−trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールとN−ベンジルスルホニル−L−グルタミン酸との塩0.01gを加え、同温度下で15時間撹拌した。析出した結晶を濾過したのち、乾燥して0.47gの塩を得た。塩中のtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールの含有率は38.5%であった。(−)−trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールの光学純度63.9%e.e.。
本発明により製造された光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体は、医薬原料として有用である。

Claims (7)

  1. 式(1)
    Figure 2005206527
    (式中、R1は水素原子、メチル基、ハロゲン原子、ニトロ基を示す。)で表されるラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジルー3−ピロリジノール誘導体を、光学活性アミノ酸誘導体または光学活性酒石酸誘導体を用いて光学分割することを特徴とする光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジルー3−ピロリジノール誘導体の製造方法。
  2. ラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体がラセミtrans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールであり、光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体が光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールであることを特徴とする請求項1記載の光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の製造方法。
  3. 光学活性アミノ酸誘導体が一般式(2)
    Figure 2005206527
    (式中、R2は水素原子、メチル基を示し、nは1または2、mは0または1を示す。また、*はこの記号が付いている炭素原子が不斉中心であることを意味する。)で表される光学活性酸性アミノ酸誘導体であることを特徴とする請求項1または2記載の光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の製造方法。
  4. 光学活性酒石酸誘導体が一般式(3)
    Figure 2005206527
    (式中、Rは水素原子、メチル基、メトキシ基を示す。*はこの記号が付いている炭素原子が不斉中心であることを意味する。)で表される光学活性ジアシル酒石酸誘導体であることを特徴とする請求項1または2記載の光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の製造方法。
  5. 光学活性アミノ酸誘導体が光学活性N−p−トルエンスルホニルアスパラギン酸、光学活性N−ベンジルスルホニルグルタミン酸であることを特徴とする請求項3記載の光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の製造方法。
  6. 光学活性酒石酸誘導体が光学活性ジベンゾイル酒石酸、光学活性ジ−p−トルオイル酒石酸であることを特徴とする請求項4記載の光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の製造方法。
  7. 光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール。
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