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JP2005277655A - 入出力端末、マスタ装置、スレーブ装置、情報処理システムおよび方法、ならびに入出力端末用、マスタ装置用およびスレーブ装置用プログラム - Google Patents

入出力端末、マスタ装置、スレーブ装置、情報処理システムおよび方法、ならびに入出力端末用、マスタ装置用およびスレーブ装置用プログラム Download PDF

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JP2005277655A JP2004086569A JP2004086569A JP2005277655A JP 2005277655 A JP2005277655 A JP 2005277655A JP 2004086569 A JP2004086569 A JP 2004086569A JP 2004086569 A JP2004086569 A JP 2004086569A JP 2005277655 A JP2005277655 A JP 2005277655A
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Yosuke Konishi
洋祐 小西
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Sony Corp
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Abstract

【課題】 ネットワークの論理的接続状況を直感的かつ容易に把握し、また設定および変更することが可能な入出力端末、マスタ装置、スレーブ装置、情報処理システムおよび方法、ならびに入出力端末用、マスタ装置用およびスレーブ装置用プログラムを提供する。
【解決手段】 サーバが各情報処理装置から収集して管理する論理的接続情報をリモートコントローラ7へ供給し、リモートコントローラ7はこの論理的接続情報に基づいて論理的接続状態を表示部71に視覚的に表示するようにしたので、ネットワークの論理的接続状況を直感的かつ容易に把握することが可能となる。また、リモートコントローラ7が論理的接続状態の変更要求操作を受け付け、サーバがその変更要求に基づいて該当する情報処理装置を特定して送信し、情報処理装置が実際に自装置と他装置との間の論理的接続状況を変更するようにした場合、論理的接続状況を設定および変更することが可能となる。

【選択図】 図16

Description

本発明は、複数の情報処理装置がネットワークに接続されて構成された情報処理システムに適用される入出力端末、マスタ装置およびスレーブ装置、情報処理システムおよび方法、ならびに入出力端末用、マスタ装置用およびスレーブ装置用プログラムに関する。
従来より、LAN(Local Area Network)などのネットワークの接続状況を視覚的に表示する技術はいくつか存在する。これらの主な用途としては、ネットワークの管理者などが社内などの複数台の端末、プリンタ、サーバやそれらの稼動状況などの情報を取得することなどが挙げられ、視覚的に表示することによりネットワークの接続状況を把握するのに役立てている。
これらの技術は、ネットワーク管理プロトコルであるSNMP(Simple Network Management Protocol)やその他独自のプロトコルを実装することで、ネットワーク情報に必要なIP(Internet Protocol)アドレスや利用可能なポート番号、稼動状況などを取得し、ネットワークの接続状況を表示することを実現している。
例えば、非特許文献1には、SNMPを用いて現在のネットワークの接続状況やトラフィック量などを視覚的に表示することを可能にするソフトウェアが開示されている。これにより、ネットワークの管理者などのユーザは、現在のネットワークの接続状況を視覚的に把握し、また稼動状況を管理することができる。
"Sirius"、[online]、株式会社アイ・エス・ティ、[平成15年11月25日検索]、インターネット<URL: http://www.istinc.co.jp/netkids/index.html>
しかしながら、これらの技術により確かにネットワークの接続状況を視覚的に表示することは可能だが、それはあくまでもOSI(Open Systems Interconnection)参照モデルにおけるネットワーク層以下の階層での接続状況を示すものであり、ICMP(Internet Control Message Protocol)パケットを取得する、つまりPingコマンドにより接続しているかどうかということを視覚的に表示するものにすぎない。したがって、ユーザにとっては、各装置間との論理的なネットワーク接続(OSI参照モデルにおけるトランスポート層以上)において、実際にどの装置とどの装置との間でEnd to Endのデータ交換が行われているのかということを直感的に認識することはできない。
また、いずれの技術もネットワークの接続状況の解析を目的としているので、視覚的に表示することは可能であっても、IPアドレスの変更や装置の電源を落とすといったごく一部の機能を除き、表示された画面上からネットワーク内の装置間の接続状況を設定することはできないものである。
さらに、このIPネットワークの経路は、実装されているネットワーク層のルーティングプロトコルに依存しており、ユーザは自由に経路を変更することはできない。
つまり、従来のこれらの技術は社内のLANなどのネットワークの管理といった用途が主であったため、管理者などの専門知識を有する者ではない一般ユーザにとっては必ずしも利便性が良いとは言えないといった課題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、ネットワーク内の装置間の実際のデータ交換状況を容易に把握することを可能とする手段を提供することにある。また、本発明の第2の目的は、ネットワーク内の装置間の接続状況の設定や変更を可能とする手段を提供することにある。
本発明の入出力端末は、情報処理装置間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を取得する取得手段と、取得手段により取得した論理的接続情報に基づいて論理的接続状態を表示する表示手段とを備えるものである。この場合において、上記表示手段は、論理的接続状態の変更を要求する変更要求操作を受け付ける機能を有するようにするのが好ましい。
本発明の入出力端末用プログラムは、情報処理装置間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を取得するステップと、取得した論理的接続情報に基づいて上記論理的接続状態を表示するステップとを入出力端末に実行させるようにしたものである。
本発明のマスタ装置は、スレーブ装置間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を各スレーブ装置から収集する接続情報収集手段と、接続情報収集手段により収集した上記論理的接続情報を管理する管理手段と、管理手段により管理されている論理的接続情報を入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方へ供給する接続情報供給手段とを備えるものである。このマスタ装置は、入出力端末からなされた論理的接続状態の変更要求に基づいて該当するスレーブ装置を特定し、その変更要求を特定されたスレーブ装置に振り分けて送信する変更要求送信手段をさらに備えるようにするのが好ましい。
本発明のマスタ装置用プログラムは、スレーブ装置間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を各スレーブ装置から収集するステップと、収集した論理的接続情報を管理するステップと、管理されている論理的接続情報を入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方へ供給するステップとをマスタ装置に実行させるようにしたものである。
本発明のスレーブ装置は、自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を保有する保有手段と、その論理的接続情報をマスタ装置へ送信する接続情報送信手段とを備えるものである。このスレーブ装置は、マスタ装置から送信された論理的接続状態の変更要求を受信する受信手段と、受信手段により受信した論理的接続状態の変更要求に基づいて実際に自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態を変更する変更手段とをさらに備えるようにするのが好ましい。
本発明のスレーブ装置用プログラムは、自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を保有するステップと、その論理的接続情報をマスタ装置へ送信するステップとをスレーブ装置に実行させるようにしたものである。
本発明の情報処理システムは、スレーブ装置が、自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を保有する保有手段と、論理的接続情報をマスタ装置へ送信する接続情報送信手段とを備え、マスタ装置が、論理的接続情報を各スレーブ装置から収集する接続情報収集手段と、接続情報収集手段により収集した論理的接続情報を管理する管理手段と、管理手段により管理されている論理的接続情報を前記入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方へ供給する接続情報供給手段とを備え、入出力端末が、論理的接続情報をマスタ装置から取得する取得手段と、取得手段により取得した論理的接続情報に基づいて、スレーブ装置間における相互の論理的接続状態を表示する表示手段とを備えるようにしたものである。
本発明の情報処理方法は、入出力端末における処理が、スレーブ装置間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を取得するステップと、論理的接続情報に基づいて論理的接続状態を表示するステップとを含み、マスタ装置における処理が、論理的接続情報を各スレーブ装置から収集するステップと、収集した論理的接続情報を管理するステップと、管理されている論理的接続情報を入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方へ供給するステップとを含み、スレーブ装置における処理が、自装置と他装置との間の論理的接続情報を保有するステップと、その論理的接続情報をマスタ装置へ送信するステップとを含むようにしたものである。
本発明の入出力端末および入出力端末用プログラムでは、論理的接続情報が取得され、この論理的接続情報に基づいて情報処理装置間の相互の論理的接続状態が表示される。ここで「論理的接続」とは、ネットワーク内の装置間の具体的なデータのやり取りが可能な接続を意味するものであり、例えば、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルにおけるトランスポート層以上の階層での接続を意味し、ネットワーク層以下の階層での接続とは切り離した概念である。したがって、この論理的接続状態が表示されることにより、複数の情報処理装置のうち、どの装置とどの装置との間で実際にデータ交換が行われる状態(または、現に行われている状態)にあるのかが把握される。特に、この表示を視覚的に行うようにした場合には、そのような状況が一目で把握される。ここで、「視覚的」とは、文字通り目で認識することができる態様でという意味であり、「グラフィカル」および「文字的」を含む上位概念である。なお、「グラフィカル」とは、絵や写真などの図形によりに目で認識することができる態様を意味し、「文字的」とは、図形を除く文字などにより目で認識することができる態様を意味する。
本発明のマスタ装置およびマスタ装置用プログラムでは、論理的接続情報がマスタ装置によって各スレーブ装置から収集され、そこで管理される。この論理的接続情報は、さらに、マスタ装置から入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方に供給され、それらの供給先で共有されて利用に供される。
本発明のスレーブ装置およびスレーブ装置用プログラムでは、自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報が各スレーブ装置からマスタ装置へ送られる。この結果、すべてのスレーブ装置間の論理的接続状態を示す論理的接続情報がマスタ装置に集約される。
本発明の情報処理システムおよび方法では、すべてのスレーブ装置に関する論理的接続情報が各スレーブ装置からマスタ装置に集約されて管理されると共に、マスタ装置から入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方へ送られる。入出力端末では、この論理的接続情報に基づいて論理的接続状態が表示される。これにより、複数のスレーブ装置のうち、どの装置とどの装置との間で実際にデータ交換が行われているのかという状況が把握される。
なお、マスタ装置とスレーブ装置との間における論理的接続情報の送受信は、例えば、ソフトウェアセルを用いて行うことができる。この「ソフトウェアセル」とは、複数の情報処理装置間でプログラムやデータなどをやり取りするための所定のフォーマットを有する制御パケットまたは情報パケットを意味する。
本発明の入出力端末および入出力端末用プログラムによれば、論理的接続情報を取得し、この論理的接続情報に基づいて論理的接続状態を表示するようにしたので、ユーザは、情報処理装置間の相互の論理的接続状態、すなわち、どの情報処理装置とどの情報処理装置との間で実際にデータ交換を行うことができる(または、現に行われている)のかを認識可能になる。すなわち、特段のネットワーク知識がないユーザであっても、ネットワーク内の装置間通信状況を容易に把握することができる。特に、論理的接続状態を視覚的に表示するようにした場合には、直感的に認識できるので、より容易にネットワーク内の装置間通信状況を認識することができる。また、そのような論理的接続状態の変更を要求する変更要求操作を受け付けるようにした場合には、ネットワーク内通信状況制御への介入手段がユーザに提供されるので、例えば、そのような変更要求操作をネットワーク内の各情報処理装置に実際に反映させるようにすれば、ネットワーク内の通信状況を任意に設定したり変更することも可能になる。
本発明のマスタ装置およびマスタ置用プログラムによれば、論理的接続情報を各スレーブ装置からマスタ装置に集約して管理すると共に、この論理的接続情報を入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方へ供給するようにしたので、ネットワーク内の各スレーブ装置間の論理的接続状態をマスタ装置によって一元管理することができ、また、各スレーブ装置や入出力端末において論理的接続情報を共有することができる。したがって、例えば入出力端末や各スレーブ装置に論理的接続情報を表示する機能があれば、ネットワーク内の通信状況をユーザが知ることも可能になる。特に、マスタ装置が、スレーブ装置間の論理的接続状態の変更要求があったときに、変更対象となるスレーブ装置を特定し、その変更要求を該当するスレーブ装置に送信するようにした場合には、ユーザは、マスタ装置に対してのみそのような変更要求をすればよく、各スレーブ装置に対して個別に変更要求操作を行う必要がない。したがって、例えば、各スレーブ装置に論理的接続状態の変更機能があれば、ユーザからの1つの操作のみによって、該当するスレーブ装置間の現実の論理的接続状態を変更することも実現可能になる。
本発明のスレーブ装置およびスレーブ装置用プログラムによれば、自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を保有し、その論理的接続情報をマスタ装置へ送信するようにしたので、論理的接続情報をマスタ装置に集約することが容易である。したがって、例えば、ネットワーク内の各スレーブ装置間の論理的接続状態をマスタ装置によって一元管理したり、各スレーブ装置や入出力端末において論理的接続情報を共有するようにネットワークを構築することも可能になる。特に、スレーブ装置が、マスタ装置から論理的接続状態の変更要求を受信した場合に、これに応じて実際に自装置と他装置との間の論理的接続状態を変更するようにした場合には、ネットワーク内の通信状況の設定や変更も可能になる。
本発明の情報処理システムおよび方法によれば、マスタ装置が各スレーブ装置から収集して管理する論理的接続情報を入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方へ供給し、入出力端末がこの論理的接続情報に基づいて論理的接続状態を表示するようにしたので、ユーザは、入出力端末を通じて、ネットワーク内のすべての装置間通信状況を総合的に把握することができる。特に、入出力端末が論理的接続状態の変更要求操作を受け付け、マスタ装置がその変更要求に基づいて該当するスレーブ装置を特定すると共にその変更要求を特定されたスレーブ装置に振り分けて送信し、スレーブ装置がその変更要求を受信すると共にそれに基づいて実際に自装置と他装置との間の論理的接続状態を変更するようにした場合には、ユーザは、入出力端末を通じて、ネットワーク内のすべての装置間通信状況の設定や変更を容易に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、単に実施の形態という。)について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を表すものである。この情報処理システムは、複数の情報処理装置2〜5と、これらの情報処理装置2〜5を管理するサーバ6と、これらの情報処理装置2〜5およびサーバ6の間を互いに接続するLANケーブル11とを有するホームネットワーク1を含んでいる。また、このホームネットワーク1には、データの入出力機能を備えたリモートコントローラ7が無線通信路12を介して接続可能になっている。本実施の形態では、情報処理装置2〜5を、それぞれ、テレビジョン受像機(以下、TV装置という。)2、TV装置3、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ4およびマルチプレーヤ5として説明するが、総称する場合には、単に、情報処理装置2〜5と記載するものとする。
各情報処理装置2〜5は、複数の入出力チャネル(例えばTV装置2の場合、2つの映像音声入力チャネル)およびそれらの入出力チャネルに繋がる回路ユニットを備えているが、それらの入出力チャネル間でのデータのやり取りはすべて、LANケーブル11のみを利用して行うようになっている。もちろん、情報処理装置2〜5とサーバ6との間のやりとりもLANケーブル11を介して行うようになっている。
サーバ6は、各情報処理装置2〜5が保有する装置情報を総括的に管理するためのものである。ここで、装置情報とは、例えば、各情報処理装置の電源状況(電源がONであるかOFFであるか)、どんなタイプの情報処理装置か、どんな入出力インターフェースを持っているか、そのインターフェースはそれぞれどれに接続されているか、などを示す情報である。サーバ6は、ネットワークを介して各情報処理装置2〜5が保有する装置情報を取得し、リモートコントローラ7へ送信する機能を有する。
リモートコントローラ7は、映像や文字情報等を表示可能な表示部71と、ユーザが情報入力の際に操作するための操作部72とを備え、サーバ6から受信した装置情報に基づいて表示部71に各情報処理装置2〜5間の相互の論理的接続状況を視覚的に表示する機能を有する。
ここで、リモートコントローラ7、サーバ6および情報処理装置2〜5は、それぞれ、本発明における「入出力端末」、「マスタ装置」および「スレーブ装置」の一具体例に対応するものである。ただし、情報処理装置は、上記の種類のものに限られるものではなく、これらに代えて(またはこれらに加えて)、他の種類(例えばCD(Compact Disk;登録商標)プレーヤ、オーディオスピーカ、ホームプロジェクタ、パーソナルコンピュータ等)の機器を含んでいてもよい。
図2〜図6は、それぞれ、TV装置2、DVDレコーダ4、マルチプレーヤ5、サーバ6およびリモートコントローラ7の各概略構成を表すものである。
図2に示したように、TV装置2は、情報処理コントローラ20と、メインメモリ210と、放送受信部220と、入力チャネル部227と、AV(Audio-Visual)機能部221と、リモコン受光部225と、ネットワーク接続部226と、システムバス230とを備えている。メインメモリ210は情報処理コントローラ20に直接接続され、放送受信部220、入力チャネル部227、リモコン受光部225およびネットワーク接続部226は、システムバス230を介して情報処理コントローラ40に接続されている。また、入力チャネル部227にはさらに、AV機能部221が接続されている。
情報処理コントローラ20は、TV装置2全体の動作を制御するコンピュータ機能部であり、内部バス204を介して相互に接続されたメインプロセッサ201、サブプロセッサ202A〜202DおよびDMAC(Direct Memory Access Controller)203を有する。
メインメモリ210は、メインプロセッサ201およびサブプロセッサ202A〜202Dによって共有される例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)などで構成されるメモリであり、TV装置2の機能を司る各種のプログラムや処理に必要なデータを記憶するようになっている。また、前述の各情報処理装置が保有する装置情報も、メインメモリ210内の領域に装置情報テーブルとして記録されるようになっている。
メインプロセッサ201は、サブプロセッサ202A〜202Dによるプログラム実行(データ処理)のスケジュール管理と、情報処理コントローラ20の全般的な管理とを行うためのものである。ただし、メインプロセッサ201内で管理のためのプログラム以外のプログラムが動作することもある。その場合には、メインプロセッサ201はサブプロセッサとしても機能することになる。メインプロセッサ201は、一時的なワークメモリとしてのLS(Local Storage)205を有する。
サブプロセッサ202A〜202Dは、それぞれ、メインプロセッサ201の制御によって並列的かつ独立にプログラムを実行し、データを処理するようになっている。ただし、必要に応じ、メインプロセッサ201内のプログラムがサブプロセッサ202A〜202D内のプログラムと連携して動作することもある。後述する機能プログラムもメインプロセッサ201内で動作するプログラムである。各サブプロセッサ202A〜202Dもまた、それぞれ、LS206A〜206Dを有する。なお、ここではサブプロセッサが4個の場合を示したが、それ以外の個数であってもよく、後述する図3〜6についても同様である。
DMAC203は、内部バス204とメインメモリ210との間に接続され、サブプロセッサ202A〜202Dが、メインメモリ210に格納されているプログラムおよびデータに直接(メインプロセッサ201を介さずに)アクセスし、プログラムおよびデータのDMA(Direct Memory Access)転送を可能にしている。
ここで、情報処理コントローラ20には、TV装置2をネットワーク全体を通して一意的に識別できる識別子が、情報処理装置IDとして割り当てられている。また、各サブプロセッサ202A〜202Dに対しても同様に、各々を特定できる識別子がサブプロセッサIDとして割り当てられている(図8参照)。
放送受信部220は、多数の放送波の中から任意の放送波を選択的に受信するチューナ機能を有する。AV機能部221は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やプラズマディスプレイ等からなるディスプレイ223と、音声を出力するスピーカ224と、これらディスプレイ223およびスピーカ224の制御を行うAV処理部222とを含む。AV処理部222は、例えば2つのAV処理回路222A,222Bを含む。リモコン受光部225は、図示しないリモコン送信器からのリモコン(遠隔操作)赤外線信号を受信するものである。
入力チャネル部227は、他の情報処理装置からAV処理部222へ送られてきたデータが入力されるポートであり、ネットワーク接続部226を介して、LANケーブル11に接続されている。この入力チャネル部227は、ソフトウェア(後述する能力交換プログラム)によりそれぞれ抽象化されて管理される、例えば2つの入力チャネル227A,227Bを有している。
ネットワーク接続部226は、いわゆるNIC(Network Interface Card)と呼ばれるLANインターフェース部であり、システムバス230とLANケーブル11との間を接続している。
なお、TV装置3は、TV装置2と同様の構成を有しているので、説明を省略する。
図3に示したように、DVDレコーダ4は、情報処理コントローラ40と、メインメモリ410と、入出力チャネル部427と、記録再生部440と、放送受信部420と、映像出力部421と、音声出力部424と、リモコン受光部425と、ネットワーク接続部426と、システムバス430とを備えている。メインメモリ410および入出力チャネル部427は情報処理コントローラ40に直接接続され、放送受信部420、映像出力部421、音声出力部424、リモコン受光部425およびネットワーク接続部426は、システムバス430を介して情報処理コントローラ40に接続されている。また、入出力チャネル部427にはさらに、記録再生部440が接続されている。
情報処理コントローラ40は、内部バス404を介して相互に接続されたメインプロセッサ401、サブプロセッサ402A〜402D、DMAC403およびDC(Disc Controller)407を有する。
情報処理コントローラ40のメインプロセッサ401は、一時的なワークメモリとしてのLS405を有する。各サブプロセッサ402A〜402Dもまた、それぞれ、LS406A〜406Dを有する。DMAC403は、内部バス404とメインメモリ410との間に接続されている。
DC407は、入出力チャネル部427を介して接続された記録再生部440にアクセスするものである。したがって、DC407は、ディスクコントローラと称するが、記録再生部コントローラである。また、情報処理コントローラ40は、後述する図4のマルチプレーヤ5の概略構成のように、複数の記録再生部440内のユニットを接続するような構成にすることも可能となっている。
記録再生部440は、図3のDVDレコーダ4の例ではDVD(DVD±RW(Digital Versatile Disc±ReWritable))ユニット440Aから構成されているが、この記録再生部440に適用される記録再生手段としては、各種のものを用いることが可能である。例えば、固定ディスク(ハードディスク)でも、リムーバブルディスクでもよく、また、MO(Magneto Optical),CD±RW(Compact Disc±ReWritable)などの光ディスク、メモリディスク、SRAM(Static Random Access Memory)などが挙げられる。
入出力チャネル部427は、他の情報処理装置とDVDユニット440Aとの間のデータの入出力がなされるポートであり、DC407およびネットワーク接続部426を介して、LANケーブル11に接続されている。この入出力チャネル部427も、前述の入力チャネル227と同様、ソフトウェアによりそれぞれ抽象化されて管理される。例えばこの場合入出力チャネル部427は、1つの入力チャネル427Aおよび1つの出力チャネル427Bを有している。
映像出力部421および音声出力部424は、情報処理コントローラ40からシステムバス430へ送出された映像データおよび音声データを処理して、デジタルデータのまま、またはアナログ信号に変換して、DVDレコーダ4の外部へ送出するものである。また、ネットワーク接続部426はLANインターフェース部であり、システムバス430とLANケーブル11との間を接続している。
図4に示したように、マルチプレーヤ5は、情報処理コントローラ50と、メインメモリ510と、入出力チャネル部527と、記録再生部540と、映像出力部521と、音声出力部524と、リモコン受光部525と、ネットワーク接続部526と、システムバス530とを備えている。メインメモリ510および入出力チャネル部527は情報処理コントローラ50に直接接続され、映像出力部521、音声出力部524、リモコン受光部525およびネットワーク接続部526は、システムバス530を介して情報処理コントローラ50に接続されている。また、入出力チャネル部527にはさらに、記録再生部540が接続されている。
情報処理コントローラ50は、内部バス504を介して相互に接続されたメインプロセッサ501、サブプロセッサ502A〜502D、DMAC503およびDC507を有する。
情報処理コントローラ50のメインプロセッサ501は、一時的なワークメモリとしてのLS505を有する。各サブプロセッサ502A〜502Dもまた、それぞれ、LS506A〜506Dを有する。DMAC503は、内部バス504とメインメモリ510との間に接続されている。
記録再生部540は、入出力チャネル部527を介してDC507に接続されており、メモリカードユニット540AおよびHDD(Hard Disk Drive)ユニット540Bの2つのユニットを有する。また、前述のように、この記録再生部540に適用される記録再生手段としては、各種のものを用いることが可能である。
入出力チャネル部527は、他の情報処理装置とメモリカードユニット540AおよびHDD(Hard Disk Drive)ユニット540Bとの間のデータの入出力がなされるポートであり、DC507およびネットワーク接続部526を介して、LANケーブル11に接続されている。この入出力チャネル部527も、ソフトウェアによりそれぞれ抽象化されて管理される。例えばこの場合入出力チャネル部527は、2つの入力チャネル527A,527B、および2つの出力チャネル527C,527Dを有している。図4に示されるようにマルチプレーヤ5は入力チャネルおよび出力チャネルを各々2つ有する。これら
4つのチャネルを互いに全く関連性のない別々の用途に使用した場合には、少なくとも4つの処理を、マルチプレーヤ5という1つの情報処理装置によって同時にかつ独立に実行する必要がある。このような場合においても図4に示される通り、マルチプレーヤ5は4つのサブプロセッサを具備するので、各サブプロセッサに処理を割り当てることにより高速実行が可能である。さらに前述の通り、各サブプロセッサは内部バス504およびDMAC503を介して、メインメモリ510との間でプログラムまたはデータのDMA転送が可能である。例えば、他の情報処理装置から入力チャネルを介して入力したデータを、2つのサブプロセッサにより2段階の処理を施した後に出力チャネルを介して出力することを想定する。この場合には、当該2つのサブプロセッサ間で中間段階のデータの受け渡しを行う必要があるが、メインメモリ510を介したデータのDMA転送を2回行うことにより、高速な受け渡しを実現できる。これにより入力チャネルを介して入力したデータを、リアルタイムに出力チャネルを介して出力することができる。
ネットワーク接続部526はLANインターフェース部であり、システムバス530とLANケーブル11との間を接続している。
図5に示したように、サーバ6は、情報処理コントローラ60と、メインメモリ610と、外部記録部640と、ネットワーク接続部626と、システムバス630とを備えている。メインメモリ610および外部記録部640は情報処理コントローラ60に直接接続され、ネットワーク接続部626はシステムバス630を介して情報処理コントローラ60に接続されている。
情報処理コントローラ60は、内部バス604を介して相互に接続されたメインプロセッサ601、サブプロセッサ602A〜602D、DMAC603およびDC607を有する。
情報処理コントローラ60のメインプロセッサ601は、一時的なワークメモリとしてのLS605を有する。各サブプロセッサ602A〜602Dもまた、それぞれ、LS606A〜606Dを有する。DMAC603は、内部バス604とメインメモリ610との間に接続されている。
外部記録部640は、DC507に接続されている。また、前述の記録再生部440,540ように、この外部記録部640に適用される記録手段としては、各種のものを用いることが可能である。
ネットワーク接続部626はLANインターフェース部であり、システムバス630とLANケーブル11との間を接続している。
図6に示したように、リモートコントローラ7は、情報処理コントローラ70と、メインメモリ710と、ROM(Read Only Memory)740と、表示機能部721と、操作機能部729と、ネットワーク接続部726と、システムバス730とを備えている。メインメモリ710およびROM(Read Only Memory)740は情報処理コントローラ70に直接接続され、表示機能部721、操作機能部728およびネットワーク接続部726は、システムバス730を介して情報処理コントローラ70に接続されている。
情報処理コントローラ70は、内部バス704を介して相互に接続されたメインプロセッサ701、サブプロセッサ702A〜702D、DMAC703およびDC707を有する。
情報処理コントローラ70のメインプロセッサ701は、一時的なワークメモリとしてのLS705を有する。各サブプロセッサ702A〜702Dもまた、それぞれ、LS706A〜706Dを有する。DMAC703は、内部バス704とメインメモリ710との間に接続されている。
ROM740は、DC707に接続されている。また、前述の記録再生部440,540および外部記録部640ように、このROM740の代わりに(あるいはROM740に加えて)、各種のものを用いることが可能である。
表示機能部221は、前述の映像や文字情報等を表示可能な表示部71および処理回路(図示せず)を含む。表示部71は具体的には、例えばLCDやプラズマディスプレイ等からなるディスプレイパネルである。
操作機能部728は、前述のユーザが情報入力の際に操作するための操作部72および処理回路(図示せず)を含む。操作部72は具体的には、例えばキーボード等からなる操作機器である。
ネットワーク接続部726はLANインターフェース部であり、システムバス730とLANケーブル11との間を接続している。
なお、本発明の実施の形態における各情報処理装置2〜5、サーバ6およびリモートコントローラ7の構成は、図2〜図6に示したものに限られない。例えば、サブプロセッサの数や記録再生部、外部記録部の種類などは問わない。また、例えばTV装置2,3がDVDレコーダ4などと同様に、記録媒体に対する記録再生機能を備えていてもよい。あるいは逆に、例えばDVDレコーダ4やマルチプレーヤ5が、TV装置2,3などと同様に、映像や音声の表示機能を備えていてもよい。
本実施の形態の情報処理システムにおいては、各情報処理装置2〜5が保有する論理的接続情報を示す装置情報の送受信は、前述のように所定のフォーマットを有する制御パケットであるソフトウェアセルを用いて行うようになっている。具体的には、ある情報処理装置内の情報処理コントローラに含まれるメインプロセッサが、コマンド、プログラムおよび装置情報等を含むデータから構成されたソフトウェアセルを生成し、ネットワークを介して他の情報処理装置と送受信するようになっている。なお、以下図7〜図9においては、各情報処理装置2〜5を単に「情報処理装置」として説明をしていく。また、前述の記録再生部440,540、外部記録部640およびROM740については、単に「外部記録部」と総称して説明をしていく。
図7は、上記したソフトウェアセルの構成例を表すものである。このソフトウェアセルは全体として、送信元ID801、送信先ID802、応答先ID803、セルインターフェース804、DMAコマンド805、プログラム(サブプロセッサプログラム)811およびデータ812から構成される。
送信元ID801には、ソフトウェアセルの送信元である情報処理装置のIPアドレスおよびその情報処理装置内の情報処理コントローラの情報処理装置ID、さらに、その情報処理装置内の情報処理コントローラが備える各サブプロセッサの識別子(サブプロセッサID)が含まれる。
送信先ID802および応答先ID803には、それぞれ、ソフトウェアセルの送信先である情報処理装置、およびソフトウェアセルの実行結果の応答先である情報処理装置についての、送信元ID801と同じ情報が含まれる。
セルインターフェース804は、ソフトウェアセルの利用に必要な情報であり、グローバルID804A、必要なサブプロセッサの情報804B、サンドボックスサイズ804Cおよび前回のソフトウェアセルID804Dから構成される。
グローバルID804Aは、ネットワーク全体を通してそのソフトウェアセルを一意的に識別できるものであり、送信元ID801およびソフトウェアセルの作成または送信の日時(日付および時刻)に基づいて作成されるようになっている。
必要なサブプロセッサの情報804Bは、そのソフトウェアセルの実行に必要なサブプロセッサの数が設定されるようになっている。
サンドボックスサイズ804Cは、そのソフトウェアセルの実行に必要なメインメモリ内およびサブプロセッサのLS内のメモリ量が設定されるようになっている。
前回のソフトウェアセルID804Dは、ストリーミングデータなどのシーケンシャルな実行を要求する1グループのソフトウェアセル内の、前回のソフトウェアセルの識別子である。
ソフトウェアセルの実行セクション813は、DMA(Direct Memory Access)コマンド805、プログラム811およびデータ812から構成される。DMAコマンド805には、プログラム811の起動に必要な一連のDMAコマンドが含まれ、プログラム811には、サブプロセッサによって実行されるサブプロセッサプログラムが含まれる。ここでのデータ812は、このサブプロセッサプログラムを含むプログラムによって処理されるデータである。
DMAコマンド805には、ロードコマンド806、キックコマンド807、ステータス要求コマンド808、ステータス返信コマンド809、機能プログラム実行コマンド810、接続情報要求コマンド814、接続情報返信コマンド815、接続変更要求コマンド816および接続変更返信コマンド817が含まれる。
ロードコマンド806は、メインメモリ内の情報をサブプロセッサ内のLSにロードするコマンドであり、ロードコマンド自体のほかに、メインメモリアドレス806A、サブプロセッサID806BおよびLSアドレス806Cを含む。メインメモリアドレス806Aは、情報のロード元であるメインメモリ内の所定領域のアドレスを示す。サブプロセッサID806BおよびLSアドレス806Cは、情報のロード先であるサブプロセッサの識別子およびLSのアドレスを示す。
キックコマンド807は、プログラムの実行を開始するコマンドであり、キックコマンド自体のほかに、サブプロセッサID807Aおよびプログラムカウンタ807Bを含む。サブプロセッサID807Aは、キック対象のサブプロセッサを識別し、プログラムカウンタ807Bは、プログラム実行用プログラムカウンタのためのアドレスを与えるようになっている。
機能プログラム実行コマンド810は、ある情報処理装置が他の情報処理装置に対して、機能プログラムの実行を要求するコマンドである。機能プログラム実行コマンドを受信した情報処理装置内の情報処理コントローラは、機能プログラムID810Aによって、起動すべき機能プログラムを識別するようになっている。機能プログラムについては後述するが、図9に示す情報処理コントローラのメインメモリが記憶するソフトウェアの構成図において機能プログラムにカテゴライズされるプログラムである。機能プログラムはメインメモリにロードされ、メインプロセッサにより実行されるようになっている。
ステータス要求コマンド808は、送信先ID802で示される情報処理装置の装置情報を、応答先ID803で示される情報処理装置宛に送信要求するコマンドである。また、ステータス返信コマンド809は、上記のステータス要求コマンド808を受信した情報処理装置が、自身の装置情報をそのステータス要求コマンド808に含まれる応答先ID803で示される情報処理装置に応答するコマンドである。ステータス返信コマンド809は、実行セクションのデータ領域に装置情報を格納するようになっている。
接続情報要求コマンド814は、後述するように接続の情報を要求するコマンドであり、接続情報返信コマンド815は、接続情報要求コマンド814に対する応答をするコマンドである。また、接続変更要求コマンド816は、後述するように接続の変更を要求するコマンドであり、接続変更返信コマンド817は、接続変更要求コマンド816に対する応答をするコマンドである。
図8はステータス返信コマンド809のデータ構成例を表すものであり、上記のようにステータス要求コマンド808を受信した情報処理装置、つまりステータス返信コマンド809を送信する情報処理装置の装置情報を示すものである。この装置情報は、情報処理装置ID821および情報処理装置種別ID822の他に、基本情報部830および付加情報部850から構成される。
基本情報部830は、MSステータス831、メインプロセッサ動作周波数832、メインプロセッサ使用率833、サブプロセッサ数834、サブプロセッサID835、サブプロセッサステータス836、サブプロセッサ使用率837、メインメモリ総容量838、メインメモリ使用量839、外部記録部数840、外部記録部ID841、外部記録部種別ID842、外部記録部総容量843および外部記録部使用量844を有する。
付加情報部850は、IPアドレス851、製品番号852、ソフトウェアバージョン853、電源情報854、入力チャネル情報855および出力チャネル情報856を有する。
情報処理装置ID821は、情報処理装置内の情報処理コントローラを識別するための識別子であり、ステータス返信コマンド809を送信する情報処理装置を示すものである。情報処理装置ID821は、電源投入時、その情報処理装置内の情報処理コントローラに含まれるメインプロセッサによって生成されるようになっている。具体的には例えば、電源投入時の日時、情報処理装置のIPアドレスおよび情報処理装置内の情報処理コントローラに含まれるサブプロセッサの数などに基づいて生成される。
情報処理装置種別ID822には、その情報処理装置の特徴を表す値が含まれる。情報処理装置の特徴とは、例えば本実施の形態の場合、TV装置、DVDレコーダ、マルチプレーヤなどである。また、情報処理装置種別ID822は、映像音声記録、映像音声再生など、装置の機能を表すものであってもよい。また、情報処理装置の特徴や機能を表す値は予め決定されているものとし、情報処理装置種別ID822に基づいて、その情報処理装置の特徴や機能を把握することができるようになっている。
MS(マスタ/スレーブ)ステータス831は、後述のように各情報処理装置がマスタ装置またはスレーブ装置のいずれとして動作しているかを表すものである。具体的には例えば、MSステータスが0に設定されている場合にはマスタ装置として動作していることを示し、1に設定されている場合にはスレーブ装置として動作していることを示すようになっている。
メインプロセッサ動作周波数832は、情報処理コントローラ内のメインプロセッサの動作周波数を表す。また、メインプロセッサ使用率833は、そのメインプロセッサで現在実行中の全てのプログラムについての、そのメインプロセッサでの使用率を表す。メインプロセッサ使用率833は、対象メインプロセッサの全処理能力に対する使用中の処理能力の比率を表した値であり、例えばプロセッサの処理能力評価のための単位であるMIPS(Million Instructions Per Second)を単位として算出され、あるいは単位時間あたりのプロセッサ使用時間に基づいて算出されるようになっている。後述のサブプロセッサ使用率837についても同様にして算出されるようになっている。
サブプロセッサ数834は、その情報処理コントローラが備えるサブプロセッサの数を表し、サブプロセッサID835は、その情報処理コントローラ内の各サブプロセッサを識別するための識別子である。
サブプロセッサステータス836は、各サブプロセッサの状態を表すものであり、unused(未使用),reserved(予約済み),busy(使用中)などの状態がある。unusedは、そのサブプロセッサが現在使用されてなく、使用の予約もされていない状態を表し、reservedは、現在は使用されていないが、予約されている状態を表し、busyは、現在使用中であることを表すようになっている。
サブプロセッサ使用率837は、そのサブプロセッサで現在実行中の、あるいはそのサブプロセッサでの実行が予約されているプログラムについての、そのサブプロセッサでの使用率を表すものである。すなわち、サブプロセッサ使用率837は、サブプロセッサステータス836がbusyである場合には現在の使用率を示し、サブプロセッサステータス836がreservedである場合には、後に使用される予定の推定使用率を示すようになっている。
サブプロセッサID835、サブプロセッサステータス836およびサブプロセッサ使用率837は、1つのサブプロセッサに対して一組設定されるものであり、1つの情報処理コントローラ内のサブプロセッサ数の組だけ設定されるようになっている。
メインメモリ総容量838およびメインメモリ使用量839は、それぞれ、その情報処理コントローラに接続されているメインメモリの総容量および現在使用中の容量を表すものである。
外部記録部数840は、その情報処理コントローラに接続されている外部記録部の数を表す。外部記録部ID841は、その情報処理コントローラに接続されている外部記録部を一意的に識別する情報である。外部記録部種別ID841は、その外部記録部の種類(例えば、ハードディスク、CD±RW、DVD±RW、メモリディスク、SRAM、ROMなど)を表すようになっている。また、外部記録部総容量843および外部記録部使用量844は、それぞれ、外部記録部ID841によって識別される外部記録部の総容量および現在使用中の容量を表す。
外部記録部ID841、外部記録部種別ID842、外部記録部総容量843および外部記録部使用量844は、1つの外部記録部に対して一組設定されるものであり、その情報処理コントローラに接続されている外部記録部数の組だけ設定されるようになっている。
IPアドレス851は、文字通り各情報処理装置に対応するIPアドレスを表し、また、製品番号852も、その情報処理装置の製品番号を表すものである。
ソフトウェアバージョン853は、後述する各情報処理装置が保有するソフトウェアである、能力交換プログラムおよびMSマネージャのソフトウェアバージョン番号を表す。また、電源情報854は、各情報処理装置の電源がONであるかOFFであるかの情報を表し、例えば、ONの場合は1で、OFFの場合は0といった具合に設定されるようになっている。
入力チャネル情報855および出力チャネル情報856には、入力チャネルおよび出力チャネルの数、それぞれのチャネルの利用状況が使用中か未使用なのか、ならびにそれぞれのチャネルの属性情報(例えば、映像出力や音声入力など)が含まれる。さらに、そのチャネルが使用中の場合は、通信相手である接続先のチャネル情報およびその接続先のチャネルを備える他の情報処理装置の情報処理装置ID821なども含まれるようになっている。
以上のように、図7および図8を参照して、情報処理装置間で伝送されるソフトウェアセルの構成例を説明してきたが、本発明の実施の形態におけるソフトウェアセルの構成例は、これらに限られるものではなく、ユーザの目的と用途に合わせて自由に設定することが可能である。
図9〜図14は、図1に示した情報処理システムの各装置が保有するソフトウェア構成の一例を表すものである。
まず、図9は情報処理装置が保有するソフトウェアの基本構成の一例を表すものである。これらのソフトウェア(プログラム)は、情報処理装置に電源が投入される前においては、その情報処理コントローラに接続される外部記録部に記録されているようになっている。
図9に示すように、ソフトウェア86は、機能または特徴によって、制御プログラム87、機能プログラム88およびデバイスドライバ89に分類される。
制御プログラム87は、情報処理システム全体の構成を制御および管理する機能を有し、各情報処理コントローラのメインプロセッサが実行するソフトウェアである。例えば図9に示すように、制御プログラム87は、MSマネージャ871および能力交換プログラム872を含む。MSマネージャ871は、後述するように各情報処理装置がマスタ装置であるかスレーブ装置であるかという情報を設定する機能を有する。また、能力交換プログラム872も後述するように、各情報処理装置が保有する装置情報を取得する機能を有する。またここで、ユーザは前述のようにソフトウェアバージョン853により、これらのソフトウェアのバージョン情報を把握できるようになっている。
機能プログラム88は、各情報処理装置における処理動作を担う機能を有し、メインプロセッサが実行するソフトウェアであり、例えば、記録用プログラム、再生用プログラムおよび素材検索用プログラムなど、情報処理コントローラごとにその情報処理装置に応じたものを含むようになっている。
デバイスドライバ89は、情報処理コントローラのデータ入出力(送受信)用のソフトウェアであり、例えば、放送受信用ドライバ、モニタ出力用ドライバ、ビットストリーム入出力用ドライバ、ネットワーク入出力用ドライバなど、やはり情報処理コントローラごとにその情報処理装置に応じたものを含むようになっている。
次に、図10は図1に示したTV装置2のソフトウェア構成の一例を表すものである。この図に示したように、TV装置2のソフトウェア26は、例えば、制御プログラム27としてMSマネージャ271および能力交換プログラム272を含み、機能プログラム28としてAV処理用プログラム281を含み、デバイスドライバ29として、放送受信用ドライバ291、映像表示用ドライバ292、音声表示用ドライバ293およびネットワーク入出力用ドライバ294を含む。
なお、TV装置3は、TV装置2と同様のソフトウェア構成を有しているので、説明を省略する。
図11は、図1に示したDVDレコーダ4のソフトウェア構成の一例を表すものである。この図に示したように、DVDレコーダ4のソフトウェア46は、例えば、制御プログラム47としてMSマネージャ471および能力交換プログラム472を含み、機能プログラム48として、映像音声記録用プログラム482、映像音声再生用プログラム483、素材検索用プログラム484および番組録画予約用プログラム485を含み、デバイスドライバ49として、放送受信用ドライバ491、映像出力用ドライバ492、音声出力用ドライバ493、記録再生部入出力用ドライバ495およびネットワーク入出力用ドライバ494を含む。
図12は、図1に示したマルチプレーヤ5のソフトウェア構成の一例を表すものである。この図に示したように、マルチプレーヤ5のソフトウェア56は、例えば、制御プログラム57としてMSマネージャ571および能力交換プログラム572を含み、機能プログラム58として映像音声再生用プログラム582を含み、デバイスドライバ59として、映像出力用ドライバ592、音声出力用ドライバ593、記録再生部入出力用ドライバ595およびネットワーク入出力用ドライバ594を含む。
図13は、図1に示したサーバ6のソフトウェア構成の一例を表すものである。この図に示したように、サーバ6のソフトウェア66は、例えば、制御プログラム67としてMSマネージャ671および能力交換プログラム672を含み、機能プログラム68としてサーバ機能用プログラム686を含み、デバイスドライバ69として外部記録部入出力用ドライバ695およびネットワーク入出力用ドライバ694を含む。
図14は、図1に示したリモートコントローラ7のソフトウェア構成の一例を表すものである。この図に示したように、リモートコントローラ7のソフトウェア76は、例えば、制御プログラム77としてMSマネージャ771および能力交換プログラム772を含み、機能プログラムとして入出力機能用プログラム786を含み、デバイスドライバ79として、映像表示用ドライバ795、ROM入出力用ドライバ797およびネットワーク入出力用ドライバ794を含む。
なお、図9〜図14で示した本発明の実施の形態におけるソフトウェア構成例は、これらに限られるものではなく、ユーザの目的と用途に合わせて自由に設定することが可能である。
図15は、図1の情報処理システムにおける各情報処理装置の要部構成を抽象化して表したものである。図1と同様に、複数の情報処理装置2〜5と、サーバ6との間をLANケーブル11が接続され、また、リモートコントローラ7が無線通信路12を介して接続可能な状況になっている。
図15においては、TV装置2については、2つの入力チャネル227A,227Bと、2つのAV処理回路222A,222Bと、NIC226のみを示し、TV装置3については、2つの入力チャネル327A,327Bと、2つのAV処理回路322A,322Bと、NIC326のみを示している。DVDレコーダ4については、1つの入力チャネル427Aおよび1つの出力チャネル427Bと、1つのDVDユニット440Aと、NIC426のみを示し、マルチプレーヤ5については、2つの入力チャネル527A,527Bと、2つの出力チャネル527C,527Dと、メモリカードユニット540Aと、HDDユニット540Bと、NIC526のみを示し、サーバ6についてはメインメモリ610のみを示し、リモートコントローラ7については、表示部71と操作部72のみを示している。
図15ではまた、TV装置2が前述の装置情報91Aとして、情報処理装置ID821、カテゴリ(情報処理装置種別ID822)、名前(製品番号852)、電源(電源情報854)および2つの入力チャネルの情報(入力チャネル情報855)を保有し、TV装置3が、同様に装置情報91Bとして、情報処理装置ID、カテゴリ、名前、電源および2つの入力チャネルの情報を保有し、また、DVDレコーダ4が装置情報91Cとして、情報処理装置ID、カテゴリ、名前、電源、1つの入力チャネルの情報および1つの出力チャネルの情報(出力チャネル情報856)を保有し、マルチプレーヤ5が装置情報91Dとして、情報処理装置ID、カテゴリ、名前、電源、2つの入力チャネルの情報および2つの出力チャネルの情報を保有している状態を示している。さらに、各情報処理装置2〜5が保有する装置情報91A〜91Dを、後述のようにサーバ6が集約して全装置情報91として管理している状態も示している。
なお、図15においては、各情報処理装置2〜5が備える入出力チャネル間でのデータの交換状況、つまり論理的接続の一例921〜923も模式的に示している。具体的には、論理的接続921は、マルチプレーヤ5の出力チャネル527CからDVDレコーダ4の入力チャネル427Aへデータが送出され、論理的接続922は、DVDレコーダ4の出力チャネル427BからTV装置3の入力チャネル327Aへデータが送出され、論理的接続923は、マルチプレーヤ5の出力チャネル527DからTV装置2の入力チャネル227Bへデータが送出されている状態を示している。
入力チャネル227A,227B,327A,327B,427A,527A,527Bは、各情報処理装置2〜5が備える入力チャネルを表し、それぞれ各情報処理装置内のAV処理回路222AとNIC226,AV処理回路222BとNIC226,AV処理回路322AとNIC326,AV処理回路322BとNIC326,DVDユニット440AとNIC426,メモリカードユニット540AとNIC526,HDDユニット540BとNIC526に接続されている。また、これらの入力チャネルは、前述のようにソフトウェア(能力交換プログラム)により抽象化されて管理されるようになっている。
出力チャネル427B,527C,527Dは、各情報処理装置2〜5(本実施の形態の場合、DVDレコーダ4およびマルチプレーヤ5)が備える出力チャネルを表し、それぞれ各情報処理装置内のDVDユニット440AとNIC426,メモリカードユニット540AとNIC526,HDDユニット540BとNIC526に接続されている。また、これらの出力チャネルも同様にソフトウェア(能力交換プログラム)により抽象化されて管理されるようになっている。
サーバ6が備えるメインメモリ610は、前述のようにサーバ6が備えているもので、このサーバのメインメモリ610内に、全装置情報91が集約して管理されるようになっている。また、リモートコントローラ7が備える表示部71は、前述のように視覚的な表示をする機能を有し、また操作部72も前述のようにユーザからの操作を受け付ける機能を有する。
NIC226,326,426,526は、前述の各情報処理装置2〜5が備えるネットワーク接続部に対応し、各情報処理装置とLANケーブル11との間を繋ぐ役割を果たしており、各回路ユニットはNICを介してデータのやり取りを行うようになっている。また、後述するようにNICは、複数の入力チャネルおよび出力チャネル間のデータ交換に関して時分割多重処理なども行うようにもなっている。
図16は、図1のリモートコントローラ7の表示部71における一表示例を表すものである。表示部71には、複数の装置オブジェクト711A〜711Cと、仮想接続ライン712と、カーソル713と、非アクティブ装置オブジェクト714と、カテゴリーウィンドウ715A〜715Bおよび716A〜716Bと、チップインスペクトウィンドウ717とが表示されている。
装置オブジェクト711A〜711Cおよび非アクティブ装置オブジェクト714は、それぞれ図1の各情報処理装置2、4、5および3を抽象化して表現したものであり、ネットワークに接続されている情報処理装置そのものを現している。また、この装置オブジェクト711A〜711Cおよび非アクティブ装置オブジェクト714を表示するアイコンは、それぞれ各装置オブジェクトおよび非アクティブ装置オブジェクトに対応する情報処理装置が保有する装置情報91A〜91D(例えば、情報処理装置ID821や製品番号852、情報処理装置種別ID822(例えば、TV装置やDVDレコーダ、マルチプレーヤなど)など)に応じて、ユーザがわかりやすいように自由に表示の変更をすることができるようになっている。
仮想接続ライン712は、各装置オブジェクト711A〜711Cに対応する情報処理装置2、4、5が備える入出力チャネル間の論理的接続状況を抽象化し、視覚的に表現した線である。また、この仮想接続ライン712は、現在の接続状況に応じてリアルタイムに表示されるだけでなく、後述するように、ユーザが直接カーソル713を用いて装置オブジェクト同士を繋ぐことにより、実際の情報処理装置2、4、5が備える入出力チャネル間の論理的な接続に反映させることができるようになっている。
カーソル713は、各装置オブジェクト711A〜711Cに対応するアイコンや仮想接続ライン712などを選択するためのものである。このカーソル713は、リモートコントローラ7が備える操作部72による操作や、表示部71を直接タップすることで、ユーザが自由に移動させることができるようになっている。
非アクティブ装置オブジェクト714は、その装置オブジェクトに対応する情報処理装置の電源がOFFであることをユーザが判別できるように、上記したアクティブな装置オブジェクト711A〜711Cとは視覚的に区別して表示され、これにより、ユーザは現在その装置オブジェクトがアクティブなのか非アクティブなのかを直感的かつ容易に把握することができるようになっている。
カテゴリーウインドウ715A〜715Bおよび716A〜716Bは、各情報処理装置2〜5の特徴(例えば図16中の716Aのように、特徴がDisplay/Sound(画像および音声)716Aであるカテゴリー715A、ならびに716Bのように、特徴がRec/Player(記録および再生)716Bであるカテゴリー715Bなど)に応じて、1以上の装置オブジェクトをカテゴライズすることができるようにしたものである。これによりユーザは、例えば表示部72に装置オブジェクトが多数表示されているような場合でも、自分がわかりやすいようにカテゴライズして表示することにより、各情報処理装置間の接続状況をより直感的かつ容易に把握することができるようになっている。
チップインスペクトウインドウ717は、カーソル713を装置オブジェクト上に持ってくることで表示されるようになっている。これにより、ユーザはその装置オブジェクトに対応する情報処理装置の詳細な情報、つまり装置情報91A〜91Dなどを閲覧することができるようになっている。また、この詳細な情報とは、例えば図16に示したように、情報処理装置のカテゴリ(情報処理装置種別ID822に対応する;例えば、TV装置やDVDレコーダ、マルチプレーヤなど)、名前(製品番号852)、電源(電源情報854)、各情報処理装置が備えている入出力チャネルの接続情報(入力チャネル情報855および出力チャネル情報856)などである。
なお、このチップインスペクトウィンドウ717に表示される装置情報は、図16の一例に示された情報に限らず、例えばその情報処理装置の情報処理装置ID821、MSステータス831またはIPアドレス851などを表示するようにしてもよい。また、例えば表示される装置情報を簡易版と詳細板で使い分けるようにしてもよい。
次に、以上のような構成の情報処理システムの動作を説明する。
まず、図17を参照して、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、マスタ装置およびスレーブ装置の構成の決定、ならびに各情報処理装置が保有する装置情報の取得に関する基本動作(図17中のステップS101〜S102)について説明する。図17は、リモートコントローラ7の表示部71に視覚的な表示をする処理を表すものであり、本発明における入出力端末として機能するリモートコントローラ7、マスタ装置として機能するサーバ6、スレーブ装置として機能するTV装置2およびマルチプレーヤ5についての流れ図を示している。なお、同様にスレーブ装置として機能するTV装置3およびDVDレコーダ4についての流れ図は示されていないが、図中のスレーブ装置A(TV装置2)およびスレーブ装置B(マルチプレーヤ5)と同様の動作となるので、省略してある。以下、後述する図19および図20についても同様である。
まず処理の開始として、上記の情報処理システムにおいては、ケーブルの差し込みなどによってサーバ6および各情報処理装置2〜5が物理的にネットワークに接続された状態で主電源が投入され、電気的および機能的にもネットワークに接続されると、サーバ6および各情報処理装置2〜5の情報処理コントローラのメインプロセッサは、制御プログラムに属するMSマネージャおよびデバイスドライバに属する各プログラムを、メインメモリにロードする。
ロード手順としては、メインプロセッサはまず、DCに読み出し命令を実行させることによって、外部記録部からプログラムを読み出し、次に、DMACに書き込み命令を実行させることによって、そのプログラムをメインメモリに書き込む。
ここで、機能プログラムに属する各プログラムについては、必要なときに必要なプログラムだけをロードするように構成してもよく、あるいは、上記の制御プログラムおよびデバイスドライバに属する各プログラムと同様に、主電源投入直後に各プログラムをロードするように構成してもよい。
また、機能プログラムに属する各プログラムは、ネットワークに接続された全ての情報処理装置2〜5の外部記録部に記録されている必要はなく、いずれか1つの情報処理装置の外部記録部に記録されていれば、ソフトウェアセルを用いて他の情報処理装置からロードすることも可能である。
このようにして各プログラムをメインメモリにロードした後、サーバ6、TV装置2、TV装置3、DVDレコーダ4およびマルチプレーヤ5はそれぞれ、このMSマネージャ671,271,371,471,571を実行する(ステップS101A〜S101C)。MSマネージャは、自身が動作する情報処理装置がネットワークに接続されていることを検知すると、同じネットワークに接続されている他の情報処理装置の存在を確認する。ここでの「接続」または「存在」は、上述したように、各情報処理装置が物理的にネットワークに接続されているだけでなく、電気的および機能的にもネットワークに接続されていることを意味する。
ここで、MSマネージャ671,271,371,471,571が同じネットワークに接続されている他の情報処理装置の存在を確認する方法を以下に示す。なお、以下、自身の情報処理装置を自装置、他の情報処理装置を他装置と称すものとする。
MSマネージャ671,271,371,471,571は、DMAコマンド805がステータス要求コマンド808であり、送信元ID801および応答先ID803が自装置で、送信先ID802を特定しないソフトウェアセルを生成し、その情報処理装置が接続されたネットワーク上に送信して、ネットワーク接続確認用のタイマーを設定する。タイマーのタイムアウト時間は、例えば10分とする。
ネットワーク上に他装置が接続されている場合、その他装置は、上記のDMAコマンドがステータス要求コマンドであるソフトウェアセルを受信し、上記の応答先IDで特定されるステータス要求コマンドを送信した情報処理装置に対して、DMAコマンド805がステータス返信コマンド809で、かつデータとして自身(その他装置)の装置情報を含むソフトウェアセルを送信する。このDMAコマンドがステータス返信コマンドであるソフトウェアセルには、少なくともその他装置を特定する情報(情報処理装置ID821、メインプロセッサに関する情報832〜833およびサブプロセッサに関する情報834〜837など)およびその他装置のMSステータス831が含まれる。
DMAコマンドがステータス要求コマンドであるソフトウェアセルを発行した情報処理装置のMSマネージャは、上記のネットワーク接続確認用のタイマーがタイムアウトするまで、そのネットワーク上の他装置から送信される、DMAコマンドがステータス返信コマンドであるソフトウェアセルの受信を監視する。その結果、MSステータス=0(マスタ装置)を示すステータス返信コマンドが受信された場合には、自装置の装置情報テーブルにおけるMSステータスを1に設定する。これにより、その装置はスレーブ装置として機能するようになる。
一方、上記のネットワーク接続確認用のタイマーがタイムアウトするまでの間にDMAコマンドがステータス返信コマンドであるソフトウェアセルが全く受信されなかった場合、あるいはMSステータス=0(マスタ装置)を示すソフトウェアセルが受信されなかった場合には、自装置の装置情報テーブルにおけるMSステータスを0に設定する。これにより、その装置はマスタ装置として機能するようになる。
すなわち、いずれの情報処理装置もネットワークに接続されていない状態、またはネットワーク上にマスタ装置が存在しない状態において、新たな情報処理装置がネットワークに接続されると、その装置は自動的にマスタ装置として設定される。一方、ネットワーク上に既にマスタ装置が存在する状態において、新たな情報処理装置がネットワークに接続されると、その装置は自動的にスレーブ装置として設定される。
ここで、マスタ装置およびスレーブ装置のいずれについても、MSマネージャは、定期的にDMAコマンドがステータス要求コマンドであるソフトウェアセルをネットワーク上の他装置に送信してステータス情報を照会することにより、他装置の状況を監視する。
その結果、ネットワークに接続されている情報処理装置の主電源が遮断され、またはネットワークから情報処理装置が切り離されることにより、あらかじめ設定された所定時間内に特定の他装置からステータス返信コマンド809が返信されなかった場合や、ネットワークに新たな情報処理装置が接続された場合など、ネットワークの接続状態に変化があった場合には、その情報を能力交換プログラムに通知する。
以上のようにして、ステップS101において、サーバ6はマスタ装置として、TV装置2、TV装置3、DVDレコーダ4およびマルチプレーヤ5はスレーブ装置として機能するように設定されるものとする。
次に、サーバ6、TV装置2、TV装置3、DVDレコーダ4およびマルチプレーヤ5のメインプロセッサ601,201,301,401,501は、自装置のMSマネージャから、ネットワーク上の他装置の照会および自装置のMSステータス831の設定完了の通知を受けると、能力交換プログラム672,272,372,472,572を実行する(ステップS102A〜S102C)。
各能力交換プログラムは、自装置がマスタ装置である場合には、ネットワークに接続されている全ての他装置の装置情報、すなわち各スレーブ装置の装置情報を取得する。つまり、本実施の形態の場合、サーバ6がTV装置2、TV装置3、DVDレコーダ4およびマルチプレーヤ5の装置情報を取得する。
他装置の装置情報は、前述したように、DMAコマンド805がステータス要求コマンド808であるソフトウェアセルを生成して他装置に送信し、その後、DMAコマンド805がステータス返信コマンド809で、かつそのデータとして他装置の装置情報を含むソフトウェアセルを他装置から受信することによって取得される。
ここで、サーバ6の能力交換プログラム672は、マスタ装置である自装置の装置情報テーブルに加えて、ネットワークに接続されている全ての他装置、つまり各スレーブ装置(TV装置2、TV装置3、DVDレコーダ4およびマルチプレーヤ5)の装置情報を一括して記録するための領域をメインメモリ610に確保し、これら情報を他装置(スレーブ装置)の装置情報テーブルとして記録する。
これにより、マスタ装置であるサーバ6のメインメモリ610には、自装置を含むネットワークに接続されている全ての情報処理装置の装置情報91が、装置情報テーブルとして集約して管理されるようになる。
一方、能力交換プログラムは、自装置がスレーブ装置である場合には、ネットワークに接続されている全ての他装置の装置情報、すなわちマスタ装置および自装置以外の各スレーブ装置の装置情報を取得し、これら装置情報に含まれる情報処理装置ID821およびMSステータス831を、自装置のメインメモリに記録する。つまり、例えば本実施の形態におけるTV装置2の場合、マスタ装置であるサーバ6、ならびに他のスレーブ装置であるTV装置3、DVDレコーダ4およびマルチプレーヤ5のMSステータス831を、自装置のメインメモリ210に記録する。
よって、スレーブ装置のメインメモリには、自装置の装置情報が、装置情報テーブルとして記録されるとともに、自装置以外のネットワークに接続されているマスタ装置および各スレーブ装置についての情報処理装置ID821およびMSステータス831が、別の装置情報テーブルとして記録される。これにより各スレーブ装置も、簡易的ながら他装置の情報を認識することが可能となり、例えば他装置がマスタ装置なのかスレーブ装置なのかを識別することができる。
また、マスタ装置およびスレーブ装置のいずれについても、能力交換プログラムは、上記のようにMSマネージャから新たにネットワークに情報処理装置が接続されたことが通知されたときには、その装置の装置情報を取得し、上述のようにメインメモリ内の装置テーブルに記録する。
さらに、マスタ装置およびスレーブ装置のいずれについても、能力交換プログラムは、上記のようにMSマネージャからネットワークに接続されている情報処理装置の主電源が遮断され、またはネットワークから情報処理装置が切り離されたことが通知されたときには、その情報処理装置の装置情報テーブルを自装置のメインメモリから削除する。
また、このときネットワークから切断された情報処理装置がマスタ装置であった場合には、以下のような方法によって、新たにマスタ装置が決定される。
例えば、ネットワークから切断されていない情報処理装置は、それぞれ、自装置および他装置の情報処理装置ID821を数値に置き換えて、自装置の情報処理装置IDを他装置の情報処理装置IDと比較し、自装置の情報処理装置IDがネットワークから切断されていない情報処理装置中で最小である場合、そのスレーブ装置はMSステータスを0に設定し、マスタ装置として機能するようになる。そして上記のように、ネットワークに接続されている全ての他装置(各スレーブ装置)の装置情報を取得して、自装置のメインメモリに記録する。
なお、MSマネージャおよび能力交換プログラムは、メインプロセッサで実行されるとは限らず、いずれかのサブプロセッサで実行されてもよい。また、MSマネージャおよび能力交換プログラムは、情報処理装置の主電源が投入されている間は常時動作する常駐プログラムであることが望ましい。
以上のようにして、マスタ装置およびスレーブ装置の構成の決定、ならびに各情報処理装置が保有する装置情報の取得に関する基本動作が終了する。
次に引き続き図17を参照して、このようにしてマスタ装置(本実施の形態におけるサーバ6)のメインメモリ610内に集約して管理されている全スレーブ装置(本実施の形態におけるTV装置2、TV装置3、DVDレコーダ4およびマルチプレーヤ5)の装置情報91に基づいて、ユーザが要求した場合に入出力端末(本実施の形態におけるリモートコントローラ7)の表示部に各スレーブ装置間の論理的接続状況を視覚的に表示する動作(図17中のステップS103〜S108)を以下に示す。
まず、リモートコントローラ7に備えられた操作部72によりユーザから論理的接続状況を表示したいという要求(接続情報要求)の操作があった場合(ステップS103)、リモートコントローラ7はその接続情報要求を受け付け、リモートコントローラ7のメインプロセッサ701は、前述したようにDMAコマンド805が接続情報要求コマンド814であるソフトウェアセルを生成する。そしてリモートコントローラ7は、生成したソフトウェアセルをサーバ6の情報処理コントローラ60に送信する(ステップS104)。なお、送信元の情報処理装置、送信先の情報処理装置、応答先の情報処理装置は、それぞれソフトウェアセル内に含まれる、前述の送信元ID801、送信先ID802および応答先ID803によって識別される。
次に、このソフトウェアセルを受信したサーバ6の情報処理コントローラ60に含まれるメインプロセッサ601は、そのソフトウェアセルをメインメモリ610に格納する。メインプロセッサ601はそのソフトウェアセルを読み出し、それに含まれるDMAコマンドを解読および処理する(ステップS105)。
サーバ6は、前述のようにメインメモリ610に集約して管理している全スレーブ装置の装置情報91をデータとして含んだ、DMAコマンド805が接続情報返信コマンド815であるソフトウェアセルを生成し、リモートコントローラ7へ送信する(ステップS106)。接続情報返信コマンドのデータ812は、図8に示されるステータス返信コマンドのデータ812に示される1つの情報処理装置についての装置情報が、全スレーブ装置分だけ集合したものである。
リモートコントローラ7はこのソフトウェアセルを受信し、解読および処理する(ステップS107)。そして、リモートコントローラ7はこのソフトウェアセルのデータとして含まれる全スレーブ装置の装置情報91に基づいて、各スレーブ装置間の論理的接続状況を表示部71に視覚的に表示し(ステップS108)、処理が終了される。
なお、本実施の形態では、ネットワークの接続状況はユーザからの要求によってリモートコントローラ7の表示部71に表示される場合で説明してきたが、表示のトリガはそれに限られるものでなく、例えば、サーバ6からリモートコントローラ7に定期的に全スレーブ装置の装置情報91が送信され、自動更新されるようにするなど、他の方法によるものでもよい。
次に、図18および図19を参照して、本発明の実施の形態に係るリモートコントローラ7の表示部71上で視覚的に設定した各情報処理装置間の論理的接続を、実際の各情報処理装置間の論理的接続状況に反映させる場合の動作について説明する。ここで図18は、リモートコントローラ7の表示部71で設定した接続を反映させる場合の動作を情報処理システムの要部構成と共に抽象化して表したものである。また、図19はリモートコントローラ7の表示部71で設定した接続を反映させる処理を表すものである。以下、図18の表示部71上で示しているように、ユーザがTV装置2とマルチプレーヤ5との間での論理的接続923を要求し、表示部71上でそれぞれの装置に対応する装置オブジェクト711A,711Cのアイコン同士を仮想接続ライン712で繋いだ場合で説明する。
なお、図19では図17と同様に、スレーブ装置として機能するTV装置3およびDVDレコーダ4についての流れ図は示されていないが、図19のスレーブ装置A(TV装置2)およびスレーブ装置B(マルチプレーヤ5)と同様の動作となるので、省略してある。また、図19における処理は、図17における視覚的な表示をする処理の後であり、すでにリモートコントローラ7の表示部71上には現在の各情報処理装置2〜5の論理的接続状況が表示されているものとする。
まず処理の開始として、ユーザから論理的接続状況を変更したいという要求(接続変更要求)の操作があった場合(ステップS201)、リモートコントローラ7はその接続変更要求を受け付ける。具体的には、ユーザは上記のように、リモートコントローラ7の表示部71上の装置オブジェクト711A,711Cのアイコン同士をカーソル713を用いて仮想接続ライン712で繋ぎ、その接続変更要求をリモートコントローラ7が受け付ける。カーソル713の移動は、前述のように例えばリモートコントローラ7が備える操作部72による操作や、表示部71を直接タップすることで、ユーザが自由に移動させることができる。
なお、ユーザからの接続変更要求は、表示部71上のカーソル713によるものだけでなく、例えば、リモートコントローラ7が操作部72としてキーボードを備える場合、キーボードからの入力によるものなど、他の方法によるものでもよい。
このようにして受け付けたユーザからの接続変更要求に基づいて、リモートコントローラ7は、図17における処理で取得済みである該当するスレーブ装置(本実施の形態の場合、TV装置2およびマルチプレーヤ5)の装置情報に含まれる入力チャネル情報855および出力チャネル情報856を変更し(本実施の形態の場合、図18に示したように、TV装置2における入力チャネル227Bの入力チャネル情報およびマルチプレーヤ5における出力チャネル527Dの出力チャネル情報)、DMAコマンド805が接続変更要求コマンド816であるソフトウェアセルを作成する。接続変更要求コマンドのデータ812は、対象となる装置の装置情報の他に、変更される入力チャネル情報855および出力チャネル情報856を含むものとする。そしてリモートコントローラ7は、作成したこのソフトウェアセルを図18中の経路13のようにして、サーバ6へ送信する(ステップS202)。
サーバ6は上記のDMAコマンドが接続変更要求コマンドであるソフトウェアセルをリモートコントローラ7から受信し、解読および処理する(ステップS203)。そして、サーバ6はこのソフトウェアセル内の装置情報に含まれる情報処理装置ID821および入力チャネル情報855および出力チャネル情報856に基づいて該当するスレーブ装置を特定し、特定された各スレーブ装置(本実施の形態の場合、TV装置2およびマルチプレーヤ5)へ振り分けて送信する(ステップS204)。
次に、特定された各スレーブ装置はこのソフトウェアセルを受信し、データを解読および処理をする(ステップS205A〜S205B)。これらの各スレーブ装置は、このソフトウェアセル内の装置情報含まれる入力チャネル情報855および出力チャネル情報856に基づいて、実際の入力チャネルおよび出力チャネル(本実施の形態の場合、TV装置2における入力チャネル227Bおよびマルチプレーヤ5における出力チャネル527D)の間の論理的接続を変更し(ステップS206A〜206B)、視覚的に設定した論理的接続を反映させる処理が終了される。
次に、引き続き図18および図20を参照して、ステップS201〜S206A,206Bにおいて反映された接続を、リモートコントローラ7の表示部71上に視覚的に表示するときの動作について説明する。ここで図20は、反映された接続をリモートコントローラ7の表示部71に視覚的に表示する処理を表すものである。
なお、図20では図17および図19と同様に、スレーブ装置として機能するTV装置3およびDVDレコーダ4についての流れ図は示されていないが、図20のスレーブ装置A(TV装置2)およびスレーブ装置B(マルチプレーヤ5)と同様の動作となるので、省略してある。また、図20における処理は、図19において接続変更要求を反映する処理の後であり、すでに各情報処理装置2〜5における論理的接続状況の変更がなされているものとする。
まずこの場合、前述したようにサーバ6、TV装置2およびマルチプレーヤ5は、能力交換プログラムを実行させて各スレーブ装置(本実施の形態の場合、TV装置2およびマルチプレーヤ5)が保有する、入力チャネル情報855および出力チャネル情報856が変更された装置情報を交換する。そして、サーバ6はその変更されたTV装置2およびマルチプレーヤ5の装置情報をメインメモリ610に更新して記録する(ステップS210A〜210C)。
次に、TV装置2およびマルチプレーヤ5は、DMAコマンド805が接続変更返信コマンド817であるソフトウェアセルを作成し、サーバ6へ送信する(ステップS211A〜S211B)。接続変更返信コマンドのデータ812は、対象となった装置の装置情報の他に、変更された入力チャネル情報855および出力チャネル情報856を含むものとする。サーバ6は、このソフトウェアセルを受信し、解読および処理をする(ステップS212)。そしてサーバ6は、変更されたTV装置2およびマルチププレーヤ5の装置情報を含むこのソフトウェアセルを取りまとめて、リモートコントローラ7へ送信する(ステップS213)。
リモートコントローラ7は、このソフトウェアセルを受信し、データを解読および処理をする(ステップS214)。そして前述のように、変更されたTV装置2およびマルチププレーヤ5の装置情報に含まれる入力チャネル情報855および出力チャネル情報856(本実施の形態の場合、図18に示したように、TV装置2における入力チャネル227Bの入力チャネル情報およびマルチプレーヤ5における出力チャネル527Dの出力チャネル情報)に基づいて視覚的な表示を更新し(ステップS215)、処理が終了される。
なおここで、各情報処理装置2〜5は、上記のようにユーザから論理的接続状況の変更要求があった場合、サーバ6から送信されたソフトウェアセルに含まれる装置情報に基づいて入力チャネルおよび出力チャネルの間の接続経路を決定する。そして、その後ユーザから例えば再生や録画など、機能プログラム88の実行に関して何らかの操作があった場合、入出力チャネル間で時分割されたデータが交換される。以下、この時分割されたデータをパケットと称する。
本実施の形態の場合、ネットワークの伝送路は図1に示したようにLANケーブル11であり、共有化されたネットワークである。そこで、各情報処理装置2〜5が備える入出力チャネル間で正確に複数のパケットを送受信させるためには、これら複数のパケットに送信先の装置情報を含める必要がある。以下、各情報処理装置2〜5が備える入出力チャネル間で交換されるデータの時分割多重処理の仕組みについて説明する。
図21は、入出力チャネル間で交換されるデータの時分割多重処理の動作を情報処理システムの要部構成の一部と共に抽象化して表したものである。この図は、図15および図18における抽象化して表した図の一部のみを抽出したものであり、本実施の形態に係る情報処理システムの内、TV装置2およびマルチプレーヤ5のみを示している。また、この図は図15および図18に示した、マルチプレーヤ5における出力チャネル527DとTV装置2における入力チャネル227Bとの論理的接続923に加えて、マルチプレーヤ5における出力チャネル527CとTV装置2における入力チャネル227Aとの論理的接続924もなされていて、LANケーブル11においてデータが複数のパケット95A〜95Dとして時分割多重処理されている状態を示している。
ここで前述のように、サーバ6から各情報処理装置2〜5に送信されたソフトウェアセルに含まれる装置情報には、入力チャネル情報855および出力チャネル情報856として、その情報処理装置が備える入力チャネルおよび出力チャネルの接続先が明記されている。この場合、パケットの出力を行うのはマルチプレーヤ5の出力チャネル527C,527Dであるので、マルチプレーヤ5は、以下のようにして接続先であるTV装置2の入力チャネル227A,227Bへパケットを送信する。
まず、サーバ6からソフトウェアセルを受信したマルチプレーヤ5は、出力チャネル情報856に記述されている接続先の情報処理装置ID821およびその情報処理装置の入力チャネル番号から、パケットのヘッダを決定する。つまりこの場合、TV装置2の情報処理装置ID(図15中の装置情報91Aに示したように、「001」)およびTV装置2が備える2つの入力チャネル227A,227Bの入力チャネル番号から、パケットのヘッダを決定する。
上記のように、ユーザから例えば再生や録画など、機能プログラムの実行に関して何らかの操作があった場合、出力チャネル527C,527Dに接続されているDVDユニット540AおよびHDDユニット540Bからデータが発生する。そしてこの発生をトリガとして、各出力チャネル527C,527DからNIC526へデータが流れ、これらのデータを受け取ったNIC526は、データの先頭に、接続先であるTV装置2の情報処理装置IDと入力チャネル番号を付与し、さらに通常のIPヘッダを付加して、時分割されたパケットとしてLANケーブル11に送信する。
ここで、例えば本実施の形態におけるマルチプレーヤ5のように、複数の出力チャネル527C,527Dを備える場合、単一であるNIC526を使用し、図21のように時分割で多重化して相手先であるTV装置2の入力チャネル227A,227Bへ複数のパケット95A〜95Dを送信する。この場合のデータフロー制御においては、例えば、OSI参照モデルにおけるトランスポート層およびネットワーク層においては既存技術のTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)フロー制御を用い、物理層においてはEthernet(登録商標)のCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)を用いるものとする。また、アプリケーション層においては、例えばラウンドロビン方式による転送を用いるものとする。
TV装置2が受信する複数のパケット95A〜95Dは、同一のLANケーブルを経由して到着する。つまり、図21のようにTV装置2は、論理的接続923,924の経路で複数のパケット95A〜95Dを受信する。ここで、TV装置2が備える複数の入力チャネル227A,227B宛のこれら複数のパケットは、全て同一のNIC226を介して受信するため、NIC226は各パケットのヘッダを解析して該当する入力チャネル227A,227Bおよびそれらに繋がる各回路ユニット(AV処理回路222A,223B)を特定し、複数のパケット95A〜95Dを振り分ける作業を行う。またこの際、接続先が自装置の情報処理装置ID821と異なるパケットの場合は、NIC226はそのパケットを受信しない。
このようにして、ユーザから機能プログラムの実行に関して何らかの操作があった場合、入出力チャネル間で交換される複数のパケットに送信先の装置情報を含めるようにしたので、各情報処理装置2〜5が備える入出力チャネル間で正確に複数のパケットを送受信させることが可能となる。
以上のように、本実施の形態の情報処理システムおよび方法によれば、マスタ装置として機能するサーバ6が、スレーブ装置として機能するTV装置2、TV装置3、DVDレコーダ4、マルチプレーヤ5が保有する装置情報91A〜91Dを収集して管理し、またそれらをリモートコントローラ7へ供給し、入出力端末として機能するリモートコントローラ7はこの装置情報に含まれる論理的接続情報に基づいて論理的接続状態を視覚的に表示するようにしたので、ユーザはネットワーク内のすべての装置間通信状況を直感的かつ容易に把握することが可能となる。
また、本実施の形態の情報処理システムおよび方法によれば、入出力端末として機能するリモートコントローラ7が、スレーブ装置として機能するTV装置2、TV装置3、DVDレコーダ4およびマルチプレーヤ5の相互の論理的接続状況の変更を要求する変更要求操作を受け付け、マスタ装置として機能するサーバ6がその変更要求に基づいて該当するスレーブ装置を特定してその変更要求を特定されたスレーブ装置に振り分けて送信し、スレーブ装置は自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態の変更要求を受信し、その変更要求に基づいて実際に自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態を変更するようにしたので、ユーザはネットワークの接続状況を直感的かつ容易に設定および変更することが可能となる。
さらに、本実施の形態の情報処理システムおよび方法によれば、マスタ装置として機能するサーバ6と、スレーブ装置として機能するTV装置2、TV装置3、DVDレコーダ4およびマルチプレーヤ5との間における装置情報の送受信は、プログラムやデータなどをやり取りするための所定のフォーマットを有する制御パケットである、ソフトウェアセルを用いて行うようにしたので、ユーザは入出力端末として機能するリモートコントローラ7のみを操作することによって、他の情報処理装置を操作することなく、情報処理システムを仮想的な1台の装置として動作させることが可能となる。
以上により、本実施の形態の情報処理システムおよび方法によれば、ネットワークの論理的接続状況を直感的かつ容易に把握でき、さらに論理的接続状況の設定および変更をする手段も提供されるので、これらによりユーザにとって非常に利便性の良いネットワークの接続環境を構築することが可能となるのである。
特に、従来のような社内でのLANなどのネットワークの管理ではなく、家庭内でのホームネットワークといった場面を想定すると、以下のように様々なことが可能となり、メリットは非常に大きい。
まず、従来、各機器同士のケーブル接続は専用端子が用意され、またケーブルも専用のものが存在していたが、本実施の形態によれば、LANケーブル11のみを接続すればよく、ユーザは迷う必要がなくなる。また、各情報処理装置2〜5が備える入出力チャネルは抽象化されたオブジェクトとして管理されているため、ユーザはそれら複数の入出力チャネルの存在を意識する必要はなくなるのである。
また、各情報処理装置2〜5の入出力チャネルを抽象化し、それらのデータ交換を全て単一のネットワークで実現することにより、煩雑なケーブル配線等が不要になり、ケーブル配線等によって引き起こされる物理的な位置的制限も緩和される。例えば、本実施の形態において、TV装置2とDVDレコーダ4とが部屋Aに存在し、TV装置3とマルチプレーヤ5とが部屋Bに存在するような場合、ユーザは部屋Bにいるときでも、図18〜図20の例で示したように、TV装置2とマルチプレーヤ5を接続するといったことが可能となる。
つまり、各情報処理装置同士のネットワーク接続やデータ経路が視覚的に表示および設定することができるので、ユーザはIPアドレスやネットワーク経路等の設定など専門的な知識は必要なく、従来の専用ケーブルによる接続(例えば、TV装置とビデオとのコンポジット端子による接続およびS(Separate)端子など)と同様の感覚で各情報処理装置同士を接続することが可能となる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。
例えばまず、本実施の形態では、情報処理システムは複数のスレーブ装置とそれらを管理する1つのマスタ装置から構成されているが、情報処理システムの構成例はこれに限られるものではなく、例えば、全ての情報処理装置をスレーブ装置のみで構成するなど、他の構成例によるものでもよい。この場合、全てのスレーブ装置が全てのスレーブ装置の装置情報について記録および管理するようにすればよい。
また、本実施の形態は、スレーブ装置と入出力端末を区別して説明してきたが、常に区別して構成されるものではなく、入出力機能および表示機能を備えるスレーブ装置であれば、入出力端末として機能させることが可能である。つまり、全てのスレーブ装置を入出力端末として構成することも可能である。さらに、場合によってはマスタ装置として機能するサーバ6も画像の表示機能を備えることにより、入出力端末として機能させることも可能である。
また、本実施の形態における図16の視覚的な表示の例においては、表示部71上に入出力端末として機能するリモートコントローラ7自身やマスタ装置として機能するサーバ6は表示されていないが、ネットワークの接続状況の表示形態としては、これに限られるものではない。つまり、例えば、表示部71上にリモートコントローラ7自身やサーバ6も含めて、情報処理システム全体を表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ネットワークの接続状況の表示および設定は、視覚的(グラフィカルおよび文字的)に行っている例を挙げてきたが、本発明の実施の形態はこれに限られるはない。例えば、視覚的ではなく、音声によるデータの入出力など、聴覚的なものでもよい。つまり、ユーザがネットワークの接続状況を把握し、自由に接続の変更が可能な形態ならば他の方法によるものでもよい。
さらに、図1の情報システムの構成例では、サーバ6および各情報処理装置2〜5は単一のLANケーブル11で相互に接続されていたが、本発明の実施の形態はこれに限られるものではなく、LANではなくとも他の種々のネットワークによるものでもよい。また、ルータなどを通じて、他のネットワークに接続されている装置との動作も可能である。
本発明の一実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を表すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るTV装置の概略構成を表すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るDVDレコーダの概略構成を表すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るマルチプレーヤの概略構成を表すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るサーバの概略構成を表すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るリモートコントローラの概略構成を表すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るソフトウェアセルの構成例を表す図である。 図7のDMAコマンドがステータス返信コマンドである場合のデータ構成例を表す図である。 本発明の一実施の形態に係る情報処理装置が保有するソフトウェアの基本構成の一例を表す図である。 図1のTV装置が保有するソフトウェア構成の一例を表す図である。 図1のDVDレコーダが保有するソフトウェア構成の一例を表す図である。 図1のマルチプレーヤが保有するソフトウェア構成の一例を表す図である。 図1のサーバが保有するソフトウェア構成の一例を表す図である。 図1のリモートコントローラが保有するソフトウェア構成の一例を表す図である。 図1の情報処理システムにおける各情報処理装置の要部構成を抽象化して表したブロック図である。 図1のリモートコントローラの表示部における一表示例を表す図である。 図1のリモートコントローラの表示部に視覚的な表示をする処理を表す流れ図である。 図1のリモートコントローラの表示部で設定した接続を反映させる場合の動作を情報処理システムの要部構成と共に抽象化して表したブロック図である。 図1のリモートコントローラの表示部で設定した接続を反映させる処理を表す流れ図である。 反映された接続をリモートコントローラの表示部に視覚的に表示する処理を表す流れ図である。 入出力チャネル間で交換されるデータの時分割多重処理の動作を情報処理システムの要部構成の一部と共に抽象化して表したブロック図である。
符号の説明
1…ホームネットワーク、11…LANケーブル、12…無線通信路、2,3…TV装置、4…DVDレコーダ、5…マルチプレーヤ、6…サーバ、7…リモートコントローラ、71…表示部、72…キーボード部、20,40,50,60,70…情報処理コントローラ、201,401,501,601,701…メインプロセッサ、202,402,502,602,702…サブプロセッサ、203,403,503,603,703…DMAC、407,507,607,707…DC、205,206,405,406,505,506,605,606,705,706…LS、440,540…記録再生部、640…外部記録部、740…ROM、226,326,426,526,626,726…ネットワーク接続部(NIC)、227,327…入力チャネル部、427,527…入出力チャネル部、711…装置オブジェクト、712…仮想接続ライン、713…カーソル、714…非アクティブ装置オブジェクト、715…カテゴリーウィンドウ、717…チップインスペクトウィンドウ、80…ソフトウェアセル、801…送信元ID、802…送信先ID、803…応答先ID、805…DMAコマンド、808…ステータス要求コマンド、809…ステータス返信コマンド、811…プログラム、812…データ、813…実行セッション、814…接続情報要求コマンド、815…接続情報返信コマンド、816…接続変更要求コマンド、817…接続変更返信コマンド、821…情報処理装置ID、822…情報処理装置種別ID、830…基本情報部、831…MSステータス、850…付加情報部、854…電源情報、855…入力チャネル情報、856…出力チャネル情報、86…ソフトウェア、87…制御プログラム、871…MSマネージャ、872…能力交換プログラム、88…機能プログラム、89…デバイスドライバ、91…装置情報、921,922,923,924…論理的な接続、95…パケット。






















Claims (24)

  1. 複数の情報処理装置がネットワークに接続されて構成された情報処理システムに適用される入出力端末であって、
    前記情報処理装置間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記論理的接続情報に基づいて前記論理的接続状態を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする入出力端末。
  2. 前記情報処理装置は1以上の入出力チャネルを備え、
    前記論理的接続情報は、一の情報処理装置の各入出力チャネルと他の情報処理装置の各入出力チャネルとの間の論理的接続状態を示すものであることを特徴とする請求項1に記載の入出力端末。
  3. 前記表示手段は、前記論理的接続状態を視覚的に表示することを特徴とする請求項1に記載の入出力端末。
  4. 前記表示手段は、
    情報処理装置を抽象化した複数の装置オブジェクトと、
    論理的接続情報を抽象化した装置オブジェクト間の仮想接続ラインと
    をグラフィカルに表示することを特徴とする請求項3に記載の入出力端末。
  5. 前記取得手段は、前記論理的接続情報に加えて、情報処理装置に関する識別情報、種類、特徴および電源情報のうち少なくとも1つを含む付加情報を取得し、
    前記表示手段は、前記付加情報の内容を前記装置オブジェクトと共にグラフィカルに表示することを特徴とする請求項4に記載の入出力端末。
  6. 前記表示手段は、前記論理的接続状態の変更を要求するグラフィカルな変更要求操作を受け付ける機能を有することを特徴とする請求項4に記載の入出力端末。
  7. 前記複数の情報処理装置が複数のスレーブ装置と各スレーブ装置を管理するマスタ装置とを含み、
    前記スレーブ装置として機能することを特徴とする請求項1に記載の入出力端末。
  8. 前記取得手段は、マスタ装置が各スレーブ装置から収集した論理的接続情報をマスタ装置から取得することを特徴とする請求項7に記載の入出力端末。
  9. 前記取得手段は、所定のフォーマットのデータであるソフトウェアセルを使用して、前記論理的接続情報をマスタ装置から取得することを特徴とする請求項8に記載の入出力端末。
  10. 複数の情報処理装置がネットワークに接続されて構成された情報処理システムに適用される入出力端末に適用されるプログラムであって、
    前記情報処理装置間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を取得するステップと、
    取得した前記論理的接続情報に基づいて前記論理的接続状態を表示するステップと
    を前記入出力端末に実行させることを特徴とする入出力端末用プログラム。
  11. ネットワークに接続された複数のスレーブ装置と、ネットワークに接続され、各スレーブ装置を管理するマスタ装置と、データの入出力機能を有する入出力端末とを含んで構成された情報処理システムにおけるマスタ装置であって、
    前記スレーブ装置間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を各スレーブ装置から収集する接続情報収集手段と、
    前記接続情報収集手段により収集した前記論理的接続情報を管理する管理手段と、
    前記管理手段により管理されている論理的接続情報を前記入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方へ供給する接続情報供給手段と
    を備えることを特徴とするマスタ装置。
  12. 前記スレーブ装置は1以上の入出力チャネルを備え、
    前記論理的接続情報は、一のスレーブ装置の各入出力チャネルと他のスレーブ装置の各入出力チャネルとの間の論理的接続状態を示すものであることを特徴とする請求項11に記載のマスタ装置。
  13. 前記接続情報収集手段と前記接続情報供給手段の少なくとも一方は、所定のフォーマットのデータであるソフトウェアセルを使用して、前記論理的接続情報を前記入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方へ供給することを特徴とする請求項11に記載のマスタ装置。
  14. 前記入出力端末からなされた論理的接続状態の変更要求に基づいて該当するスレーブ装置を特定し、その変更要求を特定されたスレーブ装置に振り分けて送信する変更要求送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のマスタ装置。
  15. 前記接続要求送信手段は、所定のフォーマットのデータであるソフトウェアセルを使用して、論理的接続状態の変更要求を送信することを特徴とする請求項14に記載のマスタ装置。
  16. ネットワークに接続された複数のスレーブ装置と、ネットワークに接続され、各スレーブ装置を管理するマスタ装置と、データの入出力機能を有する入出力端末とを含んで構成された情報処理システムにおけるマスタ装置に適用されるプログラムであって、
    前記スレーブ装置間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を各スレーブ装置から収集するステップと、
    収集した前記論理的接続情報を管理するステップと、
    管理されている論理的接続情報を前記入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方へ供給するステップと
    を前記マスタ装置に実行させることを特徴とするマスタ装置用プログラム。
  17. 複数のスレーブ装置および各スレーブ装置を管理するマスタ装置がネットワークに接続されて構成された情報処理システムにおけるスレーブ装置であって、
    自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を保有する保有手段と、
    前記論理的接続情報を前記マスタ装置へ送信する接続情報送信手段と
    を備えることを特徴とするスレーブ装置。
  18. 前記スレーブ装置は1以上の入出力チャネルを備え、
    前記論理的接続情報は、自装置の各入出力チャネルと他装置の各入出力チャネルとの間の論理的接続状態を示すものであることを特徴とする請求項17に記載のスレーブ装置。
  19. 前記接続情報送信手段は、所定のフォーマットのデータであるソフトウェアセルを使用して、論理的接続情報をマスタ装置へ送信することを特徴とする請求項17に記載のスレーブ装置。
  20. 前記マスタ装置から送信された論理的接続状態の変更要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した論理的接続状態の変更要求に基づいて実際に自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態を変更する変更手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載のスレーブ装置。
  21. 前記受信手段は、所定のフォーマットのデータであるソフトウェアセルを使用して、マスタ装置から送信された論理的接続状態の変更要求を受信することを特徴とする請求項20に記載のスレーブ装置。
  22. 複数のスレーブ装置および各スレーブ装置を管理するマスタ装置がネットワークに接続されて構成された情報処理システムにおけるスレーブ装置に適用されるプログラムであって、
    自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を保有するステップと、
    前記論理的接続情報を前記マスタ装置へ送信するステップと
    を前記スレーブ装置に実行させることを特徴とするスレーブ装置用プログラム。
  23. ネットワークに接続された複数のスレーブ装置と、ネットワークに接続され、各スレーブ装置を管理するマスタ装置と、データの入出力機能を有する入出力端末とを含んで構成された情報処理システムであって、
    前記スレーブ装置は、
    自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を保有する保有手段と、
    前記論理的接続情報をマスタ装置へ送信する接続情報送信手段と
    を備え、
    前記マスタ装置は、
    前記論理的接続情報を各スレーブ装置から収集する接続情報収集手段と、
    前記接続情報収集手段により収集した論理的接続情報を管理する管理手段と、
    前記管理手段により管理されている論理的接続情報を前記入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方へ供給する接続情報供給手段と
    を備え、
    前記入出力端末は、
    前記論理的接続情報を前記マスタ装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記論理的接続情報に基づいて、スレーブ装置間における相互の論理的接続状態を表示する表示手段と
    を備える
    ことを特徴とする情報処理システム。
  24. ネットワークに接続された複数のスレーブ装置と、ネットワークに接続され、各スレーブ装置を管理するマスタ装置と、データの入出力機能を有する入出力端末とを含んで構成された情報処理システムに適用される情報処理方法であって、
    前記入出力端末における処理が、
    前記スレーブ装置間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を取得するステップと、
    前記論理的接続情報に基づいて前記論理的接続状態を表示するステップと
    を含み、
    前記マスタ装置における処理が、
    前記論理的接続情報を各スレーブ装置から収集するステップと、
    収集した論理的接続情報を管理するステップと、
    管理されている論理的接続情報を前記入出力端末またはスレーブ装置の少なくとも一方へ供給するステップと
    を含み、
    前記スレーブ装置における処理が、
    自装置と他装置との間の相互の論理的接続状態を示す論理的接続情報を保有するステップと、
    前記論理的接続情報をマスタ装置へ送信するステップと
    を含む
    ことを特徴とする情報処理方法。


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