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JP2005261732A - 払拭材 - Google Patents

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JP2005261732A
JP2005261732A JP2004080309A JP2004080309A JP2005261732A JP 2005261732 A JP2005261732 A JP 2005261732A JP 2004080309 A JP2004080309 A JP 2004080309A JP 2004080309 A JP2004080309 A JP 2004080309A JP 2005261732 A JP2005261732 A JP 2005261732A
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JP
Japan
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single fiber
wiping material
fiber layer
fibers
layer
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JP2004080309A
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Kazuo Nakamura
和夫 中村
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Yamazaki Corp
Original Assignee
Yamazaki Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】 シート状清掃材を保持し得る払拭材保持体を利用して保持し得、単繊維層を利用して種々の清掃対象を清掃することができる。
【解決手段】 熱溶融性の単繊維10が略並列状に集合して所要厚さで所定長さの平面方形状の層状をなす単繊維層12と、前記単繊維10より長い長さを幅とし前記所定長さを長さとする方形状の熱溶融繊維製の不織布14が積層した積層物の各単繊維10方向における中央を挟んだ一対の対称位置を、長さ方向全体にわたり、各単繊維10に直交する一対の熱融着線16によって、単繊維層12の全単繊維10と不織布14を厚さ方向に熱融着させる。これにより、単繊維層12における両熱融着線16の外方部がそれぞれ房状部18を構成し、単繊維層12における両熱融着線16の間に、両端が熱融着された略並列状単繊維群20を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、単繊維が略並列状に集合して所要厚さの層状をなす単繊維層により房状部を利用して清掃を行うことができる払拭材に関する。
特開2002−369783号公報(特許文献1)には、刷毛部が、軟質なシートで細長く形成された複数の短冊片と、繊維束とで形成されていることを特徴とする清掃用物品が開示されている。この清掃用物品は、刷毛部が、短冊片と繊維束とで形成されているため、繊維束が絡んだり丸まったりしにくくなり、刷毛部の保形性を高めることができ、特に短冊片と繊維束とを部分的に接合しておくと、刷毛部を形成する繊維束の剛性を高くでき、長期間使用しても繊維束が丸まったり縮まったりするのを防止できるようになるものとされている。
このような清掃用物品は、使い捨てを前提とする場合がほとんどであるが、使い捨て清掃材のうち最も一般的な形態であるシート状の清掃材を保持し得る払拭材保持体を利用することができるものではなく、従来の払拭材保持体以外の払拭材保持体を別途用いなければならない。また、溝状部やその他の凹部並びに隅角部等の塵埃については、軟質シートから形成された短冊片では十分な掻き出し効果が得られ難いおそれがある。
特開2002−369783号公報
本発明は、上記背景技術の下で行われたものであって、その目的とするところは、シート状清掃材を保持し得る払拭材保持体を利用して保持し得、単繊維層を利用して種々の清掃対象を清掃することができる払拭材を提供することある。
上記目的を達成する本発明の払拭材は、
熱溶融性の単繊維が略並列状に集合して所要厚さの層状をなす単繊維層と、熱溶融性のシートとが積層し、
前記単繊維層を構成する単繊維と前記シートが、各単繊維の長さ方向中間の2以上の箇所と前記シートの端縁よりも内方位置が、厚さ方向に熱融着して一体状をなし、
前記単繊維層を構成する単繊維群の単繊維方向両端側が房状部を形成し、
単繊維方向両端側の房状部の間が、少なくとも両端が熱融着された略並列状単繊維群を形成し、
前記シートの各単繊維方向における両側が払拭材保持用の自由側縁部を構成していることを特徴とする。
この払拭材は、シート状清掃材を保持し得る払拭材保持体の下面側に、少なくとも両端が熱融着された略並列状単繊維群が位置し、略並列状単繊維群の単繊維方向外側に房状部が位置する状態で、払拭材保持体の下面側に対し、シートの自由側縁部を利用して保持させることができる。なお、この単繊維層は、熱溶融性の単繊維と非熱溶融性の単繊維が混合して構成されたものとすることができる。
清掃を行う場合、払拭材保持体の下面側に保持した払拭材の房状部により比較的粗いゴミを絡め取り、略並列状単繊維群により比較的細かい塵埃を拭き取ることができる。
上記払拭材は、上記熱融着が、上記単繊維層を構成する単繊維に交差する熱融着線により行われているものとすることができる。
上記払拭材は、上記単繊維層を構成する単繊維の一部として、他の単繊維よりも剛性が高い剛単繊維を満遍なく含むものとすることができる。
この払拭材によれば、房状部における剛単繊維が、溝状部やその他の凹部並びに隅角部等の塵埃等を掻き出し、略並列状単繊維群における剛単繊維が清掃対象に接することによりこびり付いた汚れを掻き取り、それらを他の単繊維により拭き取ることにより、効率的に清掃を行い得る。
なお、上記剛単繊維の剛性及び径は、その剛単繊維を含む単繊維層を構成する他の単繊維の剛性及び径のそれぞれ2倍以上であるものとすることができる。好ましくは4乃至10倍である。
本発明の払拭材によれば、シート状清掃材を保持し得る払拭材保持体の下面側に、少なくとも両端が熱融着された略並列状単繊維群が位置し、略並列状単繊維群の単繊維方向外側に房状部が位置する状態で、払拭材保持体の下面側に対し、シートの自由側縁部を利用して保持させ、床面又はその他の清掃対象の清掃に用いることができる。
本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図面は何れも本発明の実施の形態としての払拭材に関するものであって、図1は説明図、図2は断面図、図3は底面図、図4は取付状態を示す側面図である。図5は別の実施の形態についての断面図である。なお、図1乃至5に共通の符号は同一意義である。
図1乃至4記載の払拭材Aは、ほぼ一定長さ(必ずしも一定長さであることを要するものではない。)の熱溶融性の単繊維10が略並列状(端部側に単繊維による房状部が形成されるものであれば単繊維同士がある程度絡まり合っていても差し支えない。)に集合して所要厚さで所定長さ(図1及び図2における図の平面に垂直な方向、図3における縦方向。)の平面方形状の層状をなす単繊維層12と、前記単繊維10より長い(必ずしも長いことを要するものではない。)長さを幅とし前記所定長さを長さとする方形状の熱溶融繊維製の不織布14(熱溶融繊維と非熱溶融性繊維からなり、全体として熱溶融性を有する不織布であってもよい。不織布にかぎらず、熱溶融性の合成樹脂シート等であってもよい。)が積層した、図1に示す積層物(不織布14の両側は、単繊維層12の単繊維10方向両側に拡がった拡開部14a[自由端部]を構成している)を用いて製造し得る。
この積層物の各単繊維10方向(左右方向)における中央を挟んだ一対の対称位置において、長さ方向全体にわたり、各単繊維10に直交する一対の熱融着線16によって、単繊維層12の全単繊維10と不織布14を矢示のように厚さ方向に熱融着させる。これにより、単繊維層12における両熱融着線16の外方部がそれぞれ房状部18を構成し、単繊維層12における両熱融着線16の間に、両端が熱融着された略並列状単繊維群20を構成する。なお、このような熱融着線16の形成位置は必ずしも対称位置に限るものではない。また、熱融着線16は、単繊維10に直交するものに限らず、また、直線に限らず曲線や波線等であってもよい。また、熱融着線16は長さ方向に連続であることを要するものではない。
単繊維層12を構成する熱溶融性の単繊維の例及び前記不織布を構成する繊維の例としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等の各種合成繊維を挙げることができる。これらの繊維は例えば0.5乃至5デシテックス(好ましくは2乃至4デシテックス)のものを用い得るがこれに限るものではない。またこれらの繊維は、着塵剤を(例えば、含有、含浸、外添等により)有するものでもよい。
この払拭材Aを、単繊維層12を下側にしてシート状清掃材保持用のモップ用保持板Mの下面側に位置させ、不織布14の拡開部14aをモップ用保持板Mのシート保持部M1に保持させることにより、払拭材Aをモップ用保持板Mに保持させて単繊維層12により床面等の清掃を行うことができる。単繊維層12のうち両熱融着線16の外側の房状部18により比較的粗いゴミを絡め取り、両熱融着線16の間の略並列状単繊維群20により比較的細かい塵埃を拭き取ることができる。
なお、図5に二点差線で示すように、単繊維層12を構成する単繊維10の一部として、他の単繊維10よりも10倍程度剛性が高く10倍程度径が太い剛単繊維22(例えば5乃至100デシテックス、好ましくは20乃至60デシテックスのものとすることができる。)を満遍なく含むものとすることができる。この場合、房状部18における剛単繊維22は、溝状部やその他の凹部並びに隅角部等の塵埃等を掻き出し、これを他の単繊維10により拭き取ることにより、効率的に清掃を行い得る。また、略並列状単繊維群20における剛単繊維22が清掃対象に接することによりこびり付いた汚れを掻き取り、これを他の単繊維10により拭き取ることにより、効率的に清掃を行い得る。
説明図である。 断面図である。 底面図である。 取付状態を示す側面図である。 別の実施の形態についての断面図である。
符号の説明
10 単繊維
12 単繊維層
14 不織布
14a 拡開部
16 熱融着線
18 房状部
20 略並列状単繊維群
22 剛単繊維
A 払拭材
H 柄
M モップ用保持板
M1 シート保持部

Claims (5)

  1. 熱溶融性の単繊維が略並列状に集合して所要厚さの層状をなす単繊維層と、熱溶融性のシートとが積層し、
    前記単繊維層を構成する単繊維と前記シートが、各単繊維の長さ方向中間の2以上の箇所と前記シートの端縁よりも内方位置が、厚さ方向に熱融着して一体状をなし、
    前記単繊維層を構成する単繊維群の単繊維方向両端側が房状部を形成し、
    単繊維方向両端側の房状部の間が、少なくとも両端が熱融着された略並列状単繊維群を形成し、
    前記シートの各単繊維方向における両側が払拭材保持用の自由側縁部を構成していることを特徴とする払拭材。
  2. 上記熱融着が、上記単繊維層を構成する単繊維に交差する熱融着線により行われている請求項記載の払拭材。
  3. 上記単繊維層を構成する単繊維の一部として、他の単繊維よりも剛性が高い剛単繊維を満遍なく含む請求項1又は2記載の払拭材。
  4. 上記剛単繊維の剛性及び径が、その剛単繊維を含む単繊維層を構成する他の単繊維の剛性及び径のそれぞれ2倍以上である請求項3記載の払拭材。
  5. 上記単繊維層が、熱溶融性の単繊維と非熱溶融性の単繊維が混合して構成されたものである請求項1乃至4の何れかに記載の払拭材。
JP2004080309A 2004-03-19 2004-03-19 払拭材 Pending JP2005261732A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015192878A (ja) * 2015-06-17 2015-11-05 ユニ・チャーム株式会社 清掃ロボットおよび当該清掃ロボットに使用する清掃シート

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