JP2000245670A - 清掃用シート及びその製造方法 - Google Patents
清掃用シート及びその製造方法Info
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- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
を有する清掃用シートを提供する。 【解決手段】 基材シート2の少なくとも一方の表面上
に多数の刷毛を有する清掃用シート1において、長さが
異なる刷毛3、3’を混在させる。基材シート2の表面
上に長繊維フィラメント7をその繊維の流れ方向に間欠
的な接合線5により接合する工程と、その接合線5間で
前記長繊維フィラメントを切断線6により切断する工程
とを含む清掃用シート1の製造方法において、前記切断
線6を接合線5間の中心線以外に設けるか、前記接合線
5の間隔を一定としないか、前記切断線を前記接合線5
と非平行にすることにより前記清掃用シートを製造す
る。
Description
数の刷毛を有する清掃用シートに関する。さらに詳しく
言うと、本発明は、シート表面上に多数の刷毛を有する
清掃用シートにおいて、長さが異なる刷毛を混在させる
ことにより、種々のごみの捕捉性や保持性を付加、向上
させた清掃用シートに関する。
用具に取り付けて使用される不織布を用いた清掃用シー
トが知られている。これらは、業務用、家庭用として非
常に簡単に用いることができ、使い捨ても可能であるた
め、広く市場に出回っている。例えば、特開平9-14
9873号公報には、基材シート上の少なくとも片面に
刷毛状部が垂設された使い捨て拭き取り用具が開示され
ている。
毛状部を有する拭き取り用具は、刷毛状部にゴミを吸着
させてゴミを捕捉することが可能であるが、全体の刷毛
長さが概ね同じであるため、シートによって拭き取りや
すい汚れが異なったり、フローリング用の拭き取り道具
に取り付けて床を掃除した場合、シートの中心部が汚れ
る前に外周が汚れやすいというような改良点が残されて
いた。具体的には、比較的短い起毛長さの刷毛を有する
清掃用シートは、ゴミを掃き集めたり、絡め取るといっ
た機能や、溝の汚れを掻き出すといった拭き取り機能に
優れている反面、シートとして薄くなるため、拭き取っ
たものを刷毛の中に取り込んで保持したり、比較的大き
なゴミを絡め取るといった機能においては改善の余地が
あった。一方、比較的長い起毛長さの刷毛を有する清掃
用シートは、シートの厚みからくる柔らかさ、深い溝の
ゴミ取り性といった点で優れた機能を発揮するものの、
刷毛の内部まで汚れが入り込みにくいため、シート表面
だけしか汚れず、シートとしての効率が悪く、全体の拭
き取り機能においてはこちらも改善の余地が残されてい
た。このように、汚れやゴミの種類に応じて、種々の起
毛の長さの清掃用シートを用いたり、清掃用道具を変え
たり等の手間と費用が必要であった。
記のような従来技術の問題点を解決するために、1の清
掃用シートによって、あらゆる種類のゴミや汚れの掻き
集め、絡め取り、掻き出し、取り込みを可能にした清掃
用シート及びその製造方法を提供することを課題とす
る。
を重ねた結果、刷毛の長さに長短を持たせることによっ
て、あらゆる種類のゴミや汚れの掻き集め、絡め取り、
掻き出し、取り込みを可能が可能な清掃用シートを得る
ことができることを見出し、本発明を完成させた。さら
に、その清掃用シートの製造方法において、基材シート
表面上に長繊維フィラメントをその繊維の流れ方向に間
欠的な接合線により接合した後、その接合線間の中心線
以外の位置で前記長繊維フィラメントを切断すること等
の方法により、前記清掃用シートを製造することができ
ることを見出し、本発明を完成させた。
とも一方の表面上に多数の刷毛を有する清掃用シートで
あって、長さが異なる刷毛が混在することを特徴とする
清掃用シート;3〜10mmの短い刷毛と7〜30mm
の長い刷毛とが混在し、両刷毛の長さの差が4mm以上
であることを特徴とする前記清掃用シート;油剤を含有
してなることを特徴とする前記清掃用シート;基材シー
ト表面上に長繊維フィラメントをその繊維の流れ方向に
間欠的な接合線により接合する工程と、その接合線間で
前記長繊維フィラメントを切断線により切断する工程と
を含む清掃用シートの製造方法において、前記切断線を
接合線間の中心線以外に設けることにより、長さが異な
る刷毛を混在させることを特徴とする清掃用シートの製
造方法;基材シート表面上に長繊維フィラメントをその
繊維の流れ方向に間欠的な接合線により接合する工程
と、その接合線間で前記長繊維フィラメントを切断線に
より切断する工程とを含む清掃用シートの製造方法にお
いて、前記接合線の間隔を一定としないことにより、長
さが異なる刷毛を混在させることを特徴とする清掃用シ
ートの製造方法;及び基材シート表面上に長繊維フィラ
メントをその繊維の流れ方向に間欠的な接合線により接
合する工程と、その接合線間で前記長繊維フィラメント
を切断線により切断する工程とを含む清掃用シートの製
造方法において、前記切断線を前記接合線と非平行にす
ることにより、長さが異なる刷毛を混在させることを特
徴とする清掃用シートの製造方法である。
その製造方法を添付の図面を参照しながら説明する。図
1〜図5は、本発明の清掃用シートの平面図を示す。ま
た、図6〜図10は、それぞれ、図1〜図5の清掃用シ
ートの部分断面図である。これらの図に示されるよう
に、本発明の清掃用シート1は、刷毛3、3’が基材シ
ート2上に接合線5で固定されている。刷毛3、3’
は、長繊維フィラメント7を接合線5の間の切断線6で
切断することにより設けられる。刷毛3、3’は、基材
シート2の一方の表面上のみに設けられていてもよい
が、基材シートの両面に設けられていてもよい。
ように概ね一定にしても、図3、4に示すように長短を
持たせてもよい。図1及び図2に示すように、接合線5
の間隔を概ね一定とする場合には、切断線6の位置を接
合線5間の中心からずらすことによって、刷毛の長さに
長短を持たせることができる(図6及び図7に示す部分
断面図を参照されたい)。図5においては、間隔が概ね
一定である接合線5の間に、接合線5と非平行な切断線
6を設けることにより、刷毛の長さに長短を持たせるこ
とができる。さらに、図5の清掃用シートには、長短の
刷毛が長繊維フィラメントの長さ方向だけでなく、それ
に垂直な方向にも混在している(図10に示す部分断面
図を参照されたい)。また、図3、4に示すように、接
合線5の間隔に長短がある場合には、切断線6の位置は
接合線5間の中心に設けることにより、刷毛の長さに長
短を持たせることができる。図3においては、清掃用シ
ート1の周辺部に短い刷毛3’を設け、中央部に長い刷
毛3を設けることによって、中心部を周辺部と同様に有
効に活用することができるようになる。
であることが好ましい。5mm未満となると、刷毛の長
さが短く、ゴミの捕捉性、保持性において劣るため好ま
しくない。また、60mmを超えると、刷毛の長さが長
すぎて、毛が寝てしまい刷毛の機能を十分に果たせなく
なるため好ましくない。なお、この接合線5の間隔は、
長繊維フィラメントの切断の方法によっては、限定され
ない。接合線5の形状は、長繊維フィラメントの流れ方
向にクロスする方向に伸長するものであれば、特に限定
されず、図1〜5に示す形状以外のものであってもよ
い。
等の溶着手段を用いることが好ましく、中でも熱溶着シ
ールが好ましい。さらに、接着剤、縫製等により繊維を
固定することも可能である。
させた清掃用シートを製造するためには、1)切断線6
の位置を、接合線5の間隔の中心からずらす方法(図
1、2)、2)前記のように、接合線5の間隔を一定と
しない方法(図3、4)、及び3)接合線5と切断線6
を非平行とする方法(図5)等が用いられる。これらの
方法によれば、本発明の清掃用シートを容易に製造する
ことができる。
mm程度で、長い刷毛3が7〜30mm程度であること
が好ましく、両者の差は4mm以上であることが好まし
い。この長さの組み合わせにより、短い方の刷毛には、
その剛性により三次元的構造が生じ、目地の中のゴミ等
を掻き出したり、パン粉や髪の毛等のゴミを軽く引っか
けて、長い起毛が絡め取るまでの補助的な働きを担うこ
とができる。また、長い方の刷毛は、綿ぼこり等の刷毛
繊維に絡み取りやすいゴミを絡め取ったり、大きめのゴ
ミをくるむようにして捕捉することができ、捕捉したゴ
ミを保持することができる。これらの効果は、短い刷毛
だけ、または長い刷毛だけでは得ることができず、両者
を有することによりはじめて発揮される。これらの刷毛
は起毛して使用してもよいが、起毛せずに使用すること
もできる。例えば、接合線5の間を切断した後、片方の
みを起毛させ、他方を起毛させずに使用してもよい。ま
たこの場合には長い刷毛部の方が起毛されることが好ま
しい。
特に限定されないが、モップ等の道具を用いるフロア用
お掃除シートの場合は、長繊維フィラメントの流れ方向
の長さが、概ね25〜80cm、横方向の長さが、概ね
20〜30cmであることが好ましい。
シート2は、特に限定されないが、不織布、樹脂フィル
ム、合成繊維を含んだ布等、使用に耐えうる強度を有す
るものであれば、どのようなものでも使用可能である。
中でも強度において、ポリエチレンとポリエステルの複
合繊維からなるスパンボンド不織布が好ましい。
いられる長繊維フィラメント7は、特に限定されない
が、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエ
ステル、レーヨン等から製造される、一般的にトウと呼
ばれる長繊維束が使用される。中でも、ポリエチレンと
ポリエステルの複合繊維からなるものを用いることが好
ましい。また、長繊維フィラメント7は、捲縮を有する
ものであることが好ましい。捲縮は、機械捲縮、熱捲縮
等によるものであることができ、捲縮形態においても2
次元のものから3次元のものまで種々使用可能である。
捲縮を有するものを使用する場合、捲縮数は、1インチ
(2.54cm)当り5山から25山であることが好ま
しい。捲縮数が5山未満となると、捲縮による機能向
上、すなわちゴミの拭き取り機能、保持機能に支障をき
たし、25山を超えると、繊維の製造における加工特性
が悪化し、実用性に乏しい。
ント7を開繊し、おおむね100mm〜200mmの幅
に広げた後、基材シート2と接合する。接合は、長繊維
フィラメント7の繊維の流れ方向に対してクロスする方
向に伸長する接合線5により、長繊維フィラメント7を
基材シート2に溶着その他の方法により接合することに
より行われる。次いで、その溶着線の間の切断線6で長
繊維フィラメント7を切断して、刷毛3、3’を形成す
る。刷毛の長さに長短を持たせる方法は上記した通りで
ある。
4を有する場合には、毛羽立たせる工程を設けなくても
切断線6で切断するだけで自然に起毛が生じる。しかし
ながら、種々の毛羽立て工程によって、起毛をさらに毛
羽立ててもよい。その場合、清掃用シートにエアーノズ
ルからエアーを吹き付ける方法、清掃用シートに機械的
な力を与える方法等を用いることができる。このように
刷毛3、3’を毛羽立たせることにより、ゴミの捕集効
果を高めることができ、美観にも優れたものとなる。
や保持性及び拭き後の清掃面の仕上がり具合を向上させ
るために、パラフィン等の鉱物油、ポリオレフィンの合
成油、シリコーン油等の油剤や界面活性剤等を含有する
ことが好ましい。このような油剤は、スプレー塗布、転
写塗布、含浸等の方法により含有させることができる。
けられていてもよいが、図1〜5に示すように、基材シ
ート1の長手方向またはそれに垂直な方向の両端部に、
刷毛部のない領域9を設けることもできる。この刷毛部
を設けない領域9が存在する場合には、特開平9-14
9873号公報の図1に示すように、この領域9を折り
返すことにより、本発明の清掃用シート1をモップの柄
等に容易に取り付けることができる。なお、この領域9
はその部分の強度を向上させるために、基材シート9を
折り返して2重にすることもできるし、別のシートを重
ね、貼り合わせることも可能である。また、図示してい
ないが、モップの柄等への着脱をより容易にするため
に、領域9に切り込み等を設けることもできる。
説明する。 (実施例1)捲縮を有し、ポリエチレンとポリエステル
の芯鞘構造を有する長繊維フィラメントのトウ(1フィ
ラメント当りのデニールが3デニール、全体で75,0
00デニール)をほぐし、約130mmの幅に広げた
後、ポリエチレンとポリエステルからなるスパンボンド
不織布(秤量20g/m2、210mm幅)と接合し
た。接合は、熱溶着によって行い、長繊維フィラメント
の繊維方向に対してクロスする方向に伸長する20mm
の一定間隔の溶着線によって接合し、その接合線間で長
繊維フィラメントを切断して、刷毛を形成した。その切
断の際に、刷毛の長さが5mmと15mmとなるように
接合線の中心線からそらして切断を行なった。このよう
にして形成された刷毛状部を有するシートを約300m
mの長さにカットして、清掃用シートを製造した。
定間隔とし、切断線を接合線の中心に設け、起毛の長さ
を5mmのみとしたこと以外は、実施例1と同様にし
て、清掃用シートを製造した。
定間隔とし、切断線を接合線の中心に設け、起毛の長さ
を15mmのみとしたこと以外は、実施例1と同様にし
て、清掃用シートを製造した。
デニール、51mm)からなる比較的目を粗く作成した
スパンレース不織布(秤量50g/m2)により、清掃
用シートを製造した。
おいて製造した各清掃用シートのダスト拭取性、パン屑
拭取性、髪の毛拭取性、ゴミ保存性、溝のゴミ取り性
(敷居等の大きな溝、フローリング等の小さな溝)、シ
ート中心部の汚れ性及び起毛見栄えについて、下記評価
方法に基づき評価した。
S試験用ダスト7種(関東ローム、細粒)1.5gを試
験用フローリングの上に散布した後、積層シートを掃除
用ホルダーに取り付けて拭き取り、下記の4段階の評価
基準に基づいて評価を行なった。 ◎:非常に優れた拭取性を示した ○:優れた拭取性を示した。 △:拭き取れる量は少ないが、使用可能である。 ×:ほとんど拭き取れず、実用性に欠ける
販の固形パン粉(1〜2mm)0.5gを試験用フロー
リングの上に散布した後、積層シートを掃除用ホルダー
に取り付けて拭き取り、上記のダスト拭取性の4段階の
評価基準を用いて評価を行なった。
験用人毛髪(15〜20cm)10本を試験用フローリ
ングの上に散布した後、積層シートを掃除用ホルダーに
取り付けて拭き取り、上記のダスト拭取性の4段階の評
価基準を用いて評価を行なった。
試験用ゴミを拭き取った後のシートを軽く振ってゴミを
振り落とし、落ちたゴミ及びシートに残ったゴミの状態
を観察し、下記の3段階で評価基準を用いて評価を行な
った。 ○:ほとんどシートに残っており、優れた保持性を示し
た。 △:多少落ちるゴミはあるが、使用可能である。 ×:かなりの量が振り落とされ、実用性に欠ける。
おけるダストを、幅3mm、深さ3mmの溝に撒き、サ
ンプルで拭き取った後の溝の観察を行い、下記の3段階
の評価基準を用いて評価を行なった。なお、評価は、溝
の種類は敷居等の大きな溝と、フローリング等の小さな
溝について行なった。 ○:溝中のダストがほとんど拭き取られた。 △:若干のダストの残りが認められたが、ほぼ拭取れ
た。 ×:かなりの量のダストが溝中に残っていた。
試験と同じ内容において、フローリング上で清掃用シー
トを10回程度往復させた際に、途中数回シートの汚れ
状態を観察し、下記の3段階の評価基準を用いて評価を
行なった。 ○:シート全体が比較的均一に汚れた。 △:中心がおくれて汚れた。 ×:外周しか汚れない。
せ、ゴミの拭き取り性能の観点から下記の3段階の評価
基準を用いて外観評価を行い、最も意見が多い項目を起
毛の見栄えの評価とした。 ○:見るからにゴミを拭き取れそう。 △:ゴミを取れるかどうか解らない。 ×:全くゴミを取れそうにない。 これらの評価の結果を表1に示す。
実施例1の清掃用シートでは、全ての評価項目において
優れた結果が得られたが、起毛長さが一定である比較例
1、2及び刷毛状部を有さない比較例3では、実施例1
に比べて評価が低いものとなった。
び保持性に優れ、しかも見栄えも良好な清掃用シートが
提供される。さらに、本発明によれば、前記清掃用シー
トを容易に製造することができる製造方法が提供され
る。
図である。
図である。
図である。
図である。
沿う部分断面図であり、(b)は、図5の清掃用シート
のF〜F’に沿う部分断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 基材シートの少なくとも一方の表面上に
多数の刷毛を有する清掃用シートであって、長さが異な
る刷毛が混在することを特徴とする清掃用シート。 - 【請求項2】 3〜10mmの短い刷毛と7〜30mm
の長い刷毛とが混在し、両刷毛の長さの差が4mm以上
であることを特徴とする請求項1記載の清掃用シート。 - 【請求項3】 油剤を含有してなることを特徴とする請
求項1記載の清掃用シート。 - 【請求項4】 基材シート表面上に長繊維フィラメント
をその繊維の流れ方向に間欠的な接合線により接合する
工程と、その接合線間で前記長繊維フィラメントを切断
線により切断する工程とを含む清掃用シートの製造方法
において、前記切断線を接合線間の中心線以外に設ける
ことにより、長さが異なる刷毛を混在させることを特徴
とする清掃用シートの製造方法。 - 【請求項5】 基材シート表面上に長繊維フィラメント
をその繊維の流れ方向に間欠的な接合線により接合する
工程と、その接合線間で前記長繊維フィラメントを切断
線により切断する工程とを含む清掃用シートの製造方法
において、前記接合線の間隔を一定としないことによ
り、長さが異なる刷毛を混在させることを特徴とする清
掃用シートの製造方法。 - 【請求項6】 基材シート表面上に長繊維フィラメント
をその繊維の流れ方向に間欠的な接合線により接合する
工程と、その接合線間で前記長繊維フィラメントを切断
線により切断する工程とを含む清掃用シートの製造方法
において、前記切断線を前記接合線と非平行にすること
により、長さが異なる刷毛を混在させることを特徴とす
る清掃用シートの製造方法。
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