JP2005192606A - ゲーム機 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技の面白みを増大させつつ、放射ノイズの発生を抑えたゲーム機を提供する。
【解決手段】遊技機において、内部に筐体フレームを有する筐体と、この筐体を揺動自在に支持する揺動フレームと、前記筐体を揺動させる揺動装置と、前記筐体フレームに固定され、少なくとも一方の面の略全域が接地面である取付基盤と、前記取付基盤の上方に配置され、抽選球が入る複数の抽選穴を有する抽選盤と、前記取付基盤に取付けられ、前記抽選穴に抽選球が入ったことを検出する検出装置と、前記抽選盤の位置から上方に延び、前記筐体フレームおよび前記接地面と電気的に接続される支柱と、を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】遊技機において、内部に筐体フレームを有する筐体と、この筐体を揺動自在に支持する揺動フレームと、前記筐体を揺動させる揺動装置と、前記筐体フレームに固定され、少なくとも一方の面の略全域が接地面である取付基盤と、前記取付基盤の上方に配置され、抽選球が入る複数の抽選穴を有する抽選盤と、前記取付基盤に取付けられ、前記抽選穴に抽選球が入ったことを検出する検出装置と、前記抽選盤の位置から上方に延び、前記筐体フレームおよび前記接地面と電気的に接続される支柱と、を備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ゲーム機に関し、特に、抽選盤に形成された抽選穴に対して抽選球が入ったことに基づき遊技の結果を決定するゲーム機に関する。
従来から、マトリクス状に割り当てられた各マス目に各種の識別情報が付されたビンゴカードを用い、抽選により当選した識別情報が該当するマス目に穴をあけ、縦、横、斜めのいずれか一列について早く穴をあけて揃えてあがった者を勝ちとするビンゴゲームが行われている。
ビンゴゲームは通常は紙製のビンゴカードが用いられるが、このゲームを模した電子制御のゲーム機(例えば、特許文献1参照)も種々開発されている。このようなゲーム機では、その表示装置にビンゴカードを表示し、抽選により当選した識別情報がそのビンゴカード上に存在するとき、そのセルを有効化して、他のセルと識別可能に表示する。一般には、識別情報を付した複数の抽選穴を抽選盤に設け、その抽選穴に抽選球が停止した場合に、その抽選球が停止した識別情報に対応するマスを有効化するような構成となっている。ゲーム機は、多人数のゲームプレイヤの参加が可能であることから、遊技場に設置されることが多い。
このようなゲーム機の開発においては、遊技の面白みを更に増大させるため、例えば、ゲーム機の一部を動かして抽選球が抽選穴に停止する条件をダイナミックに変動しゲームに変化を与えたり、ゲームに設定されたテーマに沿った装飾を、ゲーム機自体に施したりといった試みもなされている。
特開2001−161888号公報
ところで、ゲーム機が設置される遊技場では、ゲーム機や両替機といった機器が多数密接して設置されている。また、来場者も、例えば携帯電話やオーディオ・ビデオ機器といった機器を使用する。このため、ゲーム機には、他の機器の正常な動作を妨げないことが求められる。特に、ゲーム機が発生する電磁波である放射ノイズの量を、電磁妨害(EMI :electromagenetic interferrence)が引き起こされないよう所定の水準以下にする必要がある。遊技場に設置するゲーム機については、法的なEMI規制の他に、業界独自の規制が設けられている。
しかしながら、遊技場に設置されるゲーム機は、ゲーム機自体、そして、ゲーム機が備える各種装置ともに、大きさや重量が家庭用のゲーム機よりも大規模となっている。そして、各種装置は、高電圧・大電流で駆動されるため、ゲーム機が発生する放射ノイズの量も多くなり易い。特に、ゲーム機本体の一部または全部を動かす場合には、放射ノイズの空間分布が時とともに変動する。このため、ゲーム機がとり得るどのような状況においても、放射ノイズが許容量を超えない必要があり、規定の許容限度に対して十分な余裕を確保する必要がある。
本発明の目的は、遊技の面白みを増大させつつ、放射ノイズの発生を抑えたゲーム機を提供することである。
より具体的には、本発明では、以下のようなものを提供する。
(1) 内部に筐体フレームを有する筐体と、この筐体を揺動自在に支持する揺動フレームと、前記筐体を揺動させる揺動装置と、前記筐体フレームに固定され、少なくとも一方の面の略全域が接地面である取付基盤と、前記取付基盤の上方に配置され、抽選球が入る複数の抽選穴を有する抽選盤と、前記取付基盤に取付けられ、前記抽選穴に抽選球が入ったことを検出する検出装置と、前記抽選盤の位置から上方に延び、前記筐体フレームおよび前記接地面と電気的に接続される支柱と、を備えたゲーム機。
(1)の発明によれば、筐体内部の筐体フレームに固定される取付基盤は、一方の面の略全域が接地面であり、筐体フレームおよび支柱がこれに電気的に接続されている。検出装置が取付けられる取付基盤と、上方に延びる支柱とが接地されることにより、ゲーム機が発生する放射ノイズが抑制される。また、この支柱は、筐体の揺動に合わせて、抽選盤とともに揺動し、筐体の揺動を視覚的に強調することができる。したがって、発生する放射ノイズを抑制しつつも、筐体の揺動による臨場感を高め、遊技の面白みを増大する。
(2) (1)に記載のゲーム機であって、前記接地面は、前記取付基盤の表面上に設けられた導電性のフィルムであるゲーム機。
(2)の発明によれば、取付基盤の接地面は、導電性のフィルムを表面に貼付け等することによってできるため、取付基盤の材質としては、非導電性のものを採用することができる。したがって、加工の容易な木材や合成樹脂を使って、取付基盤を製造することが可能となる。
(3) (1)または(2)に記載のゲーム機であって、前記支柱には、この支柱と略直交する複数の水平棒が設けられ、前記水平棒は前記支柱に接地されているゲーム機。
(3)の発明によれば、抽選盤の上方に立設される支柱と水平棒を、例えば、船のマストに見立てて装飾することができるが、複数の導電性の水平棒は、支柱とともに接地されるため、放射ノイズを抑制できる。
本発明によれば、筐体内部の筐体フレームに固定される取付基盤は、一方の面の略全域が接地面であり、筐体フレームおよび支柱がこれに電気的に接続されている。検出装置が取付けられる取付基盤と、上方に延びる支柱とが接地されることにより、ゲーム機が発生する放射ノイズが抑制される。
以下、本発明を実施の形態の一例を、図に基づいて説明する。
本実施例のゲーム機310は、コイン、メダル、抽選球またはトークンなどの他、ゲームプレイヤに付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するゲーム機であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
[ゲーム機の構成]
図1は、本実施例におけるゲーム機の概観を示す斜視図である。
図1は、本実施例におけるゲーム機の概観を示す斜視図である。
ゲーム機310は、抽選機312と、複数の遊技端末314とから構成される。このゲーム機310は、複数の遊技端末314A〜314Jによって複数のゲームプレイヤに対して同時にゲームを提供することができる。
抽選機312は、船を模した筐体313から主に構成され、ゲーム機310の中央に配設される。また、抽選機312の中央には、2つの抽選盤338,339が配設される。これら2つの抽選盤338,339には、合計52個の抽選穴340、341(図4参照)が形成される。これら複数の抽選穴340,341には、スペード、クラブ、ハート、ダイヤから構成される第1の符号と、2〜10の数字、A、J、Q、Kの記号から構成される第2の符号の組合せである識別情報が対応付けられている。この識別情報は、抽選結果を決定するためのものである。つまり、抽選盤338,339における複数の抽選穴340,341の夫々には抽選結果を決定するための識別情報が対応付けられている。抽選球が入った複数の抽選穴340,341のいずれかに応じて抽選が行われ、ゲームの結果を決定することとなる。それぞれの抽選盤338,339の中心位置からは、船のマストに見立てた2本の支柱354A,354Bが上方に向かって延びている。支柱354A,354Bには、これらのそれぞれと略直交するように金属製の水平棒355A〜355H金属製の留具によって取付られており、抽選機の装飾である、船の帆の一部となっている。抽選機312には、モータにより構成される揺動装置346(図2参照)が配設されており、船首312Aと船尾312Bとが上下方向に変位するように筐体313が揺動可能となっている。つまり、揺動装置346は、筐体313を揺動させる。なお、本実施例においては、水平面に対して上下に約8度の角度で傾斜可能となっているが、これに限らない。また、この揺動の動作は、船首312Aが、水平面に対して約8度上方に位置する状態から、水平面に対して約8度下方に位置する状態までの時間は、約12秒であるが、これに限らず、約8秒から約16秒であることが好ましい。具体的には、また、これらの揺動の周期は、後述する主制御回路400によって制御可能であり、ゲーム場の管理者等によって変更可能に設定するような構成であってもよい。また、本実施例においては、揺動可能な船型の筐体313を用いるため、ゲームプレイヤに対して、視覚的な演出を行い、興趣の向上を図ることができる。
複数の遊技端末314A〜314Jは、抽選機312の両舷方に配設される。本実施例においては、10箇所の遊技端末314A〜314Jが設けられている。また、複数の遊技端末314A〜314Jには、それぞれメダル払出口382A〜382Jが形成される。なお、図1においては、抽選機312によって隠れた遊技端末314F〜314H、メダル払出口382F〜382Jについては図示しない。
なお、本実施例においては、複数の遊技端末として10台の遊技端末314A〜314Jを備える構成としたが、本発明はこれに限らず、別の態様であってもよく、例えば、10台とは異なる複数の遊技端末を備える構成であってもよく、1台の遊技端末を備える構成であってもよい。
[抽選機の構成]
図2は、本実施例における抽選機312の概観を示す縦断面図である。
図2は、本実施例における抽選機312の概観を示す縦断面図である。
抽選機312は、船の船体を模した合成樹脂製の筐体313と、筐体を内部で支える金属製の筐体フレーム351とを備える。筐体フレーム351の略中央からは、下向きに支持片351Aが延びており、支持片351Aには揺動軸348が設けられている。筐体313および筐体フレーム351は、抽選機の台座となる揺動フレーム359に、揺動軸348を中心に、揺動自在に支持されている。抽選機312の揺動フレーム359には、揺動装置346が設けられており、支持片351Aを移動させる。このことにより、筐体313は、揺動軸348を中心に、傾動可能となっている。
筐体フレーム351の上には、抽選機312の各種装置を制御する制御装置を取付けるための、木製の取付基盤352が固定して取付けられている。取付基盤352の上には、制御装置の一つとして、後に説明する制御回路基板353が取付けられている。
抽選機312の船尾312Bには高揚装置の一例としてのスクリューコンベア320が配設される。このスクリューコンベア320は、抽選に用いられた抽選球を、抽選機312の内部を介して抽選盤338,339よりも上方に搬送するための装置である。なお、本実施例における抽選球は、直径が約60ミリメートルであるが、別の態様であってもよく、例えば、直径が約60ミリメートル以上であっても、以下であってもよい。また、抽選球は、赤外線を通過しない材質、または、赤外線を通過しない加工を施したものであることが好ましく、光学センサ等、各種のセンサによって容易に検知されることとなる。
このスクリューコンベア320は、搬送開始位置320Dから所定の角度の傾斜で上方に向かって延びる螺旋体320Aと、螺旋体320Aに沿って延びる支持板320Bと、螺旋体320Aを回動させる抽選球上昇モータ320Cとで構成される。螺旋体320Aには、抽選球の半径よりも大きい曲率半径を有する溝が螺旋状に設けられる。抽選球上昇モータ320Cを駆動させることによって、螺旋体320Aが回動し、螺旋体320Aにおいて螺旋状に形成された溝と支持板320Bとの間に保持された状態で抽選球が上方に搬送される。スクリューコンベア320は、搬送する抽選球302を視認可能に搬送する。
スクリューコンベア320の上端には抽選球誘導部324の一端が配設される。抽選球誘導部324には誘導通路(図示せず)が形成される。抽選球誘導部324は、スクリューコンベア320によって搬送された抽選球を、誘導通路を介して誘導する。
また、抽選機312の上方には、抽選球保持部332が配設される。抽選球保持部332は、筐体313に立設され、前記抽選盤の中心の位置から上方に延びる支柱354A,354Bによって支えられる。この抽選球保持部332は、ゲームプレイヤ等から視認可能にするために、透過性を有する樹脂から形成される。このため、ゲームプレイヤに対して、抽選球の残り球数を明示することができる。この抽選球保持部332は、上方に開放した形状であり、抽選球誘導部324から誘導された抽選球を保持する。また、抽選球保持部332の底面には、1球の抽選球を通過させるための開口(図示せず)が形成されている。
抽選球保持部332の下方には、円柱状であり、投入部の一例としての回転体328が配設される。この回転体328は、抽選球保持部332の底面に形成された開口を塞ぐ機能を有する。これによって、抽選球が抽選球保持部332に保持された状態を維持する。
また、回転体328には、1球の抽選球を保持するための保持穴(図示せず)が形成される。回転体328の縁端には、回転モータ326(図10参照)等から構成される駆動部(図示せず)が配設される。駆動部が駆動されることによって、回転体328が回転する。回転体328を回転させることによって、保持穴を上方に開放した状態とし、抽選球保持部332に保持された1球の抽選球を、開口を介して保持穴に落下させる。更に、回転体328を回転させることによって、抽選球保持部332に形成された開口を塞ぐとともに、1球の抽選球が保持穴に保持した状態とする。更に、回転体328を回転させることによって、抽選球保持部332に形成された開口を塞ぐとともに、保持穴を下方に開放した状態とし、保持穴に保持された1球の抽選球を下方に落下させる。このように、抽選球保持部332に保持された1球の抽選球が抽出され、落下することとなる。つまり、回転体328は、スクリューコンベア320によって搬送された抽選球を上方から面部338A、339Aに投入する機能を有する。また、この回転体328は、透過性を有する樹脂から形成され、保持穴に保持された抽選球がゲームプレイヤに対して視認可能な状態となる。このため、ゲームプレイヤに対して、ゲームの進行を明示することができる。
回転体328の下方には、透過性を有する抽選球受け部334が配設される。この抽選球受け部334は、その上方に配設された回転体の保持穴から落下される抽選球を受け取るためのものである。このため、回転体328の保持穴から落下した抽選球は、ゲームプレイヤに対して視認可能な状態で抽選球受け部334に保持される。抽選球受け部334は、受け取った抽選球を、2つの抽選盤338,339のいずれかに投入するための切欠き334C、334D(図4参照)が形成される。抽選機312が揺動する機能を有するため、その傾斜角度に応じて、抽選球受け部334に保持される抽選球は、2つの抽選盤338,339のいずれかに誘導されることとなる。
抽選球受け部334の切欠き334C、334D(図4参照)には、抽選球が通過可能な投入路が形成されたスロープ336A、336Bが配設される。これらスロープ336A、336Bは、抽選球受け部334に保持された抽選球を抽選盤338,339のいずれかに投入するためのものである。スロープ336A、336Bは透過性を有する樹脂から形成される。このため、スロープ336A、336Bを通過する抽選球は、ゲームプレイヤに対して視認可能な状態となる。このように、上述したスクリューコンベア320、回転体328、スロープ336A,336B等は、後述するように、複数の抽選穴340,341から排出された抽選球を、回収通路350を介して、抽選盤338,339に投入可能とする。
抽選球保持部332を支える金属製の支柱354A,354Bは、取付基盤352の接地面356の表面に設けられた接地面356(図3参照)に、それぞれ導線358A,358Bにより接続されている。
スロープ336A、336Bの下端には、2つの抽選盤338,339が配設される。これら抽選盤338,339には、抽選球が転動可能であり、筐体313に対して水平な面を有する面部338A、339Aがそれぞれ形成される。つまり、抽選盤338,339には、抽選球が転動可能な面部338A、339Aが形成され、それら面部338A、339Aの上面には複数の抽選穴340,341が形成される。また、これら2つの抽選盤338,339は、面部338A、339Aの上面に対して水平に回転可能である。
これら面部338A、339Aの上面には、1球の抽選球を保持するための複数の抽選穴340,341が形成される。これら複数の抽選穴340,341は、1球の抽選球が約5分の2突出するような深さである。このため、これら複数の抽選穴340,341に入った抽選球は、ゲームプレイヤに対して視認可能に保持され、更には、次以降に投入された抽選球が、複数の抽選穴340,341に保持される抽選球に衝突し、転動の方向を変えるようになる。後述するように、抽選穴340,341に入った抽選球は、1回の遊技が終了するまでは、抽選盤338,339の回転に伴い、抽選穴340,341に保持された状態で移動する。
なお、抽選盤338,339の下方には、抽選盤338,339の回転に伴い抽選穴340,341が通過する位置に開閉自在の開閉シャッタ344(344A、344B)(図7)が設けられる。ゲーム中においては、この開閉シャッタ344A、344Bが閉状態に制御されており、抽選盤338,339は、抽選穴340,341に入った抽選球を保持する。ゲームが終了した後には、開閉シャッタ344A、344Bが開状態に制御され、複数の抽選穴340,341に入った抽選球が、抽選盤338,339の下に設けられた排出通路347(図7)、回収通路350を介して排出される。
抽選穴340,341には、図7に示すように、それぞれ入球検知センサ349(図7においては、入球検知センサ349A、349Bを示す)が配設される。入球検知センサ349は、抽選球が複数の抽選穴のいずれかに入ったことを検知する。そして、抽選盤338,339における複数の抽選穴340,341のいずれかに抽選球が入ったことを条件として、その抽選球が入った抽選穴に応じて識別情報を選択することとなり、その選択された識別情報に基づいてゲームの結果を決定することとなる。つまり、複数の抽選穴340,341のいずれかに抽選球が入ったことを条件として、その抽選球が入った複数の抽選穴340,341のいずれかに対応付けられた識別情報に基づいてゲームの結果を決定することとなる。なお、本実施例においては、複数の抽選穴340,341毎に一つの入球検知センサ349を備えるように構成したが、別の態様であってもよく、例えば、抽選球が入ったことを直ちに検知するように、複数の抽選穴毎に複数の入球検知センサを備えるように構成してもよい。また、製造行程における作業の軽減とコストの軽減を図るために、複数の抽選穴毎に入球検知センサを備えない構成であってもよい。つまり、複数の抽選穴に抽選球が入ったことを2つの入賞検知センサを用いて検知するように構成してもよい。例えば、抽選盤の下部に固定式のセンサを設け、抽選盤が回転してセンサが抽選球の通過を検知した時の抽選盤の回転位置から、抽選球の入った抽選穴を特定することとしてもよい。
抽選盤338,339の下方には、回収通路350が設けられる。排出された抽選球は回収通路350の中に落下する。回収通路350は高揚装置の搬送開始位置まで続いており、抽選球は搬送開始位置の方へ案内されながら回収通路350の内部を転動する。
船尾312B側が船首312A側よりも低くなるように抽選機312が揺動されることによって、回収通路350に保持された抽選球は螺旋体320Aの下端に導出されることとなる。
抽選球保持部332の上方には、複数のLED等から構成されるドットLED表示装置327が配設される。このドットLED表示装置327には、ゲームにおけるラウンド数が表示される。また、抽選機312の中央には、STARTランプ329が配設される。このSTRATランプ329は、抽選球が回転体328の保持穴から抽選球受け部334に落下する際に、内蔵されたランプが点灯され、STARTという文字が、ゲームプレイヤに対して視認可能に表示される。また、ゲーム機310には、複数の照明装置(図示せず)を設けることで、帆船型の抽選機312を様々な色でライトアップすることを可能とし、揺動操作とあわせて様々な演出を可能としている。
[筐体フレーム、取付基盤]
図3は、筐体313内部の筐体フレーム351および取付基盤352を示す部分断面図である。筐体フレーム351は、並行に配置された複数の金属製の管により構成される。筐体フレーム351を構成する管は、方形の断面を有しているため、上部が平らな面となっている。筐体フレーム351の上には、木製の取付基盤352がボルト等で固定されている。取付基盤352の上には、略全面にアルミ箔からなる導電性のフィルムが貼り付けてあり、取付基盤352上の接地面356を構成している。アルミ箔を貼り付ける構成とすることにより、取付基盤352自体を導体材料とする必要がなく、材料選択の自由度が高まる。本実施例においては、取付基盤352の材料に木材を用いることにより、軽量で、加工が容易となっている。
図3は、筐体313内部の筐体フレーム351および取付基盤352を示す部分断面図である。筐体フレーム351は、並行に配置された複数の金属製の管により構成される。筐体フレーム351を構成する管は、方形の断面を有しているため、上部が平らな面となっている。筐体フレーム351の上には、木製の取付基盤352がボルト等で固定されている。取付基盤352の上には、略全面にアルミ箔からなる導電性のフィルムが貼り付けてあり、取付基盤352上の接地面356を構成している。アルミ箔を貼り付ける構成とすることにより、取付基盤352自体を導体材料とする必要がなく、材料選択の自由度が高まる。本実施例においては、取付基盤352の材料に木材を用いることにより、軽量で、加工が容易となっている。
取付基盤352は、接地面356の上から筐体フレーム351に金属ボルト等で固定されており、筐体フレーム351は、アルミ箔の接地面356と電気的に接続される。取付基盤352の接地面356上には、各種の制御基板、例えば、制御回路基板353が取付けられている。それぞれの基板のグランドは、接地面356に接続されている。また基板の中には、シールドケース357に覆われた状態で取付基盤352に取付けられるものもある。この場合、シールドケース357が接地面356に直接接触するため、両者は電気的に接続される。なお、制御回路基板353は、抽選穴に抽選球が入ったことを検出する検出装置の機能を有するものである。
取付基盤352は、筐体313の内部を水平に2分するように、広い範囲に渡って筐体313内に配置されている(図2)。そして、取付基盤352上の略全面は接地面356となっていることから、筐体内部に水平に広い接地面を有し、これが筐体フレームと接地されている。このことにより、ゲーム機310が発生する放射ノイズが抑制される。また、接地面356は、筐体313の内部を水平に2分しているため、接地面356の下に配置されている揺動装置346のモータにより発生され、この上に配置される制御回路基板353等の制御基板に到達する放射ノイズの量を低減することができる。
取付基盤352の接地面356には、支柱354A(図2)に接続された導線358Aが接続されている。なお、図3には図示しないが、支柱354B(図2)に接続された導線358Bも、導線358Aと同様に、接地面356に接続されている。このように、支柱354A,354Bは、取付基盤352の接地面356に電気的に接続されている。また、支柱354A,354Bはそれぞれ、水平棒355A〜355Dおよび355E〜355Hに電気的に接続されているため、支柱354A,354Bおよび水平棒355A〜355Hはすべて接地されている。支柱354A,354Bの付近には、抽選球保持部332で抽選球の移動を制御するモータや、照明ランプが隣接し、これらに流れる電流の変動により発生する放射ノイズは、金属製の支柱354A,354Bおよび水平棒355A〜355Hをアンテナとして拡散してしまう場合がある。しかし、支柱354A,354Bおよび水平棒355A〜355Hを接地することによって、放射ノイズの拡散を抑止することができる。このように、支柱354A,354Bが接地されることにより、ゲーム機が発生する放射ノイズが抑制される。支柱354A,354Bは、筐体313の揺動に合わせて、抽選盤338,339とともに揺動し、筐体313の揺動を視覚的に強調する。したがって、発生する放射ノイズを抑制しつつも、筐体の揺動による臨場感を高め、遊技の面白みを増大することができる。
また、取付基盤352の接地面356は、筐体フレーム351、支持片351A、および揺動軸348を通じて揺動フレーム359に電気的に接続されている。更に、揺動フレーム359は、揺動装置346のモータ筐体に電気的に接続されている。したがって、これらはすべて接地されるため、放射ノイズの発生を抑止できる。
[抽選球受け部]
図4は、抽選球受け部334、スロープ336A、336Bを示す上面図である。抽選球受け部334には、凹部334Aが形成される。この凹部334Aは、上述した回転体328の保持穴から落下する抽選球を受け取るためのものである。また、抽選球受け部334の側面334Bには、2箇所の切欠き334C、334Dが形成される。このため、凹部334Aに受け取られた抽選球は、抽選機312が揺動されることによって、2箇所の切欠き334C、334Dのいずれかから、凹部334Aの外部に転動することとなる。
図4は、抽選球受け部334、スロープ336A、336Bを示す上面図である。抽選球受け部334には、凹部334Aが形成される。この凹部334Aは、上述した回転体328の保持穴から落下する抽選球を受け取るためのものである。また、抽選球受け部334の側面334Bには、2箇所の切欠き334C、334Dが形成される。このため、凹部334Aに受け取られた抽選球は、抽選機312が揺動されることによって、2箇所の切欠き334C、334Dのいずれかから、凹部334Aの外部に転動することとなる。
これらの切欠き334C、334Dには、スロープ336A、336Bの上端が接続される。また、スロープ336A、336Bの下端は、上述したように、それぞれ抽選盤338,339の上方に配置される。このため、これらのスロープ336A、336Bは、上述した抽選球受け部334の切欠き334C、334Dから抽選球受け部334の外部に転動される抽選球を受け入れ、抽選盤338,339のいずれかに誘導することとなる。また、これらのスロープ336A、336Bのそれぞれは、抽選盤338,339の回転方向と同じ方向に向かって抽選球を投入するように配設される。なお、本実施例においては、スロープ336A、336Bを直線的に形成したが、直線的に形成しなくてもよく、例えば、カーブを有するように形成してもよい。
[抽選盤]
図5は、抽選機312および抽選盤338,339を示す上面図である。なお、抽選盤339は、抽選盤338と同じような構成であるため説明を省略する。抽選機312には、図5に示すように、上述したように2つの抽選盤338,339が配設される。2つの抽選盤338,339には、複数の抽選穴340,341を設けることができるので、例えば、1つの抽選盤を用いた場合と比べ、多くの抽選穴を設けることに伴う無駄なスペースを取ることなく、ゲーム場における設置スペースを有効に利用することができる。これによって、多くの抽選穴を設けることができ、例えば、配当に幅を持たせる等、興趣の増大を図ることができる。
図5は、抽選機312および抽選盤338,339を示す上面図である。なお、抽選盤339は、抽選盤338と同じような構成であるため説明を省略する。抽選機312には、図5に示すように、上述したように2つの抽選盤338,339が配設される。2つの抽選盤338,339には、複数の抽選穴340,341を設けることができるので、例えば、1つの抽選盤を用いた場合と比べ、多くの抽選穴を設けることに伴う無駄なスペースを取ることなく、ゲーム場における設置スペースを有効に利用することができる。これによって、多くの抽選穴を設けることができ、例えば、配当に幅を持たせる等、興趣の増大を図ることができる。
抽選盤338,339は、上方から見て円形状となっている。これら抽選盤338,339は、船を模した筐体313の甲板上の位置に回転自在に配設される。また、抽選盤338の回転速度は、標準的には、一周8〜12秒で回転する速度であるが、後述する主制御回路400によって制御可能であり、例えば、一周5秒〜12秒の間で変更可能に設定する構成であってもよい。なお、本実施例においては、抽選盤338,339は、それぞれの中央に位置する抽選盤回転モータ335、337(図10参照)によって軸回転するように構成するが、別の態様であってもよく、例えば、回転するための動力を外周、底面等の他の箇所から伝達するように構成してもよい。抽選盤338,339には、抽選球を転動可能にする面部338A、339Aが形成される。また、これら抽選盤338,339は、抽選球がスロープ336A、336Bから投入される方向(矢印A1、A2参照)と同じ方向(矢印B1、B2参照)に回転する。具体的には、抽選盤338は、時計回りに回転し、スロープ336Aは、図5に示すように、時計回り方向の向きに設置される。このため、抽選球が抽選盤338,339上を転動する場合には、その速度が急激に低下することはない。したがって、極めて短い間に抽選球が複数の抽選穴340,341のいずれかに入る可能性は低い。また、抽選盤338,339が回転することにより、スロープ336A、336Bから順次投入されるそれぞれの抽選球の速度に変化を与えることなく、抽選を行うことができる。抽選盤338,339が回転しない、つまり抽選穴340,341の位置が変位しない場合には、一定の速度で抽選球を投入すると、複数の抽選穴340,341のうち特定のものに抽選球が入り易い、あるいは入り難いといった不均等なゲームとなる。抽選盤338,339の回転により、抽選が不均等となるのを防止できる。
また、2つの抽選盤338,339の間には、連結テーブル390が設けられる。この連結テーブル390は、抽選盤338,339の面部338A、339Aと水平な面を有する。このため、抽選盤338,339の間で抽選球を転動させることができる。また、筐体313が傾斜(揺動)されることに応じて、複数の抽選盤338,339を渡って抽選球が転動することとなる。
抽選盤338,339の間には、ガイド部392、394が設けられる。これらガイド部392、394は、抽選盤338,339の外周に沿って、連結テーブル390を挟むような位置に設けられる。これらガイド部392、394は、抽選盤338,339の面部338A、339Aよりも高く、凸形状となっている。抽選球がガイド部392、394に衝突することによって、抽選球の軌道がガイドされる。
また、抽選盤338,339の外側には、バンク部396、398が設けられる。これらバンク部396、398は、抽選盤338,339の外周に沿って設けられる。これらバンク部396、398は、抽選盤338,339の面部338A、339Aよりも高く、凸形状である。つまり、面部338A、339Aの上面より高いバンク部396、398が、それら面部338A、339Aの外周に沿って配設される。このため、スロープ336A、336Bから抽選盤338,339に投入された抽選球は、抽選盤338,339の外部に転動する場合であっても、バンク部396、398に乗り上げ、抽選盤338,339上に再度転動することとなる。また、バンク部396、398から戻る抽選球の軌道は、バンク部396、398に乗り上げた際の勢い、方向によって変わるため、ゲームプレイヤに対して、予測されにくいゲームを提供し、ゲームに対する興趣の向上を図ることができる。更に、バンク部396、398に乗り上げた抽選球が、抽選盤338,339上に転動する場合、その速度が著しく低下することはない。このため、バンク部396、398に乗り上げた抽選球が抽選盤338,339上に転動する場合には、その速度が著しく低下することはない。したがって、極めて短い間に抽選球が複数の抽選穴340,341のいずれかに入る可能性は低く、約10秒〜30秒の間に抽選球が複数の抽選穴340,341のいずれかに入ることとなる。
また、抽選盤338,339は、矢印B1、B2に示すように、逆方向に回転する。このため、抽選盤338に投入された抽選球は、連結テーブル390を介して抽選盤338から抽選盤339に転動することがある。逆に、抽選盤339に投入された抽選球は、連結テーブル390を介して抽選盤339から抽選盤338に転動することがある。したがって、これら抽選盤338、339間を転動することとなる。また、抽選機312には、揺動装置346が配設されているため、抽選機312の筐体313が揺動され、例えば、抽選盤338、339間を8の字の軌跡で転動させ、ゲームプレイヤに対して予測のつきにくい斬新なゲームを提供することができ、ゲームに対する興趣の向上を図ることができる。なお、これら抽選盤338,339、連結テーブル390、ガイド部392、394、バンク部396、398は、透過性を有する樹脂によって形成されたフェンスに囲まれ、そのフェンス外に抽選球が転動するおそれはない。
これら抽選盤338,339には、それぞれ26個の抽選穴340,341が設けられる。抽選盤338に設けられた複数の抽選穴340には、図6に示すように、スペード、ハートが第1の符号として構成される識別情報が割り当てられる。具体的には、抽選盤338に設けられた複数の抽選穴340に、スペードのA、2〜10、J、Q、K、ハートのA、2〜10、J、Q、Kが割り当てられる。一方、抽選盤339に設けられた複数の抽選穴341には、クラブ、ダイヤが第1の符号として構成される識別情報が割り当てられる。具体的には、抽選盤339に設けられた複数の抽選穴341に、クラブのA、2〜10、J、Q、K、ダイヤのA、2〜10、J、Q、Kが割り当てられる。つまり、複数の符号のうちのいずれかを同種とするため、抽選球が転動する場所を視認することによって、ゲームプレイヤの所望とする識別情報を容易に認識させることができ、より一層、焦りや期待感を持たせることができ、ゲームに対する興趣の向上を図ることができる。例えば、抽選球が抽選盤338に転動している場合には、第1の符号がスペード、ハートであると容易に認識することができ、抽選球が抽選盤339に転動している場合には、第1の符号がクラブ、ダイヤであると容易に認識することができる。つまり、2つの抽選盤338,339には、それら2つの抽選盤338,339における複数の抽選穴340,341に、第1の符号のいずれかが同種である識別情報を割り当てることとなる。これによって、例えば、抽選球が転動する抽選盤338,339を視認することによって、ゲームプレイヤの所望とする識別情報を容易に認識させることができ、より一層、焦りや期待感を持たせることができ、ゲームに対する興趣の向上を図ることができる。
[開閉シャッタ、回収通路]
図7は、2箇所の切欠を有する円板である開閉シャッタ344Aがモータ345の回転軸に接合され、設置された状態での構造を示す断面図である。なお、断面図は、抽選球の動きを示すため、抽選盤338の抽選穴が配置された外側の円周に沿った断面を示す。
図7は、2箇所の切欠を有する円板である開閉シャッタ344Aがモータ345の回転軸に接合され、設置された状態での構造を示す断面図である。なお、断面図は、抽選球の動きを示すため、抽選盤338の抽選穴が配置された外側の円周に沿った断面を示す。
抽選盤338は、筐体313の上に配置されているが、抽選盤338の下の筐体313の一部は円形の穴313Aが開いており、この穴に開閉シャッタ344Aが配置されている。抽選が行われているとき、開閉シャッタ344Aは閉状態となっており、抽選穴に入った抽選球は、筐体313および開閉シャッタ344Aに支えられ、それより下に落ちることなく保持される。遊技が終了し、開閉シャッタ344Aがモータ345により90度回転駆動されると、開閉シャッタ344Aの2つの切欠は、それぞれ抽選穴が配置された外側の円周および内側の円周の下に位置する(図7に示す状態)。この状態で抽選盤338が回転すると、開閉シャッタ344Aの上を通過した抽選球は、開閉シャッタ344Aの切欠を通過して排出通路347Aへと落ちる。このようにして、抽選盤338の複数の抽選穴340に保持されていた抽選球は、抽選盤338が1回転することによりすべて排出通路347Aから排出される。そして、排出通路347Aの下方にある回収通路350に入る。すべての抽選球の排出が完了した場合には、モータ345により、開閉シャッタ344Aを再び90度回転駆動して、閉状態にする。このような構成により、すべての抽選穴340毎に排出機構を設ける必要がなく1箇所に集中できるので、機構を簡潔にできるとともに、ゲーム機の製造費用も低減できる。なお、抽選球が排出通路347Aから排出される抽選球の単位時間当たり個数(球数)は、抽選盤338の回転速度に依存する。抽選盤338の回転を速めると、単位時間に排出される抽選球の球数は多くなる。
[遊技端末]
ゲーム機310における遊技端末314Aについて図8を用いて説明する。図8は、遊技端末314Aの操作部分を遊技者の位置から見た斜視図である。なお、遊技端末314B〜314Jについては、同じような構成であるため説明を省略する。
ゲーム機310における遊技端末314Aについて図8を用いて説明する。図8は、遊技端末314Aの操作部分を遊技者の位置から見た斜視図である。なお、遊技端末314B〜314Jについては、同じような構成であるため説明を省略する。
遊技端末314Aは、表示装置370A、タッチセンサ372A(図11)、2つのダイヤル376A、377A、メダル投入口378A、主制御回路500A(図11)から主に構成される。
遊技端末314Aの上部には表示装置370Aが設けられている。表示装置370Aにはゲームプレイヤに割り振られたビンゴゲーム用のマトリクス・カード画像や、その他の情報、またはオプショナル・ゲームの画像などが表示される。つまり、表示装置370は、複数の行および複数の列の複数の升(セル)から構成され、当該複数の升の各々に識別情報が割り当てられたマトリクスを表示する。そして、後述するように、主制御回路400等によって選択された識別情報が、複数の升の各々に割り当てられた識別情報のいずれかと一致することを条件として、主制御回路500A等は、当該識別情報のいずれかに対応する升を有効化する制御を行い、有効化する制御が行われた結果が所定の態様であることを条件として配当を付与させる制御を行うこととなる。このように構成することによって、ゲームプレイヤに対して、表示装置370A上に表示される各種情報を視認可能な状態で、ゲームが進められる。
更に、抽選盤338,339の全体像を撮るカメラ(図示せず)を抽選機312に備え、撮影された画像を表示装置370A上に表示することで、抽選盤338,339のいずれかが観づらい場合においても、ゲームプレイヤに対して抽選盤338,339を視認可能とすることもできるように構成してもよい。
また、表示装置370Aには、タッチセンサ372Aから主に構成されるタッチパネルが設けられる。これによって、表示装置370Aに触れることで各種のデータの入力や指示が可能となるゲーム環境をゲームプレイヤに対して提供することができる。
なお、本実施例においては、タッチセンサ372Aにより様々な入力操作が可能となっているが、それ以外の操作態様であってもよく、例えば、複数の操作ボタンを備え、様々な入力操作が行えるように構成してもよい。
表示装置370Aのゲームプレイヤ側には、台座部374Aが設けられる。この台座部374Aの上面には、上下に層を成して位置する2つのダイヤル376A、377Aが設けられている。このダイヤル376A、377Aを用いることで、通常の操作ボタンの押動やタッチパネルに触れることのみでは困難な操作が可能なゲーム環境をゲームプレイヤに対して提供することができる。
例えば、本実施例においては、表示装置370Aに表示されたビンゴゲーム用のマトリクス画像において、マトリクス画像の外周におけるビンゴ升に割り当てられた識別情報を、その外周に沿って隣り合うビンゴ升に移動させることなどができる。これまでは、第2識別情報の移動を連続的に行いたい場合、通常の操作ボタンの押動やタッチパネルに触れることのみでは何度も操作を繰り返さなければならず、非常に面倒なものであった。そこで、ダイヤル376A、377Aのような入力装置を用いれば、1つの動きで連続的な操作が可能となるので、ゲームプレイヤに対して操作性の高いゲームを提供することができる。また、画面上においてスクロールを行う場合や、ポインタを移動させる場合などのアナログ的な動きに対しても非常に簡単に操作することができ、ゲームプレイヤに対して操作性の高いゲームを提供することができる。
また、ダイヤル376A、377Aの右側方には、メダルを投入するためのメダル投入口378Aが設けられる。また、メダル投入口378Aの内部には、メダルセンサ380A(図11参照)が配設される。このメダルセンサ380Aは、メダル投入口378Aにメダルが投入されたことを検知する。このように、ゲームプレイヤによってメダル投入口378Aにメダルが投入された場合には、メダルセンサ380Aによってメダルが投入されたことを検知される。
また、台座部374Aの内部には、主制御回路500Aが配設され、上述した各種の装置を制御することとなる。
[ゲーム機のシステム構成]
ゲーム機310におけるシステムの構成について図9を用いて説明する。
ゲーム機310におけるシステムの構成について図9を用いて説明する。
ゲーム機310は、図9に示すように、抽選機312の制御を行う抽選機制御装置360と、遊技端末314A〜314Jとから主に構成される。
抽選機制御装置360は、10台の遊技端末314A〜314Jと通信可能に接続される。また、この抽選機制御装置360は、10台の遊技端末314A〜314Jと各種のデータ、信号を送受信することによって、遊技端末314A〜314Jを制御することができる。
[抽選機の電気的構成]
ゲーム機310の抽選機312における電気的構成について図10を用いて説明する。
ゲーム機310の抽選機312における電気的構成について図10を用いて説明する。
入球検知センサ349は、図10に示すように、主制御回路400のインターフェイス回路群402に接続される。入球検知センサ349によって、複数の抽選穴340,341のいずれかに抽選球が入った場合には、インターフェイス回路群402を介して、所定の信号が入出力バス404に供給される。入出力バス404は、中央処理回路(以下、CPUと称する)406にデータ信号またはアドレス信号を入出力する。なお、主制御回路400は、制御回路基板353に配置される。したがって、制御回路基板353に配置される主制御回路400は、抽選球通過検知センサ351からの検知信号により、抽選球が入った抽選穴340,341を検出する検出装置としての機能を有する。
更には、インターフェイス回路群402には、通信制御回路414A〜414Jが接続される。この通信制御回路414A〜414Jは、抽選機制御装置360と遊技端末314A〜314Jとを通信可能に接続するためのものである。
上述した入出力バス404には、ROM(リード・オンリー・メモリ)408、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)410も接続されている。ROM408は、抽選機制御装置360におけるゲームに関する処理を制御する制御プログラムを記録する。更に、ROM408は、制御プログラムを実行するための初期データ、各種のプログラム等を記憶する。また、RAM410は、上述したプログラムで使用するフラグや変数の値を記憶する。
更に、入出力バス404には、インターフェイス回路群412が接続される。インターフェイス回路群412には、抽選球上昇モータ320C、回転モータ326、抽選盤回転モータ335および337、開閉シャッタ344のモータ345、揺動装置346、および、開閉ゲート352が接続されている。これによって、CPU406によって各種の装置が制御され、上述した抽選機312の駆動が可能となる。
[遊技端末の電気的構成]
ゲーム機310の遊技端末314Aにおける電気的構成について図11を用いて説明する。なお、遊技端末314B〜314Jについては、同じような構成であるため説明を省略する。なお、これら遊技端末は、抽選機312の主制御回路400とともに遊技内容決定装置として機能する。
ゲーム機310の遊技端末314Aにおける電気的構成について図11を用いて説明する。なお、遊技端末314B〜314Jについては、同じような構成であるため説明を省略する。なお、これら遊技端末は、抽選機312の主制御回路400とともに遊技内容決定装置として機能する。
メダルセンサ380Aは、図11に示すように、主制御回路500Aのインターフェイス回路群502Aに接続される。メダルセンサ380Aによってメダル投入口378Aからメダルが投入された場合には、インターフェイス回路群502Aを介して、所定の信号が入出力バス504Aに供給される。入出力バス504Aは、中央処理回路(以下、CPUと称する)506Aにデータ信号またはアドレス信号を入出力する。
また、タッチセンサ372Aも、主制御回路500Aのインターフェイス回路群502Aに接続される。タッチセンサ372Aは、表示装置370Aに表示された指示内容の表示位置がゲームプレイヤによって触れられたことを検知した場合には、当該指示内容に対応する信号をインターフェイス回路群502Aに供給する。
また、上述したインターフェイス回路群502Aには、ダイヤル376Aおよび377Aが接続される。ゲームプレイヤによってダイヤル376Aまたは377Aが回動された場合には、それぞれの回転角度に対応する信号をインターフェイス回路群502Aに供給する。
更には、インターフェイス回路群502Aには、通信制御回路514Aが接続される。この通信制御回路514Aは、抽選機制御装置360と遊技端末314Aとを通信可能に接続するためのものである。
上述した入出力バス504Aには、ROM(リード・オンリー・メモリ)508A、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)510Aが接続されている。ROM508Aは、遊技端末314Aにおけるゲームに関する処理を制御する制御プログラムを記録する。更に、ROM508Aは、制御プログラムを実行するための初期データや、表示装置370Aにおける表示制御をするプログラム等を記憶する。また、RAM510Aは、上述したプログラムで使用するフラグや変数の値を記憶する。
更に、入出力バス504Aには、インターフェイス回路群512Aが接続される。インターフェイス回路群512Aには、スピーカ586A、ホッパー588Aが接続されており、インターフェイス回路群512Aは、CPU506Aにおける演算処理の結果に応じて上述した装置の各々を制御すべく駆動信号や駆動電力を供給する。
更にまた、インターフェイス回路群512Aには、表示制御装置600Aが接続される。表示制御装置600Aは、主制御回路500Aから供給される画像表示命令に基づいて、画像を表示させるための画像信号を表示装置370Aに供給する。
[遊技端末の待機画面]
図12を参照して、遊技端末314Aの表示装置370Aに表示される待機画面を説明する。
図12を参照して、遊技端末314Aの表示装置370Aに表示される待機画面を説明する。
なお、以下、図12および13では、本発明を、5×5個のビンゴ升を持つビンゴカードを用いるビンゴゲームに適用した実施例を示す。従来のビンゴゲームは、5×5個のビンゴ升を持つビンゴカードに対して、25個の数字から1/25の確率で所定個数の数字の抽選を行い、抽選された数字がビンゴカードにあるときにその数字に対応したビンゴ升を有効化し、ビンゴカードの縦、横、斜めのラインで5つの有効化されたビンゴ升が揃うとビンゴ役が成立とするものが主流であった。本実施例では、従来のビンゴゲームで用いる識別情報としての数字に代えて、トランプの図柄(ジョーカを1枚、または2枚含んでもよいし、ジョーカを全く含まなくてもよい。また、識別情報の抽選とは無関係に特定のビンゴ升を有効化したフリースポットをジョーカとしてもよい)を識別情報に用い、1/52の確率(または1/53、1/54の確率でもよい)で抽選を行い、従来のビンゴ役に加えてポーカ役(例えば、ワンペア、ツーペア、スリーカード、ストレート、フラッシュ、フルハウス、フォーカード、ストレートフラッシュ、ロイヤルフラッシュ、ファイブカードなど)が成立してもよいとし、ビンゴ役またはポーカ役に応じた配当がゲームプレイヤに付与される。そして、ビンゴカードの特定の同一ライン上でポーカ役とビンゴ役が同時に成立してもよいとし、その場合はポーカ役に相当する配当とビンゴ役に相当する配当の両方がゲームプレイヤに付与されるとした。しかし、従来のビンゴゲームよりもビンゴ升が有効化される確率が低くなり、ビンゴ役が成立する可能性が低くなった。そこで、従来ビンゴカードの縦、横、斜めのラインで5つの有効化されたビンゴ升が揃うとビンゴ役が成立としていたが、5つに限らず、3つまたは4つでも有効化されたビンゴ升が揃うとビンゴ役が成立と見なすこととした。
また、遊技にかかわる遊技端末314の操作の受付は、本実施例においては、ダイヤル376A、およびダイヤル377A(いずれも図8参照)による操作を除き、すべてタッチパネル方式によるものとする。すなわち表示装置370Aの表面にタッチセンサ372A(図11参照)を備え、ゲームプレイヤは表示装置370Aの所定の触接部に触接することによって、自身が意図する遊技端末の操作が行えるものとする。ただし、本発明はこれに限定されず、タッチパネル式によらない操作受付の方法を採用してもよく、例えば、所定のスイッチ類を設けてゲームプレイヤの操作を受け付けるようにしてもよい。
図12は、遊技端末314において遊技のエントリを受け付ける画面を遊技端末314表示装置370Aに表示した一例であり、この画面においては、遊技のエントリの操作を受け付ける触接部480、触接部481およびダイヤル376A、377A(図8参照)の操作が有効である。その他、ダイヤル376A、ダイヤル377A(いずれも図8参照)などの操作は無効であり、メダル投入口378A(図8参照)へのメダル投入も無効で、投入されたメダルはメダル払出口382Aからゲームプレイヤに対し返却される。また、表示装置370Aに表示されたビンゴカードにマトリクス状にトランプカードの図柄を配置したビンゴ升も、すべて相対的に暗く表示される、あるいは網掛けされているなどの方法によって、まだ抽選に当選しておらず有効化されていないビンゴ升であることが示される。以下、ビンゴ升の有効化とは、抽選機312において抽選されたトランプの図柄と同一の図柄を配置されたビンゴ升が存在するとき、そのビンゴ升をそれ以外のビンゴ升と区別して認識できるように表示する処理を指すとする。ビンゴ升の有効化の処理により、例えば、ビンゴ升が相対的に明るく表示される、または網掛けが解除されて表示される。なお、遊技端末314の待機画面のビンゴカードのビンゴ升は、抽選機312における識別情報の抽選により有効化されることはない。また、表示装置370Aに示されたラインオッズやポーカオッズの値が、ゲームプレイヤによる何らかの操作により変化することもない。
なお、遊技端末314の待機画面に示された5×5個のビンゴ升を持つビンゴカードに表示されたトランプの図柄の配置は、遊技エントリ後の遊技に使用するビンゴカードの配置とは異なる。ここではあくまでデモ画面としての表示であり、遊技エントリ後に改めてビンゴカードに表示されたトランプの図柄の配置の決定を行う。
ゲームプレイヤにより、触接部480または触接部481が触接されることにより、遊技へのエントリが受け付けられる。この遊技エントリが遊技端末314によって受け付けられると、図13の画面に表示が変化する。
[遊技エントリ後の遊技端末の画面]
図13を参照して、遊技端末314の表示装置370Aに表示される、遊技エントリ後の画面を説明する。
図13を参照して、遊技端末314の表示装置370Aに表示される、遊技エントリ後の画面を説明する。
図13は、トランプの図柄を持つ5×5個のビンゴ升により構成されたビンゴカードが決定され表示された画面を示す。このとき、特定のライン上に所定のポーカ役(例えば、5枚のトランプカードで成立するポーカ役、すなわち、ストレート、フラッシュ、フルハウス、ストレートフラッシュ、ロイヤルフラッシュ)を予め含むような配置にトランプの図柄が配置される。このように高配当の役を予めビンゴカードに用意しておくことにより、ゲームプレイヤの期待感を高める効果がある。なお、前述の所定のポーカ役以外のビンゴ升には、トランプカードの図柄をランダムに配置する。また、触接部480および触接部481の表示が消去され、後述する全リーチ状態表示部483の表示が現れる。この画面の状態では、一定の時間(例えば、45秒間などの所定の時間)ゲームプレイヤのメダル投入に基づくBET操作やダイヤル376A、ダイヤル377A(いずれも図8参照)などの操作が有効である。例えば、ゲームプレイヤのメダル投入に基づくBET操作によると、所定の枚数のメダルがBETされることによって、ラインオッズ表482に示されるラインオッズのレベルが上昇し、図中の斜線で囲まれる部分が図面のより上方に移動し、図中のラインオッズのオッズレベルの表示の数値が上昇する(図13では、斜線で囲まれる部分がラインオッズ表482の下から2列目に位置し、オッズレベルは2である)。また、所定の枚数のメダルがBETされることによって、同様に、ポーカオッズ表484に示されるポーカオッズの数値が上昇し、図中のポーカオッズオッズレベルの表示の数値が上昇する(図中では、各ポーカ役に対するオッズの値は表示の通りであり、ポーカオッズのオッズレベルは3である)。ここでいうオッズレベルとは、オッズの数値をその大小に応じて所定の階層に分け、いずれの階層に属するかを示す指標である。例えば、オッズレベルの数値が高いほどオッズの数値が高いとしてもよいし、オッズレベルの数値が高いほどオッズの数値が低いとしてもよい。
なお、遊技エントリ後の遊技端末の表示装置370Aにおいても、ビンゴカードのビンゴ升はすべて相対的に暗く表示される、あるいは網掛けされているなどの方法によって、そのビンゴ升が未だ抽選に当選しておらず有効化されていないビンゴ升であることが示される。
ゲームプレイヤのメダル投入に基づくBET操作やダイヤル376A、ダイヤル377A(いずれも図8参照)の操作が有効であると、ゲームプレイヤはダイヤル376Aの操作によって、図13において右斜め上がりの斜線で網掛けされたビンゴカードの内周490のビンゴ升の回転移動が可能であり、ダイヤル377Aの操作によって、図13において右斜め下がりの斜線で網掛けされたビンゴカードの外周491のビンゴ升の回転移動が可能である。具体的には、ゲームプレイヤがダイヤル376Aを所定量分だけ反時計回りに回転操作すると、ビンゴカードの内周490のビンゴ升もそれに応じて所定量分だけ、ビンゴカードの中央を中心として反時計回りに回転移動する。例えば、ビンゴ升1つ分の移動に相当する分だけダイヤル376Aを反時計回りに回転操作すると、例えば図13のビンゴカードの内周490の左上方の角に位置するハートのクイーンが、ハートのジャックが位置する場所に移動し、ハートのジャックはクラブの3が位置する場所に移動する。このようにして、反時計回りに1つずつビンゴ升が移動する。ダイヤル377Aの操作によるビンゴカードの外周491の回転移動も同様である。このようにしてゲームプレイヤは、ビンゴカードの中央を中心として任意に回転するようにビンゴ升を移動させることができる。そしてこの操作は、遊技端末314において操作が受け付けられる限り可能な操作である。このような操作が可能とすることによって、単にビンゴ役が成立する可能性が高い配置になるようにビンゴ升を移動させるだけでなく、ポーカ役も考慮する必要が出て来て、戦略性を必要とする様になる。戦略性とは、例えば、配当は低いが成立の可能性が高いツーペアを狙うか、または配当は高いが成立の可能性が低いロイヤルフラッシュを狙うかを考慮した上で、ビンゴ升を移動させる必要があるということを指す。
なお、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。
実施例において、筐体313は、合成樹脂によるとして説明したが、これに限らない。例えば、筐体313は金属製であってもよく、この場合は、さらに接地面356と電気的に接続ことが好ましい。
また、取付基盤352は、木製の板として説明したが、これに限らない。例えば、取付基盤352としては、合成樹脂等の非導電性材料の他、金属板を採用してもよい。
また、取付基盤352上の接地面356は、アルミ箔からなる導電性のフィルムが貼り付けてあるとして説明したが、これに限らない。例えば、導電性の物質を塗装したものであってもよい。
なお、本発明の実施例に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
310 ゲーム機
312 抽選機
313 筐体
314 遊技端末
320 スクリューコンベア(高揚装置)
338,339 抽選盤
340,341 抽選穴
346 揺動装置
351 筐体フレーム
352 取付基盤
353 制御回路基板
354A,354B 支柱
355A〜H 水平棒
356 接地面
358A,358B 導線
359 揺動フレーム
312 抽選機
313 筐体
314 遊技端末
320 スクリューコンベア(高揚装置)
338,339 抽選盤
340,341 抽選穴
346 揺動装置
351 筐体フレーム
352 取付基盤
353 制御回路基板
354A,354B 支柱
355A〜H 水平棒
356 接地面
358A,358B 導線
359 揺動フレーム
Claims (3)
- 内部に筐体フレームを有する筐体と、
この筐体を揺動自在に支持する揺動フレームと、
前記筐体を揺動させる揺動装置と、
前記筐体フレームに固定され、少なくとも一方の面の略全域が接地面である取付基盤と、
前記取付基盤の上方に配置され、抽選球が入る複数の抽選穴を有する抽選盤と、
前記取付基盤に取付けられ、前記抽選穴に抽選球が入ったことを検出する検出装置と、
前記抽選盤の位置から上方に延び、前記筐体フレームおよび前記接地面と電気的に接続される支柱と、を備えたゲーム機。 - 請求項1に記載のゲーム機であって、
前記接地面は、前記取付基盤の表面上に設けられた導電性のフィルムであるゲーム機。 - 請求項1または2に記載のゲーム機であって、
前記支柱には、この支柱と略直交する複数の水平棒が設けられ、前記水平棒は前記支柱に接地されているゲーム機。
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