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JP2005052921A - 作業ロボット装置 - Google Patents

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JP2005052921A JP2003285406A JP2003285406A JP2005052921A JP 2005052921 A JP2005052921 A JP 2005052921A JP 2003285406 A JP2003285406 A JP 2003285406A JP 2003285406 A JP2003285406 A JP 2003285406A JP 2005052921 A JP2005052921 A JP 2005052921A
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Abstract

【課題】ダンボール箱詰めの複数工程を1台のロボットで処理可能な複合機能を備えたロボットハンドを提供する。
【解決手段】前後及び左右からワークを保持する一対の第1のフラップ8及び一対の第2のフラップ9と、第1,2のフラップ8,9を上下方向に動作する第1の制御アクチュエータ11と、第2のフラップを動作させる第2の制御アクチュエータ12と、第1,2のフラップ8,9を接離動作させる第3,4の制御アクチュエータ13,14と、前記第1,2のフラップで囲まれた空間内の上部からフラップ下方に向けて設けられ、下端に吸着パッドを備えた第1のワーク吸着台6と、前記第1,2のフラップで囲まれた空間内の上部からフラップ下方に向けて進退可能であり、下端に吸着パッドを備えた第2のワーク吸着台7と、前記制御部からの指令で、前記第2のワーク吸着台7を上下方向に進退する第5の制御アクチュエータ15と、により構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットハンドの動作範囲の作業エリア内で複数のワークを取り扱う作業ロボット装置に関し、主として、梱包作業エリアにおけるダンボール箱の展開移送と、中敷の挿入、被充填物の充填を連続して処理するロボットハンドに関する。
従来、整列された被充填物(カートン)をダンボール箱内に充填するロボットハンドとして、さまざまな把持方法を備えたロボットハンドが開示されている。特許文献1の箱詰め用バキューム式ロボットハンドは、所定位置に一定間隔を開けて供給される4個の被把持物を吸着して持ち上げ、4個の被把持物の間隔を狭めてダンボール箱に収容できる箱詰め用吸着式のロボットハンドである。この他にもダンボール箱を展開して組み立てるロボットハンドや、中敷を挿入するロボットハンドがさまざま知られている。
ダンボール箱に箱詰めする工程においては、ダンボール箱の組立、中敷きの挿入、カートン(中箱)などの被充填物の充填、上敷きの挿入の一連の作業がなされるが、それぞれを専用のロボットハンドを供えたロボットで行っていたため、作業エリアを広く確保しなければならない問題があった。
また、ロボット本体も複数台備え、それぞれのロボット相互の制御を行わねばならず、設備費用が嵩む問題があった。
特許文献2には、ダンボール箱を把持して箱状に組み立てる動作、充填部にダンボール箱を搬送する動作、充填済のダンボール箱をテープ貼着部に投入する動作、最後に完成ダンボール箱を荷積み用パレットに搬送する一連の複合動作をすべて1つのロボットで行う発明が開示されている。しかしながら、この発明では、ロボットのアーム部に備えられたハンドは、ダンボール箱という一つの対象物を把持、展開組立或いは搬送するという機能に限られていた。このため、ダンボール箱に詰める製品を扱う整列供給装置や、充填装置を製品ごとに設備しなければならなかった。
特開平6−262572号公報(第2、3頁、第1図) 特開平11−70917号公報(第2、3頁、第1図)
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたもので、被充填物を含めて、ダンボール箱詰めの複数工程を1台のロボットで処理可能な複合機能を備えたロボットハンドを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の作業ロボット装置は、制御部からの指令で、ロボットハンドをX・Y・Z座標系に対して移動すると共に、ロボットハンドのヘッド部における操作子でワークを保持し、前記座標系に設定された作業位置から次の作業位置に移動し、各作業位置では、ワークを操作して、所定の状態にセットする作業ロボット装置において、
前記ヘッド部には、
(1)前後からワークを保持する一対の第1のフラップと、
(2)左右からワークを保持する一対の第2のフラップと、
(3)それぞれ、前記制御部からの指令で、第1および第2のフラップを上下方向に動作する第1の制御アクチュエータと、
(4)第2のフラップを上下方向に動作する第2の制御アクチュエータと、
(5)第1のフラップを前後方向に接離動作する第3の制御アクチュエータと、
(6)第2のフラップを左右方向に接離動作する第4の制御アクチュエータと、
(7)前記第1および第2のフラップで囲まれた空間内の上部からフラップ下方に向けて設けられ、下端に吸着パッドを備えた第1のワーク吸着台と、
(8)前記第1および第2のフラップで囲まれた空間内の上部からフラップ下方に向けて進退可能であり、下端に吸着パッドを備えた第2のワーク吸着台と、
(9)前記制御部からの指令で、前記第2のワーク吸着台を上下方向に進退する第5の制御アクチュエータと、
が装備されていることを特徴とする。
また、前記ヘッド部には、ロボットハンドに着脱自在なライナーに固定された第1のベースと、
第1のベースの下方に向けて固定されたリニアブッシュに嵌装されたシャフトにより四隅が固定された第2のベースと、
第2のベースの下方に向けて固定され先端に前記第1のワーク吸着台を接続した4本のメインシャフトと、
前方に向けて固定された複数の第1のシャフト先端に第2のワーク吸着台が設けられ、前記第2のベース上に固定された前記第5の制御アクチュエータに接続されて上下に移動する第3のベースと、
貫通する少なくとも2本の前記メインシャフトに摺動可能にガイドされ前記第2のベースに固定された前記第1の制御アクチュエータに接続され上下に移動する、前記第1のフラップを前後方向に接離動作する前記第3の制御アクチュエータが設けられた、第4のベースと、
貫通する少なくとも2本の前記メインシャフトに摺動可能にガイドされ前記第4のベースに固定された前記第2の制御アクチュエータに接続され上下に移動する、前記第2のフラップを左右方向に接離動作する第4の制御アクチュエータが設けられた第5のベースとから構成されていることを特徴とする。
また、前記第5のベースには、前記第4の制御アクチュエータの動作を左右の第2のフラップに伝達するリンク機構を備えることを特徴とする。
また、前記第1のベースと第2のベースの間に過負荷ロックシリンダーを備えることを特徴とする。
この発明のロボットハンドのヘッド部は、X・Y・Z座標系に設定された第1の作業位置で、第5の制御アクチュエータを操作して、第1の作業位置にストックされた第1のワーク(折り畳まれたダンボール箱の側面)を第2のワーク吸着台の吸着パッドで吸着保持し、第2の作業位置にロボットハンドのヘッド部を移動する過程で、前記ワークを所定の状態(ダンボール箱を折り畳み状態から筒状の状態、上端を開放した箱形の状態)にし、
第2の制御アクチュエータを操作して、第2のフラップを第1のワーク(筒状とされたダンボール箱)を把持可能な位置まで下げ、第4の制御アクチュエータを操作して、第2のフラップを閉じて第1のワークを箱型状態で把持し、第2の作業位置まで運搬して第1のワークを所定の方向にむけてセットした後、吸着及び把持をリリースする。
次に、ロボットハンドのヘッド部を移動して、第3の作業位置にストックされた第2のワーク(中敷き)を第2のワーク吸着台の吸着パッドで吸着保持し、第2の作業位置において、第1のワーク(ダンボール箱内)にセットし、吸着をリリースする。
次に、ロボットハンドのヘッド部を移動し、第1或は第2の制御アクチュエータを操作して第1及び第2のフラップを第3のワーク(被充填物としてのカートン)を把持可能な位置まで下げ、第4の作業位置にストックされた第3のワーク(被充填物としてのカートン)を第1および/あるいは第2のフラップで把持すると共に第1の吸着台の吸着パッドで吸着し、これを第2の作業位置に移動して、フラップを第3のワークから離反し、第1のワーク(ダンボール箱内)にセットする。
このとき、第5の制御アクチュエータを操作して、第2のワーク吸着台をフラップ間から前記ヘッド部側に後退させている。
更に、ロボットハンドのヘッド部を第3の作業位置に移動し、第5の制御アクチュエータを操作して、第3の作業位置にストックされた第2のワーク(中敷き)を第2のワーク吸着台の吸着パッドで吸着保持し、これを第2の作業位置に移動して、第1のワーク(第3のワークが詰められたダンボール箱内)にセットする。
また、第1のワークに対して、複数段の第3のワークをセットする場合、第3のワークをフラップで把持すると共に吸着し、第2の位置に移動し、セットする作業を繰り返す。
この発明によれば、以上のように、複数のワークに対して、それぞれに適応する機能を発揮することができるので、被充填物を含め、ダンボール箱詰めの作業を1つの作業ロボット装置で達成することができる。このため、装置全体がコンパクトになり、スペースを有効に利用することができる。また、サイズの異なる複数種のワークに短時間でセット替えの対応をすることができる。さらに、複数の専用自動装置を設備する費用をなくすることができる。
従来、工程ごとにロボット及びロボットハンドを設けた従来の場合、前工程のロボットハンド及びロボットが作業エリアから退避するまで、次工程のロボットハンド及びロボットが作業エリアに入れない待ち時間が発生していたが、本発明によれば、複数工程を一つのロボットハンド及びロボットで担当するため、待ち時間が不要となり、作業のサイクルタイムの短縮が可能となる。
図1は本発明の作業ロボット装置のロボットハンドのヘッド部の実施の形態を示す正面図である。この図は、ヘッド部50が、整列された第3のワーク(カートン)を第1のワーク吸着台6に設けられた吸着パッド6bで吸着し、第1のフラップ8で前後から、第2のフラップ9、9´で左右から把持しようとしている状態を示している。
ヘッド部50は、ケーシング作業ロボット101(図2参照)のロボットハンドの先端に着脱自在なライナー51に固定された第1のベース1と、
第1のベース1の下方(ヘッド部が横向きにされた場合は前方)に向けて固定されたリニアブッシュ1aに嵌挿されたシャフト1bにより四隅が固定された第2のベース2と、
第2のベース2の下方に向けて固定され先端に第1のワーク吸着台6を接続した4本のメインシャフト53と、
前方に向けて固定されたシャフト3a先端に第2のワーク吸着台7が設けられ、前記第2のベース2上に固定された第5の制御アクチュエータ15に接続されて上下に移動する第3のベース3と、
貫通する少なくとも2本の前記メインシャフト53に摺動可能にガイドされ前記第2のベース2に固定された前記第1の制御アクチュエータ11に接続され上下に移動する、前記第1のフラップ8を前後方向に接離動作する前記第3の制御アクチュエータ13が設けられた第4のベース4と、
貫通する少なくとも2本の前記メインシャフト53に摺動可能にガイドされ前記第4のベース4に固定された前記第2の制御アクチュエータ12に接続され上下に移動する、前記第2のフラップ9を左右方向に接離動作する第4の制御アクチュエータ14が設けられた第5のベース5とから構成されている。
前記第1のベースと第2のベースの間には、過負荷ロックシリンダー52を備え、ワークと当接する第1及び第2の吸着台6、7或いは第1及び第2のフラップ8、9に過大な負荷がかかった場合、過負荷ロックシリンダー52が後退して負荷を吸収する。
図2は、本発明の作業ロボット装置のケーシング作業スペースの平面図である。ケーシング作業スペース100には、ケーシング作業ロボット101とカートン整列ロボット102とが配置されている。
ケーシング作業ロボット101は、第1のワーク(ダンボール箱)41がストックされたケースストッカー105が配置された第1の作業位置1と、ダンボール箱組立機構107が配置され、ダンボール箱の組立と、カートンの箱詰めが行われるケーシング位置である第2の作業位置2と、組み立てられたダンボール箱内に第2のワーク2(中敷き)42がストックされた中敷ストッカー106が配置された第3の作業位置3と、ダンボール箱に詰めるため整列された第3のワーク(カートン)43が載置される第4の作業位置4のそれぞれの作業位置でケーシングのための複数の作業を順序に従って行う。
なお、カートン整列作業ロボット102は、第3のワーク(カートン:錠剤などが包装され、小箱に詰められた製品)43が上流の梱包ラインから送られてくるカートンコンベア108aの終端に設けられ、カートン整列台108に第3のワーク(カートン)43を整列させる。
本発明のケーシング作業ロボット101の動作の説明に先立ち、ロボットハンドのヘッド部50の各部の構成と動作について、図3乃至図7に示す模式図で詳細に説明する。
図3は、第1のワーク吸着台の支持構造の正面を示す模式図である。尚、以下の説明では、図1と同一な部分には同一の記号を付して説明を省略する。
第1のワーク吸着台6は、第2のベース2の下方に向けて固定された4本のメインシャフト53に接続されて、その下部に吸着パッド取付け金具6aを介して第3のワーク(カートン)43を吸着するための吸着パッド6bが複数個設けられている。第1のワーク吸着台6は、ロボットハンドの制御によりワークに当接するように移動される。この実施の形態では、カートンが整列される作業位置4に移動され、第3のワーク(カートン)43に吸着パッド6bが当接して吸着保持される。(図2参照)
図4は、第2のワーク吸着台の支持構造の側面を示す模式図である。第2のワーク吸着台7は、第2のベース2に固定されている第1のワーク吸着台6とは異なり、第2のベース2に固定された第5の制御アクチュエータ15により上下動される第3のベース3の下方に固定された2本のシャフト3aに接続され、その先端に吸着パッド7aが設けられている。
第2のワーク吸着台7は、ロボットハンドの制御によりワークに当接するように移動される。この実施の形態では、第1のワーク、第2のワークがストックされている作業位置1、3に移動され、第1のワーク41を吸着して箱状に曲げ起こして第2の作業位置2に搬送すると共に、第2のワーク42を吸着し第2の作業位置2に搬送する際に吸着パッド7aを下方に移動させてワークに当接させて吸着するものである。
図5は、第1のフラップの支持構造を示す模式図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。図5(a)に示す第4のベース4は、第2のベース2に固定された第1の制御アクチュエータ11の昇降ピストン11aに接続され、第4のベース4に設けられたリニアブッシュ54を貫通するメインシャフト53にガイドされて上下動可能とされている。
図5(b)に示すように、第4のベース4上には、第3の制御アクチュエータ13が設けられ、前方に設けられた第1のフラップ8を前後に移動できる。一方後方に設けられた第1のフラップ8aは、第4のベース4上に固定されている。この第1のフラップ8、8aは、ロボットハンドの制御により移動され、カートンが整列される作業位置4で、整列された第3のワーク43を把持し、作業位置2まで搬送して箱詰めする動作を行うものである。
図6は、第2のフラップの支持構造を示す模式図で、(a)は正面図、(b)はリンク機構の平面図である。図6(a)に示す第5のベース5は、前記第4のベース4に固定された第2の制御アクチュエータ12に接続されその昇降ピストン12aにより第4のベース4に設けられたリニアブッシュ54を貫通するメインシャフト53にガイドされて上下動可能とされている。
第5のベース5の底部には、第4の制御アクチュエータ14が設けられ一方の第2のフラップ9を左右に移動する。また、第5のベース5の上部にはリンク機構30が設けられ、片方の第2のフラップ9の移動をもう一方に伝え、左右のフラップを開閉する。
第5のベース5は、第4のベース4の上下動に連動すると共に、第4のベースに固定された第2の制御アクチュエータ12により単独での上下動を行う。第2のフラップ9,9は、作業位置1で、第1のワーク41を箱状に把持し、第2の作業位置2まで搬送し、ダンボール箱組立機構107にセットする動作、並びにカートンが整列される作業位置4で、整列された第3のワーク43を把持し、作業位置2まで搬送して箱詰めする動作を行うものである。
図6(b)は、前記リンク機構30の模式図で、リンク機構30は、第5のベース5の上部に固定された軸受33に摺動可能に挿入され、左右の第2のフラップ9,9に固定されたそれぞれ2本の開閉軸32と、左右対抗する1対の開閉軸32を回動可能に接続するリンク31から構成される。この構成により第4の制御アクチュエータ14が、片方の第2のフラップ9を開閉する動作を両側フラップに伝達する。
図7は、第3のワーク(カートン)43の吸着・左右前後把持状態の動作を説明する模式図である。図7に示す状態は、作業位置4で、整列された第3のワーク(カートン)43を前後、左右から挟み、整列状態を整え、第1のワーク吸着台6に設けた吸着パッド6bで吸着する動作状態である。このとき、第1の制御アクチュエータ11の昇降ピストン11aは第4のベース4を最下方まで移動して、第1及び第2のフラップ8、9を第3のワーク(カートン)43を前後、左右から把持可能な位置まで移動させている。
続いて、図2のケーシング作業スペース100を示す図及び、図8の動作説明図を用いて、本発明の作業ロボット装置の動作を詳細に説明する。
図8は、第1のワークを曲げ起こし把持する動作を説明する模式図で、(a)は、曲げ起こし動作の説明図、(b)は、把持状態の説明図、(c)はダンボール箱組立機構への保持状態の説明図である。
図2に示すように、作業位置1には、台車に積載されたケースストッカー105が所定位置に配置され、ケースストッカー105内には、第1のワーク(折り畳まれたダンボール箱)41が所定枚数収納されている。なお、ケースストッカー105は、作業位置1に2台並べて配置され、1台の収納ワークが使用され空になると、作業ロボットが隣のケースストッカー105からの取出しに切り替わるワーク検出制御機能(図示せず)を備えており、空になったケースストッカー105へのワーク補充は、隣のケースストッカー105のワークを使用している間に台車を引出し人手により行う。第2のワーク42についても同様に、中敷ストッカー106が2台並べて配置されている。
まず、動作1:第1のワーク(ダンボール箱)41の取出しから組立までの動作を説明する。ケーシングロボット101は、作業位置1にロボットハンドのヘッド部50を移動し、ケースストッカー105内の第1のワーク(ダンボール箱)41に吸着パッド7aが水平に当接する方向(ケースストッカー105は傾斜している)に動作させる。このとき、第5の制御アクチュエータ15を制御して第3のベース3を下方に移動し、第2のワーク吸着台7及びそれに取り付けられた吸着パッド7aを第1の吸着パッド6bより下方に突き出しておく。
第1のワーク(ダンボール箱)41に当接したら、図8(a)に示すように、折り畳まれた第1のワーク(ダンボール箱)41を吸着して、一定距離持ち上げ、次にケースストッカー105の壁105aに向けて水平移動させ、第1のワーク(ダンボール箱)41の片面をケースストッカー105の壁105aに当接させながら、第1のワーク(ダンボール箱)41を折り畳み状態から筒状の状態へ曲げ起こすように上方に移動する。
次に、図8(b)に示すように、上部を開放した箱状に曲げ起こされた第1のワーク(ダンボール箱)41を、第2のフラップ9,9で挟み、箱型を直角に整えながら把持する。このとき、第2の制御アクチュエータ12を制御して、第5のベース5を下方へ移動し、第2のフラップ9が第1のワーク(ダンボール箱)41を把持可能な位置まで移動させている。また、第4の制御アクチュエータを制御して開状態の第2のフラップ9,9を閉じて把持動作を行う。
次に、箱型の第1のワーク(ダンボール箱)41を吸着、把持した状態で、作業位置2にロボットハンドのヘッド部50を移動し、箱の開口が上下となるようにロボットハンドを回転して、ダンボール箱組立機構107にセットする。図8(c)は、ロボットハンドのヘッド部50が水平とされ、把持した第1のワーク(ダンボール箱)41の底部蓋が底部折り曲げ機構内に差し込まれた状態を示す。図8(d)は、その状態の正面を示す模式図である。
図8(c)に示すように、第2のフラップ9で把持された状態で、ダンボール組立機構107が動作し、第1のワーク(ダンボール箱)の底部の短辺、長辺の蓋が閉じられる。尚、ダンボール箱組立機構107については公知の装置を配置することが可能なので説明を省略する。第1のワーク(ダンボール箱)41の底部が組み立てられた状態で、吸着を解除し、第4の制御アクチュエータ14を制御して把持を解除すると共に、第2の制御アクチュエータ12を制御して第2のフラップ9を上方に移動させる。
作業位置2に底部が組み立てられた第1のワーク(ダンボール箱)41がセットされた後、引き続き動作2:中敷きセットが行われる。
作業位置3にロボットハンドのヘッド部50を移動し、中敷きストッカー106内の第2のワーク(中敷き)42に吸着パッド7aが水平に当接する方向に動作させる。このとき、第5の制御アクチュエータ15を制御して第3のベース3を下方へ移動し吸着パッド7aが第2のワーク42に当接する位置まで移動させる。
吸着パッド7aで第2のワーク42を吸着し、ロボットハンドのヘッド部50を作業位置2に移動し底部が組み立てられた第1のワーク(ダンボール箱)41内に第2のワークを挿入してセットする。セット後に吸着を解除し、第5の制御アクチュエータ15を制御して第3のベース3を上方へ移動し吸着パッド7aを後退させる。
次に、動作3:カートンの箱詰めに移る。ロボットハンドのヘッド部50を作業位置4に移動し、カートン整列ロボット102によりカートン整列台108上に所定数並べられたカートンの上部に吸着パッド6bが当接させる。このとき、図7に示すように、第1の制御アクチュエータ11を制御して、第1及び第2のフラップ8,9を第3のワーク(カートン)を把持可能な位置まで下方に移動させておく。また、第3及び第4のアクチュエータ13,14を制御して第1及び第2のフラップ8,9を開状態としておく。
吸着パッド6bが第3のワーク43に当接したら、第3及び第4のアクチュエータ13,14を制御して第1及び第2のフラップ8,9を閉じて第3のワーク43(カートン)を整列させ、続いて吸着パッド6bで吸着しながら把持する。次に、所定数の第3のワークを把持したロボットハンドのヘッド部50を作業位置2に移動し、中敷がセットされた第1のワーク(ダンボール箱)41内に箱詰めする。箱詰め完了後、吸着を解除すると共に、第3及び第4のアクチュエータ13,14を制御して第1及び第2のフラップ8,9を僅かに開き把持状態を解除し、第1の制御アクチュエータ11を制御して第1及び第2のフラップ8,9を上昇させて第1のワーク(ダンボール箱)41内から第1及び第2のフラップ8,9を引き抜いた後にヘッド部50を上方に移動する。
ここで、第3のワーク(カートン)43を複数段箱詰めする場合は、この動作を繰返す。また、中敷きを複数段のカートンの間に挿入する場合は、動作2を行ってから動作3を繰返す。
最後に、動作4:中敷きをカートンの上に挿入する。ロボットハンドのヘッド部50を作業位置3に移動し、中敷きストッカー106内の第2のワーク(中敷き)42に吸着パッド7aが水平に当接する方向に動作させる。このとき、第5の制御アクチュエータ15を制御して第3のベース3を下方へ移動し吸着パッド7aが第2のワーク42に当接する位置まで移動させる。
吸着パッド7aで第2のワーク42を吸着し、ロボットハンドのヘッド部50を作業位置2に移動しカートンが箱詰めされた第1のワーク(ダンボール箱)41内に第2のワークを挿入してセットする。セット後に吸着を解除し、第5の制御アクチュエータ15を制御して第3のベース3を上方へ移動し吸着パッド7aを後退させる。この後、ロボットハンドのヘッド部50を次の作業位置1に移動することを繰返す。
一連の箱詰め動作で、被充填物が詰められた第1のワーク(ダンボール箱)41は、梱包コンベア109上で、充填内容の確認や、梱包明細の挿入などの必要な作業がなされ、上部の蓋が閉じられ梱包が完了する。
本発明の作業ロボット装置によれば、ヘッド部に複数の吸着部を備え、異なるワークの吸着に適した構成とすることができ、さらに、前後並びに左右から把持動作する2種類の把持機構を備え、それぞれ独立或いは協調した動作をすることができる。このため、作業エリア内で複数の形状、重量の異なるワークをハンドリングすることができる。
実施の形態では、梱包作業エリアにおける梱包材と被充填物のハンドリングを詳述したが、ロボットハンドの動作範囲の作業エリア内で複数のワークを取り扱う作業であれば、作業の目的を限定せず利用可能である。
本発明の作業ロボット装置のロボットハンドのヘッド部の実施の形態を示す正面図である。 本発明の作業ロボット装置の、ケーシング作業スペースの平面図である。 第1のワーク吸着台の支持構造の正面を示す模式図である。 第2のワーク吸着台の支持構造の側面を示す模式図である。 第1のフラップの支持構造を示す模式図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 第2のフラップの支持構造を示す模式図で、(a)は正面図、(b)はリンク機構の平面図である。 第3のワークの吸着・左右前後把持状態の動作を説明する模式図である。 第1のワークを曲げ起こし把持する動作を説明する模式図で、(a)は、曲げ起こし動作の説明図、(b)は、把持状態の説明図、(c)はダンボール箱組立機構への保持状態の説明図である。
符号の説明
1 第1のベース
1a リニアブッシュ
1b シャフト
2 第2のベース
3 第3のベース
3a シャフト
4 第4のベース
5 第5のベース
6 第1のワーク吸着台
6a パッド取付け金具
6b 吸着パッド
7 第2の吸着台
7a 吸着パッド
8 第1のフラップ
8a 第1のフラップ(後フラップ)
9 第2のフラップ
11 第1の制御アクチュエータ
11a 昇降ピストン
12 第2の制御アクチュエータ
12a 昇降ピストン
13 第3の制御アクチュエータ
14 第4の制御アクチュエータ
15 第5の制御アクチュエータ
30 リンク機構
31 リンク
32 開閉軸
33 軸受
41 第1のワーク(ダンボール箱)
42 第2のワーク(中敷き)
43 第3のワーク(カートン)
50 ロボットハンドのヘッド部
51 ライナー
52 過負荷ロックシリンダー
53 メインシャフト
100 ケーシング作業スペース
101 ケーシング作業ロボット
101a ロボット動作範囲
102 カートン整列ロボット
102a ロボット動作範囲
105 ケースストッカー
105a 壁
106 中敷きストッカー
107 ダンボール箱組立機構
108 カートン整列台
108a カートンコンベア
109 梱包コンベア

Claims (4)

  1. 制御部からの指令で、ロボットハンドをX・Y・Z座標系に対して移動すると共に、ロボットハンドのヘッド部における操作子でワークを保持し、前記座標系に設定された作業位置から次の作業位置に移動し、各作業位置では、ワークを操作して、所定の状態にセットする作業ロボット装置において、
    前記ヘッド部には、
    (1)前後からワークを保持する一対の第1のフラップと、
    (2)左右からワークを保持する一対の第2のフラップと、
    (3)それぞれ、前記制御部からの指令で、第1および第2のフラップを上下方向に動作する第1の制御アクチュエータと、
    (4)第2のフラップを上下方向に動作する第2の制御アクチュエータと、
    (5)第1のフラップを前後方向に接離動作する第3の制御アクチュエータと、
    (6)第2のフラップを左右方向に接離動作する第4の制御アクチュエータと、
    (7)前記第1および第2のフラップで囲まれた空間内の上部からフラップ下方に向けて設けられ、下端に吸着パッドを備えた第1のワーク吸着台と、
    (8)前記第1および第2のフラップで囲まれた空間内の上部からフラップ下方に向けて進退可能であり、下端に吸着パッドを備えた第2のワーク吸着台と、
    (9)前記制御部からの指令で、前記第2のワーク吸着台を上下方向に進退する第5の制御アクチュエータと、
    が装備されていることを特徴とする作業ロボット装置。
  2. 前記ヘッド部には、ロボットハンドに着脱自在なライナーに固定された第1のベースと、
    第1のベースの下方に向けて固定されたリニアブッシュに嵌装されたシャフトにより四隅が固定された第2のベースと、
    第2のベースの下方に向けて固定され先端に前記第1のワーク吸着台を接続した4本のメインシャフトと、
    前方に向けて固定された複数の第1のシャフト先端に第2のワーク吸着台が設けられ、前記第2のベース上に固定された前記第5の制御アクチュエータに接続されて上下に移動する第3のベースと、
    貫通する少なくとも2本の前記メインシャフトに摺動可能にガイドされ前記第2のベースに固定された前記第1の制御アクチュエータに接続され上下に移動する、前記第1のフラップを前後方向に接離動作する前記第3の制御アクチュエータが設けられた第4のベースと、
    貫通する少なくとも2本の前記メインシャフトに摺動可能にガイドされ前記第4のベースに固定された前記第2の制御アクチュエータに接続され上下に移動する、前記第2のフラップを左右方向に接離動作する第4の制御アクチュエータが設けられた第5のベースとから構成されていることを特徴とする請求項1記載の作業ロボット装置。
  3. 前記第5のベースには、前記第4の制御アクチュエータの動作を左右の第2のフラップに伝達するリンク機構を備えることを特徴とする請求項2記載の作業ロボット装置。
  4. 前記第1のベースと第2のベースの間に過負荷ロックシリンダーを備えることを特徴とする請求項2又は3記載の作業ロボット装置。
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