JP2004534664A - 工作機械の加工プロセスの検査装置と検査方法 - Google Patents
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Abstract
工作機械の加工プロセスの検査装置と検査方法
工作機械、例えばといし車(9)の除去された素材量と摩耗条件についての情報を得るために検査する装置および方法。前記装置は、といし車と加工される部品(13)との間の接触によって発生される音響を検出するように成された音響センサ(19)と加工中にといし車と部品との間に加えられる力を検出するように成された力検出センサ(21)とを含む。この方法は両方のセンサによって発生された信号を処理し、音響信号(SA)に基づいて時間間隔(ti−tf)を決定し、この時間間隔中の力検出センサの信号(SF)をモニタリングするにある。
工作機械、例えばといし車(9)の除去された素材量と摩耗条件についての情報を得るために検査する装置および方法。前記装置は、といし車と加工される部品(13)との間の接触によって発生される音響を検出するように成された音響センサ(19)と加工中にといし車と部品との間に加えられる力を検出するように成された力検出センサ(21)とを含む。この方法は両方のセンサによって発生された信号を処理し、音響信号(SA)に基づいて時間間隔(ti−tf)を決定し、この時間間隔中の力検出センサの信号(SF)をモニタリングするにある。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、基盤および工具担持スライダを備え基盤に対して可動であり工具を担持した工作機械の加工プロセスの検査装置において、前記装置は検査される部品を支承し照合するための支承照合システムと、工具と前記被検査部品の間に発生する力を検知し第1出力信号を発生するように成された第1センサと、前記第1センサに接続され前記第1出力信号を処理するように成された処理制御ユニットとを含み、前記装置は工具と被検査部品との間に発生する接触を検出して第2出力信号を発生するための第2センサを含み、前記処理制御ユニットは前記第2センサに接続されて第1出力信号と前記第2出力信号とを処理して工作機械の加工処理に関する情報を提供するように成された装置に関するものである。
【0002】
また本発明は工作機械の加工プロセスを検査する方法に関するものである。
【0003】
先行技術
工作機械の生産性を増進しこれらの工作機械の製造する機械部品の品質を公差の面から改良しまた製造コストを低減させるというますます緊急な要求から、工作機械のデッド時間を最小限度になしまた製造された部品の品質の下落を防止して部品のスクラップ化および再加工から生じるコストを避けるための保守作業を必要に応じて同時的に実施する事が求められる。旋盤、研削盤、フライス削りなどのコンピュータ・デジタル制御(”CNC”)工作機械を検査するため、検査されるべきプロセスに関する物理的フィーチャの大きさを検出しまた保守作業または修正作業を実施する必要性を工作機械の数値制御装置または直接にオペレータに指示するためのセンサを備えた各種装置が使用される。
【0004】
類似の装置は、例えば工作機械の摩耗または破断を検出してその交換または先鋭化の必要性を信号する装置である。
【0005】
米国特許第US-A-5070655号は特にといし車の先鋭度、冷媒の損失または過度の振動を検出するために、工作機械の特殊の作動条件をモニタリングするための装置を開示している。
【0006】
この装置は力検出センサによって与えられるエネルギー消費を示す信号、および加速度計によって与えられる機械的振動を表示する信号を処理し、オペレータに対して制御下のプロセスの状態を示すための可視信号(緑色光、黄色光または赤色光の形の信号)放出する。
【0007】
米国特許第US-A-5718617号はコンピュータデジタル制御(”CNC”)といし車の加工中にといし車と部品との間に存在する力を工具担持キャリヤスライダと工作機械基盤との間に搭載された力検出センサによって測定するシステムを開示している。さらに工作機械の中に、信号に依存する前記信号の成分を除去する事によって力検出センサからの信号を補正するための加速度計を搭載する事ができる。
【0008】
米国特許第US-A-5044125号は、といし車と部品との間に発生する力の大きさを測定するためにホイールヘッドに隣接搭載された圧電センサを含む力トランスデューサを備えた工作機械、特に研削盤を開示している。力トランスデューサによって出力された信号がデジタル制御装置に転送されてといし車修正サイクルをいつ実施すべきかを決定する。
【0009】
力トランスデューサによって出力された信号が適当に処理されて機械加工に関する情報またはといし車先鋭度に関する顕著な情報を与えるがといし車が実際に部品と接触する時間間隔を正確に識別させる事はできない。実際に、下記において説明するように、といし車と部品との接触が生じる時に力トランスデューサによって出力される信号の大きさはゆっくりと増大し、またこの大きさはといし車が部品の表面から離れている時にゆっくりと減少する。さらにといし車が部品から離間した直後に、工作機械の各部品の移動の故に力トランスデューサの出力信号は疑似的な成分を有し、この成分は加工中の信号の振幅に匹敵する振幅を有するがこの成分は処理中に考慮されてはならない。
【発明の開示】
【0010】
本発明の目的は公知装置の問題点を解決するにある。
【0011】
この目的は請求項1による工作機械の加工プロセスの検査装置および請求項10による対応の検査方法によって達成される。
【発明を実施する最良の方法】
【0012】
図1と図2は基盤2と工具担持スライダ3とを含む数値制御(”CNC”)研削磐1を最も簡単な形状において示し、さらに詳しくは前記工具担持スライダ3は、軸線Yにそって基盤に対して可動のスライダ4に連結されまた軸線Xにそって基盤2に対して可動のスライダ5に連結され、従って工具担持スライダ3は基盤2に対してXY面において移動自在である。スピンドル7が工具担持スライダ3上に装着されまたフランジ11によってといし車9に対して連結されている。スピンドル7は図示されないモータに連結されてといし車9を縦方向軸線M回りに回転させる。
【0013】
研削盤1は回転対称を有する機械部品13を加工するために使用され、例えば縦方向軸線Mに対して平行な縦方向軸線P回りに、例えば回転センターと止まりセンター17から成る公知の型の支承・基準システムによって支承され配置され回転駆動される軸の機械加工のために使用される。
【0014】
研削盤1の加工工程を検査する装置は、第1センサ、すなわち工具担持スライダ3に連結された第1部分22およびスライダ4に連結された第2部分25を有する公知の型の力検出センサ21と、第2センサ、すなわちフランジ11に連結された同じく公知の型の音響センサ(またはAEセンサ)19と、前記のセンサ19、センサ21およびといし車1の数値制御24に対して図示されないようにして電気的に接続された処理・制御ユニット23とを含む。力電圧センサ21は、加工片13に対してといし車9によって加えられる力によって生じるキャリヤスライダ3のスライダ4に対する図1の矢印F方向の変形度を検出し、第1出力信号SFを発生する。音響センサ19は機械加工中にといし車9の表面と部品13の表面との接触によって発生される音響信号を検出し、第2出力信号SAを発生する。
【0015】
図3aと図3bは部品13の機械加工の連続二段階を示し、これらの段階においてといし車9と部品13との接触面が相違している。図3aに図示の状態において、といし車9と部品の間の最大接触面が存在し、これに対して図3bに示す状態においては、といし車9の一部のみが部品13と接触している。図4aと図4bはそれぞれ図3aと図3bに図示の2継起段階において音響センサ19から出力された信号SAと力検出センサ21によって出力された信号SFのトレンドを示す。
【0016】
瞬間tia、tfa、tib、tfbはそれぞれ図3aと図3bにおける加工段階中にといし車9と部品13との接触の開始の瞬間(tia、tfa)および終端の瞬間(tib、tfb)を示す。
【0017】
図4aに図示のように、音響センサ19によって出力される信号SAの振幅は、といし車9との相互接触の結果として変動し(tia、tfa)またといし車9が部品13から離脱する結果として生じるが、といし車9と部品13の間の接触面の面積には実質的に依存しない。
【0018】
実際に、信号が高い論理値を取る時間フレームはといし車9と部品13との間の接触時間に依存するが(時間ずれ tia−tfa、tib−tfb)、といし車9と部品13の間の接触面積が相違する図3aと図3bに図示の2つの相異なる加工段階中に顕著な変化を受けない。
【0019】
これに反して、力検出センサによって出力される信号SFは、といし車9と部品13が相互に接触した(瞬間 tia、tib)後にゆっくり変動しまた相互に離間するが(瞬間 tfa、tfb)、その振幅はといし車9と部品13との接触面積の大きさに正比例し、さらに詳しくは接触面積が大きいほど信号SFの振幅が大になる。
【0020】
図5aと図5bは、それぞれ瞬間ti1、ti2に開始しまたそれぞれ瞬間tf1とtf2に終了しまたといし車9が相異なる能力を有する2つの相異なる機械加工中の音響センサ19の出力信号SAと力検出センサ21の出力信号SFとを示す。瞬間tilとtflはそれぞれといし車9が低い切削能力を有する状態でのといし車9と部品13の間の接触開始瞬間と接触終了瞬間とを示す。瞬間ti2とtf2は、それぞれ(例えばといし車と部品との間の接触面積の大きさに関して前述の場合と同様の条件で)といし車が(例えば修正を受けた後に)高い切削能力を有する状態でのといし車9と部品13との接触の開始の瞬間と終了の瞬間とを示す。
【0021】
これらの図に示すように、音響センサ19の出力信号SAはといし車9が多少とも先鋭であれば顕著に変動しないが、そのトレンドはといし車9と部品13との接触時間に正確に依存する。これに反して、力検出センサ21の出力信号SFはといし車と部品との接触が生じた後にゆっくり増大し、といし車が部品から離脱した時にゆっくり減少し、またといし車9の切削能力に依存する振幅を有する。さらに詳しくはといし車9の切削能力が減少するに従って信号SFの振幅が増大する。
【0022】
図6aと6bは、それぞれ瞬間ti3とti4に開始しまたそれぞれ瞬間tf3とtf4に終了しまたといし車9の近接速度に関して相違する2つの相異なる加工中の音響センサ19の出力信号と力検出センサ21の出力信号を示す。瞬間ti4とtf4は近接速度が比較的低い状態におけるといし車9と部品13との間の接触開始瞬間と接触終了瞬間であるが、瞬間ti3とtf3はといし車9がより急速な近接速度を有する状態におけるといし車9と部品13との接触の開始瞬間と接触終了瞬間である。
【0023】
これらの図から明かなように、といし車9の近接速度が変動するならば音響センサ19の出力信号SAは実質的に変動しないが、そのトレンドはといし車9と部品13との接触時間の大きさ(時間間隔 ti3−tf3,ti4−tf4)にのみ依存する。これに反して力検出センサ21の出力信号SFはといし車9と部品13との接触が生じた瞬間(瞬間ti3,ti4)後にゆっくり増大し、といし車9と部品13との接触の終端においてゆっくり減少し、またといし車9の近接速度に正比例する振幅を有する。より高い近接速度はより大きな振幅の信号SFを生じる。
【0024】
要約すれば、といし車9が部品13と接触する時に音響センサ19の出力信号SAが急速に増大し、といし車9が部品13から離間する時に急速に減少し、またその振幅は、といし車9と部品13との接触面積の大きさ、といし車9の切削能力および近接速度に実質的に依存しない。
【0025】
このような信号の分析は、機械加工条件のいかんに関わらず、加工の生じる時間フレーム(といし車と部品の接触時間フレーム)に関する情報を与える。これに対して力検出センサ21の生じる信号SFは、といし車9が部品13に接触する時にゆっくり増大し、これらの部品が相互に離間するに従ってゆっくり減少するが、その振幅はといし車9と部品13との接触面積の大きさと、といし車9の先鋭状態と、といし車9の近接速度とに依存する。力検出センサ21の前記出力信号SFは加工の生じる時間間隔を正確に決定する事ができないが、加工プロセス、特に部品13とといし車9との接触面積、といし車9の切削能力およびといし車9の近接速度に関する情報を得る事を可能とする。
【0026】
本発明による方法は、音響センサ19と力検出センサ21によって与えられた情報を競合的に使用する。さらに詳しくは、音響センサ19の出力信号SAは、といし車9と部品13との接触に際して生じるその急速応答特性の故に、また接触力に実質的に関連しない振幅の故に、力検出センサ21の出力信号SFが加工プロセスを検査するための有効情報を提供する時間間隔、すなわちといし車9が実際に部品13と接触している時間間隔を決定するために使用される。前記時間間隔中の力検出センサ21の出力信号SFのトレンドは、(といし車9の近接速度およびといし車9と部品13との間の接触面積の大きさに基づいて)加工中に除去された素材量およびといし車9の先鋭度状態に関して顕著な情報を与える。
【0027】
下記において本発明による装置の動作を付図7のフローチャートを参照して説明する。
【0028】
第1段階において、実施される検査の型、例えばといし車9の摩損状態をデジタル制御装置24が自動的に選択しまたはオペレータが手動的に選択する(ブロック40)。
次に、処理制御ユニット23が音響センサ19の出力信号SAの論理値をチェックする(ブロック50)。信号SAが高論理値に変換するやいなや、といし車9と部品13との実際の接触の生じる瞬間に対する実質的に無視可能の遅れをもって始動瞬間が検出される。次に処理制御ユニット23が力検出センサ21の出力信号SFをモニタし始める(ブロック60)。処理制御ユニット23が出力信号SAの論地値をチェックする(ブロック70)。力電圧センサ21の出力信号SFのモニタリングは音響センサ19の出力信号SAが高い論理値を保持するまで次にといし車9が部品13と接触している間、継続する(ブロック60)。音響センサ19の出力信号SAが低論理値に変換する時、といし車9が部品13から実際に移動する瞬間に対して実質的に無視可能の遅れをもって終端の瞬間が検出され、処理制御ユニット23による信号SFのモニタリングが終了する。力検出センサ21の回収(および貯蔵)された出力信号SFがモニタリングされるフィーチャ、この場合にはといし車9の切断能力に関する情報を得るために適当な処理を受け、このような処理は例えば実質的に時間間隔ti−tfに相当する時間間隔中の信号SFの積分を含む(ブロック80)。次に前記処理によって得られた値が装置の先行設定または「学習」段階において検出され記憶された値と比較される(ブロック90)。この比較の結果がモニタリングされたフィーチャ、この場合にはといし車9の摩耗率が許容限界内にある事を示すならば、ブロック(100)に移動し、必要な場合には他の型のチェック(ブロック40)を実施する。これに対してモニタリングされたフィーチャが許容限度を超えていれば、デジタル制御装置は例えばメッセージを表示する事によりオペレータに対してといし車9の修正サイクルを実施する必要性を指示し、または部品の加工が終了するやいなや、オペレータの介入なしで直接に工具の修正サイクルを命令する(ブロック(110)。所要のチェックが完了された時にこの手順が終了する(ブロック120)。
【0029】
コンピュータ1上にセンサ19と21を設定する段階に続く初期設定段階または「学習」段階中に、処理制御ユニット23は他の作動条件、すなわちといし車9と部品13との間の接触面積の相異なる大きさ、といし車9の相異なる摩耗条件、およびといし車9の相異なる近接速度におけるセンサ19と21の出力信号を検索し、また前述の信号を処理して、検査中に得られる値と比較される参照値を得てこれを記憶する。
【0030】
前述以外の方法として、実施されるチェックの型を選択した後に、処理制御ユニット23はセンサ19と21の両方の出力信号SAおよびSFを同時的に取得する事ができ、信号SAのトレンドに基づいて、加工の生じる時間間隔を決定する接触開始の瞬間および接触終端の瞬間を決定し、その後、前述のようにして前記時間間隔のみの信号SFを処理する。
【0031】
各センサは、信号を正確に検出する事ができる限り、研削盤上に前記と異なる位置に配置する事ができる。さらに詳しくは、音響センサは2つのセンサの一方に対して連結する事ができ、または研削盤上に使用されるならばといし車の平衡装置に取付ける事ができる。さもなければ、力検出センサは部品の中間支持体、またはもし存在するなら強固なレストと研削盤の基盤との間に配置する事ができる。
【0032】
前述の構造と異なる実施態様も可能であって、さらに詳しくは力検出センサ21の代わりに、といし車9のモータによって吸収される電力を検出するための力検出センサを備え、または高感度の歪み計、例えばシリコーン・フィルム上の歪み計を備えて、加工中のといし車スライダの変形度を特定し、従ってといし車9によって部品13に加えられる力を特定する事ができる。力検出センサおよび歪み計によって出力される信号のトレンドは力検出センサ21によって出力される前記の信号のトレンドと類似し、従って加工プロセスに関して類似の情報を生じる。音響センサ19の代わりにといし車9が部品13と接触している時間間隔を適当な精度をもって検出する事のできる他の型のセンサを使用する事ができる。この目的から、例えばといし車9と部品13の相対位置を測定するために光学センサまたは近接誘導センサを使用する事ができる。
【0033】
さらにまた、本発明による装置は、多数のプロセスをチェックするために前述と類似または相異なる型の多数のセンサ(図8においてS1...SNで示されたセンサ)を含む事ができる。図8のブロックダイヤグラムはN個のセンサS1...SNを示し、これらのセンサは対応の電子部品E1...ENに接続され、これらの電子部品の出力はユニット29に接続された処理ユニット27に対応し、ユニット29は装置1のデジタル制御24およびPLC(プログラマブル論理コントローラ)31に接続されている。
【0034】
センサS1...SNによって出力された信号は条件付け電子部品E1...ENによって増幅され適当に処理された後に、処理ユニット27に転送される。制御手順を決定するユニット29はデジタル制御装置24またはPLCによって受けられたリクェストに基づいて、処理ユニット27に信号を送り、そこでこの処理ユニットは単一センサS1...SNの出力信号の必要な処理を実施しまたはこれらのセンサS1...SNの出力信号を競業的に利用し、その処理結果をデジタル制御24および/またはPLCおよび/またはその他のディスプレーユニット、例えばパーソナル・コンピュータ33に送る。
【0035】
多くの型の検査をこの型の装置によって実施する事ができ、またこれらの検査は種々の加工段階の検査、工具条件の検査、工具の先鋭化の監視、さらに工具の衝突の検査、および予防的保守のための診断を含む。
【0036】
本発明の装置および方法は明かに他の型の加工用具、例えば旋盤またはフライス加工の加工プロセスの検査のために使用する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】機械部品の加工中の本発明によるといし車および加工装置の概略断面図。
【図2】図1の研削盤および装置の平面図。
【図3a】部品の第1加工段階中の図2の研削盤の細部の拡大図。
【図3b】部品の第2加工段階中の図2の研削盤の細部の拡大図。
【図4a】逐次実施された図3aと図3bの2加工段階中の音響センサの出力信号のトレンドを示す図。
【図4b】逐次実施された図3aと図3bの2加工段階中の力検出センサの出力信号のトレンドを示す図。
【図5a】といし車が相異なる切削能力を有する2つの機械加工中の音響センサによる出力信号のトレンドを示す図。
【図5b】といし車が相異なる切削能力を有する2つの機械加工中の力検出センサによる出力信号のトレンドを示す図。
【図6a】相異なるといし車近接速度で実施される2つの機械加工中の音響センサにより出力信号のトレンドを示す図。
【図6b】相異なるといし車近接速度で実施される2つの機械加工中の力検出センサにより出力信号のトレンドを示す図。
【図7】本発明による装置の動作を示すフローチャート。
【図8】本発明の好ましい実施態様による装置を形成する各要素の論理的相関関係を示すブロックダイヤグラム。
【符号の説明】
【0038】
1 工作機械(研削盤)
2 基盤
3 スライダ
4 スライダ
5 スライダ
7 スピンドル
9 といし車
13 機械部品
15 回転センター
17 止まりセンター
19 音響センサ
21 力検出センサSF
22,25 センサ
23 処理制御ユニットSA
24 CNC
SA 音響信号
SF 出力信号
tia、tfa といし車9と部品13との接触開始の瞬間
tib、tfb といし車9と部品13との接触終端の瞬間
【0001】
本発明は、基盤および工具担持スライダを備え基盤に対して可動であり工具を担持した工作機械の加工プロセスの検査装置において、前記装置は検査される部品を支承し照合するための支承照合システムと、工具と前記被検査部品の間に発生する力を検知し第1出力信号を発生するように成された第1センサと、前記第1センサに接続され前記第1出力信号を処理するように成された処理制御ユニットとを含み、前記装置は工具と被検査部品との間に発生する接触を検出して第2出力信号を発生するための第2センサを含み、前記処理制御ユニットは前記第2センサに接続されて第1出力信号と前記第2出力信号とを処理して工作機械の加工処理に関する情報を提供するように成された装置に関するものである。
【0002】
また本発明は工作機械の加工プロセスを検査する方法に関するものである。
【0003】
先行技術
工作機械の生産性を増進しこれらの工作機械の製造する機械部品の品質を公差の面から改良しまた製造コストを低減させるというますます緊急な要求から、工作機械のデッド時間を最小限度になしまた製造された部品の品質の下落を防止して部品のスクラップ化および再加工から生じるコストを避けるための保守作業を必要に応じて同時的に実施する事が求められる。旋盤、研削盤、フライス削りなどのコンピュータ・デジタル制御(”CNC”)工作機械を検査するため、検査されるべきプロセスに関する物理的フィーチャの大きさを検出しまた保守作業または修正作業を実施する必要性を工作機械の数値制御装置または直接にオペレータに指示するためのセンサを備えた各種装置が使用される。
【0004】
類似の装置は、例えば工作機械の摩耗または破断を検出してその交換または先鋭化の必要性を信号する装置である。
【0005】
米国特許第US-A-5070655号は特にといし車の先鋭度、冷媒の損失または過度の振動を検出するために、工作機械の特殊の作動条件をモニタリングするための装置を開示している。
【0006】
この装置は力検出センサによって与えられるエネルギー消費を示す信号、および加速度計によって与えられる機械的振動を表示する信号を処理し、オペレータに対して制御下のプロセスの状態を示すための可視信号(緑色光、黄色光または赤色光の形の信号)放出する。
【0007】
米国特許第US-A-5718617号はコンピュータデジタル制御(”CNC”)といし車の加工中にといし車と部品との間に存在する力を工具担持キャリヤスライダと工作機械基盤との間に搭載された力検出センサによって測定するシステムを開示している。さらに工作機械の中に、信号に依存する前記信号の成分を除去する事によって力検出センサからの信号を補正するための加速度計を搭載する事ができる。
【0008】
米国特許第US-A-5044125号は、といし車と部品との間に発生する力の大きさを測定するためにホイールヘッドに隣接搭載された圧電センサを含む力トランスデューサを備えた工作機械、特に研削盤を開示している。力トランスデューサによって出力された信号がデジタル制御装置に転送されてといし車修正サイクルをいつ実施すべきかを決定する。
【0009】
力トランスデューサによって出力された信号が適当に処理されて機械加工に関する情報またはといし車先鋭度に関する顕著な情報を与えるがといし車が実際に部品と接触する時間間隔を正確に識別させる事はできない。実際に、下記において説明するように、といし車と部品との接触が生じる時に力トランスデューサによって出力される信号の大きさはゆっくりと増大し、またこの大きさはといし車が部品の表面から離れている時にゆっくりと減少する。さらにといし車が部品から離間した直後に、工作機械の各部品の移動の故に力トランスデューサの出力信号は疑似的な成分を有し、この成分は加工中の信号の振幅に匹敵する振幅を有するがこの成分は処理中に考慮されてはならない。
【発明の開示】
【0010】
本発明の目的は公知装置の問題点を解決するにある。
【0011】
この目的は請求項1による工作機械の加工プロセスの検査装置および請求項10による対応の検査方法によって達成される。
【発明を実施する最良の方法】
【0012】
図1と図2は基盤2と工具担持スライダ3とを含む数値制御(”CNC”)研削磐1を最も簡単な形状において示し、さらに詳しくは前記工具担持スライダ3は、軸線Yにそって基盤に対して可動のスライダ4に連結されまた軸線Xにそって基盤2に対して可動のスライダ5に連結され、従って工具担持スライダ3は基盤2に対してXY面において移動自在である。スピンドル7が工具担持スライダ3上に装着されまたフランジ11によってといし車9に対して連結されている。スピンドル7は図示されないモータに連結されてといし車9を縦方向軸線M回りに回転させる。
【0013】
研削盤1は回転対称を有する機械部品13を加工するために使用され、例えば縦方向軸線Mに対して平行な縦方向軸線P回りに、例えば回転センターと止まりセンター17から成る公知の型の支承・基準システムによって支承され配置され回転駆動される軸の機械加工のために使用される。
【0014】
研削盤1の加工工程を検査する装置は、第1センサ、すなわち工具担持スライダ3に連結された第1部分22およびスライダ4に連結された第2部分25を有する公知の型の力検出センサ21と、第2センサ、すなわちフランジ11に連結された同じく公知の型の音響センサ(またはAEセンサ)19と、前記のセンサ19、センサ21およびといし車1の数値制御24に対して図示されないようにして電気的に接続された処理・制御ユニット23とを含む。力電圧センサ21は、加工片13に対してといし車9によって加えられる力によって生じるキャリヤスライダ3のスライダ4に対する図1の矢印F方向の変形度を検出し、第1出力信号SFを発生する。音響センサ19は機械加工中にといし車9の表面と部品13の表面との接触によって発生される音響信号を検出し、第2出力信号SAを発生する。
【0015】
図3aと図3bは部品13の機械加工の連続二段階を示し、これらの段階においてといし車9と部品13との接触面が相違している。図3aに図示の状態において、といし車9と部品の間の最大接触面が存在し、これに対して図3bに示す状態においては、といし車9の一部のみが部品13と接触している。図4aと図4bはそれぞれ図3aと図3bに図示の2継起段階において音響センサ19から出力された信号SAと力検出センサ21によって出力された信号SFのトレンドを示す。
【0016】
瞬間tia、tfa、tib、tfbはそれぞれ図3aと図3bにおける加工段階中にといし車9と部品13との接触の開始の瞬間(tia、tfa)および終端の瞬間(tib、tfb)を示す。
【0017】
図4aに図示のように、音響センサ19によって出力される信号SAの振幅は、といし車9との相互接触の結果として変動し(tia、tfa)またといし車9が部品13から離脱する結果として生じるが、といし車9と部品13の間の接触面の面積には実質的に依存しない。
【0018】
実際に、信号が高い論理値を取る時間フレームはといし車9と部品13との間の接触時間に依存するが(時間ずれ tia−tfa、tib−tfb)、といし車9と部品13の間の接触面積が相違する図3aと図3bに図示の2つの相異なる加工段階中に顕著な変化を受けない。
【0019】
これに反して、力検出センサによって出力される信号SFは、といし車9と部品13が相互に接触した(瞬間 tia、tib)後にゆっくり変動しまた相互に離間するが(瞬間 tfa、tfb)、その振幅はといし車9と部品13との接触面積の大きさに正比例し、さらに詳しくは接触面積が大きいほど信号SFの振幅が大になる。
【0020】
図5aと図5bは、それぞれ瞬間ti1、ti2に開始しまたそれぞれ瞬間tf1とtf2に終了しまたといし車9が相異なる能力を有する2つの相異なる機械加工中の音響センサ19の出力信号SAと力検出センサ21の出力信号SFとを示す。瞬間tilとtflはそれぞれといし車9が低い切削能力を有する状態でのといし車9と部品13の間の接触開始瞬間と接触終了瞬間とを示す。瞬間ti2とtf2は、それぞれ(例えばといし車と部品との間の接触面積の大きさに関して前述の場合と同様の条件で)といし車が(例えば修正を受けた後に)高い切削能力を有する状態でのといし車9と部品13との接触の開始の瞬間と終了の瞬間とを示す。
【0021】
これらの図に示すように、音響センサ19の出力信号SAはといし車9が多少とも先鋭であれば顕著に変動しないが、そのトレンドはといし車9と部品13との接触時間に正確に依存する。これに反して、力検出センサ21の出力信号SFはといし車と部品との接触が生じた後にゆっくり増大し、といし車が部品から離脱した時にゆっくり減少し、またといし車9の切削能力に依存する振幅を有する。さらに詳しくはといし車9の切削能力が減少するに従って信号SFの振幅が増大する。
【0022】
図6aと6bは、それぞれ瞬間ti3とti4に開始しまたそれぞれ瞬間tf3とtf4に終了しまたといし車9の近接速度に関して相違する2つの相異なる加工中の音響センサ19の出力信号と力検出センサ21の出力信号を示す。瞬間ti4とtf4は近接速度が比較的低い状態におけるといし車9と部品13との間の接触開始瞬間と接触終了瞬間であるが、瞬間ti3とtf3はといし車9がより急速な近接速度を有する状態におけるといし車9と部品13との接触の開始瞬間と接触終了瞬間である。
【0023】
これらの図から明かなように、といし車9の近接速度が変動するならば音響センサ19の出力信号SAは実質的に変動しないが、そのトレンドはといし車9と部品13との接触時間の大きさ(時間間隔 ti3−tf3,ti4−tf4)にのみ依存する。これに反して力検出センサ21の出力信号SFはといし車9と部品13との接触が生じた瞬間(瞬間ti3,ti4)後にゆっくり増大し、といし車9と部品13との接触の終端においてゆっくり減少し、またといし車9の近接速度に正比例する振幅を有する。より高い近接速度はより大きな振幅の信号SFを生じる。
【0024】
要約すれば、といし車9が部品13と接触する時に音響センサ19の出力信号SAが急速に増大し、といし車9が部品13から離間する時に急速に減少し、またその振幅は、といし車9と部品13との接触面積の大きさ、といし車9の切削能力および近接速度に実質的に依存しない。
【0025】
このような信号の分析は、機械加工条件のいかんに関わらず、加工の生じる時間フレーム(といし車と部品の接触時間フレーム)に関する情報を与える。これに対して力検出センサ21の生じる信号SFは、といし車9が部品13に接触する時にゆっくり増大し、これらの部品が相互に離間するに従ってゆっくり減少するが、その振幅はといし車9と部品13との接触面積の大きさと、といし車9の先鋭状態と、といし車9の近接速度とに依存する。力検出センサ21の前記出力信号SFは加工の生じる時間間隔を正確に決定する事ができないが、加工プロセス、特に部品13とといし車9との接触面積、といし車9の切削能力およびといし車9の近接速度に関する情報を得る事を可能とする。
【0026】
本発明による方法は、音響センサ19と力検出センサ21によって与えられた情報を競合的に使用する。さらに詳しくは、音響センサ19の出力信号SAは、といし車9と部品13との接触に際して生じるその急速応答特性の故に、また接触力に実質的に関連しない振幅の故に、力検出センサ21の出力信号SFが加工プロセスを検査するための有効情報を提供する時間間隔、すなわちといし車9が実際に部品13と接触している時間間隔を決定するために使用される。前記時間間隔中の力検出センサ21の出力信号SFのトレンドは、(といし車9の近接速度およびといし車9と部品13との間の接触面積の大きさに基づいて)加工中に除去された素材量およびといし車9の先鋭度状態に関して顕著な情報を与える。
【0027】
下記において本発明による装置の動作を付図7のフローチャートを参照して説明する。
【0028】
第1段階において、実施される検査の型、例えばといし車9の摩損状態をデジタル制御装置24が自動的に選択しまたはオペレータが手動的に選択する(ブロック40)。
次に、処理制御ユニット23が音響センサ19の出力信号SAの論理値をチェックする(ブロック50)。信号SAが高論理値に変換するやいなや、といし車9と部品13との実際の接触の生じる瞬間に対する実質的に無視可能の遅れをもって始動瞬間が検出される。次に処理制御ユニット23が力検出センサ21の出力信号SFをモニタし始める(ブロック60)。処理制御ユニット23が出力信号SAの論地値をチェックする(ブロック70)。力電圧センサ21の出力信号SFのモニタリングは音響センサ19の出力信号SAが高い論理値を保持するまで次にといし車9が部品13と接触している間、継続する(ブロック60)。音響センサ19の出力信号SAが低論理値に変換する時、といし車9が部品13から実際に移動する瞬間に対して実質的に無視可能の遅れをもって終端の瞬間が検出され、処理制御ユニット23による信号SFのモニタリングが終了する。力検出センサ21の回収(および貯蔵)された出力信号SFがモニタリングされるフィーチャ、この場合にはといし車9の切断能力に関する情報を得るために適当な処理を受け、このような処理は例えば実質的に時間間隔ti−tfに相当する時間間隔中の信号SFの積分を含む(ブロック80)。次に前記処理によって得られた値が装置の先行設定または「学習」段階において検出され記憶された値と比較される(ブロック90)。この比較の結果がモニタリングされたフィーチャ、この場合にはといし車9の摩耗率が許容限界内にある事を示すならば、ブロック(100)に移動し、必要な場合には他の型のチェック(ブロック40)を実施する。これに対してモニタリングされたフィーチャが許容限度を超えていれば、デジタル制御装置は例えばメッセージを表示する事によりオペレータに対してといし車9の修正サイクルを実施する必要性を指示し、または部品の加工が終了するやいなや、オペレータの介入なしで直接に工具の修正サイクルを命令する(ブロック(110)。所要のチェックが完了された時にこの手順が終了する(ブロック120)。
【0029】
コンピュータ1上にセンサ19と21を設定する段階に続く初期設定段階または「学習」段階中に、処理制御ユニット23は他の作動条件、すなわちといし車9と部品13との間の接触面積の相異なる大きさ、といし車9の相異なる摩耗条件、およびといし車9の相異なる近接速度におけるセンサ19と21の出力信号を検索し、また前述の信号を処理して、検査中に得られる値と比較される参照値を得てこれを記憶する。
【0030】
前述以外の方法として、実施されるチェックの型を選択した後に、処理制御ユニット23はセンサ19と21の両方の出力信号SAおよびSFを同時的に取得する事ができ、信号SAのトレンドに基づいて、加工の生じる時間間隔を決定する接触開始の瞬間および接触終端の瞬間を決定し、その後、前述のようにして前記時間間隔のみの信号SFを処理する。
【0031】
各センサは、信号を正確に検出する事ができる限り、研削盤上に前記と異なる位置に配置する事ができる。さらに詳しくは、音響センサは2つのセンサの一方に対して連結する事ができ、または研削盤上に使用されるならばといし車の平衡装置に取付ける事ができる。さもなければ、力検出センサは部品の中間支持体、またはもし存在するなら強固なレストと研削盤の基盤との間に配置する事ができる。
【0032】
前述の構造と異なる実施態様も可能であって、さらに詳しくは力検出センサ21の代わりに、といし車9のモータによって吸収される電力を検出するための力検出センサを備え、または高感度の歪み計、例えばシリコーン・フィルム上の歪み計を備えて、加工中のといし車スライダの変形度を特定し、従ってといし車9によって部品13に加えられる力を特定する事ができる。力検出センサおよび歪み計によって出力される信号のトレンドは力検出センサ21によって出力される前記の信号のトレンドと類似し、従って加工プロセスに関して類似の情報を生じる。音響センサ19の代わりにといし車9が部品13と接触している時間間隔を適当な精度をもって検出する事のできる他の型のセンサを使用する事ができる。この目的から、例えばといし車9と部品13の相対位置を測定するために光学センサまたは近接誘導センサを使用する事ができる。
【0033】
さらにまた、本発明による装置は、多数のプロセスをチェックするために前述と類似または相異なる型の多数のセンサ(図8においてS1...SNで示されたセンサ)を含む事ができる。図8のブロックダイヤグラムはN個のセンサS1...SNを示し、これらのセンサは対応の電子部品E1...ENに接続され、これらの電子部品の出力はユニット29に接続された処理ユニット27に対応し、ユニット29は装置1のデジタル制御24およびPLC(プログラマブル論理コントローラ)31に接続されている。
【0034】
センサS1...SNによって出力された信号は条件付け電子部品E1...ENによって増幅され適当に処理された後に、処理ユニット27に転送される。制御手順を決定するユニット29はデジタル制御装置24またはPLCによって受けられたリクェストに基づいて、処理ユニット27に信号を送り、そこでこの処理ユニットは単一センサS1...SNの出力信号の必要な処理を実施しまたはこれらのセンサS1...SNの出力信号を競業的に利用し、その処理結果をデジタル制御24および/またはPLCおよび/またはその他のディスプレーユニット、例えばパーソナル・コンピュータ33に送る。
【0035】
多くの型の検査をこの型の装置によって実施する事ができ、またこれらの検査は種々の加工段階の検査、工具条件の検査、工具の先鋭化の監視、さらに工具の衝突の検査、および予防的保守のための診断を含む。
【0036】
本発明の装置および方法は明かに他の型の加工用具、例えば旋盤またはフライス加工の加工プロセスの検査のために使用する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】機械部品の加工中の本発明によるといし車および加工装置の概略断面図。
【図2】図1の研削盤および装置の平面図。
【図3a】部品の第1加工段階中の図2の研削盤の細部の拡大図。
【図3b】部品の第2加工段階中の図2の研削盤の細部の拡大図。
【図4a】逐次実施された図3aと図3bの2加工段階中の音響センサの出力信号のトレンドを示す図。
【図4b】逐次実施された図3aと図3bの2加工段階中の力検出センサの出力信号のトレンドを示す図。
【図5a】といし車が相異なる切削能力を有する2つの機械加工中の音響センサによる出力信号のトレンドを示す図。
【図5b】といし車が相異なる切削能力を有する2つの機械加工中の力検出センサによる出力信号のトレンドを示す図。
【図6a】相異なるといし車近接速度で実施される2つの機械加工中の音響センサにより出力信号のトレンドを示す図。
【図6b】相異なるといし車近接速度で実施される2つの機械加工中の力検出センサにより出力信号のトレンドを示す図。
【図7】本発明による装置の動作を示すフローチャート。
【図8】本発明の好ましい実施態様による装置を形成する各要素の論理的相関関係を示すブロックダイヤグラム。
【符号の説明】
【0038】
1 工作機械(研削盤)
2 基盤
3 スライダ
4 スライダ
5 スライダ
7 スピンドル
9 といし車
13 機械部品
15 回転センター
17 止まりセンター
19 音響センサ
21 力検出センサSF
22,25 センサ
23 処理制御ユニットSA
24 CNC
SA 音響信号
SF 出力信号
tia、tfa といし車9と部品13との接触開始の瞬間
tib、tfb といし車9と部品13との接触終端の瞬間
Claims (13)
- 基盤(2)および工具担持スライダ(3)を備え基盤(2)に対して可動であり工具(9)を担持した工作機械(1)の加工プロセスの検査装置において、前記装置は、
・検査される部品(13)を支承し照合するための支承照合システム(15,17)と、
・工具(9)と前記被検査部品(13)の間に発生する力を検知し第1出力信号(SF)を発生するように成された第1センサ(21)と、
・前記第1センサ(21)に接続され前記第1出力信号(SF)を処理するように成された処理制御ユニット(23)とを含み、
前記装置は工具(9)と被検査部品(13)との間に発生する接触を検出して第2出力信号(SA)を発生するための第2センサ(19)を含み、前記処理制御ユニット(23)は前記第2センサ(19)に接続されて第1出力信号(SF)と前記第2出力信号(SA)とを処理して工作機械(1)の加工処理に関する情報を提供するように成された事を特徴とする装置。 - 前記第2出力信号(SA)は工具(9)と被検査部品(13)との間の接触の存在する時間間隔(ti−tf)を示し、前記処理制御ユニット(23)は前記第2出力信号(SA)に基づいて前記時間間隔(ti−tf)を決定し前記時間間隔(ti−tf)において前記第1出力信号(SF)を処理する事を特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記第2センサ(19)は音響センサ(19)である事を特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の装置。
- 前記工具(9)は前記工具担持スライダ(3)に連結されてこれに対して回転自在のといし車(9)であり、前記音響センサ(19)は前記といし車(9)に連結されている事を特徴とする請求項3に記載の装置。
- 前記第1センサ(21)は力検出センサ(21)である事を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の装置。
- 前記工具担持スライダ(3)はスライダ(4)に連結されて横方向(Y)に可動であり、前記力検出センサ(21)は前記工具担持スライダ(3)と前記スライダ(4)に連結される事を特徴とする請求項5に記載の装置。
- 前記第1センサ(21)は力検出センサである事を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の装置。
- 前記第1センサは歪み計である事を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の装置。
- 前記工作機械は前記処理制御ユニット(23)に接続されたデジタル制御ユニット(24)を含む事を特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の装置。
- 前記請求項1乃至9のいずれかに記載の装置によって工作機械(1)の加工プロセスを検査する方法において、
・第2出力(SA)の論理値を検査し、また工具(9)と部品(13)との接触の生じる瞬間(ti)に実質的に対応する出発の瞬間を検出する段階と、
・前記出発瞬間から第1出力信号(SF)をモニタリングする段階と、、
・第2出力信号(SA)の論理値を検査(70)し、また工具(9)と部品(13)との相互離脱の生じる瞬間(tf)に実質的に対応する端末瞬間を検出する段階と、
・前記終端瞬間において前記第1出力信号(SF)のモニタリングを終結する段階と、
・前記第1出力信号(SF)を処理する段階(80)と、
・前記処理の結果と前記基準値との比較(90)を実施する段階と、
・前記比較の結果に基づいて、実施されるべき必要走査(100,40;110)を決定する段階とを含む方法。 - 前記第1出力信号(SF)の処理の結果が部品(13)の加工中に除去された物質量を示す事を特徴とする請求項10に記載の方法。
- 前記第1出力信号(SF)の処理の結果が工具(9)の先鋭度状態を示す事を特徴とする請求項10に記載の方法。
- 研削盤(1)の機械加工を検査するための請求項11または請求項12のいずれかに記載の方法。
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