[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2004519468A - アシル化アミノ酸及びタンパク質縮合物を含む化粧品及び/または医薬品製剤 - Google Patents

アシル化アミノ酸及びタンパク質縮合物を含む化粧品及び/または医薬品製剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2004519468A
JP2004519468A JP2002562312A JP2002562312A JP2004519468A JP 2004519468 A JP2004519468 A JP 2004519468A JP 2002562312 A JP2002562312 A JP 2002562312A JP 2002562312 A JP2002562312 A JP 2002562312A JP 2004519468 A JP2004519468 A JP 2004519468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
protein
acid
acylated amino
amino acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002562312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004519468A5 (ja
Inventor
カール・ハインツ・シュミット
ハンス−クリスティアン・ラトス
アンケ・エッゲルス
インゴマール・ムロツェック
Original Assignee
コグニス・ドイッチュランド・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コグニス・ドイッチュランド・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト filed Critical コグニス・ドイッチュランド・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト
Publication of JP2004519468A publication Critical patent/JP2004519468A/ja
Publication of JP2004519468A5 publication Critical patent/JP2004519468A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/02Preparations for cleaning the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/40Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
    • A61K8/44Aminocarboxylic acids or derivatives thereof, e.g. aminocarboxylic acids containing sulfur; Salts; Esters or N-acylated derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/64Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
    • A61K8/645Proteins of vegetable origin; Derivatives or degradation products thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q11/00Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/10Washing or bathing preparations

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

本発明は、(a)少なくとも1つのアシル化アミノ酸40〜80重量%、及び(b)少なくとも1つのタンパク質縮合物60〜20重量%を含み、任意に水を含んでもよく、前記量が合計で100重量%になる薬剤に関する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも1つのアシル化アミノ酸及び少なくとも1つのタンパク質縮合物の製剤、並びにその乳化剤及び/または発泡剤としての使用に関する。
【背景技術】
【0002】
界面活性剤の他に、コラーゲンベースのタンパク質縮合物は、多くの化粧品製剤、例えばヘアシャンプー及びボディークレンジング製剤に添加される。このようなタンパク質縮合物は、優れた発泡特性及びクレンジング特性を示し、安価に製造することができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、発生している BSE 問題の観点から、動物タンパク質から得られるタンパク質縮合物は、もはや化粧品製剤に使用できない。
ここで、本発明が解決しようとする課題は、海洋性及び植物性タンパク質、例えば絹、カシミヤ及びミルクから得られ、優れた発泡特性及びクレンジング特性を有し、加えて乳化剤としての使用に適しており、場合により界面活性剤と混合してもよいタンパク質縮合物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、
(a)少なくとも1つのアシル化アミノ酸40〜80重量%、好ましくは45〜60重量%、更に好ましくは50重量%、
(b)少なくとも1つのタンパク質縮合物60〜20重量%、好ましくは55〜40重量%、更に好ましくは50重量%
を含み、これらの量が合計で100重量%になり、任意に水を含んでもよい化粧品及び/または医薬品製剤に関する。
本発明はまた、本発明に従った製剤の乳化剤及び発泡剤としての使用に関する。
規定された組成でのアシル化アミノ酸及びタンパク質縮合物(好ましくは小麦、大豆、絹、ミルク、藻類などをベースとするもの)は、アシル化アミノ酸及びタンパク質縮合物自体とは対照的に、優れた発泡特性(とりわけ安定した発泡)を有することが以外にも見出された。よって、本発明に従った製剤は、界面活性製剤中で発泡調節剤としても使用され得る。加えて、本発明に従った界面活性剤混合物は、優れた乳化特性を示す。
【0005】
(アシル化アミノ酸)
本発明におけるアシル化アミノ酸は、アミノ酸と式(I):
R1COX (I)
[式中、R1 は6〜22個、好ましくは8〜18個、更に好ましくは12〜16個の炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基であり、X は塩素、臭素またはヨウ素、好ましくは塩素である。]
に相当する脂肪酸ハロゲン化物との、従来技術で既知の標準的な方法によるアシル化によって得られる化合物である。典型的な酸ハロゲン化物は、塩化オクタノイル、塩化ノナノイル、塩化デカノイル、塩化ウンデカノイル、塩化ラウロイル、塩化トリデカノイル、塩化ミリスチル、塩化パルミトイル、塩化ステアロイル、塩化オレオイル及びそれらの混合物である。本発明に従った界面活性剤混合物の製造において、脂肪酸ハロゲン化物は、アシル化化合物の酸ハロゲン化物に対するモル比1〜1.5(重量%)、好ましくは1.1〜1.3(重量%)で使用される。このように製造されたアシル化アミノ酸は、少なくとも60%、好ましくは70%、更に好ましくは85%のアシル化度を有する。
【0006】
好ましいアシル化アミノ酸は、グルタミン酸、サルコシン、アスパラギン酸、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、リジン、グリシン、セリン、システイン、シスチン、トレオニン、ヒスチジン及びそれらの塩、とりわけグルタミン酸、サルコシン、アスパラギン酸、リジン、グリシン並びに光学的に純粋な形またはラセミ混合物としてのそれらのモノナトリウム塩と、式(I)に相当する脂肪酸ハロゲン化物との反応によって得られる。本発明の1つのある態様では、ココアシルグルタメートが使用される。
アミノ酸またはそれらの塩は、本発明に従った界面活性剤混合物中、全組成物中の活性物質含有量に基づいて40〜80重量%、好ましくは45〜60重量%、更に好ましくは50重量%の量で使用される。
【0007】
(タンパク質縮合物)
本発明のタンパク質縮合物は、タンパク質加水分解物を、式(I)に相当する脂肪酸ハロゲン化物により、(アシル化アミノ酸のところで示したような)従来技術で既知の標準的な方法でアシル化することによって得られる化合物である。本発明に従ったタンパク質縮合物は、活性物質含有量に基づいて40〜99重量%、好ましくは55〜93重量%、更に好ましくは60〜85重量%のアシル化度を有する。これらのアシル化度は、使用した脂肪酸と遊離脂肪酸の量の差から求められる。
【0008】
本発明のタンパク質加水分解物は、植物性タンパク質(例えば、小麦、米、大豆、ヒマワリ、アーモンド及びジャガイモタンパク質)、海洋性タンパク質(例えば、藻類タンパク質または海洋動物からのタンパク質)、ミルク、絹及びカシミヤタンパク質、特に好ましくは小麦、米、大豆、ヒマワリ、アーモンド及びジャガイモタンパク質から酸、アルカリ及び/または酵素加水分解によって得られ、平均分子量100〜4,000、好ましくは300〜2,500、更に好ましくは400〜1,200を有する減成生成物である。タンパク質加水分解物は界面活性剤ではないが、脂肪酸ハロゲン化物とのアシル化によって界面活性特性を有するタンパク質縮合物に転化し得る。合成の入手可能なオリゴペプチドも、この請求項に含まれる。
【0009】
タンパク質加水分解物の製造及び使用の概要は、例えば、G. Schuster 及び A. Domsch の Seifen, Oele, Fette, Wachse, 108, 177(1982)及び Cosm. Toil. 99, 63(1984)、H.W. Steisslinger の Parf. Kosm. 72, 556(1991)及び F. Aurich らの Tens. Surf. Det. 29, 389(1992)に開示されている。製造方法がドイツ特許 DE 19502167 C1 及び DE 19502168 C1 に記されている小麦グルテン、大豆または米タンパク質ベースの植物性タンパク質加水分解物が、好ましく使用される。本発明の1つのある態様では、例えば平均分子量400〜1,400、好ましくは800〜1,200の小麦タンパク質と式(I)に相当する脂肪酸、好ましくは、C8 18 脂肪酸残基を有するヤシ油脂肪酸とのアシル化生成物が使用されることを特徴とする。
タンパク質加水分解物は、本発明に従った界面活性剤混合物中、全組成物の活性物質含有量に基づいて60〜20重量%、好ましくは55〜40重量%、更に好ましくは50重量%で使用される。
【0010】
(アルコール)
本発明の1つのある態様では、0〜15重量%、好ましくは0.2〜10重量%、更に好ましくは0.5〜6重量%の一価アルコールまたは多価アルコール、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、sec.-ブタノール、メトキシプロパノール、tert.-ブタノール、グリセロール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ブタン-1,2-ジオール、ブタン-1,4-ジオール、ソルビトール、マンニトール、エリトリトール、ペンタエリトリトールが、付加的な成分として添加され得る。
【0011】
(アシル化アミノ酸及びタンパク質縮合物の製造)
アシル化アミノ酸は、化学文献で知られている方法によって製造される。反応は、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコールなどの溶媒を用いても行い得る。
【0012】
(産業応用例)
本発明に従った製剤は、水でいかなる濃度にも希釈できる。水分含有量は、10〜80重量%、好ましくは30〜70重量%、更に好ましくは40〜60重量%であり得る。
それらは界面活性製剤中、活性物質含有量に基づいて0.1〜40重量%、好ましくは0.5〜25重量%、更に好ましくは2〜10重量%の量で使用され得る。
【0013】
本発明における界面活性製剤は、好ましくは、洗濯用及び食器洗浄用洗剤、洗浄剤並びに化粧品及び/または医薬品製剤であり、更に好ましくは化粧品及び/または医薬品製剤である。これらの界面活性製剤は、パール化ワックス、粘稠要素、増粘剤、過脂肪剤、安定剤、シリコーン化合物、脂肪、ワックス、レシチン、リン脂質、抗酸化剤、防臭剤、制汗剤、フケ防止剤、膨潤剤、チロシン抑制剤、ヒドロトロープ、可溶化剤、防腐剤、香油、染料、界面活性剤及び他の典型的な成分(例えば、洗濯用洗剤、食器洗浄用洗剤及び洗浄剤組成物中に、更なる助剤及び添加剤として添加されるもの)を含み得る。好ましい化粧品及び/または医薬品製剤は、口腔衛生用及び歯の手入れ用製剤、ヘアシャンプー、ヘアローション、フォームバス、シャワーバス、クリーム、ジェル、ローション、アルコール性及び水性/アルコール性の溶液、並びにエマルジョンである。
【0014】
本発明に従った混合物は、界面活性製剤中、発泡剤として、または乳化剤として都合よく使用され得る。
典型的な化粧品及び/または医薬品浄化製剤は、好ましくは以下の組成:
(a)少なくとも1つのアシル化アミノ酸及び少なくと1つのタンパク質縮合物の本発明に従った混合物0.1〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%、更に好ましくは2.0〜7.5重量%、
(b)ベタイン0.05〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%、更に好ましくは2.5〜7.5重量%、そして任意に、
(c)他のアニオン性界面活性剤0〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%、更に好ましくは2.5〜7.5重量%
を有し(活性物質含有量に基づいて)、これらの量が合計で100重量%になり、任意に他の助剤及び添加剤を含み得る。
【0015】
典型的な液状の洗濯用及び食器洗浄用洗剤並びに洗浄剤は、好ましくは以下の組成:
(a)少なくとも1つのアシル化アミノ酸及び少なくとも1つのタンパク質縮合物の本発明に従った混合物2〜30重量%、好ましくは7〜25重量%、更に好ましくは10〜20重量%、
(b)ベタイン0.05〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%、更に好ましくは2.5〜7.5重量%、そして任意に、
(c)他のアニオン性界面活性剤2.5〜30重量%、好ましくは7〜25重量%、更に好ましくは10〜20重量%
を有し(活性物質含有量に基づいて)、これらの量が合計で100重量%になり、任意に他の助剤及び添加剤を含み得る。
【0016】
典型的な化粧品及び/または医薬品エマルジョンは、好ましくは以下の組成:
(a)少なくとも1つのアシル化アミノ酸及び少なくとも1つのタンパク質縮合物の本発明に従った混合物0.1〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%、更に好ましくは1〜5重量%、
(b)油成分3〜30重量%、好ましくは5〜20重量%、更に好ましくは7〜15重量%、そして任意に、
(c)粘稠要素0.5〜20重量%、好ましくは2.5〜10重量%
を有し(活性物質含有量に基づいて)、これらの量が合計で100重量%になり、任意に他の助剤及び添加剤を含み得る。
【0017】
本発明に従った界面活性剤混合物は、界面活性製剤中、発泡剤または乳化剤として、例えば、洗濯用及び食器用洗剤、家庭用洗浄剤、消火泡、航空機用発泡カーペット、化粧品及び/または医薬品製剤に使用され得る。これらの界面活性製剤は、パール化ワックス、粘稠要素、増粘剤、過脂肪剤、安定剤、シリコーン化合物、脂肪、ワックス、レシチン、リン脂質、抗酸化剤、防臭剤、制汗剤、フケ防止剤、膨潤剤、チロシン抑制剤、ヒドロトロープ、可溶化剤、防腐剤、香油、染料、界面活性剤及び更なる助剤及び添加剤を含み得る。化粧品及び/または医薬品製剤は、例えば、口腔衛生用及び歯の手入れ用製剤、ヘアシャンプー、ヘアローション、フォームバス、シャワーバス、クリーム、ジェル、ローション、アルコール性及び水性/アルコール性の溶液、並びにエマルジョンである。
【0018】
(ワックス)
適当なワックスはとりわけ、天然ワックス、例えばカンデリラろう、カルナウバろう、木ろう、アフリカハネガヤろう、コルクろう、グアルマろう、ライス胚オイルろう、サトウキビろう、オウリカリろう、モンタンろう、蜜ろう、セラックろう、鯨ろう、ラノリン(羊毛ろう)、尾羽脂、セレシン、オゾケライト(地ろう)、ペトロラタム、パラフィンワックス、マイクロワックス;化学修飾ワックス(硬ろう)、例えばモンタンエステルろう、サソールろう、水素化ホホバろう、並びに合成ワックス、例えばポリアルキレンワックス及びポリエチレングリコールワックスである。
【0019】
脂肪以外に適当な他の添加剤は、脂肪様物質、例えばレシチン及びリン脂質である。レシチンは、脂肪酸、グリセロール、リン酸及びコリンからエステル化によって生成するグリセロリン脂質として専門家に知られる。即ち、レシチンはしばしば専門家によりホスファチジルコリン(PCs)とも称され、一般式:
【化1】
Figure 2004519468
[式中、R は15〜17個の炭素原子及び4個までのシス-二重結合を有する直鎖脂肪族炭化水素基を典型的に表わす。]
に相当する。天然レシチンの例はケファリンで、これはホスファチジン酸としても知られ、1,2-ジアシル-sn-グリセロール-3-リン酸の誘導体である。一方、リン脂質は一般的に、リン酸とグリセロールのモノエステル及び好ましくはジエステルであると理解され(グリセロホスフェート)、通常脂肪として分類される。スフィンゴシン及びスフィンゴ脂質も適当である。
【0020】
(パール化ワックス)
適当なパール化ワックスの例は、アルキレングリコールエステル、とりわけエチレングリコールジステアレート;脂肪酸アルカノールアミド、とりわけヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド;部分グリセリド、とりわけステアリン酸モノグリセリド;多塩基性の(場合によりヒドロキシ置換した)カルボン酸と、6〜22個の炭素原子を有する脂肪アルコールとのエステル、とりわけ酒石酸の長鎖エステル;脂肪化合物、例えば脂肪アルコール、脂肪ケトン、脂肪アルデヒド、脂肪エーテル及び脂肪カーボネート(少なくとも全部で24個の炭素原子数を含むもの)、とりわけラウロン及びジステアリルエーテル;脂肪酸、例えばステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸またはベヘン酸;12〜22個の炭素原子を有するオレフィンエポキシドと12〜22個の炭素原子を有する脂肪アルコール及び/または2〜15個の炭素原子及び2〜10個のヒドロキシル基を有するポリオールの開環生成物;並びにそれらの混合物である。
【0021】
(粘稠要素及び増粘剤)
使用される粘稠要素は主として、12〜22個(好ましくは16〜18個)の炭素原子を有する脂肪アルコールまたはヒドロキシ脂肪アルコール、及び部分グリセリド、脂肪酸またはヒドロキシ脂肪酸である。このような物質は、同鎖長のアルキルオリゴグルコシド及び/または脂肪酸 N-メチルグルカミド、及び/またはポリグリセロールポリ-12-ヒドロキシステアレートと組み合せて使用することが好ましい。
【0022】
適当な増粘剤の例は、Aerosil(登録商標)タイプ(親水性シリカ)、多糖、とりわけキサンタンガム、グアー、寒天、アルギネート、チロース、カルボキシメチルセルロース及びヒドロキシエチルセルロース、比較的高分子量の脂肪酸ポリエチレングリコールモノエステル及びジエステル、ポリアクリレート(例えば、Carbopols(登録商標)及び Pemulen タイプ[Goodrich];Synthalens(登録商標)[Sigma];Keltrol タイプ[Kelco];Sepigel タイプ[Seppic];Salcare タイプ[Allied Colloids])、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール及びポリビニルピロリドン、界面活性剤(例えば、エトキシル化脂肪酸グリセリド)、脂肪酸とポリオール(例えば、ペンタエリトリトールまたはトリメチロールプロパン)とのエステル、狭範囲脂肪アルコールエトキシレートまたはアルキルオリゴグルコシド、並びに電解質(例えば、塩化ナトリウム及び塩化アンモニウム)である。
【0023】
(過脂肪剤)
過脂肪剤は、例えば、ラノリン、レシチン、ポリエトキシル化もしくはアシル化ラノリン及びレシチン誘導体、ポリオール脂肪酸エステル、モノグリセリド、及び脂肪酸アルカノールアミドのような物質から選択し得る。脂肪酸アルカノールアミドは、発泡安定剤としても機能する。
(安定剤)
安定剤として、脂肪酸の金属塩、例えばステアリン酸またはリシノール酸のマグネシウム塩、アルミニウム塩及び/または亜鉛塩を使用し得る。
【0024】
(シリコーン化合物)
適当なシリコーン化合物の例は、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状シリコーン、並びにアミノ変性、脂肪酸変性、アルコール変性、ポリエーテル変性、エポキシ変性、フッ素変性、グリコシド変性及び/またはアルキル変性シリコーン化合物(室温で液状及び樹脂様であり得るもの)である。他の適当なシリコーン化合物は、ジメチルシロキサン単位数200〜300の平均鎖長を有するジメチコン及び水素化シリケートの混合物であるシメチコンである。適当な揮発性シリコーンに関しては、Todd らの、Cosm. Toil. 91, 27(1976)に詳細に記載されている。
【0025】
(抗酸化剤)
UV 線が皮膚に侵入すると開始される光化学反応鎖を断つ抗酸化剤もまた、添加され得る。その典型例を次に挙げる。アミノ酸(例えば、グリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)及びその誘導体、イミダゾール(例えば、ウロカニン酸)及びその誘導体、ペプチド(例えば、D,L-カルノシン、D-カルノシン、L-カルノシン)及びそれらの誘導体(例えば、アンセリン)、カロチノイド、カロテン(例えば、α-カロテン、β-カロテン、リコペン)及びその誘導体、クロロゲン酸及びその誘導体、リポン酸及びその誘導体(例えば、ジヒドロリポン酸)、アウロチオグルコース、プロピルチオウラシル及び他のチオール(例えば、チオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミン、グリコシル、N-アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチル、ラウリル、パルミトイル、オレイル、γ-リノレイル、コレステリル及びそれらのグリセリルエステル)及びそれらの塩、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、チオジプロピオン酸及びその誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシド及び塩)、スルホキシミン化合物(例えば、ブチオニンスルホキシミン、ホモシステインスルホキシミン、ブチオニンスルホン、ペンタ-、ヘキサ-及びヘプタ-チオニンスルホキシミン)(例えば、pmol〜μmol/kg 程度の極く少ない適合量で)、
【0026】
(金属)キレート剤(例えば、α-ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン)、α-ヒドロキシ酸(例えば、クエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTA 及びそれらの誘導体、不飽和脂肪酸及びその誘導体(例えば、γ-リノレン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸及びその誘導体、ユビキノン、ユビキノール及びそれらの誘導体、ビタミン C 及びその誘導体(例えば、アスコルビルパルミテート、Mg アスコルビルホスフェート、アスコルビルアセテート)、トコフェロール及び誘導体(例えば、ビタミン E アセテート)、ビタミン A 及び誘導体(ビタミン A パルミテート)、ベンゾイン樹脂のコニフェリルベンゾエート、ルチン酸及びその誘導体、α-グリコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリデングルシトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤク樹脂酸、ノルジヒドログアヤレト酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸及びその誘導体、マンノース及びその誘導体、スーパーオキシド-ジスムターゼ、亜鉛及びその誘導体(例えば、ZnO、ZnSO4)、セレン及びその誘導体(例えば、メチオニンセレン)、スチルベン及びその誘導体(例えば、酸化スチルベン、酸化トランススチルベン)、並びに本発明の目的に適当な上記活性物質の誘導体(塩、エステル、エーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチド及び脂質)。
【0027】
(膨潤剤)
水相用の適当な膨潤剤は、モンモリナイト、粘土鉱物、Pemulen、及びアルキル修飾 Carbopol タイプ(Goodrich)である。他の適当なポリマー及び膨潤剤は、R. Lochhead の、 Cosm. Toil. 108, 95(1993)に記載されている。
【0028】
(ヒドロトロープ)
流動性を改善するために、更にヒドロトロープ、例えばエタノール、イソプロピルアルコール、またはポリオールを使用し得る。適当なポリオールは、好ましくは2〜15個の炭素原子及び少なくとも2個のヒドロキシル基を有する。ポリオールは、他の官能基(とりわけアミノ基)を有し得るか、または窒素で修飾されていてもよい。ポリオールの典型例は、
・グリセロール;
・アルキレングリコール、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、及び平均分子量100〜1,000ダルトンのポリエチレングリコール;
・自己縮合度1.5〜10の工業用オリゴグリセロール混合物、例えばジグリセロール含量40〜50重量%の工業用ジグリセロール混合物;
・メチロール化合物、例えばとりわけ、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタン、ペンタエリトリトール及びジペンタエリトリトール;
・低級アルキルグルコシド(特に、アルキル基中に1〜8個の炭素原子を有するもの)、例えばメチル及びブチルグルコシド;
・5〜12個の炭素原子を有する糖アルコール、例えばソルビトールまたはマンニトール;
・5〜12個の炭素原子を有する糖、例えばグルコースまたはスクロース;
・アミノ糖、例えばグルカミド;
・ジアルコールアミン、例えばジエタノールアミンまたは2-アミノプロパン-1,3-ジオール
である。
【0029】
(防腐剤)
適当な防腐剤は、例えば、フェノキシエタノール、ホルムアルデヒド溶液、パラベン、ペンタンジオールまたはソルビン酸、並びに Cosmetics Directive の付録6、パート A 及び B に挙げられた種類の化合物である。
【0030】
(香油)
適当な香油は、天然及び合成香料の混合物である。天然香料は、下記植物の抽出物を包含する:花(ユリ、ラベンダー、バラ、ジャスミン、ネロリ、イラン-イラン)、茎及び葉(ゼラニウム、パチョリ、プチグレン)、果実(アニス、コリアンダー、キャラウェー、ビャクシン)、果皮(ベルガモット、レモン、オレンジ)、根(ナツメグ、アンゼリカ、セロリ、カルダモン、コスタス、アヤメ、ショウブ)、木(マツ、ビャクダン、グアヤク、シーダー、シタン)、草(タラゴン、レモングラス、セージ、タイム)、針葉及び枝(トウヒ、モミ、マツ、低木マツ)、樹脂及びバルサム(ガルバヌム、エレミ、ベンゾイン、ミルラ、乳香、オポパナクス)。動物性原料、例えばシベット及びビーバーを使用してもよい。
【0031】
典型的な合成香料化合物は、エステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコール及び炭化水素型の生成物である。エステル型香料化合物の例は、ベンジルアセテート、フェノキシエチルイソブチレート、p-tert.-ブチルシクロヘキシルアセテート、リナリルアセテート、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、フェニルエチルアセテート、リナリルベンゾエート、ベンジルホルメート、エチルメチルフェニルグリシネート、アリルシクロヘキシルプロピオネート、スチラリルプロピオネート、及びベンジルサリチレートである。エーテルは例えば、ベンジルエチルエーテルを包含し、アルデヒドは例えば、8〜18個の炭素原子を有する直鎖アルカナール、シトラール、シトロネラル、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、シクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラル、リリアール及びブルゲオナールを包含する。適当なケトンは例えば、イオノン類、α-イソメチルイオノン及びメチルセドリルケトンである。適当なアルコールは、アネトール、シトロネロール、オイゲノール、イソオルゲノール、ゲラニオール、リナロール、フェニルエチルアルコール及びテルピネオールである。炭化水素は主として、テルペン類、バルサム類を包含する。しかしながら、共同で快い香を発する種々の香料化合物の混合物を使用することが好ましい。
【0032】
他の適当な香油は、芳香成分として用いられることの多い比較的揮発性の低い精油である。その例は、セージ油、カモミール油、丁子油、メリッサ油、ミント油、シナモン葉油、ライム花油、ジュニパーベリー油、ベチベル油、乳香油、ガルバヌム油、ラブダヌム油及びラバンジン油である。下記のものを単独で、または混合物として使用することが好ましい:ベルガモット油、ジヒドロミルセノール、リリアール、リラール、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、α-ヘキシルシンナムアルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメンアルデヒド、リナロール、ボイサムブレンフォルテ(Boisambrene Forte)、アンブロキサン(Ambroxan)、インドール、ヘジオン(hedione)、サンデリス(sandelice)、シトラス油、マンダリン油、オレンジ油、アリルアミルグリコレート、シクロベルタル(cyclovertal)、ラバンジン油、クラリー油、β-ダマスコン、ゼラニウム油バーボン、シクロヘキシルサリチレート、バートフィックスクール(Vertofix Coeur)、イソ-イー-スーパー(Iso-E-Super)、フィクソリド NP(Fixolide NP)、エベルニル、イラルデイン(iraldein)ガンマ、フェニル酢酸、ゲラニルアセテート、ベンジルアセテート、ローズオキシド、ロミレート(romillat)、イロチル(irotyl)及びフロラメート(floramat)。
【0033】
(染料)
適当な染料は、例えば“Kosmetische Faerbemittel”, Farbstoffkommission der Deutschen Forschungsgemeinschaft, Verlag Chemie, Weinheim, 1984, 第81〜106頁に挙げられているような、化粧用に適当で承認された物質である。これらの染料は通常、混合物全体に基づいて0.001〜0.1重量%の濃度で使用される。
助剤及び添加剤の総含有率は、製剤に基づいて、1〜80重量%、好ましくは5〜50重量%、更に好ましくは7〜10重量%であり得る。製剤は標準の冷または温乳化工程によって製造され、好ましくは転相温度(PIT)法により製造される。
【実施例】
【0034】
A1 N-C8-C16-ココイルグルタメートナトリウム:
N-ヤシ-C6 16-アシルグルタメートのナトリウム塩
A2 N-C8-C16-ココイルアスパラギネートナトリウム:
N-ヤシ-C6 16-アスパラギネートのナトリウム塩
A3 N-パルミトイル/ステアロイル-L-グルタメートナトリウム:
N-ヤシ-C16 18-アシルグルタメートのナトリウム塩
A4 N-C12-C16-ココイル-L-グルタメートナトリウム:
N-ヤシ-C12 16-アシルグルタメートのナトリウム塩
B1 N-C12-C18-ココイル加水分解小麦タンパク質ナトリウム:
小麦タンパク質(平均分子量1200)と C12 18 ヤシ油脂肪酸とのアシル化生成物の
ナトリウム塩
B2 N-C12-C18-ココイル加水分解小麦タンパク質ナトリウム:
小麦タンパク質(平均分子量1200)と C12/18 ヤシ油脂肪酸とのアシル化生成物の
ナトリウム塩
B3 N-C12-C18-ココイル加水分解小麦タンパク質ナトリウム:
小麦タンパク質(平均分子量1200)と C12/18 ヤシ油脂肪酸とのアシル化生成物の
ナトリウム塩
B4 N-パルミトイル/ステアロイル加水分解小麦タンパク質ナトリウム:
小麦タンパク質(平均分子量1200)と C16/18 ヤシ油脂肪酸とのアシル化生成物の
ナトリウム塩
【0035】
【表1】
Figure 2004519468
*活性物質 = 乾燥残渣
**差(使用された脂肪酸 - 遊離脂肪酸)から算出
【0036】
本発明に従った界面活性剤混合物(組成例1〜5)、比較例の界面活性剤混合物(C5 及び C6)及び各成分(比較例 C1〜C4)について、硬水中でそれらの発泡能力を試験した。このために、異なった時間(30秒、5、10、15及び20分)での“泡立てられた”容積(ml)を、Goette のホイップ泡方法(DIN 53902, 3/81; 15°dH; pH 6; 40℃)によって測定した。
【表2】
Figure 2004519468
【0037】
O/W クリームを、本発明に従った組み合わせ N-アシルグルタメート及び N-アシルタンパク質縮合物(表3、組成例1〜5)、並びに各個々の成分または比較の界面活性剤混合物(表3、比較例 C1〜C7)を用いて調製した。このクリームを、20、40及び45℃で合計12週間保管し、エマルジョンの安定性を評価した[(+) = 安定、(-) = 分離]。
【表3】
Figure 2004519468

Claims (10)

  1. (a)少なくとも1つのアシル化アミノ酸40〜80重量%、
    (b)少なくとも1つのタンパク質縮合物60〜20重量%
    を含み、これらの量が合計で100重量%になり、任意に水を含む化粧品及び/または医薬品製剤。
  2. (a)少なくとも1つのアシル化アミノ酸45〜60重量%、
    (b)少なくとも1つのタンパク質縮合物55〜40重量%
    を含み、これらの量が合計で100重量%になり、任意に水を含むことを特徴とする請求項1に記載の製剤。
  3. アミノ酸と、式(I):
    R1COX (I)
    [式中、R1 は6〜22個の炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基であり、X は塩素、臭素またはヨウ素である。]
    に相当する脂肪酸ハロゲン化物との反応によって得られるアシル化アミノ酸が使用されることを特徴とする請求項1及び/または2に記載の製剤。
  4. グルタミン酸、サルコシン、アスパラギン酸、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、リジン、グリシン、セリン、システイン、シスチン、トレオニン、ヒスチジン及びそれらの塩と、式(I)に相当する脂肪酸ハロゲン化物との反応によって形成されるアシル化アミノ酸が使用されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の製剤。
  5. 植物性または海洋性タンパク質、ミルク、絹またはカシミヤタンパク質のタンパク質加水分解物と、式(I)に相当する脂肪酸ハロゲン化物との反応によって形成されるタンパク質縮合物が使用されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の製剤。
  6. 少なくとも70%のアシル化度を有するアシル化アミノ酸、及び少なくとも40%のアシル化度を有するタンパク質縮合物が使用されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の製剤。
  7. 100〜4,000の平均分子量を有するタンパク質縮合物が使用されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の製剤。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の製剤を0.1〜40重量%含む、化粧品及び/または医薬品組成物。
  9. 請求項1に記載の界面活性剤混合物の発泡剤としての使用。
  10. 請求項1に記載の界面活性剤混合物の乳化剤としての使用。
JP2002562312A 2001-01-18 2002-01-09 アシル化アミノ酸及びタンパク質縮合物を含む化粧品及び/または医薬品製剤 Pending JP2004519468A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10102009A DE10102009A1 (de) 2001-01-18 2001-01-18 Tensidgemisch
PCT/EP2002/000124 WO2002062304A2 (de) 2001-01-18 2002-01-09 Kosmetische und/oder pharmazeutische mittel acylierte aminosäure und proteinkondensat enthaltend.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004519468A true JP2004519468A (ja) 2004-07-02
JP2004519468A5 JP2004519468A5 (ja) 2005-12-22

Family

ID=7670895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002562312A Pending JP2004519468A (ja) 2001-01-18 2002-01-09 アシル化アミノ酸及びタンパク質縮合物を含む化粧品及び/または医薬品製剤

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20040067213A1 (ja)
EP (1) EP1363583A2 (ja)
JP (1) JP2004519468A (ja)
DE (1) DE10102009A1 (ja)
WO (1) WO2002062304A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006265338A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Cognis Japan Ltd 洗浄剤組成物

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITTO20011053A1 (it) * 2001-11-07 2003-05-07 Zschimmer E Schwarz Italiana S Uso di sali di capriloil glutammato e-o capriloil idrolizzato di proteine di grano e-o riso nella formulazione di composizioni detergenti o
EP1792608B1 (fr) * 2002-10-29 2014-06-18 L'Oréal Composition sous forme d'émulsion huile-dans-eau et ses utilisations notamment cosmétiques
US8263666B2 (en) 2002-10-29 2012-09-11 L'oreal Composition in the form of an oil-in-water emulsion and uses thereof
DE10259406A1 (de) * 2002-12-19 2004-07-01 Cognis Deutschland Gmbh & Co. Kg Milde Detergensgemische
ITMI20030884A1 (it) * 2003-04-30 2004-11-01 Bottega Verde S R L Composizioni di basi emulsionanti ottenute da lipoproteine vegetali, fitosteroli e lecitine vegetali di soia e di riso
DE102004043945A1 (de) * 2004-09-11 2006-03-30 Henkel Kgaa Mund-, Zahn- und Zahnprotesenpflegemittel enthaltend die Plaquebildung inhibierende Substanzen
ITMI20051273A1 (it) * 2005-07-06 2007-01-07 Maycos Italiana Di Comini Miro Composizioni in forma di lipogel per uso cosmetico detergente e farmaceutico
CA2642726C (en) 2006-02-21 2015-11-03 Mary Kay, Inc. Stable vitamin c compositions
DE102006032665A1 (de) * 2006-07-13 2008-01-17 Beiersdorf Ag Haarstylingzubereitung mit besonderen Proteinhydrolysaten
DE102006032666A1 (de) * 2006-07-13 2008-01-17 Beiersdorf Ag Tensidhaltige kosmetische Zubereitungen mit besonderen Proteinhydrolysaten
FR2956813B1 (fr) * 2010-02-26 2012-07-27 Lea Lab Shampooing et son utilisation
US9592182B2 (en) 2011-07-20 2017-03-14 Colgate-Palmolive Company Cleansing composition with whipped texture
DE102011053304A1 (de) * 2011-09-06 2013-03-07 Universität Zu Köln Siloxanhaltiger Feuerlöschschaum
US11559483B2 (en) * 2015-07-10 2023-01-24 Sanjay Gupta Nasal foam via cribriform plate for medication delivery to the brain and/or body and for nasal moisturization and hygiene

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4076800A (en) * 1975-01-13 1978-02-28 The Procter & Gamble Company Protein-containing detergent compositions for protecting keratinous materials
JPS62298515A (ja) * 1986-06-18 1987-12-25 Lion Corp シヤンプ−組成物
GB9020594D0 (en) * 1990-09-21 1990-10-31 Procter & Gamble Cleansing compositions
FR2676922B1 (fr) * 1991-06-03 1995-01-20 Givaudan Lavirotte Applications en cosmetique de derives n-acyles de melanges d'acides amines issus d'hydrolysats de proteines vegetales.
FR2698869B1 (fr) * 1992-12-09 1995-02-24 Morelle Jean Acylaminoacides obtenus à partir de fibres issues du Bombyx Mori.
US5387372A (en) * 1993-03-05 1995-02-07 Colgate-Palmolive Company Composition for cleansing body with high foaming action
DE4433071C1 (de) * 1994-09-16 1995-12-21 Henkel Kgaa Milde Detergensgemische
US6051258A (en) * 1995-06-07 2000-04-18 Emisphere Technologies, Inc. Proteinoid emulsions and methods for preparation and use thereof
FR2760746B3 (fr) * 1997-03-14 1999-05-21 Phytocos Lab Nouveaux acylaminoacides
US6344435B1 (en) * 1998-06-10 2002-02-05 Shiseido Co., Ltd. Detergent composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006265338A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Cognis Japan Ltd 洗浄剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
WO2002062304A3 (de) 2003-02-27
US20040067213A1 (en) 2004-04-08
DE10102009A1 (de) 2002-08-01
WO2002062304A2 (de) 2002-08-15
EP1363583A2 (de) 2003-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4988987B2 (ja) 高粘性化粧用清浄剤の製法
US20010046507A1 (en) Cosmetic and pharmaceutical oil-in-water emulsions
JP2004519468A (ja) アシル化アミノ酸及びタンパク質縮合物を含む化粧品及び/または医薬品製剤
JP2005513071A (ja) 高濃縮された、易流動性の真珠光沢剤濃縮物
JP2004525210A (ja) 界面活性剤混合物
JP2005513072A (ja) 高濃縮された、易流動性の真珠光沢剤濃縮物
JP2002544325A (ja) 真珠光沢剤濃縮物
US6576678B1 (en) W/O emulsion bases
US6723311B1 (en) Clear, cosmetic preparations containing fatty alcohol polyglycol ethers, ether sulfates and/or alk(en)yl oligoglycosides, and methods of preparing the same
EP1739161B1 (en) Foam-enhancing agent
EP1661976A1 (en) Ethercarboxylates and glycerine derivatives as foam-enhancing agent for surfactants
ES2215612T3 (es) Preparaciones cosmeticas.
JP2002523340A (ja) コンシステンシー付与剤としての水性ワックス分散液の使用
JP2003522778A (ja) 分散系の形態の真珠光沢ワックスを含有する化粧品製剤
CN114340595A (zh) 用于蜡分散体的稳定剂浓缩物
JP2002538193A (ja) オイル浴剤
JP2002544140A (ja) コラーゲンを含有していない化粧用調製物
JP2005506278A (ja) アシル化アミノ酸を含む化粧品及び/または医薬品
JP2002525301A (ja) 自己乳化性の油中水型エマルジョンベース
JP2002541178A (ja) 化粧品製剤および/または医薬製剤
ES2912303T3 (es) Composición que contiene ésteres parciales de carbohidratos
JP4358995B2 (ja) ヒドロキシカルボン酸アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドエステルを含有するサンスクリーン製剤
JP4664509B2 (ja) 装飾性化粧用調製物
JPH08502982A (ja) 可溶化剤
JP2005502766A (ja) 洗浄製剤

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050105

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060131

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060718