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JP2004312426A - 放送装置、放送再生装置、及び、放送システム - Google Patents

放送装置、放送再生装置、及び、放送システム Download PDF

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JP2004312426A
JP2004312426A JP2003103912A JP2003103912A JP2004312426A JP 2004312426 A JP2004312426 A JP 2004312426A JP 2003103912 A JP2003103912 A JP 2003103912A JP 2003103912 A JP2003103912 A JP 2003103912A JP 2004312426 A JP2004312426 A JP 2004312426A
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broadcast
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JP2003103912A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sekine
淳 関根
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】所定の番組の放送データを受信して再生する放送受信装置において、従来は放送装置側でお勧めする番組を視聴する場合視聴者が新聞等の番組欄を見て確認していたため、お勧めする番組の選択は視聴者側にゆだねられていた。
【解決手段】放送装置1は、お勧めする番組を示すお勧め番組情報201を生成するお勧め番組情報サーバ101と、お勧め番組情報201と放送データ111とを送信する放送部103とを備え、放送受信装置2は、放送データ111とお勧め番組情報201とを受信する放送受信部105と、お勧め番組情報201と現在再生している番組を示す現在の番組情報113とを比較して、異なる場合に番組切替部109に番組情報を出力して再生する番組を変更させるお勧め番組情報解析部108とを備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は放送データを送信する装置に関するものであり、受信側で番組として放送データを再生する場合の番組の再生を制御するための情報を放送データとともに送信する放送装置に関するものである。また、この発明は、放送データを受信する放送再生装置に関するものであり、放送データとともに、番組の再生を制御する情報を受信して番組の再生を制御する放送再生装置に関するものである。また、この発明は、放送データを送信する放送装置と、放送データを受信する放送再生装置とを備える放送システムに関するものであり、受信側の番組の再生を制御するための情報を放送データとともに送信する放送装置と、放送データとともに番組の再生を制御する情報を受信して番組の再生を制御する放送再生装置とを備える放送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例.
従来放送データの受信・再生において、視聴者は放送局がお勧めする番組を新聞等の番組欄から判断してチャネルを変更して、放送局がお勧めする番組の放送データを受信するか、自分の好きな番組のジャンルを入力して、入力したジャンルの番組の放送データを自動受信している。このため、わずらわしいチャネル選択・複雑な入力処理が必要であった。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−58713号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の放送再生装置は以上のように構成されているので、視聴者の番組受信においてわずらわしい入力作業をしなければならなかった。また、放送局のお勧め番組を受信するために番組欄の確認が必要であった。また、放送局の時間毎のお勧め番組がわかりにくい等などの問題点があった。
また、視聴者に番組の選択が委ねられているため、例えば、番組欄にお勧め番組の紹介を行っても、視聴者が目に留め、興味を持たなければ選択されないことになり、番組欄の広告料が活かされない場合があった。
【0005】
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、視聴者の最低限の操作で放送データの送信側が推薦する番組を受信することが可能となる放送再生装置を提供することを目的としている。
また、放送データの送信側が推薦する番組を放送データの受信側で最低限の操作で再生可能にする放送装置を提供することを目的としている。
また、視聴者に対して、送信側が推薦する番組を視聴者の意向にかかわらず視聴させることを目的とする。
また、視聴者の最低限の操作で放送データの送信側が推薦する番組を受信するとともに、送信側が推薦する番組を受信側で最低限の操作で再生可能にする放送システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る放送装置は、番組として再生される放送データを送信する放送装置であって、上記放送データの受信側で再生している番組を制御するための受信側制御情報を生成する制御情報生成部と、上記制御情報生成部によって生成された受信側制御情報を上記放送データとともに送信する放送部とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この実施の形態では、放送データを送信する放送装置は、1つ以上の番組用の放送データを送信するものとする。また、放送データは受信側(放送再生装置)で再生されて番組として例えば、テレビジョンやラジオで視聴されるものである。以下に図を用いて放送システム、放送装置、放送再生装置の一例を説明する。
【0008】
図1はこの実施の形態における放送システムの概略構成図である。図1の放送システムは、受信側制御情報の一例としてお勧め番組情報を生成する放送装置と受信側制御情報の一例としてお勧め番組情報を受信する放送受信装置を備えるものである。ここでのお勧め番組情報とは、放送データの送信側で生成する情報であって、受信側に対して視聴を推奨する番組を示す情報である。
図2は、受信側制御情報の形式である。
【0009】
図1において、放送システム3は、放送データを送信する放送装置1と、放送装置1により送信された放送データを受信する放送再生装置である放送受信装置2とを備える。放送システム3は、1つ以上の放送装置1と1つ以上の放送受信装置2からなる。
放送装置1において、入力部104は、パーソナルコンピュータやキーボードやマウス等の所定の情報112を入力する情報入力装置であって、入力した情報112を放送装置1へ出力するものである。放送受信装置2で再生する放送データを制御するための情報は、入力部104から入力される。制御情報生成部の一例であるお勧め番組情報サーバ101は、入力部104から出力された情報112を入力して(情報112は、放送受信装置2側での視聴をお勧めする番組を示す情報である)、受信側制御情報の一例であるお勧め番組情報201を生成する。お勧め番組情報サーバ101は、生成したお勧め番組情報を制御情報記憶部である制御情報テーブル1010に記憶する。或いは、入力部104から入力した情報112を一旦制御情報テーブル1010に格納して、お勧めする番組の放送データを送信する直前に制御情報テーブル1010から取り出してお勧め番組情報201を生成してもかまわない。メディア生成部102は主として放送する映像データ・音声素材データを生成する。放送データ111は、映像データや音声素材データである。放送部103は、メディア生成部102により生成された放送データ111とお勧め番組情報サーバ101により生成されて制御情報テーブル1010に記憶されたお勧め番組情報201とを送信する。お勧め番組情報201は、お勧めする番組の放送データが送信されるタイミングで、お勧めする番組の放送データが送信される間一緒に送信される。或いは、お勧めする番組の放送データが送信される間、一定の間隔で送信される。或いは、お勧めする番組の最初の放送データが送信される時だけ一緒に送信される。
また、お勧め番組情報201は、お勧めする番組の放送データと同じ帯域を使用して送信される。或いは、お勧めする番組の放送データと異なる帯域を使用して送信される。
【0010】
放送受信装置2において、受信部である放送受信部105は、放送装置1により放送された放送データ111とお勧め番組情報201とを受信する。再生部106は、放送受信部105が受信した放送データ111のうち所定の番組の放送データを入力して映像と音声、或いは、音声に再生する。再生した映像と音声、或いは、音声は、表示装置107に出力して視聴者に提供される。表示装置107は、例えばテレビジョンやラジオである。制御情報解析部の一例であるお勧め番組情報解析部108は、放送受信部105が受信したお勧め番組情報201を入力して、お勧め番組情報201に基づいて再生している番組を制御するかしないかを決定する。制御する場合に、お勧め番組情報201に基づいて、現在再生している番組を別の番組に切替えるための番組情報114を生成して出力する。入力部110は、例えばテレビジョンのリモートコントローラであって、視聴者から視聴したい番組を指定する視聴希望番組情報116を入力する。番組制御部の一例である番組切替部109は、入力部110より視聴希望番組情報116を入力して、再生部106に対して視聴希望番組情報116の示す番組の放送データを再生することを指示する番組再生情報117を生成して、再生部106に出力する。また、番組切替部109は、お勧め番組情報解析部108から番組情報114を入力して、番組情報114の示す番組の放送データを再生することを指示する番組再生情報117を生成して、再生部106に出力する。また、番組切替部109は、再生部106により現在再生されている番組を示す現在の番組情報113を、お勧め番組情報解析部108へ出力する。お勧め番組情報解析部108は、再生されている番組を制御するかしないかを決定する際に、現在の番組情報113を用いる。
【0011】
次に図2に示したお勧め番組情報について説明する。図2において、お勧め番組情報201は、放送装置1から放送受信装置2へ送信される受信側制御情報の一例である。お勧め番組情報201は、お勧め番組テーブル識別情報202とお勧め番組チャネル情報203とを有する。お勧め番組テーブル識別情報202は、お勧め番組情報であることを識別するための情報である。お勧め番組チャネル情報203は、例えば視聴者がテレビジョンでお勧め番組を視聴するためにチャネルを切り替えるチャネル切替情報である。
【0012】
本実施の形態による放送装置1と放送受信装置2の動作を順次説明する。
図1において、お勧め番組情報サーバ101は、メディア生成部102によって作成された複数の番組のなかで視聴者に受信をすすめたい番組を示す情報112を入力部104を介して入力する。お勧め番組情報サーバ101は、情報112を用いてお勧め番組情報201を生成して、お勧め番組情報201を制御情報テーブル1010に記憶する。制御情報テーブル1010に記憶したお勧め番組情報201は、お勧めする番組の放送データを送信するときに放送部103により取り出されて、放送受信装置2へ送信される。この時、お勧めする番組の放送データ111が送信される間継続してお勧め番組情報201が送信されても、放送データ111の送信開始の時だけお勧め番組情報201が送信されても、放送データ111が送信される間所定の間隔でお勧め番組情報201が送信されても、いずれでもかまわない。
【0013】
放送装置1によって送信された放送データ111とお勧め番組情報201とは、放送受信部105にて受信される。受信後、放送受信部105は、お勧め番組テーブル識別情報202の判別によって、映像・音声の番組素材データである放送データ111とお勧め番組情報201とに分けて、お勧め番組情報201はお勧め番組情報解析部108に出力する。
また、番組切替部109は、入力部110を介して複数の番組の中から視聴者によって選択された1つの視聴希望番組情報116を入力する。番組切替部109は、再生部106に対して番組再生情報117を出力する。再生部106は、番組再生情報117の示す番組の放送データを再生して、再生した映像や音声の再生データ118を表示装置107へ出力し、視聴者へ提供する。再生部106は、新たに番組再生情報117が出力されるまでは、直前に出力された番組再生情報117の示す番組の放送データを再生する。
【0014】
図3は実施の形態1のお勧め番組情報解析部の動作のフローチャートである。
以下、図3を参照してお勧め番組情報解析部108の動作を説明する。
【0015】
お勧め番組情報解析部108は、放送受信部105によってお勧め番組情報201が受信されたか否かを確認する(ステップS31)。受信しているのならば、お勧め番組情報201からお勧め番組チャネル情報203を取得する(ステップS32)。また、お勧め番組情報解析部108は、番組切替部109に問合せて、現在の番組情報113を取得する(ステップS33)。取得した現在の番組情報113とお勧め番組チャネル情報203を比較し(ステップS34)、同一であれば終了する。
異なるチャネル設定であれば、番組切替部109にお勧め番組チャネル情報203を番組情報114として設定する(ステップS35)。
【0016】
上記したステップS31〜S35により、お勧め番組情報解析部108はお勧め番組情報を解析して、お勧め番組を受信するためのお勧め番組チャネル情報203を番組情報114として番組切替部109に設定する。
番組切替部109は、番組情報114に従って、番組情報114の示す番組の放送データを再生するように番組再生情報117を再生部106に出力する。再生部106は、番組再生情報117に従う番組の放送データを再生して、再生データ118を表示装置107に出力する。この結果、視聴者は放送装置1より指示されたお勧め番組の視聴を開始する。
【0017】
以上のように放送装置1側から放送受信装置2へお勧め番組情報を送信することによって、放送受信装置2側の視聴者は、番組表を確認してお勧め番組を調べて自身で番組のチャネルを切替る手間を掛けることなく、お勧め番組への切替をリアルタイムで容易に実施することが可能である。
また、放送装置1側では、視聴者による番組選択に委ねることなく確実に視聴者にお勧め番組を視聴させることが可能となる。
また、例えば、突発的な事故が発生して視聴者に対して避難を呼び掛ける場合に、この放送システムが有効になる。具体的には、避難経路を案内する場合に、案内番組をお勧め番組チャネル情報に指定したお勧め番組情報を案内番組の放送データとともに送信する。放送受信装置2は、このお勧め番組情報を受信すると、視聴者が現在視聴している番組を直ちに案内番組に切替えて表示する。
この結果、視聴者は事故や災害の発生を早期に知る事ができるとともに、避難場所までの経路を容易に確認できるので、二次災害の発生を防ぐことが可能となる。
【0018】
この実施の形態1では、放送装置側からお勧め番組情報と放送データとを放送する、例えば、放送装置側がお勧め番組を番組時間毎に通知することによって、視聴者の手動によるチャネル変更を必要とせず、お勧め番組をリアルタイムに視聴できることを特徴とした放送装置及び放送受信装置、放送システムの一例を説明した。
【0019】
実施の形態2.
本実施の形態では、複数のお勧め番組情報を送出する放送装置1と、複数のお勧め番組情報を受信して複数のお勧め番組情報から所定のお勧め番組を選択できるようにした放送受信装置2と、上記放送装置1と上記放送受信装置2とを備える放送システム3について一例を説明する。
図4は実施の形態2の放送システムの概略構成図である。
図5はお勧め番組情報の概略図である。
図4において実施の形態1の図1と同じ部分には同一の符号を付し説明を省略する。放送装置1は、お勧め番組を複数入力可能なように追加された入力装置1〜nである入力部401,402を接続する。このように、複数の入力装置を接続することによって、お勧め番組情報を生成するための元の情報の入力を一度にたくさん行うことが可能となる。しかし、入力部104は1つであってもかまわない。入力部104を1つ備えている場合は、入力部104から複数のお勧め番組情報を生成するための元の情報の入力を行う。
放送受信装置2は、お勧め番組情報解析部108によって受信されたお勧め番組情報を表示するためのお勧め番組情報表示部403を備える。お勧め番組情報表示部403は、例えば、文字によってお勧め番組情報を提示する、或いは、音声によってお勧め番組情報を提示する。また、放送受信装置2は、お勧め番組情報を表示装置107へ出力して、お勧め番組情報表示部403を備えていなくてもかまわない。例えば、表示装置107がテレビジョンである場合は、画面上に文字によってお勧め番組情報を提示する。表示装置107がラジオである場合は、音声によってお勧め番組情報を提示する。提示したお勧め番組情報から所定のお勧め番組情報を選択するのは、入力部110を用いて行い、選択された所定のお勧め番組情報である番組選択情報が視聴希望番組情報116として入力される。
【0020】
図5に実施の形態2のお勧め番組情報の構成を示す。
受信側制御情報の一例であるお勧め番組情報501は、お勧め番組テーブル識別情報502とお勧め番組情報送出数503とお勧め番組情報送出数503に対応するn個のお勧め番組チャネル情報とn個お勧め度情報とを有している。
お勧め番組テーブル識別情報502は、お勧め番組情報であることを識別するための情報である。お勧め番組送出数503は、本お勧め番組情報にて放送するお勧め番組数である。
番組1お勧め番組チャネル情報504と番組1お勧め度情報505とを対にする。お勧め度情報505は、番組1の評価順位情報を保持する。
番組2お勧め番組チャネル情報506と番組2お勧め度情報507とを対にする。お勧め度情報507は、番組2の評価順位情報を保持する。
以降は、番組nお勧め番組チャネル情報508・番組nお勧め度情報509までのn個のデータで構成される。
【0021】
図4において、入力部104,401,402を介してお勧めする複数の番組のそれぞれについて番組を示す情報と、それぞれの番組に対応させて番組のお勧めレベルを示す情報とを、お勧め番組情報サーバ101に入力する。お勧め番組情報サーバ101は、入力された番組を示す情報とお勧め順位を示す情報とからお勧め番組情報501を生成し、制御情報テーブル1010に記憶する。或いは、入力された番組を示す情報とお勧め順位を示す情報とを制御情報テーブル1010に記憶しておき、お勧めする番組の放送データを送信するタイミングでお勧め番組情報501を生成してもかなわない。制御情報テーブル1010に記憶したお勧め番組情報501は、複数のお勧めする番組の放送データを送信するときに放送部103により取り出されて、放送受信装置2へ送信される。ここで、放送装置1から送信される複数の番組の放送データは、同時刻に異なるチャネルで視聴可能な放送データであるもとする。また、お勧めする番組は、メディア生成部102で作成される複数の番組すべてであっても、作成される複数の番組のうち所定の2つ以上の番組であってもかまわない。また、お勧め番組情報501は、お勧めする番組の放送データ111が送信される間継続して送信されても、放送データ111の送信開始の時だけ送信されても、放送データ111が送信される間所定の間隔で送信されても、いずれでもかまわない。
また、放送データは、複数の番組毎に異なる帯域を用いて送信される。例えば、番組Aと番組Cのお勧め番組があるとすると、お勧め番組情報は、番組Aの送信に用いる帯域と番組Cの送信に用いる帯域のいずれか一方の帯域を用いて送信される。
【0022】
放送装置1によって送出されたデータは、放送受信部105にて受信され、
お勧め番組テーブル識別情報502の判別によって、映像・音声の番組素材データである放送データ111とお勧め番組情報501とに分けられる。放送データ111は再生部106に出力される。お勧め番組情報501は、お勧め番組情報解析部108に出力される。視聴者は、入力部110を介して再生する番組のチャネルを指定する。入力部110は、指定されたチャネルを視聴希望番組情報116として番組切替部109へ出力する。番組切替部109は、視聴希望番組情報116に基づいて番組再生情報117を生成し、再生部106に対して番組再生情報117を出力する。再生部106は、番組再生情報117の示す番組の放送データを再生して、再生した映像や音声の再生データ118を表示装置107へ出力し、視聴者へ提供する。再生部106は、新たに番組再生情報117が出力されるまでは、直前に出力された番組再生情報117の示す番組の放送データを再生する。
【0023】
図6は実施の形態2の主にお勧め番組情報解析部の動作のフローチャートである。
以下、図6を参照してお勧め番組情報解析部108の動作を説明する。
【0024】
お勧め番組情報解析部108は、放送受信部105によってお勧め番組情報501が受信されたか否かを確認する(ステップS61)。受信しているのならば、お勧め番組情報501からお勧め番組送出数503を取得する(ステップS62)。その後、ステップS62で取得したお勧め番組送出数503に相当するお勧め番組チャネル情報504,506,508とお勧め度情報505,507,509とを取得する(ステップS63)。
取得したお勧め番組チャネル情報504,506,508をお勧め度情報505,507,509に応じて並べ替えて、お勧め番組情報表示部403に表示する(ステップS64)。この時、お勧め番組チャネル情報504,506,508とともに、お勧め度情報505,507,509を一緒に表示させてもかまわない。例えば、お勧め度情報505は「4」,お勧め度情報507は「1」,お勧め度情報509は「3」と設定され、お勧め度の順位が1<3<4であるとすると、お勧め番組情報表示部403には、図7のようにお勧め番組チャネル情報504に対応する一覧情報4030−>お勧め番組チャネル情報508に対応する一覧情報4031−>お勧め番組チャネル情報506に対応する一覧情報4032の順に表示される。図7には、「番組タイトル」が表示されているが、番組タイトルはお勧め番組情報501に含まれているものとする。
お勧め番組情報解析部108は、お勧め度最上位のお勧め番組チャネル情報(ここではお勧め番組チャネル情報504)を番組情報114の候補である選択番組チャネル情報とする(ステップS65、このステップS65では、視聴者がお勧め番組情報表示部403に表示されたお勧め番組情報からの選択は行わないものとする。このため、お勧め番組情報解析部108がお勧め度最上位のお勧め番組チャネル情報を選択番組チャネル情報に設定している)。
【0025】
お勧め番組情報解析部108は、番組切替部109に問合せて番組切替部109の現在の番組情報113を取得する(ステップS66)。取得した現在の番組情報113と選択番組チャネル情報とを比較し(ステップS67)、同一でなければ番組切替部109に選択番組チャネル情報を番組情報114として設定する(ステップS68)。同一であれば、ステップS69へ分岐する。
番組情報114を設定された番組切替部109は、番組情報114に基づく番組の放送データを再生することを指示する番組再生情報117を、再生部106へ出力する。再生部106は、番組再生情報117に基づく番組の放送データを再生して再生データ118と表示装置107へ出力する。これによって、視聴者はお勧め度が最も高い番組を視聴できる。
お勧め度が最も高い番組を再生した後、視聴者が視聴を希望するお勧め番組に変更することを可能にしている。お勧め番組が再生されていてもお勧め番組情報表示部403にはお勧め番組情報の表示が継続して行われているものとする。視聴者は、お勧め番組情報表示部403に表示されているお勧め番組情報を参照して視聴したいお勧め番組の変更を入力部110を用いて指示する。番組切替部109は、視聴者からの視聴したいお勧め番組の変更が入力部110を介して要求されると(ステップS69)、視聴したいお勧め番組の変更を示す情報を視聴希望番組情報116として入力する。番組切替部109は、入力した視聴希望番組情報116をお勧め番組情報解析部108に出力する。お勧め番組情報解析部108は番組切替部109より視聴希望番組情報116を入力して、選択番組チャネル情報とする(ステップS70)。その後、ステップS66へ分岐して現在の番組情報113を取得し、現在の番組情報113と選択番組チャネル情報とを比較する(ステップS67)。現在の番組情報113と選択番組チャネル情報とを比較した結果、同一でなければ選択番組チャネル情報を番組情報114として番組切替部109に出力する(ステップS68)。番組切替部109は番組再生情報117を生成して再生部106に出力する。
この後、S66からの処理を繰り返す。
【0026】
上記の動作によって、お勧め番組情報解析部108は、お勧め番組送出数503を取得して、その送出数分のお勧め番組チャネル情報504・506・508とお勧め度情報505・507・509とを解析し、お勧め番組情報表示部403に例えばお勧め度の高い順番に表示する。
視聴者は、例えば表示されたお勧め度上位の番組より入力部110を介して視聴希望番組情報116を入力することによって、再生部106により再生される番組の放送データを、視聴者が視聴を希望する別のお勧め番組の放送データに切替えることが可能となる。そして、視聴者は、選んだお勧め番組を視聴した結果、気に入らない場合、入力部110を介して次のお勧め番組を選択できる。
【0027】
以上のように放送装置1側からお勧めする番組の情報を複数番組分送信する場合であっても、それぞれの番組情報に対応させてお勧めの順位を示すお勧め度情報を送信する。このため、複数のお勧め番組情報を受信する放送受信装置2側では、お勧め番組情報に対応したお勧め度情報を用いて、それぞれの番組のお勧めの順位を比較しながらリアルタイムにお勧め番組の再生を容易に切替えられる。また、例えば、お勧めの順位がレベルを用いて示されている場合には、視聴者は番組毎のお勧めレベルを参考にしながら簡単な入力操作によってお勧め番組を選択して視聴が可能となる。
【0028】
この実施の形態2では、お勧め番組チャネル情報とお勧め順位情報(お勧め度情報)とを複数個送信することにより、複数のお勧め番組チャネル情報からお勧め順位情報を参考にして所定のお勧め番組を視聴者が選択してリアルタイムに視聴することを特徴とした放送装置、放送受信装置、放送システムの一例を説明した。
【0029】
また、この実施の形態2の放送システムは、お勧め番組情報を複数生成する制御情報生成部と、放送メディアを生成するメディア生成部と、上記お勧め番組情報と、放送メディアである放送データとを放送する放送部とを備えた放送装置と、この放送装置から放送された上記放送データとお勧め番組情報とを受信する放送受信部と、受信した上記お勧め番組情報を解析する制御情報解析部の一例であるお勧め番組情報解析部と、お勧め番組情報表示部を有する放送受信装置とを備え、上記お勧め番組情報表示部に表示された複数のお勧め番組情報から1つのお勧め番組情報が選択されて、選択されたお勧め番組が番組切替部に通知されることによって、番組が切りかえられ、また、リアルタイムで簡易な入力により複数のお勧め番組の視聴を実現することができる。
【0030】
実施の形態3.
本実施の形態では放送装置1より視聴不適格番組情報を送信する放送装置1と、視聴不適格番組情報を受信し、視聴不適格番組情報の示す番組を視聴者が視聴している場合には、その番組の視聴を中断させる放送受信装置2とを備える放送システムの一例を説明する。
図8は、実施の形態3の放送システムの概略構成図である。
図9は、実施の形態3の視聴不適格番組情報を含む受信側制御情報の概略図である。
【0031】
図8において、実施の形態1の図1と同じ部分には同一の符号を付し説明を省略する。
視聴不適格番組情報を生成するための情報は、入力部702を介して視聴不適格番組情報サーバ701へ入力される。制御情報生成部の一例である視聴不適格番組情報サーバ701は、入力した情報に基づいて視聴不適格番組情報を生成する。視聴不適格番組情報は、放送装置1から視聴不適格番組の放送データとともに放送受信装置2へ送信される。視聴不適格番組情報を受信した放送受信装置2は、視聴不適格番組情報解析部703によって視聴不適格番組情報を解析する。視聴不適格番組情報解析部703は、解析した結果を視聴不適格番組情報表示部704へ表示させる。
なお、入力部702の機能を入力部104に追加して、放送装置1は入力部702を備えていなくてもかまわない。また、お勧め番組情報サーバ101が視聴不適格番組情報サーバ701の機能を備えていれば、放送装置1は視聴不適格番組情報サーバ701を備えていなくてもかまわない。また、表示装置107が、視聴不適格番組情報解析部703の解析結果を表示する機能を備えていれば、放送受信装置2は視聴不適格番組情報表示部704を備えていなくてもかまわない。
【0032】
次に、図9に示した放送装置1から放送受信装置2へ送信される視聴不適格番組情報を含む受信側制御情報の一例について説明する。
受信側制御情報801は、放送装置1から放送受信装置2へ送信される情報であり、視聴不適格番組情報8011とお勧め番組情報8012とを有する。視聴不適格番組情報8011は、放送装置1側が放送受信装置2側の視聴者に対して放送データの視聴を抑制したり視聴を禁止したりするためのものである。
視聴不適格テーブル識別情報802は、視聴不適格番組情報であることを識別するための情報である。視聴不適格番組チャネル情報803は放送装置1側で生成される視聴が好ましくない番組のチャネル情報である。
お勧め番組テーブル識別情報804はお勧め番組情報であることを識別するための情報である。お勧め番組チャネル情報805はお勧め番組を受信するためのチャネル切替先情報である。
この実施の形態では、視聴者が視聴不適格番組情報に設定した番組を視聴している場合に、その番組をお勧め番組情報に設定した番組に切替えるものである。このため、受信側制御情報801は、視聴不適格番組情報8011とお勧め番組情報8012とを有する。
【0033】
図8において、お勧め番組情報サーバ101は、視聴者に視聴を勧めたい番組を示す情報112を入力部104を介して入力して、お勧め番組情報8012を生成して制御情報テーブル1010に記憶する。視聴不適格番組情報サーバ701は、視聴者に視聴を勧めたくない番組を示す情報を入力部702を介して入力して、視聴不適格番組情報8011を生成する。視聴不適格番組情報サーバ701は、記憶部を備えていて、視聴不適格番組情報8011を記憶部に記憶してもかまわない。視聴不適格番組情報サーバ701は、お勧め番組情報サーバ101の制御情報テーブル1010からお勧め番組情報8012を取り出して、視聴不適格番組情報8011と合わせて、図9に示す受信側制御情報801を生成する。
放送部103は、メディア生成部102で生成された映像・音声の番組素材データである放送データ111と受信側制御情報801とを送信する。受信側制御情報801は、お勧めする番組と視聴をお勧めしない番組の放送データが送信されるタイミングで、放送データが送信される間一緒に送信される。或いは、放送データが送信される間、一定の間隔で送信される。或いは、最初の放送データが送信される時だけ一緒に送信される。
【0034】
ここで、図8では、視聴をお勧めする番組を示す情報112を入力する入力部104と視聴をお勧めしない番組を示す情報800を入力する入力部702とを備えたが入力部は1つであってもかまわない。入力部が1つである場合は、その1つの入力部を用いて上記情報112と情報800とを入力する。また、視聴不適格番組情報サーバ701は、お勧め番組情報サーバ101に含めて、視聴不適格番組情報サーバ701の機能をお勧め番組情報サーバ101が行ってもかまわない。
【0035】
放送受信装置2は、送信された放送データ111と受信側制御情報801とを放送受信部105にて受信して、視聴不適格テーブル識別情報802・お勧め番組テーブル識別情報804の判別によって、放送データと視聴不適格番組情報8011とお勧め番組情報8012とに分ける。
一方、入力部110は、視聴者から例えばリモートコントローラを用いて視聴を希望する番組を指定する視聴希望番組情報116を入力する。入力された視聴希望番組情報116は番組切替部109に入力される。番組切替部109は、視聴希望番組情報116に基づいて番組再生情報117を生成して、再生部106に出力する。
再生部106は、放送データ111から番組再生情報117に従う番組の放送データを再生して、再生データ118を表示装置107に出力する。
視聴不適格番組情報解析部703は、放送受信部105で分けられた視聴不適格番組情報8011を入力して、視聴不適格番組情報8011から視聴不適格番組チャネル情報803を取り出して、視聴不適格番組情報表示部704に表示する。或いは、視聴不適格番組チャネル情報803を表示装置107に表示して、放送受信装置2が視聴不適格番組情報表示部704を備えていなくてもかまわない。また、表示は、例えば視聴不適格番組のチャネルや番組のタイトルを表示する。さらに、視聴者に対して視聴不適格であることを警告するために、表示を点滅させたり、赤色で表示したり、警告音を発生してもかまわない。
お勧め番組情報解析部108は、放送受信部105で分けられたお勧め番組情報8012を入力して、お勧め番組情報8012からお勧め番組チャネル情報805を取り出す。取り出したお勧め番組チャネル情報805に基づいて番組情報114を生成して、番組切替部109に出力する。
お勧め番組情報解析部108と視聴不適格番組情報解析部703の動作については、図10に従い詳細に説明する。
【0036】
図10は、主に視聴不適格番組情報解析部の動作を示すフローチャートである。
以下に、視聴不適格番組情報解析部703の動作を説明する。
【0037】
視聴不適格番組情報解析部703は、放送受信部105によって視聴不適格番組情報8011が受信されたか否かをチェックする(ステップS91)。チェックは、受信側制御情報801の視聴不適格テーブル識別情報802を確認することによって行う。受信しているのならば受信側制御情報801から視聴不適格番組チャネル情報803を取得する(ステップS92)。続いて、取得した視聴不適格番組情報表示部704に視聴不適格番組チャネル情報803を表示する(ステップS93)。表示の方法は、上記したように例えば視聴不適格番組のチャネルや番組のタイトルを表示する(番組のタイトルは視聴不適格番組チャネル情報に含まれているものとする)。さらに、視聴者に対して視聴不適格であることを警告するために、表示を点滅させたり、赤色で表示したり、警告音を発生してもかまわない。
視聴不適格番組情報解析部703は、番組切替部109に問合せて現在の番組情報113を取得する(ステップS94)。
現在の番組情報113と視聴不適格番組チャネル情報とを比較し、同一であるか比較する(ステップS95)。
比較した結果、同一であればお勧め番組情報解析部108にお勧め番組への変更指示119を行う(ステップS96)。同一でなければ、処理を終了する。
【0038】
お勧め番組情報解析部108は、視聴不適格番組情報解析部703からお勧め番組への変更指示119を受信すると、お勧め番組チャネル情報805に基づいて番組情報114を生成して、番組切替部109に番組情報114を出力する。番組切替部109は、番組情報114に基づいて番組再生情報117を生成して、再生部106に出力する。再生部106は番組再生情報117に従う放送データを再生して、再生データ118を表示装置107に表示する。この結果、表示装置107に表示される番組は、視聴不適格番組からお勧め番組に視聴者からの入力なしで自動的に切替わる。
【0039】
以上のように、放送装置1側から、視聴不適格番組情報8011とお勧め番組情報とを送信することによって、例えば特定の条件の視聴者に対して視聴が不適格である番組を自動的にお勧め番組に切りかえる制御がリアルタイムで容易に実施することが可能である。例えば、子供にとって視聴が不適格であると判断された番組については、放送装置側で視聴不適格番組情報が生成される。受信側で子供がこの視聴不適格番組情報の番組を視聴していても、自動的に別の番組に切替わるので、保護者は子供がどんな番組を視聴しているか確認することなく、子供だけで安心して番組を視聴させられる。
【0040】
この実施の形態では、視放送装置側が聴不適格番組情報を含む受信側制御情報と放送データとを送信することにより、放送再生装置側において放送装置側が視聴を好ましくないと判断した番組の視聴を避け、リアルタイムにお勧め番組を視聴することを特徴とした放送装置及び放送再生装置及び放送システムの一例を説明した。
【0041】
また、この実施の形態3では、お勧め番組情報と視聴不適格番組情報とを生成する制御情報生成部と、放送メディアを生成するメディア生成部と、上記視聴不適格番組情報とお勧め番組情報と放送メディアである放送データとを放送する放送部とを備えた放送装置と、この放送装置から放送された上記放送データと視聴不適格番組情報とお勧め番組情報とを受信する放送受信部と、受信した上記視聴不適格番組情報を解析する制御情報解析部の一例である視聴不適格番組情報解析部と、お勧め番組情報を解析する制御情報解析部の一例であるお勧め番組情報解析部と、視聴不適格番組情報表示部を備えた放送再生装置である放送受信装置を備え、上記視聴不適格番組情報表示部に視聴不適格である番組の情報を表示し、視聴不適格番組情報解析部が現在再生されている番組が視聴不適格番組であることを確認し、お勧め番組情報解析部から番組切替部にお勧めする番組に切替える切替指示が通知されることによって、放送装置からリアルタイムにある特定の番組視聴者に対して番組視聴制御を実現することができる。
【0042】
実施の形態4.
上記実施の形態3では、受信側制御情報に視聴不適格番組情報8011とお勧め番組情報8012とを含んでいた。しかし、お勧め番組情報8012は含まれていなくてもかまわない。この場合、お勧め番組情報8012としてデフォルトのチャネル情報をお勧め番組情報解析部108の有する記憶部に記憶させておく。例えば、24時間ニュースを放送しているチャネルをデフォルトのチャネル情報として登録しておく。こうすると、放送受信装置2は、視聴者が視聴不適格番組を視聴しているとニュース番組に自動的に切替える。
このように、例えば、子供だけでテレビジョンを視聴している際に、子供にとって視聴不適格番組が再生されても、自動的にニュース番組にチャネルが切替わる。この結果、保護者は安心して子供だけでテレビジョンを視聴させることが可能となる。
【0043】
実施の形態5.
上記実施の形態3では、図10のS95で、視聴不適格番組チャネル情報803と現在の番組情報113とが一致する場合に現在再生されている番組をお勧め番組に切替えるようにしていた。しかし、視聴不適格番組チャネル情報803と現在の番組情報113とが一致しない場合であっても、現在再生されている番組とお勧め番組チャネル情報とが一致していなかったら、現在再生されている番組をお勧め番組に切替えてもかまわない。
【0044】
実施の形態6.
上記実施の形態1〜5では、放送装置1は1つであった。しかし、放送装置1は複数でもかまわない。放送装置1が複数ある場合は、それぞれの放送装置1からは、異なる番組の放送データが送信されるものとし、お勧め番組情報は、それぞれの放送装置1で生成されるものとする。このため、放送受信装置2は、複数の番組についてのお勧め番組情報を受信することになるので、お勧め番組情報解析部108は、どのお勧め番組情報を選択するのか選択条件が必要となる。この選択条件として、例えばお勧め番組情報がチャネル番号であるような場合は、チャネル番号の一番小さいものを第一に選択する。或いは、別の例として、視聴者の好みの番組のジャンルを予め設定しておいてもらい、設定された番組のジャンルと一致するジャンルのお勧め番組情報を第一に選択する。ただし、この場合は、お勧め番組情報に番組のジャンルを示す情報を含めてあるものとする。
【0045】
実施の形態7.
上記実施の形態1〜6の放送受信装置2は、お勧め番組情報を受信した場合に、お勧め番組情報の番組に自動で切替えるか切替えないかを設定できるスイッチを備えてもかまわない。スイッチをお勧め番組情報の番組に自動で切替えるように設定すると、放送受信装置2は上記実施の形態1〜6に記載したように動作する。スイッチを、お勧め番組情報の番組に自動で切替えないように設定すると、お勧め番組情報の示す番組とは異なる番組を視聴者が視聴していて、放送受信装置2がお勧め番組情報を受信しても、視聴者は継続して自分の設定した番組を視聴できる。また、スイッチを、お勧め番組情報の番組に自動で切替えないように設定されているとき、受信したお勧め番組情報を視聴者に分かるように表示装置107に出力して、出力したお勧め番組情報に切替えるか否かを視聴者に選択させるようにしてもかなわない。
また、スイッチではなく、契約によって自動でお勧め番組に切替えるか否かを設定してもかまわない。例えば、ケーブルテレビの視聴ではケーブルテレビの会社と受信契約を行う。この受信契約の時にお勧め番組に切替えることを契約すると、既存のテレビジョンにアダプタを接続して、アダプタにお勧め番組情報解析部や、視聴不適格番組情報解析部等の受信側でお勧め番組に切替えるために必要な機能を備えさせる。
【0046】
実施の形態8.
上記実施の形態1〜7の放送装置1は、作成するお勧め番組情報にその番組の放送時刻を示す情報、或いは、その番組の放送データを送信する時刻を示す情報を含めておくことによって、お勧め番組情報サーバ101が、お勧め番組情報に含まれた時刻情報を管理して、お勧め番組情報を送信するタイミングを決定してもかまわない。或いは放送部103が放送データを送信すると時に制御情報テーブル1010をアクセスして、送信しようとしている放送データに対するお勧め番組情報が記憶されているか確認し、記憶されている場合に、お勧め番組情報を取り出して、放送データとともに送信してもかまわない。この場合、放送データに対応するお勧め番組情報を検索できるように、お勧め番組情報には放送データとの対応を確認するための情報が含まれているものとする。
【0047】
実施の形態9.
実施の形態2では、お勧め番組情報501は、複数のお勧め番組チャネル情報とそれぞれのお勧め番組チャネル情報に対応するお勧め度情報とを有していた。しかし、お勧め番組情報501は、1つのお勧め番組チャネル情報とそのお勧め番組チャネル情報に対応するお勧め度情報とを有してもかまわない。この場合のお勧め度情報はお勧めレベルを示す情報であり、放送受信装置2のお勧め番組情報解析部108は、お勧め度情報の示すレベルと所定の条件とを比較して、比較した結果に基づいて、再生している番組を制御するか否かを決定してもかまわない。例えば、お勧め度情報の示すレベルと比較する所定の条件を視聴者が予め入力部110を用いて設定しておき、お勧め番組情報解析部108に記憶しておく。ここで、所定の条件とは、お勧め度情報の示すレベルと比較するためのレベルであり、例えば、お勧め番組情報解析部108は、お勧め度情報の示すレベルが視聴者の設定したレベル以上であれば、再生している番組を制御することを決定する。
【0048】
この結果、視聴者は一定レベル以上のお勧め度情報の番組である時だけ、チャネルを自動的に切替えるようにできる。例えば、お勧め度情報が「小」、「中」、「大」、「超」であったとき、視聴者が設定したレベルが「超」であれば、お勧め度情報のレベルが「超」以外のお勧め番組のチャネルには自動で切り替わることがない。
【0049】
また、実施の形態2のように、お勧め番組情報501が複数のお勧め番組チャネル情報と複数のお勧め度情報とを有している場合でも、視聴者はお勧め度情報と比較するレベルを設定できる。この場合、お勧め番組情報解析部108は、お勧め度情報の示すレベルが視聴者の設定したレベル以上であれば、再生する番組を制御することを決定する。
【0050】
実施の形態10.
また、放送装置側は、放送受信側の視聴者に対してお勧めする番組を確実に視聴させることができる。このため、お勧め番組となった番組のスポンサーから通常のスポンサー料金+数%の紹介料を徴収するビジネスを展開できる。一方、視聴者に対してはお勧めする番組を確実に見てもらえるので、契約料を割り引くサービスを展開できる。
【0051】
【発明の効果】
この発明は、以上のように、お勧め番組情報を生成する制御情報生成部と、放送メディアを生成するメディア生成部と、上記お勧め番組情報と、放送メディアからなる放送データとを放送する放送部とを備えたことにより、放送装置からリアルタイムに視聴者へお勧め番組の紹介をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の放送システムの概略図である。
【図2】実施の形態1のお勧め番組情報のデータ構成図である。
【図3】実施の形態1のお勧め番組情報解析部のフローチャート図である。
【図4】実施の形態2の放送システムの概略図である。
【図5】実施の形態2のお勧め番組情報のデータ構成図である。
【図6】実施の形態2のお勧め番組情報解析部のフローチャート図である。
【図7】実施の形態2のお勧め番組情報表示部に表示される情報の一例を示す図である。
【図8】実施の形態3の放送システムの概略図である。
【図9】実施の形態3の受信側制御情報のデータ構成図である。
【図10】実施の形態3の視聴不適格番組情報解析部のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 放送装置、2 放送受信装置、3 放送システム、101 お勧め番組情報サーバ、102 メディア生成部、103 放送部、104,110 入力部、105 放送受信部、106 再生部、107 表示装置、108 お勧め番組情報解析部、109 番組切替部、111 放送データ、112 情報、113 現在の番組情報、114 番組情報、116 視聴希望番組情報、117 番組再生情報、118 再生データ、119 変更指示、201 お勧め番組情報、202 お勧め番組テーブル識別情報、203 お勧め番組チャネル情報、401,402 入力部、403 お勧め番組情報表示部、501 お勧め番組情報、502 お勧め番組テーブル識別情報、503 お勧め番組送出数、504,506,508 お勧め番組チャネル情報、505,507,509 お勧め度情報、701 視聴不適格番組情報サーバ、702 入力部、703 視聴不適格番組情報解析部、704 視聴不適格番組情報表示部、800 情報、801 受信側制御情報、802 視聴不適格テーブル識別情報、803 視聴不適格番組チャネル情報、804 お勧め番組テーブル識別情報、805 お勧め番組チャネル情報、1010 制御情報テーブル、4030〜4032 一覧情報、8011 視聴不適格番組情報、8012 お勧め番組情報。

Claims (8)

  1. 番組として再生される放送データを送信する放送装置において、
    上記放送データの受信側で再生している番組を制御するための受信側制御情報を生成する制御情報生成部と、
    上記制御情報生成部によって生成された受信側制御情報を上記放送データとともに送信する放送部と
    を備えたことを特徴とする放送装置。
  2. 上記制御情報生成部は、上記受信側制御情報として受信側での再生を推奨する番組を示すお勧め番組情報と受信側での視聴を推奨しない視聴不適格番組情報との少なくともいずれか一方の情報を生成することを特徴とする請求項1記載の放送装置。
  3. 上記制御情報生成部は、上記受信側制御情報として上記お勧め番組情報を生成する場合、複数のお勧め番組情報を生成するとともにそれぞれのお勧め番組情報に対応させてお勧めの順位を示す番組お勧め度情報を生成することを特徴とする請求項2記載の放送装置。
  4. 複数の番組の放送データを受信して、受信した複数の番組の放送データから所定の番組の放送データを再生する放送再生装置において、
    上記複数の番組の放送データと再生している番組を制御するための受信側制御情報とを受信する受信部と、
    上記受信部により受信された受信側制御情報を入力して、上記受信側制御情報に基づいて再生している番組を制御するかしないかを決定し、制御する場合に、再生している番組以外の他の番組を示す番組情報を出力する制御情報解析部と、
    上記制御情報解析部から出力された番組情報を入力して、入力した番組情報に従う放送データを再生することを指示する番組再生情報を出力する番組制御部と、
    上記番組制御部により出力された番組再生情報を入力して、上記受信部により受信された複数の番組の放送データから上記番組再生情報に従う番組の放送データを再生する再生部と
    を備えたことを特徴とする放送再生装置。
  5. 上記受信側制御情報は、再生を推奨する番組を示すお勧め番組情報であり、
    上記番組制御部は、現在上記再生部によって再生されている番組を示す現在の番組情報を出力し、
    上記制御情報解析部は、上記番組制御部から上記現在の番組情報を入力して、上記現在の番組情報と上記お勧め番組情報とを比較して一致しない場合に再生されている番組を上記お勧め番組情報の示す番組に切替えることを決定し、上記お勧め番組情報を上記番組情報として出力する
    ことを特徴とする請求項4記載の放送再生装置。
  6. 上記お勧め番組情報は、複数あり、それぞれのお勧め番組情報に対応させて番組のお勧めの順位を示す番組お勧め度情報を含み、
    上記制御情報解析部は、上記複数のお勧め番組情報とお勧め番組情報に対応するお勧め度情報とを出力し、
    上記番組制御部は、上記制御情報解析部により出力された複数のお勧め番組情報から所定のお勧め番組情報を選択する番組選択情報を入力し、入力した番組選択情報を上記制御情報解析部に通知し、
    上記制御情報解析部は、上記番組制御部から通知された上記番組選択情報と上記現在の番組情報とを比較して、一致しない場合に再生されている番組を上記番組選択情報に従う番組に切替えることを決定し、上記番組選択情報を上記番組情報として出力する
    ことを特徴とする請求項5記載の放送再生装置。
  7. 上記受信側制御情報は、上記お勧め番組情報と再生を推奨しない番組を示す視聴不適格番組情報とであり、
    上記制御情報解析部は、上記視聴不適格番組情報と上記番組制御部より出力された上記現在の番組情報とを比較して、一致する場合に再生されている番組を上記お勧め番組情報の示す番組に切替えることを決定し、上記お勧め番組情報を上記番組情報として出力する
    ことを特徴とする請求項5または6記載の放送再生装置。
  8. 番組として再生される放送データを送信する1つ以上の放送装置と、上記1つ以上の放送装置から送信された放送データを受信して、受信した放送データから所定の番組の放送データを再生する放送再生装置とを備える放送システムにおいて、
    上記1つ以上の放送装置のうち少なくとも1つの放送装置は、
    上記放送データの受信側で再生している番組を制御するための受信側制御情報を生成する制御情報生成部と、
    上記制御情報生成部によって生成された受信側制御情報を上記放送データとともに送信する放送部とを備え、
    上記放送再生装置は、
    上記1つ以上の放送装置のうち少なくとも1つの放送装置から上記放送データと上記受信側制御情報とを受信する受信部と、
    上記受信部により受信された受信側制御情報を入力して、上記受信側制御情報に基づいて再生している番組を制御するかしないかを決定し、制御する場合に、再生している番組以外の他の番組を示す番組情報を出力する制御情報解析部と、
    上記制御情報解析部から出力された番組情報を入力して、入力した番組情報の示す番組の放送データを再生することを指示する番組再生情報を出力する番組制御部と、
    上記番組制御部により出力された番組再生情報を入力して、上記受信部により受信された放送データから上記番組再生情報に従う番組の放送データを再生する再生部とを備えた
    ことを特徴とする放送システム。
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