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JP4794579B2 - 表示装置、表示方法、表示プログラム、および記録媒体 - Google Patents

表示装置、表示方法、表示プログラム、および記録媒体 Download PDF

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JP4794579B2 JP2007554983A JP2007554983A JP4794579B2 JP 4794579 B2 JP4794579 B2 JP 4794579B2 JP 2007554983 A JP2007554983 A JP 2007554983A JP 2007554983 A JP2007554983 A JP 2007554983A JP 4794579 B2 JP4794579 B2 JP 4794579B2
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Description

この発明は、表示装置、表示方法、表示プログラム、および記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した表示装置、表示方法、表示プログラム、および記録媒体には限られない。
従来、テレビ放送される番組を録画する番組録画装置がある。このような番組録画装置においては、録画したい番組の放送日付・放送時間・放送チャンネルなどを前もって指定しておくことで、指定した番組を予約録画することができる。また、従来、放送日付・放送時間・放送チャンネルなどを個々に設定しなくても、何らかのキーワードを設定することでそのキーワードに関連する番組を予約録画する番組録画装置がある(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2004−193943号公報
ところで、視聴したい特定の番組があるわけではなく、空き時間を利用して番組を視聴するような場合には、利用者がより関心を持っている番組を視聴できる方が好ましい。このような場合、従来は、たとえば、番組表を検索したり放送チャンネルを順次替えるなどして、自身がより関心を持っている番組を探すため、放送チャンネルを替えるタイミングによっては最適な番組を見ることができず、空き時間を有効利用しきれていないことがあるという問題が一例として挙げられる。
これに対し、上述した特許文献1を含む従来の技術では、予約録画した番組の放送中に別の番組を視聴することで、利用者が関心を持っている番組を数多く視聴できる可能性は高くなるが、一方で予約録画した番組は別途確保した時間に視聴することとなるため、この場合も、空き時間を有効利用しきれていないことがあるという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる表示装置は、任意のコンテンツを表示画面に表示する表示手段と、前記表示手段によって任意のコンテンツを表示中に、視聴者に関する情報に基づいて、放送中のコンテンツから一のコンテンツを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された一のコンテンツと、前記表示手段によって表示中のコンテンツ(以下、「表示コンテンツ」という)とが同一か否かを判断する判断手段と、前記一のコンテンツから所定のキーワードを検出する検出手段と、前記判断手段によって同一ではないと判断され、かつ前記検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて、前記表示コンテンツを前記一のコンテンツに切り替えて表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる表示装置は、任意のコンテンツを表示画面に表示する表示手段と、前記表示手段によって任意のコンテンツを表示している間に、放送中のコンテンツから所定のキーワードを検出する検出手段と、前記検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて一のコンテンツを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された一のコンテンツと、前記表示手段によって表示中のコンテンツ(以下、「表示コンテンツ」という)とが同一でない場合に、前記表示コンテンツを前記一のコンテンツに切り替えて表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる表示方法は、任意のコンテンツを表示画面に表示する表示中に、視聴者に関する情報に基づいて、放送中のコンテンツから一のコンテンツを選択し、前記選択された一のコンテンツと、前記表示中のコンテンツ(以下、「表示コンテンツ」という)とが同一か否かを判断し、前記一のコンテンツから所定のキーワードを検出し、前記一のコンテンツと前記表示コンテンツとが同一ではないと判断され、かつ前記検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて、前記表示コンテンツを前記一のコンテンツに切り替えて表示することを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる表示方法は、任意のコンテンツを表示画面に表示している間に、放送中のコンテンツから所定のキーワードを検出し、前記検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて一のコンテンツを選択し、前記選択された一のコンテンツと、前記表示手段によって表示中のコンテンツ(以下、「表示コンテンツ」という)とが同一でない場合に、前記表示コンテンツを前記一のコンテンツに切り替えて表示することを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる表示プログラムは、請求項4または請求項5の表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項6に記載の表示プログラムを記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる表示装置、表示方法、表示プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(表示装置100の機能的構成)
はじめに、この発明の実施の形態にかかる表示装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる表示装置100の機能的構成を示すブロック図である。
図1において、表示装置100は、表示部101と、記憶部102と、取得部103と、選択部104と、検出部105と、判断部106と、受付部107と、表示制御部108と、記録部109と、を備えている。表示部101は、コンテンツを表示する表示画面を備えている。ここで、コンテンツとは、あらかじめ決められた時間帯に放送されるコンテンツであり、たとえば、テレビ局から放送されるテレビ番組や、プロバイダから配信される映像情報などである。
また、表示部101は音声情報のみのコンテンツを出力するものでもよい。この場合、表示部101は、コンテンツを出力するスピーカなどを備えている。ここで、コンテンツとは、あらかじめ決められた時間帯に放送されるコンテンツであり、たとえば、ラジオ局から放送されるラジオ番組やプロバイダから配信される音声情報などである。
記憶部102は、識別情報や視聴者情報を記憶する。ここで、識別情報とは、視聴者を識別可能な情報である。具体的には、たとえば、視聴者ごとに割り当てられたIDやパスワードなどの情報である。また、視聴者情報とは、識別情報によって識別される視聴者ごとに分類された情報である。具体的には、たとえば、視聴者が今までに視聴したコンテンツのタイトルや出演者などをあらわす情報である。
また、視聴者情報とは、視聴者の操作によって入力された情報でもよい。具体的には、たとえば、好みのスポーツジャンルや音楽ジャンルや時事ジャンル、あるいは現在の仕事内容や趣味などに関わる嗜好情報、さらには地域や国名などの地域情報である。記憶部102は、表示装置100と一体であってもよいし、通信可能な外部装置のように別体であってもよい。
取得部103は、記憶部102によって記憶されている識別情報と視聴者情報を用いて、視聴者に関連付けられた所定のキーワードを取得する。ここで、所定のキーワードとは、視聴者が視聴するコンテンツを特定可能な情報である。具体的には、たとえば、コンテンツのタイトルや解説文に含まれるキーワードやジャンル、もしくは、出演者や監督などのようなコンテンツに拘わる人物名や地名などである。また、所定のキーワードは、視聴者による操作によって入力された任意の情報から取得されてもよい。具体的には、たとえば、視聴者が作成した文字の並びを取得してもよい。
選択部104は、取得部103によって取得された所定のキーワードを用いて、放送中のコンテンツから一のコンテンツを選択する。選択部104は、たとえば、EPG番組表と取得部103によって取得された所定のキーワードとを用いて、EPG番組表における番組の中から、所定のキーワードを含んでいる一のコンテンツを選択する。また、具体的には、たとえば、あらかじめ視聴者による操作によって設定されたチャンネル、あるいは視聴者が最も視聴する頻度が高いチャンネルで放送されているコンテンツを、一のコンテンツとして選択してもよい。
検出部105は、選択部104によって選択された一のコンテンツから、上述した取得部103によって取得された所定のキーワードを検出する。具体的には、たとえば、コンテンツ中のテロップや音声に出現する所定のキーワードを検出する。なお、放送中の複数のコンテンツを受信することが可能であれば、検出部105は、放送中の複数のコンテンツのそれぞれから所定のキーワードを検出してもよい。
具体的には、たとえば、受信するコンテンツがテレビ番組であれば、テレビチューナーの数に相当する複数のコンテンツのそれぞれから所定のキーワードを検出することができる。この場合、テレビチューナーの数によっては、放送中のすべてのコンテンツのそれぞれから、所定のキーワードを検出することができる。また、この場合、テレビチューナーの数によっては、視聴者によってあらかじめ指定されたチャンネル、あるいは視聴者が視聴する頻度の高いチャンネルで放送されているコンテンツから所定のキーワードを検出してもよい。
判断部106は、選択された一のコンテンツ(以下、「選択コンテンツ」という)と表示中のコンテンツ(以下、「表示コンテンツ」という)が同一か否かを判断する。判断部106は、たとえば、選択コンテンツと表示コンテンツが、同時刻に同じチャンネルで放送されている場合、同一であると判断する。
受付部107は、選択コンテンツまたは表示コンテンツを選択する指示操作を受け付ける。受付部107は、たとえば、判断部106によって、選択コンテンツと表示コンテンツが同一でないと判断された場合に、表示画面上に、選択コンテンツを放送している旨を報知するとともに、視聴者の意思表示をさせるキーを表示する。また、選択コンテンツまたは表示コンテンツの選択を促すメッセージなどを表示画面に表示してもよい。
表示制御部108は、表示画面に表示するコンテンツを切り替える。表示制御部108は、たとえば、判断部106によって選択コンテンツと表示コンテンツが同一でないと判断された場合に、表示画面に表示するコンテンツを切り替える。また、表示制御部108は、受付部107によって選択コンテンツを選択する指示操作を受け付けた場合に、表示するコンテンツを選択コンテンツに切り替えてもよい。また、表示制御部108は、検出部105によって選択コンテンツから検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて、表示するコンテンツを選択コンテンツに切り替えてもよい。
記録部109は、コンテンツを記録する。記録部109は、たとえば、表示制御部108によって表示するコンテンツを切り替える場合に、表示コンテンツを記録する。また、記録部109は、検出部105によって所定のキーワードが1つでも検出された場合に、検出しているコンテンツを記録してもよい。そして、選択コンテンツの再生が終了した場合、または所定のキーワードの出現頻度に応じて、選択コンテンツの表示から記録した表示コンテンツの表示に切り替えて再生をするようにしてもよい。
なお、前述の選択部104は、検出部105によって放送中のコンテンツから検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて、放送中のコンテンツから一のコンテンツを選択してもよい。
(表示装置100の表示処理手順)
つぎに、表示装置100の表示処理手順について説明する。図2は、表示装置100の表示処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、表示部101によってコンテンツを表示中であるか否かを判断する(ステップS201:Noのループ)。コンテンツを表示中の場合(ステップS201:Yes)、選択部104によって、放送中のコンテンツから一のコンテンツを選択する(ステップS202)。ステップS202においては、たとえば、記憶部102に記憶されている識別情報と視聴者情報を用いて、取得部103によって視聴者に分類される所定のキーワードを取得する。EPG番組表と所定のキーワードとを用いて、EPG番組表における番組の中から、所定のキーワードを含んでいる一のコンテンツを選択する。
つぎに、選択コンテンツが、表示コンテンツと同一か否かを判断する(ステップS203)。選択コンテンツが表示コンテンツと同一でない場合(ステップS203:No)は、視聴者による指示操作を受け付けることで、表示するコンテンツを選択コンテンツに切り替えるか否か判断する(ステップS204)。選択コンテンツに切り替えると判断した場合(ステップS204:Yes)は、表示するコンテンツを選択コンテンツに切り替えて(ステップS205)、一連の処理を終了する。一方、ステップS203において、選択コンテンツと表示コンテンツが同一である場合(ステップS203:Yes)、もしくは、ステップS204において、選択コンテンツに切り替えないと判断した場合(ステップS204:No)は、そのまま、一連の処理を終了する。
上述したように、本実施の形態の表示装置100によれば、選択コンテンツが表示コンテンツと同一でない場合は、表示制御部108によって表示するコンテンツを選択コンテンツに切り替えることができる。
したがって、選択コンテンツと表示コンテンツが同一でない場合は、視聴者の嗜好にあったコンテンツを簡単に表示することができる。これによって、空き時間を利用してコンテンツを視聴するような場合には、視聴者は有効に空き時間を使うことができる。
また、本実施の形態の表示装置100によれば、選択コンテンツと表示コンテンツが同一でない場合は、表示制御部108は、受付部107によって受け付けた指示操作に応じて、表示するコンテンツを選択コンテンツに切り替えることができる。
したがって、表示制御部108は、受付部107によって指示操作を受け付けた場合に、表示コンテンツを選択コンテンツに切り替えることができる。これによって、視聴者は、自身の好みによって表示するコンテンツを選択することができる。
また、本実施の形態の表示装置100によれば、選択部104は、EPG番組表と取得部103によって取得された視聴者に関連付けられた所定のキーワードを用いて、放送中のコンテンツから一のコンテンツを選択することができる。
したがって、EPG番組表の中から視聴者に関連付けられたコンテンツを選択するため、視聴者の嗜好にあったコンテンツを簡単かつ確実に表示することができる。これによって、空き時間を利用してコンテンツを視聴するような場合には、視聴者は有効に空き時間を使うことができる。
また、本実施の形態の表示装置100によれば、検出部105によって選択コンテンツから検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて、表示制御部108によって表示するコンテンツを選択コンテンツに切り替えることができる。
したがって、選択コンテンツに所定のキーワードが所定の出現頻度以上出現した場合に、表示するコンテンツを選択コンテンツに切り替えることができる。これによって、実際の放送内容からコンテンツを選択するため、視聴者は自身の嗜好に合致しているコンテンツを視聴することができる。
また、本実施の形態の表示装置100によれば、選択部104によって放送中のコンテンツから一のコンテンツを選択する場合に、検出部105によって放送中のコンテンツから検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて、一のコンテンツを選択することができる。
したがって、EPG番組表では選択されなかったコンテンツを、放送中のコンテンツの中から選択することができる。これによって、実際の放送内容からコンテンツを選択するため、視聴者は、より自身の嗜好に合致したコンテンツを視聴することができる。
また、本実施の形態の表示装置100によれば、表示制御部108によって表示するコンテンツを選択コンテンツへ切り替える場合、記録部109によって表示コンテンツを記録することができる。
したがって、選択コンテンツへ切り替えた場合でも、表示コンテンツを記録しておくことができる。これによって、視聴者は、自身の嗜好にあったコンテンツに切り替えても、途中まで視聴していた表示コンテンツをつづきから視聴することができる。
以下に、本発明の実施例1について説明する。実施例1では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置によって、本発明の表示装置を実施した場合の一例について説明する。
(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
はじめに、実施例1のナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、実施例1のナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、テレビチューナー315、316と、GPSユニット317と、各種センサ318と、を備えている。各構成部301〜318は、バス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、通信プログラム、表示プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。ROM302あるいはRAM303には、たとえば、EPG番組表などのように、ナビゲーション装置300の外部から取得した情報を書き換え可能にするメモリエリアが確保されている。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体には、各種制御プログラムや各種情報がコンピュータに読み取り可能な状態で記録されている。各種情報には、たとえば、経路探索および経路誘導に用いられる地図情報などがある。記録媒体に記録されている地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを有している。
さらに、磁気ディスク305や光ディスク307には、過去に視聴されたコンテンツや録画されたコンテンツをあらわす視聴履歴情報が記録されている。ここで、視聴履歴情報とは、たとえば、今までに視聴したコンテンツのタイトルや出演者(演奏者)の名称、ジャンルやコンテンツに関連する地名、および過去の所定の期間内に視聴された回数や録画された回数などをあらわす情報である。コンテンツとは、具体的には、たとえば、今までに視聴したテレビ番組や再生したDVDなどの映像コンテンツやCDなどの音楽コンテンツである。
また、磁気ディスク305や光ディスク307には、視聴キーワードが記録されている。ここで、視聴キーワードとは、利用者が視聴するコンテンツを特定可能な情報である。視聴キーワードは、たとえば、利用者の視聴履歴に基づいてあらかじめ抽出されており、具体的には、たとえば、過去に視聴したコンテンツのタイトルや出演者の氏名などである。
また、視聴キーワードは、たとえば、利用者の属性情報に含まれる嗜好情報でもよい。具体的には、利用者によってあらかじめ入力デバイス311を介して入力された好みのスポーツジャンルや音楽ジャンルや時事ジャンル、もしくは、現在の仕事や趣味などの嗜好情報でもよい。さらに、視聴キーワードは、たとえば、目的地点や目的地点の属性に関する情報でもよい。具体的には、利用者によってあらかじめ入力デバイス311を介して目的地点として設定された場所、あるいは目的地点として設定された場所の周辺検索をおこなった結果得られた施設などに関した情報でもよい。
視聴キーワードは、利用者ごとに記録されていてもよい。この場合、たとえば、利用者ごとにIDを設定し、設定されたIDごとに分類して視聴キーワードを記録しておく。これにより、以降、IDが指定されることにより、利用者ごとに視聴キーワードを抽出することができる。また、磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体には、あらかじめ映像や音楽などのコンテンツが記録されていてもよく、また、磁気ディスクドライブ304や光ディスクドライブ306の制御にしたがって、映像や音楽などのコンテンツが記録される構成でもよい。
なお、実施例1では地図情報やコンテンツなどを磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に記録するようにしたが、これに限るものではない。地図情報やコンテンツなどは、ナビゲーション装置300外部のサーバーなどに記録されていてもよい。その場合、ナビゲーション装置300は、たとえば、通信I/F314を通じて、ネットワークを介してサーバーから地図情報やコンテンツを取得する。取得された情報はRAM303などに記憶される。
また、音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。マイク309は、たとえば、車両のサンバイザー付近に設置され、その数は単数でも複数でもよい。なお、マイク309から入力された音声は、音声データとして磁気ディスク305あるいは光ディスク307に記録可能である。スピーカ310からは、所定の音声信号を音声I/F308内でD/A変換した音声が出力される。
また、入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス311は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか1つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。
また、映像I/F312は、ディスプレイ313に接続される。映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ313全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ313を制御する制御ICなどによって構成される。
また、ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ313には、上述した地図データが、2次元または3次元に描画される。ディスプレイ313に表示された地図データには、ナビゲーション装置300の現在地点をあらわすマークなどを重ねて表示することができる。ナビゲーション装置300の現在地点は、詳細を後述するGPSユニット317によって取得される。
ディスプレイ313としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを用いることができる。ディスプレイ313は、たとえば、車両のダッシュボード付近に設置される。ディスプレイ313は、車両のダッシュボード付近のほか、車両の後部座席周辺などに設置するなどして、車両において複数設置されていてもよい。
また、通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F314は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。
また、通信I/F314には、テレビチューナー315、316が少なくとも2つ接続されている。テレビチューナー315、316は、テレビ局において変調され、高周波の搬送波に乗せて発信されたテレビ番組の電気信号を含む電波(テレビ電波)を受信する。そして、受信した電波の中からテレビ電波の特定の周波数を得る。得られたテレビ電波は、音声検波、映像検波によって、搬送波と電気信号とに、再び分解される。なお、テレビ電波の送受信および受信したテレビ電波の処理については公知の技術であるため説明を省略する。また、テレビチューナー315、316の各チューナーは、それぞれ個別に設定できるものとする。
また、GPSユニット317は、GPS衛星からの受信波や後述する各種センサ318からの出力値を用いて、ナビゲーション装置300の現在地点(ナビゲーション装置300を搭載する車両の現在地点)をあらわす情報を算出する。現在地点をあらわす情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。また、GPSユニット317は、各種センサ318からの出力値を用いて、オドメーター、速度変化量、方位変化量を出力する。これにより、急ブレーキ、急ハンドルなど、車両の動態を解析することができる。
ここで、GPSユニット317を用いた現在地点の特定方法について説明する。まず、GPSにおいては、地球の周りの6つの軌道面に4個ずつ、合計24個のGPS衛星が配置されている。これらの衛星は、毎日同じ時刻に同じ衛星が位置するように軌道が調整され、地球上のどの地点からも(ただし、見通しのよい場所である必要がある)常に5ないし6個の衛星が見える。
GPS衛星には、セシウム(Cs)の原子時計(発振器)が搭載されており、各衛星の時刻と同期を受けつつ正確な時刻を刻んでいる。さらに、各衛星には予備としてセシウム発振器が1台、ルビジウム(Rb)発振器が2台搭載されている。これは、GPSによる位置計測には正確な時刻が不可欠なためである。
GPS衛星からは1575.42MHz(L1)および1227.60MHz(L2)の2つの周波数の電波(以下、「GPS信号」という)が送信されている。この電波は疑似ランダム符号(Pseudo Random Noise Code)と呼ばれる乱数符号で変調されており、GPSユニット317などで受信した場合には、乱数表に相当するコードを参照し信号内容を解読する。
GPSユニット317は、解読したコードと装置本体内の時計から、GPS衛星からGPS信号が発射された時刻と、装置本体がGPS信号を受信した時刻との信号の時間差を計測する。そして、時間差に電波の伝播速度を掛け合わせ、GPS衛星から装置本体までの距離を算出する(距離=速度×時間)。なお、この時刻は協定世界時(UTC)に同期されている。
GPS衛星からは、軌道の正確な情報が送られてくるため、GPS衛星の現在地点は正確に知ることができる。したがって、GPS衛星からの距離が分かれば、装置本体の現在地点はGPS衛星を中心として、求めた距離を半径とする球面上のいずれかの地点となる。なお、GPS信号の符号列は約1msの間隔で繰り返し送られる。GPS信号の伝播速度は、400,000km/sであるため、最大測定距離は、400,000×0.001=400kmとなる。したがって、100km程度の精度においては、あらかじめ装置本体の現在地点を知っておく必要がある。
このように、各GPS衛星のうち3つの衛星からの距離を算出すれば、装置本体の現在地点は3つの球面が交わる2点のうちのいずれか一方となる。また、2点のうち一方は、予測できる地点からかけ離れているため、原理的には1点が決定されることとなる。しかしながら、実際には算出される現在地点の候補点(3つの面の交点)は2点にならない。これは、主にGPSユニット317に搭載された時計の精度が、GPS衛星に搭載された原子時計に比べて低いため、計算結果に誤差が生じてしまうためである。
このため、GPSユニット317では、合計4つのGPS衛星からGPS信号を受信する。これは、GPSユニット317側の時計の誤差分を別の未知数として、新たな情報(方程式)を導入することで解を得ると考えることができる。このように、GPSユニット317は、4つのGPS衛星からのGPS信号を受信することによって、1点に収束するほぼ正確な現在地点を求めることができる。
また、各種センサ318は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ318からの出力値は、GPSユニット317による現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定に用いられる。
図1に示した表示装置100が備える表示部101と、選択部104と、検出部105と、判断部106と、受付部107と、表示制御部108と、記録部109とは、図3に示したナビゲーション装置300におけるROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU301が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置300における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、実施例のナビゲーション装置300は、ナビゲーション装置300における記録媒体としてのROM302に記録されているプログラムを実行することにより、図1に示した表示装置100が備える機能を、図2に示した表示処理手順で実行することができる。
(ナビゲーション装置300の番組切り替え処理手順)
つぎに、実施例1のナビゲーション装置300の番組切り替え処理手順について説明する。図4は、実施例1のナビゲーション装置300の番組切り替え処理手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいては、まず、EPG番組表を取得するまで待機する(ステップS401:Noのループ)。そして、EPG番組表を取得した場合(ステップS401:Yes)は、番組リストを作成する(ステップS402)。
ステップS402においては、たとえば、上述した視聴キーワードを含む番組が、ステップS401において取得されたEPG番組表内にあるか否かを判断する。そして、視聴キーワードがEPG番組表にある場合は、番組リストを作成する。ここでは、具体的には、番組Aを含む番組リストが作成されたとする。また、たとえば、番組リストはROM302あるいはRAM303の書き換え可能に記憶するメモリエリアに確保されている。
つぎに、ステップS402において作成された番組リスト内の番組Aの開始時刻まで待機する(ステップS403:Noのループ)。番組Aの開始時刻になった場合(ステップS403:Yes)は、元の番組である番組B(現在視聴している番組)と番組Aが同一ではないか判断する(ステップS404)。番組Bと番組Aが同一ではない場合(ステップS404:Yes)は、つづいて、放送チャンネルを切り替えるか否かを判断する(ステップS405)。ステップS405においては、たとえば、「19時00分 6チャンネル A遊園地のすべて」などの番組情報と、「番組を替えますか?」などの番組切り替えメッセージと、「はい」および「いいえ」などの番組を切り替えるか否かの意思表示をさせるキーとをディスプレイ313における表示画面の下端など、番組の視聴に支障を来さないような位置に表示する(図5参照)。そして、いずれのキーが操作されたか否かを判断することによって、放送チャンネルを切り替えるか否かを判断する。この場合、運用上、利用者は「はい」あるいは「いいえ」のいずれかのキーを操作するものとする。
ステップS405において、放送チャンネルを切り替える場合(ステップS405:Yes)は、番組Bの録画を開始し(ステップS406)、番組Aへ放送チャンネルを切り替える(ステップS407)。
そして、番組A終了するまで待機して(ステップS408:Noのループ)、番組Aが終了した場合(ステップS408:Yes)は、番組Bの追っかけ再生を開始し(ステップS409)、一連の処理を終了する。ステップS409においては、ステップS406において開始した番組Bの録画をつづけながら、番組Bを番組開始時点から再生する。
なお、周知の技術であるため説明は省略するが、ステップS409のように、番組の録画をつづけながら、すでに録画された部分を再生することを、「追っかけ再生」という。追っかけ再生に際して、番組Bの録画を終了するか否かの判断は、たとえば、利用者による入力操作によって判断する。具体的には、EPG番組表によって録画中の番組の終了時刻を取得し、番組の終了時刻になった場合に、利用者に報知し選択をさせてもよい。一方、ステップS404において、番組Aと番組Bが同一である場合(ステップS404:No)、もしくは、ステップS405において、放送チャンネルを切り替えない場合(ステップS405:No)は、そのまま一連の処理を終了する。
なお、図4の説明では、ステップS408:Noのループにおいて、番組Aの終了時刻まで待機するとしているが、これに限るものではない。たとえば、番組Aの表示中に利用者による放送チャンネルを切り替える入力操作があった場合には、利用者の入力操作に応じた放送チャンネルの切り替えを優先する。
また、たとえば、「戻る」および「そのまま」などの番組Bに戻るか否かの意思表示をさせるキーをディスプレイ313における表示画面の下端など、番組の視聴に支障を来さないような位置に番組Aを放送中表示する。そして、いずれのキーが操作されたかを判断することによって、番組Aの終了時刻を待たずに、番組Bの追っかけ再生を開始してもよい。この場合、運用上、利用者は「戻る」あるいは「そのまま」のいずれかのキーを操作するものとする。また、「そのまま」のキーが操作された場合は、「戻る」および「そのまま」などのキーの表示をやめ、そのまま番組Aの終了まで待つようにしてもよい。
また、実施例1においては、ナビゲーション装置300における番組切り替え処理としているが、これに限ったものではない。携帯可能な機器や家庭用の録画機器においても、同様の番組切り替え処理をしてもよい。
(番組切り替え情報の表示の一例)
図5は、番組切り替え情報の表示画面の一例を示す説明図である。図5に示す表示画面500には、番組切り替え情報510と、番組情報520とが、ディスプレイ313における、表示画面500の下端など、番組の視聴に支障を来さないような位置に表示されている。番組切り替え情報510は、番組切り替えメッセージ511と、利用者の意思表示をさせるキー512、513と、を含んでいる。番組情報520は、番組開始時刻521と、放送チャンネル522と、番組タイトル523と、を含んでいる。番組切り替え情報510および番組情報520は、たとえば、表示画面500の上端や左右端など、利用者によって選択された任意の位置に表示してもよい。
番組切り替え情報510は、たとえば、「番組を替えますか?」などの番組切り替えメッセージと、「はい」および「いいえ」などの番組を切り替えるか否かの意思表示をさせるキーとを、含んでいる。そして、いずれのキーが操作されたか否かを判断することによって、番組を切り替えるか否かを判断する。この場合、運用上、利用者は「はい」あるいは「いいえ」のいずれかのキーを操作するものとする。「いいえ」のキーが操作された場合は、「はい」および「いいえ」などのキーの表示をやめ、そのまま視聴中の番組を放送するようにしてもよい。
また、番組情報は、たとえば、「19時00分 6チャンネル A遊園地のすべて」などの番組に関する情報を含んでいる。この場合、番組情報は、利用者の意思表示をさせるキー512、513を操作するにあたって有効な情報を表示する。
上述したように、実施例1のナビゲーション装置300によれば、選択コンテンツが表示コンテンツと同一でない場合は、表示制御部108によって表示するコンテンツを選択コンテンツに切り替えることができる。
したがって、選択コンテンツと表示コンテンツが同一でない場合は、視聴者の嗜好にあったコンテンツを簡単に表示することができる。これによって、空き時間を利用してコンテンツを視聴するような場合には、視聴者は有効に空き時間を使うことができる。
また、実施例1のナビゲーション装置300によれば、選択コンテンツと表示コンテンツが同一でない場合は、表示制御部108は、受付部107によって受け付けた指示操作に応じて、表示するコンテンツを選択コンテンツに切り替えることができる。
したがって、表示制御部108は、受付部107によって指示操作を受け付けるまで、表示するコンテンツを切り替えない。これによって、視聴者は、自身の好みによって表示するコンテンツを選択することができる。
また、実施例1のナビゲーション装置300によれば、選択部104は、EPG番組表と取得部103によって取得された視聴者に関連付けられた所定のキーワードを用いて、放送中のコンテンツから一のコンテンツを選択することができる。
したがって、EPG番組表の中から視聴者に関連付けられたコンテンツを選択するため、視聴者の嗜好にあったコンテンツを簡単かつ確実に表示することができる。これによって、空き時間を利用してコンテンツを視聴するような場合には、視聴者は有効に空き時間を使うことができる。
また、実施例1のナビゲーション装置300によれば、表示制御部108によって表示するコンテンツを選択コンテンツへ切り替える場合、記録部109によって表示コンテンツを記録することができる。
したがって、選択コンテンツへ切り替えた場合でも、表示コンテンツを記録しておくことができる。これによって、空き時間を利用してコンテンツを視聴するような場合には、視聴者は有効に空き時間を使うことができる。
つぎに、本発明の実施例2について説明する。実施例2は、視聴中の番組Aへの切り替えを案内するタイミングが、前述した実施例1で説明したナビゲーション装置300におけるタイミングと異なっている。なお、実施例2においては、上述した実施例1と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
(ナビゲーション装置300の番組切り替え処理手順)
図6は、実施例2のナビゲーション装置300の番組切り替え処理手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいては、まず、EPG番組表を取得するまで待機する(ステップS601:Noのループ)。そして、EPG番組表を取得した場合(ステップS601:Yes)は、番組リストを作成する(ステップS602)。ステップS602においては、ステップS402と同様にして、番組リストを作成する。
つぎに、ステップS602において作成された番組リスト内の番組Aの開始時刻まで待機する(ステップS603:Noのループ)。番組Aの開始時刻になった場合(ステップS603:Yes)は、つづいて、番組Aのモニタおよび録画を開始する(ステップS604)。ここで、番組Aのモニタとは、たとえば、番組A内の音声や映像に視聴キーワードが出現したか否かを監視する。具体的には、番組A内のテロップや音声に視聴キーワードに該当する文字や音声があった場合や、番組Aの映像を画像解析して視聴キーワードに該当する映像があった場合に、視聴キーワードが出現したとする。また、番組Aのモニタとは、たとえば、番組A内での視聴キーワードの出現する頻度を監視する。具体的には、所定の期間内に出現する視聴キーワードの回数を監視してもよい。
つぎに、番組A内に視聴キーワードが所定の頻度以上出現するのを待って(ステップS605:Noのループ)、視聴キーワードが所定の頻度以上出現した場合(ステップS605:Yes)は、番組B(現在視聴している番組)と番組Aが同一ではないか判断する(ステップS606)。番組Bと番組Aが同一ではない場合(ステップS606:Yes)は、つづいて、放送チャンネルを切り替えるか否かを判断する(ステップS607)。ステップS607においては、ステップS405と同様に、放送チャンネルを切り替えるか否かを判断する。
ステップS607において、放送チャンネルを切り替える場合(ステップS607:Yes)は、番組Bの録画を開始し(ステップS608)、つづいて、番組Aの追っかけ再生を開始する(ステップS609)。ステップS609においては、ステップS604において開始した番組Aの録画をつづけながら、番組Aを録画開始時点(開始時刻時点)から再生する。一方、ステップS606において、番組Bと番組Aが同一である場合(ステップS606:No)、もしくは、放送チャンネルを切り替えない場合(ステップS607:No)は、そのまま一連の処理を終了する。
その後、番組Aが終了するまで待機して(ステップS610:Noのループ)、番組Aが終了した場合(ステップS610:Yes)は、番組Aの追っかけ再生を停止して、番組Bの追っかけ再生を開始し(ステップS611)、一連の処理を終了する。ステップS611においては、ステップS609において開始した番組Bの録画をつづけながら、番組Bを録画開始時点から再生する。
なお、図6の説明では、ステップS609において、番組Aを録画開始時点から追っかけ再生しているが、これを、番組Bを録画するタイミングより所定の時間遡った時点から追っかけ再生するようにしてもよい。そうすることにより、視聴者の所望する場面の映像を的確に表示させることができる。
また、図6の説明では、ステップS604において、番組Aの開始時刻になった場合、番組Aの調査および録画をともにはじめるとしているが、これに限るものではない。番組Aの開始時刻から、まず、モニタをはじめて、視聴キーワードが1つでも出現した場合に録画を開始してもよい。
また、図6の説明では、ステップS603:Yesにおいて番組Aの開始時刻になった場合に、ステップS604において番組Aのモニタをはじめるとしているが、あらかじめすべての放送チャンネル、もしくは、視聴回数の多い放送チャンネルや利用者によって指定された放送チャンネルを常にモニタしていてもよい。
また、図6の説明では、ステップS610:Noのループにおいて、番組Aの終了時刻まで待機するとしているが、これに限るものではない。ステップS604において開始した番組A内のモニタをそのままつづけて、視聴キーワードが所定の頻度以上出現しない場合は、番組Aの追っかけ再生を停止して、番組Bの追っかけ再生を開始してもよい。
上述したように、実施例2のナビゲーション装置300によれば、検出部105によって選択コンテンツから検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて、表示制御部108によって表示するコンテンツを選択コンテンツに切り替えることができる。
したがって、選択コンテンツに所定のキーワードが所定の出現頻度以上出現しない場合は、表示するコンテンツを選択コンテンツに切り替えないことができる。これによって、視聴者のより嗜好にあったコンテンツを確実に表示することができる。
また、実施例2のナビゲーション装置300によれば、選択部104によって放送中のコンテンツから一のコンテンツを選択する場合に、検出部105によって放送中のコンテンツから検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて、一のコンテンツを選択することができる。
したがって、EPG番組表では選択されなかったコンテンツを、放送中のコンテンツの中から選択することができる。これによって、視聴者は、自身の嗜好にあったコンテンツをより確実に視聴することができる。
以上説明したように、実施例1および2の、表示装置100、表示方法、表示プログラム、および記録媒体によれば、ナビゲーション装置300において視聴者に関する情報を用いて、放送中のコンテンツから一のコンテンツを選択し出力することができる。これによって、視聴者は、自身の嗜好に合致するコンテンツを、簡単かつ確実に視聴することができる。したがって、空き時間を利用してコンテンツを視聴するような場合には、視聴者は有効に空き時間を使うことができる。
なお、本実施の形態で説明した表示方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
実施の形態にかかる表示装置の表示処理手順を示すブロック図である。 実施の形態にかかる表示装置の表示処理手順を示すフローチャートである。 実施例1のナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施例1のナビゲーション装置の番組切り替え処理手順を示すフローチャートである。 番組切り替え情報の表示画面の一例を示す説明図である。 実施例2のナビゲーション装置の番組切り替え処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 表示装置
101 表示部
102 記憶部
103 取得部
104 選択部
105 検出部
106 判断部
107 受付部
108 表示制御部
109 記録部

Claims (7)

  1. 任意のコンテンツを表示画面に表示する表示手段と、
    前記表示手段によって任意のコンテンツを表示中に、視聴者に関する情報に基づいて、放送中のコンテンツから一のコンテンツを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された一のコンテンツと、前記表示手段によって表示中のコンテンツ(以下、「表示コンテンツ」という)とが同一か否かを判断する判断手段と、
    前記一のコンテンツから所定のキーワードを検出する検出手段と、
    前記判断手段によって同一ではないと判断され、かつ前記検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて、前記表示コンテンツを前記一のコンテンツに切り替えて表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 任意のコンテンツを表示画面に表示する表示手段と、
    前記表示手段によって任意のコンテンツを表示している間に、放送中のコンテンツから所定のキーワードを検出する検出手段と、
    前記検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて一のコンテンツを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された一のコンテンツと、前記表示手段によって表示中のコンテンツ(以下、「表示コンテンツ」という)とが同一でない場合に、前記表示コンテンツを前記一のコンテンツに切り替えて表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  3. 前記表示コンテンツを前記一のコンテンツに切り替えるタイミングに応じて、前記表示コンテンツを記録する記録手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 任意のコンテンツを表示画面に表示する表示中に、視聴者に関する情報に基づいて、放送中のコンテンツから一のコンテンツを選択し、
    前記選択された一のコンテンツと、前記表示中のコンテンツ(以下、「表示コンテンツ」という)とが同一か否かを判断し、
    前記一のコンテンツから所定のキーワードを検出し、
    前記一のコンテンツと前記表示コンテンツとが同一ではないと判断され、かつ前記検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて、前記表示コンテンツを前記一のコンテンツに切り替えて表示することを特徴とする表示方法。
  5. 任意のコンテンツを表示画面に表示している間に、放送中のコンテンツから所定のキーワードを検出し、
    前記検出された所定のキーワードの出現頻度に応じて一のコンテンツを選択し、
    前記選択された一のコンテンツと、前記表示手段によって表示中のコンテンツ(以下、「表示コンテンツ」という)とが同一でない場合に、前記表示コンテンツを前記一のコンテンツに切り替えて表示することを特徴とする表示方法。
  6. 請求項4または請求項5の表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とする表示プログラム。
  7. 請求項6に記載の表示プログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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