JP2004355336A - キー入力装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キー入力装置2は、画面10と、画面に複数のキーを表示するキー表示手段77と、画面に表示された複数のキーから1つのキーが選択されたことを判別する選択キー判別手段75と、選択されたキーを画面10に拡大して表示する選択キー拡大表示手段78と、拡大表示された選択キー領域内を所定長さ以上移動する入力を検出し、その移動方向を判別可能な入力方向判別手段76と、判別された前記移動方向および前記選択キーの組み合わせに応じて特定される文字を選択して出力する文字選択出力手段79とを備える。キーの選択操作と、拡大表示されたキー内での移動入力操作の2段階操作で文字を入力でき、各操作は簡単な1つの操作のみでよいため、高齢者や障害者にとっても入力しやすくできる。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、キー入力装置に関し、詳しくは、キーが表示可能な画面を備え、その画面に表示されるキーを選択して文字(英字、かな、数字、記号等)を入力するキー入力装置に関する。
【0002】
【背景技術】
近年、パソコンやインターネットが急速に普及しつつあり、日常生活においても情報入手等で不可欠な手段となりつつある。パソコンなどの情報機器において、文字を入力するインターフェースとしては、依然としてキーボードが主流である。
このような機械式のキーボードは、腕・指に障害を持つ人や高齢者にとっては、操作し難いものであり、情報機器の利用の障壁になっていた。
このため、IT社会への参画が十分にできない障害者等が、各種の取引、情報の流通から取り残される可能性があり、社会的な格差の拡大も懸念されるため、高齢者や障害者でも容易に操作できる入力インターフェースが求められている。
【0003】
このような課題を解決するための入力装置として、タッチパネル式の入力装置を用いたものが知られている(例えば特許文献1)。
この入力装置は、タッチパネルにJIS配列や五十音配列等のビジュアルキーボードを表示し、各キーをスティックで押圧して入力するものである。また、キーボード部分の面積を可変できるようにし、運動機能に障害を有する操作者が入力し易い大きさにできるように構成している。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−195149
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記入力装置は、各キーに1文字ずつ設定しているため、キー数が多くなり、キーボード部分の面積を可変できるといっても、各キーの1つずつの大きさはあまり大きくできないという問題があった。すなわち、英字のみを表示する場合でも26個のキーが必要であり、五十音かな配列の場合には約50個のキーが必要である。一方で、ビジュアルキーボードを表示可能な画面は、持ち運びや操作性を考慮するとそれほど大きくできない。従って、1つのキーの大きさはあまり大きくできず、高齢者や障害者などにとっては、キーボード部分を拡大したとしても、操作性がそれほど向上しないという問題があった。
【0006】
また、1つのキーに複数の文字を設定し、入力操作やボタン操作との組合せで文字を選択して入力できるようにすることで、キー数を少なくし、各キーの大きさをより大きくすることも考えられる。
しかしながら、この場合、1つのキーに設定された複数の文字を選択するための複数の操作を組み合わせた入力操作が必要となり、キーを多少大きくしても、その操作を行わなければならないため、操作性がそれほど向上しないという虞れがあった。
【0007】
本発明の目的は、高齢者や障害者にとっても入力操作がしやすいキー入力装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のキー入力装置2は、画面10と、前記画面に複数のキー21〜32を表示するキー表示手段77と、前記画面に表示された複数のキーから1つのキーが選択されたことを判別する選択キー判別手段75と、前記選択キー判別手段で判別された選択キーを前記画面に拡大して表示する選択キー拡大表示手段78と、前記画面に拡大表示された選択キー領域内を所定長さ以上移動する入力を検出し、その移動方向を判別可能な入力方向判別手段76と、この入力方向判別手段によって判別された前記移動方向および前記選択キーの組み合わせに応じて特定される文字を選択して出力する文字選択出力手段79と、を備えることを特徴とするものである。
【0009】
本発明では、操作者は、キー表示手段77により画面10に表示された複数のキー21〜32から1つのキーをタッチすることなどで選択する。このキーの選択は、選択キー判別手段75によって判別される。選択されたキーが判別されると、選択キー拡大表示手段78は、そのキーを拡大して画面10に表示する。
拡大表示されたキー内で、マウス、ペン、指等を利用して操作者が所定長さ以上移動させる入力を行うと、入力方向判別手段76によってその入力が検出され、移動方向が判別される。文字選択出力手段79は、判別された移動方向および選択されたキーの組合せに応じて特定される文字を選択し、出力する。
【0010】
このため、本発明では、複数の移動方向を判別できるようにしておけば、その判別可能な移動方向の数に応じて1つのキーに複数の文字を設定できるため、画面10に表示するキー数を少なくでき、各キーの大きさを比較的大きくできるので、高齢者や障害者であっても、キーの選択操作を比較的簡単に行うことができる。さらに、選択されたキーが拡大表示され、そのキー内での入力移動方向によって入力文字を特定できるので、文字の入力操作を簡単に行うことができる。従って、入力操作がしやすいキー入力装置2にすることができる。
さらに、キーの選択操作と、そのキー内での移動入力操作の2段階の操作で文字を入力しているため、各段階毎の操作は非常に簡単な1つの操作のみでよく、例えば、ボタン等との組み合わせ操作をする必要がないため、複雑な組み合わせ操作を行うことが難しい高齢者や障害者にとっても入力しやすいキー入力装置2にすることができる。
【0011】
請求項2の発明は、前記画面10へのタッチ入力を検出可能に構成されたタッチ入力検出手段72を備え、前記選択キー判別手段75は、前記タッチ入力検出手段72によって、画面に表示された複数のキーの1つがタッチされたことが検出された場合に、そのキーが選択されたと判別し、前記入力方向判別手段76は、前記タッチ入力検出手段72によって、前記画面に拡大表示された選択キーの領域内で最初にタッチした点からタッチしたまま所定長さ以上移動して入力されるバータッチ入力が検出された場合に、その移動方向を判別することを特徴とする。
【0012】
本発明では、タッチペンや指等で画面をタッチすることで入力を検出できるため、キーの選択時や入力移動させる際の操作がより直感的で分かりやすくなり、入力操作をより簡単に行うことができる。
【0013】
請求項3の発明は、前記画面10への非接触入力を検出可能に構成された非接触入力検出手段を備え、前記選択キー判別手段75は、前記非接触入力検出手段によって、画面に表示された複数のキーの1つが非接触で入力されたことが検出された場合に、そのキーが選択されたと判別し、前記入力方向判別手段76は、前記非接触入力検出手段によって、前記画面に拡大表示された選択キーの領域内で最初に入力された点から非接触のまま所定長さ以上移動して入力されるバー入力が検出された場合に、その移動方向を判別することを特徴とする。
【0014】
ここで、前記非接触入力検出手段は、例えば、入力者の眼球運動を検出することで前記画面への非接触入力を検出可能に構成されたものなどが利用できる。
【0015】
このような非接触入力検出手段を利用すれば、例えば、眼球運動を検出することができるものであれば、手に障害を有する入力者であっても文字入力を行うことができる。この際、画面表示される各キーの大きさが比較的大きいため、その眼球運動によってもその選択は比較的容易であり、かつ選択後のキーは拡大表示されるため、入力の移動方向の判別も容易に行えるため、十分に実用的な入力装置とすることができる。
【0016】
ここで、前記選択キー拡大表示手段78は、拡大表示された選択キーの領域内に複数の文字を表示可能に構成され、前記文字選択出力手段79は、選択キーの表面において、その基準位置から、前記入力方向判別手段76で判別された移動方向に文字が表示されている場合には、その文字を選択して出力することが好ましい。
【0017】
このような本発明では、選択キーのキー表面に表示された文字の入力移動方向に対応する位置にある文字が選択、出力されるので、入力操作を直感的にかつ容易に把握でき、入力操作性を向上できる。さらに、入力操作の際には、各文字キーに表示された文字を目視により確認できるので、簡単にかつ迅速に入力操作ができる。
【0018】
ここで、前記入力方向判別手段76は、前記移動方向を左下方向、下方向、右下方向、左上方向、上方向、右上方向、左方向および右方向の8つの方向に判別可能であり、前記文字選択出力手段79は、選択キーの表面において、その基準位置から、前記入力方向判別手段76で判別された移動方向に文字が表示されている場合には、その文字を選択して出力することが好ましい。
【0019】
このようにすれば、一つの文字キーに最大8種類の文字を設定できる。このため、例えば12個の文字キーで96文字を設定できる。従って、日本語のローマ字入力用および英語入力用の英字26文字や、各種番号などの入力用の数字0〜9の10文字、その他の記号等の各種文字を各文字キーに設定して入力できる。なお、ローマ字入力による日本語入力を行うように設定すれば、英字26文字以外の残りの70文字分を、その他の各種記号や文字等に設定できるから、より多くの記号等を設定できる。
【0020】
また、前記キー表示手段77は、各キーが拡大表示された際に表示される複数の文字と同じ文字またはその文字の中の少なくとも1つの文字を前記各キーの領域内に表示することが好ましい。
例えば、日本語のかなを設定している場合には、あ行〜わ行の各行の「あ段」の文字(あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ)を表示しておけば、そのキーによって入力できる文字を容易に把握でき、入力操作性を向上できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態のキー入力装置2を利用したコンピュータシステム1を示す図である。
コンピュータシステム1は、コンピュータ本体3と、表示装置4と、キー入力装置2とを備えて構成される。
コンピュータ本体3は、通常のパソコンなどと同じものであり、内部にCPU、メモリ、ハードディスク、CD−ROM、電源等を備えるものである。
表示装置4は、CRTや液晶ディスプレイ等の通常の表示装置4であり、コンピュータ本体3に接続されてその処理内容などを表示できるように構成されている。
【0022】
キー入力装置2は、図2にも示すように、上面の中央部分に設けられた液晶画面10と、その両側に配置された複数のボタン51〜65とを備えている。
液晶画面10は、感圧式や電磁式等のタッチ入力が可能な画面とされており、キー入力装置2はペンや指などによるタッチ入力を検出できるように構成されている。
この液晶画面10には、初期状態では、上下4段左右3列の12個のキー21〜32が表示されている。
各キー21〜32は、標準配列(日英兼用)として以下のような配列となっており、日本語のローマ字入力、英字入力、数字入力、記号入力が可能とされている。
【0023】
各文字キー21〜32のキートップの左側(基準位置であるキートップ中心に対して左方向側)には各数字が設定、表示されている。すなわち、第1段3個の文字キー21〜23には左側の文字キーから順に文字キー21に数字「1」が、文字キー22に数字「2」が、文字キー23に数字「3」が設定され、第2段3個の文字キー24〜26には左側から文字キー24に数字「4」が、文字キー25に数字「5」が、文字キー26に数字「6」が設定され、第3段3個の文字キー27〜29には左側から文字キー27に数字「7」が、文字キー28に数字「8」が、文字キー29に数字「9」が設定され、第4段3個の文字キー30〜32には左側から文字キー30に数字「0」が、文字キー31に記号「,」が、文字キー32に記号「.」が設定されている。
【0024】
また、各文字キー21〜32のキートップの上側には、その左側(キートップ中心に対して左上方向側)、真ん中(キートップ中心に対して上方向側)、右側(キートップ中心に対して右上方向側)の順で示すと、文字キー21に「()’」、文字キー22に「{}”」、文字キー23に「「」^」、文字キー24に「<>`」、文字キー25に「[]チルダ記号」、文字キー26に「/%│」、文字キー27に「−+=」、文字キー28に「@*#」、文字キー29に「¥&$」、文字キー30に「・:;」、文字キー31に「、_〜」、文字キー32に「。!?」がそれぞれ設定されている。
【0025】
さらに、12個の文字キー21〜32の内、5個の文字キー21〜25のキートップ左下側(キートップ中心に対して左下方向側)には、母音「A」、「I」、「U」、「E」、「O」が設定されている。また、キー24のキートップ下側には「っ」が設定されている。
【0026】
また、他の文字キー26〜32には、母音「A」、「I」、「U」、「E」、「O」以外のアルファベット21文字が3文字ずつ設定されている。具体的には、キートップ中心に対して左下方向側、下方向側、右下方向側の順で示すと、文字キー26に「YWX」、文字キー27に「KGF」、文字キー28に「SZJ」、文字キー29に「TDV」、文字キー30に「NCQ」、文字キー31に「HBP」、文字キー32に「RML」がそれぞれ設定されている。
すなわち、日本語のローマ字入力において、「か行、さ行、た行、な行、は行、ら行、や行」を入力する子音「K、S、T、N、H、R、Y」が各文字キー26〜32の左下方向側に表示され、「が行、ざ行、だ行、ば行」を入力する子音「G、Z、D、B」や「ま行、わ行」を入力する子音「M、W」や「C」が各文字キー26〜32の下方向側に表示され、「ぱ行」を入力する子音「P」や「F、J、V、Q、L、X」が各文字キー26〜32の右下方向側に表示されている。
【0027】
一方、ボタン51〜65には、入力モードの切り替えや文字入力時に利用される各種機能が設定されている。すなわち、各ボタン51〜65のキートップには、それらのボタン51〜65が単独で押された際に入力される機能を示す記号や文字が表示されている。
なお、入力モードとしては、「かなモード」、「英字モード」、「数字モード」、「記号モード」の4つの入力モードがある。
【0028】
ボタン52は、その表面に「数字」と表示され、入力モードを数字入力用の「数字モード」へと切り替える機能が設定されている。数字モードにした場合、各文字キー21〜32をタッチすると、そのキーに設定された数字「1〜0」と、カンマ「,」、ピリオド「.」が入力される。
【0029】
ボタン53は、その表面に「記号」と表示され、入力モードを記号入力用の「記号モード」へと切り替える機能が設定されている。記号モードにした場合、各文字キー21〜32を1〜3回タッチすると、そのキーに設定された第1〜3の各記号が入力される。
【0030】
ボタン54は、その表面に「あ/ア」と表示され、入力モードを「かなモード」に切り替えられるとともに、その「かなモード」を「ひらがなモード」または「カタカナモード」に切り替える機能も設定されている。
【0031】
ボタン56は、その表面に「a/A」と表示され、入力モードを「英字モード」に切り替えられるとともに、「英小文字モード」または「英大文字モード」に切り替える機能が設定されている。
【0032】
一方、その他の文字入力の際の編集等を補助する機能キーとして、ボタン51には、その表面に右矢印のような記号が表示され、カーソルを一定間隔で右へ移動させるタブキーの機能が設定されている。
また、ボタン55には、その表面に上矢印のような記号が表示され、英字モードで1文字入力する際のそのアルファベットを大文字または小文字に切り替える機能や、「ひらがなモード」および「カタカナモード」で1文字入力する際のかな(カナ)を大文字または小文字に切り替える機能を有しており、一般的なシフトキーの機能が設定されている。
【0033】
ボタン57には、その表面に「Ctrl」と表示され、コントロールキーの機能が設定されている。ボタン58には、その表面に「Alt 」と表示され、Alt キーの機能が設定されている。
ボタン59には、その表面に「BS」と表示され、カーソル位置の左側の1文字を削除するバックスペースキーの機能が設定されている。
ボタン60,61,62,64には、その表面に上、左、右、下の各方向の矢印が表示され、カーソルキーの機能が設定されている。
【0034】
ボタン63は、未確定の文字の確定や確定後に改行するリターンキーの機能が設定されている。
ボタン65には、その表面に「Space/変換」と表示され、スペースを入力するスペースキーとしての機能と、入力文字を漢字等に変換したり、続けて入力されて変換候補を表示する変換キーとしての機能が設定されている。
【0035】
次に、キー入力装置2を実現する内部構成について、図3を参照して説明する。図3は、キー入力装置2を実現する内部構成のブロック図である。
キー入力装置2は、前述の通りのペンや指などによる液晶画面10部分のタッチを検出するタッチ入力検出手段72と、入力処理手段73と、画面10を制御する画面制御手段74とを備えて構成される。
【0036】
タッチ入力検出手段72は、画面10の各文字キー21〜32をペンや指等によってタッチした後に所定の長さ以上移動させないようにタッチするピンタッチ操作(タップ操作)と、所定の長さ以上移動させるバータッチ操作とを判別して検出できるように構成されている。
さらに、タッチ入力検出手段72は、バータッチ操作を判別する際、図4に示すように、ペン等を各文字キー21〜32にタッチさせた後に、各8方向(左上方向101、上方向102、右上方向103、左方向104、右方向105、左下方向106、下方向107、右下方向108)のいずれかの方向にタッチしたまま所定長さ分移動させるバータッチ操作を行った際に、そのバータッチ操作による移動方向101〜108を判別できるように構成されている。
【0037】
そして、この8方向のうち、右方向105を除く7方向は、前述の通り、各文字キー21〜32において、キートップにおいて表示された最大7種類の文字のキートップ中心位置(文字キーの基準位置)に対する位置(方向)に対応している。
つまり、各文字キー21〜32には最大7種類の文字が設定されており、各文字キー21〜32のキートップに表示された各文字の相対位置(キートップ中心位置つまりは基準位置に対する位置つまり方向)と、後述する移動方向としての8方向101〜108とが対応するように設定されている。
【0038】
タッチ入力検出手段72は、選択キー判別手段75および入力方向判別手段76を備えている。すなわち、タッチ入力検出手段72がピンタッチ操作を検出すると、選択キー判別手段75は、どのキーがピンタッチされたかを検出し、そのピンタッチされたキーが選択されたものと判別する。そして、その選択キーの情報を入力処理手段73に出力する。
また、タッチ入力検出手段72がバータッチ操作を検出すると、入力方向判別手段76は、そのバータッチ操作の移動方向を判別し、その移動方向(入力方向)の情報を入力処理手段73に出力する。
【0039】
なお、タッチ入力検出手段72において、バータッチ入力操作の移動方向は、次のような方法で判別されている。
すなわち、タッチ入力検出手段72は、図5に示すように、キー領域内で最初にタッチされた始点(A)と、ペンなどが画面10から離れた終点(B)のみによってその移動方向を判別する。すなわち、タッチ入力検出手段72は、始点(A)から見た終点(B)の方向110を検出し、その方向が図4に示す各方向のいずれの領域内に含まれるかを判断し、移動方向を決定する。このように、始点(A)および終点(B)のみによって、その移動方向を判別するので、タッチの経路111には限定されない。
【0040】
なお、始点(A)および終点(B)によって移動方向を判別する方法は、特に限定されないが、例えば、始点(A)から見て上方向102を角度0°(360°)とした際に、始点(A)から見て終点(B)が22.5°〜337.5°の45°の角度範囲にある時を上方向102と判別し、また、112.5°〜157.5°の角度範囲にある時には右下方向108と判別すればよい。つまり、45°ずつ8分割された角度範囲内にあるかどうかを判別すればよい。
【0041】
入力処理手段73は、キー表示手段77と、選択キー拡大表示手段78と、文字選択出力手段79とを備えている。
キー表示手段77は、初期状態として画面制御手段74を介して画面10に複数のキー21〜32を表示する制御を行う。
選択キー拡大表示手段78は、選択キー判別手段75から選択されたキーの情報が入力されると、画面制御手段74を介して、その選択されたキー部分を液晶画面10に拡大して表示する制御を行う。このような拡大制御により、図5に示すように、選択されたキーが液晶画面10に拡大表示される。
【0042】
文字選択出力手段79は、拡大されたキー領域において、バータッチ入力操作を行い、その移動方向の情報が入力方向判別手段76から入力されると、拡大表示されているキーおよび前記移動方向の組合せで特定される文字を選択し、コンピュータ本体3にその文字データを出力する。
なお、本実施形態では、拡大表示されたキートップにおいて、基準位置であるキートップ中心からバータッチの移動入力方向に表示された文字が選択・出力されるように構成されている。なお、文字キー21〜32のキートップの右方向105側には文字が表示されていないが、右方向105に移動した場合には、左方向104側の文字(数字)が選択されて表示されるように設定されている。
【0043】
以上の文字入力手順をより具体的に説明する。
例えば、図2において、文字キー28をタッチ入力したとすると、まず、タッチ入力検出手段72の選択キー判別手段75は、ペンによって文字キー28がタッチされたことを検出し、その選択キー情報を入力処理手段73に出力する。
入力処理手段73は、画面10に複数の文字キー21〜32が表示されている状態でタッチ入力が検出された場合、選択キー拡大表示手段78を用いてそのタッチされた文字キー28を画面10に拡大表示させる。この選択キー拡大表示手段78からの指示により、図5に示すように、画面制御手段74を介して画面10に文字キー28が拡大表示される。
【0044】
次に、拡大表示された文字キー28に対してバータッチ操作が行われると、その操作つまり移動方向がタッチ入力検出手段72の入力方向判別手段76で検出される。入力処理手段73は、文字選択出力手段79を用いて前記移動方向および拡大表示された文字キー28の組合せによって特定される文字を選択し、コンピュータ本体3に出力する。
例えば、文字キー28において、下方向107へのバータッチ操作が行われると、文字選択出力手段79は、移動方向107に対応するキートップ上の文字「Z」を選択して出力する。同様に、右上方向103に移動した場合には、「#」の文字が選択されて出力され、左方向104に移動した場合には、「8」の文字が選択されて出力される。なお、右方向105に移動した場合にも、「8」の文字が選択されて出力される。このようにしてバータッチ入力される。
【0045】
なお、このようなバータッチ入力は、「かなモード」、「英字モード」、「数字モード」、「記号モード」の4つの入力モードのうち「かなモード」、「英字モード」の2つの入力モードにおいて使用可能とすればよい。「数字モード」や「記号モード」を選択した場合には、数字や記号のみを入力する場合が多いからである。但し、「数字モード」や「記号モード」を選択した場合にも、バータッチ入力を使用可能にしてもよい。
【0046】
以上のような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1) 各文字キー21〜32にそれぞれ複数の文字を設定できるため、画面10に複数のキー21〜32を表示する場合、表示するキー数を少なくでき、各キー21〜32の大きさを比較的大きくできる。このため、高齢者や障害者であっても、キー21〜32の選択操作を比較的簡単に行うことができる。
さらに、選択されたキーが拡大表示され、そのキー内でバータッチ入力を行うことだけで入力文字を特定できる。従って、文字の入力操作を簡単に行うことができ、入力操作がしやすいキー入力装置にすることができる。
すなわち、キー21〜32の選択操作と、選択されて拡大表示されたキー領域内での移動入力操作の2段階の操作で文字を入力しているため、各段階毎の操作はピンタッチやバータッチといった非常に簡単な1つの操作のみでよく、例えば、ボタン等との組み合わせ操作をする必要がないため、複雑な組み合わせ操作を行うことが難しい高齢者や障害者にとっても入力しやすいキー入力装置2にすることができる。
【0047】
(2) 文字選択出力手段79では、各文字キー21〜32のキートップに表示された文字のうち、バータッチ入力操作時にその移動方向に対応する位置にある文字が選択および出力されるので、入力操作を直感的にかつ容易に把握でき、入力操作性を向上できる。さらに、入力操作の際には、拡大された文字キー21〜32に表示された文字を目視により確認できるので、簡単にかつ迅速に入力操作できる。
【0048】
(3) 一つの文字キー21〜32に最大7文字を設定したので、従来の1つのキーに1文字ずつ設定する場合に比べて文字キー21〜32の数を大幅に少なくでき、キー入力装置2もより小型化できる。さらに、文字キー21〜32の数を少なくできるから、キー入力装置2の大きさに比較して、各文字キー21〜32を比較的大型化でき、各キー21〜32の選択操作が容易になり、高齢者や障害者でも簡単にキー選択入力を行うことができる。
【0049】
(4) 12個と少ない文字キー21〜32であっても、日本語のローマ字入力や英語入力に用いられる英字26文字や各種番号等の入力用の数字0〜9の10文字、括弧などの各種記号38文字の合計74種類の文字を各文字キー21〜32に設定できる。このため、一般的なキーボードで直接入力できる種類以上の文字を入力できるから、十分な操作性があって、より入力しやすくできる。
【0050】
(5) 各文字キー21〜32を画面10に拡大表示しているので、使用者は、各移動方向101〜108へのバータッチ入力操作を容易にかつ確実に使いわけることができる。このため、使用者は、選択したい文字を確実に選択でき、入力操作性を向上できる。さらに、文字キー21〜32が大きくなれば、入力方向判別手段72による各移動方向101〜108の判別範囲も広がるので、移動方向101〜108を確実に判別できる。
【0051】
(6) 判別可能な移動方向を8方向101〜108とし、入力に必要な文字を各文字キー21〜32に設定したので、入力モードを切り替えることなくアルファベットや記号、数字等の文字をバータッチ操作で入力できる。このため、入力操作性を向上できる。
【0052】
(7) 移動方向を左上方向101、上方向102、右上方向103、左方向104、右方向105、左下方向106、下方向107、右下方向108の8方向としたので、各方向の間隔がそれぞれ均等となるから、入力方向判別手段72による誤判断を減少できる。また、各方向101〜108は、文字を書くときの動作にもあるので、非常にリズミカルで入力しやすいから、入力操作性を向上できる。
【0053】
(8) 文章中において英字の次に頻出する数字を、左方向104および右方向105へのバータッチ操作によって選択するようにしたので、左方向104のみに設定した場合に比べて、例えば、直前に入力した文字のバータッチ操作方向と略同じ方向側にバータッチ操作して、数字を入力できるから、文章中においても数字を入力しやすい。
【0054】
(9) 入力方向判別手段76は、始点および終点からバータッチ入力の移動方向を判別しており、入力時のペン等の軌跡を全て認識する必要がないから、判別処理を迅速に行える。
【0055】
(10)各キー21〜32において、文字(英字)は下側、数字は左側、記号は上側と区分けされているので、各文字、数字、記号の配列や位置関係が分かりやすく、操作性をより向上できる。
【0056】
(11)ローマ字入力に使用する英字を、「A,I、…O」、「K、S、T、N…」のように、ほぼ50音順に配置しているので、キー配列を把握し易く操作性を向上できる。さらに、子音の濁音は、その清音を入力する文字の隣に配置しているので、よりキー配列が覚えやすくできる。
【0057】
(12)入力モードに関係なく、英字、数字、記号を入力できるバータッチ操作を設定しているので、特に英字、数字、記号等が混在する場合に、入力操作性をより一層向上することができる。
【0058】
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、タッチ入力検出手段72の代わりに、非接触入力検出手段を設け、画面10への非接触の入力を検出できるように構成してもよい。なお、非接触入力方式としては、例えば、電磁誘導を利用したペン入力方式や、入力者の眼球運動を検出する方式などの公知の様々な非接触入力方式が利用できる。
【0059】
また、各文字キーへの文字の配列としては、前記各実施形態に開示されたものに限らず、実施にあたって適宜設定すればよい。
例えば、アルファベットの配列としては、携帯電話機などに利用されているABC順の配列を用いてもよく、その文字配列は実施にあたって適宜選択すればよい。さらに、あ行からわ行までの「かな50音配列」を設定してもよい。
【0060】
前記実施形態においては、バータッチの移動方向を8方向とする場合、左下方向、下方向、右下方向、左上方向、上方向、右上方向、左方向および右方向の8方向としたが、8方向の区分けはこれらの方向には限定されない。
さらに、前記各実施形態においては、8方向や4方向へのバータッチ操作を判別可能としたが、これらに限らず、2方向、3方向、5方向や6方向、7方向さらには9方向以上等のその他の方向数を判別可能に設定してもよい。
【0061】
また、バータッチの移動方向は、各文字キーへの文字の配列(表示)に合わせて設定すればよい。特に、バータッチ入力操作では、8方向つまり1方向が45度の角度範囲内程度であれば、利用者も十分に入力を分けることができるので、このような8方向を基準にし、それよりも文字数が少ない場合には、文字が設定されていない方向の入力は無視したり、その方向の入力を隣接する文字が設定されている方向の入力と見なして処理すればよい。要するにバータッチ入力方向の判別は、設定された文字数などに応じて適宜設定すればよい。
例えば、各文字キー21〜32に5つの文字が表示されていれば、バータッチ操作時に5つの移動方向を判別すればよい。
【0062】
前記実施形態では、画面10に複数のキー21〜32が表示されている場合に、各キートップに7種類の文字を表示していたが、1〜6種類の文字のみを表示してもよいし、文字を表示しないようにしてもよい。文字の表示数が少なかったり、表示されていない場合でも、キー数が少ないため、比較的容易にキー配列を暗記することができるため、入力操作を実行することができる。但し、表示があれば、初心者でも容易に操作することができる利点がある。
【0063】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、キーの選択操作と、そのキー内での移動入力操作の2段階の操作で文字を入力しているため、各段階毎の操作は非常に簡単な1つの操作のみでよく、例えば、ボタン等との組み合わせ操作をする必要がないため、複雑な組み合わせ操作を行うことが難しい高齢者や障害者にとっても入力しやすいキー入力装置にすることができる。その上、1つのキーに複数の文字を設定できるため、画面に表示するキー数を少なくでき、各キーの大きさを比較的大きくでき、高齢者や障害者であっても、キーの選択操作を比較的簡単に行うことができる。さらに、選択されたキーが拡大表示され、そのキー内での入力移動方向によって入力文字を特定できるので、文字の入力操作を簡単に行うことができる。
【0064】
請求項2に記載の発明によれば、タッチペンや指等で画面をタッチすることで入力を検出できるため、キーの選択時や入力移動させる際の操作がより直感的で分かりやすくなり、入力操作をより簡単に行うことができる。
【0065】
請求項3に記載の発明によれば、様々の非接触入力検出手段を利用すれば、より様々な障害者などが利用できるキー入力装置にすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、眼球運動を検出できるため、手に障害を有する入力者であっても文字入力を行うことができる。
【0066】
請求項5に記載の発明によれば、選択キーのキー表面に表示された文字の入力移動方向に対応する位置にある文字が選択、出力されるので、入力操作を直感的にかつ容易に把握でき、入力操作性を向上できる。さらに、入力操作の際には、各文字キーに表示された文字を目視により確認できるので、簡単にかつ迅速に入力操作ができる。
【0067】
請求項6に記載の発明によれば、一つの文字キーに最大8種類の文字を設定でき、例えば12個の文字キーで96文字を設定できる。従って、英字26文字の他、数字や記号等の各種文字を各文字キーに設定して入力できる。
【0068】
請求項7に記載の発明によれば、そのキーによって入力できる文字を容易に把握でき、入力操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態のコンピュータシステムを示す斜視図である。
【図2】前記実施形態におけるキー入力装置を示す平面図である。
【図3】前記実施形態におけるキー入力装置の内部構成を示すブロック図である。
【図4】前記実施形態におけるバータッチ入力時の移動方向を示す図である。
【図5】前記実施形態においてキーが拡大表示されたキー入力装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム
2 キー入力装置
3 コンピュータ本体
4 表示装置
10 液晶画面
21〜32 文字キー
51〜65 ボタン
72 タッチ入力検出手段
72 入力方向判別手段
73 入力処理手段
74 画面制御手段
75 選択キー判別手段
76 入力方向判別手段
77 文字選択出力手段
78 選択キー拡大表示手段
101〜108 移動方向
Claims (7)
- 画面と、
前記画面に複数のキーを表示するキー表示手段と、
前記画面に表示された複数のキーから1つのキーが選択されたことを判別する選択キー判別手段と、
前記選択キー判別手段で判別された選択キーを前記画面に拡大して表示する選択キー拡大表示手段と、
前記画面に拡大表示された選択キー領域内を所定長さ以上移動する入力を検出し、その移動方向を判別可能な入力方向判別手段と、
この入力方向判別手段によって判別された前記移動方向および前記選択キーの組み合わせに応じて特定される文字を選択して出力する文字選択出力手段と、
を備えることを特徴とするキー入力装置。 - 請求項1に記載のキー入力装置において、
前記画面へのタッチ入力を検出可能に構成されたタッチ入力検出手段を備え、
前記選択キー判別手段は、前記タッチ入力検出手段によって、画面に表示された複数のキーの1つがタッチされたことが検出された場合に、そのキーが選択されたと判別し、
前記入力方向判別手段は、前記タッチ入力検出手段によって、前記画面に拡大表示された選択キーの領域内で最初にタッチした点からタッチしたまま所定長さ以上移動して入力されるバータッチ入力が検出された場合に、その移動方向を判別することを特徴とするキー入力装置。 - 請求項1に記載のキー入力装置において、
前記画面への非接触入力を検出可能に構成された非接触入力検出手段を備え、
前記選択キー判別手段は、前記非接触入力検出手段によって、画面に表示された複数のキーの1つが非接触で入力されたことが検出された場合に、そのキーが選択されたと判別し、
前記入力方向判別手段は、前記非接触入力検出手段によって、前記画面に拡大表示された選択キーの領域内で最初に入力された点から非接触のまま所定長さ以上移動して入力されるバー入力が検出された場合に、その移動方向を判別することを特徴とするキー入力装置。 - 請求項3に記載のキー入力装置において、
前記非接触入力検出手段は、入力者の眼球運動を検出することで前記画面への非接触入力を検出可能に構成されていることを特徴とするキー入力装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のキー入力装置において、
前記選択キー拡大表示手段は、拡大表示された選択キーの領域内に複数の文字を表示可能に構成され、
前記文字選択出力手段は、選択キーの表面において、その基準位置から、前記入力方向判別手段で判別された移動方向に文字が表示されている場合には、その文字を選択して出力することを特徴とするキー入力装置。 - 請求項5に記載のキー入力装置において、
前記入力方向判別手段は、前記移動方向を左下方向、下方向、右下方向、左上方向、上方向、右上方向、左方向および右方向の8つの方向に判別可能であり、
前記文字選択出力手段は、選択キーの表面において、その基準位置から、前記入力方向判別手段で判別された移動方向に文字が表示されている場合には、その文字を選択して出力することを特徴とするキー入力装置。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載のキー入力装置において、
前記キー表示手段は、各キーが拡大表示された際に表示される複数の文字と同じ文字またはその文字の中の少なくとも1つの文字を前記各キーの領域内に表示することを特徴とするキー入力装置。
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