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JP2004258976A - 棚管理システムにおける棚アドレスの入力方法及び棚管理システム - Google Patents

棚管理システムにおける棚アドレスの入力方法及び棚管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】棚アドレス(棚番号、段番号、列順の3項目)をランダムに設定することができる棚アドレスの入力方法を提供する。
【解決手段】商品の陳列位置に表示された商品コードをスキャナで読み取ると共に、超音波,赤外線,電波等の伝播波の何れか、或いはそれら伝播波の複数を出力し、その伝播波が出力された位置を検出し、前記読み取った商品コードと検出した位置に基づいて該当商品の棚アドレスを設定する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパーマーケット等の小売店で、商品陳列棚に商品を陳列して販売する場合における各商品の陳列位置を分析、管理する棚管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スーパーマーケット等の小売店で行う商品の棚管理システムでは、各商品が陳列されている棚位置データ(棚番号、段番号、列順、フェース数等)により、配置位置に問題が無いか分析、管理できるようになっている。
そして、この棚管理システムを使用するには、先ず各商品の棚位置データを入力する必要があり、従来は棚番号と段番号を入力後、商品陳列棚の各段に陳列されている商品のバーコードを、段毎に順番にスキャンすることで棚位置データを入力している。
【0003】
即ち、陳列商品の商品コードを所定順序で読み取り、読み取った商品コード列を計算機システムに入力し、計算機システムでは所定読み取り順序情報から商品陳列位置データを得、得られた商品陳列位置データに基いて商品管理情報を出力するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2978514号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した特許文献1記載の入力方法では、商品陳列棚の格段に陳列されている商品のバーコードのスキャンを失敗していたりすると、順番がずれて後の商品のデータの全てが誤入力になってしまう。即ち、間違い易い、という問題を有する。
【0006】
本発明は、上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、棚アドレスをランダムに設定することができる棚アドレスの入力方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に本発明が講じた技術的手段は、商品陳列棚に陳列されている商品毎に商品コード,棚アドレス,その他の情報を記憶して棚管理を行うための棚アドレスの入力方法において、商品の陳列位置に表示された商品コードにスキャナを接近させるステップと、該スキャナの接近で前記商品コードを読み取ると共に、超音波,赤外線,電波等の伝播波の何れか、或いはそれら伝播波の複数を該スキャナの位置から出力するステップと、前記伝播波が出力された位置を検出するステップと、前記読み取った商品コードと検出した位置に基づいて該当商品の棚アドレスを設定するステップと、を含むことを特徴とする(請求項1)
上記のスキャナが読み取る商品コードは、商品陳列棚に掲示される棚札ラベルに限らず、バーコードを印刷したラベルを陳列棚の前面に直接貼ったものや商品に付されたものでも良いし、また、バーコードに限らず、OCR文字や二次元コードであってもよい。
上記方法によれば、商品の陳列位置に表示された商品コードをスキャナで読み取る時、前記スキャナから伝播波が出力され、その伝播波が出力された位置が検出される。そして、スキャナが読み取った商品コードと、その商品コードを読み取った位置情報に基づいて棚アドレスが設定されるため、棚列や棚段の順番に関係なく、棚管理の為の棚アドレスをランダムに設定することができる。
【0008】
又、商品陳列棚に陳列されている商品毎に商品コード,棚アドレス,その他の情報を記憶して棚管理を行う棚管理システムは、商品の陳列位置に表示された商品コードを読み取るスキャナ部と、そのスキャナ部による読み取り時に、超音波,赤外線,電波等の伝播波の何れか、或いはそれら伝播波の複数を出力する出力部を備えた携帯読み取り手段と、前記携帯読み取り手段が伝播波を出力した位置を検出する位置検出手段と、前記携帯読み取り手段が読み取った商品コードと、その際に検出した位置に基づいて該商品の棚アドレスを設定する設定手段と、を備えたことを特徴とする(請求項2)。
携帯読み取り手段が具備する商品コードを読み取るスキャナ部は、商品コードの体系に対応する読み取り器を使用し、コード化されていない、即ち文字や数字等の記号で商品コードに対応する情報が表示される場合には、OCR(Optical Character Reader)等を使用する。
また、携帯読み取り手段が伝播波を出力した位置を検出する位置検出手段は、使用する伝播波に対応してセンサを選択使用する。速度の異なる複数の伝播波を利用することに限らず、一種類の伝播波を利用する検出手段でもよく、その検出手段は棚前面の四隅の内、3箇所にセンサを設け、そのセンサによる受信時間差により出力源(携帯読み取り手段)の位置を特定する。
上記の構成により、商品陳列位置で商品コードをスキャナ部で読み取り操作することで、読み取り位置が検出され、その検出された位置情報と読み取った商品コードに基づいて棚アドレスが設定できる。それにより、棚アドレスの設定作業をランダムにでき、設定作業を容易に行うことができる。
【0009】
上記システムにおける位置検出手段は、商品陳列棚毎に設け、夫々に棚番号を割り当てるとよい(請求項3)。この構成により、複数の商品陳列棚が存在して二次元を超える位置であっても、安価な構成で、正確な位置検出ができる。
又、上記位置検出手段は、商品陳列棚の前面の端部にセンサを複数配置して構成してもよい(請求項4)。それにより、伝播波を直接検出でき、しかも、顧客が商品陳列棚から商品を取り出す際にセンサが邪魔になることもない。
【0010】
更に、上記設定手段による棚アドレス設定の際に、商品ファイルに読み取った商品コードが存在しない場合には、前記商品コードを設定するようにしてもよい(請求項5)。それにより、新規商品については、商品コードの設定を行うので、作業性を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の棚管理システムを、スーパーマーケットの商品陳列に実施した装置概略を示す外観図で、図中、1は商品陳列棚、2はその陳列棚1に陳列された商品毎に、棚前面に取り付けた電子棚札で、その電子棚札2にはバーコード等の商品コードが表示されている。3は前記電子棚札2に表示された商品コードを読み取るスキャナ部3aと伝播波を出力する出力部3bを備えた携帯読み取り手段、4は前記携帯読み取り手段3の出力部3bが伝播波を出力した位置を検出する位置検出手段で、その位置検出手段4は商品陳列棚1の前面の端部に配置されている。5は店舗内の天井に配置した無線装置である。
【0012】
上記の商品陳列棚1は、複数の商品を多段状に陳列するために段が上下方向に複数段形成され、更に各段には水平方向に、商品の種類毎に陳列位置を示す列が区画されている。即ち、商品陳列棚1は、「段」と「列」によりマトリックス状に陳列位置を特定できるように構成されている。
【0013】
上記商品陳列棚1の「段」と「列」により特定される各陳列位置の前面には、商品毎に7セグメント表示器2aと商品コードを表すバーコードと品名が印刷された棚札ラベル2bを備えた電子棚札2が設置されており、その電子棚札2は図2のシステム図に示すように無線或いは赤外線により無線装置5を介して棚札コントローラ6と通信可能に構成され、棚札コントローラ6から送信される単価等の商品データを受信し、記憶して表示するように構成されている。
尚、電子棚札2には、商品コードを表すバーコードと品名が印刷された棚札ラベル2bが貼付されている為、商品の配置替えの際は電子棚札2も一緒に移動させる。
【0014】
携帯読み取り手段3は、図1(b)に示すように、本体3’の先部裏側に、電子棚札2の棚札ラベル2bに表示された商品コードを読み取るスキャナ部3aが設けられ、表側には表示部3cと、テンキー等の操作部3dが配置され、更に本体3’の側面には伝播波を出力する出力部3bが設けられている。
その出力部3bの位置は、前記スキャナ部3aが商品コードを表すバーコードを読み取る姿勢においた時、商品陳列棚1の端部に向かって伝播波を出力する位置とする。
上記出力部3bとしては、所定の波長の超音波を出力する超音波出力部3b’と、所定の波長の赤外線を出力する赤外線出力部3b”を装備する。
それにより、商品陳列棚1の前面の端部に設置する位置検出手段4は、超音波を検出する超音波センサ4a,4bと、赤外線を検出する赤外線センサ4cとで構成され、超音波センサ4a,4bは上・下端部に設置し、その上・下の超音波センサ4aと4bとの間に赤外線センサ4cが設置されている。
【0015】
そして、上記した携帯読み取り手段3は図5の電気ブロック図に示すように、携帯読み取り手段3の各ブロックを制御するCPU7にバス8を介してROM9、RAM10、表示部3c、操作部3d、無線通信部11、スキャナ部3a、超音波出力部3b’、赤外線出力部3b”が接続されて構成されている。
上記ROM9には、CPU7が実行する各種プログラムが記憶されている。
上記RAM10は、CPU7が動作或いは実行する為のフラグ,レジスタと、商品データとして商品番号、単価データ等を記憶している。
上記表示部3cは、液晶表示器で構成され、読み取った情報や入力した情報等が表示される。
上記操作部3dは、テンキー、ファンクションキーなど、本読み取り手段の操作、情報の入力を行うことが出来る。
無線通信部11は、無線で棚位置入力コントローラ12と通信する機能部分で、前記した電子棚札2がトランシーバを介して棚札コントローラ6と通信する周波数とは異なる周波数が設定されている。
【0016】
図2は上記した棚管理システムのシステム図で、サーバー機能を有する管理装置13が、LANによりレジ14、棚札コントローラ6、棚位置入力コントローラ12と接続され、管理装置13は商品番号,品名,単価等の商品データを複数記憶した商品ファイル17を格納することで、各商品の単価や陳列位置、売上、在庫等を管理する。
管理装置13が格納する商品ファイルは、図3に示すように、商品毎に商品コード,棚番号,段,列,フェース数(陳列幅を最小幅の何倍であるかで表したもの、例えば、2列であれば「2」となる),品名,単価,棚札番号等で構成されている。そして、「棚番号」,「段」,「列」の3項目を合わせたものを「棚アドレス」とし、この「棚アドレス」によりどの棚の、下から何段目で、左から何列目の陳列位置であるかがわかるように構成されている。
【0017】
上記棚位置入力コントローラ12は、コンピュータからなり、新規商品の陳列時或いは商品配置替えの際に、商品ファイルに商品の棚アドレスを入力する為に用いる、所謂、設定手段である。
そして、この棚位置入力コントローラ12には、図4に示すように、「段」と「列」毎に、電子棚札2と商品陳列棚1の端部に設置した位置検出手段4の超音波センサ4a、4bとの距離L1、L2を予め設定したアドレス検出テーブル15が格納されている。例えば、図4において、段:01,列:01は一番下の段で左側から1番目の列の陳列箇所に設置された電子棚札から超音波センサ4aまでの距離がL1、超音波センサ4bまでの距離がL2である。尚、上記距離L1、L2のデータとしては、限定した値でもよいが、範囲を設定しておくと、アドレス特定がより正確に行える。
【0018】
上記した携帯読み取り手段3に装備されているスキャナ部3aで、商品陳列棚1に陳列された商品毎に取り付けられた電子棚札2に貼付されている棚札ラベル2bに印刷されたバーコードを読み取ると、その読み取った商品コードは無線トランシーバ16を介して無線で棚位置入力コントローラ12に送信すると共に、所定波長の超音波が超音波出力部3b’から、所定波長の赤外線が赤外線出力部3b”から同時に出力される。そして、その出力された赤外線信号が商品陳列棚1の前面端部に設置した位置検出手段4の赤外線センサ4cで検出されてから、超音波センサ4aで超音波が検出されるまでの時間より、携帯読み取り手段3と超音波センサ4aとの距離L1を算出する。同様にして携帯読み取り手段3と超音波センサ4bとの距離L2を算出し、距離L1、L2とアドレス検出テーブル15から棚アドレスの内の「段」と「列」を特定して、商品ファイルに読み取った商品コードの棚アドレスを設定することができる。
【0019】
次に、新規商品の陳列、或いは、商品を他の陳列位置へ電子棚札とともに移動を行ってから、商品の棚アドレスの設定終了までの処理の流れを、図6のフローに基づいて説明する。
ステップ1…オペレータが、商品陳列位置にある電子棚札2の棚札ラベル2bに印刷表示された商品コード(バーコード)に携帯読み取り手段3のスキャナ部3aを接近させる。
ステップ2…スキャナ部3aがバーコードから商品コードを読み取り、その読み取った情報を無線で棚位置入力コントローラ12に送信する。それにより、棚位置入力コントローラ12は商品コードを受信する。
ステップ3…携帯読み取り手段3が、超音波出力部3b’と赤外線出力部3b”から超音波と赤外線を同時に出力する。
ステップ4…前記赤外線を、商品陳列棚1に設置した位置検出手段4の赤外線センサ4cが検出すると、その検出信号で棚位置入力コントローラ12のタイマーがスタートする。
ステップ5…前記超音波を、商品陳列棚1に設置した位置検出手段4の超音波センサ4a,4bで受信すると、棚位置入力コントローラ12は前記赤外線を受信してから超音波センサ4a,4bが受信するまでの時間をタイマーから得る。そして、その時間を音速に乗算して、超音波センサ4aと超音波出力部3b’(携帯読み取り手段3)との距離L1を算出する。同様にして、超音波センサ4bと超音波出力部3b’(携帯読み取り手段3)との距離L2も算出する。
ステップ6…次に、棚位置入力コントローラ12は、格納してあるアドレス検出テーブル15から前ステップで得た距離L1,L2の数値が該当する「段」と「列」の番号を得る。又、ステップ4或いは5で赤外線、或いは超音波を受信した位置検出手段4は、商品陳列棚毎に棚番号が予め設定され識別できるようになっている為、受信した位置検出手段4の棚番号が分かる。従って、ここで、棚アドレス(棚番号、段番号、列順)が決定する。
ステップ7…棚位置入力コントローラ12は、ステップ2で受信した商品コードに基づき、商品ファイルの該当する商品の棚番号、段番号、列順の各欄に、ステップ6で得たデータをそれぞれ書き込み、棚アドレスを設定する。
ここで、商品ファイルに受信した商品コードが存在しない場合は、
新規商品のエリアを商品ファイル内に作成して商品コードを書き
込んでおき、更に同商品の棚アドレスも書き込むことで、商品コードと棚アドレスを同時に設定することができる。
【0020】
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変えない範囲で変更可能である。
(1)位置検出手段は、速度の異なる複数の伝播波を利用することに限らず、一種類の伝播波で行ってもよい。例えば、商品陳列棚の前面の四隅の内、3箇所にセンサを配置し、それらセンサの受信時間差により伝播波の出力源の位置(電子棚札の位置)を特定するようにしてもよい。この場合、棚位置入力コントローラに格納するアドレス検出テーブルの距離L1,L2には、予めテストして第3のセンサとの時間差に基づくデータを設定しておく必要がある。
(2)又、伝播波として使用する音波は低速のため、受信時間を計測し易いがこれに限定されず、赤外線や電波であっても理論的には可能である。
(3)商品コードのバーコードは、電子棚札に貼付された棚札ラベルに限らず、バーコードを印刷したラベルが棚前面に直接貼られた形態、或いは商品に付されたものでもよい。
(4)フェース数は、携帯読み取り手段3の操作部3dを操作してキー入力して送信してもよい。又、全ての商品の棚アドレスを設定した後に、棚アドレスが設定されている商品を1に設定し、空番(どこにも設定されていない棚アドレス)があれば、その前の棚アドレスが設定されている商品のフェース数をプラス1としてもよい。
(5)また、携帯読み取り手段の超音波出力部3b’、或いは赤外線出力部3b”は、左右に設けることに限らず、手前方向を除く全方向に出力できるものであれば1個でもよい。
【0021】
【発明の効果】
本発明の棚アドレス入力方法は請求項1記載の構成により、商品陳列位置で商品コードを読み取ることで、その商品の棚アドレスを設定できるため、商品コードの読み取りを順番にすることなく、棚アドレスの設定が可能である。従って、棚アドレスの設定作業が容易で、しかも誤入力無く正確に設定できる。
又、上記入力方法を実施するための棚管理システムは、請求項2記載の構成により、極めて簡素な構成で、正確に入力設定できシステムを提供できる。
更に、請求項3記載の構成により、複数の商品陳列棚が存在して二次元(平面)を超える位置であっても、安価な構成で、正確な位置検出ができる。
また、請求項4記載の構成により、伝播波を直接検出でき、しかもそのセンサは顧客が棚から商品を取り出す際に邪魔にならず便利である。
更に、請求項5記載の構成により、新規商品の場合は商品コードの設定も同時に行うことができるため、作業効率を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る棚管理システムの概略を示し(a)は外観図、(b)は携帯読み取り手段の外観図である。
【図2】同システムの構成を示すシステム図である。
【図3】商品ファイルの構成を示す図である。
【図4】アドレス検出テーブルの構成を示す図である。
【図5】携帯読み取り手段の電気ブロック図である。
【図6】棚アドレスの設定処理の流れを示すフロー図である。
【符号の説明】
1…商品陳列棚 2…電子棚札
3…携帯読み取り手段 3a…スキャナ部
3b…伝播波の出力部 4…位置検出手段
4a,4b…超音波センサ 4c…赤外線センサ

Claims (5)

  1. 商品陳列棚に陳列されている商品毎に商品コード,棚アドレス,その他の情報を記憶して棚管理を行うための棚アドレスの入力方法において、
    商品の陳列位置に表示された商品コードにスキャナを接近させるステップと、
    該スキャナの接近で前記商品コードを読み取ると共に、超音波,赤外線,電波等の伝播波の何れか、或いはそれら伝播波の複数を該スキャナの位置から出力するステップと、
    前記伝播波が出力された位置を検出するステップと、
    前記読み取った商品コードと検出した位置に基づいて該当商品の棚アドレスを設定するステップと、
    を含むことを特徴とする棚アドレスの入力方法。
  2. 商品陳列棚に陳列されている商品毎に商品コード,棚アドレス,その他の情報を記憶して棚管理を行う棚管理システムにおいて、
    商品の陳列位置に表示された商品コードを読み取るスキャナ部と、そのスキャナ部による読み取り時に、超音波,赤外線,電波等の伝播波の何れか、或いはそれら伝播波の複数を出力する出力部を備えた携帯読み取り手段と、
    前記携帯読み取り手段が伝播波を出力した位置を検出する位置検出手段と、
    前記携帯読み取り手段が読み取った商品コードと、その際に検出した位置に基づいて該商品の棚アドレスを設定する設定手段と、
    を備えたことを特徴とする棚管理システム。
  3. 上記位置検出手段は、商品陳列棚毎に設けられ、夫々に棚番号が割り当てられていることを特徴とする請求項2記載の棚管理システム。
  4. 上記位置検出手段は、商品陳列棚の前面の端部に設けたセンサからなることを特徴とする請求項2又は3記載の棚管理システム。
  5. 上記設定手段による棚アドレス設定の際に、商品ファイルに読み取った商品コードが存在しない場合には、前記商品コードを設定することを特徴とする請求項2記載の棚管理システム。
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