JP2004137776A - Cut-off wall device of pipe and temporary channel device in the pipe making use thereof - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下水道管等の地中に埋設された管渠の内部を点検・補修する際に、その管渠内を流れる水流を堰き止めてバイパスするのに使用する管渠の止水壁装置と、これを用いた管渠内の仮設水路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、下水道管渠の内部を点検したり補修工事を行う場合においては、管渠の底面部を流れる下水が作業の邪魔になるため、通常、補修等を行う施工区間の上流側のマンホールから下水をポンプで地上まで汲み上げ、地上に敷設されたホースを通じて施工区間の下流側のマンホールへ下水を放流することにより、下水を管渠の外部にバイパスするようにしている。
しかし、このように下水を地上にバイパスする方法では、管渠内の点検ないし補修を行う前に大容量のポンプやホースを設置する必要があるため、工事全体が大掛かりとなり、施工コストが増大するという欠点がある。
【0003】
そこで、下水を堰き止め可能な止水壁装置を管渠の断面下部に水密的に固定することにより、管渠の断面内で下水をバイパスさせて作業空間を確保するようにした管渠の補修工法が既に提案されている。かかる補修工法に用いる止水壁は、管渠の断面下部を流れる水流を堰き止めることができる大きさに形成されかつ同管渠の内周面に水密的に圧着可能な外周縁を有する止水壁と、この止水壁に表裏方向に貫通するように形成された通水口と、前記止水壁の外周縁を前記管渠の内周面に圧着させた状態で固定するための固定手段と、を備えている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特公昭59−6983号公報(特許請求の範囲、第7図、第8図、第11図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の止水壁装置では、固定手段として伸縮自在なターンバックル形式の締め付け部材が採用されている。そして、従来では、かかる締め付け部材を管渠の中心を通過するように当該管渠内に架設してターンバックルで伸長させることにより、止水壁の幅方向真ん中の一カ所を管渠の径外方向に向かって押圧することにより、止水壁の外周縁を管渠の内周面に密着させるようにしている。
【0006】
しかし、このように、一本の締め付け部材で止水壁の幅方向中央の一カ所を押圧する荷重のかけ方では、止水壁の外周縁の中央部分を管渠の内周面に強く押し付けることはできても、同外周縁の両端部分に至るに従って管渠の内周面に対する圧力が漸減することになる。このため、従来の止水壁装置の場合には、止水壁による下水のシールが不完全となって水漏れが生じ易く、止水壁装置で囲まれた施工区間に下水が浸入し、管渠内における点検ないし補修作業が行い難くなるという不都合がある。
【0007】
また、従来では、締め付け部材が管渠の幅方向中心線に沿って当該管渠内に架設されているので、作業員が止水壁を跨いで施工区間に出入りする際に当該締め付け部材が邪魔になることが多く、この点においても、管渠内における点検ないし補修作業の作業効率を悪化させるという欠点もある。
【0008】
本発明は、このような実情に鑑み、止水壁による下水のシールをより完全に行えるようにして、管渠内における点検ないし補修作業の作業効率を向上することを第一の目的とする。
また、本発明は、施工区間へ出入りする際に止水壁の固定手段が邪魔にならないようにして、管渠内における点検ないし補修作業の作業効率を向上することを第二の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、本発明は次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、管渠の断面下部を流れる水流を堰き止めることができる大きさに形成されかつ同管渠の内周面に水密的に圧着可能な外周縁を有する止水壁と、この止水壁に表裏方向に貫通するように形成された通水口と、前記止水壁の外周縁を前記管渠の内周面に圧着させるための固定手段とを備えている管渠の止水壁装置において、前記固定手段は、前記管渠の内空断面の幅方向中心線から見て左右対称となる複数の作用点において前記止水壁に荷重を加えるものであることを特徴とする。
【0010】
上記の本発明によれば、管渠の内空断面の幅方向中心線から見て左右対称となる複数の作用点において固定手段が止水壁に荷重を加えるので、止水壁の外周縁の両端部分に対しても、その外周縁の中央部分とほぼ同等の強い圧力で管渠の内周面に圧着させることができ、止水壁による下水のシールをより完全に行うことができる。
【0011】
本発明において、固定手段は上記の作用を有する限り特定の構造に限定されるものではないが、かかる固定手段は、例えば、管渠の内周長さと止水壁の外周縁長さの差にほぼ等しい長さを有する弾性変形自在な固定バンドと、この固定バンドの長手方向端を着脱自在に差し込み可能となるように前記止水壁の幅方向両端部に設けられたバンド受け部とから構成することができる。
この場合、固定バンドの長手方向両端を止水壁の各バンド受け部に差し込んでから同バンドの長手方向中央部を上昇させると、当該固定バンドが管渠の内周面に沿ったアーチ型に弾性変形してこの状態が保持される。かかるアーチ型の固定バンドの長手方向両端が止水壁の幅方向両端部に対して下向きに荷重をかけ、これによって止水壁の外周縁が管渠の内周面に対して圧着されることになる。
【0012】
そして、上記固定バンドよりなる固定手段を採用した場合、止水壁に荷重を加えるために固定バンドを弾性変形させると、管渠の内周面に沿ったアーチ型になるので、固定バンドの厚さ分だけ管渠の内空断面が侵されはするものの、作業員が止水壁を跨いで施工区間に出入りする際に当該固定バンドが邪魔になることがない。
また、固定バンドよりなる固定手段を採用する場合には、固定バンドの長手方向中央部にハンドル部を設けておくことが好ましい。かかるハンドル部を設けておけば、管渠の内周面に沿ってアーチ型に保持されている固定バンドに対して、そのハンドル部を下方に引っ張るだけで固定バンドのアーチ形状が崩れて同バンドによる突っ張り力を解除できるので、止水壁の取り外し作業が極めて簡便になる。
【0013】
本発明において、前記固定手段は、管渠の断面内のうちの止水壁で閉塞されるエリア内に収まる構造の締め付け部材によって構成することもでき、かかる締め付け部材は、例えば、止水壁の外周縁の両端部を管渠の内周面に押圧する伸縮自在な主突っ張り材と、この主突っ張り材の長手方向中途部と前記止水壁の外周縁の中途部との間に架設された伸縮自在な副突っ張り材とから構成することができる。
【0014】
この場合、主突っ張り材と副突っ張り材を止水壁に装着して伸長させると、主突っ張り材によって止水壁の外周縁の両端部が管渠の径外方向に押圧されるとともに、止水壁の外周縁の中途部が管渠の径外方向に押圧され、これによって止水壁の外周縁が管渠の内周面に対して圧着されることになる。そして、上記締め付け部材よりなる固定手段を採用した場合、管渠の断面内のうちの止水壁で閉塞されるエリア内に収まる構造に組み立てられるので、作業員が止水壁を跨いで施工区間に出入りする際に当該締め付け部材が邪魔になることがない。
【0015】
一方、本発明において、管渠の周方向に延びる発泡材領域を止水壁の外周縁に設けるようにすれば、管渠の内周面に生じている亀裂や凹凸を水分が通過しようとしても、当該発泡材領域が管渠の内周面に隙間なく圧着して漏れを防止し、これによって止水壁による下水の止水効果を向上することができる。
また、本発明において、管渠の周方向に延びる複数本の止水突条を止水壁の外周縁に設けるようにすれば、管渠の内周面に亀裂や凹凸があっても上記止水突条が管渠の内周面に隙間なく圧着し、これによって止水壁による下水の止水効果を向上することができる。
更に、本発明において、水分と反応して体積が増加する膨張剤を止水壁の外周縁に設けるようにすれば、管渠の内周面に亀裂や凹凸があっても、下水の水分と反応して体積が増加した膨張剤が管渠の内周面に隙間なく圧着し、これによって止水壁による下水の止水効果を向上することができる。
【0016】
本発明に係る止水壁装置は、管渠内の施工区間の上流側と下流側にそれぞれ配置され、これらの止水壁装置の止水壁に設けた通水口同士をバイパス管路で互いに連結することにより、管渠の断面内で下水をバイパスさせて作業空間を確保する管渠内の仮設水路装置を構成することができる。
そして、かかる仮設水路装置において、上記バイパス管路を、その中心軸線が湾曲可能な可撓性を有するホース部材より構成しておけば、止水壁装置で区画された施工区間内でホース部材を管渠の幅方向に移動させることにより、管渠の内周面のほぼ全域を露出させることができ、当該ホース部材の存在によって点検ないし補修ができなくなるエリアを極力少なく又は皆無にすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。
図1及び図2は本発明の第一実形態に係る止水壁装置1を示し、図3はその止水壁装置1を用いて下水道の管渠2内に構築された仮設水路装置3を示している。図3に示すように、本実施形態の仮設水路装置3は、マンホール縦管4に接続された横向きの管渠2の断面内で下水をバイパスする仮設水路を構成することにより、当該管渠2の内周面を点検ないし補修するための作業空間を確保するためのものである。
【0018】
すなわち、この仮設水路装置3は、管渠2内における所定の施工区間の上流側と下流側にそれぞれ配置された止水壁装置1と、この止水壁装置1の止水壁6に設けられた通水口7同士を互いに連結するバイパス管路5とを備えており、上流側の止水壁装置1で堰き止められた下水をすべてバイパス管路5に流すことにより、そのバイパス管路5の外側に作業空間を確保するものである。
本実施形態では、上記バイパス管路5は、その中心軸線が湾曲可能となる程度の可撓性を有するホース部材よりなり、より具体的には、外周壁が蛇腹構造5Aとなった蛇腹ホースが採用されている。このため、止水壁装置1で区画された施工区間内でホース部材を管渠2の幅方向に移動させることにより、管渠2の内周面のほぼ全域を露出させることができる。
【0019】
図1及び図2に示すように、前記止水壁装置1は、断面円形の管渠2の断面下部を流れる水流を堰き止めることができる大きさに形成されかつ同管渠2の内周面に水密的に圧着可能な外周縁を有する止水壁6と、この止水壁6に表裏方向に貫通するように形成された通水口7と、止水壁6の外周縁を管渠2の内周面に圧着させるための固定手段8とを備えている。なお、本実施形態の止水壁6は内径が600mmのマンホールからでも資材搬入が可能となるように寸法設計されている。
【0020】
上記止水壁6は、管渠2の内空断面のほぼ半分の大きさに形成された半円形の止水板部10と、この止水板部10の円周縁から突設された外周フランジ部11とを一体に備えており、比較的弾性変形しやすい硬質プラスチック(例えば、硬質ウレタン樹脂)よりなる。この外周フランジ部11の外側面は当該止水壁6の外周縁を構成しており、かかる外周フランジ部11の外側面には、管渠2の内周面に対して水密的に圧着可能となるためのシール手段12が設けられている。
【0021】
図1(b)〜(d)は本実施形態の止水壁6において採用可能な上記シール手段12のバリエーションを示している。
このうち、図1(b)に示すシール手段12は、管渠2の周方向に延びるスポンジ等よりなる発泡材領域13を外周フランジ部11の外周面に貼り付けることによって構成されている。このため、管渠2の内周面に生じている亀裂や凹凸を水分が通過しようとしても、その発泡材領域13が管渠2の内周面に隙間なく圧着して漏れを防止するので、止水壁6による下水の止水効果を向上することができる。
【0022】
他方、図1(c)に示すシール手段12は、管渠2の周方向に延びる複数本の止水突条14を外周フランジ部11の外周面に形成することによって構成されている。このため、管渠2の内周面に亀裂や凹凸があっても上記止水突条14が管渠2の内周面に隙間なく圧着し、これによって止水壁6による下水の止水効果を向上することができる。
【0023】
また、図1(d)に示すシール手段12は、水分と反応して発泡又は膨潤することによって体積が増加する膨張剤15(例えば、水膨潤ゴムや止水ウレタン)を外周フランジ部11の外周面に塗布することによって構成されている。このため、管渠2の内周面に亀裂や凹凸があっても、下水の水分と反応して体積が増加した膨張剤15が管渠2の内周面に隙間なく圧着し、これによって止水壁6による下水の止水効果を向上することができる。なお、この膨張剤15は管渠2の内周面側に塗り付けるようにしてもよい。
【0024】
図2に示すように、止水壁6の中央部には、前記通水口7を構成する接続フランジ16が一体に突設されており、この接続フランジ16に、前記バイパス管路5の端部を嵌め合わして接続できるようになっている。
本実施形態の固定手段8は、管渠2の内空断面の幅方向中心線から見て左右対称となる止水壁6の幅方向両端部に荷重を加えるものであり、止水壁6の外周フランジ部11とほぼ同じ幅寸法を有する硬質プラスチック製のばね板よりなる固定バンド17と、この固定バンド17の長手方向端を着脱自在に差し込み可能となるように止水壁6の幅方向両端部に設けられたバンド受け部18とから構成されている。
【0025】
このうち、固定バンド17は、その厚さ方向に弾性変形自在な板材よりなり、管渠2の内周長さと止水壁6の外周縁長さの差にほぼ等しい長さに形成されている。図2(a)に示すように、固定バンド17の長手方向中央部にはコの字状のハンドル部19が設けられている。また、図2(a)〜(c)に示すように、前記バンド受け部18は、外周フランジ部11の上端部内面に板片を固定することによって構成されている。
【0026】
次に、上記構成に係る止水壁装置1の使用方法と作用を説明する。
まず、本実施形態の止水壁装置1を管渠2の内部に固定するには、止水壁6を管渠2の下半部分に設置したあと、固定バンド17の長手方向両端を止水壁6の各バンド受け部18に差し込んでから、同バンド17の長手方向中央部を上昇させるようにすればよい。
すると、長手方向中央部が管渠2の内部側に凹んだ状態になっている固定バンド17(図2(a)の二点鎖線参照)が、管渠2の内周面に沿ったアーチ型に弾性変形し(図2(a)の一点鎖線参照)、この状態が保持される。
【0027】
そして、かかるアーチ型の固定バンド17の長手方向両端が止水壁6の幅方向両端部に対して下向きに荷重をかけ、これによって止水壁6の外周縁(外周フランジ部11)が管渠2の内周面に対して圧着されることになる。
このさい、本実施形態の止水壁装置1によれば、固定バンド17が管渠2の内空断面の幅方向中心線から見て左右対称となる止水壁6の幅方向両端部に荷重を加えるので、止水壁2の幅方向中央の一カ所に荷重を加える従来の場合に比べて、止水壁6の外周フランジ部11の両端部分をより強い圧力で管渠2の内周面に圧着させることができ、止水壁6による下水のシールをより完全に行うことができる。
【0028】
また、本実施形態の止水壁装置1によれば、止水壁6に荷重を加えるために固定バンド17を弾性変形させると、管渠2の内周面に沿ったアーチ型になるので、固定バンド17の厚さ分だけ管渠2の内空断面が侵されはするものの、作業員が止水壁6を跨いで施工区間に出入りする際に当該固定バンド17が邪魔になることがない。
【0029】
一方、止水壁装置1の管渠2に対する固定を解除するには、管渠2の内周面に沿ってアーチ型に保持されている固定バンド17(図2(a)の一点鎖線参照)に対して、そのハンドル部19を下方に引っ張って固定バンド17のアーチ形状を崩し(図2(a)の二点鎖線参照)、この状態で、当該固定バンド17の長手方向端をバンド受け部18から抜き取ればよい。
このように、本実施形態の止水壁装置1によれば、固定バンド17のハンドル部19を下方に引っ張るだけで、その固定バンド17のアーチ形状が崩れて同バンド17による突っ張り力を解除できるので、止水壁6の取り外し作業が極めて簡便であるという利点もある。
【0030】
図4は本発明の第二実施形態に係る止水壁装置1を示している。
本実施形態の止水壁装置1が前記第一実施形態と異なる点は、固定手段8として、伸縮自在な主突っ張り材21と副突っ張り材22とからなる締め付け部材23を採用している点にある。
この締め付け部材23は、止水壁6の外周フランジ部11の両端部を管渠2の内周面に押圧する伸縮自在な主突っ張り材21と、この主突っ張り材21の長手方向中途部と前記外周フランジ部11の中途部との間に架設された伸縮自在な副突っ張り材22とから構成されていて、図4に示すように、これらの部材21,22は、管渠2の断面内のうちの止水壁6で閉塞されるエリア内に収まる構造に組み立てられている。
【0031】
上記主突っ張り材21は、断面円形の主パイプ24と、この主パイプ24の端部に同軸心状でかつ出没自在に螺合された突っ張りロッド25とを備えている。他方、上記副突っ張り材22は、主パイプ24の中途部に固定された固定ブラケット26と、このブラケット26の回動自在に枢着された揺動パイプ27と、この揺動パイプ27の端部に同軸心状でかつ出没自在に螺合された突っ張りロッド28とを備えている。
なお、固定ブラケット26は主パイプ24の長手方向に移動自在に外嵌された筒部を備えており、この筒部の周壁を貫通して設けた固定ボルト29の先端を主パイプ24に当接させることにより、主パイプ24に対する位置決めを行えるようになっている。
【0032】
本実施形態の止水壁装置1によれば、管渠2の下半部分にセットされた止水壁6に主突っ張り材21と副突っ張り材22を装着して伸長させると、主突っ張り材21によって止水壁6の外周フランジ部11の両端部が管渠2の径外方向に押圧され、これと同時に、止水壁6の外周フランジ部11の中途部が管渠2の径外方向に押圧され、これによって止水壁6の外周フランジ部1が管渠2の内周面に対して圧着される。
【0033】
このように、本実施形態の止水壁装置1によれば、締め付け部材23を構成する各突っ張り材21,22が、管渠2の内空断面の幅方向中心線から見て左右対称となる状態で、止水壁6の外周フランジ部11の複数カ所に荷重を加えるようになっているので、止水壁6の幅方向中央の一カ所に荷重を加える従来の場合に比べて、止水壁2の外周フランジ部11の両端部分をより強い圧力で管渠2の内周面に圧着させることができ、止水壁6による下水のシールをより完全に行うことができる。
【0034】
また、本実施形態の止水壁装置1によれば、主突っ張り材21と副突っ張り材22とからなる締め付け部材23が管渠2の断面内のうちの止水壁6で閉塞されるエリア内に収まる構造に組み立てられているので、作業員が止水壁6を跨いで施工区間に出入りする際に当該締め付け部材23が邪魔になることがない。
【0035】
図5は本発明の第三実施形態に係る止水壁装置1を示している。
本実施形態の止水壁装置1が前記第二実施形態と異なる点は、管渠2の断面形状が、円形ではなく、湾曲した底面31、左右両側面32,32及び上面33とからなるほぼ矩形であり、止水壁6の形状が、かかる矩形断面の管渠2の下半部分とほぼ一致する形状に形成されている点にある。
なお、第三実施形態の固定手段8は伸縮自在な主突っ張り材21と副突っ張り材22とからなる締め付け部材23が採用され、この点は第二実施形態の場合と同様であるから、図面に同一符号を付して詳細な構造説明を省略する。
【0036】
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば、図5に示す矩形断面の管渠2に使用する止水壁6に対しても、第一実施形態の固定バンド17による固定手段8を採用することもできる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、止水壁による下水のシールをより完全に行うことができるので、管渠内における点検ないし補修作業の作業効率を向上することができる。
【0038】
また、本発明によれば、施工区間へ出入りする際に止水壁の固定手段が邪魔にならないので、この点においても、管渠内における点検ないし補修作業の作業効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第一実施形態の止水壁装置の管渠に対する固定状態を示す斜視図であり、(b)〜(d)は矢印A部分のシール構造を拡大して示す断面図である。
【図2】(a)は第一実施形態の止水壁装置の正面図、(b)は同平面図、(c)は同側面図、(d)はB−B線断面図である。
【図3】(a)は仮設水路装置の側面断面図であり、(b)は同装置の平面図である。
【図4】第二実施形態の止水壁装置の正面図である。
【図5】第三実施形態の止水壁装置の正面図である。
【符号の説明】
1 止水壁装置
2 管渠
3 仮設水路装置
5 バイパス管路
6 止水壁
7 通水口
8 固定手段
12 シール手段
13 発泡材領域
14 止水突条
15 膨張剤
17 固定バンド
18 バンド受け部
19 ハンドル部
21 主突っ張り材
22 副突っ張り材
23 締め付け部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water barrier device for a pipe wall used for blocking and bypassing the water flow flowing in the pipe pipe when inspecting and repairing the inside of the pipe pipe buried in the ground such as a sewer pipe. And, it relates to a temporary waterway device in a pipe tub using the same.
[0002]
[Prior art]
For example, when inspecting the interior of a sewer pipe or performing repair work, the sewage flowing through the bottom of the pipe will interfere with the work. Is pumped up to the ground with a pump, and the sewage is bypassed to the outside of the pipe by discharging it to the manhole on the downstream side of the construction section through a hose laid on the ground.
However, in this method of bypassing sewage to the ground, it is necessary to install a large-capacity pump and hose before inspecting or repairing the inside of the pipe, so the entire construction becomes large and the construction cost increases. There is a drawback.
[0003]
Therefore, by fixing the water barrier device capable of blocking sewage to the lower part of the cross section of the pipe, the pipe is repaired so that the working space is secured by bypassing the sewage within the pipe cross section. A construction method has already been proposed. The water blocking wall used in the repair method is formed in a size capable of blocking the water flow flowing in the lower cross section of the pipe rod and has a water blocking edge having an outer peripheral edge capable of being pressure-tightly crimped to the inner peripheral surface of the pipe rod. A wall, a water passage formed so as to penetrate through the water blocking wall in the front and back direction, and a fixing means for fixing the outer peripheral edge of the water blocking wall in a state of being crimped to the inner peripheral surface of the pipe rod. (See Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No.59-6983 (Claims, FIGS. 7, 8, and 11)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional water blocking wall device, a turnbuckle-type tightening member that can be expanded and contracted is employed as a fixing means. Conventionally, the fastening member is installed in the pipe so as to pass through the center of the pipe and is extended with a turnbuckle, so that one central portion in the width direction of the water blocking wall is outside the diameter of the pipe. By pressing in the direction, the outer peripheral edge of the water blocking wall is brought into close contact with the inner peripheral surface of the pipe rod.
[0006]
However, in this way, when applying a load that presses one central part in the width direction of the water blocking wall with a single fastening member, the central part of the outer peripheral edge of the water blocking wall is strongly pressed against the inner peripheral surface of the pipe wall. Even if it is possible, the pressure on the inner peripheral surface of the pipe rod gradually decreases as it reaches both end portions of the outer peripheral edge. For this reason, in the case of the conventional water blocking wall device, the seal of the sewage by the water blocking wall is incomplete and water leakage is likely to occur, and the sewage enters the construction section surrounded by the water blocking wall device, and the pipe There is an inconvenience that it is difficult to perform inspection or repair work in the cage.
[0007]
In addition, conventionally, since the fastening member is installed in the pipe along the center line in the width direction of the pipe, when the worker enters and exits the construction section across the water blocking wall, the fastening member is obstructive. In this respect as well, there is a disadvantage that the efficiency of inspection or repair work in the pipe is deteriorated.
[0008]
In view of such circumstances, a first object of the present invention is to improve the work efficiency of inspection or repair work in a pipe so that sewage can be sealed more completely by a water blocking wall.
Moreover, this invention makes it the 2nd objective to improve the work efficiency of the inspection or repair work in a pipe rod so that the fixing means of a water stop wall may not become obstructive when entering / exiting a construction area.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention takes the following technical means.
That is, the present invention provides a water blocking wall having an outer peripheral edge that is formed in a size capable of blocking the water flow flowing through the lower section of the pipe rod and can be pressure-tightly crimped to the inner peripheral surface of the pipe rod. A water stop for a pipe rod provided with a water passage port formed so as to penetrate the water stop wall in the front and back direction, and a fixing means for pressing the outer peripheral edge of the water stop wall to the inner peripheral surface of the pipe rod. In the wall device, the fixing means applies a load to the water blocking wall at a plurality of left and right action points as viewed from the center line in the width direction of the inner hollow section of the pipe rod.
[0010]
According to the above-mentioned present invention, the fixing means applies a load to the water stop wall at a plurality of points of symmetry that are symmetric when viewed from the center line in the width direction of the inner cross section of the pipe rod. Both end portions can be pressed against the inner peripheral surface of the pipe rod with a strong pressure almost equal to that of the central portion of the outer peripheral edge, and the sewage can be sealed more completely by the water blocking wall.
[0011]
In the present invention, the fixing means is not limited to a specific structure as long as it has the above-described action. For example, the fixing means is based on the difference between the inner peripheral length of the pipe rod and the outer peripheral edge length of the water blocking wall. An elastically deformable fixing band having substantially the same length, and band receiving portions provided at both ends in the width direction of the water blocking wall so that the longitudinal ends of the fixing band can be removably inserted. can do.
In this case, when both longitudinal ends of the fixed band are inserted into the band receiving portions of the water blocking wall and then the central portion in the longitudinal direction of the band is raised, the fixed band becomes an arch shape along the inner peripheral surface of the pipe rod. This state is maintained by elastic deformation. Both longitudinal ends of the arch-shaped fixing band apply a load downward to both widthwise ends of the water blocking wall, whereby the outer peripheral edge of the water blocking wall is pressed against the inner peripheral surface of the pipe wall. become.
[0012]
When the fixing means comprising the fixing band is employed, if the fixing band is elastically deformed to apply a load to the water blocking wall, an arch shape is formed along the inner peripheral surface of the pipe rod. Although the inner cross section of the pipe rod is affected by that amount, the fixed band does not get in the way when the worker enters and exits the construction section across the water blocking wall.
In addition, when a fixing means including a fixing band is employed, it is preferable to provide a handle portion at the center in the longitudinal direction of the fixing band. If such a handle portion is provided, the arch shape of the fixed band is broken by simply pulling the handle portion downward with respect to the fixed band held in an arch shape along the inner peripheral surface of the pipe rod. Since the tension force caused by can be released, the removal work of the water blocking wall becomes extremely simple.
[0013]
In the present invention, the fixing means may be constituted by a fastening member having a structure that fits in an area closed by the water blocking wall in the cross section of the pipe rod. Extendable between a stretchable main strut that presses both ends of the outer peripheral edge against the inner peripheral surface of the pipe rod, and a midway portion in the longitudinal direction of the main strut material and a midway portion of the outer peripheral edge of the water blocking wall It can be composed of a stretchable sub-strut material.
[0014]
In this case, when the main strut material and the sub-stretch material are attached to the water stop wall and extended, both ends of the outer peripheral edge of the water stop wall are pressed by the main strut material in the radially outward direction of the pipe rod, and the water stop A midway portion of the outer peripheral edge of the wall is pressed in the radially outward direction of the pipe rod, whereby the outer peripheral edge of the water blocking wall is pressed against the inner peripheral surface of the pipe rod. And when adopting the fixing means consisting of the tightening member, it is assembled into a structure that fits within the area blocked by the water blocking wall in the cross section of the pipe rod. The fastening member does not get in the way when entering and exiting.
[0015]
On the other hand, in the present invention, if a foam material region extending in the circumferential direction of the pipe wall is provided on the outer peripheral edge of the water blocking wall, even if moisture tries to pass through cracks and irregularities generated on the inner peripheral surface of the pipe wall. And the said foam material area | region crimps | crimps to the inner peripheral surface of a pipe rod without gap, and a leak is prevented, Thereby, the water stop effect of the sewage by a water stop wall can be improved.
Further, in the present invention, if a plurality of water stopping ridges extending in the circumferential direction of the pipe rod are provided on the outer peripheral edge of the water blocking wall, the above-mentioned stoppage is provided even if the inner peripheral surface of the pipe rod has cracks or irregularities. The water ridges are crimped to the inner peripheral surface of the pipe rod without any gap, thereby improving the water stopping effect of the sewage by the water blocking wall.
Furthermore, in the present invention, if an expansion agent that reacts with moisture to increase its volume is provided at the outer peripheral edge of the water blocking wall, even if there are cracks or irregularities on the inner peripheral surface of the pipe wall, The expansion agent that has increased in volume by reaction is pressed against the inner peripheral surface of the pipe rod without any gap, thereby improving the water stopping effect of the sewage by the water blocking wall.
[0016]
The water stop wall device according to the present invention is arranged on the upstream side and the downstream side of the construction section in the pipe trough, and the water flow ports provided in the water stop wall of these water stop wall devices are connected to each other by a bypass pipe line. By doing so, it is possible to configure a temporary waterway device in the pipe rod that secures a work space by bypassing sewage within the cross section of the pipe rod.
And in such a temporary waterway device, if the bypass pipe line is composed of a flexible hose member whose center axis can be bent, the hose member can be placed within the construction section partitioned by the water blocking wall device. By moving the pipe rod in the width direction, almost the entire inner peripheral surface of the pipe rod can be exposed, and the area that cannot be inspected or repaired due to the presence of the hose member can be minimized or eliminated. .
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 and 2 show a water blocking wall device 1 according to a first embodiment of the present invention, and FIG. 3 shows a temporary
[0018]
That is, the
In the present embodiment, the
[0019]
As shown in FIGS. 1 and 2, the water blocking wall device 1 is formed to have a size capable of blocking a water flow flowing through the lower cross section of a
[0020]
The
[0021]
FIGS. 1B to 1D show variations of the sealing means 12 that can be employed in the
Among these, the sealing means 12 shown in FIG. 1B is configured by sticking a
[0022]
On the other hand, the sealing means 12 shown in FIG. 1C is configured by forming a plurality of
[0023]
Further, the sealing means 12 shown in FIG. 1 (d) is provided with an expansion agent 15 (for example, water-swelling rubber or water-stopping urethane) whose volume is increased by reacting with moisture and foaming or swelling, and the outer periphery of the outer
[0024]
As shown in FIG. 2, a
The fixing means 8 of the present embodiment applies a load to both ends in the width direction of the
[0025]
Among these, the fixed
[0026]
Next, the usage method and effect | action of the water blocking wall apparatus 1 which concerns on the said structure are demonstrated.
First, in order to fix the water blocking wall device 1 of the present embodiment inside the
Then, the fixed band 17 (refer to the two-dot chain line in FIG. 2A) in which the central portion in the longitudinal direction is recessed toward the inner side of the
[0027]
And the longitudinal direction both ends of this arch type fixed
At this time, according to the water blocking wall device 1 of the present embodiment, the fixing
[0028]
Further, according to the water blocking wall device 1 of the present embodiment, when the fixing
[0029]
On the other hand, in order to release the fixing of the water blocking wall device 1 to the
Thus, according to the water blocking wall device 1 of the present embodiment, simply pulling the
[0030]
FIG. 4 shows the water blocking wall device 1 according to the second embodiment of the present invention.
The water blocking wall device 1 of the present embodiment is different from the first embodiment in that a
The
[0031]
The
The fixing
[0032]
According to the water stop wall device 1 of the present embodiment, when the
[0033]
Thus, according to the water blocking wall device 1 of the present embodiment, the
[0034]
Further, according to the water blocking wall device 1 of the present embodiment, the
[0035]
FIG. 5 shows the water blocking wall device 1 according to the third embodiment of the present invention.
The water blocking wall device 1 of the present embodiment is different from the second embodiment in that the cross-sectional shape of the
The fixing means 8 of the third embodiment employs a
[0036]
The present invention is not limited to the above-described embodiments. For example, the fixing means by the fixing
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the sewage can be sealed more completely by the water blocking wall, the work efficiency of the inspection or repair work in the pipe can be improved.
[0038]
In addition, according to the present invention, the fixing means of the water blocking wall does not get in the way when entering or leaving the construction section, so that in this respect as well, the work efficiency of inspection or repair work in the pipe can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 (a) is a perspective view showing a state in which a water blocking wall device of a first embodiment is fixed to a pipe rod, and FIGS. 1 (b) to (d) are enlarged cross-sectional views showing a seal structure of an arrow A portion. FIG.
2A is a front view of the water blocking wall device of the first embodiment, FIG. 2B is a plan view thereof, FIG. 2C is a side view thereof, and FIG.
FIG. 3A is a side sectional view of a temporary waterway device, and FIG. 3B is a plan view of the device.
FIG. 4 is a front view of a water blocking wall device according to a second embodiment.
FIG. 5 is a front view of a water blocking wall device according to a third embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Water stop
Claims (10)
前記固定手段(8)は、前記管渠(2)の内空断面の幅方向中心線から見て左右対称となる複数の作用点において前記止水壁(6)に荷重を加えるものであることを特徴とする管渠の止水壁装置。Water blocking wall (6) which is formed in a size capable of blocking the water flow flowing through the lower section of the pipe rod (2) and has an outer peripheral edge capable of being watertightly crimped to the inner peripheral surface of the pipe rod (2). And a water inlet (7) formed so as to penetrate through the water blocking wall (6) in the front and back direction, and an outer peripheral edge of the water blocking wall (6) are crimped to the inner peripheral surface of the pipe rod (2). In the water barrier device for a pipe tub provided with fixing means (8) for causing
The fixing means (8) applies a load to the water blocking wall (6) at a plurality of symmetric points when viewed from the center line in the width direction of the inner hollow section of the pipe rod (2). A water barrier device for pipes.
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