JP2004023803A - 組電池の電圧制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電圧検出回路31〜3nは、単電池11〜1nの各単電池に並列にそれぞれ設けられる。電圧検出回路31〜3nは、各単電池の端子電圧を検出し、検出信号をそれぞれ出力する。電流バイパス回路21〜2nは、単電池11〜1nの各単電池に並列にそれぞれ設けられる。電流バイパス回路21〜2nには、電圧検出回路31〜3nから電圧検出信号がそれぞれ入力される。電流バイパス回路21〜2nは、組電池1の充電中に単電池11〜1nの端子電圧がSOC100%に対応する電圧からわずかに低い第1の目標電圧に達すると、当該単電池の充電電流をバイパスさせる。電流バイパス回路21〜2nは、単電池11〜1nの端子電圧がSOC50%に対応する第2の目標電圧に達すると、当該単電池の充電電流をバイパスさせる。目標電圧は、択一的に切り換える。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、組電池の電圧制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の充電可能な単電池(セルと呼ばれる)から構成される組電池を電源として、負荷を駆動する技術が知られている。組電池は、負荷を駆動する放電動作と、単電池を充電する充電動作とを繰り返し行う。このような組電池は、当該組電池を構成する単電池の端子電圧をそれぞれ検出することにより、各単電池間に生じる端子電圧のばらつきを抑えるように電圧制御が行われる。たとえば、特開2001−190030号公報には、単電池のそれぞれに並列にバランス回路を接続し、これらバランス回路によって充電電流の一部をバイパスさせることによって各単電池の端子電圧を均等にする技術が開示されている。各バランス回路は、単電池の端子電圧が所定値に達すると、当該単電池の充電電流をバイパスさせる。充電電流がバイパスされると当該単電池への充電電流が減少し、当該単電池が満充電の状態に達する速度が遅くなるので、満充電に達する速度が遅い他の単電池との間の端子電圧のばらつきが抑えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、ハイブリッド電気自動車などのシステムでは電池の充電状態が50%付近で使用されることが多い上に、このようなシステムに搭載される電池は充電状態によって電池の電圧が変化する。このため、満充電に近い状態に対応する電圧で単電池間の電圧のばらつきを抑えるようにすると、実際の使用状態において充電電流がバイパスされることが少なくなり、単電池の電圧を均等に制御することが困難であった。
【0004】
本発明の目的は、電池の充電状態に応じて単電池の電圧のばらつきを抑えるようにした組電池の電圧制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の単電池で構成される組電池の電圧を制御する電圧制御装置に適用され、単電池の電圧を第1の目標値に調整する手段と、単電池の電圧を第1の目標値と異なる第2の目標値に調整する手段とを設けるようにしたものである。
【0006】
【発明の効果】
本発明による組電池の電圧制御装置では、電池の充電状態に応じた電圧で単電池の電圧のばらつきを抑えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第一の実施の形態)
図1は、本発明の第一の実施の形態による組電池の電圧制御装置を搭載した車両の全体構成図である。以下の実施の形態では、組電池をハイブリッド電気自動車の電源として適用した例を説明する。図1において、組電池1は、n個の単電池11〜1nを直列に接続して構成される。電圧制御装置は、電流バイパス回路21〜2nと、電圧検出回路31〜3nとを含む。
【0008】
組電池1は、放電時にインバータ・コンバータ6へ電流を供給する。インバータ・コンバータ6は、充放電制御回路5の指令によりモータ7への出力を制御する。モータ7は、車輪10を駆動する。インバータ・コンバータ6が出力を制御することにより、組電池1の負荷電流が制御される。組電池1は、充電時にインバータ・コンバータ6から供給される電流で充電される。インバータ・コンバータ6は、充放電制御回路5の指令により組電池1への充電電流を制御する。発電機8は、ガソリンエンジン9によって駆動され、発生した電力をインバータ・コンバータ6へ供給する。
【0009】
充放電制御回路5は、電圧検出回路31〜3nによって検出される組電池1の電圧データを用いて組電池1に対する充電電流値および放電電流(負荷電流)値を演算し、これら充電電流および放電電流を得るための充電制御値および放電制御値をインバータ・コンバータ6へ出力する。なお、車両走行中の実際の制御値は、上記電圧データの他に、アクセル操作量センサ、ブレーキ操作量センサなどの不図示の各種センサによる検出値も用いて演算される。
【0010】
単電池11〜1nには、電圧検出回路31〜3nがそれぞれの単電池に並列に設けられる。電圧検出回路31〜3nは、たとえば、差動増幅回路などによって構成される。電圧検出回路31〜3nは、並列に接続されている単電池の端子電圧を組電池1の充電時および放電時に検出し、検出信号をそれぞれ出力する。単電池11〜1nにはさらに、電流バイパス回路21〜2nがそれぞれの単電池に並列に設けられる。電流バイパス回路21〜2nには、電圧検出回路31〜3nから電圧検出信号がそれぞれ入力される。
【0011】
電流バイパス回路21〜2nは、組電池1の充電時に電圧検出回路31〜3nから入力される電圧検出信号による電圧値が充電終止電圧より所定値低い判定閾値に達すると、対応する単電池の充電電流をバイパス回路内へバイパスさせる。これにより、当該単電池への充電電流が減少し、当該単電池が満充電の状態、すなわち、充電状態(SOC)が100%の状態に達する速度が遅くなる。充電終止電圧は、単電池のSOC100%に対応する端子電圧である。
【0012】
本発明は、上述した電圧制御装置を構成する電流バイパス回路21〜2nに特徴を有する。
【0013】
図2は、第一の実施の形態による電流バイパス回路21を説明する回路ブロック図である。図2において、単電池11と並列に電圧検出回路31および電流バイパス回路21が接続されている。他の単電池にも、図2と同様の電圧検出回路および電流バイパス回路がそれぞれ接続される。電流バイパス回路21は、第1の電圧比較回路211と、第2の電圧比較回路212と、トランジスタ213と、抵抗器214とを有する。
【0014】
第1の電圧比較回路211の基準端子T1に、不図示の電圧発生回路から第1の目標電圧V1が印加される。目標電圧V1は、満充電(SOC100%)に対応する単電池の端子電圧よりわずかに低い値である。第2の電圧比較回路212の基準端子T2に、不図示の電圧発生回路から第2の目標電圧V2が印加される。目標電圧V2は、SOC50%に対応する単電池の端子電圧の値である。
【0015】
図3は、単電池のSOCと端子電圧との関係例を示す図である。図3において、横軸は単電池の充電状態を表し、縦軸は端子電圧を表す。図3によれば、満充電の状態(SOC100%)の端子電圧(開放電圧)が1番高く、SOCの低下とともに端子電圧が低下する傾斜特性を有する。負極がハードカーボンで構成されるリチウムイオン電池を例にとれば、SOC100%時の端子電圧が約4.1V、SOC50%時の端子電圧が約3.6Vである。そこで、第1の目標電圧V1を4.0Vに、第2の目標電圧を3.6Vとするように電圧発生回路(不図示)を構成する。
【0016】
第1の電圧比較回路211の入力端子T3および第2の電圧比較回路212の入力端子T4には、それぞれ電圧検出回路31から出力される電圧検出信号を入力する。電圧比較回路211および212の出力端子は、それぞれトランジスタ213のベース端子に接続されている。電圧比較回路211および212は、それぞれの入力端子T3およびT4に入力される信号レベルがそれぞれの基準端子T1およびT2に入力されている信号レベルより高くなると、Hレベルの信号を出力する。一方、電圧比較回路211および212は、それぞれの入力端子T3およびT4に入力される信号レベルがそれぞれの基準端子T1およびT2に入力されている信号レベル以下になると、Lレベルの信号を出力する。
【0017】
電流バイパス回路21は、第1の電圧比較回路211および第2の電圧比較回路212のいずれか一方を択一的に使用するように構成されている。すなわち、組電池1をSOC100%に近い領域で電圧制御する場合、第1の電圧比較回路211側の基準端子T1に4.0Vを印加し、第2の電圧比較回路212側の基準端子T2に5.0Vを印加するように不図示のコントローラが電圧発生回路(不図示)に指示する。この場合には、第1の電圧比較回路211の出力信号レベルは入力端子T3に入力される電圧検出信号レベルに応じて変化する。第2の電圧比較回路212の出力信号レベルは、リチウムイオン電池の端子電圧が5VになることはないのでLレベルのままになる。なお、第1の電圧比較回路211および212は、一方がLレベルの信号を出力していても、他方がHレベルの信号を出力するとトランジスタ213を駆動するように構成されている。
【0018】
組電池1をSOC50%に近い領域で電圧制御する場合、基準端子T2に3.6Vを印加し、基準端子T1に5.0Vを印加するように不図示のコントローラが電圧発生回路(不図示)に指示する。この場合には、第2の電圧比較回路212の出力信号レベルは入力端子T4に入力される電圧検出信号レベルに応じて変化する。第1の電圧比較回路211の出力信号レベルは、上述したようにリチウムイオン電池の端子電圧が5VになることはないのでLレベルのままになる。
【0019】
トランジスタ213は、第1の電圧比較回路211および212のうち一方がHレベルの信号を出力するとオンする。トランジスタ213がオンすると、抵抗器214およびトランジスタ213を介してバイパス電流が流れる。電流バイパス回路21は、単電池11の端子電圧Vcを選択されている電圧比較回路211(もしくは212)側の基準端子T1(もしくはT2)に印加されている電圧と等しくするようにバイパス電流を流す。
【0020】
トランジスタ213は、第1の電圧比較回路211および212がともにLレベルの信号を出力するとオフする。トランジスタ213がオフすると、バイパス電流が遮断される。このとき、単電池11の端子電圧Vcは、選択されている電圧比較回路211(もしくは212)側の基準端子T1(もしくはT2)に印加されている電圧と等しい状態、もしくは印加されている電圧より低い状態である。
【0021】
以上説明した第一の実施の形態についてまとめる。
(1)電圧制御装置は電流バイパス回路21〜2nを備え、組電池1の充電中に単電池11〜1nのいずれかの端子電圧が満充電(SOC100%)に対応する電圧からわずかに低い第1の目標電圧V1(上記の例では4.0V)に達すると、当該単電池の充電電流をバイパスさせる。したがって、他の単電池より早く満充電(SOC100%)に近づいた単電池の充電電流が減少して当該単電池が満充電の状態に達する速度が遅くなるので、充電が遅い他の単電池と当該電池との間のSOCの格差が縮まり、単電池間の電圧のばらつきを抑えることができる。この結果、組電池1としての放電容量の低下や、電池の劣化を防止できる。単電池間のSOCのばらつきは、単電池の製造時に生じる単電池間の特性の相違、組電池1として使用中の単電池間の温度環境の相違などに起因するものである。
【0022】
(2)第1の目標電圧V1を満充電(SOC100%)に対応する電圧からわずかに低い値にしたので、SOC100%に達する前にバイパス電流を流し、単電池が過充電になることを防止できる。なお、電流バイパス回路は、単電池の端子電圧が目標電圧を超えた場合に充電電流をバイパスさせるとともに、当該電池を放電させて端子電圧を低下させる作用効果を有する。
【0023】
(3)第1の目標電圧V1と異なる第2の目標電圧V2を設け、目標電圧V1およびV2を択一的に切り換えるようにした。目標電圧V2は、SOC50%に対応する電圧であり、ハイブリッド自動車などにおいて実際に使用されることが多い端子電圧である。電流バイパス回路21〜2nは、第2の目標電圧V2に切り換えられているとき、単電池11〜1nのいずれかの端子電圧がSOC50%に達すると当該単電池の充電電流をバイパスさせる。したがって、他の単電池より早くSOC50%に近づいた単電池の充電電流が減少して当該単電池がSOC50%の状態に達する速度が遅くなるので、充電が遅い他の単電池と当該電池との間のSOCの格差が縮まり、単電池間の電圧のばらつきを抑えることができる。これにより、SOC100%付近でのみ単電池間の電圧のばらつきを抑える従来技術と異なり、SOC50%付近でも単電池間の電圧のばらつきを抑えることができる。この結果、組電池1の充電状態に応じて電圧のばらつきを減少させることができ、組電池1としての放電容量の低下や電池の劣化を防止できる。
【0024】
(4)リチウムイオン電池のように図3の傾斜特性を有する電池で組電池を構成したので、電圧検出回路で検出される各単電池の端子電圧(開放電圧)を目標値(第1の目標電圧V1もしくは第2の目標電圧V2)に調整すれば、各単電池のSOCを均一に調整することができる。
【0025】
電流バイパス回路21は、たとえば、システム稼働中(車両走行中)に第1の電圧比較回路211が選択され、システム非稼働中(車両駐車中)に第2の電圧比較回路212が選択されるようにするとよい。
【0026】
(第二の実施の形態)
電流バイパス回路は、ツェナーダイオードを用いて構成してもよい。図4は、第二の実施の形態による電流バイパス回路を説明する回路ブロック図である。図4において、単電池11と並列にバイパス回路21Aおよびバイパス回路21Bがそれぞれ接続されている。他の単電池にも、図4と同様のバイパス回路がそれぞれ接続される。バイパス回路21Aは、直列に接続された抵抗器R1とツェナーダイオードZD1とを有する。バイパス回路21Bは、直列に接続された抵抗器R2とツェナーダイオードZD2とを有する。第二の実施の形態では、バイパス回路を動作させるための電圧検出回路が省略される。
【0027】
バイパス回路21AのツェナーダイオードZD1は、上述した第1の目標電圧(4.0V)に対応する降伏電圧を有する。抵抗器R1の抵抗値は、SOC100%の状態(単電池の端子電圧が4.1V)でツェナーダイオードZD1に流れる電流値がツェナーダイオードZD1の最大定格電流値を超えないように設定されている。この場合のバイパス回路21Aによるバイパス電流IZ1は、次式(1)によって表される。
【数1】IZ1=(Vc−VZ1)/r1 (1)
ただし、Vcは単電池11の端子電圧、VZ1はツェナーダイオードZD1の降伏電圧、r1は抵抗器R1の抵抗値である。
【0028】
バイパス回路21BのツェナーダイオードZD2は、上述した第2の目標電圧(3.6V)に対応する降伏電圧を有する。抵抗器R2の抵抗値は、SOC100%の状態(端子電圧が4.1V)でツェナーダイオードZD2に流れる電流値がツェナーダイオードZD2の最大定格電流値を超えないように設定されている。この場合のバイパス回路21Bによるバイパス電流IZ2は、次式(2)によって表される。
【数2】IZ2=(Vc−VZ2)/r2 (2)
ただし、Vcは単電池11の端子電圧、VZ2はツェナーダイオードZD2の降伏電圧、r2は抵抗器R2の抵抗値である。
【0029】
図4による電流バイパス回路において、組電池1の充電時に単電池の端子電圧Vcが上昇し、端子電圧Vcが降伏電圧VZ2、すなわち、SOC50%を超えるとバイパス回路21BのツェナーダイオードZD2がオンする。これにより、抵抗器R2およびツェナーダイオードZD2を介してバイパス電流IZ2が流れる。バイパス回路21Bは、単電池11の端子電圧Vcを第2の目標電圧V2と等しくするようにバイパス電流IZ2を流す。
【0030】
単電池の端子電圧Vcがさらに上昇し、端子電圧Vcが降伏電圧VZ1、すなわち、SOC100%よりわずかに低い状態を超えるとバイパス回路21AのツェナーダイオードZD1がオンする。これにより、抵抗器R1およびツェナーダイオードZD1を介してバイパス電流IZ1が流れる。バイパス回路21Aは、単電池11の端子電圧Vcを第1の目標電圧V1と等しくするようにバイパス電流IZ1を流す。
【0031】
第二の実施の形態では、単電池の端子電圧VcがSOC50%に対応する電圧(3.6V)を超えた以降に常にバイパス電流IZ2が流れる。このことは、単電池間の端子電圧のばらつきを抑える反面、充電の効率の低下につながる。そこで、抵抗値r1および抵抗値r2にr1<r2の関係をもたせるようにして、バイパス電流IZ2をバイパス電流IZ1より小さくする。この結果、電力消費を低減することができる。
【0032】
一方、抵抗値r1は、バイパス電流IZ1がツェナーダイオードZD1の最大定格電流値を超えない範囲で小さくするとよい。抵抗値r1を小さくするとバイパス電流IZ1が大きくなるので、単電池がSOC100%を超えて過充電になることを防止できる。
【0033】
以上説明した第二の実施の形態によれば、第一の実施の形態と同様に、SOC100%付近とSOC50%付近とでそれぞれ単電池間の電圧のばらつきを抑えることができる結果、組電池1の充電状態に応じて電圧のばらつきを減少させることができ、組電池1としての放電容量の低下や電池の劣化を防止できる。さらに、ツェナーダイオードZD1(ZD2)を用い、その降伏電圧を目標電圧V1(V2)に対応させてバイパス電流を流し始める電圧を設定するようにしたので、端子電圧Vcを検出する電圧検出回路31を不要にでき、電圧検出回路31を設ける場合に比べてコスト低減の効果が得られる。
【0034】
上述した抵抗器R2の抵抗値r2を可変にしてもよい。可変にした場合、システム稼働中(車両走行中)は抵抗値r2を高く設定し、バイパス電流IZ2を小さく抑えてシステム効率の低下(燃費の悪化)を防止する。一方、システム非可動中(車両駐車中)は抵抗値r2を低く設定し、バイパス電流IZ2を積極的に流して端子電圧Vcのばらつきを早く抑えるようにする。これにより、再始動時に端子電圧Vcのばらつきが少ない状態を得ることができ、組電池1の性能を最大限発揮させることが可能になる。なお、システム非稼働中の抵抗値r2は、約半日で単電池間の端子電圧Vcのばらつきが解消されるようなバイパス電流IZ2を流す抵抗値に設定するのが好ましい。
【0035】
(第三の実施の形態)
図5は、第三の実施の形態による電流バイパス回路を説明する回路ブロック図である。図4に比べて、バイパス回路21Bと直列にリレーRLYを追加している。他の単電池にも、図5と同様のバイパス回路がそれぞれ接続される。リレーRLYは、不図示のコントローラから出力される駆動信号S1によって開閉制御される。
【0036】
リレーRLYは、システム稼働中(車両走行中)に開くように制御される。これにより、バイパス電流IZ2が遮断されて燃費の悪化が防止される。一方、リレーRLYは、システム非可動中(車両駐車中)に閉じるように制御される。これにより、端子電圧Vcのばらつきを抑えるようにバイパス電流IZ2が流されるので、再始動時に端子電圧Vcのばらつきが少ない状態を得ることができ、組電池1の性能を最大限発揮させることが可能になる。なお、リレーRLYは、駆動信号S1が入力されないとき(無信号時)に閉じる特性のものが好ましい。この理由は、システム非可動中にリレーRLYを閉じるための駆動信号を生成しなくてもよいからである。
【0037】
以上説明した第三の実施の形態によれば、第二の実施の形態による作用効果に加えて、システム稼働中(車両走行中)にリレーRLYを開いてバイパス電流IZ2を遮断するようにしたので、システム効率の低下、すなわち、燃費の悪化を防止することができる。
【0038】
以上の説明では、ハイブリッド電気自動車(HEV)を例に上げて説明したが、燃料電池自動車(FCV)にも本発明を適用してよい。
【0039】
上述した説明において、目標電圧V1の値を満充電(SOC100%)付近に対応する単電池の端子電圧に、目標電圧V2の値をSOC50%付近に対応する単電池の端子電圧に設定する例を示した。目標電圧の値は、例示したSOC値に限らず、SOCの常用領域に応じて適宜設定してよく、目標電圧も2点だけでなく3点以上設けてもよい。
【0040】
また、上記電圧値(4.0V、3.6Vなど)はリチウムイオン電池の場合であり、他の電池の場合は使用する電池の特性に応じて適宜設定してよい。
【0041】
特許請求の範囲における各構成要素と、発明の実施の形態における各構成要素との対応について説明する。組電池は、たとえば、単電池11〜1nによって構成される。電圧検出手段は、たとえば、電圧検出回路31〜3nによって構成される。第1の電圧調整手段は、たとえば、第1の電圧比較回路211が選択された電流バイパス回路21が対応する。第2の電圧調整手段は、たとえば、第2の電圧比較回路212が選択された電流バイパス回路21が対応する。電圧検出手段および第1の電圧調整手段を、ツェナダイオードZD1および抵抗器R1によって構成してもよい。電圧検出手段および第2の電圧調整手段を、ツェナダイオードZD2および抵抗器R2によって構成してもよい。常用領域の充電状態は、たとえば、SOC50%が対応する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態による組電池の電圧制御装置を搭載した車両の全体構成図である。
【図2】電流バイパス回路を説明する回路ブロック図である。
【図3】単電池のSOCと端子電圧との関係を示す図である。
【図4】第二の実施の形態による電流バイパス回路を説明する回路ブロック図である。
【図5】第三の実施の形態による電流バイパス回路を説明する回路ブロック図である。
【符号の説明】
1…組電池、 5…充放電制御回路、
6…インバータ・コンバータ、 11〜1n…単電池、
21〜2n…電流バイパス回路、 21A,21B…バイパス回路、
31〜3n…電圧検出回路、 211,212…電圧比較回路、
213…トランジスタ、 214,R1,R2…抵抗器、
ZD1,ZD2…ツェナーダイオード
Claims (8)
- 複数の単電池で構成される組電池の電圧を制御する電圧制御装置において、
前記単電池ごとの電圧を検出する電圧検出手段と、
前記電圧検出手段による検出電圧値に基づいて前記単電池の電圧が第1の目標値になるように調整する第1の電圧調整手段と、
前記電圧検出手段による検出電圧値に基づいて前記単電池の電圧が前記第1の目標値と異なる第2の目標値になるように調整する第2の電圧調整手段とを備えることを特徴とする組電池の電圧制御装置。 - 請求項1に記載の組電池の電圧制御装置において、
前記第1の目標値は、前記単電池の満充電に対応する電圧から所定値低い電圧であり、
前記第2の目標値は、前記単電池の常用領域の充電状態(SOC)に対応する電圧であることを特徴とする組電池の電圧制御装置。 - 請求項1または2に記載の組電池の電圧制御装置において、
前記第1の電圧調整手段および前記第2の電圧調整手段は、それぞれ単電池を放電させる電流を流し、前記第1の電圧調整手段による電流が前記第2の電圧調整手段による電流より大であることを特徴とする組電池の電圧制御装置。 - 請求項1または2に記載の組電池の電圧制御装置において、
前記第1の電圧調整手段および前記第2の電圧調整手段は、いずれか一方が択一的に使用されることを特徴とする組電池の電圧制御装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の組電池の電圧制御装置において、
前記第2の電圧調整手段は、前記組電池が電力を供給するシステムの非稼働時に前記電圧の調整を行うことを特徴とする組電池の電圧制御装置。 - 請求項5に記載の組電池の電圧制御装置において、前記システムは、ハイブリッド電気自動車もしくは燃料電池自動車であることを特徴とする組電池の電圧制御装置。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の組電池の電圧制御装置において、
前記単電池は、それぞれ充電状態(SOC)の減少とともに電圧が低下する傾斜特性を有することを特徴とする組電池の電圧制御装置。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の組電池の電圧制御装置において、
前記電圧検出手段および前記第1の電圧調整手段と、前記電圧検出手段および前記第2の電圧制御手段とは、それぞれ直列に接続したツェナダイオードおよび抵抗器で構成することを特徴とする組電池の電圧制御装置。
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