JP2004018182A - エレベータ用報知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数基のエレベータが同一エレベータホールで利用停止可能となっている場合に、どの順番にてエレベータかごが出発するのかを認識し得て、利用者の利用基判断を含めた焦燥感を除去することができるエレベータ用報知装置を提供する。
【解決手段】エレベータ呼び釦16の操作(若しくは検知センサー20の利用者自動検知)によりエレベータホール11を各階毎で共有する複数基のエレベータの各エレベータかごに対する包括的なエレベータ呼び信号が発生され、エレベータ呼び釦16からの包括的なエレベータ呼び信号を受信した判断部によりその呼び階における各エレベータかごの出発順序が判断され、その判断部の判断結果に基づいて出発予告表示器18,19が複数の予告灯18a,19a,18b,19b,18c,19cを用いてエレベータホール11から出発するエレベータかごを順序だてして利用者に認識させる。
【選択図】 図1
【解決手段】エレベータ呼び釦16の操作(若しくは検知センサー20の利用者自動検知)によりエレベータホール11を各階毎で共有する複数基のエレベータの各エレベータかごに対する包括的なエレベータ呼び信号が発生され、エレベータ呼び釦16からの包括的なエレベータ呼び信号を受信した判断部によりその呼び階における各エレベータかごの出発順序が判断され、その判断部の判断結果に基づいて出発予告表示器18,19が複数の予告灯18a,19a,18b,19b,18c,19cを用いてエレベータホール11から出発するエレベータかごを順序だてして利用者に認識させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者が目視可能となるようにエレベータホール(乗場)に設置されたエレベータ用報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数基のエレベータかごが隣接状態若しくは対向状態で設置された建物におけるエレベータホール(乗場)には、そのエレベータホールに設置のエレベータ呼び釦を操作した時点で最初に到着するであろうエレベータかごに対応する報知灯が点灯し、どのエレベータ扉付近で待機していれば良いかを利用者が容易に認識することができるようにした報知装置を設けたものが周知である。
【0003】
図4及び図5は、このようなエレベータ用報知装置の一例を示す(実公昭57−34227号公報参照)。
【0004】
図4(A)は従来のエレベータ用報知装置の設置例を示すエレベータホールの説明図、図4(B)は従来の到着予告表示器の正面図、図5は八基のエレベータを設けた場合のエレベータ配置例の説明図である。
【0005】
今、図5に示すように、互いに隣接するエレベータEがエレベータホール(乗り場)1を挟んで合計八基設けられ、それぞれが独立して上昇又は下降するものとする。
【0006】
図4(A)において、2はエレベータホール1において各エレベータE毎に設けられたエレベータ扉、3は各エレベータ扉2の上方に設けられて点灯又は点滅可能な上昇用到着報知灯、4は各エレベータ扉2の上方に上昇用到着報知灯3と隣接して設けられて点灯又は点滅可能な下降用到着報知灯、5はエレベータ扉2を区切る壁6に設置されて上昇用呼び釦5a及び下降用呼び釦5bを上下に配置したエレベータ呼び釦、7は建物天井等に設けられた到着予告表示器である。
【0007】
この到着予告表示器7は、例えば、エレベータホール1の出入口二箇所に設けられ(図5参照)、図4(B)に示すように、図示上下に2分割されており、その下部には『しばらくお待ちください』などのメッセージを表示する第一段階予告灯7aが設けられ、その上部には第一段階予告灯7aが表示するメッセージよりも時間的に短い意味として『まもなく参ります』などのメッセージを表示する第二段階予告灯7bとが独立して点灯可能に設けられている。
【0008】
尚、上昇用到着報知灯3と下降用到着報知灯4、並びに、上昇用呼び釦5aと下降用呼び釦5bは、図示例のようにエレベータホール1が建物(図示せず)の途中階である場合には上下双方が設けられているが、建物の最下階(若しくは、エレベータ駆動の最下階)の場合には、それ以下のエレベータかごの下降は考えられないので上昇用到着報知灯3と上昇用呼び釦5aとが設置されて下降用到着報知灯4と下降用呼び釦5bとは設置されない。同様に、建物の最上階(若しくは、エレベータ駆動の最上階)の場合には、それ以上のエレベータかごの上昇は考えられないので下降用到着報知灯4と下降用呼び釦5bとが設置されて上昇用到着報知灯3と上昇用呼び釦5aとは設置されない。
【0009】
また、実公昭57−34227号公報に開示されたエレベータは、管理方式として割り当て方式を採用している。この割り当て方式とは、建物の各階に生じた呼び(エレベータ呼び釦5の操作)を自動的に規定の順序で選択し、エレベータかごを順次これらの呼びに割り当てることにより運転する方式である。
【0010】
今、エレベータ呼び釦5が操作されていない状態、即ち、各到着報知灯3,4並びに到着予告表示器7は表示されていないものとする。
【0011】
この状態から、エレベータ呼び釦5の上昇用呼び釦5aを利用者が押圧操作すると、図示しない点灯制御回路により到着予告表示器7の第一段階予告灯7aに『しばらくお待ちください』等のメッセージが表示される。
【0012】
また、上述した割り当て方式により、呼び出し階に一番早く到着するであろうエレベータかごの割り当てが行なわれた後、第一段階予告灯7aの消灯と同時に第二段階予告灯7bが点灯し、『まもなく参ります』等のメッセージが表示される。
【0013】
さらに、エレベータかごが減速距離分だけ呼び出し階の手前に到着すると、第二段階予告灯7bの消灯と同時に上昇用到着報知灯3が点灯し、エレベータかごの実際の到着を認識することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成されたエレベータ用報知装置にあっては、エレベータかごの到着前に、到着予告表示器7が段階的に予告表示を行うことから、エレベータ呼び釦5の操作に対する応答があったということ(点検や故障・地震発生によってエレベータかごが停止していないということ)を認識することができると同時に、利用階に近付いてきているという状況を認識することができ、これにより、エレベータかごが何時到着するのかといった焦燥感を取り除くことができるという効果を奏することができる。
【0015】
しかしながら、どのエレベータかごが到着するのかは到着予告表示器7では認識することができず、どのエレベータ扉2の前で待機していれば良いかを判断し得ない上、結果的にエレベータかごが実際に到着する直前に上昇用到着報知灯3又は下降用到着予告灯4が点灯したときに慌てて移動するなど、利用者の混乱を含めた焦燥感を除去することは不可能であった。
【0016】
そこで、近年のエレベータには、全てのエレベータEに対して(又は、いくつかのエレベータEを組として)一つのエレベータ呼び釦5が設置され、このエレベータ呼び釦5の操作に伴う割り当て決定後にどのエレベータ扉2のエレベータかごが到着するのかを上昇用到着報知灯3又は下降用到着報知灯4の点滅で利用者に認識させる予告灯機能を具備させ、実際にエレベータかごが到着したときに上昇用到着報知灯3又は下降用到着報知灯4を点灯に切り換える(点灯・点滅は逆でも良い)ようにしたものも知られている。
【0017】
しかしながら、このように上昇用到着報知灯3並びに下降用到着報知灯4に予告機能を具備させ、どのエレベータかごが先に到着するのかを認識可能としたものであっても、例えば、高層ビルにおける朝の出勤時等、特定の利用階のエレベータホール1に利用者が多数集中するような場合に、エレベータホール1の周辺にいる利用者の数とエレベータかごとの許容人数とを利用者自身が比較判断し、次に到着するであろうエレベータかごまで順番待ちをしようとする場合には、その次に到着するであろうエレベータかごまでは認識することができず、利用者の利用基判断を含めた焦燥感を除去し得るものではなかった。
【0018】
また、実開平5−72870号公報に示すように、エレベータホール1の入り口付近に乗客感知センサー(図示せず)を設け、この乗客感知センサーが利用者(乗客)を感知した時点でエレベータ呼び釦5を操作したのと同様の動作を開始してエレベータかごの呼びを自動で行うようにした群管理運転システムも知られているが、このような技術を上述した表示等の報知技術に組み合わせて採用しても、エレベータかごの複数呼び並びに割り当ては可能となったとしても、利用者が順番認識をすることまでは実現することができなかった。
【0019】
本発明は、上記問題を解決するため、複数基のエレベータが同一エレベータホールで利用停止可能となっている場合に、どの順番にてエレベータかごが出発するのかを認識し得て、利用者の利用基判断を含めた焦燥感を除去することができるエレベータ用報知装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するため、本発明のエレベータ用報知装置は、エレベータホールを各階毎で共有する複数基のエレベータの各エレベータかごに対する包括的なエレベータ呼び信号を発生させる発生器と、該発生器からの包括的なエレベータ呼び信号を受信した後にその呼び階における前記各エレベータかごの出発順序を判断する判断部と、該判断部の判断結果に基づいて前記エレベータホールから出発する前記エレベータかごを順序だてして利用者に認識させる複数の予告灯を一体に有する出発予告表示器とを備えていることを特徴とする。
【0021】
このような構成においては、発生器によりエレベータホールを各階毎で共有する複数基のエレベータの各エレベータかごに対する包括的なエレベータ呼び信号が発生され、発生器からの包括的なエレベータ呼び信号を受信した判断部によりその呼び階における各エレベータかごの出発順序が判断され、その判断部の判断結果に基づいて出発予告表示器が複数の予告灯を用いてエレベータホールから出発するエレベータかごを順序だてして利用者に認識させる。
【0022】
これにより、利用者は、どの順番でエレベータかごが出発するのかを容易に認識することができる。
【0023】
また、本発明のエレベータ用報知装置は、前記出発予告表示器は、前記複数のエレベータが三基以上ある場合には、少なくとも先発・次発・次次発までの三つの前記予告灯を有することを特徴とする。
【0024】
また、本発明のエレベータ用報知装置は、前記出発予告表示器は、前記各予告灯の表示色を異ならせていることを特徴とする。
【0025】
また、本発明のエレベータ用報知装置は、前記出発予告表示器は、前記エレベータホールの出入口付近に設置され且つその表裏に前記各予告灯を有することを特徴とする。
【0026】
さらに、本発明のエレベータ用報知装置は、前記発生器は、前記出発予告表示器に設置されて前記エレベータホールの出入口から侵入する利用者を自動的に検出する群管理用検知センサーであることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のエレベータ用報知装置の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0028】
尚、この実施の形態においても、図3に示すように、互いに隣接するエレベータEが乗り場としてのエレベータホール11を挟んで合計八基設けられ、それぞれが独立して上昇又は下降する場合に適用して説明する。
【0029】
図1は本発明の実施の形態に係るエレベータ用報知装置を示し、図1(A)はエレベータ用報知装置の設置例を示すエレベータホールの説明図、図1(B)は出発予告表示器の正面図である。
【0030】
図1(A)において、11はエレベータホール、12は各階のエレベータホール11に対して各エレベータE毎に対応して設けられたエレベータかご(図示せず)の出入口開閉用のエレベータ扉、13はエレベータ扉12の各々の上方に設けられて点灯又は点滅可能な上昇用到着報知灯、14はエレベータ扉12の各々の上方に上昇用到着報知灯13と隣接して設けられて点灯又は点滅可能な下降用到着報知灯、15は上昇用到着報知灯13と下降用到着報知灯14との間に設けられてエレベータEに対応する数字やアルファベット等のエレベータ基認識符号(図示せず)が設けられた符号板、16はエレベータ扉12を区切る壁17に設置されて上昇用呼び釦16a並びに下降用呼び釦16bを上下に配置した発生器として機能するエレベータ呼び釦、18は建物天井等に設けられた出発予告表示器、19は壁17に設けられた出発予告表示器、20は出発予告表示器18の底面等に設けられた発生器として機能する群管理用の検知センサーである。
【0031】
なお、図1(A)に示したように、上昇用到着報知灯13と下降用到着報知灯14、及び上昇用呼び釦16aと下降用呼び釦16bは、エレベータホール11が建物(全体図省略)の途中階である場合には上下双方が設けられているが、建物の最下階(若しくは、エレベータ駆動の最下階)の場合は、それ以下のエレベータかごの下降は考えられないので上昇用到着報知灯13と上昇用呼び釦16aとが設置されて下降用到着報知灯14と下降用呼び釦16bとは設置されない。同様に、建物の最上階(若しくは、エレベータ駆動の最上階)の場合は、それ以上のエレベータかごの上昇は考えられないので下降用到着報知灯14と下降用呼び釦16bとが設置されて上昇用到着報知灯13と上昇用呼び釦16aとは設置されない。
【0032】
出発予告表示器18,19は、上下方向に三分割されており、上方から順に先発予告表示灯18a,19a、次発予告表示灯18b,19b、次次発予告表示灯18c,19cが設けられている。
【0033】
尚、出発予告表示器18はエレベータホール11の出入口付近二箇所に設けられ(図3参照)、その表面及び裏面の各々に、先発予告表示灯18a,19a、次発予告表示灯18b,19b、次次発予告表示灯18c,19cが設けられている。
【0034】
これにより、利用者は、エレベータホール11の出入口(利用者にとっての入口)において、エレベータEを利用しようとする際に出発予告表示器18を確認してからエレベータホール11内に移動しようとするため、検知センサー20の感度(検知範囲の広がり)を広角に設定しなくても良くなり、安価な検知センサー20を使用することができるという利点を有する。
【0035】
先発予告表示灯18a,19aには、図1(A)に示すように、『今度の出発は○号機』等の先に出発するであろうエレベータかごを利用者に認識させるメッセージが表示される。同様に、次発予告表示灯18b,19bには、『次の出発は×号機』等の次に出発するであろうエレベータかごを利用者に認識させるメッセージが表示される。また、次次発予告表示灯18c,19cには、『その次の出発は△号機』等のその次に出発するであろうエレベータかごを利用者に認識させるメッセージが表示される。尚、○、△、×は、任意の数字若しくはアルファベット等の符号板15に設けられたエレベータ基認識符号である。
【0036】
この際、先発予告表示灯18a,19aの表示文字色を黒色とすると共に周辺の表示背景色を緑色とし、次発予告表示灯18b,19bの表示文字色を黒色とすると共に周辺の表示背景色を黄色とし、次次発予告表示灯18c,19cの表示文字色を黒色とすると共に周辺の表示背景色を白色とするなど、異なった表示背景色あるいは、符号板15も、各予告表示灯18a,19a,18b,19b,18c,19cのそれぞれの表示背景色と連動して同色を表示させることも可能とすることで視認性並びに識別性を向上させることも可能である。また、縦横に複数配置したLEDや液晶セルを用いて表示文字を形成すると共にその表示文字自体の色を異ならせても良い。
【0037】
尚、出発予告表示器18,19は、三基以上のエレベータEが設置された建物の場合、或いは、三基以上のエレベータEが同一のエレベータホール11に停止可能となっている場合には上述した三分割灯とし、二基のエレベータEが設置された建物の場合、或いは、二基のエレベータEが同一のエレベータホール11に停止可能となっている場合等には二分割灯とするなど、その分割数は特に限定されるものではない。
【0038】
また、途中階のエレベータホール11の場合には、上昇と下降の両方向同時にエレベータかごの呼びが発生する場合も考え得るため、上昇用の出発予告表示器18,19と下降用の出発予告表示器18,19とを利用者が上昇用か下降用かの識別を可能とした上で設置しても良いし、左右に二分割(一つの表示器が合計六分割となる)としても良い。
【0039】
図2は本発明の実施の形態に係るエレベータ用報知装置のブロック図である。
【0040】
図2に示すように、各エレベータEはエレベータ制御装置30によって運行制御される。
【0041】
このエレベータ制御装置30は、各エレベータEが相対的に群管理される場合には各エレベータEの台数分だけ対応して設けられている。各エレベータ制御装置30は、群管理制御装置31と接続されて群管理されるが、その群管理自体は公知であると共に本発明の要部ではないので詳細な説明は省略し、以下、予告表示に関するものを主体として説明する。
【0042】
群管理制御装置31には、検知センサー20並びにエレベータ呼び釦16からの利用者検知信号(包括的なエレベータ呼び信号)に基づいてどの階のエレベータホール11に利用者が来たのかを検知すると共に、その呼びのあった階のエレベータホール11(基準階)において、先発するエレベータの順位を判断する先発基判断部32が接続されている。
【0043】
この際、検知センサー20による利用者検知の場合には、利用者の人数を含んで検知することができる。また、群管理方式の場合には、エレベータ呼び釦16からの呼びは無くても良い。
【0044】
尚、群管理制御装置31には、各階の検知センサー20並びに各階のエレベータ呼び釦16の他、エレベータかご内に設置の利用階呼び釦(図示せず)等からの指令信号が直接或いは各エレベータ制御装置30を経由して入力される。
【0045】
また、群管理制御装置31は、上昇用到着報知灯13と下降用到着報知灯14の表示状態を個々に制御することも可能である(直接制御若しくは表示ドライバ等を介して間接制御)。
【0046】
これにより、検知センサー20が利用者を検知して最寄り階等に位置するエレベータかごが始動した後に、その利用者がエレベータ呼び釦16のうちの上昇用呼び釦16a或いは下降用呼び釦16bの何れかを押圧して呼び操作をした時点で、その上昇呼びか下降呼びかに応じて上昇用到着報知灯13或いは下降用到着報知灯14を点滅させて、どのエレベータかごが最初に出発(或いは到着)するのかを認識させ、エレベータかごが実際に到着した時点或いはその直前に上昇用到着報知灯13或いは下降用到着報知灯14を点滅から点灯に切り換えるなどの予告・報知をすることができる。
【0047】
この際、エレベータかごの現在位置と呼び階との距離、若しくは到着時間に応じて上昇用到着報知灯13或いは下降用到着報知灯14の点滅間隔を変化(周期を変化)させることにより、エレベータかごの出発(到着)に多少の時間を要するのか(点滅間隔が長い)、間もなく到着するのか(点滅間隔が短い)を容易に認識することができる。
【0048】
先発基判断部32は、少なくとも、エレベータかごの運転方向(上昇・下降・停止)、現在位置、かご呼び状況(エレベータかご内設置)、乗場呼び状況(エレベータホール11)から先発するであろうエレベータかごを順位付けして判断し、その判断結果を表示判断部(表示ドライバー)33に出力する。
【0049】
尚、先発基判断部32は、上述した判断材料のほか、検知センサー20からの利用者数に対応するカウント数と各エレベータかごの許容乗員数とを比較して複数のエレベータかごに分散乗員されるか否かや乗降に要する予測停止時間、予め設定された停止可能階(例えば、各階止まり、1階から13階まで直通し以降各階止まり等)、建物毎のエレベータ運行状況を考慮して決定されるが、その設定は任意である。また、条件設定に応じて予告出発を予告停止とすることも可能である。
【0050】
表示判断部33は、先発基判断部32から出力された表示命令信号に基づいて先発予告表示灯18a,19a、次発予告表示灯18b,19b、次次発予告表示灯18c,19cの個々に予告表示信号を出力し、出発予告表示器18,19を表示制御する。
【0051】
次に、本発明のエレベータ用報知装置の利用例を説明する。
【0052】
図3は本発明の実施の形態に係るエレベータ用報知装置を八基のエレベータ配置として適用した場合の利用者の流れを例示した説明図である。
【0053】
尚、ここでは、図3に示すように、互いに隣接する4基のエレベータEがエレベータホール11を挟んで対向され(合計八基)、各エレベータEに対して、上昇用到着報知灯13、下降用到着報知灯14、符号板15が設置されているものとし、エレベータ呼び釦16の設置数や設置位置は任意(図示せず)とすると共に、エレベータホール11の出入口二箇所に出発予告表示器18を配置した場合として説明する。
【0054】
今、ある階のエレベータホール11において利用者がいない場合、エレベータEを利用しようとする利用者は、エレベータホール11に向かって来ると共に、そのエレベータホール11にて出発予告表示器18を確認する。
【0055】
この際、出発予告表示器18には、何も表示がされていないため、利用者は自身が他の利用者がいないということと、この利用階でのエレベータホール11にはエレベータ呼びがなされていないことを認識する。
【0056】
この状態から、出発予告表示器18の下方を通り過ぎると、検知センサー20が自動的に利用者を認識し、包括的なエレベータ呼び信号を群管理制御装置31へと出力する。
【0057】
群管理制御装置31は、上昇又は下降の稼動中か停止中かを含めた各エレベータEの現在位置等の現在状況を各エレベータ制御装置30から取得し、先発基判断部32に現在情報を提供する。
【0058】
先発基判断部32は、このれらの現在情報に基づいて、どのエレベータEのエレベータかごが新たに呼びのあったエレベータフロア11から最初に出発するのか、どのエレベータEのエレベータかごが次に出発するのか、どのエレベータEのエレベータかごがその次に出発するのかを判断し、その判断結果を表示判断部33に出力する。
【0059】
表示判断部33は、先発基判断部32による判断結果に基づいて、各エレベータEに対応したエレベータ基認識符号を合成したうえで、その出発予告メッセージを各予告表示灯18a,19a,18b,19b,18c,19cに表示させる。
【0060】
なお、このような表示制御は、建物の最下階や最上階であれば利用者の行先判断は自動的に限定されるため、検知センサー20のみで出発順序の判断を即時に行うことができるが、建物の途中階の場合にはエレベータ呼び釦16との併用のほうがより確実な利用とすることができる。
【0061】
この際、エレベータEの設置基数とリアルタイムでの稼動状況によっては、呼びのあった階に先発とするエレベータかごを移動させ、利用者自身がエレベータかご内での呼び操作で上昇又は下降をするといった応用も可能である。また、このような稼動状況が少ない時間帯等では、先発予告表示灯18a,19aのみ表示し、後の次発予告表示灯18b,19b及び次次発予告表示灯18c,19cの表示は休止しても良いし、次次発予告表示灯18c,19cのみ休止しても良い。
【0062】
さらに、建物の状況、例えば、途中階から上昇する利用者と下降する利用者が混在するデパート等の場合にはエレベータ呼び釦16からの包括的なエレベータ呼びを優先し、途中階からは下降する利用者が殆どであるオフィスビルの場合には検知センサー20からの包括的なエレベータ呼びを優先する等、群管理制御装置31並びに先発基判断部32の設定は適宜に対応することができることは勿論である。
【0063】
ところで、上記実施の形態では、利用者にエレベータEの各基の状態を報知する手段として出発予告表示器18,19の他、上昇用到着報知灯13及び下降用到着報知灯14を用いて到着を認識させるものを開示したが、例えば、各エレベータEのエレベータかごが何階にいるのかを(上昇中・下降中・停止中を含む)認識させるための数字表示を使用しても良い。
【0064】
この場合、利用者は、各エレベータEの数字から一番早く到着するであろうエレベータかごを判断するのが一般的であるが、実際には到着するまでの途中階での乗客の乗降によって停止して他のエレベータかごのほうが先に到着・出発するということもあり得るため、本発明の出発予告表示器18,19はこのような数字表示を行う場合においても充分に効果を発揮することができる。
【0065】
また、エレベータかご内での乗客数(重量)を検知し、検知センサー20による同一階でのエレベータフロア11での利用者カウント数とを比較し、先発するエレベータEには、あと何人乗れるのかの利用可能人数を先発予告表示等18a,19aの上述したメッセージに並列若しくは交互に表示し、次又はその次に出発するエレベータEへの利用待ち変更を促すようにすることも可能である。
【0066】
さらに、上昇用到着報知灯13及び下降用到着報知灯14は、先発予告表示灯18a,19aと対応してエレベータかごの先発位置を利用者に認識させるために点滅し、エレベータかごが減速距離分だけ呼び出し階の手前に到着した時点で点灯に切り換えるようにすることも可能である。
【0067】
この際、上昇用到着報知灯13及び下降用到着報知灯14の点滅(予告)・点灯(報知)時に異なったチャイム音等を併用して鳴動させても良い。
【0068】
【発明の効果】
本発明のエレベータ用報知装置にあっては、以上説明したように構成したことにより、複数基のエレベータが同一エレベータホールで利用停止可能となっている場合に、どの順番にてエレベータかごが出発するのかを認識し得て、利用者の利用基判断を含めた焦燥感を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るエレベータ用報知装置を示し、(A)はエレベータ用報知装置の設置例を示すエレベータホールの説明図、(B)は出発予告表示器の正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るエレベータ用報知装置のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るエレベータ用報知装置を八基のエレベータ配置として適用した場合の利用者の流れを例示した説明図である。
【図4】従来のエレベータ用報知装置を示し、(A)はエレベータ用報知装置の設置例を示すエレベータホールの説明図、(B)は到着予告表示器の正面図である。
【図5】八基のエレベータを設けた場合のエレベータ配置例の説明図である。
【符号の説明】
E エレベータ、11 エレベータホール、12 エレベータ扉、16 エレベータ呼び釦(発生器)、16a 上昇用呼び釦、16b 下降用呼び釦、18出発予告表示器、18a 先発予告表示灯、18b 次発予告表示灯、18c次次発予告表示灯、19 出発予告表示器、19a 先発予告表示灯、19b次発予告表示灯、19c 次次発予告表示灯、20 検知センサー(発生器)、31 群管理制御装置(判断部)、32 先発基判断部(判断部)。
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者が目視可能となるようにエレベータホール(乗場)に設置されたエレベータ用報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数基のエレベータかごが隣接状態若しくは対向状態で設置された建物におけるエレベータホール(乗場)には、そのエレベータホールに設置のエレベータ呼び釦を操作した時点で最初に到着するであろうエレベータかごに対応する報知灯が点灯し、どのエレベータ扉付近で待機していれば良いかを利用者が容易に認識することができるようにした報知装置を設けたものが周知である。
【0003】
図4及び図5は、このようなエレベータ用報知装置の一例を示す(実公昭57−34227号公報参照)。
【0004】
図4(A)は従来のエレベータ用報知装置の設置例を示すエレベータホールの説明図、図4(B)は従来の到着予告表示器の正面図、図5は八基のエレベータを設けた場合のエレベータ配置例の説明図である。
【0005】
今、図5に示すように、互いに隣接するエレベータEがエレベータホール(乗り場)1を挟んで合計八基設けられ、それぞれが独立して上昇又は下降するものとする。
【0006】
図4(A)において、2はエレベータホール1において各エレベータE毎に設けられたエレベータ扉、3は各エレベータ扉2の上方に設けられて点灯又は点滅可能な上昇用到着報知灯、4は各エレベータ扉2の上方に上昇用到着報知灯3と隣接して設けられて点灯又は点滅可能な下降用到着報知灯、5はエレベータ扉2を区切る壁6に設置されて上昇用呼び釦5a及び下降用呼び釦5bを上下に配置したエレベータ呼び釦、7は建物天井等に設けられた到着予告表示器である。
【0007】
この到着予告表示器7は、例えば、エレベータホール1の出入口二箇所に設けられ(図5参照)、図4(B)に示すように、図示上下に2分割されており、その下部には『しばらくお待ちください』などのメッセージを表示する第一段階予告灯7aが設けられ、その上部には第一段階予告灯7aが表示するメッセージよりも時間的に短い意味として『まもなく参ります』などのメッセージを表示する第二段階予告灯7bとが独立して点灯可能に設けられている。
【0008】
尚、上昇用到着報知灯3と下降用到着報知灯4、並びに、上昇用呼び釦5aと下降用呼び釦5bは、図示例のようにエレベータホール1が建物(図示せず)の途中階である場合には上下双方が設けられているが、建物の最下階(若しくは、エレベータ駆動の最下階)の場合には、それ以下のエレベータかごの下降は考えられないので上昇用到着報知灯3と上昇用呼び釦5aとが設置されて下降用到着報知灯4と下降用呼び釦5bとは設置されない。同様に、建物の最上階(若しくは、エレベータ駆動の最上階)の場合には、それ以上のエレベータかごの上昇は考えられないので下降用到着報知灯4と下降用呼び釦5bとが設置されて上昇用到着報知灯3と上昇用呼び釦5aとは設置されない。
【0009】
また、実公昭57−34227号公報に開示されたエレベータは、管理方式として割り当て方式を採用している。この割り当て方式とは、建物の各階に生じた呼び(エレベータ呼び釦5の操作)を自動的に規定の順序で選択し、エレベータかごを順次これらの呼びに割り当てることにより運転する方式である。
【0010】
今、エレベータ呼び釦5が操作されていない状態、即ち、各到着報知灯3,4並びに到着予告表示器7は表示されていないものとする。
【0011】
この状態から、エレベータ呼び釦5の上昇用呼び釦5aを利用者が押圧操作すると、図示しない点灯制御回路により到着予告表示器7の第一段階予告灯7aに『しばらくお待ちください』等のメッセージが表示される。
【0012】
また、上述した割り当て方式により、呼び出し階に一番早く到着するであろうエレベータかごの割り当てが行なわれた後、第一段階予告灯7aの消灯と同時に第二段階予告灯7bが点灯し、『まもなく参ります』等のメッセージが表示される。
【0013】
さらに、エレベータかごが減速距離分だけ呼び出し階の手前に到着すると、第二段階予告灯7bの消灯と同時に上昇用到着報知灯3が点灯し、エレベータかごの実際の到着を認識することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成されたエレベータ用報知装置にあっては、エレベータかごの到着前に、到着予告表示器7が段階的に予告表示を行うことから、エレベータ呼び釦5の操作に対する応答があったということ(点検や故障・地震発生によってエレベータかごが停止していないということ)を認識することができると同時に、利用階に近付いてきているという状況を認識することができ、これにより、エレベータかごが何時到着するのかといった焦燥感を取り除くことができるという効果を奏することができる。
【0015】
しかしながら、どのエレベータかごが到着するのかは到着予告表示器7では認識することができず、どのエレベータ扉2の前で待機していれば良いかを判断し得ない上、結果的にエレベータかごが実際に到着する直前に上昇用到着報知灯3又は下降用到着予告灯4が点灯したときに慌てて移動するなど、利用者の混乱を含めた焦燥感を除去することは不可能であった。
【0016】
そこで、近年のエレベータには、全てのエレベータEに対して(又は、いくつかのエレベータEを組として)一つのエレベータ呼び釦5が設置され、このエレベータ呼び釦5の操作に伴う割り当て決定後にどのエレベータ扉2のエレベータかごが到着するのかを上昇用到着報知灯3又は下降用到着報知灯4の点滅で利用者に認識させる予告灯機能を具備させ、実際にエレベータかごが到着したときに上昇用到着報知灯3又は下降用到着報知灯4を点灯に切り換える(点灯・点滅は逆でも良い)ようにしたものも知られている。
【0017】
しかしながら、このように上昇用到着報知灯3並びに下降用到着報知灯4に予告機能を具備させ、どのエレベータかごが先に到着するのかを認識可能としたものであっても、例えば、高層ビルにおける朝の出勤時等、特定の利用階のエレベータホール1に利用者が多数集中するような場合に、エレベータホール1の周辺にいる利用者の数とエレベータかごとの許容人数とを利用者自身が比較判断し、次に到着するであろうエレベータかごまで順番待ちをしようとする場合には、その次に到着するであろうエレベータかごまでは認識することができず、利用者の利用基判断を含めた焦燥感を除去し得るものではなかった。
【0018】
また、実開平5−72870号公報に示すように、エレベータホール1の入り口付近に乗客感知センサー(図示せず)を設け、この乗客感知センサーが利用者(乗客)を感知した時点でエレベータ呼び釦5を操作したのと同様の動作を開始してエレベータかごの呼びを自動で行うようにした群管理運転システムも知られているが、このような技術を上述した表示等の報知技術に組み合わせて採用しても、エレベータかごの複数呼び並びに割り当ては可能となったとしても、利用者が順番認識をすることまでは実現することができなかった。
【0019】
本発明は、上記問題を解決するため、複数基のエレベータが同一エレベータホールで利用停止可能となっている場合に、どの順番にてエレベータかごが出発するのかを認識し得て、利用者の利用基判断を含めた焦燥感を除去することができるエレベータ用報知装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するため、本発明のエレベータ用報知装置は、エレベータホールを各階毎で共有する複数基のエレベータの各エレベータかごに対する包括的なエレベータ呼び信号を発生させる発生器と、該発生器からの包括的なエレベータ呼び信号を受信した後にその呼び階における前記各エレベータかごの出発順序を判断する判断部と、該判断部の判断結果に基づいて前記エレベータホールから出発する前記エレベータかごを順序だてして利用者に認識させる複数の予告灯を一体に有する出発予告表示器とを備えていることを特徴とする。
【0021】
このような構成においては、発生器によりエレベータホールを各階毎で共有する複数基のエレベータの各エレベータかごに対する包括的なエレベータ呼び信号が発生され、発生器からの包括的なエレベータ呼び信号を受信した判断部によりその呼び階における各エレベータかごの出発順序が判断され、その判断部の判断結果に基づいて出発予告表示器が複数の予告灯を用いてエレベータホールから出発するエレベータかごを順序だてして利用者に認識させる。
【0022】
これにより、利用者は、どの順番でエレベータかごが出発するのかを容易に認識することができる。
【0023】
また、本発明のエレベータ用報知装置は、前記出発予告表示器は、前記複数のエレベータが三基以上ある場合には、少なくとも先発・次発・次次発までの三つの前記予告灯を有することを特徴とする。
【0024】
また、本発明のエレベータ用報知装置は、前記出発予告表示器は、前記各予告灯の表示色を異ならせていることを特徴とする。
【0025】
また、本発明のエレベータ用報知装置は、前記出発予告表示器は、前記エレベータホールの出入口付近に設置され且つその表裏に前記各予告灯を有することを特徴とする。
【0026】
さらに、本発明のエレベータ用報知装置は、前記発生器は、前記出発予告表示器に設置されて前記エレベータホールの出入口から侵入する利用者を自動的に検出する群管理用検知センサーであることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のエレベータ用報知装置の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0028】
尚、この実施の形態においても、図3に示すように、互いに隣接するエレベータEが乗り場としてのエレベータホール11を挟んで合計八基設けられ、それぞれが独立して上昇又は下降する場合に適用して説明する。
【0029】
図1は本発明の実施の形態に係るエレベータ用報知装置を示し、図1(A)はエレベータ用報知装置の設置例を示すエレベータホールの説明図、図1(B)は出発予告表示器の正面図である。
【0030】
図1(A)において、11はエレベータホール、12は各階のエレベータホール11に対して各エレベータE毎に対応して設けられたエレベータかご(図示せず)の出入口開閉用のエレベータ扉、13はエレベータ扉12の各々の上方に設けられて点灯又は点滅可能な上昇用到着報知灯、14はエレベータ扉12の各々の上方に上昇用到着報知灯13と隣接して設けられて点灯又は点滅可能な下降用到着報知灯、15は上昇用到着報知灯13と下降用到着報知灯14との間に設けられてエレベータEに対応する数字やアルファベット等のエレベータ基認識符号(図示せず)が設けられた符号板、16はエレベータ扉12を区切る壁17に設置されて上昇用呼び釦16a並びに下降用呼び釦16bを上下に配置した発生器として機能するエレベータ呼び釦、18は建物天井等に設けられた出発予告表示器、19は壁17に設けられた出発予告表示器、20は出発予告表示器18の底面等に設けられた発生器として機能する群管理用の検知センサーである。
【0031】
なお、図1(A)に示したように、上昇用到着報知灯13と下降用到着報知灯14、及び上昇用呼び釦16aと下降用呼び釦16bは、エレベータホール11が建物(全体図省略)の途中階である場合には上下双方が設けられているが、建物の最下階(若しくは、エレベータ駆動の最下階)の場合は、それ以下のエレベータかごの下降は考えられないので上昇用到着報知灯13と上昇用呼び釦16aとが設置されて下降用到着報知灯14と下降用呼び釦16bとは設置されない。同様に、建物の最上階(若しくは、エレベータ駆動の最上階)の場合は、それ以上のエレベータかごの上昇は考えられないので下降用到着報知灯14と下降用呼び釦16bとが設置されて上昇用到着報知灯13と上昇用呼び釦16aとは設置されない。
【0032】
出発予告表示器18,19は、上下方向に三分割されており、上方から順に先発予告表示灯18a,19a、次発予告表示灯18b,19b、次次発予告表示灯18c,19cが設けられている。
【0033】
尚、出発予告表示器18はエレベータホール11の出入口付近二箇所に設けられ(図3参照)、その表面及び裏面の各々に、先発予告表示灯18a,19a、次発予告表示灯18b,19b、次次発予告表示灯18c,19cが設けられている。
【0034】
これにより、利用者は、エレベータホール11の出入口(利用者にとっての入口)において、エレベータEを利用しようとする際に出発予告表示器18を確認してからエレベータホール11内に移動しようとするため、検知センサー20の感度(検知範囲の広がり)を広角に設定しなくても良くなり、安価な検知センサー20を使用することができるという利点を有する。
【0035】
先発予告表示灯18a,19aには、図1(A)に示すように、『今度の出発は○号機』等の先に出発するであろうエレベータかごを利用者に認識させるメッセージが表示される。同様に、次発予告表示灯18b,19bには、『次の出発は×号機』等の次に出発するであろうエレベータかごを利用者に認識させるメッセージが表示される。また、次次発予告表示灯18c,19cには、『その次の出発は△号機』等のその次に出発するであろうエレベータかごを利用者に認識させるメッセージが表示される。尚、○、△、×は、任意の数字若しくはアルファベット等の符号板15に設けられたエレベータ基認識符号である。
【0036】
この際、先発予告表示灯18a,19aの表示文字色を黒色とすると共に周辺の表示背景色を緑色とし、次発予告表示灯18b,19bの表示文字色を黒色とすると共に周辺の表示背景色を黄色とし、次次発予告表示灯18c,19cの表示文字色を黒色とすると共に周辺の表示背景色を白色とするなど、異なった表示背景色あるいは、符号板15も、各予告表示灯18a,19a,18b,19b,18c,19cのそれぞれの表示背景色と連動して同色を表示させることも可能とすることで視認性並びに識別性を向上させることも可能である。また、縦横に複数配置したLEDや液晶セルを用いて表示文字を形成すると共にその表示文字自体の色を異ならせても良い。
【0037】
尚、出発予告表示器18,19は、三基以上のエレベータEが設置された建物の場合、或いは、三基以上のエレベータEが同一のエレベータホール11に停止可能となっている場合には上述した三分割灯とし、二基のエレベータEが設置された建物の場合、或いは、二基のエレベータEが同一のエレベータホール11に停止可能となっている場合等には二分割灯とするなど、その分割数は特に限定されるものではない。
【0038】
また、途中階のエレベータホール11の場合には、上昇と下降の両方向同時にエレベータかごの呼びが発生する場合も考え得るため、上昇用の出発予告表示器18,19と下降用の出発予告表示器18,19とを利用者が上昇用か下降用かの識別を可能とした上で設置しても良いし、左右に二分割(一つの表示器が合計六分割となる)としても良い。
【0039】
図2は本発明の実施の形態に係るエレベータ用報知装置のブロック図である。
【0040】
図2に示すように、各エレベータEはエレベータ制御装置30によって運行制御される。
【0041】
このエレベータ制御装置30は、各エレベータEが相対的に群管理される場合には各エレベータEの台数分だけ対応して設けられている。各エレベータ制御装置30は、群管理制御装置31と接続されて群管理されるが、その群管理自体は公知であると共に本発明の要部ではないので詳細な説明は省略し、以下、予告表示に関するものを主体として説明する。
【0042】
群管理制御装置31には、検知センサー20並びにエレベータ呼び釦16からの利用者検知信号(包括的なエレベータ呼び信号)に基づいてどの階のエレベータホール11に利用者が来たのかを検知すると共に、その呼びのあった階のエレベータホール11(基準階)において、先発するエレベータの順位を判断する先発基判断部32が接続されている。
【0043】
この際、検知センサー20による利用者検知の場合には、利用者の人数を含んで検知することができる。また、群管理方式の場合には、エレベータ呼び釦16からの呼びは無くても良い。
【0044】
尚、群管理制御装置31には、各階の検知センサー20並びに各階のエレベータ呼び釦16の他、エレベータかご内に設置の利用階呼び釦(図示せず)等からの指令信号が直接或いは各エレベータ制御装置30を経由して入力される。
【0045】
また、群管理制御装置31は、上昇用到着報知灯13と下降用到着報知灯14の表示状態を個々に制御することも可能である(直接制御若しくは表示ドライバ等を介して間接制御)。
【0046】
これにより、検知センサー20が利用者を検知して最寄り階等に位置するエレベータかごが始動した後に、その利用者がエレベータ呼び釦16のうちの上昇用呼び釦16a或いは下降用呼び釦16bの何れかを押圧して呼び操作をした時点で、その上昇呼びか下降呼びかに応じて上昇用到着報知灯13或いは下降用到着報知灯14を点滅させて、どのエレベータかごが最初に出発(或いは到着)するのかを認識させ、エレベータかごが実際に到着した時点或いはその直前に上昇用到着報知灯13或いは下降用到着報知灯14を点滅から点灯に切り換えるなどの予告・報知をすることができる。
【0047】
この際、エレベータかごの現在位置と呼び階との距離、若しくは到着時間に応じて上昇用到着報知灯13或いは下降用到着報知灯14の点滅間隔を変化(周期を変化)させることにより、エレベータかごの出発(到着)に多少の時間を要するのか(点滅間隔が長い)、間もなく到着するのか(点滅間隔が短い)を容易に認識することができる。
【0048】
先発基判断部32は、少なくとも、エレベータかごの運転方向(上昇・下降・停止)、現在位置、かご呼び状況(エレベータかご内設置)、乗場呼び状況(エレベータホール11)から先発するであろうエレベータかごを順位付けして判断し、その判断結果を表示判断部(表示ドライバー)33に出力する。
【0049】
尚、先発基判断部32は、上述した判断材料のほか、検知センサー20からの利用者数に対応するカウント数と各エレベータかごの許容乗員数とを比較して複数のエレベータかごに分散乗員されるか否かや乗降に要する予測停止時間、予め設定された停止可能階(例えば、各階止まり、1階から13階まで直通し以降各階止まり等)、建物毎のエレベータ運行状況を考慮して決定されるが、その設定は任意である。また、条件設定に応じて予告出発を予告停止とすることも可能である。
【0050】
表示判断部33は、先発基判断部32から出力された表示命令信号に基づいて先発予告表示灯18a,19a、次発予告表示灯18b,19b、次次発予告表示灯18c,19cの個々に予告表示信号を出力し、出発予告表示器18,19を表示制御する。
【0051】
次に、本発明のエレベータ用報知装置の利用例を説明する。
【0052】
図3は本発明の実施の形態に係るエレベータ用報知装置を八基のエレベータ配置として適用した場合の利用者の流れを例示した説明図である。
【0053】
尚、ここでは、図3に示すように、互いに隣接する4基のエレベータEがエレベータホール11を挟んで対向され(合計八基)、各エレベータEに対して、上昇用到着報知灯13、下降用到着報知灯14、符号板15が設置されているものとし、エレベータ呼び釦16の設置数や設置位置は任意(図示せず)とすると共に、エレベータホール11の出入口二箇所に出発予告表示器18を配置した場合として説明する。
【0054】
今、ある階のエレベータホール11において利用者がいない場合、エレベータEを利用しようとする利用者は、エレベータホール11に向かって来ると共に、そのエレベータホール11にて出発予告表示器18を確認する。
【0055】
この際、出発予告表示器18には、何も表示がされていないため、利用者は自身が他の利用者がいないということと、この利用階でのエレベータホール11にはエレベータ呼びがなされていないことを認識する。
【0056】
この状態から、出発予告表示器18の下方を通り過ぎると、検知センサー20が自動的に利用者を認識し、包括的なエレベータ呼び信号を群管理制御装置31へと出力する。
【0057】
群管理制御装置31は、上昇又は下降の稼動中か停止中かを含めた各エレベータEの現在位置等の現在状況を各エレベータ制御装置30から取得し、先発基判断部32に現在情報を提供する。
【0058】
先発基判断部32は、このれらの現在情報に基づいて、どのエレベータEのエレベータかごが新たに呼びのあったエレベータフロア11から最初に出発するのか、どのエレベータEのエレベータかごが次に出発するのか、どのエレベータEのエレベータかごがその次に出発するのかを判断し、その判断結果を表示判断部33に出力する。
【0059】
表示判断部33は、先発基判断部32による判断結果に基づいて、各エレベータEに対応したエレベータ基認識符号を合成したうえで、その出発予告メッセージを各予告表示灯18a,19a,18b,19b,18c,19cに表示させる。
【0060】
なお、このような表示制御は、建物の最下階や最上階であれば利用者の行先判断は自動的に限定されるため、検知センサー20のみで出発順序の判断を即時に行うことができるが、建物の途中階の場合にはエレベータ呼び釦16との併用のほうがより確実な利用とすることができる。
【0061】
この際、エレベータEの設置基数とリアルタイムでの稼動状況によっては、呼びのあった階に先発とするエレベータかごを移動させ、利用者自身がエレベータかご内での呼び操作で上昇又は下降をするといった応用も可能である。また、このような稼動状況が少ない時間帯等では、先発予告表示灯18a,19aのみ表示し、後の次発予告表示灯18b,19b及び次次発予告表示灯18c,19cの表示は休止しても良いし、次次発予告表示灯18c,19cのみ休止しても良い。
【0062】
さらに、建物の状況、例えば、途中階から上昇する利用者と下降する利用者が混在するデパート等の場合にはエレベータ呼び釦16からの包括的なエレベータ呼びを優先し、途中階からは下降する利用者が殆どであるオフィスビルの場合には検知センサー20からの包括的なエレベータ呼びを優先する等、群管理制御装置31並びに先発基判断部32の設定は適宜に対応することができることは勿論である。
【0063】
ところで、上記実施の形態では、利用者にエレベータEの各基の状態を報知する手段として出発予告表示器18,19の他、上昇用到着報知灯13及び下降用到着報知灯14を用いて到着を認識させるものを開示したが、例えば、各エレベータEのエレベータかごが何階にいるのかを(上昇中・下降中・停止中を含む)認識させるための数字表示を使用しても良い。
【0064】
この場合、利用者は、各エレベータEの数字から一番早く到着するであろうエレベータかごを判断するのが一般的であるが、実際には到着するまでの途中階での乗客の乗降によって停止して他のエレベータかごのほうが先に到着・出発するということもあり得るため、本発明の出発予告表示器18,19はこのような数字表示を行う場合においても充分に効果を発揮することができる。
【0065】
また、エレベータかご内での乗客数(重量)を検知し、検知センサー20による同一階でのエレベータフロア11での利用者カウント数とを比較し、先発するエレベータEには、あと何人乗れるのかの利用可能人数を先発予告表示等18a,19aの上述したメッセージに並列若しくは交互に表示し、次又はその次に出発するエレベータEへの利用待ち変更を促すようにすることも可能である。
【0066】
さらに、上昇用到着報知灯13及び下降用到着報知灯14は、先発予告表示灯18a,19aと対応してエレベータかごの先発位置を利用者に認識させるために点滅し、エレベータかごが減速距離分だけ呼び出し階の手前に到着した時点で点灯に切り換えるようにすることも可能である。
【0067】
この際、上昇用到着報知灯13及び下降用到着報知灯14の点滅(予告)・点灯(報知)時に異なったチャイム音等を併用して鳴動させても良い。
【0068】
【発明の効果】
本発明のエレベータ用報知装置にあっては、以上説明したように構成したことにより、複数基のエレベータが同一エレベータホールで利用停止可能となっている場合に、どの順番にてエレベータかごが出発するのかを認識し得て、利用者の利用基判断を含めた焦燥感を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るエレベータ用報知装置を示し、(A)はエレベータ用報知装置の設置例を示すエレベータホールの説明図、(B)は出発予告表示器の正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るエレベータ用報知装置のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るエレベータ用報知装置を八基のエレベータ配置として適用した場合の利用者の流れを例示した説明図である。
【図4】従来のエレベータ用報知装置を示し、(A)はエレベータ用報知装置の設置例を示すエレベータホールの説明図、(B)は到着予告表示器の正面図である。
【図5】八基のエレベータを設けた場合のエレベータ配置例の説明図である。
【符号の説明】
E エレベータ、11 エレベータホール、12 エレベータ扉、16 エレベータ呼び釦(発生器)、16a 上昇用呼び釦、16b 下降用呼び釦、18出発予告表示器、18a 先発予告表示灯、18b 次発予告表示灯、18c次次発予告表示灯、19 出発予告表示器、19a 先発予告表示灯、19b次発予告表示灯、19c 次次発予告表示灯、20 検知センサー(発生器)、31 群管理制御装置(判断部)、32 先発基判断部(判断部)。
Claims (5)
- エレベータホールを各階毎で共有する複数基のエレベータの各エレベータかごに対する包括的なエレベータ呼び信号を発生させる発生器と、該発生器からの包括的なエレベータ呼び信号を受信した後にその呼び階における前記各エレベータかごの出発順序を判断する判断部と、該判断部の判断結果に基づいて前記エレベータホールから出発する前記エレベータかごを順序だてして利用者に認識させる複数の予告灯を一体に有する出発予告表示器とを備えていることを特徴とするエレベータ用報知装置。
- 前記出発予告表示器は、前記複数のエレベータが三基以上ある場合には、少なくとも先発・次発・次次発までの三つの前記予告灯を有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用報知装置。
- 前記出発予告表示器は、前記各予告灯の表示色を異ならせていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ用報知装置。
- 前記出発予告表示器は、前記エレベータホールの出入口付近に設置され且つその表裏に前記各予告灯を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載のエレベータ用報知装置。
- 前記発生器は、前記出発予告表示器に設置されて前記エレベータホールの出入口から侵入する利用者を自動的に検出する群管理用検知センサーであることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ用報知装置。
Priority Applications (1)
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JP2002175740A JP2004018182A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | エレベータ用報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002175740A JP2004018182A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | エレベータ用報知装置 |
Publications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014097364A1 (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-26 | 三菱電機株式会社 | エレベータの表示制御装置 |
CN113661140A (zh) * | 2019-04-15 | 2021-11-16 | 三菱电机株式会社 | 乘客引导装置以及乘客引导方法 |
JP7416307B1 (ja) | 2023-03-30 | 2024-01-17 | フジテック株式会社 | エレベータシステム |
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2002
- 2002-06-17 JP JP2002175740A patent/JP2004018182A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014097364A1 (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-26 | 三菱電機株式会社 | エレベータの表示制御装置 |
CN104854011A (zh) * | 2012-12-17 | 2015-08-19 | 三菱电机株式会社 | 电梯的显示控制装置 |
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