JP2004074830A - 車両用ドアのウエザーストリップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弾性変形可能で剛性を有するゴム、合成樹脂等の材料よりなり、かつ車外側壁部22、車内側壁部23及び上壁部24とを一体に有する長尺な本体部21と、軟質材料よりなりかつ昇降窓板9に弾接する長尺なシールリップ部35と、弾性変形可能なゴム、合成樹脂等の材料よりなり、かつドアトリム10を弾性的に係止可能な弾性係止体40と、を備える。本体部21は、差込溝25が上縁フランジ4に差し込まれることで係合して同上縁フランジ4の所定位置にウエザーストリップを固定可能な固定手段が一体状に設けられる。一方、弾性係止体40は、ドアトリム10の上部寄り部分から下向きに突設された取付部15に略直交する略水平方向に設けられている。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は車両用ドアの窓開口部の下端部に沿って装着される車内側のウエザーストリップ(ベルトモールと呼ばれることもある)に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用ドア(主としてサイドドア)において、そのドア内に昇降動可能に配設された昇降窓板(サイドドアガラス)が、上側が下側よりも車内側に傾斜、言い換えると、上側に向かうにしたがって車内側に変位して傾斜する昇降軌跡に沿って昇降動可能に配設された車両用ドアが知られている。
また、車内側のウエザーストリップは、車両用ドアの車内側の窓開口縁をなすドアインナパネルの上縁フランジに差し込まれて装着される。
すなわち、ウエザーストリップは、ドアインナパネルの上縁フランジに差し込まれる差込溝を構成する車外側壁部、車内側壁部及びこれら両側壁部を上部で一体に連結する上壁部とからなる横断面略U字状をなす長尺な本体部と、その本体部の車外側壁部から昇降窓板側に向けて一体状に突出された長尺なシールリップ部と、を備えているのが一般的である。
また、ウエザーストリップには、ドアトリムの上部寄り部分から下向きに突設された取付部に係合する別体の金属クリップを取り付けた構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、上側が下側よりも車内側に傾斜して昇降動する昇降窓板を備えた車両用ドアにおいて、車内側の窓開口縁をなすドアインナパネルの上縁フランジが、略鉛直状をなして突出されると、その上縁フランジと昇降窓板との間のスペース(隙間)は、上縁フランジの上側に向かうにしたがって小さくなる。
このため、ウエザーストリップを先にドア上縁に取り付け、次にドアトリムを嵌合せる場合や、ドアトリムにウエザーストリップを先に取り付け、次にウエザーストリップをドア上縁に取り付ける場合のいずれにおいても、ドアトリムを斜め下側からまたは旋回させながら押し込む作業が必要となる。しかし、スペースが狭いために前記作業が困難となる不具合があった。
また、ウエザーストリップとは別体に板バネ等によって金属クリップが形成され、その金属クリップがウエザーストリップの所定位置に配設される構造のため、金属クリップの製作や組付工数が必要となり、コスト高となる。また、部品点数が増えるため、組み付け時に位置のばらつきが起こり精度を出すのが難しい。
【0004】
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、ウエザーストリップの本体部に弾性係止体を一体状に形成して製造コストの低減を図りながら組付性の向上を図ることができる車両用ドアのウエザーストリップを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明に係る車両用ドアのウエザーストリップは、昇降窓板を備えた車両用ドアにおける車内側の窓開口縁をなすドアインナパネルの上縁フランジに装着されるウエザーストリップであって、
前記上縁フランジの上方から差し込み可能な差込溝を有する長尺な本体部と、その本体部の長手方向に沿って前記昇降窓板に弾接するように一体状に突出された長尺なシールリップ部と、前記本体部に一体状に形成されてドアトリムを弾性的に係止可能な弾性係止体と、を有するウエザーストリップにおいて、
前記本体部は、前記差込溝が前記上縁フランジに差し込まれることで、その上縁フランジに係合して同上縁フランジの所定位置に前記ウエザーストリップを固定可能な固定手段が一体状に設けられ、
前記弾性係止体は、前記ドアトリムの上部寄り部分から下向きに突設された取付部に略直交する略水平方向に設けられている。
【0006】
したがって、ウエザーストリップの本体部の弾性係止体にドアトリムの下向き取付部を略水平に移動させて押し込むことで、弾性係止体が下向き取付部に弾性的に係合し、その係合力によってドアトリムが安定よく固定され、取付作業が容易となる。
また、本体部と別体に弾性係止体が形成される場合には、本体部に対し弾性係止体が位置ずれして固定されたり、あるいは固定後不測に位置ずれする場合があるが、これとは異なり、弾性係止体が本体部と一体状に形成されるため、本体部に対し弾性係止体が位置ずれする不具合が生じない。
【0007】
請求項2の発明に係る車両用ドアのウエザーストリップは、請求項1に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、本体部の上部の長手方向には、略上向きに突設されてドアトリムの上部の車外側端部を覆う長尺な遮蔽リップが前記本体部よりも柔軟で弾性変形可能なゴム、合成樹脂等の軟質材料より一体状に形成されている。
したがって、ウエザーストリップの本体部の弾性係止体にドアトリムの下向き取付部が略水平に移動されて押し込まれて固定される動作によって、ドアトリムの上部の車外側端部に長尺な遮蔽リップが弾性的に圧接する。このため、ドアトリムとウエザーストリップとの間に遮蔽リップが不測に挟み込まれて変形することを防止することができる。そして、遮蔽リップによって、ドアトリムの上部の車外側端部を良好に覆うことができる。
【0008】
請求項3の発明に係る車両用ドアのウエザーストリップは、請求項1又は2に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、弾性係止体は、ドアトリムの下向き取付部に設けられた複数の取付孔に対応して本体部の車内側壁部の長手方向に所定間隔を保って複数設けられている。
したがって、本体部の複数の弾性係止体を目視しながらその位置を確認し、ドアトリムを略水平に押し込むことで、各弾性係止体がドアトリムの下向き取付部の複数の取付孔にそれぞれ差し込まれて弾性的に係合し、これら複数の弾性係止体と取付孔の係合力によってドアトリムを装着することができる。
【0009】
請求項4の発明に係る車両用ドアのウエザーストリップは、請求項3に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、弾性係止体は、本体部とは別個に形成された複数の弾性係止体構成品が前記本体部の車内側壁部の長手方向に所定間隔を保って固着されることで形成されている。
したがって、本体部と、弾性係止体構成品とを相溶性を有する材料からそれぞれ適宜に選択して形成する必要がなく、本体部と弾性係止体構成品とをそれぞれ最適な材料を用いて形成することができる。例えば、弾性係止体構成品を弾性及び滑り性に富むPOM樹脂(ポリアセタール樹脂)材料によって形成することできる。すなわち、POM樹脂(ポリアセタール樹脂)材料は溶融時の粘度が低いので、そのPOM樹脂材料を用いて弾性係止体を押出成形の共押出によって本体部と一体に成形するのが困難である。ところが、前記したように、本体部とは別個に弾性係止体構成品を形成してから、本体部の車内側壁部に弾性係止体構成品を接着剤、スピン溶着、超音波溶着等によって固着することによって、POM樹脂材料よりなる弾性係止体を容易に構成することができる。
【0010】
請求項5の発明に係る車両用ドアのウエザーストリップは、請求項3に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、複数の弾性係止体は、本体部の長手方向に沿って連続して長尺に形成された弾性係止体用突出部のうち、前記複数の弾性係止体を除く部分を長手方向に断続的に除去し、これによって残された部分にそれぞれ形成されている。
したがって、本体部は別個に製作した複数の弾性係止体を接着剤、スピン溶着、超音波溶着等によって固着する場合と比べ、部品点数や組付工数を低減することができるとともに、本体部に対し弾性係止体が剥がれて脱落する不具合も防止するこができる。
【0011】
請求項6の発明に係る車両用ドアのウエザーストリップは、請求項1又は2に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、弾性係止体は、ドアトリムの下向き取付部に設けられた溝部又は凹部に弾性的に係合可能に本体部の車内側壁部の長手方向に沿って連続して長尺状に形成されている。
したがって、長尺の弾性係止体を目視しながらその位置を確認してドアトリムを略水平に押し込むことで、弾性係止体がドアトリムの下向き取付部の溝部又は凹部に係合し、その係合力によってドアトリムを装着することができる。
また、本体部に長尺の弾性係止体を一体状に連続して形成することで、本体部に対し弾性係止体が剥がれて脱落する不具合も生じない。
【0012】
請求項7の発明に係る車両用ドアのウエザーストリップは、請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、弾性係止体は、その少なくともドアトリムの下向き取付部に接する表面側に低摩擦層が形成されている。
したがって、弾性係止体をドアトリムの下向き取付部に良好に差し込んで係合させることができるとともに、修理等のためにドアトリムを取り外す際においても、弾性係止体と下向き取付部との係合力に抗してドアトリムを引張ることによって容易に引き抜いて取り外すことができる。このため、ドアトリムの取り外し作用も容易となる。さらに、ドアトリムの取り付け、取り外しが度重なる場合においても、低摩擦層があることによって弾性係止体の摩耗や、その摩耗が原因となるガタツキ等を軽減することができる。
【0013】
請求項8の発明に係る車両用ドアのウエザーストリップは、請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、本体部と弾性係止体は、JISK7215のデュロメーター硬度HDAで85度以上の半硬質又は硬質の熱可塑性樹脂材料からなり、シールリップ部は、前記本体部と相溶性を有しJISK7215のデュロメーター硬度HDAで60〜80度の軟質又は半硬質の熱可塑性樹脂材料からなり前記本体部に溶着して一体状をなしている。
したがって、本体部、弾性係止体及びシールリップ部が相互に溶着して一体化する。
【0014】
請求項9の発明に係る車両用ドアのウエザーストリップは、請求項8に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、本体部、弾性係止体及びシールリップ部は、オレフィン系熱可塑性エラストマー材料を主体とした熱可塑性樹脂材料からなり、共押出による押出成形によって一体状に形成されている。
したがって、本体部、弾性係止体及びシールリップ部を共押出による押出成形によって、一体にかつ容易に形成することができるとともに、オレフィン系熱可塑性エラストマー材料を主体として形成することによって、軽量化を図ることができる。しかも、オレフィン系熱可塑性エラストマー材料は材料入手が容易であるという利点もある。
【0015】
請求項10の発明に係る車両用ドアのウエザーストリップは、請求項1〜9のいずれか一項に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、弾性係止体は、ドアトリムの取付部に弾性的に係止する突出部をそれぞれ有する上下一対の係止片を備え、前記一対の係止片のうち、上側の係止片の突出部の突出寸法は、下側の係止片の突出部の突出寸法よりも大きく設定されている。
したがって、例えば、補修等のために意図的に取り外す必要があるときには、まず、下側の係止片の突出部を外し、次に上側の係止片の突出部を外すことによって、ウエザーストリップの一対の係止片に対しドアトリムを容易に取り外すことができる。
また、意図的ではない取り外し(例えば、ドアトリムの上部側に対する外部からの引張力)に対しては外れにくくすることができる。
【0016】
請求項11の発明に係る車両用ドアのウエザーストリップは、請求項10に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、弾性係止体の一対の係止片の先細状先端部は互いに接近あるいは接触して対向している。
したがって、ドアトリムの取付部に形成される孔や溝の開口部に対する一対の係止片の先細状先端部の差込操作が容易となる。すなわち、一対の係止片の先細状先端部が開いた状態にあると、これら一対の係止片のうち、一方の係止片の先細状先端部がドアトリムの取付部に形成される孔や溝の開口部の回りに当たって差し込みに手間がかかる不具合を生じることがあるが、一対の係止片の先細状先端部が互いに接近あるいは接触して対向することで、前記不具合を軽減することができる。
【0017】
請求項12の発明に係る車両用ドアのウエザーストリップは、請求項1〜11のいずれか一項に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、本体部の車内側壁部側の差込溝の溝壁面には、ドアパネルの上縁フランジの係止爪が差し込み可能な係止凹部と、前記係止爪に係合可能な係止凸部と、前記上縁フランジに当接可能な当接部とがそれぞれ形成され、前記本体部の車外側壁部側の差込溝の溝壁面には、前記上縁フランジに向けてリップ状の上下の押圧片がそれぞれ一体状に突設されている。
したがって、本体部の車外側壁部側の差込溝の溝壁面にリップ状の上下の押圧片が突設され、本体部の車内側壁部側の差込溝の溝壁面にはリップ状の押圧片がないため、ドアトリムを略水平状に取り付ける際、押圧片の弾性変形による影響を受けないので、剛性感があり、ドアトリムの組み付け作業性に優れる。
また、本体部の車内側壁部側の差込溝の溝壁面に形成された係止凸部と、ドアパネルの上縁フランジの係止爪との係合によって、ドアパネルの上縁フランジに本体部を差し込んで装着する際の節度感が得られ、ウエザーストリップの組み付け作業性の向上や、昇降窓板の昇降動作時において、本体部のガタツキ防止に効果がある。
【0018】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
この発明の実施の形態1を図1〜図6にしたがって説明する。
図1は車両のサイド部に装着される車両用ドアを車内側から表した正面図である。図2はドアインナパネル、ドアトリム、及びウエザーストリップが相互に組み付けられる前の状態を示す斜視図である。図3は図1のIII−III線に沿う断面図である。図4は装着前の自由状態にあるウエザーストリップを示す横断面図である。図5はウエザーストリップを示す斜視図である。図6はウエザーストリップを形成する前の押出成形品を示す斜視図である。
図1〜図3に示すように、車両のサイド部に装着される車両用ドア1のドアインナパネル3と、ドアアウタパネル(図示しない)との上部には、窓開口部を構成する窓枠2が形成されている。
また、ドアインナパネル3と、ドアアウタパネルとの間の空間部内には、窓開口部を開閉する昇降窓板9が、窓板昇降装置(図示しない)によって、上側が下側よりも車内側に傾斜、言い換えると、上側に向かうにしたがって車内側に変位して傾斜する昇降軌跡に沿って昇降動可能に組み付けられている。
【0019】
図2と図3に示すように、窓開口部の下側において、車内側の窓開口縁をなすドアインナパネル3の上縁フランジ4は、昇降窓板9の傾斜に略平行して延び、その上縁フランジ4の昇降窓板9側には、補強パネル6が、その上縁フランジ4に形成された凸部8においてスポット溶接によって一体状に固着されている。
また、ドアインナパネル3の上縁フランジ4には、その長手方向(車両の前後方向)に所定間隔を保って複数の下向き傾斜状をなす係止爪5が車内側に向けて切り起こし状に形成されている。そして、ドアインナパネル3の上縁フランジ4(補強パネル6の上縁フランジ7を含む)には、その上縁フランジ4、7を覆うようにしてウエザーストリップ20(ベルトモールとも呼ばれることがある)が装着されている。
【0020】
また、図2と図3に示すように、ドアインナパネル3の車内側に配設されるドアトリム10は、樹脂系基材、ウレタン系基材、木質系基材等やこれら基材の複合基材等のボード材によって所定形状に形成され、その上部12が車外側に向けて湾曲されたトリム本体11を主体として形成されている。そして、トリム本体11の車内側は、表皮層13によって覆われ、トリム本体11の上部12下面には、ポリプロピレン等の合成樹脂よりなりかつ下面に略垂下状をなして突出する下向き取付部15を一体に有する取付用基体部14が接着剤等によって固着されることによってドアトリム10が構成されている。また、下向き取付部15の長手方向には、複数の取付孔16が所定の間隔(例えば、150mm〜200mmのピッチ)を保って形成されている。
また、ドアトリム10(トリム本体11)の上部12のうち、下向き取付部15から車外側に張り出した部分12aの裏側にウエザーストリップ20を格納するようになっている。また、ドアトリム10の上部12の張出部分12aの長手方向端縁部には、位置決め用の突縁12bが形成されている。
【0021】
図2〜図4に示すように、ウエザーストリップ20は、本体部21、上下の両シールリップ部35及び弾性係止体40を主体として一体に構成されている。
本体部21及び弾性係止体40は、共に相溶性を有し弾性変形可能で剛性を有する熱可塑性合成樹脂(例えば、PP、PE、AES)、熱可塑性エラストマ(例えば、TPO)、ゴム等の材料よりなり、上縁フランジ4の長手方向に沿って長尺をなして一体状に形成されている。
また、本体部21及び弾性係止体40は、例えば、JISK7215のデュロメーター硬度HDAで85度以上(85度〜95度)の半硬質又は硬質の熱可塑性樹脂材料を用いることが好ましく、さらに、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)材料を主体とする材料を用いることがより一層好ましい。具体的には前記TPOとして、リケンテクノス株式会社の商品名レオストマー(HDAで95度)を使用した。
【0022】
上下の両シールリップ部35は、本体部21よりも柔軟で弾性変形可能な軟質又は半硬質の熱可塑性合成樹脂(例えば、PP、PE、AES)、軟質熱可塑性エラストマ材料(例えば、TPO)、ゴム等よりなり、かつ本体部21の長手方向に沿って長尺状に形成されている。
また、上下の両シールリップ部35は、本体部21と相溶性を有し、JISK7215のデュロメーター硬度HDAで60〜80度の軟質又は半硬質の熱可塑性樹脂材料を用いることが好ましく、さらに、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)材料を主体とする材料を用いることがより一層好ましい。具体的には前記TPOとして、三井化学株式会社の商品名ミラストマー(HDAで70度)を使用した。
特に、本体部21、弾性係止体40及び上下の両シールリップ部35をオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)材料を主体とし、共押出による押出成形によって一体に形成することが望ましい。
すなわち、ウエザーストリップ20の本体部21、上下の両シールリップ部35及び弾性係止体40を、それぞれオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)材料を主体とし形成することによって、軽量化を図ることができる。しかも、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)材料は材料入手が容易であるという利点もある。
【0023】
図3と図4に示すように、本体部21は、上縁フランジ4の傾斜に対応して斜め上方から差し込み可能な差込溝25を構成する車外側壁部22、車内側壁部23及び上壁部24を一体に有している。
また、本体部21には、その差込溝25において、ドアインナパネル3の上縁フランジ4に差し込まれることで、その上縁フランジ4に係合して同上縁フランジ4の所定位置にウエザーストリップ20を固定可能な固定手段が一体状に設けられている。
【0024】
この実施の形態1において、図4に示すように、固定手段は、本体部21の差込溝25の車内側壁部23側の溝壁面に一体に形成された係止凹部31、係止凸部32、当接部33と、差込溝25の車外側壁部22側の溝壁面に一体に形成された上下の両押圧片34によって構成されている。
すなわち、本体部21の車内側壁部23側の差込溝25の溝壁面の下部寄り部分には、ドアインナパネル3の上縁フランジ4の係止爪5が差し込み可能な係止凹部31と、同係止爪5の先端に係合可能な係止凸部32とが上下に連続状に形成されている。また、本体部21の車内側壁部23側の差込溝25の溝壁面の上部寄り部分には、ドアインナパネル3の上縁フランジ4の上部に当接可能な当接部33が一体に突設されている。なお、係止凸部32と、当接部33は、本体部21と同一材料によって一体に形成されている。
【0025】
一方、本体部21の車外側壁部22側の差込溝25の溝壁面の上下部には、補強パネル6の上縁フランジ7に向けて上下の両押圧片34がそれぞれ上向き傾斜状に突設されている。これら両押圧片34は、本体部21よりも柔軟で弾性変形可能なゴム、合成樹脂等の軟質材料(上下の両シールリップ部35と同材料を用いることが好ましい)によってそれぞれリップ形状に形成されている。
そして、図3に示すように、本体部21の差込溝25がドアインナパネル3の上縁フランジ4に差し込まれたときには、上下の両押圧片34が補強パネル6の上縁フランジ7に接して所定量だけ弾性変形し、その弾性変形に基づく弾発力によって本体部21の車内側壁部23をドアインナパネル3の上縁フランジ4に向けて引き寄せるようになっている。
【0026】
図3と図4に示すように、本体部21の車外側壁部22の一側面(昇降窓板9に対向する側面)の上下部から昇降窓板9側に向けて上下の両シールリップ部35が一体状に突設されている。
これら両シールリップ部35は、その突出方向の略中央部に薄肉の弾性変形部37を有するとともに、根元部36の肉厚が厚くその根元部36から薄肉の弾性変形部37に向けてしだいに肉厚が薄くなっている。
さらに、薄肉の弾性変形部37から先端にわたって上向き傾斜状をなす横断面まゆ形状のシール部38が形成され、そのシール部38の下側面には、昇降窓板9の室内面側に接する植毛39が必要に応じて設けられている。なお、シール部下側面に低摩擦層を設ける場合もある。
【0027】
図3と図4に示すように、本体部21の車内側壁部23の車内面側の上下方向略中央部には、弾性係止体40が車内側に向けて略水平に突設されている。
弾性係止体40は、ドアトリム10を弾性的に係止して固定するためのものであって、ドアトリム10の下向き取付部15に略直交する略水平方向に設けられている。
また、弾性係止体40は、ドアトリム10の下向き取付部15に設けられた複数の取付孔16に対応して本体部21の上部の長手方向に所定間隔(取付孔16の配設ピッチに対応する150mm〜200mmのピッチ)を保って複数設けられている。
これら各弾性係止体40は、弾性的に縮小及び拡開変形して取付孔16に差し込み可能に、割溝42を隔てて上下部に対応する一対の係止片41によってそれぞれ構成されている。
【0028】
図4に示すように、各弾性係止体40の一対の係止片41には、その根元部の近傍に位置して取付孔16の孔縁に係合可能な突出部44が形成され、その突出部44から先端部に向けて肉厚がしだいに減小されて横断面略鋭角の三角状をなす先細状先端部が形成されている。そして、先細状先端部の相対する面と反対側の面には、一対の係止片41を取付孔16に沿って差し込み案内するための傾斜状の案内面46が形成されている。
また、一対の係止片41のうち、少なくとも取付孔16に接する表面側、すなわち、傾斜状の案内面46から突出部44の一部にわたる部分には摩擦係数が小さい低摩擦材料(例えば、超高分子量のポリエチレン樹脂)よりなる低摩擦層47が係止片41の押出成形の際に共押出によって一体状に形成されている。
また、この実施の形態1において、図4に示すように、昇降窓板9と略平行する平行線Xと、弾性係止体40の中心を通る線Yとの交差角度θ1は、90度以上となるように設定されている。さらに、装着状態のドアトリム10の下向き取付部15の中心を通る線Zと、弾性係止体40の中心を通る線Yとの交差角度θ2は、略90度になるように設定されている。
【0029】
また、この実施の形態1において、図4に示すように、弾性係止体40の上下一対の係止片41のうち、上側の係止片41の厚さ寸法をt1とし、下側の係止片41の厚さ寸法をt2とし、上側の係止片41の突出部44の突出寸法をP1とし、下側の係止片41の突出部44の突出寸法をP2としたときに、
t1=t2とするのが好ましく、このとき、P1>P2
の関係となるように設定されている。
言い換えると、上側の係止片41の突出部44の突出寸法P1は下側の係止片41の突出部44の突出寸法P2よりも大きく設定されている。
これによって、ドアトリム10に対し、ウエザーストリップ20を、例えば補修等のために意図的に取り外す必要があるときには、まず、下側の係止片41の突出部44を外し、次に上側の係止片41の突出部44を外すことによって、ウエザーストリップ20に対しドアトリム10を容易に取り外すことができる。
また、意図的ではない取り外し(例えば、ドアトリム10の上部側に対する外部からの引張力)に対しては、上側の係止片41の突出部44とドアトリム10の下向き取付部15の取付孔16との係合力によって外れにくくすることができる。
また、この実施の形態1において、図4に示すように、上下一対の係止片41の先細状先端部は互いに接近あるいは接触、例えば、1mm程度の僅かか隙間を隔てて対向している。これによって、ドアトリム10の下向き取付部15の取付孔16に対する一対の係止片41の先細状先端部の差込操作が容易となる。すなわち、一対の係止片41の先細状先端部が開いた状態にあると、これら一対の係止片41のうち、一方の係止片41の先細状先端部がドアトリム10の下向き取付部15に形成される取付孔16の開口部回りに当たって差し込みに手間がかかる不具合を生じることがあるが、一対の係止片41の先細状先端部が互いに接近あるいは接触して対向することで、前記不具合を軽減することができる。
【0030】
また、この実施の形態1において、図5と図6に示すように、複数の弾性係止体40(一対の係止片41)は、その横断面形状に対応しかつ本体部21の長手方向に沿って連続して長尺に形成された弾性係止体用突出部40Aを長手方向に断続的に除去し、これによって残された部分(図6において鎖線で示す部分)にそれぞれ形成されている。
すなわち、図6に示すように、弾性係止体用突出部40Aは本体部21と共押出による押出成形によって形成され、その後、プレスの切断加工によって弾性係止体用突出部40Aを長手方向に断続的に除去することで、図5に示すように、複数の弾性係止体40(一対の係止片41)が形成される。
また、この実施の形態1において、図3と図4に示すように、本体部21の上壁部24上面の車外側には、略上向きで先端部が車内側に向けて湾曲する長尺な遮蔽リップ50が突設されている。この遮蔽リップ50は、本体部21よりも柔軟で弾性変形可能なゴム、合成樹脂等の軟質材料(上下の両シールリップ部35と同材料を用いることが好ましい)よりなり、ドアトリム10の上部の車外側端部に当接して弾性変形した状態で同ドアトリム10の上部の車外側端部を覆うようになっている。
【0031】
この実施の形態1に係るウエザーストリップ20は上述したように構成される。したがって、ドアインナパネル3の上縁フランジ4(補強パネル6の上縁フランジ7も含む)に、ウエザーストリップ20及びドアトリム10を装着する場合、まず、上縁フランジ4の傾斜の斜め上方からウエザーストリップ20の本体部21が、その差込溝25において差し込まれる。すると、本体部21の車内側壁部23側の係止凹部31に、ドアインナパネル3の上縁フランジ4の係止爪5が差し込まれるとともに、その係止爪5の先端が係止凸部32に係合する。
一方、本体部21の車外側壁部22の上下の両押圧片34は、補強パネル6の上縁フランジ7に接して所定量だけ弾性変形する。これら上下の両押圧片34の弾性変形に基づく弾発力によって本体部21の車内側壁部23がドアインナパネル3の上縁フランジ4に向けて引き寄せられる。これによって、車内側壁部23の係止凸部32と上縁フランジ4の係止爪5とが良好に係合して保持され、これら係止凸部32と係止爪5との係合力によってウエザーストリップ20が安定よく装着(固定)される。
言い換えると、本体部21の車外側壁部22側の差込溝25の溝壁面にリップ状の上下の押圧片34が突設され、本体部21の車内側壁部23側の差込溝25の溝壁面にはリップ状の押圧片がないため、ドアトリム10を略水平状に取り付ける際、押圧片34の弾性変形による影響を受けないので、剛性感があり、ドアトリム10の組み付け作業性に優れる。
また、本体部21の車内側壁部23側の差込溝25の溝壁面に形成された係止凸部32と、ドアインナパネル3の上縁フランジ4の係止爪5との係合によって、ドアインナパネル3の上縁フランジ4に本体部21を差し込んで装着する際の節度感が得られ、ウエザーストリップ20の組み付け作業性の向上や、昇降窓板9の昇降動作時において、本体部21のガタツキ防止に効果がある。
【0032】
前記したように、ドアインナパネル3の上縁フランジ4にウエザーストリップ20が装着された状態において、各一対の係止片41を有する複数の弾性係止体40は、本体部21の車内側壁部23から車内側に向けて略水平にそれぞれ突出するとともに、ドアトリム10の下向き取付部15に略直交する。
このため、本体部21の複数の弾性係止体40を目視しながらその位置を確認し、ドアトリム10の下向き取付部15の複数の取付孔16を略水平に押し込むことで、各弾性係止体40が各取付孔16にそれぞれ差し込まれて弾性的に係合する。そして、これら複数の弾性係止体40と取付孔16の係合力によってドアトリム10が安定よく装着(固定)される。このようにして、ドアトリム10を水平方向にかつ車外側に向けて押し付けるだけで係合できるので、斜め下から又旋回させながら押し込むといったような面倒な作業が不要で簡単に取り付けできる。
【0033】
すなわち、複数の弾性係止体40の各一対の係止片41が、各取付孔16にそれぞれ差し込まれる際、これら各一対の係止片41は、その案内面46が取付孔16の孔縁に接して弾性的に縮小変形される。各一対の係止片41の突出部44が各取付孔16を通過して所定量だけ差し込まれると、各一対の係止片41が元の状態に弾性復元しようとする弾発力によって各取付孔16に弾性的に係合し、その係合力によってドアトリム10が安定よく装着(固定)される。
また、前記したように、ドアトリム10の下向き取付部15の複数の取付孔16を本体部21の複数の弾性係止体40に略水平に押し込む際、ドアトリム10の上部12の張出部分12aの長手方向端縁部の位置決め用の突縁12bをウエザーストリップ20の長手方向端縁部に当てて位置決めすることができる。このため、複数の取付孔16と複数の弾性係止体40とを容易にかつ正確に位置合わせすることができ、ドアトリム10の装着作業性の向上を図ることができる。
【0034】
特に、弾性係止体40は、弾性変形可能で剛性を有する熱可塑性合成樹脂(例えば、PP、PE、AES)、熱可塑性エラストマ(例えば、TPO)、ゴム等の材料よりなり、本体部21と一体に形成されている。
このため、本体部21とは別体に板バネ等によって弾性係止体が形成されるものと比べ、部品点数や組付工数を削減することができ、コスト低減を図ることができる。
しかも、樹脂、ゴム等の材料によって弾性係止体40が形成されることで、ドアトリム10の取り付け、取り外しが度重なる場合においても、弾性係止体40によってドアトリム10の下向き取付部15の取付孔16が摩耗される不具合を軽減することができる。
【0035】
また、この実施の形態1において、複数の弾性係止体40を構成する各一対の係止片41のうち、少なくとも取付孔16に接する表面側、すなわち、傾斜状の案内面46から突出部44の一部にわたる部分には摩擦係数が小さい低摩擦層47が形成されている。このため、複数の弾性係止体40の各一対の係止片41が、各取付孔16にそれぞれ良好に差し込まれて確実に係合する。
また、ドアトリム10を取り外す際においても、各一対の係止片41と取付孔16の係合力に抗して引き抜くことによって、各一対の係止片41の低摩擦層47が、各取付孔16の孔縁に沿って滑走することで、各一対の係止片41が弾性的に縮小変形されながら引き抜かれる。このため、ドアトリム10の取り外し作業も容易となる。
さらに、ドアトリム10の取り付け、取り外しが度重なる場合においても、低摩擦層47によって一対の係止片41あるいは取付孔16の孔縁の摩耗や、その摩耗が原因となるガタツキ等を軽減することができ、耐久性に優れる。
【0036】
また、この実施の形態1において、本体部21の上壁部24上面には、ドアトリム10の上部の車外側端部に向けて略上向きに湾曲して長尺な遮蔽リップ50が一体状に形成されている。
このため、本体部21の弾性係止体40にドアトリム10の下向き取付部15の取付孔16を略水平に移動して押し込む動作によって、ドアトリム10の上部の車外側端部に遮蔽リップ50が弾性的に圧接する。これによって、ドアトリム10と本体部21との間に遮蔽リップ50が不測に挟み込まれて変形することを防止することができる。そして、遮蔽リップ50によって、ドアトリム10の上部の車外側端部を覆うことができ、ドアトリム10とウエザーストリップ20との間に隙間が発生して見栄えが悪化される不具合を防止することができる。
また、この実施の形態1において、ドアトリム10の上部12のうち、下向き取付部15から車外側に張り出した部分12aの裏側の通常は車内から目視されない位置にウエザーストリップ20を格納することができ、見栄えの向上を図ることができる(図3参照)。
【0037】
また、この実施の形態1において、複数の弾性係止体40(各一対の係止片41)は、その横断面形状に対応しかつ本体部21の長手方向に沿って連続して長尺に形成された弾性係止体用突出部40Aを長手方向に断続的に除去し、これによって残された部分(図6において鎖線で示す部分)にそれぞれ形成されている。したがって、本体部21の所定位置に、本体部21とは別個に製作した複数の弾性係止体40を接着剤によって固着する場合と比べ、部品点数や組付工数を低減することができるとともに、本体部21に対し弾性係止体40が剥がれて脱落する不具合も防止するこができる。また、部品点数が増えるため、組み付け時に位置のばらつきが起こり精度を出すのが難しい、という不具合も防止できる。
【0038】
(実施の形態2)
次に、この発明の実施の形態2を図7と図8にしたがって説明する。
図7は、この発明の実施の形態2に係るドアインナパネル、ドアトリム、及びウエザーストリップが相互に組み付けられる前の状態を示す斜視図である。図8は、ドアインナパネル、ドアトリム、及びウエザーストリップが相互に組み付けられた状態を示す断面図である。
図7と図8に示すように、この実施の形態2においては、ドアトリム10の上部12の長手方向の下面に、複数の下向き取付部115が所定の間隔を保って形成されている。これら複数の下向き取付部115は、溝部又は凹部によって形成されている。
この実施の形態2において、下向き取付部115は、溝状又は凹状の開口部の上下部に、上向き突部115aと下向き突部115bとを有して横断面で略あり溝に形成されている。
これに対し、ウエザーストリップ20の本体部21の車内側壁部23の所定高さ位置には、ドアトリム10の上部12下面の複数の下向き取付部115の溝部又は凹部に差し込まれて弾性的に係合可能な弾性係止体140が、同本体部21の長手方向に沿って連続して長尺状に形成されている。また、弾性係止体140は、実施の形態1の複数の弾性係止体40の横断面形状と略同一に形成された一対の係止片141によって構成されている。
この実施の形態2のその他の構成は、実施の形態1と略同様にして構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。
【0039】
したがって、この実施の形態2においても、ドアインナパネル3の上縁フランジ4(補強パネル6の上縁フランジ7も含む)の斜め上方からウエザーストリップ20を差し込んで容易に装着することができる。
また、ドアインナパネル3の上縁フランジ4にウエザーストリップ20が装着された状態において、長尺の弾性係止体140を構成する一対の係止片141は、本体部21の車内側壁部23から車内側に向けて略水平にそれぞれ突出するとともに、ドアトリム10の下向き取付部115に略直交する。
このため、長尺の弾性係止体140を構成する一対の係止片141を目視しかつこれら一対の係止片41の位置を確認してドアトリム10を略水平に移動させて押し込むことで、複数の下向き取付部115の溝部又は凹部内に一対の係止片141が容易に差し込まれて確実に係合する。このため、ドアトリム10の取付作業(固定作業)を容易に行うことができる。
また、ウエザーストリップ20の本体部21の長手方向に一体に連続して長尺の弾性係止体140を共押出によって容易に形成することができる。このため、本体部21に対し弾性係止体140が剥がれて脱落する不具合も生じない。
また、この実施の形態2において、一対の係止片141を有する弾性係止体140は本体部21の長手方向に沿って連続して長尺状に形成されている。このため、実施の形態1と異なり、弾性係止体用突出部40Aを長手方向に断続的に除去して複数の弾性係止体40(一対の係止片41)を形成する必要がなくなる。
【0040】
(実施の形態3)
次に、この発明の実施の形態3を図9と図10にしたがって説明する。
図9はウエザーストリップの本体部に弾性係止体用構成品が固着される前の状態を示す斜視図である。図10は本体部に弾性係止体用構成品が固着されてウエザーストリップが構成された状態を示す斜視図である。
図9と図10に示すように、この実施の形態3においては、ウエザーストリップ20の本体部21とは別個にその長手方向に短尺な複数の弾性係止体構成品240Aが形成される。そして、ウエザーストリップ20の本体部21の車内側壁部23の所定高さ位置において、その長手方向に所定の間隔を保って複数の弾性係止体構成品240Aが接着剤によって固着されることで、本体部21の車内側壁部23に複数の弾性係止体構成品240Aによる弾性係止体240が構成されている。
この実施の形態3のその他の構成は、実施の形態1と略同様にして構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。
【0041】
したがって、この実施の形態3においては、ウエザーストリップ20の本体部21と、弾性係止体構成品240Aとを相溶性を有する材料からそれぞれ適宜に選択して形成する必要がなく、本体部21と弾性係止体構成品240Aとをそれぞれ最適な材料を用いて形成することができる。例えば、弾性係止体構成品240Aを弾性及び滑り性に富むPOM樹脂材料で射出成形によって形成することできる。すなわち、POM樹脂材料は溶融時の粘度が低いので、一般的にはそのPOM樹脂材料を用いて弾性係止体240を押出成形の共押出によって本体部21と一体に成形するのが困難である。ところが、前記したように、本体部21とは別個に射出成形等で弾性係止体構成品240Aを形成してから、本体部21の車内側壁部23に弾性係止体構成品240Aを接着剤によって固着することによって、POM樹脂材料よりなる弾性係止体240を容易に構成することができる。なお、弾性係止体構成品240Aはスピン溶着、又は超音波溶着等の接合方法によって固着することも可能である。
【0042】
(実施の形態4)
次に、この発明の実施の形態4を図11にしたがって説明する。
図11はウエザーストリップの弾性係止体とドアトリムの取付部とが係合される前の状態を示す断面図である。
図11に示すように、ドアトリム10の上部12下面に略垂下状をなして突出する下向き取付部315の車外側面から車外側に向けて略水平状に取付用係止突起316が突設されている。この取付用係止突起316の上下両面には横断面鋸歯状をなす係止歯318がそれぞれ形成されている。なお、下向き取付部315に、その長手方向に連続して1つの長尺な取付用係止突起316が形成されてもよく、また、長手方向に短尺な複数の取付用係止突起316が所定の間隔(例えば、150mm〜200mmのピッチ)を保って形成されてもよい。
【0043】
一方、ウエザーストリップ20の本体部21の車内側壁部23の所定高さ位置には、ドアトリム10の下向き取付部315に略直交しかつその下向き取付部315の取付用係止突起316が差し込まれて弾性的に係合可能な弾性係止体340が車内側に向けて略水平に突設されて形成されている。
また、弾性係止体340は、取付用係止突起316が差し込まれて弾性的に係合可能に差込溝342を隔てて上下部に対応する一対の係止片341によってそれぞれ構成されている。これら一対の係止片341の相対する面、すなわち差込溝342の相対する面には、取付用係止突起316の係止歯318に係合可能な横断面鋸歯状をなす抜止歯348がそれぞれ形成されている。なお、本体部21の車内側壁部23に、その長手方向に連続して弾性係止体340を構成する長尺な一対の係止片341を形成してもよく、また、長手方向に短尺な複数の弾性係止体340を構成する複数対の係止片341を形成してもよい。
この実施の形態4のその他の構成は、実施の形態1と略同様にして構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。
【0044】
したがって、この実施の形態4においては、ドアインナパネル3の上縁フランジ4にウエザーストリップ20が固定された状態において、一対の係止片341を有する弾性係止体340は、本体部21の車内側壁部23から車内側に向けて略水平にそれぞれ突出するとともに、ドアトリム10の下向き取付部315に略直交する。このため、本体部21の弾性係止体340の差込溝342にドアトリム10の下向き取付部315の取付用係止突起316が略水平に移動されて押し込まれることで、弾性係止体340が取付用係止突起316に弾性的に係合する。そして、これら弾性係止体340と取付用係止突起316の係合力によってドアトリム10が安定よく装着される。
【0045】
なお、この発明は前記実施の形態1〜4に限定するものではない。
例えば、前記実施の形態1〜4においては、ドアインナパネル3の上縁フランジ4にウエザーストリップ20が装着された後、ウエザーストリップ20の弾性係止体40(140、240、340)にドアトリム10を装着する場合を例示したが、ウエザーストリップ20の弾性係止体40(140、240、340)にドアトリム10を装着した後、ウエザーストリップ20をドアインナパネル3の上縁フランジ4に装着することも可能である。また、弾性係止体40(140、240、340)は、取付孔や取付用係止突起と弾性的に係合するものならば、その形状は上記に限定されない。
【0046】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1の発明によれば、ウエザーストリップの本体部の弾性係止体に対し、ドアトリムの下向き取付部を略水平に移動して押し込む簡単な操作によって、弾性係止体を下向き取付部に弾性的に係合させてドアトリムを安定よく装着することができる。
【0047】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、遮蔽リップによって、ドアトリムの上部の車外側端部を覆うことができ、ドアトリムとウエザーストリップとの間に隙間が発生して見栄えが悪化される不具合を防止することができる。
請求項3の発明によれば、請求項1又は2の発明の効果に加え、本体部の複数の弾性係止体を目視しながらその位置を確認し、ドアトリムを略水平に押し込む極めて簡単な操作によって、各弾性係止体をドアトリムの下向き取付部の複数の取付孔にそれぞれ係合させてドアトリムを装着することができ、ドアトリムの装着作業性の向上を図ることができる。
請求項4の発明によれば、請求項3の発明の効果に加え、本体部と、弾性係止体構成品とを相溶性を有する材料からそれぞれ適宜に選択して形成する必要がなく、本体部と弾性係止体構成品とをそれぞれ最適な材料を用いて形成することができる。
請求項5の発明によれば、請求項3の発明の効果に加え、複数の弾性係止体を本体部は別個に製作して接着剤によって固着する手間を省くことができ、部品点数や組付工数を低減してコスト低減を図ることができる。しかも、本体部に対し弾性係止体が剥がれて脱落する不具合も防止するこができる。
【0048】
請求項6の発明によれば、請求項1又は2の発明の効果に加え、長尺の弾性係止体を目視しながらその位置を確認し、ドアトリムを略水平に押し込む極めて簡単な操作によって、弾性係止体をドアトリムの下向き取付部に係合させてドアトリムを装着することができる。このため、ドアトリムの装着作業性の向上を図ることができる。また、本体部と一体状に長尺の弾性係止体が形成されることで、本体部に対し弾性係止体が剥がれて脱落する不具合も生じない。
請求項7の発明によれば、請求項1〜6のいずれか一項の発明の効果に加え、ドアトリムの取り付け、取り外しが容易となるとともに、取り付け、取り外しが度重なる場合においても、低摩擦層によって弾性係止体の摩耗や、その摩耗が原因となるガタツキ等を軽減することができ、耐久性に優れる。
請求項8の発明によれば、請求項1〜7のいずれか一項の発明の効果に加え、本体部、弾性係止体及びシールリップ部を、接着剤、機械的結合手段等を用いることなく一体化することができるとともに、相互に剥がれて離脱する不具合を防止することができる。
請求項9の発明によれば、請求項8の発明の効果に加え、本体部、弾性係止体及びシールリップ部を共押出による押出成形によって一体状にかつ容易に形成することができる。しかも、材料入手が容易であるオレフィン系熱可塑性エラストマー材料を主体として本体部、弾性係止体及びシールリップ部を形成することで軽量化を図ることもできる。
【0049】
請求項10の発明によれば、請求項1〜9のいずれか一項の発明の効果に加え、ウエザーストリップに対するドアトリムの意図的な取り外しは容易で、意図的ではない取り外しに対しては外れを防止して取付安定性の向上を図ることができる。
請求項11の発明によれば、請求項10の発明の効果に加え、一対の係止片の先細状先端部が互いに接近あるいは接触して対向することで、ドアトリムの取付部に形成される孔や溝の開口部に対し、一対の係止片の先細状先端部を容易に差し込んで係合させることができ、ドアトリムの取付部に対するウエザーストリップの装着性の向上を図ることができる。
請求項12の発明によれば、請求項1〜11のいずれか一項の発明の効果に加え、ウエザーストリップの組み付け作業性の向上や、昇降窓板の昇降動作時における本体部のガタツキ防止に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る車両のサイド部に装着される車両用ドアを車内側から表した正面図である。
【図2】同じくドアインナパネル、ドアトリム、及びウエザーストリップが相互に組み付けられる前の状態を示す斜視図である。
【図3】同じく図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】同じく装着前の自由状態にあるウエザーストリップを示す横断面図である。
【図5】同じくウエザーストリップを示す斜視図である。
【図6】同じくウエザーストリップを形成する前の押出成形品を示す斜視図である。
【図7】この発明の実施の形態2に係るドアインナパネル、ドアトリム、及びウエザーストリップが相互に組み付けられる前の状態を示す斜視図である。
【図8】同じくドアインナパネル、ドアトリム、及びウエザーストリップが相互に組み付けられた状態を示す縦断面図である。
【図9】この発明の実施の形態3に係るウエザーストリップの本体部に弾性係止体用構成品が固着される前の状態を示す斜視図である。
【図10】同じく本体部に弾性係止体用構成品が固着されてウエザーストリップが構成された状態を示す斜視図である。
【図11】この発明の実施の形態4に係るウエザーストリップの弾性係止体とドアトリムの取付部とが係合される前の状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 車両用ドア
3 ドアインナパネル
4 上縁フランジ
9 昇降窓板
10 ドアトリム
12 上部
15 下向き取付部
16 取付孔
20 ウエザーストリップ
21 本体部
22 車外側壁部
23 車内側壁部
24 上壁部
25 差込溝
31 係止凹部(固定手段)
32 係止凸部(固定手段)
34 押圧片(固定手段)
35 シールリップ部
40 弾性係止体
41 一対の係止片
47 低摩擦層
Claims (12)
- 昇降窓板を備えた車両用ドアにおける車内側の窓開口縁をなすドアインナパネルの上縁フランジに装着されるウエザーストリップであって、
前記上縁フランジの上方から差し込み可能な差込溝を有する長尺な本体部と、その本体部の長手方向に沿って前記昇降窓板に弾接するように一体状に突出された長尺なシールリップ部と、前記本体部に一体状に形成されてドアトリムを弾性的に係止可能な弾性係止体と、を有するウエザーストリップにおいて、
前記本体部は、前記差込溝が前記上縁フランジに差し込まれることで、その上縁フランジに係合して同上縁フランジの所定位置に前記ウエザーストリップを固定可能な固定手段が一体状に設けられ、
前記弾性係止体は、前記ドアトリムの上部寄り部分から下向きに突設された取付部に略直交する略水平方向に設けられている車両用ドアのウエザーストリップ。 - 請求項1に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、
本体部の上部の長手方向には、略上向きに突設されてドアトリムの上部の車外側端部を覆う長尺な遮蔽リップが前記本体部よりも柔軟で弾性変形可能なゴム、合成樹脂等の軟質材料より一体状に形成されている車両用ドアのウエザーストリップ。 - 請求項1又は2に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、
弾性係止体は、ドアトリムの取付部に設けられた複数の取付孔に対応して本体部の車内側壁部の長手方向に所定間隔を保って複数設けられている車両用ドアのウエザーストリップ。 - 請求項3に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、
弾性係止体は、本体部とは別個に形成された複数の弾性係止体構成品が前記本体部の車内側壁部の長手方向に所定間隔を保って固着されることで形成されている車両用ドアのウエザーストリップ。 - 請求項3に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、
複数の弾性係止体は、本体部の長手方向に沿って連続して長尺に形成された弾性係止体用突出部のうち、前記複数の弾性係止体を除く部分を長手方向に断続的に除去し、これによって残された部分にそれぞれ形成されている車両用ドアのウエザーストリップ。 - 請求項1又は2に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、
弾性係止体は、ドアトリムの下向き取付部に設けられた溝部又は凹部に弾性的に係合可能に本体部の車内側壁部の長手方向に沿って連続して長尺状に形成されている車両用ドアのウエザーストリップ。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、
弾性係止体は、その少なくともドアトリムの下向き取付部に接する表面側に低摩擦層が形成されている車両用ドアのウエザーストリップ。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、
本体部と弾性係止体は、JISK7215のデュロメーター硬度HDAで85度以上の半硬質又は硬質の熱可塑性樹脂材料からなり、
シールリップ部は、前記本体部と相溶性を有しJISK7215のデュロメーター硬度HDAで60〜80度の軟質又は半硬質の熱可塑性樹脂材料からなり前記本体部に溶着して一体状をなしている車両用ドアのウエザーストリップ。 - 請求項8に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、
本体部、弾性係止体及びシールリップ部は、オレフィン系熱可塑性エラストマー材料を主体とした熱可塑性樹脂材料からなり、共押出による押出成形によって一体状に形成されている車両用ドアのウエザーストリップ。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、
弾性係止体は、ドアトリムの取付部に弾性的に係止する突出部をそれぞれ有する上下一対の係止片を備え、
前記一対の係止片のうち、上側の係止片の突出部の突出寸法は、下側の係止片の突出部の突出寸法よりも大きく設定されている車両用ドアのウエザーストリップ。 - 請求項10に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、
上下一対の係止片の先細状先端部は互いに接近あるいは接触して対向している車両用ドアのウエザーストリップ。 - 請求項1〜11のいずれか一項に記載の車両用ドアのウエザーストリップであって、
本体部の車内側壁部側の差込溝の溝壁面には、ドアパネルの上縁フランジの係止爪が差し込み可能な係止凹部と、前記係止爪に係合可能な係止凸部と、前記上縁フランジに当接可能な当接部とがそれぞれ形成され、
前記本体部の車外側壁部側の差込溝の溝壁面には、前記上縁フランジに向けてリップ状の上下の押圧片がそれぞれ一体状に突設されている車両用ドアのウエザーストリップ。
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