JP2004055765A - Icパッケージの製造方法およびリードフレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】ICパッケージのパッケージピン数や外形サイズに応じて必要となるテストソケットや、分断されたICパッケージの搬送機等を必要とすることなく電気的な機能テストを実施することが可能なICパッケージの製造方法を得ること。
【解決手段】複数のフレームダイパッド部およびこれら複数のフレームダイパッド部間を接続するリード部を有するリードフレームの複数のフレームダイパッド部にICチップをマウントし、ICチップの端子とリードフレームのリード部とを配線した後に、配線したICチップとリードフレームとを樹脂で封止して樹脂封止体を形成する樹脂封止体形成工程と、一つのICパッケージとなる部分をブロックとして、樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部を切断し、除去するリード除去工程と、樹脂封止体の状態で前記ブロックごとに電気的な機能テストを行うテスト工程と、樹脂封止体をブロックごとに切断する切断工程とを含む。
【選択図】 図1
【解決手段】複数のフレームダイパッド部およびこれら複数のフレームダイパッド部間を接続するリード部を有するリードフレームの複数のフレームダイパッド部にICチップをマウントし、ICチップの端子とリードフレームのリード部とを配線した後に、配線したICチップとリードフレームとを樹脂で封止して樹脂封止体を形成する樹脂封止体形成工程と、一つのICパッケージとなる部分をブロックとして、樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部を切断し、除去するリード除去工程と、樹脂封止体の状態で前記ブロックごとに電気的な機能テストを行うテスト工程と、樹脂封止体をブロックごとに切断する切断工程とを含む。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ICチップが組み込まれて封入されたICパッケージの製造方法およびリードフレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の半導体技術の進歩には目覚しいものがあり、ICチップの小型化・高集積化が日々繰り返されている。ICチップの小型化に伴い、ICチップを使用する製品の一層の小型化を実現するために、ICチップを組み込んで樹脂で封入したICパッケージについても、その実装面積の縮小要求がなされている。この実装面積の縮小要求に対して、近年では、表面実装タイプのICパッケージが主流となってきている。また、この表面実装タイプのICパッケージにおいても、さらに小型化をはかるために、パッケージ樹脂部からの外部リード端子のはみ出しのないICパッケージが開発されている。この明細書では、このパッケージ樹脂部からの外部リード端子のはみ出しのないICパッケージのことを、「アウタリードレスパッケージ」という。
【0003】
図11は、アウタリードレスパッケージの側面透視図であり、図12は、アウタリードレスパッケージの下面図である。これらの図11と図12において、101は樹脂、102はリードフレーム、103はワイヤ、そして104はICチップである。また、リードフレーム102は、ICチップ104が載置されるフレームダイパッド部111と、ICチップ104の端子と電気的に接続されるリード端子部112とからなる。リードフレーム102のフレームダイパッド部111上に取り付けられたICチップ104が、リードフレーム102のリード端子部112と金線などのワイヤ103によって配線され、そしてこれらが樹脂101で封止されてアウタリードレスパッケージが構成される。このアウタリードレスパッケージにおけるリード端子部112は、従来のICパッケージの外部リード端子とは異なり、樹脂101よりも外側にはみ出していないことを特徴としている。
【0004】
つぎに、このようなアウタリードレスパッケージの製造方法について図13のフローチャートを参照しながら説明する。まず、複数のICチップ104をマウントすることが可能なリードフレーム102のフレームダイパッド部111に、ICチップ104をマウントする(ステップS101)。フレームダイパッド部111にマウントされたICチップ104とリードフレーム102のリード端子部112とを金線などのワイヤ103で接続し(ステップS102)、リードフレーム102上にマウントされたすべてのICチップ104を樹脂101で封止する(ステップS103)。図14は、複数のICチップ104がマウントされたリードフレーム102が樹脂封止された状態を示す下面図である。その後、この図14に示されるような樹脂封止されたリードフレーム102は、リードフレーム102と樹脂101とを一括して切断し、単体のICパッケージとして分断する(ステップS104)。そして、分断されたそれぞれのICパッケージに対して、電気的な機能テストを実施し(ステップS105)、電気的な機能に問題がない場合にはそのICパッケージは製品として出荷され、電気的な機能に問題がある場合にはそのICパッケージは製品としては出荷されずに廃棄処分とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のアウタリードレスパッケージの製造方法においては、ステップS104で、樹脂101で封止されたリードフレーム102を単体のICパッケージに分断した後に、電気的な機能テストを実施していたために、製造されるICパッケージのパッケージピン数および外形サイズに応じて専用の高価なテストソケットを準備しなければならないという問題点があった。また、テストソケットに分断したICパッケージを挿入するためには、自動搬送機などを用いたICパッケージの搬送・挿入が必要であり、電気的な特性を調べるための機能テストを行うに当たって、一つ一つのICパッケージを搬送する必要があるので、テスト搬送時間に多くの時間を費やしてしまうという問題点もあった。
【0006】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、ICパッケージのパッケージピン数や外形サイズに応じて必要となるテストソケットや、分断されたICパッケージの搬送機等を必要とすることなく電気的な機能テストを実施することが可能なICパッケージの製造方法を得ることを目的とする。また、このICパッケージの製造方法に使用されるリードフレームを得ることも目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明にかかるICパッケージの製造方法は、複数のフレームダイパッド部およびこれら複数のフレームダイパッド部間を接続するリード部を有するリードフレームの前記複数のフレームダイパッド部にICチップをマウントし、ICチップの端子と前記リードフレームのリード部とを配線した後に、配線した前記ICチップと前記リードフレームとを樹脂で封止して樹脂封止体を形成する樹脂封止体形成工程と、一つのICパッケージとなる部分をブロックとして、前記樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部を切断し、除去するリード除去工程と、前記樹脂封止体の状態で前記ブロックごとに電気的な機能テストを行うテスト工程と、前記樹脂封止体を前記ブロックごとに切断する切断工程と、を含むことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、まず、樹脂封止体形成工程によって、複数のフレームダイパッド部およびこれら複数のフレームダイパッド部間を接続するリード部を有するリードフレームの複数のフレームダイパッド部にICチップがマウントされ、ICチップの端子とリードフレームのリード部とが配線された後に、配線されたICチップとリードフレームとが樹脂で封止された樹脂封止体が形成される。つぎに、リード除去工程によって、一つのICパッケージとなる部分をブロックとして、樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部が切断、除去される。つぎに、テスト工程によって、樹脂封止体の状態でブロックごとに電気的な機能テストが実施される。そして、切断工程によって、樹脂封止体がブロックごとに切断され、アウタリードレスパッケージが製造される。
【0009】
つぎの発明にかかるICパッケージの製造方法は、上記の発明において、前記リードフレームとして、前記テスト工程における前記樹脂封止体の電気的な機能テストの実施時に位置決めを行うための位置決め穴を設けたフレーム枠部を周囲に有するリードフレームが使用され、前記リード除去工程では、前記フレーム枠部を残して、前記樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部を切断、除去し、前記切断工程では、前記フレーム枠部を切断、除去するとともに、前記樹脂封止体を前記ブロックごとに切断、除去することを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、リードフレームとして、テスト工程における樹脂封止体の電気的な機能テストの実施時に位置決めを行うための位置決め穴を設けたフレーム枠部を周囲に有するリードフレームを使用することによって、リード除去工程で、フレーム枠部が残され、樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部が切断、除去され、そして、切断工程で、フレーム枠部が切断、除去されるとともに、樹脂封止体がブロックごとに切断、除去される。
【0011】
つぎの発明にかかるICパッケージの製造方法は、上記の発明において、前記テスト工程では、電気的な機能テストにより不良と判断されたICチップに関しては、そのブロックのフレームダイパッド部に印を付すことを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、テスト工程によって、電気的な機能テストにより不良と判断されたICチップに関しては、さらに、そのブロックのフレームダイパッド部に印が付される。
【0013】
つぎの発明にかかるリードフレームは、上記の発明のICパッケージの製造方法に使用されるリードフレームであって、前記リード除去工程で除去される部分を樹脂封止側面が他の部分より凹み、露出側面が他の部分より突出する段部としたことを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、リード除去工程で除去される部分を樹脂封止側面が他の部分より凹み、露出側面が他の部分より突出する段部としたリードフレームによって、切断されたリードフレームの除去を容易にしている。
【0015】
つぎの発明にかかるリードフレームは、上記の発明のICパッケージの製造方法に使用されるリードフレームであって、前記リード除去工程で除去される部分を互いに接続する補助フレーム部を備えることを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、リード除去工程で除去される部分を互いに接続する補助フレーム部を備えるリードフレームによって、切断された個々のリードフレームをまとめて除去できるようにしている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるICパッケージの製造方法およびリードフレームの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0018】
図1は、この発明にかかるICパッケージの製造方法を示すフローチャートであり、図2は、リードフレームの一例を示している。この発明では、複数のICチップをマウントして、一括して複数のアウタリードレスパッケージを製造することができる図2に示されるようなリードフレームが使用される。すなわち、リードフレーム1は、ICチップをマウントするためのフレームダイパッド部2、フレームダイパッド部2上のICチップの外部との電気的な接続の役割を果たすリード部3、およびフレームダイパッド部2とリード部3を支持するフレーム枠4を有する。なお、フレームダイパッド部2とリード部3との間は図示しない端子などで互いに接続されている。これらのリードフレーム1を構成する部分には、ハッチが付されている。
【0019】
まず、図2に示されるようなリードフレーム1のそれぞれのフレームダイパッド部2に半導体ウエハから切り出されたICチップをマウントする(ステップS1)。つづいて、ワイヤボンドなどの方法によって、フレームダイパッド部2にマウントされたICチップの電極(端子)とリードフレーム1のリード部3とをアルミニウムや金などのワイヤで配線し(ステップS2)、配線されたICチップとリードフレーム1とを樹脂で封止し、樹脂封止体10を形成する(ステップS3)。図3は、この樹脂封止体10をリードフレーム側から見た下面図を示している。この明細書では、このリードフレーム1における最終的に一つのICパッケージとして分離される部分B1〜B9をブロックといい、この図3では、フレームダイパッド部を有する部分が4本の切断線6によって囲まれる部分である。
【0020】
つぎに、樹脂封止体10上の所定の位置のリードフレーム1(リード部3)を、従来のリードタイバーカッタなどの切断機を用いて切断する(ステップS4)。具体的には、最終的に一つのICパッケージとなる部分を一つのブロックとし、このブロックから外部に伸びるリードフレーム1の部分を切断し、除去する。このとき、従来の技術のようにリードフレーム1だけでなく樹脂11までも切断し、個々のブロックB1〜B9を分割してICパッケージに分断するわけではなく、リードフレーム1のみを切断する。図3に示される例では、点線に沿ってリードフレーム1のリード部3が切断される。このようにして、各ブロックB1〜B9内に存在する単体のICチップごとにリードフレーム1のリード部3が他のICチップに接続されるリード部3と切り離されて、それぞれのICチップ間の電気的接続が独立したものとなり、また外部リード端子のないブロックとなる。しかし、複数個のICチップは樹脂でつながった構造が得られる。なお、このとき、樹脂封止体10上の所定の位置のリードフレームとともにフレーム枠4も切断される。図4に隣り合うブロックB1〜B9間のリードフレーム1が除去された樹脂で封止されたリードフレーム1の下面図を示す。
【0021】
つぎに、この樹脂封止体10が電気的な試験を行うための試験装置に搬送され、樹脂封止体10を構成する個々のブロックB1〜B9について順に電気的な試験が実施される(ステップS5)。その後、試験装置による電気的な機能テストの結果、そのブロックB1〜B9のICチップが不良品か否かが判定される(ステップS6)。
【0022】
電気的な機能テストの結果、そのブロックB1〜B9のICチップが不良品であると判定された場合(ステップS6でYesの場合)には、該ICチップが封止されているブロックB1〜B9のフレームダイパッド部2に、不良品であることを示すインクマークなどが打たれる(ステップS7)。ステップS6でそのブロックB1〜B9のICチップが不良品でないと判定された後に(ステップS6でNoの場合)、またはICチップが不良品でありステップS7でフレームダイパッド部2にインクマークなどが打たれた後に、樹脂封止体10上にまだ電気的な機能テストを実施していないブロックB1〜B9があるか否かを判定する(ステップS8)。ここで、電気的な機能テストを実施していないブロックが存在する場合(ステップS8でYesの場合)には、それらのブロックB1〜B9のICチップについての電気的な機能テストを行う必要があるので、再びステップS5に戻り、上述した工程が繰り返される。
【0023】
図5は、電気的な機能テストを行うための試験装置の構成を示す概略図である。試験装置は、樹脂封止体10を載せるステージ21、ステージ21を水平面内で移動させるためのステージ駆動部22、ステージ21上の樹脂封止体10内の1つのブロックB1〜B9のリード部3と接触させるためのプローブ23、プローブ23に流す電流やステージ駆動部22の位置を制御する試験制御部24を有する。この図5に示されるように、プローブ23は、各ブロックB1〜B9のリードフレーム1のリード部3に接触されることによって、各ブロックB1〜B9に搭載されたICチップが正常か否かを判定する。
【0024】
図6は、樹脂封止体10がステージ21上に載置され、その中の一つのブロックにプローブ23が配置された状態を示している。この発明では、リードフレーム1側がプローブ23と対向するように樹脂封止体10がステージ21上に置かれ、このリードフレーム1のそれぞれのリード部3とプローブ23とが接触されて、ICチップの電気的な機能テストが行われる。そして、一つのブロックの電気的な機能テストが終了すると、つぎのブロックのリード部3とプローブ23とが合致するように、ステージ駆動部22によってステージ21が移動される。
【0025】
このような電気的な機能テストは、従来ではウエハ段階で使用されていたプローブによるウエハテスト技術を応用することで実施することができるという利点がある。また、樹脂封止体10には複数個のICチップが連なっているため、位置決め精度が向上し、確実なプロービングを行うことができる。
【0026】
一方、ステップS8で、樹脂封止体10上のすべてのブロックのICチップに対して電気的な機能テストが終了した場合(ステップS8でNoの場合)には、樹脂封止体10をブロックごとに切断し(ステップS9)、個片の単体のICパッケージが得られる。また、個々に分断されたICパッケージの中で、そのフレームダイパッド部2にインクマークが付されているものは、ICチップが不良品であるものとして分離される。以上のようにして、ICパッケージが製造される。
【0027】
以上説明したように、個片の単体ICパッケージで電気的な機能テストを行うのではなく、複数のICチップがリードフレーム上にマウントされて樹脂封止された樹脂封止体10の状態で、それぞれのブロックのICチップの電気的な機能テストを行うようにしたので、また、従来の個片の単体ICパッケージで使用されていたテスト搬送機も必要なくなるので、電気的な機能テストの実施時の搬送時間を大幅に短縮することができ、その結果、テストコストを大きく削減することができる。さらに、従来では、個片の単体ICパッケージのピン数や外形サイズに応じて専用の高価なテストソケットを用意しなければならなかったが、どのようなICパッケージを作成するにあたっても、所定の外形寸法を有するリードフレーム1を用意することによって、ICパッケージの種類ごとに異なるテストソケットを用意する必要がなくなるという効果も有する。さらに、テストソケットへの挿入位置精度やソケットとのコンタクト性などのメンテナンスがフリーとなり、大幅に機能テスト時における省力化を実現することができる。
【0028】
なお、上述した実施の形態において、図7に示されるように樹脂封止側面が他の部分より凹み、露出側面が他の部分より突出するように加工された沈め加工が施されたリードフレームを使用することもできる。沈め加工31を施さない場合には、上述した図1のステップS4で、リードフレーム1のリード部3が切断されるときに、図8(b)に示されるように樹脂11の一部も切断され削除されるので、樹脂11に溝33ができる。この溝33に、切断されたリードフレーム1の一部が取り残されてしまうと、隣り合うブロックのリード部3とリード部3とがショートしてしまい、ステップS5におけるテストで支障をきたす虞がある。一方、図7に示されるように、ステップS4でリードフレーム1のリード部3が切断される樹脂11の部分に、周囲よりも盛り上がった凸部32が形成されるようにリードフレーム1に沈め加工を施すことによって、上記の問題点を解決することができる。すなわち、図8(a)に示されるようにリードフレーム1のリード部3を切断しても、その部分の樹脂11が周囲よりも盛り上がっているので、切断され削除されたリードフレーム1が樹脂11に沈むことはない。すなわち、図8(a)に線Lで示した樹脂11とリードフレーム1との接触面よりも樹脂11の側に溝33が形成されることはなく、それ故、切断されたリードフレーム1の一部も容易に取り除くことができる。
【0029】
また、上述した実施の形態において、図9に示される補助形状を有するリードフレームを使用することもできる。ここで、図9の縦方向に互いに隣合うフレームダイパッド部2A〜2C,2D〜2F間に伸びるリードフレーム1を横切るように設けられている補助フレーム部5Aの部分を例に挙げて説明する。補助フレーム部5Aは、上述した図1のステップS4で切断されるリード部3の2本の切断線6A,6Bで挟まれる間に設けられ、それぞれのリード部3を構成するリードフレームとは接着または一体成形されている。また、補助フレーム部5Aの両端は、リードフレーム1のフレーム枠4と接着または一体成形されている。このように構成することで、上述した図1のステップS4でリードフレーム1が切断された場合に、切断された個々のリードフレーム片が散らばることがなく、また、リードフレーム片を除去し易くすることができる。
【0030】
さらに、上述した実施の形態において、図10に示される構成を有するリードフレームを使用することもできる。このリードフレーム1のフレーム枠4には、組立工程における位置決めや電気的な機能テストを行う試験装置への搬送などに用いるための位置決め穴7が設けられている。図10では、位置決め穴7を増やした構成としているが、機能テスト専用の位置決め穴を当初より設けるようにしてもよい。なお、このようなリードフレーム1を使用する場合には、上述した図1のステップS4で、リードフレーム1のリード部3を切断する際にフレーム枠4は切断せずに、ステップS9で樹脂11を切断して個々のICパッケージに分断する際にフレーム枠4を切断する。このような構成のリードフレーム1を使用することによって、リードフレーム1や樹脂11の切断を行う装置、および電気的な機能テストを行う試験装置でのリードフレーム1の位置決めのさらなる精度の向上や、搬送の簡略化を図ることができ、また、より一層の自動化を実現することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、配線したICチップとリードフレームとを樹脂で封止して樹脂封止体を形成し、樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部を切断、除去し、樹脂封止体の状態で前記ブロックごとに電気的な機能テストを行った後に、樹脂封止体をブロックごとに切断してアウタリードレスパッケージを製造するようにしたので、ICパッケージの電気的なテスト時間を短縮することができるという効果を有する。また、ICパッケージのピン数や外形サイズに応じて電気的な機能テストに用いるテストソケットが必要なくなり、樹脂封止体を載せることができるステージのみでよく、また、従来のウエハ段階で使用していたプローバによるウエハテスト技術を応用するだけで電気的な機能テストを実施することができるという効果も有する。
【0032】
つぎの発明によれば、樹脂封止体の電気的な機能テストの実施時に位置決めを行うための位置決め穴を設けたフレーム枠部を周囲に有するリードフレームを使用し、リード除去工程では、フレーム枠部を残して、樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部を切断、除去し、切断工程では、フレーム枠部を切断、除去するとともに、樹脂封止体をブロックごとに切断、除去するようにしたので、電気的な機能テストを行う試験装置に樹脂封止体を載せる時の位置決めを一層正確に行うことができるという効果を有する。
【0033】
つぎの発明によれば、電気的な機能テストにより不良と判断されたICチップに関しては、そのブロックのフレームダイパッド部に印を付すようにしたので、製造されたICパッケージの不良を容易に区別することができるという効果を有する。
【0034】
つぎの発明によれば、リード部が除去される部分を樹脂封止側面が他の部分より凹み、露出側面が他の部分より突出する段部としたリードフレームを用いるようにしたので、リード部の切断によって樹脂封止体の一部に形成された溝に、切断されたリード部の一部が残ってしまうことを防ぎ、電気的な機能テストに対する悪影響を排除することができるという効果を有する。
【0035】
つぎの発明によれば、リード部が除去される部分を互いに接続する補助フレーム部を備えるリードフレームを用いるようにしたので、切断されたリード部をばらばらにすることなく、容易に除去することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるICパッケージの製造方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図2】リードフレームの構成の一例を示す図である。
【図3】樹脂封止体の下面図である。
【図4】樹脂封止体の下面図である。
【図5】電気的な機能テストを行う試験装置の構成を示すブロック図である。
【図6】樹脂封止体の電気的な機能テストを実施している状態を示す図である。
【図7】この発明による沈め加工を施したリードフレームおよび樹脂部の断面を示す図である。
【図8】沈め加工を施した場合と施さない場合のリードフレームと樹脂部との切断状況を示す図である。
【図9】補助形状を有するリードフレーム上に形成された樹脂封止体の下面図である。
【図10】位置決め穴を有するリードフレーム上に形成された樹脂封止体の下面図である。
【図11】アウタリードレスパッケージの側面透視図である。
【図12】アウタリードレスパッケージの下面図である。
【図13】従来のICパッケージの製造方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】従来の樹脂で封止されたリードフレームの下面図である。
【符号の説明】
1 リードフレーム、2 フレームダイパッド部、3 リード部、4 フレーム枠、5,5A,5B 補助フレーム部、6,6A,6B 切断線、7 位置決め穴、10 樹脂封止体、11 樹脂、21 ステージ、22 ステージ駆動部、23 プローブ、24 試験制御部、31 沈め加工、32 凸部、33 溝。
【発明の属する技術分野】
この発明は、ICチップが組み込まれて封入されたICパッケージの製造方法およびリードフレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の半導体技術の進歩には目覚しいものがあり、ICチップの小型化・高集積化が日々繰り返されている。ICチップの小型化に伴い、ICチップを使用する製品の一層の小型化を実現するために、ICチップを組み込んで樹脂で封入したICパッケージについても、その実装面積の縮小要求がなされている。この実装面積の縮小要求に対して、近年では、表面実装タイプのICパッケージが主流となってきている。また、この表面実装タイプのICパッケージにおいても、さらに小型化をはかるために、パッケージ樹脂部からの外部リード端子のはみ出しのないICパッケージが開発されている。この明細書では、このパッケージ樹脂部からの外部リード端子のはみ出しのないICパッケージのことを、「アウタリードレスパッケージ」という。
【0003】
図11は、アウタリードレスパッケージの側面透視図であり、図12は、アウタリードレスパッケージの下面図である。これらの図11と図12において、101は樹脂、102はリードフレーム、103はワイヤ、そして104はICチップである。また、リードフレーム102は、ICチップ104が載置されるフレームダイパッド部111と、ICチップ104の端子と電気的に接続されるリード端子部112とからなる。リードフレーム102のフレームダイパッド部111上に取り付けられたICチップ104が、リードフレーム102のリード端子部112と金線などのワイヤ103によって配線され、そしてこれらが樹脂101で封止されてアウタリードレスパッケージが構成される。このアウタリードレスパッケージにおけるリード端子部112は、従来のICパッケージの外部リード端子とは異なり、樹脂101よりも外側にはみ出していないことを特徴としている。
【0004】
つぎに、このようなアウタリードレスパッケージの製造方法について図13のフローチャートを参照しながら説明する。まず、複数のICチップ104をマウントすることが可能なリードフレーム102のフレームダイパッド部111に、ICチップ104をマウントする(ステップS101)。フレームダイパッド部111にマウントされたICチップ104とリードフレーム102のリード端子部112とを金線などのワイヤ103で接続し(ステップS102)、リードフレーム102上にマウントされたすべてのICチップ104を樹脂101で封止する(ステップS103)。図14は、複数のICチップ104がマウントされたリードフレーム102が樹脂封止された状態を示す下面図である。その後、この図14に示されるような樹脂封止されたリードフレーム102は、リードフレーム102と樹脂101とを一括して切断し、単体のICパッケージとして分断する(ステップS104)。そして、分断されたそれぞれのICパッケージに対して、電気的な機能テストを実施し(ステップS105)、電気的な機能に問題がない場合にはそのICパッケージは製品として出荷され、電気的な機能に問題がある場合にはそのICパッケージは製品としては出荷されずに廃棄処分とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のアウタリードレスパッケージの製造方法においては、ステップS104で、樹脂101で封止されたリードフレーム102を単体のICパッケージに分断した後に、電気的な機能テストを実施していたために、製造されるICパッケージのパッケージピン数および外形サイズに応じて専用の高価なテストソケットを準備しなければならないという問題点があった。また、テストソケットに分断したICパッケージを挿入するためには、自動搬送機などを用いたICパッケージの搬送・挿入が必要であり、電気的な特性を調べるための機能テストを行うに当たって、一つ一つのICパッケージを搬送する必要があるので、テスト搬送時間に多くの時間を費やしてしまうという問題点もあった。
【0006】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、ICパッケージのパッケージピン数や外形サイズに応じて必要となるテストソケットや、分断されたICパッケージの搬送機等を必要とすることなく電気的な機能テストを実施することが可能なICパッケージの製造方法を得ることを目的とする。また、このICパッケージの製造方法に使用されるリードフレームを得ることも目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明にかかるICパッケージの製造方法は、複数のフレームダイパッド部およびこれら複数のフレームダイパッド部間を接続するリード部を有するリードフレームの前記複数のフレームダイパッド部にICチップをマウントし、ICチップの端子と前記リードフレームのリード部とを配線した後に、配線した前記ICチップと前記リードフレームとを樹脂で封止して樹脂封止体を形成する樹脂封止体形成工程と、一つのICパッケージとなる部分をブロックとして、前記樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部を切断し、除去するリード除去工程と、前記樹脂封止体の状態で前記ブロックごとに電気的な機能テストを行うテスト工程と、前記樹脂封止体を前記ブロックごとに切断する切断工程と、を含むことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、まず、樹脂封止体形成工程によって、複数のフレームダイパッド部およびこれら複数のフレームダイパッド部間を接続するリード部を有するリードフレームの複数のフレームダイパッド部にICチップがマウントされ、ICチップの端子とリードフレームのリード部とが配線された後に、配線されたICチップとリードフレームとが樹脂で封止された樹脂封止体が形成される。つぎに、リード除去工程によって、一つのICパッケージとなる部分をブロックとして、樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部が切断、除去される。つぎに、テスト工程によって、樹脂封止体の状態でブロックごとに電気的な機能テストが実施される。そして、切断工程によって、樹脂封止体がブロックごとに切断され、アウタリードレスパッケージが製造される。
【0009】
つぎの発明にかかるICパッケージの製造方法は、上記の発明において、前記リードフレームとして、前記テスト工程における前記樹脂封止体の電気的な機能テストの実施時に位置決めを行うための位置決め穴を設けたフレーム枠部を周囲に有するリードフレームが使用され、前記リード除去工程では、前記フレーム枠部を残して、前記樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部を切断、除去し、前記切断工程では、前記フレーム枠部を切断、除去するとともに、前記樹脂封止体を前記ブロックごとに切断、除去することを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、リードフレームとして、テスト工程における樹脂封止体の電気的な機能テストの実施時に位置決めを行うための位置決め穴を設けたフレーム枠部を周囲に有するリードフレームを使用することによって、リード除去工程で、フレーム枠部が残され、樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部が切断、除去され、そして、切断工程で、フレーム枠部が切断、除去されるとともに、樹脂封止体がブロックごとに切断、除去される。
【0011】
つぎの発明にかかるICパッケージの製造方法は、上記の発明において、前記テスト工程では、電気的な機能テストにより不良と判断されたICチップに関しては、そのブロックのフレームダイパッド部に印を付すことを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、テスト工程によって、電気的な機能テストにより不良と判断されたICチップに関しては、さらに、そのブロックのフレームダイパッド部に印が付される。
【0013】
つぎの発明にかかるリードフレームは、上記の発明のICパッケージの製造方法に使用されるリードフレームであって、前記リード除去工程で除去される部分を樹脂封止側面が他の部分より凹み、露出側面が他の部分より突出する段部としたことを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、リード除去工程で除去される部分を樹脂封止側面が他の部分より凹み、露出側面が他の部分より突出する段部としたリードフレームによって、切断されたリードフレームの除去を容易にしている。
【0015】
つぎの発明にかかるリードフレームは、上記の発明のICパッケージの製造方法に使用されるリードフレームであって、前記リード除去工程で除去される部分を互いに接続する補助フレーム部を備えることを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、リード除去工程で除去される部分を互いに接続する補助フレーム部を備えるリードフレームによって、切断された個々のリードフレームをまとめて除去できるようにしている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるICパッケージの製造方法およびリードフレームの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0018】
図1は、この発明にかかるICパッケージの製造方法を示すフローチャートであり、図2は、リードフレームの一例を示している。この発明では、複数のICチップをマウントして、一括して複数のアウタリードレスパッケージを製造することができる図2に示されるようなリードフレームが使用される。すなわち、リードフレーム1は、ICチップをマウントするためのフレームダイパッド部2、フレームダイパッド部2上のICチップの外部との電気的な接続の役割を果たすリード部3、およびフレームダイパッド部2とリード部3を支持するフレーム枠4を有する。なお、フレームダイパッド部2とリード部3との間は図示しない端子などで互いに接続されている。これらのリードフレーム1を構成する部分には、ハッチが付されている。
【0019】
まず、図2に示されるようなリードフレーム1のそれぞれのフレームダイパッド部2に半導体ウエハから切り出されたICチップをマウントする(ステップS1)。つづいて、ワイヤボンドなどの方法によって、フレームダイパッド部2にマウントされたICチップの電極(端子)とリードフレーム1のリード部3とをアルミニウムや金などのワイヤで配線し(ステップS2)、配線されたICチップとリードフレーム1とを樹脂で封止し、樹脂封止体10を形成する(ステップS3)。図3は、この樹脂封止体10をリードフレーム側から見た下面図を示している。この明細書では、このリードフレーム1における最終的に一つのICパッケージとして分離される部分B1〜B9をブロックといい、この図3では、フレームダイパッド部を有する部分が4本の切断線6によって囲まれる部分である。
【0020】
つぎに、樹脂封止体10上の所定の位置のリードフレーム1(リード部3)を、従来のリードタイバーカッタなどの切断機を用いて切断する(ステップS4)。具体的には、最終的に一つのICパッケージとなる部分を一つのブロックとし、このブロックから外部に伸びるリードフレーム1の部分を切断し、除去する。このとき、従来の技術のようにリードフレーム1だけでなく樹脂11までも切断し、個々のブロックB1〜B9を分割してICパッケージに分断するわけではなく、リードフレーム1のみを切断する。図3に示される例では、点線に沿ってリードフレーム1のリード部3が切断される。このようにして、各ブロックB1〜B9内に存在する単体のICチップごとにリードフレーム1のリード部3が他のICチップに接続されるリード部3と切り離されて、それぞれのICチップ間の電気的接続が独立したものとなり、また外部リード端子のないブロックとなる。しかし、複数個のICチップは樹脂でつながった構造が得られる。なお、このとき、樹脂封止体10上の所定の位置のリードフレームとともにフレーム枠4も切断される。図4に隣り合うブロックB1〜B9間のリードフレーム1が除去された樹脂で封止されたリードフレーム1の下面図を示す。
【0021】
つぎに、この樹脂封止体10が電気的な試験を行うための試験装置に搬送され、樹脂封止体10を構成する個々のブロックB1〜B9について順に電気的な試験が実施される(ステップS5)。その後、試験装置による電気的な機能テストの結果、そのブロックB1〜B9のICチップが不良品か否かが判定される(ステップS6)。
【0022】
電気的な機能テストの結果、そのブロックB1〜B9のICチップが不良品であると判定された場合(ステップS6でYesの場合)には、該ICチップが封止されているブロックB1〜B9のフレームダイパッド部2に、不良品であることを示すインクマークなどが打たれる(ステップS7)。ステップS6でそのブロックB1〜B9のICチップが不良品でないと判定された後に(ステップS6でNoの場合)、またはICチップが不良品でありステップS7でフレームダイパッド部2にインクマークなどが打たれた後に、樹脂封止体10上にまだ電気的な機能テストを実施していないブロックB1〜B9があるか否かを判定する(ステップS8)。ここで、電気的な機能テストを実施していないブロックが存在する場合(ステップS8でYesの場合)には、それらのブロックB1〜B9のICチップについての電気的な機能テストを行う必要があるので、再びステップS5に戻り、上述した工程が繰り返される。
【0023】
図5は、電気的な機能テストを行うための試験装置の構成を示す概略図である。試験装置は、樹脂封止体10を載せるステージ21、ステージ21を水平面内で移動させるためのステージ駆動部22、ステージ21上の樹脂封止体10内の1つのブロックB1〜B9のリード部3と接触させるためのプローブ23、プローブ23に流す電流やステージ駆動部22の位置を制御する試験制御部24を有する。この図5に示されるように、プローブ23は、各ブロックB1〜B9のリードフレーム1のリード部3に接触されることによって、各ブロックB1〜B9に搭載されたICチップが正常か否かを判定する。
【0024】
図6は、樹脂封止体10がステージ21上に載置され、その中の一つのブロックにプローブ23が配置された状態を示している。この発明では、リードフレーム1側がプローブ23と対向するように樹脂封止体10がステージ21上に置かれ、このリードフレーム1のそれぞれのリード部3とプローブ23とが接触されて、ICチップの電気的な機能テストが行われる。そして、一つのブロックの電気的な機能テストが終了すると、つぎのブロックのリード部3とプローブ23とが合致するように、ステージ駆動部22によってステージ21が移動される。
【0025】
このような電気的な機能テストは、従来ではウエハ段階で使用されていたプローブによるウエハテスト技術を応用することで実施することができるという利点がある。また、樹脂封止体10には複数個のICチップが連なっているため、位置決め精度が向上し、確実なプロービングを行うことができる。
【0026】
一方、ステップS8で、樹脂封止体10上のすべてのブロックのICチップに対して電気的な機能テストが終了した場合(ステップS8でNoの場合)には、樹脂封止体10をブロックごとに切断し(ステップS9)、個片の単体のICパッケージが得られる。また、個々に分断されたICパッケージの中で、そのフレームダイパッド部2にインクマークが付されているものは、ICチップが不良品であるものとして分離される。以上のようにして、ICパッケージが製造される。
【0027】
以上説明したように、個片の単体ICパッケージで電気的な機能テストを行うのではなく、複数のICチップがリードフレーム上にマウントされて樹脂封止された樹脂封止体10の状態で、それぞれのブロックのICチップの電気的な機能テストを行うようにしたので、また、従来の個片の単体ICパッケージで使用されていたテスト搬送機も必要なくなるので、電気的な機能テストの実施時の搬送時間を大幅に短縮することができ、その結果、テストコストを大きく削減することができる。さらに、従来では、個片の単体ICパッケージのピン数や外形サイズに応じて専用の高価なテストソケットを用意しなければならなかったが、どのようなICパッケージを作成するにあたっても、所定の外形寸法を有するリードフレーム1を用意することによって、ICパッケージの種類ごとに異なるテストソケットを用意する必要がなくなるという効果も有する。さらに、テストソケットへの挿入位置精度やソケットとのコンタクト性などのメンテナンスがフリーとなり、大幅に機能テスト時における省力化を実現することができる。
【0028】
なお、上述した実施の形態において、図7に示されるように樹脂封止側面が他の部分より凹み、露出側面が他の部分より突出するように加工された沈め加工が施されたリードフレームを使用することもできる。沈め加工31を施さない場合には、上述した図1のステップS4で、リードフレーム1のリード部3が切断されるときに、図8(b)に示されるように樹脂11の一部も切断され削除されるので、樹脂11に溝33ができる。この溝33に、切断されたリードフレーム1の一部が取り残されてしまうと、隣り合うブロックのリード部3とリード部3とがショートしてしまい、ステップS5におけるテストで支障をきたす虞がある。一方、図7に示されるように、ステップS4でリードフレーム1のリード部3が切断される樹脂11の部分に、周囲よりも盛り上がった凸部32が形成されるようにリードフレーム1に沈め加工を施すことによって、上記の問題点を解決することができる。すなわち、図8(a)に示されるようにリードフレーム1のリード部3を切断しても、その部分の樹脂11が周囲よりも盛り上がっているので、切断され削除されたリードフレーム1が樹脂11に沈むことはない。すなわち、図8(a)に線Lで示した樹脂11とリードフレーム1との接触面よりも樹脂11の側に溝33が形成されることはなく、それ故、切断されたリードフレーム1の一部も容易に取り除くことができる。
【0029】
また、上述した実施の形態において、図9に示される補助形状を有するリードフレームを使用することもできる。ここで、図9の縦方向に互いに隣合うフレームダイパッド部2A〜2C,2D〜2F間に伸びるリードフレーム1を横切るように設けられている補助フレーム部5Aの部分を例に挙げて説明する。補助フレーム部5Aは、上述した図1のステップS4で切断されるリード部3の2本の切断線6A,6Bで挟まれる間に設けられ、それぞれのリード部3を構成するリードフレームとは接着または一体成形されている。また、補助フレーム部5Aの両端は、リードフレーム1のフレーム枠4と接着または一体成形されている。このように構成することで、上述した図1のステップS4でリードフレーム1が切断された場合に、切断された個々のリードフレーム片が散らばることがなく、また、リードフレーム片を除去し易くすることができる。
【0030】
さらに、上述した実施の形態において、図10に示される構成を有するリードフレームを使用することもできる。このリードフレーム1のフレーム枠4には、組立工程における位置決めや電気的な機能テストを行う試験装置への搬送などに用いるための位置決め穴7が設けられている。図10では、位置決め穴7を増やした構成としているが、機能テスト専用の位置決め穴を当初より設けるようにしてもよい。なお、このようなリードフレーム1を使用する場合には、上述した図1のステップS4で、リードフレーム1のリード部3を切断する際にフレーム枠4は切断せずに、ステップS9で樹脂11を切断して個々のICパッケージに分断する際にフレーム枠4を切断する。このような構成のリードフレーム1を使用することによって、リードフレーム1や樹脂11の切断を行う装置、および電気的な機能テストを行う試験装置でのリードフレーム1の位置決めのさらなる精度の向上や、搬送の簡略化を図ることができ、また、より一層の自動化を実現することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、配線したICチップとリードフレームとを樹脂で封止して樹脂封止体を形成し、樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部を切断、除去し、樹脂封止体の状態で前記ブロックごとに電気的な機能テストを行った後に、樹脂封止体をブロックごとに切断してアウタリードレスパッケージを製造するようにしたので、ICパッケージの電気的なテスト時間を短縮することができるという効果を有する。また、ICパッケージのピン数や外形サイズに応じて電気的な機能テストに用いるテストソケットが必要なくなり、樹脂封止体を載せることができるステージのみでよく、また、従来のウエハ段階で使用していたプローバによるウエハテスト技術を応用するだけで電気的な機能テストを実施することができるという効果も有する。
【0032】
つぎの発明によれば、樹脂封止体の電気的な機能テストの実施時に位置決めを行うための位置決め穴を設けたフレーム枠部を周囲に有するリードフレームを使用し、リード除去工程では、フレーム枠部を残して、樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部を切断、除去し、切断工程では、フレーム枠部を切断、除去するとともに、樹脂封止体をブロックごとに切断、除去するようにしたので、電気的な機能テストを行う試験装置に樹脂封止体を載せる時の位置決めを一層正確に行うことができるという効果を有する。
【0033】
つぎの発明によれば、電気的な機能テストにより不良と判断されたICチップに関しては、そのブロックのフレームダイパッド部に印を付すようにしたので、製造されたICパッケージの不良を容易に区別することができるという効果を有する。
【0034】
つぎの発明によれば、リード部が除去される部分を樹脂封止側面が他の部分より凹み、露出側面が他の部分より突出する段部としたリードフレームを用いるようにしたので、リード部の切断によって樹脂封止体の一部に形成された溝に、切断されたリード部の一部が残ってしまうことを防ぎ、電気的な機能テストに対する悪影響を排除することができるという効果を有する。
【0035】
つぎの発明によれば、リード部が除去される部分を互いに接続する補助フレーム部を備えるリードフレームを用いるようにしたので、切断されたリード部をばらばらにすることなく、容易に除去することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるICパッケージの製造方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図2】リードフレームの構成の一例を示す図である。
【図3】樹脂封止体の下面図である。
【図4】樹脂封止体の下面図である。
【図5】電気的な機能テストを行う試験装置の構成を示すブロック図である。
【図6】樹脂封止体の電気的な機能テストを実施している状態を示す図である。
【図7】この発明による沈め加工を施したリードフレームおよび樹脂部の断面を示す図である。
【図8】沈め加工を施した場合と施さない場合のリードフレームと樹脂部との切断状況を示す図である。
【図9】補助形状を有するリードフレーム上に形成された樹脂封止体の下面図である。
【図10】位置決め穴を有するリードフレーム上に形成された樹脂封止体の下面図である。
【図11】アウタリードレスパッケージの側面透視図である。
【図12】アウタリードレスパッケージの下面図である。
【図13】従来のICパッケージの製造方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】従来の樹脂で封止されたリードフレームの下面図である。
【符号の説明】
1 リードフレーム、2 フレームダイパッド部、3 リード部、4 フレーム枠、5,5A,5B 補助フレーム部、6,6A,6B 切断線、7 位置決め穴、10 樹脂封止体、11 樹脂、21 ステージ、22 ステージ駆動部、23 プローブ、24 試験制御部、31 沈め加工、32 凸部、33 溝。
Claims (5)
- 複数のフレームダイパッド部およびこれら複数のフレームダイパッド部間を接続するリード部を有するリードフレームの前記複数のフレームダイパッド部にICチップをマウントし、ICチップの端子と前記リードフレームのリード部とを配線した後に、配線した前記ICチップと前記リードフレームとを樹脂で封止して樹脂封止体を形成する樹脂封止体形成工程と、
一つのICパッケージとなる部分をブロックとして、前記樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部を切断し、除去するリード除去工程と、
前記樹脂封止体の状態で前記ブロックごとに電気的な機能テストを行うテスト工程と、
前記樹脂封止体を前記ブロックごとに切断する切断工程と、
を含むことを特徴とするICパッケージの製造方法。 - 前記リードフレームとして、前記テスト工程における前記樹脂封止体の電気的な機能テストの実施時に位置決めを行うための位置決め穴を設けたフレーム枠部を周囲に有するリードフレームが使用され、
前記リード除去工程では、前記フレーム枠部を残して、前記樹脂封止体の各ブロックの外に伸びるリード部を切断、除去し、
前記切断工程では、前記フレーム枠部を切断、除去するとともに、前記樹脂封止体を前記ブロックごとに切断、除去することを特徴とする請求項1に記載のICパッケージの製造方法。 - 前記テスト工程では、電気的な機能テストにより不良と判断されたICチップに関しては、そのブロックのフレームダイパッド部に印を付すことを特徴とする請求項1または2に記載のICパッケージの製造方法。
- 請求項1、2または3に記載のICパッケージの製造方法に使用されるリードフレームであって、
前記リード除去工程で除去される部分を樹脂封止側面が他の部分より凹み、露出側面が他の部分より突出する段部としたことを特徴とするリードフレーム。 - 請求項1、2または3に記載のICパッケージの製造方法に使用されるリードフレームであって、
前記リード除去工程で除去される部分を互いに接続する補助フレーム部を備えることを特徴とするリードフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002210096A JP2004055765A (ja) | 2002-07-18 | 2002-07-18 | Icパッケージの製造方法およびリードフレーム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002210096A JP2004055765A (ja) | 2002-07-18 | 2002-07-18 | Icパッケージの製造方法およびリードフレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009094118A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Panasonic Corp | リードフレーム、それを備える電子部品及びその製造方法 |
JP2009164407A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 樹脂封止装置および樹脂封止方法 |
-
2002
- 2002-07-18 JP JP2002210096A patent/JP2004055765A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009094118A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Panasonic Corp | リードフレーム、それを備える電子部品及びその製造方法 |
JP2009164407A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 樹脂封止装置および樹脂封止方法 |
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