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JP2003332411A - 基板保持装置及び露光装置 - Google Patents

基板保持装置及び露光装置

Info

Publication number
JP2003332411A
JP2003332411A JP2002143055A JP2002143055A JP2003332411A JP 2003332411 A JP2003332411 A JP 2003332411A JP 2002143055 A JP2002143055 A JP 2002143055A JP 2002143055 A JP2002143055 A JP 2002143055A JP 2003332411 A JP2003332411 A JP 2003332411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
substrate holding
substrate
base
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002143055A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensho Tokuda
憲昭 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2002143055A priority Critical patent/JP2003332411A/ja
Publication of JP2003332411A publication Critical patent/JP2003332411A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】それ自体の平坦度を高くし、もってウエハを高
精度に平坦に保持するウエハホルダを提供する。 【解決手段】ウエハホルダ200においては、ウエハ3
00を保持する基板保持部220を、基台210上面全
面を正三角形の格子状に一様に分布したピン221及び
その周囲を囲むリム部222とにより構成する。また、
その反対面の基台210の底面に、同様に正三角形の格
子状に分布するピン231とその周囲を囲むリム部23
2とを形成し支持部230とする。このピン231及び
リム部232をZLステージ192の上面193に当接
させてウエハホルダ200を支持し、ZLステージ19
2に設けられた給排気孔196を介してZLステージ1
92と基台210との間の空間233を真空吸引するこ
とにより、ウエハホルダ200をZLステージ192上
に固定的に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体素
子、液晶表示素子、プラズマディスプレイ素子、薄膜磁
気ヘッドなどの電子デバイス(以後、単に電子デバイス
と言う)を製造する際の露光工程などにおいて、処理対
象の基板を保持するために使用される基板保持装置、及
び、当該基板保持装置により保持されている基板に対し
て露光処理を行う露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】露光装置などの基板処理装置に通常備わ
る半導体ウエハなどの基板(以後、単にウエハと言う場
合もある)を保持する基板保持装置(ウエハホルダ)に
おいては、転写すべきパターンの像がウエハの感光層に
所望の状態で形成されるように、ウエハを高精度に平坦
な状態で保持することが要求される。そのために、ウエ
ハ保持面を高精度に平坦な面として形成すると同時に、
ウエハを実際に保持する際にウエハ全体に対して均一な
吸着力を印加し、これによりウエハを吸着保持すること
がウエハホルダにおいては重要である。このような要求
に基づく従来のウエハの保持装置(ホルダ)としては、
例えば、ウエハとほぼ同径のリング状の凸部(リム部)
内に複数のピン形状の突起部を形成し、リム部内を真空
吸引することによりリム部及びピン上に載置されたウエ
ハを真空吸着するいわゆるピンチャックホルダと言われ
るウエハホルダなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ウエハホルダ自身をウエハステージなどに載置する際に
は、通常、ウエハホルダの裏面に形成された例えば3個
所程度の凸部によりウエハホルダを支えるようになって
いる。そのため、このウエハホルダ自体が、部分的に曲
がったり歪んだりするという問題がある。ウエハホルダ
に僅かでも歪みが発生すると、当然ウエハホルダに保持
されるウエハも歪むこととなり、最終的にはパターンを
転写する際の位置決め精度が悪化するなどして高精細な
露光処理が行えなくなるという問題が生じる。また、ウ
エハホルダの歪みが大きくなると、真空吸着力が弱くな
ったり凸部における保持力が弱まるなどして、ウエハス
テージの移動に伴ってウエハホルダがずれる場合がある
という問題も生じる。
【0004】また、そのような従来のウエハホルダにお
いては、ウエハホルダの裏面の一部がある程度の面積を
有する面で、又はリング状に、ウエハステージと接する
こととなる場合がある。このような場合には、先に吸着
した凹部で真空吸引される空間が閉じてしまういわゆる
リンギングが発生し、その箇所が障害となってそこから
先の真空引きが進行せず、ウエハホルダの吸着が所望の
吸着力で行われなくなる可能性があるという問題もあ
る。さらに、従来のウエハホルダの構成には、中央にセ
ンターピンが通る開口が形成されており、この部分にお
いてはウエハホルダの裏面に真空吸着力が作用する面積
が実質的に狭くなっており、やはり所望の吸着力が得ら
れなくなるという問題もある。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、いわゆるウエハステージなどの載置
台上にそれ自体が高精度に平坦に歪みなく載置され、も
って、半導体ウエハなどの基板を同じく平坦な状態に歪
みなく保持できるような基板保持装置を提供することに
ある。さらには、当該載置台上に真空吸引力などにより
強固に吸着保持され、載置台が移動した時にもずれるこ
との無いような、安定して搭載される基板保持装置を提
供することにある。また、本発明の他の目的は、そのよ
うな基板保持装置を具備し、保持された基板に対して精
度よく位置決めを行い、露光処理により高精細なパター
ンを適切に転写することができる露光装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の第1の観点によれば、本発明の基板保持装
置(200)は、平板状の基板を保持する基板保持装置
であって、平板状の基台(210)と、前記基台(21
0)の一方の面に設けられ、載置される基板を、当該基
板が平坦に維持されるように保持する基板保持部(22
0)と、前記基台(210)の他方の面に設けられ、各
先端部が実質的に同一平面を構成するように形成された
複数の突起部(231)を有し、当該突起部(231)
の先端部を所定の平坦面上に当接させることにより、当
該基板保持装置(200)を前記平坦面上に設置する支
持部(230)とを有する。(図2参照)
【0007】このような構成の基板保持装置(200)
によれば、突起部(231)をある程度密に基台(21
0)全面に分布することにより、基台(210)を所定
の平坦面上に載置した場合には、基台(210)は突起
部(231)により全面が支持されて平坦に支持され
る。また、平坦面と基台(210)との間には、その全
面にわたって空間が形成されることとなり、この空間を
真空吸引した場合には基台(210)の全面にわたって
平坦面方向の真空吸着力が作用することとなる。従っ
て、基台(210)の一部のみが支持されることによ
る、あるいは、基台(210)の一部に対して真空吸着
力が作用することによる歪みの発生を極力抑えることが
できる。
【0008】好適には、前記基板保持部(220)も、
各先端部が実質的に同一平面を構成するように形成され
た複数の突起部(221)を有する構成とする。(図2
参照)このような構成とすれば、前述したのと同様の作
用により、載置されたウエハ(300)に対して均一な
支持力及び吸着力を作用させることができ、ウエハの歪
みの発生を抑え平坦度を確保することができる。
【0009】また好適には、それら支持部(230)及
び基板保持部(220)に具備される突起部(221,
231)は、各々、三角形の格子状に配置される。(図
4及び図5参照) このような構成によれば、異物を挟み込む確率に相当す
る平坦面あるいはウエハ(300)との接触率を従来と
等しくした上で、平坦面、基台(210)及びウエハに
作用する真空吸着力をより均一にし、これによりウエハ
を含むこれらの吸着面の変形量を従来よりも少なくする
ことができる。なお、ウエハに比べて平坦面を構成する
ステージ本体及び基台は厚さも厚く変形し難いので、支
持部(230)の突起部(231)は、前記基板保持部
(220)の前記複数の突起部(221)より密度を粗
くして設けてよい。(図3及び図4参照)
【0010】また好適には、前記基板保持部(220)
及び支持部(230)は、各々、前記複数の突起部(2
21,231)と実質的に同じ高さを有し、当該複数の
突起部(221,231)を取り囲むように前記基台の
周縁部に設けられた側壁部(リム部)(222,22
3)をさらに有する。(図2、図3及び図4参照)この
ような構成によれば、突起部(221,231)が柱状
に配置されて形成される平坦面と基板保持装置の基台
(210)、及び、基板保持装置の基台(200)と載
置されたウエハ(300)との間の空間(223,23
3)が、この側壁部により周囲を囲まれて密閉空間とさ
れ、この状態でこれらの空間を真空吸引することが可能
となる。
【0011】なお好適には、前記支持部(230)は、
前記平坦面と対向する表面の少なくとも一部が導電性材
料により形成される。(図2参照) また好適には、当該基板保持装置(200)が前記所定
の平坦面(193)の所定の位置に載置された場合に、
前記平坦面の所定の位置に設けられた所定の開口と連結
し、当該開口に印加される真空吸引力を前記基板保持部
に作用させる、前記基台を貫通する孔(211)をさら
に有する。(図9参照)
【0012】また好適な他の例としては、前記基板保持
部は、前記複数の突起部よりも高さが低く、当該複数の
突起部を取り囲むように前記基台の一方の面の周縁部に
設けられた側壁部を有する。好適には、前記側壁部は、
前記基板と対向する上端面に、各先端部が前記基台の一
方の面に設けられる前記複数の突起部と実質的に同一平
面を構成するように形成された複数の突起部を有する。
【0013】また、本発明の第2の観点によれば、本発
明に係る露光装置(100)は、露光対象の所望の基板
を保持する前記いずれかに記載の基板保持装置(20
0)と、露光ビームによりフォトマスクを介して前記保
持された基板を露光し、前記フォトマスクに形成されて
いるパターンを前記基板に転写する露光手段(110〜
160)とを有する。(図1参照) このような構成の露光装置によれば、露光対象の基板を
歪みなく高精度に平坦に保持することができるので、よ
り高精細かつ適切な露光処理を行うことができる。
【0014】なお、本欄においては、記載した課題を解
決するための手段の各構成に対して、添付図面に示され
ている対応する構成に付された符号を対応付けて記載し
たが、これはあくまでも理解を容易にするためのもので
あって、何ら本発明に係る手段が添付図面を参照して後
述する実施の形態の態様に限定されることを示すもので
はない。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1〜図9を参照して説明する。本実施の形態において
は、半導体素子の製造時において、転写すべき所望のパ
ターンが形成されたマスクを介してフォトレジストが塗
布されたウエハを露光することにより、そのウエハにパ
ターンを転写する露光装置を例示して本発明を説明す
る。図1は、その露光装置の全体構成を概略的に示す図
である。露光装置100は、光源110、ビームマッチ
ングユニット120、照明光学系130、レチクルステ
ージ150、投影光学系160及びステージ装置170
を有する。また、ステージ装置170は、ベース盤18
0、ウエハステージ190及びウエハホルダ200を有
する。
【0016】まず、露光装置100の構成について図1
を参照して説明する。まず、例えばArFエキシマレー
ザなどの光源110において発生された紫外パルス光な
どの光は、可動ミラーなどにより照明光学系130に対
して光路を位置的にマッチングさせるためのビームマッ
チングユニット120(BMU)を介して、照明光学系
130に入射される。照明光学系130に入射された光
は、例えば光アッテネータとしての可変減光器、複数の
レンズ系よりなるビーム整形光学系、照明条件を変更す
る光学ユニット、オプチカル・インテグレータ、ビーム
スプリッタ及び照明領域を規定するレチクルブラインド
などの光学系により整形及び照度の均一化が行われ、さ
らにミラー、コンデンサレンズ系、結像レンズ系などの
光学系を介して出射され、レチクルステージ150に保
持されたレチクル310に均一な照度で照射される。
【0017】レチクルステージ150は、投影光学系1
60の上方に設けられ、転写パターンが形成されたフォ
トマスクであるレチクル310を保持し、走査露光時に
は照明光学系130から出射され投影光学系160に入
射される光がレチクル310の所定の領域を順次通過し
て所望のパターンをウエハ300上に投影するように、
保持しているレチクル310を所定の走査方向(本実施
の形態においてはY方向)に所定の速度で移動する。ま
た、その際、レチクルステージ150は、保持している
レチクル310をXY平面内で回転方向及び並進方向に
微動して、その姿勢を調整する。照射された光によるレ
チクル310のパターンの像は、投影光学系160によ
り所定の縮小倍率で縮小されて、ステージ装置170の
ウエハホルダ200に保持されている予め表面にフォト
レジストが塗布されたウエハ300に投影される。
【0018】このステージ装置170は、ベース盤18
0、ステージ本体191及びZLステージ192を有す
るウエハステージ190、及び、ウエハホルダ200を
有する。ウエハステージ190のステージ本体191
は、ZLステージ192及びウエハホルダ200を保持
する基台であり、例えば底面に設けられた複数の真空予
圧型空気軸受けにより全体が数ミクロン程度浮上されて
ベース盤180上に支持される。また、ステージ本体1
91は図示せぬステージ駆動系により駆動されてベース
盤180上を二次元方向に移動し、これによりウエハホ
ルダ200に保持されたウエハ300を所望の露光位置
に移動させるとともに、走査露光時には照明光学系13
0から射出される露光用照明光に対するレチクル310
の相対移動に同期して、投影光学系160を通る露光用
照明光に対してウエハ300を相対移動するように、所
定の走査方向(Y方向)に所定の速度で移動される。
【0019】ZLステージ192は、ウエハホルダ20
0が載置される台であり、図示せぬ3個のZ方向アクチ
ュエータによって3点で支持されてステージ本体191
上に設置される。そして、このアクチュエータが駆動さ
れることにより、ZLステージ192はZ方向に微小距
離移動されたり、また、XY平面に対する傾きが調整さ
れたりする。ウエハホルダ200は、表面にフォトレジ
ストが塗布されたウエハ300を保持し、投影光学系1
60により所定の縮小倍率で縮小された光によるレチク
ル310のパターンの像の照射対象として供する本発明
に関わる基板保持装置である。このウエハホルダ200
の詳細な構成については後に説明する。このような構成
により、ステージ装置170はウエハ300を保持し、
また、ウエハ300の所望の位置に投影光が照射されて
ウエハ300に所望のパターンが転写されるように、そ
の位置を制御する。
【0020】なお、このような構成の露光装置100に
おいては、例えばレチクル310に照射される露光用照
明光によるウエハ300の走査露光に際して、光源11
0における光の照射及びその強度の制御など、レチクル
ステージ150の移動及び姿勢の調整など、ステージ装
置170におけるウエハステージ190の移動及び姿勢
の調整などは、いずれも図示せぬ露光装置100の制御
系からの制御信号に基づいて、相互に同期して行われる
ものである。
【0021】次に、本発明に関わるウエハホルダ200
の構成について図2〜図4及び図7を参照して詳細に説
明する。図2は、ウエハホルダ200の中心を含む断面
概略図であり、図3はウエハホルダ200の上面図、図
4はウエハホルダ200の下面図である。また、図7
は、ウエハホルダ200をZLステージ192上に載置
する状態を説明するための図である。図示のごとく、ウ
エハホルダ200は、円形で平板状の基台210の上面
(ウエハ保持面)に、露光対象のウエハ300を保持す
る基板保持部220が形成され、また、下面(ホルダ載
置面)に、ウエハホルダ200自体をウエハステージ1
90のZLステージ192上に載置し支持する支持部2
30が形成されたものである。
【0022】基台210は、低熱膨張率のセラミックス
により形成された、ウエハ300よりも僅かに広い径を
有する部材である。基台210の中央部には、3本のス
ポーク状のセンターピン181が貫通するための花弁型
の貫通孔213が形成されている。また、基台210に
は、図3及び図4に示すように、基板保持部220にス
テージ本体191からの真空吸引力を作用させるための
給排気孔211が、貫通孔213の位置を中心とした等
角度間隔の3方向に各々直線状に複数形成されており、
これらの給排気孔211の支持部230側の開口部に
は、接続口金212が設けられている。なお、図2にお
いては、理解を容易にするために、この給排気孔211
については貫通孔213の左右に1個所ずつ例示的に記
載した。
【0023】これらの給排気孔211は、図7〜図9に
示すように、ウエハホルダ200がZLステージ192
の所定の位置に載置された場合に、真空ポンプ及び電磁
弁などにより構成されるステージ装置170の図示せぬ
真空吸着部に接続されているZLステージ192の給排
気孔194に、その接続口金195を介してさらに連結
されることとなる。そしてその結果、ステージ装置17
0からの真空吸着部からの真空吸引力が、給排気孔19
4及び給排気孔211を介して基板保持部220に対し
て作用されることとなり、ウエハホルダ200上に載置
されたウエハ300が固定的に保持される。
【0024】基板保持部220は、基台210の一方の
面に形成された、ウエハ300の載置面を形成する多数
のピン形状の突起部221(以後、単にピンと言う)
と、その多数のピンを取り囲むように基台210の周縁
部に保持対象のウエハ300の径よりも僅かに小さい径
で形成されたリム部(側壁部)222とを有する。ピン
221及びリム部222の高さは高精度に同一であり、
これらの先端面あるいは上面により形成される面が、ウ
エハ300の載置面を形成する。そして、この載置面に
ウエハ300が載置された時には、基台210、リム部
222及びウエハ300により囲まれた空間が密閉空間
となり、基台210の給排気孔211を介して真空吸引
されることにより、ウエハ300がピン221及びリム
部222に真空吸着され、固定的に保持される。
【0025】また、ピン221は、図3に示すように、
所定の間隔の正三角形の格子状に配置される。このよう
な配置とする理由及びこの間隔については、後に詳細に
説明する。なお、ピン221及びリム部222は、基台
210の上面をエッチングすることによって形成する。
また、ピン221及びリム部222が形成された基板保
持部220はその表面が、例えばSiCなどでコーティ
ングされるとともに、要求されるフラットネス(平坦
度)が得られるようにそのコーティング層を加工して基
板載置面(前述した一方の面)が形成される。なお、コ
ーティング前にピン221及びリム部222を精密に加
工することで、コーティング後には表面加工を行わない
ようにしてもよい。
【0026】支持部230は、基台210の基板保持部
220とは反対側の他方の面に形成された、ウエハホル
ダ200自身をZLステージ192上において支持する
ための多数のピン形状の突起部231(以後、単にピン
と言う)と、その多数のピンを取り囲むように基台21
0の周縁部に形成されたリム部(側壁部)232とを有
する。ピン231及びリム部232の高さは高精度に同
一であり、これらの先端面あるいは上面により形成され
る面がZLステージ192のウエハホルダ200載置面
に当接されることにより、ウエハホルダ200の基台2
10、ひいては基板保持部220の基板載置面が高精度
に平坦に維持される。そして、このようにウエハホルダ
200がZLステージ192上に載置された時には、基
台210、リム部232及びZLステージ192により
囲まれた空間が密閉空間となり、図7に示すようなZL
ステージ192の給排気孔196を介して真空吸引され
ることにより、ウエハホルダ200がZLステージ19
2に真空吸着され、固定的に保持される。
【0027】また、ピン231は、図4に示すように、
所定の間隔の正三角形の格子状に配置される。このよう
な配置とする理由及びこの間隔については、後に詳細に
説明する。また、図示しないが、ピン231及びリム部
232を含む支持部230表面(基台210の他方の面
であり、ZLステージ192におけるウエハホルダ20
0の載置面と対向する面)はその少なくとも一部、本実
施形態ではその全面が導電部材により形成され、ウエハ
ホルダ200は接地されているものとする。このような
構成の支持部230は、まず、ピン221及びリム部2
22を基台210の上面をエッチングすることによって
形成し、その後に支持部230表面に導電膜を形成する
などして形成する。
【0028】次に、このような構成のウエハホルダ20
0において、基板保持部220及び支持部230におい
て、ピン221及びピン231を正三角形の格子状に配
置した理由について、図5を参照して説明する。なお、
ここでは基板保持部220のピン221を例として説明
を行う。図5(A)は、基板保持部220のピン221
の配置の一部を拡大して示した図であり、図5(B)
は、比較例としてのピンを従来通常に用いられる正方格
子状に配置した場合を示す図である。
【0029】図5(A)に示す例において、ピン221
は1辺の長さがa2の正三角形の格子の各格子点に配置
されているものとする。ここで、各ピンにおけるウエハ
300との接触部の中心点は各ピンの中心であるとし、
これを点B1〜B3とする。また、点B1〜B3を含む
ウエハとの接触部の面積をAとする。このとき、各点B
1〜B3はそれぞれ隣接する6個の正三角形の頂点とし
て共有されるため、点B1〜B3を頂点とする正三角形
の領域におけるウエハとピン221との接触率ρ2は、
式(1)のように表される。
【0030】
【数1】 ρ2=(3×A/6)/{a2×(√3/2)×a2/2} =(2/√3)×(A/a2) …(1)
【0031】一方、図5(B)に示す従来通常に用いら
れるような例において、ピンは1辺の長さがa1の正方
形の格子の各格子点に配置されているものとする。ここ
でも、各ピンにおけるウエハ300との接触部の中心点
は各ピンの中心であるとし、これを点A1〜A4とす
る。また、点A1〜A4を含むウエハとの接触部の面積
を図5(A)の配列と同一のAとする。このとき、各点
A1〜A4はそれぞれ隣接する4個の正方形の頂点とし
て共有されるため、点A1〜A4を頂点とする正方形の
領域におけるウエハとピンとの接触率ρ1は式(2)の
ように表される。
【0032】
【数2】 ρ1=(4×A/4)/a1 =A/a1 …(2)
【0033】ここで、図5(A)に示す正三角形の格子
状のピン配置における接触率ρ2と、図5(B)に示す
正方形の格子状のピン配置における接触率ρ1とが等し
いものとすると、式(1)と式(2)とが等しいことと
なり、正三角形の1辺の長さa2は、正方形の1辺の長
さa1を用いて式(3)のように表される。
【0034】
【数3】 a2 =(2/√3)×a1…(3)
【0035】また、真空吸着によるウエハの変形量は、
いずれの場合もピンの中心から離れた位置ほど大きくな
り、その変形量は、図5(A)の正三角形の領域の重心
G2及び図5(B)の正方形の領域の重心G1の位置で
それぞれ最大となる。そして、図5(A)の重心G2か
ら最も近いピン221の中心までの距離h2、及び、図
5(B)の重心G1から最も近いピンの中心までの距離
h1は、各々式(4)及び式(5)のように表される。
【0036】
【数4】 h2=(1/√3)×a2 …(4) h1=(1/√2)×a1 …(5)
【0037】よって、式(3)〜(5)より、距離h
2,h1について式(6)に示すような関係が得られ
る。
【0038】
【数5】 h1 /h2 =(3√3)/4 >1 ∴ h1/h2>1 …(6)
【0039】式(6)は、h1>h2を意味する。従っ
て、接触率ρ1,ρ2が等しい場合には、ピンを正方形
の格子状に配置するよりも正三角形の格子状に配置する
方が、ピンの中心からウエハの変形量が最大となる重心
位置までの距離が短くなり、真空吸着によるウエハの変
形量が小さくなる。このように本実施の形態のウエハホ
ルダ200においては、異物を挟み込む確率に相当する
ウエハとの接触率を従来例と等しくした上で、真空吸着
によるウエハの変形量が従来よりも小さくなるように、
ピン221の配置を正三角形の格子状に配列した。な
お、以上は基板保持部220のピン221を例として説
明を行ったが、支持部230のピン231についても同
様である。
【0040】次に、基板保持部220及び支持部230
のピン221及びピン231の間隔の決定方法について
図6を参照して説明する。なお、ここでは基板保持部2
2のピン221の間隔の決定方法について例示する。図
6(A)は、基板保持部220のピン221上にウエハ
300を載置して真空吸着した場合のウエハの変形状態
を模式的に示す図である。図6(A)に誇張して示すよ
うに、ピン221上のウエハ300は、主に基板保持部
に印加される真空吸着力によって変形する。なお、図6
(A)においては、図5(A)の重心G2が、点B1か
ら距離h2の点として表示されている。
【0041】ここでは、まず、ウエハ300の変形量
を、等分布荷重が加わる長さ2×h2の両端支持梁とし
て近似計算する。このため、図6(B)に示すように、
点B1に対して重心G2と対称な位置にピン1Aを仮想
的に配置し、ウエハ300を点B1のピン1とピン1A
との間の長さ2×h2の両端支持梁と見なし、近似計算
によってその両端支持梁の重心G2での変形量(最大変
形量δ)を算出する。両端支持梁の最大変形量δは、両
端支持梁に加わる単位長さ当たりの荷重をw[N/
m]、両端支持梁の長さをh[m]、ウエハWのヤング
率をE[Pa]、断面2次モーメントをI[m ]と
すると、公知の式(7)で表される。
【0042】
【数6】 δ=w×h /(384E×I) …(7)
【0043】ここで、断面2次モーメントIは、両端支
持梁の幅をb、厚さをtとすると、次式(8)で表され
る。
【0044】
【数7】 I=(1/12)b×t …(8)
【0045】また、両端支持梁の長さhは、式(5)よ
り次式(9)のように表される。
【0046】
【数8】 h=2×h2 =(2/√3)×a2 …(9)
【0047】また、両端支持梁に加わる単位長さ当たり
の荷重wは、ウエハ300を真空吸着する際の単位長さ
当たりの吸引圧力p[N/m]であり、両端支持梁の幅
bを単位長さ(b=1)とし、ウエハWの許容変形量δ
maxを両端支持梁の最大変形量δとすると、式(7)
は次式(10)のようになる。
【0048】
【数9】 δmax=δ =p(2×a2/√3)4 /(32E×t) =p×a2/(18E×t) …(10)
【0049】なお、本実施の形態において許容変形量δ
maxは、一例として投影露光装置の投影光学系の焦点
深度の幅の1/2とする。従って、式(10)をさらに
変形することにより、ウエハ300の最大変形量を許容
変形量δmax以下にするための、ピン221の配置間
隔a2(正三角形の配列の1辺の長さ)と吸引圧力p
(吸着力)との関係が、次式(11)のように求められ
る。
【0050】
【数10】 p×a2 ≦18E×t ×δmax …(11)
【0051】従って、例えばSEMI規格の8インチウ
エハ(直径=約200mm、t=0.725mm、ヤン
グ率E=110.7×109Pa)を吸引圧力p=−7
8×103 N/m(=−600mmHg)で吸着する場
合においては、焦点深度などの観点からウエハの変形量
を例えば4nm以下(δmax=4nm)に抑えたい場
合、ピン221の配置間隔a2の範囲は、式(11)よ
り、a2≦2.50×10−3[m]となる。即ち、ウ
エハの許容変形量δmaxが4nmである場合には、ピ
ン1の配置間隔a2を2.50mm以下とすればよいこ
ととなる。
【0052】なお、以上は基板保持部220のピン22
1を例として説明を行ったが、支持部230のピン23
1についても同様の方法によりピン231の配置間隔を
決定すればよい。但し、ウエハホルダ200の基台21
0の厚さは、ウエハ300の厚さに比べて大幅に厚い、
即ち式(11)においてtが大きいので、仮にウエハホ
ルダ200の基台210のヤング率、許容変形量及び吸
引圧力が同じであると仮定しても、支持部230のピン
231の間隔は、基板保持部220のピン221の間隔
よりも広くすることができる。即ち、支持部230にお
けるピン231の配置密度は、基板保持部220におけ
るピン221の配置密度よりも粗くすることができる。
【0053】最後に、このような構成の本発明に関わる
ウエハホルダ200の使用形態及びこれに関わる露光装
置100の動作について、図7〜図9を参照して説明す
る。まず、ウエハホルダ200は、図7に示すように、
露光装置100のウエハステージ190のZLステージ
192の所定の位置に載置される。その結果、ウエハホ
ルダ200は、図8に示すように、支持部230のピン
231及びリム部232がZLステージ192のウエハ
ホルダ200載置面に当接し、基台210が高精度に平
坦に維持された状態で、ZLステージ192上に載置さ
れる。
【0054】なお、本実施の形態においては、ウエハホ
ルダ200及びZLステージ192には、図示せぬ位置
決めピン及びこれを受け入れる凹部が各々形成されてい
るものとし、この位置決めピンが凹部に嵌入されるよう
にウエハホルダ200を載置することにより、ウエハホ
ルダ200がZLステージ192の所定の位置に載置さ
れる。これにより、ウエハホルダ200は、図8に示す
ように、センターピン181が貫通孔213を通過し、
また、ウエハ300を真空吸着するための給排気孔21
1の支持部230側の開口部に設けられた接続口金21
2がZLステージ192に設けられた給排気孔194の
接続口金195と圧接し、給排気孔194と給排気孔2
11が連結されるように、ZLステージ192上の所定
の位置に載置される。そしてその結果、ステージ装置1
70の真空吸着部からウエハホルダ200の基板保持部
220までの真空吸引路が形成される。
【0055】また、この状態においては、ウエハホルダ
200とZLステージ192との接触部に、ウエハホル
ダ200の基台210下面、支持部230のリム部23
2及びZLステージ192のウエハホルダ載置面により
囲まれた空間233が形成される。そしてこの空間23
3に対しては、ステージ装置170の図示せぬ真空吸着
部からの真空吸引力が作用される給排気孔196が連結
されている。従って、図8に示すようにウエハホルダ2
00がZLステージ192に載置され、空間233が密
閉された空間として形成された状態で、給排気孔196
を介して空間233内が真空に引かれる。その結果、空
間233の周囲に対して真空吸着力が作用しウエハホル
ダ200はZLステージ192に固定的に支持されるこ
ととなる。
【0056】このようにして、ウエハホルダ200がZ
Lステージ192上に配置されたら、以後、露光装置1
00の通常の露光処理が行われる。即ち、図8に示すよ
うに、図示せぬウエハ搬送機構などにより露光処理対象
のウエハ300がウエハホルダ200上に搬送され、ウ
エハホルダ200のウエハ保持面よりも突出した位置に
上昇されたセンターピン181の上面のウエハ保持面に
移されて保持される。その後、センターピン181が下
降することにより、最終的に図9に示すように、ウエハ
300はウエハホルダ200の基板保持部220上に載
置される。なお、センターピン181によるウエハ30
0の保持は、センターピン181のウエハ保持面に作用
する図示せぬセンターピン181の真空吸着機構などに
より行われる。
【0057】ウエハホルダ200の基板保持部220上
に載置されたウエハ300は、図9に示すように、基板
保持部220のピン221及びリム部222により支持
され、その先端面及び上面により形成されるウエハ保持
面に載置される。そして、この状態においては、ウエハ
ホルダ200とウエハ300との間に、ウエハホルダ2
00の基台210上面、基板保持部220のリム部22
2及びウエハ300下面により囲まれた空間223が形
成される。そしてこの空間223に対しては、ステージ
装置170の図示せぬ真空吸着部からの真空吸引力がZ
Lステージ192の給排気孔194を介して作用される
給排気孔211が連結されている。
【0058】従って、図9に示すようにウエハ300が
ウエハホルダ200上に載置され、空間223が密閉さ
れた空間として形成された状態で、給排気孔211を介
して空間223内が真空に引かれる。その結果、空間2
23の周囲に対して真空吸着力が作用しウエハ300は
ウエハホルダ200に固定的に保持される。そしてこの
状態で、露光処理が行われ、ウエハ300に所望のパタ
ーンが転写される。また、露光処理が終了したら、ステ
ージ装置170の真空吸着部の動作を停止させて基板保
持部220の空間223を大気開放した後に、センター
ピン181を上昇させ、処理の終了したウエハ300を
図示せぬウエハ搬送機構に移すことにより、そのウエハ
に対する処理を終了する。
【0059】このように、本実施の形態の露光装置10
0においては、ウエハホルダ200のZLステージ19
2との接触部、即ちウエハホルダ200の支持部230
を、多数のピンにより構成している。その結果、ウエハ
ホルダ200をZLステージ192上に真空吸着保持す
ることによるウエハホルダ200の変形量を小さくする
ことができる。また、リンギングを防ぎ、ウエハホルダ
200の基台210の全体にわたって真空吸着力を作用
させることができる。さらに、ウエハホルダ200とZ
Lステージ192との間の接触面積を抑えることができ
るので、その間に異物が挟み込まれることによるウエハ
ホルダ200の平坦度の悪化を抑えることができる。そ
の結果、ウエハホルダ200においては、処理対象のウ
エハ300を高精度に平坦に保持することができ、露光
装置100による高精細かつ適切なパターンの転写が可
能となる。
【0060】また、ウエハホルダ200においては、ウ
エハ300を保持する基板保持部220も、多数のピン
によりウエハ保持面を形成する構成としている。従っ
て、ウエハ300を真空吸着保持することによるウエハ
300の変形量を小さくすることができ、さらに、ウエ
ハ300とウエハホルダ200との間の接触面積を抑え
ることができるのでその間に異物が挟み込まれることに
よるウエハ300の平坦度の悪化を抑えることができ
る。従って、露光装置100においては、処理対象のウ
エハ300をなお一層高精度に平坦に保持することがで
き、より高精細かつ適切なパターンの転写が可能とな
る。
【0061】なお、図3及び図4を参照して前述したよ
うに、ウエハホルダ200の支持部230に形成してい
るピン231は、基板保持部220の基板保持部220
よりも粗い間隔で配置している。従って、支持部230
の形成は、基板保持部220の形成よりも簡単に行うこ
とができる。
【0062】なお、本実施の形態は、本発明の理解を容
易にするために記載されたものであって本発明を何ら限
定するものではない。本実施の形態に開示された各要素
は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等
物をも含み、また、任意好適な種々の改変が可能であ
る。例えば、本実施の形態においては、基板保持部22
0及び支持部230のピン221,231及びリム部2
22,232は、基台210の上下の面をエッチングす
ることによって形成したが、例えば、多数のピン及びリ
ム部を別々に製造して、それぞれを接着などによって基
台210上に固定するようにしてもよい。また、基板保
持部220と支持部230との少なくとも一方を基台2
10とは別の部材とし、この別の部材に多数のピン及び
リム部を形成した後で基台210に固定するようにして
もよい。さらにこのとき、基台210をハニカム構造と
してウエハホルダ200の軽量化を図るようにしてもよ
い。
【0063】また、ウエハホルダ200の形状は、円形
あるいはウエハ300に沿った形状に限られるものでは
なく、例えば正方形などの任意の形状でよい。また、基
板保持部220のリム部222は、その内側がウエハ3
00の輪郭より小さく、これによりウエハ300、基台
210及びリム部222により囲まれた密閉された空間
が形成されればよく、その外形はウエハ300の輪郭よ
りも大きくてもよい。
【0064】また、上記実施形態では基板保持部220
のピン221とリム部222とを同じ高さで形成するも
のとしたが、例えばリム部222の高さをピン221よ
りも僅かに低くしてもよい。さらに、基板保持部220
でリム部222の高さをピン221よりも低くするとと
もに、リム部222の上端面(ウエハ330の裏面と対
向する面)に、各先端部がピン221と実質的に同一平
面を構成する(同じ高さとなる)複数のピンを形成し、
リム部222の上端面に形成される複数のピンと、リム
部222の内部に形成される複数のピン221とでウエ
ハ300を支持してもよい。これによれば、基板保持部
220で保持されるウエハ300、特にその周縁部でフ
ラットネスの向上を図ることができる。なお、支持部2
30においてもリム部232の高さをピン231よりも
低くしたり、あるいはリム部231の下端面(ZLステ
ージ192と接触する面)に複数のピンを形成してもよ
い。
【0065】また、上記実施形態で基板保持部220に
形成される多数のピン221を、中央部よりもリム部2
22の近くでその密度を高くするように形成してもよ
く、これによりウエハ300のフラットネスを向上させ
ることができる。さらにこのとき、多数のピン221に
おけるウエハ300との接触率と、リム部222におけ
るウエハ300との接触率とをほぼ等しくする、あるい
は多数のピン221におけるウエハ300との接触率
を、基板保持部220の全体におけるウエハ300との
接触率の20%程度以下としてもよく、これによりウエ
ハ300のフラットネスを向上させることができる。
【0066】また、上記実施形態ではZLステージ19
2の上端面を高い平坦度で形成してウエハホルダ200
を載置するものとしたが、例えば一端面の平坦度が高い
中間板をZLステージ192に固定し、その一端面でウ
エハホルダ200を載置するように構成してもよく、こ
れによりウエハ300のフラットネスを向上させること
ができる。さらに、上記実施形態でウエハホルダ200
(基台210)は少なくとも母材が低熱膨張性のセラミ
ックスであるものとしたが、例えばショット社製のゼロ
デュアなどを母材として用いてもよい。また、上記実施
形態ではセンターピン181を1本としたが、複数本、
例えば正三角形の頂点に配置される3本のセンターピン
を用いてもよい。
【0067】また、本実施の形態においては、円形のウ
エハ300を例示して本発明を説明したが、例えば半導
体結晶基板において通常使用されているオリエンテーシ
ョン・フラットを有するウエハに対して処理するもので
あってもよい。その場合には、基板保持部220のリム
部222の一部を直線状としてウエハの形状に合わせる
のが好適である。但し、リム部222の径が十分小さ
く、オリエンテーション・フラットを有するウエハにお
いてもその内側の周が全域にわたってウエハ300の内
部となるような場合には、リム部222は円形のままで
もよい。また、このようなリム部222の変形に応じ
て、基台210、即ちウエハホルダ200自身、あるい
は、支持部230リム部232の形状などを、適宜変更
してよい。
【0068】また、ウエハのロード及びアンロードの方
法も、本実施の形態のようなセンターピン181の昇降
により行う方法に限られるものではない。例えば、ウエ
ハホルダ200の基板保持部220のリム部222の外
側に突出するウエハ300の周縁部に搬送用のアームを
差し込み、このアームを昇降させてウエハの着脱を行う
ようにしてもよい。その場合、例えば、リム部222の
外側へのウエハ300の突出が十分でない場合には、ア
ームによるウエハ300の掛止が可能な程度に、リム部
222の一部を削除するなどすればよい。さらに、セン
ターピン181を上下動させる代わりに、あるいはこれ
と組み合わせて、ウエハホルダ200を上下動させても
よい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
いわゆるウエハステージなどの載置台上にそれ自体が高
精度に平坦に歪みなく載置され、もって、半導体ウエハ
などの基板を同じく平坦な状態に歪みなく保持できるよ
うな基板保持装置を提供することにある。さらには、当
該載置台上に真空吸引力などにより強固に吸着保持さ
れ、載置台が移動した時にもずれることの無いような、
安定して搭載される基板保持装置を提供することができ
る。また、そのような基板保持装置を具備し、保持され
た基板に対して精度よく位置決めを行い、露光処理によ
り高精細なパターンを適切に転写することができる露光
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態の露光装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1に示した露光装置のウエハホルダ
の構成を示す概略断面図である。
【図3】図3は、図2に示したウエハホルダのウエハ保
持面を示す図である。
【図4】図4は、図2に示したウエハホルダのホルダ載
置面を示す図である。
【図5】図5は、図2に示したウエハホルダにおいて、
基板保持部及び支持部のピンを正三角形格子状に配置す
る理由を説明するための図である。
【図6】図6は、図2に示したウエハホルダにおいて、
基板保持部及び支持部のピンの適切な間隔を決定するた
めの説明をするための図である。
【図7】図7は、図2に示したウエハホルダをウエハス
テージのZLステージ上に載置する動作を説明するため
の図である。
【図8】図8は、図7に示すようにZLステージ上に載
置されたウエハホルダ上に、ウエハを載置する動作を説
明するための図である。
【図9】図9は、図8に示すようにウエハホルダ上にウ
エハが載置され保持された状態を示す図である。
【符号の説明】 100…露光装置 110…光源 120…ビームマッチングユニット(BMU) 130…照明光学系 150…レチクルステージ 160…投影光学系 170…ステージ装置 180…ベース盤 181…センターピン 190…ウエハステージ 191…ステージ本体 192…ZLステージ 200…ウエハホルダ 210…基台 211…給排気孔 212…接続口金 220…基板保持部 221…ピン 222…リム部 230…支持部 231…ピン 232…リム部 300…ウエハ 310…レチクル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状の基板を保持する基板保持装置であ
    って、 平板状の基台と、 前記基台の一方の面に設けられ、載置される基板を、当
    該基板が平坦に維持されるように保持する基板保持部
    と、 前記基台の他方の面に設けられ、各先端部が実質的に同
    一平面を構成するように形成された複数の突起部を有
    し、当該突起部の先端部を所定の平坦面上に当接させる
    ことにより、当該基板保持装置を前記平坦面上に支持す
    る支持部とを有する基板保持装置。
  2. 【請求項2】前記複数の突起部は、前記基台の他方の面
    に略正三角形の格子状に配置される請求項1に記載の基
    板保持装置。
  3. 【請求項3】前記基板保持部は、前記基台の一方の面に
    設けられ、各先端部が実質的に同一平面を構成するよう
    に形成された複数の突起部を有する請求項1又は2に記
    載の基板保持装置。
  4. 【請求項4】前記複数の突起部は、前記基台の他方の面
    に略正三角形の格子状に配置される請求項3に記載の基
    板保持装置。
  5. 【請求項5】前記支持部の前記複数の突起部は、前記基
    板保持部の前記複数の突起部より密度を粗くして設けら
    れる請求項3又は4に記載の基板保持装置。
  6. 【請求項6】前記基板保持部は、前記複数の突起部と実
    質的に同じ高さを有し、当該複数の突起部を取り囲むよ
    うに前記基台の一方の面の周縁部に設けられた側壁部を
    さらに有する請求項3〜5のいずれかに記載の基板保持
    装置。
  7. 【請求項7】前記基板保持部は、前記複数の突起部より
    も高さが低く、当該複数の突起部を取り囲むように前記
    基台の一方の面の周縁部に設けられた側壁部を有する請
    求項3〜5のいずれか一項に記載の基板保持装置。
  8. 【請求項8】前記側壁部は、前記基板と対向する上端面
    に、各先端部が前記基台の一方の面に設けられる前記複
    数の突起部と実質的に同一平面を構成するように形成さ
    れた複数の突起部を有する請求項7に記載の基板保持装
    置。
  9. 【請求項9】前記支持部は、前記複数の突起部と実質的
    に同じ高さを有し、当該複数の突起部を取り囲むように
    前記基台の他方の面の周縁部に設けられた側壁部をさら
    に有する請求項1〜8に記載の基板保持装置。
  10. 【請求項10】前記支持部は、前記平坦面と対向する表
    面の少なくとも一部が導電性材料により形成される請求
    項1〜9のいずれかに記載の基板保持装置。
  11. 【請求項11】当該基板保持装置が前記所定の平坦面の
    所定の位置に載置された場合に、前記平坦面の所定の位
    置に設けられた所定の開口と連結し、当該開口に印加さ
    れる真空吸引力を前記基板保持部に作用させる、前記基
    台を貫通する孔をさらに有する請求項1〜10のいずれ
    かに記載の基板保持装置。
  12. 【請求項12】露光対象の所望の基板を保持する請求項
    1〜11のいずれかに記載の基板保持装置と、 露光ビームによりフォトマスクを介して前記保持された
    基板を露光し、前記フォトマスクに形成されているパタ
    ーンを前記基板に転写する露光手段とを有する露光装
    置。
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