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JP2003314765A - 管継手 - Google Patents

管継手

Info

Publication number
JP2003314765A
JP2003314765A JP2002121088A JP2002121088A JP2003314765A JP 2003314765 A JP2003314765 A JP 2003314765A JP 2002121088 A JP2002121088 A JP 2002121088A JP 2002121088 A JP2002121088 A JP 2002121088A JP 2003314765 A JP2003314765 A JP 2003314765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding member
pipe
joint
joint body
riding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002121088A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nagai
真一 長井
Nobuyuki Asari
信之 浅里
Fumiichiro Kameyama
文一郎 亀山
Nobuyuki Endo
伸之 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Nitta Moore Co
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Nitta Moore Co
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Nitta Moore Co, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2002121088A priority Critical patent/JP2003314765A/ja
Publication of JP2003314765A publication Critical patent/JP2003314765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも安定性や耐久性に優れる管継手を
提供しようとするもの。 【解決手段】 配管1を継手本体2内で把持する保持部
材3と前記保持部材3を奥側へ押し込む解除部材4とを
有し、前記保持部材3と挿入された配管1が抜け方向に
移動すると保持部材3は継手本体2内のテーパー面7に
沿って縮径して配管1に食い込むようにしていると共
に、継手本体2内には前記保持部材3の奥側又は/及び
手前側の端部を拡径させる乗り上げ面8を有し、相互に
当接する前記乗り上げ面8と保持部材3端部の対向当接
面9の少なくとも一方を曲面形状とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホースやチュー
ブなどの配管類の接続機構を有する管継手に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、油、水、エアー等の流体の配
管のためにホースをグリッパーで保持する機構を有する
管継手が使用されている。
【0003】油・水・エアー等の流体の配管を保持部材
で把持し、必要に応じて前記配管の引き抜きが可能な管
継手が要望されている。
【0004】図7及び図8に示すように、この管継手と
して例えば、配管21(ホースやチューブ)を継手本体22
内で把持する保持部材23(グリッパー)と前記保持部材
23を奥側へ押し込む解除部材24(リリース)とを有し、
前記保持部材23と挿入された配管21が抜け方向に移動す
ると保持部材23は継手本体22内のテーパー面25に沿って
縮径して配管21に食い込むようにすると共に、継手本体
22内には前記保持部材23の奥側の端部を拡径させる乗り
上げ面26を有するような構造が考えられる。
【0005】この管継手によると、図9及び図10に示
すように、配管21を引き抜くときは、解除部材24によっ
て保持部材23を奥側へ押し込むことにより保持部材23の
奥側の端部が継手本体22内の乗り上げ面26に乗り上げて
拡径した状態とする。これにより保持部材23による配管
21への食い込みが解除され、配管21を容易に引き抜くこ
とができるという利点がある。
【0006】しかし、配管21の抜き差しが繰り返される
と、継手本体22の乗り上げ面26に乗り上げる際に保持部
材23の接触エッジ部27が磨耗・変形することが懸念され
る。また継手本体22の乗り上げ面26側の製造上の面粗度
の具合により、保持部材23が乗り上げ変移する際の滑り
性・安定性に影響が出ることが考えられる。さらに継手
本体22の乗り上げ面26の角度が製造上振れた場合、保持
部材23を乗り上げ変移させるのに必要以上の大きな力が
必要となり、操作性のばらつきが発生し得る。すなわ
ち、安定性や耐久性に懸念が残るという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、従
来よりも安定性や耐久性に優れる管継手を提供しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。 配管を継手本体内で把持する保持部材と前記保持部
材を奥側へ押し込む解除部材とを有し、前記保持部材と
挿入された配管が抜け方向に移動すると保持部材は継手
本体内のテーパー面に沿って縮径して配管に食い込むよ
うにしていると共に、継手本体内には前記保持部材の奥
側又は/及び手前側の端部を拡径させる乗り上げ面を有
し、相互に当接する前記乗り上げ面と保持部材端部の対
向当接面の少なくとも一方を曲面形状としたことを特徴
とするこの管継手では使用後に配管を引き抜くときは、
解除部材によって保持部材を奥側へ押し込むことにより
保持部材の奥側又は/及び手前側の端部が継手本体内の
乗り上げ面に乗り上げて拡径した状態とする。これによ
り保持部材による配管への食い込みが解除され、配管を
引き抜くことができる。
【0009】そして、相互に当接する乗り上げ面と保持
部材端部の対向当接面の少なくとも一方を曲面形状とし
たので、保持部材がエッジ(角部)で当接する場合と比
較して過度な磨耗が起こり難く相互に滑らかに当接・変
移し、乗り上げ面の製造上の面粗度(ツールマーク等)
の影響やその角度の製造上の振れの影響を受け難い。 前記乗り上げ面は、継手本体内における終端側の壁
面に形成してもよく解除部材に形成してもよくまた双方
に形成してもよい。
【0010】いずれに形成するかは端部を拡径させるべ
き対応する保持部材の材質・性状・性質等により選択す
ればよく、具体的には例えば保持部材の拡径し易い側の
端部に対向する方に形成すればよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。 (実施形態1)図1乃至図3に示すように、この管継手
は、合成樹脂製の配管(ホース)1を継手本体2内で把
持する合成樹脂製の筒状の保持部材(グリッパー)3と
前記保持部材3を奥側へ押し込む合成樹脂製の筒状の解
除部材(リリース)4とを有する。
【0012】前記保持部材3は、管挿入口側の端部と奥
側の端部との前後から交互に複数本のスリット(図示せ
ず)が平行に形成されており、拡縮径を可能としてい
る。また保持部材3の内周面には、配管1の外周面に食
い込んで強固に保持するように複数条の環状突起帯6が
突設されている。
【0013】そして、使用時に前記保持部材3と挿入さ
れた配管1が抜け方向に一緒に移動すると、保持部材3
は継手本体2内のテーパー面7(テーパー状の傾斜面)
に沿って縮径して配管1に食い込んでいくようにしてい
る。保持部材3は配管1の外周面を全体的に押さえ込ん
で食い締めしっかりと緊締する。
【0014】また継手本体2内には、前記保持部材3の
奥側の端部を拡径させる乗り上げ面8を形成している。
この乗り上げ面8は、継手本体2内における配管1を挿
入した終端側の壁面に形成している。一方、前記解除部
材4にも、保持部材3の管挿入口側の端部を拡径させる
乗り上げ面8を形成している。このように乗り上げ面8
は、継手本体2内における終端側の壁面と解除部材4と
の双方に形成している。
【0015】そして、継手本体2内における配管1を挿
入した終端側の壁面側の乗り上げ面8と相対向する対向
当接面9を前記保持部材3の奥側の端部に形成し、前記
解除部材4側の乗り上げ面8と相対向する対向当接面9
を保持部材3の管挿入口側の端部に形成している。
【0016】ところで、相互に当接する前記継手本体2
内における終端側の壁面の乗り上げ面8と保持部材3端
部の対向当接面9のうち、保持部材3端部の対向当接面
9の方は曲面形状としている。
【0017】次に、この実施形態の管継手の使用状態を
説明する。
【0018】配管1の挿入初期の使用前の段階では合成
樹脂製の保持部材3は配管1表面に軽く食いついている
だけの状態である。この状態で配管1を加圧すると、内
圧によって配管1と保持部材3は図示右側に一体的に移
動し、継手本体2内壁のテーパー部7に沿って保持部材
3は縮径して配管1に食い込んでいく。また、内圧を未
だかけていない状態で配管1を引き抜き方法に引っ張る
と配管1と保持部材3は図示右側に一体的に移動し、継
手本体2内壁のテーパー部7に沿って保持部材3は縮径
して同様に配管1に食い込んでいく。この保持部材3の
縮径変形によって配管1を保持し、使用中の抜けを防止
する。
【0019】使用後に配管1を引き抜くときは先ず配管
1を奥側に押し込む。また解除部材4によって保持部材
3を奥側へ押し込むことにより、保持部材3の奥側の端
部が継手本体2内における終端側の壁面の乗り上げ面8
に乗り上げて拡径した状態とする。これにより保持部材
3による配管1への食い込みが解除され、配管1を引き
抜くことができる。したがって保持部材3が配管1表面
に食い込んで配管1が経時的に抜け難くなっていても、
容易に引き抜くことができる。
【0020】また前記解除部材4にも、保持部材3の管
挿入口側の端部を拡径させる乗り上げ面8を形成してお
り、保持部材3は、その奥側の端部を拡径させる継手本
体2内の乗り上げ面8とその管挿入口側の端部を拡径さ
せる解除部材4の乗り上げ面8とに挟まれて全体的に拡
径方向に変形するので、保持部材3の配管1への食い込
みがより完全に解除されるという利点がある。すなわ
ち、配管1から離反する方向に対して保持部材3の前後
の双方から変形させる力が加わり、保持部材3が片方端
からだけではなく全体的に拡径するので非常に分離し易
い。
【0021】さらに、前記保持部材3の管挿入口側の端
部に解除部材4側の乗り上げ面8と対向する対向当接面
9を形成したので、解除部材4側の乗り上げ面8とこれ
に対向する保持部材3の管挿入口側の端部の対向当接面
9によって保持部材3の管挿入口側の端部はより円滑に
拡径せしめられるという利点がある。
【0022】そのうえ、継手本体2内における配管1を
挿入した終端側の壁面側の相互に当接する乗り上げ面8
と保持部材3端部の対向当接面9のうち保持部材3端部
の対向当接面9の方を曲面形状としたので、保持部材3
がエッジ(角部)で当接する場合と比較して過度な磨耗
が起こり難く相互に滑らかに当接・変移し、乗り上げ面
8の製造上の面粗度(ツールマーク等)の影響やその角
度の製造上の振れの影響を受け難く、安定性や耐久性に
優れるという利点がある。 (実施形態2)次に実施形態2を上記実施形態との相違
点を中心に説明する。
【0023】図4に示すように、継手本体2内における
配管1を挿入した終端側の壁面の乗り上げ面8と保持部
材3端部の対向当接面9のうち乗り上げ面8の方を曲面
形状としている。 (実施形態3)次に実施形態2を上記実施形態との相違
点を中心に説明する。
【0024】図5に示すように、解除部材4側の乗り上
げ面8と保持部材3端部の対向当接面9のうち対向当接
面9の方を曲面形状としている。 (実施形態4)図6に示すように、解除部材4側の乗り
上げ面8と保持部材3端部の対向当接面9のうち乗り上
げ面8の方を曲面形状としている。
【0025】
【発明の効果】この発明は上述のような構成であり、次
の効果を有する。
【0026】過度な磨耗が起こり難く相互に滑らかに当
接・変移し、乗り上げ面の製造上の面粗度(ツールマー
ク等)の影響やその角度の製造上の振れの影響を受け難
いので、従来よりも安定性や耐久性に優れる管継手を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の管継手の実施形態1を示す半断面
図。
【図2】図1の管継手の要部拡大図。
【図3】図1の管継手で解除部材を押し込む状態を示す
半断面図。
【図4】この発明の管継手の実施形態2を示す要部拡大
断面図。
【図5】この発明の管継手の実施形態3を示す要部拡大
断面図。
【図6】この発明の管継手の実施形態4を示す要部拡大
断面図。
【図7】従来の管継手を示す半断面図。
【図8】図7の管継手の要部拡大図。
【図9】図7の管継手で解除部材を押し込む状態を示す
半断面図。
【図10】図9の管継手の要部拡大図。
【符号の説明】
1 配管 2 継手本体 3 保持部材 4 解除部材 7 テーパー面 8 乗り上げ面 9 対向当接面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長井 真一 三重県名張市八幡1300番45 ニッタ・ムア ー株式会社名張工場内 (72)発明者 浅里 信之 三重県名張市八幡1300番45 ニッタ・ムア ー株式会社名張工場内 (72)発明者 亀山 文一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 遠藤 伸之 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3H015 DA06 DA11 3H017 HA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管を継手本体内で把持する保持部材と
    前記保持部材を奥側へ押し込む解除部材とを有し、前記
    保持部材と挿入された配管が抜け方向に移動すると保持
    部材は継手本体内のテーパー面に沿って縮径して配管に
    食い込むようにしていると共に、継手本体内には前記保
    持部材の奥側又は/及び手前側の端部を拡径させる乗り
    上げ面を有し、相互に当接する前記乗り上げ面と保持部
    材端部の対向当接面の少なくとも一方を曲面形状とした
    ことを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 前記乗り上げ面が継手本体内における終
    端側の壁面に形成された請求項1記載の管継手。
  3. 【請求項3】 前記乗り上げ面が継手本体内の解除部材
    に形成された請求項1又は2記載の管継手。
JP2002121088A 2002-04-23 2002-04-23 管継手 Pending JP2003314765A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286259A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Higashio Mech Co Ltd 管継手
JP2010078138A (ja) * 2008-09-01 2010-04-08 Yamabiko Corp パイプ連結構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286259A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Higashio Mech Co Ltd 管継手
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