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JP2003300793A - 加熱装置および半導体薄膜製造方法 - Google Patents

加熱装置および半導体薄膜製造方法

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Publication number
JP2003300793A
JP2003300793A JP2002103887A JP2002103887A JP2003300793A JP 2003300793 A JP2003300793 A JP 2003300793A JP 2002103887 A JP2002103887 A JP 2002103887A JP 2002103887 A JP2002103887 A JP 2002103887A JP 2003300793 A JP2003300793 A JP 2003300793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
heating device
shaped member
substrate
thin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002103887A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Inakanaka
博士 田舎中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002103887A priority Critical patent/JP2003300793A/ja
Publication of JP2003300793A publication Critical patent/JP2003300793A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】大面積半導体基板に対してエピタキシャル成長
等の成膜作業や熱拡散、熱酸化等の作業を省電力で効率
よく行う。 【解決手段】板状部材200は、大面積の炭素系基板2
01の片面または両面にシリコン基板202を貼り合わ
せたものであり、このシリコン基板202上にエピタキ
シャル成長層を形成する。また、加熱装置は、板状部材
200を加熱して、エピタキシャル成長、熱酸化等の処
理を行うものである。石英ガラス110、120で構成
される反応炉100内には、板状部材200を保持する
基板ホルダ211が配置され、この基板ホルダ211の
回転機構によって板状部材200を回転されながら加熱
処理を行う。また、反応炉100内には、反射板230
やガスノズル240を有する。そして、反応炉100の
外側には、RF誘導加熱コイル130が配置され、板状
部材200の直接誘導加熱を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体薄膜を製造
するための加熱装置および製造方法に関し、特に大面積
薄膜単結晶シリコン基板を製造するために最適な加熱装
置および半導体薄膜製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、大面積の薄膜単結晶半導体素
子を製造するための方法として、単結晶シリコン基板上
にポーラスシリコン層を形成し、その層上に半導体素子
層となるエピタキシャル成長層を設け、このエピタキシ
ャル成長層を接着性を有する部材によって単結晶シリコ
ン基板から剥離するような方法が知られている(例え
ば、特開平8−213645号公報、特開平11−31
828号公報参照)。また、このような方法に用いるこ
とができる基板として、本件出願人は、炭素含有材料よ
りなる基板(炭素系基板)に半導体基板(シリコン基
板)を接合した構成およびその製造方法について提案し
ている(例えば、特開平11−2647号公報参照)。
そして、このような積層構造の製造方法では、大面積の
シリコン基板上に大面積のエピタキシャル成長を行う必
要がある。
【0003】一般に、半導体製造工程におけるエピタキ
シャル成長の多くは、気相成長(CVD(chemical vap
or deposition ))法によって製膜する場合が多い。こ
の気相成長法は、気相における化学反応を用いて物質を
シリコン基板の上に製膜するものであり、シリコン基板
を高温に加熱することが必要であるが、この加熱方法の
種類によって次のような方式が提案されている。 (1)RF誘導加熱方式 この方式は、カーボンサセプタを電磁誘導で加熱してか
ら、シリコン基板を加熱するものである。図13は、こ
のRF誘導加熱方式を実現する装置例を示しており、誘
導ガスを供給するガスノズル1の周囲にカーボンサセプ
タ2が配置され、その上にシリコン基板3が配置されて
いる。そして、誘導加熱用のワークコイル4に誘導電流
を供給することにより、カーボンサセプタ2を電磁誘導
で加熱し、その加熱によってシリコン基板3を加熱す
る。
【0004】(2)抵抗加熱方式 この方式は、抵抗線ヒータによってシリコン基板を加熱
するものである。図14は、この抵抗加熱方式を実現す
る装置例を示しており、複数のシリコン基板3を配置し
たサセプタ5の外周に石英チューブ6が配置され、その
外側に抵抗線ヒータ7が配置されている。そして、抵抗
線ヒータ7に電流を流してシリコン基板3を加熱する。 (3)ランプ加熱方式 この方式は、ランプの照射によってシリコン基板を加熱
するものである。図15は、このランプ加熱方式を実現
する装置例を示しており、シリコン基板3の両側面に石
英ガラス板8が配置され、その外側に反射板9に組み込
まれたランプ10が配置されている。そして、ランプ1
0の光をシリコン基板3に照射することにより、シリコ
ン基板3を加熱する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の加熱方式に共通する問題点としては、電気エネルギ
を一旦間接材料の熱エネルギに変換してから、シリコン
基板を加熱する方式であるため、高温に加熱するための
消費電力が高いことが挙げられる。したがって、どの方
式も量産性が低く、エピタキシャル成長工程のコストが
著しく高い。すなわち、大面積のシリコン基板をエピタ
キシャル成長させるために反応炉を大型化させると、ど
の方式においても加熱部品が大型化し、消費電力は増大
し、膜厚制御が困難になる。なお、上述した3つの方式
の中では、ランプ加熱方式が最も実用化しやすい技術で
あるが、ランプが巨大になると、エピタキシャル成長工
程のランニングコストが高くなりすぎて、薄膜単結晶シ
リコン基板は非常に高価なものとなる。
【0006】そこで本発明の目的は、消費電力が低く、
かつ容易に大面積のエピタキシャル成長等を実現できる
加熱装置、さらには、この加熱装置を用いたエピタキシ
ャル成長による新しい概念の半導体薄膜の製造方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、所定の板状部材に加熱処理を施す加熱装置で
あって、絶縁体で形成された反応炉と、前記反応炉の外
側に配置されたRF誘導加熱コイルと、前記反応炉の内
部に配置され、前記板状部材を保持する基板ホルダとを
有することを特徴とする。また本発明は、所定の板状部
材に加熱処理を施すことにより、半導体薄膜の成膜を行
う半導体薄膜製造方法であって、絶縁体で形成された反
応炉と、前記反応炉の外側に配置されたRF誘導加熱コ
イルと、前記反応炉の内部に配置され、前記板状部材を
保持する基板ホルダとを有する加熱装置によって前記板
状部材の直接誘導加熱を行うことにより、前記板状部材
上に半導体薄膜の成膜を行うことを特徴とする。
【0008】本発明の加熱装置では、反応炉内の基板ホ
ルダに保持された板状部材に、反応炉外のRF誘導加熱
コイルから直接誘導加熱によって加熱するため、例えば
大面積の半導体基板に対してエピタキシャル成長等の処
理を行うことが可能となり、小さい消費電力で効率のよ
い各種加熱処理を行うことが可能となる。また、本発明
の半導体薄膜製造方法では、同様の加熱装置によって板
状部材の直接誘導加熱を行うことから、例えば大面積の
半導体基板に対してエピタキシャル成長等の薄膜製造作
業を行うことが可能となり、小さい消費電力で効率のよ
い各種半導体薄膜の製造が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による加熱装置およ
び半導体薄膜製造方法の実施の形態例について説明す
る。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の好適
な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付され
ているが、本発明の範囲は、以下の説明において、特に
本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に
限定されないものとする。本実施の形態は、炭素含有材
料よりなる基板(炭素系基板という)SiCにシリコン
基板を接合した板状部材(複合基板)を用いたエピタキ
シャル成長技術に関し、板状部材をRF(高周波)誘導
加熱方式によって直接加熱することを特徴とする。この
加熱方式では、電気エネルギを板状炭素材料の熱エネル
ギに直接変換するので、エネルギの変換ロスを大きく抑
制できる。
【0010】図1は、本実施の形態による加熱装置の基
本構成を示す側断面図であり、図2〜図4は、本実施の
形態による加熱装置の具体的な3つの実施例による構成
を示す側断面図である。まず、図1に基づいて本実施の
形態による加熱装置の基本構成について説明する。この
加熱装置は、大面積の板状部材200を加熱するもので
あり、図1に示す構成では、反応炉100を構成する石
英ガラス110、120の間に板状部材200が配置さ
れ、反応炉100の外側に配置されたRF誘導加熱コイ
ル130によって板状部材200の加熱が行われる。ま
た、板状部材200は、図1で省略する基板ホルダに保
持され、この基板ホルダの回転機構によって矢印Aに示
すように回転されながら加熱される。なお、基板ホルダ
の材料は、炭素含有材料、絶縁体、石英ガラス、アルミ
ナ板等を用いることが可能である。また、基板ホルダは
炭素系基板の熱膨張係数よりも1/100倍から100
倍の間の熱膨張係数を有するものを用いることが有効と
なる。
【0011】また、図5は、このような加熱装置が設け
られる反応炉に対するRF誘導加熱コイル130の配置
例を示している。図示のように、反応炉100は扁平な
直方体状に形成されており、図5(A)に示す例では図
1の構成と対応して反応炉100の片側にRF誘導加熱
コイル130が配置されている。また、図5(B)に示
す例では、反応炉100の外周にRF誘導加熱コイル1
30が配置されている。このようなRF誘導加熱コイル
130の配置は種々採用できるものである。つまり、R
F誘導加熱コイル130は、板状部材200の片面だけ
に配置しても、両面に配置してもよい。
【0012】また、加熱装置の具体的構成としては、後
述する各実施例でも説明するが、例えば以下のようなも
のが挙げられる。まず、図1では板状部材200をRF
誘導加熱コイル130と石英110、120で構成され
る空間内に挿入しているが、ここに反射板を挿入するこ
とも可能である。また、板状部材200は、大面積の炭
素系基板(図示の例ではSiC)201の片面または両
面にシリコン基板202を配置したものである。
【0013】図6は、板状部材と基板ホルダの構成例を
示している。図6(A)は板状部材200の上面だけに
エピタキシャル成長膜を形成する構成であり、炭素系基
板201の上面だけにシリコン基板202が設けられて
いる。また、この場合の基板ホルダ211は、炭素系基
板201の下面を受け止める平板状に形成されている。
一方、図6(B)は板状部材200の上下両面にエピタ
キシャル成長膜を形成する構成であり、炭素系基板20
1の上下両面にシリコン基板202が設けられている。
また、この場合の基板ホルダ212は、炭素系基板20
1の外周部だけを下面から受け止める環状に形成されて
おり、炭素系基板201の下面に設けられたシリコン基
板202が下方に露出した状態で配置されるようになっ
ている。
【0014】なお、このような基板ホルダ211、21
2は、いずれも板状部材200を撓まない状態で保持す
る形状であることが必要であり、また、基板ホルダの材
料としては、加熱させたい炭素系材料とほぼ同じ抵抗値
を有するものがよい(すなわち、抵抗値が低いと温度が
上昇して基板ホルダが変形する恐れがあり、抵抗値が高
すぎると、消費電力が基板ホルダ側にとられる恐れがあ
る)。もちろん、基板ホルダの材料は、絶縁物である石
英ガラスやアルミナ材料であってもよい。
【0015】図7は、基板ホルダ211、212の形状
例を示している。図7(A)に示すような円形一体型
や、図7(B)に示すような四角形の一体型を採用でき
る。また、図7(C)(D)に示すような板状部材20
0の形状に応じて開口210Aを有するものを採用でき
る。なお、図7(C)(D)の例は、複数の板状部材2
00を保持できる構造となっており、複数の板状部材2
00を一括して加熱処理することが可能である。また、
図7(E)に示すように、小さい長孔210Bを多数形
成し、軽量化を図るようにした基板ホルダ213を採用
することもできる。
【0016】図8および図9は、図7(E)に示した基
板ホルダ213の回転機構の構成例を示す説明図であ
る。この回転機構は、基板ホルダ213の外周部下面に
形成されたラック部213Aに回転軸220に設けた歯
車部220Aを係合させ、この回転軸220を矢印B方
向に回転駆動することにより、基板ホルダ213を矢印
A方向に回転させるようにしたものである。なお、図8
に示すように、回転軸220は基板ホルダ213の外周
に沿って複数設けられているが、1つだけを駆動源に接
続して原動軸とし、その他を従動軸とすることにより、
円滑な動作を得ることが可能である。
【0017】また、本例の加熱装置には、反応炉100
内に成膜ガス等のガスを供給する供給手段が設けられて
いる。例えば、成膜ガスについては、石英ノズル等のガ
スノズルが設けられており、成膜面に成膜ガスを供給す
る。このガスノズルは、例えば平面シャワー型ノズルで
あり、板状部材200の片側、または両側に配置され
る。そして、この成膜には、プロセスガスを流して成膜
を行う。このため、ガスノズルには、例えば、SiH4
、H2 SiCl2 、HSiCl3 、SiCl4 、Si2
H6 、PH3 、B2 H6 のいずれかのガスが接続され
ている。また、酸素ガスを流して酸化を行い、さらに、
POCl3 ガスを流してリン拡散を行うことができる。
また、上述のようなシャワー型ガスノズルによらず、反
応炉100全体にガスを導入するような供給路が設けら
れている。
【0018】また、本例の加熱装置には、石英部品やア
ルミナ反射板をクリーニングする手段が設けられてい
る。これは例えば、加熱装置を800°C以上に昇温
し、HClガスを反応炉100内に流して、石英部品と
アルミナ反射板をクリーニングする、あるいは、加熱装
置を室温から200°Cの間に保ち、ClF3 ガスを反
応炉100内に流すことにより、石英部品とアルミナ反
射板をクリーニングするものである。
【0019】そして、このような構成の加熱装置によ
り、大面積基板の成膜処理を行うことが可能である。こ
れは、反応炉100内に配置された各種の基板に対し、
RF信号による直接誘導加熱を行うことにより実行する
ものであり、例えば大面積シリコン基板をエピタキシャ
ル成長させる場合や、上述のようにシリコン基板を炭素
系基板に貼り付けた板状部材200をエピタキシャル成
長させる場合に用いることが可能である。また、その他
の半導体基板を直接誘導加熱したり、その他の誘電体材
料を直接誘導加熱することも可能である。なお、炭素含
有材料基板とは、黒鉛、SiC、アモルファスカーボ
ン、さらにはSiCコーティングが施された炭素材料等
である。
【0020】また、用途としては、エピタキシャル成長
の他に、多結晶半導体の成膜、アモルファス半導体の成
膜、各種の熱酸化、不純物の熱拡散、高温アニール処理
等に用いることができ、特に水素、窒素、酸素、真空、
Ar等の様々な雰囲気でアニールを行うことができる。
そして、直接誘導加熱による消費電力の低コスト化を図
ることが可能となるものである。
【0021】次に、以上のような加熱装置の具体的な実
施例について説明する。図2は、本実施の形態による第
1実施例の加熱装置を示す側断面図である。この加熱装
置は、誘導加熱型エピタキシャル成長装置として構成さ
れたものであり、片面成膜用の例を示している。また、
図10は、本第1実施例によるエピタキシャル成長を含
む作業工程を示す断面図である。まず、この加熱装置
は、大面積炭素系基板201の片面にシリコン基板20
2を配置した板状部材200のエピタキシャル成長作業
を行うものであり、図2に示す装置構成は、図1に示す
ものに対し、基板ホルダ211、石英ノズル(平面シャ
ワー型ノズル)230、アルミナ反射板240を追加し
たものである。
【0022】これらは既に説明したものであるが、石英
ノズル230は、板状部材200のシリコン基板202
に対向配置され、この石英ノズル230と基板ホルダ2
11の上下両側にアルミナ反射板240が配置されてい
る。また、この加熱装置は、上述した図5(B)に示す
ように、RF誘導加熱コイル130が反応炉100のの
外側に巻かれたものである。また、反応炉100内の排
気ガスを反応炉100の側方から吸引して排気すること
により、水素ガスが反応炉100内に導入される。ま
た、成膜ガスは、石英ノズル230から注入する。
【0023】次に、この加熱装置を用いて、シリコン基
板の加熱とエピタキシャル成長を行う場合の作業工程つ
いて説明する。 (1)まず、大面積炭素系基板201の片面にシリコン
基板202を配置した板状部材200を用意する(図1
0(A)(B))。なお、この板状部材200の作製方
法は、炭素系基板201の上にシリコンインゴットより
形成した複数のシリコン分割基板片を並列に配置し、こ
れを各種アニール処理によって炭素系基板201に接合
し、さらに、各シリコン分割基板片の継ぎ目をレーザア
ニールによって結合させることにより一体のシリコン基
板202を形成したものであるが、この製法自体は本発
明と直接関係しないため説明は省略する。また、シリコ
ン基板202は、例えばCZ法によって形成され、Si
単結晶から得た(100)結晶面を板面方向とし、例え
ばボロンドープがなされたP型の比抵抗0.01〜0.
02Ω・cmのシリコン層を50cm×100cmにな
るように貼り付けたものである。
【0024】(2)次に、このシリコン基板202上に
ポーラスSiを形成するための陽極化成を行う。この陽
極化成は、例えば図11に示す陽極化成装置を用いて行
う。この陽極化成装置は、テフロン(登録商標)等の絶
縁性容器250によって電解溶液の貯留槽251を設
け、この貯留槽251の底面開口部252に板状部材2
00のシリコン基板202をOリング253を介して密
閉状態で配置したものである(なお、図11に示す例で
はシリコン基板202の上にエピタキシャル成長層を設
けた状態を示している)。また、貯留槽251には、シ
リコン基板202に対向してPt電極254が配置さ
れ、板状部材200の炭素系基板201側には下部電極
255が配置されている。そして、Pt電極254と下
部電極255と間に電流源256を接続したものであ
る。なお、本例では電界溶液として、HF:C2 H5 O
H=1:1を注入した。 (3)この陽極化成装置において、電流源256の電流
を、まず、7mA/cm2 で8分間通電させる。 (4)次に電流を200mA/cm で2〜3秒間電
通させる。これにより、図10(C)に示すように、シ
リコン基板202の上にポーラスSi層203を形成す
ることができる。
【0025】(5)次に、この板状部材200をエピタ
キシャル成長装置(すなわち、図2に示す加熱装置)に
設置する。 (6)そして、水素雰囲気中で1130°Cに加熱し、
この状態で10分間アニールする。 (7)次に、1100°Cに温度を下げ、SiCl4 ガ
スを導入し、シリコンのエピタキシャル成長を行う(図
10(D))。これにより、ポーラスSi層203の上
にエピタキシャル成長層204が形成される。 (8)次に、この板状部材200をエピタキシャル成長
装置から取り出し、熱拡散炉において熱酸化を行う(図
10(E))。この熱酸化は950°Cで30分間、バ
イロ酸化を行う。これにより、エピタキシャル成長層2
04の上に熱酸化膜205が形成される。 (9)次に、この熱酸化膜205の表面を親水性にする
ため、SCl洗浄(NH3 OH:H2 O2 :H2 O=
1:1:5、80°C、10分)を行う。なお、これと
同時にガラス基板を用意し、SCl洗浄を行う。
【0026】(10)そして、この板状部材200とガ
ラス基板270との貼り合わせを行う(図10
(F))。 (11)この後、酸素雰囲気中で熱アニールを行う。温
度は400°Cで8時間行う。これにより、板状部材2
00の熱酸化膜205とガラス基板270が接合され
る。 (12)次に、ポーラスシリコン層203を剥離層とし
て、エピタキシャル成長層204からなる薄膜単結晶シ
リコン基板をシリコン基板202から剥離する(図10
(G))。 (13)次に、剥離面のポーラスシリコン層203を除
去する(図10(H)、(I))。これは、例えば大型
のスピンエッチャーを用いて、フッ酸と硝酸の混合液を
注入し、ポーラスシリコン層203を除去することがで
きる。以上の工程によって、大面積薄膜単結晶シリコン
基板203を完成できる。また、剥離された板状部材2
00は、再利用して他の薄膜単結晶シリコン基板を作製
することが可能となる。
【0027】次に、本実施の形態による第2実施例につ
いて説明する。図3は、本実施の形態による第2実施例
の加熱装置を示す側断面図である。この加熱装置は、誘
導加熱型エピタキシャル成長装置として構成されたもの
であり、両面成膜用の例を示している。すなわち、本例
では、図6(B)に示す基板ホルダ212を用いて板状
部材200の両面のシリコン基板202を外側に露出さ
せたものである。また、石英ノズル230は両側に配置
されている。その他は図2の例と同様であるものとす
る。
【0028】次に、この加熱装置を用いて、シリコン基
板の加熱とエピタキシャル成長を行う場合の作業工程つ
いて説明する。 (1)まず、大面積炭素系基板201の両面にシリコン
基板202を配置した板状部材200を用意する。な
お、この板状部材200は、例えば第1実施例で説明し
たものと共通である。また、各シリコン基板202は、
例えばCZ法によって形成され、Si単結晶から得た
(100)結晶面を板面方向とし、例えばボロンドープ
がなされたP型の比抵抗0.01〜0.02Ω・cmの
シリコン層を50cm×100cmになるように貼り付
けたものである。
【0029】(2)次に、このシリコン基板202上に
ポーラスSiを形成するための陽極化成を行う。この陽
極化成は、例えば図12に示す両面型の陽極化成装置を
用いて行う。この陽極化成装置は、テフロン(登録商
標)等の絶縁性容器280によって電解溶液の2つの貯
留槽281A、281Bを設け、この貯留槽281A、
281Bの中間部に板状部材200をOリング283を
介して密閉状態で配置したものである。板状部材200
の両側のシリコン基板202は、両側の貯留槽281
A、281Bに面して配置される。また、貯留槽281
A、281Bには、各シリコン基板202に対向してP
t電極284A、284Bが配置され、各Pt電極28
4A、284Bの間に電流源282を接続したものであ
る。なお、本例では電界溶液として、HF:C2 H5 O
H=1:1を注入した。 (3)この陽極化成装置において、電流源282の電流
を、まず、7mA/cm2 で8分間通電させる。 (4)次に電流を200mA/cm で2〜3秒間電
通させる。これにより、各シリコン基板202の上にそ
れぞれポーラスSi層を形成することができる。
【0030】(5)次に、この板状部材200をエピタ
キシャル成長装置(すなわち、図3に示す加熱装置)に
設置する。 (6)そして、水素雰囲気中で1130°Cに加熱し、
この状態で10分間アニールする。 (7)次に、1100°Cに温度を下げ、SiCl4 ガ
スを導入し、シリコンのエピタキシャル成長を行う。こ
れにより、各ポーラスSi層の上にそれぞれエピタキシ
ャル成長層が形成される。 (8)次に、この板状部材200をエピタキシャル成長
装置から取り出し、熱拡散炉において熱酸化を行う。こ
の熱酸化は950°Cで30分間、バイロ酸化を行う。
これにより、各エピタキシャル成長層の上にそれぞれ熱
酸化膜が形成される。 (9)次に、この熱酸化膜の表面を親水性にするため、
SCl洗浄(NH3 OH:H2 O2 :H2 O=1:1:
5、80°C、10分)を行う。なお、これと同時にガ
ラス基板を用意し、SCl洗浄を行う。
【0031】(10)そして、この板状部材200とガ
ラス基板との貼り合わせを行う。ガラス基板は両面に貼
り合わせる。 (11)この後、酸素雰囲気中で熱アニールを行う。温
度は400°Cで8時間行う。これにより、板状部材2
00の熱酸化膜とガラス基板が接合される。 (12)次に、各ポーラスシリコン層を剥離層として、
それぞれエピタキシャル成長層からなる薄膜単結晶シリ
コン基板を両側のシリコン基板202から剥離する。 (13)次に、剥離面のポーラスシリコン層を除去す
る。これは、例えば大型のスピンエッチャーを用いて、
フッ酸と硝酸の混合液を注入し、ポーラスシリコン層を
除去することができる。以上の工程によって、2枚の大
面積薄膜単結晶シリコン基板を完成できる。また、剥離
された板状部材200は、再利用して他の薄膜単結晶シ
リコン基板を作製することが可能となる。
【0032】次に、本実施の形態による第3実施例につ
いて説明する。図4は、本実施の形態による第3実施例
の加熱装置を示す側断面図である。この加熱装置は、上
述した第2実施例による誘導加熱型エピタキシャル成長
装置の機能に加えて、熱酸化(Wet酸化)を行うこと
ができる熱酸化装置の機能を設けたものである。すなわ
ち、この加熱装置には、図3に示す構成に加えて、反応
炉100内に熱酸化用の第2の基板ホルダ290が配置
され、熱酸化を行うシリコン基板300が配置される。
この第2の基板ホルダ290は、例えば3つのシリコン
基板300を並列に配置できる構造を有しており、ま
た、シリコン基板300の両面に均質の熱酸化を行える
ように、シリコン基板300の外周部だけを支持し、シ
リコン基板300の両面を露出させた状態で保持するも
のである。なお、その他の構成は図3に示すものと同様
であるものとする。
【0033】次に、この加熱装置を用いて、シリコン基
板の加熱とエピタキシャル成長および熱酸化を行う場合
の作業工程ついて説明する。 (1)まず、板状部材200を用意する。これは上述し
た第2実施例で説明したものと共通のものであり、図4
に示すように、反応炉100内の基板ホルダ212に配
置する。 (2)また、第2のシリコン基板300を用意する。こ
のシリコン基板300は、例えば長さが数mで幅が20
cmの長尺シリコンインゴットを長手方向に縦方向に切
断し、さらにスライス、研磨等を行うことにより形成し
たものである。例えばCZ法によって形成され、Si単
結晶から得た(100)結晶面を板面方向とし、例えば
ボロンドープがなされたP型の比抵抗0.01〜0.0
2Ω・cmのシリコン層を17cm×100cmになる
ように切断したものである。そして、このようなシリコ
ン基板300を図4に示すように、反応炉100内の基
板ホルダ290に3枚並べて配置する。
【0034】(3)次に、酸素を流しながら、温度を上
げ、900°Cに昇温する。 (4)次に、酸素と水素を同時に流す。この状態で30
分間保持する。 (5)温度を室温に下降させる。 (6)次に、板状部材200、シリコン基板300を反
応炉100より取り出す。この結果、板状部材200の
シリコン基板202、およびシリコン基板300の表面
には、それぞれ酸化膜が形成される。ここで、実際の試
作により、膜厚をエリプソメータで測定したところ、約
1500Åであった。以上により、酸化膜を形成するこ
とができる。
【0035】次に、本実施の形態による第4実施例につ
いて説明する。この第4実施例では、加熱装置のクリー
ニング方法について説明する。なお、加熱装置には図3
で説明した第2実施例の加熱装置を用いる。 (1)まず、上述した板状部材200を図3に示す加熱
装置の反応炉100内の基板ホルダ212に配置する。 (2)次に、水素を流しながら昇温させ、例えば117
0°Cとする。 (3)次に、両面のガスノズル230からHClを流
す。この状態で30分保持する。 (4)これにより、石英ガラス110、120やアルミ
ナ反射板230の表面がクリーニングされる。 (5)この後、温度を室温に下げ、板状部材200を反
応炉100より取り出す。このような工程により、加工
装置が洗浄できる。
【0036】以上のような本実施の形態による加熱装置
では、次のような効果を得ることができる。 (1)例えば、1m×1mというような大面積の薄膜単
結晶半導体をエピタキシャル成長させることができる。 (2)熱拡散や熱酸化を行うことができる。 (3)消費電力を低下することができる。 (4)シリコン基板(板状部材)を回転させながら成膜
等を行うため、膜厚の均一性を向上できる。 (5)シリコン基板(板状部材)の両面にエピタキシャ
ル成長させることができる。
【0037】なお、本発明は以上の実施例に限定される
ものではなく、作業工程で示した温度や寸法等の例は適
宜変更が可能である。また、反応炉の構成部材として、
石英ガラスの代わりにアルミナを用いてもよい。また、
反射板としてはアルミナ以外の材料で構成することも可
能である。また、加熱処理する基板についても、上述の
ような積層構造の板状部材に限らず、種々の基板につい
て同様の処理を行うことが可能である。例えば、板状部
材を構成する半導体基板として、シリコン基板に限ら
ず、ゲルマニウム、シリコンとゲルマニウムの化合物、
ガリウムとヒ素の化合物、ガリウムとリンの化合物、ガ
リウムと窒素の化合物、ガリウムとインジウムの化合物
等を用いることが可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の加熱装置で
は、反応炉内の基板ホルダに保持された板状部材に、反
応炉外のRF誘導加熱コイルから直接誘導加熱によって
加熱することができる。したがって、例えば大面積の各
種半導体基板に対してエピタキシャル成長等の成膜作業
や熱拡散、熱酸化等の作業を省電力で効率よく行うこと
ができる効果がある。また、本発明の半導体薄膜製造方
法では、同様の加熱装置によって板状部材の直接誘導加
熱を行うことから、例えば大面積の半導体基板に対して
エピタキシャル成長等の薄膜製造作業を省電力で効率よ
く行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による加熱装置の基本構成
を示す側断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の第1実施例における加熱
装置の構成を示す側断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の第2実施例における加熱
装置の構成を示す側断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の第3実施例における加熱
装置の構成を示す側断面図である。
【図5】本発明の実施の形態による加熱装置のRF誘導
加熱コイルの配置例を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態による加熱装置の板状部材
と基板ホルダの構成例を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態による加熱装置の基板ホル
ダの各種形状例を示す平面図である。
【図8】本発明の実施の形態による加熱装置の基板ホル
ダの回転機構の構成例を示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態による加熱装置の基板ホル
ダの回転機構の構成例を示す説明図である。
【図10】本発明の第1実施例によるエピタキシャル成
長を含む作業工程を示す断面図である。
【図11】本発明の第1実施例で用いる陽極化成装置を
示す断面図である。
【図12】本発明の第2実施例で用いる陽極化成装置を
示す断面図である。
【図13】エピタキシャル成長用の加熱装置の第1の従
来例を示す断面図である。
【図14】エピタキシャル成長用の加熱装置の第2の従
来例を示す断面図である。
【図15】エピタキシャル成長用の加熱装置の第3の従
来例を示す断面図である。
【符号の説明】
100……反応炉、110、120……石英ガラス、1
30……RF誘導加熱コイル、200……板状部材、2
01……炭素系基板、202……シリコン基板、21
1、212、213……基板ホルダ、230……石英ノ
ズル、240……アルミナ反射板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C30B 29/06 504 C30B 29/06 504C 504E 504G 504K 504L

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の板状部材に加熱処理を施す加熱装
    置であって、 絶縁体で形成された反応炉と、 前記反応炉の外側に配置されたRF誘導加熱コイルと、 前記反応炉の内部に配置され、前記板状部材を保持する
    基板ホルダと、 を有することを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記基板ホルダを回転する回転機構を有
    することを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記反応炉の内部に配置され、前記板状
    部材に所定のガスを供給するガスノズルを有することを
    特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記ガスノズルは平面シャワー型ノズル
    を有することを特徴とする請求項3記載の加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記絶縁体が石英ガラス板であることを
    特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】 前記絶縁体がアルミナ板であることを特
    徴とする請求項1記載の加熱装置。
  7. 【請求項7】 前記絶縁体の内側に反射板が配置されて
    いることを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  8. 【請求項8】 前記絶縁体の内側にアルミナ板が配置さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  9. 【請求項9】 前記基板ホルダは板状部材の両面を露出
    させた状態で保持することを特徴とする請求項1記載の
    加熱装置。
  10. 【請求項10】 前記基板ホルダは板状部材の両面を露
    出させた状態で保持し、前記板状部材の両面に前記ガス
    ノズルが配置されていることを特徴とする請求項2記載
    の加熱装置。
  11. 【請求項11】 前記板状部材は炭素系基板の片面また
    は両面に半導体基板を貼り合わせた複合基板であること
    を特徴とする請求項2記載の加熱装置。
  12. 【請求項12】 前記基板ホルダは前記炭素系基板の熱
    膨張係数よりも1/100倍から100倍の間の熱膨張
    係数を有することを特徴とする請求項11記載の加熱装
    置。
  13. 【請求項13】 前記基板ホルダは、炭素含有材料より
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱装
    置。
  14. 【請求項14】 前記基板ホルダは、絶縁体より形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  15. 【請求項15】 前記基板ホルダは、石英ガラスまたは
    アルミナ板より形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の加熱装置。
  16. 【請求項16】 前記炭素系基板は、SiCであること
    を特徴とする請求項11記載の加熱装置。
  17. 【請求項17】 前記炭素系基板は、アモルファスカー
    ボンであることを特徴とする請求項11記載の加熱装
    置。
  18. 【請求項18】 前記炭素系基板は、SiCコーティン
    グされた黒鉛であることを特徴とする請求項11記載の
    加熱装置。
  19. 【請求項19】 前記半導体基板は、シリコン、ゲルマ
    ニウム、シリコンとゲルマニウムの化合物、ガリウムと
    ヒ素の化合物、ガリウムとリンの化合物、ガリウムと窒
    素の化合物、ガリウムとインジウムの化合物のいずれか
    であることを特徴とする請求項11記載の加熱装置。
  20. 【請求項20】 前記反応炉内に、SiH4 、H2 Si
    Cl2 、HSiCl3 、SiCl4 、Si2 H6 、PH
    3 、B2 H6 の少なくともいずれかのガスを供給するガ
    ス供給手段が接続されていることを特徴とする請求項1
    記載の加熱装置。
  21. 【請求項21】 前記反応炉内に、水素、窒素、酸素の
    少なくともいずれかのガスを供給するガス供給手段が接
    続されていることを特徴とする請求項1記載の加熱装
    置。
  22. 【請求項22】 前記反応炉内に、HClまたはClF
    3 の少なくともいずれかのガスを供給するガス供給手段
    が接続されていることを特徴とする請求項1記載の加熱
    装置。
  23. 【請求項23】 前記反応炉内を800°C以上に昇温
    して、HClガスを注入し、反応炉内の部材に付着した
    汚れを落とすクリーニング手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載の加熱装置。
  24. 【請求項24】 前記反応炉内を室温から200°Cの
    間の温度に保持し、ClF3 ガスを注入し、反応炉内の
    部材に付着した汚れを落とすクリーニング手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  25. 【請求項25】 所定の板状部材に加熱処理を施すこと
    により、半導体薄膜の成膜を行う半導体薄膜製造方法で
    あって、 絶縁体で形成された反応炉と、前記反応炉の外側に配置
    されたRF誘導加熱コイルと、前記反応炉の内部に配置
    され、前記板状部材を保持する基板ホルダとを有する加
    熱装置によって前記板状部材の直接誘導加熱を行うこと
    により、前記板状部材上に半導体薄膜の成膜を行う、 ことを特徴とする半導体薄膜製造方法。
  26. 【請求項26】 前記板状部材は、炭素系基板の片面ま
    たは両面に半導体基板を張り付けた複合基板であること
    を特徴とする請求項25記載の半導体薄膜製造方法。
  27. 【請求項27】 前記板状部材の直接誘導加熱を行うこ
    とにより、前記板状部材上にエピタキシャル成長を行う
    ことを特徴とする請求項25記載の半導体薄膜製造方
    法。
  28. 【請求項28】 前記板状部材の直接誘導加熱を行うこ
    とにより、前記板状部材上に多結晶半導体薄膜の成膜を
    行うことを特徴とする請求項25記載の半導体薄膜製造
    方法。
  29. 【請求項29】 前記板状部材の直接誘導加熱を行うこ
    とにより、前記板状部材上にアモルファス半導体薄膜の
    成膜を行うことを特徴とする請求項25記載の半導体薄
    膜製造方法。
  30. 【請求項30】 前記板状部材の直接誘導加熱を行うこ
    とにより、前記板状部材に熱拡散を行うことを特徴とす
    る請求項25記載の半導体薄膜製造方法。
  31. 【請求項31】 前記板状部材の直接誘導加熱を行うこ
    とにより、前記板状部材に熱酸化を行うことを特徴とす
    る請求項25記載の半導体薄膜製造方法。
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