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JP2003300442A - 車両の後方映像表示装置 - Google Patents

車両の後方映像表示装置

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JP2003300442A
JP2003300442A JP2002108750A JP2002108750A JP2003300442A JP 2003300442 A JP2003300442 A JP 2003300442A JP 2002108750 A JP2002108750 A JP 2002108750A JP 2002108750 A JP2002108750 A JP 2002108750A JP 2003300442 A JP2003300442 A JP 2003300442A
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JP
Japan
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rear image
image display
detecting
unit
display device
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JP2002108750A
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Yoshiaki Miichi
善紀 見市
Susumu Masuda
奨 増田
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間の車両操作に対しても視認性の優れた
後方映像表示装置を提供する。 【解決手段】 車両の切り返し操作中に、リバース位置
の解除を検出すると同時にディスプレイ3における表示
を後方映像表示14から通常画面表示13に切り換える
のではなく、所定時間の間は後方映像表示14を継続す
る後方映像表示装置において、ブレーキペダル6からブ
レーキ信号が出力されているときには、前記所定時間の
経過にかかわらず常に後方映像表示14を継続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の後方映像表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に設置される後方映像表示装置は、
リアビューシステムとも呼ばれ、車両後部に設置された
カメラ等によりとらえた車両後方の映像を車内に設置さ
れたディスプレイに表示させる装置である。一般に後方
映像を表示させるタイミングとしては、変速機のシフト
位置をリバース位置(後退操作)にしているときに、デ
ィスプレイに後方映像を表示し、リバース位置から解除
したときに、後方映像の表示を中止し通常の画面に戻す
ことにより、車両を後退させたいときに後方映像がディ
スプレイに表示されるようになっている。これにより、
ドライバーは車両後方の状況を視覚により認識しながら
運転することができるため、車庫入れ運転等の際の車両
の操作性を向上させることができる。
【0003】しかし、前述したような後方映像表示装置
では、後退しているときのみ後方映像を表示するため、
車庫入れ運転等のときの視認性は未だ十分ではない。す
なわち、車庫入れ運転等のような切り返し操作を行うと
きには、前進操作と後退操作を短時間のうちに繰り返し
行うため、ディスプレイでは通常の画面と後方映像とが
目まぐるしく切り換わって表示されることになり、視認
性が低下する。
【0004】これに対し、ディスプレイに表示される後
方映像の視認性を向上させる技術として、特開平11−
245723号公報に記載された技術がある。同公報に
は、変速機のシフト位置がリバース位置であると検出し
ている間はディスプレイに後方映像を表示させると共
に、リバース位置の解除を検出しても解除されてからの
時間もしくは車速のいずれか一方が所定値に達するまで
は「切り返し走行中」と判断して後方映像の表示を維持
し、解除されてからの時間もしくは車速のいずれか一方
が所定値に達したときに後方映像の表示を中止すること
により、後方映像の視認性を向上させる技術が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載された技術では、リバース位置が解除され車両
が前進しているときであっても、リバース位置が解除さ
れてからの時間もしくは車速のいずれか一方が所定値に
達すると、後方映像の表示から通常画面の表示に戻って
しまう。このため、例えば、初心者等が車庫入れ操作に
長時間を要した場合には後方映像の表示が中止されてし
まい、視認性が低下するといった問題があった。
【0006】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、車庫入れ等の操作に時間がかかった場合でも視認性
の優れた後方映像表示装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明では、シフト位置を検出するシ
フト位置検出手段と、車両の後方映像を検出する後方映
像検出手段と、当該後方映像を表示する後方映像表示手
段と、前記シフト位置がリバース位置であるときは前記
後方映像を表示すると共に、前記リバース位置が解除さ
れたときは前記後方映像の表示を中止する後方映像表示
制御手段とを有する後方映像表示装置において、ブレー
キ操作を検出するブレーキ操作検出手段と、当該ブレー
キ操作を検出しているときは、前記リバース位置が解除
された場合であっても、前記後方映像の表示を継続する
後方映像表示継続手段とを備えつけた。これにより、ブ
レーキ操作を多用する車庫入れ等の切り返し操作におい
て、ブレーキ操作中は常に後方映像の表示を継続するた
め、車両の操作に長時間を要した場合であっても、後方
映像表示装置の視認性を向上させることができる。
【0008】また、請求項2に係る発明では、請求項1
に係る発明において、前記後方映像表示手段を、前記シ
フト位置がリバース位置であるときは前記後方映像を表
示すると共に、前記リバース位置が解除されたときは前
記後方映像の表示を第1所定時間継続した後に中止する
後方映像表示制御手段とし、前記後方映像表示継続手段
を、前記ブレーキ操作を検出しているときは、前記第1
所定時間が経過した場合であっても、前記後方映像の表
示を継続する後方映像表示継続手段とした。これによ
り、請求項1の発明に係る後方映像表示装置よりも更に
視認性を向上させることができる。
【0009】前記第1所定時間は、例えば、切り返し操
作における前進操作に通常必要とされる時間を参考にし
て予め設定される時間である。すなわち、後退操作から
前進操作に移った場合に直ち後方映像の表示を中止する
のでなく、前進操作に通常必要とされる時間、後方映像
の表示を継続する。また、切り返し操作時の車両速度の
上限を参考に所定速度を設定し、当該所定速度に達する
までの時間を第1所定時間としてもよい。すなわち、車
両速度が所定速度に達するまでの間(第1所定時間)後
方映像表示を継続し、所定速度を越えた場合、後方映像
表示を中止する。更に、切り返し操作中の前進操作に通
常必要とされる時間が経過するか、または車両が所定速
度に達するか、いずれか速いほうの時間を第1所定時間
とすることにより、前述いずれかの条件が満たされるま
では後方映像表示を継続し、いずれかが満たされたとき
は後方映像表示を通常の画面表示に戻すようにしてもよ
い。
【0010】また、請求項3に係る発明では、請求項1
または請求項2において、前記後方映像の表示を継続し
ているときに前記ブレーキ操作の解除を検出した場合、
前記後方映像の表示を第2所定時間継続した後に中止す
るようにした。これにより、切り返し操作におけるブレ
ーキ操作が一時的に中断されても後方映像の表示を継続
することができ、より視認性が向上する。なお、ブレー
キ操作の仕方は各ドライバーの癖によるところが大きい
ため、ドライバーの好みに合わせて前記第2所定時間を
自由に設定できるようになっていてもよい。
【0011】また、請求項4に係る発明では、請求項1
ないし請求項3のいずれかにおいて、車両前方の障害物
を検出する前方障害物検出手段と、前記リバース位置が
解除され、かつ前記障害物を検出したときに、前記後方
映像表示制御手段と前記後方映像表示継続手段とに優先
して前記後方映像の表示を禁止する後方映像表示禁止手
段とを更に備えつけた。これにより、車庫入れ等の切り
返し操作中に車両前方に障害物がある場合には、当該障
害物を素早く発見することができ、安全性を向上させる
ことができる。
【0012】前記車両前方の障害物とは、自車以外の車
両、人間、建造物等が挙げられ、前記前方障害物検出手
段とは、CCDカメラ、レーザセンサー、ミリ波レーダ
等が挙げられる。
【0013】また、請求項5に係る発明では、請求項4
において、前記後方映像表示禁止手段と共に、ドライバ
ーに注意を喚起する警報手段を更に備えた。これによ
り、車庫入れ等の切り返し操作中に前方の障害物がある
場合でも障害物の発見をより素早く行うことができ、安
全性を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の好適
な実施例を例示的に詳しく説明する。図1は、本発明の
実施例に係る後方映像表示装置を備えた車両の概略平面
図である。図2は、前記後方映像表示装置を制御するブ
ロックの構成図である。
【0015】図1に示すように、車両1の後部には後方
映像検出手段である後方カメラ2が設置され、後方カメ
ラ2により検出された後方映像はダッシュボード上に設
置された後方映像表示手段であるディスプレイ3に表示
される。これにより、ドライバーが車両後方の状況を視
認できるようになっている。当該後方映像を表示するタ
イミングは、変速レバー5から得られるシフト位置に関
する情報と、ブレーキペダル6の図示していないブレー
キスイッチから得られるブレーキ操作に関する情報とに
基づいて、リアビューコントローラ4により制御され
る。なお、ディスプレイ3は後方映像表示手段としての
機能のみでなく、ナビゲーションやテレビ等の通常の画
面を表示する機能も有する装置である。
【0016】図2により、前記後方映像表示装置7の機
能を従来技術と比較しながら説明する。図2の一部を用
いて従来の後方映像表示装置を説明すると、従来の後方
映像表示装置は、リアビューコントローラ4が変速レバ
ー5から出力されるシフト位置の情報(リバース位置か
否か)を判断し、ディスプレイ3に、後方カメラ2によ
り得られる後方映像11を表示する(後方映像表示1
4)か、通常画面を表示する(通常画面表示13)かを
選択することを主な機能とした装置である。更に、後方
映像表示14の状態から通常画面表示13に戻す場合に
は、リバース位置が解除されてから直ちに通常画面表示
13に戻すのではなく、第1所定時間が経過したときに
通常画面表示13に戻す機能をも備えている。ここで、
当該第1所定時間とは、前述したとおりである。
【0017】これにより、車庫入れ等の切り返し操作中
は、後退操作から前進操作に移ると共に直ちに後方映像
表示14を通常画面表示13に切り換えるのではなく、
所定の間は後方映像表示14を継続し、切り返し操作中
の後方映像の視認性を向上させていた。
【0018】一方、本実施例に係る後方映像表示装置7
では、ブレーキ操作が行われたときにブレーキペダル6
からブレーキ信号がリアビューコントローラ4に出力さ
れるようになっている。更に、リアビューコントローラ
4に設置されたタイマー15は、ブレーキ操作が解除さ
れてからの時間をカウントし、リアビューコントローラ
4に出力するようになっている。これらにより、前述す
る従来の機能に加え更に以下の機能を有する。
【0019】すなわち、後方映像表示装置7は、ブレー
キ操作によりブレーキ信号がリアビューコントローラ4
に出力されたときには、前記第1所定時間が経過した場
合であっても、後方映像表示14を継続する機能を有し
ている。更に、ブレーキ操作が解除され、ブレーキ信号
の出力がなくなってからのタイマー15による測定時間
が第2所定時間以内であれば、後方映像表示14を継続
する機能をも有している。
【0020】これにより、ブレーキ操作を多用する車庫
入れ等の切り返し操作時において、ブレーキ操作を伴っ
て前進操作及び後退操作を行っている間は常に後方映像
表示14を行う。更に、ブレーキ解除が行われても、第
2所定時間の間は後方映像表示14を継続するため、一
時的なブレーキ解除の場合には後方映像表示14が継続
され、後方映像表示装置7の視認性を向上させることが
できる。
【0021】図3は、本実施例に係る後方映像表示装置
のリアビューコントローラによる制御動作を示したフロ
ーチャートである。以下、リアビューコントローラ4に
よる制御動作を図3に基づいて具体的に説明する。
【0022】図3に示すように、まず、ステップS1で
は、ディスプレイ3に通常画面表示13を行う。次にス
テップS2では、リバース位置を選択しているか否かを
判断し、リバース位置が選択されていなければステップ
S1に戻る。すなわち、ステップS2では、シフト位置
検出手段により変速レバー5から検出されるシフト位置
を判断し、リバース位置でなければステップS1に戻
る。これにより、切り返し操作以外の通常の走行状態に
おいて、シフト位置がリバース位置とならない限りディ
スプレイ3に通常画面表示13を行う。
【0023】一方、ステップS2において、リバース位
置が選択された場合、ステップS3において、ディスプ
レイ3に後方映像表示14を行う。すなわち、ステップ
S3において、後方映像検出手段である後方カメラ2に
より検出される後方映像11をディスプレイ3に表示
(後方映像表示14)する。次に、ステップS4では、
リバース位置が解除されているか否かを判断し、リバー
ス位置が解除されていなければステップS3に戻る。こ
れにより、ドライバーが車両1を後退させるためシフト
位置をリバース位置にしているときには、常に後方映像
表示14を行う。
【0024】一方、ステップS4において、リバース位
置が解除された場合、すなわち、車両1を後退させてい
る状態から、リバース位置を解除し車両1を前進させる
場合、ステップS5以降の制御動作を行う。
【0025】ステップS5では、ドライバーがブレーキ
操作をしているか否かを判断する。すなわち、ブレーキ
操作検出手段として機能するブレーキペダル6のブレー
キスイッチにおいてブレーキ信号が検出されているか否
かを判断する。ここで、ブレーキ信号が検出されている
ときはブレーキ操作中と判断しステップS8に進み、ブ
レーキフラグがONにされた後にステップS3に戻り後
方映像表示14を継続する。これにより、ドライバーが
リバース位置を解除し前進操作を行っていても、ブレー
キ操作が行われている場合には、未だ切り返し操作中と
判断し後方映像表示14を継続させることができる。
【0026】一方、ステップS5においてブレーキ操作
がされていないと判断されたときは、ステップS6に進
み、前述のステップS8においてブレーキフラグがON
とされたか否かを判断する。ここで、リバース位置解除
後ブレーキ操作が行われていないときは、ブレーキフラ
グはONとならないため、ステップS7に進みリバース
解除から第1所定時間以内であるか否かが判断される。
このとき、リバース解除から第1所定時間以内であれ
ば、切り返し操作における前進操作中であると判断して
ステップS3に戻り、後方映像表示14を継続する。一
方、リバース解除から第1所定時間を超えた場合は、切
り返し操作が終了し、通常の走行状態となったと判断し
てステップS1に戻り、ディスプレイ3の表示を後方映
像表示14から通常画面表示13へと切り換える。
【0027】これにより、車庫入れ等の切り返し操作中
は、後退操作からリバース位置を解除して前進操作に移
ると、直ちにディスプレイ3の表示を後方映像表示14
から通常画面表示13に切り換えるのではなく、所定の
間は後方映像表示14を継続し、切り返し操作中の後方
映像の視認性を向上させることができる。
【0028】一方、上述のステップS6でブレーキフラ
グがONであると判断された場合、すなわちリバース位
置を解除した後ブレーキ操作が行われ、該ブレーキ操作
が解除された場合は、ステップS9に進み、ブレーキ信
号の検出がなくなったと同時にカウントを開始するタイ
マー15の測定時間と予め設定された第2所定時間とを
比較する。そして、タイマー15の測定時間が前記第2
所定時間以内である場合、ステップS3に戻り後方映像
表示14を継続する。これにより、ドライバーが切り返
し操作においてブレーキ操作を一時的に中断したとして
も、第2所定時間の間は未だ切り返し操作中と判断し、
後方映像表示14を継続させることができる。
【0029】一方、ステップS9において、ブレーキ操
作が解除されてから第2所定時間経過したと判断された
場合は、切り返し操作が終了し通常の走行状態となった
と判断してステップS10に移行し、ブレーキフラグを
OFFにした後でステップS1に戻り、ディスプレイ3
の表示を後方映像表示14から通常画面表示13へと切
り換える。
【0030】以上より、本実施例ではリバース位置が解
除されたとしても、ドライバーによりブレーキ操作が行
われている間は切り返し操作中であると判断して後方映
像表示を継続させることとしたため、初心者が車庫入れ
等の操作に時間がかかったとしても後方の視認性が低下
することはない。また、ブレーキを解除したとしても第
2所定時間は後方映像表示を継続することとしたため一
時的なブレーキ解除が行われてもディスプレイ3の表示
が後方映像表示14から通常画面表示13へ切り替わる
ことがなく、視認性がさらに向上する。
【0031】尚、上記実施例では、ブレーキ解除が行わ
れてから第2所定時間の間は後方映像表示14を継続す
ることとしたがこの構成は必須ではなく、ブレーキ解除
が行われた場合にそのままディスプレイ3の表示を後方
映像表示14から通常画面表示13へ切り換えることと
しても良い。
【0032】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、実施例に係る後方映像表示装置7に、更に
前方障害物検出手段や警報手段を備え付けてもよい。す
なわち、リバース位置が解除され車両1が前進してお
り、かつ前記後方映像表示制御手段または前記後方映像
表示継続手段により後方映像表示14が継続されていて
も、当該前方障害物検出手段が車両前方の障害物を検出
したときは、後方映像表示14から通常画面表示13に
切り換える(又は警告文字等を表示させてもよい)とと
もに当該警報手段を作動させるようにしてもよい。これ
により、ドライバーの前方に対する不注意を解消するこ
とができ、視認性だけでなく安全性も向上した後方映像
表示装置7とすることができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、前記後方映像
表示制御手段を有する後方映像表示装置において、ブレ
ーキ操作を併用する前進操作が行われているときには、
後方映像の表示を継続する後方映像表示継続手段を備え
付けたことにより、切り返し操作に時間がかかった場合
であっても後方映像の表示を継続するため、後方映像表
示装置の視認性を向上させることができる。
【0034】また、請求項2の発明によれば、請求項1
に係る発明において、前記後方映像表示手段を、後退操
作から前進操作に切り換わったときは後方映像の表示を
第1所定時間継続した後に中止する後方映像表示制御手
段とすることにより、請求項1の発明に係る後方映像表
示装置よりも更に視認性を向上させることができる。
【0035】また、請求項3の発明によれば、ブレーキ
操作の解除を検出した場合には後方映像の表示を第2所
定時間継続した後に中止するようにしたことにより、切
り返し操作においてブレーキ操作が一時的に中断されて
も後方映像の表示を継続することができ、より視認性が
向上する。
【0036】また、請求項4または請求項5の発明によ
れば、車両前方の障害物を検出する前方障害物検出手
段、またはドライバーに注意を喚起する警報手段を更に
備えたことにより、車庫入れ等の切り返し操作中に車両
前方に障害物がある場合には、当該障害物を素早く発見
することができ、安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る後方映像表示装置を備え
た車両の概略平面図である。
【図2】本発明の実施例に係る後方映像表示装置を制御
するブロックの構成図である。
【図3】本発明の実施例に係る後方映像表示装置のリア
ビューコントローラによる制御動作を示したフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
1 車両 2 後方カメラ 3 ディスプレイ 4 リアビューコントローラ 5 変速レバー 6 ブレーキ 7 後方映像表示装置 11 後方映像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 1/00 B60R 1/00 A H04N 7/18 H04N 7/18 J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機のシフト位置がリバース位置にあ
    るか否かを検出するシフト位置検出手段と、 車両の後方映像を検出する後方映像検出手段と、 前記後方映像検出手段による後方映像を表示する後方映
    像表示手段と、 前記シフト位置検出手段によりシフト位置がリバース位
    置であると検出したとき、前記後方映像表示手段により
    後方映像を表示すると共に、前記シフト位置検出手段に
    よりリバース位置の解除を検出したとき、前記後方映像
    表示手段による後方映像の表示を中止する後方映像表示
    制御手段とを有する後方映像表示装置であって、 ドライバーによるブレーキ操作を検出するブレーキ操作
    検出手段と、 前記ブレーキ操作検出手段によりブレーキ操作を検出し
    ているときは、前記シフト位置検出手段によりリバース
    位置の解除を検出した場合であっても、前記後方映像表
    示手段による後方映像の表示を継続する後方映像表示継
    続手段とを備えたことを特徴とする後方映像表示装置。
  2. 【請求項2】 変速機のシフト位置がリバース位置にあ
    るか否かを検出するシフト位置検出手段と、 車両の後方映像を検出する後方映像検出手段と、 前記後方映像検出手段による後方映像を表示する後方映
    像表示手段と、 前記シフト位置検出手段によりシフト位置がリバース位
    置であると検出したとき、前記後方映像表示手段により
    後方映像を表示すると共に、前記シフト位置検出手段に
    よりリバース位置の解除を検出したとき、前記後方映像
    表示手段による後方映像の表示を第1所定時間継続した
    後に中止する後方映像表示制御手段とを有する後方映像
    表示装置であって、 ドライバーによるブレーキ操作を検出するブレーキ操作
    検出手段と、 前記ブレーキ操作検出手段によりブレーキ操作を検出し
    ているときは、前記第1所定時間が経過した場合であっ
    ても、前記後方映像表示手段による後方映像の表示を継
    続する後方映像表示継続手段とを備えたことを特徴とす
    る後方映像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記後方映像表示継続手段により後方映
    像の表示を継続しているときに前記ブレーキ操作検出手
    段によりブレーキ操作の解除を検出した場合、前記後方
    映像の表示を第2所定時間継続した後に中止することを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の後方映像表
    示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の後方映像表示装置において、 車両前方の障害物を検出する前方障害物検出手段と、 前記シフト位置検出手段によりリバース位置の解除が検
    出され、かつ前記前方障害物検出手段により障害物を検
    出したときに、前記後方映像表示制御手段と前記後方映
    像表示継続手段とに優先して前記後方映像表示手段によ
    る後方映像の表示を禁止する後方映像表示禁止手段とを
    更に備えたことを特徴とする後方映像表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の後方映像表示装置にお
    いて、 ドライバーの注意を喚起する警報手段を更に備え、 前記後方映像表示禁止手段により後方映像の表示を禁止
    すると共に前記警報手段によりドライバーの注意を喚起
    するようにしたことを特徴とする後方映像表示装置。
JP2002108750A 2002-04-11 2002-04-11 車両の後方映像表示装置 Expired - Lifetime JP4003513B2 (ja)

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