JP2003214589A - 管破損孔の修理方法とバッグ装着ガイド - Google Patents
管破損孔の修理方法とバッグ装着ガイドInfo
- Publication number
- JP2003214589A JP2003214589A JP2002014442A JP2002014442A JP2003214589A JP 2003214589 A JP2003214589 A JP 2003214589A JP 2002014442 A JP2002014442 A JP 2002014442A JP 2002014442 A JP2002014442 A JP 2002014442A JP 2003214589 A JP2003214589 A JP 2003214589A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- hole
- pipe
- tube
- breakage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 破損孔からの管内流体の漏れ出しを迅速に阻
止することができるようにする。 【解決手段】 管Aに開いた破損孔Bからの管内流体の
漏れ出しを阻止する管破損孔の修理方法であって、膨張
収縮自在なバッグ2を、加圧流体供給用チューブ1との
接続部が一端側に位置する状態で長尺形状に折り畳ん
で、そのバッグの長手方向中間部を破損孔に入り込ま
せ、チューブを通して供給した加圧流体でバッグを膨張
させて、破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止する。
止することができるようにする。 【解決手段】 管Aに開いた破損孔Bからの管内流体の
漏れ出しを阻止する管破損孔の修理方法であって、膨張
収縮自在なバッグ2を、加圧流体供給用チューブ1との
接続部が一端側に位置する状態で長尺形状に折り畳ん
で、そのバッグの長手方向中間部を破損孔に入り込ま
せ、チューブを通して供給した加圧流体でバッグを膨張
させて、破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管壁に開いた破損
孔からの管内流体の漏れ出しを阻止する管破損孔の修理
方法とバッグ装着ガイドに関する。
孔からの管内流体の漏れ出しを阻止する管破損孔の修理
方法とバッグ装着ガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、道路工事や配管の埋設工事など
において、掘削機の爪やアースオーガ、ボーリングバー
などの掘削部材が既設のガス管などの埋設管に誤って接
触して、その管壁に孔(破損孔) を開けてしまうことが
あり、従来、その破損孔を応急的に塞いで、破損孔から
の管内流体の漏れ出しを阻止するために、破損孔周りの
埋設管部分が露出するように開削して、破損孔の形状や
大きさに応じて手で詰め込んだウエスや粘土等の詰め物
でその破損孔を塞ぎ、必要に応じて、修理テープなどの
シートを上から巻き付けるといった応急処置を講じてい
る。
において、掘削機の爪やアースオーガ、ボーリングバー
などの掘削部材が既設のガス管などの埋設管に誤って接
触して、その管壁に孔(破損孔) を開けてしまうことが
あり、従来、その破損孔を応急的に塞いで、破損孔から
の管内流体の漏れ出しを阻止するために、破損孔周りの
埋設管部分が露出するように開削して、破損孔の形状や
大きさに応じて手で詰め込んだウエスや粘土等の詰め物
でその破損孔を塞ぎ、必要に応じて、修理テープなどの
シートを上から巻き付けるといった応急処置を講じてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、開削作業や
詰め物の破損孔への詰め込み作業に手間取って、破損孔
からの管内流体の漏れ出しを迅速に阻止することができ
ない欠点がある。
詰め物の破損孔への詰め込み作業に手間取って、破損孔
からの管内流体の漏れ出しを迅速に阻止することができ
ない欠点がある。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、破損孔からの管内流体の漏れ出しを迅速に阻止
することができるようにすることを目的とする。
あって、破損孔からの管内流体の漏れ出しを迅速に阻止
することができるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の特
徴構成は、管壁に開いた破損孔からの管内流体の漏れ出
しを阻止する管破損孔の修理方法であって、膨張収縮自
在なバッグを、加圧流体供給用チューブとの接続部が一
端側に位置する状態で長尺形状に折り畳んで、そのバッ
グの長手方向中間部を前記破損孔に入り込ませ、前記チ
ューブを通して供給した加圧流体で前記バッグを膨張さ
せて、前記破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止する
点にある。
徴構成は、管壁に開いた破損孔からの管内流体の漏れ出
しを阻止する管破損孔の修理方法であって、膨張収縮自
在なバッグを、加圧流体供給用チューブとの接続部が一
端側に位置する状態で長尺形状に折り畳んで、そのバッ
グの長手方向中間部を前記破損孔に入り込ませ、前記チ
ューブを通して供給した加圧流体で前記バッグを膨張さ
せて、前記破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止する
点にある。
【0006】〔作用〕膨張収縮自在なバッグを収縮状態
で破損孔に装着し、そのバッグを加圧流体供給用チュー
ブを通して供給した加圧流体で、破損孔の周縁との間に
隙間ができないように、破損孔の形状や大きさに応じて
膨張させて、破損孔を塞ぐので、従来のように、破損孔
の形状や大きさに応じて詰め物を手で詰め込んで破損孔
を塞ぐのに比べて、作業の簡略化を図ることができる。
で破損孔に装着し、そのバッグを加圧流体供給用チュー
ブを通して供給した加圧流体で、破損孔の周縁との間に
隙間ができないように、破損孔の形状や大きさに応じて
膨張させて、破損孔を塞ぐので、従来のように、破損孔
の形状や大きさに応じて詰め物を手で詰め込んで破損孔
を塞ぐのに比べて、作業の簡略化を図ることができる。
【0007】そして、バッグを収縮状態で破損孔に装着
するにあたって、バッグをチューブとの接続部が一端側
に位置する状態で長尺形状に折り畳んで、そのバッグの
長手方向中間部を破損孔に入り込ませるので、管の外側
のバッグ部分と内側のバッグ部分とを破損孔の径よりも
大きく膨張させて、バッグが破損孔から脱落しないよう
に装着できる。
するにあたって、バッグをチューブとの接続部が一端側
に位置する状態で長尺形状に折り畳んで、そのバッグの
長手方向中間部を破損孔に入り込ませるので、管の外側
のバッグ部分と内側のバッグ部分とを破損孔の径よりも
大きく膨張させて、バッグが破損孔から脱落しないよう
に装着できる。
【0008】〔効果〕従来のように、破損孔の形状や大
きさに応じて詰め物を手で詰め込んで破損孔を塞ぐのに
比べて、作業の簡略化を図ることができるとともに、破
損孔からの管内流体の漏れ出しを迅速に阻止することが
できる。
きさに応じて詰め物を手で詰め込んで破損孔を塞ぐのに
比べて、作業の簡略化を図ることができるとともに、破
損孔からの管内流体の漏れ出しを迅速に阻止することが
できる。
【0009】請求項2記載の発明の特徴構成は、先端側
を前記破損孔に挿入可能な長尺のバッグ装着ガイドを使
用して、前記長尺形状に折り畳んだバッグを、前記接続
部がガイド基端側に向くようにガイド長手方向に沿わせ
て、前記バッグ装着ガイドの先端側にガイド径方向に抜
け出し可能に保持し、前記バッグ装着ガイドの先端側を
前記破損孔に挿入して、前記長尺形状に折り畳んである
バッグの長手方向中間部を前記破損孔に入り込ませ、前
記チューブを通して供給した加圧流体で前記バッグを膨
張させて、前記バッグを前記バッグ装着ガイドの先端側
からガイド径方向に抜け出させるとともに、前記破損孔
の周縁に抜け止め状態で係止し、前記破損孔の周縁に係
止したバッグを残して、前記バッグ装着ガイドの先端側
を前記破損孔から引き出し、前記破損孔の周縁に係止し
たバッグで前記破損孔を塞いで、前記破損孔からの管内
流体の漏れ出しを阻止する点にある。
を前記破損孔に挿入可能な長尺のバッグ装着ガイドを使
用して、前記長尺形状に折り畳んだバッグを、前記接続
部がガイド基端側に向くようにガイド長手方向に沿わせ
て、前記バッグ装着ガイドの先端側にガイド径方向に抜
け出し可能に保持し、前記バッグ装着ガイドの先端側を
前記破損孔に挿入して、前記長尺形状に折り畳んである
バッグの長手方向中間部を前記破損孔に入り込ませ、前
記チューブを通して供給した加圧流体で前記バッグを膨
張させて、前記バッグを前記バッグ装着ガイドの先端側
からガイド径方向に抜け出させるとともに、前記破損孔
の周縁に抜け止め状態で係止し、前記破損孔の周縁に係
止したバッグを残して、前記バッグ装着ガイドの先端側
を前記破損孔から引き出し、前記破損孔の周縁に係止し
たバッグで前記破損孔を塞いで、前記破損孔からの管内
流体の漏れ出しを阻止する点にある。
【0010】〔作用〕長尺形状に折り畳んだバッグを破
損孔に装着するにあたって、チューブとの接続部がガイ
ド基端側に向くようにガイド長手方向に沿わせて、長尺
のバッグ装着ガイドの破損孔に挿入可能な先端側にガイ
ド径方向に抜け出し可能に保持し、バッグ装着ガイドの
先端側を破損孔に挿入して、バッグの長手方向中間部を
破損孔に入り込ませるので、地中に埋設されている埋設
管であっても、例えば、管壁に破損孔を開けたときにで
きた掘削孔や掘削部材の移動跡などから、破損孔の位置
さえ確認できれば、破損孔周りの埋設管部分が露出する
ように特に開削することなく、バッグをその長手方向中
間部が破損孔に入り込むように装着できる。
損孔に装着するにあたって、チューブとの接続部がガイ
ド基端側に向くようにガイド長手方向に沿わせて、長尺
のバッグ装着ガイドの破損孔に挿入可能な先端側にガイ
ド径方向に抜け出し可能に保持し、バッグ装着ガイドの
先端側を破損孔に挿入して、バッグの長手方向中間部を
破損孔に入り込ませるので、地中に埋設されている埋設
管であっても、例えば、管壁に破損孔を開けたときにで
きた掘削孔や掘削部材の移動跡などから、破損孔の位置
さえ確認できれば、破損孔周りの埋設管部分が露出する
ように特に開削することなく、バッグをその長手方向中
間部が破損孔に入り込むように装着できる。
【0011】また、バッグを膨張させて、そのバッグを
バッグ装着ガイドの先端側からガイド径方向に抜け出さ
せるとともに、破損孔の周縁に抜け止め状態で係止し、
その破損孔の周縁に係止したバッグを残して、バッグ装
着ガイドの先端側を破損孔から引き出すので、使用後の
バッグ装着ガイドを管外に容易に撤去できる。
バッグ装着ガイドの先端側からガイド径方向に抜け出さ
せるとともに、破損孔の周縁に抜け止め状態で係止し、
その破損孔の周縁に係止したバッグを残して、バッグ装
着ガイドの先端側を破損孔から引き出すので、使用後の
バッグ装着ガイドを管外に容易に撤去できる。
【0012】尚、膨張させたバッグで管内流体の漏れ出
しを阻止できるように破損孔を塞ぐにあたって、バッグ
装着ガイドの先端側を破損孔から容易に引き出せるよう
に、バッグを、破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止
できないが、破損孔の周縁に抜け止め状態で係止できる
程度に膨張させて、バッグ装着ガイドを破損孔から引き
出してから、破損孔の周縁に係止しているバッグを更に
膨張させても良いが、管内流体の漏れ出しを阻止できる
ようにバッグを充分膨張させてから、バッグ装着ガイド
の先端側を破損孔から引き出して、破損孔を塞ぐように
しても良い。
しを阻止できるように破損孔を塞ぐにあたって、バッグ
装着ガイドの先端側を破損孔から容易に引き出せるよう
に、バッグを、破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止
できないが、破損孔の周縁に抜け止め状態で係止できる
程度に膨張させて、バッグ装着ガイドを破損孔から引き
出してから、破損孔の周縁に係止しているバッグを更に
膨張させても良いが、管内流体の漏れ出しを阻止できる
ようにバッグを充分膨張させてから、バッグ装着ガイド
の先端側を破損孔から引き出して、破損孔を塞ぐように
しても良い。
【0013】〔効果〕地中に埋設されている埋設管に開
いた破損孔でも、破損孔の場所さえ確認できれば、破損
孔周りの埋設管部分が露出するように特に開削すること
なく、破損孔を塞ぐことができるので、破損孔からの管
内流体の漏れ出しを迅速に阻止することができる。
いた破損孔でも、破損孔の場所さえ確認できれば、破損
孔周りの埋設管部分が露出するように特に開削すること
なく、破損孔を塞ぐことができるので、破損孔からの管
内流体の漏れ出しを迅速に阻止することができる。
【0014】請求項3記載の発明の特徴構成は、管壁に
開いた破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止する管破
損孔の修理方法であって、膨張収縮自在なバッグの二個
と、先端側を前記破損孔に挿入可能な長尺のバッグ装着
ガイドとを使用して、前記バッグを加圧流体供給用チュ
ーブとの接続部が一端側に位置する状態で長尺形状に折
り畳み、前記接続部がガイド基端側に向くようにガイド
長手方向に沿わせて、前記バッグ装着ガイドの先端側に
バッグ長手方向に抜け出し可能に保持し、前記バッグ装
着ガイドの先端側を前記破損孔を通して管内に挿入し
て、前記チューブによる押し出し操作で、前記長尺形状
に折り畳んであるバッグを前記バッグ装着ガイドの先端
側から押し出して、前記破損孔を挟む箇所の一方の管内
に入り込ませ、前記チューブを通して供給した加圧流体
で前記バッグを膨張させて管内を遮断する操作により、
前記二個のバッグで、前記破損孔を挟む箇所の両側の管
内を遮断して、前記破損孔からの管内流体の漏れ出しを
阻止する点にある。
開いた破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止する管破
損孔の修理方法であって、膨張収縮自在なバッグの二個
と、先端側を前記破損孔に挿入可能な長尺のバッグ装着
ガイドとを使用して、前記バッグを加圧流体供給用チュ
ーブとの接続部が一端側に位置する状態で長尺形状に折
り畳み、前記接続部がガイド基端側に向くようにガイド
長手方向に沿わせて、前記バッグ装着ガイドの先端側に
バッグ長手方向に抜け出し可能に保持し、前記バッグ装
着ガイドの先端側を前記破損孔を通して管内に挿入し
て、前記チューブによる押し出し操作で、前記長尺形状
に折り畳んであるバッグを前記バッグ装着ガイドの先端
側から押し出して、前記破損孔を挟む箇所の一方の管内
に入り込ませ、前記チューブを通して供給した加圧流体
で前記バッグを膨張させて管内を遮断する操作により、
前記二個のバッグで、前記破損孔を挟む箇所の両側の管
内を遮断して、前記破損孔からの管内流体の漏れ出しを
阻止する点にある。
【0015】〔作用〕膨張収縮自在な二個のバッグを収
縮状態で破損孔を挟む箇所の両側の管内に入り込ませ、
それらのバッグを加圧流体供給用チューブを通して供給
した加圧流体で膨張させて、破損孔を挟む箇所の両側の
管内を遮断するので、従来のように、破損孔の形状や大
きさに応じて詰め物を手で破損孔に詰め込むのに比べ
て、作業の簡略化を図りながら、破損孔からの管内流体
の漏れ出しを確実に阻止できる。
縮状態で破損孔を挟む箇所の両側の管内に入り込ませ、
それらのバッグを加圧流体供給用チューブを通して供給
した加圧流体で膨張させて、破損孔を挟む箇所の両側の
管内を遮断するので、従来のように、破損孔の形状や大
きさに応じて詰め物を手で破損孔に詰め込むのに比べ
て、作業の簡略化を図りながら、破損孔からの管内流体
の漏れ出しを確実に阻止できる。
【0016】そして、各バッグを収縮状態で破損孔を挟
む箇所の管内に入り込ませるにあたって、バッグをチュ
ーブとの接続部が一端側に位置する状態で長尺形状に折
り畳み、接続部がガイド基端側に向くようにガイド長手
方向に沿わせて、長尺のバッグ装着ガイドの先端側にバ
ッグ長手方向に抜け出し可能に保持し、バッグ装着ガイ
ドの先端側を破損孔を通して管内に挿入して、チューブ
による押し出し操作で、長尺形状に折り畳んであるバッ
グをバッグ装着ガイドの先端側から押し出して、破損孔
を挟む箇所の一方の管内に入り込ませるので、比較的大
きな破損孔でも、その破損孔からの管内流体の漏れ出し
を確実に阻止できる。
む箇所の管内に入り込ませるにあたって、バッグをチュ
ーブとの接続部が一端側に位置する状態で長尺形状に折
り畳み、接続部がガイド基端側に向くようにガイド長手
方向に沿わせて、長尺のバッグ装着ガイドの先端側にバ
ッグ長手方向に抜け出し可能に保持し、バッグ装着ガイ
ドの先端側を破損孔を通して管内に挿入して、チューブ
による押し出し操作で、長尺形状に折り畳んであるバッ
グをバッグ装着ガイドの先端側から押し出して、破損孔
を挟む箇所の一方の管内に入り込ませるので、比較的大
きな破損孔でも、その破損孔からの管内流体の漏れ出し
を確実に阻止できる。
【0017】また、地中に埋設されている埋設管に開い
た破損孔でも、例えば、管壁に破損孔を開けたときにで
きた掘削孔や掘削部材の移動跡などから、破損孔の位置
さえ確認できれば、破損孔周りの埋設管部分が露出する
ように特に開削することなく、バッグを収縮状態で破損
孔を挟む箇所の管内に入り込ませることができる。
た破損孔でも、例えば、管壁に破損孔を開けたときにで
きた掘削孔や掘削部材の移動跡などから、破損孔の位置
さえ確認できれば、破損孔周りの埋設管部分が露出する
ように特に開削することなく、バッグを収縮状態で破損
孔を挟む箇所の管内に入り込ませることができる。
【0018】〔効果〕従来のように、破損孔の形状や大
きさに応じて詰め物を手で詰め込んで破損孔を塞ぐのに
比べて、作業の簡略化を図りながら、比較的大きな破損
孔でも、破損孔からの管内流体の漏れ出しを確実に阻止
できる。
きさに応じて詰め物を手で詰め込んで破損孔を塞ぐのに
比べて、作業の簡略化を図りながら、比較的大きな破損
孔でも、破損孔からの管内流体の漏れ出しを確実に阻止
できる。
【0019】また、地中に埋設されている埋設管に開い
た破損孔でも、破損孔の場所さえ確認できれば、破損孔
周りの埋設管部分が露出するように特に開削することな
く、二個のバッグを収縮状態で破損孔を挟む箇所の管内
に入り込ませることができるので、その破損孔からの管
内流体の漏れ出しを迅速に阻止することができる。
た破損孔でも、破損孔の場所さえ確認できれば、破損孔
周りの埋設管部分が露出するように特に開削することな
く、二個のバッグを収縮状態で破損孔を挟む箇所の管内
に入り込ませることができるので、その破損孔からの管
内流体の漏れ出しを迅速に阻止することができる。
【0020】請求項4記載の発明の特徴構成は、前記管
がガス供給用の埋設管であって、前記バッグで管内ガス
の漏れ出しを阻止してある破損孔周りの埋設管部分が露
出するように開削して、その破損孔周りをノーブロー袋
で気密に囲み、前記ノーブロー袋内で、前記バッグを撤
去するとともに、前記管壁にシート材を貼着して、前記
破損孔を塞ぐ点にある。
がガス供給用の埋設管であって、前記バッグで管内ガス
の漏れ出しを阻止してある破損孔周りの埋設管部分が露
出するように開削して、その破損孔周りをノーブロー袋
で気密に囲み、前記ノーブロー袋内で、前記バッグを撤
去するとともに、前記管壁にシート材を貼着して、前記
破損孔を塞ぐ点にある。
【0021】〔作用〕破損孔からの管内ガスの漏れ出し
をバッグで阻止してから、その破損孔周りの埋設管部分
が露出するように開削して、バッグを撤去しても管内ガ
スが外部に放出されないように、破損孔周りをノーブロ
ー袋で気密に囲み、そのノーブロー袋内で、バッグを撤
去するとともに、管壁にシート材を貼着して、管内ガス
の漏れ出しを阻止できるように破損孔を塞ぐ。
をバッグで阻止してから、その破損孔周りの埋設管部分
が露出するように開削して、バッグを撤去しても管内ガ
スが外部に放出されないように、破損孔周りをノーブロ
ー袋で気密に囲み、そのノーブロー袋内で、バッグを撤
去するとともに、管壁にシート材を貼着して、管内ガス
の漏れ出しを阻止できるように破損孔を塞ぐ。
【0022】〔効果〕膨張状態に維持しておく必要があ
るバッグを撤去して、管壁に貼着したシート材で、必要
な復旧作業を開始するまでの間、管内ガスの漏れ出しを
確実に阻止できる。
るバッグを撤去して、管壁に貼着したシート材で、必要
な復旧作業を開始するまでの間、管内ガスの漏れ出しを
確実に阻止できる。
【0023】請求項5記載の発明の特徴構成は、請求項
2記載の管破損孔の修理方法に使用するバッグ装着ガイ
ドであって、前記チューブを挿通自在な長尺筒体の先端
部に、長尺形状に折り畳んであるバッグを筒体径方向に
抜け出し可能に保持する保持部を設けてある点にある。
2記載の管破損孔の修理方法に使用するバッグ装着ガイ
ドであって、前記チューブを挿通自在な長尺筒体の先端
部に、長尺形状に折り畳んであるバッグを筒体径方向に
抜け出し可能に保持する保持部を設けてある点にある。
【0024】〔作用〕加圧流体供給用チューブを長尺筒
体に挿通して、長尺形状に折り畳んであるバッグを、そ
の長尺筒体の先端部に、接続部がガイド基端側に向くよ
うにガイド長手方向に沿わせて、筒体径方向に抜け出し
可能に保持できる。
体に挿通して、長尺形状に折り畳んであるバッグを、そ
の長尺筒体の先端部に、接続部がガイド基端側に向くよ
うにガイド長手方向に沿わせて、筒体径方向に抜け出し
可能に保持できる。
【0025】〔効果〕地中に埋設されている埋設管に開
いた破損孔であっても、バッグ装着ガイドの先端側を破
損孔を通して管内に挿入するにあたって、加圧流体供給
用チューブを長尺筒体の内側に保護しながら、そのチュ
ーブをバッグと一体的に取り扱って、バッグ装着ガイド
の管内への挿入作業を簡略化することができる。
いた破損孔であっても、バッグ装着ガイドの先端側を破
損孔を通して管内に挿入するにあたって、加圧流体供給
用チューブを長尺筒体の内側に保護しながら、そのチュ
ーブをバッグと一体的に取り扱って、バッグ装着ガイド
の管内への挿入作業を簡略化することができる。
【0026】請求項6記載の発明の特徴構成は、前記保
持部の先端に、前記長尺筒体の回転操作で樹脂製埋設管
の管壁を切削可能な刃部を設けてある点にある。
持部の先端に、前記長尺筒体の回転操作で樹脂製埋設管
の管壁を切削可能な刃部を設けてある点にある。
【0027】〔作用〕樹脂製埋設管の管壁にバッグ装着
ガイドの先端側を通しにくい破損孔が開いている場合
に、保持部の先端に設けてある刃部を長尺筒体の回転操
作で破損孔周りの管壁に切削作用させて、その破損孔を
バッグ装着ガイドの先端側を通し易い孔になるように拡
げることができる。
ガイドの先端側を通しにくい破損孔が開いている場合
に、保持部の先端に設けてある刃部を長尺筒体の回転操
作で破損孔周りの管壁に切削作用させて、その破損孔を
バッグ装着ガイドの先端側を通し易い孔になるように拡
げることができる。
【0028】〔効果〕地中に埋設されている樹脂製埋設
管の管壁にバッグ装着ガイドの先端側を通しにくい破損
孔が開いている場合でも、破損孔周りの埋設管部分を開
削することなく、バッグ装着ガイドの先端側を管内に挿
入できる。
管の管壁にバッグ装着ガイドの先端側を通しにくい破損
孔が開いている場合でも、破損孔周りの埋設管部分を開
削することなく、バッグ装着ガイドの先端側を管内に挿
入できる。
【0029】請求項7記載の発明の特徴構成は、請求項
3記載の管破損孔の修理方法に使用するバッグ装着ガイ
ドであって、前記チューブを挿通自在な長尺筒体の先端
部に、長尺形状に折り畳んであるバッグをバッグ長手方
向に抜け出し可能に保持する保持部を設け、前記保持部
の先端側を筒体径方向に湾曲させてある点にある。
3記載の管破損孔の修理方法に使用するバッグ装着ガイ
ドであって、前記チューブを挿通自在な長尺筒体の先端
部に、長尺形状に折り畳んであるバッグをバッグ長手方
向に抜け出し可能に保持する保持部を設け、前記保持部
の先端側を筒体径方向に湾曲させてある点にある。
【0030】〔作用〕加圧流体供給用チューブを長尺筒
体に挿通するとともに、長尺形状に折り畳んであるバッ
グを、その長尺筒体の先端部に設けてある保持部に、接
続部がガイド基端側に向くようにガイド長手方向に沿わ
せてバッグ長手方向に抜け出し可能に保持して、チュー
ブの長尺筒体内への押し込み操作で、バッグを保持部か
らバッグ長手方向に押し出せる。また、保持部の先端側
を筒体径方向に湾曲させてあるので、バッグを保持部か
ら筒体径方向に押し出すことができる。
体に挿通するとともに、長尺形状に折り畳んであるバッ
グを、その長尺筒体の先端部に設けてある保持部に、接
続部がガイド基端側に向くようにガイド長手方向に沿わ
せてバッグ長手方向に抜け出し可能に保持して、チュー
ブの長尺筒体内への押し込み操作で、バッグを保持部か
らバッグ長手方向に押し出せる。また、保持部の先端側
を筒体径方向に湾曲させてあるので、バッグを保持部か
ら筒体径方向に押し出すことができる。
【0031】〔効果〕地中に埋設されている埋設管に開
いた破損孔であっても、バッグ装着ガイドの先端側を破
損孔を通して管内に挿入するにあたって、加圧流体供給
用チューブを長尺筒体の内側に保護しながら、そのチュ
ーブをバッグと一体的に取り扱って、バッグ装着ガイド
の管内への挿入作業を簡略化することができる。また、
管内に挿入した保持部の先端側の湾曲方向が管長手方向
に沿うようにバッグ装着ガイドを保持しておけば、チュ
ーブの長尺筒体内への押し込み操作で、バッグを管内に
容易に入り込ませることができる。
いた破損孔であっても、バッグ装着ガイドの先端側を破
損孔を通して管内に挿入するにあたって、加圧流体供給
用チューブを長尺筒体の内側に保護しながら、そのチュ
ーブをバッグと一体的に取り扱って、バッグ装着ガイド
の管内への挿入作業を簡略化することができる。また、
管内に挿入した保持部の先端側の湾曲方向が管長手方向
に沿うようにバッグ装着ガイドを保持しておけば、チュ
ーブの長尺筒体内への押し込み操作で、バッグを管内に
容易に入り込ませることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図1,図2は、加圧空気(加圧流体の
一例) 供給用樹脂製チューブ1を連通接続してある膨張
収縮自在なゴム引き布製のバッグ2を、埋設管Aの管壁
に開いた破損孔Bに収縮状態で装着する長尺のバッグ装
着ガイドCを示している。
に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図1,図2は、加圧空気(加圧流体の
一例) 供給用樹脂製チューブ1を連通接続してある膨張
収縮自在なゴム引き布製のバッグ2を、埋設管Aの管壁
に開いた破損孔Bに収縮状態で装着する長尺のバッグ装
着ガイドCを示している。
【0033】前記バッグ2は、ガス管内を遮断するため
に従来から使用されているパラソル形ガスバッグを転用
したもので、チューブ1の押し引き操作で前後に移動さ
せることができるようにしてある。
に従来から使用されているパラソル形ガスバッグを転用
したもので、チューブ1の押し引き操作で前後に移動さ
せることができるようにしてある。
【0034】前記バッグ装着ガイドCは、チューブ1を
挿通自在な金属製の長尺円筒体3の先端部を長手方向に
沿って半割筒状に切欠いて、長尺形状に折り畳んである
バッグ2を筒体径方向に抜け出し可能に保持する樋状の
保持部4を設け、その保持部4を、後述するように、破
損孔Bに挿入可能に構成してある。
挿通自在な金属製の長尺円筒体3の先端部を長手方向に
沿って半割筒状に切欠いて、長尺形状に折り畳んである
バッグ2を筒体径方向に抜け出し可能に保持する樋状の
保持部4を設け、その保持部4を、後述するように、破
損孔Bに挿入可能に構成してある。
【0035】前記バッグ2とバッグ装着ガイドCとを使
用して、既設埋設管Aの管壁に開いた破損孔Bをバッグ
2で塞ぎ、その破損孔Bからの管内流体の漏れ出しを阻
止する本発明に係る管破損孔の修理方法を、図3〜図9
を参照しながら説明する。
用して、既設埋設管Aの管壁に開いた破損孔Bをバッグ
2で塞ぎ、その破損孔Bからの管内流体の漏れ出しを阻
止する本発明に係る管破損孔の修理方法を、図3〜図9
を参照しながら説明する。
【0036】図3は、道路工事や配管の埋設工事などに
おいて、例えば掘削機のショベル等に設けてある爪(掘
削部材の一例) Dが管壁に誤って接触して、その管壁に
破損孔Bが開いている都市ガス供給用のポリエチレン樹
脂等の樹脂製埋設管Aを示し、破損孔Bと地上側とに亘
る地中には、破損孔Bを開けたときの爪Dの移動経路を
示す爪移動跡Eが穴として残っており、この爪移動跡E
を利用して破損孔Bにバッグ2を装着することになる。
おいて、例えば掘削機のショベル等に設けてある爪(掘
削部材の一例) Dが管壁に誤って接触して、その管壁に
破損孔Bが開いている都市ガス供給用のポリエチレン樹
脂等の樹脂製埋設管Aを示し、破損孔Bと地上側とに亘
る地中には、破損孔Bを開けたときの爪Dの移動経路を
示す爪移動跡Eが穴として残っており、この爪移動跡E
を利用して破損孔Bにバッグ2を装着することになる。
【0037】先ず、図2に示したように、バッグ2をチ
ューブ1との接続部5が一端側に位置する状態で長尺形
状に折り畳み、チューブ1を長尺円筒体3に挿通すると
ともに、接続部5がガイド基端側に向くようにガイド長
手方向に沿わせて、接続部5側が長尺円筒体3に入り込
む状態で、保持部4に装着し、バッグ2をバッグ装着ガ
イドCの先端側にガイド径方向に抜け出し可能に保持す
る。
ューブ1との接続部5が一端側に位置する状態で長尺形
状に折り畳み、チューブ1を長尺円筒体3に挿通すると
ともに、接続部5がガイド基端側に向くようにガイド長
手方向に沿わせて、接続部5側が長尺円筒体3に入り込
む状態で、保持部4に装着し、バッグ2をバッグ装着ガ
イドCの先端側にガイド径方向に抜け出し可能に保持す
る。
【0038】次に、図4に示すように、爪移動跡Eを通
してバッグ装着ガイドCの保持部4を破損孔Bに挿入し
て、長尺形状に折り畳んであるバッグ2の長手方向中間
部を破損孔Bに入り込ませる。
してバッグ装着ガイドCの保持部4を破損孔Bに挿入し
て、長尺形状に折り畳んであるバッグ2の長手方向中間
部を破損孔Bに入り込ませる。
【0039】そして、図5に示すように、チューブ2を
通して供給した加圧空気で、破損孔Bからの管内ガス
(管内流体の一例) の漏れ出しを阻止できないが、破損
孔Bの周縁に抜け止め状態で係止できる程度にバッグ2
を膨張させて、バッグ2を保持部4からガイド径方向に
抜け出させるとともに、破損孔Bの周縁に抜け止め状態
で係止する。
通して供給した加圧空気で、破損孔Bからの管内ガス
(管内流体の一例) の漏れ出しを阻止できないが、破損
孔Bの周縁に抜け止め状態で係止できる程度にバッグ2
を膨張させて、バッグ2を保持部4からガイド径方向に
抜け出させるとともに、破損孔Bの周縁に抜け止め状態
で係止する。
【0040】次に、図6に示すように、バッグ装着ガイ
ドCを地上側に引き戻して、破損孔Bの周縁に係止した
バッグ2を残して、保持部4を破損孔Bから引き出し、
図7に示すように、破損孔Bの周縁に係止したバッグ2
を更に膨張させて、そのバッグ2で破損孔Bを塞ぎ、破
損孔Bからの管内ガスの漏れ出しを阻止する。
ドCを地上側に引き戻して、破損孔Bの周縁に係止した
バッグ2を残して、保持部4を破損孔Bから引き出し、
図7に示すように、破損孔Bの周縁に係止したバッグ2
を更に膨張させて、そのバッグ2で破損孔Bを塞ぎ、破
損孔Bからの管内ガスの漏れ出しを阻止する。
【0041】そして、図8に示すように、破損孔B周り
の埋設管部分が露出するように開削してピット6を形成
し、破損孔B周りをノーブロー袋7で気密に囲んで、図
9に示すように、ノーブロー袋7内で、バッグ2を収縮
させて破損孔Bから撤去するとともに、管壁に粘着シー
ト材8を貼着して、破損孔Bを塞ぐ。
の埋設管部分が露出するように開削してピット6を形成
し、破損孔B周りをノーブロー袋7で気密に囲んで、図
9に示すように、ノーブロー袋7内で、バッグ2を収縮
させて破損孔Bから撤去するとともに、管壁に粘着シー
ト材8を貼着して、破損孔Bを塞ぐ。
【0042】〔第2実施形態〕図10は、本実施形態の
管破損孔の修理方法で使用するバッグ装着ガイドCを示
し、第1実施形態において示したバッグ装着ガイドCの
保持部4の先端側を筒体径方向に湾曲させて、バッグ2
の押し出し方向を案内する案内面9を設け、第1実施形
態において示したものと同様のバッグ2をその保持部4
にバッグ長手方向に抜け出し可能に保持するとともに、
長尺円筒体3に挿通してあるチューブ1の押し込み操作
で、保持部4から案内面9に沿って筒体径方向に押し出
せるようにしたもので、その他の構成は第1実施形態と
同様である。
管破損孔の修理方法で使用するバッグ装着ガイドCを示
し、第1実施形態において示したバッグ装着ガイドCの
保持部4の先端側を筒体径方向に湾曲させて、バッグ2
の押し出し方向を案内する案内面9を設け、第1実施形
態において示したものと同様のバッグ2をその保持部4
にバッグ長手方向に抜け出し可能に保持するとともに、
長尺円筒体3に挿通してあるチューブ1の押し込み操作
で、保持部4から案内面9に沿って筒体径方向に押し出
せるようにしたもので、その他の構成は第1実施形態と
同様である。
【0043】前記バッグ2の二個とバッグ装着ガイドC
とを使用して、第1実施形態で示したと同様に、掘削機
のショベルに設けてある爪Dが管壁に誤って接触して、
都市ガス供給用の樹脂製既設埋設管Aの管壁に破損孔B
が開いた場合に、その破損孔Bを挟む箇所の両側の管内
を遮断して、破損孔Bからの管内ガスの漏れ出しを阻止
する埋設管破損孔の修理方法を、図11〜図16を参照
しながら説明する。
とを使用して、第1実施形態で示したと同様に、掘削機
のショベルに設けてある爪Dが管壁に誤って接触して、
都市ガス供給用の樹脂製既設埋設管Aの管壁に破損孔B
が開いた場合に、その破損孔Bを挟む箇所の両側の管内
を遮断して、破損孔Bからの管内ガスの漏れ出しを阻止
する埋設管破損孔の修理方法を、図11〜図16を参照
しながら説明する。
【0044】先ず、図10に示したように、バッグ2の
一つをチューブ1との接続部5が一端側に位置する状態
で長尺形状に折り畳んで、チューブ1を長尺円筒体3に
挿通するとともに、接続部5がガイド基端側に向くよう
にガイド長手方向に沿わせて、接続部5側が長尺円筒体
3に入り込む状態で、保持部4に装着して、バッグ2を
バッグ装着ガイドCの先端側にバッグ長手方向に抜け出
し可能に保持する。
一つをチューブ1との接続部5が一端側に位置する状態
で長尺形状に折り畳んで、チューブ1を長尺円筒体3に
挿通するとともに、接続部5がガイド基端側に向くよう
にガイド長手方向に沿わせて、接続部5側が長尺円筒体
3に入り込む状態で、保持部4に装着して、バッグ2を
バッグ装着ガイドCの先端側にバッグ長手方向に抜け出
し可能に保持する。
【0045】次に、図11に示すように、爪移動跡Eを
通してバッグ装着ガイドCの保持部4を破損孔Bに挿入
し、図12に示すように、チューブ1による押し出し操
作で、長尺形状に折り畳んであるバッグ2を保持部4か
ら案内面9に沿って押し出して、破損孔Bを挟む箇所の
一方の管内に入り込ませる。
通してバッグ装着ガイドCの保持部4を破損孔Bに挿入
し、図12に示すように、チューブ1による押し出し操
作で、長尺形状に折り畳んであるバッグ2を保持部4か
ら案内面9に沿って押し出して、破損孔Bを挟む箇所の
一方の管内に入り込ませる。
【0046】そして、図13に示すように、チューブ1
を通して供給した加圧空気でバッグ2を膨張させて、破
損孔Bを挟む箇所の一方の管内を遮断するとともに、バ
ッグ装着ガイドCを地上側に引き戻す。
を通して供給した加圧空気でバッグ2を膨張させて、破
損孔Bを挟む箇所の一方の管内を遮断するとともに、バ
ッグ装着ガイドCを地上側に引き戻す。
【0047】次に、残りのバッグ2についても、前述と
同様の操作で、破損孔Bを挟む箇所の他方の管内に入り
込ませて膨張させて、破損孔Bを挟む箇所の他方の管内
を遮断し、バッグ装着ガイドCを地上側に引き戻して、
図14に示すように、二個のバッグ2で、破損孔Bを挟
む箇所の両側の管内を遮断して、破損孔Bからの管内ガ
スの漏れ出しを阻止する。
同様の操作で、破損孔Bを挟む箇所の他方の管内に入り
込ませて膨張させて、破損孔Bを挟む箇所の他方の管内
を遮断し、バッグ装着ガイドCを地上側に引き戻して、
図14に示すように、二個のバッグ2で、破損孔Bを挟
む箇所の両側の管内を遮断して、破損孔Bからの管内ガ
スの漏れ出しを阻止する。
【0048】そして、図15に示すように、破損孔B周
りの埋設管部分が露出するように開削してピット6を形
成し、破損孔B周りをノーブロー袋7で気密に囲んで、
図16に示すように、ノーブロー袋7内で、バッグ2を
収縮させて破損孔Bを通して管内から撤去するととも
に、管壁に粘着シート材8を貼着し、破損孔8を塞ぐ。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
りの埋設管部分が露出するように開削してピット6を形
成し、破損孔B周りをノーブロー袋7で気密に囲んで、
図16に示すように、ノーブロー袋7内で、バッグ2を
収縮させて破損孔Bを通して管内から撤去するととも
に、管壁に粘着シート材8を貼着し、破損孔8を塞ぐ。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0049】〔第3実施形態〕図17は、第1実施形態
で示した保持部4の先端に沿って、長尺円筒体3の回転
操作で樹脂製埋設管Aの管壁を切削可能な鋸刃状の刃部
10を円弧状に設けてあるバッグ装着ガイドCを示し、
埋設管Aの管壁に保持部4を通しにくい破損孔Bが開い
ている場合に、図18に示すように、長尺円筒体3の回
転操作で刃部10を破損孔B周りの管壁に円弧状に切削
作用させて、その破損孔Bを保持部4を通し易い孔に拡
げることができるようにしてある。その他の構成は、第
1実施形態と同様である。
で示した保持部4の先端に沿って、長尺円筒体3の回転
操作で樹脂製埋設管Aの管壁を切削可能な鋸刃状の刃部
10を円弧状に設けてあるバッグ装着ガイドCを示し、
埋設管Aの管壁に保持部4を通しにくい破損孔Bが開い
ている場合に、図18に示すように、長尺円筒体3の回
転操作で刃部10を破損孔B周りの管壁に円弧状に切削
作用させて、その破損孔Bを保持部4を通し易い孔に拡
げることができるようにしてある。その他の構成は、第
1実施形態と同様である。
【0050】〔第4実施形態〕図19は、第2実施形態
で示した保持部4の先端に、長尺円筒体3の回転操作で
樹脂製埋設管Aの管壁を切削可能な鋸刃状の刃部10を
円弧状に設けてあるバッグ装着ガイドCを示し、埋設管
Aの管壁に保持部4を通しにくい破損孔Bが開いている
場合に、第3実施形態で示したと同様に、長尺円筒体3
の回転操作で刃部10を破損孔B周りの管壁に円弧状に
切削作用させて、その破損孔Bを保持部4を通し易い孔
になるように拡げることができるようにしてある。その
他の構成は、第2実施形態と同様である。
で示した保持部4の先端に、長尺円筒体3の回転操作で
樹脂製埋設管Aの管壁を切削可能な鋸刃状の刃部10を
円弧状に設けてあるバッグ装着ガイドCを示し、埋設管
Aの管壁に保持部4を通しにくい破損孔Bが開いている
場合に、第3実施形態で示したと同様に、長尺円筒体3
の回転操作で刃部10を破損孔B周りの管壁に円弧状に
切削作用させて、その破損孔Bを保持部4を通し易い孔
になるように拡げることができるようにしてある。その
他の構成は、第2実施形態と同様である。
【0051】〔その他の実施形態〕
1.本発明による管破損孔の修理方法は、弾性的に膨張
収縮自在な材料で形成してあって、チューブを通して供
給した加圧流体で略球状やラグビーボール状に膨張させ
るバッグを使用しても良い。 2.本発明による管破損孔の修理方法は、チューブを通
して供給した加圧水でバッグを膨張させても良い。 3.本発明による管破損孔の修理方法は、都市ガス以外
のガス管や水道管などの埋設管の管壁に開いた破損孔か
らの管内流体の漏れ出しを阻止するために使用しても良
い。 4.本発明による管破損孔の修理方法は、金属製埋設管
の管壁に開いた破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止
するために使用しても良い。 5.本発明による管破損孔の修理方法は、アースオー
ガ、ボーリングバーなどで開いた破損孔からの管内流体
の漏れ出しを阻止するために使用しても良い。 6.本発明による管破損孔の修理方法は、地上や地下空
間内に架設してある管の管壁に開いた破損孔からの管内
流体の漏れ出しを阻止するために使用しても良い。 7.本発明による管破損孔の修理方法は、管の分岐部に
開いた破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止するため
に使用しても良い。 8.請求項1記載の本発明による管破損孔の修理方法
は、管内流体の漏れ出しを阻止できるようにバッグを充
分膨張させてから、バッグ装着ガイドの先端側を破損孔
から引き出して、破損孔を塞ぐようにしても良い。
収縮自在な材料で形成してあって、チューブを通して供
給した加圧流体で略球状やラグビーボール状に膨張させ
るバッグを使用しても良い。 2.本発明による管破損孔の修理方法は、チューブを通
して供給した加圧水でバッグを膨張させても良い。 3.本発明による管破損孔の修理方法は、都市ガス以外
のガス管や水道管などの埋設管の管壁に開いた破損孔か
らの管内流体の漏れ出しを阻止するために使用しても良
い。 4.本発明による管破損孔の修理方法は、金属製埋設管
の管壁に開いた破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止
するために使用しても良い。 5.本発明による管破損孔の修理方法は、アースオー
ガ、ボーリングバーなどで開いた破損孔からの管内流体
の漏れ出しを阻止するために使用しても良い。 6.本発明による管破損孔の修理方法は、地上や地下空
間内に架設してある管の管壁に開いた破損孔からの管内
流体の漏れ出しを阻止するために使用しても良い。 7.本発明による管破損孔の修理方法は、管の分岐部に
開いた破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止するため
に使用しても良い。 8.請求項1記載の本発明による管破損孔の修理方法
は、管内流体の漏れ出しを阻止できるようにバッグを充
分膨張させてから、バッグ装着ガイドの先端側を破損孔
から引き出して、破損孔を塞ぐようにしても良い。
【図1】バッグ装着ガイドの斜視図
【図2】バッグ装着ガイドの要部斜視図
【図3】管破損孔の修理方法の説明図
【図4】管破損孔の修理方法の説明図
【図5】管破損孔の修理方法の説明図
【図6】管破損孔の修理方法の説明図
【図7】管破損孔の修理方法の説明図
【図8】管破損孔の修理方法の説明図
【図9】管破損孔の修理方法の説明図
【図10】第2実施形態のバッグ装着ガイドの要部斜視
図
図
【図11】第2実施形態の管破損孔の修理方法の説明図
【図12】第2実施形態の管破損孔の修理方法の説明図
【図13】第2実施形態の管破損孔の修理方法の説明図
【図14】第2実施形態の管破損孔の修理方法の説明図
【図15】第2実施形態の管破損孔の修理方法の説明図
【図16】第2実施形態の管破損孔の修理方法の説明図
【図17】第3実施形態のバッグ装着ガイドの要部斜視
図
図
【図18】第3実施形態のバッグ装着ガイドの使用方法
説明図
説明図
【図19】第4実施形態のバッグ装着ガイドの要部斜視
図
図
A 管
B 破損孔
C バッグ装着ガイド
1 チューブ
2 バッグ
3 長尺筒体
4 保持部
5 接続部
7 ノーブロー袋
8 シート材
10 刃部
Claims (7)
- 【請求項1】 管壁に開いた破損孔からの管内流体の漏
れ出しを阻止する管破損孔の修理方法であって、 膨張収縮自在なバッグを、加圧流体供給用チューブとの
接続部が一端側に位置する状態で長尺形状に折り畳ん
で、そのバッグの長手方向中間部を前記破損孔に入り込
ませ、 前記チューブを通して供給した加圧流体で前記バッグを
膨張させて、前記破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻
止する管破損孔の修理方法。 - 【請求項2】 先端側を前記破損孔に挿入可能な長尺の
バッグ装着ガイドを使用して、 前記長尺形状に折り畳んだバッグを、前記接続部がガイ
ド基端側に向くようにガイド長手方向に沿わせて、前記
バッグ装着ガイドの先端側にガイド径方向に抜け出し可
能に保持し、 前記バッグ装着ガイドの先端側を前記破損孔に挿入し
て、前記長尺形状に折り畳んであるバッグの長手方向中
間部を前記破損孔に入り込ませ、 前記チューブを通して供給した加圧流体で前記バッグを
膨張させて、前記バッグを前記バッグ装着ガイドの先端
側からガイド径方向に抜け出させるとともに、前記破損
孔の周縁に抜け止め状態で係止し、 前記破損孔の周縁に係止したバッグを残して、前記バッ
グ装着ガイドの先端側を前記破損孔から引き出し、 前記破損孔の周縁に係止したバッグで前記破損孔を塞い
で、前記破損孔からの管内流体の漏れ出しを阻止する請
求項1記載の管破損孔の修理方法。 - 【請求項3】 管壁に開いた破損孔からの管内流体の漏
れ出しを阻止する管破損孔の修理方法であって、 膨張収縮自在なバッグの二個と、先端側を前記破損孔に
挿入可能な長尺のバッグ装着ガイドとを使用して、 前記バッグを加圧流体供給用チューブとの接続部が一端
側に位置する状態で長尺形状に折り畳み、前記接続部が
ガイド基端側に向くようにガイド長手方向に沿わせて、
前記バッグ装着ガイドの先端側にバッグ長手方向に抜け
出し可能に保持し、 前記バッグ装着ガイドの先端側を前記破損孔を通して管
内に挿入して、前記チューブによる押し出し操作で、前
記長尺形状に折り畳んであるバッグを前記バッグ装着ガ
イドの先端側から押し出して、前記破損孔を挟む箇所の
一方の管内に入り込ませ、 前記チューブを通して供給した加圧流体で前記バッグを
膨張させて管内を遮断する操作により、 前記二個のバッグで、前記破損孔を挟む箇所の両側の管
内を遮断して、前記破損孔からの管内流体の漏れ出しを
阻止する管破損孔の修理方法。 - 【請求項4】 前記管がガス供給用の埋設管であって、
前記バッグで管内ガスの漏れ出しを阻止してある破損孔
周りの埋設管部分が露出するように開削して、その破損
孔周りをノーブロー袋で気密に囲み、 前記ノーブロー袋内で、前記バッグを撤去するととも
に、前記管壁にシート材を貼着して、前記破損孔を塞ぐ
請求項1〜3のいずれか1項記載の管破損孔の修理方
法。 - 【請求項5】 請求項2記載の管破損孔の修理方法に使
用するバッグ装着ガイドであって、 前記チューブを挿通自在な長尺筒体の先端部に、長尺形
状に折り畳んであるバッグを筒体径方向に抜け出し可能
に保持する保持部を設けてあるバッグ装着ガイド。 - 【請求項6】 前記保持部の先端に、前記長尺筒体の回
転操作で樹脂製埋設管の管壁を切削可能な刃部を設けて
ある請求項5記載のバッグ装着ガイド。 - 【請求項7】 請求項3記載の管破損孔の修理方法に使
用するバッグ装着ガイドであって、 前記チューブを挿通自在な長尺筒体の先端部に、長尺形
状に折り畳んであるバッグをバッグ長手方向に抜け出し
可能に保持する保持部を設け、 前記保持部の先端側を筒体径方向に湾曲させてあるバッ
グ装着ガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014442A JP2003214589A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 管破損孔の修理方法とバッグ装着ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014442A JP2003214589A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 管破損孔の修理方法とバッグ装着ガイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003214589A true JP2003214589A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=27651120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002014442A Pending JP2003214589A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 管破損孔の修理方法とバッグ装着ガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003214589A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008014389A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Hitachi Metals Ltd | 流路閉塞用工具及び供給管の更新工法 |
KR100982158B1 (ko) | 2010-03-31 | 2010-09-15 | 부경엔지니어링주식회사 | 파손된 관의 보수보강방법 및 보수보강장치 |
KR102663151B1 (ko) * | 2023-03-21 | 2024-05-03 | 주식회사 에코이앤씨 | 보수의 신뢰성 및 지속성을 향상시킬 수 있는 비굴착식 제관 공법 |
-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002014442A patent/JP2003214589A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008014389A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Hitachi Metals Ltd | 流路閉塞用工具及び供給管の更新工法 |
KR100982158B1 (ko) | 2010-03-31 | 2010-09-15 | 부경엔지니어링주식회사 | 파손된 관의 보수보강방법 및 보수보강장치 |
KR102663151B1 (ko) * | 2023-03-21 | 2024-05-03 | 주식회사 에코이앤씨 | 보수의 신뢰성 및 지속성을 향상시킬 수 있는 비굴착식 제관 공법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB2224802A (en) | Blocking pipes | |
JP5198992B2 (ja) | 地盤注入装置及びそれを用いた地盤改良工法 | |
JP2003214589A (ja) | 管破損孔の修理方法とバッグ装着ガイド | |
GB2136912A (en) | Sealing pipes | |
JPH07190282A (ja) | 流体を搬送する管路を一時的に閉鎖する装置 | |
JPH07190281A (ja) | 埋設された管路に装置を一時的に挿入する方法および装置 | |
JP3611825B2 (ja) | 管路遮断工法 | |
JP4115310B2 (ja) | 管内夾雑物の排出方法及び排出具 | |
JPH03177697A (ja) | 止水装置 | |
JP2003185084A (ja) | ガス遮断用バッグとバッグ装着装置とガス圧測定方法 | |
JP7301273B2 (ja) | ガス管閉鎖装置 | |
EP0368527B1 (en) | Device and method for temporarily blocking the bore of a pipe through which a fluid flows | |
US10160158B2 (en) | Pipe-liner eversion system and method | |
JPH0514835B2 (ja) | ||
KR970006696A (ko) | 에어 해머 굴삭공법 및 장치 | |
JPH09100989A (ja) | 合成樹脂製の流体移送管における緊急遮断方法ならびにその装置 | |
JP4229356B2 (ja) | シールド機の切羽保持工法およびその装置 | |
KR100741326B1 (ko) | 배관용 유체 차단기 및 이를 이용한 유체 배관의 부단 이설방법 | |
JPH02209596A (ja) | 管の継足し方法 | |
JPS6042157Y2 (ja) | シ−ルド工法にて使用する裏込め材遮断用セグメント | |
JP2004150256A (ja) | 下水取付管用削孔装置 | |
JPH02178496A (ja) | 既設管路の置き換え方法及び地中掘進装置 | |
JP2003097183A (ja) | 二重管削進方式の管推進装置 | |
JPS60258339A (ja) | 地下埋設管への取付管の接続方法 | |
JP2006207663A (ja) | 分岐管路の補修具及び補修材並びに補修方法 |