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JP2003185084A - ガス遮断用バッグとバッグ装着装置とガス圧測定方法 - Google Patents

ガス遮断用バッグとバッグ装着装置とガス圧測定方法

Info

Publication number
JP2003185084A
JP2003185084A JP2001379861A JP2001379861A JP2003185084A JP 2003185084 A JP2003185084 A JP 2003185084A JP 2001379861 A JP2001379861 A JP 2001379861A JP 2001379861 A JP2001379861 A JP 2001379861A JP 2003185084 A JP2003185084 A JP 2003185084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
bag
gas pressure
pipe
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001379861A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Segawa
敏明 瀬川
Haruo Oguchi
晴男 大垣内
Seiji Miyaki
誠二 宮木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2001379861A priority Critical patent/JP2003185084A/ja
Publication of JP2003185084A publication Critical patent/JP2003185084A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッグ本体による遮断箇所を挟んで、貫通孔
側とは逆の遮断箇所近くに管内に連通する開口部が無い
ときでも、貫通孔側とは逆の遮断箇所近くの管内のガス
圧を簡便に測定できるようにする。 【解決手段】 膨張収縮自在なバッグ本体1に加圧流体
供給用チューブ2を連通接続し、バッグ本体を、管壁に
形成してある貫通孔Dを通して収縮状態でガス管C内に
挿入するとともに、加圧流体供給用チューブを通して供
給した加圧流体で膨張させて、ガス管内を遮断するガス
遮断用バッグであって、ガス圧測定具を一端側に接続可
能なガス圧導入用チューブ6の他端側をバッグ本体に挿
通して、バッグ本体でガス管内を遮断した状態で、バッ
グ本体による遮断箇所を挟んで貫通孔側とは逆の管内に
連通するように開口させてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨張収縮自在なバ
ッグ本体に加圧流体供給用チューブを連通接続し、前記
バッグ本体を、管壁に形成してある貫通孔を通して収縮
状態でガス管内に挿入するとともに、前記加圧流体供給
用チューブを通して供給した加圧流体で膨張させて、前
記ガス管内を遮断する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガス遮断用バッグは、加圧流体供
給用チューブのみを連通接続したバッグ本体を貫通孔を
通して収縮状態でガス管内に挿入し、加圧流体供給用チ
ューブを通して供給した加圧流体で膨張させて、ガス管
内を遮断できるようにしてある。そして、この従来のガ
ス遮断用バッグでガス管内を遮断した状態で、バッグ本
体による遮断箇所を挟んで、貫通孔側とは逆の遮断箇所
近くの管内のガス圧を測定したい場合には、遮断箇所近
くでその管内に連通する開口部を通してガス圧測定具に
導入したガス圧を測定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、貫通孔側と
は逆の遮断箇所近くに、その管内に連通する開口部が無
いときは、その管内に連通するガス圧測定用貫通孔を別
途設けて、ガス圧測定具にガス圧を導入する必要があ
り、この場合は、ガス圧測定用貫通孔の穿孔作業、及
び、測定後にそのガス圧測定用貫通孔を塞ぐ復旧作業が
必要で、ガス圧測定作業に多くの手間がかかる欠点があ
る。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、バッグ本体による遮断箇所を挟んで、貫通孔側
とは逆の遮断箇所近くに管内に連通する開口部が無いと
きでも、貫通孔側とは逆の遮断箇所近くの管内のガス圧
を簡便に測定できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の特
徴構成は、膨張収縮自在なバッグ本体に加圧流体供給用
チューブを連通接続し、前記バッグ本体を、管壁に形成
してある貫通孔を通して収縮状態でガス管内に挿入する
とともに、前記加圧流体供給用チューブを通して供給し
た加圧流体で膨張させて、前記ガス管内を遮断するガス
遮断用バッグであって、ガス圧測定具を一端側に接続可
能なガス圧導入用チューブの他端側を前記バッグ本体の
内側に挿通して、前記バッグ本体でガス管内を遮断した
状態で、前記バッグ本体による遮断箇所を挟んで前記貫
通孔側とは逆の管内に連通するように開口させてある点
にある。
【0006】〔作用〕バッグ本体を、管壁に形成してあ
る貫通孔を通して収縮状態でガス管内に挿入するととも
に、加圧流体供給用チューブを通して供給した加圧流体
で膨張させて、ガス管内を遮断した状態で、バッグ本体
の内側に挿通してあるガス圧導入用チューブの他端側
を、バッグ本体による遮断箇所を挟んで貫通孔側とは逆
の遮断箇所近くの管内に連通するように開口させること
ができる。
【0007】〔効果〕ガス圧導入用チューブの一端側に
ガス圧測定具を接続して、バッグ本体による遮断箇所を
挟んで、貫通孔側とは逆の遮断箇所近くの管内のガス圧
を測定できるので、貫通孔側とは逆の遮断箇所近くに管
内に連通する開口部が無いときでも、貫通孔側とは逆の
遮断箇所近くの管内のガス圧を簡便に測定できる。
【0008】請求項2記載の発明の特徴構成は、前記ガ
ス圧導入用チューブの一端側と前記加圧流体供給用チュ
ーブの一端側との相対位置を互いに固定可能に設けると
ともに、前記ガス圧導入用チューブを弾性的に撓み変形
可能に設け、前記バッグ本体を、前記加圧流体供給用チ
ューブの他端側から突出させたガス圧導入用チューブに
沿って、周方向の複数箇所で折り畳み、その折り畳み状
態のバッグ本体の一端部を前記加圧流体供給用チューブ
に同芯状に気密に固定するとともに、他端部を前記ガス
圧導入用チューブに同芯状に気密に固定して、長尺の収
縮状態に保持可能に設けてある
【0009】〔作用〕バッグ本体を、加圧流体供給用チ
ューブの他端側から突出させたガス圧導入用チューブに
沿って、周方向の複数箇所で折り畳んで、長尺の収縮状
態に保持可能に設けてあるので、貫通孔の径が小さい場
合でも、その貫通孔を通して管内の所望の方向に向けて
挿入し易い。
【0010】また、ガス圧導入用チューブの一端側と加
圧流体供給用チューブの一端側との相対位置を互いに固
定可能に設けるとともに、ガス圧導入用チューブを弾性
的に撓み変形可能に設けて、折り畳み状態のバッグ本体
の一端部を加圧流体供給用チューブに同芯状に気密に固
定するとともに、他端部を、加圧流体供給用チューブの
他端側から突出させたガス圧導入用チューブに同芯状に
気密に固定してあるので、ガス圧導入用チューブの一端
側と加圧流体供給用チューブの一端側との相対位置を互
いに固定した状態で、バッグ本体をガス圧導入用チュー
ブでチューブ長手方向に突っ張らせて、バッグ本体を長
尺の収縮状態に保持できる。
【0011】そして、収縮状態のバッグ本体を膨張させ
るに伴って、そのバッグ本体の前後方向長さが短くなっ
て、ガス圧導入用チューブが弾性的に撓み変形するの
で、管内で膨張させたバッグ本体を収縮させて管外に抜
き出す際には、ガス圧導入用チューブの弾性復元力で、
バッグ本体をチューブ長手方向に突っ張らせて、バッグ
本体内の加圧流体を加圧流体供給用チューブを通して排
出しながら、バッグ本体を長尺の収縮状態に復帰させる
ことができる。
【0012】〔効果〕径が小さい貫通孔でも、バッグ本
体を長尺の収縮状態に保持して、その貫通孔を通して管
内の所望の方向に向けて挿入し易いとともに、管内で膨
張させたバッグ本体を収縮させて管外に抜き出す際に、
バッグ本体を長尺の収縮状態に能率良く復帰させること
ができる。
【0013】請求項3記載の発明の特徴構成は、請求項
1又は2記載のガス遮断用バッグをガス管内に装着する
バッグ装着装置であって、管壁に形成してある貫通孔周
りに気密に固定自在な接続具と、前記バッグ本体を前記
接続具に設けた治具挿通路と前記貫通孔とを通してガス
管内に入り込ませるためのバッグ挿入治具とを備え、前
記バッグ挿入治具を、一端側に前記加圧流体供給用チュ
ーブ又はその接続管を挿通可能で、かつ、気密状態で押
し引き自在なバッグ挿通部を備え、他端側に前記バッグ
本体のガス管内への挿入方向を案内する案内部を備えた
筒状に形成して、その内側に前記バッグ本体を収容自在
に構成し、前記接続具に、前記治具挿通路の途中箇所を
開閉自在なシャッターを設けると共に、前記治具挿通路
の前記シャッターよりも治具挿通方向上手側に、前記バ
ッグ挿入治具を挿通可能で、かつ、気密状態で押し引き
自在な治具挿通部を設けて、前記治具挿通路の途中箇所
を閉じている前記シャッターと前記治具挿通部との間の
治具挿通路部分に、前記バッグ挿入治具の案内部側を気
密に収容可能に構成し、ガス圧測定具の接続部を前記治
具挿通路に連通するように設けてある点にある。
【0014】〔作用〕接続具に設けてある治具挿通路を
通してガスが漏れ出さないように、治具挿通路の途中箇
所をシャッターで閉じて、管壁に形成してある貫通孔に
治具挿通路が連通するように接続具を気密に固定してお
き、筒状に形成してあるバッグ挿入治具の内側には、バ
ッグ本体を収縮状態で収容して、バッグ本体に接続して
ある加圧流体供給用チューブ又はその接続管のバッグ挿
入治具への挿通部分からガスが漏れ出さないように、加
圧流体供給用チューブ又はその接続管を、バッグ挿入治
具のバッグ挿通部に気密状態で押し引き自在に挿通して
おく。
【0015】そして、シャッターを開いても、治具挿通
路へのバッグ挿入治具の挿通部分からガスが漏れ出さな
いように、バッグ挿入治具を治具挿通部に気密状態で押
し引き自在に挿通して、バッグ本体のガス管内への挿入
方向を案内する案内部を備えたバッグ挿入治具の一端側
を、シャッターと治具挿通部との間の治具挿通路部分に
気密に収容し、シャッターを開く。
【0016】次に、バッグ挿入治具をバッグ本体ごと、
治具挿通路と貫通孔とを通してガス管内に入り込ませ
て、バッグ挿入治具の案内部を、バッグ本体をガス管内
の所望の挿入方向に案内できるように保持し、加圧流体
供給用チューブ又はその接続管のバッグ挿入治具内側へ
の押し込み操作で、バッグ本体が案内部に案内されなが
らガス管内の所望の挿入方向に押し出され、加圧流体供
給用チューブを通して供給した加圧流体でバッグ本体を
膨張させて、ガス管内を遮断できる。
【0017】そして、バッグ本体による遮断箇所を挟ん
で、貫通孔側とは逆の遮断箇所近くの管内のガス圧は、
ガス圧導入用チューブの一端側に接続したガス圧測定具
で測定でき、貫通孔側の遮断箇所近くの管内のガス圧
は、治具挿通路に連通するように設けてある接続部に接
続したガス圧測定具で測定できる。
【0018】バッグ本体による遮断箇所を挟む両側の管
内のガス圧を測定した後は、バッグ本体を収縮変形させ
て、加圧流体供給用チューブ又はその接続管のバッグ挿
入治具外側への引っ張り操作でバッグ挿入治具の内側に
引き込んだ後、バッグ挿入治具の一端側をバッグ本体ご
と、シャッターと治具挿通部との間の治具挿通路部分に
入り込ませ、バッグ挿入治具を治具挿通路部分から抜き
出しても、治具挿通路を通してガスが漏れ出さないよう
にシャッターを閉じて、バッグ挿入治具をバッグ本体ご
と、治具挿通路部分から抜き出すことができる。
【0019】〔効果〕開口部を気密に覆う、いわゆるノ
ーブロー袋を使用せずに、管内のガスの漏れ出しを確実
に防止しながらバッグ本体を管内に挿抜して、バッグ本
体による遮断箇所を挟む両側の管内のガス圧を簡便に測
定できる。
【0020】請求項4記載の発明の特徴構成は、管壁に
形成してある貫通孔を通してガス管内に装着したガス遮
断用バッグでガス管内を遮断し、その遮断箇所を挟む両
側の管内のガス圧を測定するガス圧測定方法であって、
請求項1又は2記載のガス遮断用バッグの一個を使用し
て、前記バッグ本体を前記貫通孔を通してガス管内に挿
入可能に収容する収容部と、前記加圧流体供給用チュー
ブ又はその接続管を前記収容部の内外に亘って挿通可能
で、かつ、気密状態で押し引き自在なバッグ挿通部とを
備えたバッグ装着装置を、前記収容部が前記貫通孔に連
通するように気密に固定し、前記収容部に収容してある
バッグ本体を、前記貫通孔を通して、その貫通孔を挟む
箇所のガス管内の一方に挿入して、ガス管内を遮断し、
前記ガス遮断用バッグのガス圧導入用チューブに接続し
たガス圧測定具と、前記収容部に連通するように接続し
たガス圧測定具とで、前記遮断箇所を挟む両側の管内の
ガス圧を夫々測定する点にある。
【0021】〔作用〕収容部への加圧流体供給用チュー
ブ又はその接続管の挿通部分からガスが漏れ出さないよ
うに、加圧流体供給用チューブ又はその接続管を収容部
の内外に亘って挿通可能で、かつ、気密状態で押し引き
自在なバッグ挿通部を備えたバッグ装着装置を、収容部
が貫通孔に連通するように気密に固定して、貫通孔を通
してガス圧を収容部内に導入しながら、収容部に収容し
てあるバッグ本体を、貫通孔を通して、その貫通孔を挟
む箇所のガス管内の一方に挿入し、そのバッグ本体を加
圧流体供給用チューブを通して供給した加圧流体で膨張
させて、ガス管内を遮断し、ガス圧導入用チューブに接
続したガス圧測定具と、収容部に連通するように接続し
たガス圧測定具とで、一個のガス遮断用バッグのバッグ
本体による遮断箇所を挟む両側の管内のガス圧を夫々測
定できる。
【0022】〔効果〕一個のガス遮断用バッグのバッグ
本体を貫通孔を通して管内に挿入してガス管内を遮断
し、バッグ本体による遮断箇所を挟んで、貫通孔側の遮
断箇所近くの管内のガス圧は、収容部に連通するように
接続したガス圧測定具で測定でき、貫通孔側とは逆の遮
断箇所近くの管内のガス圧は、ガス圧導入用チューブに
接続したガス圧測定具で測定できるので、バッグ本体に
よる遮断箇所を挟む両側にガス圧測定用の貫通孔を別途
設けることなく、簡便、かつ、迅速に、一個のガス遮断
用バッグによる遮断箇所を挟む両側において、遮断箇所
近くの管内のガス圧を夫々測定できる。
【0023】請求項5記載の発明の特徴構成は、管壁に
形成してある貫通孔を通してガス管内に装着したガス遮
断用バッグでガス管内を遮断し、その遮断箇所を挟む両
側の管内のガス圧を測定するガス圧測定方法であって、
請求項1又は2記載のガス遮断用バッグの二個を使用し
て、単一の前記貫通孔を通して、その貫通孔を挟む箇所
のガス管内の各々に挿入したバッグ本体でガス管内を遮
断し、各ガス遮断用バッグのガス圧導入用チューブに接
続したガス圧測定具で、前記二個のガス遮断用バッグに
よる遮断箇所を挟む両側の管内のガス圧を夫々測定する
点にある。
【0024】〔作用〕管壁に形成してある単一の貫通孔
を通して、一個のガス遮断用バッグのバッグ本体を貫通
孔を挟む一方のガス管部分に挿入するとともに、残り一
個のガス遮断用バッグのバッグ本体を貫通孔を挟む他方
のガス管部分に挿入し、それらのバッグ本体を加圧流体
供給用チューブを通して供給した加圧流体で膨張させ
て、貫通孔を挟む両側においてガス管内を遮断でき、各
ガス遮断用バッグのガス圧導入用チューブに接続したガ
ス圧測定具で、二個のガス遮断用バッグによる遮断箇所
を挟んで、貫通孔側とは逆の遮断箇所近くの管内のガス
圧を夫々測定できる。
【0025】〔効果〕二個のガス遮断用バッグのバッグ
本体を単一の貫通孔を通して管内に挿入して、貫通孔を
挟む両側においてガス管内を遮断できるので、二個のバ
ッグ本体の夫々を挿入するための貫通孔を各別に設ける
ことなく、簡便、かつ、迅速に、二個のガス遮断用バッ
グによる遮断箇所を挟む両側において、遮断箇所近くの
管内のガス圧を夫々測定できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図1は、膨張収縮自在なゴム引き布製
のバッグ本体1に加圧空気(加圧流体の一例) を供給す
る加圧空気供給用チューブ2を連通接続し、そのバッグ
本体1を、後述する都市ガス用配管などのガス管Cの管
壁に形成してある貫通孔Dを通して、収縮状態でそのガ
ス管C内に挿入するとともに、加圧空気供給用チューブ
2を通して供給した加圧空気で膨張させて、ガス管C内
を遮断するガスバッグ(ガス遮断用バッグ) Aを示し、
バッグ本体1は、加圧空気を供給しない自然状態におい
て、収縮状態に保持されるように設けてある。
【0027】前記ガスバッグAは、図2にも示すよう
に、加圧空気供給用チューブ2の一端側に、後述する接
続管3に設けてある継手4に接続する管接続部5を備
え、ガス圧導入用チューブ6を、加圧空気供給用チュー
ブ2の内側とバッグ本体1の内側とに亘って挿通して、
図3に示すように、バッグ本体1を加圧空気で略円柱形
状に膨張させてガス管C内を遮断した状態で、バッグ本
体1による遮断箇所を挟んで貫通孔D側とは逆の管内に
連通するように開口させてある。
【0028】前記加圧空気供給用チューブ2とガス圧導
入用チューブ6は、ウレタン樹脂などで弾性的に撓み変
形可能に形成してあり、ガス圧導入用チューブ6と加圧
空気供給用チューブ6との間に加圧空気の供給路を確保
できるように、ガス圧導入用チューブ6の外径を加圧空
気供給用チューブ2の内径よりも小さくして、ガス圧導
入用チューブ6を加圧空気供給用チューブ2の内側に挿
通してある。
【0029】前記バッグ本体1は、加圧空気供給用チュ
ーブ2の他端側から突出させたガス圧導入用チューブ6
に沿って、周方向の複数箇所で襞状に折り畳んで上下に
重ね合わせ、加圧空気供給用チューブ2を気密に接続固
定してある樹脂製の筒状接続部材7を、折り畳み状態の
バッグ本体1の一端部内側に挿入して、かしめ金具8で
加圧空気供給用チューブ2に同芯状に気密に固定すると
ともに、ガス圧導入用チューブ6を気密に接続固定して
ある樹脂製の筒状接続部材9を、折り畳み状態のバッグ
本体1の他端部内側に挿入し、かしめ金具10でガス圧
導入用チューブ6に同芯状に気密に固定して、長尺棒状
の収縮状態に保持できるように設けてある。
【0030】図4は、上記ガスバッグAをガス管内に装
着するガスバッグ装着装置Bを示し、ガスバッグAを押
し引き操作するガスバッグ操作具11と、管壁に形成し
てある貫通孔D周りに気密に固定自在な接続具12と、
ガスバッグ操作具11に取り付けてあるガスバッグAの
バッグ本体1を、接続具12に設けてある治具挿通路1
3と貫通孔Dとを通してガス管C内に入り込ませるため
のガスバッグ挿入治具14とを備えている。
【0031】前記ガスバッグ操作具11は、一端側を加
圧空気供給用チューブ2に連通接続する金属製の接続管
3と、その接続管3に連通接続してあるチーズ15とを
備え、チーズ15の一方の開口部に後述する加圧空気供
給用の手押しポンプ16を接続するポンプ接続部17を
設け、ガス圧導入用チューブ6の一端側に連通するガス
圧測定具接続部18をチーズ15の他方の開口部に着脱
自在に気密に固定して、ガス圧導入用チューブ6の一端
側と加圧空気供給用チューブ2の一端側との相対位置を
ガスバッグ操作具11を介して互いに固定可能に設け、
接続管3は、後述するガスバッグ挿通部19に予め挿通
してある。
【0032】前記ガスバッグ挿入治具14は、筒体23
の一端側に、ガスバッグ操作具11の接続管3を挿通可
能で、かつ、気密状態で押し引き自在なガスバッグ挿通
部19を着脱自在に備え、筒体23の他端側に、バッグ
本体1のガス管C内への挿入方向を案内する案内部20
を一体に備えた筒状に形成して、筒体23の内側を、バ
ッグ本体1を貫通孔Dを通してガス管C内に挿入可能に
収容するバッグ本体収容部21に構成し、筒体23は、
後述する治具挿通部24に予め挿通してある。
【0033】前記接続具12は、治具挿通路13の途中
箇所を開閉自在なシャッター22を設けるとともに、治
具挿通路13のシャッター22よりも治具挿通方向上手
側の端部に、ガスバッグ挿入治具14を挿通可能で、か
つ、その筒体23を気密状態で押し引き自在な治具挿通
部24を着脱自在に設けて、治具挿通路13の途中箇所
を閉じているシャッター22と治具挿通部24との間の
治具挿通路部分25に、ガスバッグ挿入治具14の案内
部20側を気密に収容可能に構成してある。
【0034】そして、後述するガス圧測定具26の接続
部としての接続用コック27を治具挿通路13に連通す
るように設けるとともに、必要に応じてガスバッグAに
よる遮断箇所を迂回するバイパス管28を接続できるよ
うに、治具挿通路13に連通するバイパス管接続部29
を開閉自在に設けてある。
【0035】次に、地中に埋設してある都市ガス供給用
配管網を構成しているガス管Cの老朽化した管部分C1
を切断撤去して新管に更新するにあたって、更新区間の
前後を更新工事のために遮断しても必要な供給ガス圧力
を確保できるか否かを調べる目的で、上記ガスバッグA
の一個と、上記ガスバッグ装着装置Bとを使用して、管
壁に形成してある貫通孔Dを通してガス管C内に装着し
たガスバッグAでガス管内を遮断し、そのガスバッグA
のバッグ本体1による遮断箇所を挟む両側の管内のガス
圧を測定するガス圧測定方法を、図5〜図8を参照しな
がら説明する。
【0036】ちなみに、遮断箇所を挟む両側の管内のガ
ス圧を測定した結果、必要な供給ガス圧力を確保できな
いことが判明すると、必要な供給ガス圧力を確保できる
ように、更新区間を迂回するバイパス路を設ける工事が
必要になる。
【0037】先ず、ノーブロー袋をガス管Cの貫通孔形
成予定箇所に被せて、ガスの外部への漏れ出しを防止し
ながら、ホールソーなどで貫通孔Dを形成し、接続具1
2に設けてある治具挿通路13を通してガスが漏れ出さ
ないように、図5に示すように、治具挿通路13の途中
箇所をシャッター22で閉じて、治具挿通路13が貫通
孔Dに連通するように、接続具12を貫通孔D周りに気
密に固定するとともに、筒体23を予め挿通してある治
具挿通部24を固定して、筒体23の案内部20側をシ
ャッター22と治具挿通部24との間の治具挿通路部分
25に気密に収容し、更に、接続管3を予め挿通してあ
るガスバッグ挿通部19を筒体23に固定して、ガスバ
ッグ操作具11をガスバッグ挿入治具14に装着し、図
6にも示すように、ガスバッグ操作具11を押し下げ
て、バッグ本体1が収縮状態のガスバッグAをバッグ本
体収容部21に収容する。
【0038】次に、図7に示すように、ガスバッグ挿入
治具14をガスバッグ操作具11ごと、治具挿通路13
と貫通孔Dとを通してガス管C内に入り込むように押し
込んで、ガスバッグ挿入治具14の案内部20を、バッ
グ本体1をガス管C内の所望の挿入方向に案内できるよ
うに保持し、図8に示すように、接続管3のバッグ本体
収容部21内への押し込み操作で、バッグ本体1を案内
部20で案内しながらガス管C内に押し出して、ポンプ
接続部17に接続した手押しポンプ16の操作で、加圧
空気を加圧空気供給用チューブ2を通してバッグ本体1
に供給し、バッグ本体1を膨張させてガス管C内を遮断
する。
【0039】このバッグ本体1の膨張時に、バッグ本体
1の前方側が後退して前後方向長さが短くなり、ガス圧
導入用チューブ6が弾性的に撓み変形するので、管内で
膨張させたバッグ本体1を収縮させて管外に抜き出す際
には、ガス圧導入用チューブ6の弾性復元力で、バッグ
本体1をチューブ長手方向に突っ張らせて、バッグ本体
1内の加圧空気を加圧空気供給用チューブ2を通して排
出しながら、バッグ本体1を長尺の収縮状態に復帰させ
ることができる。
【0040】そして、バッグ本体1による遮断箇所を挟
んで、貫通孔側とは逆の遮断箇所近くの管内のガス圧
は、ガスバッグ操作具11に固定してあるガス圧測定具
接続部18に接続した水柱ゲージなどのガス圧測定具3
0で測定し、貫通孔側の遮断箇所近くの管内のガス圧
は、治具挿通路13に連通するように設けてある接続用
コック27に接続した水柱ゲージなどのガス圧測定具2
6で測定する。
【0041】バッグ本体1による遮断箇所を挟む両側の
管内のガス圧を測定した後は、バッグ本体1を収縮変形
させて、挿入時とは逆の手順で、接続管3のガスバッグ
挿入治具14外方への引っ張り操作でバッグ本体収容部
21に引き込んだ後、ガスバッグ挿入治具14の一端側
をガスバッグ操作具11ごと、シャッター22と治具挿
通部24との間の治具挿通路部分25に入り込ませ、シ
ャッター22を閉じてから、ガスバッグ挿入治具14を
ガスバッグ操作具11ごと、治具挿通路部分25から抜
き出す。
【0042】〔第2実施形態〕図9は、地中に埋設して
ある都市ガス供給用配管網を構成しているガス管Cの老
朽化した管部分C1を切断撤去して新管に更新するにあ
たって、更新区間の前後を更新工事のために遮断しても
必要な供給ガス圧力を確保できるか否かを調べる目的
で、第1実施形態で示したガスバッグAの二個を使用し
て、管壁に形成してある単一の貫通孔Dを通してガス管
C内に装着した二個のガスバッグAでガス管内を遮断
し、その遮断箇所を挟む両側の管内のガス圧を測定する
ガス圧測定方法を説明する。
【0043】第1実施形態で示したと同様に、ノーブロ
ー袋をガス管Cの貫通孔形成予定箇所に被せて、ガスの
外部への漏れ出しを防止しながら、ホールソーなどで単
一の貫通孔Dを形成し、図9に仮想線で示すように、二
個のガスバッグAのバッグ本体1を、その単一の貫通孔
Dを通して、貫通孔Dを挟む箇所のガス管C内の各々に
挿入する。
【0044】前記ガスバッグAの夫々の加圧空気供給用
チューブ2の一端側には、第1実施形態で示したと同様
のチーズ15を連通接続して、チーズ15の一方の開口
部にポンプ接続部17を設け、ガス圧導入用チューブ6
の一端側に連通するガス圧測定具接続部18をチーズ1
5の他方の開口部に着脱自在に気密に固定して、ガス圧
導入用チューブ6の一端側と加圧空気供給用チューブ2
の一端側との相対位置をチーズ15を介して互いに固定
可能に設けてある。
【0045】そして、各ポンプ接続部17に接続した手
押しポンプ16の操作で、加圧空気を加圧空気供給用チ
ューブ2を通してバッグ本体1に供給して、各バッグ本
体1を膨張させ、貫通孔Dを挟む両側においてガス管内
を遮断して、各ガス圧測定具接続部18に接続したガス
圧測定具30で、二個のガスバッグAによる遮断箇所を
挟む両側の管内のガス圧を夫々測定する。
【0046】〔その他の実施形態〕 1.本発明によるガス遮断用バッグは、バッグ本体の内
側に挿通してあるガス圧導入用チューブの一端側を、バ
ッグ本体の内外やガス圧導入用チューブの内外に亘って
気密に貫通させて、バッグ本体をガス管内に挿入すると
きに、そのガス圧導入用チューブを、加圧流体供給用チ
ューブとは別に、並列状態で管壁に形成してある貫通孔
を通して管内に引き込むように構成してあっても良い。 2.本発明によるガス遮断用バッグは、弾性的に膨張収
縮自在な材料で形成してあるバッグ本体を略球状やラグ
ビーボール状に膨張させてガス管内を遮断するものであ
っても良い。 3.本発明によるガス遮断用バッグは、加圧流体として
加圧水を使用するものであっても良い。 4.本発明によるバッグ装着装置は、加圧流体供給用チ
ューブを挿通可能で、かつ、気密状態で押し引き自在な
バッグ挿通部を備えたバッグ挿入治具を設けてあっても
よい。 5.本発明によるガス圧測定方法は、都市ガス供給用以
外のガス管において、一個のガス遮断用バッグによる遮
断箇所を挟む両側の管内のガス圧を夫々測定したり、二
個のガス遮断用バッグによる遮断箇所を挟む両側の管内
のガス圧を夫々測定するために使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス遮断用バッグの斜視図
【図2】ガス遮断用バッグの要部縦断面図
【図3】ガス遮断用バッグの装着状態を示す一部断面側
面図
【図4】バッグ装着装置の分解図
【図5】ガス圧測定方法の説明図
【図6】ガス圧測定方法の説明図
【図7】ガス圧測定方法の説明図
【図8】ガス圧測定方法の説明図
【図9】第2実施形態のガス圧測定方法の説明図
【符号の説明】
A ガス遮断用バッグ B バッグ装着装置 C ガス管 D 貫通孔 1 バッグ本体 2 加圧流体供給用チューブ 3 接続管 6 ガス圧導入用チューブ 12 接続具 13 治具挿通路 14 バッグ挿入治具 19 バッグ挿通部 20 案内部 21 収容部 22 シャッター 24 治具挿通部 25 治具挿通路部分 26 ガス圧測定具 27 接続部 30 ガス圧測定具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮木 誠二 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA11 BB20 CC60 DD20 EE40 FF49 GG49 HH05 3H025 DA02 DB18 DC02 DD01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張収縮自在なバッグ本体に加圧流体供
    給用チューブを連通接続し、 前記バッグ本体を、管壁に形成してある貫通孔を通して
    収縮状態でガス管内に挿入するとともに、前記加圧流体
    供給用チューブを通して供給した加圧流体で膨張させ
    て、前記ガス管内を遮断するガス遮断用バッグであっ
    て、 ガス圧測定具を一端側に接続可能なガス圧導入用チュー
    ブの他端側を前記バッグ本体の内側に挿通して、前記バ
    ッグ本体でガス管内を遮断した状態で、前記バッグ本体
    による遮断箇所を挟んで前記貫通孔側とは逆の管内に連
    通するように開口させてあるガス遮断用バッグ。
  2. 【請求項2】 前記ガス圧導入用チューブの一端側と前
    記加圧流体供給用チューブの一端側との相対位置を互い
    に固定可能に設けるとともに、前記ガス圧導入用チュー
    ブを弾性的に撓み変形可能に設け、 前記バッグ本体を、前記加圧流体供給用チューブの他端
    側から突出させたガス圧導入用チューブに沿って、周方
    向の複数箇所で折り畳み、 その折り畳み状態のバッグ本体の一端部を前記加圧流体
    供給用チューブに同芯状に気密に固定するとともに、他
    端部を前記ガス圧導入用チューブに同芯状に気密に固定
    して、長尺の収縮状態に保持可能に設けてある請求項1
    記載のガス遮断用バッグ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のガス遮断用バッグ
    をガス管内に装着するバッグ装着装置であって、 管壁に形成してある貫通孔周りに気密に固定自在な接続
    具と、前記バッグ本体を前記接続具に設けた治具挿通路
    と前記貫通孔とを通してガス管内に入り込ませるための
    バッグ挿入治具とを備え、 前記バッグ挿入治具を、一端側に前記加圧流体供給用チ
    ューブ又はその接続管を挿通可能で、かつ、気密状態で
    押し引き自在なバッグ挿通部を備え、他端側に前記バッ
    グ本体のガス管内への挿入方向を案内する案内部を備え
    た筒状に形成して、その内側に前記バッグ本体を収容自
    在に構成し、 前記接続具に、前記治具挿通路の途中箇所を開閉自在な
    シャッターを設けると共に、前記治具挿通路の前記シャ
    ッターよりも治具挿通方向上手側に、前記バッグ挿入治
    具を挿通可能で、かつ、気密状態で押し引き自在な治具
    挿通部を設けて、前記治具挿通路の途中箇所を閉じてい
    る前記シャッターと前記治具挿通部との間の治具挿通路
    部分に、前記バッグ挿入治具の案内部側を気密に収容可
    能に構成し、 ガス圧測定具の接続部を前記治具挿通路に連通するよう
    に設けてあるバッグ装着装置。
  4. 【請求項4】 管壁に形成してある貫通孔を通してガス
    管内に装着したガス遮断用バッグでガス管内を遮断し、
    その遮断箇所を挟む両側の管内のガス圧を測定するガス
    圧測定方法であって、 請求項1又は2記載のガス遮断用バッグの一個を使用し
    て、前記バッグ本体を前記貫通孔を通してガス管内に挿
    入可能に収容する収容部と、前記加圧流体供給用チュー
    ブ又はその接続管を前記収容部の内外に亘って挿通可能
    で、かつ、気密状態で押し引き自在なバッグ挿通部とを
    備えたバッグ装着装置を、前記収容部が前記貫通孔に連
    通するように気密に固定し、 前記収容部に収容してあるバッグ本体を、前記貫通孔を
    通して、その貫通孔を挟む箇所のガス管内の一方に挿入
    して、ガス管内を遮断し、 前記ガス遮断用バッグのガス圧導入用チューブに接続し
    たガス圧測定具と、前記収容部に連通するように接続し
    たガス圧測定具とで、前記遮断箇所を挟む両側の管内の
    ガス圧を夫々測定するガス圧測定方法。
  5. 【請求項5】 管壁に形成してある貫通孔を通してガス
    管内に装着したガス遮断用バッグでガス管内を遮断し、
    その遮断箇所を挟む両側の管内のガス圧を測定するガス
    圧測定方法であって、 請求項1又は2記載のガス遮断用バッグの二個を使用し
    て、単一の前記貫通孔を通して、その貫通孔を挟む箇所
    のガス管内の各々に挿入したバッグ本体でガス管内を遮
    断し、 各ガス遮断用バッグのガス圧導入用チューブに接続した
    ガス圧測定具で、前記二個のガス遮断用バッグによる遮
    断箇所を挟む両側の管内のガス圧を夫々測定するガス圧
    測定方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111711A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Osaka Gas Co Ltd 計測装置
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CN110375144A (zh) * 2019-08-31 2019-10-25 日照钢铁控股集团有限公司 一种快速有效切断隔离管道内动力介质的气囊装置

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