JP2003208609A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents
画像処理方法および画像処理装置Info
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Abstract
信号のエッジを十分に急峻化する。 【解決手段】 エッジ強調回路1は、画像信号Dinの1
次微分Dgを求める遅延器12および減算器18と、1
次微分Dgの絶対値Dhを求める絶対値演算回路19と、
絶対値Dhがピークかつ所定の閾値th以上であるか否
かを判定するピーク検出回路30と、ピーク検出回路3
0の検出結果に基づいて、対応する画素の画像信号Dd
を隣接する画素の画像信号DcまたはDeで書き換える画
素選択回路17とを備える。これにより、ピーク量が閾
値th未満ではエッジ強調を行わないため、ノイズによ
る誤動作を起こさない。
Description
を急峻化する画像処理方法および画像処理装置に関する
ものである。
術として、公開特許公報「特開平10−112867号
公報(公開日:平成10年(1998)4月28日)」
に記載の方法および装置がある。
である。また、図9は、上記装置の動作を説明するカラ
ー信号の時間線図である。なお、カラー信号Qb(色差
信号B−Y)の処理系と、カラー信号Qr(色差信号R
−Y)の処理系とは、同一の構成を有し、同一の処理を
行う。
ラー信号Qbin(Qrin)をコピー回路101(11
1)および1次微分回路102(112)に供給する。
コピー回路101(111)は、コピー制御回路105
(115)の制御に従って、入力カラー信号Qbin(Q
rin)を画素にコピーして、出力カラー信号Qbout
(Qrout)として出力する。
力された入力カラー信号Qbin(Qrin)は、1次微分
回路102(112)が微分し(1次微分信号Qba
(Qra))、整流回路103(113)が整流した後
(整流信号Qbb(Qrb))、2次微分回路104(1
14)が再度微分して入力カラー信号Qbin(Qrin)
に時間的に対応する2次微分信号Qbc(Qrc)を生成
する。2次微分回路104(114)は、2次微分信号
Qbc(Qrc)を、コピー制御回路105(115)に
入力するとともに、微分制御回路106(116)にも
入力する。
微分信号Qbc(Qrc)の値に応じて、コピー回路10
1(111)における入力カラー信号Qbin(Qrin)
のコピーを制御するためのコピー制御信号Qbe(Qr
e)を生成する。そして、微分制御回路106(11
6)は、2次微分信号Qbc(Qrc)の値がゼロ交差す
るか、またはゼロ個所を越えると、コピー回路101
(111)が入力カラー信号Qbin(Qrin)をコピー
しないように制御する微分制御信号Qbd(Qrd)を生
成して、コピー制御信号Qbe(Qre)に入力する。
Qbc,Qrcが入力カラー信号Qbin,Qrinに時間的
に対応して発生される。そして、2次微分信号Qbc,
Qrcが正の場合、入力カラー信号Qbin,Qrinのエ
ッジ画素に先行する基準画素のクロミナンス値をエッジ
画素上にコピーする。一方、2次微分信号Qbc,Qrc
が負の場合、エッジ画素に後続する基準画素のクロミナ
ンス値をエッジ画素上にコピーする。
に応じて、入力カラー信号の基準画素のクロミナンス値
をカラー信号のエッジ画素上にコピーすることによっ
て、カラー信号のエッジを急峻化している。
クロミナンス値をなくすために、基準画素とエッジ画素
との間の割当て領域における2次微分信号の値がゼロ交
差を有さない場合にだけ、基準画素のクロミナンス値を
エッジ画素上にコピーする。その結果、例えば、異なる
クロミナンス値を有している近隣のパルスの値が、2つ
のパルス間の遷移領域でのコピー処理によって混合され
てしまうことを防止できる。
来の方法では、信号に含まれているノイズ成分のレベル
がエッジ強調を行う閾値以上である場合、エッジが誤検
出されてしまう。そのため、誤検出したノイズ成分をエ
ッジ強調がエッジ強調した結果、映像が劣化する現象が
発生していた。
なされたもので、その目的は、ノイズによる誤動作を起
こすことなく、画像信号のエッジを十分に急峻化できる
画像処理方法および画像処理装置を提供することにあ
る。
めに、本発明の画像処理方法は、画像信号の1次微分を
求める1次微分演算処理と、上記1次微分演算処理で得
られた1次微分の絶対値を求める絶対値演算処理と、上
記絶対値演算処理で得られた絶対値が、ピークかつ所定
の閾値以上であるか否かを判定するピーク検出処理と、
上記ピーク検出処理での検出結果に基づいて、対応する
画素の上記画像信号を隣接する画素の画像信号で書き換
える信号補正処理と、を含むことを特徴としている。
の1次微分を求める1次微分演算手段と、上記1次微分
演算手段で得られた1次微分の絶対値を求める絶対値演
算手段と、上記絶対値演算手段で得られた絶対値が、ピ
ークかつ所定の閾値以上であるか否かを判定するピーク
検出手段と、上記ピーク検出手段の検出結果に基づい
て、対応する画素の上記画像信号を隣接する画素の画像
信号で書き換える信号補正手段と、を備えることを特徴
としている。
画像信号の一次微分後の絶対値が基準画素においてピー
クであるか否かを判定し、ピークである場合には基準画
素の前後の位置の画素の値を基準画素にコピーする。
に、一次微分の絶対値がピークであるか否かを判断する
際、その絶対値が所定の閾値以上であるか否かも同時に
判定する。そして、この閾値は、1次微分の絶対値のS
/N比を考慮して、ピーク量が閾値th未満では、エッ
ジ強調を行わないように設定できる。
つ所定の閾値以上である時のみ、基準画素の前後の位置
の画素の値を基準画素にコピーして、画像信号のエッジ
を強調できる。よって、従来のように高周波成分に含ま
れるノイズ成分をエッジとして判断することがないた
め、ノイズによる誤動作を防止しながら、画像信号のエ
ッジを強調することが可能となる。
の1次微分の絶対値がピークである場合に、ピーク時点
でパルスを発生させたパルス信号と、このパルス信号を
1クロック分遅延させたパルス信号とを生成する。そし
て、ピーク時点のパルスとこれを1クロック遅延させた
パルスとの組合せが、(1,0)の場合には基準画素に
後続する値をコピーする一方、(0,1)の場合には基
準画素に先行する値をコピーする。その結果、エッジで
ある基準画素の前後で画素のコピーが行われ、エッジが
急峻化された画像信号を得ることができ、画質を改善で
きる。
を入力画像信号とする白黒画像のエッジ強調処理に適し
ているほか、カラー画像の色差信号やRGB信号のエッ
ジ強調処理にも好適である。
信号を組み合わせて画素の表示を行う画像信号を、上記
の各処理を上記信号ごとに行って処理する画像処理方法
であって、いずれかの信号のピーク検出処理で、絶対値
がピークかつ所定の閾値以上であることを検出した時、
すべての信号の処理において、対応する画素の信号を隣
接する画素の信号でそれぞれ書き換えるように、各信号
補正処理を行う制御処理を含むことを特徴としている。
号を組み合わせて画素の表示を行う画像信号を処理する
画像処理装置であって、上記の各手段を上記信号ごとに
1系統ずつ備え、かつ、いずれかの系統のピーク検出手
段で、ピークかつ所定の閾値以上である絶対値が検出さ
れた時、すべての系統において、対応する画素の信号を
隣接する画素の信号でそれぞれ書き換えるように、各信
号補正手段を制御する制御手段を備えることを特徴とし
ている。
力する画像信号が色差信号によるカラー信号であれば2
系統の信号を処理して、また、入力する画像信号がRG
B信号によるカラー信号であれば3系統の信号を処理し
て、エッジ強調処理を行うことができる。
に、一つの系統でのみピークが検出された場合でも、す
べての系統でエッジ強調処理を施す。よって、より細か
な検出条件で色エッジを強調することができる。すなわ
ち、複数の入力データに対して個々にピーク検出を行う
ため、検出分解能が大きくなる。また、カラー画像の色
差信号やRGB信号等の場合、各信号ごとに独立してエ
ッジ強調を行えば色味バランスが崩れてにじみが発生す
るが、上記の方法および構成によれば、これを防止でき
る。
画素を含む区間の1次微分の絶対値のピークを検出した
パルス信号を、OR回路に入力して1つの制御信号に合
成し、この制御信号に基づいてすべての系統でエッジ強
調処理を行えばよい。
から図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
ッジ強調回路(画像処理装置)1の構成の概略を示すブ
ロック図である。
号のエッジを検出して、これを強調する処理を行う画像
処理回路である。なお、処理する画像信号としては、カ
ラー信号の1つや輝度信号などが可能である。
号Dinを入力する入力端子11、信号を1クロック遅延
させる遅延器12,13,14,15,16,23、画
素選択回路(信号補正手段)17、減算器18、絶対値
演算回路(絶対値演算手段)19、ピーク位置判定回路
(ピーク位置判定手段)20、ピーク量判定回路(ピー
ク量判定手段)21、AND回路22、処理後の画像信
号Doutを出力する出力端子24を備えて構成されてい
る。なお、遅延器12と減算器18とによって、1次微
分回路(1次微分演算手段)が構成されている。
号Dinは遅延器12に入力され、遅延器12が出力した
信号Daは遅延器13に入力され、遅延器13が出力し
た信号Dbは遅延器14に入力され、遅延器14が出力
した信号Dcは遅延器15に入力され、遅延器15が出
力した信号Ddは遅延器16に入力され、遅延器16が
出力した信号Deは画素選択回路17に入力される。す
なわち、画像信号Dinは、遅延器12〜16に順次に入
力されて1クロックずつ遅延された後、画素選択回路1
7に入力される。なお、遅延器13,14は、ピーク検
出回路30とのタイミングを合わせるために設けられて
いる。
延器14が出力した信号Dc、遅延器15が出力した信
号Dd、遅延器16が出力した信号Deが入力される。画
素選択回路17は、これらの信号Dc,Dd,Deのいず
れか1つを、後述する信号Dm,Dnの組合せに応じて選
択する(信号補正処理)。そして、画素選択回路17に
よって選択された画像信号Doutを、出力端子24が出
力する。
Dinは、遅延器12が出力した信号Daとともに減算器
18に入力され、1次微分信号Dgが生成される(1次
微分演算処理)。減算器18が出力した1次微分信号D
gは、絶対値演算回路19に入力され、1次微分信号Dg
の絶対値である絶対値信号Dhが生成される(絶対値演
算処理)。絶対値演算回路19が出力した絶対値信号D
hは、ピーク検出回路(ピーク検出手段)30に入力さ
れ、信号Dmが出力される(ピーク検出処理)。ピーク
検出回路30が出力した信号(第1画素選択制御信号)
Dmは、画素選択回路17に直接入力されるとともに、
遅延器23で1クロック遅延された信号(第2画素選択
制御信号)Dnとしても入力される。
値信号Dhのピーク位置を検出する回路である。図1に
示すように、ピーク検出回路30は、ピーク位置判定回
路20、ピーク量判定回路21、AND回路22を備え
て構成されている。また、ピーク検出回路30の具体的
な一例を示すと、図2のとおりである。
0は、信号を1クロック遅延させる遅延器31,32,
33,34,35、比較器36,37,38,39,4
0、AND回路22を備えて構成されている。なお、遅
延器31〜35および比較器36〜39がピーク位置判
定回路20に対応する。また、比較器40がピーク量判
定回路21に対応する。
た絶対値信号Dhは遅延器31に入力され、遅延器31
が出力した信号E1は遅延器32に入力され、遅延器3
2が出力した信号E2は遅延器33に入力され、遅延器
33が出力した信号E3は遅延器34に入力され、遅延
器34が出力した信号E4は遅延器35に入力され、遅
延器35は信号E5を出力する。
力した信号E1,E2,E4,E5は、比較器36,37,
38,39にそれぞれ入力される。これとともに、遅延
器33が出力した信号E3は、比較器36,37,3
8,39に入力される。そして、比較器36,37,3
8,39は、信号E3と、信号E1,E2,E4,E5との
大小関係をそれぞれ比較して、信号E3の方が大きい場
合に“1”を信号F1,F2,F3,F4としてそれぞれ出
力する。なお、信号F1〜F4は、ピーク位置検出信号D
j(図1)に含まれている。
した信号E3と、閾値thとが入力されている。そし
て、比較器40は、信号E3が閾値th以上の場合に、
“1”を信号F5として出力する。なお、信号F5は、ピ
ーク量判定信号Di(図1)に含まれている。
40の出力である信号F1,F2,F3,F4,F5が、A
ND回路22に入力されている。そして、AND回路2
2は、信号F1,F2,F3,F4,F5の値がすべて
“1”の場合には“1”を、それ以外の場合には“0”
を、信号Dmとして出力する。
は、絶対値信号Dhを3クロック遅延した信号E3が、そ
れより2クロックおよび1クロック先行する信号E1,
E2と、それより2クロックおよび1クロック遅延する
信号E4,E5とを合わせた5つの絶対値信号の中でピー
クであるか否かを判定できる。すなわち、ピーク位置判
定回路20は、5個の絶対値からなる区間で中央の絶対
値が最大値であるか否かを判定する。なお、絶対値信号
Dhのピークを何クロック分の絶対値の中から検出する
かは、適宜選択可能であり、それに応じて遅延器および
比較器(比較器40を除く)の数を設定すればよい。
値信号Dhを3クロック遅延した信号E3の値Y34(図
3)が閾値th以上であるか否かを判定できる。ここ
で、閾値thは、画像信号Dinのノイズ成分に主に由来
する絶対値信号Dhに含まれるノイズによるピークを検
出しないように設定されている。
ば、絶対値信号Dhを3クロック遅延した信号E3がピー
クであり、かつ、その値Y34が閾値th以上であるか
否かを判定できる。すなわち、ピーク検出回路30によ
れば、絶対値信号Dhの閾値th以上のピークを検出で
きる。そして、絶対値信号Dhの閾値th以上のピーク
を検出した時、信号Dmとして“1”を出力する。
Dinを3,4,5クロック遅延させた信号Dc,Dd,D
eのいずれか1つを、ピーク検出回路30が出力した信
号Dmとこれを1クロック遅延させた信号Dnとの組合せ
に応じて選択する。
則、 (Dm,Dn)=(0,0)の場合、Dout=Dd (Dm,Dn)=(0,1)の場合、Dout=Dc (Dm,Dn)=(1,0)の場合、Dout=De (Dm,Dn)=(1,1)の場合、Dout=Dd に従って、出力する信号を選択する。
Dn)が(0,0)または(1,1)の場合、信号Ddの
値をそのまま出力して、強調を行わない。また、(D
m,Dn)が(0,1)の場合、信号Ddの値を先行する
信号Dcの値に置き換えて出力する。逆に、(Dm,D
n)が(1,0)の場合、信号Ddの値を後続する信号D
eの値に置き換えて出力する。
Dgの絶対値信号Dhが閾値th以上のピークを形成する
時、画像信号Dinのエッジを強調することができる。
1におけるエッジ強調処理を詳細に説明する。なお、図
3の横軸は時間軸である。
された入力信号である。信号Da〜Deは、画像信号Din
が遅延器12〜16によって1クロックずつ遅延された
信号である。ここで、X1〜X6は、連続する6個の画
素を示す。
づき減算器18によって生成された1次微分信号であ
る。さらに、信号Dhは、信号Dgが絶対値演算回路19
によって変換された絶対値信号である。そして、信号E
1〜E5は、絶対値信号Dhが遅延器31〜35によって
1クロックずつ遅延された信号である。ここで、Y12
は画素X1と画素X2との間の1次微分の絶対値を表
す。同様に、Y23,Y34,Y45,Y56は、それ
ぞれ画素X2,X3、画素X3,X4、画素X4,X
5、画素X5,X6の1次微分の絶対値を表す。
の絶対値が、先行する2クロック分の絶対値と、後続の
2クロック分の絶対値とを含む合計5つの絶対値の中で
最大、かつ、閾値th以上である時にパルスが出力され
る信号である。そして、信号Dnは、信号Dmを1クロッ
ク遅延させたパルス信号である。
号Ddを画像信号Doutとして出力し、エッジ画素が検出
された場合、すなわち、信号Dm,Dnにパルスが出力さ
れている場合に、先行する信号Dcあるいは後続する信
号Deをコピーする。なお、制御パルス(信号Dm,D
n)の幅はクロック周期分に相当する。
記の条件を満たすため、絶対値Y34の元になった画素
X3,X4と対応してパルスが出力されている。そし
て、画素X3の出力時には、(Dm,Dn)=(1,0)
であるため、信号Ddの下方の矢印に示されるように、
信号Deすなわち先行する画素X2をコピーする。次
に、画素X4の出力時には、(Dm,Dn)=(0,1)
であるため、信号Ddの上方の矢印に示されるように、
信号Dcすなわち後続する画素X5をコピーする。
本的には、入力された画像信号Dinを4クロック遅延さ
せた信号Ddを画像信号Doutとして出力する。そして、
エッジ画素が検出された場合、前後の信号Dc,Deをコ
ピーすることにより、エッジ強調処理を施す。ここで、
エッジ画素とは、画像信号の1次微分の絶対値信号がピ
ークとなる箇所の両端の画素である。
ッジ画素である。そして、画素X3,X4間の1次微分
の絶対値Y34が、絶対値信号Dh上で隣接する5つの
絶対値の内でピークとなっている。よって、画素X3と
画素X4の中間部分が画像信号Dinのピーク位置にな
る。したがって、エッジ画素X3,X4において画像信
号Dinを急峻化した画像信号Doutが得られる。すなわ
ち、上記エッジ強調回路1によれば、基準となる2つの
カラー信号のエッジ部分においてエッジ強調処理を行う
ことができる。
は、水平に隣接する6画素に対して、時系列的に1次微
分(水平に隣接する信号の差分)の絶対値を求めて、得
られた水平方向に隣接する5個の絶対値のピーク位置を
検出する。なお、ピークを検出する区間の長さは、絶対
値3個(すなわち4画素)以上であれば任意に選択でき
る。これと同時に、エッジ強調回路1では、ピークとな
る絶対値の値が閾値以上であるかを検出する。そして、
2つの条件を満たす場合のみ、ピーク検出回路30が画
素選択回路17へ制御信号を出力する。
る信号に対し、時間的に進んでいる信号と、遅延し
ている信号とを有している。そして、基準となる信号の
立ち上がりまたは立ち下がりを示す上記制御信号(エッ
ジ情報)に応じて、基準となる信号に上記またはの
信号をコピーすることにより、基準となる信号のエッジ
の立ち上がりまたは立ち下がり特性を良くすることがで
きる。
に、ピークとなる絶対値の値が閾値以上であるかを検出
している。すなわち、従来のようなノイズの誤検出によ
る誤動作が起こらないように、ピーク量判定回路21を
設けて、1次微分後の絶対値のS/N比を考慮し、ピー
ク量が閾値th(設定値)未満では、補正(エッジ強
調)を行わないように制御している。
成分をエッジとして判断することがないため、ノイズに
よる誤動作を防止して、画像信号のエッジを強調するこ
とができる。
号を輝度信号とすると、リンキングを発生することな
く、輝度信号のエッジだけを強調することができ、簡単
な構成で、映像の精細感を高めることができ、視覚上重
要な画質改善効果が得られる。
白黒画像のエッジ強調に適している。しかし、これに限
定されず、本発明は、白黒画像信号だけでなく、カラー
画像信号を含む画像信号の処理に一般的に適用できるも
のである。
信号を用いて画像表示を行う表示装置に、上記エッジ強
調回路1を適用した例について説明する。
示装置60の構成の概略を示すブロック図である。
は、Y,Pb,Pr,H,Vの各信号が入力されてい
る。Y,Pb,Prの各信号は、A/D変換器61…
で、デジタル信号に変換された後、YPbPr/RGB
変換器62で、RGB信号に変換され、液晶コントロー
ラ63に入力される。また、H,Vの各信号は、液晶コ
ントローラ63に入力されるとともに、PLL(phase-
locked loop)64にも入力されてCLK信号が生成さ
れる。そして、液晶コントローラ63の出力信号は、信
号ドライバ65および走査ドライバ66を介して、液晶
パネル67に入力され、画像表示される。
器61とYPbPr/RGB変換器62との間に、エッ
ジ強調回路(画像処理装置)2を備えている。このエッ
ジ強調回路2は、デジタル信号に変換された画像信号P
bin,Prinにエッジ強調処理を施して、画像信号Pb
out,Proutを出力する。
略を示す回路図である。このエッジ強調回路2は、2つ
の画像信号を処理するために、図1に示したエッジ強調
回路1と同一の構成を備えたエッジ強調回路1b,1r
を備えている。なお、図5には、図1との相違を示す要
部のみを示している。図示しない遅延器および減算器
(1次微分演算処理)、絶対値演算回路(絶対値演算処
理)、およびその他の構成については、図1および図2
を用いて上述したとおりである。
bの画素選択回路(信号補正手段)17bには、画像信
号Pbinを3,4,5クロックずつ遅延させた信号Pb
c,Pbd,Pbeが入力されている。ピーク検出回路
(ピーク検出手段)30bには、画像信号Pbinの1次
微分信号の絶対値信号Pbhが入力されている。同様
に、上記エッジ強調回路1rの画素選択回路(信号補正
手段)17rには、画像信号Prinを3,4,5クロッ
クずつ遅延させた信号Prc,Prd,Preが入力され
ている。ピーク検出回路(ピーク検出手段)30rに
は、画像信号Prinの1次微分信号の絶対値信号Prh
が入力されている。
ーク検出処理)および画素選択回路17b,17r(信
号補正処理)の動作の詳細については、図1および図2
を用いて上述したとおりである。ただし、ピーク量判定
回路の閾値bth,rthは、画像信号Pbin,Prin
のノイズ成分に主に由来する絶対値信号Pbh,Prhに
含まれるノイズによるピークを検出しないようにそれぞ
れ設定されている。
のOR回路(制御手段)51,52を備えている。上記
OR回路51は、ピーク検出回路30bが出力した信号
Pbmと、ピーク検出回路30rが出力した信号Prmと
が入力され、この2入力の論理和を求めて信号Dmとし
て画素選択回路17b,17rに入力する(制御処
理)。また、上記OR回路52は、遅延器23bが出力
した信号Pbnと、遅延器23rが出力した信号Prnと
が入力され、この2入力の論理和を求めて信号Dnとし
て画素選択回路17b,17rに入力する(制御処
理)。
Dm,Dnの組合せに応じて、信号Pbc,Pbd,Pbe
から1つ選択して、色差信号Pbout((B−Y)′)
として出力する。同様に、上記画素選択回路17rは、
信号Dm,Dnの組合せに応じて、信号Prc,Prd,P
reから1つ選択して、色差信号Prout((R−
Y)′)として出力する。
Prinに対してエッジ強調処理を施すエッジ強調回路2
では、OR回路51,52を設けて、エッジ画素検出信
号を合成し、1種類の信号Dm,Dnを画素選択回路17
b,17rに共通に入力する。
において、画像信号Pbout,Proutとして出力すべき
信号の選択の状態が同一になる。特に、エッジ強調回路
2では、OR回路で合成することにより、少なくとも一
方の系統でピーク位置が検出されれば、信号Dm,Dnに
パルスを出力する。それゆえ、一方の色差でのみピーク
位置が検出された場合にでも、両色差でピーク位置を検
出したように、2系統の画像信号Pbin,Prinに対し
てエッジ強調処理を施すことができる。
されれば、すべての系統でエッジ強調処理を施すことに
より、より細かな検出条件で色エッジを強調することが
できる。すなわち、複数の入力データである画像信号P
bin,Prinに対して個々にピーク検出回路30b,3
0rを設けるため、ピークの検出分解能が大きくなる。
また、特に色差成分であるPb,Pr信号の場合には、
色差信号ごとに独立してエッジ強調を行った場合に発生
する、エッジ強調後の色差信号Pbout,Proutの色味
バランスの崩れによるにじみを防止できる。
B信号を用いて画像表示を行う表示装置に、上記エッジ
強調回路1を適用した例を説明する。
表示装置80の構成の概略を示すブロック図である。
は、R,G,B,H,Vの各信号が入力されている。
R,G,Bの各信号は、A/D変換器81…で、デジタ
ル信号に変換された後、液晶コントローラ83に入力さ
れる。また、H,Vの各信号は、液晶コントローラ83
に入力されるとともに、PLL84にも入力されてCL
K信号が生成される。そして、液晶コントローラ83の
出力信号は、信号ドライバ85と走査ドライバ86を介
して、液晶パネル87に入力され、画像表示される。
回路(画像処理装置)3を備えている。このエッジ強調
回路3は、デジタル信号に変換された画像信号PRin,
PGin,PBinにエッジ強調処理を施して、画像信号P
Rout,PGout,PBoutを出力する。
略を示す回路図である。このエッジ強調回路3は、3つ
の画像信号を処理するために、図1に示したエッジ強調
回路1と同一の構成を備えたエッジ強調回路1R,1
G,1Bを備えている。なお、図7には、図1との相違
を示す要部のみを示している。図示しない遅延器および
減算器(1次微分演算処理)、絶対値演算回路(絶対値
演算処理)、およびその他の構成については、図1およ
び図2を用いて上述したとおりである。
Rの画素選択回路(信号補正手段)17Rには、画像信
号PRinを3,4,5クロックずつ遅延させた信号PR
c,PRd,PReが入力されている。ピーク検出回路
(ピーク検出手段)30Rには、画像信号PRinの1次
微分信号の絶対値信号PRhが入力されている。同様
に、上記エッジ強調回路1Gの画素選択回路(信号補正
手段)17Gには、画像信号PGinを3,4,5クロッ
クずつ遅延させた信号PGc,PGd,PGeが入力され
ている。ピーク検出回路(ピーク検出手段)30Gに
は、画像信号PGinの1次微分信号の絶対値信号PGh
が入力されている。同様に、上記エッジ強調回路1Bの
画素選択回路(信号補正手段)17Bには、画像信号P
Binを3,4,5クロックずつ遅延させた信号PBc,
PBd,PBeが入力されている。ピーク検出回路(ピー
ク検出手段)30Bには、画像信号PBinの1次微分信
号の絶対値信号PBhが入力されている。
0B(ピーク検出処理)および画素選択回路17R,1
7G,17B(信号補正処理)の動作の詳細について
は、図1および図2を用いて上述したとおりである。た
だし、ピーク量判定回路の閾値Rth,Gth,Bth
は、画像信号PRin,PGin,PBinのノイズ成分に主
に由来する絶対値信号PRh,PGh,PBhに含まれる
ノイズによるピークを検出しないようにそれぞれ設定さ
れている。
のOR回路(制御手段)71,72を備えている。上記
OR回路71は、ピーク検出回路30Rが出力した信号
PRmと、ピーク検出回路30Gが出力した信号PGm
と、ピーク検出回路30Bが出力した信号PBmとが入
力され、この3入力の論理和を求めて信号Dmとして画
素選択回路17R,17G,17Bに入力する(制御処
理)。また、上記OR回路72は、遅延器23Rが出力
した信号PRnと、遅延器23Gが出力した信号PGn
と、遅延器23Bが出力した信号PBnとが入力され、
この3入力の論理和を求めて信号Dnとして画素選択回
路17R,17G,17Bに入力する(制御処理)。
Dm,Dnの組合せに応じて、信号PRc,PRd,PRe
から1つ選択して、画像信号PRoutとして出力する。
同様に、上記画素選択回路17Gは、信号Dm,Dnの組
合せに応じて、信号PGc,PGd,PGeから1つ選択
して、画像信号PGoutとして出力する。同様に、上記
画素選択回路17Bは、信号Dm,Dnの組合せに応じ
て、信号PBc,PBd,PBeから1つ選択して、画像
信号PBoutとして出力する。
PGin,PBinに対してエッジ強調処理を施すエッジ強
調回路3では、OR回路71,72を設けて、エッジ画
素検出信号を合成し、1種類の信号Dm,Dnを画素選択
回路17R,17G,17Bに共通に入力する。
G,17Bにおいて、画像信号PRin,PGin,PBin
として出力すべき信号の選択の状態が同一になる。特
に、エッジ強調回路3では、OR回路で合成することに
より、少なくとも一つの系統でピーク位置が検出されれ
ば、信号Dm,Dnにパルスを出力する。それゆえ、一つ
の色でのみピーク位置が検出された場合にでも、すべて
の色でピーク位置を検出したように、3系統の画像信号
PRin,PGin,PBinに対してエッジ強調処理を施す
ことができる。
されれば、すべての系統でエッジ強調処理を施すことに
より、より細かな検出条件で色エッジを強調することが
できる。すなわち、複数の入力データに対して個々にピ
ーク検出回路を設けるため、検出分解能が大きくなる。
また、特に色成分であるRGB信号の場合には、色信号
ごとに独立してエッジ強調を行った場合に発生する、エ
ッジ強調後の色信号PRout,PGout,PBoutの色味
バランスの崩れによるにじみを防止できる。
するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能
である。
に適用したエッジ強調装置について説明したが、本発明
は液晶表示装置のほか、テレビビジョン受像機、映像プ
ロジェクタ等の各種映像表示装置のカラー信号処理装置
にも、適用可能であることはもちろんである。
成することができる。
号を微分する微分手段と、この微分した信号の絶対値を
算出する絶対値演算手段と、この絶対値からカラー信号
の水平方向に隣接するn+3個の絶対値のピーク位置を
検出するピーク位置検出手段と、この検出されたピーク
位置の検出信号に応じてカラー信号のエッジ画素に前後
する基準画素の色差値がエッジ画素上に選択されるよう
にしてカラーのエッジを強調させる画素選択手段と、を
備えて構成されていてもよい。
次微分後の絶対値が基準画素においてピークであるかど
うかを判断し、ピークである場合にはパルス信号とこの
パルス信号を1クロック分遅延させた信号を発生させ基
準画素の前後の位置の色差値をエッジ画素上にコピーす
ることで、カラー信号のエッジがより急峻にされた色差
値を得ることができる。
が、1クロック分のデータを遅延させるDフリップフロ
ップと減算器とからなり、出力が正であれば立ち上が
り、負であれば立ち下りと判定するものであってもよ
い。
号の立ち上がりか、立ち下がりを検出したときに、エッ
ジ強調を行うものであってもよい。
遅延回路、加算器(減算器)、比較器、AND回路、O
R回路より構成されていてもよい。
は、画像信号の1次微分を求める1次微分演算処理と、
上記1次微分演算処理で得られた1次微分の絶対値を求
める絶対値演算処理と、上記絶対値演算処理で得られた
絶対値が、ピークかつ所定の閾値以上であるか否かを判
定するピーク検出処理と、上記ピーク検出処理での検出
結果に基づいて、対応する画素の上記画像信号を隣接す
る画素の画像信号で書き換える信号補正処理と、を含む
方法である。
の1次微分を求める1次微分演算手段と、上記1次微分
演算手段で得られた1次微分の絶対値を求める絶対値演
算手段と、上記絶対値演算手段で得られた絶対値が、ピ
ークかつ所定の閾値以上であるか否かを判定するピーク
検出手段と、上記ピーク検出手段の検出結果に基づい
て、対応する画素の上記画像信号を隣接する画素の画像
信号で書き換える信号補正手段と、を備える構成であ
る。
るか否かを判断する際、その絶対値が所定の閾値以上で
あるか否かも同時に判定する。そして、この閾値は、1
次微分の絶対値のS/N比を考慮して、ピーク量が閾値
th未満では、エッジ強調を行わないように設定でき
る。
つ所定の閾値以上である時のみ、基準画素の前後の位置
の画素の値を基準画素にコピーして、画像信号のエッジ
を強調できる。よって、従来のように高周波成分に含ま
れるノイズ成分をエッジとして判断することがないた
め、ノイズによる誤動作を防止しながら、画像信号のエ
ッジを強調することが可能となるという効果を奏する。
信号を組み合わせて画素の表示を行う画像信号を、上記
の各処理を上記信号ごとに行って処理する画像処理方法
であって、いずれかの信号のピーク検出処理で、絶対値
がピークかつ所定の閾値以上であることを検出した時、
すべての信号の処理において、対応する画素の信号を隣
接する画素の信号でそれぞれ書き換えるように、各信号
補正処理を行う制御処理を含む方法である。
号を組み合わせて画素の表示を行う画像信号を処理する
画像処理装置であって、上記の各手段を上記信号ごとに
1系統ずつ備え、かつ、いずれかの系統のピーク検出手
段で、ピークかつ所定の閾値以上である絶対値が検出さ
れた時、すべての系統において、対応する画素の信号を
隣接する画素の信号でそれぞれ書き換えるように、各信
号補正手段を制御する制御手段を備える構成である。
クが検出された場合でも、すべての系統でエッジ強調処
理を施す。よって、より細かな検出条件で色エッジを強
調することができるという効果を奏する。すなわち、複
数の入力データに対して個々にピーク検出を行うため、
検出分解能が大きくなるという効果を奏する。また、カ
ラー画像の色差信号やRGB信号等の場合、各信号ごと
に独立してエッジ強調を行えば色味バランスが崩れてに
じみが発生するが、上記の方法および構成によれば、こ
れを防止できる。
構成の概略を示す機能ブロック図である。
出回路の一具体例を示す回路図である。
処理を説明する時間線図である。
に適用した液晶表示装置を示すブロック図である。
強調回路の構成の概略を示す機能ブロック図である。
正に適用した液晶表示装置を示すブロック図である。
強調回路の構成の概略を示す機能ブロック図である。
ロック図である。
処理を説明する時間線図である。
素選択回路(信号補正手段) 18 減算器(1次微分演算手段) 19 絶対値演算回路(絶対値演算手段) 20,20b,20r,20R,20G,20B ピ
ーク位置判定回路(ピーク位置判定手段) 21,21b,21r,21R,21G,21B ピ
ーク量判定回路(ピーク量判定手段) 30,30b,30r,30R,30G,30B ピ
ーク検出回路(ピーク検出手段) 51,52,71,72 OR回路(制御手段) Din,Pbin,Prin,PRin,PGin,PBin 画
像信号 Dc,Pbc,Prc,PRc,PGc,PBc 隣接する
画素の画像信号 Dd,Pbd,Prd,PRd,PGd,PBd 対応する
画素の画像信号 De,Pbe,Pre,PRe,PGe,PBe 隣接する
画素の画像信号 Dg,Pbg,Prg,PRg,PGg,PBg 1次微分 Dh,Pbh,Prh,PRh,PGh,PBh 1次微分
の絶対値 th,bth,rth,Rth,Gth,Bth 閾
値
Claims (4)
- 【請求項1】画像信号の1次微分を求める1次微分演算
処理と、 上記1次微分演算処理で得られた1次微分の絶対値を求
める絶対値演算処理と、 上記絶対値演算処理で得られた絶対値が、ピークかつ所
定の閾値以上であるか否かを判定するピーク検出処理
と、 上記ピーク検出処理での検出結果に基づいて、対応する
画素の上記画像信号を隣接する画素の画像信号で書き換
える信号補正処理と、を含むことを特徴とする画像処理
方法。 - 【請求項2】複数の信号を組み合わせて画素の表示を行
う画像信号を、請求項1に記載の各処理を上記信号ごと
に行って処理する画像処理方法であって、 いずれかの信号のピーク検出処理で、絶対値がピークか
つ所定の閾値以上であることを検出した時、すべての信
号の処理において、対応する画素の信号を隣接する画素
の信号でそれぞれ書き換えるように、各信号補正処理を
行う制御処理を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項3】画像信号の1次微分を求める1次微分演算
手段と、 上記1次微分演算手段で得られた1次微分の絶対値を求
める絶対値演算手段と、 上記絶対値演算手段で得られた絶対値が、ピークかつ所
定の閾値以上であるか否かを判定するピーク検出手段
と、 上記ピーク検出手段の検出結果に基づいて、対応する画
素の上記画像信号を隣接する画素の画像信号で書き換え
る信号補正手段と、を備えることを特徴とする画像処理
装置。 - 【請求項4】複数の信号を組み合わせて画素の表示を行
う画像信号を処理する画像処理装置であって、 請求項3に記載の各手段を上記信号ごとに1系統ずつ備
え、 かつ、いずれかの系統のピーク検出手段で、ピークかつ
所定の閾値以上である絶対値が検出された時、すべての
系統において、対応する画素の信号を隣接する画素の信
号でそれぞれ書き換えるように、各信号補正手段を制御
する制御手段を備えることを特徴とする画像処理装置。
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JP2002005257A JP4101520B2 (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | 画像処理方法および画像処理装置 |
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WO2006057403A1 (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 画像処理装置 |
-
2002
- 2002-01-11 JP JP2002005257A patent/JP4101520B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8107012B2 (en) | 2004-11-29 | 2012-01-31 | Panasonic Corporation | Image process apparatus and method for contour correction |
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