JP2003292051A - 梱包用クッション材、及び段ボールパレット - Google Patents
梱包用クッション材、及び段ボールパレットInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】クッション材として最も必要な緩衝性に優れ、
しかも構造が簡単で極めて軽量な梱包用クッション材の
提供である。 【解決手段】外箱Ｂ1 に収納される被梱包製品Ａ1 の隣
接する二面が交差する二面コーナー部５に当てがって、
前記被梱包製品Ａ1 を保護する梱包用クッション材Ｃ1
であって、段ボールによって横断面がＬ字状をした筒状
に形成されて、その内部空間がクッション体挿入空間２
となっているクッション材本体１と、密封袋の内部にエ
アが密封封入されて、前記クッション材本体１のクッシ
ョン体挿入空間２に挿入配置されるエアクッション体３
とで構成する。
しかも構造が簡単で極めて軽量な梱包用クッション材の
提供である。 【解決手段】外箱Ｂ1 に収納される被梱包製品Ａ1 の隣
接する二面が交差する二面コーナー部５に当てがって、
前記被梱包製品Ａ1 を保護する梱包用クッション材Ｃ1
であって、段ボールによって横断面がＬ字状をした筒状
に形成されて、その内部空間がクッション体挿入空間２
となっているクッション材本体１と、密封袋の内部にエ
アが密封封入されて、前記クッション材本体１のクッシ
ョン体挿入空間２に挿入配置されるエアクッション体３
とで構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、緩衝性が高められ
た梱包用クッション材、及び段ボールパレットに関する
ものである。
た梱包用クッション材、及び段ボールパレットに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】外箱に収納される被梱包製品の隣接する
二面又は三面が交差するコーナー部に当てがって、該被
梱包製品を保護する梱包用クッション材としては、従来
より種々のものが使用されている。例えば、発泡スチロ
ール製のクッション材は、軽量性の利点があるために、
多用されているが、その廃棄処分が困難で、焼却処分す
ると、公害ガスが発生する問題がある。
二面又は三面が交差するコーナー部に当てがって、該被
梱包製品を保護する梱包用クッション材としては、従来
より種々のものが使用されている。例えば、発泡スチロ
ール製のクッション材は、軽量性の利点があるために、
多用されているが、その廃棄処分が困難で、焼却処分す
ると、公害ガスが発生する問題がある。
【０００３】また、段ボール製のクッション材として
は、横断面が略Ｌ字状となるような中空状をしたクッシ
ョン材本体の内部の中空部に、帯板状をした多数枚の段
ボール板を積層させて一体に貼り付けることにより、前
記中空部を塞いだ構成のものが知られている。しかし、
この構成のクッション材は、クッション材本体の中空部
を塞ぐための多数枚の帯板状の段ボール板が必要となっ
て、クッション材としての重量が増し、しかもその貼り
付けに手間を要することから、コスト高となる問題があ
った。
は、横断面が略Ｌ字状となるような中空状をしたクッシ
ョン材本体の内部の中空部に、帯板状をした多数枚の段
ボール板を積層させて一体に貼り付けることにより、前
記中空部を塞いだ構成のものが知られている。しかし、
この構成のクッション材は、クッション材本体の中空部
を塞ぐための多数枚の帯板状の段ボール板が必要となっ
て、クッション材としての重量が増し、しかもその貼り
付けに手間を要することから、コスト高となる問題があ
った。
【０００４】一方、トラック等により被梱包製品を輸送
する場合に、その振動が被梱包製品に伝播するのを軽減
するために、荷台に段ボールパレットを敷き、その上に
被梱包製品を載せて搬送する場合がある。従来の段ボー
ルパレットは、ただ単に多数枚の段ボール板を積層して
一体に貼り付けたのみであった。よって、その緩衝性に
乏しく、輸送時における振動から被梱包製品を保護する
というパレットとしての機能を十分に発揮していなかっ
た。
する場合に、その振動が被梱包製品に伝播するのを軽減
するために、荷台に段ボールパレットを敷き、その上に
被梱包製品を載せて搬送する場合がある。従来の段ボー
ルパレットは、ただ単に多数枚の段ボール板を積層して
一体に貼り付けたのみであった。よって、その緩衝性に
乏しく、輸送時における振動から被梱包製品を保護する
というパレットとしての機能を十分に発揮していなかっ
た。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クッション
材として最も必要な緩衝性に優れ、しかも構造が簡単で
極めて軽量な梱包用クッション材、及び段ボールパレッ
トの提供を課題としている。
材として最も必要な緩衝性に優れ、しかも構造が簡単で
極めて軽量な梱包用クッション材、及び段ボールパレッ
トの提供を課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項１に記載の発明は、外箱に収納される被梱包製
品の隣接する二面又は三面が交差するコーナー部に当て
がって、前記被梱包製品を保護する梱包用クッション材
であって、段ボールによって横断面がＬ字状、コの字状
等の前記コーナー部に対応した異形筒状に形成されて、
その内部空間がクッション体挿入空間となっているクッ
ション材本体と、前記クッション材本体のクッション体
挿入空間に挿入配置されるクッション体とから成ること
を特徴としている。
の請求項１に記載の発明は、外箱に収納される被梱包製
品の隣接する二面又は三面が交差するコーナー部に当て
がって、前記被梱包製品を保護する梱包用クッション材
であって、段ボールによって横断面がＬ字状、コの字状
等の前記コーナー部に対応した異形筒状に形成されて、
その内部空間がクッション体挿入空間となっているクッ
ション材本体と、前記クッション材本体のクッション体
挿入空間に挿入配置されるクッション体とから成ること
を特徴としている。
【０００７】請求項１の発明によれば、段ボール製のク
ッション材本体の内部空間にクッション体が挿入配置さ
れているため、該クッション体の存在によってクッショ
ン材本体が本来の立体形状を保持して、クッション材と
して機能する。一方、クッション体は、露出状態のまま
で、その特定部位に衝撃力が作用すると、破裂等される
恐れがある。しかし、請求項１の発明では、クッション
材本体の内部空間にクッション体が挿入されているた
め、クッション材本体を構成する段ボール面に前記衝撃
力が作用して、クッション体に衝撃力が直接に作用する
ことがないと共に、該衝撃力は、前記段ボール面に分散
して面圧力として作用する。即ち、段ボール製のクッシ
ョン材本体は、内部空間に挿入配置されたクッション体
によって、本来の立体形状が保持されると共に、クッシ
ョン体は、形状保持されたクッション材本体により保護
される。よって、クッション体は、その特定部位に集中
的に衝撃力が作用しなくなって、破裂等の恐れがなくな
る。
ッション材本体の内部空間にクッション体が挿入配置さ
れているため、該クッション体の存在によってクッショ
ン材本体が本来の立体形状を保持して、クッション材と
して機能する。一方、クッション体は、露出状態のまま
で、その特定部位に衝撃力が作用すると、破裂等される
恐れがある。しかし、請求項１の発明では、クッション
材本体の内部空間にクッション体が挿入されているた
め、クッション材本体を構成する段ボール面に前記衝撃
力が作用して、クッション体に衝撃力が直接に作用する
ことがないと共に、該衝撃力は、前記段ボール面に分散
して面圧力として作用する。即ち、段ボール製のクッシ
ョン材本体は、内部空間に挿入配置されたクッション体
によって、本来の立体形状が保持されると共に、クッシ
ョン体は、形状保持されたクッション材本体により保護
される。よって、クッション体は、その特定部位に集中
的に衝撃力が作用しなくなって、破裂等の恐れがなくな
る。
【０００８】また、クッション体は、一般に極めて軽量
であるので、軽量なクッション材によって、高い緩衝性
能が発揮される。更に、クッション材を廃棄する場合に
は、クッション材本体の内部空間からクッション体を抜
き取ることにより、段ボール製のクッション材本体は、
板状に折畳み可能になるため、小体積にできると共に、
段ボール製のクッション材本体と、非段ボール製の前記
クッション体との分別回収が可能となる。
であるので、軽量なクッション材によって、高い緩衝性
能が発揮される。更に、クッション材を廃棄する場合に
は、クッション材本体の内部空間からクッション体を抜
き取ることにより、段ボール製のクッション材本体は、
板状に折畳み可能になるため、小体積にできると共に、
段ボール製のクッション材本体と、非段ボール製の前記
クッション体との分別回収が可能となる。
【０００９】また、請求項２の発明は、請求項１の発明
において、前記クッション体は、密封袋の内部にエアが
封入されたエアクッション体であることを特徴としてい
る。
において、前記クッション体は、密封袋の内部にエアが
封入されたエアクッション体であることを特徴としてい
る。
【００１０】請求項２の発明によれば、クッション体が
エアクッション体であるために、クッション材が極めて
軽量となって、しかも十分な緩衝機能が発揮される利点
がある。
エアクッション体であるために、クッション材が極めて
軽量となって、しかも十分な緩衝機能が発揮される利点
がある。
【００１１】また、請求項３の発明は、請求項２の発明
において、前記クッション材本体には、その内周面に近
接又は密着して段ボール製のクッション体保護材が挿入
配置されて、前記エアクッション体の衝撃力が作用する
部分は、前記クッション体保護材の内側に挿入配置され
ていることを特徴としている。
において、前記クッション材本体には、その内周面に近
接又は密着して段ボール製のクッション体保護材が挿入
配置されて、前記エアクッション体の衝撃力が作用する
部分は、前記クッション体保護材の内側に挿入配置され
ていることを特徴としている。
【００１２】請求項３の発明によれば、クッション材本
体の内部空間に挿入されたエアクッション体の一部、或
いは全部がクッション体保護材で覆われる。よって、ク
ッション材に衝撃力が作用した場合において、エアクッ
ション体に作用する衝撃力が緩和されて、その破裂、エ
ア漏れ等を防止できる。
体の内部空間に挿入されたエアクッション体の一部、或
いは全部がクッション体保護材で覆われる。よって、ク
ッション材に衝撃力が作用した場合において、エアクッ
ション体に作用する衝撃力が緩和されて、その破裂、エ
ア漏れ等を防止できる。
【００１３】また、請求項４の発明は、周壁部のみで構
成されて、底面と上面の双方が開口された方形状の多数
の段ボールコマを横方向に並べて一体に貼り付け、その
上下両面を段ボール板で覆った構成の段ボールパレット
であって、前記各段ボールコマの内部空間にクッション
体が挿入されていることを特徴としている。
成されて、底面と上面の双方が開口された方形状の多数
の段ボールコマを横方向に並べて一体に貼り付け、その
上下両面を段ボール板で覆った構成の段ボールパレット
であって、前記各段ボールコマの内部空間にクッション
体が挿入されていることを特徴としている。
【００１４】請求項４の発明によれば、クッション体の
存在によって、段ボールパレットとしての緩衝性能が高
められると共に、著しく軽量化される。
存在によって、段ボールパレットとしての緩衝性能が高
められると共に、著しく軽量化される。
【００１５】また，請求項５の発明は、多数の段ボール
板を積層させて一体に貼り付けた構成の段ボールパレッ
トであって、前記多数の段ボール板のうちその上下の１
ないし数枚を除く残りの段ボール板の周縁部を除く部分
に空所が形成され、前記空所にクッション体が挿入され
ていることを特徴としている。
板を積層させて一体に貼り付けた構成の段ボールパレッ
トであって、前記多数の段ボール板のうちその上下の１
ないし数枚を除く残りの段ボール板の周縁部を除く部分
に空所が形成され、前記空所にクッション体が挿入され
ていることを特徴としている。
【００１６】請求項５の発明によれば、前記空所の分だ
け段ポールパレットが軽量化されると共に、該空所に挿
入されたクッション体によって、段ボールパレットの緩
衝性能が高められる。
け段ポールパレットが軽量化されると共に、該空所に挿
入されたクッション体によって、段ボールパレットの緩
衝性能が高められる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げて、本発明
を更に詳細に説明する。図１は、本発明の第１実施形態
の梱包用クッション材（以下、単に「クッション材」と
略す場合もある）Ｃ1 を使用して、被梱包材である製品
Ｐ1 を外箱Ｂ1 に収容して梱包する場合の分解斜視図で
あり、図２は、同じく梱包状態の縦断面図であり、図３
は、梱包用クッション材Ｃ1 の斜視図であり、図４は、
同じく分解斜視図である。図１ないし図４において、ク
ッション材Ｃ1 は、横断面がＬ字状をしていて、全体形
状が変形筒状をした段ボール製のクッション材本体１
と、該クッション材本体１の内部空間であるクッション
体挿入空間２に挿入配置されるエアクッション体３と、
前記クッション材本体１の内側に密着状態で挿入され
て、前記エアクッション体３の衝撃力が作用する部分を
保護するための段ボール製のクッション体保護材４とで
構成される。
を更に詳細に説明する。図１は、本発明の第１実施形態
の梱包用クッション材（以下、単に「クッション材」と
略す場合もある）Ｃ1 を使用して、被梱包材である製品
Ｐ1 を外箱Ｂ1 に収容して梱包する場合の分解斜視図で
あり、図２は、同じく梱包状態の縦断面図であり、図３
は、梱包用クッション材Ｃ1 の斜視図であり、図４は、
同じく分解斜視図である。図１ないし図４において、ク
ッション材Ｃ1 は、横断面がＬ字状をしていて、全体形
状が変形筒状をした段ボール製のクッション材本体１
と、該クッション材本体１の内部空間であるクッション
体挿入空間２に挿入配置されるエアクッション体３と、
前記クッション材本体１の内側に密着状態で挿入され
て、前記エアクッション体３の衝撃力が作用する部分を
保護するための段ボール製のクッション体保護材４とで
構成される。
【００１８】また、エアクッション体３は、その長さが
クッション材本体１のそれよりも僅かに短くなるよう
に、薄ビニールシート等から成る袋体の内部にエアが密
封封入された構成であって、実施形態のものは、挿入の
対象であるクッション材本体１の横断面形状がＬ字形で
あるのに対応して、一対のクッション体単体３ａが融着
連結部３ｂを介して長手方向に沿って連結された形状に
なっている。融着連結部３ｂは、エアを密封封入するた
めの２枚の薄ビニールシート等が融着された部分であ
る。また、クッション体保護材４は、前記クッション材
本体１を構成する相対向する幅広と幅狭の各壁板部１a,
１b の内側に密着して挿入配置される部材であって、一
対の保護板部４ａの長手方向の一端部が連結板部４ｂで
一体に連結されて横長コの字状となった構成である。こ
のクッション体保護材４は、一対の保護板部４ａの長手
方向の両端が連結板部４ｂで連結されて、横長枠状にし
た構成でもよい。
クッション材本体１のそれよりも僅かに短くなるよう
に、薄ビニールシート等から成る袋体の内部にエアが密
封封入された構成であって、実施形態のものは、挿入の
対象であるクッション材本体１の横断面形状がＬ字形で
あるのに対応して、一対のクッション体単体３ａが融着
連結部３ｂを介して長手方向に沿って連結された形状に
なっている。融着連結部３ｂは、エアを密封封入するた
めの２枚の薄ビニールシート等が融着された部分であ
る。また、クッション体保護材４は、前記クッション材
本体１を構成する相対向する幅広と幅狭の各壁板部１a,
１b の内側に密着して挿入配置される部材であって、一
対の保護板部４ａの長手方向の一端部が連結板部４ｂで
一体に連結されて横長コの字状となった構成である。こ
のクッション体保護材４は、一対の保護板部４ａの長手
方向の両端が連結板部４ｂで連結されて、横長枠状にし
た構成でもよい。
【００１９】よって、図３に示されるように、クッショ
ン体保護材４を構成する一対の保護板部４ａの内側にエ
アクッション体３の一方のクッション体単体３ａを挿入
した状態で、クッション材本体１の一方の端面開口から
クッション体挿入空間２に挿入すると、クッション材本
体１の内部のクッション体挿入空間２にクッション体保
護材４を介してエアクッション体３が挿入配置されて、
クッション材Ｃ1 となる。これにより、段ボール製であ
り、それ自身では折畳み可能なクッション材本体１は、
横断面Ｌ字形をした本来の立体形状が保持されると共
に、その内部空間に挿入配置されたエアクッション体３
は、クッション材本体１及びクッション体保護材４によ
り保護されて、その特定部位に衝撃力が加わっても、面
圧力として、クッション材本体１の段ボール面の全体に
分散して作用するために、前記衝撃力が緩和される。そ
の結果、クッション材本体１の内部空間であるクッショ
ン体挿入空間２に挿入されたエアクッション体３に破
損、エア漏れ等が生ずる恐れがなくなって、クッション
材Ｃ1 は、十分にその緩衝機能が発揮される。
ン体保護材４を構成する一対の保護板部４ａの内側にエ
アクッション体３の一方のクッション体単体３ａを挿入
した状態で、クッション材本体１の一方の端面開口から
クッション体挿入空間２に挿入すると、クッション材本
体１の内部のクッション体挿入空間２にクッション体保
護材４を介してエアクッション体３が挿入配置されて、
クッション材Ｃ1 となる。これにより、段ボール製であ
り、それ自身では折畳み可能なクッション材本体１は、
横断面Ｌ字形をした本来の立体形状が保持されると共
に、その内部空間に挿入配置されたエアクッション体３
は、クッション材本体１及びクッション体保護材４によ
り保護されて、その特定部位に衝撃力が加わっても、面
圧力として、クッション材本体１の段ボール面の全体に
分散して作用するために、前記衝撃力が緩和される。そ
の結果、クッション材本体１の内部空間であるクッショ
ン体挿入空間２に挿入されたエアクッション体３に破
損、エア漏れ等が生ずる恐れがなくなって、クッション
材Ｃ1 は、十分にその緩衝機能が発揮される。
【００２０】そして、図１及び図２に示されるように、
被梱包材である直方体状の製品Ｐ1の上面と下面の互い
に直交する二面が交差する各二面コーナー部５のうち、
上下面で互いに直交し、しかも各面で互いに平行な計４
箇所の各二面コーナー部５に前記クッション材Ｃ1 をそ
れぞれ当てがった状態で、外箱Ｂ1 に収容して梱包する
と、各クッション材Ｃ1 の外側面がそれぞれ前記外箱Ｂ
1 の内側面と密着する。これにより、梱包された製品Ｃ
1 の搬送時等において、互いに直交する３方向Ｘ, Ｙ，
Ｚ（図１参照）、或いはこれらを合成した任意の方向か
ら外箱Ｂ1 に対して衝撃力が加わっても、製品Ｐ1 の各
二面コーナー部５に当てがったクッション材Ｃ1 により
前記衝撃力が吸収されて、製品Ｐ1 が保護される。
被梱包材である直方体状の製品Ｐ1の上面と下面の互い
に直交する二面が交差する各二面コーナー部５のうち、
上下面で互いに直交し、しかも各面で互いに平行な計４
箇所の各二面コーナー部５に前記クッション材Ｃ1 をそ
れぞれ当てがった状態で、外箱Ｂ1 に収容して梱包する
と、各クッション材Ｃ1 の外側面がそれぞれ前記外箱Ｂ
1 の内側面と密着する。これにより、梱包された製品Ｃ
1 の搬送時等において、互いに直交する３方向Ｘ, Ｙ，
Ｚ（図１参照）、或いはこれらを合成した任意の方向か
ら外箱Ｂ1 に対して衝撃力が加わっても、製品Ｐ1 の各
二面コーナー部５に当てがったクッション材Ｃ1 により
前記衝撃力が吸収されて、製品Ｐ1 が保護される。
【００２１】引き続いて、本発明の第２実施形態のクッ
ション材Ｃ2 について説明する。図５は、本発明の第２
実施形態の梱包用クッション材Ｃ2 を使用して、被梱包
材である製品Ｐ2 を外箱Ｂ2 に収容して梱包する場合の
分解斜視図であり、図６は、同じく梱包状態の横断面図
であり、図７は、クッション材Ｃ2 の分解斜視図であ
る。このクッション材Ｃ2 は、直方体状の製品Ｐ2 の三
面が交差する計８箇所の三面コーナー部１５に当てがわ
れるものであって、段ボール製であって、横断面及び平
面の各形状がいずれもＬ字形をした屈曲筒状のクッショ
ン材本体１１と、該クッション材本体１１の内部空間で
あるクッション体挿入空間１２に挿入配置される一対の
エアクッション体１３とで構成される。エアクッション
体１３の長さは、平面視におけるクッション材本体１１
の外側の屈曲部の一辺（最も長い一辺）の長さよりも僅
かに短くなっている。エアクッション体１３は、前記ク
ッション材Ｃ1 を構成するエアクッション体３とほぼ同
一構造であって、一対のクッション体単体１３ａが融着
連結部１３ｂを介して長手方向に沿って連結された形状
になっている。
ション材Ｃ2 について説明する。図５は、本発明の第２
実施形態の梱包用クッション材Ｃ2 を使用して、被梱包
材である製品Ｐ2 を外箱Ｂ2 に収容して梱包する場合の
分解斜視図であり、図６は、同じく梱包状態の横断面図
であり、図７は、クッション材Ｃ2 の分解斜視図であ
る。このクッション材Ｃ2 は、直方体状の製品Ｐ2 の三
面が交差する計８箇所の三面コーナー部１５に当てがわ
れるものであって、段ボール製であって、横断面及び平
面の各形状がいずれもＬ字形をした屈曲筒状のクッショ
ン材本体１１と、該クッション材本体１１の内部空間で
あるクッション体挿入空間１２に挿入配置される一対の
エアクッション体１３とで構成される。エアクッション
体１３の長さは、平面視におけるクッション材本体１１
の外側の屈曲部の一辺（最も長い一辺）の長さよりも僅
かに短くなっている。エアクッション体１３は、前記ク
ッション材Ｃ1 を構成するエアクッション体３とほぼ同
一構造であって、一対のクッション体単体１３ａが融着
連結部１３ｂを介して長手方向に沿って連結された形状
になっている。
【００２２】このため、クッション材本体１１の相互に
直交する両端開口から、そのクッション体挿入空間１２
に向けてそれぞれエアクッション体１３を挿入すると、
各エアクッション体１３は、その内部において互いに押
圧しあって変形した状態で前記クッション体挿入空間１
２に挿入配置されて、クッション材Ｃ2 となる。これに
より、段ボール製であって、変形可能なクッション材本
体１１は、上記した立体形状を保持すると共に、各エア
クッション体１３は、その外側の衝撃力が作用する部分
の全体がクッション材本体１１で覆われた状態となっ
て、破損等を生ずることなく衝撃力を吸収可能な構造と
なる。
直交する両端開口から、そのクッション体挿入空間１２
に向けてそれぞれエアクッション体１３を挿入すると、
各エアクッション体１３は、その内部において互いに押
圧しあって変形した状態で前記クッション体挿入空間１
２に挿入配置されて、クッション材Ｃ2 となる。これに
より、段ボール製であって、変形可能なクッション材本
体１１は、上記した立体形状を保持すると共に、各エア
クッション体１３は、その外側の衝撃力が作用する部分
の全体がクッション材本体１１で覆われた状態となっ
て、破損等を生ずることなく衝撃力を吸収可能な構造と
なる。
【００２３】そして、図５及び図６に示されるように、
製品Ｐ2 の三面が交差する計８箇所の各三面コーナー部
１５にそれぞれクッション材Ｃ2 を当てがった状態で、
前記製品Ｐ2 を外箱Ｂ2 に収容して梱包すると、各クッ
ション材Ｃ2 の外側面がそれぞれ前記外箱Ｂ2 の内側面
に密着する。これにより、梱包された製品Ｐ2 の搬送時
等において、互いに直交する３方向Ｘ, Ｙ，Ｚ、或いは
これらを合成した任意の方向から外箱Ｂ2 に対して衝撃
力が加わっても、製品Ｐ2 の各三面コーナー部１５に当
てがった各クッション材Ｃ2 により前記衝撃力が効果的
に吸収されて、製品Ｐ2 が保護される。
製品Ｐ2 の三面が交差する計８箇所の各三面コーナー部
１５にそれぞれクッション材Ｃ2 を当てがった状態で、
前記製品Ｐ2 を外箱Ｂ2 に収容して梱包すると、各クッ
ション材Ｃ2 の外側面がそれぞれ前記外箱Ｂ2 の内側面
に密着する。これにより、梱包された製品Ｐ2 の搬送時
等において、互いに直交する３方向Ｘ, Ｙ，Ｚ、或いは
これらを合成した任意の方向から外箱Ｂ2 に対して衝撃
力が加わっても、製品Ｐ2 の各三面コーナー部１５に当
てがった各クッション材Ｃ2 により前記衝撃力が効果的
に吸収されて、製品Ｐ2 が保護される。
【００２４】また、図８及び図９には、本発明に係る段
ボールパレットＴが示されている。この第１及び第２の
各クッション部Ｓ1,Ｓ2 が上下に一体化された構成であ
る。第１クッション部Ｓ1 は、周壁部のみで構成され
て、底面と上面の双方が開口された方形状の複数個（実
施形態では４個）の段ボールコマ２１が横方向に一体に
並べられ、各段ボールコマ２１の内部にエアクッション
体２２が挿入配置された構成である。また、第２クッシ
ョン部Ｓ2 は、多数枚の方形状の段ボール板を積層させ
て、その段ボール板積層体２３の周縁部のみを残して、
中央部に方形状の空所２４が形成され、該空所２４に多
数のエアクッション体２５が前記エアクッション体２２
と直交して挿入配置された構成である。
ボールパレットＴが示されている。この第１及び第２の
各クッション部Ｓ1,Ｓ2 が上下に一体化された構成であ
る。第１クッション部Ｓ1 は、周壁部のみで構成され
て、底面と上面の双方が開口された方形状の複数個（実
施形態では４個）の段ボールコマ２１が横方向に一体に
並べられ、各段ボールコマ２１の内部にエアクッション
体２２が挿入配置された構成である。また、第２クッシ
ョン部Ｓ2 は、多数枚の方形状の段ボール板を積層させ
て、その段ボール板積層体２３の周縁部のみを残して、
中央部に方形状の空所２４が形成され、該空所２４に多
数のエアクッション体２５が前記エアクッション体２２
と直交して挿入配置された構成である。
【００２５】そして、第１クッション部Ｓ1 の上に第２
クッション部Ｓ2 が積み重ねられて、両クッション部Ｓ
1,Ｓ2 が一体に接合され、しかも第１クッション部Ｓ1
の下面、及び第２クッション部Ｓ2 の上面に、それぞれ
外側段ボール板２６が当てがわれて一体に接合されてい
る。これにより、段ボールパレットＴは、その内部に直
交して配置された２種類のエアクッション体２２，２５
によって、振動等に対する緩衝機能が奏される。このた
め、トラック等で被梱包製品を輸送する場合に、その荷
台に前記段ボールパレットＴを敷いて、その上に梱包製
品を載せると、トラック等の走行時に生ずる振動の一部
は、前記段ボールパレットＴの内部の各エアクッション
体２２，２５により効果的に吸収されて、被梱包製品Ａ
3 に直接に振動が伝播するのが緩和されて、製品が保護
される。また、前記段ボールパレットＴは、その体積の
大部分をエアクッション体２２，２５が占有しているた
めに極めて軽量となるので、トラック等による被梱包製
品の輸送時において、被梱包製品Ａ3 以外の無駄な重量
物を輸送する無駄が少なくなる。
クッション部Ｓ2 が積み重ねられて、両クッション部Ｓ
1,Ｓ2 が一体に接合され、しかも第１クッション部Ｓ1
の下面、及び第２クッション部Ｓ2 の上面に、それぞれ
外側段ボール板２６が当てがわれて一体に接合されてい
る。これにより、段ボールパレットＴは、その内部に直
交して配置された２種類のエアクッション体２２，２５
によって、振動等に対する緩衝機能が奏される。このた
め、トラック等で被梱包製品を輸送する場合に、その荷
台に前記段ボールパレットＴを敷いて、その上に梱包製
品を載せると、トラック等の走行時に生ずる振動の一部
は、前記段ボールパレットＴの内部の各エアクッション
体２２，２５により効果的に吸収されて、被梱包製品Ａ
3 に直接に振動が伝播するのが緩和されて、製品が保護
される。また、前記段ボールパレットＴは、その体積の
大部分をエアクッション体２２，２５が占有しているた
めに極めて軽量となるので、トラック等による被梱包製
品の輸送時において、被梱包製品Ａ3 以外の無駄な重量
物を輸送する無駄が少なくなる。
【００２６】また、前記各クッション材Ｃ1,Ｃ2 及び段
ボールパレットＴのいずれにおいても、これらを廃棄処
分する場合には、段ボールで構成された部分と、非段ボ
ール製であるエアクッション体の袋体とを容易に分離で
きるので、分別回収も容易となる。
ボールパレットＴのいずれにおいても、これらを廃棄処
分する場合には、段ボールで構成された部分と、非段ボ
ール製であるエアクッション体の袋体とを容易に分離で
きるので、分別回収も容易となる。
【００２７】また、エアクッション体の構造に関して
は、仕切り部を設けることにより、複数のクッション部
を構成して、一つのクッション部が破裂、エア漏れ等し
て、緩衝機能を果たさなくなっても、残りのクッション
部により緩衝機能が発揮されるようにすることが好まし
い。また、本発明における「クッション体」とは、上記
各実施形態のように、密封袋の内部に直接にエアを密封
封入したエアクッション体のみならず、生分解性緩衝材
等のバラ緩衝材を用いることも可能であり、このバラ緩
衝材の場合には、例えば、袋詰めしたバラ緩衝材を段ボ
ール性のクッション材本体の内部空間に詰め込むか、或
いはクッション材本体の内部空間にバラ緩衝材を詰め込
んだ後に、前記クッション材本体の端面開口を蓋体等に
より閉塞して使用することになる。
は、仕切り部を設けることにより、複数のクッション部
を構成して、一つのクッション部が破裂、エア漏れ等し
て、緩衝機能を果たさなくなっても、残りのクッション
部により緩衝機能が発揮されるようにすることが好まし
い。また、本発明における「クッション体」とは、上記
各実施形態のように、密封袋の内部に直接にエアを密封
封入したエアクッション体のみならず、生分解性緩衝材
等のバラ緩衝材を用いることも可能であり、このバラ緩
衝材の場合には、例えば、袋詰めしたバラ緩衝材を段ボ
ール性のクッション材本体の内部空間に詰め込むか、或
いはクッション材本体の内部空間にバラ緩衝材を詰め込
んだ後に、前記クッション材本体の端面開口を蓋体等に
より閉塞して使用することになる。
【００２８】
【発明の効果】本発明に係るクッション材は、段ボール
製のクッション材本体の内部空間にクッション体を挿入
配置した構成であって、クッション体の挿入によりクッ
ション材本体は、本来の立体形状が保持されると共に、
クッション体は、外側のクッション材本体により保護さ
れ、内部のクッション体に局部的に衝撃力が作用しなく
なるので、極めて軽量で、しかも構造が簡単であるにも
かかわらず、クッション材として最も必要な緩衝性に優
れる。特に、クッション体がエアクッション体である場
合には、緩衝機能を低下させることなく、クッション材
が極めて軽量となる利点がある。
製のクッション材本体の内部空間にクッション体を挿入
配置した構成であって、クッション体の挿入によりクッ
ション材本体は、本来の立体形状が保持されると共に、
クッション体は、外側のクッション材本体により保護さ
れ、内部のクッション体に局部的に衝撃力が作用しなく
なるので、極めて軽量で、しかも構造が簡単であるにも
かかわらず、クッション材として最も必要な緩衝性に優
れる。特に、クッション体がエアクッション体である場
合には、緩衝機能を低下させることなく、クッション材
が極めて軽量となる利点がある。
【００２９】また、本発明に係る段ボールパレットに関
しても、その体積の大部分が軽量なクッション体で構成
されるために、極めて軽量であるにもかかわらず、緩衝
性に優れる。よって、被梱包製品の輸送時においては、
その振動が効果的に吸収されると共に、パレット自体が
極めて軽量であるために、無駄な重量物を輸送するとい
う非効率も解消される。
しても、その体積の大部分が軽量なクッション体で構成
されるために、極めて軽量であるにもかかわらず、緩衝
性に優れる。よって、被梱包製品の輸送時においては、
その振動が効果的に吸収されると共に、パレット自体が
極めて軽量であるために、無駄な重量物を輸送するとい
う非効率も解消される。
【図１】本発明の第１実施形態の梱包用クッション材Ｃ
1 を使用して、被梱包材である製品Ｐ1 を外箱Ｂ1 に収
容して梱包する場合の分解斜視図である。
1 を使用して、被梱包材である製品Ｐ1 を外箱Ｂ1 に収
容して梱包する場合の分解斜視図である。
【図２】同じく梱包状態の縦断面図である。
【図３】梱包用クッション材Ｃ1 の斜視図である。
【図４】同じく分解斜視図である。
【図５】本発明の第２実施形態の梱包用クッション材Ｃ
2 を使用して、被梱包材である製品Ｐ2 を外箱Ｂ2 に収
容して梱包する場合の分解斜視図である。
2 を使用して、被梱包材である製品Ｐ2 を外箱Ｂ2 に収
容して梱包する場合の分解斜視図である。
【図６】同じく梱包状態の横断面図である。
【図７】クッション材Ｃ2 の分解斜視図である。
【図８】本発明に係る段ボールパレットＴの斜視図であ
る。
る。
【図９】同じく分解斜視図である。
Ａ1,Ａ2,Ａ3 ：被梱包製品
Ｂ1,Ｂ2 ：外箱
Ｃ1,Ｃ2 ：クッション材
Ｓ1,Ｓ2 ：段ボールパレットのクッション部
Ｔ：段ボールパレット
１，１１：クッション材本体
２，１２：クッション体挿入空間
３，１３：エアクッション体
４：クッション体保護材
５：二面コーナー部
１５：三面コーナー部
２１：段ボールコマ
２２，２５：エアクッション体
２４：空所
２６：外側段ボール板
Claims (5)
- 【請求項１】 外箱に収納される被梱包製品の隣接する
二面又は三面が交差するコーナー部に当てがって、前記
被梱包製品を保護する梱包用クッション材であって、 段ボールによって横断面がＬ字状、コの字状等の前記コ
ーナー部に対応した異形筒状に形成されて、その内部空
間がクッション体挿入空間となっているクッション材本
体と、 前記クッション材本体のクッション体挿入空間に挿入配
置されるクッション体と、 から成ることを特徴とする梱包用クッション材。 - 【請求項２】 前記クッション体は、密封袋の内部にエ
アが封入されたエアクッション体であることを特徴とす
る請求項１に記載の梱包用クッション材。 - 【請求項３】 前記クッション材本体には、その内周面
に近接又は密着して段ボール製のクッション体保護材が
挿入配置されて、前記エアクッション体の衝撃力が作用
する部分は、前記クッション体保護材の内側に挿入配置
されていることを特徴とする請求項２に記載の梱包用ク
ッション材。 - 【請求項４】 周壁部のみで構成されて、底面と上面の
双方が開口された方形状の多数の段ボールコマを横方向
に並べて一体に貼り付け、その上下両面を段ボール板で
覆った構成の段ボールパレットであって、 前記各段ボールコマの内部空間にクッション体が挿入さ
れていることを特徴とする段ボールパレット。 - 【請求項５】 多数の段ボール板を積層させて一体に貼
り付けた構成の段ボールパレットであって、 前記多数の段ボール板のうちその上下の１ないし数枚を
除く残りの段ボール板の周縁部を除く部分に空所が形成
され、前記空所にクッション体が挿入されていることを
特徴とする段ボールパレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002105151A JP2003292051A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | 梱包用クッション材、及び段ボールパレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002105151A JP2003292051A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | 梱包用クッション材、及び段ボールパレット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003292051A true JP2003292051A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29243104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002105151A Withdrawn JP2003292051A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | 梱包用クッション材、及び段ボールパレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003292051A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007320658A (ja) * | 2006-05-02 | 2007-12-13 | Maintech Kanzai:Kk | 緩衝材 |
| JP2011079586A (ja) * | 2005-03-18 | 2011-04-21 | Ricoh Co Ltd | 箱状部材、緩衝体、及び梱包装置 |
| JP2017218202A (ja) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | 東海紙器株式会社 | 重量物用の緩衝材 |
| JP2018002266A (ja) * | 2016-07-05 | 2018-01-11 | 東海紙器株式会社 | 支持材 |
| CN108528920A (zh) * | 2018-05-08 | 2018-09-14 | 天津晟威蜂窝纸品包装有限公司 | 一种弹性防震型蜂窝全纸纸板托盘 |
| CN110065728A (zh) * | 2018-01-23 | 2019-07-30 | 昆山亚比斯环保包装材料有限公司 | 一种异质复合缓冲包装箱及异质复合缓冲结构 |
| JP2021017253A (ja) * | 2019-07-18 | 2021-02-15 | コニカミノルタ株式会社 | 緩衝部材、梱包体及び梱包方法 |
| JP2021187463A (ja) * | 2020-05-27 | 2021-12-13 | コニカミノルタ株式会社 | 緩衝部材、緩衝部材の製造方法及び梱包体 |
-
2002
- 2002-04-08 JP JP2002105151A patent/JP2003292051A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011079586A (ja) * | 2005-03-18 | 2011-04-21 | Ricoh Co Ltd | 箱状部材、緩衝体、及び梱包装置 |
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| JP2021017253A (ja) * | 2019-07-18 | 2021-02-15 | コニカミノルタ株式会社 | 緩衝部材、梱包体及び梱包方法 |
| US11603250B2 (en) * | 2019-07-18 | 2023-03-14 | Konica Minolta, Inc. | Cushioning member, packing body, and packing method |
| JP7352144B2 (ja) | 2019-07-18 | 2023-09-28 | コニカミノルタ株式会社 | 緩衝部材、梱包体及び梱包方法 |
| JP2021187463A (ja) * | 2020-05-27 | 2021-12-13 | コニカミノルタ株式会社 | 緩衝部材、緩衝部材の製造方法及び梱包体 |
| US11505391B2 (en) | 2020-05-27 | 2022-11-22 | Konica Minolta, Inc. | Cushioning member, method for manufacturing cushioning member, and packing body |
| JP7371572B2 (ja) | 2020-05-27 | 2023-10-31 | コニカミノルタ株式会社 | 緩衝部材、緩衝部材の製造方法及び梱包体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |