JP2003261758A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
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Abstract
塑性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 ポリカーボネート樹脂(A)、または、
ポリカーボネート樹脂(A)およびこれと混合可能な一
種以上の熱可塑性樹脂(B)からなる樹脂100質量部
と、70〜110nmと260〜330nmの範囲に粒
子径ピークを有するブタジエン系ゴム重合体を含有する
ラテックスの存在下に、少なくとも芳香族ビニル、メタ
クリル酸アルキルエステルまたはアクリル酸アルキルエ
ステルを含むビニル系単量体をグラフト重合して得られ
る重量平均粒子径200nm以上のグラフト共重合体
(C)1〜40質量部とを含有する熱可塑性樹脂組成
物。
Description
樹脂、および所望により飽和ポリエステル樹脂またはポ
リエステル系エラストマー等を混合した樹脂組成物に、
特定構造のブタジエン系グラフト共重合体を配合した、
耐衝撃性に優れた熱可塑性樹脂組成物に関する。
脂の機械的性質を改良する方法については、従来から種
々の方法が提案されている。例えば、両樹脂を混合して
なる組成物は耐衝撃性等が劣るので、ブタジエン系グラ
フト共重合体を配合して耐衝撃性を改良する技術が有
る。
に、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂およびブ
タジエン系グラフト共重合体からなる樹脂組成物が記載
されている。しかし、この樹脂組成物は、上記3種の成
分の組成が比較的狭い範囲でしか耐衝撃性の改良効果が
無く、また成型品外観が劣り光沢度が低下するという点
で改善の余地を有している。
特公昭62−46578号公報、特公平7−5825号
公報にも、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂お
よびブタジエン系グラフト共重合体からなる樹脂組成物
が記載されている。しかし、これら樹脂組成物において
も、耐衝撃性付与効果と成形外観とを必ずしも両立でき
ていない。
来技術の課題を解決すべくなされたものである。すなわ
ち本発明の目的は、耐衝撃性に優れ、かつ成形外観も良
好な熱可塑性樹脂組成物を提供することにある。
ート樹脂(A)、または、ポリカーボネート樹脂(A)
およびこれと混合可能な一種以上の熱可塑性樹脂(B)
からなる樹脂100質量部と、70〜110nmと26
0〜330nmの範囲に粒子径ピークを有するブタジエ
ン系ゴム重合体を含有するラテックスの存在下に、少な
くとも芳香族ビニル、メタクリル酸アルキルエステルま
たはアクリル酸アルキルエステルを含むビニル系単量体
をグラフト重合して得られる重量平均粒子径200nm
以上のグラフト共重合体(C)1〜40質量部とを含有
する熱可塑性樹脂組成物である。
ト樹脂(A)とは、代表的には、ジヒドロキシジフェニ
ルアルカンを主原料として製造されたポリカーボネート
である。例えば、2,2−(4,4'−ジヒドロキシジフ
ェニル)プロパン[即ちビスフェノールA]をジヒドロ
キシ成分として用い、エステル交換法あるいはホスゲン
法により得られたポリカーボネートが好ましい。このビ
スフェノールAの一部または全部を他の4,4'−ジヒド
ロキシジフェニルアルカンあるいは4,4'−ジヒドロキ
シジフェニルスルホン、4,4'−ジヒドロキシジフェニ
ルエーテル等に置き換えてもよく、また二種以上を混合
して使用してもよい。
量を100質量部とした場合、ポリカーボネート樹脂
(A)の量は5〜100質量部、ポリカーボネート樹脂
と混合可能な一種以上の熱可塑性樹脂(B)の量は0〜
95質量部であることが好ましい。このような範囲とす
ることにより、耐衝撃性および成形外観に優れた樹脂組
成物が得られる。
混合可能な一種以上の熱可塑性樹脂(B)は、特に限定
されない。例えば、飽和ポリエステル樹脂、ポリエステ
ル系エラストマー、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂等を
使用できる。特に、飽和ポリエステル樹脂、ポリエステ
ル系エラストマーが好ましい。
テル樹脂は、代表的には、芳香族ジカルボン酸またはそ
のエステル形成性誘導体とアルキレングリコールとを主
成分とし縮合反応させることにより得られる樹脂であ
る。芳香族ジカルボン酸の例としては、テレフタル酸、
イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等が挙げられ
る。アルキレングリコールの例としては、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール等が挙げられる。これ
らの他、必要に応じて他のジカルボン酸やグリコールを
少量共重合してもよい。好ましい飽和ポリエステル樹脂
は、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリエチレン
テレフタレートおよびその混合物である。
系エラストマーは、代表的には、高融点ポリエステルセ
グメントと低融点重合体セグメントとを有するブロック
共重合体である。
ば、芳香族ジカルボン酸とアルキレングリコールとを縮
合反応させて得られるポリエステルセグメントである。
芳香族ジカルボン酸の例としては、テレフタル酸、イソ
フタル酸、ナフタレンジカルボン酸等が挙げられる。ア
ルキレングリコールの例としては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、テトラメチレングリコー
ル、ヘキサメチレングリコール等が挙げられる。これら
の他、必要に応じて他のジカルボン酸やグリコールを少
量共重合してもよい。好ましい高融点ポリエステルセグ
メントは、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリエ
チレンテレフタレート、または両者の混合物からなるセ
グメントである。
アルキレンエーテルグリコール、脂肪族ポリエステルな
どの分子量400〜20000の重合体成分からなるセ
グメントである。ポリアルキレンエーテルグリコールの
例としては、ポリ(エチレンオキシド)グリコール、ポ
リ(テトラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(プロ
ピレンオキシド)グリコールおよびこれらの混合物が挙
げられる。脂肪族ポリエステルの例としては、炭素数2
〜12の脂肪族ジカルボン酸と炭素数2〜10の脂肪族
グリコールとから得られるポリエステルが挙げられる。
好ましい低融点重合体セグメントは、ポリエチレンアジ
ペート、ポリテトラメチレンアジペート、ポリエチレン
セバケート、ポリネオペンチルセバケート、ポリヘキサ
メチレンアゼレート、ポリ−ε−カプロラクトン等から
なるセグメントである。ポリエステル系エラストマー
中、低融点重合体セグメントの割合は2〜80質量%が
好ましい。
エステル系エラストマー(B)の量は、樹脂の全量を1
00質量部とした場合、0〜95質量部が好ましい。こ
のような範囲とすることにより、耐衝撃性に優れた樹脂
組成物が得られる。
は、重量平均粒子径が200nm以上のものである。さ
らに、この重量平均粒子径は250nm以上であること
が好ましい。また、70〜110nmと260〜330
nmの範囲に粒子径ピークを有するブタジエン系ゴム重
合体を含有するラテックスの存在下に、少なくとも芳香
族ビニル、メタクリル酸アルキルエステルまたはアクリ
ル酸アルキルエステルを含むビニル系単量体をグラフト
重合して得られるものである。このグラフト共重合体
(C)を、樹脂100質量部に対して1〜40質量部配
合することにより、耐衝撃性および成形外観に優れた樹
脂組成物が得られる。これら重量平均粒子径や粒子径ピ
ークは、従来より知られる方法により測定できる。具体
的には、市販のキャピラリー式粒度分布計を用いて、そ
れらの詳細を知ることができる。またキャピラリー式粒
度分布計はカチオン系乳化剤以外に有効である。
を構成する為に用いるブタジエン系ゴム重合体を含有す
るラテックスは、1,3−ブタジエン単独で、または1,
3−ブタジエンおよびこれと共重合しうる一種以上のビ
ニル系単量体とを乳化重合して得たラテックスであるこ
とが好ましい。また、ゴムグラフト共重合体ラテックス
中のブタジエン系ゴム重合体の含有量は、60〜90質
量%が好ましい。
単量体としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレ
ン等の芳香族ビニル;メチルメタクリレート、エチルメ
タクリレート等のメタクリル酸アルキルエステル;エチ
ルアクリレート、n−ブチルアクリレート等のアクリル
酸アルキルエステル;アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル等の不飽和ニトリル;メチルビニルエーテル、ブ
チルビニルエーテル等のビニルエーテル;塩化ビニル、
臭化ビニル等のハロゲン化ビニル;塩化ビニリデン、臭
化ビニリデン等のハロゲン化ビニリデン;グリシジルア
クリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリシ
ジルエーテル等のグリシジル基を有するビニル系単量
体;などが挙げられる。さらに、架橋性単量体を併用す
ることもできる。架橋性単量体としては、例えば、ジビ
ニルベンゼン、ジビニルトルエン等の芳香族多官能ビニ
ル化合物;エチレングリコールジメタクリレート、1,
3−ブタンジオールジアクリレート等の多価アルコール
のジカルボン酸エステル;トリメタクリル酸エステル;
トリアクリル酸エステル;アクリル酸アリル、メタクリ
ル酸アリル等のカルボン酸アリルエステル;ジアリルフ
タレート、ジアリルセバケート、トリアリルトリアジン
等のジまたはトリアリル化合物;などが挙げられる。こ
れらビニル系単量体および架橋性単量体は、一種を単独
でまたは二種以上を併用して用いることができる。ま
た、その重合時には、必要に応じてt−ドデシルメルカ
プタン、n−オクチルメルカプタン、α−メチルスチレ
ン等の連鎖移動剤を使用できる。
ゴム重合体を得る為の重合に用いる単量体の全量を10
0質量部とした場合、1,3−ブタジエンの量は70〜
100質量部が好ましく、その他の単量体の量は0〜3
0質量部が好ましい。
テックスは、通常は、乳化重合により得られる。この乳
化重合には、従来より知られる各種の乳化剤を、適宜用
いることができる。重合温度は、重合開始剤の種類にも
よるが、通常は40〜80℃程度である。また、重合開
始前に、例えばスチレン等からなるシードラテックスを
予め仕込んでおいても良い。乳化重合は、多段階で行な
うことが好ましい。具体的には、重合に用いる単量体の
一部を反応系内に予め仕込んでおき、重合開始後、残り
の単量体を一括添加、分割添加、または連続添加する方
式が特に好ましい。この多段乳化重合は、初期に仕込む
単量体の組成と、後から添加する単量体の組成を同一に
しても良いし、変更しても良い。このような重合方式を
とることにより、良好な重合安定性が得られ、所望の粒
径および粒径分布を有するラテックスを安定して得るこ
とができる。また、このような重合方式により得たラテ
ックスを用いてグラフト共重合体(C)を製造し、これ
をポリカーボネート樹脂(A)に、あるいはポリカーボ
ネート樹脂(A)と飽和ポリエステル樹脂および/また
はポリエステル系エラストマー(B)の樹脂組成物等に
配合すれば、耐衝撃性および成形外観に優れた熱可塑性
樹脂組成物が得られる。
の重量平均粒子径は、耐衝撃性付与効果、成形外観、光
沢度などの点から、50〜400nmが好ましい。ま
た、ブタジエン系ゴム重合体は、70〜110nmと2
60〜330nmの範囲に粒子径ピークを有するもので
ある。粒子径70〜110nmの範囲のものが多く存在
することにより面衝撃強度が向上し、かつ粒子径260
〜330nmの範囲のものが多く存在することによりア
イゾット衝撃強度が向上する。
ムは2種の粉体を混合するなどして得ることができるが
生産性の観点から困難である。本発明においては先に小
粒子径ゴムを作製し、有機酸系重合体を用いることによ
り2種のピークを有する重合体を得ることができる。
は、上述したブタジエン系ゴム重合体を含有するラテッ
クスの存在下に、少なくとも芳香族ビニル、メタクリル
酸アルキルエステルまたはアクリル酸アルキルエステル
を含むビニル系単量体をグラフト重合することにより得
られる。
ン、α−メチルスチレン、ハロゲンおよび/またはアル
キル置換スチレン等の芳香族ビニル;メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート等のメタクリル酸アルキル
エステル;エチルアクリレート、n−ブチルアクリレー
ト等のアクリル酸アルキルエステル、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル;グリシジ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグ
リシジルエーテル等のグリシジル基を有するビニル系単
量体;などが挙げられる。また、ブタジエン系ゴム重合
体の製造の為の成分として先に例示した各種の架橋性単
量体を併用することもできる。これらビニル系単量体
は、単独でまたは二種以上を併用して用いることができ
る。
ジエン系ゴム重合体の量の合計を100質量部とした場
合、グラフト重合に用いる単量体の全量は、ブタジエン
系ゴム重合体50〜80質量部に対し、20〜50質量
部であることが好ましい。グラフト重合に使用する単量
体の全量が50質量部以下であると、耐衝撃性改良効果
などの点で好ましい。また、20質量部以上であると、
樹脂組成物中でのグラフト共重合体(C)の分散性、成
形外観などの点で好ましい。
種の重合開始剤を使用できる。重合開始剤としては、例
えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナ
トリウム等の過硫酸塩;t−ブチルハイドロパーオキサ
イド、クメンハイドロパーオキサイド、ベンゾイルパー
オキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ジイソプロピ
ルベンゼンハイドロパーオキサイド等の有機過酸化物;
アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソバレロニト
リル等のアゾ化合物;上記各化合物と亜硫酸塩、亜硫酸
水素塩、チオ硫酸塩、第一金属塩、ナトリウムホルムア
ルデヒドスルホキシレート、デキストローズ等を組み合
わせたレドックス系開始剤;などが挙げられる。
が好ましい。重合温度は、重合開始剤の種類にもよる
が、通常は40〜80℃程度である。乳化剤としては、
従来より知られる各種の乳化剤を適宜用いることができ
る。また、重合方法は多段グラフト重合が好ましい。す
なわち、ラテックスを反応系内に予め仕込んでおき、グ
ラフトさせる単量体を分割添加、または連続添加する方
式とすることが好ましい。このような重合方式をとるこ
とで、所望の構造を有するグラフト共重合体を比較的容
易に得ることができる。
が好ましい。具体的には、グラフト重合に用いる単量体
の全量を100質量部とした場合、該グラフト重合は、
メタクリル酸アルキルエステル単独またはメタクリル酸
アルキルエステルおよびこれと共重合可能な他の一種以
上のビニル系単量体からなる単量体混合物50〜80質
量部を用いた1段目のグラフト重合と、芳香族ビニル単
独または芳香族ビニルおよびこれと共重合可能な他の一
種以上のビニル単量体からなる単量体混合物10〜45
質量部を用いた2段目のグラフト重合と、メタクリル酸
アルキルエステル単独またはメタクリル酸アルキルエス
テルおよびこれと共重合可能な他の一種以上のビニル系
単量体からなる単量体混合物5〜10質量部を用いた3
段目のグラフト重合により行なうことが非常に好まし
い。
適当な酸化防止剤や添加剤を加え、あるいは添加せずに
硫酸、塩酸、りん酸等の酸や塩化カルシウム、塩化ナト
リウム等の塩などの凝析剤を適宜使用し、熱処理して固
化し、脱水、洗浄を経て、乾燥あるいは噴霧乾燥して、
粉末状のグラフト共重合体(C)を得ることができる。
ボネート樹脂(A)に、あるいはポリカーボネート樹脂
(A)と飽和ポリエステル樹脂および/またはポリエス
テル系エラストマー等の熱可塑性樹脂(B)とからなる
樹脂組成物に配合して、本発明の熱可塑性樹脂組成物が
得られる。グラフト共重合体(C)の含有量は、樹脂1
00質量部に対して1〜40質量部である。このような
範囲で配合することにより、成形外観を損なうことなく
耐衝撃性に優れた樹脂組成物が得られる。
応じて、各種の添加剤を添加してもよい。具体的には、
熱または光に対する安定剤、例えば、フェーノール系、
フォスファイト系安定剤、紫外線吸収剤、アミン系の光
安定剤を添加してもよい。また、耐加水分解性等を向上
する為の改質剤、例えばエポキシ系改質剤を添加しても
よい。さらに、難燃化剤、酸化チタン、タルク等の充填
剤、染顔料、可塑剤等を添加してもよい。
特に限定されず、従来より知られる各種の方法を用いる
ことができる。例えば、ヘンシェルミキサー、タンブラ
ー等で粉体、粒状物を混合し、これを押し出し機、ニー
ダー、ミキサー等で溶融混合する方法、あらかじめ溶融
させた成分に他成分を逐次混合していく方法、混合物を
直接射出成形機で成形する方法などを用いることができ
る。
は、例えば、自動車用部品、OA機器等が挙げられる。
いずれも軽量薄肉化に伴い耐衝撃性の向上が望まれる用
途である。
明する。文中の「部」および「%」は、それぞれ「質量
部」および「質量%」を意味する。製造例、実施例およ
び比較例における各種物性の測定および評価は、以下の
方法により実施した。
エン系ゴム重合体含有ラテックスを蒸留水で希釈し、こ
れを試料として、米国MATEC社製CHDF2000
型粒度分布計を用いて、重量平均粒子径を測定した。測
定条件は、MATEC社が推奨する標準条件で行った。
具体的には、専用の粒子分離用キャピラリー式カートリ
ッジおよびキャリア液を用い、液性はほぼ中性、流速
1.4ml/min、圧力約4000psi、温度35
℃に保った状態で、濃度約3%の希釈ラテックス試料を
0.1mlを用いて測定した。また、標準粒子径物質と
して、米国DUKE社製の粒子径既知の単分散ポリスチ
レンの粒子径0.02μmから0.8μmの範囲内のもの
を、合計12点用いた。
56に準じて測定した。
延性/脆性破壊本数を測定した。
視にて比較評価した。良好なものは「○」、不良は
「×」と記す。
(C−5)の製造] (1)ブタジエン系ゴム重合体ラテックス(r−1)の
製造:第一単量体として以下の各成分を70Lオートク
レーブに仕込み、昇温して、43℃になったら下記レド
ックス系開始剤を添加して反応を開始し、その後さらに
60℃まで昇温した。 第一単量体: 1,3−ブタジエン 100部 t−ドデシルメルカプタン 0.4部 ロジン酸カリウム 0.75部 オレイン酸カリウム 0.75部 ジイソプロピルベンゼンパーオキサイド 0.24部 脱イオン水 70部 レドックス系開始剤: 硫酸第一鉄 0.003部 デキストローズ 0.3部 ピロリン酸ナトリウム 0.3部 脱イオン水 5部。
ン系ゴム重合体ラテックス(r−1)を得た。このブタ
ジエン系ゴム重合体ラテックス(r−1)の重量平均粒
子径は90nmであった。
(r−2)の製造:単量体として以下の各成分を70L
オートクレーブに仕込み、昇温して、43℃になったら
下記レドックス系開始剤を添加して反応を開始し、その
後さらに65℃まで昇温した。 単量体: 1,3−ブタジエン 80部 スチレン 20部 p−メンタンハイドロパーオキサイド 0.3部 ピロリン酸ナトリウム 0.5部 オレイン酸カリウム 1.0部 脱イオン水 145部 レドックス系開始剤: 硫酸第一鉄 0.003部 デキストローズ 0.3部 脱イオン水 5部。
ン系ゴム重合体ラテックス(r−2)を得た。このブタ
ジエン系ゴム重合体ラテックス(r−2)の重量平均粒
子径は90nmであった。
(r−3)の製造:第一単量体として以下の各成分を7
0Lオートクレーブに仕込み、昇温して、43℃になっ
たら下記レドックス系開始剤を添加して反応を開始し、
その後さらに65℃まで昇温した。 第一単量体: 1,3−ブタジエン 28部 p−メンタンハイドロパーオキサイド 0.1部 ピロリン酸ナトリウム 0.5部 オレイン酸カリウム 0.17部 脱イオン水 70部 レドックス系開始剤: 硫酸第一鉄 0.003部 デキストローズ 0.3部 脱イオン水 5部。
し、その直後から下記第二単量体、脱イオン水、乳化剤
を2時間で連続滴下した。 開始剤: p−メンタンハイドロパーオキサイド 0.2部 第二単量体: 1,3−ブタジエン 72部 オレイン酸カリウム 1.33部 脱イオン水 75部。
エン系ゴム重合体ラテックス(r−3)を得た。このブ
タジエン系ゴム重合体ラテックス(r−3)の重量平均
粒子径は280nmであった。
造:ブタジエン系ゴム重合体ラテックス(r−1)を固
形分として75部、MAA−BA共重合体を固形分とし
て2部添加し、室温にて30分攪拌することによって肥
大化した。次いでオレイン酸カリウム1.5部、ナトリ
ウムホルムアルデヒドスルホキシレート0.6部を窒素
置換したフラスコ内に仕込み、内温を70℃に保持し
た。次いで、メチルメタクリレート36部、n−ブチル
アクリレート4部、および両単量体の合計量に対して
0.2%に相当する量のクメンハイドロキシパーオキサ
イドの混合物を1時間かけて滴下し、その後1時間保持
した(1段目のグラフト重合)。次いで、スチレン50
部、およびこのスチレンの量に対して0.2%に相当す
る量のクメンハイドロキシパーオキサイドの混合物を1
時間かけて滴下し、その後3時間保持した(2段目のグ
ラフト重合)。さらに、メチルメタクリレート10部、
およびこのメチルメタクリレートの量に対して0.1%
に相当する量のクメンハイドロキシパーオキサイドの混
合物を0.5時間かけて滴下し、その後1時間保持した
(3段目のグラフト重合)。以上の重合の完了により、
グラフト共重合体ラテックスを得た。
ル化ハイドロキシトルエン0.5部を添加し、次いで0.
2%硫酸水溶液を添加して凝析させ、90℃で熱処理固
化し、凝固物を温水で洗浄し、さらに乾燥して、グラフ
ト共重合体(b−1)を得た。
造:ブタジエン系ゴム重合体ラテックス(r−1)の固
形分として75部、オレイン酸カリウム1.5部、ナト
リウムホルムアルデヒドスルホキシレート0.6部を仕
込み、内温を70℃に保持した。次いで、メチルメタク
リレート13部、n−ブチルアクリレート2部、および
両単量体の合計量に対して0.2%に相当する量のクメ
ンハイドロキシパーオキサイドの混合物を1時間かけて
滴下し、その後1時間保持した(1段目のグラフト重
合)。次いで、スチレン17部、およびこのスチレンの
量に対して0.2%に相当する量のクメンハイドロキシ
パーオキサイドをスチレンの混合物を1時間かけて滴下
し、その後3時間保持した(2段目のグラフト重合)。
さらに、メチルメタクリレート3部、およびこのメチル
メタクリレートの量に対して0.1%に相当する量の混
合物を0.5時間かけて滴下し、その後1時間保持した
(3段目のグラフト重合)。てグラフト共重合体ラテッ
クスを得た。以上の重合の完了により、グラフト共重合
体ラテックスを得た。
ル化ハイドロキシトルエン0.5部を添加し、次いで0.
2%硫酸水溶液を添加して凝析させ、90℃で熱処理固
化し、凝固物を温水で洗浄し、さらに乾燥して、グラフ
ト共重合体(b−2)を得た。
造:ブタジエン系ゴム重合体ラテックスを固形分として
75部、分散剤としてアルキルジフェニルエーテルジス
ルホン酸ナトリウム0.2部、硫酸0.3部、水酸化カリ
ウム0.4部、オレイン酸カリウム1.5部を使用し、硫
酸肥大化を行ったこと以外は、グラフト共重合体(b−
2)と同様にして、グラフト共重合体(b−3)を得
た。
ラフト重合体の重量平均粒子径および粒子径分布を示
す。表1に示すように各成分を用いて、5種類のグラフ
ト共重合体(C−1)〜(C−5)を調製した。
ボネート樹脂(A)として粘度平均分子量約22000
のビスフェノールAタイプポリカーボネートを用い、上
記反応で得られたグラフト共重合体と共に下記表2の割
合で秤量し、ヘンシェルミキサーで4分間混合し、30
mmΦ二軸押し出し機にてシリンダー温度260℃で溶
融混練し、ペレット状に賦型した。さらに射出成形する
ことで得た試験片を用いて評価した。結果を表2に示
す。
エステル樹脂および/またはポリエステル系エラストマ
ー(B)として、極限粘度[η]が1.05のポリテト
ラメチレンテレフタレートおよびポリエステル系エラス
トマー「東洋紡ペルプレンGP300」を用い、下記表
2の割合で配合したこと以外は、実施例1〜2と同様に
して試験片を製造し、評価を行なった。結果を表2に示
す。
例1および2のポリカーボネート系樹脂組成物には、優
れた耐衝撃性付与効果が認められた。さらに、実施例3
〜5のポリカーボネート樹脂/ポリエステル樹脂または
ポリエステル系エラストマー樹脂組成物の場合も優れた
耐衝撃性付与効果が認められた。
耐衝撃性に優れ、かつ成形外観も良好な熱可塑性樹脂組
成物を提供できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリカーボネート樹脂(A)、または、
ポリカーボネート樹脂(A)およびこれと混合可能な一
種以上の熱可塑性樹脂(B)からなる樹脂60−99質
量部と、 70〜110nmと260〜330nmの範囲に粒子径
ピークを有するブタジエン系ゴム重合体を含有するラテ
ックスの存在下に、少なくとも芳香族ビニル、メタクリ
ル酸アルキルエステルまたはアクリル酸アルキルエステ
ルを含むビニル系単量体をグラフト重合して得られる重
量平均粒子径200nm以上のグラフト共重合体(C)
1〜40質量部とを含有する熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項2】 樹脂100質量部が、ポリカーボネート
樹脂(A)5〜100質量部、および、飽和ポリエステ
ル樹脂および/またはポリエステル系エラストマー
(B)0〜95質量部からなり、グラフト共重合体
(C)の重量平均粒子径が250nm以上である請求項
1記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項3】 グラフト共重合体は、下記(a)〜
(c)の条件にて得られる共重合体である請求項1また
は2記載の熱可塑性樹脂組成物。 (a) ブタジエン系ゴムグラフト共重合体を含有する
ラテックスは、ブタジエン系ゴム重合体60〜90質量
%を含むものであり、かつ、ブタジエン系ゴム重合体を
得る為の重合に用いる単量体の全量を100質量部とし
た場合、1,3−ブタジエン70〜100質量部、およ
び1,3−ブタジエンと共重合しうる一種以上のビニル
系単量体0〜30質量部を重合して得たものである。 (b)グラフト重合に用いる単量体の全量とブタジエン
系ゴム重合体の量の合計を100質量部とした場合、グ
ラフト重合に用いる単量体の全量は20〜50質量部で
あり、ブタジエン系ゴム重合体の量は50〜80質量部
である。 (c)グラフト重合に用いる単量体の全量を100質量
部とした場合、該グラフト重合は、メタクリル酸アルキ
ルエステル単独またはメタクリル酸アルキルエステルお
よびこれと共重合可能な他の一種以上のビニル系単量体
からなる単量体混合物30〜80質量部を用いた1段目
のグラフト重合と、芳香族ビニル単独または芳香族ビニ
ルおよびこれと共重合可能な他の一種以上のビニル単量
体からなる単量体混合物10〜60質量部を用いた2段
目のグラフト重合と、メタクリル酸アルキルエステル単
独またはメタクリル酸アルキルエステルおよびこれと共
重合可能な他の一種以上のビニル系単量体からなる単量
体混合物5〜10質量部を用いた3段目のグラフト重合
により行なう。
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