JP2003241495A - 現像剤容器、現像容器、現像装置、プロセスカートリッジ、サイドカバー、軸受構造および画像形成装置 - Google Patents
現像剤容器、現像容器、現像装置、プロセスカートリッジ、サイドカバー、軸受構造および画像形成装置Info
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Abstract
ール把手を、トナー容器等と相溶性の低い樹脂材料で2
色成形することで、部品点数や工程数を削減する。 【解決手段】 現像装置の現像ローラにトナーを供給す
るトナー容器41の開口部41aには、図示しないトナ
ーシールが貼着され、その端部はシール把手61に結合
される。シール把手61は、トナー容器41の一端に、
これと相溶性の低い樹脂材料によって2色成形されたも
ので、シール把手61を長手方向に引き抜くことで、シ
ール把手61の分離とトナーシールの引き抜きが行なわ
れる。シール把手61は、トナー容器41の長手方向に
はみ出しており、画像形成装置への装着ミスを防ぐため
の干渉部材も兼ねている。
Description
用する複写機やプリンタ等の画像形成装置に搭載される
現像剤容器、現像容器、現像装置、プロセスカートリッ
ジ、サイドカバー、軸受構造および画像形成装置に関す
るものである。
た画像形成装置においては、電子写真感光体および前記
電子写真感光体に作用するプロセス手段や現像装置等を
一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像
形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方
式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式に
よれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずに
ユーザー自身で行なうことができるので、格段に操作性
を向上させることができた。そこでこのプロセスカート
リッジ方式は、画像形成装置において広く用いられてい
る。
ジでは、現像剤(トナー)を収容した現像剤容器(トナ
ー容器)と、現像剤担持体(現像ローラ)および現像剤
規制部材(現像ブレード)などを保持する現像容器を接
合し、トナー容器の、現像容器へのトナー供給部となる
開口部を現像剤封止用のシール部材(トナーシール)で
封止し、使用開始までの間トナーが現像容器へ流入しな
いようにするものが提案されている。そして、ユーザー
は使用開始時にプロセスカートリッジに設けられている
シール把手(プルタブ)を引き、シール把手に固定され
ているトナーシールを取り外してからプロセスカートリ
ッジを画像形成装置本体に装着する。
式の画像形成装置をさらに広く普及させるために、プロ
セスカートリッジの着脱作業のより一層の効率化と、作
業の信頼性および安全性の強化、ならびに部品点数や工
程数の削減による低コスト化等が望まれている。
課題に鑑みてなされたものであり、トナーシールの把手
(シール把手)をプロセスカートリッジの長手方向に引
き抜く構成とし、シール把手を画像形成装置本体のプロ
セスカートリッジ着脱用ガイド幅より長手方向外側に来
るように配置して、シール把手を取り外さなければ画像
形成装置本体に対するプロセスカートリッジの装着がで
きないように構成することで、トナーが現像容器に供給
されない状態で印字動作に入ってプロセスカートリッジ
を破損させてしまうのを防ぎ、プロセスカートリッジ装
着作業の効率化、安全性と信頼性の強化等に貢献できる
現像剤容器、現像容器、現像装置、プロセスカートリッ
ジ、サイドカバー、軸受構造および画像形成装置を提供
することを目的とするものである。
現像容器、または軸受部材、またはサイドカバーとシー
ル把手とを、互いに相溶性の低い材料による2色成形で
分離自在に一体成形することにより、部品点数の削減と
組立工程数等の削減を可能とするとともに、トナー容
器、または現像容器、または軸受部材、またはサイドカ
バーとシール把手の嵌合部の寸法安定性を確保し、シー
ル把手を分離するのに必要な力を低減させながら、輸送
時の振動などによるシール把手の脱落を防止することの
できる安価な構成を実現することである。
シール把手を2色成形とすることで、部品点数を増やす
ことなくシール把手の色を任意に設定可能とし、ユーザ
ーがプロセスカートリッジを装着する作業においてトナ
ーシールを取り外す際にシール把手を識別しやすくする
ことにある。
め、本発明の現像剤容器は、画像形成装置に搭載される
現像装置の現像剤容器であって、現像剤を収容する現像
剤収容部および現像剤供給開口を備えた現像剤容器本体
部と、前記現像剤容器本体部の前記現像剤供給開口を封
止するシール部材と、前記現像剤容器本体部の長手方向
に前記シール部材を引き抜くための把手部材とを有し、
前記現像剤容器本体部と前記把手部材は、互いに相溶性
の低い樹脂材料によって分離自在に一体成形されてお
り、前記把手部材が、前記画像形成装置の現像剤容器装
着領域の外側に及ぶ長手寸法を有することを特徴とす
る。
器本体部を形成する樹脂材料より収縮率の大きな材料で
あるとよい。
持または抱合される突形状部を備えているとよい。
ットが設けられているとよい。
れているとよい。
る2つの樹脂材料によって2色成形されているとよい。
部を有するとよい。
像剤収容部および現像剤供給開口および前記現像剤供給
開口を封止するシール部材を備えた現像剤容器に結合さ
れた現像容器であって、画像形成装置の電子写真感光体
に作用する現像剤担持体と、前記現像剤担持体を支持す
る現像容器本体部と、前記現像剤容器の長手方向に前記
シール部材を引き抜くための把手部材とを有し、前記現
像容器本体部と前記把手部材は、互いに相溶性の低い樹
脂材料によって分離自在に一体成形されており、前記把
手部材が、前記画像形成装置の現像容器装着領域の外側
に及ぶ長手寸法を有することを特徴とする。
像剤収容部および現像剤供給開口および前記現像剤供給
開口を封止するシール部材を備えた現像剤容器と、画像
形成装置の電子写真感光体に作用する現像剤担持体とを
備えた現像装置の軸受構造であって、前記現像剤担持体
を回転自在に支持する軸受部材と、前記現像剤容器の長
手方向に前記シール部材を引き抜くための把手部材とを
有し、前記軸受部材と前記把手部材は、互いに相溶性の
低い樹脂材料によって分離自在に一体成形されており、
前記把手部材が、前記画像形成装置の現像装置装着領域
の外側に及ぶ長手寸法を有することを特徴とする。
る現像剤収容部および現像剤供給開口および前記現像剤
供給開口を封止するシール部材を備えた現像剤容器を有
する現像装置のサイドカバーであって、前記現像剤容器
の側面に結合されたサイドカバー本体部と、前記現像剤
容器の長手方向に前記シール部材を引き抜くための把手
部材とを有し、前記サイドカバー本体部と前記把手部材
は、互いに相溶性の低い樹脂材料によって分離自在に一
体成形されており、前記把手部材が、画像形成装置の現
像装置装着領域の外側に及ぶ長手寸法を有することを特
徴とする。
備えたことを特徴とする。
現像装置でもよい。
現像装置でもよい。
する現像装置でもよい。
現像剤容器を有する現像装置と、電子写真感光体と、前
記電子写真感光体に作用するプロセス手段を備えたこと
を特徴とする。
子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセ
ス手段を備えたプロセスカートリッジであって、把手部
材の長手寸法が、画像形成装置のプロセスカートリッジ
装着領域に及ぶ長さであることを特徴とするプロセスカ
ートリッジでもよい。
写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス
手段を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジで
もよい。
写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス
手段を備えたプロセスカートリッジであって、把手部材
の長手寸法が、画像形成装置のプロセスカートリッジ装
着領域に及ぶ長さであることを特徴とするプロセスカー
トリッジでもよい。
写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス
手段を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジで
もよい。
写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス
手段を備えたプロセスカートリッジであって、把手部材
の長手寸法が、画像形成装置のプロセスカートリッジ装
着領域に及ぶ長さであることを特徴とするプロセスカー
トリッジでもよい。
電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロ
セス手段を備えたことを特徴とするプロセスカートリッ
ジでもよい。
電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロ
セス手段を備えたプロセスカートリッジであって、把手
部材の長手寸法が、画像形成装置のプロセスカートリッ
ジ装着領域に及ぶ長さであることを特徴とするプロセス
カートリッジでもよい。
器を有する現像装置と、電子写真感光体と、前記電子写
真感光体および前記現像装置を装着する画像形成装置本
体とを備えたことを特徴とする。
電子写真感光体に作用するプロセス手段を有するプロセ
スカートリッジと、前記プロセスカートリッジを装着す
る画像形成装置本体とを備えたことを特徴とする画像形
成装置でもよい。
前記電子写真感光体および現像剤容器を装着する画像形
成装置本体とを備えたことを特徴とする画像形成装置で
もよい。
写真感光体と、前記電子写真感光体および前記現像装置
を装着する画像形成装置本体とを備えたことを特徴とす
る画像形成装置でもよい。
真感光体と前記電子写真感光体に作用するプロセス手段
とを有するプロセスカートリッジと、前記プロセスカー
トリッジを装着する画像形成装置本体とを備えたことを
特徴とする画像形成装置でもよい。
写真感光体と、前記電子写真感光体および前記現像装置
を装着する画像形成装置本体とを備えたことを特徴とす
る画像形成装置でもよい。
真感光体と前記電子写真感光体に作用するプロセス手段
とを有するプロセスカートリッジと、前記プロセスカー
トリッジを装着する画像形成装置本体とを備えたことを
特徴とする画像形成装置でもよい。
電子写真感光体と、前記電子写真感光体および前記現像
装置を装着する画像形成装置本体とを備えたことを特徴
とする画像形成装置でもよい。
子写真感光体と前記電子写真感光体に作用するプロセス
手段とを有するプロセスカートリッジと、前記プロセス
カートリッジを装着する画像形成装置本体とを備えたこ
とを特徴とする画像形成装置でもよい。
トリッジの装着前には現像剤が漏出しないようにシール
部材によって封止され、画像形成装置本体にプロセスカ
ートリッジを装着する直前に、シール部材の一端に結合
された把手部材を長手方向に引き抜くことで開封し、現
像剤容器から現像容器へ現像剤を供給可能な状態とす
る。
像容器、あるいは現像装置の現像ローラの軸受部材やサ
イドカバー等と相溶性の低い樹脂材料を用いて分離自在
に一体成形しておき、シール部材を抜き取るための把手
部材の引き抜き動作によって、現像剤容器本体部等と把
手部材の分離が行なわれ、そのまま、シール部材が長手
方向に引き出されるように構成することで、シール部材
を取りはずす作業の効率化を阻むことなく、部品点数の
削減と製造工程の簡略化を促進できる。
器等と色の異なるシール部材の把手部材を同時に成形で
きるため、色によって識別しやすい把手部材を、別部品
として製作する工程を省略することができる。このよう
にして、製造工程数の削減による画像形成装置の低コス
ト化に大きく貢献できる。
容器の長手寸法の外側へはみ出しており、プロセスカー
トリッジを画像形成装置へ装着するときは、まず把手部
材を引いて現像剤供給開口を開封しなければ装着できな
いように構成されているため、現像剤供給開口を開封す
ることなくプロセスカートリッジを装着するという作業
ミスを防ぎ、ユーザー側の不注意による損傷事故等を未
然に回避できる安全性と信頼性の高い画像形成装置を実
現できる。
する。
色画像形成装置の一態様であるフルカラーレーザービー
ムプリンタの全体構成を示す縦断面図である。
に並設された4個の感光体ドラム1(1a、1b、1
c、1d)を備えている。感光体ドラム1は、駆動手段
(不図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆動さ
れる。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従っ
て順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電装置
2、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体
ドラム1上の静電潜像を形成するスキャナユニット3
(3a、3b、3c、3d)、静電潜像にトナーを付着
させてトナー像として現像する現像装置4(4a、4
b、4c、4d)、感光体ドラム1上のトナー像を転写
材Sに転写させる静電転写装置10、転写後の感光体ド
ラム1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニン
グ装置6(6a、6b、6c、6d)および感光体ドラ
ム1を含む感光体ドラムユニット5(5a、5b、5
c、5d)等が配設されている。
リーニング装置6等を含むドラムユニット5と現像装置
4は一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ
7(7a、7b、7c、7d)を形成している。
アルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光
体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1
は、その両端部をドラム軸受50(図2参照)によって
回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ
(不図示)からの駆動力が伝達されることにより、反時
計周りに回転駆動される。
触帯電方式のものを使用することができる。帯電装置2
は、ローラ状に形成された導電性ローラであり、このロ
ーラを感光体ドラム1表面に当接させるとともに、この
ローラに帯電バイアス電圧を印加することにより、感光
体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
3d)は、感光体ドラム1の略水平方向に配置され、レ
ーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応す
る画像光が、スキャナモーター(不図示)によって高速
回転されるポリゴンミラー8(8a、8b、8c、8
d)に照射される。ポリゴンミラー8に反射した画像光
は、結像レンズ9(9a、9b、9c、9d)を介して
帯電済みの感光体ドラム1表面を選択的に露光して静電
潜像を形成するように構成している。
に、長手方向において左右側板間ピッチより長く形成さ
れ、画像形成装置本体30を構成する側板32の開口穴
32aからスキャナユニット3の突起部33が外側に飛
び出すように取り付けられる。その際のスキャナユニッ
ト3の押圧方法は、図24に示す圧縮バネ32bによっ
て矢印で示す約45°下方に約10Nの力で押圧されて
いる。これにより確実に突き当てて押し付け、位置決め
がされている。
感光体ドラム1a、1b、1c、1dに、対向し、接す
るように循環移動する静電転写ベルト11が配設され
る。静電転写ベルト11は例えば、1011〜1014Ω・
cmの体積固有抵抗を有し、厚さ約150μmのフィル
ム状部材で構成される。この静電転写ベルト11は、垂
直方向に4軸でローラに支持され、図中左側の外周面に
転写材Sを静電吸着して上記感光体ドラム1に転写材S
を接触させるべく循環移動する。これにより、転写材S
は静電転写ベルト11により転写位置まで搬送され、感
光体ドラム1上のトナー像を転写される。
4個の感光体ドラム1a、1b、1c、1dに対向した
位置に転写ローラ12a、12b、12c、12dが並
設される。これらの転写ローラから正極性の電荷が静電
転写ベルト11を介して転写材Sに印可され、この電荷
による電界により、感光体ドラム1に接触中の用紙に、
感光体ドラム1上の負極性のトナー像が転写される。
ベルトであり、駆動ローラ13、従動ローラ14a、1
4b、テンションローラ15の4本のローラにより掛け
渡され、図1の矢印方向に回動する。これにより、上述
した静電転写ベルト11が循環移動して転写材Sが従動
ローラ14a側から駆動ローラ13側へ搬送される間に
トナー像を転写される。
紙搬送するものであり、複数枚の転写材Sが給紙カセッ
ト17に収納されている。画像形成時には給紙ローラ1
8(半月ローラ)、レジストローラ対19が画像形成動
作に応じて駆動回転し、給紙カセット17内の転写材S
を1枚毎分離給送するとともに、転写材S先端はレジス
トローラ対19に突き当たり一旦停止し、ループを形成
した後静電転写ベルト11の回転と画像書出し位置の同
期をとって、レジストローラ対19によって静電転写ベ
ルト11へと給紙されていく。
色のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱
ローラ21aと、これに圧接して転写材Sに熱および圧
力を与える加圧ローラ21bとからなる。
転写した転写材Sは定着部20を通過する際に定着ロー
ラ対21a、21bで搬送されるとともに、定着ローラ
対21a、21bによって熱および圧力を与えられる。
これによって複数色のトナー像が転写材S表面に定着さ
れる。
リッジ7a、7b、7c、7dが、印字タイミングに合
わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光体ドラム1
a、1b、1c、1dが、反時計回り方向に回転駆動さ
れる。そして、各プロセスカートリッジ7に対応するス
キャナユニット3a、3b、3c、3dが順次駆動され
る。この駆動により、帯電ローラ2は感光体ドラム1の
周面に一様な電荷を付与し、スキャナユニット3は、そ
の感光体ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行って
感光体ドラム1周面上に静電潜像を形成する。現像装置
4の現像ローラ40は、静電潜像の低電位部にトナーを
転移させて感光体ドラム1周面上にトナー像を形成(現
像)する。
の先端が、静電転写ベルト11との対向点に回転搬送さ
れてくるタイミングで、その対向点に転写材Sの印字開
始位置が一致するように、レジローラ対19が回転を開
始して転写材Sを静電転写ベルト11へ給送する。
ベルト11とによって挟み込むようにして静電転写ベル
ト11の外周に圧接し、かつ静電転写ベルト11と静電
吸着ローラ22との間に電圧を印加することにより、誘
電体である転写材Sと静電転写ベルト11の誘電体層に
電荷を誘起し、転写材を静電転写ベルト11の外周に静
電吸着するように構成している。これにより、転写材S
は静電転写ベルト11に安定して吸着され、最下流の転
写部まで搬送される。
光体ドラム1a、1b、1c、1dと転写ローラ12
a、12b、12c、12dとの間に形成される電界に
よって、感光体ドラム1a、1b、1c、1dのトナー
像を順次転写される。
ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11
から曲率分離され、定着部20に搬入される。転写材S
は、定着部20で上記トナー像を熱定着された後、排紙
ローラ対23によって、排紙部24から画像面を下にし
た状態で本体外に排出される。
ラムユニット5と現像装置4を分解して示すものであ
り、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各プロセ
スカートリッジ7a、7b、7c、7dは同一構成であ
る。
ートリッジ7は、感光体ドラム1、帯電装置2およびク
リーニング装置6を備えた感光体ドラムユニット5と、
感光体ドラム1上の静電潜像を現像する現像ローラ40
を有する現像装置4に分かれている。
体ドラム1がドラム軸受50(ベアリング)を介してク
リーニング枠体51に回転自在に取り付けられている。
感光体ドラム1の周上には、感光体ドラム1の表面を一
様に帯電させるための帯電装置(一次帯電手段)2、お
よび感光体ドラム1上に残った現像剤(トナー)を除去
するためのクリーニング装置(クリーニングブレード)
6が配置され、さらにクリーニング装置6によって感光
体ドラム1表面から除去された残留トナーは、トナー送
り機構52によってクリーニング枠体51の後方に設け
られた廃トナー室51aに順次送られる。そして図示後
方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達する
ことにより、感光体ドラム1を画像形成動作に応じて図
示反時計回りに回転駆動させるようにしている。
矢印方向に回転する現像剤担持体としての現像ローラ4
0、および現像剤であるトナーが収容された現像剤収容
部を形成する現像剤容器本体部であるトナー容器41と
現像容器45とから構成される。現像ローラ40は軸受
部材47および48を介して回転自在に現像容器45に
支持され、また現像ローラ40の周上には、現像ローラ
40と接触して矢印方向に回転するトナー供給ローラ4
3と現像剤規制部材としての現像ブレード44がそれぞ
れ配置されている。さらにトナー容器41内には収容さ
れたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ43に
搬送するためのトナー搬送機構42が設けられている。
取り付けられた軸受部材47、48にそれぞれ設けられ
た結合部47a、48aを中心に、ピン49によって現
像装置4全体が感光体ドラムユニット5に対して揺動自
在に支持された吊り構造となっており、プロセスカート
リッジ単体(プリンタ本体に装着しない)状態において
は、ピン49を中心に回転モーメントにより現像ローラ
40が感光体ドラム1に接触するよう、加圧ばね53に
よって現像装置4が常に付勢されている。
現像装置4の軸受部材47、48の外側にはサイドカバ
ー70が設けられている。感光体ドラムユニット5の側
面と現像装置4のサイドカバー70によりプロセスカー
トリッジ7の側面が形成される。
されたトナーがトナー供給ローラ43へ搬送されると、
矢印方向に回転するトナー供給ローラ43が、そのトナ
ーを同じ方向に回転する現像ローラ40との摺擦によっ
て現像ローラ40に供給し、現像ローラ40上に担持さ
せる。現像ローラ40上に担持されたトナーは、現像ロ
ーラ40の回転にともない現像ブレード44のところに
至り、現像ブレード44がトナーを規制して所定のトナ
ー薄層に形成する。規制されたトナーは、現像ローラ4
0の回転につれて、現像剤帯電手段としての帯電ローラ
へ至り、所望の帯電電荷量が付与される。さらに現像ロ
ーラ40上のトナー薄層は感光体ドラム1と現像ローラ
40とが接触した現像部に搬送され、現像部において、
図示しない電源から現像ローラ40に印加した直流現像
バイアスにより、感光体ドラム1の表面に形成されてい
る静電潜像に付着して、潜像を現像する。現像に寄与せ
ずに現像ローラ40の表面に残留したトナーは、現像ロ
ーラ40の回転にともない現像容器45内に戻され、ト
ナー供給ローラ43との摺擦部で現像ローラ40から剥
離、回収される。回収されたトナーは、トナー撹拌機構
42により残りのトナーと撹拌混合される。
ラ40が接触して現像を行なう接触現像方式において
は、感光体ドラム1は剛体とし、現像ローラ40は弾性
体を有するローラとすることが好ましい。この弾性体と
しては、ソリッドゴム単層やトナーへの帯電付与性を考
慮してソリッドゴム層上に樹脂コーティングを施したも
の等が用いられる。
体30への装着は以下のように行なわれる。ここで長手
方向とは感光体ドラム1の軸方向を指し、断面方向とは
感光体ドラム1の軸に直交する方向を指している。
スカートリッジ7の画像形成装置本体30への装着は、
図23および図25に示す矢印の方向からプロセスカー
トリッジガイド35に沿ってプロセスカートリッジ7を
本体内部へガイドした後、ガイド溝34に感光体ドラム
1を支持するドラム軸受50を挿入することによって行
なわれる。そして図25の破線で示すようにドラム軸受
50がガイド溝34の突き当て面に押しつけられること
でプロセスカートリッジ7の位置が決まる。一方、長手
方向はプロセスカートリッジガイド35とプロセスカー
トリッジ7の側面でラフガイドを行なった後、画像形成
装置本体30の側面からの押圧手段(不図示)により感
光体ドラムユニット側面の位置決め部が画像形成装置本
体30の所定の位置に押圧され、長手方向の位置決めが
完了する。
トリッジ7の断面方向の保持は、図24に示す方法で行
なわれる。左右側板32には軸39が加締められてお
り、軸39にはねじりコイルバネ39aが支持され、そ
の端部が左右の側板32の穴39bにはまり込み固定さ
れている。プロセスカートリッジ7がない状態において
は、ねじりコイルバネ39aは左右の側板32からの曲
げ起こし39cにより回転方向に規制されている。そし
てプロセスカートリッジ7が挿入されると、ねじりコイ
ルバネ39aは半時計周り方向にその力に反しながら回
転し、ドラム軸受50を乗り越えたとき、図24のよう
に位置し、矢印方向に約10Nの力で押圧し、プロセス
カートリッジ7を位置決めする。
第1の実施の形態によるトナー容器41と現像容器45
の接合部の構成を示す。
4に示すように、トナー容器41から現像容器45へト
ナーを送り出す現像剤供給開口である開口部41aが設
けられている。この開口部41aの周囲には後述するシ
ール部材であるトナーシール60の溶着面41bが設け
られている。この溶着面41bの短手方向上下の両縁に
はフランジ部41c、41dが設けられており、フラン
ジ部41c、41dには長手方向に条溝41eが平行し
て設けられている。
うに、溶着面41bに図5に示すトナーシール60が溶
着や接着等の手段により取り付けられている。そしてト
ナーシール60は、開口部41aの長手方向の容器端部
41fで折り返された後、図6に示すように、長手方向
反対側の容器端部41gの空洞部41hを通って外部へ
引き出される。
する容器端部41gには把手部材であるシール把手61
が一体成形されている。このシール把手61は、互いに
相溶性が低くて分離しやすく、しかも色の異なる2つの
樹脂材料を用いたいわゆる2色成形と言われる樹脂成形
方法によって、トナー容器41の端部に一体的に成形さ
れている。
手61に取り付けられており、このシール把手61をト
ナー容器41の長手方向に引き抜くことにより、トナー
容器41からトナーシール60を除去することが可能と
なっている(詳細については後述する)。
滑り性が良くかつ柔軟性を持つ材質、例えばエラストマ
ーゴムなどで作られたキャップ部材63が挿入されてい
る。トナーシール60はトナー容器41の空洞部41h
の壁面41jとキャップ部材63の間に挟まれた形で組
み込まれる。
接合される面の方向から見た図である。同図に示すよう
に現像容器45のトナー容器41との対向面45a、4
5bには長手方向に沿ってトナー容器41の条溝41e
に嵌合する突条45cが設けられている。この突条45
cの頂面には超音波溶着する際の三角突条が設けられて
いる。
向する平面の長手方向の端部45i、45jには、例え
ば発泡ウレタンフォームや発泡ゴムのような弾性シール
材64が貼り付け、あるいは塗布されている。この弾性
シール材64の位置は、トナー容器41の長手方向の両
端部41f、41gに一致し、且つ短手方向の全幅にわ
たり、さらに突条45cとオーバーラップしている。な
お、本実施の形態では弾性シール材64は現像容器45
に取り付けているが、トナー容器41に設けてもかまわ
ない。
合する際に、両容器41,45の位置合わせを容易にす
るために、トナー容器41のフランジ41cには、現像
容器45に設けた角穴45d、45eと嵌合する角ボス
41m、41nが設けられている。ここで角穴45dは
角ボス41mと密に嵌合し、角穴45eは角ボス41n
と短手方向は密に、長手方向はラフに係合する。
以下の手順で行なわれる。
41の開口部41aを封止した後、トナー充填口41o
からトナーを充填し、トナー充填口41oをトナーキャ
ップ65で閉塞する(図4および図5参照)。その後
に、トナー容器41の位置決め用の角ボス41m、41
nを現像容器45の位置決め用の角穴45d、角穴45
eに嵌入する(図7参照)。また、トナー容器41の条
溝41eに現像容器45の突条45cをそれぞれ嵌め込
む。
を圧して突条45cと条溝41e間に超音波振動を加
え、摩擦熱によって前記突条45cに設けた三角突条を
溶かして条溝41eの底と溶着する。このようにしてト
ナー容器41と現像容器45のユニット化が完成する
(図8参照)。
容器45へ送り出し、プロセスカートリッジ7を使用可
能な状態とするには、プロセスカートリッジ7の外部へ
突出しているシール把手61を引き抜き、トナーシール
60を引き出す。これにより、トナー容器41の開口部
41aが開封され、トナーがトナー容器41から現像容
器45へ送り出し可能、つまり使用可能な状態となる。
このとき、図6に示すキャップ部材63は、トナーシー
ル60が引き抜かれた後、トナー容器41のトンネル部
の壁面41jに密着し、トナーが外部へ漏れ出すのを防
止する。
たような、1つのシートを折り返して用いるイージーピ
ール方式の他、トナー容器の開口部を封止するカバーフ
ィルムとカバーフィルムを引き裂くためのテアテープを
組み合わせたものがあるが、このようなトナーシールの
いずれに対しても本発明は適用可能である。
下の構成で結合してもよい(図11参照)。
45との接合部には、トナー容器41から現像容器45
へトナーを送り出す開口部41aが設けられている。こ
の開口部41aの周囲にはトナーシール60の溶着面4
1bが設けられている。この溶着面41bの短手方向上
下の両縁にはフランジ部41c、41dが設けられてお
り、フランジ部には長手方向に条溝41eが設けられて
いる。
45a、45bには長手方向に沿ってトナー容器41の
条溝41eに嵌合する突条45cが設けられている。こ
の突条45cの頂面には超音波溶着する際の三角突条が
設けられている。
弾性シール部材64が貼着され、その長手方向の位置は
トナー容器41の両端部45f、41gに一致してお
り、かつ、その短手方向全幅にわたり、さらに突状45
cとオーバーラップしている。
うに、溶着面41bにトナーシール60が溶着や接着等
の手段により取り付けられている。そしてトナーシール
60の一端は、一方の容器端部41fで折り返され、他
方の容器端部41gにおいては、トナーシール60の端
部60aがシール把手61の表面側に固定される。
器41の開口部41aを封止した後、トナー充填口41
oからトナーを充填し、トナー充填口41oをトナーキ
ャップ65で閉塞する。
角ボス41m、41nを現像容器45の位置決め用の角
穴45d、45eに嵌入する。また、トナー容器41の
条溝41eに現像容器45の突条45cをそれぞれ嵌め
込む。そして、トナー容器41と現像容器45を互いに
圧接すると、弾性シール材64はトナー容器41の長手
方向両端部41f、41gに接して圧縮される。
を圧して突条45cと条溝41e間に超音波振動を加
え、摩擦熱によって前記突条45cに設けた三角突条を
溶かして条溝41eの底と溶着する。これによって、図
11の(b)に示すようにトナー容器41と現像容器4
5の間に弾性シール材64が密着した状態となり、トナ
ー容器41と現像容器45の隙間が塞がれると同時に、
トナーシール60が弾性シール64の表面に取り付けら
れたテープ64aとの間に密着した状態で保持されるこ
ととなる。このようにして前述と同様にトナー容器41
と現像容器45のユニット化が完成する。
容器45へ送り出し、プロセスカートリッジ7を使用可
能な状態とするには、プロセスカートリッジ7の外部へ
突出しているシール把手61を引き、トナーシール60
を引き出す。これにより、トナー容器41の開口部41
aが開封され、トナーがトナー容器41から現像容器4
5へ送り出し可能、つまり使用可能な状態となる。
性シール材64は角型断面のまま、トナー容器41と現
像容器45によって圧縮されているのでシール性がよ
く、さらに弾性シール材64の表面に貼り付けられたテ
ープ64aにより、トナーシール60をトナー容器41
と現像容器45の間から円滑に引き出せる。
現像容器45を形成する材質として、ポリスチレンを用
いているが、ABS樹脂(アクリロニトリル/ブタジエ
ン/スチレン共重合体)、ポリカーボネイト、ポリエチ
レン等でもよい。
の構成を図6に基づいて詳しく説明する。
すシール把手61の一部分の断面形状を拡大して示すも
ので、現像剤容器本体部であるトナー容器41の長手方
向の端部41gに突形状部41pを設け、シール把手6
1が、突形状部41pを挟持または抱合する形で覆うよ
うに、互いに相溶性の低い2つの樹脂材料を用いた2色
成形によって一体形成されている。この形状により、シ
ール把手61は図6の(c)に示す矢印Aの方向に引い
たときのみトナー容器41からの分離が可能であり、図
中矢印B方向に対しては抗することができる構成となっ
ている。また、突形状部41pにはアンダーカット部4
1qが設けてあり、シール把手61が輸送時などの振動
や衝撃で容易に脱落してしまわないようになっている。
41の材質より収縮率の大きな樹脂材料を使用し、成形
時の収縮により、シール把手61がトナー容器41の突
形状部41pに密着するようになっている。これによ
り、図中矢印Bの方向からの力に対しての耐荷重が安定
して得られるようになる。
1の材質にはポリプロピレン(PP)を使用している
が、トナー容器41の材質との比較において、シール把
手61の材質の収縮率が大きいものであれば、この組み
合わせに限定されるものではない。
で、トナーシール60の端部60aはシール把手61の
裏面(図9の(a)にハッチングが施されている領域)
に両面テープ、溶着などの固定手段で固定されており、
シール把手61を容器長手方向に引き抜くことで、図9
の(b)に示すように、シール把手61がトナー容器4
1から分離されるとともにトナーシール60が開封さ
れ、トナー容器41のトナーが現像容器45に供給自在
となる。シール把手61には、引き抜く動作を行ないや
すいようにリング形状をしており、指を入れるための穴
61aが設けられている。
部61b、61cが設けられており、プロセスカートリ
ッジ7を出荷、輸送などのため梱包する際には、この薄
肉部61b、61cからシール把手61を折り曲げるこ
とができるようになっている。このように変形できるよ
うにすることにより、シール把手61の引き抜きやすさ
を損なうことなく、梱包部材を小さくすることができる
1の突形状部41pの先端はサイドカバー70の長手方
向端部70aの位置にほぼ一致する、あるいは長手方向
端部70aとの間に隙間Wを介してやや容器内側となる
ようになっている。またシール把手61の薄肉部61
b、61cの位置は、画像形成装置のプロセスカートリ
ッジガイド35の長手方向のガイド端面35aにほぼ一
致あるいはガイド端面35aより長手方向外側になるよ
うになっている。このため、シール把手61が付いた状
態でプロセスカートリッジ7を画像形成装置本体30に
装着しようとすると(図中矢印Y方向にプロセスカート
リッジ7を挿入していくと)、シール把手61が画像形
成装置本体30のプロセスカートリッジ装着領域(現像
剤容器装着領域)を越えて、プロセスカートリッジガイ
ド35に引っ掛かる。このときシール把手61は図中矢
印Bの方向に対して外れたり折れ曲がることがないた
め、プロセスカートリッジは7それ以上装置本体内へ入
ることができなくなる。こうすることで、シール把手6
1を取り外していない状態、つまりトナー容器41から
現像容器45にトナーが供給されておらず、プロセスカ
ートリッジとして使用可能でない状態で画像形成装置本
体30に装着されるのを防止することができる。
1が取り外された状態では、プロセスカートリッジ7に
画像形成装置本体30への装着を阻害する部分はなくな
るためスムーズに装着が可能となる。
置は、プロセスカートリッジ7の形状、プロセスカート
リッジガイド35の形状によって適宜変更されるもので
あって、上記形状でなくとも同様の効果を得ることが可
能である。
41は黒色とし、シール把手61はオレンジ色とする。
これは、トナー容器41の本体とシール把手61とを異
なる色調とすることで、ユーザーがシール把手61を識
別し易くするためである。トナー容器41の本体とシー
ル把手61の色調の組み合わせは任意であり、上記の組
み合わせに限定されるものではない。
ナーシールとシール把手は同様の構成を取ることが可能
である。
は第2の実施の形態を示す。画像形成装置の概略構成、
プロセスカートリッジ7、画像形成装置本体30、プロ
セスカートリッジガイド35、トナー容器41、その開
口部41a、トナーシール溶着面41b、フランジ部4
1c、41d、条溝41e、現像容器45等の構成は第
1の実施の形態と同様であるから同一符号で表わし、説
明は省略する。
口部41aを塞ぐように、溶着面41bにトナーシール
80が溶着等の手段で取り付けられている。そしてトナ
ーシール80は、開口部41aの長手方向一端部41f
で折り返された後、トナー容器41の他方の端部41g
の空洞部41hを通って外部へ引き出される。
滑り性が良くかつ柔軟性を持つ材質、例えばエラストマ
ーゴムなどで作られたキャップ部材(図示せず)が挿入
されている。トナーシール80はトナー容器41の空洞
部41hの壁面とキャップ部材の間に挟まれた形で組み
込まれる。
すもので、現像容器45の、トナーシール80が引き出
された部分に対向する位置には、シール把手81が、第
1の実施の形態と同様の2色成形によって現像容器45
と一体成形されている。すなわち、現像容器本体部を構
成する現像容器45の端部に突形状部45gを設けて、
シール把手81が突形状部45gを覆うように、2色成
形されている。また、材質においても第1の実施の形態
と同様の組み合わせを使用している(図14参照)。
端部41f、41gと対向する部分には、例えば発泡ウ
レタンフォームや発泡ゴムのような弾性シール材84
が、前述と同様に貼り付け、あるいは塗布されている。
手順は第1の実施の形態と同様である。
結合した後、トナーシール80の端部80aを両面テー
プや溶着にて、現像容器45側のシール把手81の穴8
1aの隣接領域に固定し、トナー容器41と現像容器4
5のユニット化が完成する。
シール80としては、上述した1つのシートを折り返し
て用いるイージーピール方式の他、トナー容器41の開
口部41aを封止するカバーフィルムとカバーフィルム
を引き裂くためのテアテープを組み合わせたものがある
が、いかなるトナーシールに対しても本発明は適用可能
である。
容器45へ送り出し、プロセスカートリッジ7を使用可
能な状態とするには、画像形成装置の現像容器装着領域
およびプロセスカートリッジ装着領域に及ぶ長手寸法を
有し、プロセスカートリッジ7の外部へ突出しているシ
ール把手81を引き、トナーシール80を引き出す。こ
れにより、トナー容器41の開口部41aが開封され、
トナーがトナー容器41から現像容器45へ送り出し可
能、つまり使用可能な状態となる。このとき、図示しな
いキャップ部材はトナーシールが引き抜かれた後、トナ
ー容器41の空洞部41hの壁面に密着し、トナーが外
部へ漏れ出すのを防止する。
質は、ポリスチレンを用いているが、ABS樹脂(アク
リロニトリル/ブタジエン/スチレン共重合体)、ポリ
カーボネイト、ポリエチレン等でも良い。またシール把
手81の材質はポリプロピレン(PP)を使用している
が、前述の通り、現像容器45本体の材質より成形時の
収縮率の大きな材料であれば同様の効果を得ることがで
きるため、上記の組み合わせに限定されるものではな
い。また、シール把手81の形状については第1の実施
の形態と同様である。
向面の構成は図11と同様の構成でも構わない。
の突形状部45gの先端はサイドカバー70の長手方向
端部70aにほぼ一致する、あるいは長手方向端部70
aとの間に隙間Wを介してやや容器内側となるようにな
っている。またシール把手81の薄肉部81b、81c
の位置は、画像形成装置本体30のプロセスカートリッ
ジガイド35の長手方向のガイド端面35aにほぼ一致
あるいはガイド端面35aより長手方向外側になるよう
になっている。このためシール把手81が付いた状態で
プロセスカートリッジ7を画像形成装置本体30に装着
しようとすると(図中矢印Y方向にプロセスカートリッ
ジ7を挿入していくと)、シール把手81がプロセスカ
ートリッジガイド35に引っ掛かる。このときシール把
手81は図中矢印Bの方向に対して外れることがないた
め、プロセスカートリッジは7はそれ以上装置本体内へ
入ることができなくなる。こうすることでシール把手8
1を取り外していない状態、つまりトナー容器41から
現像容器45にトナーが供給されておらず、プロセスカ
ートリッジとして使用可能でない状態で画像形成装置本
体30に装着されるのを防止することができる。
ではプロセスカートリッジ7に画像形成装置本体30へ
の装着を阻害する部分はなくなるためスムーズに装着が
可能となる。
はプロセスカートリッジ7の形状、プロセスカートリッ
ジガイド35の形状によって適宜変更されるものであっ
て、上記の形状でなくとも同様の効果を得ることが可能
である。
本体とシール把手81の色調の組み合わせは任意であ
り、前述の組み合わせに限定されるものではない。
は、第3の実施の形態を示すもので、画像形成装置の概
略構成、プロセスカートリッジ7、画像形成装置本体3
0、プロセスカートリッジガイド35、トナー容器4
1、現像容器45、現像ブレード44、現像ローラ4
0、軸受部材48等の構成は第1の実施の形態と同様で
あるから同一符号で表わし、説明は省略する。
の開口部を塞ぐように、トナーシール溶着面にトナーシ
ール90が溶着等の手段で取り付けられている。そして
トナーシール90は、開口部の長手方向一端で折り返さ
れた後、トナー容器41端部の空洞部を通って外部へ引
き出される。
が良くかつ柔軟性を持つ材質、例えばエラストマーゴム
などで作られたキャップ部材が挿入されている。トナー
シール90はトナー容器41の空洞部の壁面とキャップ
部材の間に挟まれた形で組み込まれる。
向する平面の長手方向の端部には、例えば発泡ウレタン
フォームや発泡ゴムのような弾性シール材が貼り付け、
あるいは塗布されている。この弾性シール材の位置は、
トナー容器41の長手方向の両端部に一致し、且つ短手
方向の全幅にわたり、さらに突条とオーバーラップして
いる。
持する一方の軸受部材48を含む軸受構造を示すもの
で、感光体ドラムユニットとの結合部48a、軸受部材
48には現像容器45との位置決めを行うボス48b、
および現像剤担持体である現像ローラ40を回転自在に
支持する軸受部48cが設けられている。
らかじめ現像ブレード44等が組み付けられている。こ
の状態で現像ローラ40を軸受部材48の軸受部48c
に合わせながら、現像容器45の位置決め穴45hと軸
受部材48の位置決めボス48bを嵌合させ、現像容器
45にビス止めする。
トナーシール90の端部90aの近傍に位置する部位に
シール把手91一体成形されている。軸受部材48を現
像容器45に組み付けた後、トナーシール90の端部9
0aを両面テープや溶着等の固定方法で固定し、トナー
シール90のシール把手91への組み付けは完了する。
施の形態と同様である。
容器45へ送り出し、プロセスカートリッジ7を使用可
能な状態とするには、プロセスカートリッジ7の外部へ
突出しているシール把手91を引き、トナーシール90
を引き出す。これにより、トナー容器41の開口部が開
封され、トナーがトナー容器41から現像容器45へ送
り出し可能、つまり使用可能な状態となる。
48の材質より収縮率の大きな材料を使用し、成形時の
収縮により、シール把手91が軸受部材48の突形状部
48f(図17参照)に密着するようになっている。こ
れにより、図17中の矢印Bの方向からの力に対しての
耐荷重が安定して得られるようになる。
8の材質にはポリカーボネイト(PC)あるいはポリス
チレン(PS)を使用し、シール把手91の材質にはポ
リプロピレン(PP)を使用しているが、軸受部材48
の材質との比較において、シール把手91の材質の収縮
率が大きいものであれば、この組み合わせに限定される
ものではない。
向面の構成は図11と同様の構成でも構わない。
形状部48fの先端はサイドカバー70の長手方向端部
70aにほぼ一致する、あるいは長手方向端部70aと
の間に隙間Wを介してやや容器内側となるようになって
いる。またシール把手91の薄肉部91b、91cの位
置は、画像形成装置本体30のプロセスカートリッジガ
イド35の長手方向のガイド端面35aにほぼ一致ある
いはガイド端面35aより長手方向外側になるようにな
っている。このためシール把手91が付いた状態でプロ
セスカートリッジ7を画像形成装置本体30に装着しよ
うとすると(図中矢印Y方向にプロセスカートリッジ7
を挿入していくと)、シール把手91がプロセスカート
リッジガイド35に引っ掛かる。このときシール把手9
1は図中矢印Bの方向に対して外れることがないため、
プロセスカートリッジ7はそれ以上装置本体内へ入るこ
とができなくなる。こうすることでシール把手91を取
り外していない状態、つまりトナー容器41から現像容
器45にトナーが供給されておらず、プロセスカートリ
ッジとして使用可能でない状態で画像形成装置本体30
に装着されるのを防止することができる。
ではプロセスカートリッジ7に画像形成装置本体30へ
の装着を阻害する部分はなくなるためスムーズに装着が
可能となる。
はプロセスカートリッジ7の形状、プロセスカートリッ
ジガイド35の形状によって適宜変更されるものであっ
て、上記の形状でなくとも同様の効果を得ることが可能
である。
を構成する、トナー容器41、現像容器45、サイドカ
バー70、および軸受部材48は黒色をしているが、軸
受部材48に設けられたシール把手91はオレンジ色に
している。これは、現像装置の本体部とシール把手91
とを異なる色調とすることで、ユーザーがシール把手9
1を識別し易くするためである。現像装置を構成するト
ナー容器41、現像容器45、サイドカバー70、およ
び軸受部材48とシール把手91の色調の組み合わせは
任意であり、上記の組み合わせに限定されるものではな
い。
は第4の実施の形態を示すもので、画像形成装置の全体
構成、プロセスカートリッジ7、画像形成装置本体3
0、プロセスカートリッジガイド35、トナー容器4
1、現像容器45、サイドカバー70等は第1の実施の
形態と同様であるから同一符号で表わし説明は省略す
る。
取り付け、トナーシール100の取りまわし、およびト
ナー容器41と現像容器45の結合手順は第1の実施の
形態と同様である。
ドカバー70の取り付け方法について説明する。なお、
図20に示すように、本実施の形態による軸受部材48
には、感光体ドラムユニットとの結合部48a、現像容
器45との位置決めを行なうボス48b、および現像ロ
ーラ40を回転自在に支持する軸受部48cが設けられ
ている。
レード44などが組み付けられている。この状態で現像
ローラ40を軸受部材48の軸受部48cに合わせなが
ら、現像容器45の位置決め穴と軸受部材48の位置決
めボス48bを嵌合させ、現像容器45にビス止めす
る。このとき、トナーシール100の端部は軸受部材4
8に設けられた角穴48hの間を通しておく。
容器45に取り付けた後、図21に示すように、軸受部
材48の位置決めボス48iとサイドカバー70の位置
決め穴70bを合わせ、ビスにて軸受部材48に取り付
ける。このとき、トナーシール100の端部はサイドカ
バー70に設けられている角穴70cの間を通しておく
(図19参照)。
ル100の端部の近傍には、シール把手101がサイド
カバー本体部と一体的に設けられている。サイドカバー
70を軸受部材48に組み付けた後、トナーシール10
0の端部を両面テープや溶着等の固定方法でシール把手
101に固定し、トナーシール100のシール把手10
1への組み付けは完了する。
実施の形態と同様である。
容器45へ送り出し、プロセスカートリッジ7を使用可
能な状態とするには、プロセスカートリッジ7の外部へ
突出しているシール把手101を引き、トナーシール1
00を引き出す。これにより、トナー容器41の開口部
が開封され、トナーがトナー容器41から現像容器45
へ送り出し可能、つまり使用可能な状態となる。
カバー70の本体の材質より収縮率の大きな材料を使用
し、成形時の収縮により、図21に示すシール把手10
1がサイドカバー70の突形状部70dに密着するよう
になっている。これにより、図21の矢印Bの方向から
の力に対しての耐荷重が安定して得られるようになる。
本実施の形態において、サイドカバー70の材質にはポ
リスチレン(PS)を使用し、シール把手101の材質
にはポリプロピレン(PP)を使用しているが、サイド
カバー70の本体の材質との比較において、シール把手
101の材質の収縮率が大きいものであれば、この組み
合わせに限定されるものではない。
向面の構成は図11と同様の構成でも構わない。
70の突形状部70dの先端はサイドカバー70の長手
方向端部70aにほぼ一致する、あるいは長手方向端部
70aとの間に隙間Wを介してやや容器内側となるよう
になっている。またシール把手101の長手方向の薄肉
部101b、101cの位置は、画像形成装置本体30
のプロセスカートリッジガイド35の長手方向のガイド
端面35aにほぼ一致あるいはガイド端面35aより長
手方向外側になるようになっている。このためシール把
手101が付いた状態でプロセスカートリッジ7を画像
形成装置本体30に装着しようとすると(図中矢印Y方
向にプロセスカートリッジ7を挿入していくと)、シー
ル把手101がプロセスカートリッジガイド35に引っ
掛かる。このときシール把手101は図中矢印Bの方向
に対して外れることがないため、プロセスカートリッジ
7はそれ以上装置本体内へ入ることができなくなる。こ
うすることでシール把手101を取り外していない状
態、つまりトナー容器41から現像容器45にトナーが
供給されておらず、プロセスカートリッジとして使用可
能でない状態で画像形成装置本体30に装着されるのを
防止することができる。
態では、プロセスカートリッジ7に画像形成装置本体3
0への装着を阻害する部分はなくなるためスムーズに装
着が可能となる。
位置はプロセスカートリッジ7の形状、プロセスカート
リッジガイド35の形状によって適宜変更されるもので
あって、上記の形状でなくとも同様の効果を得ることが
可能である。
構成する、トナー容器41、現像容器45、軸受部材4
8、およびサイドカバー70の本体部は黒色をしている
が、サイドカバー70に設けられたシール把手101は
オレンジ色にしている。これは、現像装置本体部とシー
ル把手101とを異なる色調とすることで、ユーザーが
シール把手101を識別し易くするためである。現像装
置本体部を構成するトナー容器41、現像容器45、軸
受部材48、およびサイドカバー70とシール把手10
1の色調の組み合わせは任意であり、本実施の形態の組
み合わせに限定されるものではない。
施の形態を示す。トナー容器41、その開口部41a、
キャップ部材63等の構成は、第1の実施の形態と同様
であるから説明は省略する。
ナーシール110の端部を結合したシール把手111の
一部を拡大して示す。これは、図6に示すトナー容器4
1の突形状部41pと同様の突形状部41p1 、41p
2 を複数個配列したもので、すべての突形状部41p1
および41p2 を覆うようにシール把手111が2色成
形で一体形成されている。
矢印Aの方向に引いたときのみトナー容器41からの分
離が可能であり、図中矢印B方向に対してはより大きな
力で抗することができる。また、各突形状部41p1 、
41p2 にはアンダーカット部41qが設けてあり、シ
ール把手111が輸送時などの振動や衝撃で容易に脱落
してしまわないようになっている。
器41の材質より収縮率の大きな材料を使用し、成形時
の収縮により、シール把手111がトナー容器41の突
形状部41p1 、41p2 に密着するようになってい
る。これにより、図中矢印Bの方向からの力に対しての
耐荷重がより一層安定して得られるようになる。
11の材質にはポリプロピレン(PP)を使用している
が、トナー容器41の材質との比較において、シール把
手111の材質の収縮率が大きいものであれば、この組
み合わせに限定されるものではない。
うなトナー容器41に把手111が設けられた場合に限
らず、実施の形態2に示した、現像容器45にシール把
手81が設けられた場合、あるいは実施の形態3に示し
た、軸受部材48にシール把手91が設けられた場合、
あるいは実施の形態4に示した、サイドカバー70にシ
ール把手101が設けられた場合においても適用可能で
ある。
部をトナーシールで封止し、使用開始時にシール把手を
引き抜いてトナーシールをプロセスカートリッジ長手方
向に引き抜く構成とし、シール把手を画像形成装置本体
のプロセスカートリッジ着脱用のガイドの幅より長手方
向外側に来るように配置したことで、シール把手を取り
外さない状態でプロセスカートリッジが画像形成装置本
体に装着されることを防止することができ、さらに、ト
ナー容器、または現像容器、または軸受部材、またはサ
イドカバーとシール把手を、互いに相溶性の低い材料に
よる2色成形で一体的に成形することにより、部品点数
の削減と組み立て工数の削減を可能としながら、同時に
トナー容器、または現像容器、または軸受部材、または
サイドカバーとシール把手の嵌合部の寸法が安定して得
られるため、シール把手を引き抜く力を低減させながら
輸送時の振動などによるシール把手の脱落を防止するこ
とが可能となり、さらに、シール把手を2色成形とする
ことで、シール把手の色を任意に設定できるようにな
り、ユーザーは、プロセスカートリッジを使用する際に
取り外す部品を色で認識しやすくなる。
す模式断面図である。
解斜視図である。
る。
示す斜視図である。
である。
示す図である。
ナーシールを引き抜く前の状態、(b)はトナーシール
を引き抜いた状態を示す。
図である。
別の形態を説明する図である。
面図である。
図である。
手の結合部を示す断面図である。
図である。
手を説明する図である。
手の結合部を示す断面図である。
図である。
ル把手を示す立面図である。
図である。
ル把手の結合部を示す断面図である。
把手の結合部を説明する図である。
る。
の装着部を説明する図である。
ジの装着方法を説明する図である。
ジ 10 静電転写装置 11 静電転写ベルト 20 定着部 30 画像形成装置本体 32 側板 34 ガイド溝 35 プロセスカートリッジガイド 40 現像ローラ 41 トナー容器 41p、41p1 、41p2 45g、48f、70d
突形状部 41g アンダーカット 45 現像容器 47、48 軸受部材 49 ピン 50 ドラム軸受 51 クリーニング枠体 53 加圧バネ 60、80、90、100、110 トナーシール 61、81、91、101、111 シール把手 61b、61c、81b、81c、91b、91c、1
01b、101c、111b、111c 薄肉部 63 キャップ部材 64、84 弾性シール材 65 トナーキャップ 70 サイドカバー
Claims (53)
- 【請求項1】 画像形成装置に搭載される現像装置の現
像剤容器であって、 現像剤を収容する現像剤収容部および現像剤供給開口を
備えた現像剤容器本体部と、 前記現像剤容器本体部の前記現像剤供給開口を封止する
シール部材と、 前記現像剤容器本体部の長手方向に前記シール部材を引
き抜くための把手部材とを有し、 前記現像剤容器本体部と前記把手部材は、互いに相溶性
の低い樹脂材料によって分離自在に一体成形されてお
り、 前記把手部材が、前記画像形成装置の現像剤容器装着領
域の外側に及ぶ長手寸法を有することを特徴とする現像
剤容器。 - 【請求項2】 把手部材を形成する樹脂材料が、現像剤
容器本体部を形成する樹脂材料より収縮率の大きな材料
であることを特徴とする請求項1記載の現像剤容器。 - 【請求項3】 現像剤容器本体部が、把手部材によって
把持または抱合される突形状部を備えていることを特徴
とする請求項1または2記載の現像剤容器。 - 【請求項4】 現像剤容器本体部の突形状部にアンダー
カットが設けられていることを特徴とする請求項3記載
の現像剤容器。 - 【請求項5】 現像剤容器本体部の突形状部が複数配設
されていることを特徴とする請求項3または4記載の現
像剤容器。 - 【請求項6】 現像剤容器本体部と把手部材が、色の異
なる2つの樹脂材料によって2色成形されていることを
特徴とする請求項1ないし5いずれか1項記載の現像剤
容器。 - 【請求項7】 把手部材がリング形状を有することを特
徴とする請求項1ないし6いずれか1項記載の現像剤容
器。 - 【請求項8】 把手部材が、変形を容易にするための薄
肉部を有することを特徴とする請求項1ないし7いずれ
か1項記載の現像剤容器。 - 【請求項9】 請求項1ないし8いずれか1項記載の現
像剤容器を備えたことを特徴とする現像装置。 - 【請求項10】 請求項1ないし8いずれか1項記載の
現像剤容器を有する現像装置と、電子写真感光体と、前
記電子写真感光体に作用するプロセス手段を備えたこと
を特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項11】 請求項1ないし8いずれか1項記載の
現像剤容器を有する現像装置と、電子写真感光体と、前
記電子写真感光体に作用するプロセス手段を備えたプロ
セスカートリッジであって、把手部材の長手寸法が、画
像形成装置のプロセスカートリッジ装着領域に及ぶ長さ
であることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項12】 請求項1ないし8いずれか1項記載の
現像剤容器を有する現像装置と、電子写真感光体と、前
記電子写真感光体および前記現像装置を装着する画像形
成装置本体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項13】 請求項1ないし8いずれか1項記載の
現像剤容器と電子写真感光体と前記電子写真感光体に作
用するプロセス手段を有するプロセスカートリッジと、
前記プロセスカートリッジを装着する画像形成装置本体
とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項14】 請求項1ないし8いずれか1項記載の
現像剤容器と、電子写真感光体と、前記電子写真感光体
および前記現像剤容器を装着する画像形成装置本体とを
備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項15】 現像剤を収容する現像剤収容部および
現像剤供給開口および前記現像剤供給開口を封止するシ
ール部材を備えた現像剤容器に結合される現像容器であ
って、 画像形成装置の電子写真感光体に作用する現像剤担持体
と、 前記現像剤担持体を支持する現像容器本体部と、 前記現像剤容器の長手方向に前記シール部材を引き抜く
ための把手部材とを有し、 前記現像容器本体部と前記把手部材は、互いに相溶性の
低い樹脂材料によって分離自在に一体成形されており、 前記把手部材が、前記画像形成装置の現像容器装着領域
の外側に及ぶ長手寸法を有することを特徴とする現像容
器。 - 【請求項16】 把手部材を形成する樹脂材料が、現像
容器本体部を形成する樹脂材料より収縮率の大きな材料
であることを特徴とする請求項15記載の現像容器。 - 【請求項17】 現像容器本体部が、把手部材によって
把持または抱合される突形状部を備えていることを特徴
とする請求項15または16記載の現像容器。 - 【請求項18】 現像容器本体部の突形状部にアンダー
カットが設けられていることを特徴とする請求項17記
載の現像容器。 - 【請求項19】 現像容器本体部の突形状部が複数配設
されていることを特徴とする請求項17または18記載
の現像容器。 - 【請求項20】 現像容器本体部と把手部材が、色の異
なる2つの樹脂材料によって2色成形されていることを
特徴とする請求項15ないし19いずれか1項記載の現
像容器。 - 【請求項21】 把手部材がリング形状を有することを
特徴とする請求項15ないし20いずれか1項記載の現
像容器。 - 【請求項22】 把手部材が、変形を容易にするための
薄肉部を有することを特徴とする請求項15ないし21
いずれか1項記載の現像容器。 - 【請求項23】 請求項15ないし22いずれか1項記
載の現像容器を備えたことを特徴とする現像装置。 - 【請求項24】 請求項15ないし22いずれか1項記
載の現像容器を備えた現像装置と、電子写真感光体と、
前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を備えたこ
とを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項25】 請求項15ないし22いずれか1項記
載の現像容器を有する現像装置と、電子写真感光体と、
前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を備えたプ
ロセスカートリッジであって、把手部材の長手寸法が、
画像形成装置のプロセスカートリッジ装着領域に及ぶ長
さであることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項26】 請求項15ないし22いずれか1項記
載の現像容器を有する現像装置と、電子写真感光体と、
前記電子写真感光体および前記現像装置を装着する画像
形成装置本体とを備えたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項27】 請求項15ないし22いずれか1項記
載の現像容器を有する現像装置と電子写真感光体と前記
電子写真感光体に作用するプロセス手段とを有するプロ
セスカートリッジと、前記プロセスカートリッジを装着
する画像形成装置本体とを備えたことを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項28】 現像剤を収容する現像剤収容部および
現像剤供給開口および前記現像剤供給開口を封止するシ
ール部材を備えた現像剤容器と、画像形成装置の電子写
真感光体に作用する現像剤担持体とを備えた現像装置の
軸受構造であって、 前記現像剤担持体を回転自在に支持する軸受部材と、 前記現像剤容器の長手方向に前記シール部材を引き抜く
ための把手部材とを有し、 前記軸受部材と前記把手部材は、互いに相溶性の低い樹
脂材料によって分離自在に一体成形されており、 前記把手部材が、前記画像形成装置の現像装置装着領域
の外側に及ぶ長手寸法を有することを特徴とする軸受構
造。 - 【請求項29】 把手部材を形成する樹脂材料が、軸受
部材を形成する樹脂材料より収縮率の大きな材料である
ことを特徴とする請求項28記載の軸受構造。 - 【請求項30】 軸受部材が、把手部材によって把手ま
たは抱合される突形状部を備えていることを特徴とする
請求項28または29記載の軸受構造。 - 【請求項31】 軸受部材の突形状部にアンダーカット
が設けられていることを特徴とする請求項30記載の軸
受構造。 - 【請求項32】 軸受部材の突形状部が複数配設されて
いることを特徴とする請求項30または31記載の軸受
構造。 - 【請求項33】 軸受部材と把手部材が、色の異なる2
つの樹脂材料によって2色成形されていることを特徴と
する請求項28ないし32いずれか1項記載の軸受構
造。 - 【請求項34】 把手部材がリング形状を有することを
特徴とする請求項28ないし33いずれか1項記載の軸
受構造。 - 【請求項35】 把手部材が、変形を容易にするための
薄肉部を有することを特徴とする請求項28ないし34
いずれか1項記載の軸受構造。 - 【請求項36】 請求項28ないし35いずれか1項記
載の軸受構造を備えたことを特徴とする現像装置。 - 【請求項37】 請求項28ないし35いずれか1項記
載の軸受構造を有する現像装置と、電子写真感光体と、
前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を備えたこ
とを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項38】 請求項28ないし35いずれか1項記
載の軸受構造を有する現像装置と、電子写真感光体と、
前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を備えたプ
ロセスカートリッジであって、把手部材の長手寸法が、
画像形成装置のプロセスカートリッジ装着領域に及ぶ長
さであることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項39】 請求項28ないし35いずれか1項記
載の軸受構造を有する現像装置と、電子写真感光体と、
前記電子写真感光体および前記現像装置を装着する画像
形成装置本体とを備えたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項40】 請求項28ないし35いずれか1項記
載の軸受構造を有する現像装置と電子写真感光体と前記
電子写真感光体に作用するプロセス手段とを有するプロ
セスカートリッジと、前記プロセスカートリッジを装着
する画像形成装置本体とを備えたことを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項41】 現像剤を収容する現像剤収容部および
現像剤供給開口および前記現像剤供給開口を封止するシ
ール部材を備えた現像剤容器を有する現像装置のサイド
カバーであって、 前記現像剤容器の側面に結合されたサイドカバー本体部
と、 前記現像剤容器の長手方向に前記シール部材を引き抜く
ための把手部材とを有し、 前記サイドカバー本体部と前記把手部材は、互いに相溶
性の低い樹脂材料によって分離自在に一体成形されてお
り、 前記把手部材が、画像形成装置の現像装置装着領域の外
側に及ぶ長手寸法を有することを特徴とするサイドカバ
ー。 - 【請求項42】 把手部材を形成する樹脂材料が、サイ
ドカバー本体部を形成する樹脂材料より収縮率の大きな
材料であることを特徴とする請求項41記載のサイドカ
バー。 - 【請求項43】 サイドカバー本体部が、把手部材によ
って把持または抱合される突形状部を備えていることを
特徴とする請求項41または42記載のサイドカバー。 - 【請求項44】 サイドカバー本体部の突形状部にアン
ダーカットが設けられていることを特徴とする請求項4
3記載のサイドカバー。 - 【請求項45】 サイドカバー本体部の突形状部が複数
配設されていることを特徴とする請求項43または44
記載のサイドカバー。 - 【請求項46】 サイドカバー本体部と把手部材が、色
の異なる2つの樹脂材料によって2色成形されているこ
とを特徴とする請求項41ないし45いずれか1項記載
のサイドカバー。 - 【請求項47】 把手部材がリング形状を有することを
特徴とする請求項41ないし46いずれか1項記載のサ
イドカバー。 - 【請求項48】 把手部材が、変形を容易にするための
薄肉部を有することを特徴とする請求項41ないし47
いずれか1項記載のサイドカバー。 - 【請求項49】 請求項41ないし48いずれか1項記
載のサイドカバーを備えたことを特徴とする現像装置。 - 【請求項50】 請求項41ないし48いずれか1項記
載のサイドカバーを有する現像装置と、電子写真感光体
と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を備え
たことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項51】 請求項41ないし48いずれか1項記
載のサイドカバーを有する現像装置と、電子写真感光体
と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を備え
たプロセスカートリッジであって、把手部材の長手寸法
が、画像形成装置のプロセスカートリッジ装着領域に及
ぶ長さであることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項52】 請求項41ないし48いずれか1項記
載のサイドカバーを有する現像装置と、電子写真感光体
と、前記電子写真感光体および前記現像装置を装着する
画像形成装置本体とを備えたことを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項53】 請求項41ないし48いずれか1項記
載のサイドカバーを有する現像装置と電子写真感光体と
前記電子写真感光体に作用するプロセス手段とを有する
プロセスカートリッジと、前記プロセスカートリッジを
装着する画像形成装置本体とを備えたことを特徴とする
画像形成装置。
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