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JP2003136759A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JP2003136759A
JP2003136759A JP2001338802A JP2001338802A JP2003136759A JP 2003136759 A JP2003136759 A JP 2003136759A JP 2001338802 A JP2001338802 A JP 2001338802A JP 2001338802 A JP2001338802 A JP 2001338802A JP 2003136759 A JP2003136759 A JP 2003136759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
sheets
ink
sheet
detecting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001338802A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Suzuki
鈴木政記
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Finetech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Finetech Inc filed Critical Canon Finetech Inc
Priority to JP2001338802A priority Critical patent/JP2003136759A/ja
Publication of JP2003136759A publication Critical patent/JP2003136759A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録装置で同じ絵柄で多量に記録を行なうと
き、例えば年賀状やシールラベルを記録するとき、記録
装置の記録設定を行い記録開始し記録を続けているうち
に途中でインク残量が空になったり、シート(用紙)切
れになったりする懸念があり記録動作中は記録装置を監
視し続けることが多い。 【解決手段】インクやシートの残量を予め検知し、先ず
1枚記録してインク使用量を検知して記録要求枚数を実
行できるか否かを大量記録前に判定し、無理な場合は警
報を出力すると同時に記録可能な枚数を扱者に知らせる
ことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として、記録装置
のインク残量検知、シート残量検知とその報知について
改良した記録装置および記録装置に記録すべき情報を送
る情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクカートリッジのインク残量
検知は、記録装置で記録を繰り返し行い、記録装置に取
り付けたインクカートリッジのインク残量が空になった
とき、または空に近くなったとき、記録装置のLCDな
どのディスプレイやLEDなどの発光ランプ、またはホ
ストPCのディスプレイに表示し記録装置使用者に報知
する。同じ絵柄で複数枚記録を行なうとき、例えば年賀
状やシールラベルを記録するとき、記録装置の記録設定
を行い記録開始し記録を続けているうちにインク残量が
空になると記録を中止し使用者に報知する。使用者はイ
ンクが空でないインクカートリッジに交換し再度記録を
開始する。また同様に同じ絵柄で複数枚記録を行なう場
合、記録装置の給紙装置に搭載できるシートの枚数の上
限は決まっているため、記録を行ないたい枚数より給紙
装置の搭載枚数上限が小さいときは記録を行なっている
間にシート切れになるのでシートを補充しなければなら
ないが、いつどれくらいの時間でシートが切れるかは予
め知ることはできないため使用者は記録装置の監視を行
なう。時間に余裕がある場合は、監視などせず、使用者
が記録装置またはホストPCから離れて戻ってきた時に
シート切れになっていたら補充すれば良いのだが、限ら
れた時間で記録しなければならない枚数がある場合はシ
ート切れになって補充するまでの時間を最小限に抑える
ため常に監視する必要がある。また、記録装置がネット
ワーク接続されており、使用者が記録装置から離れた場
所でホストPCから操作する場合に、記録装置または記
録装置ドライバは記録装置の給紙装置に搭載されたシー
トが切れると使用者のホストPCのディスプレイに表示
し報知する。搭載されている枚数を知るには記録装置の
接続形態に係わらず、使用者が記録装置給紙装置のシー
トを数える必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】同じ絵柄を大量に記録
する場合、その時点のインク残量で記録したい枚数全て
を記録できるかは、実際に記録を行なわないと知ること
ができない。残りのインクでは全枚数記録できないこと
が予めわかればインクの補充、或いは交換用インクカー
トリッジを準備することができる。また、1枚記録する
ために必要なインク量を知ることができるならば、それ
により全枚数記録するのに必要なインク量、もしくは任
意枚数を記録するのに必要なインク量、或いは必要なイ
ンクカートリッジの本数を知ることができる。特に大判
の記録媒体に高速に記録する場合、動作の中断は時間的
な損失のみでなく、記録媒体の無駄を生む。また、記録
にかかる時間は経験的に、または記録装置の仕様やデー
タで大まかに予測することは可能だが、記録する絵柄な
どで記録速度が異なる場合もあり、正確に知ることはで
きない。1枚記録するのにかかる時間を知ることができ
れば、それにより全枚数記録するのにかかる時間を知る
ことができる。もしくは任意枚数を記録するのにかかる
時間を知ることができる。これにより給紙装置の搭載枚
数を越える記録枚数の場合でも、使用者は予め給紙装置
に搭載されたシートがなくなる時間を知ることができる
ので、その時間になったら記録装置にシートの補充をす
れば良く、シート切れを心配して記録装置を常に監視す
る必要がなくなる。そして、記録装置給紙装置に搭載さ
れたシート枚数を知るには、使用者が実際にシート枚数
を数える必要がある。これは使用者には手間となり、ま
たネットワーク接続された記録装置を使用し、記録装置
から離れた場所からホストコンピュータで操作を行なう
場合、シート枚数を数えるために、使用者は記録装置ま
で移動しなければならずさらに手間となってしまう。特
に、遠隔地から通信回線を介して記録装置をアクセスす
るような場合には使用者にとって要求する記録内容を実
行できるか否かを予め知るのは更に困難である。前述し
た任意の記録枚数の記録にかかる時間を知ることがで
き、さらにインク残量から記録可能枚数の予測や、給紙
装置のシートの残り枚数を知ることができれば、使用者
はホストPCから記録スタートさえすれば良い。足りな
いならば、始めに、シートを補充して記録スタートすれ
ば、記録終了を待つだけである。途中でシート切れにな
り、シートを補充し再スタートする必要がなくなる。遠
隔地からのアクセスであればこれらが予め判定できれ
ば、記録装置の設置された場所の扱者に予め補充の依頼
をすることも可能であろう。本発明では、ラベルやシー
ル、名刺、ハガキなど同じ画像を多くの枚数記録する場
合、とりわけポスタ等大判の記録媒体を高速、且つ多量
に出力する業務に於いて、使用者の設定記録枚数に対し
て給紙装置のシートストック枚数が足りないとき、また
そのときのインク残量では不足と判定した場合に、予め
報知して使用者が事前にシート、インクを準備できるよ
うにし、記録を開始したのちシートが切れる時間、イン
クがきれる時間を予め報知し、使用者が常に記録装置を
監視する必要がなく最適なタイミングで補充を行なえる
ようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として本発明は、以下に示す17の方法を提案す
る。即ち、 (1)インク残量を重量により検知する手段と、任意の
閾値を入力する手段と、前記検知する手段の出力値と前
記閾値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した
値を比較する手段と、前記比較の結果を報知する手段を
備えることを特徴とする記録装置 (2)記録前のインク残量と記録後のインク残量から1
枚のインク使用量または任意枚数のインク使用量を検知
することを特徴とする(1)項記載の記録装置 (3)前記インク残量で前記記録した画像と同画像の記
録可能枚数を報知することを特徴とする1、2項に記載
の記録装置 (4)給紙装置にストックされたシートの枚数を検知す
る手段と、前記シート枚数を報知する手段とを備えるこ
とを特徴とする記録装置 (5)1枚に記録する記録時間を計る手段と、前記1枚
に要した記録時間から任意の枚数の記録時間を計算する
手段と、前期記録時間を報知する手段を備え、1枚記録
を行い、そのときかかった時間から任意の記録枚数を記
録するのにかかる時間を計算し報知することを特徴とす
る記録装置 (6)インク残量を検知する検知手段と、任意の閾値を
入力する手段と、前記閾値を記憶する記憶手段と、前記
検知手段の検知結果と前記記憶手段に記憶した閾値とを
比較する比較手段と、前記比較手段の結果を報知する手
段とを備えることを特徴とする記録装置 (7)前記インク残量で用紙に記録した画像と同画像の
記録可能な記録用紙の枚数を報知する報知手段とを備え
たことを特徴とする6項記載の記録装置 (8)前記報知手段は前記入力手段から入力された情報
を表示する表示手段の画面に比較結果を表示するように
したことを特徴とする6項記載の記録装置 (9)前記報知手段は、記録すべき用紙枚数の条件に対
して、記録が可能なインク残量があるか否かもしくは積
載された用紙が前記記録すべき用紙枚数分あるか否かを
報知すること特徴とする8項記載の記録装置 (10)インク残量を検知する手段と、積載された用紙
の枚数を検知する枚数検知手段と、記録指示枚数を検知
する記録枚数検知手段と、前記記録枚数検知手段により
検知された記録枚数と前記インク残量検知手段の結果と
枚数検知手段の検知結果とを比較して、記録指示枚数分
の記録が可能か否かを報知する手段とを備えたことを特
徴とする記録装置 (11)通信回線を介して送られてきた記録すべき情報
に関する記録条件を受信する受信手段と、前記記録条件
をチェックして、対応が取れない場合、対応が取れない
旨を前記通信回線を介して応答する応答手段とを備えた
記録装置 (12)前記記録条件は記録枚数を特徴とする11項記
載の記録装置 (13)前記応答手段により前記記録枚数の条件を満足
できない旨の情報を通知し、前記記録指示を実行させる
制御手段を備えたことを特徴とする12項記載の記録装
置 (14)更に情報を表示する表示手段を備え、前記応答
手段は前記表示手段に前記情報に対応する情報を表示さ
せると共に、前記通信回線を介して外部情報機器に前記
情報に対応する情報を通知する制御手段を備えたことを
特徴とする11項記載の記録装置 (15)通信回線を介して記録すべき情報に関する記録
枚数の条件を記録装置に送信する送信手段と、前記送信
手段の問い合わせに対する応答を記録装置から受ける受
け取り手段と、前記受け取り手段で前記記録装置が記録
指示に応じた用紙を備えていない旨の受け取り結果を報
知する報知手段とを備えた情報機器 (16)前記報知手段で報知された受け取り結果に対し
て、記録の実行指示を再度送信する手段とを備えたこと
を特徴とする15項記載の情報機器 (17)前記報知手段で報知された受け取り結果に対し
て、記録枚数の条件を修正して実行指示を再度送信する
手段とを備えたことを特徴とする15、16項に記載の
情報機器
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明による1実施例のイ
ンクジェット記録装置の説明図である。給紙装置2では
記録装置1にシート4を給紙するために給紙トレイ6に
積載されたシート4をピックローラ10によりピックし
送り出す。給紙トレイ6は上下に可動し積載されたシー
ト4がピックローラ10でピックできるように制御す
る。記録装置1に1枚ずつ給紙されたシート4を搬送ベ
ルト11により搬送しながら、記録ヘッド13〜16
(イエロー、マジェンタ、シアン、ブラック)から記録
信号に従ってインクを吐出し、カラー記録する。ディス
プレイ5は記録装置の状態を表示し、エラー報知も表示
される。インクカートリッジ3は例えば記録装置1の搬
送部下に差し込む形式で取り付けられる。また、記録装
置1の動作指示は操作パネル12または、ホストコンピ
ュータ40(図5にて後述)で行なう。次に上述の記録
装置におけるインク残量の検知構造を説明する。図2は
インク残量検知の説明図である。記録装置1のインクカ
ートリッジの挿入口からインクカートリッジ3を挿入し
接続口31に差し込む。接続口31はチューブ9を介し
てポンプまたはサブタンクにつながっており、インクカ
ートリッジ内のインクをポンプで吸い込み、サブタンク
に蓄える。重量測定時にインクカートリッジは保持する
ためのカートリッジホルダ(図示せず)から開放されイ
ンクカートリッジトレイ7上に静止するように設計さ
れ、インクカートリッジの重量により重量センサ8は微
小変位し、その変位量に応じて重量センサ8は重量を検
知する。重量センサ8の出力は重量に応じて連続的に変
化するアナログ出力の電圧であるので、それをデジタル
値にA/Dコンバータ29(図5参照)で変換して、特定
の閾値のインク残量だけでなくホストコンピュータ40
或いは、操作パネル35で任意のインク残量の閾値を設
定してその閾値でインクカートリッジのインク残量を検
知し報知することもできる。また、インクカートリッジ
のインク残量は任意の時間のインク残量を検知できる。
また、CPU25はROM26に記憶されている命令に
より、重量センサのアナログ出力値をサンプリングしA
/Dコンバータ29でデジタル値に変換し、そのデジタ
ル値をインク残量値に変換する変換テーブルでインク残
量値に変換する。前記変換テーブルはROM26に記憶
されている。なお、テーブルはインクカートリッジ分の
重量を差し引いてインク残量値に変換するものである。
インクカートリッジが複数種類ある場合、インクカート
リッジの種類、サイズ、カラーを識別してインク残量を
検出する。次に記録時間の検知方法を説明する。図3は
シート搬送部概略図である。1枚記録するのにかかる時
間は概ね給紙センサ18がシート4の先端を検知してか
ら記録記録ヘッド13〜16にて記録し、排紙センサ1
7にてシート4の後端を検知するまでといえるが、本発
明では多量のシートへの記録を考えるので、記録時間は
近似的に 〔(シート4の進行方向の長さ+シート間の間隔)/
(シート搬送速度)〕×記録枚数 で求めることが出来る。シート4は連続的に給送され且
つ、記録動作中シート搬送速度は一定速度に保たれるか
らである。次に上述の記録装置におけるシート枚数の検
知構造を説明する。図4はシート枚数検知説明のための
給紙装置概略図である。下限センサ22は下降する給紙
トレイ6の下降限界位置を検知する。紙面検知センサ2
0は給紙トレイ6が上昇しシート4が積載されていれ
ば、シート4の表面を検知し,積載されていなければ給
紙トレイ6の表面を検知する。紙面検知センサ20で検
知したシート4の位置がピックし給紙可能な位置であ
り、給紙トレイ6が下限位置の状態で紙面検知センサ2
0が積載したシート4を検知していれば、そのときの積
載シート枚数が最大積載枚数であることを示す。また、
給紙トレイ6はスライドボリューム21のスライドボリ
ュームレバー23に接続しており、スライドボリューム
21自体は固定でスライドボリュームレバー23が給紙
トレイ6の上下移動に伴って移動しその位置によりスラ
イドボリューム21のアナログ値出力は変化するため、
給紙トレイ6の位置がスライドボリューム21の値で検
知することができる。CPU25はアナログ値出力をサ
ンプリングしA/Dコンバータでデジタル値に変換し、
ROMに記憶されているシート厚み変換テーブルで残り
シート分の厚みに変換する。残りシート分の厚みはシー
トの載っていない給紙トレイ6を紙面検知センサ20が
検知するときのスライドボリューム21の出力を積載0
とし、給紙トレイ6を下限センサ22が検知するときの
スライドボリューム21の出力を最大積載とし、給紙装
置6の現在位置を測っておき出力を残りシート分の厚み
に変換するテーブルを作成しておく。検知した厚みをシ
ート4の1枚の厚さで割れば残りシート枚数を計算し知
ることができる。図5は図1に示す本発明の実施形態に
おける制御装置24と各部との接続状態を示す電気的な
ブロック図である。
【0006】同図の制御部24において、25は処理部
のCPUで、後述するフローに対応するプログラムによ
り各部を制御・処理する。26はプログラムメモリで、
後述するフローに対応するプログラムが記憶されてお
り、CPU25により読み出され、実行される。27はメ
モリのRAMで、一時的に記録すべきデータや制御用の
データを記憶する。28はタイマで、記録動作に必要な
各種の時間設定や時間の計測を行う。29はA/Dコン
バータで重量センサやスライドボリュームなどのアナロ
グ信号をデジタル信号に変換する。42はヘッド駆動回
路で、CPU25からの制御に基き記録ヘッドK16、
C15、M14およびY13を駆動制御する。43は入
出力ポートで、操作パネル35、搬送部45、給送部4
6を制御する。 44は入出力ポートで給紙センサ1
8、排紙センサ17のセンサ出力を入力し、また紙面検
知センサ20および下限センサ22の出力を入力する。
なお制御部24はホストインタフェース41を介してホ
ストコンピュータ40と接続され、情報の交換を行い、
記録すべきデータ他を入力する。ホストコンピュータ4
0は、内部に図11に示すような制御手順に対応するプ
ログラムを記憶したメモリ、および記録すべきデータや
制御データ等を記憶するデータメモリを備えている。制
御装置24内のCPU25は、ホストコンピュ−タ40
からホストインターフェース41を介して記録デ−タを
受信、読み取りし、RAM27(メモリ)に一時的に展
開、記憶させる。予め決められたサイズの記録デ−タの
展開が完了すると、CPU25は入出力ポ−ト43を介
して操作パネル35、搬送部45、シ−ト給送部46等、
各々が持つ駆動モ−タ等のアクチュエ−タを駆動し、記
録動作をスタ−トさせる。更にCPU25はRAM27
の読み出しを開始しヘッド駆動回路42を介し各記録ヘ
ッド13〜16に順次記録デ−タを転送し、記録ヘッド
によりシート(記録媒体)4にカラ−記録する。これら
一連の動作は後述する図6−10に示す制御手順に対応
するプログラムを記憶したプログラムメモリROM26
に記憶されたプログラムに基きCPU25が実行する。
CPU25は又実行の際に必要とする作業用メモリとし
てRAM27を利用する。 次に本発明に深く関連する
部分について説明する。時間の設定、又は測定する為の
タイマー28、前述の記録デ-タの一時的な記憶、セン
サ出力値などの書き込み、読み込みするRAM27がC
PU25に接続されている。更にCPU25は、スライド
ボリウム21、重量センサ8等のアナログ出力値をデジ
タル値に変換するA/Dコンバータ29に接続されてい
る。そして更にCPU25はインクカートリッジ3の残量
を検知する重量センサ8、給紙装置2に積載されたシー
ト4の残り枚数を検知するための紙面検知センサ20、
下限センサ22、給紙トレイの位置を検出する為のスラ
イドボリューム21、シート4の先端、後端を検知する
給紙センサ18、及び記録ヘッドの下流側に配置された
排紙センサ17が入出力ポート44を介して接続されてい
る。上述の実施例の構成による動作を以下フローを参照
して説明する。まず、インク残量の制御から実施例の動
作を説明する。図6はシート1枚当たりのインク使用量
検知のフローチャートである。記録を行なう前にインク
残量検知を行い(S601)、検知した値をRAM27
に記憶し、1枚記録を行なう(S602)。記録後にイ
ンク残量検知を行い(S603)、記録前のインク残量
から記録後のインク残量を差し引いた値が1枚記録する
のに必要なインク使用量(S604)となる。次に用紙
のシート残量の制御を説明する。図7は給紙装置に積載
されているシートの残り枚数検知のフローチャートであ
る。CPU25は現在使用されているシ−トの厚み情報
を予め記憶されているRAM27から読み出し(S70
1)、続いて現在のスライドボリュームの出力値(A/
D変換値)を読み(S702)、ROMに記憶されてい
るシート厚み変換テーブルによって残りシート分の厚み
に変換し(S703)、変換された残りシ−ト分の厚み
を使用シ−トの厚みで除算することによってシートの残
り枚数を求める。(S704) 図8は1枚のシートに記録するのに要する時間の計算フ
ローである。先ず現在使用している用紙長L1をRAM
27から読み出し(S801)、次に予め設定された用
紙間の間隔L2をROM26から読み込み(S80
2)、 (L1+L2)/用紙搬送速度 を計算、1枚の記録に要する時間に近似する。次に全体
の制御を説明する。使用者は、ホストコンピュータ40
上で、記録すべき情報、記録枚数及び用紙の種類等を設
定して、記録装置に送信する。図9は記録装置がその後
実行する動作フローチャートである。先ずインク、シー
ト共に空若しくは残り0でないことを確認し(S90
1、S902)、続いてシートの残量(S904)、イ
ンク残量(S905)を各々検知する。S901、S9
02でもし残量0のものがあると警報出力する。イン
ク、シート各々の残量を認識した後設定された記録条件
に基いてシート1枚のみ記録動作し、再度インク残量を
検知することによってシート1枚当たりのインク使用量
を計算する(S906)。そして記録設定枚数を取得
(S907)、現在のインク残量、シート残り枚数で設
定枚数を全て実行できるかを判断し(S908)、可能
であれば記録に要する時間を計算(S909)、その結
果をディスプレイ5に表示する(S910)。記録時間
はホストコンピュータ40にも送り返すことが出来る。
その後所定枚数の記録動作を実行し(S911)終了す
る。S908にて現在のインク残量、シート残り枚数で
設定枚数を記録動作できないと判定されると、続いて記
録可能枚数を表示する。この情報はホストコンピュータ
40にも警報として送り返される。その結果に従ってホ
ストコンピュータ40から記録枚数の再設定要求が受信
されると(S912)、記録設定枚数の再取得(S90
7)を行いS908に再度進む。再設定要求が一定時間
受信されなければ(S913)、記録可能枚数の表示も
停止し(S914)、終了する。図10はインクの重量
センサ8の出力に対する閾値を入力する制御フローであ
る。通常使用していたインクカートリッジ3とは異なる
ものを使用する場合にはインク残量0の測定値が変わる
ことになるのでこの操作が必要になる。閾値は記録装置
の操作パネル12から閾値設定の操作がされると、CP
U25の制御により閾値設定モードになり(S1001)、そ
の後、閾値データが入力され(S1002)、閾値を新
しい値に更新する場合(S1003)図示されない不揮
発性メモリに書き込みされ(S1004)処理を終了す
る。一方ホストコンピュータ40側の処理を図11を参
照して説明する。ホストコンピュータ40の表示画面上
から記録の指示がされたなら(S1101)、記録デー
タを含み記録条件を記録装置に送信する(S110
2)。その後記録装置からエラーが送り返されなければ
通常の記録動作実行して終了するが、もしエラーが返っ
てきた場合(S1103)エラー内容を表示する(S1
104)。表示を参照して記録枚数の再設定が行われる
と(S1105)、再設定された記録枚数のみ送信さ
れ、再びS1103に戻る。
【0007】
【発明の効果】上記説明したように本発明では、ラベル
やシール、名刺、ハガキなど同じ画像を多くの枚数記録
する場合、使用者の設定記録枚数に対して給紙装置のシ
ートストック枚数が足りないとき、またそのときのイン
ク量で足りないとき報知して使用者が事前にシート、イ
ンクを準備できるようにし、記録を開始したのちシート
が切れる時間、インクがきれる時間を予め報知し、使用
者が常に記録装置を監視する必要がなく最適なタイミン
グで補充を行なえる記録装置を提供できる。とりわけ、
本発明によれば、大判の多量の記録媒体に高速で記録す
るような高速記録装置における、1枚あたりのインク使
用量は大きく記録途中でのインク切れによるインクの無
駄、記録媒体の無駄という大きな損失を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録装置概略正面図
【図2】インク残量検知説明のための概略側面図
【図3】記録時間説明するための搬送部概略図
【図4】シート枚数検知説明のための給紙装置概略図
【図5】制御装置ブロック図
【図6】シート1枚当たりのインク使用量検知のフロー
チャート
【図7】給紙装置に積載されているシート枚数検知のフ
ローチャート
【図8】シート1枚記録に必要な時間演算方法
【図9】記録動作フローチャート
【図10】閾値変更のフローチャート
【図11】ホストコンピュータのフローチャート
【符号の説明】
1 記録装置 2 給紙装置 3 インクカートリッジ 4 シート(記録媒体) 5 ディスプレイ 6 給紙トレイ 7 インクカートリッジトレイ 8 重量センサ 10 ピックローラ 11 搬送ベルト 12 操作パネル 13 記録ヘッドY 14 記録ヘッドM 15 記録ヘッドC 16 記録ヘッドBk 17 排紙センサ 18 給紙センサ 19 搬送ローラ 20 紙面検知センサ 21 スライドボリューム 22 下限センサ 23 スライドボリュームレバー 24 制御装置 25 CPU 26 プログラムメモリ 27 RAM 28 タイマー 29 A/Dコンバータ 30 ディスプレイ 31 接続口 32 インク残量検知装置 33 シートストック枚数検知装置 34 記録時間検知装置 40 ホストコンピュータ 42 ヘッド駆動回路 43 入出力ポート 44 入力ポート 45 搬送部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 106 B41J 3/04 102Z Fターム(参考) 2C056 EA29 EB13 EB20 EB29 EB50 EB59 EC26 2C061 AQ05 AR01 CQ34 CQ39 CQ40 HK15 HK16 HV14 HV32 5B021 AA01 AA02 BB10 NN00 NN16 PP04 5C062 AA02 AA05 AB23 AB42 AC21 AC68 AF00 AF15 BA04

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インク残量を重量により検知する手段と、
    任意の閾値を入力する手段と、前記検知する手段の出力
    値と前記閾値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
    憶した値を比較する手段と、前記比較の結果を報知する
    手段を備えることを特徴とする記録装置
  2. 【請求項2】記録前のインク残量と記録後のインク残量
    から1枚のインク使用量または任意枚数のインク使用量
    を検知することを特徴とする請求項1記載の記録装置
  3. 【請求項3】前記インク残量で前記記録した画像と同画
    像の記録可能枚数を報知することを特徴とする請求項
    1、2記載の画像記録装置
  4. 【請求項4】給紙装置にストックされたシートの枚数を
    検知する手段と、前記シート枚数を報知する手段とを備
    えることを特徴とする記録装置
  5. 【請求項5】1枚に記録する記録時間を計る手段と、前
    記1枚に要した記録時間から任意の枚数の記録時間を計
    算する手段と、前期記録時間を報知する手段を備え、1
    枚記録を行い、そのときかかった時間から任意の記録枚
    数を記録するのにかかる時間を計算し報知することを特
    徴とする画像記録装置
  6. 【請求項6】インク残量を検知する検知手段と、任意の
    閾値を入力する手段と、前記閾値を記憶する記憶手段
    と、前記検知手段の検知結果と前記記憶手段に記憶した
    閾値とを比較する比較手段と、前記比較手段の結果を報
    知する手段とを備えることを特徴とする記録装置
  7. 【請求項7】前記インク残量で用紙に記録した画像と同
    画像の記録可能な記録用紙の枚数を報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とする請求項6記載の記録装置
  8. 【請求項8】前記報知手段は前記入力手段から入力され
    た情報を表示する表示手段の画面に比較結果を表示する
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の記録装置
  9. 【請求項9】前記報知手段は、記録すべき用紙枚数の条
    件に対して、記録が可能なインク残量があるか否かもし
    くは積載された用紙が前記記録すべき用紙枚数分あるか
    否かを報知すること特徴とする請求項8記載の記録装置
  10. 【請求項10】インク残量を検知する手段と、積載され
    た用紙の枚数を検知する枚数検知手段と、記録指示枚数
    を検知する記録枚数検知手段と、前記記録枚数検知手段
    により検知された記録枚数と前記インク残量検知手段の
    結果と枚数検知手段の検知結果とを比較して、記録指示
    枚数分の記録が可能か否かを報知する手段とを備えたこ
    とを特徴とする記録装置
  11. 【請求項11】通信回線を介して送られてきた記録すべ
    き情報に関する記録条件を受信する受信手段と、 前記記録条件をチェックして、対応が取れない場合、対
    応が取れない旨を前記通信回線を介して応答する応答手
    段とを備えた記録装置
  12. 【請求項12】前記記録条件は記録枚数を特徴とする請
    求項11記載の記録装置
  13. 【請求項13】前記応答手段により前記記録枚数の条件
    を満足できない旨の情報を通知し、前記記録指示を実行
    させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項12記載
    の記録装置
  14. 【請求項14】更に情報を表示する表示手段を備え、前
    記応答手段は前記表示手段に前記情報に対応する情報を
    表示させると共に、前記通信回線を介して外部情報機器
    に前記情報に対応する情報を通知する制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項11記載の記録装置
  15. 【請求項15】通信回線を介して記録すべき情報に関す
    る記録枚数の条件を記録装置に送信する送信手段と、前
    記送信手段の問い合わせに対する応答を記録装置から受
    ける受け取り手段と、前記受け取り手段で前記記録装置
    が記録指示に応じた用紙を備えていない旨の受け取り結
    果を報知する報知手段とを備えた情報機器
  16. 【請求項16】前記報知手段で報知された受け取り結果
    に対して、記録の実行指示を再度送信する手段とを備え
    たことを特徴とする請求項15記載の情報機器
  17. 【請求項17】前記報知手段で報知された受け取り結果
    に対して、記録枚数の条件を修正して実行指示を再度送
    信する手段とを備えたことを特徴とする請求項15、1
    6記載の情報機器
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