JP3549548B2 - プリンタ装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、例えば小型ファクシミリ等に使用する熱転写方式のプリンタ装置、特にインクが無くなったときに印字不能の解消に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
小型ファクシミリにはインクシ−トやインクリボンを使用した熱転写プリンタ装置を使用したものが多い。このプリンタ装置では通常インクシ−ト又はインクリボン(以下、インクシ−トという)と、記録紙を別々にセットしている。そして記録紙に印字するときはき、インクシ−トを記録紙とともに記録部に搬送して記録している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記プリンタ装置において、記録紙やインクシ−トがなくなると印字不能となる。これを防ぐために記録紙やインクシ−トの残量を知る必要がある。記録紙はセット位置を外装ケ−スの近くにセットできるため、外装ケ−スに窓を設けたり、記録紙の一部を外装ケ−スの外に出るようにして、残量が少なくなったことを視覚的に簡単に認識でき、記録紙の交換時期を認識することができる。
【0004】
しかしながら、インクシ−トは機構上装置の内部にセットされることが多く、残量検知もインクシ−トの終端部はエンド検知手段で比較的容易に検知することができるが、インクシ−トが残量が少なくなったことを検知することは部品点数,精度などの点から困難である。
【0005】
このため、ファクシミリ装置の使用者が不在の時や夜間の自動受信時などのときに、インクシ−トがなくなり印字不能となって受信できなくなることを避けようとすると、機器を開けたり、インクシ−トのカ−トリッジを取り外して残量を確認しなければならなかった。そして残量が少ないときには、まだ使えるインクシ−トを交換しなければならなかった。
【0006】
この発明はかかる不具合を解消するためになされたものであり、インクシ−トが無くなっても引き続いて印字することができるとともに、インクシ−トが無くなったことを明らかにすることができるプリンタ装置を得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るプリンタ装置は、インクシート又はインクリボンを使用した熱転写プリンタ装置において、インクシート又はインクリボンの終端部を検知するインクエンド検知手段と、該インクエンド検知手段でインクシート又はインクリボンの終端部を検出し、操作部にインクシート又はインクリボンの巻戻しが選択されているとき、インクシート又はインクリボンを一定量巻き戻す巻戻手段と、インクシート又はインクリボンの巻戻しの履歴を記憶する履歴記憶手段と、インクシート又はインクリボンを使用して印字するとき、前記履歴記憶手段に記憶されている内容を確認し、前記履歴記憶手段にインクシート又はインクリボンの巻戻しの履歴が記憶され、操作部にインクシート又はインクリボンの再使用を表示するデータを印字することが選択されているとき、インクシート又はインクリボンの再使用を表示するデータを印字画像と共に印字する印字制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【作用】
この発明においては、インクエンド検知手段でインクシ−ト又はインクリボンの終端部を検出したときに、巻戻手段でインクシ−ト又はインクリボンをあらかじめ定められた一定量巻き戻して、インクシ−ト又はインクリボンを再使用して印字する。
【0011】
このインクシ−ト又はインクリボンを再使用して印字するときに、特定のマ−クや文書を印字画像と共に印字して、インクシ−ト又はインクリボンの交換を促す。
【0012】
また、インクシ−ト又はインクリボンを再使用をするか否を操作部で選択することにより、印字画像の欠落を防ぐ。
【0013】
【実施例】
図1はこの発明の一実施例のプリンタ装置のインクシ−ト駆動部と制御部を示すブロック図である。図に示すように、インクシ−ト駆動部1は印字指令手段2からの印字指令によりインクシ−ト3を搬送するインクシ−ト駆動手段4と、インクシ−ト3の終端部を検出するインクエンド検知手段5と、インクエンド検知手段5でインクシ−ト3の終端部を検出したときに、あらかじめ定められた一定量だけインクシ−ト3を巻戻す信号をインクシ−ト駆動手段4に送る巻戻指令手段6とを有する。
【0014】
インクシ−ト3は図2の記録部の構成図に示すように、カ−トリッジ8内にロ−ル状に収納され、カ−トリッジ8のサ−マルヘッド9に対向する部分には開口部を有する。そして印字指令手段2から印字指令が送り出されるとインクシ−ト駆動手段4により新しい部分がサ−マルヘッド9の位置に送り出されながら、サ−マルヘッド9の熱により、プラテンロ−ラ10により搬送される記録紙11に画情報を転写させる。
【0015】
インクエンド検知手段5は、例えばインクシ−ト3の終端部に貼付られたインクシ−ト自体とは反射率の異なるテ−プを検出する反射型のフォトセンサや、巻き上げ側の駆動テンションの変化により終端部を検知するテンションセンサ等からなる。巻戻指令手段6は操作部7でインクシ−ト3の巻戻しが選択されているときに、インクエンド検知手段5からエンド検知信号を受けるとインクシ−ト駆動部1に巻戻信号を送る。
【0016】
プリンタ装置の制御部12にはインクシ−ト3の巻戻しの履歴を記憶する履歴記憶手段13とサ−マルヘッド9の駆動を制御する印字制御手段14とを有する。
【0017】
上記のように構成されたプリンタ装置の動作を図3のフロ−チャ−トを参照して説明する。
【0018】
印字要求があったときに、インクエンド検知手段5でインクシ−ト3の終端部を検知すると、インクエンド検知手段5から巻戻指令手段6にエンド検知信号を送る(ステップS1,S2)。巻戻指令手段6はエンド検知信号を受けたときに、操作部7にインクシ−ト3の巻戻しが選択されていると(ステップS3)、あらかじめ定められた一定量、あるいはインクシ−ト3の先端部までの巻戻指令信号をインクシ−ト駆動手段4に送る。インクシ−ト駆動手段4は巻戻指令信号を受けるとインクシ−ト3を逆転搬送して、所定の量だけインクシ−ト3を巻戻す(ステップS4)。なお、操作部7にインクシ−ト3の巻戻しが選択されていないときは、通常のインクエンドと同様に印字不能を操作部7の表示部に表示して印字処理を終了する(ステップS5)。
【0019】
インクシ−ト3の巻戻しが終了したときに、インクシ−ト3を巻戻したことを履歴記憶手段13に記憶させる(ステップS6)。そしてインクシ−ト3の再使用を表示するデ−タを印字することが操作部7で選択されているときは、印字制御手段14で印字デ−タに再使用表示デ−タを追加する(ステップS7,S8)。その後、インクシ−ト駆動手段4でインクシ−ト3を正転搬送しながらプラテンロ−ラ10により搬送される記録紙11に印字デ−タを印字し、再使用表示デ−タが追加されているときは、再使用表示デ−タを欄外などに印字する(ステップS9)。そして、印字要求があった印字デ−タを印字したら印字処理を終了する(ステップS10)。
【0020】
次ぎに新しい印字要求があり、インクシ−ト3が終端部まで達していない場合は(ステップS1,S2)、印字制御手段14で履歴記憶手段13に記憶されている内容を確認し(ステップS11)、インクシ−ト3に巻戻しの履歴があるときは、印字デ−タに再使用表示デ−タを追加したりして印字要求があった印字デ−タを印字する(ステップS7〜S9)。また、印字要求があつたときにインクシ−ト3に巻戻しの履歴がないときは通常の印字動作を行なう。
【0021】
このようにインクシ−ト3に巻戻しの履歴があるときは、必要に応じて印字デ−タに再使用表示デ−タを付加することにより、インクシ−ト3を再使用して印字したことを明確にすることができる。
【0022】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、インクシ−ト又はインクリボンの終端部を検出したときに、インクシ−ト又はインクリボンをあらかじめ定められた一定量巻き戻して、インクシ−ト又はインクリボンを再使用して印字するようにしたから、自動受信時にインクシ−トがなくなって受信不可となることを防止することができる。また、インクシ−トの交換物が手元にない場合でも、印字不可となることを防ぐことができる。
【0023】
このインクシ−ト又はインクリボンを再使用して印字するときに、特定のマ−クや文書を印字画像と共に印字してインクシ−トの再使用を明示することにより、使用者にインクシ−トの交換時期を促すことができるとともに、情報の欠落の可能性があることも認識させることができる。
【0024】
また、インクシ−ト又はインクリボンを再使用をするか否を操作部で選択することにより、印字画像の欠落を防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】記録部を示す構成図である。
【図3】上記実施例の動作を示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1 インクシ−ト駆動部
3 インクシ−ト
4 インクシ−ト駆動手段
5 インクエンド検知手段
6 巻戻指令手段
7 操作部
9 サ−マルヘッド
12 制御部
13 履歴記憶手段
14 印字制御手段
Claims (1)
- インクシート又はインクリボンを使用した熱転写プリンタ装置において、インクシート又はインクリボンの終端部を検知するインクエンド検知手段と、該インクエンド検知手段でインクシート又はインクリボンの終端部を検出し、操作部にインクシート又はインクリボンの巻戻しが選択されているとき、インクシート又はインクリボンを一定量巻き戻す巻戻手段と、インクシート又はインクリボンの巻戻しの履歴を記憶する履歴記憶手段と、インクシート又はインクリボンを使用して印字するとき、前記履歴記憶手段に記憶されている内容を確認し、前記履歴記憶手段にインクシート又はインクリボンの巻戻しの履歴が記憶され、操作部にインクシート又はインクリボンの再使用を表示するデータを印字することが選択されているとき、インクシート又はインクリボンの再使用を表示するデータを印字画像と共に印字する印字制御手段とを有することを特徴とするプリンタ装置。
Priority Applications (1)
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JP26686992A JP3549548B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-09-10 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP18480292 | 1992-06-19 | ||
JP26686992A JP3549548B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-09-10 | プリンタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0670121A JPH0670121A (ja) | 1994-03-11 |
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ID=26502725
Family Applications (1)
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JP26686992A Expired - Fee Related JP3549548B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-09-10 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3549548B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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-
1992
- 1992-09-10 JP JP26686992A patent/JP3549548B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0670121A (ja) | 1994-03-11 |
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