JP2003133403A - ウェハ保持装置 - Google Patents
ウェハ保持装置Info
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- JP2003133403A JP2003133403A JP2001330253A JP2001330253A JP2003133403A JP 2003133403 A JP2003133403 A JP 2003133403A JP 2001330253 A JP2001330253 A JP 2001330253A JP 2001330253 A JP2001330253 A JP 2001330253A JP 2003133403 A JP2003133403 A JP 2003133403A
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Abstract
の間の電気的な導通構造を改善し、載置面上のウェハの
有無を電気的に確認することが長期にわたって良好にか
つ高い信頼性でもってできるようにすること。 【解決手段】 上下面間を貫通する貫通孔11cを有す
るセラミック製のウェハ保持部材11と、上端に鍔部1
2aが形成され、鍔部12aが貫通孔11cの下面11
b側開口の周囲にロウ付けされて貫通孔11cに同軸状
に接合された金属製の導入管12と、鍔部12aの裏面
にロウ付けされたセラミックリング15とを具備し、貫
通孔11cは下面11b側開口に曲率半径が1mm以上
でウェハ保持部材11の厚み以下である円弧状曲面とさ
れた面取り部が設けられており、セラミックリング15
の内周面と面取り部の下面11b側の始点との径方向に
おける距離が2mm以下である。
Description
ェハ保持部材と金属製の不活性ガス導入管とをロウ付け
して接合して成るウェハ保持装置であって、半導体ウェ
ハや液晶装置用のガラス基板等のウェハを保持し搬送す
るための静電チャックやサセプター等としてのウェハ保
持装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、半導体集積回路素子等の製造工程
で半導体ウェハに成膜を行なうためのCVD(Chemical
Vapor Deposition)装置や半導体ウェハに微細加工処
理を施すためのドライエッチング装置において、ウェハ
保持部材としてサセプターが用いられている。 【0003】ウェハ保持部材が金属製であると、金属元
素が半導体ウェハを汚染することから、近年ウェハ保持
部材としてアルミナ(Al2O3)や窒化アルミニウム
(AlN)等を主成分とするセラミック製のサセプター
が用いられている。また、セラミック製の静電チャック
を用いて半導体ウェハを吸着固定することも行われてい
る。 【0004】例えば、半導体集積回路素子等の製造工程
で半導体ウェハに成膜を行なうCVD装置や半導体ウェ
ハに微細加工処理を施すドライエッチング装置において
は、図6に示すように半導体ウェハ21を載置し保持す
るためのサセプターや静電チャックと呼ばれる円盤状の
セラミック製のウェハ保持部材11が使用される。ウェ
ハ保持部材11は、上面に半導体ウェハ21を載置する
載置面11aを有し、また下面11bに金属製の不活性
ガス導入管(以下、導入管という)12がロウ付けで接
合されている。この導入管12は、載置面11aにヘリ
ウム(He)ガスなどを供給し、載置面11aと半導体
ウェハ21との間の熱伝導性を向上させて半導体ウェハ
21の熱分布を均一化するものである。また、導入管1
2に光ファイバを用いた測温素子を挿入し、載置面11
aの温度を測定することも行われている。 【0005】なお、ウェハ保持部材11の下面11bと
導入管12とを接合する際には、これらをロウ材14に
よって接合している。セラミック製のウェハ保持部材1
1の下面11bに、予めモリブデン(Mo)−マンガン
(Mn),タングステン(W)−マンガン(Mn),銅
(Cu)−チタン(Ti),銀(Ag)−銅(Cu)−
チタン(Ti)等のメタライズ層とそのメタライズ層上
に被着されたニッケル(Ni)メッキ層の2層構造を有
する金属層13を被着しておき、金属層13にロウ材1
4を介して導入管12が接合される。 【0006】また、ウェハ保持部材11は、上面の半導
体ウェハ21を載置する載置面11aを、下面11bに
接合した導入管12と電気的に導通させることにより、
載置面11a上の半導体ウェハ21の有無を金属製の導
入管12を介して電気的に確認することが行われてい
る。載置面11aと導入管12との間の導通は、ウェハ
保持部材11の貫通孔11cの内面に金属層13を延出
させることに可能となる。 【0007】また、ウェハ保持部材11と導入管12と
の接合部には、両部材の熱膨張差により接合時の応力が
残留し、接合部が剥がれ易くなるという問題がある。こ
の対策のために、導入管12の上端に形成された鍔部1
2aの裏面12bに、ウェハ保持部材11をなすセラミ
ックスと熱膨張係数の近い材料から成る応力緩和用のセ
ラミックリング15をロウ付け接合し、セラミック製保
持部材11とセラミックリング15とで熱膨張係数の異
なる金属製の導入管12を挟み込むことにより、ロウ付
けの際に生じる応力が緩和できる。その結果、応力によ
り導入管12がウェハ保持部材11から剥がれることを
防止できる。 【0008】また、導入管12の下端面には、ウェハ保
持部材11との接合後に延長用の金属管16が溶接さ
れ、外部からの不活性ガスの導入が容易にできるように
されている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のウェハ保持装置において、導入管12は、金属層1
3のうち、ウェハ保持部材11の貫通孔11cの下面1
1b側開口の周囲にある金属層13aにロウ材14を介
して接合される。この際、図4のように、貫通孔11c
の下面11b側開口において、金属層13の厚みaはそ
の表面張力により薄くなる。従って、金属管16の溶接
時や運搬時等に導入管12に外力が加わると、金属層1
3の薄い箇所に応力が集中し、金属層13に厚さ方向の
クラックが発生し金属層13が切れて導通不良が生じる
という問題があった。 【0010】また、図5に示すように貫通孔11cの下
面11b側開口に平面的な面取り(C面)加工を施した
場合にも、面取り部の金属層13は厚みaが薄くなって
応力の集中し易い形状となり、上記の問題が発生する場
合があった。 【0011】従って、本発明は上記従来の問題点に鑑み
て完成されたものであり、その目的は、ウェハ保持部材
のウェハの載置面と導入管との間の電気的な導通構造を
改善し、載置面上のウェハの有無を電気的に確認するこ
とが長期にわたって良好にかつ高い信頼性でもってでき
るようにすることである。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明のウェハ保持装置
は、上面にウェハを載置する載置面を有するとともに上
下面間を貫通する貫通孔が形成されているセラミック製
のウェハ保持部材と、上端に鍔部が形成されているとと
もに該鍔部が前記貫通孔の前記下面側開口の周囲にロウ
付けされて前記貫通孔に同軸状に接合されている金属製
の不活性ガス導入管と、該不活性ガス導入管の前記鍔部
の裏面にロウ付けされたセラミックリングとを具備した
ウェハ保持装置において、前記貫通孔は前記下面側開口
に曲率半径が1mm以上でウェハ保持部材の厚み以下で
ある円弧状曲面とされた面取り部が設けられており、前
記セラミックリングの内周面と前記面取り部の前記下面
側の始点との径方向における距離が2mm以下であるこ
とを特徴とする。 【0013】本発明は、上記の構成により、ウェハ保持
部材のウェハの載置面と不活性ガス導入管の導通構造が
改善され、載置面上のウェハの有無を電気的に確認する
ことが長期にわたって良好にできるようになるという作
用効果を有する。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明のウェハ保持装置について
以下に詳細に説明する。図1は本発明のウェハ保持装置
について実施の形態の一例を示す断面図である。図1に
おいて、11はウェハ保持部材、11aはウェハ保持部
材11の上面のウェハの載置面、11bはウェハ保持部
材11の下面であり導入管が接合される側の面である。
また、11cはウェハ保持部材11の上下面間を貫通す
るガス導入用の貫通孔、12は導入管、13は金属層、
13aは導入管12の鍔部12aに接合される金属層、
13bは貫通孔11c内面の金属層である。また、14
はロウ材、15は応力緩和用のセラミックリングであ
る。なお、本発明を示す図1〜図3において図6と同じ
部分には同じ符号を付している。 【0015】本発明のウェハ保持装置は、上面にウェハ
を載置する載置面11aを有するとともに上下面間を貫
通する貫通孔11cが形成されているセラミック製のウ
ェハ保持部材11と、上端に鍔部12aが形成されてい
るとともに鍔部12aが貫通孔11cの下面11b側開
口の周囲にロウ付けされて貫通孔11cに同軸状に接合
されている金属製の導入管12と、導入管12の上端部
を囲むように鍔部12aの裏面にロウ付けされたセラミ
ックリング15とを具備した基本構成である。 【0016】そして、図1に示すように、ウェハ保持部
材11はセラミックスからなる円盤状であり、上面にS
i,GaAs等の半導体ウェハや液晶用ガラス基板等の
ウェハを載置する平坦な載置面11aを有し、載置面1
1aと下面11bとを連通する貫通孔11cを有してい
る。ウェハ保持部材11の下面11bで貫通孔11cの
下面11b側開口の周囲に、導入管12の鍔部12aが
ロウ付け接合される。ウェハ保持部材11と導入管12
との具体的な接合構造は、ウェハ保持部材11の下面1
1bにメタライズ層と金属メッキ層の2層構造を有する
金属層13aを形成しておき、ロウ材14により導入管
12上端の鍔部12aをロウ付けして成る構造である。 【0017】そして、ウェハ保持部材11の載置面11
aにウェハを載置し、導入管12よりヘリウム(He)
等の不活性ガスを導入すると、載置面11aに形成され
た多数の溝等に不活性ガスが溜り、ウェハと載置面11
aとの間の熱伝達性が向上し、ウェハに大きな熱分布が
発生するのを抑制することができる。 【0018】ウェハ保持部材11と導入管12との接合
は平面同士の接合であり、広い範囲でのロウ材14の充
填が可能であり、ガスのリーク防止に対し大きな効果が
得られる。 【0019】また、ウェハ保持部材11にロウ付けされ
る導入管12の鍔部12a(接合部)の厚みtは0.1
〜1mmがよく、鍔部12aの幅dは1mm以上である
ことが好ましい。tが1mmを超えると、ロウ付け時に
鍔部12aの変形が起こりにくくなり応力緩和が不十分
になるため、ウェハ保持部材11に生じる応力が大きく
なってセラミック製のウェハ保持部材11が破壊されや
すくなる。tが0.1mm未満では、鍔部12aの強度
が不足することとなる。また、dが1mm未満では、接
合による気密性が不十分となり不活性ガスが漏れやすく
なる。 【0020】導入管12の材質は、セラミックスの熱膨
張率と近い金属材料であることから、Fe−Ni−Co
合金,Mo,Pt,Ti,Nbなどがよい。 【0021】ロウ材14の材質は、高温(400〜60
0℃)中で溶融や液化を生じないものがよく、Ag−C
u合金系,Ag系,Au系等のロウ材がよい。 【0022】ウェハ保持部材11の材質は、アルミナ
(Al2O3),窒化アルミニウム(AlN),ジルコニ
ア(ZrO2)、炭化珪素(SiC)、窒化珪素(Si3
N4)のうちの一種以上を主成分とするセラミックスで
ある。特に、耐プラズマ性の点から、99重量%以上の
高純度のアルミナを主成分とし、二酸化珪素(Si
O2),酸化マグネシウム(MgO),酸化カルシウム
(CaO)等の焼結助剤を含有するアルミナセラミック
ス、窒化アルミニウムを主成分とし周期律表の第2a族
元素酸化物や第3a族元素酸化物を0.5〜20重量%
の範囲で含有する窒化アルミニウム質セラミックス、9
9重量%以上のAlNを主成分とする高純度窒化アルミ
ニウム質セラミックスのいずれかが好適である。これら
は、金属材料と違い化学反応しにくいため、金属元素に
よる半導体ウェハへの汚染を低減できるという利点があ
る。 【0023】さらに、導入管12の鍔部12aの裏面1
2bには応力緩和用のセラミックリング15をロウ付け
接合している。具体的には、ウェハ保持部材11と導入
管12とのロウ付けと同様に、セラミックリング15の
上面に金属層13を形成しておき、ロウ材14により導
入管12の鍔部12aの裏面12bにロウ付けする。 【0024】本発明において、貫通孔11cは下面11
b側開口に曲率半径1mm以上でウェハ保持部材11の
厚み以下である円弧状曲面とされた面取り部A(図2)
が設けられており、セラミックリング15の内周面と面
取り部Aの下面11b側の始点P(図3)との径方向に
おける距離が2mm以下である。 【0025】即ち、図2に示すように、貫通孔11cの
下面11b側開口が円弧状曲面となるように面取りされ
ていることにより、金属層13の厚みが貫通孔11cの
下面11b側開口で薄くなることはなく、全体的に均一
とすることができる。その結果、金属管16の溶接時や
運搬時等に導入管12に外力が加わった際に、金属層1
3の薄い箇所に応力が集中することが解消され、金属層
13に厚さ方向のクラックが発生し金属層13が切れて
導通不良が生じるということがなくなる。 【0026】貫通孔11cの下面11b側開口の面取り
部Aの曲率半径が1mm未満では、金属層13を形成す
るための導体ペーストを塗布した際に、その表面張力に
よって面取り部の金属層13の厚さが薄くなり、厚さの
ばらつきが発生し易くなる。また、面取り部Aがウェハ
保持部材11の厚みを超える曲率半径である場合、貫通
孔11cの載置面11a側開口において貫通孔11c内
面と載置面11aとのなす角度が鋭角となり、貫通孔1
1cの載置面11a側開口部の強度が不足し欠け等が発
生し易くなる。 【0027】また、メタライズ層と金属メッキ層の2層
構造を有する金属層13は、その厚みが5〜30μmで
あることが好ましい。5μmより薄い場合、ロウ材14
の浸食により金属層13の密着強度が低下するため、不
活性ガスの漏れが発生し易くなる。30μmより厚い
と、金属層13とセラミックスとの熱膨張係数差により
金属層13に加わる応力が大きくなり、金属層13に亀
裂が生じ易くなる。この金属層13は、Mo−Mn,W
−Mn,Cu−Ti,Ag−Cu−Ti等から成るメタ
ライズ層とNiメッキ層の2層構造で形成されている。 【0028】また、図3は導入管12の上端部のロウ付
け部を拡大した拡大断面図であり、導入管12の鍔部1
2aの裏面12bには応力緩和用のセラミックリング1
5がロウ付け接合されている。セラミックリング15
は、ウェハ保持部材11を成すセラミックスと熱膨張係
数が同じか近似したアルミナセラミックス,窒化アルミ
ニウムセラミックス等のセラミック材料から成るのがよ
い。このセラミックリング15は、ウェハ保持部材11
とで熱膨張の異なる導入管12を挟み込むことにより、
ロウ付けの際に生じる応力を緩和でき、導入管12がウ
ェハ保持部材11から剥がれることを防止できる。特
に、セラミックリング15がウェハ保持部材11と同じ
セラミックスであることが好適である。 【0029】本発明では、セラミックリング15の内周
面と貫通孔11cの面取り部Aの下面11b側の始点P
(図3)との径方向における距離が2mm以下である。
つまり、図3に示すように、セラミックリング15の内
径R1と、面取り部Aの下面11b側の或る始点Pおよ
びそれに対して貫通孔11cの中心に対称な位置にある
他の始点Pを結んだ直線で決まる直径R2との差が4m
m以下、即ち一方の始点Pにおける差が2mm以下であ
る。2mmを超えると、ウェハ保持部材11とセラミッ
クリング15とで導入管12を挟み込むことによるロウ
付け時の応力の緩和が不十分になる。 【0030】また、セラミックリング15の外径と導入
管12の鍔部12aの外径との差が2mm以下であるこ
とが好ましい。セラミックリング15の外径が導入管1
2の鍔部12aの外径より2mmを超えて小さくなる
と、セラミックリング15で導入管12を挟み込むこと
によるロウ付け時の応力の緩和が不十分になる。また、
セラミックリング15の外径が導入管12の鍔部12a
の外径より2mmを超えて大きくなると、ウェハ保持部
材11の下面11bとセラミックリング15との間にロ
ウ材が流出して塊、所謂ロウ材溜まりが形成され、ウェ
ハ保持部材11やセラミックリング15が破損し易くな
る。このようなロウ材溜まりの形成を効果的に防ぐに
は、セラミックリング15の鍔部12aの外周端に面取
り加工を施すことが好ましく、ロウ材の滑らかなメニス
カスを形成させることができて応力が緩和される。 【0031】また、セラミックリング15の厚みは1m
m以上が良い。1mm未満では、ロウ付け時の応力緩和
の効果が不十分となり、より好ましくは5mm以上が良
い。上限については特に制約はないが実用的な構造上許
容される範囲内とすれば良い。 【0032】なお、本発明のウェハ保持装置は、半導体
の製造工程で半導体ウェハを保持する際に好適に使用す
ることができるが、この他に液晶表示装置の製造工程に
おける液晶用ガラス基板などの各種ウェハについても使
用できる。 【0033】 【発明の効果】本発明は、上面にウェハを載置する載置
面を有するとともに上下面間を貫通する貫通孔が形成さ
れているセラミック製のウェハ保持部材と、上端に鍔部
が形成されているとともに鍔部が貫通孔の下面側開口の
周囲にロウ付けされて貫通孔に同軸状に接合されている
金属製の導入管と、導入管の鍔部の裏面にロウ付けされ
たセラミックリングとを具備し、貫通孔は下面側開口に
曲率半径が1mm以上でウェハ保持部材の厚み以下であ
る円弧状曲面とされた面取り部が設けられており、セラ
ミックリングの内周面と面取り部の下面側の始点との径
方向における距離が2mm以下であることにより、ウェ
ハ保持部材のウェハの載置面と導入管の導通構造が改善
され、載置面上のウェハの有無を電気的に確認すること
が長期にわたって良好にできるようになるという作用効
果を有する。 【0034】即ち、導入管の鍔部を貫通孔の下面側開口
の周囲にロウ付けするための金属層形成用の導体ペース
トが、その表面張力により貫通孔の下面側開口で厚みが
薄くなることが解消されて金属層の厚みが均一となる。
そのため、金属層の薄い箇所への応力集中をなくして金
属層の切断による導通不良の発生を防止することができ
る。従って、ウェハ保持部材の載置面と導入管との間で
良好な導通特性を実現でき、載置面上のウェハの有無を
電気的に検出することが長期にわたって良好にかつ高い
信頼性でもってできるようになる。
例を示す断面図である。 【図2】図1のウェハ保持装置におけるウェハ保持部材
の貫通孔の下面側開口部の拡大断面図である。 【図3】図1のウェハ保持装置における導入管のロウ付
け部の拡大断面図である。 【図4】従来のウェハ保持装置におけるウェハ保持部材
の貫通孔の下面側開口部の拡大断面図である。 【図5】従来の他のウェハ保持装置におけるウェハ保持
部材の貫通孔の下面側開口部の拡大断面図である。 【図6】従来のウェハ保持装置の一例を示す断面図であ
る。 【符号の説明】 11:ウェハ保持部材 11a:載置面 11b:下面 11c:貫通孔 12:不活性ガス導入管 12a:鍔部 12b:鍔部の裏面 13,13a,13b:金属層 14:ロウ材 15:セラミックリング 16:金属管 21:半導体ウェハ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 上面にウェハを載置する載置面を有する
とともに上下面間を貫通する貫通孔が形成されているセ
ラミック製のウェハ保持部材と、上端に鍔部が形成され
ているとともに該鍔部が前記貫通孔の前記下面側開口の
周囲にロウ付けされて前記貫通孔に同軸状に接合されて
いる金属製の不活性ガス導入管と、該不活性ガス導入管
の前記鍔部の裏面にロウ付けされたセラミックリングと
を具備したウェハ保持装置において、前記貫通孔は前記
下面側開口に曲率半径が1mm以上でウェハ保持部材の
厚み以下である円弧状曲面とされた面取り部が設けられ
ており、前記セラミックリングの内周面と前記面取り部
の前記下面側の始点との径方向における距離が2mm以
下であることを特徴とするウェハ保持装置。
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