JP2003129315A - 作業用手袋 - Google Patents
作業用手袋Info
- Publication number
- JP2003129315A JP2003129315A JP2001326034A JP2001326034A JP2003129315A JP 2003129315 A JP2003129315 A JP 2003129315A JP 2001326034 A JP2001326034 A JP 2001326034A JP 2001326034 A JP2001326034 A JP 2001326034A JP 2003129315 A JP2003129315 A JP 2003129315A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- occlusal
- glove
- strip
- work
- fastener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gloves (AREA)
- Slide Fasteners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業性及び装着性がより良好な作業用手袋を
提供すること。 【構成】 腕被覆部119が、円周方向に拡開するよう
形成されてなる作業用手袋111であって、腕被覆部1
19の円周方向への拡開が、作業用手袋111に付設さ
れたファスナー115の開閉により行なわれる構成にお
いて、作業用手袋表面部が防水性材料で形成されてお
り、ファスナー115は、一対の咬合子121で構成さ
れている。
提供すること。 【構成】 腕被覆部119が、円周方向に拡開するよう
形成されてなる作業用手袋111であって、腕被覆部1
19の円周方向への拡開が、作業用手袋111に付設さ
れたファスナー115の開閉により行なわれる構成にお
いて、作業用手袋表面部が防水性材料で形成されてお
り、ファスナー115は、一対の咬合子121で構成さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腕被覆部が円周方
向に拡開可能な作業用手袋に関する。
向に拡開可能な作業用手袋に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に作業用手袋は、ゴムや軟質合成樹
脂等の材料を用いて手袋本体が形成されている。そし
て、作業時に、衣服の袖口や腕が汚れるのを防止するた
め、腕被覆部(手首部分から手挿入口までの部分)の長
さが比較的長く形成されている。
脂等の材料を用いて手袋本体が形成されている。そし
て、作業時に、衣服の袖口や腕が汚れるのを防止するた
め、腕被覆部(手首部分から手挿入口までの部分)の長
さが比較的長く形成されている。
【0003】上記作業用手袋を装着する際には、通常、
手挿入口から手を挿入するとともに該手挿入口を自分の
肘側へ引きあげて、腕を手袋本体の腕被覆部で被覆す
る。この際、長袖の衣服を着ている場合などは、衣服の
袖部分が前記手挿入口あるいは、腕被覆部内側に引っ掛
かり、手袋の装着に手間を要することがあった。
手挿入口から手を挿入するとともに該手挿入口を自分の
肘側へ引きあげて、腕を手袋本体の腕被覆部で被覆す
る。この際、長袖の衣服を着ている場合などは、衣服の
袖部分が前記手挿入口あるいは、腕被覆部内側に引っ掛
かり、手袋の装着に手間を要することがあった。
【0004】そして、上記問題点を改善するため、即ち
装着性を容易にするため、従来の作業用手袋は、手挿入
口を比較的広く開けた形状となっている。そのため、手
袋装着時に衣服の汚れの原因となる物質(水、薬品、ほ
こり、油、泥等)が、手挿入口から手袋内部に侵入し、
作業に支障をきたすこともあった。
装着性を容易にするため、従来の作業用手袋は、手挿入
口を比較的広く開けた形状となっている。そのため、手
袋装着時に衣服の汚れの原因となる物質(水、薬品、ほ
こり、油、泥等)が、手挿入口から手袋内部に侵入し、
作業に支障をきたすこともあった。
【0005】そのため、特開平11−286809号公
報には装着性を向上させる作業用手袋が開示されてい
る。該手袋11は、装着時に手挿入口13が円周方向に
拡張し、装着後、該手挿入口13を締め紐15及び締め
具16で使用者の腕回りに締め付ける構成である。本構
成は、作業時における手袋11の滑り落ちを防止すると
ともに、水等が手挿入口13から手袋内部に浸入するの
を妨げることができる。
報には装着性を向上させる作業用手袋が開示されてい
る。該手袋11は、装着時に手挿入口13が円周方向に
拡張し、装着後、該手挿入口13を締め紐15及び締め
具16で使用者の腕回りに締め付ける構成である。本構
成は、作業時における手袋11の滑り落ちを防止すると
ともに、水等が手挿入口13から手袋内部に浸入するの
を妨げることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記作業用手
袋11は、手挿入口13のみを腕に締めつける構造のた
め、腕被覆部19がたるみ、腕への密着性が良好でな
く、締め紐15が作業時に他のものに引っ掛かり易いた
め、作業に支障をきたすおそれがあった。
袋11は、手挿入口13のみを腕に締めつける構造のた
め、腕被覆部19がたるみ、腕への密着性が良好でな
く、締め紐15が作業時に他のものに引っ掛かり易いた
め、作業に支障をきたすおそれがあった。
【0007】本発明は、より装着が容易で、かつ作業性
が良好な作業用手袋を提供することを課題とする。
が良好な作業用手袋を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために、鋭意研究に努力する過程で、下記構
成の作業用手袋に想到した。
を解決するために、鋭意研究に努力する過程で、下記構
成の作業用手袋に想到した。
【0009】作業用手袋の腕被覆部に設けられたファス
ナーの開閉により、腕被覆部が円周方向に拡開可能な作
業用手袋であって、作業用手袋の少なくとも外表面部が
防水性材料で成形され、ファスナーが、一対の咬合子を
備えてなることを特徴とする。腕被腹部が円周方向に拡
開するため、ファスナーを開けば手挿入口が広くなり装
着に手間を要さず、ファスナーを閉じれば手挿入口が狭
くなり作業に支障をきたさない。
ナーの開閉により、腕被覆部が円周方向に拡開可能な作
業用手袋であって、作業用手袋の少なくとも外表面部が
防水性材料で成形され、ファスナーが、一対の咬合子を
備えてなることを特徴とする。腕被腹部が円周方向に拡
開するため、ファスナーを開けば手挿入口が広くなり装
着に手間を要さず、ファスナーを閉じれば手挿入口が狭
くなり作業に支障をきたさない。
【0010】上記構成において、咬合子がゴム状弾性体
からなるものであって、咬合子により形成される咬合部
が咬合状態において止水性を有する構成とすることが、
液体を取り扱う作業の際に、ファスナー部から液体が手
袋内部に侵入するのを防止することができ望ましい。
からなるものであって、咬合子により形成される咬合部
が咬合状態において止水性を有する構成とすることが、
液体を取り扱う作業の際に、ファスナー部から液体が手
袋内部に侵入するのを防止することができ望ましい。
【0011】また、ファスナーが、スライドファスナー
であって、咬合子相互を咬合させるスライダーを備えて
なることが、装着性が向上し望ましい。
であって、咬合子相互を咬合させるスライダーを備えて
なることが、装着性が向上し望ましい。
【0012】上記において、スライドファスナーが、作
業用手袋の手挿入口を一端として直線状に配されてな
り、スライダーを手袋先端側から手挿入口側へスライド
することにより咬合子が咬合する構成とすることができ
る。
業用手袋の手挿入口を一端として直線状に配されてな
り、スライダーを手袋先端側から手挿入口側へスライド
することにより咬合子が咬合する構成とすることができ
る。
【0013】また別態様として、スライドファスナー
が、作業用手袋の手挿入口を両端としてU字型曲線状に
配されてなり、スライダーを一端側からスライドするこ
とにより、咬合子が咬合する構成とすることもできる。
が、作業用手袋の手挿入口を両端としてU字型曲線状に
配されてなり、スライダーを一端側からスライドするこ
とにより、咬合子が咬合する構成とすることもできる。
【0014】スライドファスナーの良好な止水性を確保
するためには、咬合子が、膨出係止部を有する帯状の咬
合凸条子と、咬合凸条子と咬合可能な咬合溝を有する帯
状の凹状咬合子とからなる構成であって、咬合凸条子に
は、線状又は帯状ばね材からなる被支持インサートが埋
設されて、咬合部に咬合方向の剛性が付与されており、
また、咬合凹条子には、咬合溝の外周部に、線状又は帯
状ばね材からなる挟持インサートが埋設されて、咬合凹
条子の開口端部間にばね挟持力が付与されていることが
望ましい。
するためには、咬合子が、膨出係止部を有する帯状の咬
合凸条子と、咬合凸条子と咬合可能な咬合溝を有する帯
状の凹状咬合子とからなる構成であって、咬合凸条子に
は、線状又は帯状ばね材からなる被支持インサートが埋
設されて、咬合部に咬合方向の剛性が付与されており、
また、咬合凹条子には、咬合溝の外周部に、線状又は帯
状ばね材からなる挟持インサートが埋設されて、咬合凹
条子の開口端部間にばね挟持力が付与されていることが
望ましい。
【0015】あるいは、咬合子が、膨出係止部及び咬合
溝を有する帯状の咬合凹凸条子の対からなる構成であっ
て、咬合凹凸条子には、咬合溝の外周部に、線状又は帯
状ばね材からなる挟持インサートが埋設されて、咬合凹
凸条子の開口端部間にばね挟持力が付与されていること
が望ましい。
溝を有する帯状の咬合凹凸条子の対からなる構成であっ
て、咬合凹凸条子には、咬合溝の外周部に、線状又は帯
状ばね材からなる挟持インサートが埋設されて、咬合凹
凸条子の開口端部間にばね挟持力が付与されていること
が望ましい。
【0016】上記において、挟持インサートの横端面形
状が、実質的に角部を有しない茄子型とされていると、
特に良好に止水性を確保することができる。
状が、実質的に角部を有しない茄子型とされていると、
特に良好に止水性を確保することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の作業用手袋を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、図符号については、
対応部位の下二桁を同一番号とし、実施例1、2に対応
させて百の位をそれぞれ1、2と区別して表記した。
に基づいて詳細に説明する。なお、図符号については、
対応部位の下二桁を同一番号とし、実施例1、2に対応
させて百の位をそれぞれ1、2と区別して表記した。
【0018】なお、本発明は下記実施例の形状に限定さ
れるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない限り種々
の設計変更が可能である。
れるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない限り種々
の設計変更が可能である。
【0019】本発明は、作業用手袋の腕被覆部に設けら
れたファスナーの開閉により、腕被覆部が円周方向に拡
開可能な作業用手袋である。図2〜6に本発明の実施形
態を示す。
れたファスナーの開閉により、腕被覆部が円周方向に拡
開可能な作業用手袋である。図2〜6に本発明の実施形
態を示す。
【0020】図2〜3における本発明の作業用手袋11
1の外貌は、市販されている汎用の作業用手袋と同様で
ある。一般的に、手袋先端部112から手挿入口113
までの全長は、約230mm以上、望ましくは約280
mm以上である。掌部114の幅Wは約80〜120m
m、望ましくは約90〜110mmである。
1の外貌は、市販されている汎用の作業用手袋と同様で
ある。一般的に、手袋先端部112から手挿入口113
までの全長は、約230mm以上、望ましくは約280
mm以上である。掌部114の幅Wは約80〜120m
m、望ましくは約90〜110mmである。
【0021】また、ファスナー115を閉じた場合の手
挿入口113の周回り長さは、腕周りに略密着する長さ
とし、腕の太さにより異なるが、例えば日本人の場合、
約20〜35cmの範囲で、各種サイズ(S・M・L
等)のものを調製する。
挿入口113の周回り長さは、腕周りに略密着する長さ
とし、腕の太さにより異なるが、例えば日本人の場合、
約20〜35cmの範囲で、各種サイズ(S・M・L
等)のものを調製する。
【0022】作業用手袋111の厚みは、手袋を形成す
る材料や手袋の使用態様によって異なるが、作業時に手
の動きを妨げない程度の柔軟性及び弾力性と、適度の強
度を保持し得る範囲とする。具体的には約0.1〜1m
m、望ましくは約0.2〜0.5mmとする。
る材料や手袋の使用態様によって異なるが、作業時に手
の動きを妨げない程度の柔軟性及び弾力性と、適度の強
度を保持し得る範囲とする。具体的には約0.1〜1m
m、望ましくは約0.2〜0.5mmとする。
【0023】そして、作業用手袋の少なくとも外表面部
は、防水性材料で成形する。通常は、加硫天然ゴムを使
用するが、その他、各種合成ゴム、熱可塑性エラストマ
ー(TPE)、軟質プラスチック等の軟質高分子材料な
ども使用することができる。
は、防水性材料で成形する。通常は、加硫天然ゴムを使
用するが、その他、各種合成ゴム、熱可塑性エラストマ
ー(TPE)、軟質プラスチック等の軟質高分子材料な
ども使用することができる。
【0024】また必然的ではないが、手袋内壁116に
は、装着性を良好にするための繊維層117を設ける構
造としてもよい。繊維層117は、通常、植毛加工する
ことにより形成される。植毛加工は、慣用の静電植毛等
を使用すればよい。また、植毛によるもの以外には、手
袋内壁116に沿って、繊維質の手袋型基材を設ける構
造としてもよい。その他、手袋外表面部に滑り止め加工
118等を施してもよい。
は、装着性を良好にするための繊維層117を設ける構
造としてもよい。繊維層117は、通常、植毛加工する
ことにより形成される。植毛加工は、慣用の静電植毛等
を使用すればよい。また、植毛によるもの以外には、手
袋内壁116に沿って、繊維質の手袋型基材を設ける構
造としてもよい。その他、手袋外表面部に滑り止め加工
118等を施してもよい。
【0025】そして、作業用手袋111の腕被覆部11
9に、ファスナー115を設けることを本発明の最大の
特徴とする。
9に、ファスナー115を設けることを本発明の最大の
特徴とする。
【0026】上記ファスナーとしては市販のものを使用
してもよいが、作業用手袋は主として、水、薬品等の液
体を取り扱う作業に多く使用することから、咬合子12
1がゴム状弾性体からなるものであって、咬合子121
により形成される咬合部が咬合状態で止水性を有するこ
とが望ましい。ファスナー自体が上記止水構造をとるこ
とにより、手袋全体の止水性が損なわれない。
してもよいが、作業用手袋は主として、水、薬品等の液
体を取り扱う作業に多く使用することから、咬合子12
1がゴム状弾性体からなるものであって、咬合子121
により形成される咬合部が咬合状態で止水性を有するこ
とが望ましい。ファスナー自体が上記止水構造をとるこ
とにより、手袋全体の止水性が損なわれない。
【0027】ここでゴム状弾性体とは、ゴム(合成、天
然)のみではなく、ゴム状弾性を有する熱可塑性エラス
トマーを含む広い概念とする。具体的には天然ゴム、ブ
チルゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、クロロ
スルホン化ポリエチレン、等のゴム系材料や、ポリ塩化
ビニル、エチレンスルホン化ポリエチレン等の合成樹脂
材料等が好適に使用される。
然)のみではなく、ゴム状弾性を有する熱可塑性エラス
トマーを含む広い概念とする。具体的には天然ゴム、ブ
チルゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、クロロ
スルホン化ポリエチレン、等のゴム系材料や、ポリ塩化
ビニル、エチレンスルホン化ポリエチレン等の合成樹脂
材料等が好適に使用される。
【0028】ここで、ファスナー115は手で直接咬合
子121を咬合させる構成としてもよいが、咬合子相互
を咬合させるスライダー124を有することが、装着作
業性が向上し望ましい。
子121を咬合させる構成としてもよいが、咬合子相互
を咬合させるスライダー124を有することが、装着作
業性が向上し望ましい。
【0029】図2〜3では、スライドファスナー115
が、作業用手袋111の手挿入口113を一端として直
線状に設けられており、スライドファスナー115のス
ライダー124を手袋先端部112側から手挿入口11
3側へスライドすることにより、咬合子121が咬合す
る構成とされている。
が、作業用手袋111の手挿入口113を一端として直
線状に設けられており、スライドファスナー115のス
ライダー124を手袋先端部112側から手挿入口11
3側へスライドすることにより、咬合子121が咬合す
る構成とされている。
【0030】この際のスライドファスナー115の長さ
は、手挿入口113から、手首部分128までとするこ
とが望ましい。スライドファスナー115が長すぎる
と、使用時に手、腕等の動きを妨げ望ましくない。逆に
短すぎると、拡開が不十分で装着作業性がよくない。
は、手挿入口113から、手首部分128までとするこ
とが望ましい。スライドファスナー115が長すぎる
と、使用時に手、腕等の動きを妨げ望ましくない。逆に
短すぎると、拡開が不十分で装着作業性がよくない。
【0031】そして、上記スライドファスナー115を
開くと、ヒダ部31が現われ、腕被覆部119が拡開す
る(図3参照)。ヒダ部31は、スライドファスナー1
15から水が漏出した場合も、漏出した水による衣服の
濡れを防止することができ望ましい。そのため、ヒダ部
31を設ければ、必ずしもスライドファスナー121が
止水性を有する必要はない。勿論、止水性を有していて
も問題はない。なお、ヒダ部31は、腕被覆部119と
一体成形してもよいし、別途成形して縫合・接着等によ
り一体化してもよい。
開くと、ヒダ部31が現われ、腕被覆部119が拡開す
る(図3参照)。ヒダ部31は、スライドファスナー1
15から水が漏出した場合も、漏出した水による衣服の
濡れを防止することができ望ましい。そのため、ヒダ部
31を設ければ、必ずしもスライドファスナー121が
止水性を有する必要はない。勿論、止水性を有していて
も問題はない。なお、ヒダ部31は、腕被覆部119と
一体成形してもよいし、別途成形して縫合・接着等によ
り一体化してもよい。
【0032】上記ヒダ部31を形成する構成において、
スライドファスナー115を開いた時の手挿入口113
の大きさは、閉じた状態の周回りの1.25〜1.5
倍、望ましくは1.3〜1.4倍とすることが装着作業
性の観点から望ましい。
スライドファスナー115を開いた時の手挿入口113
の大きさは、閉じた状態の周回りの1.25〜1.5
倍、望ましくは1.3〜1.4倍とすることが装着作業
性の観点から望ましい。
【0033】そして、前記スライドファスナー115
は、作業用手袋111の甲側、掌側、あるいはそれらの
中間位置のいずれを問わず設計可能である。装着作業性
の見地からは、作業用手袋111の掌側に設けることが
望ましい。
は、作業用手袋111の甲側、掌側、あるいはそれらの
中間位置のいずれを問わず設計可能である。装着作業性
の見地からは、作業用手袋111の掌側に設けることが
望ましい。
【0034】また、生産性は良好ではないが、上記スラ
イドファスナーを二カ所以上の部位に取りつけることも
可能である。
イドファスナーを二カ所以上の部位に取りつけることも
可能である。
【0035】一方、図4は、本発明の他の実施形態であ
り、図2〜3においてヒダ部31をなくした変形態様で
ある。この場合は、スライドファスナー115Aの止水
性が要求される。なお、図4中の符号30は面ファスナ
ー対である。面ファスナー対30を設けると、上腕部で
腕挿入口113Aがよりしっかりと固定されることとな
り、作業性が向上するとともに、作業用手袋を外す際の
ファスナーの開閉を容易にすることができる。
り、図2〜3においてヒダ部31をなくした変形態様で
ある。この場合は、スライドファスナー115Aの止水
性が要求される。なお、図4中の符号30は面ファスナ
ー対である。面ファスナー対30を設けると、上腕部で
腕挿入口113Aがよりしっかりと固定されることとな
り、作業性が向上するとともに、作業用手袋を外す際の
ファスナーの開閉を容易にすることができる。
【0036】また、その他実施形態として、図5〜6に
示すものが挙げられる。
示すものが挙げられる。
【0037】作業用手袋211では、スライドファスナ
ー215が、作業用手袋211の手挿入口213を両端
として、U字型曲線状に設けられており、スライドファ
スナー215のスライダー224を一端側からスライド
することにより、咬合子221が咬合する構成とされて
いる。
ー215が、作業用手袋211の手挿入口213を両端
として、U字型曲線状に設けられており、スライドファ
スナー215のスライダー224を一端側からスライド
することにより、咬合子221が咬合する構成とされて
いる。
【0038】この際のスライドファスナー215の長さ
は、図の如く、手挿入口213から、手首部分228ま
での長さの2倍程度とすると、腕被覆部219長手方向
全体に断裁被覆部33が存在でき望ましい。スライドフ
ァスナー215が短すぎると、手首部分228の拡開が
十分ではなく、装着作業性に問題を生じることがある。
は、図の如く、手挿入口213から、手首部分228ま
での長さの2倍程度とすると、腕被覆部219長手方向
全体に断裁被覆部33が存在でき望ましい。スライドフ
ァスナー215が短すぎると、手首部分228の拡開が
十分ではなく、装着作業性に問題を生じることがある。
【0039】また、スライドファスナー215の曲線部
分は、スライドファスナー215自身の止水性を損なわ
ないよう、無理のない曲線を保つ設計とする。具体的に
は、曲率半径Rを10mmとすると、止水性が保持され
にくくなるとともに、スライドファスナー215の開閉
作業にも悪影響を与える。
分は、スライドファスナー215自身の止水性を損なわ
ないよう、無理のない曲線を保つ設計とする。具体的に
は、曲率半径Rを10mmとすると、止水性が保持され
にくくなるとともに、スライドファスナー215の開閉
作業にも悪影響を与える。
【0040】そして、上記スライドファスナー215を
開くと、腕被覆部219が拡開する(図6参照)。ここ
で断裁被覆部33の面積は、断裁部以外の被覆部面積の
1/4〜1倍程度が望ましい。
開くと、腕被覆部219が拡開する(図6参照)。ここ
で断裁被覆部33の面積は、断裁部以外の被覆部面積の
1/4〜1倍程度が望ましい。
【0041】スライドファスナー115,215の咬合
部122,222は、上記ゴム状弾性体を圧縮状態で咬
合保持した際の、材料の復元性を利用して止水性を確保
する。止水性をより担保するためには、ゴム状弾性体の
内部にバネ材等の復元性を有する部材を埋設することが
望ましい。バネ材としては、線材、薄板材等をファスナ
ーに適用する形状に成形したものが利用可能である。
部122,222は、上記ゴム状弾性体を圧縮状態で咬
合保持した際の、材料の復元性を利用して止水性を確保
する。止水性をより担保するためには、ゴム状弾性体の
内部にバネ材等の復元性を有する部材を埋設することが
望ましい。バネ材としては、線材、薄板材等をファスナ
ーに適用する形状に成形したものが利用可能である。
【0042】具体的には、本発明者が先に開示した、特
許第2627832号に示すシールファスナー構造等を
適用することができる。該構造を適応すると、止水性
(シール性)、耐久性、及び咬合作業性が良好となる
(図7〜10参照)。
許第2627832号に示すシールファスナー構造等を
適用することができる。該構造を適応すると、止水性
(シール性)、耐久性、及び咬合作業性が良好となる
(図7〜10参照)。
【0043】上記特許第2627832号に示すファス
ナー構造は、一方のシート体19の端縁に沿って形成さ
れ、先端に膨出係止部を備えた帯状の咬合凸条子25a
と、他方のシート体19の端縁に沿ってゴム状弾性体で
形成され、前記咬合凸条子25aと咬合する咬合溝を備
えた帯状の咬合凹条子25bとからなる。
ナー構造は、一方のシート体19の端縁に沿って形成さ
れ、先端に膨出係止部を備えた帯状の咬合凸条子25a
と、他方のシート体19の端縁に沿ってゴム状弾性体で
形成され、前記咬合凸条子25aと咬合する咬合溝を備
えた帯状の咬合凹条子25bとからなる。
【0044】咬合凸条子25aには、線状ばね材からな
り、波形平面を有する被支持インサート26が埋設され
て、前記咬合凸条子に咬合方向の剛性が付与されてい
る。本発明の作業用手袋に適用する際は、被支持インサ
ートは線状ばね材(図9(a))である必然性はなく、
図9(b)に示すヘリングボーン(herringbone :ニシ
ンの骨形状)構造や図9(c)に示すジグザグ波形様の
構造に代表される帯状ばね材(板状ばね材)であっても
よい。該帯状ばね材26b、26cとしては、通常、板
厚:0.1〜0.4mm、ピッチ:1.5〜2mmのも
のが好適に使用可能である。
り、波形平面を有する被支持インサート26が埋設され
て、前記咬合凸条子に咬合方向の剛性が付与されてい
る。本発明の作業用手袋に適用する際は、被支持インサ
ートは線状ばね材(図9(a))である必然性はなく、
図9(b)に示すヘリングボーン(herringbone :ニシ
ンの骨形状)構造や図9(c)に示すジグザグ波形様の
構造に代表される帯状ばね材(板状ばね材)であっても
よい。該帯状ばね材26b、26cとしては、通常、板
厚:0.1〜0.4mm、ピッチ:1.5〜2mmのも
のが好適に使用可能である。
【0045】また、他方、咬合溝の外周部には、線状ば
ね材からなる挟持インサート27が埋設されて、前記咬
合凹条子の開口端部間にばね挟持力が付与されている。
挟持インサートにおいても、図10(a)に示すような
線状ばね材ばかりでなく、図10(b)に示す帯状ばね
材(板状ばね材)27bなどを使用することができる。
ね材からなる挟持インサート27が埋設されて、前記咬
合凹条子の開口端部間にばね挟持力が付与されている。
挟持インサートにおいても、図10(a)に示すような
線状ばね材ばかりでなく、図10(b)に示す帯状ばね
材(板状ばね材)27bなどを使用することができる。
【0046】なお、図10(a)に示す線状ばね材から
なる挟持インサートとの変形対応として、図10(c)
〜(e)に示す形状のものを使用することもできる。即
ち、横端面形状が、コ字型の挟持インサート27c、フ
ック型の挟持インサート27d、U字型の挟持インサー
ト27eなど、種々の形状のものである。なお、横端面
形状が実質的に角部を有しない茄子型である図10
(a)の構造が、最もばね挟持力を付与することができ
る。
なる挟持インサートとの変形対応として、図10(c)
〜(e)に示す形状のものを使用することもできる。即
ち、横端面形状が、コ字型の挟持インサート27c、フ
ック型の挟持インサート27d、U字型の挟持インサー
ト27eなど、種々の形状のものである。なお、横端面
形状が実質的に角部を有しない茄子型である図10
(a)の構造が、最もばね挟持力を付与することができ
る。
【0047】なお、使用されるファスナーの咬合形態と
しては、図11に示すごとく、(a)横咬合、(b)縦
咬合(c)斜め咬合、等種々設計可能である。
しては、図11に示すごとく、(a)横咬合、(b)縦
咬合(c)斜め咬合、等種々設計可能である。
【0048】また、他の態様として、図12に示す如
く、咬合子が、膨出係止部及び咬合溝を有する帯状の咬
合凹凸条子の対(25c,25c)、(25d,25
d)、(25e,25e)からなる構成であって、咬合
凹凸条子には、咬合溝の外周部に、線状又は帯状ばね材
からなる挟持インサートが埋設されて、咬合凹凸条子の
開口端部間にばね挟持力が付与されている構造のファス
ナーが使用可能である。上記特許第2627832号に
示すファスナー構造との違いは、咬合凹凸条子の片側に
膨出係止部及び咬合溝をともに備えていることで、それ
により、本実施形態は互いに咬合する咬合凹凸条子相互
にばね挟持力が付与されている。咬合凹凸条子相互にば
ね挟持力が付与されるため、咬合力が大きく、止水性
(シール性)の確保がより確実となる。
く、咬合子が、膨出係止部及び咬合溝を有する帯状の咬
合凹凸条子の対(25c,25c)、(25d,25
d)、(25e,25e)からなる構成であって、咬合
凹凸条子には、咬合溝の外周部に、線状又は帯状ばね材
からなる挟持インサートが埋設されて、咬合凹凸条子の
開口端部間にばね挟持力が付与されている構造のファス
ナーが使用可能である。上記特許第2627832号に
示すファスナー構造との違いは、咬合凹凸条子の片側に
膨出係止部及び咬合溝をともに備えていることで、それ
により、本実施形態は互いに咬合する咬合凹凸条子相互
にばね挟持力が付与されている。咬合凹凸条子相互にば
ね挟持力が付与されるため、咬合力が大きく、止水性
(シール性)の確保がより確実となる。
【0049】本発明の作業用手袋の製造は下記の如く行
なう。
なう。
【0050】スライドファスナーの咬合子は、作業用手
袋本体と同一材料を使用して、同時一体的に成形する方
法、または、咬合子部分を予め作業用手袋と同一、又は
異質の材料で形成しておき、作業用手袋本体部に接合さ
せる方法がある。
袋本体と同一材料を使用して、同時一体的に成形する方
法、または、咬合子部分を予め作業用手袋と同一、又は
異質の材料で形成しておき、作業用手袋本体部に接合さ
せる方法がある。
【0051】図13は、スライドファスナーと腕被覆部
19を別体として形成し、その後、接合部35で接合し
た場合の接合部拡大図である。接合部35の接合態様
は、熱溶着、加硫接着、接着、縫合、等の方法を適用で
きる。この際、図示の如く、スライドファスナー側の接
合部近辺に蛇腹部37等を設ける構成とすると、伸縮性
が付加され装着作業性が良好となり、さらに装着時の腕
の動きをより妨げない形状となる。
19を別体として形成し、その後、接合部35で接合し
た場合の接合部拡大図である。接合部35の接合態様
は、熱溶着、加硫接着、接着、縫合、等の方法を適用で
きる。この際、図示の如く、スライドファスナー側の接
合部近辺に蛇腹部37等を設ける構成とすると、伸縮性
が付加され装着作業性が良好となり、さらに装着時の腕
の動きをより妨げない形状となる。
【0052】手袋本体部の形成法としては、慣用の手段
を用いればよい。例えば、ラテックスを用いたディッピ
ング法(浸漬成形法)、あるいは注型法等がある。
を用いればよい。例えば、ラテックスを用いたディッピ
ング法(浸漬成形法)、あるいは注型法等がある。
【0053】具体的には、静電植毛等で植毛した布地
(基布)を縫合し、手袋形状としたものに、ファスナー
を上記溶着・(加硫)接着・縫合等の方法により接合
し、ラテックス内にディッピングすることにより形成す
る方法がある。この方法により、製造された作業用手袋
は止水性を担保したものとなる。
(基布)を縫合し、手袋形状としたものに、ファスナー
を上記溶着・(加硫)接着・縫合等の方法により接合
し、ラテックス内にディッピングすることにより形成す
る方法がある。この方法により、製造された作業用手袋
は止水性を担保したものとなる。
【0054】また、本形状の作業用手袋は、ファスナー
により手挿入口が拡開するため、アンダカット成形品で
も型成形による離型が容易となり、容易に生産すること
が可能となる。特に、軟質合成樹脂(非エラストマー)
を使用して成形する際に良好である。
により手挿入口が拡開するため、アンダカット成形品で
も型成形による離型が容易となり、容易に生産すること
が可能となる。特に、軟質合成樹脂(非エラストマー)
を使用して成形する際に良好である。
【0055】さらに、上記構成における作業用手袋は腕
被覆部の開口を拡げることができるため、手袋本体を一
体成形とした場合、成形後でも容易に上述の繊維層を指
先まで植毛により形成することが可能である。
被覆部の開口を拡げることができるため、手袋本体を一
体成形とした場合、成形後でも容易に上述の繊維層を指
先まで植毛により形成することが可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明の作業用手袋は、上記構成とする
ことにより、下記の効果を奏する。
ことにより、下記の効果を奏する。
【0057】ファスナーによる装着としたため、着脱が
容易にできる。特に、装着時には、手挿入口が大きく拡
開するため、衣服のまくれあがりがなく、重ね着をして
いても装着が容易となる。そして、従来品のように1箇
所を締め紐で締付ける構造ではなく、腕全体を締付ける
ため、腕への密着性が良い。そのため、作業時に腕被覆
部のたるみが生じず、作業性が向上する。
容易にできる。特に、装着時には、手挿入口が大きく拡
開するため、衣服のまくれあがりがなく、重ね着をして
いても装着が容易となる。そして、従来品のように1箇
所を締め紐で締付ける構造ではなく、腕全体を締付ける
ため、腕への密着性が良い。そのため、作業時に腕被覆
部のたるみが生じず、作業性が向上する。
【0058】さらに、ファスナー自体も止水構造とすれ
ば液体を取り扱う作業でも安心して使用することができ
る。
ば液体を取り扱う作業でも安心して使用することができ
る。
【0059】上記構成はさらに、手袋内壁の処理をする
際にも有用である。例えば、手袋本体を一体成形とした
場合でも、腕被覆部の拡開が大きいことから、成形後に
容易に繊維層を指先まで植毛により形成することが可能
である。
際にも有用である。例えば、手袋本体を一体成形とした
場合でも、腕被覆部の拡開が大きいことから、成形後に
容易に繊維層を指先まで植毛により形成することが可能
である。
【0060】そしてさらに、腕被覆部の拡開が大きいた
め手袋内部の洗浄、乾燥等が容易となる副次的効果も奏
する。
め手袋内部の洗浄、乾燥等が容易となる副次的効果も奏
する。
【図1】従来の作業用手袋の形状を示す平面図である。
【図2】本発明の作業用手袋の一実施形態を示す平面図
である。
である。
【図3】図2における作業用手袋のスライドファスナー
を開いた状態の平面図である。
を開いた状態の平面図である。
【図4】図2、3に示す作業用手袋の変形態様を示す平
面図である。
面図である。
【図5】同じく本発明の作業用手袋の他の一実施形態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図6】図5における作業用手袋のスライドファスナー
を開いた状態の平面図である。
を開いた状態の平面図である。
【図7】ファスナー構造の先行技術を示す要部切り欠き
断面図である。
断面図である。
【図8】図7VII−VII線拡大断面図である。
【図9】図8に示すファスナーの咬合凸条子に埋設する
被支持インサートの斜視図である。
被支持インサートの斜視図である。
【図10】同じく咬合溝の外周部に埋設する挟持インサ
ートの一例を示す斜視図及び横端面図である。
ートの一例を示す斜視図及び横端面図である。
【図11】スライドファスナーの咬合部各種態様を示す
断面図である。
断面図である。
【図12】スライドファスナーの咬合凹凸条子の各種態
様を示す断面図である(ハッチ省略)。
様を示す断面図である(ハッチ省略)。
【図13】スライドファスナーと腕被覆部を別体成形し
た場合の接合部拡大図である(ハッチ省略)。
た場合の接合部拡大図である(ハッチ省略)。
11、111、211 作業用手袋
13、113、213 手挿入口
115、215 スライドファスナー
19、119、219 腕被覆部
121、221 咬合子
124、224 スライダー
31 ヒダ部
33 断裁被覆部
Claims (8)
- 【請求項1】 作業用手袋の腕被覆部に付設されたファ
スナーの開閉により、前記腕被覆部が円周方向に拡開可
能な作業用手袋であって、 前記作業用手袋の少なくとも外表面部が防水性材料で形
成され、 前記ファスナーが、一対の咬合子を備えてなることを特
徴とする作業用手袋。 - 【請求項2】 前記咬合子がゴム状弾性体からなるもの
であって、前記咬合子により形成される咬合部が咬合状
態において止水性を有することを特徴とする請求項1記
載の作業用手袋。 - 【請求項3】 前記ファスナーがスライドファスナーで
あって、前記咬合子相互を咬合させるスライダーを備え
てなることを特徴とする請求項1又は2記載の作業用手
袋。 - 【請求項4】 前記スライドファスナーが、前記作業用
手袋の手挿入口を一端として直線状に配されており、 前記スライダーを手袋先端側から手挿入口側へスライド
することにより咬合子が咬合する構成であることを特徴
とする請求項3記載の作業用手袋。 - 【請求項5】 前記スライドファスナーが、前記作業用
手袋の手挿入口を両端として、U字型曲線状に配されて
おり、 前記スライダーを一端側からスライドすることにより、
咬合子が咬合する構成であることを特徴とする請求項3
記載の作業用手袋。 - 【請求項6】 前記咬合子が、膨出係止部を有する帯状
の咬合凸条子と、前記咬合凸条子と咬合可能な咬合溝を
有する帯状の凹状咬合子とからなる構成であって、 前記咬合凸条子には、線状又は帯状ばね材からなる被支
持インサートが埋設されて、前記咬合部に咬合方向の剛
性が付与されており、また、 前記咬合凹条子には、前記咬合溝の外周部に、線状又は
帯状ばね材からなる挟持インサートが埋設されて、前記
咬合凹条子の開口端部間にばね挟持力が付与されてい
る、 ことを特徴とする請求項4又は5記載の作業用手袋。 - 【請求項7】 前記咬合子が、膨出係止部及び咬合溝を
有する帯状の咬合凹凸条子の対からなる構成であって、 前記咬合凹凸条子には、前記咬合溝の外周部に、線状又
は帯状ばね材からなる挟持インサートが埋設されて、前
記咬合凹凸条子の開口端部間にばね挟持力が付与されて
いる、 ことを特徴とする請求項4又は5記載の作業用手袋。 - 【請求項8】 前記挟持インサートの横端面形状が、実
質的に角部を有しない茄子型とされていることを特徴と
する請求項6又は7記載の作業用手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001326034A JP2003129315A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | 作業用手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001326034A JP2003129315A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | 作業用手袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003129315A true JP2003129315A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19142491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001326034A Pending JP2003129315A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | 作業用手袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003129315A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011241496A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴム手袋 |
JP2013099425A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Sadao Harasaki | スライドファスナー |
JP2019156460A (ja) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
JP2022518335A (ja) * | 2018-12-05 | 2022-03-15 | ナイト・アイズ,インコーポレーテッド | 改善されたジッパスライダガレージのためのシステムおよび方法 |
WO2023167291A1 (ja) * | 2022-03-03 | 2023-09-07 | Ykk株式会社 | レールファスナー及びその製造方法、並びに二重ファスナー |
US12004606B2 (en) | 2014-12-04 | 2024-06-11 | Nite Ize, Inc. | Systems and methods for extruded zippers, zipper garages, connection techniques, and uses therefore |
-
2001
- 2001-10-24 JP JP2001326034A patent/JP2003129315A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011241496A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴム手袋 |
US9125443B2 (en) | 2010-05-17 | 2015-09-08 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Rubber glove |
JP2013099425A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Sadao Harasaki | スライドファスナー |
US12004606B2 (en) | 2014-12-04 | 2024-06-11 | Nite Ize, Inc. | Systems and methods for extruded zippers, zipper garages, connection techniques, and uses therefore |
JP2019156460A (ja) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
JP7200485B2 (ja) | 2018-03-15 | 2023-01-10 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
JP2022518335A (ja) * | 2018-12-05 | 2022-03-15 | ナイト・アイズ,インコーポレーテッド | 改善されたジッパスライダガレージのためのシステムおよび方法 |
WO2023167291A1 (ja) * | 2022-03-03 | 2023-09-07 | Ykk株式会社 | レールファスナー及びその製造方法、並びに二重ファスナー |
WO2023166685A1 (ja) * | 2022-03-03 | 2023-09-07 | Ykk株式会社 | レールファスナー及びその製造方法 |
TWI851058B (zh) * | 2022-03-03 | 2024-08-01 | 日商Ykk股份有限公司 | 軌式拉鏈及其製造方法和雙重拉鏈 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0543011B1 (en) | Structure of sealing fastener and boot for universal joint using said fastener | |
US6223349B1 (en) | Closure device for slit opening of aquatic sport suit | |
EP1175842A2 (en) | Fluidtight zip fastener | |
US5729831A (en) | Protective glove | |
JPH0470404B2 (ja) | ||
CA1109236A (en) | Sliding clasp fasteners and garments, articles and sheeting having such fasteners | |
JP2003129315A (ja) | 作業用手袋 | |
KR950704012A (ko) | 운동 조절용의 물갈퀴가 달린 장갑(webbed glove for controlling movement) | |
KR100563578B1 (ko) | 기밀방수용 슬라이드 파스너 | |
US4520056A (en) | Gas permeable-liquid impermeable membranes confined within a recess | |
JP2001303327A (ja) | 作業用手袋 | |
US3409953A (en) | Pressure sealing zipper | |
JP2013099425A (ja) | スライドファスナー | |
US9867672B2 (en) | Glove with a cuff | |
JP2021185286A (ja) | 手袋 | |
JP4010746B2 (ja) | ガラス接合バッグ | |
US20160037838A1 (en) | Expandable and retractable disposable glove | |
KR101434519B1 (ko) | 작업용 고무장갑 | |
CN221449970U (zh) | 一种易穿脱的手套 | |
JP3157758B2 (ja) | 無塵衣およびその着用方法 | |
JP2015175073A (ja) | 手袋 | |
JPH09279407A (ja) | 作業手袋 | |
WO2022202812A1 (ja) | 手袋および手袋着脱器具 | |
CN205611828U (zh) | 一次性洗头防湿衣塑料薄膜罩衣 | |
JPH0226892Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051129 |