JP2003129356A - 伸縮性起毛布帛及びその製造方法 - Google Patents
伸縮性起毛布帛及びその製造方法Info
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Abstract
起毛布帛を提供すること。 【解決手段】地糸に非熱可塑性弾性糸を、地糸及び/又
は立毛糸に低融点熱可塑性繊維と高融点熱可塑性繊維を
配した伸縮性起毛布帛。
Description
なく、軽量感に富み、かつ優れた伸縮特性を有する起毛
布帛に関する。
帛は、衣料、椅子カバー地等のインテリア類、車両用座
席シートなど多くの用途に用いられており、近年、商品
のバラエティー化、及び高性能化が要求されている。特
に衣料分野においては軽量感、透明性が高く、かつ優れ
た伸縮性を有する起毛布帛の要求がある。しかし従来の
起毛布帛は、立毛糸の脱落(以後立毛糸抜けと呼ぶ)を防
止するため、密度を一定以上にする、又は高収縮糸を用
いて立毛糸の拘束力を向上させる必要があるため、軽量
化するのが困難であり、またこれに伸縮特性を付与した
ものを得られないのが現状である。また織物においては
立毛糸抜けを防止するためバッキング樹脂の処理をおこ
なう方法もあるが、この場合も布帛一面に樹脂が塗布さ
れるため、軽量化することが難しく、更に柔軟性も著し
く損なわれ、また伸縮特性を付与することは困難であ
り、要求されている軽量性、透明性に優れかつ伸縮特性
を付与した起毛布帛を得ることができなかった。
る従来技術の問題点を解消し、立毛糸の脱落が少なく、
軽量感に優れ、かつ優れた伸縮特性を有する起毛布帛を
提供することにある。
構成からなる。 1.地糸と立毛糸とからなる起毛布帛において、地糸に
非熱可塑性弾性糸が、地糸及び/又は立毛糸に融点の異
なる2種類以上の熱可塑性繊維が配されてなることを特
徴とする伸縮性起毛布帛。 2.起毛布帛を構成する繊維において、少なくとも低融
点熱可塑性繊維の融点が180℃未満であることを特徴
とする上記第1記載の伸縮性起毛布帛。 3.非熱可塑性弾性糸が、単糸または熱可塑性繊維と複
合された複合糸を用いて構成されたことを特徴とする上
記第記載の起毛布帛。 4.低融点熱可塑性繊維が、単糸または高融点熱可塑性
繊維と複合された複合糸を用いて構成されたことを特徴
とする上記第2記載の伸縮性起毛布帛。 5.低融点熱可塑性繊維が、熱可塑性ポリウレタン繊維
であることを特徴とする上記第2記載の伸縮性起毛布
帛。 6.上記第1記載の伸縮性起毛布帛を製編織後、低融点
熱可塑性繊維の融点より30℃低い温度以上でかつ高融
点熱可塑性繊維の融点未満の温度で熱処理することによ
り、該低融点繊維を溶融又は軟化させ、その後冷却する
ことを特徴とする伸縮性起毛布帛の製造方法。
量感に富み、かつ優れた伸縮特性を有する起毛布帛をえ
るため鋭意検討した結果、熱可塑性繊維を布帛中に含ま
せ、編成、製織後に該熱可塑性繊維を軟化又は溶融しそ
の後固化することにより立毛糸抜けを防止できることが
でき、更に非熱可塑性弾性糸を布帛に含ませれば、優れ
た伸縮特性を付与できることを見いだし本発明に至っ
た。
着又は融着することから、編成又は製織密度の制約を受
ける事無く低密度で立毛糸抜けを防止できる。また非熱
可塑性弾性糸を布帛内に含ませることにより、上記熱可
塑性繊維を軟化又は溶融せしめる熱処理工程を経ても、
該非熱可塑性弾性糸は殆ど伸縮特性が低下することな
く、優れた伸縮特性を起毛布帛に付与することができ
る。また布帛一面に樹脂が塗布されるバッキング樹脂に
よる立毛糸固着と異なり、糸の接触点で立毛糸が固定さ
れるため軽量であり、かつバッキング樹脂処理により得
られた布帛に比して格段に柔軟な起毛布帛が得られる。
点が180℃以下のものを用いることが好ましい。融点が
高すぎると、該低融点繊維を軟化又は融着させる際、起
毛布帛の変色又は風合いが堅くなる等の不具合が生じる
からである。
いても、カバード糸等の複合糸の一部を構成するものと
して地糸に使用してもよい。また該非熱可塑性弾性糸の
混率は2%〜40%がよい。混率が低すぎれば十分な伸
縮性が得られず、高すぎれば軽量感が損なわれるためで
ある。
ても、カバード糸等の複合糸の一部を構成するものとし
て使用してもよい。また立毛糸としても地糸としても用
いることができるが、地糸として使用する方が好まし
い。仕上がった起毛布帛の風合いが、立毛糸として使用
したものと比して良くなるためである。該低融点熱可塑
性繊維の混率は5%〜50%がよい。混率が低すぎれば
立毛糸抜けを防止することが困難であり、高すぎると軽
量感が損なわれるためである。
可塑性ポリウレタン弾性糸(TPU弾性糸)を用いること
ができる。TPU弾性糸を使用した場合、より柔軟な起毛
布帛を得ることができる。
の熱処理は、該低融点繊維の融点より30℃低い温度以
上でかつ高融点繊維の融点未満の温度でおこなうことが
好ましい。上記範囲より温度が低ければ、立毛毛抜け防
止に対して十分な効果が得られず、上記範囲より温度が
高ければ、高融点繊維の溶融、劣化又は黄変 等の不具
合が生じるからである。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。なお本
発明中及び実施例中の各物性値は以下の測定方法による
ものである。
×10cmの大きさにカットして起毛布帛に貼り付け、
その上に7cm×12cmの重量200gの堅い板を乗せ、
更にをの上に500gの荷重(分銅)を乗せて1時間放置
した。放置後、ガムテープをはがして起毛布帛表面の状
態を目視観察で評価した。
て各試料の柔らかさ、軽量感、伸縮特性を評価した。
0℃である33dtexのTPU弾性糸を用い、巻き糸に33d
texのポリエステルフィラメント(ESF)を使用して、カバ
リング加工の際の芯糸ドラフトを2.5に撚数を700
T/mにそれぞれ設定し、カバード糸を製造した。同様
に芯糸に33dtexの非熱可塑性ポリウレタン・ウレア弾
性糸を用い、真生糸に33dtexのESFを使用して、カバ
リング加工の際の芯糸ドラフトを2.5に撚数を700
T/mにそれぞれ設定し、カバード糸を製造した、さらに
経糸にポリエステルフィラメント(ESF)糸44dtexを地
糸として、またレーヨン(Ry)1110dtexを毛立糸とし
て用い、緯糸に上記の芯糸TPUを用いたカバード糸と芯
糸に非熱可塑性ポリウレタン・ウレア弾性糸を地糸とし
て用いて織物生機を作成した。この生機の毛立糸を切断
した後に、乾熱190℃で1分間熱処理してカバード糸
に含まれるポリウレタン弾性糸を溶融させて、その後染
色整理加工することで、目付が195g/m2の起毛布帛を
作成した。
ント糸44dtexを地糸として、またレーヨン110dtex
を毛立糸として用い、緯糸にポリエステルフィラメント
44dtexを地糸として用いて織物生機を作成した。この
生機を実施例1と同じ染色整理加工を施して目付が19
5g/m2の起毛布帛を作成した。結果を表1に示す。
ン樹脂でバッキングして起毛布帛を作成した。
とんど無く、軽量で伸縮特性に優れる布帛であったのに
たいし、比較例1記載の立毛布帛は、立毛毛抜けが激し
く、比較例2の立毛布帛は目付が大きく、著しく風合い
が悪いものであり、両者とも伸縮特性に乏しい布帛であ
った。
軽量感、伸縮性に優れる起毛布帛を提供することができ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】地糸と立毛糸とからなる起毛布帛におい
て、地糸に非熱可塑性弾性糸が、地糸及び/又は立毛糸
に融点の異なる2種類以上の熱可塑性繊維が配されてな
ることを特徴とする伸縮性起毛布帛。 - 【請求項2】起毛布帛を構成する繊維において、少なく
とも低融点熱可塑性繊維の融点が180℃未満であるこ
とを特徴とする請求項1記載の伸縮性起毛布帛。 - 【請求項3】非熱可塑性弾性糸が、単糸または熱可塑性
繊維と複合された複合糸を用いて構成されたことを特徴
とする請求項1記載の起毛布帛。 - 【請求項4】低融点熱可塑性繊維が、単糸または高融点
熱可塑性繊維と複合された複合糸を用いて構成されたこ
とを特徴とする請求項2記載の伸縮性起毛布帛。 - 【請求項5】低融点熱可塑性繊維が、熱可塑性ポリウレ
タン繊維であることを特徴とする請求項2記載の伸縮性
起毛布帛。 - 【請求項6】請求項1記載の伸縮性起毛布帛を製編織
後、低融点熱可塑性繊維の融点より30℃低い温度以上
でかつ高融点熱可塑性繊維の融点未満の温度で熱処理す
ることにより、該低融点繊維を溶融又は軟化させ、その
後冷却することを特徴とする伸縮性起毛布帛の製造方
法。
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-
2001
- 2001-10-23 JP JP2001325254A patent/JP4092615B2/ja not_active Expired - Fee Related
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