JP2003122521A - 印刷システム、情報処理装置、それらの描画方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents
印刷システム、情報処理装置、それらの描画方法、プログラム及び記憶媒体Info
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- JP2003122521A JP2003122521A JP2001320922A JP2001320922A JP2003122521A JP 2003122521 A JP2003122521 A JP 2003122521A JP 2001320922 A JP2001320922 A JP 2001320922A JP 2001320922 A JP2001320922 A JP 2001320922A JP 2003122521 A JP2003122521 A JP 2003122521A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮済み画像を原画像に展開して複数のバン
ドに分割された描画領域に描画処理する際に、描画処理
を高速に行える印刷システム、情報処理装置、それらの
描画方法、プログラム及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 描画領域を複数のバンドに分割して描画
処理する際に、圧縮画像展開モジュール3041が圧縮
済み画像を原画像に展開して展開画像一時記憶領域30
42に一時保存する。そして、デスプーラ3033が描
画処理のドライバを選択し、選択されたドライバが一時
保存された原画像をその原画像のサイズに応じて複数の
バンドに分割し、分割された原画像を描画処理し、複数
のバンドに対応させて記憶する。ここで、記憶された描
画データはインタフェース3039を介して印刷装置1
00に送出される。
ドに分割された描画領域に描画処理する際に、描画処理
を高速に行える印刷システム、情報処理装置、それらの
描画方法、プログラム及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 描画領域を複数のバンドに分割して描画
処理する際に、圧縮画像展開モジュール3041が圧縮
済み画像を原画像に展開して展開画像一時記憶領域30
42に一時保存する。そして、デスプーラ3033が描
画処理のドライバを選択し、選択されたドライバが一時
保存された原画像をその原画像のサイズに応じて複数の
バンドに分割し、分割された原画像を描画処理し、複数
のバンドに対応させて記憶する。ここで、記憶された描
画データはインタフェース3039を介して印刷装置1
00に送出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷システム、情
報処理装置、それらの描画方法、プログラム及び記憶媒
体に関するものである。
報処理装置、それらの描画方法、プログラム及び記憶媒
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷システムにおける印刷制御方
法及び処理の流れについて図2を参照して説明する。一
般的には、図2に示すようにセントロニクスインタフェ
ースといったパラレル通信手段やネットワーク通信手段
を介してホスト・コンピュータ200と印刷装置100
とが接続されて印刷システムを構成している。
法及び処理の流れについて図2を参照して説明する。一
般的には、図2に示すようにセントロニクスインタフェ
ースといったパラレル通信手段やネットワーク通信手段
を介してホスト・コンピュータ200と印刷装置100
とが接続されて印刷システムを構成している。
【0003】ここで、ホスト・コンピュータ200側で
はワードプロセッサや表計算のようなアプリケーション
ソフトウェア201(以下、「アプリ」と略称)がWind
ows(米国Microsoft社の登録商標)のような、いわゆる
基本ソフトの上で動作している。このようなアプリ20
1から印刷を行う場合、そのプログラム内から基本ソフ
トが提供するいくつかのサブシステムのうちグラフィッ
ク・サブ・システム202の機能を用いて行っている。
このグラフィック・サブ・システム202は、例えばWi
ndowsでは、GDI(Graphic Device Interface)20
21と呼ばれており、ディスプレイモニタ220やプリ
ンタ100に対する画像情報の処理を司っている。
はワードプロセッサや表計算のようなアプリケーション
ソフトウェア201(以下、「アプリ」と略称)がWind
ows(米国Microsoft社の登録商標)のような、いわゆる
基本ソフトの上で動作している。このようなアプリ20
1から印刷を行う場合、そのプログラム内から基本ソフ
トが提供するいくつかのサブシステムのうちグラフィッ
ク・サブ・システム202の機能を用いて行っている。
このグラフィック・サブ・システム202は、例えばWi
ndowsでは、GDI(Graphic Device Interface)20
21と呼ばれており、ディスプレイモニタ220やプリ
ンタ100に対する画像情報の処理を司っている。
【0004】このGDI2021は、ディスプレイモニ
タ220やプリンタ100といった各デバイス毎の依存
性を吸収するためにデバイスドライバと呼ばれるモジュ
ールを動的にリンクし、それぞれのデバイスに対する出
力処理を行っている。ここで、プリンタ100に対する
モジュールはプリンタ・ドライバ2022と呼ばれ、こ
のプリンタ・ドライバ2022では、その能力や機能な
どに応じてあらかじめデバイスドライバに実装すること
が決められているDDI(Device Driver Interface)
と呼ばれる関数群を用意する必要がある。アプリ201
のAPI(Application Programing Interface)コール
をGDI2021がデバイスドライバ用にデータ変換を
行い、このDDI関数群が適宜GDI2021からコー
ルされ、所定の印刷処理が実行されるような仕組みにな
っている。GDI2021では、このようにプリンタ・
ドライバ2022を介してアプリ201からの印刷要求
をシーケンシャルに処理している。
タ220やプリンタ100といった各デバイス毎の依存
性を吸収するためにデバイスドライバと呼ばれるモジュ
ールを動的にリンクし、それぞれのデバイスに対する出
力処理を行っている。ここで、プリンタ100に対する
モジュールはプリンタ・ドライバ2022と呼ばれ、こ
のプリンタ・ドライバ2022では、その能力や機能な
どに応じてあらかじめデバイスドライバに実装すること
が決められているDDI(Device Driver Interface)
と呼ばれる関数群を用意する必要がある。アプリ201
のAPI(Application Programing Interface)コール
をGDI2021がデバイスドライバ用にデータ変換を
行い、このDDI関数群が適宜GDI2021からコー
ルされ、所定の印刷処理が実行されるような仕組みにな
っている。GDI2021では、このようにプリンタ・
ドライバ2022を介してアプリ201からの印刷要求
をシーケンシャルに処理している。
【0005】このプリンタ・ドライバ2022の処理系
は、PDLモードタイプ2023とイメージモードタイ
プ2024〜2026の2種類に大別できる。PDLモ
ードタイプ2023とは、印刷装置側にPDL(Printe
r Description Language)と呼ばれる制御コマンドを処
理可能なコントローラを搭載するものに対応し、PDL
モードタイプ2023はシステムからDDIを介して渡
される情報をPDLのコマンドに変換し次第、GDI2
028を介してプリンタ100に送出する。
は、PDLモードタイプ2023とイメージモードタイ
プ2024〜2026の2種類に大別できる。PDLモ
ードタイプ2023とは、印刷装置側にPDL(Printe
r Description Language)と呼ばれる制御コマンドを処
理可能なコントローラを搭載するものに対応し、PDL
モードタイプ2023はシステムからDDIを介して渡
される情報をPDLのコマンドに変換し次第、GDI2
028を介してプリンタ100に送出する。
【0006】つまり、PDLモードタイプ2023の処
理はDDIで受け取ったデータからコマンドを生成する
だけなので、処理系にとっては容易な処理と言える。P
DLモードタイプ2023の特徴としては、プリンタ1
00のPDLコマンドを解析する能力が高ければGDI
から抽象度の高いデータを受け取り、そのまま送出でき
るので、通常のページ印刷においては転送するデータサ
イズを小さくすることが可能である。
理はDDIで受け取ったデータからコマンドを生成する
だけなので、処理系にとっては容易な処理と言える。P
DLモードタイプ2023の特徴としては、プリンタ1
00のPDLコマンドを解析する能力が高ければGDI
から抽象度の高いデータを受け取り、そのまま送出でき
るので、通常のページ印刷においては転送するデータサ
イズを小さくすることが可能である。
【0007】一方、イメージモードタイプ2024〜2
026では、印刷装置100側では高度な描画処理は行
わないように、この処理系側で確保したメモリ空間上に
印刷イメージの展開を行い、それを印刷装置100で直
接印刷できる形態に変換し、印刷装置100に送り、印
刷するものである。
026では、印刷装置100側では高度な描画処理は行
わないように、この処理系側で確保したメモリ空間上に
印刷イメージの展開を行い、それを印刷装置100で直
接印刷できる形態に変換し、印刷装置100に送り、印
刷するものである。
【0008】つまり、イメージモードタイプの処理とし
ては、PDLモードタイプ2023と同様に、GDI2
021からDDIを介して渡されたデータを使ってイメ
ージモードタイプの処理系2024〜2026がバンド
メモリ2027上に描画処理を行い、GDI2028を
介して印刷装置100にビットマップデータを送出する
ものである。イメージモードタイプの特徴としては、高
解像度カラーイメージや複雑なグラフィックスデータの
描画処理を高速に行えるが、文字や簡単な図形でもペー
ジ全体のイメージデータを送ることになるため、高速な
印刷を行えないことである。
ては、PDLモードタイプ2023と同様に、GDI2
021からDDIを介して渡されたデータを使ってイメ
ージモードタイプの処理系2024〜2026がバンド
メモリ2027上に描画処理を行い、GDI2028を
介して印刷装置100にビットマップデータを送出する
ものである。イメージモードタイプの特徴としては、高
解像度カラーイメージや複雑なグラフィックスデータの
描画処理を高速に行えるが、文字や簡単な図形でもペー
ジ全体のイメージデータを送ることになるため、高速な
印刷を行えないことである。
【0009】両モード共に、描画処理を行うには、メモ
リ領域が必要である。更に、カラープリンタではRGB
各色8ビットで600dpi,A4フルページ分のメモ
リを確保しようとすると96Mbyte必要であり、現状で
はホストマシンでも確保することは困難である。そこ
で、カラープリンタの描画処理においては、出力形式で
あるYMCK各色1又は2ビットの色空間を使い、更に
ページをいくつかの領域に分割したバンドメモリを使う
ことで描画処理用メモリの削減を行っている。
リ領域が必要である。更に、カラープリンタではRGB
各色8ビットで600dpi,A4フルページ分のメモ
リを確保しようとすると96Mbyte必要であり、現状で
はホストマシンでも確保することは困難である。そこ
で、カラープリンタの描画処理においては、出力形式で
あるYMCK各色1又は2ビットの色空間を使い、更に
ページをいくつかの領域に分割したバンドメモリを使う
ことで描画処理用メモリの削減を行っている。
【0010】このように、1ページを複数のバンドに分
割して描画処理を行うことを「バンディング処理」と呼
んでいる。この「バンディング処理」は、オペレーティ
ングシステム(OS)やプリンタ・ドライバ2022が
1ページ分の描画命令を保持し、各バンドに必要な印刷
命令のみを処理することで各バンドの描画処理を実現す
るものである。
割して描画処理を行うことを「バンディング処理」と呼
んでいる。この「バンディング処理」は、オペレーティ
ングシステム(OS)やプリンタ・ドライバ2022が
1ページ分の描画命令を保持し、各バンドに必要な印刷
命令のみを処理することで各バンドの描画処理を実現す
るものである。
【0011】プリンタ・ドライバ2022がバンディン
グ処理を行う場合、1ページの描画命令の各々が、どの
バンドに描画されるかを対応づける。その対応付けに従
って、各バンド毎にそのバンドに対応づけられた描画命
令のみを描画処理することで各バンドの描画処理を実現
している。
グ処理を行う場合、1ページの描画命令の各々が、どの
バンドに描画されるかを対応づける。その対応付けに従
って、各バンド毎にそのバンドに対応づけられた描画命
令のみを描画処理することで各バンドの描画処理を実現
している。
【0012】1バンド分の描画処理終了後、バンドメモ
リ全体のスキャンを行い、各バンド内の描画領域の最外
郭を求め、その範囲のビットマップデータを印刷命令と
して印刷装置100に転送する。図5に示す例の場合で
は、描画オブジェクトが関係しているのは3バンドあ
り、5051〜5053を印刷命令として転送すること
になる。
リ全体のスキャンを行い、各バンド内の描画領域の最外
郭を求め、その範囲のビットマップデータを印刷命令と
して印刷装置100に転送する。図5に示す例の場合で
は、描画オブジェクトが関係しているのは3バンドあ
り、5051〜5053を印刷命令として転送すること
になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バンデ
ィングを行うイメージモードタイプの処理系で圧縮画像
を描画処理する際に、複数のバンドに対応づけられた圧
縮画像描画命令についてバンド毎に描画処理を行ってい
るため、同一の圧縮画像に対してバンド数分だけ展開処
理を行わなければならず、展開時間が余計に必要で、印
刷時間が遅くなる原因となっていた。
ィングを行うイメージモードタイプの処理系で圧縮画像
を描画処理する際に、複数のバンドに対応づけられた圧
縮画像描画命令についてバンド毎に描画処理を行ってい
るため、同一の圧縮画像に対してバンド数分だけ展開処
理を行わなければならず、展開時間が余計に必要で、印
刷時間が遅くなる原因となっていた。
【0014】また、圧縮画像を展開すると、展開前の画
像よりも非常に大きくなるため、大きくなった画像に対
する描画処理が通常の描画処理に比べて時間がかかると
いう問題もあった。
像よりも非常に大きくなるため、大きくなった画像に対
する描画処理が通常の描画処理に比べて時間がかかると
いう問題もあった。
【0015】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、圧縮済み画像を原画像に展開して複数のバ
ンドに分割された描画領域に描画処理する際に、描画処
理を高速に行える印刷システム、情報処理装置、それら
の描画方法、プログラム及び記憶媒体を提供することを
目的とする。
れたもので、圧縮済み画像を原画像に展開して複数のバ
ンドに分割された描画領域に描画処理する際に、描画処
理を高速に行える印刷システム、情報処理装置、それら
の描画方法、プログラム及び記憶媒体を提供することを
目的とする。
【0016】また、本発明の他の目的は、画像展開時の
最高解像度を制限することで、展開に必要となる一時記
憶領域を節約し、メモリの利用効率を向上させることで
ある。
最高解像度を制限することで、展開に必要となる一時記
憶領域を節約し、メモリの利用効率を向上させることで
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
可能な情報処理装置と、前記印刷装置とから構成される
印刷システムにおいて、描画領域を複数のバンドに分割
して描画処理する際に、圧縮済み画像を原画像に展開し
て一時保存する展開保存手段と、一時保存された原画像
を前記原画像のサイズに応じて複数のバンドに分割する
画像分割手段と、分割された原画像を描画処理し、複数
のバンドに対応させて記憶する描画記憶手段とを有する
ことを特徴とする。
に、本発明は、所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
可能な情報処理装置と、前記印刷装置とから構成される
印刷システムにおいて、描画領域を複数のバンドに分割
して描画処理する際に、圧縮済み画像を原画像に展開し
て一時保存する展開保存手段と、一時保存された原画像
を前記原画像のサイズに応じて複数のバンドに分割する
画像分割手段と、分割された原画像を描画処理し、複数
のバンドに対応させて記憶する描画記憶手段とを有する
ことを特徴とする。
【0018】更に、本発明は、所定の通信媒体を介して
印刷装置と通信可能な情報処理装置において、描画領域
を複数のバンドに分割して描画処理する際に、圧縮済み
画像を原画像に展開して一時保存する展開保存手段と、
一時保存された原画像を前記原画像のサイズに応じて複
数のバンドに分割する画像分割手段と、分割された原画
像を描画処理し、複数のバンドに対応させて記憶する描
画記憶手段とを有することを特徴とする。
印刷装置と通信可能な情報処理装置において、描画領域
を複数のバンドに分割して描画処理する際に、圧縮済み
画像を原画像に展開して一時保存する展開保存手段と、
一時保存された原画像を前記原画像のサイズに応じて複
数のバンドに分割する画像分割手段と、分割された原画
像を描画処理し、複数のバンドに対応させて記憶する描
画記憶手段とを有することを特徴とする。
【0019】また、上記目的を達成するために、本発明
は、所定の通信媒体を介して印刷装置と通信可能な情報
処理装置と、前記印刷装置とから構成される印刷システ
ムの描画方法であって、描画領域を複数のバンドに分割
して描画処理する際に、圧縮済み画像を原画像に展開し
て一時保存する展開保存工程と、一時保存された原画像
を前記原画像のサイズに応じて複数のバンドに分割する
画像分割工程と、分割された原画像を描画処理し、複数
のバンドに対応させて記憶する描画記憶工程とを有する
ことを特徴とする。
は、所定の通信媒体を介して印刷装置と通信可能な情報
処理装置と、前記印刷装置とから構成される印刷システ
ムの描画方法であって、描画領域を複数のバンドに分割
して描画処理する際に、圧縮済み画像を原画像に展開し
て一時保存する展開保存工程と、一時保存された原画像
を前記原画像のサイズに応じて複数のバンドに分割する
画像分割工程と、分割された原画像を描画処理し、複数
のバンドに対応させて記憶する描画記憶工程とを有する
ことを特徴とする。
【0020】更に、本発明は、所定の通信媒体を介して
印刷装置と通信可能な情報処理装置の描画方法であっ
て、描画領域を複数のバンドに分割して描画処理する際
に、圧縮済み画像を原画像に展開して一時保存する展開
保存工程と、一時保存された原画像を前記原画像のサイ
ズに応じて複数のバンドに分割する画像分割工程と、分
割された原画像を描画処理し、複数のバンドに対応させ
て記憶する描画記憶手段とを有することを特徴とする。
印刷装置と通信可能な情報処理装置の描画方法であっ
て、描画領域を複数のバンドに分割して描画処理する際
に、圧縮済み画像を原画像に展開して一時保存する展開
保存工程と、一時保存された原画像を前記原画像のサイ
ズに応じて複数のバンドに分割する画像分割工程と、分
割された原画像を描画処理し、複数のバンドに対応させ
て記憶する描画記憶手段とを有することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0022】本実施形態の構成を説明する前に、本実施
形態を適用する印刷システムの印刷を担う印刷装置とし
てカラーレーザビームプリンタ(以下、「カラーLB
P」と記述)の構造について図1を参照しながら説明す
る。
形態を適用する印刷システムの印刷を担う印刷装置とし
てカラーレーザビームプリンタ(以下、「カラーLB
P」と記述)の構造について図1を参照しながら説明す
る。
【0023】図1は、本実施形態による印刷装置の構造
を示す側断面図である。本実施形態では、600ドット
/インチ(dpi)の解像度を有し、カラー画像の各色
成分画素が8ビットで表現された多値データに基づき画
像記録を行うカラーLBPである。図1において、10
0はカラーLBP本体であり、外部に接続されているホ
スト・コンピュータなどから供給されるデータ(文字コ
ードや画像データ等)及び制御コードからなる印刷情報
を入力して記憶すると共に、それらのデータに従って対
応する文字パターンやイメージ等を作成し、記録媒体で
ある記録紙上に像を形成する装置である。
を示す側断面図である。本実施形態では、600ドット
/インチ(dpi)の解像度を有し、カラー画像の各色
成分画素が8ビットで表現された多値データに基づき画
像記録を行うカラーLBPである。図1において、10
0はカラーLBP本体であり、外部に接続されているホ
スト・コンピュータなどから供給されるデータ(文字コ
ードや画像データ等)及び制御コードからなる印刷情報
を入力して記憶すると共に、それらのデータに従って対
応する文字パターンやイメージ等を作成し、記録媒体で
ある記録紙上に像を形成する装置である。
【0024】110はホスト・コンピュータから供給さ
れる印刷情報を解析し印刷イメージの生成処理を行うと
共にカラーLBP本体100の制御を行うフォーマッタ
制御部である。また、フォーマッタ制御部110は、ユ
ーザによる操作及びユーザに対する状態通知のためのス
イッチやLED表示器等で構成されるオペレーション・
パネル部120にも接続されており、そのパネル部12
0はカラーLBP本体100の外装の一部として配設さ
れている。フォーマッタ制御部110において生成され
た最終的な印刷イメージは、ビデオ信号として出力制御
部130に送出され、出力制御部130はカラーLBP
本体100の不図示の各種センサからの状態入力と共
に、光学ユニット140及び各種駆動系機構部に対して
制御信号を出力し、カラーLBP本体100としての印
刷処理を制御するものである。
れる印刷情報を解析し印刷イメージの生成処理を行うと
共にカラーLBP本体100の制御を行うフォーマッタ
制御部である。また、フォーマッタ制御部110は、ユ
ーザによる操作及びユーザに対する状態通知のためのス
イッチやLED表示器等で構成されるオペレーション・
パネル部120にも接続されており、そのパネル部12
0はカラーLBP本体100の外装の一部として配設さ
れている。フォーマッタ制御部110において生成され
た最終的な印刷イメージは、ビデオ信号として出力制御
部130に送出され、出力制御部130はカラーLBP
本体100の不図示の各種センサからの状態入力と共
に、光学ユニット140及び各種駆動系機構部に対して
制御信号を出力し、カラーLBP本体100としての印
刷処理を制御するものである。
【0025】図1に示す印刷装置において、給紙カセッ
ト161から給紙された用紙Pは、その先端をグリッパ
154fにより狭持されて、転写ドラム154の外周に
保持される。そして、光学ユニット140によって感光
ドラム151上に形成された各色の潜像がイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック
(B)の各色現像器Dy,Dm,Dc,Dbによって現
像化され、転写ドラム154の外周に保持されている用
紙Pに複数回転写されて多色画像が形成される。その
後、用紙Pは転写ドラム154より分離されて、定着ユ
ニット155で定着され、排紙部159より排紙トレー
部160に排出される。ここで、各色の現像器Dy,D
m,Dc,Dbは、その両端に回転支軸を有し、各々が
その軸を中心に回転可能となるように現像器選択機構部
152に保持される。
ト161から給紙された用紙Pは、その先端をグリッパ
154fにより狭持されて、転写ドラム154の外周に
保持される。そして、光学ユニット140によって感光
ドラム151上に形成された各色の潜像がイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック
(B)の各色現像器Dy,Dm,Dc,Dbによって現
像化され、転写ドラム154の外周に保持されている用
紙Pに複数回転写されて多色画像が形成される。その
後、用紙Pは転写ドラム154より分離されて、定着ユ
ニット155で定着され、排紙部159より排紙トレー
部160に排出される。ここで、各色の現像器Dy,D
m,Dc,Dbは、その両端に回転支軸を有し、各々が
その軸を中心に回転可能となるように現像器選択機構部
152に保持される。
【0026】これにより、各現像器Dy,Dc,Db,
Dnは、図1に示すように、現像器選択のために現像器
選択機構部152が回転軸152aを中心にして回転し
てもその姿勢を一定に維持できる構成をとっている。選
択された現像器が現像位置に移動後、現像器選択機構部
152は現像器と一体で支点153bを中心にして、選
択機構保持フレーム153がソレノイド153aにより
感光ドラム151方向へ引っ張られ、感光ドラム151
方向へ移動して現像処理が行われるように構成されてい
る。
Dnは、図1に示すように、現像器選択のために現像器
選択機構部152が回転軸152aを中心にして回転し
てもその姿勢を一定に維持できる構成をとっている。選
択された現像器が現像位置に移動後、現像器選択機構部
152は現像器と一体で支点153bを中心にして、選
択機構保持フレーム153がソレノイド153aにより
感光ドラム151方向へ引っ張られ、感光ドラム151
方向へ移動して現像処理が行われるように構成されてい
る。
【0027】次に、帯電器156により感光ドラム15
1の表面が所定の極性に均一に帯電される。フォーマッ
タ制御部110において画像イメージとして展開された
印刷情報は対応するパターンのビデオ信号に変換され、
レーザドライバに出力されて半導体レーザ141を駆動
する。そして、入力されたビデオ信号に応じて半導体レ
ーザ141から発射されるレーザ光がオンオフ制御さ
れ、更にスキャナモータ143によって高速回転するポ
リゴンミラー142で左右方向に振らされ、ポリゴンレ
ンズ134、反射鏡144を介して感光ドラム151上
を走査露光する。これにより、感光ドラム151上には
画像パターンの静電潜像が形成されることになる。
1の表面が所定の極性に均一に帯電される。フォーマッ
タ制御部110において画像イメージとして展開された
印刷情報は対応するパターンのビデオ信号に変換され、
レーザドライバに出力されて半導体レーザ141を駆動
する。そして、入力されたビデオ信号に応じて半導体レ
ーザ141から発射されるレーザ光がオンオフ制御さ
れ、更にスキャナモータ143によって高速回転するポ
リゴンミラー142で左右方向に振らされ、ポリゴンレ
ンズ134、反射鏡144を介して感光ドラム151上
を走査露光する。これにより、感光ドラム151上には
画像パターンの静電潜像が形成されることになる。
【0028】次に、例えば、M(マゼンタ)色の静電潜
像がM(マゼンタ)色の現像器Dmによって現像され、
感光体ドラム151上にM(マゼンタ)色の第1のトナ
ー像が形成される。一方、所定のタイミングで用紙Pが
給紙され、トナーと反対極性(例えばプラス極性)の転
写バイアス電圧が転写ドラム154に印加され、感光体
ドラム151上の第1のトナー像が用紙Pに転写される
と共に、用紙Pが転写ドラム154の表面に静電吸着さ
れる。その後、感光ドラム151はクリーナー157に
よって残留するM(マゼンタ)色トナーが除去され、次
の色の潜像形成及び現像行程に備える。以下同様の手順
により、C(シアン)、Y(イエロ)、Bk(ブラッ
ク)の順で第2,3,4色目のトナー像の転写が行われ
る。但し、各色の転写時には、転写ドラム154には前
回よりも高いバイアス電圧が印加される点が異なる。
像がM(マゼンタ)色の現像器Dmによって現像され、
感光体ドラム151上にM(マゼンタ)色の第1のトナ
ー像が形成される。一方、所定のタイミングで用紙Pが
給紙され、トナーと反対極性(例えばプラス極性)の転
写バイアス電圧が転写ドラム154に印加され、感光体
ドラム151上の第1のトナー像が用紙Pに転写される
と共に、用紙Pが転写ドラム154の表面に静電吸着さ
れる。その後、感光ドラム151はクリーナー157に
よって残留するM(マゼンタ)色トナーが除去され、次
の色の潜像形成及び現像行程に備える。以下同様の手順
により、C(シアン)、Y(イエロ)、Bk(ブラッ
ク)の順で第2,3,4色目のトナー像の転写が行われ
る。但し、各色の転写時には、転写ドラム154には前
回よりも高いバイアス電圧が印加される点が異なる。
【0029】このようにして4色のトナー像が重畳転写
された用紙Pの先端部が分離位置に近づくと、分離爪1
58が接近してその先端が転写ドラム154の表面に接
触し、用紙Pを転写ドラム154から分離させる。分離
された用紙Pは定着ユニット155に搬送され、ここで
転写紙上のトナー像が定着されて排紙トレイ160上に
排出される。本実施形態のカラーレーザビームプリンタ
は、以上のような画像形成過程を経て600ドット/イ
ンチ(dpi)の解像度で画像出力を行う。
された用紙Pの先端部が分離位置に近づくと、分離爪1
58が接近してその先端が転写ドラム154の表面に接
触し、用紙Pを転写ドラム154から分離させる。分離
された用紙Pは定着ユニット155に搬送され、ここで
転写紙上のトナー像が定着されて排紙トレイ160上に
排出される。本実施形態のカラーレーザビームプリンタ
は、以上のような画像形成過程を経て600ドット/イ
ンチ(dpi)の解像度で画像出力を行う。
【0030】尚、本発明を適用可能なプリンタは、カラ
ーLBPに限られるものではなく、例えばインクジェッ
トプリンタやサーマルプリンタ等他のプリント方式のカ
ラープリンタでも良い。
ーLBPに限られるものではなく、例えばインクジェッ
トプリンタやサーマルプリンタ等他のプリント方式のカ
ラープリンタでも良い。
【0031】次に、図1に示した印刷装置100におけ
るフォーマッタ制御部110の詳細な構成について図3
を参照しながら説明する。
るフォーマッタ制御部110の詳細な構成について図3
を参照しながら説明する。
【0032】図3に示すように、フォーマット制御部1
10は、通常はPDLコントローラなどとも呼ばれてい
る部分であり、ホスト・コンピュータ300との接続手
段であるインタフェース(I/F)部111、受信デー
タ等を一時的に保持管理するための受信バッファ112
1、送信データ等を一時的に保持管理するための送信バ
ッファ1122、印刷データの解析を司るコマンド解析
部113、印刷制御処理実行部114、描画処理実行部
115、ページメモリ116等より構成されている。
10は、通常はPDLコントローラなどとも呼ばれてい
る部分であり、ホスト・コンピュータ300との接続手
段であるインタフェース(I/F)部111、受信デー
タ等を一時的に保持管理するための受信バッファ112
1、送信データ等を一時的に保持管理するための送信バ
ッファ1122、印刷データの解析を司るコマンド解析
部113、印刷制御処理実行部114、描画処理実行部
115、ページメモリ116等より構成されている。
【0033】インタフェース(I/F)部111は、ホ
スト・コンピュータ200との印刷データの送受信を行
う通信手段あり、通信プロトコルとしてIEEE−12
84に準拠した通信を可能とするものである。但し、本
実施形態では、この通信手段に限定するものでなく、ネ
ットワークを介して様々なプロトコルによるものでも良
いし、IEEE−1394に準じた通信手段でも良い。
このインタフェース部111を通して受信した印刷デー
タは、そのデータを一時的に保持する記憶手段である受
信バッファ1121に逐次蓄積される。そして、必要に
応じてコマンド解析部113又は描画処理実行部115
によって読み出され、解析又は描画処理される。
スト・コンピュータ200との印刷データの送受信を行
う通信手段あり、通信プロトコルとしてIEEE−12
84に準拠した通信を可能とするものである。但し、本
実施形態では、この通信手段に限定するものでなく、ネ
ットワークを介して様々なプロトコルによるものでも良
いし、IEEE−1394に準じた通信手段でも良い。
このインタフェース部111を通して受信した印刷デー
タは、そのデータを一時的に保持する記憶手段である受
信バッファ1121に逐次蓄積される。そして、必要に
応じてコマンド解析部113又は描画処理実行部115
によって読み出され、解析又は描画処理される。
【0034】コマンド解析部113は、PDLコマンド
体系や印刷ジョブ制御言語に準じた制御プログラムによ
り構成されており、文字印字、図形、イメージなどの描
画に関する印刷データの解析結果は、描画処理実行部1
15に指示を与えて処理し、給紙選択やリセット命令な
どの描画以外のコマンドは印刷制御処理実行部114に
指示を出して処理する。描画処理実行部115では、文
字やイメージの各描画オブジェクトをページメモリ11
6に逐次展開して行くレンダラである。
体系や印刷ジョブ制御言語に準じた制御プログラムによ
り構成されており、文字印字、図形、イメージなどの描
画に関する印刷データの解析結果は、描画処理実行部1
15に指示を与えて処理し、給紙選択やリセット命令な
どの描画以外のコマンドは印刷制御処理実行部114に
指示を出して処理する。描画処理実行部115では、文
字やイメージの各描画オブジェクトをページメモリ11
6に逐次展開して行くレンダラである。
【0035】図1に示したカラーLBPのプリンタエン
ジン150に対しては、MCYKの面順次でページデー
タを送出する必要があるが、標準状態では、そのために
必要なメモリをすべて確保するわけではなく、1プレー
ン(1又は2ビット/画素)の数分の1のバンド領域と
してメモリが確保され、そのバンド領域を使い回して画
像をエンジン速度に同期して処理するように構成されて
いる。通常はこのようにYMCKレンダラによる展開処
理と、プリンタエンジン150へのビデオ信号のシッピ
ングの追いかけっこ、つまり、バンディング制御によっ
てページメモリ116が管理されているが、十分なメモ
リ容量がある場合は、1ページ分が展開可能な領域を確
保しても良い。
ジン150に対しては、MCYKの面順次でページデー
タを送出する必要があるが、標準状態では、そのために
必要なメモリをすべて確保するわけではなく、1プレー
ン(1又は2ビット/画素)の数分の1のバンド領域と
してメモリが確保され、そのバンド領域を使い回して画
像をエンジン速度に同期して処理するように構成されて
いる。通常はこのようにYMCKレンダラによる展開処
理と、プリンタエンジン150へのビデオ信号のシッピ
ングの追いかけっこ、つまり、バンディング制御によっ
てページメモリ116が管理されているが、十分なメモ
リ容量がある場合は、1ページ分が展開可能な領域を確
保しても良い。
【0036】尚、一般的に、フォーマッタ制御部110
は、中央演算処理装置(CPU)、リードオンリーメモ
リ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等で
構成されるコンピュータ・システムによって構築されて
いる。また、各部の処理は、マルチタスクモニタ(リア
ルタイムOS)の管理下、タイムシェアリングに処理さ
れる構成であっても良いし、各機能毎に専用のコントロ
ーラ・ハードウェアを用意して独立して処理される構成
であってもかまわない。
は、中央演算処理装置(CPU)、リードオンリーメモ
リ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等で
構成されるコンピュータ・システムによって構築されて
いる。また、各部の処理は、マルチタスクモニタ(リア
ルタイムOS)の管理下、タイムシェアリングに処理さ
れる構成であっても良いし、各機能毎に専用のコントロ
ーラ・ハードウェアを用意して独立して処理される構成
であってもかまわない。
【0037】次に、オペレーション・パネル120は、
上述したように、印刷装置100の各種状態を設定或い
は表示するためのものである。また、出力制御部130
は、フォーマッタ制御部110で生成されたページメモ
リ116の内容をビデオ信号に変換処理し、プリンタ・
エンジン部150へ画像転送を行う。このプリンタ・エ
ンジン部150は受け取ったビデオ信号を用紙に永久可
視画像形成するための印刷機構部であり、図1を用いて
既に説明した通りである。
上述したように、印刷装置100の各種状態を設定或い
は表示するためのものである。また、出力制御部130
は、フォーマッタ制御部110で生成されたページメモ
リ116の内容をビデオ信号に変換処理し、プリンタ・
エンジン部150へ画像転送を行う。このプリンタ・エ
ンジン部150は受け取ったビデオ信号を用紙に永久可
視画像形成するための印刷機構部であり、図1を用いて
既に説明した通りである。
【0038】以上、印刷装置100について説明した
が、次にホスト・コンピュータ300を含む本実施形態
による印刷システムの全体構成について説明する。
が、次にホスト・コンピュータ300を含む本実施形態
による印刷システムの全体構成について説明する。
【0039】図3は、本実施形態による印刷システムの
構成を示す図である。図3において、300はホスト・
コンピュータであり、プリントデータや制御コードから
なる印刷情報を印刷装置100に出力する。また、ホス
ト・コンピュータ300は、入力デバイスであるところ
のキーボード310、ポインティングデバイスであると
ころのマウス311、表示デバイスであるディスプレイ
・モニタ320が接続され、一つのコンピュータ・シス
テムとして構成されている。そして、ホスト・コンピュ
ータ300は、Windows NT等の基本オペレーティングシ
ステム(OS)によって動作するものである。
構成を示す図である。図3において、300はホスト・
コンピュータであり、プリントデータや制御コードから
なる印刷情報を印刷装置100に出力する。また、ホス
ト・コンピュータ300は、入力デバイスであるところ
のキーボード310、ポインティングデバイスであると
ころのマウス311、表示デバイスであるディスプレイ
・モニタ320が接続され、一つのコンピュータ・シス
テムとして構成されている。そして、ホスト・コンピュ
ータ300は、Windows NT等の基本オペレーティングシ
ステム(OS)によって動作するものである。
【0040】このホスト・コンピュータ300側につい
て、本発明に関する機能的な部分にのみ注目し、基本O
S上での機能を大きく分類すると、アプリケーションソ
フトウェア301、グラフィック・サブ・システム30
2、印刷情報格納手段や印刷装置との通信手段を含むス
プール・サブ・システム303に大別される。
て、本発明に関する機能的な部分にのみ注目し、基本O
S上での機能を大きく分類すると、アプリケーションソ
フトウェア301、グラフィック・サブ・システム30
2、印刷情報格納手段や印刷装置との通信手段を含むス
プール・サブ・システム303に大別される。
【0041】アプリケーションソフトウェア301は、
例えばワープロや表計算などの基本ソフトウェア上で動
作する応用ソフトウェアを指すものである。グラフィッ
ク・サブ・システム302は、基本OSの機能の一部で
あるGDI(Graphic DeviceInterface)3021とそ
のGDIから動的にリンクされるデバイスドライバであ
るところのプリンタ・ドライバ3022によって構成さ
れている。
例えばワープロや表計算などの基本ソフトウェア上で動
作する応用ソフトウェアを指すものである。グラフィッ
ク・サブ・システム302は、基本OSの機能の一部で
あるGDI(Graphic DeviceInterface)3021とそ
のGDIから動的にリンクされるデバイスドライバであ
るところのプリンタ・ドライバ3022によって構成さ
れている。
【0042】プリンタドライバ3022は、GDIから
DDI(Device Driver Interface)というインタフェ
ースを介してコールされ、デバイスに応じた処理を描画
オブジェクト毎に行うものである。このシステムでは、
DDI関数に渡された情報をページ単位でPDF(ペー
ジデータファイル)3031としてスプールする際に、
プリンタ・ドライバ3022から描画オブジェクトの種
類、サイズ、描画範囲をチェックするモジュールである
PreCheckモジュール3023をコールすることで、その
ページのデータ解析を行う。チェックした結果は、ペー
ジ単位でGDIを通じてPCF(プレチェックファイ
ル:実体はRAM又はハードディスク上)としてセーブ
される。
DDI(Device Driver Interface)というインタフェ
ースを介してコールされ、デバイスに応じた処理を描画
オブジェクト毎に行うものである。このシステムでは、
DDI関数に渡された情報をページ単位でPDF(ペー
ジデータファイル)3031としてスプールする際に、
プリンタ・ドライバ3022から描画オブジェクトの種
類、サイズ、描画範囲をチェックするモジュールである
PreCheckモジュール3023をコールすることで、その
ページのデータ解析を行う。チェックした結果は、ペー
ジ単位でGDIを通じてPCF(プレチェックファイ
ル:実体はRAM又はハードディスク上)としてセーブ
される。
【0043】スプール・サブ・システム303は、グラ
フィック・サブ・システム302の後段に位置するプリ
ンタ・デバイスに特有のサブ・システムであり、デスプ
ーラと呼ばれるモジュールを含む。このデスプーラ30
33は、印刷情報格納手段であるところのPDF303
1、ページ単位のチェック結果であるPCF3032を
読み込み、PCF3032の結果に基づいてPDF30
31を処理するためのドライバ3034〜3037を決
定し、決定したドライバでデスプール処理を行うもので
ある。その際に、描画必要性判別部3040によって印
刷結果にとって必要な描画命令かが判断され、ドライバ
3034〜3037に渡され、描画されるかが決定され
る。ここで、選択されたドライバ3034〜3037が
イメージモードであれば、バンドメモリ3038を用い
てイメージ展開を行うが、PDLモードであればスプー
ルファイルからPDLコマンドへの変換処理を行い、I
/F3039を介してプリンタ100にデータを送出す
る。
フィック・サブ・システム302の後段に位置するプリ
ンタ・デバイスに特有のサブ・システムであり、デスプ
ーラと呼ばれるモジュールを含む。このデスプーラ30
33は、印刷情報格納手段であるところのPDF303
1、ページ単位のチェック結果であるPCF3032を
読み込み、PCF3032の結果に基づいてPDF30
31を処理するためのドライバ3034〜3037を決
定し、決定したドライバでデスプール処理を行うもので
ある。その際に、描画必要性判別部3040によって印
刷結果にとって必要な描画命令かが判断され、ドライバ
3034〜3037に渡され、描画されるかが決定され
る。ここで、選択されたドライバ3034〜3037が
イメージモードであれば、バンドメモリ3038を用い
てイメージ展開を行うが、PDLモードであればスプー
ルファイルからPDLコマンドへの変換処理を行い、I
/F3039を介してプリンタ100にデータを送出す
る。
【0044】尚、基本OSによって、上述したこれらの
名称や機能的な枠組みは若干異なる場合もあるが、本実
施形態で言う各技術的手段が実現できるモジュールであ
れば、それらの名称や枠組みは本発明にとってあまり大
きな問題ではない。例えば、スプーラやスプールファイ
ルと呼ばれるものは、別のOSにおいて、プリント・キ
ューと呼ばれるモジュールに処理を組み込むことによっ
ても実現可能である。また、一般的に、これらの各機能
モジュールを含むホスト・コンピュータ300は、中央
演算処理装置(CPU)、リードオンリーメモリ(RO
M)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードディ
スクドライブ(HDD)、各種入出力制御部(I/O)
などのハードウェアの下で、基本ソフトと呼ばれるソフ
トウェアがその制御を司り、その基本ソフトの下で、そ
れぞれの応用ソフト、サブ・システム・プロセスが機能
モジュールとして動作するように構成されている。
名称や機能的な枠組みは若干異なる場合もあるが、本実
施形態で言う各技術的手段が実現できるモジュールであ
れば、それらの名称や枠組みは本発明にとってあまり大
きな問題ではない。例えば、スプーラやスプールファイ
ルと呼ばれるものは、別のOSにおいて、プリント・キ
ューと呼ばれるモジュールに処理を組み込むことによっ
ても実現可能である。また、一般的に、これらの各機能
モジュールを含むホスト・コンピュータ300は、中央
演算処理装置(CPU)、リードオンリーメモリ(RO
M)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードディ
スクドライブ(HDD)、各種入出力制御部(I/O)
などのハードウェアの下で、基本ソフトと呼ばれるソフ
トウェアがその制御を司り、その基本ソフトの下で、そ
れぞれの応用ソフト、サブ・システム・プロセスが機能
モジュールとして動作するように構成されている。
【0045】<ホスト側プリンタドライバ>本発明に係
る処理を実現するためには、ホストマシンで動くプリン
タドライバは最低限以下の機能を有することが必要であ
る。 1)描画データスプール機能 2)圧縮画像展開機能 3)展開画像一時記憶機能 4)可変バンディング対応イメージドライバ ここで、上述の各機能について順に説明する。 1)描画データスプール機能 本実施形態では、例えばWindowsNT4.0を例にとり、PD
Fの構造を示す模式図を示す図4を用いて説明する。こ
のWindowsNT4.0においては、GDIからコールされる描
画用DDI関数として以下のものが挙げられる。
る処理を実現するためには、ホストマシンで動くプリン
タドライバは最低限以下の機能を有することが必要であ
る。 1)描画データスプール機能 2)圧縮画像展開機能 3)展開画像一時記憶機能 4)可変バンディング対応イメージドライバ ここで、上述の各機能について順に説明する。 1)描画データスプール機能 本実施形態では、例えばWindowsNT4.0を例にとり、PD
Fの構造を示す模式図を示す図4を用いて説明する。こ
のWindowsNT4.0においては、GDIからコールされる描
画用DDI関数として以下のものが挙げられる。
【0046】
DrvCopyBits(),DrvBitBlt(),DrvStretchBlt()
DrvStrokePath(),DrvFillPath()
DrvStrokeAndFillPath(),DrvPaint(),DrvTextOut()
これらの関数には引数を介してGDIから描画オブジェ
クトが渡される。
クトが渡される。
【0047】例えば、イメージの描画処理関数であるDr
vCopyBits()の引数は BOOL DrvCopyBits( SURFOBJ *psoDest, //描画先メモリに繋がるハンドル SURFOBJ *psoSrc, //ソースデータに繋がるハンドル CLIPOBJ *pco, //クリップ情報のハンドル XLATEOBJ *pxlo, //色変換情報のハンドル RECTL *prclDest, //描画先矩形領域 POINTL *pptlSrc //ソースデータの左上の座標 ) となっている。
vCopyBits()の引数は BOOL DrvCopyBits( SURFOBJ *psoDest, //描画先メモリに繋がるハンドル SURFOBJ *psoSrc, //ソースデータに繋がるハンドル CLIPOBJ *pco, //クリップ情報のハンドル XLATEOBJ *pxlo, //色変換情報のハンドル RECTL *prclDest, //描画先矩形領域 POINTL *pptlSrc //ソースデータの左上の座標 ) となっている。
【0048】イメージモードでは、psoDestと、prclDes
tが示す先にpsoSrcとpptlSrcが示すイメージをpcoが示
す領域に限りコピー処理を行えば良い。
tが示す先にpsoSrcとpptlSrcが示すイメージをpcoが示
す領域に限りコピー処理を行えば良い。
【0049】本発明に係る処理を実現するためには、1
ページ分の描画情報から描画範囲を求める必要がある。
そのためには、DDI関数に渡された情報を一旦スプー
ルし、その際に描画範囲をチェック、全ての描画オブジ
ェクトの描画領域のチェックが終了後、描画領域チェッ
クの結果に従って、スプールしたデータの描画処理を行
うことが必要である。
ページ分の描画情報から描画範囲を求める必要がある。
そのためには、DDI関数に渡された情報を一旦スプー
ルし、その際に描画範囲をチェック、全ての描画オブジ
ェクトの描画領域のチェックが終了後、描画領域チェッ
クの結果に従って、スプールしたデータの描画処理を行
うことが必要である。
【0050】まず、スプールするデータはページ単位で
保持する必要がある。そこで、図4に示すように、PD
F400はページを特定するためのpageID401に続い
て、ページのサイズ、データサイズ、格納したオブジェ
クト数などを保持するページ情報としてPageInfo402
をヘッダとして持つ。その後ろに続いて、DDI関数で
コールされた描画関数が入る。この例では、DrvCopyBit
s403をDDI関数でコールされた描画関数として説
明する。
保持する必要がある。そこで、図4に示すように、PD
F400はページを特定するためのpageID401に続い
て、ページのサイズ、データサイズ、格納したオブジェ
クト数などを保持するページ情報としてPageInfo402
をヘッダとして持つ。その後ろに続いて、DDI関数で
コールされた描画関数が入る。この例では、DrvCopyBit
s403をDDI関数でコールされた描画関数として説
明する。
【0051】datasize404はDrvCopyBitsのスプール
にかかったサイズを、soDset405はDrvCopyBits()関
数に渡される描画先のサーフェース情報を示すpsoDest
で獲得可能な情報を格納する。soSrc406はDrvCopyBi
ts()関数に渡されるソースサーフェース情報を示すpsoD
estで獲得可能な情報を格納する。
にかかったサイズを、soDset405はDrvCopyBits()関
数に渡される描画先のサーフェース情報を示すpsoDest
で獲得可能な情報を格納する。soSrc406はDrvCopyBi
ts()関数に渡されるソースサーフェース情報を示すpsoD
estで獲得可能な情報を格納する。
【0052】ソースイメージデータ407はpsoSrcから
獲得可能なソースイメージデータの実態である。co40
8はDrvCopyBits()関数に渡される描画先のクリップ情
報を示すpcoから獲得可能な情報を格納する。また、ク
リップデータが存在する場合、その後ろにクリップデー
タ409を格納する。xlo410はDrvCopyBits()関数に
渡される色変換情報を示すpxolで獲得可能な情報を格納
する。rclDest411はDrvCopyBits()関数に渡される描
画先のサーフェース上の矩形を示すprclDestから獲得可
能な情報を格納する。ptlSrc413はDrvCopyBits()関
数に渡されるソースサーフェース上のどの位置から描画
を行うかを示すpptlSrcから獲得可能な情報を格納す
る。これ以降、描画関数毎に必要なデータのスプールが
1ページ分続く。
獲得可能なソースイメージデータの実態である。co40
8はDrvCopyBits()関数に渡される描画先のクリップ情
報を示すpcoから獲得可能な情報を格納する。また、ク
リップデータが存在する場合、その後ろにクリップデー
タ409を格納する。xlo410はDrvCopyBits()関数に
渡される色変換情報を示すpxolで獲得可能な情報を格納
する。rclDest411はDrvCopyBits()関数に渡される描
画先のサーフェース上の矩形を示すprclDestから獲得可
能な情報を格納する。ptlSrc413はDrvCopyBits()関
数に渡されるソースサーフェース上のどの位置から描画
を行うかを示すpptlSrcから獲得可能な情報を格納す
る。これ以降、描画関数毎に必要なデータのスプールが
1ページ分続く。
【0053】デスプール時には、デスプーラが選択され
たドライバのDDI関数にスプールした情報に戻して渡
すことで、DDI関数仕様のままでこれまでのプリンタ
ドライバが動作可能である。 2)圧縮画像展開機能 3)展開画像一時記憶機能 圧縮済み画像描画命令を処理するためには、圧縮形式に
対応した画像展開処理が必要となる。本実施形態では、
何れかの圧縮形式、あるいは複数の圧縮形式を使用して
も適用可能である。代表的には、Windows(TM)で使用さ
れるJPEGやPNG等の圧縮形式も適用可能であるし、それ
以外も可能である。
たドライバのDDI関数にスプールした情報に戻して渡
すことで、DDI関数仕様のままでこれまでのプリンタ
ドライバが動作可能である。 2)圧縮画像展開機能 3)展開画像一時記憶機能 圧縮済み画像描画命令を処理するためには、圧縮形式に
対応した画像展開処理が必要となる。本実施形態では、
何れかの圧縮形式、あるいは複数の圧縮形式を使用して
も適用可能である。代表的には、Windows(TM)で使用さ
れるJPEGやPNG等の圧縮形式も適用可能であるし、それ
以外も可能である。
【0054】圧縮画像展開機能は、画像一時記憶機能を
実現する装置としてメモリ、あるいは磁気ディスク装置
に代表される二次記憶装置上の記録領域を使用して、こ
こに展開後の画像を一時保存する。
実現する装置としてメモリ、あるいは磁気ディスク装置
に代表される二次記憶装置上の記録領域を使用して、こ
こに展開後の画像を一時保存する。
【0055】圧縮画像展開機能は、更にバンド領域単位
に展開後の画像を分割する分割機能を有し、展開と同時
にあるいは、展開後にバンド領域の大きさで画像を分割
して記憶領域に記録する。
に展開後の画像を分割する分割機能を有し、展開と同時
にあるいは、展開後にバンド領域の大きさで画像を分割
して記憶領域に記録する。
【0056】また、圧縮画像展開機能は展開最高解像度
設定機能を有し、画像の展開時には、ユーザの指定又は
プリンタの出力品質を落とさない程度に設定された固定
値の解像度に見合った画像サイズに、展開後の画像の大
きさを調整する。
設定機能を有し、画像の展開時には、ユーザの指定又は
プリンタの出力品質を落とさない程度に設定された固定
値の解像度に見合った画像サイズに、展開後の画像の大
きさを調整する。
【0057】図6は、本実施形態における圧縮画像展開
処理を示すフローチャートである。尚、上述した圧縮画
像展開処理は、図3に示す圧縮画像展開モジュール30
41によって行われる処理である。
処理を示すフローチャートである。尚、上述した圧縮画
像展開処理は、図3に示す圧縮画像展開モジュール30
41によって行われる処理である。
【0058】まず、ステップS601において、圧縮画
像展開モジュール3041は、展開後の画像サイズを決
定する。次に、ステップS602において、決定された
画像サイズに応じて展開画像一時記憶領域3042を確
保し、その領域にそのサイズで画像を展開する。そし
て、ステップS603において、圧縮済み画像描画命令
により指定される画像の描画高さ及び幅が一つのバンド
領域内に収まっているか否かを判定する。ここで、一つ
のバンド領域内に収まっている場合はステップS605
へ進むが、複数のバンドに跨がって描画を指定されてい
る場合はステップS604へ進み、画像の分割処理を行
う。
像展開モジュール3041は、展開後の画像サイズを決
定する。次に、ステップS602において、決定された
画像サイズに応じて展開画像一時記憶領域3042を確
保し、その領域にそのサイズで画像を展開する。そし
て、ステップS603において、圧縮済み画像描画命令
により指定される画像の描画高さ及び幅が一つのバンド
領域内に収まっているか否かを判定する。ここで、一つ
のバンド領域内に収まっている場合はステップS605
へ進むが、複数のバンドに跨がって描画を指定されてい
る場合はステップS604へ進み、画像の分割処理を行
う。
【0059】ステップS605では、このように処理さ
れた結果できた一つ又は分割された複数の展開後の画像
について、圧縮済み画像描画命令で指定された描画領域
等の情報と同様の指定で画像描画命令として構成される
ように、展開後の画像に画像描画命令を付加する。
れた結果できた一つ又は分割された複数の展開後の画像
について、圧縮済み画像描画命令で指定された描画領域
等の情報と同様の指定で画像描画命令として構成される
ように、展開後の画像に画像描画命令を付加する。
【0060】ここで、上述したステップS601の展開
後画像サイズ決定処理について更に詳述する。
後画像サイズ決定処理について更に詳述する。
【0061】図7は、本実施形態における展開後画像サ
イズ決定処理を示すフローチャートである。まず、ステ
ップS701において、圧縮済み画像描画命令で指定さ
れた値から求めた画像解像度(実画像高さ/描画高さ)
とプリンタドライバ3022のユーザインタフェースに
よってユーザが指示した又は固定値で予め定められた指
定最高解像度とを比較する。ここで、求めた解像度が指
定最高解像度を越える場合はステップS703へ進み、
展開後の画像描画命令が指定最高解像度と同じになるよ
うに展開後の画像サイズ(画像高さ)を決定する。ま
た、求めた解像度が指定最高解像度を越えていない場合
はステップS702へ進み、圧縮済み画像描画命令で指
定された値で画像サイズを決定する。
イズ決定処理を示すフローチャートである。まず、ステ
ップS701において、圧縮済み画像描画命令で指定さ
れた値から求めた画像解像度(実画像高さ/描画高さ)
とプリンタドライバ3022のユーザインタフェースに
よってユーザが指示した又は固定値で予め定められた指
定最高解像度とを比較する。ここで、求めた解像度が指
定最高解像度を越える場合はステップS703へ進み、
展開後の画像描画命令が指定最高解像度と同じになるよ
うに展開後の画像サイズ(画像高さ)を決定する。ま
た、求めた解像度が指定最高解像度を越えていない場合
はステップS702へ進み、圧縮済み画像描画命令で指
定された値で画像サイズを決定する。
【0062】次に、ステップS704において、ステッ
プS701と同様に、圧縮済み画像描画命令で指定され
た値から求めた画像解像度(実画像幅/描画幅)とプリ
ンタドライバ3022のユーザインタフェースによって
ユーザが指示した又は固定値で予め定められた指定最高
解像度とを比較する。ここで、求めた解像度が指定最高
解像度を越える場合はステップS706へ進み、展開後
の画像描画命令が指定最高解像度と同じになるように展
開後の画像サイズ(画像幅)を決定する。また、求めた
解像度が指定最高解像度を越えていない場合はステップ
S705へ進み、圧縮済み画像描画命令で指定された値
で画像サイズを決定する。
プS701と同様に、圧縮済み画像描画命令で指定され
た値から求めた画像解像度(実画像幅/描画幅)とプリ
ンタドライバ3022のユーザインタフェースによって
ユーザが指示した又は固定値で予め定められた指定最高
解像度とを比較する。ここで、求めた解像度が指定最高
解像度を越える場合はステップS706へ進み、展開後
の画像描画命令が指定最高解像度と同じになるように展
開後の画像サイズ(画像幅)を決定する。また、求めた
解像度が指定最高解像度を越えていない場合はステップ
S705へ進み、圧縮済み画像描画命令で指定された値
で画像サイズを決定する。
【0063】ここで、上述したステップS605の画像
分割処理について更に詳述する。
分割処理について更に詳述する。
【0064】図8は、本実施形態における画像分割処理
を示すフローチャートである。まず、ステップS801
において、上述した展開後画像サイズ決定処理で求めた
展開後の画像サイズ(高さ及び幅)から画像の拡大率を
計算する。そして、ステップS802において、実際の
画像描画範囲をバンド区切り位置で分割し、続くステッ
プS803において、各バンドのサイズに分割された実
際の画像描画領域が、画像のどの領域を使用して描画さ
れるかを計算する。そして、ステップS804におい
て、計算された領域に画像を分割することで画像分割処
理を終了する。 4)バンディング対応イメージドライバ PDFファイルとしてスプールした描画情報を再構築す
る。このとき、バンド数(devbndno)が1つとそれ以上
の時で処理が異なる。バンド数が1つの場合は、スプー
ルした描画情報はスプールした順に描画処理すればよ
い。その際には、直接、描画必要性判別モジュール30
40によって描画命令の必要性を判定し、描画すべき描
画のみ処理する。
を示すフローチャートである。まず、ステップS801
において、上述した展開後画像サイズ決定処理で求めた
展開後の画像サイズ(高さ及び幅)から画像の拡大率を
計算する。そして、ステップS802において、実際の
画像描画範囲をバンド区切り位置で分割し、続くステッ
プS803において、各バンドのサイズに分割された実
際の画像描画領域が、画像のどの領域を使用して描画さ
れるかを計算する。そして、ステップS804におい
て、計算された領域に画像を分割することで画像分割処
理を終了する。 4)バンディング対応イメージドライバ PDFファイルとしてスプールした描画情報を再構築す
る。このとき、バンド数(devbndno)が1つとそれ以上
の時で処理が異なる。バンド数が1つの場合は、スプー
ルした描画情報はスプールした順に描画処理すればよ
い。その際には、直接、描画必要性判別モジュール30
40によって描画命令の必要性を判定し、描画すべき描
画のみ処理する。
【0065】また、バンド数が1つ以上の時は、スプー
ルした描画命令を描画するバンドをDevBandInf[devbndc
nt].BandRectLのtopとbottomの間に入っているかをチェ
ックして求め、各バンドに関連する描画オブジェクトを
描画順に繋ぎ尚したリストを作成する。その際には、描
画必要性判別モジュール3040によって描画命令の必
要性を判定し、図5に示す504のように、描画すべき
描画のみリストに登録する。
ルした描画命令を描画するバンドをDevBandInf[devbndc
nt].BandRectLのtopとbottomの間に入っているかをチェ
ックして求め、各バンドに関連する描画オブジェクトを
描画順に繋ぎ尚したリストを作成する。その際には、描
画必要性判別モジュール3040によって描画命令の必
要性を判定し、図5に示す504のように、描画すべき
描画のみリストに登録する。
【0066】次に、1ページ分のPDFデータをバンド
リストに繋いだら、DevBandInf[0].BandRectLからDevBa
ndInf[devbndno].BandRectLを、順にバンド領域として
描画処理を行う。そして、描画処理が行われたバンド
は、図5に示す505のように、対応するBandInf[].Re
ndRectLにそれぞれ保持されている描画範囲内のビット
マップデータを印刷命令に変換し、印刷装置100に転
送される。
リストに繋いだら、DevBandInf[0].BandRectLからDevBa
ndInf[devbndno].BandRectLを、順にバンド領域として
描画処理を行う。そして、描画処理が行われたバンド
は、図5に示す505のように、対応するBandInf[].Re
ndRectLにそれぞれ保持されている描画範囲内のビット
マップデータを印刷命令に変換し、印刷装置100に転
送される。
【0067】以上説明した本実施形態によれば、圧縮画
像の描画処理において、圧縮画像を展開画像一時記憶手
段に展開することで圧縮画像の展開処理を1回に押さえ
ることができ、更に、展開された圧縮画像を各バンドで
必要とする大きさに分割することで、不必要な描画処理
を省き、描画処理時におけるメモリ効率を改善し、高速
に処理することができる。
像の描画処理において、圧縮画像を展開画像一時記憶手
段に展開することで圧縮画像の展開処理を1回に押さえ
ることができ、更に、展開された圧縮画像を各バンドで
必要とする大きさに分割することで、不必要な描画処理
を省き、描画処理時におけるメモリ効率を改善し、高速
に処理することができる。
【0068】また、画像展開時の最高解像度を制限する
ことで、展開に必要となる一時記憶領域を節約し、描画
処理が単純になるため処理時間を短縮することができ
る。
ことで、展開に必要となる一時記憶領域を節約し、描画
処理が単純になるため処理時間を短縮することができ
る。
【0069】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、1つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用しても良い。
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、1つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用しても良い。
【0070】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するプリンタドライバと呼ばれるソフトウ
ェアプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム
あるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコ
ンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読み出し実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。
の機能を実現するプリンタドライバと呼ばれるソフトウ
ェアプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム
あるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコ
ンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読み出し実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。
【0071】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0072】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROMなどを用いることができる。
体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROMなどを用いることができる。
【0073】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0074】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
ムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0075】本発明を記憶媒体に適応する場合、その記
憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプ
ログラムコードを格納することになる。
憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプ
ログラムコードを格納することになる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
圧縮済み画像を原画像に展開して複数のバンドに分割さ
れた描画領域に描画処理する際に、描画処理を高速に行
えると共にメモリの利用効率を向上させることが可能と
なる。
圧縮済み画像を原画像に展開して複数のバンドに分割さ
れた描画領域に描画処理する際に、描画処理を高速に行
えると共にメモリの利用効率を向上させることが可能と
なる。
【図1】本実施形態による印刷装置の構造を示す側断面
図である。
図である。
【図2】従来の印刷システムの構成を示す図である。
【図3】本実施形態による印刷システムの構成を示す図
である。
である。
【図4】PDFの構造を示す模式図である。
【図5】バンディング処理による描画処理を示す図であ
る。
る。
【図6】本実施形態における圧縮画像展開処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図7】本実施形態における展開後画像サイズ決定処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図8】本実施形態における画像分割処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2C087 AA03 AA15 AC08 BA02 BA03
BA05 BC02 BD14 BD40
5B021 AA01 AA02 CC08 DD13
5B057 AA11 BA26 CD05 CE20 CG01
CH11 CH18
5C076 AA21 AA22 AA36 CB01 CB04
Claims (21)
- 【請求項1】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
可能な情報処理装置と、前記印刷装置とから構成される
印刷システムにおいて、 描画領域を複数のバンドに分割して描画処理する際に、
圧縮済み画像を原画像に展開して一時保存する展開保存
手段と、 一時保存された原画像を前記原画像のサイズに応じて複
数のバンドに分割する画像分割手段と、 分割された原画像を描画処理し、複数のバンドに対応さ
せて記憶する描画記憶手段とを有することを特徴とする
印刷システム。 - 【請求項2】 前記描画範囲から描画の必要性を判別す
る判別手段を有し、前記展開保存手段は前記判別手段で
の結果に応じて前記圧縮済み画像を原画像に展開して一
時保存することを特徴とする請求項1記載の印刷システ
ム。 - 【請求項3】 前記圧縮済み画像を原画像に展開する際
に、複数のバンドに跨がらないように前記印刷装置の解
像度に応じて展開後の最高解像度を設定する解像度設定
手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の印刷
システム。 - 【請求項4】 前記展開後の最高解像度は、任意に設定
できることを特徴とする請求項3記載の印刷システム。 - 【請求項5】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
可能な情報処理装置において、 描画領域を複数のバンドに分割して描画処理する際に、
圧縮済み画像を原画像に展開して一時保存する展開保存
手段と、 一時保存された原画像を前記原画像のサイズに応じて複
数のバンドに分割する画像分割手段と、 分割された原画像を描画処理し、複数のバンドに対応さ
せて記憶する描画記憶手段とを有することを特徴とする
情報処理装置。 - 【請求項6】 前記描画範囲から描画の必要性を判別す
る判別手段を有し、前記展開保存手段は前記判別手段で
の結果に応じて前記圧縮済み画像を原画像に展開して一
時保存することを特徴とする請求項5記載の情報処理装
置。 - 【請求項7】 前記圧縮済み画像を原画像に展開する際
に、複数のバンドに跨がらないように前記印刷装置の解
像度に応じて展開後の最高解像度を設定する解像度設定
手段を更に有することを特徴とする請求項5記載の情報
処理装置。 - 【請求項8】 前記展開後の最高解像度は、任意に設定
できることを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。 - 【請求項9】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
可能な情報処理装置と、前記印刷装置とから構成される
印刷システムの描画方法であって、 描画領域を複数のバンドに分割して描画処理する際に、
圧縮済み画像を原画像に展開して一時保存する展開保存
工程と、 一時保存された原画像を前記原画像のサイズに応じて複
数のバンドに分割する画像分割工程と、 分割された原画像を描画処理し、複数のバンドに対応さ
せて記憶する描画記憶工程とを有することを特徴とする
印刷システムの描画方法。 - 【請求項10】 前記描画範囲から描画の必要性を判別
する判別工程を有し、前記展開保存工程は前記判別工程
での結果に応じて前記圧縮済み画像を原画像に展開して
一時保存することを特徴とする請求項9記載の印刷シス
テムの描画方法。 - 【請求項11】 前記圧縮済み画像を原画像に展開する
際に、複数のバンドに跨がらないように前記印刷装置の
解像度に応じて展開後の最高解像度を設定する解像度設
定工程を更に有することを特徴とする請求項9記載の印
刷システムの描画方法。 - 【請求項12】 前記展開後の最高解像度は、任意に設
定できることを特徴とする請求項11記載の印刷システ
ムの描画方法。 - 【請求項13】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通
信可能な情報処理装置の描画方法であって、 描画領域を複数のバンドに分割して描画処理する際に、
圧縮済み画像を原画像に展開して一時保存する展開保存
工程と、 一時保存された原画像を前記原画像のサイズに応じて複
数のバンドに分割する画像分割工程と、 分割された原画像を描画処理し、複数のバンドに対応さ
せて記憶する描画記憶手段とを有することを特徴とする
情報処理装置の描画方法。 - 【請求項14】 前記描画範囲から描画の必要性を判別
する判別工程を有し、前記展開保存工程は前記判別工程
での結果に応じて前記圧縮済み画像を原画像に展開して
一時保存することを特徴とする請求項13記載の情報処
理装置の描画方法。 - 【請求項15】 前記圧縮済み画像を原画像に展開する
際に、複数のバンドに跨がらないように前記印刷装置の
解像度に応じて展開後の最高解像度を設定する解像度設
定工程を更に有することを特徴とする請求項13記載の
情報処理装置の描画方法。 - 【請求項16】 前記展開後の最高解像度は、任意に設
定できることを特徴とする請求項15記載の情報処理装
置の描画方法。 - 【請求項17】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通
信可能な情報処理装置と、前記印刷装置とから構成され
る印刷システムの描画プログラムであって、情報処理装
置に、 描画領域を複数のバンドに分割して描画処理する際に、
圧縮済み画像を原画像に展開して一時保存する展開保存
手順と、 一時保存された原画像を前記原画像のサイズに応じて複
数のバンドに分割する画像分割手順と、 分割された原画像を描画処理し、複数のバンドに対応さ
せて記憶する描画記憶手順とを実行させることを特徴と
する描画プログラム。 - 【請求項18】 前記描画範囲から描画の必要性を判別
する判別手順を更に実行させ、その結果に応じて前記圧
縮済み画像を原画像に展開して一時保存するように、前
記展開保存手順を実行させることを特徴とする請求項1
7記載の描画プログラム。 - 【請求項19】 前記圧縮済み画像を原画像に展開する
際に、複数のバンドに跨がらないように前記印刷装置の
解像度に応じて展開後の最高解像度を設定する解像度設
定手順を更に実行させることを特徴とする請求項17記
載の描画プログラム。 - 【請求項20】 前記展開後の最高解像度は、任意に設
定できることを特徴とする請求項19記載の描画プログ
ラム。 - 【請求項21】 請求項17乃至請求項20の何れか一
項に記載の描画プログラムが記憶されたコンピュータ読
み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001320922A JP2003122521A (ja) | 2001-10-18 | 2001-10-18 | 印刷システム、情報処理装置、それらの描画方法、プログラム及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001320922A JP2003122521A (ja) | 2001-10-18 | 2001-10-18 | 印刷システム、情報処理装置、それらの描画方法、プログラム及び記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003122521A true JP2003122521A (ja) | 2003-04-25 |
Family
ID=19138231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001320922A Withdrawn JP2003122521A (ja) | 2001-10-18 | 2001-10-18 | 印刷システム、情報処理装置、それらの描画方法、プログラム及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003122521A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008006803A (ja) * | 2006-06-01 | 2008-01-17 | Ricoh Co Ltd | 印刷データ処理装置 |
US7734599B2 (en) | 2004-06-25 | 2010-06-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, image processing apparatus, information processing method, control method for image processing apparatus, computer program, and storage medium |
US9942441B2 (en) | 2015-09-09 | 2018-04-10 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing apparatus configured to predict a size of a storage-use region , method, image processing system, and storage medium |
-
2001
- 2001-10-18 JP JP2001320922A patent/JP2003122521A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7734599B2 (en) | 2004-06-25 | 2010-06-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, image processing apparatus, information processing method, control method for image processing apparatus, computer program, and storage medium |
JP2008006803A (ja) * | 2006-06-01 | 2008-01-17 | Ricoh Co Ltd | 印刷データ処理装置 |
US9942441B2 (en) | 2015-09-09 | 2018-04-10 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing apparatus configured to predict a size of a storage-use region , method, image processing system, and storage medium |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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