JP2003182677A - 折り畳み自転車及び運搬具 - Google Patents
折り畳み自転車及び運搬具Info
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- JP2003182677A JP2003182677A JP2001383744A JP2001383744A JP2003182677A JP 2003182677 A JP2003182677 A JP 2003182677A JP 2001383744 A JP2001383744 A JP 2001383744A JP 2001383744 A JP2001383744 A JP 2001383744A JP 2003182677 A JP2003182677 A JP 2003182677A
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- rear wheel
- rod
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造を複雑化することなく、収納状態か
ら使用状態にする際の利便性や容易性を確保できる折り
畳み自転車を提供すること。 【解決手段】 フレーム22と、水平の回転軸線Cを中
心として回転可能にフレームに支持された、後輪駆動歯
車23を有するクランク24とを備える折り畳み自転車
は、回転軸線Cを中心として回転軸線Cの前方及び後方
へ一定の範囲で円弧運動可能にフレーム22に支持され
たブラケット25を備える。ブラケット25は、後輪2
6と、伝動手段27を介して後輪駆動歯車23の駆動力
を受け、後輪26を回転する被駆動歯車28とを有する。
後輪26は、ブラケット25によって円弧運動され、前方
の収納位置と後方の使用位置とをとる。
ら使用状態にする際の利便性や容易性を確保できる折り
畳み自転車を提供すること。 【解決手段】 フレーム22と、水平の回転軸線Cを中
心として回転可能にフレームに支持された、後輪駆動歯
車23を有するクランク24とを備える折り畳み自転車
は、回転軸線Cを中心として回転軸線Cの前方及び後方
へ一定の範囲で円弧運動可能にフレーム22に支持され
たブラケット25を備える。ブラケット25は、後輪2
6と、伝動手段27を介して後輪駆動歯車23の駆動力
を受け、後輪26を回転する被駆動歯車28とを有する。
後輪26は、ブラケット25によって円弧運動され、前方
の収納位置と後方の使用位置とをとる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は折り畳み自転車に関
する。さらに詳しくは、収納時に折り畳んで全体の体積
を小さくすることができ、使用時に使用に適した大きさ
にすることができる、折り畳み自転車に関する。
する。さらに詳しくは、収納時に折り畳んで全体の体積
を小さくすることができ、使用時に使用に適した大きさ
にすることができる、折り畳み自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】折り畳み自転車として、前輪及び後輪を
支持するフレームの中間部分を、上下方向の軸線の回り
に折り曲げるタイプ(特許第2591900号公報、特
開平11−20767号公報)、水平軸線の回りに折り
曲げるタイプ(特開昭52−137835号公報)、2
つに分割するタイプ(特公昭56−45832号公報)
など種々提案されている。
支持するフレームの中間部分を、上下方向の軸線の回り
に折り曲げるタイプ(特許第2591900号公報、特
開平11−20767号公報)、水平軸線の回りに折り
曲げるタイプ(特開昭52−137835号公報)、2
つに分割するタイプ(特公昭56−45832号公報)
など種々提案されている。
【0003】いずれも折り畳んだ収納状態で小さい体積
となること、また、折り曲げる箇所、又は分割する箇所
の強度を保ちつつ、収納状態から使用状態にする際の利
便性、作業の容易性などを企図して特別の構造を採用し
ている。
となること、また、折り曲げる箇所、又は分割する箇所
の強度を保ちつつ、収納状態から使用状態にする際の利
便性、作業の容易性などを企図して特別の構造を採用し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自転車は、クランクの
回転をチェーンのような伝動手段を介して前輪又は後輪
に取り出し、走行するところ、クランクから前輪又は後
輪に至る前記伝動手段を折り畳んだり、分割したりする
と、構造が複雑化してしまう。そこで、前記公報に記載
された発明では、クランクや伝動手段を避ける部位で折
り畳んだり、分割したりしている。
回転をチェーンのような伝動手段を介して前輪又は後輪
に取り出し、走行するところ、クランクから前輪又は後
輪に至る前記伝動手段を折り畳んだり、分割したりする
と、構造が複雑化してしまう。そこで、前記公報に記載
された発明では、クランクや伝動手段を避ける部位で折
り畳んだり、分割したりしている。
【0005】ところが、クランクは自転車の前後方向長
さのほぼ中央に位置するため、この部位で折り畳むよう
にすれば、折り畳んだ収納状態における体積を十分に小
さくすることができる。本発明はこの点に着目して開発
されたもので、構造を複雑化することなく、収納状態か
ら使用状態にする際の利便性や容易性を確保できる、折
り畳み自転車を提供することを課題とする。
さのほぼ中央に位置するため、この部位で折り畳むよう
にすれば、折り畳んだ収納状態における体積を十分に小
さくすることができる。本発明はこの点に着目して開発
されたもので、構造を複雑化することなく、収納状態か
ら使用状態にする際の利便性や容易性を確保できる、折
り畳み自転車を提供することを課題とする。
【0006】本発明はまた、収納状態にした折り畳み自
転車を運搬するのに適する、運搬具を提供することを課
題とする。
転車を運搬するのに適する、運搬具を提供することを課
題とする。
【0007】本発明はまた、使用時の折り畳み自転車に
多様性を与えることができる、折り畳み自転車を提供す
ることを課題とする。
多様性を与えることができる、折り畳み自転車を提供す
ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
フレームと、水平の回転軸線を中心として回転可能に前
記フレームに支持された、後輪駆動歯車を有するクラン
クとを備える折り畳み自転車である。この折り畳み自転
車は、前記回転軸線を中心として回転軸線の前方及び後
方へ一定の範囲で円弧運動可能に前記フレームに支持さ
れたブラケットであって後輪と、伝動手段を介して前記
後輪駆動歯車の駆動力を受け、前記後輪を回転する被駆
動歯車とを有するブラケットを備える。前記後輪は、前
記ブラケットによって円弧運動され、前方の収納位置と
後方の使用位置とをとる。
フレームと、水平の回転軸線を中心として回転可能に前
記フレームに支持された、後輪駆動歯車を有するクラン
クとを備える折り畳み自転車である。この折り畳み自転
車は、前記回転軸線を中心として回転軸線の前方及び後
方へ一定の範囲で円弧運動可能に前記フレームに支持さ
れたブラケットであって後輪と、伝動手段を介して前記
後輪駆動歯車の駆動力を受け、前記後輪を回転する被駆
動歯車とを有するブラケットを備える。前記後輪は、前
記ブラケットによって円弧運動され、前方の収納位置と
後方の使用位置とをとる。
【0009】この手段では、ブラケットは、クランクの
回転軸線と同じ回転軸線を中心として円弧運動可能であ
ることから、ブラケットが円弧運動すると、ブラケット
が有する後輪と被駆動歯車とは、前記回転軸線を中心と
して円弧運動する。後輪はこの円弧運動によって前方の
収納位置と、後方の使用位置とをとる。
回転軸線と同じ回転軸線を中心として円弧運動可能であ
ることから、ブラケットが円弧運動すると、ブラケット
が有する後輪と被駆動歯車とは、前記回転軸線を中心と
して円弧運動する。後輪はこの円弧運動によって前方の
収納位置と、後方の使用位置とをとる。
【0010】請求項2では、請求項1に記載の折り畳み
自転車において、前記後輪は、前記回転軸線の下方を経
て前記収納位置と前記使用位置とをとることを特徴とす
る。
自転車において、前記後輪は、前記回転軸線の下方を経
て前記収納位置と前記使用位置とをとることを特徴とす
る。
【0011】この手段では、後輪が回転軸線の下方を経
て収納位置と使用位置とをとるため、後輪が円弧運動す
る際、後輪が上方へ張り出すことがなく、扱いやすい。
て収納位置と使用位置とをとるため、後輪が円弧運動す
る際、後輪が上方へ張り出すことがなく、扱いやすい。
【0012】請求項3では、請求項2に記載の折り畳み
自転車において、前記後輪が収納位置をとるとき、前記
ブラケットは前記折り畳み自転車を立てた状態に保持す
ることを特徴とする。
自転車において、前記後輪が収納位置をとるとき、前記
ブラケットは前記折り畳み自転車を立てた状態に保持す
ることを特徴とする。
【0013】この手段では、自転車に乗っての走行を止
めるとき、後輪を収納位置にすると、ブラケットがスタ
ンドとなり、自転車を保持する。
めるとき、後輪を収納位置にすると、ブラケットがスタ
ンドとなり、自転車を保持する。
【0014】請求項4では、請求項1ないし3のいずれ
かに記載の折り畳み自転車において、前記ブラケットは
前記フレームに支持されたボスを有し、前記ブラケット
の円弧運動範囲は、前記ボスに設けられた周方向へ延び
るスリットと、前記フレームに固定されたストッパとに
よって定められたことを特徴とする。
かに記載の折り畳み自転車において、前記ブラケットは
前記フレームに支持されたボスを有し、前記ブラケット
の円弧運動範囲は、前記ボスに設けられた周方向へ延び
るスリットと、前記フレームに固定されたストッパとに
よって定められたことを特徴とする。
【0015】この手段では、スリットの一方の端がスト
ッパから離れ、他方の端がストッパに突き当たると、ブ
ラケットが一定の範囲の円弧運動をすることとなる。
ッパから離れ、他方の端がストッパに突き当たると、ブ
ラケットが一定の範囲の円弧運動をすることとなる。
【0016】請求項5では、請求項4に記載の折り畳み
自転車において、前記後輪を前記収納位置又は使用位置
に固定するロック手段を有することを特徴とする。
自転車において、前記後輪を前記収納位置又は使用位置
に固定するロック手段を有することを特徴とする。
【0017】この手段では、ブラケットの円弧運動範囲
はスリットとストッパとによって定まり、その円弧運動
の終点において後輪が収納位置と使用位置とをとるとこ
ろ、この状態で後輪を固定することによって、後輪のが
たつきを防ぐことができる。
はスリットとストッパとによって定まり、その円弧運動
の終点において後輪が収納位置と使用位置とをとるとこ
ろ、この状態で後輪を固定することによって、後輪のが
たつきを防ぐことができる。
【0018】請求項6では、フレームと、このフレーム
に支持された第1ロッドを介して前輪に連結されるハン
ドルと、前記フレームに支持された第2ロッドの端部に
設けられているサドルと、水平の回転軸線を中心として
回転可能に前記フレームに支持された、後輪駆動歯車を
有するクランクとを備える折り畳み自転車である。この
折り畳み自転車は、前記回転軸線を中心として回転軸線
の前方及び後方へ一定の範囲で円弧運動可能に前記フレ
ームに支持されたブラケットであって後輪と、伝動手段
を介して前記後輪駆動歯車の駆動力を受け、前記後輪を
回転する被駆動歯車とを有するブラケットを備える。前
記第1ロッドは、後方へ向けて折れ曲がる収納位置と、
実質的に真っ直ぐになる使用位置とをとるように形成さ
れ、前記第2ロッドは、前方へ向けて折れ曲がる収納位
置と、実質的に真っ直ぐになる使用位置とをとるように
形成されている。そして、前記後輪は、前記ブラケット
によって円弧運動され、前記回転軸線の下方を経て前方
の収納位置と後方の使用位置とをとる。
に支持された第1ロッドを介して前輪に連結されるハン
ドルと、前記フレームに支持された第2ロッドの端部に
設けられているサドルと、水平の回転軸線を中心として
回転可能に前記フレームに支持された、後輪駆動歯車を
有するクランクとを備える折り畳み自転車である。この
折り畳み自転車は、前記回転軸線を中心として回転軸線
の前方及び後方へ一定の範囲で円弧運動可能に前記フレ
ームに支持されたブラケットであって後輪と、伝動手段
を介して前記後輪駆動歯車の駆動力を受け、前記後輪を
回転する被駆動歯車とを有するブラケットを備える。前
記第1ロッドは、後方へ向けて折れ曲がる収納位置と、
実質的に真っ直ぐになる使用位置とをとるように形成さ
れ、前記第2ロッドは、前方へ向けて折れ曲がる収納位
置と、実質的に真っ直ぐになる使用位置とをとるように
形成されている。そして、前記後輪は、前記ブラケット
によって円弧運動され、前記回転軸線の下方を経て前方
の収納位置と後方の使用位置とをとる。
【0019】この手段では、折り畳み自転車の第1ロッ
ドと、第2ロッドと、後輪とを折り畳んだ収納位置にし
て折り畳み自転車を運搬する。折り畳み自転車を使用す
るとき、第1ロッドと、第2ロッドと、後輪とを使用位
置にする。
ドと、第2ロッドと、後輪とを折り畳んだ収納位置にし
て折り畳み自転車を運搬する。折り畳み自転車を使用す
るとき、第1ロッドと、第2ロッドと、後輪とを使用位
置にする。
【0020】請求項7では、請求項6に記載の折り畳み
自転車において、前記ハンドルは、前記第1ロッドに対
して実質的に直交する使用位置と、実質的に平行する収
納位置とをとるように形成されたことを特徴とする。
自転車において、前記ハンドルは、前記第1ロッドに対
して実質的に直交する使用位置と、実質的に平行する収
納位置とをとるように形成されたことを特徴とする。
【0021】この手段では、使用位置にあるハンドル
は、人の両手の間隔に相当する長さを有し、ハンドルを
第1ロッドに平行する収納位置にすることにより、折り
畳んだ自転車の全体の体積を小さくする。
は、人の両手の間隔に相当する長さを有し、ハンドルを
第1ロッドに平行する収納位置にすることにより、折り
畳んだ自転車の全体の体積を小さくする。
【0022】請求項8では、請求項6又は7に記載の折
り畳み自転車において、前記クランクは2つの端部にそ
れぞれペダルを有し、これらペダルは前記回転軸線に実
質的に平行する使用位置と、前記回転軸線に実質的に直
交する収納位置とをとるように形成されたことを特徴と
する。
り畳み自転車において、前記クランクは2つの端部にそ
れぞれペダルを有し、これらペダルは前記回転軸線に実
質的に平行する使用位置と、前記回転軸線に実質的に直
交する収納位置とをとるように形成されたことを特徴と
する。
【0023】この手段では、使用位置にあるペダルは、
人の両足の間隔に相当する間隔でクランクに取り付けら
れ、ペダルを回転軸線に直交する収納位置にすることに
より、折り畳んだ自転車の全体の体積を小さくする。
人の両足の間隔に相当する間隔でクランクに取り付けら
れ、ペダルを回転軸線に直交する収納位置にすることに
より、折り畳んだ自転車の全体の体積を小さくする。
【0024】請求項9は、請求項8に記載の折り畳み自
転車の運搬具であって、前記第1ロッドと、前記第2ロ
ッドと、前記後輪と、前記ハンドルと、前記ペダルとを
それぞれ収納位置にして折り畳んだ状態とし、この状態
で運搬する運搬具である。この運搬具は、前記第1ロッ
ドと、前記第2ロッドと、前記後輪と、前記ハンドル
と、前記ペダルとをそれぞれ収納位置にして折り畳んだ
状態とし、この状態で自転車を運搬する。
転車の運搬具であって、前記第1ロッドと、前記第2ロ
ッドと、前記後輪と、前記ハンドルと、前記ペダルとを
それぞれ収納位置にして折り畳んだ状態とし、この状態
で運搬する運搬具である。この運搬具は、前記第1ロッ
ドと、前記第2ロッドと、前記後輪と、前記ハンドル
と、前記ペダルとをそれぞれ収納位置にして折り畳んだ
状態とし、この状態で自転車を運搬する。
【0025】この手段では、折り畳んだ状態の自転車は
最低の体積となっているため、運搬具による折り畳み自
転車の運搬を好適に行うことができる。
最低の体積となっているため、運搬具による折り畳み自
転車の運搬を好適に行うことができる。
【0026】請求項10では、請求項9に記載の運搬具
において、前記運搬具はキャスタ付きバッグであること
を特徴とする。
において、前記運搬具はキャスタ付きバッグであること
を特徴とする。
【0027】この手段では、折り畳んだ自転車をバッグ
に入れ、バッグを引っ張って運ぶことができる。
に入れ、バッグを引っ張って運ぶことができる。
【0028】請求項11では、請求項9に記載の運搬具
において、前記運搬具は肩掛けベルトを有する帯状体で
あることを特徴とする。
において、前記運搬具は肩掛けベルトを有する帯状体で
あることを特徴とする。
【0029】この手段では、折り畳んだ自転車を帯状体
に結び付け、肩掛けベルトを肩に掛けて運ぶことができ
る。
に結び付け、肩掛けベルトを肩に掛けて運ぶことができ
る。
【0030】請求項12では、請求項6に記載の折り畳
み自転車において、前記ブラケットは2つの支持部材か
らなり、これら支持部材は、一箇所で前記フレームに回
転可能に支持され、別の箇所で前記後輪と前記被駆動歯
車とを支持し、さらに別の箇所で第3ロッドを介して相
互に連結されたことを特徴とする。
み自転車において、前記ブラケットは2つの支持部材か
らなり、これら支持部材は、一箇所で前記フレームに回
転可能に支持され、別の箇所で前記後輪と前記被駆動歯
車とを支持し、さらに別の箇所で第3ロッドを介して相
互に連結されたことを特徴とする。
【0031】この手段では、ブラケットのフレームへの
取付け、後輪及び被駆動歯車のブラケットへの取付け
を、フレームや後輪、被駆動歯車を2つの支持部材で挟
むようにして行う。
取付け、後輪及び被駆動歯車のブラケットへの取付け
を、フレームや後輪、被駆動歯車を2つの支持部材で挟
むようにして行う。
【0032】請求項13では、請求項12に記載の折り
畳み自転車において、前記第3ロッドに円弧運動可能に
支持された荷台であって使用位置と収納位置とをとるよ
うに形成された荷台を備えることを特徴とする。
畳み自転車において、前記第3ロッドに円弧運動可能に
支持された荷台であって使用位置と収納位置とをとるよ
うに形成された荷台を備えることを特徴とする。
【0033】この手段では、荷台を備えることによっ
て、折り畳み自転車に多様性を持たせることができる。
すなわち、使用位置にした荷台に小物をくくりつけるこ
とにより、運転者が小物を持つ煩わしさから解放され
る。
て、折り畳み自転車に多様性を持たせることができる。
すなわち、使用位置にした荷台に小物をくくりつけるこ
とにより、運転者が小物を持つ煩わしさから解放され
る。
【0034】請求項14では、請求項12に記載の折り
畳み自転車において、前記第3ロッドに分離可能に連結
される、車輪付きキャリアを備えることを特徴とする。
畳み自転車において、前記第3ロッドに分離可能に連結
される、車輪付きキャリアを備えることを特徴とする。
【0035】この手段では、キャリアを備えることによ
って、折り畳み自転車に多様性を持たせることができ
る。すなわち、キャリアが車輪付きであるため、重いも
のを自転車で運ぶことができる。折り畳み自転車を運搬
するときにはキャリアを第3ロッドから分離する。
って、折り畳み自転車に多様性を持たせることができ
る。すなわち、キャリアが車輪付きであるため、重いも
のを自転車で運ぶことができる。折り畳み自転車を運搬
するときにはキャリアを第3ロッドから分離する。
【0036】請求項15では、請求項14に記載の折り
畳み自転車において、前記キャリアは前記第3ロッドに
連結される連結部材と、この連結部材に連結された、前
記車輪を有する収納庫とからなることを特徴とする。
畳み自転車において、前記キャリアは前記第3ロッドに
連結される連結部材と、この連結部材に連結された、前
記車輪を有する収納庫とからなることを特徴とする。
【0037】この手段では、連結部材と収納庫との形
状、構造などを別個に定めることができるため、折り畳
み自転車に適したものを得ることができる。
状、構造などを別個に定めることができるため、折り畳
み自転車に適したものを得ることができる。
【0038】請求項16では、請求項15に記載の折り
畳み自転車において、前記連結部材は握り具を有し、前
記収納庫は足載せ具を有することを特徴とする。
畳み自転車において、前記連結部材は握り具を有し、前
記収納庫は足載せ具を有することを特徴とする。
【0039】この手段では、収納庫が幼児を乗せる乗り
物となり、この乗り物に乗った幼児が握り具を手でつか
み、足載せ具に足を載せることにより安全を確保でき
る。
物となり、この乗り物に乗った幼児が握り具を手でつか
み、足載せ具に足を載せることにより安全を確保でき
る。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る折り畳み自転
車及び運搬具の実施の形態を図面に基づいて説明する。
車及び運搬具の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0041】折り畳み自転車20は、側面を示す図1、
図3及び図4と、平面を示す図2とを参照すると、フレ
ーム22と、水平の回転軸線Cを中心として回転可能に
フレーム22に支持された、後輪駆動歯車23を有する
クランク24とを備え、さらに、回転軸線Cを中心とし
て回転軸線Cの前方及び後方へ一定の範囲で円弧運動可
能にフレーム22に支持されたブラケット25を備え
る。後輪駆動歯車23は、図示の実施形態ではチェーン
ホイールである。このチェーンホイールは、従来の自転
車と同様にクランク24に固定されている。
図3及び図4と、平面を示す図2とを参照すると、フレ
ーム22と、水平の回転軸線Cを中心として回転可能に
フレーム22に支持された、後輪駆動歯車23を有する
クランク24とを備え、さらに、回転軸線Cを中心とし
て回転軸線Cの前方及び後方へ一定の範囲で円弧運動可
能にフレーム22に支持されたブラケット25を備え
る。後輪駆動歯車23は、図示の実施形態ではチェーン
ホイールである。このチェーンホイールは、従来の自転
車と同様にクランク24に固定されている。
【0042】ブラケット25は、後輪26と、伝動手段
27を介して後輪駆動歯車23の駆動力を受け、後輪2
6を回転する被駆動歯車28とを有する。ブラケット2
5が回転軸線Cを中心として円弧運動することから、ブ
ラケット25上にある後輪26と被駆動歯車28もま
た、回転軸線Cを中心として円弧運動する。その結果、
後輪26は、図1及び図3に示した前方の収納位置と、
図4に示した後方の使用位置とをとる。
27を介して後輪駆動歯車23の駆動力を受け、後輪2
6を回転する被駆動歯車28とを有する。ブラケット2
5が回転軸線Cを中心として円弧運動することから、ブ
ラケット25上にある後輪26と被駆動歯車28もま
た、回転軸線Cを中心として円弧運動する。その結果、
後輪26は、図1及び図3に示した前方の収納位置と、
図4に示した後方の使用位置とをとる。
【0043】後輪26が円弧運動するとき、回転軸線C
からの距離が不変であるため、伝動手段27の長さも不
変である。通常、被駆動歯車28は、それ自体公知の一
方向クラッチを内蔵していることと、後輪駆動歯車23
が自由に回転することから、後輪26が収納位置と使用
位置とをとるとき、伝動手段27は何らの支障なく追従
する。図示の実施形態では、被駆動歯車28はスプロケ
ットであり、伝動手段27はローラチェーンである。
からの距離が不変であるため、伝動手段27の長さも不
変である。通常、被駆動歯車28は、それ自体公知の一
方向クラッチを内蔵していることと、後輪駆動歯車23
が自由に回転することから、後輪26が収納位置と使用
位置とをとるとき、伝動手段27は何らの支障なく追従
する。図示の実施形態では、被駆動歯車28はスプロケ
ットであり、伝動手段27はローラチェーンである。
【0044】図示の実施形態では、後輪26は、回転軸
線Cの下方を経て前方の収納位置と後方の使用位置とを
とっている。この形態によれば、後述するサドルをわず
かに持ち上げ、折り畳み自転車20を前方又は後方へ引
っ張ることによって、後輪26は接地した状態で収納位
置から使用位置へ、逆に、使用位置から収納位置へ移動
できる。そして、後輪26が収納位置にあるとき、後輪
26はフレーム22の下方にある空間内に入る。換言す
ると、後輪26が収納位置にあるとき、後輪26とフレ
ーム22とが干渉しないようにフレーム22の形状や後
輪26の大きさを選定する。
線Cの下方を経て前方の収納位置と後方の使用位置とを
とっている。この形態によれば、後述するサドルをわず
かに持ち上げ、折り畳み自転車20を前方又は後方へ引
っ張ることによって、後輪26は接地した状態で収納位
置から使用位置へ、逆に、使用位置から収納位置へ移動
できる。そして、後輪26が収納位置にあるとき、後輪
26はフレーム22の下方にある空間内に入る。換言す
ると、後輪26が収納位置にあるとき、後輪26とフレ
ーム22とが干渉しないようにフレーム22の形状や後
輪26の大きさを選定する。
【0045】図1及び図3に示した実施形態では、後輪
26が収納位置をとるとき、ブラケット25は折り畳み
自転車20を立てた状態に保持している。すなわち、紙
面に垂直な方向に間隔をおいてブラケット25に設けた
2個の車輪29が接地してスタンドの機能を果たしてい
る。この状態では後輪26もまた接地しているように各
部の寸法を定めることが好ましい。
26が収納位置をとるとき、ブラケット25は折り畳み
自転車20を立てた状態に保持している。すなわち、紙
面に垂直な方向に間隔をおいてブラケット25に設けた
2個の車輪29が接地してスタンドの機能を果たしてい
る。この状態では後輪26もまた接地しているように各
部の寸法を定めることが好ましい。
【0046】背面を斜視状態で示す図5を参照すると、
ブラケット25は前記フレームに回転可能に支持された
円筒状のボス30を有し、ボス30は周方向へ延びるス
リット31を有する。一方、ストッパ32がフレームに
固定されて直立しており、スリット31に入っている。
その結果、ブラケット25は、スリット31の両端がス
トッパ32に突き当たるまで円弧運動できることとな
る。換言すると、ブラケット25の円弧運動範囲がスリ
ット31とストッパ32とによって定められている。
ブラケット25は前記フレームに回転可能に支持された
円筒状のボス30を有し、ボス30は周方向へ延びるス
リット31を有する。一方、ストッパ32がフレームに
固定されて直立しており、スリット31に入っている。
その結果、ブラケット25は、スリット31の両端がス
トッパ32に突き当たるまで円弧運動できることとな
る。換言すると、ブラケット25の円弧運動範囲がスリ
ット31とストッパ32とによって定められている。
【0047】図5と、側面を示す図6とを参照すると、
後輪を前記収納位置又は使用位置に固定するロック手段
34が設けられている。ロック手段34はブラケット2
5に開けた、回転軸線Cを中心とする円弧状のスリット
35と、フレームにねじ込むロックボルト36とからな
る。図示の実施形態では、スリット35は回転軸線Cよ
り前方に位置し、ボス30のスリット31は回転軸線C
より後方に位置するため、ストッパ32とロックボルト
36の位置関係が逆になっている。ロックボルト36
は、側面を示す図7を参照すると、レバー37とボルト
38とを有する。ボルト38に結合されたシャフト39
がレバー37に相対回転可能に支持されている。従っ
て、レバー37をA方向に回してボルト38をねじ込む
ことができる。そして、ねじ込んだ後、レバー37をB
に向けて押し込むと、カム面40がブラケット25の側
面に食い込んでロック状態となる。ロックの解除は逆の
操作をする。
後輪を前記収納位置又は使用位置に固定するロック手段
34が設けられている。ロック手段34はブラケット2
5に開けた、回転軸線Cを中心とする円弧状のスリット
35と、フレームにねじ込むロックボルト36とからな
る。図示の実施形態では、スリット35は回転軸線Cよ
り前方に位置し、ボス30のスリット31は回転軸線C
より後方に位置するため、ストッパ32とロックボルト
36の位置関係が逆になっている。ロックボルト36
は、側面を示す図7を参照すると、レバー37とボルト
38とを有する。ボルト38に結合されたシャフト39
がレバー37に相対回転可能に支持されている。従っ
て、レバー37をA方向に回してボルト38をねじ込む
ことができる。そして、ねじ込んだ後、レバー37をB
に向けて押し込むと、カム面40がブラケット25の側
面に食い込んでロック状態となる。ロックの解除は逆の
操作をする。
【0048】本発明に係る折り畳み自転車20は、再び
図1ないし図4を参照すると、フレーム22と、フレー
ム22に支持された第1ロッド42を介して前輪43に
連結されるハンドル44と、フレーム22に支持された
第2ロッド46の端部に設けられているサドル47と、
水平の回転軸線Cを中心として回転可能にフレーム22
に支持された、後輪駆動歯車23を有するクランク24
とを備えた形態で実施することができる。折り畳み自転
車20は、さらに、回転軸線Cを中心として回転軸線C
の前方及び後方へ一定の範囲で円弧運動可能にフレーム
22に支持されたブラケット25であって後輪26と、
伝動手段27を介して後輪駆動歯車23の駆動力を受
け、後輪26を回転する被駆動歯車28とを有するブラ
ケット25を備える。後輪26は、前述のように、ブラ
ケット25によって円弧運動され、回転軸線Cの下方を
経て前方の収納位置と後方の使用位置とをとる。
図1ないし図4を参照すると、フレーム22と、フレー
ム22に支持された第1ロッド42を介して前輪43に
連結されるハンドル44と、フレーム22に支持された
第2ロッド46の端部に設けられているサドル47と、
水平の回転軸線Cを中心として回転可能にフレーム22
に支持された、後輪駆動歯車23を有するクランク24
とを備えた形態で実施することができる。折り畳み自転
車20は、さらに、回転軸線Cを中心として回転軸線C
の前方及び後方へ一定の範囲で円弧運動可能にフレーム
22に支持されたブラケット25であって後輪26と、
伝動手段27を介して後輪駆動歯車23の駆動力を受
け、後輪26を回転する被駆動歯車28とを有するブラ
ケット25を備える。後輪26は、前述のように、ブラ
ケット25によって円弧運動され、回転軸線Cの下方を
経て前方の収納位置と後方の使用位置とをとる。
【0049】フレーム22は、図示の実施形態では、後
方から前方へ向けて斜め上向きに延びている真っ直ぐな
主部材50と、主部材50の前端に連結された円筒状の
スリーブ51とを有し、クランク24の回転軸が主部材
50の後端に回転可能に支持されている。前記構造自体
は公知であるが、本発明では主部材50を単一のアルミ
又は鋼製の材料で作って剛性を高めると共に、上下に収
納できる空間を確保している。
方から前方へ向けて斜め上向きに延びている真っ直ぐな
主部材50と、主部材50の前端に連結された円筒状の
スリーブ51とを有し、クランク24の回転軸が主部材
50の後端に回転可能に支持されている。前記構造自体
は公知であるが、本発明では主部材50を単一のアルミ
又は鋼製の材料で作って剛性を高めると共に、上下に収
納できる空間を確保している。
【0050】第1ロッド42は、スリーブ51に回転可
能に支持されたフォーク52と、フォーク52にピン5
3を介して連結され、折り曲げ可能な円筒状の中間ロッ
ド54と、中間ロッド54に回転可能に取り付けられた
ねじスリーブ55とを有する。前輪43がフォーク52
に回転可能に支持され、ハンドル44の連結ロッド56
が中間ロッド54に挿入され、固定されている。連結ロ
ッド56が中間ロッド54に対して伸縮する、それ自体
公知の構造を採用することもできる。
能に支持されたフォーク52と、フォーク52にピン5
3を介して連結され、折り曲げ可能な円筒状の中間ロッ
ド54と、中間ロッド54に回転可能に取り付けられた
ねじスリーブ55とを有する。前輪43がフォーク52
に回転可能に支持され、ハンドル44の連結ロッド56
が中間ロッド54に挿入され、固定されている。連結ロ
ッド56が中間ロッド54に対して伸縮する、それ自体
公知の構造を採用することもできる。
【0051】第1ロッド42が中間ロッド54を後方へ
向けて折り曲げた収納位置(図1)にあるとき、中間ロ
ッド54を真っ直ぐにし、ねじスリーブ55をフォーク
52の上端にあるねじにねじ込むと、フォーク52と中
間ロッド54が実質的に真っ直ぐになり、第1ロッド4
2は使用位置となる(図3)。逆に、使用位置にある第
1ロッド42を収納位置にするには、ねじスリーブ55
を緩めて中間ロッド54を後方へ向けて折り曲げればよ
い。
向けて折り曲げた収納位置(図1)にあるとき、中間ロ
ッド54を真っ直ぐにし、ねじスリーブ55をフォーク
52の上端にあるねじにねじ込むと、フォーク52と中
間ロッド54が実質的に真っ直ぐになり、第1ロッド4
2は使用位置となる(図3)。逆に、使用位置にある第
1ロッド42を収納位置にするには、ねじスリーブ55
を緩めて中間ロッド54を後方へ向けて折り曲げればよ
い。
【0052】第2ロッド46は、フレーム22の主部材
50に固着された固定ロッド58と、固定ロッド58に
ピンを介して連結され、折り曲げ可能な円筒状の中間ロ
ッド59と、中間ロッド59に回転可能に取り付けられ
たねじスリーブ60とを有する。サドル47の連結ロッ
ド61が中間ロッド59に挿入され、固定されている。
連結ロッド61が中間ロッド59に対して伸縮する、そ
れ自体公知の構造を採用することもできる。
50に固着された固定ロッド58と、固定ロッド58に
ピンを介して連結され、折り曲げ可能な円筒状の中間ロ
ッド59と、中間ロッド59に回転可能に取り付けられ
たねじスリーブ60とを有する。サドル47の連結ロッ
ド61が中間ロッド59に挿入され、固定されている。
連結ロッド61が中間ロッド59に対して伸縮する、そ
れ自体公知の構造を採用することもできる。
【0053】第2ロッド46が中間ロッド59を前方へ
向けて折り曲げた収納位置(図1)にあるとき、中間ロ
ッド59を真っ直ぐにし、ねじスリーブ60を固定ロッ
ド58の上端にあるねじにねじ込むと、固定ロッド58
と中間ロッド59が実質的に真っ直ぐになり、第2ロッ
ド46は使用位置となる(図3)。逆に、使用位置にあ
る第2ロッド46を収納位置にするには、ねじスリーブ
60を緩めて中間ロッド59を前方へ向けて折り曲げれ
ばよい。
向けて折り曲げた収納位置(図1)にあるとき、中間ロ
ッド59を真っ直ぐにし、ねじスリーブ60を固定ロッ
ド58の上端にあるねじにねじ込むと、固定ロッド58
と中間ロッド59が実質的に真っ直ぐになり、第2ロッ
ド46は使用位置となる(図3)。逆に、使用位置にあ
る第2ロッド46を収納位置にするには、ねじスリーブ
60を緩めて中間ロッド59を前方へ向けて折り曲げれ
ばよい。
【0054】サドル47は図1及び図2の収納位置にあ
るときと、図3の使用位置にあるときでは向きが逆にな
っている。これは、図1の収納位置にあるとき、折り畳
んだ自転車の前後方向の長さを可及的に短くすることの
要請に基づく。また、サドル47の中間ロッド59に対
する角度は、図3の使用位置ではほぼ直交しているのに
対し、図1の収納位置では小さくなっている。これは、
サドル47を第1ロッド42の下方に収納するためであ
る。従って、折り畳んだ自転車全体の体積をより一層小
さくするためには、サドル47の向きを変えたり、角度
を変えたりすることが好ましい。図7に示したロックボ
ルト36を使用してサドル47を連結ロッド61に取り
付けることにより、前記機能を達成できる。
るときと、図3の使用位置にあるときでは向きが逆にな
っている。これは、図1の収納位置にあるとき、折り畳
んだ自転車の前後方向の長さを可及的に短くすることの
要請に基づく。また、サドル47の中間ロッド59に対
する角度は、図3の使用位置ではほぼ直交しているのに
対し、図1の収納位置では小さくなっている。これは、
サドル47を第1ロッド42の下方に収納するためであ
る。従って、折り畳んだ自転車全体の体積をより一層小
さくするためには、サドル47の向きを変えたり、角度
を変えたりすることが好ましい。図7に示したロックボ
ルト36を使用してサドル47を連結ロッド61に取り
付けることにより、前記機能を達成できる。
【0055】図2の収納位置にあるとき、ハンドル44
が横方向へ突出している。そこで、ハンドル44を第1
ロッド42に対して実質的に直交する使用位置と、実質
的に平行する収納位置とをとるように形成することが好
ましく、これによって折り畳んだ自転車が占める体積を
小さくすることができる。
が横方向へ突出している。そこで、ハンドル44を第1
ロッド42に対して実質的に直交する使用位置と、実質
的に平行する収納位置とをとるように形成することが好
ましく、これによって折り畳んだ自転車が占める体積を
小さくすることができる。
【0056】断面を示す図8及び図9に示すように、ハ
ンドル44の中央部に断面が台形状を呈する連結ブロッ
ク64を取り付け、一方、連結ロッド56に連結ブロッ
ク64の一部が入る凹み65を有する貫通穴を開け、ロ
ックボルト36を貫通穴に通して連結ブロック64にね
じ込む。図8の使用位置では、連結ブロック64が凹み
65に入った状態でロックボルト36によって固定され
ており、ハンドル44のがたつきが防止されている。ロ
ックボルト36を緩めてハンドル44が連結ロッド56
とほぼ平行するようにハンドル44を回し、ロックボル
ト36を締め付けると、ハンドル44は図9に示した収
納位置をとる。
ンドル44の中央部に断面が台形状を呈する連結ブロッ
ク64を取り付け、一方、連結ロッド56に連結ブロッ
ク64の一部が入る凹み65を有する貫通穴を開け、ロ
ックボルト36を貫通穴に通して連結ブロック64にね
じ込む。図8の使用位置では、連結ブロック64が凹み
65に入った状態でロックボルト36によって固定され
ており、ハンドル44のがたつきが防止されている。ロ
ックボルト36を緩めてハンドル44が連結ロッド56
とほぼ平行するようにハンドル44を回し、ロックボル
ト36を締め付けると、ハンドル44は図9に示した収
納位置をとる。
【0057】再び図2を参照すると、クランク24が2
つの端部にそれぞれペダル66を有するところ、これら
ペダル66が使用位置にあるとき、ペダル66は横方向
へ突出している。そこで、これらペダル66が回転軸線
Cに実質的に平行する使用位置と、回転軸線Cに実質的
に直交する収納位置とをとるように形成することが好ま
しい。これによって、折り畳んだ自転車が占める体積を
小さくすることができる。
つの端部にそれぞれペダル66を有するところ、これら
ペダル66が使用位置にあるとき、ペダル66は横方向
へ突出している。そこで、これらペダル66が回転軸線
Cに実質的に平行する使用位置と、回転軸線Cに実質的
に直交する収納位置とをとるように形成することが好ま
しい。これによって、折り畳んだ自転車が占める体積を
小さくすることができる。
【0058】平面を示す図10と、側面を示す図11と
を参照すると、クランク24が端部に固着された基部6
7を有し、ペダル66は基部67に揺動可能に連結され
た枠体68と、枠体68に対して進退するロックブロッ
ク69とを有する。枠体68は、ロックブロック69が
進入可能な穴を有するブロック受け70を一体に有す
る。一方、ロックブロック69から張り出した一対のロ
ック片71が枠体68に設けた、図10において左右方
向へ延びるスリット(図示せず)を貫通して枠体68の
外方へ突出し、スライダ72に連結されている。ばね7
3がブロック受け70の穴内に配置され、ロックブロッ
ク69を基部67に向けて偏倚している。その結果、ペ
ダル66が回転軸線Cと平行な位置にあるとき、ロック
片71が基部67の溝74に進出して嵌り、使用位置と
なる(図10)。スライダ72を動かしてロック片71
を溝74から外し、枠体68を回転軸線Cに直交する
(食い違い)角度まで揺動すると、ペダル66は収納位
置となる(図11)。
を参照すると、クランク24が端部に固着された基部6
7を有し、ペダル66は基部67に揺動可能に連結され
た枠体68と、枠体68に対して進退するロックブロッ
ク69とを有する。枠体68は、ロックブロック69が
進入可能な穴を有するブロック受け70を一体に有す
る。一方、ロックブロック69から張り出した一対のロ
ック片71が枠体68に設けた、図10において左右方
向へ延びるスリット(図示せず)を貫通して枠体68の
外方へ突出し、スライダ72に連結されている。ばね7
3がブロック受け70の穴内に配置され、ロックブロッ
ク69を基部67に向けて偏倚している。その結果、ペ
ダル66が回転軸線Cと平行な位置にあるとき、ロック
片71が基部67の溝74に進出して嵌り、使用位置と
なる(図10)。スライダ72を動かしてロック片71
を溝74から外し、枠体68を回転軸線Cに直交する
(食い違い)角度まで揺動すると、ペダル66は収納位
置となる(図11)。
【0059】本発明に係る運搬具は、折り畳み自転車2
0の第1ロッド42と、第2ロッド46と、後輪26
と、ハンドル44と、ペダル66とをそれぞれ収納位置
にして折り畳んだ状態とし、この状態で折り畳み自転車
20を運搬するのに適する。
0の第1ロッド42と、第2ロッド46と、後輪26
と、ハンドル44と、ペダル66とをそれぞれ収納位置
にして折り畳んだ状態とし、この状態で折り畳み自転車
20を運搬するのに適する。
【0060】自転車を収容した状態を示す図12と、運
んでいる状態を示す図13とを参照すると、運搬具80
はキャスタ81付きバッグであり、折り畳み自転車20
はバッグ80内に収容されている。バッグ80は、図1
3に示すように、引き紐82を持って引っ張るか、つり
下げベルト83を持って持ち上げて運搬される。
んでいる状態を示す図13とを参照すると、運搬具80
はキャスタ81付きバッグであり、折り畳み自転車20
はバッグ80内に収容されている。バッグ80は、図1
3に示すように、引き紐82を持って引っ張るか、つり
下げベルト83を持って持ち上げて運搬される。
【0061】自転車に結んだ状態を示す図14と、運ん
でいる状態を示す図15とを参照すると、運搬具90は
肩掛けベルト91を有する帯状体である。帯状体90
は、肩掛けベルト91の両端に締め付けベルト92,9
3を有する。これら締め付けベルト92,93によって
折り畳み自転車20を締め付けて保持し、肩掛けベルト
91を肩に掛けて運搬する。
でいる状態を示す図15とを参照すると、運搬具90は
肩掛けベルト91を有する帯状体である。帯状体90
は、肩掛けベルト91の両端に締め付けベルト92,9
3を有する。これら締め付けベルト92,93によって
折り畳み自転車20を締め付けて保持し、肩掛けベルト
91を肩に掛けて運搬する。
【0062】図5と、斜視状態を示す図16及び図17
とを参照すると、ブラケット25は2つの支持部材10
0,101からなる。これら支持部材100,101
は、一箇所でフレーム22の主部材50に回転可能に支
持され、別の箇所で後輪26と前記被駆動歯車とを支持
し、さらに別の箇所で第3ロッド102を介して相互に
連結されている。ブラケット25をこの形態にすること
により、折り畳み自転車20に多様性を持たせることが
容易となる。
とを参照すると、ブラケット25は2つの支持部材10
0,101からなる。これら支持部材100,101
は、一箇所でフレーム22の主部材50に回転可能に支
持され、別の箇所で後輪26と前記被駆動歯車とを支持
し、さらに別の箇所で第3ロッド102を介して相互に
連結されている。ブラケット25をこの形態にすること
により、折り畳み自転車20に多様性を持たせることが
容易となる。
【0063】図16及び図17に示した実施形態では、
荷台103が第3ロッド102に円弧運動可能に支持さ
れている。荷台103はL字状の固定棒104を有し、
この固定棒104の先端部を、支持部材100,101
に開けた2つの穴105の一方に差し込んで使用位置
(図16)となり、2つの穴の他方に差し込んで収納位
置(図17)となる。
荷台103が第3ロッド102に円弧運動可能に支持さ
れている。荷台103はL字状の固定棒104を有し、
この固定棒104の先端部を、支持部材100,101
に開けた2つの穴105の一方に差し込んで使用位置
(図16)となり、2つの穴の他方に差し込んで収納位
置(図17)となる。
【0064】斜視状態を示す図18と、幼児が乗ってい
る状態を示す図19とに示した実施形態では、車輪付き
キャリア110が第3ロッド102に分離可能に連結さ
れている。
る状態を示す図19とに示した実施形態では、車輪付き
キャリア110が第3ロッド102に分離可能に連結さ
れている。
【0065】キャリア110は、第3ロッド102を挟
み、ボルト・ナットで第3ロッド102に連結される連
結部材111と、連結部材111に連結された、車輪1
12を有する収納庫113とからなる。収納庫113は
ロッククリップ114によって開閉可能である。連結部
材111に握り具115を取り付け、収納庫113に足
載せ具116を取り付けるようにすれば、幼児が収納庫
113に乗ることができる。
み、ボルト・ナットで第3ロッド102に連結される連
結部材111と、連結部材111に連結された、車輪1
12を有する収納庫113とからなる。収納庫113は
ロッククリップ114によって開閉可能である。連結部
材111に握り具115を取り付け、収納庫113に足
載せ具116を取り付けるようにすれば、幼児が収納庫
113に乗ることができる。
【0066】前記実施形態に代えて次のような実施も可
能である。前記実施形態では、後輪26はクランク24
の回転軸線Cの下方を経て収納位置と使用位置とをとっ
ているが、回転軸線Cの上方を経て収納位置と使用位置
とをとるようにブラケット25の円弧運動範囲を定める
ことができる。また、前記実施形態では、後輪駆動歯車
23はチェーンホイールであり、被駆動歯車28はスプ
ロケットであり、伝動手段27はチェーンである。これ
に代えて、後輪駆動歯車23と被駆動歯車28とを通常
の歯車とし、伝動手段27を歯付きベルトとすることも
できる。また、前記実施形態では、図7(A)のロック
手段34ではロックボルト36とした。これに代えて、た
とえば図7(B)に示すように、ロック手段34ではロ
ックピン36Aとすることもできる。ロックピン36A
はスプリング(二点鎖線)を介して矢印方向に移動自在
に支持され、ワンタッチ方式でロック状態とロック解除
状態にする。
能である。前記実施形態では、後輪26はクランク24
の回転軸線Cの下方を経て収納位置と使用位置とをとっ
ているが、回転軸線Cの上方を経て収納位置と使用位置
とをとるようにブラケット25の円弧運動範囲を定める
ことができる。また、前記実施形態では、後輪駆動歯車
23はチェーンホイールであり、被駆動歯車28はスプ
ロケットであり、伝動手段27はチェーンである。これ
に代えて、後輪駆動歯車23と被駆動歯車28とを通常
の歯車とし、伝動手段27を歯付きベルトとすることも
できる。また、前記実施形態では、図7(A)のロック
手段34ではロックボルト36とした。これに代えて、た
とえば図7(B)に示すように、ロック手段34ではロ
ックピン36Aとすることもできる。ロックピン36A
はスプリング(二点鎖線)を介して矢印方向に移動自在
に支持され、ワンタッチ方式でロック状態とロック解除
状態にする。
【0067】
【発明の効果】以上のことから、本発明に係る折り畳み
自転車によれば、クランクにある後輪駆動歯車とブラケ
ットにある被駆動歯車との間の距離は、ブラケットがど
の部位にあっても一定に保たれるので、クランクの構造
や伝動手段の長さなどを変えることなく、後輪は収納位
置と使用位置とをとることができる。そして、後輪が収
納位置にあるとき、この収納位置がクランクの回転軸線
の前方にあることから、折り畳んで収納位置にした自転
車の全体の体積を小さくすることができる。
自転車によれば、クランクにある後輪駆動歯車とブラケ
ットにある被駆動歯車との間の距離は、ブラケットがど
の部位にあっても一定に保たれるので、クランクの構造
や伝動手段の長さなどを変えることなく、後輪は収納位
置と使用位置とをとることができる。そして、後輪が収
納位置にあるとき、この収納位置がクランクの回転軸線
の前方にあることから、折り畳んで収納位置にした自転
車の全体の体積を小さくすることができる。
【0068】また、請求項2に係る発明によれば、後輪
が回転軸線の下方を経て収納位置と使用位置とをとるた
め、後輪が円弧運動する際、後輪が上方へ張り出すこと
がなく、扱いやすい。また、後輪が接地した状態で後輪
を円弧運動させることができるため、後輪の円弧運動を
安定して行うことができる。
が回転軸線の下方を経て収納位置と使用位置とをとるた
め、後輪が円弧運動する際、後輪が上方へ張り出すこと
がなく、扱いやすい。また、後輪が接地した状態で後輪
を円弧運動させることができるため、後輪の円弧運動を
安定して行うことができる。
【0069】また、請求項3に係る発明によれば、ブラ
ケットがいわゆるスタンドの機能を果たすため、別途ス
タンドを設ける必要がない。すなわち、自転車に乗って
の走行を止めるとき、後輪を収納位置にすると、ブラケ
ットがスタンドとなり、自転車を保持することができ
る。
ケットがいわゆるスタンドの機能を果たすため、別途ス
タンドを設ける必要がない。すなわち、自転車に乗って
の走行を止めるとき、後輪を収納位置にすると、ブラケ
ットがスタンドとなり、自転車を保持することができ
る。
【0070】また、請求項4に係る発明によれば、スリ
ットの一方の端がストッパから離れ、他方の端がストッ
パに突き当たると、ブラケットが一定の範囲の円弧運動
をすることとなり、スリットの長さによってブラケット
の円弧運動範囲を設定できるため、簡単、かつ、確実で
ある。
ットの一方の端がストッパから離れ、他方の端がストッ
パに突き当たると、ブラケットが一定の範囲の円弧運動
をすることとなり、スリットの長さによってブラケット
の円弧運動範囲を設定できるため、簡単、かつ、確実で
ある。
【0071】また、請求項5に係る発明によれば、ブラ
ケットの円弧運動範囲はスリットとストッパとによって
定まり、その円弧運動の終点において後輪が収納位置と
使用位置とをとるところ、この状態で後輪を固定するこ
とによって、後輪のがたつきを防ぐことができる。
ケットの円弧運動範囲はスリットとストッパとによって
定まり、その円弧運動の終点において後輪が収納位置と
使用位置とをとるところ、この状態で後輪を固定するこ
とによって、後輪のがたつきを防ぐことができる。
【0072】また、請求項6に係る発明によれば、折り
畳んだ収納位置にしたとき、第1ロッドと第2ロッドと
後輪とが占める体積が小さくなり、折り畳み自転車の全
体の体積が小さくなる。また、後輪が回転軸線の下方を
経て収納位置と使用位置とをとるため、折り畳んで収納
位置にした自転車の全体の体積を小さくすることができ
る。
畳んだ収納位置にしたとき、第1ロッドと第2ロッドと
後輪とが占める体積が小さくなり、折り畳み自転車の全
体の体積が小さくなる。また、後輪が回転軸線の下方を
経て収納位置と使用位置とをとるため、折り畳んで収納
位置にした自転車の全体の体積を小さくすることができ
る。
【0073】また、請求項7に係る発明によれば、使用
位置にあるハンドルは、人の両手の間隔に相当する長さ
を有する。そこで、ハンドルを第1ロッドに平行する収
納位置にすることにより、折り畳んだ自転車の全体の体
積を小さくすることができる。
位置にあるハンドルは、人の両手の間隔に相当する長さ
を有する。そこで、ハンドルを第1ロッドに平行する収
納位置にすることにより、折り畳んだ自転車の全体の体
積を小さくすることができる。
【0074】また、請求項8に係る発明によれば、使用
位置にあるペダルは、人の両足の間隔に相当する間隔で
クランクに取り付けられている。そこで、ペダルを回転
軸線に直交する収納位置にすることにより、折り畳んだ
自転車の全体の体積を小さくすることができる。
位置にあるペダルは、人の両足の間隔に相当する間隔で
クランクに取り付けられている。そこで、ペダルを回転
軸線に直交する収納位置にすることにより、折り畳んだ
自転車の全体の体積を小さくすることができる。
【0075】また、請求項9に係る発明によれば、折り
畳んだ状態の自転車は最低の体積となっているため、運
搬具による折り畳み自転車の運搬を好適に行うことがで
きる。
畳んだ状態の自転車は最低の体積となっているため、運
搬具による折り畳み自転車の運搬を好適に行うことがで
きる。
【0076】また、請求項10に係る発明によれば、折
り畳んだ自転車をバッグに入れ、バッグを引っ張って運
ぶことができる。
り畳んだ自転車をバッグに入れ、バッグを引っ張って運
ぶことができる。
【0077】また、請求項11に係る発明によれば折り
畳んだ自転車を帯状体に結び付け、肩掛けベルトを肩に
掛けて運ぶことができる。
畳んだ自転車を帯状体に結び付け、肩掛けベルトを肩に
掛けて運ぶことができる。
【0078】また、請求項12に係る発明によれば、ブ
ラケットのフレームへの取付け、後輪及び被駆動歯車の
ブラケットへの取付けを、フレームや後輪、被駆動歯車
を2つの支持部材で挟むようにして行うと、取り付けた
後ブラケットは後輪と被駆動歯車とを両持ちに支持する
こととなり、安定した支持が可能である。
ラケットのフレームへの取付け、後輪及び被駆動歯車の
ブラケットへの取付けを、フレームや後輪、被駆動歯車
を2つの支持部材で挟むようにして行うと、取り付けた
後ブラケットは後輪と被駆動歯車とを両持ちに支持する
こととなり、安定した支持が可能である。
【0079】また、請求項13に係る発明によれば、荷
台を備えることによって、折り畳み自転車に多様性を持
たせることができる。すなわち、使用位置にした荷台に
小物をくくりつけることにより、運転者が小物を持つ煩
わしさから解放される。そして、運搬するときには収納
位置にして全体の体積を小さくすることができる。
台を備えることによって、折り畳み自転車に多様性を持
たせることができる。すなわち、使用位置にした荷台に
小物をくくりつけることにより、運転者が小物を持つ煩
わしさから解放される。そして、運搬するときには収納
位置にして全体の体積を小さくすることができる。
【0080】また、請求項14に係る発明によれば、キ
ャリアを備えることによって、折り畳み自転車に多様性
を持たせることができる。すなわち、キャリアが車輪付
きであるため、重いものを自転車で運ぶことができる。
折り畳み自転車を運搬するときにはキャリアを第3ロッ
ドから分離する。
ャリアを備えることによって、折り畳み自転車に多様性
を持たせることができる。すなわち、キャリアが車輪付
きであるため、重いものを自転車で運ぶことができる。
折り畳み自転車を運搬するときにはキャリアを第3ロッ
ドから分離する。
【0081】また、請求項15に係る発明によれば、連
結部材と収納庫との形状、構造などを別個に定めること
ができるため、折り畳み自転車に適したものを得ること
ができる。
結部材と収納庫との形状、構造などを別個に定めること
ができるため、折り畳み自転車に適したものを得ること
ができる。
【0082】さらに、請求項16に係る発明によれば、
収納庫が幼児を乗せる乗り物となり、この乗り物に乗っ
た幼児が握り具を手でつかみ、足載せ具に足を載せるこ
とにより安全を確保できる。
収納庫が幼児を乗せる乗り物となり、この乗り物に乗っ
た幼児が握り具を手でつかみ、足載せ具に足を載せるこ
とにより安全を確保できる。
【図1】 本発明に係る折り畳み自転車の実施形態を示
す側面図で、各部が収納位置にあり、折り畳まれた状態
を示している。
す側面図で、各部が収納位置にあり、折り畳まれた状態
を示している。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 本発明に係る折り畳み自転車の実施形態を示
す側面図で、各部が使用位置にあるが、立てて保持した
状態を示している。
す側面図で、各部が使用位置にあるが、立てて保持した
状態を示している。
【図4】 本発明に係る折り畳み自転車の実施形態を示
す側面図で、各部が使用位置にあり、走行できる状態を
示している。
す側面図で、各部が使用位置にあり、走行できる状態を
示している。
【図5】 ブラケットの要部を背面から見た斜視図であ
る。
る。
【図6】 図5の6−6線方向に見た側面図で一部を示
している。
している。
【図7】 ロック手段の概略図であり、(A)はロック
ボルトを示し、(B)はロックピンを示す。
ボルトを示し、(B)はロックピンを示す。
【図8】 ハンドルを使用位置にしたハンドルの取付部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図9】 ハンドルを収納位置にしたハンドルの取付部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図10】 ペダルを使用位置にした正面図である。
【図11】 ペダルを収納位置にした側面図である。
【図12】 折り畳み自転車を収容した、本発明に係る
運搬具の実施形態をを示す斜視図である。
運搬具の実施形態をを示す斜視図である。
【図13】 図12に示した運搬具を運んでいる状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図14】 折り畳み自転車を結んだ、本発明に係る運
搬具の別の実施形態を示す側面図である。
搬具の別の実施形態を示す側面図である。
【図15】 図14に示した運搬具を運んでいる状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図16】 ブラケットに荷台を取り付けた実施形態を
示す斜視図で、荷台が使用位置にある状態を示してい
る。
示す斜視図で、荷台が使用位置にある状態を示してい
る。
【図17】 ブラケットに荷台を取り付けた実施形態を
示す斜視図で、荷台が収納位置にある状態を示してい
る。
示す斜視図で、荷台が収納位置にある状態を示してい
る。
【図18】 キャリアの実施形態を示す斜視図である。
【図19】 図18のキャリアを折り畳み自転車に連結
した使用状態を示す斜視図である。
した使用状態を示す斜視図である。
20 折り畳み自転車
22 フレーム
23 後輪駆動歯車
24 クランク
25 ブラケット
26 後輪
27 伝動手段(チェーン)
28 被駆動歯車
30 ボス
31 スリット
32 ストッパ
34 ロック手段
35 スリット
36 ロックボルト
36A ロックピン
37 レバー
38 ボルト
39 シャフト
40 カム面
42 第1ロッド
43 前輪
44 ハンドル
46 第2ロッド
47 サドル
50 主部材
51 スリーブ
52 フォーク
53 ピン
54 中間ロッド
55 ねじスリーブ
56 連結ロッド
58 固定ロッド
59 中間ロッド
60 ねじスリーブ
61 連結ロッド
64 連結ブロック
65 凹み
66 ペダル
67 基部
68 枠体
69 ロックブロック
70 ロック受け
71 ロック片
72 スライダ
73 ばね
74 溝
80 運搬具(バッグ)
81 キャスタ
82 引き紐
83 つり下げベルト
90 帯状体
91 肩掛けベルト
100 支持部材
101 支持部材
102 第3ロッド
103 荷台
104 固定棒
105 穴
110 キャリア
111 連結部材
113 収納庫
114 ロッククリップ
115 握り具
116 足載せ具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月11日(2002.1.1
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図6】
【図8】
【図9】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図16】
【図15】
【図17】
【図18】
【図19】
Claims (16)
- 【請求項1】 フレームと、水平の回転軸線を中心とし
て回転可能に前記フレームに支持された、後輪駆動歯車
を有するクランクとを備える折り畳み自転車であって、 前記回転軸線を中心として回転軸線の前方及び後方へ一
定の範囲で円弧運動可能に前記フレームに支持されたブ
ラケットであって後輪と、伝動手段を介して前記後輪駆
動歯車の駆動力を受け、前記後輪を回転する被駆動歯車
とを有するブラケットを備え、 前記後輪は、前記ブラケットによって円弧運動され、前
方の収納位置と後方の使用位置とをとる、折り畳み自転
車。 - 【請求項2】 請求項1に記載の折り畳み自転車におい
て、前記後輪は、前記回転軸線の下方を経て前記収納位
置と前記使用位置とをとることを特徴とする折り畳み自
転車。 - 【請求項3】 請求項2に記載の折り畳み自転車におい
て、前記後輪が収納位置をとるとき、前記ブラケットは
前記折り畳み自転車を立てた状態に保持することを特徴
とする折り畳み自転車。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の折
り畳み自転車において、前記ブラケットは前記フレーム
に支持されたボスを有し、前記ブラケットの円弧運動範
囲は、前記ボスに設けられた周方向へ延びるスリット
と、前記フレームに固定されたストッパとによって定め
られたことを特徴とする折り畳み自転車。 - 【請求項5】 請求項4に記載の折り畳み自転車におい
て、前記後輪を前記収納位置又は使用位置に固定するロ
ック手段を有することを特徴とする折り畳み自転車。 - 【請求項6】 フレームと、このフレームに支持された
第1ロッドを介して前輪に連結されるハンドルと、前記
フレームに支持された第2ロッドの端部に設けられてい
るサドルと、水平の回転軸線を中心として回転可能に前
記フレームに支持された、後輪駆動歯車を有するクラン
クとを備える折り畳み自転車であって、 前記回転軸線を中心として回転軸線の前方及び後方へ一
定の範囲で円弧運動可能に前記フレームに支持されたブ
ラケットであって後輪と、伝動手段を介して前記後輪駆
動歯車の駆動力を受け、前記後輪を回転する被駆動歯車
とを有するブラケットを備え、 前記第1ロッドは、後方へ向けて折れ曲がる収納位置
と、実質的に真っ直ぐになる使用位置とをとるように形
成され、 前記第2ロッドは、前方へ向けて折れ曲がる収納位置
と、実質的に真っ直ぐになる使用位置とをとるように形
成され、 前記後輪は、前記ブラケットによって円弧運動され、前
記回転軸線の下方を経て前方の収納位置と後方の使用位
置とをとる、折り畳み自転車。 - 【請求項7】 請求項6に記載の折り畳み自転車におい
て、前記ハンドルは、前記第1ロッドに対して実質的に
直交する使用位置と、実質的に平行する収納位置とをと
るように形成されたことを特徴とする折り畳み自転車。 - 【請求項8】 請求項6又は7に記載の折り畳み自転車
において、前記クランクは2つの端部にそれぞれペダル
を有し、これらペダルは前記回転軸線に実質的に平行す
る使用位置と、前記回転軸線に実質的に直交する収納位
置とをとるように形成されたことを特徴とする折り畳み
自転車。 - 【請求項9】 請求項8に記載の折り畳み自転車の運搬
具であって、 前記第1ロッドと、前記第2ロッドと、前記後輪と、前
記ハンドルと、前記ペダルとをそれぞれ収納位置にして
折り畳んだ状態とし、この状態で運搬する運搬具。 - 【請求項10】 請求項9に記載の運搬具において、前
記運搬具はキャスタ付きバッグであることを特徴とする
運搬具。 - 【請求項11】 請求項9に記載の運搬具において、前
記運搬具は肩掛けベルトを有する帯状体であることを特
徴とする運搬具。 - 【請求項12】 請求項6に記載の折り畳み自転車にお
いて、前記ブラケットは2つの支持部材からなり、これ
ら支持部材は、一箇所で前記フレームに回転可能に支持
され、別の箇所で前記後輪と前記被駆動歯車とを支持
し、さらに別の箇所で第3ロッドを介して相互に連結さ
れたことを特徴とする折り畳み自転車。 - 【請求項13】 請求項12に記載の折り畳み自転車に
おいて、前記第3ロッドに円弧運動可能に支持された荷
台であって使用位置と収納位置とをとるように形成され
た荷台を備えることを特徴とする折り畳み自転車。 - 【請求項14】 請求項12に記載の折り畳み自転車に
おいて、前記第3ロッドに分離可能に連結される、車輪
付きキャリアを備えることを特徴とする折り畳み自転
車。 - 【請求項15】 請求項14に記載の折り畳み自転車に
おいて、前記キャリアは前記第3ロッドに連結される連
結部材と、この連結部材に連結された、前記車輪を有す
る収納庫とからなることを特徴とする折り畳み自転車。 - 【請求項16】 請求項15に記載の折り畳み自転車に
おいて、前記連結部材は握り具を有し、前記収納庫は足
載せ具を有することを特徴とする折り畳み自転車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001383744A JP2003182677A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 折り畳み自転車及び運搬具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001383744A JP2003182677A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 折り畳み自転車及び運搬具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003182677A true JP2003182677A (ja) | 2003-07-03 |
Family
ID=27593700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001383744A Pending JP2003182677A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 折り畳み自転車及び運搬具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003182677A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005193848A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Yasuo Umaji | 自転車 |
JP2009046102A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-05 | Toshiyuki Adachi | 携帯可能車両及び携帯可能車両用被覆体収納セット |
WO2011026300A1 (zh) * | 2009-09-07 | 2011-03-10 | Hon David Tak-Wei | 一种折叠接头装置 |
CN102248981A (zh) * | 2010-05-20 | 2011-11-23 | 无锡尚格工业设计有限公司 | 折叠自行车 |
CN102248980A (zh) * | 2010-05-20 | 2011-11-23 | 无锡尚格工业设计有限公司 | 折叠自行车 |
KR200464303Y1 (ko) | 2010-12-23 | 2012-12-24 | 박기덕 | 스트랩을 가진 접이식 자전거 |
JP2014208531A (ja) * | 2014-06-04 | 2014-11-06 | 悦雄 越川 | 折り畳み自転車の駐輪兼移動用補助輪 |
JP2017217938A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 郁磨 福井 | 折り畳み自転車 |
JP2020093789A (ja) * | 2020-03-18 | 2020-06-18 | 郁磨 福井 | 折り畳み自転車 |
-
2001
- 2001-12-17 JP JP2001383744A patent/JP2003182677A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009046102A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-05 | Toshiyuki Adachi | 携帯可能車両及び携帯可能車両用被覆体収納セット |
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CN102248981A (zh) * | 2010-05-20 | 2011-11-23 | 无锡尚格工业设计有限公司 | 折叠自行车 |
CN102248980A (zh) * | 2010-05-20 | 2011-11-23 | 无锡尚格工业设计有限公司 | 折叠自行车 |
KR200464303Y1 (ko) | 2010-12-23 | 2012-12-24 | 박기덕 | 스트랩을 가진 접이식 자전거 |
JP2014208531A (ja) * | 2014-06-04 | 2014-11-06 | 悦雄 越川 | 折り畳み自転車の駐輪兼移動用補助輪 |
JP2017217938A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 郁磨 福井 | 折り畳み自転車 |
JP2020093789A (ja) * | 2020-03-18 | 2020-06-18 | 郁磨 福井 | 折り畳み自転車 |
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A977 | Report on retrieval |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061003 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070220 |