JP2003151082A - 配車管理システム - Google Patents
配車管理システムInfo
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- JP2003151082A JP2003151082A JP2001343623A JP2001343623A JP2003151082A JP 2003151082 A JP2003151082 A JP 2003151082A JP 2001343623 A JP2001343623 A JP 2001343623A JP 2001343623 A JP2001343623 A JP 2001343623A JP 2003151082 A JP2003151082 A JP 2003151082A
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
じる不具合を解消することのできる配車管理システムを
提供すること。 【解決手段】 依頼人から移動局の配車依頼があると、
各移動局の現在位置を含む動態情報に基づいて、依頼人
の依頼に適合した移動局を検索し、依頼人の依頼に適合
する移動局を配車する手段を含み、着信可能な電話番号
が複数設定された配車センター1を備えた配車管理シス
テムであって、配車センター1が、各移動局の現在位置
を含む動態情報を記憶する車両情報データベース7と、
車両情報データベース7に記憶されている動態情報、及
び依頼人が依頼する配車位置に基づいて、依頼人により
掛けられた電話番号の宛て先に所属する移動局を検索す
るの検索手段とを装備する。
Description
関し、より詳細には、人や荷物などを運送する営業車
(例えば、タクシーなど)を依頼人からの依頼に応じて
配車するための配車管理システムに関する。
どを用いて現在位置を把握し、現在位置、及び空車/実
車などの車両動態情報を管理センターへ送信し、該管理
センターが前記営業車から送信されてくる前記車両動態
情報に基づいて、各営業車の位置や空車/実車などの車
両動態を把握すると共に、さらには前記管理センターが
依頼人から電話回線などを通じて営業車(例えば、タク
シーなど)の配車依頼があると、前記依頼人の乗車位置
情報、及び前記車両動態情報に基づいて、前記依頼人の
乗車位置に最も距離の短い営業車、又は最も短い時間で
到達可能な営業車を割り出し、割り出した営業車へ前記
配車依頼を伝えるといった配車管理システムがある。
は決して安価なシステムではないため、規模の小さい会
社や個人が独自で前記配車管理システムを導入すること
は難しく、そこで複数の会社や個人が共同で一つの前記
配車管理システムを導入しようとする動きがある。
複数の会社や個人が共同で導入する仕様にはなっていな
いため、下記のイ〜ニに示すような問題がある。 イ)依頼人の中には会社を指定する場合もあると思われ
るが、従来の配車管理システムでは前記依頼人の乗車位
置に最も距離の短い営業車、又は最も短い時間で到達可
能な営業車が配車されるだけであるので、前記依頼人の
依頼に応えることができないといった問題がある。
て、例えば、顧客データベースに顧客の要求条件(例え
ば、タクシー会社)を登録しておき、前記顧客データベ
ースに登録されている前記要求条件に基づいて、前記依
頼人のところへ配車すべき営業車を割り出す(すなわ
ち、会社を考慮に入れて割り出す)といった方法が考え
られる。
顧客データベースに前記要求条件は登録されていないた
め、前記依頼人に会社の指定があるか否かといったこと
などを、前記管理センターへ配置されているオペレータ
が前記依頼人から聞き出さなければならない。
れている顧客からの依頼の場合には、前記顧客データベ
ースへ登録されている前記要求条件から前記顧客(すな
わち依頼人)の希望するタクシー会社を把握し、他方、
前記顧客データベースに登録されていない顧客からの依
頼の場合には、オペレータが聞き出すことによって前記
顧客(すなわち依頼人)の希望するタクシー会社を把握
して、依頼人の依頼に適合する営業車(すなわち会社を
考慮に入れた営業車)を検索することが考えられるが、
前記依頼人の依頼に適合する営業車が、前記依頼人の待
つところへタイミング良く向かうことができない場合が
ある。
するタクシー(以下、A社タクシーとも記す)を希望し
ていたとしても、前記依頼人の乗車位置の近くにA社タ
クシーが存在しないという場合があり、そのような場合
には、前記乗車位置の近くに存在するB社タクシーを配
車した方が良い場合もあるからである。
数の地区に分割し、分割した地区毎に営業車を配置し管
理するようになっている。これは、同じ場所に営業車が
集中するのを防ぐためである。図10(a)にA社が営
業エリアEを6地区a1〜a6に分割した状態を示し、
図10(b)にB社が営業エリアEを4地区b1〜b4
に分割した状態を示す。
社)が共同で前記配車管理システムを導入した場合、図
10(a)、(b)に示したように、同じ営業エリアE
に対して異なる地区分けが存在することとなり、営業車
の管理が複雑になるといった問題がある。
場合には、依頼人からの営業車の配車依頼があり、管理
センターで前記依頼人のところへ配車すべき営業車が割
り出されると、自動的に(又はオペレータ端末上の操作
だけで)無線回線などを通じて、前記配車依頼が割り出
された営業車へ伝えられるようになっているが、高性能
化があまり進んでいない配車管理システムの場合には、
前記依頼人のところへ配車すべき営業車が割り出された
としても、自動的に(又はオペレータ端末上の操作だけ
で)前記配車依頼が割り出された営業車へ伝えられるよ
うにはなっていないものもある。
依頼などが示された配車伝票などをプリントアウトし、
オペレータとは別の人間がプリントアウトされた前記配
車伝票を見ながら、無線回線などを通じて手動で前記営
業車へ前記配車依頼を伝える必要がある。
管理システムを導入した場合にも、当然のことではある
が、前記配車伝票をプリントアウトする必要性がでてく
る場合がある。そのような場合、プリントアウトされた
前記配車伝票に何らかの工夫が施されていないと、前記
配車伝票がどの会社や個人に必要なものであるのかを瞬
時に把握することが難しいといった問題がある。
って、複数の会社や個人が共同で導入した場合に生じる
不具合を解消することのできる配車管理システムを提供
することを目的としている。
達成するために本発明に係る配車管理システム(1)
は、依頼人から移動局の配車依頼があると、各移動局の
現在位置を含む動態情報に基づいて、前記依頼人の依頼
に適合した移動局を検索し、前記依頼人の依頼に適合す
る移動局を配車する手段を含み、着信可能な電話番号が
複数設定された管理局を備えた配車管理システムであっ
て、前記管理局が、各移動局の現在位置を含む動態情報
を記憶する動態情報記憶手段と、該動態情報記憶手段に
記憶されている動態情報、及び前記依頼人が依頼する配
車位置に基づいて、前記依頼人により掛けられた電話番
号の宛て先に所属する移動局を検索する第1の検索手段
とを備えていることを特徴としている。
ば、前記動態情報記憶手段に記憶されている動態情報
(例えば、タクシーの現在位置、空車/実車に関する情
報)、及び前記依頼人が依頼する配車位置(例えば、乗
車位置)に基づいて、前記依頼人により掛けられた電話
番号の宛て先に所属する移動局が検索される。
車管理システムを導入する場合、各会社や個人毎にそれ
ぞれ電話番号を設定しておくことによって、前記依頼人
により掛けられた電話番号から、前記依頼人の希望する
会社などを特定することができる。
(電話番号:078-682-XXXX)とB社(電話番号:078-67
1-XXXX)とが共同で前記配車管理システムを導入した場
合に、ある依頼人から078-682-XXXXがダイヤルされ、タ
クシーの配車が依頼された場合には、前記依頼人はA社
に所属するタクシーの配車を希望していると判断するこ
とができる。従って、前記依頼人により掛けられた電話
番号から、前記依頼人の希望するタクシー会社を特定
し、前記依頼人の希望するタクシー会社に所属する空車
状態にあるタクシーを前記依頼人の待つ乗車位置へ配車
することができる。
によれば、前記依頼人により掛けられた電話番号から、
前記依頼人の希望するタクシー会社を特定するので、新
規の依頼人(例えば、顧客データベースに登録されてい
ない顧客)からタクシー配車の依頼があった場合に、オ
ペレータが前記依頼人へ希望のタクシー会社を聞き出さ
なくても、前記依頼人の希望するタクシー会社に所属す
るタクシーを配車することができ、迅速、かつ適切な対
応が可能となる。
(2)は、上記配車管理システム(1)において、前記
第1の検索手段が、前記依頼人により掛けられた電話番
号の宛て先に所属する移動局の中から、前記動態情報記
憶手段に記憶されている動態情報、及び前記依頼人が依
頼する配車位置に基づいて、第1の所定条件を満たすも
のを検索するものであり、前記管理局が、第1の所定判
定基準に基づき、前記電話番号の宛て先に所属する移動
局であり、前記第1の所定条件を満たす移動局のうち、
最も優先度の高い移動局へ前記配車依頼を送信する第1
の送信手段を備えていることを特徴としている。
ば、前記依頼人により掛けられた電話番号の宛て先に所
属し、かつ前記第1の所定条件(例えば、所定の範囲内
に存在すると共に、空車状態にあること)を満たす移動
局(例えば、タクシー)のうち、最も優先度の高い移動
局(例えば、前記依頼人の待つ乗車位置に対し、最も距
離の短いところに位置するタクシー)へ配車依頼を送信
することができる。
号:078-682-XXXX)とB社(電話番号:078-671-XXXX)
とが共同で前記配車管理システムを導入した場合に、あ
る依頼人から078-682-XXXXがダイヤルされると、前記依
頼人が依頼する配車位置(例えば、乗車位置)に最も距
離の短いところに位置し、空車状態にあるA社タクシー
へ、無線回線などを通じて配車依頼を送信することがで
きる。従って、前記依頼人の希望に合致するタクシーの
配車を行うことができる。
(3)は、上記配車管理システム(2)において、前記
管理局が、前記依頼人により掛けられた電話番号の宛て
先に所属しない移動局の中から、前記動態情報記憶手段
に記憶されている動態情報、及び前記依頼人が依頼する
配車位置に基づいて、第2の所定条件を満たすものを検
索する第2の検索手段と、前記電話番号の宛て先に所属
する移動局の中に、前記第1の所定条件を満たすものが
無い場合、第2の所定判定基準に基づき、前記電話番号
の宛て先に所属しない移動局であり、前記第2の所定条
件を満たす移動局のうち、最も優先度の高い移動局へ前
記配車依頼を送信する第2の送信手段とを備えているこ
とを特徴としている。
ば、前記依頼人により掛けられた電話番号の宛て先に所
属する移動局の中に、前記第1の所定条件を満たすもの
が無い(例えば、前記依頼人が希望する会社に所属する
空車状態にあるタクシーが、前記依頼人の待つ乗車位置
の近くに存在しない)場合、前記電話番号の宛て先に所
属しないが、前記第2の所定条件(例えば、所定の範囲
内に存在すると共に、空車状態にあること)を満たす移
動局のうち、最も優先度の高い移動局(例えば、前記依
頼人の待つ乗車位置に対し、最も距離の短いところに位
置するタクシー)へ配車依頼を送信することができる。
するタクシーが、前記依頼人が依頼する配車位置(例え
ば、乗車位置)へタイミング良く向かうことができない
場合には、前記依頼人の希望する会社に所属するタクシ
ーではないが、前記配車位置の近くにいるタクシーの配
車を行うことができる。従って、前記依頼人を長時間待
たせるといった事態が生じるのを回避することができ
る。
(4)は、上記配車管理システム(2)において、前記
管理局が、前記依頼人により掛けられた電話番号の宛て
先に所属する移動局の中に、前記第1の所定条件を満た
すものが無い場合、前記動態情報記憶手段に記憶されて
いる動態情報、前記依頼人が依頼する配車位置、及び第
3の所定判定基準に基づき、前記電話番号の宛て先に所
属する移動局と、前記電話番号の宛て先に所属しない移
動局とを区別して検索し、最も優先度の高い移動局を決
定する決定手段と、該決定手段により決定された移動局
へ前記配車依頼を送信する第3の送信手段とを備えると
共に、前記第3の所定判定基準に、移動局の現在位置
と、前記依頼人が依頼する配車位置との関連性に関する
基準が含まれ、該基準が、前記電話番号の宛て先に所属
しない移動局よりも、前記電話番号の宛て先に所属する
移動局の優先度が高くなるように設定されていることを
特徴としている。
ば、前記依頼人により掛けられた電話番号の宛て先に所
属する移動局の中に、前記第1の所定条件を満たすもの
が無い(例えば、前記依頼人が希望する会社に所属する
空車状態にあるタクシーが、前記依頼人の待つ乗車位置
の近くに存在しない)場合、前記電話番号の宛て先に所
属する移動局に限定せずに、前記第3の所定判定基準に
基づき、最も優先度の高い移動局へ配車依頼を送信する
ことができる。
する空車状態にあるタクシーが、前記依頼人が依頼する
配車位置(例えば、乗車位置)へタイミング良く向かう
ことができない場合には、前記依頼人が希望する会社に
所属するタクシーに限定せず、前記依頼人を長時間待た
せないようにタクシーの配車を行うことができる。
クシーを希望しているときに、前記依頼人の待つ乗車位
置の近く(例えば、5kmの範囲内)に、空車状態にあ
るA社タクシーが存在しない場合には、A社タクシーに
限定せずに、前記乗車位置の近くに位置するタクシーを
配車することができる。
によれば、前記第3の所定判定基準に、移動局の現在位
置と、前記依頼人が依頼する配車位置との関連性(例え
ば、前記依頼人の待つ乗車位置までの距離)に関する基
準が含まれ、該基準が、前記電話番号の宛て先に所属し
ない移動局よりも、前記電話番号の宛て先に所属する移
動局の優先度が高くなるように設定されている。
するタクシーを希望しているときに、前記依頼人の待つ
乗車位置の近く(例えば、5kmの範囲内)に、空車状
態にあるA社タクシーが存在せず、A社タクシーに限定
せずに、前記乗車位置の近くに位置するタクシーを配車
する場合であったとしてもなお、A社タクシーを優先し
て前記乗車位置へ配車することができる。
シーを希望しているときに、前記依頼人の待つ乗車位置
に最も近くにいる、空車状態にあるA社タクシーが前記
乗車位置から距離DA (例えば、8km)離れており、
前記乗車位置の近く(例えば、5kmの範囲内)に、空
車状態にあるA社タクシーが存在せず、前記乗車位置か
ら距離DB (例えば、6km)のところに、空車状態に
あるB社タクシーが存在する場合、次に示す手順によっ
て、前記乗車位置へ配車すべきタクシーを決定すること
ができる。
B が6kmである場合、実際には前記乗車位置の近くに
位置するのはB社タクシーの方であるが、距離DB に1
を超える係数kを積算した距離DB ’(=DB ×k)と
距離DA とに基づいて、前記乗車位置の近く(但し、A
社タクシーを優先した結果に基づく)に位置するタクシ
ーを割り出して、前記乗車位置へ配車すべきタクシーを
決定する。なお、係数kが1.5に設定されている場合
には、B社タクシー(距離DB ’は9km)よりもA社
タクシー(距離DA は8km)の方が前記乗車位置に近
くなるので、A社タクシーが配車されることとなる。
(5)は、上記配車管理システム(3)又は(4)にお
いて、前記管理局が、前記依頼人の配車に関する要求条
件に基づいて、前記依頼人が前記電話番号の宛て先に所
属しない移動局の配車を許可しているか否かを判断する
第1の判断手段を備え、該第1の判断手段により、前記
依頼人が前記電話番号の宛て先に所属しない移動局の配
車を許可していると判断された場合に限り、前記第2の
送信手段又は前記第3の送信手段が、前記送信を行うも
のであることを特徴としている。
(3)又は(4)によれば、前記依頼人により掛けられ
た電話番号の宛て先に所属する移動局の中に、前記第1
の所定条件を満たすものが無い(例えば、前記依頼人が
希望する会社に所属する空車状態にあるタクシーが、前
記依頼人の待つ乗車位置の近くに存在しない)場合、前
記電話番号の宛て先に所属する移動局に限定せずに、移
動局の配車を行うようになっているが、前記依頼人の中
には希望に合致しない移動局(例えば、希望する会社に
所属しないタクシー)を許可しない者もいると思われ
る。
ば、前記依頼人の配車に関する要求条件に基づいて、前
記依頼人が前記電話番号の宛て先に所属する移動局以外
の配車を許可していると判断された場合に限り、前記電
話番号の宛て先に所属しない移動局の配車が行われるの
で、上記問題を解決することができる。なお、前記要求
条件については、顧客データベースに登録されている情
報から得たり、電話回線を通じてオペレータが前記依頼
人から聞き出す方法などが挙げられる。
(6)は、依頼人から移動局の配車依頼があると、各移
動局の現在位置を含む動態情報に基づいて、前記依頼人
の依頼に適合した移動局を検索し、前記依頼人の依頼に
適合する移動局を配車する手段を含んで構成される管理
局を備えると共に、所属先の異なる複数の移動局を配車
するための配車管理システムであって、所属先の異なる
複数の移動局が配置されるエリアであり、かつこれら所
属先のうちの1以上の所属先によって、2以上の地区x
に分割して管理されているエリアに対し、各所属先の管
理状況に基づいて、前記エリアを分割した地区yが設定
され、地区yを1又は2以上組み合わせると、地区xが
構成されることを特徴としている。
(7)は、上記配車管理システム(6)において、前記
管理局が、前記依頼人が依頼する配車位置に基づいて、
該配車位置を含む地区y1 を算出する第1の算出手段
と、前記依頼人の希望する所属先、及び前記第1の算出
手段により算出された地区y1 に基づいて、地区y1 を
含む前記所属先が管理する地区x1 を算出する第2の算
出手段と、該第2の算出手段により算出された地区x1
を構成する地区yを算出する第3の算出手段とを備えて
いることを特徴としている。
説明したように、各会社は通常、営業エリアを複数の地
区xに分割し、分割した地区x毎に営業車を配置し管理
するようになっているが、複数の会社が共同で配車管理
システムを導入すると、図10(a)、(b)に示した
ように、同じ営業エリアEに対して異なる地区分けが存
在することとなり、営業車の管理が複雑になるといった
問題がある。
(7)によれば、所属先の異なる複数の移動局が配置さ
れるエリアであり、かつこれら所属先のうちの1以上の
所属先によって、2以上の地区x(例えば、地区a1〜
a6)に分割して管理されているエリア(例えば、営業
エリアE)に対して、各所属先の管理状況(例えば、A
社は営業エリアEを6地区a1〜a6に分割して管理
し、B社は営業エリアEを4地区b1〜b4に分割して
管理している)に基づいて、前記エリアを分割した地区
yが設定されている。また、地区y(例えば、地区ab
1〜ab8)は後述する図9(a)で示すように、1又
は2以上組み合わせると、地区xを形成することができ
るように設定されている。
ば、地区ab1〜ab8)に基づいて移動局の管理を行
うことによって、これら所属先毎の移動局の管理を単純
化することができる。例えば、A社が地区a3の状況を
知りたい場合には、地区ab3と地区ab5との状況を
見れば良く、またB社が地区b2の状況を知りたい場合
には、地区ab2と地区ab4との状況を見れば良い。
よれば、前記依頼人が依頼する配車位置(例えば、乗車
位置)を含む地区y1 (例えば、地区ab4)を算出
し、算出し地区y1 を含む前記依頼人の希望する所属先
(例えば、A社)が管理する地区x1 (例えば、地区a
4)を算出し、さらに算出した地区x1 を構成する地区
y(例えば、地区ab4と地区ab6)を算出すること
ができる。従って、例えば、地区ab4への配車依頼が
あり、A社タクシーの配車が希望されている場合には、
地区ab4と地区ab6とに配置されているA社タクシ
ーを配車することができる。
(8)は、依頼人から移動局の配車依頼があると、各移
動局の現在位置を含む動態情報に基づいて、前記依頼人
の依頼に適合した移動局を検索し、前記依頼人の依頼に
適合する移動局を配車する手段を含み、着信可能な電話
番号が複数設定された管理局を備えた配車管理システム
であって、前記配車依頼に関する情報を出力するための
出力装置の選択が可能であり、前記管理局が、前記配車
依頼に関する情報に基づいて、出力用データを作成する
第1の作成手段と、該第1の作成手段により作成された
出力用データを前記出力装置へ送出する第1の送出手段
とを備えると共に、該第1の送出手段が、前記依頼人に
より掛けられた電話番号の宛て先に基づき、前記出力装
置を選択して前記出力用データを送出するものであるこ
とを特徴としている。
(9)は、依頼人から移動局の配車依頼があると、各移
動局の現在位置を含む動態情報に基づいて、前記依頼人
の依頼に適合した移動局を検索し、前記依頼人の依頼に
適合する移動局を配車する手段を含み、着信可能な電話
番号が複数設定された管理局を備えた配車管理システム
であって、前記管理局が、前記配車依頼に関する情報に
基づいて、出力用データを作成する第2の作成手段と、
該第2の作成手段により作成された出力用データを前記
出力装置へ送出する第2の送出手段とを備えると共に、
前記第2の作成手段が、前記依頼人により掛けられた電
話番号の宛て先に基づき、該宛て先毎に特有の出力用デ
ータを作成するものであることを特徴としている。
管理システムを導入する場合、配車伝票などを一つの出
力装置からプリントアウトすると、プリントアウトされ
た前記配車伝票などが、どの会社や個人に必要なもので
あるのかを瞬時に把握することが難しいといった問題が
ある。
ば、前記配車依頼に関する情報を外部へ出力する場合
(例えば、前記配車依頼が示された配車伝票をプリント
アウトする場合)、前記依頼人により掛けられた電話番
号の宛て先に基づき、前記出力装置を選択して出力する
ことができる。従って、プリントアウトされた前記配車
伝票などが、どの会社や個人に必要なものであるのかを
瞬時に、かつ正確に把握することができるようになる。
よれば、前記依頼人により掛けられた電話番号の宛て先
に基づき、該宛て先毎(すなわち、会社や個人毎)に特
有の出力用データを作成することができる。従って、プ
リントアウトされた前記配車伝票などが、どの会社や個
人に必要なものであるのかを瞬時に、かつ正確に把握す
ることはできるようになる。
0)は、依頼人から移動局の配車依頼があると、各移動
局の現在位置を含む動態情報に基づいて、前記依頼人の
依頼に適合した移動局を検索し、前記依頼人の依頼に適
合する移動局を配車する手段を含み、着信可能な電話番
号が複数設定された管理局を備えた配車管理システムで
あって、前記管理局が、電話の着信状況を、前記依頼人
により掛けられた電話番号の宛て先に基づき、該宛て先
の判別が可能となるようにオペレータへ伝える着信状況
告知手段を備えていることを特徴としている。
ば、電話の着信城局が、前記依頼人により掛けられた電
話番号の宛て先に基づき、該宛て先の判別が可能となる
ようにオペレータへ伝えられるので、例えば、複数の会
社や個人が共同でこの配車管理システムを導入したとし
ても、各会社や個人毎にそれぞれ電話番号を設定してお
けば、どの会社や個人に対して掛かってきたのかをオペ
レータが容易に把握することができる。
号:078-682-XXXX)とB社(電話番号:078-671-XXXX)
とが共同で前記配車管理システムを導入したときに、あ
る依頼人から078-682-XXXXがダイヤルされてきた場合に
は、オペレータは「A社タクシーでございます」と言っ
て、電話の応対をすることができる。
テムの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実
施の形態(1)に係る配車管理システムの要部を概略的
に示したブロック図である。なお、ここでは複数の会社
(A社、B社)が共同で前記配車管理システムを導入す
る場合について説明する。
センター1はオペレータ端末2〜4、交換機5、タクシ
ー13との通信を行うための通信制御サーバー6、車両
情報データベース7、顧客情報管理サーバー8、及び顧
客情報データベース9を含んで構成されている。図2に
車両情報データベース7に登録されているデータの構成
を示し、図3に顧客情報データベース9に登録されてい
るデータの構成を示す。
〜4a、表示画面2b〜4b、キーボード2c〜4c、
ポインティングデバイスであるマウス2d〜4d、及び
電話機2e〜4eが装備され、これらオペレータ端末2
〜4、通信制御サーバー6、及び顧客情報管理サーバー
8はバス10に接続されている。交換機5は電話回線網
11に接続され、交換機5は各オペレータ端末2〜4に
装備された電話機2e〜4eに接続されている。
ず)が装備されており、配車センター1に装備された通
信制御サーバー6と通信を行うことができ、タクシー1
3から配車センター1へ当該タクシー13に関する現在
位置、及び空車/実車に関する動態情報などが送信され
るようになっている。通信制御サーバー6はタクシー1
3からの動態情報を受信すると、受信した動態情報を車
両情報データベース7へ登録するようになっている。
ー1側に設定された電話番号がダイヤルされると、顧客
からの電話は電話回線網11を介して交換機5で着信さ
れ、交換機5はオペレータ端末2〜4に装備された電話
機2e〜4eへ着信を通知するようになっている。
番号(A社の電話番号:078-682-XXXX、B社の電話番
号:078-671-XXXX)が複数設定されており、顧客により
掛けられた電話番号(すなわち、着信者側電話番号)に
基づいて、顧客がどの会社に対して電話を掛けてきたの
かを特定することができるようになっている。なお、こ
こでは「078-682-XXXX」(A社用)、「078-671-XXXX」
(B社用)に対する電話回線が4本ずつ設定され、これ
ら電話回線に対しては着信ボタンK1〜K8 が用意され
ている(図4参照)。
ステムにおけるオペレータ端末2〜4のマイコン2a〜
4aの行う処理動作を図5に示したフローチャートに
基づいて説明する。なお、ここでは説明を容易にするた
めに、オペレータ端末2のマイコン2aの行う処理動作
について説明する。
テップS1)、着信通知がないと判断すれば、処理動作
を終了し、着信通知があると判断すれば、着信者側電
話番号(すなわち、顧客により掛けられた電話番号)に
基づき、それに対応する着信ボタンを青色に点滅表示さ
せて、オペレータへ着信があったことを知らせる(ステ
ップS2)。
XX」の場合には、着信ボタンK1 〜K4 のいずれかの空
いたボタンを青色に点滅表示させ、他方、着信者側電話
番号が「078-671-XXXX」の場合には、着信ボタンK5 〜
K8 のいずれかの空いたボタンを青色に点滅表示させ
る。
情報データベース9の検索を行い(ステップS3)、顧
客コード及び顧客名を読み出し(ステップS4)、図6
に示したように、着信ボタンに対応させて、読み出した
顧客コードをマイコン2a内のメモリ(図示せず)に記
憶させ(ステップS5)、次に、前記着信ボタンに対応
させて、読み出した顧客名を表示画面2bへ表示し(図
4参照)、オペレータへどこの顧客からの電話であるの
かを知らせる(ステップS6)。
〜K4 に着信表示されている電話の応対を行うときには
「A社タクシーでございます」と言うことができ、他
方、着信ボタンK5 〜K8 に着信表示されている電話の
応対を行うときには「B社タクシーでございます」と言
うことができる。
ステムにおけるオペレータ端末2〜4のマイコン2a〜
4aの行う処理動作を図7に示したフローチャートに
基づいて説明する。なお、ここでは説明を容易にするた
めに、オペレータ端末2のマイコン2aの行う処理動作
について説明する。
信ボタンがクリックされたか否かを判断し(ステップS
11)、着信ボタンがクリックされていないと判断すれ
ば、処理動作を終了し、着信ボタン(但し、未接続の
状態にある着信ボタン)がクリックされたと判断すれ
ば、クリックされた着信ボタンに対応する顧客コード
(図6参照)に基づいて、顧客情報データベース9より
顧客情報(例えば、乗車位置、及び他社タクシー配車の
許可/不許可に関する情報)を読み出す(ステップS1
2)。次に、読み出した顧客情報を表示画面2bに表示
し(ステップS13)、クリックされた着信ボタンに基
づいて、電話回線を接続し、オペレータと顧客とが会話
を行うことができる状態にする(ステップS14)。
望しているか否かを判断する(ステップS15)。な
お、前記判断については、オペレータにより着信ボタン
K1 〜K4 がクリックされたか、又は着信ボタンK5 〜
K8 がクリックされたかに基づいて判断することができ
る。すなわち、顧客により掛けられた電話番号(着信者
側電話番号)に基づいて判断することができる。
タクシーを希望していると判断すれば、前記顧客の乗車
位置、及び車両情報データベース7に登録されているA
社タクシーの動態情報(例えば、現在位置、及び空車/
実車に関する情報)に基づいて、A社タクシーの検索を
行い(ステップS16)、所定の範囲内(例えば、乗車
位置から5km以内)に空車状態にあるA社タクシーが
存在するか否かを判断する(ステップS17)。
クシーが存在すると判断すれば、該当するA社タクシー
へ乗車位置などを含んだ配車依頼に関する情報を無線回
線を通じて連絡し(ステップS18)、他方、前記所定
の範囲内に空車状態にあるA社タクシーが存在しないと
判断すれば、前記顧客が他社タクシー(ここではB社タ
クシー)の配車を許可しているか否かを判断する(ステ
ップS19)。
いると判断すれば、前記顧客の乗車位置、及び車両情報
データベース7に登録されているB社タクシーの動態情
報(例えば、現在位置、及び空車/実車に関する情報)
に基づいて、B社タクシーの検索を行い(ステップS2
0)、所定の範囲内(例えば、乗車位置から5km以
内)に空車状態にあるB社タクシーが存在するか否かを
判断する(ステップS21)。
クシーが存在すると判断すれば、該当するB社タクシー
へ乗車位置などを含んだ配車依頼に関する情報を無線回
線を通じて連絡し(ステップS18)、他方、前記所定
の範囲内に空車状態にあるB社タクシーが存在しないと
判断すれば、配車すべきタクシーをオペレータの判断に
任せるため、オペレータの操作を待機する状態とする。
なお、オペレータの判断によるタクシーの配車について
は従来通りの方法であるので、ここでは説明を省略す
る。
がB社タクシーの配車を許可していないと判断した場合
にも、配車すべきタクシーをオペレータの判断に任せる
ため、オペレータの操作を待機する状態とする。また、
ステップS15において、前記顧客がA社タクシーを希
望していない、すなわちB社タクシーを希望していると
判断すれば、ステップS16〜S21と同様の処理動作
をB社タクシー対して行う。
テムによれば、車両情報データベース7に登録されてい
る動態情報(例えば、タクシーの現在位置、空車/実車
に関する情報)、及び前記顧客の乗車位置)に基づい
て、前記顧客により掛けられた電話番号の宛て先(会
社)に所属するタクシーが検索される。従って、前記顧
客により掛けられた電話番号から、前記顧客の希望する
タクシー会社を特定し、前記顧客の希望するタクシー会
社に所属する空車状態にあるタクシーを前記顧客の待つ
乗車位置へ配車することができる。
A社)に所属する空車状態にあるタクシー(例えば、A
社タクシー)が、前記顧客の乗車位置の近くに存在しな
い場合、前記顧客が許可すれば、他社(例えば、B社)
に所属する空車状態にあるタクシー(例えば、B社タク
シー)ではあるが、前記乗車位置の近くに位置するタク
シーを配車することができる。
ステムについて説明する。但し、実施の形態(2)に係
る配車管理システムについては、マイコン2a〜4aを
除いて、図1に示した配車管理システムの構成と同様で
あるため、マイコン、及びマイコンを含んで構成される
オペレータ端末と配車センターとには異なる符号を付
し、その他の説明をここでは省略する。
て、着信ボタンを青色で点滅表示させるまでの処理動作
についても、図1に示したオペレータ端末2〜4におけ
るマイコン2a〜4aの行う処理動作と同じであるの
で、その説明を省略する。
ステムにおけるオペレータ端末32〜34のマイコン3
2a〜34aの行う処理動作を図8に示したフローチ
ャートに基づいて説明する。なお、ここでは説明を容易
にするために、オペレータ端末32のマイコン32aの
行う処理動作について説明する。
信ボタンがクリックされたか否かを判断し(ステップS
31)、着信ボタンがクリックされていないと判断すれ
ば、処理動作を終了し、着信ボタン(但し、未接続の
状態にある着信ボタン)がクリックされたと判断すれ
ば、クリックされた着信ボタンに対応する顧客コード
(図6参照)に基づいて、顧客情報データベース9より
顧客情報(例えば、乗車位置、及び他社タクシー配車の
許可/不許可に関する情報)を読み出す(ステップS3
2)。次に、読み出した顧客情報を表示画面2bに表示
し(ステップS33)、クリックされた着信ボタンに基
づいて、電話回線を接続し、オペレータと顧客とが会話
を行うことができる状態にする(ステップS34)。
望しているか否かを判断する(ステップS35)。な
お、前記判断については、オペレータにより着信ボタン
K1 〜K4 がクリックされたか、又は着信ボタンK5 〜
K8 がクリックされたかに基づいて判断することができ
る。すなわち、顧客により掛けられた電話番号(着信者
側電話番号)に基づいて判断することができる。
タクシーを希望していると判断すれば、前記顧客の乗車
位置、及び車両情報データベース7に登録されているA
社タクシーの動態情報(例えば、現在位置、及び空車/
実車に関する情報)に基づいて、A社タクシーの検索を
行い(ステップS36)、所定の範囲内(例えば、乗車
位置から5km以内)に空車状態にあるA社タクシーが
存在するか否かを判断する(ステップS37)。
クシーが存在すると判断すれば、該当するA社タクシー
へ乗車位置などを含んだ配車依頼に関する情報を無線回
線を通じて連絡し(ステップS38)、他方、前記所定
の範囲内に空車状態にあるA社タクシーが存在しないと
判断すれば、前記顧客が他社タクシー(ここではB社タ
クシー)の配車を許可しているか否かを判断する(ステ
ップS39)。
いると判断すれば、前記顧客の乗車位置、及び車両情報
データベース7に登録されているA社、B社両タクシー
の動態情報(例えば、現在位置、及び空車/実車に関す
る情報)に基づいて、A社、B社両タクシーの検索を行
い、それぞれの会社に対して、前記乗車位置に最も近く
に位置する空車状態にあるタクシー(A社タクシーT
A 、B社タクシーTB )を割り出す(ステップS4
0)。
乗車位置との距離DB に係数k(例えば、1.5)を積
算した距離DB ’を求めて(ステップS41)、A社タ
クシーTA と前記乗車位置との距離DA が、距離DB ’
以下であるか否かを判断する(ステップS42)。
れば、A社タクシーTA を前記乗車位置へ配車すべきタ
クシーに決定し(ステップS43)、決定したA社タク
シーTA へ前記乗車位置などを含んだ配車依頼に関する
情報を無線回線を通じて連絡する(ステップS38)。
他方、距離DA が距離DB ’以下でないと判断すれば、
B社タクシーTB を前記乗車位置へ配車すべきタクシー
に決定し(ステップS44)、決定したB社タクシーT
B へ前記乗車位置などを含んだ配車依頼に関する情報を
無線回線を通じて連絡する(ステップS38)。
がB社タクシーの配車を許可していないと判断すれば、
配車すべきタクシーをオペレータの判断に任せるため、
オペレータの操作を待機する状態とする。また、ステッ
プS35において、前記顧客がA社タクシーを希望して
いない、すなわちB社タクシーを希望していると判断す
れば、ステップS36〜S44と同様の処理動作をB社
タクシー対して行う。
テムによれば、車両情報データベース7に登録されてい
る動態情報(例えば、タクシーの現在位置、空車/実車
に関する情報)、及び前記顧客の乗車位置)に基づい
て、前記顧客により掛けられた電話番号の宛て先(会
社)に所属するタクシーが検索される。従って、前記顧
客により掛けられた電話番号から、前記顧客の希望する
タクシー会社を特定し、前記顧客の希望するタクシー会
社に所属する空車状態にあるタクシーを前記顧客の待つ
乗車位置へ配車することができる。
A社)に所属する空車状態にあるタクシー(例えば、A
社タクシー)が、前記顧客の乗車位置の近くに存在しな
い場合、前記顧客が許可すれば、他社(例えば、B社)
に所属する空車状態にあるタクシー(例えば、B社タク
シー)ではあるが、前記乗車位置の近くに位置するタク
シーを配車することができる。
管理システムによれば、上記したように前記顧客が希望
する会社に所属する空車状態にあるタクシーが、前記顧
客の乗車位置の近くに存在しないために、会社を限定せ
ずに、タクシーの配車を行う場合であったとしてもな
お、ステップS41における処理で示したように、前記
顧客が希望する会社に所属するタクシーを優先的して配
車することができる。
係る配車管理システムでは、顧客情報データベース9に
登録されている顧客から配車依頼があった場合について
のみ説明しているが、本発明は前記顧客から配車依頼が
あった場合に限定されるもののではなく、例えば、新規
の依頼人からの配車依頼の場合には、オペレータが配車
位置を前記依頼人から聞き出し、オペレータ端末2〜
4、32〜34へ入力するようにすれば良い。
係る配車管理システムでは、配車位置とタクシーの現在
位置との距離に基づいて、前記配車位置へ配車すべきタ
クシーを決定するようにしているが、別の実施の形態に
係る配車管理システムでは、前記配車位置へ到達するま
での時間などに基づいて、前記配車位置へ配車すべきタ
クシーを決定するようにしても良い。
理システムでは、同じ場所にタクシーが集中するのを防
ぐために、分割した地区を設定して、設定した地区に基
づいて配車を行うようにしても良い。例えば、図10
(a)、(b)に示したように、A社が営業エリアEを
6地区a1〜a6に分割して管理し、B社が営業エリア
Eを4地区b1〜b4に分割して管理している場合に
は、図9(a)に示したように、営業エリアEを1又は
2以上組み合わせて、地区a1〜a4、地区b1〜b6
となるように、地区ab1〜ab8に分割し、これら地
区ab1〜ab8に基づいてタクシーの管理を行うよう
にする。
場合には、地区ab3と地区ab5との状況を見れば良
く、またB社が地区b2の状況を知りたい場合には、地
区ab2と地区ab4との状況を見れば良い。また、地
区ab4への配車依頼があり、A社タクシーの配車が希
望されている場合には、地区ab4と地区ab6と(す
なわち地区a4)に配置されているA社タクシーを配車
すれば良い。また、営業エリアEの分割については、図
9(a)に示した場合に限定されることはなく、例え
ば、図9(b)に示したように、分割した地区が全て略
同等の大きさになるように地区ab1〜ab12に分割
するようにしても良い。
係る配車管理システムにおいて、依頼人からの配車依頼
などが示された配車伝票などをプリントアウトする場
合、前記依頼人により掛けられた電話番号の宛て先に基
づいて、プリンターを選択して出力したり、又は前記依
頼人により掛けられた電話番号の宛て先に基づいて、該
宛て先毎(すなわち、会社毎)に特有の出力用データを
作成することによって、プリントアウトされた前記配車
伝票などが、どの会社や個人に必要なものであるのかを
瞬時に、かつ正確に把握することをできるようにするこ
とができる。
テムの要部を概略的に示したブロック図である。
ける車両情報データベースに登録されているデータの構
成を示した図である。
ける顧客情報データベースに登録されているデータの構
成を示した図である。
けるオペレータ端末の表示画面の一例を示した図であ
る。
けるオペレータ端末のマイコンの行う処理動作を示した
フローチャートである。
ン内のメモリに記憶されている状態を示した図である。
けるオペレータ端末のマイコンの行う処理動作を示した
フローチャートである。
けるオペレータ端末のマイコンの行う処理動作を示した
フローチャートである。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 依頼人から移動局の配車依頼があると、
各移動局の現在位置を含む動態情報に基づいて、前記依
頼人の依頼に適合した移動局を検索し、前記依頼人の依
頼に適合する移動局を配車する手段を含み、 着信可能な電話番号が複数設定された管理局を備えた配
車管理システムであって、 前記管理局が、 各移動局の現在位置を含む動態情報を記憶する動態情報
記憶手段と、 該動態情報記憶手段に記憶されている動態情報、及び前
記依頼人が依頼する配車位置に基づいて、前記依頼人に
より掛けられた電話番号の宛て先に所属する移動局を検
索する第1の検索手段とを備えていることを特徴とする
配車管理システム。 - 【請求項2】 前記第1の検索手段が、 前記依頼人により掛けられた電話番号の宛て先に所属す
る移動局の中から、前記動態情報記憶手段に記憶されて
いる動態情報、及び前記依頼人が依頼する配車位置に基
づいて、第1の所定条件を満たすものを検索するもので
あり、 前記管理局が、 第1の所定判定基準に基づき、前記電話番号の宛て先に
所属する移動局であり、前記第1の所定条件を満たす移
動局のうち、最も優先度の高い移動局へ前記配車依頼を
送信する第1の送信手段を備えていることを特徴とする
請求項1記載の配車管理システム。 - 【請求項3】 前記管理局が、 前記依頼人により掛けられた電話番号の宛て先に所属し
ない移動局の中から、 前記動態情報記憶手段に記憶されている動態情報、及び
前記依頼人が依頼する配車位置に基づいて、第2の所定
条件を満たすものを検索する第2の検索手段と、 前記電話番号の宛て先に所属する移動局の中に、前記第
1の所定条件を満たすものが無い場合、 第2の所定判定基準に基づき、前記電話番号の宛て先に
所属しない移動局であり、前記第2の所定条件を満たす
移動局のうち、最も優先度の高い移動局へ前記配車依頼
を送信する第2の送信手段とを備えていることを特徴と
する請求項2記載の配車管理システム。 - 【請求項4】 前記管理局が、 前記依頼人により掛けられた電話番号の宛て先に所属す
る移動局の中に、前記第1の所定条件を満たすものが無
い場合、 前記動態情報記憶手段に記憶されている動態情報、前記
依頼人が依頼する配車位置、及び第3の所定判定基準に
基づき、 前記電話番号の宛て先に所属する移動局と、前記電話番
号の宛て先に所属しない移動局とを区別して検索し、最
も優先度の高い移動局を決定する決定手段と、該決定手
段により決定された移動局へ前記配車依頼を送信する第
3の送信手段とを備えると共に、 前記第3の所定判定基準に、 移動局の現在位置と、前記依頼人が依頼する配車位置と
の関連性に関する基準が含まれ、 該基準が、前記電話番号の宛て先に所属しない移動局よ
りも、 前記電話番号の宛て先に所属する移動局の優先度が高く
なるように設定されていることを特徴とする請求項2記
載の配車管理システム。 - 【請求項5】 前記管理局が、 前記依頼人の配車に関する要求条件に基づいて、前記依
頼人が前記電話番号の宛て先に所属しない移動局の配車
を許可しているか否かを判断する第1の判断手段を備
え、 該第1の判断手段により、前記依頼人が前記電話番号の
宛て先に所属しない移動局の配車を許可していると判断
された場合に限り、 前記第2の送信手段又は前記第3の送信手段が、前記送
信を行うものであることを特徴とする請求項3又は請求
項4記載の配車管理システム。 - 【請求項6】 依頼人から移動局の配車依頼があると、
各移動局の現在位置を含む動態情報に基づいて、前記依
頼人の依頼に適合した移動局を検索し、前記依頼人の依
頼に適合する移動局を配車する手段を含んで構成される
管理局を備えると共に、 所属先の異なる複数の移動局を配車するための配車管理
システムであって、 所属先の異なる複数の移動局が配置されるエリアであ
り、かつこれら所属先のうちの1以上の所属先によっ
て、2以上の地区xに分割して管理されているエリアに
対し、 各所属先の管理状況に基づいて、前記エリアを分割した
地区yが設定され、 地区yを1又は2以上組み合わせると、地区xが構成さ
れることを特徴とする配車管理システム。 - 【請求項7】 前記管理局が、 前記依頼人が依頼する配車位置に基づいて、該配車位置
を含む地区y1 を算出する第1の算出手段と、 前記依頼人の希望する所属先、及び前記第1の算出手段
により算出された地区y1 に基づいて、地区y1 を含む
前記所属先が管理する地区x1 を算出する第2の算出手
段と、 該第2の算出手段により算出された地区x1 を構成する
地区yを算出する第3の算出手段とを備えていることを
特徴とする請求項6記載の配車管理システム。 - 【請求項8】 依頼人から移動局の配車依頼があると、
各移動局の現在位置を含む動態情報に基づいて、前記依
頼人の依頼に適合した移動局を検索し、前記依頼人の依
頼に適合する移動局を配車する手段を含み、 着信可能な電話番号が複数設定された管理局を備えた配
車管理システムであって、 前記配車依頼に関する情報を出力するための出力装置の
選択が可能であり、 前記管理局が、 前記配車依頼に関する情報に基づいて、出力用データを
作成する第1の作成手段と、 該第1の作成手段により作成された出力用データを前記
出力装置へ送出する第1の送出手段とを備えると共に、 該第1の送出手段が、前記依頼人により掛けられた電話
番号の宛て先に基づき、前記出力装置を選択して前記出
力用データを送出するものであることを特徴とする配車
管理システム。 - 【請求項9】 依頼人から移動局の配車依頼があると、
各移動局の現在位置を含む動態情報に基づいて、前記依
頼人の依頼に適合した移動局を検索し、前記依頼人の依
頼に適合する移動局を配車する手段を含み、 着信可能な電話番号が複数設定された管理局を備えた配
車管理システムであって、 前記管理局が、 前記配車依頼に関する情報に基づいて、出力用データを
作成する第2の作成手段と、 該第2の作成手段により作成された出力用データを前記
出力装置へ送出する第2の送出手段とを備えると共に、 前記第2の作成手段が、前記依頼人により掛けられた電
話番号の宛て先に基づき、該宛て先毎に特有の出力用デ
ータを作成するものであることを特徴とする配車管理シ
ステム。 - 【請求項10】 依頼人から移動局の配車依頼がある
と、各移動局の現在位置を含む動態情報に基づいて、前
記依頼人の依頼に適合した移動局を検索し、前記依頼人
の依頼に適合する移動局を配車する手段を含み、 着信可能な電話番号が複数設定された管理局を備えた配
車管理システムであって、 前記管理局が、 電話の着信状況を、前記依頼人により掛けられた電話番
号の宛て先に基づき、該宛て先の判別が可能となるよう
にオペレータへ伝える着信状況告知手段を備えているこ
とを特徴とする配車管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001343623A JP2003151082A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | 配車管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001343623A JP2003151082A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | 配車管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003151082A true JP2003151082A (ja) | 2003-05-23 |
Family
ID=19157281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001343623A Pending JP2003151082A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | 配車管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003151082A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2008146216A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Hitachi Information & Control Solutions Ltd | 配車管理システム |
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-
2001
- 2001-11-08 JP JP2001343623A patent/JP2003151082A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070828 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080108 |