JP2003296887A - タクシー配車方法、タクシー配車システム及びタクシー配車用ウェブサーバ - Google Patents
タクシー配車方法、タクシー配車システム及びタクシー配車用ウェブサーバInfo
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- JP2003296887A JP2003296887A JP2002095143A JP2002095143A JP2003296887A JP 2003296887 A JP2003296887 A JP 2003296887A JP 2002095143 A JP2002095143 A JP 2002095143A JP 2002095143 A JP2002095143 A JP 2002095143A JP 2003296887 A JP2003296887 A JP 2003296887A
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Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用者に近いタクシーを迅速に配車するタク
シー配車システムを提供する。 【解決手段】 利用者が有する携帯情報端末Uからの配
車依頼通知に応じて前記利用者にタクシーを配車するタ
クシー配車システム1であって、位置特定手段12によ
り利用者からの配車依頼通知をもとに前記利用者の位置
を特定し、複数のタクシー会社がそれぞれ有する各タク
シーの位置情報を常時受信し更新されることで構成され
るタクシー位置情報データベース18を参照して、タク
シー検索手段13により利用者の位置に最も近いタクシ
ーを検索し、検索されたタクシーを有するタクシー会社
の配車システムに対し配車通知手段15により配車依頼
通知を送信するように構成する。
シー配車システムを提供する。 【解決手段】 利用者が有する携帯情報端末Uからの配
車依頼通知に応じて前記利用者にタクシーを配車するタ
クシー配車システム1であって、位置特定手段12によ
り利用者からの配車依頼通知をもとに前記利用者の位置
を特定し、複数のタクシー会社がそれぞれ有する各タク
シーの位置情報を常時受信し更新されることで構成され
るタクシー位置情報データベース18を参照して、タク
シー検索手段13により利用者の位置に最も近いタクシ
ーを検索し、検索されたタクシーを有するタクシー会社
の配車システムに対し配車通知手段15により配車依頼
通知を送信するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タクシー配車方
法、タクシー配車システム及びタクシー配車用ウェブサ
ーバに関し、特に、利用者が自分の位置を説明すること
なく、確実に、最も近くにいるタクシーを呼ぶことがで
きるタクシー配車方法、タクシー配車システム及びタク
シー配車ウェブサーバに関する。
法、タクシー配車システム及びタクシー配車用ウェブサ
ーバに関し、特に、利用者が自分の位置を説明すること
なく、確実に、最も近くにいるタクシーを呼ぶことがで
きるタクシー配車方法、タクシー配車システム及びタク
シー配車ウェブサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タクシー会社が顧客の呼出に応じ
て配車を行う配車システムとしては、音声呼出・応答方
式やAVM(Automatic Vehicle Monitoring)方式などが
知られている。音声呼出・応答方式による配車システム
は、配車センターが利用者から配車要求の電話連絡を受
けると、業務用無線で全タクシーに顧客の呼出位置を知
らせ、この呼出位置に近いタクシーの運転手が、車戴の
業務用無線を使って配車センターに応答し、配車センタ
ーは、応答内容に基づいて最も利用者に近いタクシーを
選択し、選択したタクシーに対し、業務用無線で配車指
令を行うシステムである。
て配車を行う配車システムとしては、音声呼出・応答方
式やAVM(Automatic Vehicle Monitoring)方式などが
知られている。音声呼出・応答方式による配車システム
は、配車センターが利用者から配車要求の電話連絡を受
けると、業務用無線で全タクシーに顧客の呼出位置を知
らせ、この呼出位置に近いタクシーの運転手が、車戴の
業務用無線を使って配車センターに応答し、配車センタ
ーは、応答内容に基づいて最も利用者に近いタクシーを
選択し、選択したタクシーに対し、業務用無線で配車指
令を行うシステムである。
【0003】また、AVM方式による配車システムは、
各タクシーに備えられた受信機が道路に沿って設けられ
たサインポールの位置情報を含む信号を受信すること
で、車戴の業務用無線機が自動的に作動して配車センタ
ーに前記位置情報を送信し、配車センターはこれらの位
置情報に基づいて配車区域毎に各タクシーの運行又は待
機位置を登録しておき、利用者から配車要求の連絡を受
けると前記登録内容に基づいて配車車両が決定される。
各タクシーに備えられた受信機が道路に沿って設けられ
たサインポールの位置情報を含む信号を受信すること
で、車戴の業務用無線機が自動的に作動して配車センタ
ーに前記位置情報を送信し、配車センターはこれらの位
置情報に基づいて配車区域毎に各タクシーの運行又は待
機位置を登録しておき、利用者から配車要求の連絡を受
けると前記登録内容に基づいて配車車両が決定される。
【0004】近年では、これらの技術に加え、GPS(G
lobal Positioning System)、通信技術等の発達によ
り、GPS等を使って利用者の位置を特定することで、
利用者が自分の位置を伝えることなくタクシーの呼出が
可能となるタクシー配車システムが種々考案されてい
る。
lobal Positioning System)、通信技術等の発達によ
り、GPS等を使って利用者の位置を特定することで、
利用者が自分の位置を伝えることなくタクシーの呼出が
可能となるタクシー配車システムが種々考案されてい
る。
【0005】例えば、特許2920614号公報(特開
平9−321882号公報)には、全国共通の電話番号
を設定し、発注者からの電話を発注者に近いタクシー会
社に転送すると同時に発注者の所在者情報を送り、さら
にタクシー料金を携帯電話の通話料金に課金して落とす
機能を備えたことを特徴とする配車方法が開示されてい
る。
平9−321882号公報)には、全国共通の電話番号
を設定し、発注者からの電話を発注者に近いタクシー会
社に転送すると同時に発注者の所在者情報を送り、さら
にタクシー料金を携帯電話の通話料金に課金して落とす
機能を備えたことを特徴とする配車方法が開示されてい
る。
【0006】また、特開2001−307281号公報
では、利用者の情報携帯端末装置から配車依頼内容を受
け取ると、その配車依頼内容に合致するタクシー業者の
運転手を選択し、該運転手が搭乗するタクシーに搭載さ
れた車戴用端末装置に配車依頼内容を転送する技術につ
いて開示されている。
では、利用者の情報携帯端末装置から配車依頼内容を受
け取ると、その配車依頼内容に合致するタクシー業者の
運転手を選択し、該運転手が搭乗するタクシーに搭載さ
れた車戴用端末装置に配車依頼内容を転送する技術につ
いて開示されている。
【0007】さらに、特開2001−331562号公
報では、PHS(Personal Handyphone System)端末から
の配車要求に対し、PHSの所在地情報をもとに、利用
者に最も近い配車センターの受付端末に配車要求をメー
ル送信する技術について開示されている。
報では、PHS(Personal Handyphone System)端末から
の配車要求に対し、PHSの所在地情報をもとに、利用
者に最も近い配車センターの受付端末に配車要求をメー
ル送信する技術について開示されている。
【0008】また、特許第3011201号公報(特開
2000−082199号公報)では、顧客に近い位置
にあるビーコン局が配車要求情報を受信し、ビーコン局
の位置識別情報と地域別グループ情報を管理局が受信し
て、同じ地域別グループ又は近い地域別グループにいる
タクシーを配車するシステムについて開示され、また、
顧客の配車要求を顧客と同じ地域別グループにいるタク
シーに直接送信するシステムについて開示されている。
2000−082199号公報)では、顧客に近い位置
にあるビーコン局が配車要求情報を受信し、ビーコン局
の位置識別情報と地域別グループ情報を管理局が受信し
て、同じ地域別グループ又は近い地域別グループにいる
タクシーを配車するシステムについて開示され、また、
顧客の配車要求を顧客と同じ地域別グループにいるタク
シーに直接送信するシステムについて開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た各配車システムは、タクシー業界の実情を考慮すると
十分なものではない。例えば、利用者に最も近いタクシ
ー会社Aや、利用者に最も近い配車センターA´に、配
車の依頼内容が送られて配車が成される場合には、その
時点において、利用者に最も近いタクシーは、より遠い
タクシー会社Bのものである場合もある。すなわち、一
般に都市部では複数のタクシー会社が営業しているので
あるから、タクシー会社や配車センターが利用者に近い
からといって、利用者に最も近いタクシーが配車される
とは限らない点で、利用者にとっては、十分に効率的で
はなく、待ち時間が長くなるという問題がある。
た各配車システムは、タクシー業界の実情を考慮すると
十分なものではない。例えば、利用者に最も近いタクシ
ー会社Aや、利用者に最も近い配車センターA´に、配
車の依頼内容が送られて配車が成される場合には、その
時点において、利用者に最も近いタクシーは、より遠い
タクシー会社Bのものである場合もある。すなわち、一
般に都市部では複数のタクシー会社が営業しているので
あるから、タクシー会社や配車センターが利用者に近い
からといって、利用者に最も近いタクシーが配車される
とは限らない点で、利用者にとっては、十分に効率的で
はなく、待ち時間が長くなるという問題がある。
【0010】一方、利用者に最も近いタクシーに直接配
車依頼が送られるとするならば、一見この問題は解決さ
れるようではあるが、実はそうではない。一般に、タク
シーは乗車拒否することはできないことから、配車依頼
を受信したタクシーの運転手が、運転中に依頼内容を確
認する前に出会った他の利用者を乗車させなければなら
ない場合もある。この場合、受信した配車依頼の利用者
に対しては、後で迎えに行かなければならず、利用者を
待たせることになる。また、別の課題として、利用者に
よっては、複数あるタクシー会社の中から、あるタクシ
ー会社を優先して配車して欲しい場合もある。このよう
な問題から、本発明では、利用者が自分の位置を知らせ
なくとも、タクシー業界の実情に側して、最も近いタク
シーを配車することができるタクシー配車方法、タクシ
ー配車システム、及びタクシー配車用ウェブサーバを提
供することを目的とする。
車依頼が送られるとするならば、一見この問題は解決さ
れるようではあるが、実はそうではない。一般に、タク
シーは乗車拒否することはできないことから、配車依頼
を受信したタクシーの運転手が、運転中に依頼内容を確
認する前に出会った他の利用者を乗車させなければなら
ない場合もある。この場合、受信した配車依頼の利用者
に対しては、後で迎えに行かなければならず、利用者を
待たせることになる。また、別の課題として、利用者に
よっては、複数あるタクシー会社の中から、あるタクシ
ー会社を優先して配車して欲しい場合もある。このよう
な問題から、本発明では、利用者が自分の位置を知らせ
なくとも、タクシー業界の実情に側して、最も近いタク
シーを配車することができるタクシー配車方法、タクシ
ー配車システム、及びタクシー配車用ウェブサーバを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ため、本発明では、利用者が有する携帯情報端末からの
配車依頼通知に応じて前記利用者にタクシーを配車する
タクシー配車方法であって、前記利用者からの配車依頼
通知を受信するステップ、この配車依頼通知をもとに前
記利用者の位置を特定するステップ、複数のタクシー会
社がそれぞれ有する各タクシーの位置情報を常時受信し
更新されることで構成されるタクシー位置情報データベ
ースを参照して、前記利用者の位置に最も近いタクシー
を検索するステップ、検索されたタクシーの配車を管理
する配車システムに対し利用者の配車依頼通知を送信す
るステップを行うことを特徴とする。
ため、本発明では、利用者が有する携帯情報端末からの
配車依頼通知に応じて前記利用者にタクシーを配車する
タクシー配車方法であって、前記利用者からの配車依頼
通知を受信するステップ、この配車依頼通知をもとに前
記利用者の位置を特定するステップ、複数のタクシー会
社がそれぞれ有する各タクシーの位置情報を常時受信し
更新されることで構成されるタクシー位置情報データベ
ースを参照して、前記利用者の位置に最も近いタクシー
を検索するステップ、検索されたタクシーの配車を管理
する配車システムに対し利用者の配車依頼通知を送信す
るステップを行うことを特徴とする。
【0012】このようなタクシー配車方法によれば、利
用者からの配車依頼通知に基づき、利用者の位置が特定
され、利用者に最も近いタクシーが検索される。そし
て、そのタクシーの配車を管理する配車システムに対
し、配車依頼通知を送信することで、そのタクシー、す
なわち利用者に最も近いタクシーの配車が可能となる。
もちろん、その配車システムでそのタクシーの運転手に
無線等で問い合わせをした結果、タイミング悪く、他の
利用者を乗せてしまった後である事もあるが、タクシー
会社の配車システムが利用者に対し配車不能通知をした
り、利用者に近い他のタクシーの手配を依頼する等の次
善の手段をとることが可能であるので、利用者を待たせ
ることがない。なお、利用者から送られる「配車依頼通
知」と、本発明のタクシー配車システムからタクシーの
配車を管理する配車システムに送られる「配車依頼通
知」とは、全く同じデータである必要はない。また、本
明細書において、「タクシーの配車を管理する配車シス
テム」とは、そのタクシーを有するタクシー会社の配車
システムや、複数のタクシー会社で運営される共同無線
センターなどが含まれる。
用者からの配車依頼通知に基づき、利用者の位置が特定
され、利用者に最も近いタクシーが検索される。そし
て、そのタクシーの配車を管理する配車システムに対
し、配車依頼通知を送信することで、そのタクシー、す
なわち利用者に最も近いタクシーの配車が可能となる。
もちろん、その配車システムでそのタクシーの運転手に
無線等で問い合わせをした結果、タイミング悪く、他の
利用者を乗せてしまった後である事もあるが、タクシー
会社の配車システムが利用者に対し配車不能通知をした
り、利用者に近い他のタクシーの手配を依頼する等の次
善の手段をとることが可能であるので、利用者を待たせ
ることがない。なお、利用者から送られる「配車依頼通
知」と、本発明のタクシー配車システムからタクシーの
配車を管理する配車システムに送られる「配車依頼通
知」とは、全く同じデータである必要はない。また、本
明細書において、「タクシーの配車を管理する配車シス
テム」とは、そのタクシーを有するタクシー会社の配車
システムや、複数のタクシー会社で運営される共同無線
センターなどが含まれる。
【0013】また、本発明は、利用者が有する携帯情報
端末からの配車依頼通知に応じて前記利用者にタクシー
を配車するタクシー配車システムとして、複数のタクシ
ー会社がそれぞれ有する各タクシーの位置情報を常時受
信し更新されることで構成されるタクシー位置情報デー
タベースと、前記利用者からの配車依頼通知を受信する
受信手段と、前記受信手段により前記利用者から受けた
配車依頼通知をもとに前記利用者の位置を特定する位置
特定手段と、前記受信手段により前記利用者から配車依
頼通知を受けた場合に、前記タクシー位置情報データベ
ースを参照して前記利用者の位置に最も近いタクシーを
検索するタクシー検索手段と、前記タクシー検索手段で
検索されたタクシーの配車を管理する配車システムに対
し配車依頼通知を送信する配車通知手段を備えて構成さ
れたことを特徴とする。
端末からの配車依頼通知に応じて前記利用者にタクシー
を配車するタクシー配車システムとして、複数のタクシ
ー会社がそれぞれ有する各タクシーの位置情報を常時受
信し更新されることで構成されるタクシー位置情報デー
タベースと、前記利用者からの配車依頼通知を受信する
受信手段と、前記受信手段により前記利用者から受けた
配車依頼通知をもとに前記利用者の位置を特定する位置
特定手段と、前記受信手段により前記利用者から配車依
頼通知を受けた場合に、前記タクシー位置情報データベ
ースを参照して前記利用者の位置に最も近いタクシーを
検索するタクシー検索手段と、前記タクシー検索手段で
検索されたタクシーの配車を管理する配車システムに対
し配車依頼通知を送信する配車通知手段を備えて構成さ
れたことを特徴とする。
【0014】このようなタクシー配車システムによれ
ば、受信手段により受信した利用者からの配車依頼通知
に基づき、利用者の位置が位置特定手段により特定され
る。そして、タクシー検索手段により、利用者に最も近
いタクシーが検索される。さらに、配車通知手段により
そのタクシーの配車を管理する配車システムに対し、配
車依頼通知を送信することで、そのタクシー、すなわち
利用者に最も近いタクシーの配車が可能となる。もちろ
ん、配車システムでそのタクシーの運転手に無線、その
他の配車用通信機器等で問い合わせをした結果、タイミ
ング悪く、他の利用者を乗せてしまった後である事もあ
るが、配車システムが利用者、又は本発明のタクシー配
車システムに対し配車不能通知をする等の次善の手段を
とることが可能であるので、利用者を待たせることがな
い。なお、配車依頼通知には、利用者の位置情報を含め
ても良い。利用者の位置情報を含めておいた場合には、
タクシー会社で、タクシー配車システムから指定された
車両がタイミング悪く手配できなかった場合であって
も、そのタクシー会社内で比較的近い車両を手配するこ
とも可能である。
ば、受信手段により受信した利用者からの配車依頼通知
に基づき、利用者の位置が位置特定手段により特定され
る。そして、タクシー検索手段により、利用者に最も近
いタクシーが検索される。さらに、配車通知手段により
そのタクシーの配車を管理する配車システムに対し、配
車依頼通知を送信することで、そのタクシー、すなわち
利用者に最も近いタクシーの配車が可能となる。もちろ
ん、配車システムでそのタクシーの運転手に無線、その
他の配車用通信機器等で問い合わせをした結果、タイミ
ング悪く、他の利用者を乗せてしまった後である事もあ
るが、配車システムが利用者、又は本発明のタクシー配
車システムに対し配車不能通知をする等の次善の手段を
とることが可能であるので、利用者を待たせることがな
い。なお、配車依頼通知には、利用者の位置情報を含め
ても良い。利用者の位置情報を含めておいた場合には、
タクシー会社で、タクシー配車システムから指定された
車両がタイミング悪く手配できなかった場合であって
も、そのタクシー会社内で比較的近い車両を手配するこ
とも可能である。
【0015】前記タクシー配車システムにおいては、配
車依頼通知には、複数のタクシー会社の中から一又は複
数のタクシー会社のタクシーを優先して配車するための
優先配車情報を含み、前記タクシー検索手段は、前記優
先配車情報で指定されたタクシー会社が有するタクシー
の中から前記利用者の位置に最も近いタクシーを検索す
るよう構成するのが望ましい。
車依頼通知には、複数のタクシー会社の中から一又は複
数のタクシー会社のタクシーを優先して配車するための
優先配車情報を含み、前記タクシー検索手段は、前記優
先配車情報で指定されたタクシー会社が有するタクシー
の中から前記利用者の位置に最も近いタクシーを検索す
るよう構成するのが望ましい。
【0016】このようなタクシー配車システムにするこ
とで、優先配車情報で指定されたタクシー会社が有する
タクシーの中から、利用者の位置にもっとも近いタクシ
ーが検索され、利用者へ配車される。その結果、利用者
の個人的関係や、タクシー会社の信頼度などに応じ、利
用者が配車を希望するタクシー会社を一又は複数指定す
ることが可能となる。
とで、優先配車情報で指定されたタクシー会社が有する
タクシーの中から、利用者の位置にもっとも近いタクシ
ーが検索され、利用者へ配車される。その結果、利用者
の個人的関係や、タクシー会社の信頼度などに応じ、利
用者が配車を希望するタクシー会社を一又は複数指定す
ることが可能となる。
【0017】さらに、前記タクシー配車システムにおい
ては、前記配車通知手段が配車依頼通知を送信した先の
配車システムから、配車不能の通知を受信する配車不能
受信手段を備え、前記配車不能受信手段が配車不能の通
知を受けた場合に、前記タクシー検索手段は他のタクシ
ー会社が有するタクシーの中から、前記利用者の位置に
最も近いタクシーを検索し、前記配車通知手段は、この
タクシーの配車を管理する配車システムに前記利用者の
配車依頼通知を送信するよう構成するのが好ましい。
ては、前記配車通知手段が配車依頼通知を送信した先の
配車システムから、配車不能の通知を受信する配車不能
受信手段を備え、前記配車不能受信手段が配車不能の通
知を受けた場合に、前記タクシー検索手段は他のタクシ
ー会社が有するタクシーの中から、前記利用者の位置に
最も近いタクシーを検索し、前記配車通知手段は、この
タクシーの配車を管理する配車システムに前記利用者の
配車依頼通知を送信するよう構成するのが好ましい。
【0018】このようなタクシー配車システムによれ
ば、配車不能受信手段により配車システムから配車不能
の通知を受信し、タクシー検索手段が、配車不能の通知
をしたタクシー会社とは別のタクシー会社(他のタクシ
ー会社)が有するタクシーの中から利用者の位置に最も
近いタクシーを検索する。その結果、最も近いタクシー
を有するタクシー会社で、そのタクシーの配車ができな
かった場合であっても、次に近いタクシーが利用者に配
車されるので、利用者を待たせることなく効率的にタク
シーの配車をすることができる。
ば、配車不能受信手段により配車システムから配車不能
の通知を受信し、タクシー検索手段が、配車不能の通知
をしたタクシー会社とは別のタクシー会社(他のタクシ
ー会社)が有するタクシーの中から利用者の位置に最も
近いタクシーを検索する。その結果、最も近いタクシー
を有するタクシー会社で、そのタクシーの配車ができな
かった場合であっても、次に近いタクシーが利用者に配
車されるので、利用者を待たせることなく効率的にタク
シーの配車をすることができる。
【0019】または、前記したタクシー配車システムに
おいては、配車通知手段が配車依頼通知を送信した先の
配車システムから、配車不能の通知を受信する配車不能
受信手段と、前記配車不能受信手段が配車不能の通知を
受けた場合に、他の一又は複数のタクシー会社の選択肢
を前記利用者に提示する再配車提示手段とを備え、前記
タクシー検索手段は、提示した選択肢から利用者により
選ばれた一又は複数のタクシー会社が有するタクシーの
中から、前記利用者の位置に最も近いタクシーを検索
し、前記配車通知手段は、このタクシーの配車を管理す
る配車システムに前記利用者の配車依頼通知を送信する
よう構成することもできる。
おいては、配車通知手段が配車依頼通知を送信した先の
配車システムから、配車不能の通知を受信する配車不能
受信手段と、前記配車不能受信手段が配車不能の通知を
受けた場合に、他の一又は複数のタクシー会社の選択肢
を前記利用者に提示する再配車提示手段とを備え、前記
タクシー検索手段は、提示した選択肢から利用者により
選ばれた一又は複数のタクシー会社が有するタクシーの
中から、前記利用者の位置に最も近いタクシーを検索
し、前記配車通知手段は、このタクシーの配車を管理す
る配車システムに前記利用者の配車依頼通知を送信する
よう構成することもできる。
【0020】このようなタクシー配車システムによれ
ば、配車不能受信手段により配車システムから配車不能
の通知を受信し、再配車提示手段が配車不能の通知をし
てきたタクシー会社とは別の一又は複数のタクシー会社
を選択肢として利用者に提示する。そして、タクシー検
索手段が、利用者が選択肢の中から選択した一又は複数
のタクシー会社が有するタクシーの中から利用者の位置
に最も近いタクシーを検索し、この検索されたタクシー
の配車を管理する配車システムに配車依頼通知が送信さ
れることで、利用者へ配車される。すなわち、配車に一
度失敗した後に、利用者のタクシー会社についての希望
を聞き、その希望のタクシー会社の中から配車すること
が可能となる。また、利用者がどのタクシー会社でもい
い場合には、利用者に無作為に選択させるようにしても
良いし、「任意の(どの)タクシー会社で良い」という
選択肢を提示しても良い。そして、「どのタクシー会社
でも良い」選択肢は、タクシー配車システム内で、ある
タクシー会社の選択に割り当てても良いし、複数のタク
シー会社からランダムに割り当てても良い。いずれの場
合でも、利用者が無作為ながらタクシー会社を選択して
おり、本発明にいう一又は複数のタクシー会社の選択に
相当する。
ば、配車不能受信手段により配車システムから配車不能
の通知を受信し、再配車提示手段が配車不能の通知をし
てきたタクシー会社とは別の一又は複数のタクシー会社
を選択肢として利用者に提示する。そして、タクシー検
索手段が、利用者が選択肢の中から選択した一又は複数
のタクシー会社が有するタクシーの中から利用者の位置
に最も近いタクシーを検索し、この検索されたタクシー
の配車を管理する配車システムに配車依頼通知が送信さ
れることで、利用者へ配車される。すなわち、配車に一
度失敗した後に、利用者のタクシー会社についての希望
を聞き、その希望のタクシー会社の中から配車すること
が可能となる。また、利用者がどのタクシー会社でもい
い場合には、利用者に無作為に選択させるようにしても
良いし、「任意の(どの)タクシー会社で良い」という
選択肢を提示しても良い。そして、「どのタクシー会社
でも良い」選択肢は、タクシー配車システム内で、ある
タクシー会社の選択に割り当てても良いし、複数のタク
シー会社からランダムに割り当てても良い。いずれの場
合でも、利用者が無作為ながらタクシー会社を選択して
おり、本発明にいう一又は複数のタクシー会社の選択に
相当する。
【0021】なお、各タクシー会社が後記するタクシー
配車用ウェブサーバを利用している場合には、再配車提
示手段が提示する情報は、配車不能であったタクシー会
社とは別のタクシー会社が運営するタクシー配車用ウェ
ブサーバ(ウェブページ)へのリンクであってもよい。
配車用ウェブサーバを利用している場合には、再配車提
示手段が提示する情報は、配車不能であったタクシー会
社とは別のタクシー会社が運営するタクシー配車用ウェ
ブサーバ(ウェブページ)へのリンクであってもよい。
【0022】また、前記したタクシー配車システムにお
いて、前記携帯情報端末は、GPSによる位置特定機能
を有する携帯電話であり、前記位置特定手段は、前記利
用者の携帯電話から送信されてきた位置情報に基づいて
前記利用者の位置を特定するよう構成することもでき
る。
いて、前記携帯情報端末は、GPSによる位置特定機能
を有する携帯電話であり、前記位置特定手段は、前記利
用者の携帯電話から送信されてきた位置情報に基づいて
前記利用者の位置を特定するよう構成することもでき
る。
【0023】さらに、前記したタクシー配車システムに
おいて、前記携帯情報端末は、利用者を特定するIDを
送信する機能を有し、前記位置特定手段は、前記携帯情
報端末から送られてきたIDをキーとして、前記携帯情
報端末の位置情報を管理するシステムに対し前記利用者
の位置を問い合わせることで前記利用者の位置を特定す
るよう構成することもできる。例えば、携帯情報端末が
携帯電話であれば、利用者の電話番号をIDとし、携帯
電話の位置情報を管理する公知のシステムに対し、この
IDをキーとして問い合わせを行い、利用者の位置を特
定することができる。
おいて、前記携帯情報端末は、利用者を特定するIDを
送信する機能を有し、前記位置特定手段は、前記携帯情
報端末から送られてきたIDをキーとして、前記携帯情
報端末の位置情報を管理するシステムに対し前記利用者
の位置を問い合わせることで前記利用者の位置を特定す
るよう構成することもできる。例えば、携帯情報端末が
携帯電話であれば、利用者の電話番号をIDとし、携帯
電話の位置情報を管理する公知のシステムに対し、この
IDをキーとして問い合わせを行い、利用者の位置を特
定することができる。
【0024】また、本発明では、前記したタクシー配車
システムに対し、配車依頼を送信するタクシー配車用ウ
ェブサーバを提供する。すなわち、利用者からの配車依
頼通知の入力を受け付ける依頼用ウェブページを有し、
前記依頼用ウェブページで入力された配車依頼通知を前
記タクシー配車システムに対し送信するよう構成された
タクシー配車用ウェブサーバを提供する。
システムに対し、配車依頼を送信するタクシー配車用ウ
ェブサーバを提供する。すなわち、利用者からの配車依
頼通知の入力を受け付ける依頼用ウェブページを有し、
前記依頼用ウェブページで入力された配車依頼通知を前
記タクシー配車システムに対し送信するよう構成された
タクシー配車用ウェブサーバを提供する。
【0025】このようなタクシー配車用ウェブサーバに
よれば、利用者がタクシーを利用しやすいように、依頼
画面をレイアウトしたり、利用者に便利な情報を同じ依
頼用ウェブページに掲載したりして、依頼画面の自由度
を増し、利用者の便宜を図ることができる。
よれば、利用者がタクシーを利用しやすいように、依頼
画面をレイアウトしたり、利用者に便利な情報を同じ依
頼用ウェブページに掲載したりして、依頼画面の自由度
を増し、利用者の便宜を図ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て適宜図面を参照しながら詳細に説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明の一実施形態のタクシ
ー配車システムの構成を示す図である。
て適宜図面を参照しながら詳細に説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明の一実施形態のタクシ
ー配車システムの構成を示す図である。
【0027】図1に示すように、本実施形態のタクシー
配車システム1は、利用者が有する利用者端末(携帯情
報端末)Uからネットワーク90を通じ、直接又は依頼
用ウェブページ50を介して配車依頼を受けると、利用
者の現在位置に最も近いタクシーを複数のタクシー会社
Tが有するタクシーの中から検索した後、このタクシー
の配車を管理する配車システム20,31,32,33
…に対し、配車依頼通知及び利用者の位置を送信するシ
ステムである。すなわち、このタクシー配車システム1
は、利用者が自分の位置を詳しく説明しなくても、利用
者に最も近いタクシーが利用者に迅速に配車されるよう
に構成されたシステムである。
配車システム1は、利用者が有する利用者端末(携帯情
報端末)Uからネットワーク90を通じ、直接又は依頼
用ウェブページ50を介して配車依頼を受けると、利用
者の現在位置に最も近いタクシーを複数のタクシー会社
Tが有するタクシーの中から検索した後、このタクシー
の配車を管理する配車システム20,31,32,33
…に対し、配車依頼通知及び利用者の位置を送信するシ
ステムである。すなわち、このタクシー配車システム1
は、利用者が自分の位置を詳しく説明しなくても、利用
者に最も近いタクシーが利用者に迅速に配車されるよう
に構成されたシステムである。
【0028】[利用者端末U]利用者端末Uは、利用者
が携帯している情報端末である。つまり、タクシー配車
システムと情報の通信が可能な機器であればどんなもの
でも利用することができる。例えば、利用者が一般に携
帯している情報機器として、携帯電話やPHS、通信機
能を有するパソコン、ポケットコンピュータ、PDA(P
ersonal Digital Assistant)、腕時計等を上げることが
できるが、これらに限られるものではない。利用者端末
Uは、それ自身で現在位置を特定する機能を有するのが
好ましく、この機能としては、例えばGPS衛星の電波
を利用して現在位置を特定する機能や、複数点、例えば
3点のアンテナとPHSとの間で授受される電波から位
置を特定する機能が例示できる。なお、現在位置を特定
する機能というのは、利用者端末U自体は、その位置を
特定できていなくても、利用者端末Uが利用したり、発
したりする電波等から、他の機器が利用者端末Uの位置
を特定できれば十分であるのはいうまでもない。なお、
利用者端末Uが現在位置を特定する機能を有しない場合
には、利用者端末Uから電子メールで配車依頼を送信す
るときに本文に現在位置の住所を入力したり、若しくは
依頼用ウェブページ50に現在位置の住所を記入して配
車依頼を送信したりするように構成しても良い。又は、
利用者がタクシーを呼ぶ場所のリストを予めタクシー配
車システム1(後記する顧客情報DB19)に登録して
おき、依頼用ウェブページ50で、その登録した位置の
リストから選択するようにすることもできる。
が携帯している情報端末である。つまり、タクシー配車
システムと情報の通信が可能な機器であればどんなもの
でも利用することができる。例えば、利用者が一般に携
帯している情報機器として、携帯電話やPHS、通信機
能を有するパソコン、ポケットコンピュータ、PDA(P
ersonal Digital Assistant)、腕時計等を上げることが
できるが、これらに限られるものではない。利用者端末
Uは、それ自身で現在位置を特定する機能を有するのが
好ましく、この機能としては、例えばGPS衛星の電波
を利用して現在位置を特定する機能や、複数点、例えば
3点のアンテナとPHSとの間で授受される電波から位
置を特定する機能が例示できる。なお、現在位置を特定
する機能というのは、利用者端末U自体は、その位置を
特定できていなくても、利用者端末Uが利用したり、発
したりする電波等から、他の機器が利用者端末Uの位置
を特定できれば十分であるのはいうまでもない。なお、
利用者端末Uが現在位置を特定する機能を有しない場合
には、利用者端末Uから電子メールで配車依頼を送信す
るときに本文に現在位置の住所を入力したり、若しくは
依頼用ウェブページ50に現在位置の住所を記入して配
車依頼を送信したりするように構成しても良い。又は、
利用者がタクシーを呼ぶ場所のリストを予めタクシー配
車システム1(後記する顧客情報DB19)に登録して
おき、依頼用ウェブページ50で、その登録した位置の
リストから選択するようにすることもできる。
【0029】[タクシー配車システム1]次に、タクシ
ー配車システム1の構成を説明する。タクシー配車シス
テム1は、タクシー(以下、「車両」ともいう。)の配
車に必要なデータを処理する手段として、受信手段1
1、及び配車不能受信手段11Bと、CPU10により
実行される各手段12〜16と、データ処理に必要なタ
クシー位置情報データベース(図面中、及び以下の説明
においてデータベースを「DB」と略す。)18及び顧
客情報DBとを備えている。
ー配車システム1の構成を説明する。タクシー配車シス
テム1は、タクシー(以下、「車両」ともいう。)の配
車に必要なデータを処理する手段として、受信手段1
1、及び配車不能受信手段11Bと、CPU10により
実行される各手段12〜16と、データ処理に必要なタ
クシー位置情報データベース(図面中、及び以下の説明
においてデータベースを「DB」と略す。)18及び顧
客情報DBとを備えている。
【0030】CPU(Central Processing Unit)10
は、与えられたプログラムにしたがい情報の読込、演
算、記憶等を行って、データの検索、照合等を行う処理
部である。本実施の形態では、位置特定手段12、タク
シー検索手段13、ユーザ照合手段14、配車通知手段
15、再配車提示手段16が、それぞれ所定のプログラ
ムに従いCPU10により実行される。
は、与えられたプログラムにしたがい情報の読込、演
算、記憶等を行って、データの検索、照合等を行う処理
部である。本実施の形態では、位置特定手段12、タク
シー検索手段13、ユーザ照合手段14、配車通知手段
15、再配車提示手段16が、それぞれ所定のプログラ
ムに従いCPU10により実行される。
【0031】受信手段11は、利用者端末Uから配車依
頼通知を受信する部分である。受信手段11は、例えば
コンピュータのI/Oポート等を含んで構成される。受
信手段11からタクシー配車システムに入力されたデー
タは適宜図示しない記憶装置に格納され、必要に応じて
読み出されて各計算・処理に利用される。
頼通知を受信する部分である。受信手段11は、例えば
コンピュータのI/Oポート等を含んで構成される。受
信手段11からタクシー配車システムに入力されたデー
タは適宜図示しない記憶装置に格納され、必要に応じて
読み出されて各計算・処理に利用される。
【0032】配車不能受信手段11Bは、タクシー会社
に指示した車両の配車が不可能であったとき、又はその
タクシー会社で他の車両の配車も不可能であった時に、
タクシー会社の配車システムから配車不能の通知を受信
する手段である。配車不能受信手段11Bは、受信手段
11と共通であってもよい。
に指示した車両の配車が不可能であったとき、又はその
タクシー会社で他の車両の配車も不可能であった時に、
タクシー会社の配車システムから配車不能の通知を受信
する手段である。配車不能受信手段11Bは、受信手段
11と共通であってもよい。
【0033】位置特定手段12は、受信手段11で利用
者から受け取った配車依頼通知に基づき利用者の現在位
置を特定する手段である。利用者の位置を特定する方法
は種々考えられる。例えば、図1に示すように、利用者
端末Uが、GPS衛星91の電波を利用して自己の位置
を特定する機能(GPSによる位置特定機能)を有し、
配車依頼情報に、利用者の位置情報を含めた場合には、
位置特定手段12は、配車依頼情報の中から利用者の位
置情報を抽出することで直接利用者の位置を特定する。
者から受け取った配車依頼通知に基づき利用者の現在位
置を特定する手段である。利用者の位置を特定する方法
は種々考えられる。例えば、図1に示すように、利用者
端末Uが、GPS衛星91の電波を利用して自己の位置
を特定する機能(GPSによる位置特定機能)を有し、
配車依頼情報に、利用者の位置情報を含めた場合には、
位置特定手段12は、配車依頼情報の中から利用者の位
置情報を抽出することで直接利用者の位置を特定する。
【0034】携帯電話の利用者の位置は、現在では利用
者の安全を図るために自由に送受されておらず、例えば
携帯電話のキャリア等で管理している。この場合、キャ
リアが有する利用者位置管理システム95に位置特定手
段12が問い合わせをすることで利用者の位置を特定す
ることができる。利用者位置管理システム95に問い合
わせをするには、利用者を特定する必要があるので、例
えば利用者端末Uが携帯電話であるときには、利用者の
電話番号を利用者のIDとし、このIDを利用者位置管
理システム95にキーとして渡すことで問い合わせをす
ることができる。なお、前記したように、配車依頼情報
に利用者の位置情報を含める場合には、この利用者位置
管理システム95を利用する必要はない。
者の安全を図るために自由に送受されておらず、例えば
携帯電話のキャリア等で管理している。この場合、キャ
リアが有する利用者位置管理システム95に位置特定手
段12が問い合わせをすることで利用者の位置を特定す
ることができる。利用者位置管理システム95に問い合
わせをするには、利用者を特定する必要があるので、例
えば利用者端末Uが携帯電話であるときには、利用者の
電話番号を利用者のIDとし、このIDを利用者位置管
理システム95にキーとして渡すことで問い合わせをす
ることができる。なお、前記したように、配車依頼情報
に利用者の位置情報を含める場合には、この利用者位置
管理システム95を利用する必要はない。
【0035】前記したように、利用者端末Uは、その位
置を特定できる必要があるが、この方法は、GPSによ
る方法に限らず、例えば、携帯電話、PHSが利用する
一又は複数のアンテナとの距離から割り出すようにする
こともできる。いずれにしても、利用者の位置をできる
だけ正確に特定できる方法を利用するのが好ましい。
置を特定できる必要があるが、この方法は、GPSによ
る方法に限らず、例えば、携帯電話、PHSが利用する
一又は複数のアンテナとの距離から割り出すようにする
こともできる。いずれにしても、利用者の位置をできる
だけ正確に特定できる方法を利用するのが好ましい。
【0036】なお、前記した利用者の配車依頼情報の例
のうち、利用者が電子メールの本文又は依頼用ウェブペ
ージ50に住所を記載する例の場合には、位置特定手段
12は、図示しない住所と緯度・経度の関係を蓄積した
データベースを参照して、利用者の位置を特定する。ま
た、利用者が予め位置を登録している場合には、顧客情
報DB19を参照して利用者の位置を特定する。
のうち、利用者が電子メールの本文又は依頼用ウェブペ
ージ50に住所を記載する例の場合には、位置特定手段
12は、図示しない住所と緯度・経度の関係を蓄積した
データベースを参照して、利用者の位置を特定する。ま
た、利用者が予め位置を登録している場合には、顧客情
報DB19を参照して利用者の位置を特定する。
【0037】タクシー検索手段13は、位置特定手段1
2で特定された利用者の位置に近いタクシーを、タクシ
ー位置情報DB18を参照して検索する手段である。タ
クシー位置情報DB18には、複数のタクシー会社が有
するタクシーの位置情報、例えば緯度、経度が格納され
ているので、利用者の緯度、経度との間で距離を計算す
ることで、利用者に最寄りのタクシーを容易に検索する
ことができる。
2で特定された利用者の位置に近いタクシーを、タクシ
ー位置情報DB18を参照して検索する手段である。タ
クシー位置情報DB18には、複数のタクシー会社が有
するタクシーの位置情報、例えば緯度、経度が格納され
ているので、利用者の緯度、経度との間で距離を計算す
ることで、利用者に最寄りのタクシーを容易に検索する
ことができる。
【0038】ユーザ照合手段14は、ユーザからの配車
依頼通知の中に含まれていたユーザのIDとパスワード
を、顧客情報DB19を参照することにより照合する手
段である。すなわち、利用者本人が配車を依頼している
かどうかを確認する手段である。
依頼通知の中に含まれていたユーザのIDとパスワード
を、顧客情報DB19を参照することにより照合する手
段である。すなわち、利用者本人が配車を依頼している
かどうかを確認する手段である。
【0039】配車通知手段15は、タクシー検索手段1
3で検索された利用者に最も近いタクシーを、利用者に
配車するため、配車依頼通知を前記タクシーを有するタ
クシー会社、例えばA社の配車システム20に送信す
る。また、配車通知手段15は、同時に利用者の位置情
報もA社の配車システム20に送信する。なお、このと
き送信する利用者の配車依頼通知は、利用者からタクシ
ー配車システム1へ送信されてきた配車依頼通知と全く
同じである必要はなく、一部省略したり、データのフォ
ーマットが異なったりしても構わない。すなわち、A社
が、自社で有する配車システム20で配車するのに最低
限必要な情報が含まれていれば良い。
3で検索された利用者に最も近いタクシーを、利用者に
配車するため、配車依頼通知を前記タクシーを有するタ
クシー会社、例えばA社の配車システム20に送信す
る。また、配車通知手段15は、同時に利用者の位置情
報もA社の配車システム20に送信する。なお、このと
き送信する利用者の配車依頼通知は、利用者からタクシ
ー配車システム1へ送信されてきた配車依頼通知と全く
同じである必要はなく、一部省略したり、データのフォ
ーマットが異なったりしても構わない。すなわち、A社
が、自社で有する配車システム20で配車するのに最低
限必要な情報が含まれていれば良い。
【0040】再配車提示手段16は、タクシー会社の配
車システムから配車不可能の通知を受けた場合に、利用
者に対し再配車の入力を求める手段である。これは、例
えば、利用者が1回目に配車依頼通知をしてきたときに
優先配車情報として、タクシー会社を指定して来たが、
そのタクシー会社での配車が不可能であった場合には、
利用者端末Uに、他のタクシー会社の配車用ウェブペー
ジ、すなわち依頼用ウェブページ50に相当するウェブ
ページへのリンクを提示しても良い。または、この場合
に、タクシー配車システム1で予め利用者の位置に近い
車両を複数抽出した後、それらの車両が属するタクシー
会社を選択肢として提示して、利用者にタクシー会社を
選択させても良い。さらに、再配車の提示として、「ど
このタクシー会社でもいい」という選択肢も追加して、
利用者がこの選択肢を選択した場合に、タクシー検索手
段13が任意のタクシー会社の中から利用者に近いタク
シーを検索するようにしてもよいし、利用者端末Uにお
いて、あるタクシー会社の依頼用ウェブページ50へ画
面が移るように構成することもできる。
車システムから配車不可能の通知を受けた場合に、利用
者に対し再配車の入力を求める手段である。これは、例
えば、利用者が1回目に配車依頼通知をしてきたときに
優先配車情報として、タクシー会社を指定して来たが、
そのタクシー会社での配車が不可能であった場合には、
利用者端末Uに、他のタクシー会社の配車用ウェブペー
ジ、すなわち依頼用ウェブページ50に相当するウェブ
ページへのリンクを提示しても良い。または、この場合
に、タクシー配車システム1で予め利用者の位置に近い
車両を複数抽出した後、それらの車両が属するタクシー
会社を選択肢として提示して、利用者にタクシー会社を
選択させても良い。さらに、再配車の提示として、「ど
このタクシー会社でもいい」という選択肢も追加して、
利用者がこの選択肢を選択した場合に、タクシー検索手
段13が任意のタクシー会社の中から利用者に近いタク
シーを検索するようにしてもよいし、利用者端末Uにお
いて、あるタクシー会社の依頼用ウェブページ50へ画
面が移るように構成することもできる。
【0041】[タクシー位置情報DB18]タクシー位
置情報DB18は、タクシー配車システム1を利用する
複数のタクシー会社がそれぞれ有する各車両の位置が入
力されて常に更新されているデータベースである。各タ
クシー会社Tは、それぞれ公知のシステムにより、それ
ぞれが有する各車両の位置を把握している。本実施形態
では、図示はしないが、タクシー位置情報DB18は、
各タクシー会社Tが有するシステムから、各車両の位置
を常時受信して更新されている。
置情報DB18は、タクシー配車システム1を利用する
複数のタクシー会社がそれぞれ有する各車両の位置が入
力されて常に更新されているデータベースである。各タ
クシー会社Tは、それぞれ公知のシステムにより、それ
ぞれが有する各車両の位置を把握している。本実施形態
では、図示はしないが、タクシー位置情報DB18は、
各タクシー会社Tが有するシステムから、各車両の位置
を常時受信して更新されている。
【0042】図3は、タクシー位置情報DBの一例を示
した図である。図3のDBでは、各車両に振られた車両
ID18aをキーとして、タクシー会社フィールド18
b、定員フィールド18c、状況フィールド18d、緯
度フィールド18e、経度フィールド18f、更新時刻
フィールド18g等のフィールドが用意されている。
した図である。図3のDBでは、各車両に振られた車両
ID18aをキーとして、タクシー会社フィールド18
b、定員フィールド18c、状況フィールド18d、緯
度フィールド18e、経度フィールド18f、更新時刻
フィールド18g等のフィールドが用意されている。
【0043】車両ID18aは、各車両にユニークに割
り当てられた番号である。タクシー会社フィールド18
bは、その車両が属するタクシー会社のデータが格納さ
れ、図3では、A社、B社、C社等が格納されている。
定員フィールド18cは、その車両の乗車定員を示す。
つまり、タクシーを利用者の人数に応じて配車して車両
の利用を効率化するため、定員を検索条件として利用で
きるようになっている。状況フィールド18dは、その
車両の利用状況を示し、車両が配車可能かどうかの判断
に利用される。状況フィールド18dには、空車、迎
車、賃走、休憩等の状況が格納されている。
り当てられた番号である。タクシー会社フィールド18
bは、その車両が属するタクシー会社のデータが格納さ
れ、図3では、A社、B社、C社等が格納されている。
定員フィールド18cは、その車両の乗車定員を示す。
つまり、タクシーを利用者の人数に応じて配車して車両
の利用を効率化するため、定員を検索条件として利用で
きるようになっている。状況フィールド18dは、その
車両の利用状況を示し、車両が配車可能かどうかの判断
に利用される。状況フィールド18dには、空車、迎
車、賃走、休憩等の状況が格納されている。
【0044】緯度フィールド18e、経度フィールド1
8fは、車両の現在位置を示す緯度、経度を示してい
る。図3では、例えば車両IDがTE00051の車両
は、緯度が35.40.54.2Nと示されている。こ
れは、Nが北緯を示し、35.40.54.2が35度
40分54.2秒を示している。経度も同様に、13
9.45.20.8Eのうち、Eが東経を意味し、13
9.45.20.8が139度45分20.8秒を意味
している。
8fは、車両の現在位置を示す緯度、経度を示してい
る。図3では、例えば車両IDがTE00051の車両
は、緯度が35.40.54.2Nと示されている。こ
れは、Nが北緯を示し、35.40.54.2が35度
40分54.2秒を示している。経度も同様に、13
9.45.20.8Eのうち、Eが東経を意味し、13
9.45.20.8が139度45分20.8秒を意味
している。
【0045】更新時刻フィールド18gは、その車両の
データが更新された時刻が格納されている。この更新時
刻が、現在時刻から大きくずれている場合には、何らか
の理由で、車両から若しくは各タクシー会社から車両の
現在位置等のデータが送信されて来ていないことを示
す。従って、この場合に配車の対象から外すようにする
こともできる。
データが更新された時刻が格納されている。この更新時
刻が、現在時刻から大きくずれている場合には、何らか
の理由で、車両から若しくは各タクシー会社から車両の
現在位置等のデータが送信されて来ていないことを示
す。従って、この場合に配車の対象から外すようにする
こともできる。
【0046】[顧客情報DB19]顧客情報DB19
は、図示しないが、利用者のユーザIDやパスワード、
名前やその他の個人情報を格納したデータベースであ
り、利用者の認証や、利用者への連絡などの際に参照さ
れる。
は、図示しないが、利用者のユーザIDやパスワード、
名前やその他の個人情報を格納したデータベースであ
り、利用者の認証や、利用者への連絡などの際に参照さ
れる。
【0047】[タクシー会社]図2は、タクシー会社の
有するシステムの模式図である。図2に示すように、例
えばタクシー会社のA社は、配車システム20として、
配車システム管理サーバ21、記憶装置22、車両C
1,C2,C3…、及び各車両が有するセンター指示表
示装置/応答装置23、車両状況発信装置24、位置情
報発信装置25とを備えている。センター指示表示装置
/応答装置23は、配車システム管理サーバ21からな
される迎車等の指示を表示し、その指示に対して応答す
るための装置である。また、車両状況発信装置24は、
車両が空車か、賃走か等、車両の状態を配車システム管
理サーバ21へ送信する装置であり、位置情報発信装置
25は、車両の現在位置を配車システム管理サーバ21
へ送信する装置である。
有するシステムの模式図である。図2に示すように、例
えばタクシー会社のA社は、配車システム20として、
配車システム管理サーバ21、記憶装置22、車両C
1,C2,C3…、及び各車両が有するセンター指示表
示装置/応答装置23、車両状況発信装置24、位置情
報発信装置25とを備えている。センター指示表示装置
/応答装置23は、配車システム管理サーバ21からな
される迎車等の指示を表示し、その指示に対して応答す
るための装置である。また、車両状況発信装置24は、
車両が空車か、賃走か等、車両の状態を配車システム管
理サーバ21へ送信する装置であり、位置情報発信装置
25は、車両の現在位置を配車システム管理サーバ21
へ送信する装置である。
【0048】配車システム管理サーバ21は、記憶装置
22内のデータを参照して、各車両C1,C2,C3…
の位置を地図上に表示する装置であり、各車両C1,C
2,C3…から常時データを受信しつつ、記憶装置22
内のデータを更新して、図示しない表示装置上に地図
と、車両の位置を表示する。
22内のデータを参照して、各車両C1,C2,C3…
の位置を地図上に表示する装置であり、各車両C1,C
2,C3…から常時データを受信しつつ、記憶装置22
内のデータを更新して、図示しない表示装置上に地図
と、車両の位置を表示する。
【0049】また、配車システム管理サーバ21は、記
憶装置22内の車両位置情報DBのデータを、常時タク
シー位置情報DB18へ送信する。この送信は、例えば
自社の車両位置情報DB22を更新するたびに更新した
データをタクシーDB18へ送信したり、所定時間、例
えば1分ごとにその間に更新したデータを送信すること
により行われる。記憶装置22は、車両の位置を知るた
めに必要なデータと、その他営業上必要なデータが格納
されている。例えば、車両C1,C2,C3…の位置を
記録している車両位置データベース(DB)や、顧客の
位置及び営業時間等を格納した顧客情報データベース
(DB)や、顧客の利用量に応じてポイントを付与する
ポイントシステムを行っている場合には、利用ポイント
等が格納されている。
憶装置22内の車両位置情報DBのデータを、常時タク
シー位置情報DB18へ送信する。この送信は、例えば
自社の車両位置情報DB22を更新するたびに更新した
データをタクシーDB18へ送信したり、所定時間、例
えば1分ごとにその間に更新したデータを送信すること
により行われる。記憶装置22は、車両の位置を知るた
めに必要なデータと、その他営業上必要なデータが格納
されている。例えば、車両C1,C2,C3…の位置を
記録している車両位置データベース(DB)や、顧客の
位置及び営業時間等を格納した顧客情報データベース
(DB)や、顧客の利用量に応じてポイントを付与する
ポイントシステムを行っている場合には、利用ポイント
等が格納されている。
【0050】なお、配車システム20は、あるタクシー
会社の配車システムの場合だけでなく、複数のタクシー
会社で共同して運営されている場合もある。
会社の配車システムの場合だけでなく、複数のタクシー
会社で共同して運営されている場合もある。
【0051】[依頼用ウェブサーバ]図1に示す依頼用
ウェブページ50は、図示しない依頼用ウェブサーバに
より提供される。依頼用ウェブサーバは、公知のウェブ
サーバを用いて構成でき、例えば、配車依頼を入力する
フォームを有したウェブページであって、タクシー配車
システム1へ配車依頼情報を送信するCGIプログラム
へリンクを張ってある。
ウェブページ50は、図示しない依頼用ウェブサーバに
より提供される。依頼用ウェブサーバは、公知のウェブ
サーバを用いて構成でき、例えば、配車依頼を入力する
フォームを有したウェブページであって、タクシー配車
システム1へ配車依頼情報を送信するCGIプログラム
へリンクを張ってある。
【0052】[動作]以上のような構成のタクシー配車
システム1の動作について、利用者端末Uの画面を示し
た図4から図6及びタクシー配車システム1の動作のフ
ローチャートを示した図7を参照しながら説明する。
システム1の動作について、利用者端末Uの画面を示し
た図4から図6及びタクシー配車システム1の動作のフ
ローチャートを示した図7を参照しながら説明する。
【0053】まず、利用者は、タクシーの配車を依頼す
る前にユーザ登録をする。ユーザ登録についての詳細は
省略するが、利用者がオンライン又はオフラインで所定
の手続をすることにより、利用者にタクシー配車システ
ム1を利用するためのユーザIDとパスワードが付与さ
れ、顧客情報データベース19にこれらのユーザID、
パスワード、そして利用者の個人情報が登録される。
る前にユーザ登録をする。ユーザ登録についての詳細は
省略するが、利用者がオンライン又はオフラインで所定
の手続をすることにより、利用者にタクシー配車システ
ム1を利用するためのユーザIDとパスワードが付与さ
れ、顧客情報データベース19にこれらのユーザID、
パスワード、そして利用者の個人情報が登録される。
【0054】タクシーを配車する段階では、利用者は、
利用者端末Uを用いて、タクシーの配車依頼情報を入力
する。言い換えれば、この入力は、タクシー配車システ
ム1への配車依頼情報の送信(配車依頼通知)である。
依頼用ウェブページ50を介さずに利用者端末から直接
配車依頼通知をする場合は、例えば、利用者の携帯電話
から本文にパスワードのみを記入した電子メールをタク
シー配車システム1へ送信する。また、依頼用ウェブペ
ージ50を介して配車依頼通知をする場合は、利用者が
利用者端末Uを使って依頼用ウェブページ50にアクセ
スし、図4のような画面(入力フォーム55)を表示さ
せる。この入力フォーム55は、複数のタクシー会社の
配車を受け持つ配車専門のウェブサイトが提供する画面
である。
利用者端末Uを用いて、タクシーの配車依頼情報を入力
する。言い換えれば、この入力は、タクシー配車システ
ム1への配車依頼情報の送信(配車依頼通知)である。
依頼用ウェブページ50を介さずに利用者端末から直接
配車依頼通知をする場合は、例えば、利用者の携帯電話
から本文にパスワードのみを記入した電子メールをタク
シー配車システム1へ送信する。また、依頼用ウェブペ
ージ50を介して配車依頼通知をする場合は、利用者が
利用者端末Uを使って依頼用ウェブページ50にアクセ
スし、図4のような画面(入力フォーム55)を表示さ
せる。この入力フォーム55は、複数のタクシー会社の
配車を受け持つ配車専門のウェブサイトが提供する画面
である。
【0055】図4の入力フォーム55では、ユーザID
(USER ID)、パスワード、配車する台数、利用
人数、出発時刻が、直接入力欄として表示され、優先し
て配車する希望のタクシー会社を入力する欄がドロップ
ダウンの入力欄として2つ表示され、さらに、画面の最
下部にこれら入力欄に記入した情報をタクシー配車シス
テム1に送信する送信ボタンが表示されている。なお、
これらの入力項目の内、ユーザIDとパスワードのみが
必須の入力項目であり、他の入力欄の記入は任意とする
ことができる。
(USER ID)、パスワード、配車する台数、利用
人数、出発時刻が、直接入力欄として表示され、優先し
て配車する希望のタクシー会社を入力する欄がドロップ
ダウンの入力欄として2つ表示され、さらに、画面の最
下部にこれら入力欄に記入した情報をタクシー配車シス
テム1に送信する送信ボタンが表示されている。なお、
これらの入力項目の内、ユーザIDとパスワードのみが
必須の入力項目であり、他の入力欄の記入は任意とする
ことができる。
【0056】一方、タクシー会社が自社のウェブサイト
を依頼用ウェブページ50として提供する場合には、図
5に示すような画面(入力フォーム56)が表示され
る。この依頼用ウェブページ50(入力フォーム56)
では、自社のタクシーを配車するため、タクシー会社を
選択する欄は設けられていない。そして、このタクシー
会社で迅速に配車できない場合のオプションとして、
「他の近い車両を配車する」又は「タクシー会社を選択
する」の2項目がラジオボタンで選択できるようになっ
ている。なお、この依頼用ウェブページ50では、タク
シーの利用に便利な情報、例えば、その地域の飲食店の
情報やその他の情報を掲載しても良い。
を依頼用ウェブページ50として提供する場合には、図
5に示すような画面(入力フォーム56)が表示され
る。この依頼用ウェブページ50(入力フォーム56)
では、自社のタクシーを配車するため、タクシー会社を
選択する欄は設けられていない。そして、このタクシー
会社で迅速に配車できない場合のオプションとして、
「他の近い車両を配車する」又は「タクシー会社を選択
する」の2項目がラジオボタンで選択できるようになっ
ている。なお、この依頼用ウェブページ50では、タク
シーの利用に便利な情報、例えば、その地域の飲食店の
情報やその他の情報を掲載しても良い。
【0057】いずれの入力フォームの場合でも、利用者
は、少なくともユーザIDとパスワードを記入し、必要
であれば、他の入力欄、例えば、利用人数を3人等と記
入する。利用者が配車依頼情報を入力後、タクシー配車
システム1へ送信すると(配車依頼通知、ステップS
1)、タクシー配車システム1の受信手段11がこの配
車依頼情報を受信する(ステップS2)。
は、少なくともユーザIDとパスワードを記入し、必要
であれば、他の入力欄、例えば、利用人数を3人等と記
入する。利用者が配車依頼情報を入力後、タクシー配車
システム1へ送信すると(配車依頼通知、ステップS
1)、タクシー配車システム1の受信手段11がこの配
車依頼情報を受信する(ステップS2)。
【0058】次に、ユーザ照合手段14が、利用者が入
力したユーザIDとパスワードの組み合わせが正しいか
どうかを顧客情報DB19を参照して確認する(ステッ
プS3)。電子メールでの配車依頼通知の場合には、メ
ールアドレスをユーザIDとみなし、メールアドレスと
本文中のパスワードの組み合わせの照合を行う。図示は
しないが、ユーザIDとパスワードの組み合わせが間違
っていたならば、利用者端末Uへその旨の警告を示すメ
ッセージを送信する。
力したユーザIDとパスワードの組み合わせが正しいか
どうかを顧客情報DB19を参照して確認する(ステッ
プS3)。電子メールでの配車依頼通知の場合には、メ
ールアドレスをユーザIDとみなし、メールアドレスと
本文中のパスワードの組み合わせの照合を行う。図示は
しないが、ユーザIDとパスワードの組み合わせが間違
っていたならば、利用者端末Uへその旨の警告を示すメ
ッセージを送信する。
【0059】次に、位置特定手段12が、利用者が送信
した配車依頼通知(配車依頼情報)の中から、利用者端
末Uが有するGPS機能で特定されたその端末の位置の
情報を抽出し、利用者の位置を特定する(ステップS
4)。これは、配車依頼通知の中に位置情報が含まれて
いれば、単にその位置情報を抽出するだけでよいし、電
子メールでの依頼の場合には、電子メール自体に位置情
報は含まれていないので、利用者のメールアドレスをキ
ーとして、位置情報管理システム95に問い合わせをし
て利用者の位置を特定する。
した配車依頼通知(配車依頼情報)の中から、利用者端
末Uが有するGPS機能で特定されたその端末の位置の
情報を抽出し、利用者の位置を特定する(ステップS
4)。これは、配車依頼通知の中に位置情報が含まれて
いれば、単にその位置情報を抽出するだけでよいし、電
子メールでの依頼の場合には、電子メール自体に位置情
報は含まれていないので、利用者のメールアドレスをキ
ーとして、位置情報管理システム95に問い合わせをし
て利用者の位置を特定する。
【0060】次に、タクシー検索手段13が、利用者の
現在位置に最も近いタクシー車両をタクシー位置情報D
B18から検索する(ステップS5)。すなわち、利用
者の位置が例えば緯度、経度で特定されていたならば、
車両の緯度、経度とから、利用者と車両の距離を計算
し、この距離が最も小さい車両を検索する。この際、検
索するタクシーの条件として、状況フィールド18d
(図3参照)が「空車」のレコードのみから検索するよ
うにする。また、利用者から、利用人数やタクシー会社
の指定があった場合には、その条件をも検索条件として
追加する。
現在位置に最も近いタクシー車両をタクシー位置情報D
B18から検索する(ステップS5)。すなわち、利用
者の位置が例えば緯度、経度で特定されていたならば、
車両の緯度、経度とから、利用者と車両の距離を計算
し、この距離が最も小さい車両を検索する。この際、検
索するタクシーの条件として、状況フィールド18d
(図3参照)が「空車」のレコードのみから検索するよ
うにする。また、利用者から、利用人数やタクシー会社
の指定があった場合には、その条件をも検索条件として
追加する。
【0061】次に、タクシー検索手段13が検索したタ
クシーを配車すべく、配車通知手段15がそのタクシー
が所属するタクシー会社、例えばA社の配車システム2
0へ配車依頼通知を送信する(ステップS6)。なお、
タクシーが所属するタクシー会社は、タクシー位置情報
DB18を参照すれば分かるので、タクシー検索手段1
3がタクシーの車両IDとともにタクシー会社の情報を
配車通知手段15へ渡せばよい。
クシーを配車すべく、配車通知手段15がそのタクシー
が所属するタクシー会社、例えばA社の配車システム2
0へ配車依頼通知を送信する(ステップS6)。なお、
タクシーが所属するタクシー会社は、タクシー位置情報
DB18を参照すれば分かるので、タクシー検索手段1
3がタクシーの車両IDとともにタクシー会社の情報を
配車通知手段15へ渡せばよい。
【0062】次に、配車依頼通知をタクシー会社A社の
有する配車システム20が受けたならば、配車システム
管理サーバ21は、配車依頼通知の中に含まれていた車
両IDの車両、例えば車両C1に配車可能かどうかの確
認を問い合わせる(ステップS7)。車両C1のセンタ
ー指示表示装置/応答装置23は、配車システム管理サ
ーバ21が送信してきた問い合わせを表示し、運転手
が、同装置23を用いて配車可能かどうかの応答をす
る。なお、この問い合わせは、人の音声で行っても良い
し、配車システム管理サーバ21からの問い合わせに応
じてセンター指示表示装置/応答装置23で呼出し音が
鳴り、配車できるのであれば、運転手が配車可能の意図
を示すボタンを押すなどの音声以外の操作で行っても良
い。問い合わせの結果、配車が可能であった場合には
(ステップS8)、配車システム管理サーバ21から電
子メールで利用者に配車通知を送信する。
有する配車システム20が受けたならば、配車システム
管理サーバ21は、配車依頼通知の中に含まれていた車
両IDの車両、例えば車両C1に配車可能かどうかの確
認を問い合わせる(ステップS7)。車両C1のセンタ
ー指示表示装置/応答装置23は、配車システム管理サ
ーバ21が送信してきた問い合わせを表示し、運転手
が、同装置23を用いて配車可能かどうかの応答をす
る。なお、この問い合わせは、人の音声で行っても良い
し、配車システム管理サーバ21からの問い合わせに応
じてセンター指示表示装置/応答装置23で呼出し音が
鳴り、配車できるのであれば、運転手が配車可能の意図
を示すボタンを押すなどの音声以外の操作で行っても良
い。問い合わせの結果、配車が可能であった場合には
(ステップS8)、配車システム管理サーバ21から電
子メールで利用者に配車通知を送信する。
【0063】配車ができない場合には(ステップS
8)、何種類かの方法を採ることができる。例えば、配
車依頼通知の中に利用者の現在位置を示す情報が含まれ
ていた場合には、A社が有する他の車両の中で、利用者
に十分近い車両を配車システム管理サーバ21が検索
し、そのような車両があれば、その車両へ、配車可能か
どうか問い合わせをする(ステップS9)。
8)、何種類かの方法を採ることができる。例えば、配
車依頼通知の中に利用者の現在位置を示す情報が含まれ
ていた場合には、A社が有する他の車両の中で、利用者
に十分近い車両を配車システム管理サーバ21が検索
し、そのような車両があれば、その車両へ、配車可能か
どうか問い合わせをする(ステップS9)。
【0064】問い合わせの結果、配車が可能であった場
合には、(ステップS10)、配車システム管理サーバ
21が電子メールで利用者に配車通知を入れ、配車でき
なければ(ステップS10)、タクシー配車システム1
に対し配車不能通知をする(ステップS11)。ただ
し、このようにA社の配車システム管理サーバ21が自
社の他の車両を検索することなく、直ちに配車不能通知
をタクシー配車システム1に対し送信するように構成し
ても良い。
合には、(ステップS10)、配車システム管理サーバ
21が電子メールで利用者に配車通知を入れ、配車でき
なければ(ステップS10)、タクシー配車システム1
に対し配車不能通知をする(ステップS11)。ただ
し、このようにA社の配車システム管理サーバ21が自
社の他の車両を検索することなく、直ちに配車不能通知
をタクシー配車システム1に対し送信するように構成し
ても良い。
【0065】タクシー配車システム1の配車不能受信手
段11Bが、配車不能通知を受信したならば、タクシー
配車システム1の動作としてはいくつかの方法が考えら
れる。図7に示すフローチャートでは、自動的に他のタ
クシー会社の車両の中から利用者に配車する方法を示し
ている。つまり、タクシー配車システム1のタクシー検
索手段13が、配車不能を通知してきたA社を除く条件
を加えて、利用者に最も近いタクシー車両を再検索し
(ステップS12)、検索された車両の車両IDを含む
配車依頼情報をその車両が属するタクシー会社の配車シ
ステムへ通知する(配車依頼通知、ステップS13)。
段11Bが、配車不能通知を受信したならば、タクシー
配車システム1の動作としてはいくつかの方法が考えら
れる。図7に示すフローチャートでは、自動的に他のタ
クシー会社の車両の中から利用者に配車する方法を示し
ている。つまり、タクシー配車システム1のタクシー検
索手段13が、配車不能を通知してきたA社を除く条件
を加えて、利用者に最も近いタクシー車両を再検索し
(ステップS12)、検索された車両の車両IDを含む
配車依頼情報をその車両が属するタクシー会社の配車シ
ステムへ通知する(配車依頼通知、ステップS13)。
【0066】図8は、他の方法を示したフローチャート
である。例えば、図8の方法では、配車不能通知(ステ
ップS11)を受けたタクシー配車システム1が、タク
シー検索手段13により、配車不能を通知してきたA社
を除く条件を加えて、利用者に近いタクシー車両を複数
抽出するよう再検索し(ステップS20)、それらのタ
クシーが属するタクシー会社を選択肢として利用者端末
に提示する(ステップS21)。このとき利用者に送る
情報には、抽出したタクシーの車両IDを含めておく。
例えば、図6の入力フォーム57のように、ドロップダ
ウンで配車可能なタクシー会社を選択可能な入力画面が
表示されるようにする。利用者が自分の利用者端末Uで
タクシー会社を選択し(ステップS22)、送信ボタン
を押したならば、選択した他のタクシー会社の配車シス
テムへ、車両IDの情報とともに配車依頼が通知される
(ステップS23)。なお、利用者が特にタクシー会社
にこだわりがない場合もあるので、ドロップダウンのメ
ニューの中には、「どこでもいい」などの選択肢を入れ
ておくのも良い。利用者が「どこでもいい」の選択肢を
選んだ場合には、利用者に最も近いタクシーを有するタ
クシー会社が選択されるようにしておくのが好ましい。
である。例えば、図8の方法では、配車不能通知(ステ
ップS11)を受けたタクシー配車システム1が、タク
シー検索手段13により、配車不能を通知してきたA社
を除く条件を加えて、利用者に近いタクシー車両を複数
抽出するよう再検索し(ステップS20)、それらのタ
クシーが属するタクシー会社を選択肢として利用者端末
に提示する(ステップS21)。このとき利用者に送る
情報には、抽出したタクシーの車両IDを含めておく。
例えば、図6の入力フォーム57のように、ドロップダ
ウンで配車可能なタクシー会社を選択可能な入力画面が
表示されるようにする。利用者が自分の利用者端末Uで
タクシー会社を選択し(ステップS22)、送信ボタン
を押したならば、選択した他のタクシー会社の配車シス
テムへ、車両IDの情報とともに配車依頼が通知される
(ステップS23)。なお、利用者が特にタクシー会社
にこだわりがない場合もあるので、ドロップダウンのメ
ニューの中には、「どこでもいい」などの選択肢を入れ
ておくのも良い。利用者が「どこでもいい」の選択肢を
選んだ場合には、利用者に最も近いタクシーを有するタ
クシー会社が選択されるようにしておくのが好ましい。
【0067】また、図9は、さらに他の方法を示したフ
ローチャートである。例えば、図9の方法では、A社の
配車不能通知が、他のタクシー会社を選択する入力画面
として利用者端末Uに送信される(ステップS30)。
この選択肢の画面は、図6のように、ドロップダウンで
A社を除くタクシー会社を選択させ、その選択した情報
をタクシー配車システム1に送信する画面でもよいし、
A社以外のタクシー会社の依頼用ウェブページ50への
リンクを張った画面でもよい。例えば、後者の場合であ
れば、利用者がタクシー会社を選択することにより(ス
テップS31)、A社以外のタクシー会社の依頼用ウェ
ブページに画面が移り(例えば入力フォーム56)、そ
の画面で、利用者が依頼項目を入力する。そして、入力
した配車依頼情報がタクシー配車システム1に送信さ
れ、前記した配車の過程と同様に、タクシー検索手段1
3により、指定されたタクシー会社を条件として利用者
に最も近いタクシーが再検索される(ステップS3
2)。さらに、検索されたタクシーの所属するタクシー
会社の配車システムへ配車依頼情報が通知される(ステ
ップS33)。
ローチャートである。例えば、図9の方法では、A社の
配車不能通知が、他のタクシー会社を選択する入力画面
として利用者端末Uに送信される(ステップS30)。
この選択肢の画面は、図6のように、ドロップダウンで
A社を除くタクシー会社を選択させ、その選択した情報
をタクシー配車システム1に送信する画面でもよいし、
A社以外のタクシー会社の依頼用ウェブページ50への
リンクを張った画面でもよい。例えば、後者の場合であ
れば、利用者がタクシー会社を選択することにより(ス
テップS31)、A社以外のタクシー会社の依頼用ウェ
ブページに画面が移り(例えば入力フォーム56)、そ
の画面で、利用者が依頼項目を入力する。そして、入力
した配車依頼情報がタクシー配車システム1に送信さ
れ、前記した配車の過程と同様に、タクシー検索手段1
3により、指定されたタクシー会社を条件として利用者
に最も近いタクシーが再検索される(ステップS3
2)。さらに、検索されたタクシーの所属するタクシー
会社の配車システムへ配車依頼情報が通知される(ステ
ップS33)。
【0068】以上のような一実施形態のタクシー配車シ
ステムによれば、利用者に最も近い車両が複数のタクシ
ー会社が有する車両の中から検索されて、そのタクシー
会社の配車システムへ配車依頼情報が通知される。その
結果、利用者に迅速に配車をすることができ、また、仮
にその車両を配車できなかった場合でも、配車不能通知
をタクシー配車システム1や利用者へ送信することで、
次の対応を取ることができる。特に、タクシー配車シス
テム1に配車不能通知を送信する場合には、他のタクシ
ー会社の有する車両の中から再検索して、該当する車両
のタクシー会社が有する配車システムへ配車依頼通知を
送信するので、自動的に利用者に最も近い車両を配車す
ることが可能となる。
ステムによれば、利用者に最も近い車両が複数のタクシ
ー会社が有する車両の中から検索されて、そのタクシー
会社の配車システムへ配車依頼情報が通知される。その
結果、利用者に迅速に配車をすることができ、また、仮
にその車両を配車できなかった場合でも、配車不能通知
をタクシー配車システム1や利用者へ送信することで、
次の対応を取ることができる。特に、タクシー配車シス
テム1に配車不能通知を送信する場合には、他のタクシ
ー会社の有する車両の中から再検索して、該当する車両
のタクシー会社が有する配車システムへ配車依頼通知を
送信するので、自動的に利用者に最も近い車両を配車す
ることが可能となる。
【0069】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は前記実施形態には限定されず、適宜変更
して実施することが可能である。例えば、各情報の送受
の間には一又は複数の交換機、コンピュータ等の装置が
介在することがあるのはもちろんである。また、タクシ
ー配車システム1が有するデータベースや各手段を遠方
の端末に設けるなどして、処理やデータを分けて構成す
ることも可能である。
たが、本発明は前記実施形態には限定されず、適宜変更
して実施することが可能である。例えば、各情報の送受
の間には一又は複数の交換機、コンピュータ等の装置が
介在することがあるのはもちろんである。また、タクシ
ー配車システム1が有するデータベースや各手段を遠方
の端末に設けるなどして、処理やデータを分けて構成す
ることも可能である。
【0070】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば以下
のような顕著な効果を奏する。請求項1又は請求項2記
載の発明によれば、利用者に最も近いタクシーの配車が
可能になる。また、配車しようとしたタクシーが配車不
能であった場合でも、次善の策を取ることが可能であ
る。
のような顕著な効果を奏する。請求項1又は請求項2記
載の発明によれば、利用者に最も近いタクシーの配車が
可能になる。また、配車しようとしたタクシーが配車不
能であった場合でも、次善の策を取ることが可能であ
る。
【0071】また、請求項3記載の発明によれば、利用
者の個人的関係や好みに応じて配車を希望するタクシー
会社を一又は複数指定することが可能となる。
者の個人的関係や好みに応じて配車を希望するタクシー
会社を一又は複数指定することが可能となる。
【0072】さらに、請求項4記載の発明によれば、最
も近いタクシーが配車できなかった場合であっても、次
に近いタクシーの配車の手配がされるので、利用者を待
たせることなく効率的にタクシーの配車をすることがで
きる。
も近いタクシーが配車できなかった場合であっても、次
に近いタクシーの配車の手配がされるので、利用者を待
たせることなく効率的にタクシーの配車をすることがで
きる。
【0073】また、請求項5記載の発明によれば、最も
近いタクシーが配車できなかった場合であっても、利用
者のタクシー会社についての希望を聞いた上でそのタク
シー会社の中から配車することが可能となる。
近いタクシーが配車できなかった場合であっても、利用
者のタクシー会社についての希望を聞いた上でそのタク
シー会社の中から配車することが可能となる。
【0074】また、請求項6又は7記載の発明によれ
ば、自分の場所について詳細な説明をしなくても携帯電
話から迅速にタクシーの手配をすることが可能となる。
ば、自分の場所について詳細な説明をしなくても携帯電
話から迅速にタクシーの手配をすることが可能となる。
【0075】また、請求項8記載の発明によれば、利用
者がタクシー会社にこだわりが無い場合に利用者を迷わ
せることが無い。
者がタクシー会社にこだわりが無い場合に利用者を迷わ
せることが無い。
【0076】さらに請求項9記載の発明によれば、入力
フォームの自由度を高め、また、タクシー会社ごとに入
力項目などを自由に設定し、利用者の便宜を図ることが
可能となる。
フォームの自由度を高め、また、タクシー会社ごとに入
力項目などを自由に設定し、利用者の便宜を図ることが
可能となる。
【図1】本発明の一実施形態のタクシー配車システムの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図2】タクシー会社A社が有する配車システムの構成
図である。
図である。
【図3】タクシー位置情報データベースの一例を示す図
である。
である。
【図4】利用者端末の配車依頼情報入力画面の一例を示
す図である。
す図である。
【図5】利用者端末の配車依頼情報入力画面の他の例を
示す図である。
示す図である。
【図6】配車不能であった場合に利用者端末に表示され
る画面の一例である。
る画面の一例である。
【図7】一実施形態のタクシー配車システムの動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図8】配車不能であった場合の他の処理方法を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】配車不能であった場合のさらに他の処理方法を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
1 タクシー配車システム
11 受信手段
12 位置特定手段
13 タクシー検索手段
15 配車通知手段
16 再配車提示手段
18 タクシー位置情報データベース
20 配車システム
50 依頼用ウェブページ
U 利用者端末
Claims (9)
- 【請求項1】 利用者が有する携帯情報端末からの配車
依頼通知に応じて前記利用者にタクシーを配車するタク
シー配車方法であって、 前記利用者からの配車依頼通知を受信するステップ、 この配車依頼通知をもとに前記利用者の位置を特定する
ステップ、 複数のタクシー会社がそれぞれ有する各タクシーの位置
情報を常時受信し更新されることで構成されるタクシー
位置情報データベースを参照して、前記利用者の位置に
最も近いタクシーを検索するステップ、 検索されたタクシーの配車を管理する配車システムに対
し配車依頼通知を送信するステップ、 を行うことを特徴とするタクシー配車方法。 - 【請求項2】 利用者が有する携帯情報端末からの配車
依頼通知に応じて前記利用者にタクシーを配車するタク
シー配車システムであって、 複数のタクシー会社がそれぞれ有する各タクシーの位置
情報を常時受信し更新されることで構成されるタクシー
位置情報データベースと、前記利用者からの配車依頼通
知を受信する受信手段と、前記受信手段により前記利用
者から受けた配車依頼通知をもとに前記利用者の位置を
特定する位置特定手段と、前記受信手段により前記利用
者から配車依頼通知を受けた場合に、前記タクシー位置
情報データベースを参照して前記利用者の位置に最も近
いタクシーを検索するタクシー検索手段と、前記タクシ
ー検索手段で検索されたタクシーの配車を管理する配車
システムに対し配車依頼通知を送信する配車通知手段を
備えて構成されたことを特徴とするタクシー配車システ
ム。 - 【請求項3】 請求項2記載のタクシー配車システムに
おいて、配車依頼通知には、複数のタクシー会社の中か
ら一又は複数のタクシー会社のタクシーを優先して配車
するための優先配車情報を含み、前記タクシー検索手段
は、前記優先配車情報で指定されたタクシー会社が有す
るタクシーの中から前記利用者の位置に最も近いタクシ
ーを検索するよう構成されたことを特徴とするタクシー
配車システム。 - 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載のタクシー配
車システムにおいて、前記配車通知手段が配車依頼通知
を送信した先の配車システムから、配車不能の通知を受
信する配車不能受信手段を備え、前記配車不能受信手段
が配車不能の通知を受けた場合に、前記タクシー検索手
段は他のタクシー会社が有するタクシーの中から、前記
利用者の位置に最も近いタクシーを検索し、前記配車通
知手段は、検索されたタクシーの配車を管理する配車シ
ステムに配車依頼通知を送信するよう構成されたことを
特徴とするタクシー配車システム。 - 【請求項5】 請求項2又は請求項3記載のタクシー配
車システムにおいて、配車通知手段が配車依頼通知を送
信した先の配車システムから、配車不能の通知を受信す
る配車不能受信手段と、前記配車不能受信手段が配車不
能の通知を受けた場合に、他の一又は複数のタクシー会
社の選択肢を前記利用者に提示する再配車提示手段とを
備え、前記タクシー検索手段は、提示した選択肢から利
用者により選ばれた一又は複数のタクシー会社が有する
タクシーの中から、前記利用者の位置に最も近いタクシ
ーを検索し、前記配車通知手段は、このタクシーの配車
を管理する配車システムに配車依頼通知を送信するよう
構成されたことを特徴とするタクシー配車システム。 - 【請求項6】 請求項2から請求項5のいずれか1項に
記載のタクシー配車システムにおいて、前記携帯情報端
末は、GPSによる位置特定機能を有する携帯電話であ
り、前記位置特定手段は、前記利用者の携帯電話から送
信されてきた位置情報に基づいて前記利用者の位置を特
定するよう構成したことを特徴とするタクシー配車シス
テム。 - 【請求項7】 請求項2から請求項5のいずれか1項に
記載のタクシー配車システムにおいて、前記携帯情報端
末は、利用者を特定するIDを送信する機能を有し、前
記位置特定手段は、前記携帯情報端末から送られてきた
IDをキーとして、前記携帯情報端末の位置情報を管理
するシステムに対し前記利用者の位置を問い合わせるこ
とで前記利用者の位置を特定するよう構成したことを特
徴とするタクシー配車システム。 - 【請求項8】 請求項5記載のタクシー配車システムに
おいて、前記再配車定時手段が利用者に提示する一又は
複数のタクシー会社の選択肢として、任意のタクシー会
社で良いとする選択肢を有することを特徴とするタクシ
ー配車システム。 - 【請求項9】 前記利用者からの配車依頼通知の入力を
受け付ける依頼用ウェブページを有し、前記依頼用ウェ
ブページで入力された配車依頼通知を請求項2から請求
項7のいずれか1項に記載のタクシー配車システムに対
し送信するよう構成されたことを特徴とするタクシー配
車用ウェブサーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002095143A JP2003296887A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | タクシー配車方法、タクシー配車システム及びタクシー配車用ウェブサーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002095143A JP2003296887A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | タクシー配車方法、タクシー配車システム及びタクシー配車用ウェブサーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003296887A true JP2003296887A (ja) | 2003-10-17 |
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