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JP2003088047A - 回転検知装置を備えた電動機 - Google Patents

回転検知装置を備えた電動機

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Publication number
JP2003088047A
JP2003088047A JP2001276866A JP2001276866A JP2003088047A JP 2003088047 A JP2003088047 A JP 2003088047A JP 2001276866 A JP2001276866 A JP 2001276866A JP 2001276866 A JP2001276866 A JP 2001276866A JP 2003088047 A JP2003088047 A JP 2003088047A
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JP
Japan
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groove
substrate
rotation
sensor
sensor holder
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Application number
JP2001276866A
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Inventor
Yuji Hagiwara
雄司 萩原
Kyoichi Shimomura
恭一 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転軸の回転状態を検知する回転検知装置を
設けるにあたり、回転検知装置に対する異物の付着を防
止し、基板のコーティングを必要としないものに構成す
る。 【解決手段】 センサホルダ12に凹溝状部12nを形
成して、凹溝状部12nに溝底面12jから間隙を存し
て係合爪12qを形成するとともに、溝底面12jから
起立する内片部12k、12l、12mに段差係止部1
2f、12o、12pを形成し、ホール素子13が配さ
れる基板14の一側面を、センサホルダ12の凹溝状部
12nの溝底面12jに対向するようにして、基板14
を係合爪12qと段差係止部12f,12o、12pと
の間に無理嵌合して、ホール素子13が配設される凹溝
状部12nを基板で覆蓋するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に搭載され
る電装品に用いられる回転検知装置を備えた電動機の技
術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種電動機のなかには、電動
機の駆動に基づいて動作する可動部材(アクチュエー
タ)の移動量や位置を検出するため、電動機回転軸の回
転量や回転方向等を検出する回転検知装置を備えたもの
がある。このようなものとして、特開平11−2157
74号公報に示すようなものが提唱されている。このも
のは、図10に示すように、主プリント基板23に副プ
リント基板23aを、主プリント基板23に対して直立
状に組付け、該副プリント基板23aの他側面に回転検
知装置24を取付けてセンシングユニット25を構成
し、該センシングユニット25をハウジング22に収納
して、モータ軸26に直交する方向から組付けており、
モータ軸26に固着されたセンサマグネット27と回転
検知装置24とが副プリント基板23を介して対向する
ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来の
ものでは、回転検知装置24が、プリント基板に剥き出
しの状態で組み付けられているので、モータ軸26のケ
ーシング内に、異物や、モータ給電部のブラシ摩耗粉な
どが浸入して、該異物や摩耗粉などが回転検知装置24
に付着しやすいという問題があった。そのため、このも
のは、異物や摩耗粉の浸入を防止して、素子間の絶縁や
性能を確保するために、プリント基板のコーティングを
する必要があり、これによりコストが上昇するという問
題があり、ここに本発明が解決しようとする課題があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、ケーシングに回動自在に軸承さ
れる回転軸の回転を検知する回転検知装置を備えた電動
機において、一側面に回転検知装置が配された基板をセ
ンサホルダに組付けるにあたり、該センサホルダには凹
溝状部が形成されるものとし、前記基板は、回転検知装
置が配された前記一側面が、凹溝状部の溝底面に対向す
るようにセンサホルダに組み付けられているものであ
る。そして、このようにすることにより、回転検知装置
は、センサホルダの凹溝状部内に配設されることとなっ
て、摩耗粉などの異物の回転検知装置に対する付着を防
止するために必要とされる基板のコーティングを行う必
要がなくなる。このものにおいて、本発明のセンサホル
ダの凹溝状部には、前記基板を板厚方向から挟持するた
めの係合部が、溝底面から間隙を存して形成されている
ものとすることができ、これにより基板の組込みが容易
となる。また、このものにおいて、本発明の凹溝状部の
溝底面から起立する内片部には基板を支持するための段
差係止部が形成されているものとすることができ、これ
により回転検知装置の配設スペースが有効に確保される
こととなる。さらにこのものにおいて、本発明の段差係
止部は凹溝状部溝底面から起立する全ての内片部に形成
して段差係止部が基板一側面の全周に当接するようにし
て、回転検知装置が配設される凹溝状部を基板で覆蓋し
て、より異物や摩耗粉の侵入を防止することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図9の図面に基づいて説明する。図面において、1は
減速機構及び回転検知機構を備えた電動機(モータ装
置)であって、該電動機1のモータ部2を構成する有底
円筒状のモータヨーク3には、モータ軸(回転軸)4の
一端部が、軸受4gを介して回動自在に軸支される構成
となっている。そして、モータヨーク3内のモータ軸4
には、一端側に位置してモータ軸4と一体回動するアー
マチュアコア4aが配されていると共に、他端側に位置
してモータ軸4と一体回動するコンミテータ5が配され
ている。尚、3aはモータヨーク3の内周面に固定され
た一対の永久磁石である。
【0006】6は電動機1の減速機構が内装されるケー
シングであって、該ケーシング6は樹脂材を型成形する
ことにより形成されている。前記ケーシング6には、前
記モータヨーク3から突出するモータ軸4の他端部を回
動自在に軸支するべく筒状部を備えて形成され、モータ
軸4の略半分を収納するケース体7と、該ケース体7の
一側方に配され、モータ軸4の他端側に形成されたウォ
ーム4bと噛合するウォームホイール8、そして出力軸
8a(アクチュエータ駆動用出力軸)等の減速機構用部
材が内装されるギア用ケース体9とが、前記ウォーム4
bとウォームホイール8との噛合部において連通する状
態で一体に形成されたものになっている。
【0007】前記ケース体7は有底角筒状に形成されて
おり、他端側の筒底部7aにおいてモータ軸4の他端部
が、軸受ユニット4cを介して回動自在に軸支されてい
る。さらに、モータ軸4の左右方向略中央部位は、ケー
ス体7の開口部7b側内に圧入されたラジアルメタル軸
受4dにより回動自在に軸支されており、これによっ
て、モータ軸4は左右方向都合三箇所が、モータヨーク
3あるいはケース体7に支持されるように設定されてい
る。そして、ケース体7の一端側は、モータ軸4を組込
むためのモータ軸組込み用開口部(以降開口部と称す
る)7bとなっており、該開口部7b側の内筒面には、
ホルダ受け部10が、モータ軸4の貫通部位の筒孔との
あいだを仕切るようにして溝奥側に没設されている。こ
こで以降の説明は、説明を解りやすくするため図2およ
び図3に基づいた上下左右の方向性を基準として説明す
るが、本発明はこの方向性に限定されるものでは勿論な
い。
【0008】前記ホルダ受け部10は、ケース体7のモ
ータ軸4貫通部上方に位置しモータ軸4に近接対向する
べく下面が円弧状に形成された円弧状片部10aと、該
円弧状片部10aの左右両端縁部からケース体7の左右
側面7cに至る一対の下側片部10bと、前記下側片部
10bに対し所定の間隙を存して上方に形成された一対
の上側片部10cと、前記上下側片部10c、10bと
のあいだを連結するケース体7の左右側面7cで構成さ
れる左右片部10dとに囲繞される溝奥側に長いスペー
スに形成されている。また、ホルダ受け部10の上側片
部10cのあいだには冂字形をした一対の挿通孔10e
が形成されている。さらに、前記円弧状片部10aはホ
ルダ受け部10の溝手前側部位が切欠かれており、ケー
ス体開口部7bの手前側において、ホルダ受け部10と
筒孔とが連通する連通部Hが形成されている。ここで、
円弧状片部10aは、モータ軸4を軸承するためのラジ
アルメタル軸受4dを内嵌するための軸受部の上側部分
に続いて形成されている。そして、前記連通部Hが、ケ
ース体7内に組込まれたモータ軸4のセンサマグネット
11固着部位に対向するように設定されている。因み
に、センサマグネット11はN極とS極とが周回り方向
に交互に着磁された円環状のものであって、モータ軸4
に固定されて一体的に回転するように設定されている。
また、ホルダ受け部10の下側片部10bの上面には、
上側(ホルダ受け部10の内方側)に向けて突出するリ
ブ10fが形成されている。さらに、ホルダ受け部10
の溝奥側には、円弧状片部10aの上面から上方に突出
する状態で突当て面部10gが形成されている。
【0009】さらに、ケース体7の筒状部の外周面のう
ちの上面部7d(ケース体7の他側方面であって、ギア
用ケース体9形成部位とは反対側の側面に相当する)に
は、外部電源との接続部となる接続用開口部Oが形成さ
れている。この接続用開口部Oは、ホルダ受け部10の
溝奥側上方、つまり、円弧状片部10aが臨める位置に
開設されており、ホルダ受け部10の上側片部10cを
切欠くようにして形成され、これによって、接続用開口
部Oを介してケース体7の外部とケース体内のホルダ受
け部10とが連通するように設定されている。また、接
続用開口部Oは略四角形状に開設されており、開口縁部
からは上方に向けて四角筒状の突出片部7eが一体に形
成されており、さらに、後述するセンサ用端子と刷子1
7とを、外部電源側のカプラ(雌カプラ)18に接続す
るための端子ユニット(雄カプラ端子部)19が設けら
れている。
【0010】12は前記ホルダ受け部10に嵌合するよ
う樹脂材で一体型成形されたセンサホルダであって、該
センサホルダ12は、ホルダ受け部10に組込まれた状
態で溝奥側に位置する一半部が、ホール素子13(本発
明の回転検知装置に相当する)に給電するための二対の
センサ用端子13aがインサートモールドされた端子支
持部12aと、溝手前側に位置する他半部が、凹溝状に
形成されるセンサ支持部12b(本発明の凹溝状部に相
当し、後述する)とから構成されているが、センサホル
ダ12は、ケース体7に組込まれるモータ軸4に対して
左右対称に形成されている。
【0011】前記端子支持部12aは、センサ支持部1
2bと同様の左右幅を有する幅広部12cと、該幅広部
12cの左右方向中央部に背高状に形成され、かつ溝奥
側に至るよう突出する幅狭部12dとを備えている。幅
広部12cの上面は、センサ支持部12bの溝奥側周壁
片にもなる高いの溝奥側面12eと、該溝奥側面12e
よりも溝手前側に位置して段差状に低くなって、後述す
る基板14を支持する段差係止部12fにも兼用される
溝手前側面12gとから構成されている。そして幅狭部
12dの溝手前側端は、溝手前側面12gの該側端縁よ
りは溝奥側に位置していることで、左右全幅にわたって
溝手前側面12g、つまり溝奥側の段差係止部12fが
存在するようになっている。そして、前記幅狭部12d
の溝奥側上面からは、前記二対のセンサ用端子(ホール
素子用端子)13aの一方の端部である外部接続側端部
13bが所定の間隔を存して二列横隊で上方に突出配設
されている。また、幅狭部12dの溝手前側上面には、
前記外部接続側端子13b配設位置と左右方向において
同位置となるようにして一対の端子受け部12hが切欠
き状に形成されており、該端子受け部12hに、刷子用
端子17bの折曲部17cが突当て状に嵌合配設される
ように設定されている。さらに、幅広部12cの溝手前
側面12gの左右両端には、センサ用端子13aの他方
の端子13cが、所定の間隔を存して溝奥側に一対、溝
手前側に一対となるようにそれぞれ配設されている。因
みに、15はセンサホルダ12を組込んだ後にケース体
7に組込まれる刷子ユニットであって、該刷子ユニット
15は、モータ軸4貫通用の貫通孔16aが開設された
円板状の刷子ステー16の一側面に、先端に刷子17が
配された板バネ17aの一対の基端部が固定されてい
る。該刷子ユニット15は刷子ステー16の外径部に形
成された取付け部16bを、ケース体7の開口部7b端
面に螺子止めすることで固定される構成となっており、
該固定状態で、刷子17がモータ軸4の前記コンミテー
タ5に弾圧状に摺接する設定となっている。
【0012】一方、センサ支持部12bは、左右両側及
び溝奥、溝手前両側は、溝底面12jから起立形成され
る内片部12k、l2l、12mで囲繞される凹溝状部
12nが形成されており、基板14を支持する前記段差
係止部12f(端子支持部12a幅広部12cの溝手前
側面12gと兼用される)は、溝奥側の内片部12lを
介して段差状に形成されている。この段差状の係止部
は、前記段差係止部12fと面一状となるように、左右
両側及び溝手前側の内片部12k、12mにも形成され
て段差係止部12o、12pを構成しており、これによ
り、内片部のすべてに段差状の係止部が形成される設定
となっている。12qは、左右両側の段差係止部12o
の上方に基板14の厚みと略同一寸法の間隙を存して突
設される一対の係合爪であり、該係合爪12qは、段差
係止部12oとの間に基板14を抜け止め状に係合挟持
するように設定されている。
【0013】ここで、前記基板14は、溝奥側端部14
aが、左右両端部位において端子支持部12aの溝手前
側面12gに延設されており、ここに各センサ用端子1
3aの一方の端子13cが挿通される接続孔14bが、
該一方の端子13cとの対応する位置に穿設されてお
り、該接続孔14bに、該端子13cがそれぞれ挿通、
半田付けされることによって、各センサ用端子13aと
ホール素子13とが電気的に接続される設定となってい
る。一方、基板14の溝手前側一側面には、センサマグ
ネット11の回転を検知するための一対のホール素子1
3が左右横行に並列する状態で設けられる構成となって
いる。そして、前記基板14のセンサ支持部12bへの
組付けは、該基板14を、ホール素子13が配設される
一側面(下面)を、センサ支持部12bの溝底面12j
に対向するようにして、該基板14をセンサ支持部12
bの溝底面に向けて押込むと、前記溝奥側端部14aに
穿設される接続孔14bに前記一方の端子13cが挿通
すると共に、基板14の端縁が係合爪12pに無理嵌合
するようにして段差係止部12nとの間に挟持されるこ
ととなって基板14の支持が成される。そしてこの状態
で、基板14の前記一側面(下面)は、全周が、センサ
支持部2cの溝底面12jから起立形成されるすべての
段差係止部12f、12o、12pに当接支持されるよ
うに設定されており、しかして、ホール素子13は、凹
溝状部12nに基板14で覆蓋されるように収納される
構成となっている。
【0014】尚、12iは、溝奥側面12eの左右両端
部から上方に突出形成されたリブである。また、センサ
ホルダ幅広部12cの左右両側部は、センサ支持部12
bの左右両側部に続く形状に形成されており、その側面
部にガイド凸部12r が形成されている。一方、ホル
ダ受け部10の左右片部10dにはそれぞれ外径側に凹
設された案内凹部10hが形成されており、該案内凹部
10hに前記ガイド凸部12rを係合させることで、セ
ンサホルダ12の位置決めおよび移動案内をするように
設定されている。即ち、前記センサホルダ12は、上方
に突出するセンサ用端子13aの外部接続側端部13b
を挿通孔10eに挿通せしめ、端子支持部幅広部12c
のガイド凸部12rを、ケース体開口部7bの案内凹部
10hに係合させた姿勢としてあてがって位置決めを
し、この状態で、モータ軸4の組込みと同様のモータ軸
4の軸長方向に押し込むことで、案内凹部10hに案内
される(前記姿勢を維持する)ようにしてホルダ受け部
10の溝奥側にスライド移動をする状態で組込まれる設
定となっている。そして、センサホルダ12は、幅狭部
12dの下面段差部12sが円弧状片部10aの開口側
端面に突き当たった状態となることで、ホルダ受け部1
0の所定の組込み位置に組込まれる設定となっている。
この組込み過程において、端子支持部12aの幅広部1
2cの左右両端部は、ホルダ受け部10の下側片部10
bに突設されたリブ10fと、センサホルダ12の幅広
部12eの上面に突設されたリブ12iとにより、ホル
ダ受け部10内に軽圧入する状態で組込まれるようにな
っており、これによって、センサホルダ12は、前記組
込み位置に仮保持状に組込まれるように設定されてい
る。そして、前記組込み位置となることでセンサホルダ
12の端子支持部12aは、ホルダ受け部円弧状片部1
0eの上側、つまり端子ユニット19の組込み方向上手
側に位置して当接するようになっていて、ケース体7に
開設された接続用開口部Oの直下に位置するように設定
される一方、センサ支持部12bはホルダ受け部円弧状
片部10aを切欠くことで形成された連通部Hに対向す
るよう設定されており、これによって、センサ支持部1
2bのホール素子13はモータ軸4のセンサマグネット
11とのあいだにセンサホルダ12の溝底面12jを介
する状態で近接対向しており、しかして、ホール素子1
3がセンサマグネット11の回転状態を検出可能な設定
となっている。
【0015】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、モータ軸4の回転検知は、モータ軸4と一体
回動するセンサマグネット11の回転をホール素子13
が検出することでなされ、これによって減速機構を介し
て出力する出力軸に基づいて動作する可動部材の移動量
や位置を検出できることになるが、基板14の一側面に
配設されるホール素子13は、該一側面を下面にして、
センサ支持部12bの溝底面12jに対向するように凹
溝状部12nに組み付けられることとなる。このとき、
基板14は、その全周が溝底面12jから起立形成され
る四周すべての段差係止部12f、12o、12pに当
接支持されてホール素子13が配される凹溝状部12n
を覆蓋することとなるので、該凹溝状部12n内にモー
タ軸4のあるケーシング内の異物が浸入することを回避
でき、これによってホール素子13にこれら異物が付着
することを防止できることになって、従来のように基板
14をコーティングをする必要がなく、コストを低減す
ることができる。
【0016】しかもこのものでは、基板14は、凹溝状
部12nに無理押し嵌合することで係合爪12qに抜け
止め状に係合して仮保持されるため、基板14の組込み
が容易でなうえ、端子13cを基板14に半田付けする
までのあいだに基板14が脱落してしまうことを確実に
回避できる。そのうえ、段差係止部12f、12o、1
2pは、凹溝状部12nの溝底面12jから間隙を存し
て形成されているため、前記基板14を組み込んだ場合
に、ホール素子13の配設スペースが有効に確保される
ことになって、ホール素子13に無理な負荷が働いてし
まうことも回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動機の一部断面正面図である。
【図2】電動機のモータ部を取外した状態の一部断面側
面図である。
【図3】ケーシングの側面図である。
【図4】図4(A)、(B)、(C)、(D)、(E)
はそれぞれセンサホルダの平面図、正面図、背面図、側
面図、底面図である。
【図5】図4(A)のX−X断面図である。
【図6】図6(A)、(B)、(C)はそれぞれ基板を
取付けたセンサホルダの平面図、(A)のX−X断面
図、(A)のY−Y断面図である。
【図7】図7(A)、(B)、(C)はそれぞれ刷子ユ
ニットの側面図、平面図、(A)のX−X断面図であ
る。
【図8】図8はセンサホルダ、刷子ユニット、端子ユニ
ットをケーシングに組込む状態を説明する正面断面図で
ある。
【図9】図9はセンサホルダと刷子ユニットと端子ユニ
ットとの組込み関係を説明する一部拡大正面断面図であ
る。
【図10】図10は従来例における回転検知装置を説明
する側面断面図である。
【符号の説明】
1 電動機 4 モータ軸 6 ケーシング 7 ケース体 8 ウォームホイール 10 ホルダ受け部 11 センサマグネット 12 センサホルダ 12a センサ端子部 12b センサ支持部 12j 溝底面 12k、12l、12m 内片部 12n 凹溝状部 12f、12o、12p 係止段差部 12q 係合爪 13 ホール素子 13a センサ用端子 13b 外部接続側端子 14 基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングに回動自在に軸承される回転
    軸の回転を検知する回転検知装置を備えた電動機におい
    て、一側面に回転検知装置が配された基板をセンサホル
    ダに組付けるにあたり、該センサホルダには凹溝状部が
    形成されるものとし、前記基板は、回転検知装置が配さ
    れた前記一側面が、凹溝状部の溝底面に対向するように
    センサホルダに組み付けられている回転検知装置を備え
    た電動機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、センサホルダの凹溝
    状部には、前記基板を板厚方向から挟持するための係合
    部が、溝底面から間隙を存して形成されている回転検知
    装置を備えた電動機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、凹溝状部の
    溝底面から起立する内片部には基板を支持するための段
    差係止部が形成されている回転検知装置を備えた電動
    機。
  4. 【請求項4】 請求項3において、段差係止部は凹溝状
    部溝底面から起立する全ての内片部に形成して段差係止
    部が基板一側面の全周に当接するようにして、回転検知
    装置が配設される凹溝状部を基板で覆蓋している回転検
    知装置を備えた電動機。
JP2001276866A 2001-09-12 2001-09-12 回転検知装置を備えた電動機 Expired - Lifetime JP4798902B2 (ja)

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