JP2003073453A - 液状エポキシ樹脂組成物及びエポキシ樹脂硬化物 - Google Patents
液状エポキシ樹脂組成物及びエポキシ樹脂硬化物Info
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Abstract
液状エポキシ樹脂組成物及びそのエポキシ樹脂硬化物を
提供する。 【解決手段】 (A)成分:1分子中にエポキシ基を2
個以上有する芳香族エポキシ樹脂及び/又はそれらの水
素添加物と、炭素数2〜12の2価アルコールとエピク
ロルヒドリンの反応生成物を蒸留精製して得られるジグ
リシジル体純度が90質量%以上で、全塩素が0.3質
量%以下である脂肪族エポキシ化合物とからなる液状エ
ポキシ樹脂成分100質量部、及び(B)成分:エポキ
シ樹脂用硬化剤0.01〜200質量部、を含有する液
状エポキシ樹脂組成物。
Description
おける絶縁材料、封止材料及び接着剤として有用であ
る、耐湿性及び電気特性に優れた硬化物を与える液状エ
ポキシ樹脂組成物及びそのエポキシ樹脂硬化物に関する
ものである。
性、機械的強度及び電気特性等に優れていることから、
様々の分野で使用されている。特に電気・電子分野で
は、絶縁注型、積層材料、封止材料等において、幅広く
使用されている。ところが、近年、電気・電子部品の小
型化、精密化、高性能化に伴い、使用されるエポキシ樹
脂も成形性、高度の耐湿性及び高度の電気特性が要求さ
れるようになってきた。例えば、最近、LSIのパッケ
ージングの傾向は、メモリーカード、LCD、携帯電話
及びノート型コンピューターなどの携帯機器の発展によ
り、高密度化、薄型化の傾向にあり、従来のトランスフ
ァー成形したパッケージから、ベアーチップを実装して
液状の封止材で封止する、いわゆるCOBやTABとい
う方式に変わりつつある。
ェノールA又はビスフェノールFから得られるエポキシ
樹脂が主流を占めている。また、液状封止材は耐ハンダ
クラック性等の各種特性を向上させるため、エポキシ樹
脂組成物に無機充填剤を多量に配合しているが、充填剤
の配合量は液状成分の粘度による制約を受けるため、よ
り低粘度なエポキシ樹脂組成物の開発が望まれていた。
そこで、低分子の芳香族エポキシ樹脂を併用する方法
(特開平11−292954号公報)、界面活性剤を配
合する方法(特開平11−12443号公報)などが提
案されている。
低下効果が少ないし、後者は非反応性物質を配合するた
め、封止材の特性低下が起こるという問題を有してい
る。また、2価アルコールとエピクロルヒドリンの反応
から得られる、従来の脂肪族エポキシ樹脂は5質量%程
度の塩素を含有しており、このものを配合して封止材と
して用いた時、アルミ配線の腐食が発生するため使用す
るのが難しく、使用しても極少量配合となり、エポキシ
樹脂組成物の粘度を低下させることは困難である。
を解決した液状エポキシ樹脂組成物であり、耐湿性、電
気特性のバランスに優れた硬化物を与えることができる
ため、電気・電子分野用の材料、特に液状半導体封止材
として使用可能なエポキシ樹脂組成物及びそのエポキシ
樹脂硬化物を提供しようとするものである。
の本発明は、以下の各発明を包含する。 1.(A)成分:1分子中にエポキシ基を2個以上有す
る芳香族エポキシ樹脂及び/又はそれらの水素添加物と
脂肪族エポキシ化合物とからなり、該脂肪族エポキシ化
合物は、炭素数2〜12の2価アルコールとエピクロル
ヒドリンの反応生成物を蒸留精製して得られるジグリシ
ジル体純度が90質量%以上で、全塩素が0.3質量%
以下のものである、液状エポキシ樹脂100質量部、
(B)エポキシ樹脂用硬化剤0.01〜200質量部、
上記(A)成分及び(B)成分を、上記割合で含有する
液状エポキシ樹脂組成物。
物を硬化させた硬化物であって、121℃で100時間
のプレッシャークッカー試験における吸湿率が2質量%
以下であるエポキシ樹脂硬化物。
に説明する。 (A)成分:液状エポキシ樹脂 本発明の液状エポキシ樹脂組成物における(A)成分の
液状エポキシ樹脂は、1分子中にエポキシ基を2個以上
有する、芳香族エポキシ樹脂及び/又はそれらの水素添
加物と、炭素数2〜12の2価アルコールとエピクロル
ヒドリンの反応生成物を蒸留精製して得られるジグリシ
ジル体純度が90質量%以上で、全塩素が0.3質量%
以下、好ましくは0.15質量%以下の脂肪族エポキシ
化合物、とを含有する液状のエポキシ樹脂である。
ロルヒドリンの反応生成物であるジグリシジル体純度が
90質量%未満の脂肪族エポキシ化合物は、末端基とし
てグリシジル基以外の構造を有するものや、分子中に水
酸基を含む不純物を多く含有している。そのためこれら
の不純物を多く含む脂肪族エポキシ化合物を使用した硬
化物は耐熱性が悪く、吸湿率が高いので好ましくない。
合物中に含まれる有機塩素及び無機塩素の総量のことで
あり、ビフェニルナトリウムでエポキシ化合物中の塩素
を反応させた後、硝酸銀で定量する方法や燃焼法等によ
り求められる。脂肪族エポキシ化合物中の全塩素の含有
量が0.3質量%を超えると、電気材料として用いた
時、電気配線等の腐食が発生するため好ましくない。
成分の配合割合は、芳香族エポキシ樹脂及び/又はそれ
らの水素添加物が70〜97質量%、脂肪族エポキシ化
合物が3〜30質量%の割合であり、25℃における粘
度が0.1〜20Pa・sの液状エポキシ樹脂が好まし
い。脂肪族エポキシ化合物の割合が3質量%未満である
と粘度の低下効果が少なく、30質量%を超えると硬化
物の耐熱性等の特性が低下するため好ましくない。
び/又はそれらの水素添加物の例としては、ビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹
脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビフェノール型
エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂等のジグリシ
ジルエーテル類、アミノフェノール類等から得られるグ
リシジルアミン型エポキシ樹脂、フェノールノボラック
から得られるエポキシ樹脂、クレゾールノボラックから
得られるエポキシ樹脂、ビスフェノールAのノボラック
エポキシ樹脂、フェノール類とヒドロキシベンズアルデ
ヒド類から得られるノボラックエポキシ樹脂等の多官能
エポキシ樹脂及び/又はこれら芳香族エポキシ樹脂の芳
香環を水素添加した脂環式エポキシ樹脂が挙げられる。
シ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂及びそれらを
水添した脂環式エポキシ樹脂を用いることが、低粘度の
エポキシ樹脂が得られ、耐湿性及び耐熱性のバランスに
優れる硬化物が得られるという点で好ましい。
もう1つの成分である、炭素数2〜12の2価アルコー
ルとエピクロルヒドリンを反応させた後、蒸留精製した
ジグリシジルエーテル由来の純度が90質量%以上の脂
肪族エポキシ樹脂としては、例えば、エチレングリコー
ルのジグリシジルエーテル、プロピレングリコールのジ
グリシジルエーテル、1,4−ブタンジオールのジグリ
シジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールのジグリシ
ジルエーテル、1,8−オクタンジオールのジグリシジ
ルエーテル、1,10−デカンジオールのジグリシジル
エーテル、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオー
ルのジグリシジルエーテル、ジエチレングリコールのジ
グリシジルエーテル、トリエチレングリコールのジグリ
シジルエーテル、テトラエチレングリコールのジグリシ
ジルエーテル、ヘキサエチレングリコールのジグリシジ
ルエーテル、1,4−シクロヘキサンジメタノールのジ
グリシジルエーテル等が挙げられる。
ジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールのジ
グリシジルエーテル、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ールのジグリシジルエーテル又は2,2−ジメチル−
1,3−プロパンジオールのジグリシジルエーテルを用
いることが、液状エポキシ樹脂の低粘化効果が大きく、
硬化物の耐熱性低下が少ないという点で特に好ましい。
キシ化合物の製造方法は、2価アルコールとエピクロル
ヒドリンを硫酸、三弗化ホウ素エチルエーテル、四塩化
錫等の酸性触媒の存在下に反応させて、クロルヒドリン
エーテル体を製造し、次いで、このクロルヒドリンエー
テル体を脱ハロゲン化水素剤と反応させて閉環せしめる
2段階法により得られる反応生成物を蒸留精製すること
によりジグリシジル体純度90%以上の脂肪族エポキシ
化合物を得る、という方法である。触媒の使用量は、2
価アルコールに対して、0.1〜20モル%、好ましく
は0.5〜10モル%が良い。触媒の使用量が多いと、
塩素含有物質の副生が増加し、逆に少ないと、反応が遅
くなり、極端な場合には反応が途中で停止してしまう。
エピクロルヒドリンの使用量は、2価アルコールの水酸
基1個当たり、0.8〜1.5当量、好ましくは0.9
〜1.2当量である。エピクロルヒドリンの使用量が
0.8当量未満の場合には、目的物であるクロルヒドリ
ンエーテル体の収量が低下し、逆に1.5当量を超える
とエピクロルヒドリン高モル付加体や塩素含有物質が多
く副生するため好ましくない。
5〜85℃である。指定温度より低いと、反応の進行が
非常に遅くなり、逆に指定温度より高いと、塩素含有物
質の副生量が増加するため好ましくない。
との反応生成物は、反応終了後必要に応じ熟成した後、
通常、生成したクロルヒドリンエーテル体を単離・精製
することなく、次いで、脱ハロゲン化水素剤と反応させ
る。脱ハロゲン化水素剤としては、水酸化ナトリウムが
好ましい。脱ハロゲン化水素剤は、水溶液として用いる
ことが好ましいが、場合によっては、粉末又は固形の脱
ハロゲン化水素剤を、水と同時にもしくは別々に加える
こともできる。好ましくは、10〜50%水溶液、より
好ましくは20〜50%水溶液として添加するのが良
い。
ルの水酸基に対して1〜2当量、好ましくは1〜1.5
当量である。水酸化ナトリウムの使用量が少ない場合に
は、グリシジルエーテル化されないクロルヒドリンエー
テル基が残存し、塩素量の増加が起こる。また、水酸化
ナトリウムの使用量が多い場合は、生成したグリシジル
エーテルの水和反応が促進され、グリセリルエーテル化
物が増加するため好ましくない。
〜100℃の範囲であり、好ましくは30〜80℃の範
囲である。脱ハロゲン化水素剤との反応時間は、脱ハロ
ゲン化水素剤の使用量、溶媒の使用有無によって異なる
が、通常0.1〜10時間である。
ルエーテルの単離は、常法によって行うことができ、例
えば、必要に応じて炭化水素等の非水溶性溶媒を加え、
水洗して生成する塩を除去した後、脱溶媒、脱水、濾過
を行うことによって、ジグリシジルエーテルを得ること
ができる。
を90%以上とするために蒸留精製を行う。蒸留精製
は、ジグリシジルエーテルの分解を防ぐため、通常は減
圧下で行われ、蒸留段数は5段以上が好ましく、高真空
かつ圧力損失の少ない設備が好ましい。蒸留時の粗液の
温度は270℃以下であり、好ましくは240℃以下が
好ましい。粗液の温度が270℃を超えると高沸点塩素
含物質の分解が顕著になり、分解した塩素含有物質が製
品留分に混入するため、製品の塩素含有率が高くなる。
また、ジグリシジルエーテル同士の二量化反応も生じ、
製品回収率が低下するため好ましくない。
エポキシ樹脂用硬化剤を用い、硬化させることができ
る。用いられる(B)成分のエポキシ樹脂の硬化剤とし
ては、一般のエポキシ樹脂用硬化剤が用いられる。例え
ば次のものが挙げられる。
シル)メタン、ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、
m−キシリレンジアミン、3,9−ビス(3−アミノプ
ロピル)−2,4,8,10−テトラスピロ[5,5]
ウンデカン等の脂肪族及び脂環族アミン類、メタフェニ
レンジアミン、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジ
フェニルスルホン等の芳香族アミン類、ベンジルジメチ
ルアミン、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチ
ル)フェノ−ル、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,
0)−ウンデセン−7、1,5−ジアザビシクロ−
(4,3,0)−ノネン−7等の3級アミン類及びその
塩類。
リット酸、無水ピロメリット酸等の芳香族酸無水物類、
無水テトラヒドロフタル酸、無水メチルテトラヒドロフ
タル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水メチルヘキサ
ヒドロフタル酸、無水メチルエンドメチレンテトラヒド
ロフタル酸、無水シクロドデセニルコハク酸、無水トリ
アルキルテトラヒドロフタル酸等の環状脂肪族酸無水物
類。
シン、ハイドロキノン、ビスフェノ−ルF、ビスフェノ
−ルA、ビスフェノ−ルS、ビフェノ−ル、フェノ−ル
ノボラック類、クレゾ−ルノボラック類、ビスフェノ−
ルA等の2価フェノ−ルのノボラック化物類、トリスヒ
ドロキシフェニルメタン類、アラルキルポリフェノ−ル
類、ジシクロペンタジエンポリフェノ−ル類等。
エチル−4−メチルイミダゾール及び2−フェニルイミ
ダゾール等のイミダゾ−ル系化合物及びその塩類、アミ
ンのBF3錯体化合物、脂肪族スルホニウム塩及び芳香
族スルホニウム塩等のブレンステッド酸塩類、ジシアン
ジアミド類、アジピン酸ジヒドラジッド及びフタル酸ジ
ヒドラジッド等の有機酸ヒドラジッド類、レゾール類、
アジピン酸、セバシン酸、テレフタル酸、トリメリット
酸及びカルボキシル基含有ポリエステル等のポリカルボ
ン酸類、トリフェニルホスフィン等の有機ホスフィン化
合物類等である。これらのエポキシ樹脂用硬化剤は、単
独で使用しても良いが、2種以上を併用して使用するこ
とも可能である。
ては、塩素含有量が0.3質量%以下の硬化剤を使用す
るのが、金属腐食を防止できる点で好ましい。さらに、
エポキシ樹脂用硬化剤を液状エポキシ樹脂100質量部
に対し、100質量部以上を使用する場合、25℃で液
体である硬化剤が、本発明組成物が低粘度になるという
点でより好ましい。
(B)成分のエポキシ樹脂用硬化剤の配合割合は、
(A)成分のエポキシ樹脂100質量部に対して、
(B)成分のエポキシ樹脂用硬化剤が0.01〜200
質量部、好ましくは、0.1〜150質量部の範囲内と
なるように配合する。上記範囲を外れると未反応物が残
ってしまい、エポキシ樹脂硬化物の耐熱性及び耐湿性の
バランスが悪くなるため好ましくない。
シ樹脂組成物を硬化させた硬化物は、121℃で100
時間のプレッシャークッカー試験における吸湿率が2質
量%以下であることが好ましい。エポキシ硬化物の吸湿
率が2質量%を超えると、硬化物の崩壊が起こり、電気
・電子分野へ用いた時、電気絶縁性の低下及び耐ハンダ
クラック性の低下が起こるため好ましくない。
率を下げる効果、熱膨張率を低下させる効果等の各種特
性を向上させることを目的に、本発明の液状エポキシ樹
脂組成物へ無機充填材を配合し、電気・電子分野、特に
液状半導体封止材への応用展開を図ることが好ましい。
や充填剤、例えば酸化アルミニウム、酸化マグネシウム
などの金属酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム
などの金属炭酸塩、ケイソウ土粉、塩基性ケイ酸マグネ
シウム、焼成クレイ、微粉末シリカ、溶融シリカ、結晶
シリカなどのケイ素化合物、水酸化アルミニウムなどの
金属水酸化物、その他、カオリン、マイカ、石英粉末、
グラファイト、二硫化モリブデン等である。これらの無
機充填材はエポキシ樹脂と硬化剤の和の100質量部に
対して、10〜900質量部配合することができる。
には、必要に応じて次の成分を添加配合することができ
る。 着色剤、顔料、難燃剤、光安定剤、酸化防止剤、脱泡
剤、流れ調整剤等。これらはエポキシ樹脂と硬化剤の和
の100質量部に対して、0.1〜20質量部配合され
る。 さらに、最終的な塗膜における樹脂の性質を改善する
目的で種々の硬化性モノマ−、オリゴマ−及び合成樹脂
を配合することができる。例えば、アクリル樹脂、シリ
コ−ン樹脂、ポリエステル樹脂等の1種又は2種以上の
組み合わせを挙げることができる。これら樹脂類の配合
割合は、本発明の樹脂組成物の本来の性質を損なわない
範囲の量、すなわちエポキシ樹脂と硬化剤の和の100
質量部に対して、50質量部以下が好ましい。
本発明をさらに詳しく説明する。なお、例中の部は質量
部、%は質量%を意味する。
例)攪拌機、滴下ロート及び温度計を備えた1L容ガラ
ス製フラスコに予め30℃に加熱した1,4−ブタンジ
オール108.1部、四塩化錫3.13部を仕込み、8
0℃まで加熱した。85℃以上にならないように時間を
かけてエピクロルヒドリン244.3部(ジオールの水
酸基1個当たり1.1当量)を滴下した。80〜85℃
に保ちながら1時間熟成を行った後、45℃まで冷却し
た。22%水酸化ナトリウム水溶液528.0部を加
え、45℃に加熱して4時間激しく攪拌した。室温まで
冷却して水相を分離除去し、減圧下加熱して未反応のエ
ピクロルヒドリン、水を除去し、粗1,4−ブタンジオ
ールジグリシジルエーテル243.6部を得た(収率9
2%、選択率57%)。この粗1,4−ブタンジオール
ジグリシジルエーテルをオールダショウ蒸留塔(15
段)にて蒸留精製し、圧力1300Pa,140〜16
0℃の留分を主留分とし、ガスクロ法によるジグリシジ
ルエーテル体純度が98%、全塩素含有量0.05%の
1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテル118.
0部を得た。
造例)攪拌機、滴下ロート及び温度計を備えた1L容ガ
ラス製フラスコに予め4℃加熱した1,6−ヘキサンジ
オール141.8部、三弗化ホウ素エチルエーテル0.
51部を仕込み、80℃まで加熱した。85℃以上にな
らないように時間をかけてエピクロルヒドリン244.
3部(ジオールの水酸基1個当たり1.1当量)を滴下
した。80〜85℃に保ちながら1時間熟成を行った
後、45℃まで冷却した。22%水酸化ナトリウム水溶
液528.0部を加え45℃に加熱して4時間激しく攪
拌した。室温まで冷却して水相を分離除去し、減圧下加
熱して未反応のエピクロルヒドリン、水を除去し、粗
1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル28
3.6部を得た(収率95%、選択率55%)。この粗
1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテルをオー
ルダショウ蒸留塔(15段)にて蒸留精製し、圧力13
00Pa,170〜190℃の留分を主留分とし、ガス
クロ法によるジグリシジルエーテル体純度97%、全塩
素含有量0.07%の1,6−ヘキサンジオールジグリ
シジルエーテル127.6部を得た。
ーテルの製造例)攪拌機、滴下ロート及び温度計を備え
た1L容ガラス製フラスコに予め60℃に加熱した1,
4−シクロヘキサンジメタノール172.8部、三弗化
ホウ素エチルエーテル0.51部を仕込み、80℃まで
加熱した。85℃以上にならないように時間をかけてエ
ピクロルヒドリン244.3部(ジオールの水酸基1個
当たり1.1当量)を滴下した。80〜85℃に保ちな
がら1時間熟成を行った後、45℃まで冷却した。22
%水酸化ナトリウム水溶液528.0部を加え45℃に
加熱して4時間激しく攪拌した。室温まで冷却して水相
を分離除去し、減圧下加熱して未反応のエピクロルヒド
リン、水を除去し、粗1,4−シクロヘキサンジメタノ
ールジグリシジルエーテル306.4部を得た(収率9
3%、選択率54%)。この粗1,4−シクロヘキサン
ジメタノールジグリシジルエーテルをオールダショウ蒸
留塔(15段)にて蒸留精製し、圧力660Pa,20
0〜220℃の留分を主留分とし、ガスクロ法によるジ
グリシジルエーテル体純度95%、全塩素含有量0.1
0%の1,4−シクロヘキサンジメタノールジグリシジ
ルエーテル129.1部を得た。
シジルエーテルの製造例)攪拌機、滴下ロート及び温度
計を備えた1L容ガラス製フラスコに2,2−ジメチル
−1,3−プロパンジオール124.8部、三弗化ホウ
素エチルエーテル0.51部を仕込み、80℃まで加熱
した。85℃以上にならないように時間をかけてエピク
ロルヒドリン244.3部(ジオールの水酸基1個当た
り1.1当量)を滴下した。80〜85℃に保ちながら
1時間熟成を行った後、45℃まで冷却した。22%水
酸化ナトリウム水溶液528.0部を加え45℃に加熱
して4時間激しく攪拌した。室温まで冷却して水相を分
離除去し、減圧下加熱して未反応のエピクロルヒドリ
ン、水を除去し、粗2,2−ジメチル−1,3−プロパ
ンジオールジグリシジルエーテル222.8部を得た
(収率95%、選択率55%)。この粗2,2−ジメチ
ル−1,3−プロパンジオールジグリシジルエーテルを
オールダショウ蒸留塔(15段)にて蒸留精製し、13
00Pa,140〜160℃の留分を主留分とし、ガス
クロ法によるジグリシジルエーテル体純度97%、全塩
素含有量0.06%の2,2−ジメチル−1,3−プロ
パンジオールジグリシジルエーテル98.0部を得た。
名;ビスフェノールAのジグリシジルエーテル、エポキ
シ当量:186g/当量)90部と製造例1により得ら
れた脂肪族エポキシ化合物10部を混合して液状エポキ
シ樹脂を調製した。次いで、硬化剤としてカチオン重合
開始剤である、SI−100L(三新化学社商品名;芳
香族スルホニウム=ヘキサフルオロアンチモナート)2
部を添加混合し液状エポキシ樹脂組成物を得た。この液
状エポキシ樹脂組成物を金属型に流し込み、90℃で3
時間、150℃で3時間オーブン中にて硬化を行い、硬
化物を得た。硬化物の試験結果を表1に示す。
実施例1と同様の操作を行い液状エポキシ樹脂組成物を
得た後、硬化物を得た。この硬化物の試験結果を表1に
示す。
ビスフェノールFのジグリシジルエーテル、エポキシ当
量:160g/当量)50部、エピコートYX4000
H(ジャパンエポキシレジン社商品名;3,3',5,
5'−テトラメチルビフェニル−4,4'−ジオールのジ
グリシジルエーテル、エポキシ当量:193g/当量)
30部及び製造例1により得られた脂肪族エポキシ樹脂
20部を混合して液状エポキシ樹脂を調製した。次い
で、液状エポキシ樹脂中に、硬化剤としてYH306
(ジャパンエポキシレジン社商品名;無水トリアルキル
テトラヒドロフタル酸)150部、トリフェニルホスフ
ィン1部、溶融シリカ375部及びシランカップリング
剤1部をスーパーミキサーAR−250〔(株)シンキ
ー社製〕を用いて分散・混合して液状エポキシ樹脂組成
物を得た。この液状エポキシ樹脂組成物を金属型に流し
込み、90℃で3時間、150℃で3時間オーブン中に
て硬化を行い、硬化物を得た。硬化物の試験結果を表1
に示す。
ジルエーテル(全塩素含有量5%)を10部使用する以
外は、実施例1と同様の操作を行い硬化物を得た。この
硬化物の試験結果を表1に示す。
様の操作を行い組成物を得た後、硬化物を得た。この硬
化物の試験結果を表1に示す。
ポキシ化合物と芳香族エポキシ樹脂及び/又はそれらの
水添添加物を配合させて得られる液状エポキシ樹脂と、
硬化剤とを含有するエポキシ樹脂組成物、及びそれから
得られるエポキシ硬化物は新規であり、該液状エポキシ
樹脂組成物は、低粘度であるため取り扱い性に優れてお
り、その硬化物は電気特性及び耐湿性をバランス良く備
えた硬化物であるので、電気・電子分野の用途に応用展
開が可能である。特に、塩素腐食の問題が無いため液状
半導体封止材の用途において有利に使用できる。
Claims (8)
- 【請求項1】 (A)成分:1分子中にエポキシ基を2
個以上有する芳香族エポキシ樹脂及び/又はそれらの水
素添加物と、炭素数2〜12の2価アルコールとエピク
ロルヒドリンの反応生成物を蒸留精製して得られるジグ
リシジル体純度が90質量%以上で、全塩素が0.3質
量%以下である脂肪族エポキシ化合物とからなる液状エ
ポキシ樹脂100質量部、及び(B)成分:エポキシ樹
脂用硬化剤0.01〜200質量部、を含有する液状エ
ポキシ樹脂組成物。 - 【請求項2】 (A)成分は、前記芳香族エポキシ樹脂
及び/又はそれらの水素添加物70〜97質量%と前記
脂肪族エポキシ化合物3〜30質量%とからなり、25
℃における粘度が0.1〜20Pa・sの液状エポキシ
樹脂であることを特徴とする、請求項1記載の液状エポ
キシ樹脂組成物。 - 【請求項3】 (A)成分中の前記芳香族エポキシ樹脂
及び/又はそれらの水素添加物は、ビスフェノールA型
エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビス
フェノールA型エポキシ樹脂の水素添加物及びビスフェ
ノールF型エポキシ樹脂の水素添加から選ばれる少なく
とも1種のエポキシ樹脂であることを特徴とする、請求
項1又は2に記載の液状エポキシ樹脂組成物。 - 【請求項4】 (A)成分中の前記脂肪族エポキシ化合
物は、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール及び2,2
−ジメチルー1,3−プロパンジオールから選ばれる少
なくとも1種とエピクロルヒドリンの反応生成物である
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載
の液状エポキシ樹脂組成物。 - 【請求項5】 (A)成分中の前記脂肪族エポキシ化合
物は、2価アルコールの水酸基1個に対し、0.8〜
1.5当量のエピクロルヒドリンを酸性触媒の存在下に
反応させてクロルヒドリンエーテル体を得た後、脱ハロ
ゲン化水素剤と反応させて閉環せしめる2段階反応によ
り得た生成物を、5段以上の蒸留段数を有する蒸留設備
を用い、粗液温度を270℃以下で蒸留精製することに
より製造された全塩素含量が0.15質量%以下の脂肪
族エポキシ化合物であることを特徴とする、請求項1〜
4のいずれか1項に記載の液状エポキシ樹脂組成物。 - 【請求項6】 (B)成分のエポキシ樹脂用硬化剤が、
アミン類、酸無水物類、多価フェノール類、イミダゾー
ル類、ブレンステッド酸塩類、ジシアンジアミド類、有
機酸ヒドラジッド類、ポリカルボン酸類及び有機ホスフ
ィン類から選ばれる化合物であることを特徴とする、請
求項1〜5のいずれか1項に記載の液状エポキシ樹脂組
成物。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の液
状エポキシ樹脂組成物に無機充填剤が配合されているこ
とを特徴とする、電気・電子材料用液状エポキシ樹脂組
成物。 - 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の液
状エポキシ樹脂組成物を硬化させた硬化物であって、1
21℃で100時間のプレッシャークッカー試験におけ
る吸湿率が2質量%以下であることを特徴とする、エポ
キシ樹脂硬化物。
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