JP2002324260A - 硬貨識別方法および装置 - Google Patents
硬貨識別方法および装置Info
- Publication number
- JP2002324260A JP2002324260A JP2001127772A JP2001127772A JP2002324260A JP 2002324260 A JP2002324260 A JP 2002324260A JP 2001127772 A JP2001127772 A JP 2001127772A JP 2001127772 A JP2001127772 A JP 2001127772A JP 2002324260 A JP2002324260 A JP 2002324260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- outer peripheral
- image
- peripheral portion
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
- G07D5/10—Testing the rim, e.g. the milling of the rim
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
- G07D5/005—Testing the surface pattern, e.g. relief
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Coins (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2つの光源を用いることで硬貨の表面と側面
の画像を同時に取得することができ、装置の小型化を可
能に、かつ高精度な硬貨の識別を可能にする硬貨識別方
法および装置を提供する。 【解決手段】 硬貨通路101を進行方向に落下してい
る硬貨Cの側面にフラッシュ撮像用第1の光源104が
第1の光105を照射するとともに、硬貨Cの表面の外
周部分にフラッシュ撮像用第2の光源106が第2の光
107を照射し、硬貨Cの側面で反射した第1の反射光
108と硬貨Cの表面の外周部分で反射した第2の反射
光109をイメージセンサ110が入力することで、硬
貨Cの側面と表面の画像を同時に取得し、取得した硬貨
Cの画像からギザ方向識別部113でギザの有無を検出
し、突起模様識別部114で突起模様を検出し、検出結
果に基づき硬貨Cを識別する。
の画像を同時に取得することができ、装置の小型化を可
能に、かつ高精度な硬貨の識別を可能にする硬貨識別方
法および装置を提供する。 【解決手段】 硬貨通路101を進行方向に落下してい
る硬貨Cの側面にフラッシュ撮像用第1の光源104が
第1の光105を照射するとともに、硬貨Cの表面の外
周部分にフラッシュ撮像用第2の光源106が第2の光
107を照射し、硬貨Cの側面で反射した第1の反射光
108と硬貨Cの表面の外周部分で反射した第2の反射
光109をイメージセンサ110が入力することで、硬
貨Cの側面と表面の画像を同時に取得し、取得した硬貨
Cの画像からギザ方向識別部113でギザの有無を検出
し、突起模様識別部114で突起模様を検出し、検出結
果に基づき硬貨Cを識別する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬貨識別方法およ
び装置に関し、特に、硬貨の側面に形成されている周期
的な直線凹凸模様および硬貨の表面の外周部に等間隔で
同心円状に刻設された突起模様を同時に撮像し、撮像結
果に基づき硬貨の識別を行う硬貨識別方法および装置に
関する。
び装置に関し、特に、硬貨の側面に形成されている周期
的な直線凹凸模様および硬貨の表面の外周部に等間隔で
同心円状に刻設された突起模様を同時に撮像し、撮像結
果に基づき硬貨の識別を行う硬貨識別方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、硬貨を使用する自動販売機、両
替機等においては、投入された硬貨の種別、真偽を識別
する必要がある。
替機等においては、投入された硬貨の種別、真偽を識別
する必要がある。
【0003】従来、この種の硬貨識別装置は、硬貨投入
口から投入された硬貨が通過する通路に、1または複数
の磁気コイルセンサを配設し、硬貨の材質、材厚、大き
さ等を判別し該判別結果に基づき硬貨の種類および真偽
を識別するように構成されている。
口から投入された硬貨が通過する通路に、1または複数
の磁気コイルセンサを配設し、硬貨の材質、材厚、大き
さ等を判別し該判別結果に基づき硬貨の種類および真偽
を識別するように構成されている。
【0004】更に、撮像素子との光学的センサを用いて
硬貨の材厚、大きさ等を検出する構成も提案されてき
た。
硬貨の材厚、大きさ等を検出する構成も提案されてき
た。
【0005】しかし、近年、国内の正貨と材質および形
状が類似した外国通貨を、国内の正貨で得られる光学的
センサ若しくは磁気センサのパターンと一致するように
加工した変造硬貨が出回り、変造硬貨の加工精度が高ま
るに連れて、従来の磁気センサ若しくは光学的センサで
の真偽の判定が困難になる問題が発生してきた。特に、
500円硬貨は高額貨幣であることから外国通貨の不正
使用等で大きな問題となっている。
状が類似した外国通貨を、国内の正貨で得られる光学的
センサ若しくは磁気センサのパターンと一致するように
加工した変造硬貨が出回り、変造硬貨の加工精度が高ま
るに連れて、従来の磁気センサ若しくは光学的センサで
の真偽の判定が困難になる問題が発生してきた。特に、
500円硬貨は高額貨幣であることから外国通貨の不正
使用等で大きな問題となっている。
【0006】そこで、この種の変造硬貨を判別するため
に、更に高精度に硬貨を識別することの必要性が生じて
おり、硬貨の表面若しくは側面の模様を利用する様々な
方法が提案されている。
に、更に高精度に硬貨を識別することの必要性が生じて
おり、硬貨の表面若しくは側面の模様を利用する様々な
方法が提案されている。
【0007】例えば、特開平9−167270号では、
硬貨の側面に光を照射し、反射光を光学的センサで検出
することで硬貨の側面の画像を取得し、取得した硬貨の
側面の画像に基づき硬貨の側面に形成されている周期的
な直線凹凸模様(以下、これをギザという)の有無を検
出する方法が開示されている。
硬貨の側面に光を照射し、反射光を光学的センサで検出
することで硬貨の側面の画像を取得し、取得した硬貨の
側面の画像に基づき硬貨の側面に形成されている周期的
な直線凹凸模様(以下、これをギザという)の有無を検
出する方法が開示されている。
【0008】また、特開平10−83471号では、硬
貨の表面の外周部に光を照射し、反射光を光学的センサ
で検出することで硬貨の外周部の画像を取得し、取得し
た硬貨の外周部の画像に基づき硬貨の外周部に等間隔で
同心円状に刻設された突起模様(パール)を検出する方
法が開示されている。
貨の表面の外周部に光を照射し、反射光を光学的センサ
で検出することで硬貨の外周部の画像を取得し、取得し
た硬貨の外周部の画像に基づき硬貨の外周部に等間隔で
同心円状に刻設された突起模様(パール)を検出する方
法が開示されている。
【0009】更に、硬貨の識別の精度を高くするため
に、様々な種類の方法を組み合わせる構成が提案されて
おり、特開平10−222716では、硬貨の両面と側
面に光を照射し、ミラーを使用して反射光を集め、光学
的センサで検出することで硬貨の両面と側面の画像を同
時に取得し、取得した硬貨の両面と側面の画像に基づき
硬貨を識別する方法が開示されている。
に、様々な種類の方法を組み合わせる構成が提案されて
おり、特開平10−222716では、硬貨の両面と側
面に光を照射し、ミラーを使用して反射光を集め、光学
的センサで検出することで硬貨の両面と側面の画像を同
時に取得し、取得した硬貨の両面と側面の画像に基づき
硬貨を識別する方法が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平9
−167270号および特開平10−83471号に開
示された従来の技術では、硬貨の表面若しくは側面の画
像にのみ基づいて硬貨を識別していたのでは、識別率
(硬貨を正確に識別する率)の向上には限界があり、ま
た上記特開平10−222716号に開示された従来の
技術では、硬貨両面の画像を取得するために、2つの照
明手段、硬貨の両面からの反射光を光学的センサに集光
させる2つのミラーおよび2つの照明手段からの光が互
いに影響しないようにするための2枚の偏向板を必要と
し、複雑な構成になってしまい、また装置の小型化が困
難になるという問題がある。
−167270号および特開平10−83471号に開
示された従来の技術では、硬貨の表面若しくは側面の画
像にのみ基づいて硬貨を識別していたのでは、識別率
(硬貨を正確に識別する率)の向上には限界があり、ま
た上記特開平10−222716号に開示された従来の
技術では、硬貨両面の画像を取得するために、2つの照
明手段、硬貨の両面からの反射光を光学的センサに集光
させる2つのミラーおよび2つの照明手段からの光が互
いに影響しないようにするための2枚の偏向板を必要と
し、複雑な構成になってしまい、また装置の小型化が困
難になるという問題がある。
【0011】そこで、本発明は、単純な構成で硬貨の側
面のギザと硬貨の表面の外周部分に刻設された突起模様
を同時に撮像することで装置の小型化が可能になり、取
得した画像に基づき硬貨の識別をすることで高精度な識
別が可能になる硬貨識別方法および装置を提供すること
を目的とする。
面のギザと硬貨の表面の外周部分に刻設された突起模様
を同時に撮像することで装置の小型化が可能になり、取
得した画像に基づき硬貨の識別をすることで高精度な識
別が可能になる硬貨識別方法および装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、被検硬貨の側面に第1の光を照
射するとともに、前記被検硬貨の表面の外周部分に所定
の角度を持って第2の光を照射し、前記被検硬貨の側面
からの前記第1の光の反射光と、前記被検硬貨の表面の
外周部分からの前記第2の光の反射光を光学センサで受
光することにより前記被検硬貨の側面と表面の外周部分
を含む画像を取得し、該取得した画像に基づき前記被検
硬貨を識別することを特徴とする。
に、請求項1の発明は、被検硬貨の側面に第1の光を照
射するとともに、前記被検硬貨の表面の外周部分に所定
の角度を持って第2の光を照射し、前記被検硬貨の側面
からの前記第1の光の反射光と、前記被検硬貨の表面の
外周部分からの前記第2の光の反射光を光学センサで受
光することにより前記被検硬貨の側面と表面の外周部分
を含む画像を取得し、該取得した画像に基づき前記被検
硬貨を識別することを特徴とする。
【0013】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を含む
画像を取得できるように、前記光学センサを前記被検硬
貨の表面に対し斜め方向に傾けて設置することを特徴と
する。
において、前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を含む
画像を取得できるように、前記光学センサを前記被検硬
貨の表面に対し斜め方向に傾けて設置することを特徴と
する。
【0014】ここで、被検硬貨の側面と表面の外周部分
を含む画像を取得できるように、被検硬貨の表面に対し
て約45度傾けて設置する。
を含む画像を取得できるように、被検硬貨の表面に対し
て約45度傾けて設置する。
【0015】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
において、前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を含む
画像から前記被検硬貨の側面のみを含む画像を切り取
り、該切り取った被検硬貨の側面のみを含む画像に対し
て前記被検硬貨の側面の形状を検出し、該検出した被検
硬貨の側面の形状に基づき前記被検硬貨を識別すること
を特徴とする。
において、前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を含む
画像から前記被検硬貨の側面のみを含む画像を切り取
り、該切り取った被検硬貨の側面のみを含む画像に対し
て前記被検硬貨の側面の形状を検出し、該検出した被検
硬貨の側面の形状に基づき前記被検硬貨を識別すること
を特徴とする。
【0016】ここで、硬貨の側面の形状とは、ギザと呼
ばれるもので、硬貨の側面に形成されている周期的な直
線凹凸模様をいう。
ばれるもので、硬貨の側面に形成されている周期的な直
線凹凸模様をいう。
【0017】また、請求項4の発明は、請求項3の発明
において、前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を含む
画像から前記被検硬貨の表面の外周部分のみを含む画像
を切り取り、該切り取った被検硬貨の表面の外周部分の
みを含む画像に対して前記被検硬貨の表面の外周部に刻
設された突起模様を検出し、該検出した被検硬貨の突起
模様に基づき前記被検硬貨を識別することを特徴とす
る。
において、前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を含む
画像から前記被検硬貨の表面の外周部分のみを含む画像
を切り取り、該切り取った被検硬貨の表面の外周部分の
みを含む画像に対して前記被検硬貨の表面の外周部に刻
設された突起模様を検出し、該検出した被検硬貨の突起
模様に基づき前記被検硬貨を識別することを特徴とす
る。
【0018】ここで、突起模様とは、硬貨の縁部に等間
隔で円形状に配置してある模様である。
隔で円形状に配置してある模様である。
【0019】また、請求項5の発明は、請求項4の発明
において、前記被検硬貨の表面の外周部に刻設された突
起模様の検出に用いられる画像処理方法に適した画像を
取得できる前記所定の角度で前記第2の光を照射するこ
とを特徴とする。
において、前記被検硬貨の表面の外周部に刻設された突
起模様の検出に用いられる画像処理方法に適した画像を
取得できる前記所定の角度で前記第2の光を照射するこ
とを特徴とする。
【0020】また、請求項6の発明は、被検硬貨の側面
に第1の光を照射する第1の光源と、前記被検硬貨の表
面の外周部分に所定の角度を持って第2の光を照射する
第2の光源と、前記被検硬貨の側面からの前記第1の光
の反射光と、前記被検硬貨の表面の外周部分からの前記
第2の光の反射光を受光することにより前記被検硬貨の
側面と表面の外周部分を含む画像を取得する光学センサ
と、前記光学センサで取得した画像に基づき前記被検硬
貨を識別する識別手段を具備することを特徴とする。
に第1の光を照射する第1の光源と、前記被検硬貨の表
面の外周部分に所定の角度を持って第2の光を照射する
第2の光源と、前記被検硬貨の側面からの前記第1の光
の反射光と、前記被検硬貨の表面の外周部分からの前記
第2の光の反射光を受光することにより前記被検硬貨の
側面と表面の外周部分を含む画像を取得する光学センサ
と、前記光学センサで取得した画像に基づき前記被検硬
貨を識別する識別手段を具備することを特徴とする。
【0021】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
において、前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を含む
画像を取得できるように、前記光学センサを前記被検硬
貨の表面に対し斜め方向に傾けて設置することを特徴と
する。
において、前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を含む
画像を取得できるように、前記光学センサを前記被検硬
貨の表面に対し斜め方向に傾けて設置することを特徴と
する。
【0022】また、請求項8の発明は、請求項7の発明
において、前記識別手段は、前記被検硬貨の側面と表面
の外周部分を含む画像から前記被検硬貨の側面のみを含
む画像を切り取る側面画像切り取り手段と、前記側面画
像切り取り手段で切り取った被検硬貨の側面のみを含む
画像に対して前記被検硬貨の側面の形状を検出する側面
形状検出手段を更に具備し、前記側面形状検出手段で検
出した被検硬貨の側面の形状に基づき前記被検硬貨を識
別することを特徴とする。
において、前記識別手段は、前記被検硬貨の側面と表面
の外周部分を含む画像から前記被検硬貨の側面のみを含
む画像を切り取る側面画像切り取り手段と、前記側面画
像切り取り手段で切り取った被検硬貨の側面のみを含む
画像に対して前記被検硬貨の側面の形状を検出する側面
形状検出手段を更に具備し、前記側面形状検出手段で検
出した被検硬貨の側面の形状に基づき前記被検硬貨を識
別することを特徴とする。
【0023】また、請求項9の発明は、請求項8の発明
において、前記識別手段は、前記被検硬貨の側面と表面
の外周部分を含む画像から前記被検硬貨の表面の外周部
分のみを含む画像を切り取る外周部画像切り取り手段
と、前記外周部画像切り取り手段で切り取った被検硬貨
の表面の外周部分のみを含む画像に対して前記被検硬貨
の表面の外周部に刻設された突起模様を検出する突起模
様検出手段を更に具備し、前記突起模様検出手段で検出
した被検硬貨の突起模様に基づき前記被検硬貨を識別す
ることを特徴とする。
において、前記識別手段は、前記被検硬貨の側面と表面
の外周部分を含む画像から前記被検硬貨の表面の外周部
分のみを含む画像を切り取る外周部画像切り取り手段
と、前記外周部画像切り取り手段で切り取った被検硬貨
の表面の外周部分のみを含む画像に対して前記被検硬貨
の表面の外周部に刻設された突起模様を検出する突起模
様検出手段を更に具備し、前記突起模様検出手段で検出
した被検硬貨の突起模様に基づき前記被検硬貨を識別す
ることを特徴とする。
【0024】また、請求項10の発明は、請求項9の発
明において、前記突起模様検出手段に用いられる画像処
理方法に適した画像を取得できる前記所定の角度で前記
第2の光を照射する位置に前記第2の光源を設置するこ
とを特徴とする。
明において、前記突起模様検出手段に用いられる画像処
理方法に適した画像を取得できる前記所定の角度で前記
第2の光を照射する位置に前記第2の光源を設置するこ
とを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる硬貨識別方
法および装置の実施の形態について添付図面を参照して
詳細に説明する。
法および装置の実施の形態について添付図面を参照して
詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明に係わる硬貨識別装置の概
略構成を示す図である。
略構成を示す図である。
【0027】図1に示すように、本発明に係わる硬貨識
別装置は被検硬貨C(以下、これを硬貨Cという)を図
示矢印方向に落下させる硬貨通路101、硬貨の先端の
到来を検知する発光素子102と外周先端検知センサ1
03、硬貨Cの側面に第1の光105をパルス状に照射
するフラッシュ撮像用第1の光源104、硬貨Cの表面
に第2の光107をパルス状に照射するフラッシュ撮像
用第2の光源106、第1の光105が硬貨Cの側面で
反射した第1の反射光108と第2の光107が硬貨C
の表面で反射した第2の反射光109を入力して硬貨C
の側面と表面の画像信号を取得するイメージセンサ11
0、取得した硬貨Cの表面の画像信号をディジタル画像
信号に変換するA/D変換部111、ディジタル化され
た画像信号を一時的に記憶する画像メモリ部112、記
憶した画像信号から硬貨Cの側面のギザ模様を検出して
予め設定してある選別対象金種の特徴と比較することで
硬貨Cを識別するギザ模様識別部113、記憶した画像
信号から硬貨Cの外周部分の突起模様を検出して予め設
定してある選別対象金種の特徴と比較することで硬貨C
を識別する突起模様識別部114を備えて構成されてい
る。
別装置は被検硬貨C(以下、これを硬貨Cという)を図
示矢印方向に落下させる硬貨通路101、硬貨の先端の
到来を検知する発光素子102と外周先端検知センサ1
03、硬貨Cの側面に第1の光105をパルス状に照射
するフラッシュ撮像用第1の光源104、硬貨Cの表面
に第2の光107をパルス状に照射するフラッシュ撮像
用第2の光源106、第1の光105が硬貨Cの側面で
反射した第1の反射光108と第2の光107が硬貨C
の表面で反射した第2の反射光109を入力して硬貨C
の側面と表面の画像信号を取得するイメージセンサ11
0、取得した硬貨Cの表面の画像信号をディジタル画像
信号に変換するA/D変換部111、ディジタル化され
た画像信号を一時的に記憶する画像メモリ部112、記
憶した画像信号から硬貨Cの側面のギザ模様を検出して
予め設定してある選別対象金種の特徴と比較することで
硬貨Cを識別するギザ模様識別部113、記憶した画像
信号から硬貨Cの外周部分の突起模様を検出して予め設
定してある選別対象金種の特徴と比較することで硬貨C
を識別する突起模様識別部114を備えて構成されてい
る。
【0028】次に、本発明に係わる硬貨識別装置が行う
硬貨識別の処理手順について説明する。
硬貨識別の処理手順について説明する。
【0029】上記構成において、硬貨通路101に開け
た穴部の位置で硬貨通路101の左右に対向するように
発光素子102と外周先端検知センサ103が設置され
ている。
た穴部の位置で硬貨通路101の左右に対向するように
発光素子102と外周先端検知センサ103が設置され
ている。
【0030】硬貨Cが本発明に係わる硬貨識別装置に投
入されると、硬貨Cは硬貨通路101を下方に自由落下
する。そして、硬貨通路101を自由落下する硬貨Cが
発光素子102から外周先端検知センサ103に入射す
る光を遮る時、外周先端検知センサ103は検出出力信
号を発し、この検出出力信号に基づき硬貨Cの側面にフ
ラッシュ撮像用第1の光源104から第1の光105を
パルス状に照射し、フラッシュ撮像用第1の光源104
と同期して硬貨Cの表面の外周部分にフラッシュ撮像用
第2の光源106から第2の光107をパルス状に照射
する。
入されると、硬貨Cは硬貨通路101を下方に自由落下
する。そして、硬貨通路101を自由落下する硬貨Cが
発光素子102から外周先端検知センサ103に入射す
る光を遮る時、外周先端検知センサ103は検出出力信
号を発し、この検出出力信号に基づき硬貨Cの側面にフ
ラッシュ撮像用第1の光源104から第1の光105を
パルス状に照射し、フラッシュ撮像用第1の光源104
と同期して硬貨Cの表面の外周部分にフラッシュ撮像用
第2の光源106から第2の光107をパルス状に照射
する。
【0031】第1の光105が硬貨Cの側面で反射した
第1の反射光108と第2の光107が硬貨Cの表面の
外周部分で反射した第2の反射光109をイメージセン
サ110が入力し、イメージセンサ110が硬貨Cの表
面に対して約45度傾けて設置されることで硬貨Cの側
面と外周部分の画像信号を同時に取得することができ
る。なお、イメージセンサ110はCCDセンサ等が用
いられる。
第1の反射光108と第2の光107が硬貨Cの表面の
外周部分で反射した第2の反射光109をイメージセン
サ110が入力し、イメージセンサ110が硬貨Cの表
面に対して約45度傾けて設置されることで硬貨Cの側
面と外周部分の画像信号を同時に取得することができ
る。なお、イメージセンサ110はCCDセンサ等が用
いられる。
【0032】この場合のフラッシュ撮像用第1の光源1
04とフラッシュ撮像用第2の光源106の点灯時間
は、イメージセンサ110の応答時間に対応する短時間
に設定され、これによりイメージセンサ110は硬貨通
路101を下方に自由落下する硬貨Cの静止画像を取得
することができる。なお、フラッシュ撮像の直前にイメ
ージセンサ110は待機状態を完了している。
04とフラッシュ撮像用第2の光源106の点灯時間
は、イメージセンサ110の応答時間に対応する短時間
に設定され、これによりイメージセンサ110は硬貨通
路101を下方に自由落下する硬貨Cの静止画像を取得
することができる。なお、フラッシュ撮像の直前にイメ
ージセンサ110は待機状態を完了している。
【0033】なお、上記構成において、第1の光105
と第2の光107は波長領域が同一な光になっている
が、2光の波長領域が異なっていても問題はない。
と第2の光107は波長領域が同一な光になっている
が、2光の波長領域が異なっていても問題はない。
【0034】そして、この実施の形態においては、上記
静止画像に対応する画像信号に基づき硬貨Cの識別を行
う。
静止画像に対応する画像信号に基づき硬貨Cの識別を行
う。
【0035】図2は、図1の照明の様子を立体的に示す
構成図である。
構成図である。
【0036】図2に示すように、硬貨Cの側面201に
フラッシュ撮像用第1の光源104から第1の光105
をパルス状に照射し、第1の光105が硬貨Cの側面2
01で反射した第1の反射光108をイメージセンサ1
10が入力し、フラッシュ撮像用第1の光源104と同
期して硬貨Cの表面の突起模様202にフラッシュ撮像
用第2の光源106から第2の光107をパルス状に照
射し、第2の光107が硬貨Cの表面の突起模様202
で反射した第2の反射光109をイメージセンサ110
が入力することで硬貨Cの側面201と表面の突起模様
202の画像信号を同時に取得する。
フラッシュ撮像用第1の光源104から第1の光105
をパルス状に照射し、第1の光105が硬貨Cの側面2
01で反射した第1の反射光108をイメージセンサ1
10が入力し、フラッシュ撮像用第1の光源104と同
期して硬貨Cの表面の突起模様202にフラッシュ撮像
用第2の光源106から第2の光107をパルス状に照
射し、第2の光107が硬貨Cの表面の突起模様202
で反射した第2の反射光109をイメージセンサ110
が入力することで硬貨Cの側面201と表面の突起模様
202の画像信号を同時に取得する。
【0037】図3は、図2の構成で撮像された硬貨の画
像例を示す。
像例を示す。
【0038】画像301には、硬貨Cの側面201と表
面の突起模様202が撮像されている。
面の突起模様202が撮像されている。
【0039】ここで、ギザ模様識別部113は画像30
1から硬貨側面撮像エリア302を切り取り、硬貨Cの
側面201のギザ模様を検出して予め設定してある選別
対象硬貨の特徴と比較することで硬貨Cを識別する。
1から硬貨側面撮像エリア302を切り取り、硬貨Cの
側面201のギザ模様を検出して予め設定してある選別
対象硬貨の特徴と比較することで硬貨Cを識別する。
【0040】また、突起模様識別部114は画像301
から硬貨外周部分撮像エリア303を切り取り、硬貨C
の表面の突起模様202を検出して予め設定してある選
別対象硬貨の特徴と比較することで硬貨Cを識別する。
から硬貨外周部分撮像エリア303を切り取り、硬貨C
の表面の突起模様202を検出して予め設定してある選
別対象硬貨の特徴と比較することで硬貨Cを識別する。
【0041】上記実施例で説明した2つのフラッシュ撮
像用光源を硬貨Cの表面の突起模様202を検出する画
像処理方法に適する設置位置に変更することができる。
例えば、図3に示す硬貨Cの表面の突起模様202は鮮
明に撮像されているが、鮮明に撮像されているよりも、
突起模様202のエッジ(段差)を強調して撮像した方
が良い画像処理方法で検出する場合は、フラッシュ撮像
用第2の光源の設置位置を変更する。
像用光源を硬貨Cの表面の突起模様202を検出する画
像処理方法に適する設置位置に変更することができる。
例えば、図3に示す硬貨Cの表面の突起模様202は鮮
明に撮像されているが、鮮明に撮像されているよりも、
突起模様202のエッジ(段差)を強調して撮像した方
が良い画像処理方法で検出する場合は、フラッシュ撮像
用第2の光源の設置位置を変更する。
【0042】図4は、突起模様のエッジを強調して撮像
するためにフラッシュ撮像用第2の光源の設置位置を変
更した図1の照明の様子を立体的に示す構成図である。
するためにフラッシュ撮像用第2の光源の設置位置を変
更した図1の照明の様子を立体的に示す構成図である。
【0043】図4に示すように、硬貨Cの側面201に
フラッシュ撮像用第1の光源104から第1の光105
をパルス状に照射し、第1の光105が硬貨Cの側面2
01で反射した第1の反射光108をイメージセンサ1
10が入力する。また、フラッシュ撮像用第1の光源1
04と同期して、硬貨Cの表面の突起模様202にフラ
ッシュ撮像用第2の光源106から硬貨Cの表面に対し
て浅い角度で第2の光107をパルス状に照射し、第2
の光107が硬貨Cの表面の突起模様202で反射した
第2の反射光109をイメージセンサ110が入力する
ことで硬貨Cの側面201と表面の突起模様202の画
像信号を同時に取得する。
フラッシュ撮像用第1の光源104から第1の光105
をパルス状に照射し、第1の光105が硬貨Cの側面2
01で反射した第1の反射光108をイメージセンサ1
10が入力する。また、フラッシュ撮像用第1の光源1
04と同期して、硬貨Cの表面の突起模様202にフラ
ッシュ撮像用第2の光源106から硬貨Cの表面に対し
て浅い角度で第2の光107をパルス状に照射し、第2
の光107が硬貨Cの表面の突起模様202で反射した
第2の反射光109をイメージセンサ110が入力する
ことで硬貨Cの側面201と表面の突起模様202の画
像信号を同時に取得する。
【0044】図5は、図4の構成で撮像された硬貨の画
像例を示す。
像例を示す。
【0045】図5に示すように、硬貨外周部分撮像エリ
ア303は突起模様202のエッジを強調した撮像にな
っているため、突起模様識別部114は、このエッジを
強調した撮像に適する画像処理方法(例えば、硬貨Cの
外周と突起模様の間の距離を検出する方法、突起模様間
の距離を検出する方法等)を用いて硬貨Cを識別する。
ア303は突起模様202のエッジを強調した撮像にな
っているため、突起模様識別部114は、このエッジを
強調した撮像に適する画像処理方法(例えば、硬貨Cの
外周と突起模様の間の距離を検出する方法、突起模様間
の距離を検出する方法等)を用いて硬貨Cを識別する。
【0046】なお、上記説明において、硬貨Cが硬貨通
路101を下方に自由落下する実施例で示したが、斜め
に傾いた硬貨通路101の底面に沿って硬貨Cが転動す
るように構成する場合もでき、このような場合について
もフラッシュ撮像用第1の光源104とフラッシュ撮像
用第2の光源106の瞬時点灯により、転動する硬貨C
の静止画像をイメージセンサ110で上記と同様にして
取得することができる。
路101を下方に自由落下する実施例で示したが、斜め
に傾いた硬貨通路101の底面に沿って硬貨Cが転動す
るように構成する場合もでき、このような場合について
もフラッシュ撮像用第1の光源104とフラッシュ撮像
用第2の光源106の瞬時点灯により、転動する硬貨C
の静止画像をイメージセンサ110で上記と同様にして
取得することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、単
純な構成で硬貨の側面の画像と表面の外周部の画像を同
時に取得することで装置の小型化が可能になり、また取
得した画像からギザの有無と外周部に刻設された突起模
様を検出することで、高精度な硬貨の識別が可能になる
という効果を奏する。
純な構成で硬貨の側面の画像と表面の外周部の画像を同
時に取得することで装置の小型化が可能になり、また取
得した画像からギザの有無と外周部に刻設された突起模
様を検出することで、高精度な硬貨の識別が可能になる
という効果を奏する。
【図1】本発明に係わる硬貨識別装置の概略構成を示す
図である。
図である。
【図2】図1の照明の様子を立体的に示す構成図であ
る。
る。
【図3】図2の構成で撮像された硬貨の画像例を示す。
【図4】突起模様のエッジを強調して撮像するためにフ
ラッシュ撮像用第2の光源の設置位置を変更した図1の
照明の様子を立体的に示す構成図である。
ラッシュ撮像用第2の光源の設置位置を変更した図1の
照明の様子を立体的に示す構成図である。
【図5】図4の構成で撮像された硬貨の画像例を示す。
C 硬貨 101 硬貨通路 102 発光素子 103 外周先端検知センサ 104 フラッシュ撮像用第1の光源 105 第1の光 106 フラッシュ撮像用第2の光源 107 第2の光 108 第1の反射光 109 第2の反射光 110 イメージセンサ 111 A/D変換部 112 画像メモリ部 113 ギザ模様識別部 114 突起模様識別部 201 側面 202 突起模様 301 画像 302 硬貨側面撮像エリア 303 硬貨外周部分撮像エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E002 AA06 AA07 BD05 CA01 CA06 DA02 DA04 EA01 EA03 5L096 BA03 BA18 CA02 FA08 FA70 HA09 JA11
Claims (10)
- 【請求項1】 被検硬貨の側面に第1の光を照射すると
ともに、 前記被検硬貨の表面の外周部分に所定の角度を持って第
2の光を照射し、 前記被検硬貨の側面からの前記第1の光の反射光と、前
記被検硬貨の表面の外周部分からの前記第2の光の反射
光を光学センサで受光することにより前記被検硬貨の側
面と表面の外周部分を含む画像を取得し、 該取得した画像に基づき前記被検硬貨を識別することを
特徴とする硬貨識別方法。 - 【請求項2】 前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を
含む画像を取得できるように、前記光学センサを前記被
検硬貨の表面に対し斜め方向に傾けて設置することを特
徴とする請求項1記載の硬貨識別方法。 - 【請求項3】 前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を
含む画像から前記被検硬貨の側面のみを含む画像を切り
取り、 該切り取った被検硬貨の側面のみを含む画像に対して前
記被検硬貨の側面の形状を検出し、 該検出した被検硬貨の側面の形状に基づき前記被検硬貨
を識別することを特徴とする請求項2記載の硬貨識別方
法。 - 【請求項4】 前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を
含む画像から前記被検硬貨の表面の外周部分のみを含む
画像を切り取り、 該切り取った被検硬貨の表面の外周部分のみを含む画像
に対して前記被検硬貨の表面の外周部に刻設された突起
模様を検出し、 該検出した被検硬貨の突起模様に基づき前記被検硬貨を
識別することを特徴とする請求項3記載の硬貨識別方
法。 - 【請求項5】 前記被検硬貨の表面の外周部に刻設され
た突起模様の検出に用いられる画像処理方法に適した画
像を取得できる前記所定の角度で前記第2の光を照射す
ることを特徴とする請求項4記載の硬貨識別方法。 - 【請求項6】 被検硬貨の側面に第1の光を照射する第
1の光源と、 前記被検硬貨の表面の外周部分に所定の角度を持って第
2の光を照射する第2の光源と、 前記被検硬貨の側面からの前記第1の光の反射光と、前
記被検硬貨の表面の外周部分からの前記第2の光の反射
光を受光することにより前記被検硬貨の側面と表面の外
周部分を含む画像を取得する光学センサと、 前記光学センサで取得した画像に基づき前記被検硬貨を
識別する識別手段を具備することを特徴とする硬貨識別
装置。 - 【請求項7】 前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を
含む画像を取得できるように、前記光学センサを前記被
検硬貨の表面に対し斜め方向に傾けて設置することを特
徴とする請求項6記載の硬貨識別装置。 - 【請求項8】 前記識別手段は、 前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を含む画像から前
記被検硬貨の側面のみを含む画像を切り取る側面画像切
り取り手段と、 前記側面画像切り取り手段で切り取った被検硬貨の側面
のみを含む画像に対して前記被検硬貨の側面の形状を検
出する側面形状検出手段を更に具備し、 前記側面形状検出手段で検出した被検硬貨の側面の形状
に基づき前記被検硬貨を識別することを特徴とする請求
項7記載の硬貨識別装置。 - 【請求項9】 前記識別手段は、 前記被検硬貨の側面と表面の外周部分を含む画像から前
記被検硬貨の表面の外周部分のみを含む画像を切り取る
外周部画像切り取り手段と、 前記外周部画像切り取り手段で切り取った被検硬貨の表
面の外周部分のみを含む画像に対して前記被検硬貨の表
面の外周部に刻設された突起模様を検出する突起模様検
出手段を更に具備し、 前記突起模様検出手段で検出した被検硬貨の突起模様に
基づき前記被検硬貨を識別することを特徴とする請求項
8記載の硬貨識別装置。 - 【請求項10】 前記突起模様検出手段に用いられる画
像処理方法に適した画像を取得できる前記所定の角度で
前記第2の光を照射する位置に前記第2の光源を設置す
ることを特徴とする請求項9記載の硬貨識別装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001127772A JP2002324260A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 硬貨識別方法および装置 |
PCT/JP2002/004057 WO2002089071A1 (fr) | 2001-04-25 | 2002-04-24 | Procede et dispositif de distinction de pieces de monnaie |
EP02722729A EP1383088A4 (en) | 2001-04-25 | 2002-04-24 | COIN DISTINCTION METHOD AND DEVICE |
US10/474,510 US7185750B2 (en) | 2001-04-25 | 2002-04-24 | Coin distinguishing method and device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001127772A JP2002324260A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 硬貨識別方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002324260A true JP2002324260A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18976577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001127772A Pending JP2002324260A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 硬貨識別方法および装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7185750B2 (ja) |
EP (1) | EP1383088A4 (ja) |
JP (1) | JP2002324260A (ja) |
WO (1) | WO2002089071A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018142999A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | グローリー株式会社 | 画像採取装置、硬貨状媒体処理機及び画像採取方法 |
CN111476936A (zh) * | 2020-04-15 | 2020-07-31 | 深圳聚融科技股份有限公司 | 一种反射组件和防伪检测装置 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004049267A1 (de) * | 2002-11-23 | 2004-06-10 | Odas Gmbh | Verfahren zur fotografischen aufnahme eines zylinderförmigen, insbesondere plattenförmigen gegenstandes |
GB2431151A (en) * | 2005-10-14 | 2007-04-18 | Money Controls Ltd | Coin dispensing apparatus |
AU2011302414A1 (en) | 2010-09-15 | 2013-05-02 | Identicoin, Inc. | Coin identification method and apparatus |
US20120094750A1 (en) * | 2010-10-18 | 2012-04-19 | Kuo Jack C | Game token verification system |
TWM409489U (en) * | 2011-02-24 | 2011-08-11 | Int Currency Tech | Coin detecting apparatus |
CN102610020B (zh) * | 2012-01-11 | 2014-12-17 | 广州市地下铁道总公司 | 硬币双面图像识别装置及其识别方法 |
CN105321185A (zh) * | 2015-11-27 | 2016-02-10 | 燕山大学 | 一种基于九相机模型的纸包装箱内外检测方法 |
WO2017151430A1 (en) * | 2016-03-02 | 2017-09-08 | Paul Price | Method and apparatus for displaying a collectible |
CN113053019B (zh) * | 2021-03-08 | 2022-11-01 | 中钞长城金融设备控股有限公司 | 一种硬币边部质量检测方法及系统 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2716740A1 (de) * | 1977-04-14 | 1978-10-26 | Walter Hanke Mechanische Werks | Vorrichtung zur automatischen, beruehrungsfreien pruefung von muenzen auf echtheit und/oder nennwert und/oder zur rechnergefuehrten parameterauswertung |
NO168615C (no) * | 1989-10-17 | 1992-03-11 | Datalab Oy | Fremgangsmaate og anordning for gjenkjenning av en mynt |
JPH07101464B2 (ja) | 1990-04-06 | 1995-11-01 | 株式会社三協精機製作所 | 硬貨等のパターン認識装置 |
JPH0520521A (ja) | 1991-07-11 | 1993-01-29 | Omron Corp | 硬貨鑑別装置 |
GB9226383D0 (en) * | 1992-12-18 | 1993-02-10 | Coin Controls | Coin sensing apparatus |
JP2922764B2 (ja) | 1993-11-08 | 1999-07-26 | ローレルバンクマシン株式会社 | 硬貨判別装置 |
JPH09167270A (ja) | 1995-12-15 | 1997-06-24 | Toshiba Corp | コイン識別装置 |
JP3519235B2 (ja) * | 1996-03-28 | 2004-04-12 | ローレルバンクマシン株式会社 | 硬貨判別装置 |
JPH1011629A (ja) | 1996-06-27 | 1998-01-16 | Toshiba Corp | コインの画像入力装置およびコイン識別装置 |
JPH1083471A (ja) | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Oki Electric Ind Co Ltd | コイン識別装置 |
JPH10222716A (ja) | 1997-02-04 | 1998-08-21 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | コイン認識装置 |
JP2000187747A (ja) | 1998-12-22 | 2000-07-04 | Toshiba Corp | 硬貨処理装置 |
JP3652558B2 (ja) * | 1999-08-17 | 2005-05-25 | ローレルバンクマシン株式会社 | 硬貨判別装置 |
JP3704551B2 (ja) * | 1999-12-10 | 2005-10-12 | 日本ユニカ株式会社 | 固体撮像素子、種類識別装置 |
TW463136B (en) * | 1999-12-15 | 2001-11-11 | Laurel Bank Machine Co | Coin-type determining device |
-
2001
- 2001-04-25 JP JP2001127772A patent/JP2002324260A/ja active Pending
-
2002
- 2002-04-24 WO PCT/JP2002/004057 patent/WO2002089071A1/ja active Application Filing
- 2002-04-24 EP EP02722729A patent/EP1383088A4/en not_active Withdrawn
- 2002-04-24 US US10/474,510 patent/US7185750B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018142999A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | グローリー株式会社 | 画像採取装置、硬貨状媒体処理機及び画像採取方法 |
CN111476936A (zh) * | 2020-04-15 | 2020-07-31 | 深圳聚融科技股份有限公司 | 一种反射组件和防伪检测装置 |
CN111476936B (zh) * | 2020-04-15 | 2022-05-27 | 深圳聚融科技股份有限公司 | 一种反射组件和防伪检测装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2002089071A1 (fr) | 2002-11-07 |
US20040124064A1 (en) | 2004-07-01 |
EP1383088A1 (en) | 2004-01-21 |
EP1383088A4 (en) | 2007-05-30 |
US7185750B2 (en) | 2007-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1049054B1 (en) | Coin discriminating apparatus | |
EP1490828B1 (en) | Currency verification | |
JP3652558B2 (ja) | 硬貨判別装置 | |
WO2015098929A1 (ja) | 表面欠陥検出方法及び表面欠陥検出装置 | |
US6437317B1 (en) | Method and apparatus for inspecting cigarette heads | |
JP2013075018A (ja) | 遊技機 | |
US8965099B2 (en) | Paper sheet recognition apparatus and paper sheet recognition method | |
JP2002324260A (ja) | 硬貨識別方法および装置 | |
WO2012119409A1 (zh) | 一种纸币鉴伪检测装置 | |
JP4643785B2 (ja) | 表面検査装置 | |
JP2000331211A (ja) | 硬貨判別装置 | |
JPH0997363A (ja) | 硬貨撮像装置 | |
JP2012083965A (ja) | 硬貨処理装置及び硬貨処理方法 | |
JP2012083964A (ja) | 硬貨処理装置及び硬貨処理方法 | |
WO2000041143A1 (en) | Coin discriminating device and method | |
JP3542223B2 (ja) | 硬貨識別装置 | |
JP4615397B2 (ja) | 硬貨画像検出装置 | |
EP1383087A1 (en) | Coin distinguishing method and device | |
JP2002298185A (ja) | 硬貨識別方法および装置 | |
JP2010052255A (ja) | 樹脂成型品のバリ検出装置 | |
JP2002183791A (ja) | 硬貨の識別方法及び装置 | |
JP2001216550A (ja) | 硬貨判別装置 | |
JP2002358551A (ja) | 硬貨識別方法および装置 | |
WO2012050107A1 (ja) | 硬貨処理装置及び硬貨処理方法 | |
JP2003196699A (ja) | 硬貨識別方法および硬貨識別装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20070530 |