JP2002313887A - ウェハの載置姿勢検出方法、ウェハのプリアライメント方法及びウェハのプリアライメント装置 - Google Patents
ウェハの載置姿勢検出方法、ウェハのプリアライメント方法及びウェハのプリアライメント装置Info
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Abstract
−Y方向偏差)と、基準方向に対するノッチ又はオリフ
ラの中心位置のずれ量を同時に検出する方法を提供す
る。 【解決手段】 回転装置の上に載せたウェハを回転し、
その外周位置の測定データより、最小2乗法により測定
データを補正する。そしてこの値に基づき、回転装置の
中心とウェハ中心の位置のずれを算出する。そして、ノ
ッチ又はオリフラの測定値を回帰することにより、それ
らの中心位置を算出する。そして、これらの位置より、
ノッチ又はオリフラが基準方向を向くようにするための
回転装置の回転量を算出する。
Description
等において、ウェハをプリアライメントするために、そ
の載置位置の偏芯量と基準方向からの角度を求める方
法、及び、これらの値を使用して、ウェハをプリアライ
メントする方法、さらには、これらのプリアライメント
方法を実施することができるウェハのプリアライメント
装置に関するものである。
ェハを供給する場合、ウェハ中心の水平方向位置(以
下、X−Y方向と定める)や、基準方向に対する回転角
度を正確に制御する必要がある。ウェハは、これらのX
−Y方向位置や回転角度を所定の位置に合わされてから
半導体露光装置や、ウェハ検査装置に供給される。この
ように、半導体露光装置や、ウェハ検査装置に供給する
前に、ウェハのX−Y方向位置や回転角度を所定の位置
に合わせることを、「プリアライメント」と称してい
る。そして、ウェハの回転方向を基準位置に合わせるた
めに、ウェハにはオリエンテーションフラット(本明細
書においては主として「オリフラ」と略称する)又はノ
ッチが、その外周に設けられている。
な方法によって行われる。すなわち、オリフラを有する
ウェハを例にして説明すると、図6に示すように、ウェ
ハ1をチャック2に固定する。チャック2はθステージ
3に載置されており、θ軸駆動部10によって、θステ
ージ3の回転中心の周りに回転されるようになってい
る。θステージ3はXステージ4、Xステージ4はYス
テージ5の上に載置されており、Xステージ4、Yステ
ージ5は、それぞれX軸駆動部11、Y軸駆動部12に
よって、それぞれの方向に駆動される。これらの機構に
よりウェハ1は、X方向、Y方向及びθ方向に移動が可
能となっている。ラインセンサ7は、LED駆動部8に
よって駆動されるLED6からの光を受け、ウェハ1の
境界の位置を1次元情報として検出する。
準位置に位置させ、θステージ3を回転させる。そし
て、ラインセンサ7によりウェハ1のエッジ位置を測定
し、測定値とθステージの回転角度との関係を求めるこ
とにより、θステージ3の回転中心とウェハ1の中心の
偏差値を求める。その後、前記偏差値に対応する分だ
け、Xステージ4及びYステージ5を移動させることに
より、ウェハ1の中心を基準位置に一致させる。
インセンサ7によりウェハ1のエッジ位置を測定し、測
定値とθステージの回転角度との関係を求めることによ
り、オリフラの中心とθステージの回転基準位置との差
を求める。そして、その差に応じてθステージの回転量
を決定することにより、オリフラの中心点を、所定の回
転基準位置に合わせる。これにより、ウェハ1のプリア
ライメントが完了する。これらの1連の動作は、演算制
御部13により制御される。
は、ウェハ1の中心を基準位置に合わせると、θステー
ジの回転中心が基準位置からずれることになるので、そ
の後に、ラインセンサ7の測定値とθステージ3の回転
角度との関係を求めることにより、オリフラの中心とθ
ステージの回転基準位置との差を求める計算が複雑にな
る。
し、ウェハ1の中心を基準位置に合わせる作業を、ウェ
ハ1をチャック2に搭載する位置を変えることにより行
う方法も、一般的に用いられている。以下の説明におい
ては、このような方法を前提として説明を行う。
なプリアライメント方法では、ウェハ1を回転させなが
らウェハ1外周位置をラインセンサ7で測定し、ウェハ
1の中心を求める。そして、基準位置にあるチャック2
の回転中心位置とウェハ1の中心が一致するようにウェ
ハ1を持ち直した後、ノッチ又はオリフラ部分を再測定
する。従って、測定作業を2回行わなければならず、プ
リアライメントに時間がかかるという問題点があった。
もので、1回の測定作業により、ウェハの偏芯量(X−
Y方向偏差)と、基準方向に対するノッチ又はオリフラ
の中心位置のずれ量を同時に検出する方法、及び、この
方法を利用したウェハのアライメント方法、ウェハのプ
リアライメント装置を提供することを課題とする。
の第1の手段は、回転装置に載置されたウェハを回転さ
せ、ラインセンサでその外周の変動値を調べ、回転装置
の中心に対するウェハ偏芯量と、ウェハ中心における基
準方向に対するノッチ又はオリフラの角度を求めるウェ
ハの載置姿勢検出方法であって、ラインセンサの測定値
の変化率が所定値以上となる区間を検出し、それらの区
間を除いた位置でのラインセンサの測定値を使用して、
回転装置の中心に対するウェハの偏芯量を求め、前記ラ
インセンサの測定値の変化率が所定値以上となる区間、
又は当該区間の端部付近で、前記ラインセンサの測定値
を、前記偏芯による測定値の変化分を考慮して補正し
て、補正後のデータより、ウェハ中心における基準方向
に対するノッチ又はオリフラの中心点の角度を求めるこ
とを特徴とするウェハの載置姿勢検出方法(請求項1)
である。
ウェハを回転させ、ラインセンサでその外周の変動値を
調べ、ラインセンサの測定値の変化率が所定値以上とな
る区間を検出する。ラインセンサの測定値の変化率は、
例えばウェハの単位回転角度ごとの差分を取ることによ
り算出される。この変化率が大きい部分は、ノッチやオ
リフラが形成された部分と考えられ、ウェハを円板状の
形態を有するものとして前記偏芯量を求める計算を行う
際の誤差となるので、計算に用いる値から除外する。ウ
ェハの形状を円と仮定して、回転装置の回転角と、その
ときのラインセンサの測定値との関係を求めれば、後に
実施の形態の欄で例として説明するように、幾何学的な
関係から、回転装置の回転中心とウェハ中心との偏差
(X軸方向偏差、Y軸方向偏差)を求めることができ
る。
インセンサの測定値と回転装置の回転角より、ウェハの
中心が回転中心にある場合にラインセンサが出力するは
ずの値を計算することができる。本手段において、「前
記ラインセンサの測定値を、前記偏芯による測定値の変
化分を考慮して補正して、」というのは、このように、
実際のライン装置の測定値より、ウェハの中心が回転中
心にある場合にラインセンサが出力するはずの値を算出
することを意味する。
無い位置では、略一定の値を示すはずであるが、ノッチ
やオリフラの位置ではその形状に合わせて値が変化す
る。よって、補正された測定値より、ノッチやオリフラ
の形状を求め、そのノッチの頂点に当たる部分やオリフ
ラの中心にあたる部分を検出することができる。また、
これらの点が求まれば、ウェハ中心とこれらの点を結ぶ
線が、ウェハを円とした場合の円と交わる点を幾何学的
な関係により求めることができる。
ウェハの偏芯量(X−Y方向偏差)と、基準方向に対す
るノッチ又はオリフラの中心位置のずれ量を同時に検出
することができる。
前記第1の手段で求められた偏芯量に応じた量だけウェ
ハを回転装置に対して相対移動させた後、前記ウェハ中
心における基準方向に対するノッチ又はオリフラの中心
点の角度分だけ、ウェハを回転させることを特徴とする
ウェハのプリアライメント方法(請求項2)である。
られた偏芯量に応じた量だけウェハを回転装置に対して
相対移動する。これにより、回転装置の中心(基準位置
にある)とウェハの中心が一致する。その上で、第1の
手段により求められた、前記ウェハ中心における基準方
向に対するノッチ又はオリフラの中心点の角度分だけ、
回転装置を回転させる。これにより、ノッチ又はオリフ
ラの中心点が、基準方向に一致し、プリアライメントを
完了させることができる。よって、1回の測定を行うだ
けで、プリアライメントを完了することができる。
前記第1の手段により求められたウェハ中心における基
準方向に対するノッチ又はオリフラの中心点の角度分だ
け、ウェハを回転させ、その後、前記偏芯量に応じた量
だけ、ウェハを回転装置に対して相対移動させることを
特徴とするウェハのプリアライメント方法(請求項3)
である。
記第2の手段と逆になっていることのみが前記第2の手
段と異なっている。よって、前記第2の手段と同様の効
果を生じる。そして、本手段によれば、プリアライメン
ト位置には回転テーブルのみを設けて置いて回転のみの
調整を行い、プリアライメント位置からウェハの処理装
置にウェハを搬送するときに、その搬送量を調整するこ
とにより、偏芯量を調整するようにすることができる。
ウェハを水平な平面状で互いに直角な2方向に移動させ
る手段と、ウェハを回転軸の周りに回転させる手段とを
有してなり、これらの手段を駆動して、前記第2の手段
又は第3の手段のウェハのプリアライメント方法を実施
する機能を有してなることを特徴とするウェハのプリア
ライメント装置(請求項4)である。
で互いに直角な2方向に移動させる手段によりウェハを
移動させて、前記第2の手段に係る方法によって、ウェ
ハとウェハを回転軸の周りに回転させる手段との中心を
一致させる。その後、ウェハを回転軸の周りに回転させ
る手段を駆動して、前記第2の手段に係る方法によっ
て、ノッチ又はオリフラの中心点が基準方向を向くよう
にする。
しては、図6に示すような、X−Yステージの上に回転
ステージが搭載されたものではなく、回転ステージの上
にX−Yステージが搭載されたものであることが好まし
い。
て、ウェハを回転軸の周りに回転させる手段を駆動し
て、ノッチ又はオリフラの中心点が基準方向を向くよう
にする。その後、前記第3の手段に係る方法によって、
ウェハとウェハを回転軸の周りに回転させる手段との中
心を一致させる。
うだけで、プリアライメントが完了する装置とすること
ができる。
について、図を用いてその原理を説明する。図1は、回
転テーブル、ウェハ、ラインセンサの関係を示す図であ
り、ウェハを円、ラインセンサを太い線で表している。
回転テーブルの中心点をOr、ウェハの中心点をOw、
ラインセンサの基準点をOsで示し、回転テーブルの座
標系をX−Y座標、ラインセンサの座標系をx−y座標
で示している。そして、初期位置におけるOr−Owが
X軸となす角をθ0、ウェハの半径をR、回転テーブル
座標系とセンサ座標系のなす角をαとする。
(Xs,Ys)、〇wを(Xw,Y w)とすると、Or
は(0,0)であるから、回転テーブル座標系(X,
Y)からセンサ座標系(x,y)への変換式は、
転したとき、センサ座標系でOw、O rは以下のように
表すことができる。
図1に示した関係を示したもので、Owは(xw,
yw)、Orは(xr,yr)で示されている。rは、
OwとO rの距離であり、円はウェハであり、ラインセ
ンサはy軸方向のウェハ端面を測定するものとし、その
測定値をyとする。このようにパラメータを定めると、
は予め測定しておくことができるので、(6)式は、ノッ
チ部やオリフラ部を除いて常に成り立つ。しかし、r、
R、θ 0に誤差があるので、これを考慮して最小二乗法
の繰り返し計算により未知のパラメータを求め、これに
より、回転中心とウェハの中心の偏芯を求めることにす
る。
チの部分やオリフラの部分の測定データを除く必要があ
る。これらの部分では、測定値yの変化が大きいので、
yの変化、たとえば単位回転角あたりのyの差分を計算
し、それが所定値以上の部分のデータはノッチやオリフ
ラ部のものであるとして除外し、その他のデータを使用
する。
して y=r'・sin(θ+Δθ')+Δy を用い、回転角θ1、θ2、θ3に対応する測定値
y1、y2、y3を得て、これらの値より
θ0+αの初期値として使用する。
があると考えられるパラメータはr、R、θ0とし、そ
の誤差をdr、dR、dθ0とし、実際の測定値をYと
し、(6)式から得られる値をyとすると、
る。すなわち
R、θ0を決定する。ここでWは荷重係数で、誤差(Y
−y)が正規分布に従う場合には、W=1/σ2とな
る。ここでは、W=1とする。
分した値は0となる。すなわち、
を用いて、
ベクトルの各要素の値は、(15)式〜(17)式を用いて求ま
る。よって、(14)式は、次のように書くことができる。
て、r、R、θ0を、 r→r+dr …(23) R→R+dR …(24) θ0→θ0+dθ0 …(25) に更新する。そして、誤差の2乗和であるΦの値が所定
値以下となったときには、そこで計算を打ち切り、(23)
〜(25)によって決まった値を最終的なr、R、θ 0とす
る。誤差の2乗和であるΦの値が所定値を超えていると
きは、(23)〜(25)によって決まった値を新たな初期値と
して、再び(10)式からの最小2乗計算をやり直し、Φの
値が所定値以下となるまで、これを繰り返す。
と、回転テーブルの回転位置がθであるとき、Xr=x
r−xw、Yr=yr−ywとすると、Xr、Yrは、 Xr=r・cos(θ+θ0) …(26) Yr=r・sin(θ+θ0) …(27) として求まるので、この量に対応する値だけ、ウェハ位
置を回転テーブルに対して相対移動させることにより、
ウェハ中心と回転テーブル中心(基準位置)に一致させ
ることができる。
サ基準点Osの位置と、回転テーブル座標系とセンサ座
標系のなす角αは、予め測定して定めておくことができ
るので、これらの値と(26)、(27)式より、ラインセンサ
の測定値Yより、回転テーブルの中心とウェハの中心が
一致している場合に得られるはずの、ラインセンサの測
定値y’を計算することができる。課題を解決するため
の手段、請求項でいう「ラインセンサの測定値を、前記
偏芯による測定値の変化分を考慮して補正した値」とい
うのは、この実施の形態ではy’に相当する。このy’
の値は、ウェハが円形であるために、ほぼ一定の値を示
すはずであるが、ノッチ又はオリフラの位置ではそれら
の形状に応じた変化を示す。
されたラインセンサの測定値y’の例を太線で示す。
(a)はノッチ、(b)はオリフラの場合である。ノッチ
の場合、y’が大きく変化している部分に着目すると、
左エッジ、右エッジは、それぞれ直線で近似することが
でき、その上の点(xi,θi)は以下の式で示され
る。 y'i=β+γθi …(28) (28)式を最小2乗法で解くと、
βr、γrとし、左エッジでの係数をβl、γlとする
と、両直線の交点のθ座標θn(前記θ0を基準とした
相対回転量)は、 θn=−(βr−βl)/(γr−γl) …(31) で求められる。このθnに対応する回転角度にある仮想
ウェハ円周上の点をNとする。
ジ近傍の点が直線状にあるとみなして、ノッチ中心を求
めた方法でオリフラ中心に対応する回転角度θnを求め
るか、補正されたラインセンサの測定値y’の軌跡が円
の一部であるとして最小2乗法を用い、それによりオリ
フラの中心に対応する回転角度θnを求めてもよい。こ
の場合も、このθnに対応する回転角度にある仮想ウェ
ハ円周上の点をNとする。
とき、これから、ノッチ又はオリフラの中心点を基準方
向(Y軸方向とする)に合わせるのに、どの程度回転テ
ーブルを回転させればよいかを計算する。図4は、回転
テーブルがθ0からθnだけ回転した状態、すなわち、
ノッチ又はオリフラの中心点がラインセンサで検出され
ている状態を示す図である。円はウェハ、太い直線はラ
インセンサ、Nは前記ノッチまたはオリフラの中心点に
よって決まる仮想ウェハ円周上の点である。
示されたものを示している。また、Θnは、角NOrO
wを、φは、Y軸に対する線分OwNのなす角を示し、
φが、回転テーブルとウェハの中心を合わせた後で、ノ
ッチ又はオリフラの中心を基準方向に合わせるために、
回転テーブルを回転させるべき角度に対応する。
値をynとすると、Nは、ラインセンサの中心点に対し
て、X軸方向にynsinα、Y軸方向にyncosαだけず
れている。
何学的な関係より Lsin(Θn+θn+θ0)=Ys+yncosα …(32) Lcos(Θn+θn+θ0)=Xs+ynsinα …(33) で表される。ynの値はウェハ外周であるが、実測値を
用いるとノッチの切り欠き部分が測定されてしまうの
で、θnの値より計算して求める。すなわち、図1にお
ける幾何学的な関係から xr=−Xscosα+Yssinα yr=−Xssinα−Yscosα であるので、これらを(6)式に代入して、
LとΘnを求める。回転装置を回転させる前の状態であ
る図5において考えると、LとΘnの値は、図4と変わ
らないので、ウェハ中心Owから前記N点までのベクト
ルは、
Y軸方向の単位ベクトルを
たがって以下の条件で方向を決定する。 Lcos(Θn+θ0)−rcosθ0≧0の場合、φは負 Lcos(Θn+θ0)−rcosθ0<0の場合、φは正 これらの式をまとめると、Lcos(Θn+θ0)−rcosθ
0≧0の場合、
合、
を回転テーブルの中心(基準点)に合わせるためにウェ
ハをシフトする量は、(26)、(27)式により、シフト後に
ノッチ又はオリフラの中心を基準方向に合わせるために
必要な回転テーブルの回転量(初期位置からの回転量)
は、(39)式又は(40)式により求められる。
いては、回転テーブル上に載置したウェハを回転させ、
そのエッジをラインセンサで検出して、(26)と(27)、(3
9)式又は(40)式にあたる数値を求め、(26)と(27)式にあ
たる数値だけ、ウェハ位置を回転テーブルに対してシフ
トさせ、その後、回転テーブルを初期位置から(39)式又
は(40)式にあたる数値だけ回転させることによりプリア
ライメントを完了させることができる。
を、回転テーブル座標系で示す図である。
を、センサ座標系で示す図である。
り求める方法を示す図である。
位置にあるときの、回転テーブル、ウェハ、ラインセン
サとノッチ位置の関係を、回転テーブル座標系で示す図
である。
ハ、ラインセンサとノッチ位置の関係を、回転テーブル
座標系で示す図である。
である。
転角 α…回転テーブル座標系とセンサ座標系の角度
Claims (4)
- 【請求項1】 回転装置に載置されたウェハを回転さ
せ、ラインセンサでその外周の変動値を調べ、回転装置
の中心に対するウェハ偏芯量と、ウェハ中心における基
準方向に対するノッチ又はオリフラの角度を求めるウェ
ハの載置姿勢検出方法であって、ラインセンサの測定値
の変化率が所定値以上となる区間を検出し、それらの区
間を除いた位置でのラインセンサの測定値を使用して、
回転装置の中心に対するウェハの偏芯量を求め、前記ラ
インセンサの測定値の変化率が所定値以上となる区間、
又は当該区間の端部付近で、前記ラインセンサの測定値
を、前記偏芯による測定値の変化分を考慮して補正し
て、補正後のデータより、ウェハ中心における基準方向
に対するノッチ又はオリフラの中心点の角度を求めるこ
とを特徴とするウェハの載置姿勢検出方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のウェハの載置位置検出
方法で求められた偏芯量に応じた量だけウェハを回転装
置に対して相対移動させた後、前記ウェハ中心における
基準方向に対するノッチ又はオリフラの中心点の角度分
だけ、ウェハを回転させることを特徴とするウェハのプ
リアライメント方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載のウェハの載置位置検出
方法で求められたウェハ中心における基準方向に対する
ノッチ又はオリフラの中心点の角度分だけ、ウェハを回
転させ、その後、前記偏芯量に応じた量だけ、ウェハを
回転装置に対して相対移動させることを特徴とするウェ
ハのプリアライメント方法。 - 【請求項4】 ウェハを水平な平面状で互いに直角な2
方向に移動させる手段と、ウェハを回転軸の周りに回転
させる手段とを有してなり、これらの手段を駆動して、
請求項2又は請求項3に記載のウェハのプリアライメン
ト方法を実施する機能を有してなることを特徴とするウ
ェハのプリアライメント装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001114402A JP2002313887A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | ウェハの載置姿勢検出方法、ウェハのプリアライメント方法及びウェハのプリアライメント装置 |
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