JP2002344335A - 衛星デジタルラジオ受信機 - Google Patents
衛星デジタルラジオ受信機Info
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- JP2002344335A JP2002344335A JP2001144844A JP2001144844A JP2002344335A JP 2002344335 A JP2002344335 A JP 2002344335A JP 2001144844 A JP2001144844 A JP 2001144844A JP 2001144844 A JP2001144844 A JP 2001144844A JP 2002344335 A JP2002344335 A JP 2002344335A
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- channel
- digital radio
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 チャンネル検索により自動的に受信チャンネ
ルを切換える衛星デジタルラジオ受信機において、チャ
ンネル検索により自動的にチャンネルを切換えたとき
に、所望の番組が直ぐに終わってしまいユーザに不快感
を与えるということがない衛星デジタルラジオ受信機を
提供する。 【解決手段】 本発明の衛星デジタルラジオ受信機にお
いては、残り時間が一定時間よりも少ない場合は受信チ
ャンネルを変更しない。すなわち、番組(曲)の残り時
間が十分ある場合のみチャンネルを変更する。従って、
受信チャンネルを変更しても直ぐに番組が終わってしま
うということがなく、ユーザに不快感を与えることが回
避される。
ルを切換える衛星デジタルラジオ受信機において、チャ
ンネル検索により自動的にチャンネルを切換えたとき
に、所望の番組が直ぐに終わってしまいユーザに不快感
を与えるということがない衛星デジタルラジオ受信機を
提供する。 【解決手段】 本発明の衛星デジタルラジオ受信機にお
いては、残り時間が一定時間よりも少ない場合は受信チ
ャンネルを変更しない。すなわち、番組(曲)の残り時
間が十分ある場合のみチャンネルを変更する。従って、
受信チャンネルを変更しても直ぐに番組が終わってしま
うということがなく、ユーザに不快感を与えることが回
避される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星を使用して放
送されるデジタルラジオ放送を受信する衛星デジタルラ
ジオ受信機に関する。
送されるデジタルラジオ放送を受信する衛星デジタルラ
ジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、放送衛星を使ってラジオ番組を放
送する衛星デジタルラジオ放送が米国等で試験的に実施
されている。この種の衛星デジタルラジオ放送では、降
雨などによる減衰の少ないSバンドの電波を使用し、衛
星から大電力の中継器により電波を送信するため、小型
アンテナで安定した受信が可能であり、自動車等の移動
体でのラジオ放送の聴取に極めて適している。
送する衛星デジタルラジオ放送が米国等で試験的に実施
されている。この種の衛星デジタルラジオ放送では、降
雨などによる減衰の少ないSバンドの電波を使用し、衛
星から大電力の中継器により電波を送信するため、小型
アンテナで安定した受信が可能であり、自動車等の移動
体でのラジオ放送の聴取に極めて適している。
【0003】また、衛星デジタルラジオ放送では、ビル
影や山間部及びトンネル内などの衛星からの電波の届か
ない場所に地上再送信設備(ギャップフィラー)を設置
することで、高音質のラジオ放送をどこででも聴取する
ことができるようになる。衛星デジタルラジオ放送では
TDM(Time Division Multiplex :時分割多重)方式
を採用しており、数10から100チャンネル以上の番
組が同時に放送される。ラジオ受信機では、受信した信
号からユーザが所望するチャンネルのデータを抽出して
音声信号(オーディオ信号)に変換する。
影や山間部及びトンネル内などの衛星からの電波の届か
ない場所に地上再送信設備(ギャップフィラー)を設置
することで、高音質のラジオ放送をどこででも聴取する
ことができるようになる。衛星デジタルラジオ放送では
TDM(Time Division Multiplex :時分割多重)方式
を採用しており、数10から100チャンネル以上の番
組が同時に放送される。ラジオ受信機では、受信した信
号からユーザが所望するチャンネルのデータを抽出して
音声信号(オーディオ信号)に変換する。
【0004】また、衛星デジタルラジオ放送では、音声
信号とともにラベルといわれる番組情報が送られる。ラ
ベルには、当該番組のチャンネル番号及びチャンネル名
の他に、例えば音楽を放送中のときはアーティスト名、
曲名、曲の長さ(演奏時間)、現在の経過時間、次の曲
の長さや開始時間などの情報が含まれている。ラジオ受
信機では、ラベルを利用して種々の機能が実現される。
信号とともにラベルといわれる番組情報が送られる。ラ
ベルには、当該番組のチャンネル番号及びチャンネル名
の他に、例えば音楽を放送中のときはアーティスト名、
曲名、曲の長さ(演奏時間)、現在の経過時間、次の曲
の長さや開始時間などの情報が含まれている。ラジオ受
信機では、ラベルを利用して種々の機能が実現される。
【0005】例えば、現在聴取中の番組の番組名や演奏
中の曲名及びアーティスト名を表示装置に表示すること
が可能である。また、ユーザがキーワード、例えば好み
のアーティスト名をラジオ受信機に設定しておくと、そ
のアーティストの曲が放送されているチャンネルを自動
的に探し、該当するチャンネルが見つかると受信チャン
ネルを変更して当該アーティストの曲をユーザに提供す
るいわゆるチャンネル検索も可能である。
中の曲名及びアーティスト名を表示装置に表示すること
が可能である。また、ユーザがキーワード、例えば好み
のアーティスト名をラジオ受信機に設定しておくと、そ
のアーティストの曲が放送されているチャンネルを自動
的に探し、該当するチャンネルが見つかると受信チャン
ネルを変更して当該アーティストの曲をユーザに提供す
るいわゆるチャンネル検索も可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】衛星デジタルラジオ受
信機は、通常、チャンネル検索時にはチャンネル番号の
小さいチャンネルから順番にラベルを調べ、設定された
アーティストの曲(キーワードに一致した番組)が放送
されていることを検出すると受信チャンネルを自動的に
変更するようになっている。このため、複数のチャンネ
ルで同じアーティストの曲を同時に放送していると、ユ
ーザの思うようにチャンネルが切換えられないという欠
点がある。
信機は、通常、チャンネル検索時にはチャンネル番号の
小さいチャンネルから順番にラベルを調べ、設定された
アーティストの曲(キーワードに一致した番組)が放送
されていることを検出すると受信チャンネルを自動的に
変更するようになっている。このため、複数のチャンネ
ルで同じアーティストの曲を同時に放送していると、ユ
ーザの思うようにチャンネルが切換えられないという欠
点がある。
【0007】例えば、図8の模式図に示すように、ユー
ザの設定したアーティストの曲が4つのチャンネルで放
送されている場合、まずチャンネル23を最初に受信
し、曲の終了後は受信チャンネルをチャンネル25に切
換える。しかし、チャンネル25では残り時間が30秒
しかなく、チャンネル切換え後に直ぐに曲が終わってし
まう。その後、受信チャンネルをチャンネル56に切換
えるが、既に曲の始めから30秒が過ぎており、曲の途
中から聴くことになる。このように、設定されているア
ーティストの曲が複数のチャンネルで同時に放送されて
いる場合に、単にチャンネル番号の順番でチャンネルを
切換えるだけでは、どのチャンネルでも曲の途中から聴
くことになるのでユーザに不快感を与えてしまう。
ザの設定したアーティストの曲が4つのチャンネルで放
送されている場合、まずチャンネル23を最初に受信
し、曲の終了後は受信チャンネルをチャンネル25に切
換える。しかし、チャンネル25では残り時間が30秒
しかなく、チャンネル切換え後に直ぐに曲が終わってし
まう。その後、受信チャンネルをチャンネル56に切換
えるが、既に曲の始めから30秒が過ぎており、曲の途
中から聴くことになる。このように、設定されているア
ーティストの曲が複数のチャンネルで同時に放送されて
いる場合に、単にチャンネル番号の順番でチャンネルを
切換えるだけでは、どのチャンネルでも曲の途中から聴
くことになるのでユーザに不快感を与えてしまう。
【0008】本発明の目的は、チャンネル検索により自
動的に受信チャンネルを切換える衛星デジタルラジオ受
信機において、チャンネル検索により自動的にチャンネ
ルを切換えたときに、所望の番組が直ぐに終わってしま
いユーザに不快感を与えるということがない衛星デジタ
ルラジオ受信機を提供することである。
動的に受信チャンネルを切換える衛星デジタルラジオ受
信機において、チャンネル検索により自動的にチャンネ
ルを切換えたときに、所望の番組が直ぐに終わってしま
いユーザに不快感を与えるということがない衛星デジタ
ルラジオ受信機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願第1発明の衛星デジ
タルラジオ受信機は、制御手段と、複数のチャンネルの
放送が多重化されたデジタルラジオ信号を受信する受信
手段と、前記制御手段からの信号に応じて、前記受信手
段で受信した信号から所定のチャンネルの音声データ及
びラベルデータを抽出するデータ抽出手段と、ユーザに
より設定されたキーワードを記憶するキーワード記憶手
段と有し、前記制御手段は、前記データ抽出手段を制御
して、ユーザが聴取している番組を放送している受信チ
ャンネル以外のチャンネルのラベルデータを調べ、前記
キーワード記憶手段に記憶されているキーワードに対応
し、且つ残り時間が一定時間以上ある番組を検出したと
きに、当該番組を放送するチャンネルに受信チャンネル
を切換える。
タルラジオ受信機は、制御手段と、複数のチャンネルの
放送が多重化されたデジタルラジオ信号を受信する受信
手段と、前記制御手段からの信号に応じて、前記受信手
段で受信した信号から所定のチャンネルの音声データ及
びラベルデータを抽出するデータ抽出手段と、ユーザに
より設定されたキーワードを記憶するキーワード記憶手
段と有し、前記制御手段は、前記データ抽出手段を制御
して、ユーザが聴取している番組を放送している受信チ
ャンネル以外のチャンネルのラベルデータを調べ、前記
キーワード記憶手段に記憶されているキーワードに対応
し、且つ残り時間が一定時間以上ある番組を検出したと
きに、当該番組を放送するチャンネルに受信チャンネル
を切換える。
【0010】本発明の衛星デジタルラジオ受信機におい
ては、チャンネル検索時にキーワードに一致する番組
(曲)が検出されても、残り時間が一定時間未満の場合
は受信チャンネルを変更しない。すなわち、番組(曲)
の残り時間が十分ある場合のみチャンネルを変更する。
従って、受信チャンネルを変更しても直ぐに番組が終わ
ってしまうということがなく、ユーザに不快感を与える
ことが回避される。
ては、チャンネル検索時にキーワードに一致する番組
(曲)が検出されても、残り時間が一定時間未満の場合
は受信チャンネルを変更しない。すなわち、番組(曲)
の残り時間が十分ある場合のみチャンネルを変更する。
従って、受信チャンネルを変更しても直ぐに番組が終わ
ってしまうということがなく、ユーザに不快感を与える
ことが回避される。
【0011】本願第2発明の衛星デジタルラジオ受信機
は、制御手段と、複数のチャンネルの放送が多重化され
たデジタルラジオ信号を受信する受信手段と、前記制御
手段からの信号に応じて、前記受信手段で受信した信号
から所定のチャンネルの音声データ及びラベルデータを
抽出するデータ抽出手段と、ユーザにより設定されたキ
ーワードを記憶するキーワード記憶手段と有し、前記制
御手段は、前記データ抽出手段を制御して、ユーザが聴
取している番組を放送している受信チャンネル以外のチ
ャンネルのラベルデータを調べ、前記キーワード記憶手
段に記憶されているキーワードに対応し、且つこれから
放送が開始される番組を検出したときに、当該番組を放
送するチャンネルに受信チャンネルを切換える。
は、制御手段と、複数のチャンネルの放送が多重化され
たデジタルラジオ信号を受信する受信手段と、前記制御
手段からの信号に応じて、前記受信手段で受信した信号
から所定のチャンネルの音声データ及びラベルデータを
抽出するデータ抽出手段と、ユーザにより設定されたキ
ーワードを記憶するキーワード記憶手段と有し、前記制
御手段は、前記データ抽出手段を制御して、ユーザが聴
取している番組を放送している受信チャンネル以外のチ
ャンネルのラベルデータを調べ、前記キーワード記憶手
段に記憶されているキーワードに対応し、且つこれから
放送が開始される番組を検出したときに、当該番組を放
送するチャンネルに受信チャンネルを切換える。
【0012】本発明の衛星デジタルラジオ受信機におい
ては、チャンネル検索時にキーワードに一致する番組
(曲)が検出されても、当該番組が既に放送途中である
場合には受信チャンネルを変更しない。すなわち、番組
(曲)の最初から受信できるできる場合にのみチャンネ
ルを変更する。これにより、受信チャンネルを切換えて
も番組の最初から聴取する。本発明においても、受信チ
ャンネルを変更しても直ぐに番組が終わってしまうとい
うことがなく、ユーザに不快感を与えることが回避され
る。
ては、チャンネル検索時にキーワードに一致する番組
(曲)が検出されても、当該番組が既に放送途中である
場合には受信チャンネルを変更しない。すなわち、番組
(曲)の最初から受信できるできる場合にのみチャンネ
ルを変更する。これにより、受信チャンネルを切換えて
も番組の最初から聴取する。本発明においても、受信チ
ャンネルを変更しても直ぐに番組が終わってしまうとい
うことがなく、ユーザに不快感を与えることが回避され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は衛星デジタルラジオ放送シ
ステムを示す模式図である。衛星デジタルラジオ放送シ
ステムでは、複数(図では2個)の放送衛星(静止衛
星)11を使用し、放送主局10から放送衛星11に、
多数のチャンネルの放送が多重化されたデジタルラジオ
信号が送られる。静止衛星11では、受信した信号を大
出力のトランスポンダ(中継機)を介して地上に送信す
る。
て、添付の図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は衛星デジタルラジオ放送シ
ステムを示す模式図である。衛星デジタルラジオ放送シ
ステムでは、複数(図では2個)の放送衛星(静止衛
星)11を使用し、放送主局10から放送衛星11に、
多数のチャンネルの放送が多重化されたデジタルラジオ
信号が送られる。静止衛星11では、受信した信号を大
出力のトランスポンダ(中継機)を介して地上に送信す
る。
【0014】衛星デジタルラジオ受信機13は、放送衛
星11から送信された信号を直接受信することができ
る。また、ビル影や山間部及びトンネル内などのように
放送衛星11からの電波が届かないところでは、地上リ
ピータ(ギャップフィラー)12により再送信された電
波を受信することができる。図2は衛星デジタルラジオ
受信機13の構成を示すブロック図である。この図2に
示すように、衛星デジタルラジオ受信機13は、アンテ
ナ21、チューナ部22、信号復調部23、チャンネル
復調部24、音声デコーダ25、データデコーダ26,
27、制御部28、操作部29及びキーワード記憶部3
0により構成されている。
星11から送信された信号を直接受信することができ
る。また、ビル影や山間部及びトンネル内などのように
放送衛星11からの電波が届かないところでは、地上リ
ピータ(ギャップフィラー)12により再送信された電
波を受信することができる。図2は衛星デジタルラジオ
受信機13の構成を示すブロック図である。この図2に
示すように、衛星デジタルラジオ受信機13は、アンテ
ナ21、チューナ部22、信号復調部23、チャンネル
復調部24、音声デコーダ25、データデコーダ26,
27、制御部28、操作部29及びキーワード記憶部3
0により構成されている。
【0015】アンテナ21で受信した衛星デジタルラジ
オ信号は、チューナ部22内の低ノイズアンプでブース
トされた後、同じくチューナ部22内のミキサー及びバ
ンドパスフィルタ(いずれも図示せず)で中間周波信号
(IF信号)に変換される。信号復調部23は、チュー
ナ部22から出力された中間周波信号を検波及び復調
し、TDM(時分割多重)ビットストリームを出力す
る。
オ信号は、チューナ部22内の低ノイズアンプでブース
トされた後、同じくチューナ部22内のミキサー及びバ
ンドパスフィルタ(いずれも図示せず)で中間周波信号
(IF信号)に変換される。信号復調部23は、チュー
ナ部22から出力された中間周波信号を検波及び復調
し、TDM(時分割多重)ビットストリームを出力す
る。
【0016】チャンネル復調部24は、信号復調部22
から出力されたTDMビットストリームから所定のチャ
ンネルのデータを抽出して出力する。チャンネル復調部
24から出力されるデータは、ユーザに提供する番組
(曲)の音声データ(オーディオ信号)とその番組に付
加されたラベルのデータ、及び他チャンネル(裏番組)
のラベルのデータである。どのチャンネルのデータを抽
出するのかは、制御部28により制御される。なお、衛
星デジタルラジオ放送では、ラベル内に画像データを含
ませることも可能であるが、本実施の形態ではラベル内
には文字データのみが含まれているものとしている。
から出力されたTDMビットストリームから所定のチャ
ンネルのデータを抽出して出力する。チャンネル復調部
24から出力されるデータは、ユーザに提供する番組
(曲)の音声データ(オーディオ信号)とその番組に付
加されたラベルのデータ、及び他チャンネル(裏番組)
のラベルのデータである。どのチャンネルのデータを抽
出するのかは、制御部28により制御される。なお、衛
星デジタルラジオ放送では、ラベル内に画像データを含
ませることも可能であるが、本実施の形態ではラベル内
には文字データのみが含まれているものとしている。
【0017】チャンネル復調部24から出力された受信
チャンネルの音声データは、音声デコーダ25でデジタ
ルオーディオ信号に変換される。このデジタルオーディ
オ信号はD/A(デジタル/アナログ)変換器でアナロ
グのオーディオ信号に変換され、アンプで増幅された
後、スピーカー(いずれも図示せず)に供給される。ま
た、チャネル復調部24から出力された受信チャンネル
のラベルデータはデータデコーダ26で文字列データに
復号化される。この文字列データは制御部28に送ら
れ、制御部28によって表示装置(図示せず)に適宜番
組情報が表示される。
チャンネルの音声データは、音声デコーダ25でデジタ
ルオーディオ信号に変換される。このデジタルオーディ
オ信号はD/A(デジタル/アナログ)変換器でアナロ
グのオーディオ信号に変換され、アンプで増幅された
後、スピーカー(いずれも図示せず)に供給される。ま
た、チャネル復調部24から出力された受信チャンネル
のラベルデータはデータデコーダ26で文字列データに
復号化される。この文字列データは制御部28に送ら
れ、制御部28によって表示装置(図示せず)に適宜番
組情報が表示される。
【0018】チャネル復調部24から出力された他チャ
ンネルのラベルデータは、データデコーダ27で文字列
データに復号化され、制御部28に出力される。操作部
29には手動で受信チャンネルを切換えるためのボタン
や、チャンネル検索時のキーワードを入力するための入
力装置が設けられている。制御部28は、操作部29か
らの信号及びデータデコーダ27から入力されたデータ
に基づいて、チューナ部22、信号復調部23及びチャ
ネル復調部24を制御する。キーワード記憶部30に
は、ユーザが設定したキーワードが記憶される。
ンネルのラベルデータは、データデコーダ27で文字列
データに復号化され、制御部28に出力される。操作部
29には手動で受信チャンネルを切換えるためのボタン
や、チャンネル検索時のキーワードを入力するための入
力装置が設けられている。制御部28は、操作部29か
らの信号及びデータデコーダ27から入力されたデータ
に基づいて、チューナ部22、信号復調部23及びチャ
ネル復調部24を制御する。キーワード記憶部30に
は、ユーザが設定したキーワードが記憶される。
【0019】なお、実際の衛星デジタルラジオ受信機で
は、マルチパス干渉及び瞬断を防止するために、スペー
スダイバーシティ、タイムダイバーシティ及び周波数ダ
イバーシティ等の対策がなされるが、本実施の形態では
これらの説明を省略する。以下、本実施の形態の衛星デ
ジタルラジオ受信機のチャンネル検索時の動作につい
て、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
は、マルチパス干渉及び瞬断を防止するために、スペー
スダイバーシティ、タイムダイバーシティ及び周波数ダ
イバーシティ等の対策がなされるが、本実施の形態では
これらの説明を省略する。以下、本実施の形態の衛星デ
ジタルラジオ受信機のチャンネル検索時の動作につい
て、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0020】本実施の形態の衛星デジタルラジオ受信機
は、チャンネル検索でキーワードに一致する番組(曲)
を検出したときに、その番組の残り時間を調べ、残り時
間が一定の時間以上ある場合に、受信チャンネルを切換
える。本実施の形態では、残り時間が4分以上ある場
合、又は全体の演奏時間の80%以上ある場合に、受信
チャンネルを切換えるものとする。残り時間及び全体の
演奏時間は、その番組のラベルを調べることにより取得
することができる。
は、チャンネル検索でキーワードに一致する番組(曲)
を検出したときに、その番組の残り時間を調べ、残り時
間が一定の時間以上ある場合に、受信チャンネルを切換
える。本実施の形態では、残り時間が4分以上ある場
合、又は全体の演奏時間の80%以上ある場合に、受信
チャンネルを切換えるものとする。残り時間及び全体の
演奏時間は、その番組のラベルを調べることにより取得
することができる。
【0021】まず、ステップS11でユーザが操作部2
9を操作し受信チャンネルとして所望のチャンネルを設
定すると、制御部28はチャンネル復調部24を制御し
て設定されたチャンネル(受信チャンネル)の音声デー
タ及びラベルデータを抽出する。音声データは音声デコ
ーダ25に送られて復号化された後、D/A変換器でア
ナログオーディオ信号に変換され、アンプを介してスピ
ーカーに供給される。また、チャンネル復調部24から
出力された受信チャンネルのラベルデータデータデコー
ダ26により復号化され、制御部28によって表示装置
に送られる。これにより、表示装置に現在聴取中の曲の
アーティスト名や曲名などが表示される。
9を操作し受信チャンネルとして所望のチャンネルを設
定すると、制御部28はチャンネル復調部24を制御し
て設定されたチャンネル(受信チャンネル)の音声デー
タ及びラベルデータを抽出する。音声データは音声デコ
ーダ25に送られて復号化された後、D/A変換器でア
ナログオーディオ信号に変換され、アンプを介してスピ
ーカーに供給される。また、チャンネル復調部24から
出力された受信チャンネルのラベルデータデータデコー
ダ26により復号化され、制御部28によって表示装置
に送られる。これにより、表示装置に現在聴取中の曲の
アーティスト名や曲名などが表示される。
【0022】ステップS12でユーザによりキーワード
(ここでは、アーティスト名とする)が設定されると、
ステップS13に移行し、制御部28はチャンネル復調
部24を制御して、他チャンネルのラベルデータを抽出
する。このデータはデータデコーダ27で復号化された
後、制御部28に入力される。制御部28は、このラベ
ルデータと、キーワード記憶部30に記憶されているキ
ーワードとを比較する。これは、例えばチャンネル番号
の小さいチャンネルから順番に行われ、ステップS14
で検索結果が一致したか否かが判断される。検索結果が
一致していない場合は、ステップS13に戻り、制御部
28はチャンネル復調部24を制御して次のチャンネル
のラベルデータを取得し、ステップ14でキーワード記
憶部30に記録されているキーワードと一致するか否か
を判断する。
(ここでは、アーティスト名とする)が設定されると、
ステップS13に移行し、制御部28はチャンネル復調
部24を制御して、他チャンネルのラベルデータを抽出
する。このデータはデータデコーダ27で復号化された
後、制御部28に入力される。制御部28は、このラベ
ルデータと、キーワード記憶部30に記憶されているキ
ーワードとを比較する。これは、例えばチャンネル番号
の小さいチャンネルから順番に行われ、ステップS14
で検索結果が一致したか否かが判断される。検索結果が
一致していない場合は、ステップS13に戻り、制御部
28はチャンネル復調部24を制御して次のチャンネル
のラベルデータを取得し、ステップ14でキーワード記
憶部30に記録されているキーワードと一致するか否か
を判断する。
【0023】このようにして、制御部28はユーザが設
定した受信チャンネルのラジオ放送をユーザに提供しな
がら、検索結果が一致するまで全てのチャンネルのラベ
ルデータを順番に調べる。キーワードとラベルのデータ
とが一致した場合は、ステップS14からステップS1
5に移行する。ステップS15では、曲の演奏時間及び
残り時間を調べ、残り時間が4分未満であり、且つ演奏
時間の80%未満の場合はステップS13に戻り、他の
チャンネルのラベルデータを調べる。
定した受信チャンネルのラジオ放送をユーザに提供しな
がら、検索結果が一致するまで全てのチャンネルのラベ
ルデータを順番に調べる。キーワードとラベルのデータ
とが一致した場合は、ステップS14からステップS1
5に移行する。ステップS15では、曲の演奏時間及び
残り時間を調べ、残り時間が4分未満であり、且つ演奏
時間の80%未満の場合はステップS13に戻り、他の
チャンネルのラベルデータを調べる。
【0024】一方、ステップS15で残り時間が4分以
上ある場合、又は残り時間が演奏時間の80%以上ある
場合は、ステップS16に移行して、受信チャンネルを
変更し、新たなチャンネルの放送をユーザに提供する。
これにより、ユーザはキーワードとして設定したアーテ
ィストの曲を聴くことができる。なお、上記の処理は、
ユーザによるチャネル検索の終了の操作、又は電源のオ
フにより終了する。
上ある場合、又は残り時間が演奏時間の80%以上ある
場合は、ステップS16に移行して、受信チャンネルを
変更し、新たなチャンネルの放送をユーザに提供する。
これにより、ユーザはキーワードとして設定したアーテ
ィストの曲を聴くことができる。なお、上記の処理は、
ユーザによるチャネル検索の終了の操作、又は電源のオ
フにより終了する。
【0025】本実施の形態の衛星デジタルラジオ受信機
では、残り時間が4分以上又は残り時間が演奏時間の8
0%以上ある場合にのみ受信チャンネルを切換えるの
で、受信チャネル切換え後に短時間で演奏が終わってし
まうということがなく、ユーザに不快感を与えることを
回避できる。図4は、本実施の形態の衛星デジタルラジ
オ受信機の受信チャンネルの推移を示す図である。この
図4を参照してより具体的に詳細に説明する。
では、残り時間が4分以上又は残り時間が演奏時間の8
0%以上ある場合にのみ受信チャンネルを切換えるの
で、受信チャネル切換え後に短時間で演奏が終わってし
まうということがなく、ユーザに不快感を与えることを
回避できる。図4は、本実施の形態の衛星デジタルラジ
オ受信機の受信チャンネルの推移を示す図である。この
図4を参照してより具体的に詳細に説明する。
【0026】例えばユーザがキーワードとして「マイケ
ルジャクソン」を設定したとする。そして、チャンネル
23で放送されているマイケルジャクソンの曲を聴いて
いたとする。この放送を受信中に制御部28はチャンネ
ル復調部24を制御して他のチャンネルで放送中の番組
のラベルを調べ、その結果、時刻t1でチャンネル25
でマイケルジャクソンの曲が始まり、時刻t2でチャン
ネル125でマイケルジャクソンの曲が始まることを検
出する。しかし、時刻t1,t2では受信チャンネルで
あるチャンネル23でマイケルジャクソンの曲が放送中
であるので、ここでは受信チャンネルを変更することな
く、チャンネル23の放送をユーザに提供しつづける。
ルジャクソン」を設定したとする。そして、チャンネル
23で放送されているマイケルジャクソンの曲を聴いて
いたとする。この放送を受信中に制御部28はチャンネ
ル復調部24を制御して他のチャンネルで放送中の番組
のラベルを調べ、その結果、時刻t1でチャンネル25
でマイケルジャクソンの曲が始まり、時刻t2でチャン
ネル125でマイケルジャクソンの曲が始まることを検
出する。しかし、時刻t1,t2では受信チャンネルで
あるチャンネル23でマイケルジャクソンの曲が放送中
であるので、ここでは受信チャンネルを変更することな
く、チャンネル23の放送をユーザに提供しつづける。
【0027】チャンネル23でマイケルジャクソンの曲
が終了した時刻t3で、チャンネル25及びチャンネル
125ではマイケルジャクソンの曲が放送されている
が、いずれも残り時間が4分未満且つ全体の演奏時間の
80%未満であるのでここでは受信チャンネルを変更し
ない。しかし、チャンネル56ではこれからマイケルジ
ャクソンの曲が放送されるので、制御部28はチャンネ
ル復調部24を制御して、受信チャンネルをチャンネル
56に切換える。これにより、ユーザは、チャンネル5
6で放送されるマイケルジャクソンの曲を初めから聴く
ことができる。
が終了した時刻t3で、チャンネル25及びチャンネル
125ではマイケルジャクソンの曲が放送されている
が、いずれも残り時間が4分未満且つ全体の演奏時間の
80%未満であるのでここでは受信チャンネルを変更し
ない。しかし、チャンネル56ではこれからマイケルジ
ャクソンの曲が放送されるので、制御部28はチャンネ
ル復調部24を制御して、受信チャンネルをチャンネル
56に切換える。これにより、ユーザは、チャンネル5
6で放送されるマイケルジャクソンの曲を初めから聴く
ことができる。
【0028】チャンネル56でマイケルジャクソンの曲
が終了し、全てのチャンネルでマイケルジャクソンの曲
が放送されないときは、受信チャンネルをユーザにより
設定された元のチャンネル(この例ではチャンネル2
3)に変更する。但し、変更後のチャンネル(この例で
はチャンネル56)の放送を継続して聴取するようにし
てもよい。
が終了し、全てのチャンネルでマイケルジャクソンの曲
が放送されないときは、受信チャンネルをユーザにより
設定された元のチャンネル(この例ではチャンネル2
3)に変更する。但し、変更後のチャンネル(この例で
はチャンネル56)の放送を継続して聴取するようにし
てもよい。
【0029】本実施の形態では、現在聴いている曲の終
了時にキーワードに設定されたアーティストの曲が他の
チャンネルで放送されていたとしても、残り時間が一定
時間よりも少ないときには受信チャンネルを変更しな
い。従って、本実施の形態の衛星デジタルラジオ受信機
では、受信チャンネルを切換えても曲の最後のほうしか
聴けなくて不快な思いをすることが回避される。
了時にキーワードに設定されたアーティストの曲が他の
チャンネルで放送されていたとしても、残り時間が一定
時間よりも少ないときには受信チャンネルを変更しな
い。従って、本実施の形態の衛星デジタルラジオ受信機
では、受信チャンネルを切換えても曲の最後のほうしか
聴けなくて不快な思いをすることが回避される。
【0030】(第2の実施の形態)以下、本発明の第2
の実施の形態の衛星デジタルラジオ受信機について説明
する。本実施の形態の衛星デジタルラジオ受信機が第1
の実施の形態と異なる点はチャンネル検索時の制御部2
8の動作が異なることにあり、その他の構成は基本的に
第1の実施の形態と同じであるので、本実施の形態でも
図2を参照して説明する。
の実施の形態の衛星デジタルラジオ受信機について説明
する。本実施の形態の衛星デジタルラジオ受信機が第1
の実施の形態と異なる点はチャンネル検索時の制御部2
8の動作が異なることにあり、その他の構成は基本的に
第1の実施の形態と同じであるので、本実施の形態でも
図2を参照して説明する。
【0031】本実施の形態では、チャンネル検索でキー
ワードに一致する番組(曲)を検出したときに、その番
組が既に放送途中である場合には受信チャンネルを切換
えない。本実施の形態の衛星デジタルラジオ受信機のチ
ャンネル検索時の動作について、図5に示すフローチャ
ートを参照して説明する。
ワードに一致する番組(曲)を検出したときに、その番
組が既に放送途中である場合には受信チャンネルを切換
えない。本実施の形態の衛星デジタルラジオ受信機のチ
ャンネル検索時の動作について、図5に示すフローチャ
ートを参照して説明する。
【0032】まず、ステップS21でユーザが操作部2
9を操作して所望のチャンネルを設定すると、制御部2
8はチャンネル復調部24を制御して設定されたチャン
ネル(受信チャンネル)の音声データ及びラベルデータ
を抽出する。音声データは音声デコーダ25に送られて
復号化された後、アナログオーディオ信号に変換され、
スピーカーから出力される。また、チャンネル復調部2
4から出力された受信チャンネルのラベルデータはデー
タデコーダ26により復号化され、制御部28によって
表示装置に送られる。これにより、表示装置に現在聴取
中の曲のアーティスト名や曲名などが表示される。
9を操作して所望のチャンネルを設定すると、制御部2
8はチャンネル復調部24を制御して設定されたチャン
ネル(受信チャンネル)の音声データ及びラベルデータ
を抽出する。音声データは音声デコーダ25に送られて
復号化された後、アナログオーディオ信号に変換され、
スピーカーから出力される。また、チャンネル復調部2
4から出力された受信チャンネルのラベルデータはデー
タデコーダ26により復号化され、制御部28によって
表示装置に送られる。これにより、表示装置に現在聴取
中の曲のアーティスト名や曲名などが表示される。
【0033】ステップS22でユーザによりキーワード
が設定されると、ステップS23に移行し、制御部28
はチャンネル復調部24を制御して他チャンネルのラベ
ルデータを抽出する。このデータはデータデコーダ27
で復号化された後、制御部28に入力される。制御部2
8は、このラベルデータと、キーワード記憶部30に記
憶されているキーワードとを比較する。これは、例えば
チャンネル番号の小さいチャンネルから順番に行われ、
ステップS24で検索結果が一致したか否かが判断され
る。検索結果が一致していない場合は、ステップS23
に戻り、制御部28はチャンネル復調部24を制御して
次のチャンネルのラベルデータを取得し、ステップS2
4でキーワード記憶部30に記憶されたキーワードと一
致するか否かを判断する。
が設定されると、ステップS23に移行し、制御部28
はチャンネル復調部24を制御して他チャンネルのラベ
ルデータを抽出する。このデータはデータデコーダ27
で復号化された後、制御部28に入力される。制御部2
8は、このラベルデータと、キーワード記憶部30に記
憶されているキーワードとを比較する。これは、例えば
チャンネル番号の小さいチャンネルから順番に行われ、
ステップS24で検索結果が一致したか否かが判断され
る。検索結果が一致していない場合は、ステップS23
に戻り、制御部28はチャンネル復調部24を制御して
次のチャンネルのラベルデータを取得し、ステップS2
4でキーワード記憶部30に記憶されたキーワードと一
致するか否かを判断する。
【0034】このようにして、ユーザが設定した受信チ
ャンネルのラジオ放送をユーザに提供しながら、検索結
果が一致するまで全てのチャンネルのラベルデータを順
番に調べる。キーワードとラベルデータとが一致した場
合は、ステップS24からステップS25に移行する。
ステップS25では、ラベルのデータから既にユーザが
設定したアーティストの曲が始まっているか否かを判定
する。既にユーザが設定したアーティストの曲が始まっ
ているときはステップS23に戻り、次のチャンネルの
ラベルデータを調べる。
ャンネルのラジオ放送をユーザに提供しながら、検索結
果が一致するまで全てのチャンネルのラベルデータを順
番に調べる。キーワードとラベルデータとが一致した場
合は、ステップS24からステップS25に移行する。
ステップS25では、ラベルのデータから既にユーザが
設定したアーティストの曲が始まっているか否かを判定
する。既にユーザが設定したアーティストの曲が始まっ
ているときはステップS23に戻り、次のチャンネルの
ラベルデータを調べる。
【0035】一方、ステップS25でユーザが設定した
アーティストの曲がこれから始まると判定したときは、
ステップS26に移行して受信チャンネルを変更し、新
たなチャンネルの放送をユーザに提供する。これによ
り、ユーザがキーワードとして設定したアーティストの
曲を初めから聴くことができる。なお、上記の処理は、
ユーザによるチャネル検索の終了の操作、又は電源のオ
フにより終了する。
アーティストの曲がこれから始まると判定したときは、
ステップS26に移行して受信チャンネルを変更し、新
たなチャンネルの放送をユーザに提供する。これによ
り、ユーザがキーワードとして設定したアーティストの
曲を初めから聴くことができる。なお、上記の処理は、
ユーザによるチャネル検索の終了の操作、又は電源のオ
フにより終了する。
【0036】図6は、チャンネル検索開始時にキーワー
ドに一致するアーティストの曲がどのチャンネルでも放
送されていないときの本実施の形態のラジオ受信機の動
作を示している。例えば、現在チャンネル21を受信中
に、時刻t1でマイケルジャクソンの検索を開始したと
する。制御部28はマイケルジャクソンの曲が他のチャ
ンネルで放送されていないか調べ、ここではどのチャン
ネルでもマイケルジャクソンの曲が放送されていないの
で、チャンネル21の聴取を続ける。
ドに一致するアーティストの曲がどのチャンネルでも放
送されていないときの本実施の形態のラジオ受信機の動
作を示している。例えば、現在チャンネル21を受信中
に、時刻t1でマイケルジャクソンの検索を開始したと
する。制御部28はマイケルジャクソンの曲が他のチャ
ンネルで放送されていないか調べ、ここではどのチャン
ネルでもマイケルジャクソンの曲が放送されていないの
で、チャンネル21の聴取を続ける。
【0037】時刻t2でチャンネル56でマイケルジャ
クソンの曲(番組F)が放送開始されることを検出する
と、制御部28は受信チャンネルを56に切換え、ユー
ザにマイケルジャクソンの曲を提供する。図7は、チャ
ンネル検索開始時に他のチャンネルでキーワードに一致
する放送が放送されているときの本実施の形態のラジオ
受信機の動作を示している。
クソンの曲(番組F)が放送開始されることを検出する
と、制御部28は受信チャンネルを56に切換え、ユー
ザにマイケルジャクソンの曲を提供する。図7は、チャ
ンネル検索開始時に他のチャンネルでキーワードに一致
する放送が放送されているときの本実施の形態のラジオ
受信機の動作を示している。
【0038】チャンネル21の放送を受信中、時刻t1
にマイケルジャクソンをキーワードとしてチャンネル検
索を開始したとする。このとき、チャンネル56でマイ
ケルジャクソンの曲(番組D)が放送されているが、こ
こでは既に番組(曲)の途中まで放送されているので、
受信チャンネルの切換えは行われず、チャンネル21の
受信を継続する。
にマイケルジャクソンをキーワードとしてチャンネル検
索を開始したとする。このとき、チャンネル56でマイ
ケルジャクソンの曲(番組D)が放送されているが、こ
こでは既に番組(曲)の途中まで放送されているので、
受信チャンネルの切換えは行われず、チャンネル21の
受信を継続する。
【0039】時刻t2でチャンネル56でマイケルジャ
クソンの曲(番組F)が放送開始されると、制御部28
は受信チャンネルを当該チャンネルに変更し、マイケル
ジャクソンの曲をユーザに提供する。本実施の形態で
は、他のチャンネルでキーワードに一致する番組が放送
されている場合であっても、その番組が既に途中まで放
送されているときには受信チャンネルを変更しない。こ
れにより、チャンネルを変更した後に直ぐに番組が終わ
ってしまうということが回避され、第1の実施の形態と
同様に、ユーザに不快な思いをさせることがない。ま
た、本実施の形態では、常に番組(曲)を最初から聴取
することができる。
クソンの曲(番組F)が放送開始されると、制御部28
は受信チャンネルを当該チャンネルに変更し、マイケル
ジャクソンの曲をユーザに提供する。本実施の形態で
は、他のチャンネルでキーワードに一致する番組が放送
されている場合であっても、その番組が既に途中まで放
送されているときには受信チャンネルを変更しない。こ
れにより、チャンネルを変更した後に直ぐに番組が終わ
ってしまうということが回避され、第1の実施の形態と
同様に、ユーザに不快な思いをさせることがない。ま
た、本実施の形態では、常に番組(曲)を最初から聴取
することができる。
【0040】なお、上記第1及び第2の実施の形態で
は、いずれも全てのチャンネルのラベルデータを抽出し
て検索キーワードと比較する場合について説明したが、
衛星デジタルラジオ放送では、チャンネルによって放送
される番組のジャンル(音楽、スポーツ、ニュース等)
が異なる。従って、検索するチャンネルを限定するよう
にしてもよい。例えば音楽を聴く場合は、音楽番組を放
送するチャンネルのラベルのみを調べるようにすれば、
検索効率が向上する。
は、いずれも全てのチャンネルのラベルデータを抽出し
て検索キーワードと比較する場合について説明したが、
衛星デジタルラジオ放送では、チャンネルによって放送
される番組のジャンル(音楽、スポーツ、ニュース等)
が異なる。従って、検索するチャンネルを限定するよう
にしてもよい。例えば音楽を聴く場合は、音楽番組を放
送するチャンネルのラベルのみを調べるようにすれば、
検索効率が向上する。
【0041】また、衛星デジタルラジオ放送では、ラベ
ルにより現在放送中の曲の終了時刻又は次の曲の開始時
刻がわかるので、次にラベルを調べるタイミングを現在
放送中の曲の終了時刻又は次の曲の開始時刻に合わせて
行うようにすれば、検索効率がより一層向上する。更
に、上記第1及び第2の実施の形態ではいずれも検索キ
ーワードがアーティスト名の場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、曲名や曲のジ
ャンル(ポップス、ロック、クラシック等)などの項目
で検索する場合にも適用できる。
ルにより現在放送中の曲の終了時刻又は次の曲の開始時
刻がわかるので、次にラベルを調べるタイミングを現在
放送中の曲の終了時刻又は次の曲の開始時刻に合わせて
行うようにすれば、検索効率がより一層向上する。更
に、上記第1及び第2の実施の形態ではいずれも検索キ
ーワードがアーティスト名の場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、曲名や曲のジ
ャンル(ポップス、ロック、クラシック等)などの項目
で検索する場合にも適用できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の衛星デジ
タルラジオ受信機によれば、チャンネル検索時にキーワ
ードに一致する番組(曲)が検出されても、当該番組が
既に放送途中である場合、又は残り時間が一定時間未満
しかない場合には受信チャンネルを変更しない。すなわ
ち、番組(曲)の最初から受信できるできる場合、又は
残り時間が一定時間以上ある場合にのみ受信チャンネル
を変更する。これにより、チャンネルを変更しても直ぐ
に番組が終わってしまうということがなく、ユーザに不
快感を与えることが回避される。
タルラジオ受信機によれば、チャンネル検索時にキーワ
ードに一致する番組(曲)が検出されても、当該番組が
既に放送途中である場合、又は残り時間が一定時間未満
しかない場合には受信チャンネルを変更しない。すなわ
ち、番組(曲)の最初から受信できるできる場合、又は
残り時間が一定時間以上ある場合にのみ受信チャンネル
を変更する。これにより、チャンネルを変更しても直ぐ
に番組が終わってしまうということがなく、ユーザに不
快感を与えることが回避される。
【図1】図1は、衛星デジタルラジオ放送システムを示
す模式図である。
す模式図である。
【図2】図2は、衛星デジタルラジオ受信機の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】図3は、第1の実施の形態の衛星デジタルラジ
オ受信機のチャンネル検索時の動作を示すフローチャー
トである。
オ受信機のチャンネル検索時の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】図4は、第1の実施の形態の衛星デジタルラジ
オ受信機の受信チャンネルの推移を示す模式図である。
オ受信機の受信チャンネルの推移を示す模式図である。
【図5】図5は、第2の実施の形態の衛星デジタルラジ
オ受信機のチャンネル検索時の動作を示すフローチャー
トである。
オ受信機のチャンネル検索時の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】図6は、チャンネル検索開始時にキーワードに
一致するアーティストの曲がどのチャンネルでも放送さ
れていないときの第2の実施の形態のラジオ受信機の動
作を示巣模式図である。
一致するアーティストの曲がどのチャンネルでも放送さ
れていないときの第2の実施の形態のラジオ受信機の動
作を示巣模式図である。
【図7】図7は、チャンネル検索開始時に他のチャンネ
ルでキーワードに一致する放送が放送されているときの
第2の実施の形態のラジオ受信機の動作を示す図であ
る。
ルでキーワードに一致する放送が放送されているときの
第2の実施の形態のラジオ受信機の動作を示す図であ
る。
【図8】図8は、キーワードに一致する番組が複数ある
ときにチャンネル番号の順番で受信チャンネルを切換え
るようにした衛星デジタルラジオ受信機の問題点を示す
模式図である。
ときにチャンネル番号の順番で受信チャンネルを切換え
るようにした衛星デジタルラジオ受信機の問題点を示す
模式図である。
10…放送主局 11…放送衛星、 12…地上リピータ(ギャップフィラー)、 13…ラジオ受信機、 21…アンテナ、 22…チューナ部、 23…信号復調部、 24…チャンネル復調部、 25…音声デコーダ、 26,27…データデコーダ、 28…制御部、 29…操作部、 30…キーワード記憶部。
Claims (5)
- 【請求項1】 制御手段と、 複数のチャンネルの放送が多重化されたデジタルラジオ
信号を受信する受信手段と、 前記制御手段からの信号に応じて、前記受信手段で受信
した信号から所定のチャンネルの音声データ及びラベル
データを抽出するデータ抽出手段と、 ユーザにより設定されたキーワードを記憶するキーワー
ド記憶手段とを有し、 前記制御手段は、前記データ抽出手段を制御して、ユー
ザが聴取している番組を放送している受信チャンネル以
外のチャンネルのラベルデータを調べ、前記キーワード
記憶手段に記憶されているキーワードに対応し、且つ残
り時間が一定時間以上ある番組を検出したときに、当該
番組を放送するチャンネルに受信チャンネルを切換える
ことを特徴とする衛星デジタルラジオ受信機。 - 【請求項2】 制御手段と、 複数のチャンネルの放送が多重化されたデジタルラジオ
信号を受信する受信手段と、 前記制御手段からの信号に応じて、前記受信手段で受信
した信号から所定のチャンネルの音声データ及びラベル
データを抽出するデータ抽出手段と、 ユーザにより設定されたキーワードを記憶するキーワー
ド記憶手段とを有し、 前記制御手段は、前記データ抽出手段を制御して、ユー
ザが聴取している番組を放送している受信チャンネル以
外のチャンネルのラベルデータを調べ、前記キーワード
記憶手段に記憶されているキーワードに対応し、且つこ
れから放送が開始される番組を検出したときに、当該番
組を放送するチャンネルに受信チャンネルを切換えるこ
とを特徴とする衛星デジタルラジオ受信機。 - 【請求項3】 前記制御部は、現在受信中のチャンネル
で前記キーワードに対応する番組が放送されているとき
には、受信チャンネルの切換えを行わないことを特徴と
する請求項1又は2に記載の衛星デジタルラジオ受信
機。 - 【請求項4】 前記制御部は、前記受信チャンネル以外
のチャンネルのうち、所定のチャンネルのラベルデータ
のみを調べることを特徴とする請求項1又は2に記載の
衛星デジタルラジオ受信機。 - 【請求項5】 前記制御部は、前回のラベルデータの検
査時に取得した番組の終了時間に基づくタイミングでラ
ベルデータを調べることを特徴とする請求項1又は2に
記載の衛星デジタルラジオ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001144844A JP2002344335A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 衛星デジタルラジオ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001144844A JP2002344335A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 衛星デジタルラジオ受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002344335A true JP2002344335A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18990739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001144844A Withdrawn JP2002344335A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 衛星デジタルラジオ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002344335A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7616081B2 (en) | 2006-09-20 | 2009-11-10 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Tuner device |
US7778044B2 (en) | 2006-01-18 | 2010-08-17 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Tuner module for radio receiver |
US7813708B2 (en) | 2006-09-19 | 2010-10-12 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Tuner module |
-
2001
- 2001-05-15 JP JP2001144844A patent/JP2002344335A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7778044B2 (en) | 2006-01-18 | 2010-08-17 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Tuner module for radio receiver |
US7813708B2 (en) | 2006-09-19 | 2010-10-12 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Tuner module |
US7616081B2 (en) | 2006-09-20 | 2009-11-10 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Tuner device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080805 |